JP2019026480A - パラフィン体用のガイドピン - Google Patents
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Abstract
【課題】パラフィン体用のガイドピンであって、ガイドピンに沿って軸方向移動可能にパラフィン体が支持可能であり、このときパラフィン体が、その長手方向中心軸線の領域に収容開口を有している、ガイドピンを提供する。【解決手段】ガイドピン13はその自由端部に手段を有しており、該手段は、この手段が保持力によって第1の位置に保持され、かつパラフィン体11がガイドピン13において固定可能であることを保証するように設計されており、手段はさらに、該手段に作用する力が保持力を上回った場合に、力が手段を力作用継続のための第1の位置から第2の位置に移動させ、これによってパラフィン体11がガイドピン13に沿って移動可能であるかもしくはガイドピン13から取外し可能である。【選択図】図2
Description
本発明は、パラフィン体用のガイドピン、このようなガイドピンを含むパラフィン処理装置、およびこのようなパラフィン処理装置を含む、巻取りパッケージを製造する繊維機械に関する。
特に経編(Wirken)および緯編(Stricken)のための、繊維工業における特定の作業プロセスのために、比較的良好な走行特性および滑走特性を得るのに、糸の摩擦を低減することが必要である。
糸摩擦の低減は、特に、糸を巻取りパッケージへの巻取り中にパラフィン処理することによって達成することができる。例えば巻取り機またはオープンエンド紡績機において使用される、公知のパラフィン処理装置では、走行する糸はパラフィン体の端面に接触し、その通過走行中にパラフィン体から常に極めて少量のパラフィンを取り出す。これらのパラフィン粒子は、後で面形成時に糸によって貫通走行される糸ガイドエレメントの表面を潤滑するのに十分であるので、糸は極めて僅かな摩擦で走行する。
このようなパラフィン処理装置において、パラフィン体の可能な限り均一な摩耗を得るために、パラフィン体は通常ゆっくりとその長手方向中心軸線を中心にして回転させられ、このとき走行する糸は、同時に軽く、パラフィン体の端面を押圧する。
そのためにパラフィン体は、見掛け上、回動不能にかつ軸方向移動可能に、駆動可能な収容軸に支持されていて、かつ通常ばねエレメントによって、パラフィン体の作業位置を決定する移動距離制限手段もしくはストッパに押圧される。このようなパラフィン処理装置の収容軸の駆動に関しては、このとき種々様々な実施形態が使用されている。
しかしながらパラフィン体は単に収容軸に押し嵌められるだけなので、パラフィン体は確実には固定されていない。パラフィン体は、収容軸において旋回し、滑り、またはそれどころか回転する可能性があるので、多すぎるまたは少なすぎるパラフィンが糸に塗布されるおそれがある。さらに、最も不都合な場合には、糸がもはやパラフィン体の端面を介して滑走せず、部分領域もしくは角隅領域を介してしか滑走しない場合に、糸がパラフィン体内に切り込み、パラフィン体の一部が糸によって切り離されるというおそれがある。さらに不所望の摩耗によって、繊維機械もしくは作業ユニットが汚染される。
国際公開第2008/128601号(WO 2008/128601 A1)によって、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット用のパラフィン処理装置が開示されている。パラフィン処理装置の駆動兼軸受軸におけるパラフィン体の申し分ない案内を保証するために、特にパラフィン体の収容開口の横断面と、駆動兼軸受軸の軸受領域の横断面とは互いに合わせられている。実地においてこのことは、このように形成されたパラフィン装置においては常にその都度、特にこのことはパラフィン体の収容開口の横断面に該当することであるが、特定の種類のパラフィン体しか使用することができないということを意味する。
したがって本発明は、パラフィン体用のガイドピンであって、ガイドピンに沿って軸方向移動可能にパラフィン体が支持可能であり、このときパラフィン体が、その長手方向中心軸線の領域に収容開口を有している、ガイドピンに関する。
