JP2019028717A - 利用者数予測装置、利用者数予測方法、及び利用者数予測プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】コストを抑えつつ施設内の旅客サービスの利用者の利用者数を予測すること。【解決手段】利用者数予測装置は、施設内の各エリアにおける旅客サービスの利用者の標準的な滞在時間を、発着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示す標準タイムラインを生成する標準タイムライン生成部と、前記旅客サービスの発着便の発着時刻と前記発着便の利用者の利用者数とが対応付けられた情報と前記標準タイムラインとに基づいて、前記施設内の各エリアに前記利用者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを前記利用者ごとに生成する利用者タイムライン生成部と、前記利用者タイムラインに基づいて、指定された時刻における前記施設内の各エリアに留まる前記利用者の利用者数を予測する利用者数予測部と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、利用者数予測装置、利用者数予測方法、及び利用者数予測プログラムに関する。
昨今、空港利用者数の増加や、保安検査、入出国審査、及び検疫業務の厳格化などにより、空港関係職員による空港業務が長時間化及び複雑化しており、空港業務の効率化が求められている。空港業務の効率化のためには、空港内の各エリアの現在の利用者数を把握すること、さらには、この利用者数が今後どのように変化するのかを予測することが重要である。例えば、特許文献1に記載の施設管理システムは、施設内を移動する人の状態に基づいて空港などの施設をモデル化した施設モデルを用いてシミュレーションを行い、実際の施設内における人の状態の時間変化を把握する。
空港内の各エリアの利用者数の変化を把握することにより、例えば、混雑する時間帯に保安検査ゲートの数を増やしたり、混雑が予想されるエリアにおいて空港関係職員の増員及びサイネージ(電子掲示板)の活用による利用者の誘導強化を図ったりするなど、空港関係職員は、様々な事前対策を講じることができる。
空港内の各エリアの利用者数の変化を把握することにより、例えば、混雑する時間帯に保安検査ゲートの数を増やしたり、混雑が予想されるエリアにおいて空港関係職員の増員及びサイネージ(電子掲示板)の活用による利用者の誘導強化を図ったりするなど、空港関係職員は、様々な事前対策を講じることができる。
従来、空港における利用者数の予測は、過去の空港利用実績に基づく統計的な情報、あるいは、空港内に設置され利用者を検知することができる機器(例えば、カメラやセンサなど)によって得られる情報を用いて行われている。しかしながら、過去の空港利用実績に基づく統計的な情報を用いた利用者数の予測は、予測精度が低いという課題がある。また、利用者を検知することができる機器によって得られる情報を用いた利用者数の予測は、機器の設定箇所が限定され全体の把握が困難でかつ、機器の設置や管理にかかるコストが高くなり、また、将来の利用者数を予測することは困難であるという課題がある。
上記事情に鑑み、本発明は、コストを抑えつつ施設内の旅客サービスの利用者の利用者数を予測することができる利用者数予測装置、利用者数予測方法、及び利用者数予測プログラムを提供することを目的としている。
(1)本発明の一態様は、施設内の各エリアにおける旅客サービスの利用者の標準的な滞在時間を、発着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示す標準タイムラインを生成する標準タイムライン生成部と、前記旅客サービスの発着便の発着時刻と前記発着便の利用者の利用者数とが対応付けられた情報と前記標準タイムラインとに基づいて、前記施設内の各エリアに前記利用者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを前記利用者ごとに生成する利用者タイムライン生成部と、前記利用者タイムラインに基づいて、指定された時刻における前記施設内の各エリアに留まる前記利用者の利用者数を予測する利用者数予測部と、を備えることを特徴とする利用者数予測装置である。
(2)また、本発明の一態様は、上記の利用者数予測装置であって、前記標準タイムライン生成部は、施設のレイアウトを示す情報に応じて長さを変更した滞在時間を時系列に示す前記標準タイムラインを生成する。
(3)また、本発明の一態様は、上記の利用者数予測装置であって、前記標準タイムライン生成部は、前記利用者の性別及び年齢のうち、少なくとも1つに応じてそれぞれ異なる前記標準タイムラインを生成し、前記利用者タイムライン生成部は、前記利用者の性別及び年齢のうち、少なくとも1つに応じてそれぞれ異なる前記利用者タイムラインを生成する。
(4)また、本発明の一態様は、上記の利用者数予測装置であって、前記標準タイムライン生成部は、前記利用者の、前記旅客サービスの利用目的に応じてそれぞれ異なる前記標準タイムラインを生成し、前記利用者タイムライン生成部は、前記利用者の、前記旅客サービスの利用目的に応じてそれぞれ異なる前記利用者タイムラインを生成する。
(5)また、本発明の一態様は、上記の利用者数予測装置であって、前記標準タイムライン生成部は、前記施設内に設置された旅客サービスに関するシステムから取得される前記利用者の行動履歴情報に基づいて前記標準タイムラインを生成する。
(6)また、本発明の一態様は、上記の利用者数予測装置であって、管理者からの操作入力に基づいて前記予測対象時刻を指定する予測対象時刻指定部、を備える。
(7)また、本発明の一態様は、上記の利用者数予測装置であって、前記利用者数予測部は、前記予測対象時刻における前記施設内の各エリアに留まる前記利用者の利用者数に対して、前記予測対象時刻に前記施設内の各エリアに留まる前記旅客サービスの利用者以外の施設利用者全体の所定の人数をエリアごとに加算した施設利用者数、または、前記予測対象時刻に前記施設内の各エリアに留まる前記旅客サービスの利用者以外の施設利用者のうち特定の種類の施設利用者の所定の人数を前記エリアごとに加算した施設利用者数、を予測する。
(8)また、本発明の一態様は、コンピュータによる利用者数予測方法であって、標準タイムライン生成部が、施設内の各エリアにおける旅客サービスの利用者の標準的な滞在時間を、発着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示す標準タイムラインを生成する標準タイムライン生成ステップと、利用者タイムライン生成部が、前記旅客サービスの発着便の発着時刻と前記発着便の利用者の利用者数とが対応付けられた情報と前記標準タイムラインとに基づいて、前記施設内の各エリアに前記利用者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを前記利用者ごとに生成する利用者タイムライン生成ステップと、利用者数予測部が、前記利用者タイムラインに基づいて、指定された時刻における前記施設内の各エリアに留まる前記利用者の利用者数を予測する利用者数予測ステップと、を有する利用者数予測方法である。
(9)本発明の一態様は、コンピュータに、施設内の各エリアにおける旅客サービスの利用者の標準的な滞在時間を、発着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示す標準タイムラインを生成する標準タイムライン生成ステップと、前記旅客サービスの発着便の発着時刻と前記発着便の利用者の利用者数とが対応付けられた情報と前記標準タイムラインとに基づいて、前記施設内の各エリアに前記利用者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを前記利用者ごとに生成する利用者タイムライン生成ステップと、前記利用者タイムラインに基づいて、指定された時刻における前記施設内の各エリアに留まる前記利用者の利用者数を予測する利用者数予測ステップと、を実行させるための利用者数予測プログラムである。
