JP2019024248A - 移動通信ネットワークにおける近隣サービスを実現する方法及び装置 - Google Patents

移動通信ネットワークにおける近隣サービスを実現する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】近隣の無線送信機を発見して高効率の近隣サービスを提供する自律位置決め技術を提供する。【解決手段】装置は、自己トラッキング手段505と信号検出手段510と位置推定手段515を備える位置決めモジュール500を含む。自己トラッキング手段は、位置推定手段の位置情報を測定するように配置されるセンサを含む。信号検出手段は、自己トラッキング手段のある測定位置で1つまたは複数の信号特性を検出するように配置される。信号特性には、位置推定手段と、1つまたは複数の無線信号を送信する目標トランスミッタ間の距離情報を含む。位置推定手段は、自己トラッキング手段と信号検出手段から提供されるデータに基づいて、無線信号を放送・送信可能な送信機の位置情報を推定する。【選択図】図5

Description

関連出願のクロスリファレンス
本願は、米国仮特許出願第62/085327号(出願日:2014年11月27日)、米国仮特許出願第62/235697号(出願日:2015年10月1日)の優先権を享受し、その内容を参照してここに援用する。
本発明は、無線通信システムの分野において、パーソナルモバイル装置がセルラセルでデバイスツーデバイスという直接通信リンク(D2D)を作成する必要があるかどうか、及びこれらの装置間にどのように通信を行うかを決定することができる方法及び装置を開示する。
本明細書の該背景技術の部分は特許請求の範囲の発明にかかる背景の技術を提供するためである。この部分の記述には本発明の新規な技術的な概念が含まれるが、その技術的な概念が必ず従来や文献の既存の概念であるとは言えない。そこで、明細書で明確的にある技術的な概念が文献の既存の概念であると明示しない限り、それは従来の技術であると解釈できない。
本明細書及び/又は図面に用いられる略称は以下のように定義される:
3GPP:第3世代の連携計画、
ACK/NACK:肯定応答/否定応答、
AP:アクセスポイント、
API: アプリケーションプログラムインタフェース、
ACCS:自律的要素キャリヤ選択、
BAC:ブラインドアクセス制御、
CDF:累積分布関数、
CUE:セルユーザデバイス、
CQI:チャンネル品質識別子、
CRC:巡回冗長検査 、
CSI:チャンネル状態情報、
DAC:分散型アクセス制御、
D2D: デバイスツーデバイス、
D2DBSIE:デバイスツーBS情報要素、
D2DIE:デバイスツーデバイス情報要素、
D2DIE2:デバイスツーデバイス情報要素2、
dB:デシベル、
dBm:ミリワットデシベル、
eNB or eNodeB:E−UTRAN Node B(進化基地局)、「アクセスポイント」と共通」、
EPC:拡張電力制御、
E−UTRAN:進化 UTRAN(LTE)、
FDM:周波数分割多重、
HII:ハイ干渉指示、
IP: インターネット・プロトコル、
LTE:長期的進化、
LTE−A:LTE advanced、
MAC: 媒体アクセス制御、
M2M:マシンツーマシン、
OAC:最適アクセス制御、
OLPC:開ループ電力制御、
PD:電力制御関数、
PDCCH:物理下がりリンク制御チャンネル、
PHY:物理層、
PMI:プリコーディング行列インデックス、
PRB:物理リソースブロック、
ProSE:近隣サービス、
PSCCH:物理バイパスリンク制御チャンネル、
PSSCH:物理バイパスリンク共有チャンネル、
PSD:パワースペクトル密度(dBm/Hz)、
RSRP:参照信号の受信電力、
RE:リソース要素、
RI:ランク識別子、
RS:参照信号、
SCI:バイパスリンク制御情報、
SINR:信号対雑音干渉電力比、
TPC:送信電力制御、
UE:ユーザデバイス、UEs とは複数のユーザを指す、
UL:上りリンク(UEからeNB)、
UPP:ユニバーサルプラグアンドプレイ、
UTRAN:ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク、及び
WLAN:無線ローカルネットワーク.
ここで使用する専門用語は以下のように定義されている:
3GPP:第3世代の連携計画が提供する3GPP技術の定義規格、
「access point」:LTE−Aのようなセルラ無線ネットワークでは、無線アクセスネットワークに無線送受信がなされた概念上のポイントである:1つのアクセスポイントがある特定のセルラに対応付けられ、つまり各セルラがそれぞれ1つのアクセスポイントを有する。それは無線リンクの末端ノードである。他のWi−Fiのような無線システムでは、無線デバイスがWi−Fiや関連標準を介して有線ネットワックに接続することができるデバイスである、本願での「access point」とは、特に説明しない限り、無線アクセスネットワークにおける概念ポイントである、
「base station」 または「eNodeB」 または「eNB」:基地局とは無線アクセスネットワークにおける1つまたは複数のセルラとユーザデバイスとの間の無線送受信を行うネットワークユニットである。各基地局は1つのベースバンド処理ユニットを有する。各ベースバンド処理ユニットがそれぞれ複数の無線ユニット(または無線リモートヘッドまたは無線周波数カード)、無線ユニットが無線周波数信号の送受信を行う。そこで、図2Bに示すように各無線ユニットを1つまたは複数の特定方向のサービスのためのアンテナに接続させ、1つのセルまたはセルラを形成する(論理命名上の意味)、
「cell」:1つの無線ネットワーク区域を示し、1つのアクセスポイントの一地理的なエリアへ放送した認識情報に基づいて無線端末が唯一に認識できる。
「D2DBSIE」:マスタユーザデバイスの許可する性能損失の統計情報を有するパラメータまたはシグナルを示す。例えば:上りリンクにおけるユーザデバイスが許可するD2Dリンクからの干渉総量、チャンネルモデルに関する伝播定数、D2Dリンクのカバレージエリア、及び既存のD2Dリンクから基地局までのチャンネルゲインの和の平均値。
「D2DIE」:既存のD2Dリンク統計情報を有するパラメータもしくはシグナルを示す。例えば、アクティブなD2Dリンクの密度または数量、チャンネルモデルに関する伝播定数、及びD2Dリンクのカバレージエリア。
「D2DIE2」:隣り合うアクセスポイントまたは基地局の間に送信されたパラメータもしくはシグナルを示し、基地局サービスエリアのアクティブなD2Dリンクの数量または密度を含んでも良く、無線通信ネットワックにおけるバイパス通信のハイ干渉指示を含んでも良い、
「D2DIE3」:1つのD2Dペアリングにおける1つのユーザデバイスから近隣基地局へ送信したパラメータまたはシグナルを示し、やがて、無線リソースのある部分のバイパス(D2D)リンクの間の通信転送のスケジューリングを明らかにするものである。該パラメータまたはシグナルはD2Dリンクの帯域幅、周波数分割多重(FDM)信号、またはリソースブロックを含む。
「ユーザデバイス」 or「UE、」 or「移動端末」 or「terminal」とは人々がアクセスネットワークサービスにアクセスするためのデバイスである。UEとネットワークの間のインタフェースが無線アクセスインタフェースとする、
「PSCCH」:物理バイパスリンク制御チャンネルを示し、制御情報を有するバイパスリンクに定義される転送リソースプールと物理チャンネルからなる。該物理チャンネルはコード、周波数、相対位相(入力/出力)またはタイムスロットなどで定義されており、及び
「PSSCH」: 物理バイパスリンク共有チャンネルを示し、転送リソースプールと物理チャンネルで定義される転送データのためのバイパスリンクチャンネルである。
デバイス同士の接続がますます盛んになっている。市場の研究によれば、2020年まで、デバイス同士の接続総数が現在の90億から240億に増加し、モバイル技術と組み合うものが半分に達することが分かる。これらの接続デバイスがスマートメータでもあるが、ますます多くの消費電子デバイス(例えば:カメラ、ナビゲーションデバイス、電子ブック、Hi−Fiデバイスやテレビ)が接続し得る。これらの接続の大部分がデバイスとの近距離通信接続である。他の視点から見て、このような近隣デバイスの互いの接続による近隣サービスは今後も発展を実現することが要請されている。これらは株式会社シスコの「シスコビジュアルネットワークインデックス:世界のモバイルデータトラフィックに関する最新予測」 2014に記載される。例えば、ソーシャルアプリ、ハイパーローカルマーケティングや案内広告も近隣サービスに基づくものである。
近隣サービスのモバイルマーケティングへの応用が新規利用に変化していき、今後、近隣サービスによる新しいタイプの広告に対するニーズが増えてきている。例えば、デパートで買い物をする消費者が、関係ない別のエリアからの広告情報よりも、デパート内の店舗の広告宣伝情報を受信したい。
多くの消費電子デバイスが近くの他の消費電子デバイスと通信を行う必要がある。例えば、一台のカメラが一台のプリンタと通信を行い、または一台のメディアサーバがhi−fiデバイスと通信を行うことができる。
近隣サービスの提供する事によって消費者が自分のスマートフォンでより自然・直接の方式で周囲の環境と交流できる。結果的に消費者や、企業だけでなく、サービス事業者にも巨大な利益をもたらす。
付加価値サービスとして、近隣サービスはサービス事業者に巨大な付加価値の取得潜在力を提供し、その潜在力には消費者のアクセスサービスからの付加収益、企業顧客へ提供する新規な市場マーケティングツールによる付加収益、第三方へ提供するAPI共用収益のチャンス等からの付加収益を含む。
近隣サービスの1つの主な経済チャンスがそれらの機能に必要する周波数バンドを所有する移動サービス事業者に属する。周波数バンドを所有する側が門番としてこれらのサービスのアクセスを制御することができる。
近隣サービスに関する初期検討及び発明の概要が第3世代の連携計画(3GPP)の合議にまとめられた。第3世代の連携計画が複数の電気通信標準化発展組織と協力して、セルラ移動通信ネットワーク技術を定義する方法を提供する。
IEEE 802.11は2.4、3.6、5と60GHz周波数バンドで無線ローカルネットワーク(WLAN)コンピュータ通信に組み込む一連の媒体アクセス制御(MAC)と物理層(PHY)の技術規格である。IEEE802.11をここに援用する。IEEE 802.11技術規格はIEEE LAN/MAN標準化委員会(IEEE 802)で作られ維持されるものである。 IEEE 802.11では、マスタユーザデバイスとはアクセスポイントと直接通信するデバイスであり、D2Dデバイスペアとは互いに直接通信する2つのデバイスである。 3GPPでは、近隣サービス(PBS)によって近隣のデバイスが互いに発見及び通信できる。
そこで、近隣サービスが物理位置上の近接するデバイスの間の通信に対応できる。
セルラネットワークによってD2D通信が可能になる。例えば、3GPPのインフラによって汎用な通信能力を提供する。移動通信ネットワークサービス事業者がD2D通信によって新規な収入源を得られる。近隣に基づく応用が高速に増加しているため、D2D通信のニーズが幅広く増加する。3GPPのようなシステムに対する拡張性があるD2D通信システムの開発が非常に重要である。
D2D通信の主な構想は、近隣の2つのデバイスが相手と直接接続し、既存のセルラネットワークのマスタユーザのリソースまたは一連の直交リソースによって通信を行うことである。それは既存のセルラUEの性能にほとんど影響を与えない。例えばLTE−Aでは、D2Dリンクがセルラネットワークの上りリンクリソースを共用し、直交リソースも使用できる。
下がりリンクリソースが再利用されると、D2Dリンクが既存のセルラモバイルデバイスに強く干渉する可能性があるが、上りリンクリソースを共有する場合には、D2Dリンクの干渉が基地局だけ影響するため影響程度がそんなに高くないと確認できる。
ネットワークにおけるD2Dデバイスペアの増加に伴い、干渉がある程度に達すると、セルラネットワークとD2Dネットワークの性能が大きく悪化する。そこで、干渉制御がD2D通信拡張性の主な制限要素の一つである。この潜在問題を解決するために、微細な干渉整合と電力制御技術でD2D通信を拡張することによってD2Dユーザデバイスと既存のセルユーザデバイスのサービス品質を確保する。
D2Dリンクがシステムに組み込まれると、1)セルラネットワークによる干渉であって、既存のマスタユーザデバイスから他の基地局への干渉(セル間干渉)やD2Dリンクへの干渉、2)D2Dネットワークによる干渉であって、D2Dリンクから基地局への干渉や他のD2Dリンクへの干渉という2種類の干渉が起きる。
第1種類の干渉がセル間干渉を含む。旧世代のセルラネットワークの上りリンクでは、各セル内のリソースが直交割当され、セル内の干渉がゼロになる。しかしながら、複数のセルがリソースを共有すると異なるセルにおけるユーザデバイスと基地局との間にセル間干渉が起きる。この周知の問題について、過去の数年間様々な研究が行われている。
セルラ干渉についての研究や提案は沢山あるが、これらはセル間干渉の背景技術である。セル間干渉を低減できるとともに各UEの平均スループットを向上させる自己適応ソフト周波数多重化が提案された。また、比例公平に基づく干渉アウェア適合スケジューリングメカニズムが提案された。さらにリソース割当の問題について、周波数多重を維持しながらセル間干渉の影響を配慮した研究も提案された。LTE開ループ分割電力制御と閉ループ電力制御の評価についての関連研究も発表され、これらの研究ではセル間干渉の影響を配慮したと同時に、設計パラメータの合理的な配置にも深刻な理解が提出された。
例えば、従来のバイパス通信電力制御では、PSSCHまたはPSCCHの送信電力制御の式は以下の通り
ただし、PCMAX,cはセルCにおけるUEの最大出力電力を示し、MD2DはPRB数量で対応するチャンネルのD2D転送帯域幅、例えばPSSCH or PSCCH.を示し、PO_D2Dと αD2Dは対応するチャンネルと転送モードの上位層で調節される2つの電力制御パラメータ(1215)を示す。そこで、電力制御パラメータ(1215)は対応するチャンネルと転送モードでの上位層で配置されたものである。PLはUEで算出したdB単位のセルCにおける下がりリンク損失推定値である。この式でバイパスリンク通信の干渉からserving cellを保護することができる。このような特別な保護の必要がない場合に、UEはeNBが送信したD2D許可(つまりTPC=1)指示でUE最大出力電力を使用することができる。