提案されたガイドピンは、ガイドピンがその自由端部に手段を有しており、該手段は、この手段が保持力によって第1の位置に保持され、かつパラフィン体がガイドピンにおいて固定可能であることを保証するように設計されており、手段はさらに、該手段に作用する力が保持力を上回った場合に、力が手段を力作用継続のための第1の位置から第2の位置に移動させ、これによってパラフィン体がガイドピンに沿って移動可能であるかもしくはガイドピンから取外し可能であるように設計されていることによって、傑出している。
ガイドピンのこのような構成によって、パラフィン体を、従来のように問題なくガイドピンに押し嵌めることができるのみならず、パラフィン体はまた、巻取りプロセス中にガイドピンにおいて確実かつ信頼できる状態で固定される。これによってパラフィン体は、揺動することも滑ることもできなくなり、その結果、一方では糸に対する連続的でかつ均一なパラフィン塗布が保証され、かつ他方では、パラフィン体の一部分の切断、ひいてはこれに伴って、巻取りパッケージを製造する繊維機械の不所望の汚染が阻止される。
パラフィン体をガイドピンに固定するために手段を第1の位置に保持している保持力を克服するためには、単に、この保持力を上回る力を使うことしか必要でないので、パラフィン体の押し嵌めもしくは取外しは、問題なくかつ工具なしに、この繊維機械を担当する作業員によって行うことができる。すなわちパラフィン体自体の押し嵌めによって、保持力が克服され、手段は、パラフィン体を押し嵌めることができる第2の位置に移動させられる。手段に持続的に作用する保持力を加えることによって、パラフィン体をガイドピンにおいて固定する力が、パラフィン体に直接加えられ、しかしながらこのときパラフィン体は、手によって可動であり、かつ調整可能なままである。通常、パラフィン体は、それが消費されるまでガイドピンに留まっているが、しかしながらまた、パラフィン体を再び収容装置から、もしくは収容装置に取り付けられたガイドピンから取り外すことも可能である。すなわち、パラフィン体がガイドピンに、ひいては少なくとも部分的にでもガイドピンの手段に配置されている限り、パラフィン体は、それ自体がパラフィン体に力を加えかつパラフィン体を固定する手段に、力を加える。
このような構造上の構成によって、種々様々に寸法設定された収容開口を備えたパラフィン体を、ガイドピンにおいて固定することができるので、種々様々なパラフィン体の収容開口の可能なそれぞれの横断面のために、それに合わせられたガイドピンを交換することは、もはや不要になる。
好ましくは、手段は、少なくとも2つの球によって形成される。
保持力が球に加えられ、これによって球はその第1の位置に保持される。この第1の位置において、球は外側に向かって押圧され、ガイドピンの外側の周囲半径に関して、ガイドピンにおいて半径方向外側に向かって移動させられて位置決めされる。パラフィン体の押し嵌め時には、保持力よりも大きな力が球にもたらされる。これによって球は第2の位置に移動させられ、この第2の位置において球は、内側に向かって押圧されていて、ガイドピンの外側の周囲半径に関して、ガイドピンにおいて半径方向にまったく移動させられていないか、または第1の位置におけるよりも僅かしか外側に向かって移動させられていない。押し嵌められたパラフィン体は、ガイドピンにおいて支持され、かつ少なくとも部分的に球に載置されている。保持力は連続的に球を、第1の位置の方向に押圧するので、これによって球は連続的にパラフィン体を、パラフィン体の、パラフィン処理のために必要な位置において緊締する。このとき本発明の枠内においては、2つ、3つ、またはそれ以上の球が配置されていてよいということも考えられる。
択一的に、手段は、少なくとも2部分から成る緊締エレメントによって形成される。
保持力が緊締エレメントに加えられるので、緊締エレメントはその第1の位置において互いに離反する方向に押圧され、かつ緊締作用をもたらす。パラフィン体がガイドピンに押し嵌められると、緊締エレメントには力が加えられ、この力によって、緊締エレメントは保持力に抗して、第2の位置へと圧縮され、かつパラフィン体を、緊締エレメントを越えてガイドピンに差し嵌めることができる。ガイドピンに差し嵌められたパラフィン体は、持続的に少なくとも部分的に緊締エレメントに配置されているので、緊締エレメントに作用しかつ緊締エレメントを互いに離反する方向に押圧する保持力によって、パラフィン体は確実にかつ信頼できる状態でその位置において固定される。