本発明により、コストを抑えつつ施設内の旅客サービスの利用者の利用者数を予測することできる利用者数予測装置、利用者数予測方法、及び利用者数予測プログラムを提供することが可能となる。
以下、利用者数予測装置、利用者数予測方法、及び利用者数予測プログラムの実施形態について図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明する実施形態においては、旅客機の搭乗者などの空港利用者の利用者数を予測する利用者数予測装置、利用者数予測方法、及び利用者数予測プログラムについて説明する。ただし、その他、港湾などの施設、及び行楽施設やコンサート会場など、開始時刻と終了時刻が連続する閉鎖空間において、複数のエリアを有する施設内の各エリアを、一時的に留まりながら順路に沿って移動していくような施設利用者の利用者数予測に対して、本発明は適用可能である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。
[利用者数予測システムの構成]
以下、利用者数予測システム1の構成について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測システム1の構成を示す概略図である。図示するように、利用者数予測システム1は、利用者数予測装置10と、モニタ11と、外部サーバ群20と、通信ネットワーク50と、を含んで構成される。
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。
[利用者数予測システムの構成]
以下、利用者数予測システム1の構成について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測システム1の構成を示す概略図である。図示するように、利用者数予測システム1は、利用者数予測装置10と、モニタ11と、外部サーバ群20と、通信ネットワーク50と、を含んで構成される。
利用者数予測装置10は、例えば、汎用コンピュータ、または、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置である。利用者数予測装置10は、例えば、DVI(Digital Visual Interface)接続、または、VGA(Video Graphics Array)接続により、モニタ11と接続されている。
モニタ11は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)、有機EL(Organic Electroluminescence)ディスプレイ、またはCRT(Cathode Ray Tube;陰極線管)などのディスプレイ装置である。
モニタ11は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)、有機EL(Organic Electroluminescence)ディスプレイ、またはCRT(Cathode Ray Tube;陰極線管)などのディスプレイ装置である。
また、利用者数予測装置10は、通信ネットワーク50を介して、外部サーバ群20に含まれる各種サーバ装置とそれぞれ通信接続する。
通信ネットワーク50は、インターネット、各種の閉域網(例えば、専用線、VPN(Virtual Private Network;仮想専用ネットワーク))、または、それらの通信ネットワークの組合せによって構成される。なお、通信ネットワーク50は、有線の通信ネットワークであってもよいし、一部または全部が無線の通信ネットワークであってもよい。
通信ネットワーク50は、インターネット、各種の閉域網(例えば、専用線、VPN(Virtual Private Network;仮想専用ネットワーク))、または、それらの通信ネットワークの組合せによって構成される。なお、通信ネットワーク50は、有線の通信ネットワークであってもよいし、一部または全部が無線の通信ネットワークであってもよい。
外部サーバ群20には、図1に図示するように、航空会社サーバ20a、及び、空港管理会社サーバ20bが含まれる。航空会社サーバ20a、及び、空港管理会社サーバ20bは、例えば、汎用コンピュータ、または、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置である。
航空会社サーバ20aは、航空会社が管理するサーバ装置である。航空会社サーバ20aは、航空会社が運航する旅客機の搭乗者に関する情報(例えば、搭乗者数、搭乗者の性別、年齢、及び、渡航目的(利用目的)などを示す情報)などを保持している。なお、搭乗者に関する情報には、過去の搭乗者に関する情報と、将来の搭乗者に関する情報と、が含まれる。
なお、空港を発着する旅客機を運航する航空会社が複数存在する場合には、それぞれの航空会社ごとに航空会社サーバが存在するが、説明を簡略化するため、以下、それら複数の航空会社サーバのサーバ群を総称して航空会社サーバ20aという。
なお、空港を発着する旅客機を運航する航空会社が複数存在する場合には、それぞれの航空会社ごとに航空会社サーバが存在するが、説明を簡略化するため、以下、それら複数の航空会社サーバのサーバ群を総称して航空会社サーバ20aという。
空港管理会社サーバ20bは、空港における旅客機等の発着に関する情報(例えば、発着便の便名と発着時刻とが対応付けられた情報など)を保持している。なお、旅客機等の発着に関する情報には、過去の旅客機等の発着に関する情報と、将来の旅客機等の発着に関する情報と、が含まれる。
また、空港管理会社サーバ20bは、過去の旅客機の搭乗者の空港内における行動履歴に関する情報である行動履歴情報を保持している。行動履歴情報とは、例えば、出発便に搭乗し空港から出発した搭乗者が、出発時刻のどれくらい前の時間に空港内のどのエリアに留まっていたか、あるいは、到着便に搭乗し空港へ到着した搭乗者が、到着時刻のどれくらい後の時間に空港内のどのエリアに留まっていたか、などを示す情報である。
また、空港管理会社サーバ20bは、過去の旅客機の搭乗者の空港内における行動履歴に関する情報である行動履歴情報を保持している。行動履歴情報とは、例えば、出発便に搭乗し空港から出発した搭乗者が、出発時刻のどれくらい前の時間に空港内のどのエリアに留まっていたか、あるいは、到着便に搭乗し空港へ到着した搭乗者が、到着時刻のどれくらい後の時間に空港内のどのエリアに留まっていたか、などを示す情報である。
なお、行動履歴情報は、空港に備えられた各種システムから取得されるデータに基づいて生成されたものでもよいし、または、搭乗者に関する実態調査結果(例えば、搭乗者へのアンケートに対する回答結果など)に基づいて作成されたものでもよい。
すなわち、行動履歴情報は、例えば、空港に備えられた各種システムから取得される、搭乗手続きをした時刻、保安検査を受けた時刻、入出国手続きをした時刻、及び、搭乗ゲートを通過した時刻などに基づいて推測される、空港内の各エリアに搭乗者が留まっていた時間帯を示す情報であってもよい。例えば、搭乗手続きシステムから取得される情報に基づく搭乗手続きをした時刻と、保安検査システムから取得される情報に基づく保安検査を受けた時刻と、の間の時間帯には、搭乗者は空港ロビーに留まっていたと推測されうる。また、例えば、入国手続システムから取得される情報に基づく入出国手続きをした時刻と、搭乗ゲートシステムから取得される情報に基づく搭乗ゲートを通過した時刻と、の間の時間帯には、搭乗者は出発ロビーに留まっていたと推測されうる。