LTEセル間干渉整合において、1つの進化基地局(eNodeB oreNB)は、やがて帯域幅のある部分に1つまたは複数のセルエッジユーザデバイスの上りリンク転送が行われるから、これらの周波数領域にハイ干渉が起こす可能性が高いことを通知するように、近隣の進化基地局へ1つの「ハイ干渉指示」と呼ばれるアクティブ指示を送信することができる。図2Aに示すように、X2は1つの進化基地局ともう1つの進化基地局を接続するインタフェースの名称である。S1は進化基地局と1つのモバイル管理主体(MME)との通信インタフェースである。
隣り合うセルはこの情報を考慮して干渉の影響を抑えるように自分のUEをスケジューリングする。これは、その部分の帯域幅に自分のセルエッジのユーザデバイスをスケジューリングしないこと、その部分の帯域幅にセルにおける送信電力が低いユーザだけスケジューリングすること、またはその部分の帯域幅に関するリソースブロック(RBS)に何のスケジューリングもしないことで実現できる。
ハイ干渉指示は1ビットマップで構成され、ビットマップにおける各ビットが1つのリソースブロックに対応する。オーバーロード指示(OI)と同様に、ハイ干渉指示も最大20ミリ秒ごとに送信される。ハイ干渉指示ビットマップがeNB基地局から特定の隣り合うノードeNB基地局へ送信される。一方、オーバーロード指示はパッシブ指示として、各リソースブロックに対する物理層の平均上りリンク干渉熱雑音の測定結果を示すように、X2アプリケーションプロトコルインタフェースを介して交換できる。オーバーロードインジケイターは低、中、高レベルの干渉雑音の3つの値を取る。多すぎるシグナル負荷を回避するため、オーバーロード指示が最大20ミリ秒ごとに更新される。
無線通信ネットワークにおける通信品質を改善する方法は、1つの基地局を制御してユーザデバイスへメッセージを送信するステップを含む。該メッセージにアクティブなデバイスツーデバイスリンクの統計情報を含み、該統計情報に基づいて新規なデバイスツーデバイス(D2D)リンクの干渉レベルを算出でき、さらに、各受信領域内におけるユーザデバイスが別のユーザデバイスと接続を確立する可否かを判断する事もできる。統計情報にはユーザデバイスまわりのアクティブなデバイスツーデバイス(D2D)リンクの密度と、デバイスツーデバイス(D2D)通信ためのハイ干渉指示を含む。各ユーザデバイスは統計情報に基づいて新規なデバイスツーデバイス(D2D)リンクによる干渉のレベルを決定することができる。本発明の方法は無線通信ネットワークにおける1つの基地局から無線通信ネットワークにおけるもう1つの基地局へ統計情報を送信するステップを含む。本発明の方法はハイ干渉識別子を生成するステップを含め、該ハイ干渉識別子に2進数識別子を含んでいる。その内1は干渉レベルが高かく、0は無視できる干渉を示し、または該ハイ干渉識別子が複数の種類の干渉電力レベルで表示される。ハイ干渉識別子が3GPP LTE−A(先進長期的進化)規格における既存のハイ干渉識別子に1ビットを追加して得たもので、このビットはこのハイ干渉識別子がバイパス(D2D)通信からのものであるかを示す。
もう1つの実施例では、本発明の方法は1つの基地局からネットワークにおけるデバイスツーデバイス通信ペアリングを構成するユーザデバイスへ電力制御パラメータを送信するステップを含む。各ペアリングデバイスツーデバイス通信のユーザデバイスが電力制御パラメータを使用して電力制御関数Pを決定して、電力制御関数によって1つの算出値を決定する。該算出値はデバイスツーデバイス(D2D)リンクのデータ転送信頼性に必要する最小の送信電力でもあり、パスロスが該基地局のパスロスに達した従来の電力制御値で決定される。この方法は1つの基地局から、各デバイスツーデバイス通信ペアリングのユーザデバイスへ、対応するチャンネルと転送モードの上位層パラメータ、変調及び符号化方法、累積送信電力制御指令、及び/又はデバイスツーデバイスリンクを構成するユーザデバイスの間のパスロスなどの情報を送信するステップを更に含み、ユーザデバイスは該情報基づいて電力制御関数による算出値の決定前に電力制御関数を決定することができる。電力制御パラメータは対応するチャンネルと転送モードの上位層で配置され、または無線通信ネットワークに予めに配置される。
もう1つの実施例では、本発明の方法は任意の一対のデバイスツーデバイス通信のユーザデバイスにおけるユーザデバイスにデバイスツーデバイス情報要素と定義するパラメータセットを受信するステップをさらに含む。該パラメータセットのパラメータを潜在可能性があるデバイスツーデバイスリンクの許可する干渉の算出に用いる。本方法では任意の一対のデバイスツーデバイス通信のユーザデバイスにおけるデバイスがデバイスツーBS(Base Station)情報要素というシグナルまたはパラメータを取得し、該シグナルまたはパラメータに基づいて上りリンクにおけるマスタユーザデバイスが許可する性能損失を算出する。本方法では任意の一対のデバイスツーデバイス通信ペアにおけるユーザデバイスが下がり参照信号をモニタリングして最近の基地局とデバイスツーデバイスペア自身の間のチャンネルゲインを取得する。本方法では任意のデバイスツーデバイス通信ペアにおける各ユーザデバイスが単位領域内のアクティブなデバイスツーデバイスリンク数量を推定し、送信電力を算出して、バイパス通信モードをアクティブする可否かを決定する。本方法では任意のデバイスツーデバイス通信モードである一対のユーザデバイスとの間にデバイスツーデバイス通信を行う。本方法では任意のデバイスツーデバイス通信ペアのユーザデバイスからこのデバイスツーデバイスペアがデバイスツーデバイス通信モードに移行する可否かのアドバイスをアクセスポイントへ通知し、このデバイスペアのアドバイスを受信してからデバイスツーデバイス通信モードに移行する。最後に、本方法ではデバイスツーデバイス通信デバイスペアが一定のモードで通信するのを指令し、通常デバイスツーデバイスペアのアドバイスモードを採用する。
もう1つの実施例では、本方法では無線通信ネットワークにおける基地局がデバイスツーデバイス情報要素を決定し、該情報要素はアクティブなデバイスツーデバイスリンク密度、チャンネル伝播モデルに関する定数、デバイスツーデバイスリンクのカバレージエリアなどを含む1組のパラメータセットから選択して構成される。本方法では、基地局から近隣基地局に対してパラメータまたはシグナル、つまり近隣基地局サービスのアクティブなデバイスツーデバイスリンクの統計情報を含むデバイスツーデバイス情報要素2を送受信する。本方法では、無線通信ネットワークにおける基地局が1つのデバイスツーBS情報要素を決定し、デバイスツーBS情報要素はユーザ端末の上りリンクの許可するデバイスツーデバイスリンクからの干渉総量、チャンネル伝播モデルに関する定数、デバイスツーデバイスリンクのカバレージエリア、及び存在するデバイスツーデバイスリンクから基地局までの平均の全チャンネルゲインを含む1組のパラメータセットから選択して構成される。本方法では、無線通信ネットワークにおける基地局がデバイスツーデバイス情報要素、デバイスツーデバイス情報要素2、及びデバイスツーBS情報要素に基づいて1つのデバイスツーデバイスペアの動作モードを決定する。最後に、本方法では、選択した動作モードをデバイスツーデバイス通信ペアリングをしようとするユーザデバイスへ送信する。本方法では、デバイスツーBS情報要素2が無線通信ネットワークにバイパス通信のためのハイ干渉識別子であり、必要に応じて第1の基地局から第2の基地局へハイ干渉識別子を送信するステップを含み、該識別子指示である無線リソース上にバイパス通信のデータ転送をスケジューリングすることができる。1つの無線通信ネットワークにバイパス通信のハイ干渉識別子を含む場合に、本方法では、1つの基地局からもう1つの基地局へハイ干渉識別子を送信するステップを含み、該ハイ干渉識別子はある無線リソース上にスケジューリングする可能性があるバイパス通信転送の指示を示す。本方法では、LTE−A規格の既存のハイ干渉識別子に1ビットを追加してバイパス通信のハイ干渉識別子を得て、該ビットは該ハイ干渉識別子がバイパス通信からのものであるかを示す。本方法では、基地局受信を許可する第3のパラメータセット、つまり隣り合うセルのデバイスツーデバイスリンクから送信させ、該デバイスツーデバイスリンクの負荷と干渉情報を含むデバイスツーデバイス情報要素3を含む。
本方法を実現する装置は、自己トラッキング手段と、信号検出手段と、位置推定手段を有する位置決めモジュールを含む。自己トラッキング手段は位置情報を測定するセンサと位置決めモジュール位置測定及び移動結果を記録する不揮発性コンピュータ可読メモリで構成される。自己トラッキング手段が測定した位置決めモジュールと1つまたは複数の目標トランスミッタとの間の位置情報のある測定点について、信検出手段が信号特性を検出する。測定の結果は、位置決めモジュールと1つまたは複数の目標トランスミッタとの間の距離、位置決めモジュールが1つまたは複数の目標トランスミッタから受信した信号の受信信号強度の少なくとも一つを含む。位置推定手段は、信号検出手段が信号特性を検出する位置の地理座標の集合と、自己トラッキング手段及び信号検出手段のデータ入力に基づいて生成した該座標集合の位置に関するパラメータと、位置決めモジュールが1つまたは複数の目標トランスミッタへの近接に必要な移動方向を含む位置決め情報を推定する。自己トラッキング手段、信号検出手段と位置推定手段とが互いに接続され、位置推定手段へデータを供給する。位置決めモジュールは例えば加速度計、ジャイロ、グローバルポジショニングシステム等のセンサによってその位置を報告し、及び/又はコンパスによって自己トラッキング手段の任意のサンプル時点の相対位置及び移動方向を推定する。
もう1つの実施例では、本発明の方法を実現する装置が複数の基地局で構成される1つのネットワークに動作できる近隣システムにおける方法において、ユーザデバイスが少なくとも1つの基地局との間に通信を行い、目標トランスミッタが信号を転送する。近隣システムは1つまたは複数の目標トランスミッタの位置決めに用い、1つの位置決めモジュールと、1つの近隣記述モジュールと、1つの近隣表示モジュールを含む。位置決めモジュールによって1つまたは複数の目標トランスミッタが位置決めされ、近隣記述モジュールを介してそれぞれの位置決めされた目標トランスミッタへ近隣情報を送信する。近隣記述モジュールはコンピュータメモリを有する1つの記憶素子を含む。近隣記述モジュールは記憶素子またはインターネットから近隣情報を取り込む記述手段を含み、近隣情報を表示モジュールへ送信して表示させる。近隣記述モジュールは選択的にインターネットへ接続する1つのネットワーク接続手段を含む。最後に、近隣記述モジュールはユーザデータを記憶素子へ入力させる1つのユーザインタフェース手段を含み、ユーザインタフェース手段は近隣情報を処理して近隣情報を近隣表示モジュールへ送信する。近隣表示モジュールは近隣システム距離を表示するように近隣情報を表示する。
近隣システムにおいて近隣情報は、位置決めされた目標トランスミッタの位置座標、または位置決めされた目標トランスミッタごとの識別子、または位置決めされた目標トランスミッタごとの記憶名、位置決めされた目標トランスミッタごとに関する1つの広告、位置決めされた目標トランスミッタごとの近くのデパートの1つの販促クーポン、位置決めされたアクセスポイントごとの近くに関する1つのビデオ、位置決めされた目標トランスミッタごとの近くに関する1つの画像、位置決めされた目標トランスミッタごとの近くに受信した全ての発言、位置決めされた目標トランスミッタごとの近くの製品やサービスの1つの価格リスト、位置決めされた目標トランスミッタごとの近くの予約可能な部屋、第1のユーザデバイスから目標トランスミッタまでの方向と距離情報、位置決めされた目標トランスミッタごとの近くの建物の階数のなかの1つまたは複数である。
近隣システムにおいてアクセス管理手段、所有権管理手段と内容管理手段を有する1つの近隣広告モジュールを含む。アクセス管理手段によって近隣広告モジュールと遠隔サーバとの間のネットワーク接続を実現する。所有権管理手段によって資料を1つまたは複数の遠隔サーバへアップロードすることができる。資料のアップロードによって所有権管理手段が複数の目標トランスミッタからの1つの目標トランスミッタの所有権を認証することができる。内容管理手段によって認証済み各目標トランスミッタから1つまたは複数の遠隔サーバまでの近隣情報を管理することができる。
デバイスツーデバイス(D2D)通信ではより自動的にデバイスと近隣デバイスの間の相互連絡を支援するように、効率の向上や干渉整合の改善が必要になる。このため、従来の単一の電力値は、すなわちサービス基地局までのパスロスの電力制御値ではなく、信頼バイパスデータ通信(デバイスツーデバイス通信とも言う)の信号転送に必要の最小送信電力を電力制御する機能を提供する簡単なデバイスと方法が必要になる。さらにバイパス通信を改善するための干渉整合が重要である。
潜在利得や収益チャンスが明らかではあるが、既存の類似の近隣サービスからの競争が存在し、例えば類似のサービスを提供する忠実な無線(Wi−Fi)及び/又はブルートゥース登録商標応用が挙げられる。近隣に基づくサービスとして例えばデジタルライフネットワークアリアンス(DLNA登録商標)やユニバーサルプラグアンドプレイ(UPP)が挙げられる。
デバイス同士にネットワークプロトコル(IP)層のデータ通信が確立できると、デジタルライフネットワークアリアンスやユニバーサルプラグアンドプレイでは他の関心のデバイスを発見するのを対応できる。しかしながら、デジタルライフネットワークアリアンスやユニバーサルプラグアンドプレイが単一の無線ローカルネットワーク(WLAN)またはローカルネットワーク(LAN)の範囲だけで動作できるしかしながら、それらは普通の主流方法であって、使用範囲や拡張性問題、プライバシー問題及び電池リソースに対する巨大な消費等に制限される方法であるので、消費者の技術使用が制限される。
最後に、第3世代の連携計画(3GPP)における長期的進化デバイスツーデバイス通信技術(LTE D2D)、すなわち「バイパス」通信によって近隣サービス用の1つの汎用プラットホームが提供される。長期的進化デバイススルー技術によって一連の新規な業務チャンスに技術支援を提供するとともに、長期的進化(LTE)ネットワークに顕著な性能や効率の改善を提供する。
本分野で周知するように、近隣サービスの低い複雑度干渉整合及び位置決め技術を実現するシステムと方法が望まれている。
本明細書では近隣デバイスと基地局との通信を整合する新規な汎用フレームワークを開示し、このようなフレームワークによって近隣デバイスによる干渉を効果的に制御でき、より良好なネットワーク性能を実現することができる。
本発明における干渉制御とは既存技術としての1次干渉制御技術よりも、高容量D2D通信に対応できる2次干渉制御のものである。