別の択一的な構成では、手段は、少なくとも2つの緊締ジョーによって形成される。
このような構成もまた、パラフィン体が、これによってその第2の位置に移動させられる緊締ジョーを越えて、ガイドピンに押し嵌められ得ることを保証する。保持力が緊締ジョーに作用すると、このとき緊締ジョーは半径方向外側に向かって押圧され、かつパラフィン体がガイドピンの上、ひいては緊締ジョーの上に位置している限り、パラフィン体はその予め設定された位置においてクランプされ、かつ保持される。
さらに別の択一的な構成では、手段は、円筒形に形成された冠状体によって形成される。
ガイドピンよりも大きな外径を有する冠状体は、保持力によって、その第1の位置において保持され、かつパラフィン体の押し嵌めによって、後方に向かって第2の位置にピストンの方向に押圧される。冠状体に逆向きに作用する保持力は、冠状体をさらに第1の位置に向かって押圧し、このようにしてパラフィン体を調整する。
この効果を強化するために、およびより大きな保持力を、冠状体を用いてパラフィン体にもたらすことができるようにするために、本発明の枠内においては、冠状体が拡大可能に、かつガイドピンが円錐形に形成されている構成も考えられ、このように構成されていると、冠状体が第1の位置の方向に移動させられると、ガイドピンの勾配によって冠状体は拡大する。
好適な構成では、保持力は、少なくとも1つの圧縮ばねを用いて生ぜしめることができる。
圧縮ばねは、連続的な保持力を生ぜしめるための、安価でかつほとんど故障しない択一形態である。このとき例えば、円筒形の圧縮ばねを使用することも可能である。
しかしながらまた択一的に、本発明の枠内において、保持力を例えば空気力式に生ぜしめることも同様に可能である。保持力を生ぜしめる形式は、本発明にとって重要ではないので、表示可能なすべての択一形態を考えることができ、圧縮ばねは、単に1つの特に好適な実施形態である。
本発明の別の態様は、巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット用のパラフィン処理装置であって、パラフィン体用のガイドピンを備えており、該ガイドピンに沿って軸方向移動可能にパラフィン体が支持可能であり、該パラフィン体が、その長手方向中心軸線の領域に収容開口を有している、パラフィン処理装置に関する。
ガイドピンが、上に記載された実施形態のうちの1つの実施形態によるガイドピンによって形成されているパラフィン処理装置が提案される。
パラフィン処理装置のこのような構成によって、構造的に単純でかつ好適な形式で、パラフィン体が確実にかつ信頼できる状態で滑りおよび回動を防止されている、パラフィン処理装置を製造することができる。このようにして、パラフィン体の予め設定された位置が、持続的に保証され、これによってパラフィン処理すべき糸の品質が改善されるのみならず、機械周囲の、パラフィン体の切断された部分による不所望の汚染も回避される。最終的にこのことは、パラフィン体の消費にもポジティブな影響を及ぼし、パラフィン体の消費は、最適でかつ確実な位置決めによって同様に最適化される。さらに、種々様々な横断面を有する収容開口を備えたパラフィン体を、このようなガイドピンを備えたパラフィン処理装置において普遍的に使用することができる。
本発明の別の態様は、それぞれ1つのパラフィン処理装置を有する複数の作業ユニットを備えた、巻取りパッケージを製造する繊維機械に関する。
巻取りパッケージを製造する繊維機械は、少なくとも1つのパラフィン処理装置が、上に記載された実施形態のうちの1つの実施形態によるパラフィン処理装置によって形成されていることによって傑出している。
このような繊維機械においては、周囲部分の汚染を減じることができる。それというのは、パラフィン体の端面の全円板に至るまでの部分がパラフィン体から切断される可能性が、阻止されるからである。さらに、巻き取られた糸の品質が高められる。それというのは、パラフィン体の、回動、旋回および/または滑りが阻止されている位置によって、均一なパラフィン塗布を保証することができるからである。さらに、このような繊維機械においては、構造変更処置もしくは交換処置なしに、パラフィン体がその収容開口の横断面に関して互いに異なっているか否かとは無関係に、必要に応じて種々様々なパラフィン体を使用することができる。このことは、このような繊維機械を用いる製造者のためのフレキシビリティの改善を意味する。