また、行動履歴情報は、例えば、空港管理会社が搭乗者に対して、出発時刻のどれくらい前の時間帯に空港内のどのエリアに留まっていたか、あるいは、到着時刻のどれくらい後の時間帯に空港内のどのエリアに留まっていたかに関して質問する実態調査(例えば、アンケート)を実施し、当該実態調査に対する回答結果に基づいて生成される情報であってもよい。
また、空港管理会社サーバ20bは、例えば、空港のレイアウトなどの空港施設に関する情報である施設情報を保持している。
利用者数予測装置10は、空港管理会社サーバ20bから、行動履歴情報と施設情報とを取得する。利用者数予測装置10は、行動履歴情報に基づいて、標準的(平均的)な搭乗者の、空港内の各エリアに留まっている(発着時刻を基準とした)時間帯を時系列に示した標準タイムラインを生成する。すなわち、標準タイムラインとは、標準的な搭乗者が、搭乗便の出発時刻の何分前に空港内のどのエリアに留まっていたか、及び、標準的な搭乗者が、搭乗便の到着時刻の何分後に空港内のどのエリアに留まっていたか、を示す情報である。
また、標準タイムラインが他の空港における行動履歴情報も用いて生成される場合には、利用者数予測の対象の空港に関する施設情報が加味される。例えば、出国審査場と搭乗ゲートの間の距離が一般的な空港よりも遠く離れているような空港のレイアウトであることが施設情報に示されている場合、利用者数予測装置10は、当該空港における標準的な搭乗者の出発ロビーでの滞在時間の長さをより長くするように変更した標準タイムラインを生成する。一般的に、出国審査場を通過してから搭乗ゲートを通過するまでの間は、搭乗者は出発ロビーに留まっていると推測され、出国審査場から搭乗ゲートの間の距離が離れていることから、より移動に時間を要すると推測されるためである。
なお、標準タイムラインの詳細については、後に詳しく説明する。
なお、標準タイムラインの詳細については、後に詳しく説明する。
利用者数予測装置10は、航空会社サーバ20aから、将来の搭乗者に関する情報である利用者情報を取得する。利用者情報とは、空港における将来の発着便ごとの搭乗者数を示す情報を含む情報である。
また、利用者数予測装置10は、空港管理会社サーバ20bから、将来の旅客機等の発着に関する情報を取得する。将来の旅客機等の発着に関する情報とは、各発着便の発着時刻を示す情報を含む情報である。
また、利用者数予測装置10は、空港管理会社サーバ20bから、将来の旅客機等の発着に関する情報を取得する。将来の旅客機等の発着に関する情報とは、各発着便の発着時刻を示す情報を含む情報である。
利用者数予測装置10は、上記において生成した標準タイムラインと、各発着便の搭乗者数を示す情報と、各発着便の発着時刻を示す情報と、を用いて、搭乗者が将来どの時刻に空港内のどのエリアに留まっているかを示す利用者タイムラインを、搭乗者ごとに生成すする。
なお、利用者タイムラインの詳細については、後に詳しく説明する。
なお、利用者タイムラインの詳細については、後に詳しく説明する。
利用者数予測装置10は、上記において生成した利用者タイムラインに基づいて、指定された時刻(予測対象時刻)における、空港内の各エリアに留まっている搭乗者の搭乗者数をそれぞれ予測する。なお、予測対象時刻は、例えば、利用者数予測装置10の管理者による操作入力によって指定される。
[利用者数予測装置のハードウェア構成]
以下、利用者数予測装置10のハードウェア構成について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図示するように、利用者数予測装置10は、プロセッサ100と、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)101と、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)102と、HDD(Hard Disk Drive)103と、通信インターフェース104と、入力インターフェース105と、出力インターフェース106と、を含んで構成される。
以下、利用者数予測装置10のハードウェア構成について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図示するように、利用者数予測装置10は、プロセッサ100と、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)101と、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)102と、HDD(Hard Disk Drive)103と、通信インターフェース104と、入力インターフェース105と、出力インターフェース106と、を含んで構成される。
プロセッサ100は、例えば、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)である。プロセッサ100は、ROM101、RAM102、または、HDD103に記憶されたプログラムを実行することにより、利用者数予測装置10の制御を行う。
プロセッサ100は、利用者数予測装置10の動作を実現するための利用者数予測プログラムを実行する。利用者数予測プログラムは、例えば、利用者数予測プログラムを記録した記録媒体、またはネットワークを介した利用者数予測プログラムを提供するサーバ等から取得されて、HDD103にインストールされ、プロセッサ100から読み出し可能にRAM102に記憶される。
プロセッサ100は、利用者数予測装置10の動作を実現するための利用者数予測プログラムを実行する。利用者数予測プログラムは、例えば、利用者数予測プログラムを記録した記録媒体、またはネットワークを介した利用者数予測プログラムを提供するサーバ等から取得されて、HDD103にインストールされ、プロセッサ100から読み出し可能にRAM102に記憶される。
通信インターフェース104は、図1に示した通信ネットワーク50を介して行われる、外部サーバ群に含まれる外部のサーバ装置(例えば、航空会社サーバ20a、または、空港管理会社サーバ20b)との通信を制御する。通信インターフェース104は、接続した外部のサーバ装置とのデータ送受信などの通信制御を行う。
入力インターフェース105は、外部からの操作入力を受け付ける。入力インターフェース105は、例えば、キーボードまたはマウスなどを含んで構成される。例えば、利用者数予測装置10の管理者またはユーザ(オペレータなど)が、入力インターフェース105により、空港内の各エリアに留まっている搭乗者の搭乗者数を予測する対象の時刻である予測対象時刻を示す情報を入力する。
出力インターフェース106は、モニタ11と接続し、当該モニタ11へデータを出力する。出力インターフェース106は、上述したように、例えば、DVI接続またはVGA接続により、モニタ11と接続する。出力インターフェース106は、予測対象時刻における、空港内の各エリアに留まっている搭乗者の搭乗者数の予測結果を示す情報を、モニタ11へ出力し、当該モニタ11による予測結果の表示を制御する。
なお、本実施形態においては、利用者数予測装置10とモニタ11とは別々の装置であるものとしたが、これに限られない。例えば、利用者数予測装置10にディスプレイなどの表示装置が備えられているような構成であってもよい。さらに、この場合、表示装置と入力インターフェース105とが、例えば、タッチパネルなどが用いられることにより、一体化されたような構成であってもよい。
[利用者数予測装置の機能構成]