該汎用フレームワークは分散型モード選択、電力制御、セル間干渉整合を含み、近隣デバイスの間の直接通信の拡張性がより良好になり、かつ近隣デバイス位置決めによってより効果的なサービスが提供される。
この汎用フレームワークによって同時のアクティブなデバイスツーデバイス(D2D)リンク数が最大化でき、ネットワーク周波数多重比とネットワークスループットを最大限に達する。
このフレームワークによってセルラネットワークのユーザ端末とD2D端末のサービス品質確保について新しい効果的な方法を提供する。
この汎用フレームワークには3つの重要な革新技術を含み、移動無線ネットワークにおける近隣に基づくサービスを極大に向上させる。これら3つの重要な革新技術には:LTE−Aセルラネットワークまたは類似のネットワークに実現される電力制御と干渉整合を含むエアインタフェースと、拡張可能なデバイスツーデバイス通信と干渉制御と、近隣の無線送信機を発見して高効率の近隣サービスを提供する自律位置決め技術を含む。
これらの重要な革新技術によって、近隣に基づくサービスのための全体フレームワークを構築でき、実際の応用や便利性によって、これらの技術も単独に使用できる。
近隣サービスの効率を向上するために、1つ好ましい実施例では自律位置決め手段によって、1つのデバイスによる近隣無線デバイスの位置決めが可能になる。
このような自律位置決め手段によってデバイスと近隣デバイスとの距離が小さくなり、小さい送信電力で通信でき、ネットワークに対する2次干渉をより効果的に低減できる。
本明細書で開示した高度な技術が、任意形式のデバイスツーデバイス(D2D)の直接通信で実現される。これは、任意の類似のユーザ端末間の直接通信の近隣に基づくサービスでは該技術が使用できるという意味である。さらに、従来技術にも活用でき、例えばWi−Fi直連; セルラネットワークにおけるデバイスツーデバイス通信、ひいてはマシンツーマシン通信(M2M)等に組み込んで応用できる。
図面では移動通信ネットワークにおいて本明細書が開示した方法によって近隣サービスを支援する方法及び装置の実施例を説明する。図面における参照数字が連続的に使用されるものである。図2A、2Bには新しい参照数字として200シリーズ数字を使用する。同様に、それ以下の図面には新しい参照数字として図番号の先頭に対応するシリーズ数字を使用する。
図1は従来技術におけるネットワークの論理インタフェースを説明する。
図2Aは従来技術におけるネットワークの論理インタフェースを説明する。
図2Bは従来技術における基地局(eNB)とセルを説明する。
図3Aは基地局(eNB)から近隣基地局(eNB)へ送信された負荷と干渉整合情報のメッセージにおける負荷情報を記述するテーブルの第1の部分を記述する。
図3Bは基地局(eNB)から近隣基地局(eNB)へ送信された負荷と干渉整合情報のメッセージにおける負荷情報を記述するテーブルの第2の部分を記述する。
図3Cは基地局(eNB)から近隣基地局(eNB)へ送信された負荷と干渉整合情報のメッセージにおける負荷情報を記述するテーブル中の第3の部分を記述する。
図4Aは基地局(eNB)間に送信された負荷情報に保有するバイパス通信リンクに関する情報のテーブルの第1の部分である。
図4Bは基地局(eNB)間に送信された負荷情報に保有するバイパス通信リンクに関する情報のテーブルの第2の部分である。
図4Cは基地局(eNB)間に送信された負荷情報に保有するバイパス通信リンクに関する情報のテーブルの第3の部分である。
図5は位置決めモジュールのモジュールブロック図である。
図6Aはユーザデバイスの自己トラッキング手段の測定結果を説明する。
図6Bはモバイルデバイスがネットワークに接続されていない場合に、モバイルデバイスの位置決めモジュールによって近隣目標トランスミッタを位置決める過程を説明する。
図7はモバイルデバイスがネットワークと遠隔サーバに接続された場合に、モバイルデバイスの位置決めモジュールによって近隣目標トランスミッタを位置決める過程を説明する。
図8はモバイルデバイスの近隣システムのモジュールブロック図である。
図9は近隣記述モジュールを説明するモジュールブロック図である。
図10は近隣広告モジュール機能を説明するモジュールブロック図である。
図11は単位面積のアクティブなデバイスツーデバイスリンク数量を推定する方法を説明する。
図12はデバイスツーデバイスペアとサービス基地局の間に新規な信号を実現するステップと過程の例を説明する。
図13は図面で本発明の一実施例におけるシグナルフローを表示し、左が基地局のフロー、右がデバイスツーデバイスペアのフローを示してる。
図14はマルチセルセルラネットワークに実現されるシミュレーションパラメータと性能を説明している。
以下、対応の図面を参照して説明するが、これらの図面は本明細書の一部を構成し本発明の幾つか実施例を説明する。本発明はこれらの図面や好ましい実施例に限定されなく、本明細書には様々な態様の実施例を含む。本明細書に基づいて構造または操作の変更を加えて他の実施例になるが、これらの実施例も本発明の請求範囲に含む。
図1には無線アクセスネットワークの4つの構成部分:近隣デバイスであるユーザデバイス(105)、ネットワークと直接通信するユーザデバイスであるマスタユーザデバイス(UE)、及び1つのセル(130)または複数のセルを管理する1つの基地局(210)であるeNodeB(120)を説明する。図2Bには1つの基地局とセル(205)を説明する。基地局(210)はWIFIシステムにおいてアクセスポイントと言われ、3GPPネットワークインフラにおいてeNodeBと言われている。それぞれの基地局(210)は1つまたは複数のセルにおいてユーザデバイスとの間に無線信号を送受信する。それぞれのアクセスポイントは概念上の点であって、1つの特定のセルに対応付けられ、アクセスポイントはUEと無線アクセスネットワークの間の無線リンクのエンドポイントである。
図2Aにはインターネット(125)や遠隔サーバ(710)に接続するための中間媒介であるコアネットワークを説明し、例えば図7に示す1つの遠隔サーバや、図9に示す1つまたは複数の遠隔サーバ(935)が挙げられる。図9、図10に示すように、これらの遠隔サーバが1つまたは複数のデータベースを含んでも良い。1つのサーバファーム(1つまたは複数の遠隔サーバ(935))はコアネットワークの複数のサーバとデータベースを含み、これらのサーバとデータベースとが協力してサービスを提供できるとともに、機能によって相互の通信もできるので好ましい。
インターネット接続(125)による遠隔サーバ(710)または1つまたは複数の遠隔サーバ(935)の一例として広告サーバがある。広告サーバの不揮発性コンピュータ可読メモリに記憶している広告をオンラインマーケットに用い、これらの広告を移動端末、例えばウェブサイトアクセス者へ配布させる。ウェブサイトアクセス者には、一般的にユーザデバイス(105)の移動ユーザ、ユーザデバイス、例えばノートコンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、タブレットPCやスマートフォンを含む。
図2Aに示すように、コアネットワークは基地局間のX2とS1インタフェースとして機能しても良い。S1とX2とは3GPPネットワークノードにおける既存のインタフェースであって、S1インタフェースがE−UTRANとEPCを分離させ、X2インタフェースが基地局(eNBS)間のインタフェースである。
それぞれの基地局(210)はUEシグナルの制御やマスタユーザ端末とコアネットワークの間のデータ転送ルータを提供する機能エンティティである。マスタユーザデバイスとデバイスツーデバイス(D2D)ペアの無線リンクが互いに2ステージの干渉が発生する。
マスタユーザデバイスとネットワークと直接通信する。例えば、3GPPにおいて、マスタユーザ端末は基地局eNodeBと直接通信するユーザ端末(105)である。Wi−Fiにおいて、マスタユーザデバイス(135)はWIFIアクセスポイントと直接通信するデバイスである。本明細書には近隣のデバイスはデバイスツーデバイス(D2D)ユーザ端末、ユーザ端末(105)や近隣デバイスと言われている。1つのデバイスツーデバイスペアには2つのデバイスを含み、例えば第1のユーザデバイスが第2のユーザデバイスと通信する。D2Dペアの通信はバイパス通信とも言われている。ただし、マスタユーザデバイスまたは基地局がなくてもデバイスツーデバイス通信ができる場合もある。
本発明に開示した1つの好ましい実施例ではデバイスツーデバイス通信モード、送信電力及び干渉整合を決定する一連の技術を含む。
モード選択とは近隣の一対のデバイスが互いに直接通信するか、または基地局(210)を介して通信するかを決定する。これらの技術を合わせてデバイスツーデバイス通信が産生した2ステージの干渉を整合して、最適のネットワーク性能を得る。
これらの技術の集合については近隣の2つのデバイスが相手の位置を決めてトラッキングできるように、2つのデバイスが互いに近接するのが好ましい。このようなトラッキングと近隣程度の把握という技術によって2つのデバイスの間のデータ転送速率がより高く、ネットワークに対する干渉がより低く、ネットワークの性能をさらに改善できる。
情報要素
1つの好ましい実施例では、ネットワーク、例えば1つのアクセスポイント、1つの基地局、または1組の基地局は、そのサービスエリア(1つまたは複数のセル)内のアクティブなデバイスツーデバイスリンクに関する統計情報をトラッキングする。ネットワークはモバイルデバイスへ1つのパラメータ、好適には1組のパラメータまたはシグナルである、ネットワークにおける既存のアクティブなデバイスツーデバイスリンクの統計情報を保有するいわゆるデバイスツーデバイス情報要素(D2DIE)を送信する。デバイスツーデバイス情報要素は所定のエリアにおける潜在のデバイスツーデバイスリンク間の許可の相互干渉を推定・算出することに用いる。
デバイスツーデバイス情報要素にパラメータを保有する一例として、所定のエリア、例えば1つのセル内に、存在するアクティブなデバイスツーデバイスリンクの数量や密度である。そして該密度値を利用して該エリア内の異なるデバイスツーデバイスリンク間の潜在干渉を推定することができる。デバイスツーデバイスリンクの数量が多ければ多く、該エリア内に存在する相互干渉の可能性が高くなる。
デバイスツーデバイス情報要素にパラメータを保有するもう一つの例としてセルにおけるデバイスツーデバイスの干渉識別子であり、1はデバイスツーデバイスリンク間の干渉が高すぎるのを示し、0はデバイスツーデバイスリンク間の干渉を無視するのを示す。または、該識別子が複数の干渉レベルを示しても良く、例えば3つのレベルを示し、それぞれのレベルでデバイスツーデバイスリンク間の1つの干渉強度を示す。1ビットマップですべての関心のリソースブロック上の対応の干渉レベルを示しても良い。例えば、ビットマップのフォーマットとしてBIT STRING(1..110、…)を採用して; その意味記述として:ビットマップの位置ごとに1つの物理リソースブロック(PRB)(先頭のビット=PRB0、…)を示し、その値"1"は「ハイ干渉感度」を示し、値"0"は「ロー干渉感度」を示す。
デバイスツーデバイス情報要素は異なるデバイスツーデバイスリンク間の干渉を制御するのに好適に用いる。デバイスツーデバイス情報要素はネットワークに構築されたデバイスツーデバイスリンクが多すぎるのを防止することに用いても良い。例えば、メッセージにデバイスツーデバイス情報要素を保有すると、該情報要素を利用してバイパス通信モードにあるユーザデバイスがアクティブ状態に移行するべきかを決定することに用いる。
デバイスツーデバイス情報要素の転送方式としてセル専用の方式であってもよく、採用するネットワーク放送の方式であっても良い。なお、デバイスツーデバイス情報要素の転送方式としてユーザデバイス専用の方式であって、専用リソースを介してユーザデバイス(105)へ送信しても良い。
転送の一例では、1つの基地局eNodeBはこのパラメータをセル内の多くのユーザデバイスへ放送する。もう一例では、複数の基地局eNodeBは協力してこのパラメータを決定して、特定のユーザデバイスへ送信する。
転送のもう一つの例では、既存のデバイスツーデバイスリンクの既存のデバイス間の平均干渉量を推定して、このパラメータを放送することによって、新しいデバイスツーデバイスリンクが該リンクとの間のデータ転送による干渉を推定することができる。
転送の第3の例では、新しいデバイスツーデバイスペアが確立された場合に、基地局eNodeBからD2D UEへの発見メッセージにはデバイスツーデバイス情報要素を保有する。
基地局(210)が近隣の基地局と通信して、1つまたは複数のパラメータまたはシグナル、すなわちデバイスツーデバイス情報要素2(D2DIE2)を送信させ、そのなかに基地局のサービスエリア内のアクティブなデバイスツーデバイスリンクの統計情報を含有または保有するのが好ましい。
そこで、1つの好ましい方法では、無線通信ネットワーク(100)は複数の基地局を含む。この好ましい方法が無線通信ネットワークに用いる。それぞれの基地局(210)は無線通信ネットワーク中のもう1つの基地局との間に送受信通信を行う(110)。それぞれの基地局(210)は無線通信ネットワーク中の第1組のユーザデバイス集合との間に送受信通信を行う(110)。第1組のユーザデバイス集合とは無線通信ネットワーク(100)のサービスエリア内のユーザデバイス(105)である。第2組のユーザデバイス集合とは第1組のユーザデバイス集合中のデバイスとペアリングするもう1つのユーザデバイスからなる集合である。例えば、第2組のユーザデバイス集合とは2つのバイパス通信するモバイルデバイスである。このようなデバイスペアは1つのデバイスツーデバイスリンクとして定義される。本方法では、基地局(210)は、無線通信ネットワーク中の1つの基地局から第1組の
ユーザデバイス集合中のユーザデバイス(105)へ送信したアクティブなデバイスツーデバイスリンクの統計情報を含むメッセージを制御するステップと、第1組のユーザデバイス集合中のユーザデバイス(105)それぞれが統計情報に基づいて新しいデバイスツーデバイスリンク(140)の干渉レベルを算出することによって、第1組のユーザデバイス集合中の他のユーザデバイスと接続して新しいデバイスツーデバイスリンクを形成する可否かを決定するステップとを実行する。このような算出は本明細書に開示した方法に従って行われる。
統計情報には、アクティブなデバイスツーデバイスリンクの密度と、デバイスツーデバイス通信のハイ干渉指示の少なくとも一つの情報を含む。第1組のユーザデバイス集合中のそれぞれのユーザデバイス(105)は上記統計情報を使用して新しいデバイスツーデバイスリンク(140)による干渉レベルを決定することができる。