本発明の別の特徴および利点は、本発明にとって重要な詳細を示す図面および図を参照する、本発明の好適な実施形態の以下における説明と、請求項とに開示されている。個々の特徴は、本発明の好適な実施形態において、それぞれ個々に実現することも、または複数の特徴の任意の組合せで実現することも可能である。
次に本発明の好適な実施形態を、添付の図面を参照しながら詳説する。
図1には、巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット1が、本実施形態では巻取り機のいわゆる巻取りユニットが、側面図で概略的に示されている。
このような繊維機械は、公知のように、列を成して互いに並んで配置された、通常、同一の複数の作業ユニット1を有している。これらの作業ユニット1において、同様に公知でありゆえに詳説しないが、例えばリング精紡機において製造された、比較的僅かな糸体積を有する紡績コップ2が、大きな体積の綾巻きパッケージ3に巻き返され、これらの綾巻きパッケージ3は、後続の作業プロセス、例えば織機において必要とされる。
巻返しプロセス中に、紡績コップ2から引き出された糸4は、さらに場合によっては存在する糸欠陥を監視され、予め設定された限界値を超えた欠陥は、クリアリング除去される。
走行する糸4は、巻返し中にパラフィン処理される。すなわち走行する糸4は、糸走路の領域に配置されたパラフィン処理装置5を介して導かれ、このパラフィン処理装置5は、糸4の摩擦値を低減し、ひいては糸4の走行特性および滑り特性を著しく改善するために働く。
図1において概略的に示されているように、パラフィン処理装置5は駆動装置6を有しており、この駆動装置6は、制御導線7を介して作業ユニットコンピュータ8に接続されており、この作業ユニットコンピュータ8自体は、機械バス9を介して、繊維機械の中央制御ユニット10に接続されている。パラフィン体11は、回動不能にしかしながら軸方向移動可能に、駆動可能な収容装置12のガイドピン13に支持されており、そしてその長手方向中心軸線を中心にしてゆっくりと回転することになる。
個々の作業ユニット1は、さらに、種々様々な作業装置を有しており、これらの作業装置によって、このような作業ユニット1の適正な運転を保証することができる。このような作業装置は、当該分野において以前から公知であるので、図1には部分的に概略的に示されているだけであり、これらについて詳説はしない。
図2には、ガイドピン13に支持されているパラフィン体11のための収容装置12を備えたパラフィン処理装置5が、概略的に示されている。緊締領域14には、パラフィン体11の端面が位置しており、この端面の上を、パラフィン処理すべき糸4が滑走する。
図3には、ガイドピン13が概略的に示されている。本実施形態では、3つの球15が、ガイドピン13の自由端部に配置されており、これらの球15には、円筒形の圧縮ばね16によって半径方向荷重が加えられ、これによって球15は第1の位置に位置決めされている。
図4には、択一的な実施形態が側面図および平面図で示されている。側面図において分かるように、ガイドピン13の自由端部には、2部分から成る緊締エレメント17が配置されている。ガイドピン13および緊締エレメント17の上には、パラフィン体11が配置されており、これによって緊締エレメント17は第2の位置に移動させられている。これに対して平面図における緊締エレメント17は、第1の位置を示しており、この第1の位置において緊締エレメント17には、2つの圧縮ばね18によって荷重が加えられており、これによって緊締エレメント17は互いに押し離される。
図5には、別の択一的な実施形態が、概略的な側面図および斜めから見た正面図で示されている。ガイドピン13内には、3つの緊締ジョー19が挿入配置されている。緊締ジョー19は、これらの緊締ジョー19が半径方向において可動であるように支持されている。2つの圧縮ばね18によって、保持力が緊締ジョー19に半径方向外側に向かってもたらされる。