以下、利用者数予測装置10の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10の機能構成を示すブロック図である。図示するように、利用者数予測装置10は、施設情報取得部111と、行動履歴情報取得部112と、標準タイムライン生成部113と、標準タイムライン記憶部114と、発着情報取得部115と、利用者情報取得部116と、利用者タイムライン生成部117と、利用者タイムライン記憶部118と、予測対象時刻指定部119と、利用者数予測部120と、予測結果出力部121と、を含んで構成される。
以下、利用者数予測装置10の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10の機能構成を示すブロック図である。図示するように、利用者数予測装置10は、施設情報取得部111と、行動履歴情報取得部112と、標準タイムライン生成部113と、標準タイムライン記憶部114と、発着情報取得部115と、利用者情報取得部116と、利用者タイムライン生成部117と、利用者タイムライン記憶部118と、予測対象時刻指定部119と、利用者数予測部120と、予測結果出力部121と、を含んで構成される。
施設情報取得部111は、空港管理会社サーバ20bから、通信ネットワーク50を介して施設情報を取得する。施設情報とは、上述したように、空港のレイアウトなどの空港施設に関する情報(例えば、出国審査場と搭乗ゲートの間の距離などを示す情報)である。施設情報取得部111は、取得した施設情報を、標準タイムライン生成部113へ出力する。
行動履歴情報取得部112は、空港管理会社サーバ20bから、通信ネットワーク50を介して行動履歴情報を取得する。行動履歴情報とは、上述したように、過去の旅客機の搭乗者の空港内における行動履歴に関する情報(例えば、空港内の各エリアに搭乗者が留まっていた時間帯を示す情報)である。行動履歴情報取得部112は、取得した行動履歴情報を、標準タイムライン生成部113へ出力する。
標準タイムライン生成部113は、施設情報取得部111から施設情報を、及び、行動履歴情報取得部112から行動履歴情報を、それぞれ取得する。
標準タイムライン生成部113は、行動履歴情報取得部112から取得した行動履歴情報に基づいて、空港内の各エリアにおける搭乗者の標準的な滞在時間を、発着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示す標準タイムラインを生成する。
標準タイムライン生成部113は、行動履歴情報取得部112から取得した行動履歴情報に基づいて、空港内の各エリアにおける搭乗者の標準的な滞在時間を、発着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示す標準タイムラインを生成する。
また、標準タイムライン生成部113は、他の空港における旅客機の搭乗者の行動履歴情報も用いて標準タイムラインを生成した場合には、標準タイムラインの生成において、施設情報取得部111から取得した施設情報を加味する。例えば、上述したように、出国審査場と搭乗ゲートの間の距離が遠く離れているような空港のレイアウトであることが施設情報に示されている場合、標準タイムライン生成部113は、当該空港における標準的な搭乗者の出発ロビーにおける滞在時間の長さをより長くするように変更した標準タイムラインを生成する。
なお、標準タイムライン生成部113は、出発便に搭乗した搭乗者の、空港内の各エリアにおける標準的な滞在時間を、出発時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示した標準タイムラインである出発者標準タイムラインと、到着便に搭乗した搭乗者の、空港内の各エリアにおける標準的な滞在時間を、到着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示した標準タイムラインである到着者標準タイムラインと、をそれぞれ生成する。なお、以下、出発者標準タイムラインと到着者標準タイムラインとを特に区別して説明する必要がない場合には、単に「標準タイムライン」と称する。
標準タイムライン生成部113は、生成した標準タイムラインを示す情報を、標準タイムライン記憶部114に記憶させる。
標準タイムライン生成部113は、生成した標準タイムラインを示す情報を、標準タイムライン記憶部114に記憶させる。
標準タイムライン記憶部114は、標準タイムライン生成部113が生成した標準タイムラインを記憶する。
発着情報取得部115は、空港管理会社サーバ20bから、通信ネットワーク50を介して発着情報を取得する。発着情報とは、空港における将来の発着便ごとの発着時刻を示す情報である。発着情報取得部115は、取得した発着情報を利用者タイムライン生成部117へ出力する。
利用者情報取得部116は、航空会社サーバ20aから、通信ネットワーク50を介して利用者情報を取得する。利用者情報とは、上述したように、空港における将来の発着便ごとの搭乗者数を示す情報を含む情報である。利用者情報取得部116は、取得した利用者情報を利用者タイムライン生成部117へ出力する。
利用者タイムライン生成部117は、発着情報取得部115から発着情報を、及び、利用者情報取得部116から利用者情報を、それぞれ取得する。また、利用者タイムライン生成部117は、標準タイムライン記憶部114から、出発者標準タイムラインと到着者標準タイムラインとを取得する。
利用者タイムライン生成部117は、発着情報に含まれる発着便を示す情報(例えば、便名)と、利用者情報に含まれる発着便を示す情報(例えば、便名)とを紐づけることにより、発着便の発着時刻と当該発着便の搭乗者の搭乗者数とが対応付けられた情報を生成する。利用者タイムライン生成部117は、旅客機の発着便の発着時刻と当該発着便の搭乗者の搭乗者数とが対応付けられた情報と、標準タイムラインと、に基づいて、空港内の各エリアに搭乗者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを搭乗者ごとに生成する。
利用者タイムライン生成部117は、生成した利用者タイムラインを、利用者タイムライン記憶部118に記憶させる。
利用者タイムライン生成部117は、発着情報に含まれる発着便を示す情報(例えば、便名)と、利用者情報に含まれる発着便を示す情報(例えば、便名)とを紐づけることにより、発着便の発着時刻と当該発着便の搭乗者の搭乗者数とが対応付けられた情報を生成する。利用者タイムライン生成部117は、旅客機の発着便の発着時刻と当該発着便の搭乗者の搭乗者数とが対応付けられた情報と、標準タイムラインと、に基づいて、空港内の各エリアに搭乗者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを搭乗者ごとに生成する。
利用者タイムライン生成部117は、生成した利用者タイムラインを、利用者タイムライン記憶部118に記憶させる。
利用者タイムライン記憶部118は、利用者タイムライン生成部117が生成した利用者タイムラインを記憶する。
予測対象時刻指定部119は、空港内の各エリアに留まっている搭乗者の搭乗者数をそれぞれ予測する対象とする時刻である予測対象時刻を決定する。予測対象時刻は、例えば、利用者数予測装置10の管理者やユーザ(オペレータなど)からの操作入力によって指定された時刻によって決定される。
予測対象時刻指定部119は、決定した予測対象時刻を、利用者数予測部120へ出力する。
予測対象時刻指定部119は、決定した予測対象時刻を、利用者数予測部120へ出力する。
利用者数予測部120は、予測対象時刻指定部119から予測対象時刻を示す情報を取得する。また、利用者数予測部120は、利用者タイムライン記憶部118から、予測対象時刻が示す時刻が含まれる利用者タイムラインを取得する。すなわち、例えば、予測対象時刻が12時であった場合、出発便に搭乗する搭乗者が空港に到着する時刻が12時以前であり当該出発便の出発時刻が12時以降である利用者タイムラインと、到着便の到着時刻が12時以前であり当該到着便に搭乗する搭乗者が空港から去る時刻が12時以降である利用者タイムラインと、を全て取得する。
