JP2019027651A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Atsuko Funayama
敦子 船山
真子 國分
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真子 國分
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【課題】空気中の水分の凍結点まで冷却しても保存容器内の相対湿度を高め、保存食品の品質維持を行える冷蔵庫を提供する。【解決手段】0℃よりも低い温度に設定された貯蔵室81と、前記貯蔵室81を冷却する冷却器19と、を備えた冷蔵庫において、前記貯蔵室81内に電解を生じさせる電極部80を有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、食品を保存する冷蔵庫に関する。
一般に食品を保存する際には、低温障害などを生じる食品を除き、出来るだけ低い温度を維持することと、乾物を除き、出来るだけ高湿を維持することが鮮度維持のために望ましいとされる。
従来冷蔵庫においても、各貯蔵室が断熱区画された本体の一室に、−1℃〜−5℃に間接冷却された貯蔵室を設け、その貯蔵室の一部に大気調節部材を備え、大気調節部材は調湿やガス吸着分解する機能を有することで、食品の保存性を高めるものがある。(特許文献1参照)
また、冷凍室とは別の貯蔵室として設けられ、最大氷結晶生成帯である−1℃乃至−5℃を避け、この最大氷結晶生成帯の温度より低い温度で且つ−15℃より上の温度にて肉や魚を解凍無しに包丁や人間の手等で小分けができる程度の硬さの凍結状態に凍結させて保存する新温度帯冷凍室を備えたものがある。(特許文献2参照)
特開2015−14423号公報 特許第3066010号公報
しかしながら、0℃よりも低い貯蔵温度に設定された貯蔵室では、保存室内の空気中の水分は0℃で凍結するため、間接冷却により保存容器の壁面がマイナス温度になってしまうと、そこに霜となって水分が凝縮して、容器内空気の水分が霜となって奪われ、容器中の相対湿度が低下してしまう。すると、貯蔵された食品から水分が空気中に奪われ、食品が保存中に乾燥してしまうとともに、乾燥に伴い食品表面が空気中の酸素と接触する面積が増大し、食品の酸化が進み、食品の鮮度が低下してしまうという課題があった。
また、特許文献1のように、調湿部材を備えた場合、調湿部材が湿潤している場合は目的の機能を発揮するが、貯蔵食品が少なかったり、無かったりすると、調湿部材も乾燥してしまう。このような状態のときに食品を保存すると、調湿部材が水分を積極的に吸湿しようとするため、かえって食品の乾燥が進んでしまう。
また、特許文献2については、上記のような課題については何ら手段を講じていない。一般的に魚肉や精肉は水よりも凍結点が低いため、上記に述べたように、空気中の水分が霜となり、相対湿度が低下してもまだ未凍結まであるため、前述と同様に食品の乾燥が進行するため、鮮度低下をしてしまう。
本発明は、空気中の水分の凍結点まで冷却しても保存容器内の相対湿度を高め、保存食品の品質維持を行える冷蔵庫を提供するものである。
本発明に係る冷蔵庫は、0℃よりも低い温度に設定された貯蔵室と、前記貯蔵室を冷却する冷却手段と、を備えた冷蔵庫において、前記貯蔵室内に電解を生じさせる電極部を有する。
本発明によれば、0℃より低い保存温度でも、貯蔵室内を高湿に保つことが出来るので、保存された食品を高鮮度に維持することが可能となる。
