JP2019023496A - 管継手の組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】規定の小トルクで第一流路部材および第二流路部材を相対回転させることの可能な管継手を容易に形成することのできる管継手の組立方法を提供する。【解決手段】この組立方法は、内周面に内向き爪部7が形成された外筒部6を有した第一流路部材2と、外周面に外向き爪部16が形成された樹脂製の内筒部12を有した第二流路部材3と、内筒部12の内側に配設されるインコアと、を備えた管継手に適用される。第一工程では、外筒部6に内筒部12を挿入して、内筒部12の外向き爪部16を外筒部6の内向き爪部7にスナップ係合させる。第二工程では、インコアの外径よりも大径の拡径治具20を内筒部12の内部に挿入する。第三工程では、拡径治具20を内筒部12の内部から取り出す。第四工程では、インコアを内筒部12の内部に挿入して配置する。【選択図】図5

Description

本発明は、管継手の組立方法に関するものである。
給水および給湯等のための配管に用いられる管継手として、給水栓等の器具に接続される第一流路部材と、給水管等を接続可能であるとともに上記第一流路部材に係合された樹脂製の第二流路部材と、その第二流路部材の上記第一流路部材に対する長期間にわたる係合を実現するためのインコアと、を備えたものが知られている。
上記管継手では、第一流路部材の外筒部に対して第二流路部材の内筒部が挿入されており、上記内筒部の外周面に形成された外向き爪部が上記外筒部の内周面に形成された内向き爪部とスナップ係合することにより、第二流路部材が第一流路部材から抜けないようになっている。また、上記内筒部の内側にはインコアが設けられており、そのインコアにより内筒部の変形が抑えられるとともに、同変形に伴う外向き爪部と上記外筒部の内向き爪部との係合の解除が抑えられている。
特許文献1には、上述した管継手の組立方法が開示されている。特許文献1では、第一流路部材の外筒部に対して第二流路部材の内筒部を挿入することにより、上記内筒部の外周面に形成された外向き爪部を、同内筒部が樹脂製であることに基づく弾性を利用して、上記外筒部の内周面に形成された内向き爪部にスナップ係合させている。そして、このスナップ係合が行われた後、上記内筒部の内側にインコアを挿入するようにしている。
特許第5269178号公報
ここで、各種機器(給水栓や給水管等)への接続の自由度を高くするために、上記管継手を、第一流路部材および第二流路部材が相対回転可能な構造にすることが考えられる。
この場合、単に、第一流路部材の外筒部に第二流路部材の内筒部を挿入して配置するようにすると、それら第一流路部材および第二流路部材の相対回転に必要になるトルクが不要に大きくなるおそれがある。詳しくは、上述のように第一流路部材の内向き爪部と第二流路部材の外向き爪部とをスナップ係合させる際には、第二流路部材の内筒部が縮径するように変形しつつ第一流路部材の外筒部に挿入される。このとき、第二流路部材の内筒部の外周面に形成された外向き爪部が、第一流路部材の外筒部の内周面に形成された内向き爪部に押し付けられて不要に変形してしまい、第一流路部材の外筒部の内周面に片当たりしてしまう。これにより、第一流路部材および第二流路部材が相対回転し難くなるばかりか、場合によってはそれら第一流路部材および第二流路部材が相対回転不能になるおそれもある。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、規定の小トルクで第一流路部材および第二流路部材を相対回転させることの可能な管継手を容易に形成することのできる管継手の組立方法を提供することにある。
上記課題を解決するための管継手の組立方法は、内周面に被係合部が形成されてなる外筒部を有した第一流路部材と、外周面に係合部が形成されてなる樹脂製の内筒部を有した第二流路部材と、前記内筒部の内側に配設されるインコアと、を備えた管継手の組立方法であって、前記外筒部に前記内筒部を挿入して、前記内筒部の前記係合部を、当該内筒部が樹脂製であることで備える弾性を利用して、前記外筒部の前記被係合部にスナップ係合させる第一工程と、前記インコアの外径よりも大径の拡径治具を前記内筒部の内部に挿入する第二工程と、前記拡径治具を取り出す第三工程と、前記インコアを前記内筒部の内部に挿入して配置する第四工程と、を含む。