利用者数予測部120は、上記において取得した利用者タイムラインに基づいて、指定された時刻(予測対象時刻)における空港内の各エリアに留まっている搭乗者の搭乗者数をそれぞれ予測する。利用者数予測部120は、予測結果を示す情報を、予測結果出力部121へ出力する。
利用者数予測部120は、上記において取得した利用者タイムラインに基づいて、指定された時刻(予測対象時刻)における空港内の各エリアに留まっている搭乗者の搭乗者数をそれぞれ予測する。利用者数予測部120は、予測結果を示す情報を、予測結果出力部121へ出力する。
予測結果出力部121は、利用者数予測部120から、予測結果を示す情報を取得する。予測結果出力部121は、取得した予測結果を示す情報を、図1に示したモニタ11へ出力し、当該モニタ11に予測結果を表示させる。これにより、モニタ11には、指定された時刻における空港内の各エリアに留まっている搭乗者の搭乗者数の予測結果を示す情報が表示される。
[標準タイムラインの構成]
以下、出発者標準タイムライン、及び、出発者標準タイムラインの構成について、図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10が生成する出発者標準タイムラインの構成の一例を示す図である。
以下、出発者標準タイムライン、及び、出発者標準タイムラインの構成について、図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10が生成する出発者標準タイムラインの構成の一例を示す図である。
図示するように、出発者標準タイムラインは、出発時刻を基準(0分)として、標準的(平均的)な搭乗者が、搭乗便の出発時刻の何分前に空港のどのエリアに留まっているかを示すタイムラインである。図4に例示するタイムラインは、標準的な搭乗者が、搭乗便の出発時刻の120分前に空港に到着し、搭乗便の出発時刻の60分前に空港ロビーから出発ロビーへ移動し、搭乗便の出発時刻の30分前に出発ロビーからゲートラウンジへ移動し、そして、搭乗便の出発時刻の15分前にゲートラウンジから搭乗便の機内へ移動することを示している。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10が生成する到着者標準タイムラインの構成の一例を示す図である。
図示するように、到着者標準タイムラインは、到着時刻を基準(0分)として、標準的(平均的)な搭乗者が、搭乗便の到着時刻の何分後に空港のどのエリアに留まっているかを示すタイムラインである。図5に例示するタイムラインは、標準的な搭乗者が、搭乗便の到着時刻の15分後に到着ゲートから入国審査場へ移動し、搭乗便の出発時刻の45分後に入国審査場から荷物フロアへ移動し、搭乗便の出発時刻の60分後に荷物フロアから空港ロビーへ移動し、そして、出発時刻の75分後に空港を去ることを示している。
上述したように、標準タイムライン生成部113は、出発者標準タイムライン、及び、到着者標準タイムラインを、行動履歴情報取得部112が取得した行動履歴情報に基づいて生成する。行動履歴情報とは、例えば、空港から出発した搭乗者が、出発時刻のどれくらい前の時間に空港内のどのエリアに留まっていたか、あるいは、空港へ到着した搭乗者が、到着時刻のどれくらい後の時間に空港内のどのエリアに留まっていたか、を示す情報である。行動履歴情報は、空港に備えられた各種システムから取得されるデータに基づいて作成されたものでもよいし、または、搭乗者に関する実態調査結果(例えば、搭乗者へのアンケートに対する回答結果など)に基づいて作成されたものでもよい。
上述したように、標準タイムライン生成部113は、取得した行動履歴情報を、搭乗者ごとに、発着時刻を基準として時系列に並べることにより、過去の搭乗者のタイムラインを生成する。標準タイムライン生成部113は、過去の搭乗者のそれぞれのタイムラインから、標準的(平均的)なタイムラインである標準タイムラインを生成する。例えば、標準タイムライン生成部113は、過去の搭乗者のタイムラインから、過去の搭乗者の各エリアにおける滞在時間の平均値を算出し、算出した各エリアの平均滞在時間を時系列に並べることにより標準タイムラインを生成する。
なお、上述したように、標準タイムライン生成部113は、他の空港における行動履歴情報も用いて標準タイムラインを生成する場合には、利用者数予測の対象である空港のレイアウト等を示す施設情報を加味して生成する。
なお、上述したように、標準タイムライン生成部113は、他の空港における行動履歴情報も用いて標準タイムラインを生成する場合には、利用者数予測の対象である空港のレイアウト等を示す施設情報を加味して生成する。
[利用者数予測処理]
以下、利用者数予測部120による利用者数予測処理について、図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10が実行する利用者数予測処理を説明するための図である。
以下、利用者数予測部120による利用者数予測処理について、図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10が実行する利用者数予測処理を説明するための図である。
上述したように、利用者タイムライン生成部117は、発着便の発着時刻と当該発着便の搭乗者の搭乗者数とが対応付けられた情報と、標準タイムラインと、に基づいて、空港内の各エリアに搭乗者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを搭乗者ごとに生成し、利用者タイムライン記憶部118に記憶させる。
利用者数予測部120は、予測対象時刻指定部119から予測対象時刻を示す情報を取得すると、予測対象時刻が示す時刻が含まれる利用者タイムラインを利用者タイムライン記憶部118から取得する。
利用者数予測部120は、予測対象時刻指定部119から予測対象時刻を示す情報を取得すると、予測対象時刻が示す時刻が含まれる利用者タイムラインを利用者タイムライン記憶部118から取得する。
利用者数予測部120は、搭乗者ごとの利用者タイムラインを、図6に示すような、横軸を時刻としたグラフ上に、横軸の時刻と利用者タイムラインの発着時刻とを合わせて、それぞれ配置させる。これにより、利用者数予測部120は、予測対象時刻において各搭乗者が留まっているエリアを、各搭乗者の利用者タイムラインから認識することができ、当該エリアごとに搭乗者数をカウントすることによって、予測対象時刻における空港内の各エリアに留まっている搭乗者の搭乗者数を予測することができる。
例えば、図6に示す例においては、予測対象時刻が「T」である場合、時刻「T」を示す破線が利用者タイムラインに重なっている範囲に基づいて、空港ロビーには2名の搭乗者(出発者D、到着者A)が留まっており、出発ロビーには2名の搭乗者(出発者B、出発者C)が留まっており、ゲートラウンジには1名の搭乗者(出発者A)が留まっており、入国審査場には2名の搭乗者(到着者B、到着者C)が留まっていることを、利用者数予測部120は予測結果として出力する。また、これにより、利用者数予測部120は、荷物フロアには搭乗者が留まっていないことを認識し、予測結果として出力する。
なお、図6に示す例においては、説明を簡略化するため、時刻「T」において空港内のいずれかのエリアに留まっている搭乗者は7名(出発者A〜D、及び、到着者A〜C)しかいないものとしたが、実際には多数の搭乗者が留まっていることが想定される。
[利用者数予測装置の動作]