本発明が適用される冷蔵庫の正面外観図である。 図1に示す冷蔵庫の縦断面を示す縦断面図である。 図1に示す冷蔵庫の庫内の背面内部の構成を示す正面図である。 冷蔵庫A電極部あり条件で食品を貯蔵した貯蔵室内の相対湿度の変化を示す図である。 冷蔵庫B電極部なし条件で食品を貯蔵した貯蔵室内の相対湿度の変化を示す図である。 冷蔵庫A電極部なし条件で食品を貯蔵した貯蔵室内の相対湿度の変化を示す図である。 冷蔵庫B電極部あり条件で食品を貯蔵した貯蔵室内の相対湿度の変化を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
本発明の具体的な実施例を説明する前に、本発明が適用される冷蔵庫の構成を図1乃至図3に基づいて説明する。図1は冷蔵庫の正面外観図であり、図2は図1の縦断面を示す断面図であり、図3は図1に示す冷蔵庫の庫内の背面内部の構成を示す正面図である。尚、図2においては製氷室の断面は示されていない。
図1、及び図2において、冷蔵庫1は、上方から冷蔵室2、製氷室(冷凍室の一部である)3及び上部冷凍室4、下部冷凍室5、野菜室6を有する。ここで、製氷室3と上部冷凍室4は、冷蔵室2と下部冷凍室5との間に左右に並べて設けている。一例として、冷蔵室2はおよそ+3℃、野菜室6はおよそ+3℃〜+7℃の冷蔵温度帯の貯蔵室である。また、製氷室3、上部冷凍室4及び下部冷凍室5は、およそ−18℃の冷凍温度帯の貯蔵室である。さらに、冷蔵室2内には、密閉空間が形成されて−1℃〜−5℃に間接冷却される貯蔵室81を有している。尚、図示していないが、製氷室3と上部冷凍室4と間には縦方向に配置された仕切部が設けられており、この仕切壁を境に製氷室3と上部冷凍室4とが左右方向に並設されている。また、上部冷凍室4は、その下方に隣設される下部冷凍室5より幅寸法が小さく、下部冷凍室5より容積が小さく、少量の食品が冷凍、貯蔵されるものである。
冷蔵室2は前方側に、左右に分割された観音開き(いわゆるフレンチ型)の冷蔵室扉2a、2bを備えている。製氷室3、上部冷凍室4、下部冷凍室5、野菜室6は夫々引き出し式の製氷室扉3a、上部冷凍室扉4a、下部冷凍室扉5a、野菜室扉6aを備えている。
また、各扉の貯蔵室側の面には、各扉の外縁に沿うように磁石が内蔵されたパッキン(図示せず)を設けており、各扉の閉鎖時、鉄板で形成された冷蔵庫外箱のフランジや各仕切り鉄板に密着し貯蔵室内への外気の侵入、及び貯蔵室からの冷気の漏れを抑制する構成とされている。
ここで、図2に示すように冷蔵庫本体10の下部には機械室11が形成され、この中に圧縮機12が内蔵されている。冷却器収納室13と機械室11には水抜き通路14によって連通され、凝縮水が排出できるようになっている。
図2に示すように、冷蔵庫本体10の庫外と庫内は、内箱と外箱との間に発泡断熱材(発泡ポリウレタン)を充填することにより形成される断熱箱体15により隔てられている。また冷蔵庫本体10の断熱箱体15は複数の真空断熱材16を実装している。冷蔵庫本体10は、上側断熱仕切壁17aにより冷蔵室2と上部冷凍室4及び製氷室3(図1参照、図2中で製氷室3は図示されていない)とが区画され、下側断熱仕切壁17bにより下部冷凍室5と野菜室6とが区画されている。
ここで、貯蔵室81の近傍にある上側断熱仕切壁17a内には、貯蔵室81内に電解を生じさせる電極部80が埋設されている。なお、この電極部80で発生する電解は、樹脂製の容器等で遮られないため、冷蔵庫本体の壁面や他の仕切壁など、上側断熱仕切壁17a以外の箇所に電極部80を設置しても良い。