本方法にはさらに、無線通信ネットワーク中の1つの基地局が無線通信ネットワーク中のもう1つの基地局へデバイスツーデバイス情報要素2である統計情報を送信するステップと、1がハイ干渉レベルを示し、0が無視できる干渉を示す2進数指示であるデバイスツーデバイス通信用のハイ干渉識別子を構築するステップとを含み、ハイ干渉識別子が1つのQ−ary指示で複数の干渉レベルを示しても良い。ハイ干渉識別子は3GPP LTE−A(先進長期的進化)規格における既存のハイ干渉識別子に1ビットを加えて得られ、このビットがこのハイ干渉識別子がバイパスリンク通信からのものであるかを示す。
デバイスツーデバイス情報要素2は近隣基地局のサービスエリア内の許可のデバイスツーデバイスリンク間の相互干渉を推定することに用いる。
デバイスツーデバイス情報要素2に保有する第1のパラメータの一例として基地局のサービスエリア内、すなわち基地局またはセルのサービスのアクティブなデバイスツーデバイスリンクの密度または数量である。デバイスツーデバイス情報要素2はこれらのデバイスツーデバイスリンクの近隣セルのデバイスツーデバイスリンクに対する潜在干渉を推定することに用いる。デバイスツーデバイスリンクの数量が多ければ多く、予想の干渉が大きくなる。
デバイスツーデバイス情報要素2に保有する第2のパラメータの一例としてセルラエリアのデバイスツーデバイスのハイ干渉識別子であり、その内1がデバイスツーデバイスリンク間の干渉が高すぎるのを示し、0がデバイスツーデバイスリンク間の干渉を無視できるのを示す。または、このハイ干渉識別子は複数のレベル中の1つを示し、例えば3つのレベルを示し、それぞれのレベルがデバイスツーデバイスリンク間の干渉強度を示す。ビットマップですべての関心のリソースブロック上の対応の干渉レベルを示すことができる。例えば、該ビットマップのフォーマットとしてBIT STRING(1..110、…)を採用でき、その意味記述としてはビットマップ中の位置ごとに1つのリソースブロックPRB(先頭のビット=PRB 0 、…)を示し、その値"1"が「ハイ干渉感度」を示し、その値"0"が「ロー干渉感度」を示す。
図2Aに示すように、デバイスツーデバイス情報要素2は論理インタフェース、例えばX2またはS1インタフェース上にインターアクションするのが好ましい。
必要があれば、ネットワークから1つのパラメータまたはシグナルである、マスタユーザ端末が許可する性能損失の統計情報を保有するデバイスツーBS情報要素(D2DBSIE)を放送する。
ネットワークはデバイスツーBS情報要素を使用してマスタユーザデバイス(135)が許可する最大干渉程度データを提供し、マスタユーザとはネットワークと直接に接続するユーザ端末(105)である。例えば、ネットワークから放送したパラメータは3GPPセルラネットワークにおけるセルユーザが許可する信号対干渉雑音比(SINR)損失であっても良く、単位がデシベルdBである。
デバイスツーBS情報要素のもう1つの例として基地局と直接に接続するUEが許可するスループット損失である。
デバイスツーBS情報要素の第3の例として1ビットの識別子であり、そのなか1が付加のデバイスツーデバイス通信を許可するのを示し、これによるネットワークに対する干渉が無視できる、0が付加のデバイスツーデバイス通信による干渉が高すぎるので、新しいデバイスツーデバイス通信リンクの確立を禁止すべく。
デバイスツーBS情報要素の第4の例として1つのN状態の識別子であり、それはデバイスツーデバイス通信によるN個の干渉レベルの中のK個を許可するのを示す。ビットマップでデバイスツーBS情報要素を送信でき、その中の位置ごとに関心のリソースブロック上の対応の許可干渉レベルを示す。
革新的な送信電力制御機能
本発明に開示した好ましい実施例の1つの新規な特性としてバイパス通信の送信電力制御が従来の電力制御Pの最小値である。背景技術の欄に説明したように、従来の電力制御では、サービスセルの基地局のバイパス通信からのハイ干渉を避けるように、電力制御式中のパスロスがユーザデバイスからサービスセル基地局までのパスロスである。電力制御関数Pはバイパス通信の信頼データ転送に必要する最小送信電力を決定することに用いる。従来の電力制御値とPの小さい方の値を送信電力として選択し、バイパス通信の最小送信電力を確保することによって、2次干渉を低減させるとともに、より多くのD2Dリンクの同時通信を支援する。
そこで、無線通信ネットワーク(100)に実現される好ましい方法において、無線通信ネットワーク(100)は複数の基地局で構成され、それぞれの基地局(210)が無線通信ネットワーク(100)中の他の基地局と第1組のユーザデバイス集合とデータ送受信通信を行い、第1組のユーザデバイス集合中のもう1つのユーザデバイスと1つのデバイスペアになるそれぞれのユーザデバイス(105)が第2組のユーザデバイス集合を構成し、このような各デバイスペアが1つのデバイスツーデバイスリンク(140)として定義される。該方法は、無線通信ネットワーク(100)の1つの基地局から第2組のユーザデバイス集合へ電力制御パラメータ(1215)を送信するステップと第2組のユーザデバイス集合中のそれぞれのユーザデバイス(105)が電力制御パラメータ(1215)を使用して電力制御関数Pを決定するステップと、該電力制御関数を使用して算出値、すなわちデバイスツーデバイスリンク(140)の信頼データ転送に必要する最小送信電力を決定するステップとを含み、そのパスロスが基地局までのパスロスの従来の電力制御値である。
無線通信ネットワーク(100)に使用する好ましい方法はさらに、基地局から第2組のユーザデバイス集合中のそれぞれのユーザデバイス(105)へ以下のようなパラメータ群のなかの情報を送信するステップを含む。該パラメータ群にはチャンネルと転送モードとが対応する上位層パラメータ、変調及び符号化手段、累計送信電力制御指令、デバイスツーデバイスリンク(140)のユーザデバイス(105)の間のパスロスパラメータを含み、上記ユーザデバイス(105)が受信した情報を使用して電力制御関数を決定してから、電力制御関数を使用して算出値を決定する。上記の用語「上位層パラメータ」とは従来技術に良く用いられる用語であって、3GPP TS 36.213V12.7.0(2015−09)、バージョン12に定義され、ここに援用する。
第1の例では、バイパス通信の信頼データ転送に必要する送信電力が決定される。PSSCHとはデバイスツーデバイス通信(バイパス通信とも言う)に用いるデータチャンネル(PSSCHは物理バイパスリンク共有チャンネルの略称)である。
デバイス間転送モード1は「スケジューリングのリソース割当」とも言われ、それはユーザデバイス(105)ではなく基地局がデバイスツーデバイスまたはバイパス通信の無線アクセスリソースを決定するからである。
モード1では、送信電力が低すぎると、基地局(210)が特別な指令を送信して送信電力の増大を要求する。電力が高すぎると、基地局(210)がもう1つの指令を送信して電力の低減を要求する。送信機が動的にその出力電力を変更する方法である。このような電力制御メカニズムは通常"閉ループ電力制御"と言われ、電力制御用の上記のような特別な指令は送信電力制御(TPC)指令と言われている。
モード1とPSSCH周期iについて、PSSCH周期iのために配置されたバイパス通信スケジューリング許可中の送信電力制御指令のフィールドが1に設置された場合に、ユーザデバイス(105)が電力PPSSCHを送信し、その算出値が以下の式で決定される。
上記の式には、「min」がカッコの3項中の最小値を示す。MPSSCHはリソースブロックの数量で示すPSSCHリソース割当の転送帯域幅を示し、PLはパスロスで、PL=PL、そのPLはユーザデバイス(105)のサービスセル「C」での算出した推定の下がりパスロスであって、単位がdBで、ここでの従来の電力制御は、
であり、ただしPO_PSSCH、1とαPSSCH、1がそれぞれ上位層パラメータであるp0−r12とalpha−r12で提供され、対応するPSSCHリソース配置に関連付けられる。
第2の例ではバイパス通信転送モード2を使用する。モード2はユーザデバイス自律リソース選択モードとも言われ、モード2では、デバイスツーデバイス間の通信データを転送するユーザデバイス(105)が基地局へ接続する必要がなく、それはユーザデバイス(105)が自律かつランダムにPSSCHリソースプールからリソースを選択してバイパス通信制御情報のデータブロックを転送するのからである。第2の例では、ユーザデバイスが電力PPSSCHを送信し、その算出値は下の式で決定され
この第2の式では、PCMAX、PSSCHは最大UE出力電力である。PSSCHは物理バイパス通信共有チャンネルの略称であり、MPSSCHはリソースブロック数量で示すPSSCHリソース割当帯域幅であり、PLはパスロスで、PL=PL、そのPLはユーザデバイス(105)のサービスセル「C」で算出した推定の下がりパスロスで
あり、単位がdBで、ここでの従来の電力値は
であり、ただしPO_PSSCH、2とαPSSCH、2はそれぞれ上位層パラメータであるp0−r12とalpha−r12で提供され、対応するPSSCHリソース配置に関連付けられる。
第3の例では、バイパス通信の信頼な転送制御情報に必要する送信電力が決定される。PSCCHはデバイスツーデバイス通信、すなわち「バイパス通信」の制御情報チャンネルである。バイパス通信について、デバイス間転送モード1ではPSCCHチャンネルを使用し、かつPSCCH周期iとし、PSSCH周期iに配置されたデバイス間スケジューリング許可中の送信電力制御指令のフィールドが1に設置された場合に、ユーザデバイスが電力PPSCCHを送信し、その算出値が下の式で決定される。
この第3の式では、「min」がカッコの全ての項中の最小値を示す。PCMAX、PSCCHは制御情報チャンネルの最大UE電力であり、MPSCCH=1;PL=PL、そのPLがユーザデバイス(105)のサービスセル「C」で算出した推定の下がりパスロスであり、単位がdBで、ここでの従来の電力値は
である。
第4の例では、デバイスツーデバイス通信の制御情報チャンネルがバイパス通信転送モード2であって、ユーザデバイスが電力PPSCCHを送信し、その算出値は下の式で決定される。
この第3の式では、PCMAX、PSCCHはユーザデバイス送信機の最大電力制限であり、MPSCCH =1かつ PL=PL、そのPLはユーザデバイス(105)のサービスセル「C」で算出した推定の下がりパスロスであり、単位がdBで、ここでの従来の電力値は
であり、PO_PSCCH、2とαPSCCH、2はそれぞれ上位層パラメータであるp0−r12とalpha−r12で提供され、対応するPSCCHリソース配置に関連付けられる。
以上の幾つかの例では、新規に定義されたバイパス通信用の電力制御関数Pによって、バイパス通信リンクの信頼データと制御情報通信に必要する送信電力が決定される。上記の式ではPが必ず同一の値ではない。以下の7つの例では、それぞれa.〜g.で表示され、7つのP 値が異なる状況を説明する。
a. P ::= P ::= {a1、a2、…、aK} dBm、例えば P ::= {−30、−29、… 22、23} dBm、−30〜23までの整数で表示され、単位がデシベルミリワット(dBm)である。具体的に使用する値は上位層パラメータで配置され、またはシステムで予めに配置され、例えばSIMカードに記憶させても良い。
b. PSSCH またはPSCCH、
ただし、MD2Dは対応のチャンネル、例えばPSSCHまたはPSCCHを示し、PR
B数量で示すD2D転送帯域幅を示す。PO_D2Dは調節可能な電力制御パラメータであり、上位層が対応するチャンネルと転送モードに対して配置されたものである。PO_D2Dは予めにシステムで配置され、例えばSIMカードに記憶させても良い。
c.バイパス通信リンクがユニキャストまたは2つの近隣のユーザデバイスの間の中継通信に用いる場合に、PSSCHまたはPSCCH用の電力制御関数Pは以下のように決定され、
D2Dが対応のチャンネルPRB数量で示すD2D転送帯域幅であり、例えばPSSCH または PSCCHである。PO_D2D と αD2Dは上位層が対応するチャンネルと転送モードに対して調整され配置された電力制御パラメータ(1215)である。POD2DとαD2Dは予めにシステムで配置されて、例えばSIMカードに記憶させても良い。PLSはバイパス通信のユーザデバイス(105)が推定したバイパス通信の2つのユーザデバイスの間のリンクのパスロスであり、単位がdBである。そこで、電力制御パラメータ(1215)は対応するチャンネルと転送モードに基づいて上位層で配置され、または無線通信ネットワーク(100)に予めに配置される。
d.ユーザデバイス(105)が放送またはマルチキャストモードで、すなわち一対複数の近隣サービスに基づく直接通信の場合に、PSSCHまたはPSCCHに対する電力制御関数Pは下の式で決定されている。
ただし、PLMはユーザデバイスが算出・推定した1つのユーザデバイスとマルチキャストまたはキャストする他のユーザデバイスの間のリンクのパスロス関数であり、単位がdBである。例えば、1つのユーザデバイスとN個のデバイスからなる他のユーザデバイスがキャストモードであると仮想し、第1のユーザデバイスから送信したデータを受信すると、これらのユーザデバイスから第1のユーザデバイスまでの推定のパスロスはそれぞれPL、PL、…、PLN−1である。PLはこれらの推定パスロス中の最大値、最小値または中間値のいずれかであっても良い。
e.アクティブなデバイスツーデバイスリンクの密度マッピングテーブルを使用する場合に、Pはデバイスツーデバイス情報要素の関数である。例えば以下のテーブルに示す数値が挙げられる。
f. 例b−dのPD.に対して、上位層パラメータが存在する場合に、PO_D2Dはデバイスツーデバイス情報要素で決定され、以下のテーブルに示す。
g. この例では、P
の関数であり、
はバイパス通信転送用の変調及び符合化手段で決定される。例えば、
はOCQIの関数で、OCQIは巡回冗長検査(CRC)ビットを含むチャンネル品質指示/プリコーディング行列指示(CQI/PMI)ビットであり、かつ
はリソース要素の数量である。
h.この例では、Pはバイパス通信の受信機で受信した累計送信電力制御指令で調整される。累計送信電力制御指令については、それぞれの送信電力制御指令で前の送信電力関数に対してレベルごとにバイパス通信用の電力を調整するのを指示する。
新規モード選択
本発明に開示した1つの好ましい実施例の新規特性の一つはデバイスツーデバイスペア中のモード選択である。該モード選択とはデバイスツーデバイス情報要素またはデバイスツーBS情報要素が提供する機能である。モードの選択はデバイスツーデバイスペアがアルゴリズムを通じてデバイスツーデバイス情報要素またはデバイスツーBS情報要素に基づいて算出され決定される。モード選択によってデバイスペアがデバイスツーデバイス通信モードである可否かが決定される。