以下、利用者数予測装置10による、標準タイムライン作成処理、及び、利用者数予測処理における動作について、図面を参照しながら説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10の標準タイムライン作成処理における動作を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、利用者数予測装置10の管理者により利用者数予測装置10に対して標準タイムラインの生成指示が入力された場合、利用者数予測装置10の電源がオンにされた場合、あるいは、定期的(例えば、1日ごと、または、ひと月ごと)に開始される。
以下、利用者数予測装置10による、標準タイムライン作成処理、及び、利用者数予測処理における動作について、図面を参照しながら説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10の標準タイムライン作成処理における動作を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、利用者数予測装置10の管理者により利用者数予測装置10に対して標準タイムラインの生成指示が入力された場合、利用者数予測装置10の電源がオンにされた場合、あるいは、定期的(例えば、1日ごと、または、ひと月ごと)に開始される。
(ステップS001)施設情報取得部111は、空港管理会社サーバ20bから、通信ネットワーク50を介して施設情報を取得する。施設情報取得部111は、取得した施設情報を、標準タイムライン生成部113へ出力する。その後、ステップS002へ進む。
(ステップS002)行動履歴情報取得部112は、空港管理会社サーバ20bから、通信ネットワーク50を介して行動履歴情報を取得する。行動履歴情報取得部112は、取得した行動履歴情報を、標準タイムライン生成部113へ出力する。その後、ステップS003へ進む。
(ステップS002)行動履歴情報取得部112は、空港管理会社サーバ20bから、通信ネットワーク50を介して行動履歴情報を取得する。行動履歴情報取得部112は、取得した行動履歴情報を、標準タイムライン生成部113へ出力する。その後、ステップS003へ進む。
(ステップS003)標準タイムライン生成部113は、ステップS001において施設情報取得部111から出力された施設情報を、及び、ステップS002において行動履歴情報取得部112から出力された行動履歴情報を、それぞれ取得する。標準タイムライン生成部113は、行動履歴情報に基づいて、空港内の各エリアにおける搭乗者の標準的な滞在時間を、発着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示す標準タイムラインを生成する。その後、ステップS004へ進む。
(ステップS004)標準タイムライン生成部113は、ステップS003において生成した標準タイムラインを示す情報を、標準タイムライン記憶部114に記憶させる。
以上で、本フローチャートの処理が終了する。
(ステップS004)標準タイムライン生成部113は、ステップS003において生成した標準タイムラインを示す情報を、標準タイムライン記憶部114に記憶させる。
以上で、本フローチャートの処理が終了する。
図8は、本発明の第1の実施形態に係る利用者数予測装置10の利用者数予測処理における動作を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、利用者数予測装置10の管理者またはユーザ(オペレータなど)により利用者数予測装置10に対して利用者タイムラインの生成指示が入力された場合、利用者数予測装置10の電源がオンにされた場合、あるいは、定期的(例えば、1時間ごと、または、1日ごと)に開始される。
(ステップS011)発着情報取得部115は、空港管理会社サーバ20bから、通信ネットワーク50を介して発着情報を取得する。発着情報取得部115は、取得した発着情報を利用者タイムライン生成部117へ出力する。その後、ステップS012へ進む。
(ステップS012)利用者情報取得部116は、航空会社サーバ20aから、通信ネットワーク50を介して利用者情報を取得する。利用者情報取得部116は、取得した利用者情報を利用者タイムライン生成部117へ出力する。その後、ステップS013へ進む。
(ステップS012)利用者情報取得部116は、航空会社サーバ20aから、通信ネットワーク50を介して利用者情報を取得する。利用者情報取得部116は、取得した利用者情報を利用者タイムライン生成部117へ出力する。その後、ステップS013へ進む。
(ステップS013)利用者タイムライン生成部117は、ステップS011において発着情報取得部115から出力された発着情報と、ステップS011において利用者情報取得部116から出力された利用者情報と、を取得する。また、利用者タイムライン生成部117は、標準タイムライン記憶部114から、標準タイムラインを取得する。その後、ステップS014へ進む。
(ステップS014)利用者タイムライン生成部117は、ステップS013において取得した発着情報に含まれる発着便を示す情報(例えば、便名)と、利用者情報に含まれる発着便を示す情報(例えば、便名)とを紐づけることにより、発着便の発着時刻と当該発着便の利用者の利用者数とが対応付けられた情報を生成する。利用者タイムライン生成部117は、旅客サービスの発着便の発着時刻と当該発着便の利用者の利用者数とが対応付けられた情報と、ステップS013において取得した標準タイムラインと、に基づいて、空港内の各エリアに搭乗者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを搭乗者ごとに生成する。その後、ステップS015へ進む。
(ステップS015)利用者タイムライン生成部117は、ステップS014において生成した利用者タイムラインを、利用者タイムライン記憶部118に記憶させる。その後、ステップS016へ進む。
(ステップS016)利用者数予測装置10の管理者やユーザ(オペレータなど)からの操作入力などに応じて、予測対象時刻指定部119によって予測対象時刻が決定された場合、ステップS017へ進む。そうでない場合、ステップS016に留まる。
(ステップS016)利用者数予測装置10の管理者やユーザ(オペレータなど)からの操作入力などに応じて、予測対象時刻指定部119によって予測対象時刻が決定された場合、ステップS017へ進む。そうでない場合、ステップS016に留まる。
(ステップS017)予測対象時刻指定部119は、ステップS016において決定した予測対象時刻を示す情報を、利用者数予測部120へ出力する。利用者数予測部120は、予測対象時刻を示す情報を取得する。
また、利用者数予測部120は、利用者タイムライン記憶部118から、予測対象時刻が示す時刻が含まれる利用者タイムラインを取得する。その後、ステップS018へ進む。
また、利用者数予測部120は、利用者タイムライン記憶部118から、予測対象時刻が示す時刻が含まれる利用者タイムラインを取得する。その後、ステップS018へ進む。
(ステップS018)利用者数予測部120は、ステップS017において取得した利用者タイムラインに基づいて、指定された時刻(予測対象時刻)における空港内の各エリアに留まっている搭乗者の搭乗者数をそれぞれ予測する。利用者数予測部120は、予測結果を示す情報を、予測結果出力部121へ出力する。
(ステップS019)予測結果出力部121は、ステップS018において利用者数予測部120から出力された予測結果を示す情報を取得する。予測結果出力部121は、取得した予測結果を示す情報をモニタ11へ出力し、当該モニタ11に予測結果を表示させる。
以上で、本フローチャートの処理が終了する。