図6には、さらに別の択一的な実施形態が概略的に示されており、この実施形態ではガイドピン13の自由端部に、冠状体20が配置されている。冠状体20には、円筒形の圧縮ばね16によって、ガイドピン13の自由端部の方向に荷重が加えられる。パラフィン体11の移動によって、ピストン21もしくは歯車22の方向に力が冠状体20に加えられ、これによって冠状体20は、第2の位置に移動させられ、この第2の位置においてパラフィン体11を押し嵌めることができる。
1 作業ユニット
2 紡績コップ
3 綾巻きパッケージ
4 糸
5 パラフィン処理装置
6 駆動装置
7 制御導線
8 作業ユニットコンピュータ
9 機械バス
10 中央制御ユニット
11 パラフィン体
12 収容装置
13 ガイドピン
14 緊締領域
15 球
16 円筒形の圧縮ばね
17 緊締エレメント
18 圧縮ばね
19 緊締ジョー
20 冠状体
21 ピストン
22 歯車
2 紡績コップ
3 綾巻きパッケージ
4 糸
5 パラフィン処理装置
6 駆動装置
7 制御導線
8 作業ユニットコンピュータ
9 機械バス
10 中央制御ユニット
11 パラフィン体
12 収容装置
13 ガイドピン
14 緊締領域
15 球
16 円筒形の圧縮ばね
17 緊締エレメント
18 圧縮ばね
19 緊締ジョー
20 冠状体
21 ピストン
22 歯車
Claims (8)
- パラフィン体(11)用のガイドピン(13)であって、当該ガイドピン(13)に沿って軸方向移動可能に前記パラフィン体(11)は支持可能であり、該パラフィン体(11)は、その長手方向中心軸線の領域に収容開口を有している、ガイドピン(13)において、
当該ガイドピン(13)はその自由端部に手段(15,17,19,20)を有しており、該手段(15,17,19,20)は、該手段(15,17,19,20)が保持力によって第1の位置に保持され、かつ前記パラフィン体(11)が当該ガイドピン(13)において固定可能であることを保証するように設計されており、
前記手段(15,17,19,20)はさらに、該手段(15,17,19,20)に作用する力が保持力を上回った場合に、前記力が前記手段(15,17,19,20)を力作用を継続させるために前記第1の位置から第2の位置に移動させ、これによって前記パラフィン体(11)が当該ガイドピン(13)に沿って移動可能であるかもしくは当該ガイドピン(13)から取外し可能であるように設計されている
ことを特徴とする、パラフィン体(11)用のガイドピン(13)。 - 前記手段は、少なくとも2つの球(15)によって形成される、
請求項1記載のガイドピン(13)。 - 前記手段は、少なくとも2部分から成る緊締エレメント(17)によって形成される、
請求項1記載のガイドピン(13)。 - 前記手段は、少なくとも2つの緊締ジョー(19)によって形成される、
請求項1記載のガイドピン(13)。 - 前記手段は、円筒形に形成された冠状体(20)によって形成される、
請求項1記載のガイドピン(13)。 - 前記保持力は、少なくとも1つの圧縮ばね(16,18)を用いて生ぜしめることができる、
請求項1記載のガイドピン(13)。 - 巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット(1)用のパラフィン処理装置(5)であって、パラフィン体(11)用のガイドピン(13)を備えており、該ガイドピン(13)に沿って軸方向移動可能に前記パラフィン体(11)は支持可能であり、該パラフィン体(11)は、その長手方向中心軸線の領域に収容開口を有している、パラフィン処理装置(5)において、
ガイドピン(13)は、請求項1から6までのいずれか1項記載のガイドピン(13)によって形成されている
ことを特徴とする、パラフィン処理装置(5)。 - それぞれ1つのパラフィン処理装置(5)を有する複数の作業ユニット(1)を備えた、巻取りパッケージを製造する繊維機械であって、
少なくとも1つのパラフィン処理装置(5)が、請求項8記載のパラフィン処理装置(5)によって形成されている
ことを特徴とする、繊維機械。
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