モード選択のアルゴリズムがデバイスツーデバイスペアの相互発見後に開始する。LTE−A長期的進化インフラストラクチャに実現される新規モード選択のアルゴリズムの例として以下の過程の1つまたは複数のステップである。
1. 一対の近隣のデバイスツーデバイスユーザ端末がデバイスツーデバイス情報要素またはデバイスツーBS情報要素を受信する。
2. デバイスツーデバイスペアが下がり参照信号を検出して最も近くのアクセスポイントからデバイスツーデバイスペア自身へのチャンネルゲインを得て、既存の標準化規格がこのような操作に対応できる。
3. デバイスツーデバイスペアが単位面積あたりのアクティブなデバイスツーデバイスリンクの数量を推定し、送信電力を算出してから、そのアクティブ状態、すなわちデバイスツーデバイスモードであるかどうかを決定する。
4. デバイスツーデバイスリンクの通信モードの自己決定を許可するネットワークにおいて、該デバイスペアがデバイスツーデバイスモードで動作すると決定すれば、デバイスツーデバイスペアがデバイスツーデバイスモードで動作するが、 そうでなければ、デバイスツーデバイスペアの送信機または受信機から、該デバイスペアがデバイスツーデバイスモードで動作すべきのアドバイスをサービスデバイスのアクセスポイントへ通知する。アドバイスを受信した後、ネットワークがさらなる算出を行い、デバイスツーデバイスペアに指令してあるモードで通信させるが、好ましくはデバイスツーデバイスペアが自己で決定したモードで動作する。
そこで、1つの好ましい実施例では、無線通信ネットワーク(100)に用いる方法であって、無線通信ネットワーク(100)は複数の基地局で構成させ、それぞれの基地局(210)が無線通信ネットワーク(100)中の他の基地局と第1組のユーザデバイス集合との間に送受信通信を行い、第1組のユーザデバイス集合中のもう1つのユーザデバイスととともにデバイスペアをなすユーザデバイス(105)で第2組のユーザデバイス集合を構成し、そのデバイスペアがデバイスツーデバイスリンク(140)として定義される。本方法には、許可デバイスペアごとのユーザデバイス(105)がデバイスツーデバイス情報要素として定義される1組のパラメータを受信することを許可し、デバイスツーデバイス情報要素を利用して潜在のデバイスツーデバイスリンクの間の許可干渉を算出するステップと、デバイスペア中のユーザデバイス(105)がサービスデバイスペアの基地局(210)のサービシングするアクティブなデバイスツーデバイスリンクの統計情報を含む1組のパラメータであるデバイスツーデバイス情報要素2を受信することを許可するステップと、デバイスペアごとのそれぞれのユーザデバイス(105)が下がり参照信号を監視して最近のアクセスポイントとデバイスペア自身の間のチャンネルゲインを取得することを許可するステップと、デバイスペアごとのそれぞれのユーザデバイス(105)が単位面積あたりのアクティブなデバイスツーデバイスリンクの数量を推定し、送信電力を算出して、ユーザデバイスのアクティブ状態及びデバイス間通信モードであるかどうかを確立することを許可するステップと、デバイスペアがデバイスツーデバイス通信モードであると判定されると、デバイスペア中のユーザデバイス(105)がデバイスツーデバイスモードで動作させるステップと、デバイスペア中のユーザデバイス(105)が該デバイスペアがデバイスツーデバイスモードで動作するかどうかのアドバイスをアクセスポイントへ通知し、アドバイスを受信した後、デバイスツーデバイスペアがモードで通信することを指令して、デバイスツーデバイスペアのアドバイスモードを動作モードとして決定することが好ましい。
もう1つの実施例では、無線通信ネットワーク(100)、例えば1つのアクセスポイント(基地局eNodeB)は、以下の1つまたは複数のステップを実行する。
無線通信ネットワーク(100)には、それぞれの基地局(210)がそのカバレージエリア内のアクティブなデバイスツーデバイスリンクの密度または数量を常に記録し、異なるエリアまたはセルによって該密度または数値が差別あり、デバイスツーデバイス情報要素を確立する。
マスタユーザデバイスが存在すると、基地局(210)はマスタユーザデバイスの許可可能な最大干渉または最大性能損失、例えばスループット損失を推定し、デバイスツーBS情報要素を確立する。
基地局(210)はこの2つのパラメータを、全てのユーザデバイス(105)、全てのデバイスツーデバイスペア、特定のユーザデバイス組、または特定のユーザデバイスへ送信する。
ネットワークについてデバイスツーデバイスペアが最後のモード選択を実行すると、ネットワークの好ましい態様としてデバイスツーデバイスペアが転送したモードアドバイスを受信し、1つの指令をデバイスツーデバイスペアへ返信させ、このデバイスペアの最後のモード選択の結果を通知する。
そこで、上記実施例では無線通信ネットワーク(100)に用いる方法を含み、無線通信ネットワーク(100)は複数の基地局で構成され、それぞれの基地局(210)は無線通信ネットワーク(100)中の他の基地局と第1組のユーザデバイス集合と送受信通信を行い、第1組のユーザデバイス集合中のもう1つのユーザデバイスとともにデバイスペアを構成するユーザデバイス(105)で第2組のユーザデバイス集合を構成し、それぞれのデバイスペアが一つのデバイスツーデバイスリンク(140)として定義され、本方法には、無線通信ネットワーク(100)中の基地局(210)がアクティブなデバイスツーデバイスリンク密度または数量と、チャンネルモデルに関する伝播定数と、デバイスツーデバイスリンクのカバレージエリアとから選ばれた1組のパラメータ群を含むデバイスツーデバイス情報要素を確立することを許可するステップと、無線通信ネットワーク(100)中の基地局(210)がユーザデバイスの上りの許可するデバイスツーデバイスリンクからの干渉総量と、チャンネルモデルに関する伝播定数と、デバイスツーデバイスリンクのカバレージエリアと、存在するデバイスツーデバイスリンクから基地局までのチャンネルゲインの平均和とから選ばれた1組のパラメータ群を含むデバイスツーBS情報要素を確立することを許可するステップと、無線通信ネットワーク(100)中の基地局(210)がデバイスツーデバイス情報要素とデバイスツーBS情報要素を利用してそれぞれのデバイスツーデバイスペアのモード選択結果を確立するとともに、モード選択結果を第1 組のユーザデバイス集合のデバイスツーデバイスペアを作成しようとするユーザデバイス(105)へ送信することを許可するステップとを含む。
上記の実施例では、デバイスツーBS情報要素は無線通信ネットワークのデバイスツーデバイス通信のハイ干渉識別子であっても良い。なお、ハイ干渉指示がある場合に、上記の実施例では第1の基地局から第2の基地局へやがて特定部分の無線リソース上にデバイスツーデバイス通信のデータ転送をスケジューリングする可能性があるのを示すハイ干渉識別子を送信するステップを更に含む。
一実施例では、先進長期的進化(LTE−A)規格に既存のハイ干渉識別子に1ビットを加えてデバイスツーデバイス通信のハイ干渉指示を得て、その1ビットは該ハイ干渉指示がデバイスツーデバイス通信による指示であるかどうかを示す。
本発明のもう1つの実施例では、一つのデバイスツーデバイスリンク(140)、基地局(210)、または無線通信ネットワーク(100)は、デバイスツーデバイス情報要素またはデバイスツーBS情報要素に基づいて1つのデバイスツーデバイスペアがデバイスツーデバイスモードで動作すべきかどうかを決定できる。
本実施例の一例では、一つの潜在のデバイスツーデバイスリンクは該リンクがデバイスツーデバイスモードでの送信電力の上限及び下限を推定できる。送信電力の下限としてその信号対干渉雑音比(SINR)に必要する最小送信電力である。1つの下限の例として上記のPを挙げる。
送信電力の上限として使用可能な最大送信電力であって、該送信電力のネットワークに対する干渉、即ちマスタユーザデバイス及び他のデバイスツーデバイスリンクに対する干渉がマスタユーザデバイス及び他のデバイス間リンクに許可されることを保証する必要がある。送信電力の上限一例として既存の電力制御、即ち従来の電力制御方法であって、先進長期的進化(LTE−A)におけるバイパス通信に採用するパスロスがサービスセルの基地局までのパスロスである電力制御方法を挙げる。
その他の例において、デバイスツーBS情報要素の許容する信号対干渉雑音比(SINR)損失情報の関数及び周辺エリアのデバイスツーデバイスリンクの密度に基づいて送信電力の上限を推定でき、そのデバイスツーデバイスリンクの密度情報がデバイスツーデバイス情報要素に含まれる。
送信電力の下限がデバイスツーデバイスペア自身の信号対干渉雑音比(SINR)、送信機と受信機の間のリンクゲイン、周辺エリアのデバイスツーデバイスリンクの密度の関数で推定される。推定された上限が下限よりも高いと、デバイスツーデバイスリンクがデバイスツーデバイス通信を採用でき、即ちデバイスツーデバイスモードで動作できるが、そうではなければ該デバイスツーデバイスリンクをアクティブできない。
新規な近隣サービスセル間の干渉整合
本発明が開示した1つの好ましい実施例の新規特性の一つとして近隣の基地局で転送されたデバイスツーデバイス通信のハイ干渉指示である。この特性を実現するには、1つの基地局から隣り合う基地局へやがて基地局がある部分の無線リソース上、例えばある帯域幅、周波数分割多重(FDM)符号またはリソースブロック上、デバイス間リンク(デバイスツーデバイス)の通信をスケジューリングすることを示すデバイスツーデバイス情報要素2を送信する。
もう1つ創造性を実現する例では、デバイスツーデバイスペアの1つのユーザデバイスから隣り合う基地局へやがて該デバイスツーデバイスペアがある部分の無線リソース上、例えば帯域幅、周波数分割多重(FDM)符号またはリソースブロック上、デバイス間リンク(デバイスツーデバイス)の通信をスケジューリングすることを指示する1つのデバイスツーデバイス情報要素3を送信する。
そこで、これらの無線リソース上にハイ干渉が発生する可能性がある。しかし、デバイスツーデバイス通信による干渉でデバイスツーデバイス通信の優先度が低いので、これらの干渉がハイ干渉識別子が示す干渉のように高い可能性が非常に低い。そこで、他の基地局eNodeBはデバイスツーデバイス通信の干渉が低い優先度であると考え、使用可能なリソースがあれば、干渉問題を解決する。なお、デバイスツーデバイス通信が最少の電力転送で使用され得る。隣り合うセル間の干渉を無視できる。そこで、高い干渉が存在する可能性が非常に小さい。
一つの実施例では、既存のハイ干渉識別子に1ビットを加え、このビットは該ハイ干渉識別子がデバイスツーデバイス通信によるものであるかどうかを示す。次に1つのハイ干渉識別子の情報要素、既存のハイ干渉識別子の先頭に1ビットを加える例を挙げる。
それら強制(M)マークに使用しなければならないハイ干渉識別子について、情報要素のタイプと参照例として、BIT STRING(1、1..110、…)を挙げ、その意味記述として、先頭のビットは該ハイ干渉識別子がデバイスツーデバイスによる干渉であるかどうかを示し、その値「1」がデバイスツーデバイス通信を示し、「0」が非デバイスツーデバイス通信を示す。ビットマップの他のビットのそれぞれの位置が1つの物理リソースブロック(PRB)(2目のビット= 物理リソースブロックPRB 0、…)を示し、その値"1"が「ハイ干渉感度」を示し、値"0"が「ロー干渉感度」を示す。物理リソースブロックの最大数量が110である。または最後のビットが該ハイ干渉識別子がデバイスツーデバイスによる干渉であるかどうかを示し、その値「1」がデバイスツーデバイス通信を示し、「0」がデバイスツーデバイス通信による干渉ではないことを示す。
もう1つの実施例では、3GPP TS 36.423規格(進化のユニバーサル地上無線アクセス网(E−URTAN);X2アプリケーションプロトコル(X2AP))中の負荷情報にはデバイスツーデバイス通信によるハイ干渉を示す1つの専用情報要素を含む。負荷情報の一例として図3A、図3B、図3C中のテーブルに示すように、これらのテーブルに基地局eNodeBから隣り合う基地局eNodeBへ送信した負荷と干渉整合情報を転送するためのメッセージを記述する。方向:基地局eNodeB1からeNodeB2へ。
ここでの図における上りハイ干渉識別子2(ハイ干渉識別子2)の一例として以下のように定義され:情報要素/組名:ハイ干渉識別子2、選択可能、その情報要素タイプと参照例として:BIT STRING(1..110、…)を挙げ;意味記述として:ビットマップのそれぞれの位置が1つの物理リソースブロック(PRB)(先頭のビット=物理リソースブロックPRB 0、…)を示し、その値"1"が「ハイ干渉感度」を示し、値"0"が「ロー干渉感度」を示す。物理リソースブロックの最大数量は110である。
もう1つの実施例では、バイパス通信に関する情報が基地局eNodeB間の負荷情報に保有される。一例として、図4A、図4B、図4C中のテーブルに示すように、相関情報を保有するための1つの新規なバイパス情報を図示する。例えば、バイパス情報にデバイスツーデバイス情報要素2を保有してもよい。バイパス情報についての詳細なフォーマットが具体的に実現しようとする場合に確立されてもよい。このメッセージを1つの基地局eNodeBから隣り合う基地局eNodeBへ送信させ、負荷と干渉整合情報の転送に用いる。方向:基地局eNodeB1からeNodeB2へ。図4A、4B、4C中のメッセージを1つの基地局eNodeBから隣り合う基地局eNodeBへ送信させ、負荷と干渉整合情報の転送に用いる。
本発明のもう1つの実施例では、デバイスツーデバイス通信の1つのモバイルデバイスと隣り合う基地局または隣り合うデバイスツーデバイス通信のデバイスの間にX2に類似する論理インタフェースが作成される。この論理インタフェースは隣り合う基地局または隣り合うバイパス通信デバイスへバイパス通信のデバイスツーデバイス情報要素3を送信することに用いる。デバイスツーデバイス情報要素3が負荷または干渉情報を保有できる。論理インタフェースを介して転送するメッセージとして例えばデバイスツーデバイス通信のハイ干渉識別子を挙げ、ハイ干渉識別子がデバイスツーデバイス通信の1つのモバイルデバイスから隣り合う基地局または隣り合うデバイスツーデバイス通信のデバイスへ送信される。該ハイ干渉識別子は隣り合う基地局または隣り合うデバイスツーデバイス通信のデバイスへ、やがて該デバイス間リンク通信がある部分の無線リソース上、例えば帯域幅、周波数分割多重(FDM)符号またはリソースブロック上、デバイス間リンク(デバイスツーデバイス)の通信をスケジューリングすることを通知するためである。そこで、これらの無線リソース上にハイ干渉が発生する可能性がある。
