JP2019030789A5 - - Google Patents

Description

上記した遊技機では、大当りとなる可能性に応じて複数種類の予告演出を実行するものの、大当りとなる確率が低いために大当りとなる可能性の高い予告演出は滅多に実行されないのに対し、大当りとなる可能性の低い予告演出が頻繁に実行されることで遊技者が予告演出に飽きてしまい、却って遊技興趣を低下させるおそれがあった。

本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、予告演出に対する遊技興趣の低下を抑止することが可能な遊技機を提供することにある。

（解決手段１）
始動条件の成立に基づいて当りであるかを判定する判定手段と、
前記判定手段により当りであると判定した場合に、遊技者に有益な特定の遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
所定の演出を表示可能な演出表示手段と、を備え、
前記判定手段の判定結果に基づいて、所定の予告演出を実行させるようになされており、
前記演出表示手段の所定の演出表示領域には複数の侵食領域があり、該複数の侵食領域のうちの一部を侵食するかたちで前記予告演出の演出画像を出現させるようになされており、
前記所定の演出表示領域の前記複数の侵食領域の全部を侵食した場合には該全部を侵食したことを認識させる侵食演出が前記複数の侵食領域に跨って表示され、当該侵食演出が表示されたあとに図柄を停止させ、該図柄を停止させたあとであって次の図柄の変動を開始するよりも前に特別演出状態に移行することを認識させる特別演出状態移行演出が表示され、前記所定の演出表示領域の前記複数の侵食領域の全部を侵食した場合には、前記所定の演出表示領域の前記複数の侵食領域の全部を侵食しなかった場合よりも前記特定の遊技状態に制御する期待度が高いとされており、
前記所定の演出表示領域の前記複数の侵食領域のうちの一部を侵食するかたちで前記演出画像を出現させる際、既に侵食された侵食領域に対して出現させた演出画像とは異なる新たな演出画像として出現させることを可能とし、
前記所定の演出表示領域の侵食度合いが認識可能とされており、
前記図柄を停止させたあとであって次の図柄の変動を開始するよりも前に特別演出状態に移行することを認識させる特別演出状態移行演出が表示されているときには当該停止させた図柄は非表示とされている
ことを特徴とする遊技機。

本発明の遊技機においては、予告演出に対する遊技興趣の低下を抑止することができる。

Claims (1)

1. 始動条件の成立に基づいて当りであるかを判定する判定手段と、
   前記判定手段により当りであると判定した場合に、遊技者に有益な特定の遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
   所定の演出を表示可能な演出表示手段と、を備え、
   前記判定手段の判定結果に基づいて、所定の予告演出を実行させるようになされており、
   前記演出表示手段の所定の演出表示領域には複数の侵食領域があり、該複数の侵食領域のうちの一部を侵食するかたちで前記予告演出の演出画像を出現させるようになされており、
   前記所定の演出表示領域の前記複数の侵食領域の全部を侵食した場合には該全部を侵食したことを認識させる侵食演出が前記複数の侵食領域に跨って表示され、当該侵食演出が表示されたあとに図柄を停止させ、該図柄を停止させたあとであって次の図柄の変動を開始するよりも前に特別演出状態に移行することを認識させる特別演出状態移行演出が表示され、前記所定の演出表示領域の前記複数の侵食領域の全部を侵食した場合には、前記所定の演出表示領域の前記複数の侵食領域の全部を侵食しなかった場合よりも前記特定の遊技状態に制御する期待度が高いとされており、
   前記所定の演出表示領域の前記複数の侵食領域のうちの一部を侵食するかたちで前記演出画像を出現させる際、既に侵食された侵食領域に対して出現させた演出画像とは異なる新たな演出画像として出現させることを可能とし、
   前記所定の演出表示領域の侵食度合いが認識可能とされており、
   前記図柄を停止させたあとであって次の図柄の変動を開始するよりも前に特別演出状態に移行することを認識させる特別演出状態移行演出が表示されているときには当該停止させた図柄は非表示とされている
   ことを特徴とする遊技機。