(ステップS019)予測結果出力部121は、ステップS018において利用者数予測部120から出力された予測結果を示す情報を取得する。予測結果出力部121は、取得した予測結果を示す情報をモニタ11へ出力し、当該モニタ11に予測結果を表示させる。
以上で、本フローチャートの処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る利用者数予測装置10は、過去の搭乗者の空港内における行動を示す行動履歴情報のほか、将来の発着便の発着時刻に関する発着情報と当該発着便の搭乗者の搭乗者数を示す利用者情報とを用いて、将来の任意の時刻(予測対象時刻)における、空港内の各エリアに留まっている搭乗者の人数を予測する。
これにより、本実施形態に係る利用者数予測装置10は、過去の空港利用実績に基づく統計的な情報を用いて空港における利用者数を予測する従来技術と比べて、予測精度をより高くすることができる。
これにより、本実施形態に係る利用者数予測装置10は、過去の空港利用実績に基づく統計的な情報を用いて空港における利用者数を予測する従来技術と比べて、予測精度をより高くすることができる。
また、以上説明したように、本実施形態に係る利用者数予測装置10は、空港内に設置され利用者を検知することができる機器(例えば、カメラやセンサなど))によって得られる情報を用いずに、空港内の各エリアに留まっている搭乗者の人数を予測することができるため、未来の予測を可能にするだけでなく広大な空港内の多数の箇所に機器を設置する必要がない。
これにより、本実施形態に係る利用者数予測装置10は、上記のような機器によって得られる情報を用いて空港における利用者数を予測する従来技術と比べて、機器の設置にかかるコストを低減させることができる。
これにより、本実施形態に係る利用者数予測装置10は、上記のような機器によって得られる情報を用いて空港における利用者数を予測する従来技術と比べて、機器の設置にかかるコストを低減させることができる。
以上により、本実施形態に係る利用者数予測装置10は、コストを抑えつつ施設内の旅客サービスの利用者の利用者数を予測することができる。
また、本実施形態に係る利用者数予測装置10は、搭乗者の個人情報を利用しないため、悪意のある第三者などによって搭乗者の個人が特定され個人情報が悪用される恐れがない。これにより、本実施形態に係る利用者数予測装置10は、個人情報を管理するための機能を備える必要がある従来技術と比べて、装置の設計、製造、及び、運用にかかるコストを低減させることができる。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態に係る利用者数予測装置10は、出発便に搭乗した搭乗者の出発者標準タイムライン、及び、到着便に搭乗した搭乗者の到着者標準タイムラインの2種類の標準タイムラインの2種類の標準タイムラインを生成する構成であった。一方、第2の実施形態に係る利用者数予測装置は、過去の搭乗者の属性情報などを取得することより、さらに多くの種類の標準タイムラインを生成することができる。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態に係る利用者数予測装置10は、出発便に搭乗した搭乗者の出発者標準タイムライン、及び、到着便に搭乗した搭乗者の到着者標準タイムラインの2種類の標準タイムラインの2種類の標準タイムラインを生成する構成であった。一方、第2の実施形態に係る利用者数予測装置は、過去の搭乗者の属性情報などを取得することより、さらに多くの種類の標準タイムラインを生成することができる。
例えば、本実施形態に係る利用者数予測装置は、航空会社サーバ20a(または、その他の外部サーバ)から、搭乗便の種類(例えば、国内線または国際線)、航空会社の種類(例えば、LCC(Low-cost carrier;格安航空会社)であるか否か)、及び、搭乗ゲート番号などの過去の発着便の属性情報や、搭乗者の性別、年齢、国籍、搭乗目的(例えば、旅行、ビジネス、または、帰省など)、及び、利用形態(個人での利用、家族での利用、または、団体利用など)などの過去の搭乗者の属性情報を取得する。これにより、本実施形態に係る利用者数予測装置は、属性ごとに、または、属性の組み合わせごとに、それぞれ異なる標準タイムラインを生成することができる。
また、本実施形態に係る利用者数予測装置は、航空会社サーバ20a(または、その他の外部サーバ)から、将来の発着便の(上述したような)属性情報や、将来の搭乗者の(上述したような)属性情報を含む利用者情報を取得する。これにより、本実施形態に係る利用者数予測装置は、属性ごとに、または、属性の組み合わせごとに、それぞれ異なる利用者タイムラインを生成することができる。
本実施形態に係る利用者数予測装置は、発着便または搭乗者の、属性または属性の組み合わせに応じて生成した標準タイムラインを用いて、当該属性または属性の組み合わせに基づく様々な利用者タイムラインを生成し、当該利用者タイムラインを用いて空港内の各エリアに留まっている搭乗者の搭乗者数を予測する。これにより、第2の実施形態に係る利用者数予測装置は、コストを抑えつつ施設内の旅客サービスの利用者の利用者数を予測することができるとともに、出発者標準タイムラインと到着者標準タイムラインの2種類のみを生成する第1の実施形態に係る利用者数予測装置10と比べて、さらに、空港内の旅客機の搭乗者の搭乗者数の予測精度を高くすることができる。
なお、上述した第1の実施形態、及び、第2の実施形態においては、説明を簡略化するため、空港内における搭乗者の人数のみを予測対象とするものとしたが、実際の空港には、その他にも、空港関係職員、航空会社職員、警備員や、搭乗者の見送りや迎えに来た人物、飛行機を利用しない観光客などの、搭乗者以外の人物が存在する。
各時刻において空港内の各エリア留まっている空港関係職員、航空会社職員、警備員などの人数を示す情報を空港管理会社が保持している場合には、利用者数予測装置10が、当該情報を空港管理会社サーバ20bから取得し、予測した旅客機の搭乗者の搭乗者数に、空港関係者の人数を加算するようにしてもよい。
また、各時刻において空港内の各エリア留まっている、搭乗者の見送りや迎えに来た人物の人数や飛行機を利用しない観光客の人数を、搭乗者数に比例した人数として算出し、利用者数予測装置10は、予測した旅客機の搭乗者の搭乗者数に、見送りや迎えに来た人の人数を加算するようにしてもよい。搭乗者数に比例した人数とは、例えば、過去の空港利用実績に基づく統計的な情報に基づいて得られた定数を搭乗者数に対して乗算した人数(例えば、搭乗者数×0.5(人)など)である。
このように、利用者数予測装置10は、予測した搭乗者数に対して、上記のように、搭乗者以外の空港利用者の所定の予想人数を加算した、全体の空港利用者数を予測するようにしてもよい。
なお、上述した、空港関係職員、航空会社職員、警備員や、搭乗者の見送りや迎えに来た人物、飛行機を利用しない観光客などの、搭乗者以外の人物の合計の予想人数を加算した空港利用者数を予測するようにしてもよいし、上記の搭乗者以外の人物のうち、特定の種類の人物のみの予想人数を加算した空港利用者数を予測するようにしてもよい。
なお、上述した、空港関係職員、航空会社職員、警備員や、搭乗者の見送りや迎えに来た人物、飛行機を利用しない観光客などの、搭乗者以外の人物の合計の予想人数を加算した空港利用者数を予測するようにしてもよいし、上記の搭乗者以外の人物のうち、特定の種類の人物のみの予想人数を加算した空港利用者数を予測するようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について詳しく説明をしてきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更などをすることが可能である。