ハイ干渉識別子の一例として以下のように定義され、情報要素/組名:ハイ干渉識別子、強制存在;その情報要素タイプと参照例として:BIT STRING(1..110、…)を挙げ;意味記述として:ビットマップのそれぞれの位置が1つの物理リソースブロック(PRB)(先頭のビット=物理リソースブロックPRB 0、…)、その値"1"が「ハイ干渉感度」を示し、値"0"が表示「ロー干渉感度」を示す。物理リソースブロックの最大数量は110である。
そこで、一つの実施例では基地局(210)が隣り合うセルのデバイスツーデバイスリンクから第3のパラメータセット、即ちデバイスツーデバイス情報要素3を受信することを許可し、該情報要素にはデバイスツーデバイスリンクの負荷と干渉情報を含む。デバイスツーデバイス情報要素3が該情報要素を送信するデバイスツーデバイス通信リンクのハイ干渉識別子であることが好ましく、かつ1つ好ましい方法ではバイパス通信の1つのユーザデバイス(このようなユーザデバイスを上記の第2組のユーザデバイス集合中のデバイスと呼ばれ)から基地局(210)へハイ干渉識別子を送信するステップを含み、このようなハイ干渉識別子はある部分の無線リソース上にデバイスツーデバイス通信のユーザデバイス(105)間のデータ転送をスケジューリング可能性があることを指示するためである。
新規に発明した近隣のモバイルデバイスの位置決め方法及び装置
ここに開示する1つ好ましい実施例の革新点として、図5に示すように1つの位置決めモジュール(500)である。図6B、図7に示すように、位置決めモジュール(500)はモバイルデバイス(605)上に近隣の目標トランスミッタの位置決めを実現するものである。モバイルデバイス(605)は例えば1つの携帯電話、1つのロボット、1つの自動車などである。目標トランスミッタ(610)は例えば携帯電話、ノートコンピュータ、無線送信機付きのブック、ロボット、自動車などである。図6Bには、1つのインターネット(125)に接続していないモバイルデバイス(605)が複数の目標トランスミッタ(610)を含むエリアに1つの経路(615)に沿って移動している。
図7には、モバイルデバイスが複数の目標トランスミッタ(610)を含むエリアに1つの経路(615)に沿って移動しているが、該モバイルデバイスがインターネット(125)と1つの遠隔サーバ(710)に接続している。目標トランスミッタ(610)の信号がモバイルデバイス(605)で検出されれば、それらが近くにあると見なす。
位置決めモジュール(500)の主な機能としてモバイルデバイス自身の近隣の1つまたは複数の目標トランスミッタを位置決める。一つの実施例では、位置決めモジュール(500)は常にモバイルデバイス(605)の移動をガイドし、モバイルデバイス(605)を関心している1つまたは複数の目標トランスミッタに近接させる。位置決めモジュール(500)によって、2つのLTEネットワーク中の移動端末が相手に近接してバイパス通信を行うことができる。なお、互いに近接しているデバイスについて、それらのスループットも顕著に増加するとともにエネルギー消費が減少する。その同時に、互いに近接しているデバイスについてLTEネットワークの容量も増加し、より多くの同時バイパスD2D通信に対応できる。
位置決めモジュール(500)は、自トラッキング手段(505)と、信号検出手段(510)と位置決め手段(515)という3つの重要手段を含む。モジュールは他の補助手段を含んでも良い。これらの3つの重要手段の主要機能は以下のように記述される。
自己トラッキング手段(505)の主要機能として物体の移動位置をトラッキングし、即ちモバイルデバイス(605)の移動軌跡を測定または推定するとともに、位置決め手段(515)へ測定結果を報告する。図6AにUEにおける自己トラッキング手段(505)のトラッキング測定過程(600)が記述される。
例を挙げて説明すると、1台のスマートフォン(例えばiPhone登録商標)中の自己トラッキング手段(505)は任意のサンプル時点で、フォンに組み込んだセンサ(例えば加速度計、ジャイロとコンパス)によってフォンを携帯している人間の相対位置、移動方向とステップを推定できる。そこでモバイルデバイス(605)の移動経路(615)と軌跡が自己トラッキング手段(505)でトラッキングして検出・記録される。
モバイルデバイス(605)は1台の自己トラッキング手段(505)付き自動車であるとしたら、その移動距離は車輪回転数の測定によって得られ、移動方向がステアリングホイールの角度の測定によって得られる。
モバイルデバイス(605)は1台の自己トラッキング手段(505)付きの飛行機であるとしたら、その飛行軌跡(615)が記録される。
モバイルデバイス(605)は1台の自己トラッキング手段(505)付きのロボットであるとともに、そのステップサイズ、即ち移動距離と移動方向がわかると、その移動軌跡(615)が容易に確立され得る。
モバイルデバイス(605)にGPS手段を含むと、GPS信号の読取によってモバイルデバイス(605)の位置が取得され得る。
そこで、1つの位置決めモジュール(500)の実施例では、1つの自己トラッキング手段(505)と、1つの信号検出手段(510)と1つの位置決め手段(515)を含む。
この実施例では、自己トラッキング手段(505)は位置情報を測定するセンサと、位置決めモジュール(500)測定結果及び移動過程を記録するための不揮発性コンピュータ可読メモリとを含む。
本実施例では、信号検出手段(510)は自己トラッキング手段(505)が位置決めモジュール(500)と1つまたは複数の目標トランスミッタ(610)の間の距離を測定する場合の存在位置から選ばれた特定の地点で1つまたは複数の信号の特徴を検出する。図6Aに示している。測定結果には位置決めモジュール(500)と1つまたは複数の目標トランスミッタ(610)の間の距離と、位置決めモジュール(500)が受信した上記1つまたは複数の送信機(610)から信号の信号強度との少なくとも一つを含む。位置決め手段(515)は位置決め情報、例えば信号検出手段(510)が信号特性を検出する場合の地理座標、自己トラッキング手段(505)と信号検出手段(510)の入力に基づいて地理座標のために提供される位置決め相関パラメータ、位置決めモジュール(500)が1つまたは複数の目標トランスミッタ(610)に近接するための移動方向を推定し、ここで自己トラッキング手段(505)と、信号検出手段(510)と位置決め手段(515)とは位置決め手段(515)へデータを提供できるように互いに接続される。センサは1組のデバイスから選ばれ、この組のデバイスにはジャイロと、位置を報告できるGPSと任意のサンプル時点で自己トラッキング手段の相対位置及び移動方向を推定できるコンパスとを含む。
図6Aに1つの自己トラッキング手段(505)測定結果の例を記述され:
報告時点の移動方向:d =(dx,dy,dz)、 及び/又は
相対座標:(x[1],y[1],z[1]),(x[2],y[2],z[2]),(x[3],y[3],z[3]),…,(x[k],y[k],z[k])、該相対座標はモバイルデバイスがその移動経路上のK個の位置でサンプリングされた自身の相対位置を示す。ここでの(x,y,z)としてライトハンドデカルト座標系が採用され、x(左右)軸、y軸(前后)とz軸(上下)についての報告時点で一人、1台のロボット、1台の自動車などに対する相対位置を示す。
信号検出手段(510)について、それぞれの目標トランスミッタ(610)が信号検出手段(510)で検出され得る信号を放送できる。この手段によってサンプル位置ごとに関心しているそれぞれの目標トランスミッタ(610)の1組の信号特性を検出して、これらの情報を位置決め手段(515)へ報告する。サンプル位置とは自己トラッキング手段による位置測定の位置である。
以下、目標トランスミッタ(610)中の1つの動作例を説明する。これらの例は他の関心している目標トランスミッタにも同様に応用できる。これらの例では、検出した信号特性にモバイルデバイス(605)と1つの目標トランスミッタ(610)の間の距離に関する情報を含む。例えば、これらの信号は無線信号のようなWi−Fi信号、LTEネットワーク中の進化基地局が放送した参照パイロット信号、D2Dバイパス通信中の発見信号、または専用位置決め信号であっても良い。これらの信号は超音波であっても良く、超音波の往復時間を算出することでモバイルデバイスと目標端末の間の距離を推定できる。
サンプル位置でサンプリングされた信号特性の幾つかの追加例として:K個のサンプル地点で算出した目標トランスミッタからモバイルデバイスまでの距離、{ L[1]、L[2]、L[3]、…、L[k]}、受信した信号の強度指示、 { R[1]、R[2]、R[3]、…、R[k]}、信号到達時点、{ T[1]、T[2]、T[3]、…、T[k]}、サンプル地点ごとに複数の方向から受信した複数の信号の強度指示 : { {(R[11]、d[11])、 (R[12]、d[12])、 …}、{(R[21]、d[21])、 (R[22]、d[22])、 …}、…、{(R[K1]、d[K1])、 (R[K2]、d[K2])、 …}}を含み、ただし、 R[ij] は第iの位置で受信したj目の信号の強度指示を示し、d[ij]は対応のモバイルデバイスの測定方向の推定値を示す。
位置決め手段(515)は自己トラッキング手段(505)と信号検出手段(510)から提供された入力データに基づいて、関心している目標トランスミッタ(610)ごとの位置または位置決めに関する任意のパラメータを推定する。一つの実施例では、1つの目標トランスミッタの位置(x,y,z)が以下の方程式の最大の最尤解で推定され:
(x[1]−x)^2+(y[1]−y)^2+(z[1]−z)^2=L[1]^2、
(x[2]−x)^2+(y[2]−y)^2+(z[2]−z)^2=L[2]^2、

(x[k]−x)^2+(y[k]−y)^2+(z[k]−z)^2=L[k]^2、
信号検出手段(510)から提供された信号特性と自己トラッキング手段(505)から提供された入力に基づいて他のより高級の推定アルゴリズムを利用して位置を推定してもよい。
1つの例示的な実施例では、位置決め手段(515)はモバイルデバイス(605)がある目標トランスミッタ(610)に近接する必要の移動方向、即ち(x−x[k]、y−y[k]、z−z[k])を推定する。例えば、位置決め手段はモバイルデバイスが目標トランスミッタにより近接するようにモバイルデバイス(605)の左または右、前へまたは後ろ、上または下への移動をアドバイスすることができる。
近隣システム
1つの代表的な実施例では、図8に示すように、近隣プラットフォームとも呼ばれる近隣システムは、モバイルデバイス(605)に組み込まれた位置決めモジュール(500)と、近隣記述モジュール(805)と近隣表示モジュール(810)で構成される。
近隣プラットフォームはモバイルデバイス(605)近傍の目標トランスミッタ(610)(無線送信機とも呼ばれ)の位置決めを行い、そしてモバイルデバイス(605)上に目標トランスミッタ(610)に関する情報を表示させる。また、幾つかの補助モジュールを利用して、位置決めモジュール(500)、近隣記述モジュール(805)と近隣表示モジュール(810)への追加機能を提供する。
この例示的な実施例では、位置決めモジュール(500)はモバイルデバイス(605)近傍の目標トランスミッタ(610)の位置決めを行うとともに、それらの情報、例えば座標とIDを近隣記述モジュール(805)へ送信する。
この例示的な実施例では、近隣表示モジュール(810)は位置決めモジュール(500)で位置決められた全ての目標トランスミッタ(610)に関する情報を表示させる。情報表示の優先順位が目標トランスミッタの位置で決められる。これらの情報は例えば送信機または目標トランスミッタが設置される店舗の名称、広告、クーポン、ビデオ、画像、お客様の発言、価格表、部屋番号や階層番号などであっても良い。
全ての目標トランスミッタ(610)に関する情報は、位置決めモジュール(500)から提供される、モバイルデバイス(605)が1つの目標トランスミッタに近接するに必要の移動方向や距離情報であっても良い。 この例示的な実施例では、情報の表示方式が目標トランスミッタ(610)の位置で決められる。例えば、上から下へ表示するモードでは、モバイルデバイス(605)との距離が近い無線送信機の情報がやや遠い距離の無線送信機の情報の上に表示されており、または逆にしても良い。
図9に近隣記述モジュール(805)の一実施例を記述する。補助手段に加えて、近隣記述モジュール(805)は、コンピュータ可読不揮発性メモリを含む記憶手段(910)と、記述手段(915)と、近隣記述モジュール(805)がオフラインまたはオンラインモードでインターネット(125)に接続して動作するためのインターネット接続手段(920)と、ユーザインターフェース手段(940)とを含む。インターネットにアクセスする可否かによって、近隣記述モジュール(805)はオンラインモード(インターネット(125)に接続)でも、オフラインモード(インターネット(125)に接続していない)でも作動できる。
オフラインモードでは、記述手段(915)は記憶手段(910)から位置決めされた無線送信機とも呼ばれた目標トランスミッタ(610)に関する任意の情報を読取する。そして記述手段(915)はそれらの情報を送信して表示させる。また、記述手段(915)はユーザインターフェース手段(940)から情報を取得してその情報を記憶手段(910)中に記憶させてもよい。例えば、モバイルデバイス(605)を有しているユーザは無線送信機が設置される店舗の画像を撮る過程がユーザインターフェース手段(940)、例えばカメラによって実行される、。記述手段(915)は画像を記憶手段(910)中に記憶させる。
オンラインモードでは、図9に示すスイッチ(930)をオンにして記述手段(915)が1つまたは複数の遠隔サーバ(935)と通信を行うように接続を確立させる。これらの遠隔サーバ(935)には1つまたは複数のデータベースを含んでも良い。このように、モバイルデバイス(605)が通信を通じて位置決めされた無線送信機(610)に関する情報を更新できる。
例えば、記述手段(915)は1つまたは複数の遠隔サーバ(935)から目標トランスミッタ(610)に関する情報をダウンロードしてその情報を近隣表示モジュール(810)に送信して表示させ、またはその情報を記憶モジュール(910)に送信させ情報を同期させても良い。また、記述手段(915)は記憶手段(910)中に記憶された情報を1つまたは複数の遠隔サーバ(935)中へアップロードさせても良い。記述手段(915)はユーザインターフェース手段(940)から情報を取得してその情報を記憶手段(910)中に記憶させ、及び/又はその情報を1つまたは複数の遠隔サーバ(935)へアップロードさせても良い。