また、下部冷凍室5の上部には横仕切部18を設けている。横仕切部18は、製氷室3及び上部冷凍室4と下部冷凍室5とを上下方向に仕切っている。ただ、製氷室3、上部冷凍室4及び下部冷凍室5は流体的につながれているので、同じ冷気が供給されている。また、横仕切部18の上部には、製氷室3と上部冷凍室4との間を左右方向に仕切る縦仕切部を設けている。
横仕切部18は、下側断熱仕切壁17bの前面及び左右側壁前面と共に、下部冷凍室扉5aの貯蔵室側の面に設けたパッキン(図示せず)と接触する。製氷室扉3aと上部冷凍室扉4aの貯蔵室側の面に設けたパッキン(図示せず)は、横仕切部18、縦仕切部53(図4)、上側断熱仕切壁17a及び冷蔵庫本体1の左右側壁前面と接することで、各貯蔵室と各扉との間での冷気の移動をそれぞれ抑制している。なお、製氷室3、上部冷凍室4及び下部冷凍室5は、同じ冷凍温度帯で保たれているので、横仕切部18及び縦仕切部53の断熱性能は、上側断熱仕切壁17aや下側断熱仕切壁17bほどは要求されない。
図2に示すように、上部冷凍室4、下部冷凍室5及び野菜室6は、それぞれの貯蔵室の前方に備えられた扉4a、5a、6aが取り付けられている。また、上部冷凍室4には上部冷凍貯蔵容器41が配置され、下部冷凍室5には複数段の冷凍貯蔵容器、すなわち最上段冷凍貯蔵容器63、上段冷凍貯蔵容器61及び下段冷凍貯蔵容器62が配置されている。更に、野菜室6には上段野菜貯蔵容器71、下段野菜貯蔵容器72が配置されている。
そして、製氷室扉3a、上部冷凍室扉4a、下部冷凍室扉5a及び野菜室扉6aは、それぞれ図示しない取手部に手を掛けて手前側に引き出すことにより、製氷貯蔵容器3b(図示せず)、上部冷凍貯蔵容器41、下段冷凍貯蔵容器62、上段野菜貯蔵容器71、下段野菜貯蔵容器72が引き出せるようになっている。
詳しくは、下段冷凍貯蔵容器62は冷凍室扉内箱に取り付けられた支持アーム5dに下段冷凍貯蔵容器62の側面上部のフランジ部が懸架されており、上段冷凍貯蔵容器61は下段冷凍貯蔵容器62の側面上部フランジ部の上に載置されており、冷凍室扉5aを引き出すと同時に下段冷凍貯蔵容器62のみ及び上段冷凍貯蔵容器61が引き出される。最上段冷凍貯蔵容器63は、冷凍室5の側面壁に形成された凹凸部(図示しない)に載置されており前後方向にスライド可能になっている。
下段野菜貯蔵容器72も同様にフランジ部が野菜室扉6aの内箱に取り付けられた支持アーム6dに懸架され、上段野菜貯蔵容器71は下段野菜貯蔵容器72のフランジ部の上に載置されている。また、この野菜室6には断熱箱体15に固定された電熱ヒーター6Cが設けられており、この電熱ヒーター6Cによって野菜室6の温度が冷やし過ぎにならないように、野菜の貯蔵に適した温度になるようにしている。尚、この電熱ヒーター6Cは必要に応じて設けられれば良いものであるが、本実施例では野菜の貯蔵がより上手く行えるように電熱ヒーター6Cを設けるようにしている。
次に冷蔵庫の冷却方法について説明する。冷蔵庫本体1には冷却器収納室13が形成され、この中に冷却手段として冷却器19を備えている。冷却器19(一例として、フィンチューブ熱交換器)は、下部冷凍室5の背部に備えられた冷却器収納室13内に設けられている。また、冷却器収納室13内であって冷却器19の上方には送風手段として送風ファン20(一例として、プロペラファン)が設けられている。
冷却器19で熱交換して冷やされた空気(以下、冷却器19で熱交換した低温の空気を「冷気」と称する)は、送風ファン20によって冷蔵室送風ダクト21、冷凍室送風ダクト22、及び図示しない製氷室送風ダクトを介して、冷蔵室2、製氷室3、上部冷凍室4、下部冷凍室5、野菜室6の各貯蔵室へそれぞれ送られる。