上記組立方法の第一工程では、外筒部への内筒部の挿入に伴って同内筒部が縮径方向に変形するようになる。ただし、内筒部の係合部と外筒部の被係合部とがスナップ係合した後の第二工程では、内筒部の内部に拡径治具が挿入されて、係合部を有する内筒部の外周面が被係合部を有する外筒部の内周面に押し付けられることにより、内筒部の外形が外筒部の内周面に倣う形状に再形成されるようになる。さらに、その後の第三工程および第四工程では、上記拡径治具が取り出されるとともに同拡径治具よりも外径の小さいインコアが内筒部の内側に挿入されて配置されるため、外形が再形成された状態の内筒部が自身の弾性によって縮径するように、すなわち外筒部の内周面から離間する方向に変形するようになる。
このように上記組立方法によれば、内筒部への拡径治具の挿入を通じて同内筒部の外形を外筒部の内周面に倣う形状に再形成するとともに、その後に内筒部から拡径治具を取り出すことによって内筒部の全体を外径が小さくなるように変形させることができる。こうした組立方法によって管継手を形成することにより、内筒部の外周面の一部が外筒部の内周面に片当たりすることが抑えられるようになる。したがって、規定の小トルクで第一流路部材および第二流路部材を相対回転させることの可能な管継手を容易に形成することができる。
上記組立方法において、前記拡径治具の外径を前記インコアの外径で除算した値を「V」とすると、同値「V」が関係式「1.025≦V≦1.075」を満たす値になる形状の前記拡径治具が用いられることが好ましい。
本発明によれば、規定の小トルクで第一流路部材および第二流路部材を相対回転させることの可能な管継手を容易に形成することができる。
一実施形態の組立方法が適用される管継手の構造を示す断面図。 (a)および(b)は前工程の実行態様を示す断面図。 (a)〜(c)は第一工程の実行態様を示す断面図。 管継手の組み立てに用いる拡径治具の側面図。 第二工程の実行態様を示す断面図。 第三工程の実行態様を示す断面図。 (a)および(b)は第四工程の実行態様を示す断面図。 管継手の組み立て完了後の経過時間と同管継手の回転可能トルクとの関係を示すグラフ。
以下、管継手の組立方法の一実施形態について説明する。
図1に示すように、管継手1は、金属または樹脂からなる円筒状の第一流路部材2と、その第一流路部材2に係合された樹脂製の第二流路部材3と、その第二流路部材3の第一流路部材2に対する長期間に亘る係合を実現するための金属製または硬質樹脂製のインコア4と、を備えている。なお、この管継手1は呼び径が「13A」の管材の接続に用いられるものである。
第一流路部材2における一方の端部(図1の下端)側の部分の外周面には、給水栓等の器具に管継手1を接続するための雄ねじ5が形成されている。第一流路部材2におけるもう一方の端部(図1の上端)側の部分には、第二流路部材3を取り付けるための外筒部6が設けられている。
第一流路部材2における外筒部6の内周面には、同第一流路部材2の上端側から順に、第二流路部材3と係合される被係合部としての役割を担う内向き爪部7、第二流路部材3の係合部(後述する外向き爪部16)が嵌る嵌合溝8、および、シールリング9を収容した収容溝10が形成されている。
内向き爪部7は、外筒部6の内周面から第一流路部材2の軸線Lに向って突出するとともに、同外筒部6の内周面の周方向に延びる環状となっている。内向き爪部7における第一流路部材2の上端側の部分の外周面は、第一流路部材2の内奥に向うほど縮径するテーパ面7aになっている。一方、内向き爪部7における第一流路部材2の下端側の部分の外周面は、軸線L方向に同一径で延びる円筒面7bになっている。また、内向き爪部7の下端部は、第一流路部材2の軸線Lと直交する垂直面7cになっている。
嵌合溝8は、内向き爪部7の垂直面7cが一側壁となるように、同内向き爪部7に隣接して配置されている。嵌合溝8の下端側の部分の外周面は第一流路部材2の内奥(図1の下方)に向うほど縮径するテーパ面8aになっており、嵌合溝8の上端側の部分の外周面は、軸線L方向に同一径で延びる円筒面8bになっている。
第二流路部材3は外径の異なる二つの部分(大径部11および内筒部12)を有している。
大径部11は、第二流路部材3における軸線L方向の一方の端部(図1の上端)側の部分をなしている。大径部11の内周面には電熱線コイル13が設けられており、その電熱線コイル13と接続された一対の電極14が大径部11の外周面から外側に突出している。そして、大径部11に樹脂製の給水管を挿入した状態で電熱線コイル13に対し通電を行うことにより、上記給水管と大径部11との接触部分が溶融して互いに接合されるようになっている。
内筒部12は、第二流路部材3における軸線L方向のもう一方の端部(図1の下端)側の部分をなしており、第一流路部材2における外筒部6の内側に挿入されて配置されている。この内筒部12の外径は、上記大径部11の外径よりも小さくされており、且つ、第一流路部材2における外筒部6の内径と同じか若干小さくされている。内筒部12の外周面には、第一流路部材2の内向き爪部7(被係合部)とスナップ係合する係合部としての役割を担う外向き爪部16が形成されている。