なお、上述した実施形態における利用者数予測装置10の一部または全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、利用者数予測装置10に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器などのハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROMなどの可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクなどの記憶装置のことをいう。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、利用者数予測装置10に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器などのハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROMなどの可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクなどの記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネットなどのネットワークや電話回線などの通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における利用者数予測装置10を、LSI(Large Scale Integration)などの集積回路として実現してもよい。利用者数予測装置10の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1・・・利用者数予測システム、10・・・利用者数予測装置、11・・・モニタ、20・・・外部サーバ群、20a・・・航空会社サーバ、20b・・・空港管理会社サーバ、50・・・通信ネットワーク、100・・・プロセッサ、101・・・ROM、102・・・RAM、103・・・HDD、104・・・通信インターフェース、105・・・入力インターフェース、106・・・出力インターフェース、111・・・施設情報取得部、112・・・行動履歴情報取得部、113・・・標準タイムライン生成部、114・・・標準タイムライン記憶部、115・・・発着情報取得部、116・・・利用者情報取得部、117・・・利用者タイムライン生成部、118・・・利用者タイムライン記憶部、119・・・予測対象時刻指定部、120・・・利用者数予測部、121・・・予測結果出力部121
Claims (9)
- 施設内の各エリアにおける旅客サービスの利用者の標準的な滞在時間を、発着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示す標準タイムラインを生成する標準タイムライン生成部と、
前記旅客サービスの発着便の発着時刻と前記発着便の利用者の利用者数とが対応付けられた情報と前記標準タイムラインとに基づいて、前記施設内の各エリアに前記利用者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを前記利用者ごとに生成する利用者タイムライン生成部と、
前記利用者タイムラインに基づいて、予測対象時刻における前記施設内の各エリアに留まる前記利用者の利用者数を予測する利用者数予測部と、
を備える利用者数予測装置。 - 前記標準タイムライン生成部は、施設のレイアウトを示す情報に応じて長さを変更した滞在時間を時系列に示す前記標準タイムラインを生成する
請求項1に記載の利用者数予測装置。 - 前記標準タイムライン生成部は、前記利用者の性別及び年齢のうち、少なくとも1つに応じてそれぞれ異なる前記標準タイムラインを生成し、
前記利用者タイムライン生成部は、前記利用者の性別及び年齢のうち、少なくとも1つに応じてそれぞれ異なる前記利用者タイムラインを生成する
請求項1または請求項2に記載の利用者数予測装置。 - 前記標準タイムライン生成部は、前記利用者の、前記旅客サービスの利用目的に応じてそれぞれ異なる前記標準タイムラインを生成し、
前記利用者タイムライン生成部は、前記利用者の、前記旅客サービスの利用目的に応じてそれぞれ異なる前記利用者タイムラインを生成する
請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の利用者数予測装置。 - 前記標準タイムライン生成部は、前記施設内に設置された旅客サービスに関するシステムから取得される前記利用者の行動履歴情報に基づいて前記標準タイムラインを生成する
請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の利用者数予測装置。 - 管理者からの操作入力に基づいて前記予測対象時刻を指定する予測対象時刻指定部、
を備える請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の利用者数予測装置。 - 前記利用者数予測部は、前記予測対象時刻における前記施設内の各エリアに留まる前記利用者の利用者数に対して、前記予測対象時刻に前記施設内の各エリアに留まる前記旅客サービスの利用者以外の施設利用者全体の所定の人数をエリアごとに加算した施設利用者数、または、前記予測対象時刻に前記施設内の各エリアに留まる前記旅客サービスの利用者以外の施設利用者のうち特定の種類の施設利用者の所定の人数を前記エリアごとに加算した施設利用者数、を予測する
請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の利用者数予測装置。 - コンピュータによる利用者数予測方法であって、
標準タイムライン生成部が、施設内の各エリアにおける旅客サービスの利用者の標準的な滞在時間を、発着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示す標準タイムラインを生成する標準タイムライン生成ステップと、
利用者タイムライン生成部が、前記旅客サービスの発着便の発着時刻と前記発着便の利用者の利用者数とが対応付けられた情報と前記標準タイムラインとに基づいて、前記施設内の各エリアに前記利用者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを前記利用者ごとに生成する利用者タイムライン生成ステップと、
利用者数予測部が、前記利用者タイムラインに基づいて、指定された時刻における前記施設内の各エリアに留まる前記利用者の利用者数を予測する利用者数予測ステップと、
を有する利用者数予測方法。 - コンピュータに、
施設内の各エリアにおける旅客サービスの利用者の標準的な滞在時間を、発着時刻を基準とした時刻に基づいて時系列に示す標準タイムラインを生成する標準タイムライン生成ステップと、
前記旅客サービスの発着便の発着時刻と前記発着便の利用者の利用者数とが対応付けられた情報と前記標準タイムラインとに基づいて、前記施設内の各エリアに前記利用者が留まる時刻を時系列に示す利用者タイムラインを前記利用者ごとに生成する利用者タイムライン生成ステップと、
前記利用者タイムラインに基づいて、指定された時刻における前記施設内の各エリアに留まる前記利用者の利用者数を予測する利用者数予測ステップと、
を実行させるための利用者数予測プログラム。
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- 2017-07-31 JP JP2017147380A patent/JP2019028717A/ja active Pending
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