各貯蔵室への送風は、冷蔵温度帯の冷蔵室2への送風量を制御する第一の送風制御手段(以下、冷蔵室ダンパ23という)と、冷凍温度帯の冷凍室4、5への送風量を制御する第二の送風量制御手段(以下、冷凍室ダンパ24という)とにより制御される。ちなみに、冷蔵室2、製氷室3、上部冷凍室4、下部冷凍室5、及び野菜室6への各送風ダクトは、図3に破線で示すように冷蔵庫本体1の各貯蔵室の背面側に設けられている。具体的には、冷蔵室ダンパ23が開状態、冷凍室ダンパ24が閉状態のときには、冷気は、冷蔵室送風ダクト21を経て多段に設けられた吹き出し口25から冷蔵室2に送られる。
また、冷蔵室2を冷却した冷気は、冷蔵室2の下部に設けられた冷蔵室戻り口26から冷蔵室−野菜室連通ダクト27を経て、下側断熱仕切壁18の下部右奥側に設けた野菜室吹き出し口28から野菜室6へ送風される。野菜室6からの戻り冷気は、下側断熱仕切壁18の下部前方に設けられた野菜室戻りダクト入口29から野菜室戻りダクト30を経て、野菜室戻りダクト出口から冷却器収納室13の下部に戻る。尚、別の構成として冷蔵室−野菜室連通ダクト27を野菜室6へ連通せずに、図3において冷却器収納室12の上面から見て、右側下部に戻す構成としてもよい。この場合の一例として、冷蔵室−野菜室連通ダクト27の前方投影位置に野菜室送風ダクトを配置して、冷却器19で熱交換した冷気を、野菜室吹き出し口28から野菜室6へ直接送風するようになる。
図2、図3に示すように、冷却器収納室13の前方には、各貯蔵室と冷却器収納室12との間を仕切る仕切部材31が設けられている。仕切部材31には、図3にあるように上下に一対の吹き出し口32a、32b、33a、33bが形成されており、冷凍室ダンパ24が開状態のとき、冷却器19で熱交換された冷気が送風ファン20により図示を省略した製氷室送風ダクトや上段冷凍室送風ダクト34を経て吹き出し口32a、32bからそれぞれ製氷室3、上部冷凍室4へ送風される。また、下段冷凍室送風ダクト35を経て吹き出し口、33a、33bから下部冷凍室5へ送風される。尚、下部冷凍室5には必要に応じて吹き出し口を増設しても良いものである。
また、冷蔵庫本体10の天井壁上面側にCPU、ROMやRAM等のメモリ、インターフェース回路等を搭載した制御装置が設けられており、外気温度センサ(図示せず)、冷却器温度センサ(図示せず)、冷蔵室温度センサ(図示せず)、野菜室温度センサ(図示せず)、冷凍室温度センサ(図示せず)、扉2a、2b、3a、4a、5a、6aの各扉の開閉状態をそれぞれ検知する扉センサ(図示せず)、冷蔵室2内壁に設けられた図示しない温度設定器等と接続し、ROMに予め搭載されたプログラムにより、圧縮機12のON、OFF等の制御、冷蔵室ダンパ23及び冷凍室ダンパ24を個別に駆動するそれぞれのアクチュエータの制御、送風ファン20のON/OFF制御や回転速度制御、扉開放状態を報知するアラームのON/OFF等の制御を行うようになっている。
図1に戻って、冷蔵室扉2aには入力制御部40が設けられており、この入力制御部40は上述した制御装置に接続されている。したがって、入力制御部40からの入力によって冷蔵庫1の各貯蔵室の温度を設定できるようになっている。例えば圧縮機12の回転数、送風ファン20の回転数、冷蔵室ダンパ23及び冷凍室ダンパ24の開閉や開閉量等を制御することで各貯蔵室の温度を制御するものである。
次に、本実施例の効果について、図4〜7を用いて説明する。図4〜図8は食品を貯蔵した貯蔵室内の相対湿度の変化を示したものである。