近隣プラットフォームは、図9、図10に示すように、近隣広告モジュール(905)を含んでも良い。近隣広告モジュール(905)はインターネット(125)にアクセスできる任意のデバイス(例えば:スマートフォン、iPad登録商標、ノートコンピュータ、卓上コンピュータなど)で実現される単一のモジュールである。近隣広告モジュール(905)の主要機能は図10に示される。
そこで、1つの無線通信ネットワック(100)の近隣システム(800)の実施例では、それぞれの基地局が無線通信ネットワック(100)に送受信通信(100)を行う複数の基地局(210)と、少なくとも1つの基地局と通信を行う複数のユーザデバイスと、信号を放送できる複数の目標トランスミッタとを含み、近隣システム(800)は複数の目標トランスミッタから1つまたは複数の目標トランスミッタ(610)を位置決めでき、近隣システム(800)は位置決めモジュール(500)と、近隣記述モジュール(805)と、近隣表示モジュール(810)とで構成される。
この実施例では、位置決めモジュール(500)は複数の目標トランスミッタから1つまたは複数の送信機(610)を位置決め、そしてそれぞれの位置決めされた目標トランスミッタの近隣情報(925)を近隣記述モジュール(805)へ送信する。
この実施例では、近隣記述モジュール(805)は記憶手段(910)を含む。不揮発性コンピュータ可読メモリを含む記憶手段(910)と、記憶手段(910)から近隣情報(925)を読取ってその近隣情報(925)を近隣表示モジュール(810)へ送信して表示させる記述手段(915)と、インターネットにアクセル方式の選択肢を提供するインターネット接続手段(920)と、ユーザデータを記憶手段(910)中に入力させるユーザインターフェース手段(940)とを含み、かつユーザインターフェース手段(940)は近隣情報(925)を処理してその近隣情報(925)を近隣表示モジュール(810)へ送信する。この実施例では、近隣表示モジュール(810)はユーザデバイスまでの距離情報を表現する方式で近隣情報を表示する。
この実施例では、近隣システムが利用できる近隣情報は、位置決めされた目標トランスミッタごとの座標と、位置決めされた目標トランスミッタごとのID認識情報と、位置決めされた目標トランスミッタごとの存在店舗の名称と、位置決めされたそれぞれの目標トランスミッタに関する広告と、位置決めされたそれぞれの目標トランスミッタ近傍の任意店舗のクーポンと、位置決めされたそれぞれのアクセスポイントの近隣エリアに関するビデオと、位置決めされたそれぞれの目標トランスミッタの近隣エリアに関する画像と、位置決めされたそれぞれの目標トランスミッタの近傍エリアで受信した任意の発言と、位置決めされたそれぞれの目標トランスミッタ近傍で提供される商品またはサービスの価格表と、位置決めされたそれぞれの目標トランスミッタ近傍の空室と、初めのユーザデバイスが目標トランスミッタに近接する必要の移動方向及び距離情報と、位置決めされたそれぞれの目標トランスミッタ近傍の建物の階層情報などのパラメータから選ばれたものである。
近隣広告モジュール(905)はアクセス管理手段(1005)と、所有者管理手段(1010)と、内容管理手段(1015)という3つの重要手段を含む。この3つの重要手段は他の補助手段とともに組み合わせて使用できる。
アクセス管理手段(1005)は近隣広告モジュール(905)と遠隔サーバ(710)とも呼ばれる1つまたは複数の遠隔サーバ(935)との間にネットワーク接続を確立、即ちネットワーク接続が可能になる。
所有者管理手段(1010)は資料や情報などを遠隔サーバ(735)と呼ばれる1つまたは複数の遠隔サーバ(935)へアップロードさせるためである。該資料情報は目標トランスミッタ(610)の所有者を認証するためである。例えば、ある商店の課長は近隣プラットフォームを使用して、所有者管理手段(1010)から提供される認証情報に基づいて店舗で設置される目標トランスミッタ(610)と呼ばれる無線送信機の所有者であると証明できる。
1つの好ましい実施例の一例では、所有者管理手段(1010)によって1つまたは複数の遠隔サーバ(935)へMACアドレス、SSIDまたは1枚の目標トランスミッタ上のバーコードの画像をアップロードさせて目標トランスミッタ(610)の所有権を認証することができる。好ましい実施例のもう1つの例では、所有者管理手段(1010)によって1つまたは複数の遠隔サーバ(935)へ目標トランスミッタ(610)の購入証憑に関する情報をアップロードさせて目標トランスミッタ(610)の所有者を認証することができる。1つの無線送信機が認証された後、無線送信機の所有者が内容管理手段(1015)によってこの無線送信機に関する情報を管理または保守することができる。
所有者は内容管理手段(1015)によって1つまたは複数の遠隔サーバ(935)で認証済み目標トランスミッタ(610)に関する情報を管理する。例えば、所有者は内容管理手段(1015)によって任意の目標トランスミッタ(610)の地理位置を1つまたは複数の遠隔サーバ(935)へアップロードできる。所有者は内容管理手段(1015)によってそれぞれの目標トランスミッタ(610)の存在する建物の平面レイアウト図を1つまたは複数の遠隔サーバ(935)へアップロードできる。所有者は内容管理手段(1015)によって目標トランスミッタ(610)が設置される店舗の記述、販促情報、広告、価格表及び類似の情報を1つまたは複数の遠隔サーバ(935)へアップロードできる。所有者は同じ認証された無線送信機の情報、例えば販促広告及び価格表を1つまたは複数の遠隔サーバ(935)へアップロードできる。
本発明で実現される例
以下、本発明の干渉整合技術で実現される例を説明する。
という変数を定義し、だだし、
、上記変数は1つのランダム変数でデバイスツーデバイス(Device to Device、D2D)リンクの状態を指示し、
の時にセルx中のD2Dリンクkがアクティブ状態で、D2D動作モードになることを示し、そうではなければ、
。上記パラメータNはシステムにおけるセルの数量であり、
はセルxにおける使用可能なD2Dリンク数量である。
セルラ通信のユーザデバイス(Cellular User Equipment、CUE)とD2Dリンクが許可できるシステムにおける干渉の最大レベルは信号干渉雑音比(Signal−to−Interference−plus−Noise Ratio、SINR)で表され、上記パラメータは式(2.1a)と(2.1b)で示す。D2Dリンクの送信電力の上限は式(2.1c)で表される。
符号の
はセルxの基地局x0が受信したD2Dリンクからの干渉とCUEからの干渉を示す。同様に、
はセルx中のD2Dリンクkが受信した他のD2DリンクとCUEからの干渉を示す。NBS とNは基地局とD2Dリンクが受信した雑音電力を示す。Px0はセルxのCUEから送信した信号電力を示す。PxkはセルxのD2Dリンクkから送信した信号電力
を示す。P max はD2Dリンクの最大送信電力を示す。γth x0 と γth xkはCUEの上りリンクとセルxのD2DリンクkのSINR目標値を示す。
符号のGはチャンネルゲインを示し、上記のパラメータの添え字は汎用ルールに従うものである。例として:汎用ルール中のGabijの添え字「abij」はセルa中の送信机bからセルi中の受信机jまでのチャンネルゲインを示す。すべての変数のうち、CUEと基地局の番号は数字の「0」から、D2Dユーザの番号は「0」より大きい数字からのことを注意すべき。式(2.1a) と(2.1b)には、Gx0x0はCUEとセルxの基地局の間のチャンネルゲインを示し、Gxkxkはセルx中のD2Dリンクk中の送信机と受信机の間のチャンネルゲインを示す。
上記のように、上記の干渉は以下のように定義され:
上記の式(2.1a)と(2.1b)により分かるように、ネットワークには2つのレベルの干渉が存在している。CUEに対してSINR目標値は以下のように再定義され:
上記パラメータ
はD2Dリンクをシステムに追加する前のCUEのSINR平均値を示す。δ はD2Dリンクの追加前後のCUEのSIRNの予定比例を示し、例えば、D2DリンクによるCUEのSINR損失を示し、上記パラメータはデバイスツーBS情報要素中に保有される。
上記定義によってCUE上りリンクに対するD2Dリンクの影響が明らかに評価され、CUEのサービス品質(Quality of Service、QoS)はSINR損失が予定目標値δthより低いレベルに定義される。D2Dリンクxkに対して、QoSはSINRが所定の閾値γthより高いように定義される。D2Dリンクに対するSINR目標値はγth xk= γDである。
干渉された受信机vの周辺にはN個のデバイスが存在していることを想定する。vが受信した累計干渉Iは以下のように示される:
ただし、Ptxviは干渉デバイスiの送信電力を示す。G vi はデバイスvとiの
間のチャンネルゲインを示す。
干渉デバイスが1つの指定エリアA中にランダム分布していることを想定する。チャンネルゲインは1つのランダム変数Gviとして示される。その同時に、全ての干渉デバイスの送信電力が同様で:
、ただしPmaxは監視手段または電力増幅器が許可する最大送信電力を示すことを想定する。指定エリアA中に累計干渉の数学的期待値は:
ただし、
は単位面積当たり干渉デバイスの数量を示し、上記パラメータはD2Dデバイスツーデバイス情報要素中から取得される。
vの周辺に1つの円形の干渉エリアA=π(dw )が定義され、上記パラメータdwはvと干渉デバイスの間の最大距離を示す。パスロスによって、エリアA外部のデバイスによる干渉がエリア内部の干渉に対して無視できる。例として、dは以下のように定義される:
ただし、Nは干渉された受信机が受信した雑音電力を示す。dviはデバイスvとiの
間の距離である。デバイスvとiの間のチャンネルゲインは以下のように示される:
ただし、Cは転送定数を示し、αはパスロスインデックスを示す。
はフェージング効果の影響を示す。上記の式によって円形エリア外部の干渉電力が熱雑音電力より小さいことがわかる。
チャンネルゲインGviの数学的期待値は:
デバイスvが1つの固定箇所に位置し、デバイスiがデバイスvの周辺にランダムに円形分布していることを想定する。dviの確率密度関数(probability density function、PDF)は三角分布で示される:
式(2.8) と(2.9)によって、
が導出される。
チャンネルが所望時間内に一定で、即ち
であることを想定する。実際の応用するには、dviのPDFが実際のユーザ分布に応じて変更され得る。エリア内の干渉された受信机の期待干渉は(2.5)で示される。上記の汎用式によってモード選択過程を決定することができる。
D2Dxkはセルx中のD2Dリンクkを示し、その動作モードがD2Dモードまたはセルラモードであるかを決定する必要がある。その送信電力の上限及び下限はそれぞれPDxk UBとPDxk LBで定義される。
送信電力の上限を導出するために、式(2.2a)中のは以下のように定義される:
ただし、
はセルxの基地局BSsxに対するアクティブなD2Dリンクの累計干渉を示す。D2Dxkには
を算出するためのチャンネル状態情報(ChannelState Information、CSI)が含まれなく、上記の変数は1つのランダム変数と見なし、さらにその数学的期待値は上記の干渉モデルで示される。
そこで、以下のような式になり:
ただし、Ax0は干渉エリアであり、Aclxはセルxの面積である。E[GD2D−BS]はアクティブなD2Dリンクと基地局の間のチャンネルゲインの数学的期待値を示す。
式(2.1a)、(2.1c)と(3.13)の数学的期待値を参照して、D2Dリンクの送信電力の統計上限
は以下のように示される:
ただし、Gxkx0はD2Dxk と BSsxの間の瞬間チャンネルゲインを示し、下がり参照信号によって推定され得る。
は1つのランダム変数と見なし、上記変数は上記の干渉モデルで推定される。パラメータ
は基地局に対するD2Dリンクの全ての干渉の総和を示すので、CUEのQoSが保証される。上記の
はD2Dデバイスツーデバイス情報要素に保有される。
送信電力の下限を導出するために、式(2.1b)中のD2DリンクのSINR要求に応じて、
は全ての他のアクティブなD2DリンクからD2Dxkへの干渉を示し、上記パラメータの数学的期待値は以下ように示される:
パラメータAxkは干渉エリアであり、E[GD2D−I ]はエリアAxk内の干渉されたD2DリンクとD2Dxkの間のチャンネルゲインの数学的期待値である。
D2Dxk周辺の単位面積当たりのアクティブなD2Dリンクの数量を推定するために、セルが3つのセクター(1110)、(1111) と(1112)に分割されることを想定する。図11に示すように、上記のセクター分割はLTE−Aの工程で良く見られるものである。
このように、セルxに、基地局がそれぞれのセクターBS(1120)、BS(1121)、とBS(1122)でのアクティブなD2Dリンクの数量を認識することができる。上記情報がD2Dデバイスツーデバイス情報要素を介してユーザへ送信される。同時に基地局の間でD2Dデバイスツーデバイス情報要素2を介して上記情報を交換する。数式(1125)にはNxdはD2Dxkに近接する3つのセクター(1110)、(1111) と(1112)でのアクティブなD2Dリンク数量の総和を示す。Adkは上記セクターに囲まれるエリアである。
式(2.1b)の数学的期待値を算出し、式(3.16)を参照して、D2Dリンクの送信電力の統計下限は以下のように示される:
xkxkはD2Dxkの送信机と受信机の間のチャンネルゲインを示し、上記パラメータは発見過程で導出され得る。
はCUEによるD2Dxkに対する干渉を示し、上記パラメータはローカルで推定される。
最後に、D2Dリンクxkのモード選択は以下のような式で決定される:
送信電力は他の式で算出されてもよく、例えば3GPP LTE−A 閉ループ電力制御を挙げる。
本実施例中にそれぞれの基地局はD2Dデバイスツーデバイス情報要素またはデバイスツーBS情報要素を介して一連のパラメータを放送する必要があり、上記パラメータはD2Dリンクに対して汎用情報である。基地局の間にもD2Dデバイスツーデバイス情報要素2を交換する必要がある。
以下、本発明の実施例ではD2Dデバイスツーデバイス情報要素またはデバイスツーBS情報要素中に保有される情報の幾つかの例を挙げる。
1. それぞれのセルまたはセクター中のアクティブなD2Dリンクの密度または数量。上記情報がD2Dデバイスツーデバイス情報要素に保有される。
2.