図4〜7の各詳細条件について説明する。本実施例の効果を説明するため、図1〜3で説明した冷蔵庫を2台用意する。一台を冷蔵庫A、もう一台を冷蔵庫Bと示す。冷蔵庫Aには、上側断熱仕切壁17aに電極部80を備え、冷蔵庫Bは、電極部80を除いたものである。冷蔵庫AおよびBを同一空間に並べて通常運転する。予め同日に調整した食品を同種同量、冷蔵庫AおよびBの貯蔵室81に同量入れ、貯蔵室81内の相対湿度を測定する。別の日に、冷蔵庫AおよびBの条件を入替え、すなわち、冷蔵庫Bには、上側断熱仕切壁17aに電極部80を備え、冷蔵庫Aは、電極部80を除いたものについて、前述と同様に、予め同日に調整した食品を同種同量、冷蔵庫AおよびBの貯蔵室81に同量入れ、貯蔵室81内の相対湿度を測定する。
図4は電極部あり冷蔵庫Aの相対湿度、図5は電極部なし冷蔵庫Bの相対湿度、図6は電極部なし冷蔵庫Aの相対湿度、図7は電極部あり冷蔵庫Bの相対湿度を示す。食品のバラツキを考慮するため、図4と図5および図6と図7を比較すると、明らかに電極部ありの方が相対湿度は高い。また、冷蔵庫のバラツキを考慮して同一冷蔵庫における電極部あり無しを比較した図4と図6、図5と図7を比較しても、明らかに電極部ありの方が相対湿度は高い。電極あり無しで比較した図4と図7、図5と図6で、相対湿度の平均値が若干異なるのは、保存した食品の違いによるものである。
以上のことから、本実施例の電極部80を設置することで、マイナス温度領域で食品を貯蔵する貯蔵室であっても、室内の空気が凍結し難くなり、相対湿度を高めることができる。その結果、貯蔵食品の乾燥抑制と、乾燥抑制に伴う酸化抑制も可能となり、保存食品の鮮度維持を実現する冷蔵庫が提供できる。
また、貯蔵室81近傍に設置された温度センサ(図示せず)によって、貯蔵室81内の食品が凍結したことを検知すると、電極部80への通電を切断し、電解の発生を停止させても良い。食品が凍結すると、空気中の水分が凍結して相対湿度が低下しても、食品の乾燥は進み難くなるためである。
なお、本実施例では、貯蔵室81内の鮮度維持について説明したが、密閉空間が形成されて0℃よりも低い温度に設定された貯蔵室であれば、同様の構成により、湿度向上の効果が期待できる。
10…冷蔵庫本体、2…冷蔵室、3…製氷室、4…上部冷凍室、5…下部冷凍室、6…野菜室、19…冷却器、12…冷却器収納室、18…断熱仕切壁、20…送風ファン、50…第1の温度検知手段、51…背面壁、52…第2の温度検知手段、53…縦仕切部、54…奥行方向下端部分、55…信号線、56…コネクタ、57…センサカバー、80…電極部、81…貯蔵室。

Claims (3)

  1. 0℃よりも低い温度に設定された貯蔵室と、
    前記貯蔵室を冷却する冷却手段と、を備えた冷蔵庫において、
    前記貯蔵室内に電解を生じさせる電極部を有することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 0℃よりも低い温度に設定された貯蔵室と、
    前記貯蔵室を冷却する冷却手段と、を備えた冷蔵庫において、
    前記貯蔵室近傍の壁面または仕切に、電解を発生させる電極部が埋没されていることを特徴とする冷蔵庫。
  3. 請求項1または2に記載の冷蔵庫において、
    前記貯蔵室内の食品が凍結した後、前記電極部への通電を切断することを特徴とする冷蔵庫。
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