セルのCUE上りリンクが許可するD2Dリンクからの干渉の総数量。上記情報がデ
バイスツーBS情報要素に保有される。
3. c0、cd 、α0、αd :チャンネルモデルに関する伝播定数。上記情報がD2Dデバイスツーデバイス情報要素またはデバイスツーBS情報要素に保有される。
4. それぞれのセルまたはセクターの面積。上記情報がD2Dデバイスツーデバイス情報要素またはデバイスツーBS情報要素に保有される。
5. 現在D2Dリンクから基地局までのチャンネルゲイン之和の平均値は:
であり、上記情報がデバイスツーBS情報要素に保有され得る。上記情報がD2Dリンクからマスタユーザまでの干渉の総量を算出することに用いる。
図12に本発明の新規なD2Dデバイスペアとサービス基地局の動作シグナル工程及び過程の本発明が実現した(1200)中の振る舞いを説明する。本実現例では基地局x(1120)とD2D k(1210)によって上記の過程を実行する。基地局x(1205)は常にアクティブなD2Dリンクの数量をトラッキングし、CUE上りリンクが許可する干渉程度
、D2Dリンクがその動作モードを決定する他の必要情報を算出し、上記情報をユーザデバイスへ送信する。
その同時にD2Dリンクが基地局x(1120)から放送した各種のパラメータを受信し、それらの送信電力の上限と下限を算出し、推奨する動作モードの情報を基地局x(1120)へ報告させる。図13に上記の発明の実現例のシグナルフロー(左:基地局、右:D2D)を記述する。
図14に本実現例が複数のセルのセルラネットワーク中のシミュレーションパラメータ及び性能を説明する。図14にD2D SINR γD=16 dBの場合に、全体性能の累計分布関数(cumulative distribution function、CDF)を示す。CUEが許可するSINRはδ=2 dBである。
シミュレーションパラメータは以下の通り:半径R=400メートル、雑音電力=−174 dBm/Hz、リソースブロック帯域幅Bw=180 kHz;キャリア周波数fc=2 GHz、最大送信電力Pmax=23 dBm;基地局とUEの間の最小距離:Dmin=10 メートル、D2D距離拘束:最小Dmin=10 メートル; 最大 Dmax=40メートル、セル数量:N=7; UEから基地局までのパスロス係数C0=−30.55 dB;UEからUEまでのパスロス係数cd=−28.03 dB;UEから基地局までのパスロス経験値:
、UEからUEまでのパスロス経験値
図14に複数のセルのセルラネットワーク中に、LTE−A標準に従う上記の実現例を説明する。図14中の図面には、分散型アクセス制御(DAC)を採用する発明の方法の実施例を示す。分散型アクセス制御(DAC)、開ループ電力制御(OLPC)は分散型アクセス制御に基づくモード選択アルゴリズムであり、同時にLTE−Aの開ループ電力制御によってD2Dペアの送信電力を決定する。
SINRは信号干渉加雑音比である。CDFは累計分布関数である。
最適アクセス制御(OAC)は全てのチャンネル状態情報が中心で全てのデバイスの転送フローを制御できるスケジューラのグローバル最適化アルゴリズムに基づくものである。D2Dシステムの性能上限を記述するためのもので、実際には実現不可能である。
ブラインドアクセス制御(BAC)はD2DペアがランダムにD2Dモードでの動作を選択するブラインド選択アルゴリズムに基づくものである。上記の例では上記の発明の方法のデバイスによるデータスループットの顕著な改善が見られるとともに、主UEの性能に対する影響が無視できる。
以上、本明細書の実施例に基づいて対応のシステムと方法、及び/又はコンピュータプログラム製品のフローチャートとブロック図を参照して本発明が開示した幾つかの実施例を記述した。フローチャート及びブロック図中の1つまたは複数のブロックとフローチャート並びにブロック図中のブロックの組合せがそれぞれコンピュータ実行可能なプログラム指令で実行される。同様に、以上の明細書のある例から見て、フローチャート及びブロック図中のあるブロックが必ず現在の順序で実行される必要がなく、または実行する必要が全くない。
これらのコンピュータ実行可能なプログラム指令が汎用コンピュータ、専用コンピュータ、プロセッサーまたは他のプログラマブルデータ処理装置にロードされ特定の機器を生産でき、このようにこれらのコンピュータ、プロセッサーまたは他のプログラマブルデータ処理装置で実行された指令によってフローチャートでの設定された1つまたは複数の機能を実現することに対応の方法を提供できる。これらのコンピュータプログラム指令はコンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置が特定の方式で動作するようにコンピュータ可読メモリ中に記憶されてもよく、コンピュータ可読メモリ中に記憶された指令によって指令を含む製品を生産することがフローチャートブロック中に設定された1つまたは複数の機能を実行したことに相当する。例えば、本明細書の実施例ではコンピュータプログラム製品を提供でき、コンピュータ可読プログラムコードまたはプログラム指令を含有するコンピュータ可読媒体で構成され、上記コンピュータ可読プログラムコードの実行によってフローチャートブロック中の指定された1つまたは複数の機能を実現できる。コンピュータプログラム指令はコンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置にロードされて一連の動作要素またはステップを生成してもよく、コンピュータまたは其他プログラマブルデータ処理装置がこれらの要素またはステップを実行することによってコンピュータが実行するフローを生成でき、このようにコンピュータまたは其他プログラマブルデータ処理装置に指令を実行することによって、フローチャートブロック中の指定された機能の実現に対応の要素またはステップを提供できる。
それに応じて、フローチャートとブロック図中の各モジュールによって、指定の機能を実行する方法の各種の組合せ、指定の機能を実行する要素またはステップの各種組合せ、及び指定の機能を実行するプログラム指令の各種組合せに対応できる。フローチャートブロック図中のそれぞれのブロックとフローチャートブロック図中のブロックの組合せは、ハードウェアに基づく専用コンピュータが指定の機能、要素またはステップを実行すること、または専用ハードウェアとコンピュータ指令の組合せで実現され得る。
発明者は本明細書で記述した幾つかの実施例が実用性や多様性が最も広い実施例であると想定する。しかしながら、明細書の内容が開示した実施例に限定されず、添付の特許請求の範囲の各種改善や等価処理も含む。ここでは具体的な記述用語で説明したが、それは汎用性及び記述性のために使用したもので、制限の目的ではない。
本発明では例を挙げて本明細書の幾つかの実施例を開示したが、これらの実施例には最適モードを含むため、この技術分野の専門知識を有する人が本明細書の幾つかの実施例を実施でき、任意のデバイスとシステムを設計・製造・使用してその任意の方法を実行できる。本明細書の幾つかの実施例の保護範囲は特許請求の範囲で示され、他の当業者が想到した他の例も含む。これらの例は本願の文字通りの意味と同じな構造要素を有する、またはそれらは本願の文字通りの意味と同じな等価の構造要素を有すると、本願の保護範囲内にも含まれる。
本発明は情報及び通信技術産業に適用できるが、これに限定されない。

Claims (4)

  1. 自己トラッキング手段及び信号検出手段との接続によって、該位置推定手段は自己トラッキング手段と信号検出手段からデータを取得でき、
    自己トラッキング手段と信号検出手段から提供したデータに基づいて無線信号を放送・送信可能な送信機の位置情報を推定でき、位置情報は、信号検出手段で検出される1つまたは複数の無線信号を送信する目標トランスミッタの地理位置座標、目標トランスミッタの識別子ID、地理位置座標と位置決めに関するパラメータ、位置推定手段が前記1つまたは複数の目標トランスミッタに近接する必要の前進方向から選ばれ、
    前記自己トラッキング手段は位置推定手段の位置情報を測定するように配置されるセンサを含み、
    前記信号検出手段は自己トラッキング手段のある測定位置で1つまたは複数の信号特性を検出するように配置され、これらの信号特性には位置推定手段と前記1つまたは複数の無線信号を送信する目標トランスミッタ間の距離情報を含む位置推定手段。
  2. 複数の無線信号を送信・放送する目標トランスミッタを含み、近隣システムによってこれらの目標トランスミッタ中の1つまたは複数の目標トランスミッタを位置決めてそれらの情報を表示できる無線通信ネットワークにおける近隣システムであって、
    位置決めモジュールと、
    近隣記述モジュールと、
    近隣表示モジュールとを含み、
    前記位置決めモジュールには、
    加速度計、ジャイロ、その位置を通知可能なグローバルポジショニングシステム、任意のサンプル時点で自己トラッキング手段の相対位置及び移動方向を推定できるコンパスから選ばれるセンサを使用して、位置決めモジュールの位置情報を測定するように配置される自己トラッキング手段と、
    自己トラッキング手段の測定位置中のある位置で1つまたは複数の位置決めモジュール及び1つまたは複数の目標トランスミッタ間の距離情報を含む信号特性を検出するように配置される信号検出手段と、
    自己トラッキング手段と信号検出手段から提供したデータに基づいて、1つまたは複数の信号検出手段で検出される無線信号を送信可能な目標トランスミッタの地理位置座標、これらの目標トランスミッタの識別子ID、地理位置座標に関する位置決めパラメータ、位置決めモジュールが前記1つまたは複数の目標トランスミッタに近接する必要の方向を少なくとも含む情報から選ばれる1つまたは複数の目標トランスミッタの位置情報を推定するように配置される位置推定手段とを含み、
    近隣記述モジュールには、
    不揮発性コンピュータ可読メモリを含む記憶手段と、
    位置決めモジュールから提供した位置決めされた目標トランスミッタの位置情報に基づいて記憶手段またはインターネットから近隣情報を読み取って処理してから、処理した近隣情報を近隣表示モジュールへ送信して表示させるように配置される記述手段と、
    選択可能なインターネット接続を提供するネットワーク接続手段と、
    ユーザデータを近隣システムへ入力できるユーザインタフェース手段とを含み、
    その近隣表示モジュールが近隣情報を表示するように配置され、
    近隣情報は、それぞれの位置決めされた目標トランスミッタの座標;それぞれの位置決めされた目標トランスミッタの識別子ID; それぞれの位置決めされた目標トランスミッタが設置される商店の名前、それぞれの位置決めされた目標トランスミッタに関する広告、それぞれの位置決めされた目標トランスミッタが設置される商店のクーポン、それぞれの位置決めされたアクセスポイントの近傍エリアに関するビデオ、それぞれの位置決めされた目標トランスミッタの近傍エリアに関する画像、それぞれの位置決めされた目標トランスミッタの近傍エリアで受信した全ての発言、それぞれの位置決めされた目標トランスミッタの近傍エリアでの製品またはサービスの価格リスト、それぞれの位置決めされた目標トランスミッタの近傍に予定可能な部屋;ユーザデバイス集合中の任意ユーザデバイスが目標トランスミッタに近接する必要の方向及び距離情報、それぞれの位置決めされた目標トランスミッタの近傍の建物の階数を少なくとも含む情報から選ばれる。
  3. 近隣広告モジュールを更に含み、該近隣広告モジュールは、
    近隣広告モジュールと1つまたは複数の遠隔サーバとのネットワーク接続を確立するアクセス管理手段と、
    資料を1つまたは複数の遠隔サーバへアップロードさせ目標トランスミッタの所有権を認証し、一旦、認証が成功すると、該目標トランスミッタが認証済み目標トランスミッタになる所有者管理手段と、
    それぞれの認証済み目標トランスミッタから1つまたは複数の遠隔サーバへの近隣情報を管理する内容管理手段とを備える請求項13に記載の近隣システム。
  4. コンピュータ上に実行する指令を記憶する不揮発性コンピュータ可読メモリであって、コンピュータに自己トラッキング手段と信号検出手段から提供したデータに基づいて、
    自己トラッキング手段と信号検出手段から提供したデータに基づいて、検出手段で検出される1つまたは複数の無線信号を送信する目標トランスミッタの地理位置座標、目標トランスミッタのID番号、地理位置座標に関する位置決めのパラメータ、自己トラッキング手段が前記1つまたは複数の目標トランスミッタに近接する必要の前進方向から選ばれる位置決め情報を推定するステップを実行させ、
    自己トラッキング手段には自己トラッキング手段の位置情報を測定・推定できるセンサを含み、かつ
    信号検出手段は自己トラッキング手段のある測定位置で1つまたは複数の信号特性を検出でき、これらの信号特性には信号検出手段と前記1つまたは複数の無線信号を放送する目標トランスミッタ間の距離情報を含む。
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