外向き爪部16は、内筒部12の外周面の周方向に延びる環状となっている。この外向き爪部16における第二流路部材3の下端側の部分の外周面は、第二流路部材3の下端に向うほど縮径するテーパ面16aになっている。一方、外向き爪部16における第二流路部材3の上端側の部分の外周面は、軸線L方向に同一径で延びる円筒面16bになっている。また、外向き爪部16の上端部は第二流路部材3の軸線Lと直交する垂直面16cになっている。そして、第一流路部材2の外筒部6の内側に第二流路部材3の内筒部12が取り付けられたとき、すなわち外向き爪部16が内向き爪部7とスナップ係合したときには、外向き爪部16の垂直面16cが第一流路部材2の軸線L方向において内向き爪部7の垂直面7cと対向した状態となる。
この状態のもとでは、第二流路部材3の内筒部12が第一流路部材2の外筒部6から抜けることは、外向き爪部16の垂直面16cと内向き爪部7の垂直面7cとの接触によって防止される。また、この状態のもとでは、第一流路部材2と第二流路部材3とが上記軸線Lを中心に相対回転可能になっており、シールリング9によって外筒部6と内筒部12との間がシールされている。
なお本実施形態では、第一流路部材2および第二流路部材3を相対回転させるように管継手1に作用する回転トルクであって、且つ、それら第一流路部材2および第二流路部材3が実際に相対回転するようになる回転トルクの範囲における最低値を回転可能トルク(本実施形態では、その設計値が0.50[N・m])とする。本実施形態の管継手1では、上記回転可能トルクが、雄ねじ5を用いた接続対象器具(例えば給水栓)への第一流路部材2の接続に際して要求される締め付けトルクよりも小さくなっている。
また、第一流路部材2の外筒部6に第二流路部材3の内筒部12が取り付けられているときには、第二流路部材3の外向き爪部16が第一流路部材2の嵌合溝8に嵌った状態になっている。そして本実施形態では、第二流路部材3の内筒部12の外周面の形状は、第一流路部材2の外筒部6の内周面における収容溝10が形成された部分を除き、同外筒部6の内周面の形状に対応する形状(詳しくは、ほぼ同一の形状)になっている。
第二流路部材3の内部は、断面円形状で軸線L方向に延びる段付きの貫通孔(第一孔18a、第二孔18b、第三孔18c)になっている。第一孔18aは大径部11の上端側の部分の内部で延びており、第二孔18bは大径部11の下端側の部分の内部および内筒部12の上端側の部分の内部で延びており、第三孔18cは内筒部12の下端側の部分の内部で延びている。この貫通孔は上端側の部分ほど内径が大きくなっている([第一孔18aの内径]>[第二孔18bの内径]>[第三孔18cの内径])。また、第二孔18bの内周面は内筒部12の内周面における外向き爪部16の径方向内方に当たる部分と第一流路部材2の収容溝10(シールリング9)の径方向内方に当たる部分とを含んでいる。
こうした第二流路部材3における内筒部12(詳しくは、第二孔18b)の内側には上記インコア4が挿入されている。このインコア4は筒状をなしており、上記第二孔18bの内側において第二流路部材3の軸線L方向全体に延びている。また、インコア4の上端部にはフランジ17が形成されている。そして、このフランジ17は第二流路部材3の内側における第一孔18aと第二孔18bとの境界部分の段差に接触しており、その接触によってインコア4が内筒部12に対して下端側に相対的に移動しすぎることがないようになっている。インコア4(詳しくは、第二孔18bの内周面と接触する部分)の外径(本実施形態では、直径=12.5mm)は、インコア4や第一流路部材2が取り付けられる前の第二流路部材3の内筒部12(詳しくは、第二孔18b)の内径(本実施形態では、直径=12.4mm)よりも大きい。なお、この大小関係におけるインコア4の外径は図7(a)に示す直径D3のことであり、内筒部12(第二孔18b)の内径は図3(a)に示す直径D4のことである。
このインコア4を第二流路部材3における内筒部12の内側に挿入すると、内筒部12における外向き爪部16に対応する部分が縮径方向に変形することが抑制され、ひいては同変形に伴って外向き爪部16と内向き爪部7とのスナップ係合が解除されることが抑制される。したがって、インコア4を第二流路部材3の内筒部12の内側に挿入することにより、外向き爪部16と内向き爪部7とのスナップ係合が強固なものとなり、そのスナップ係合を長期間に亘って維持することができるようになる。
次に、上述した管継手1を組み立てる手順について詳しく説明する。
管継手1の組み立てに際しては先ず、前工程が実行される。この前工程では、図2(a)に白抜きの矢印で示すように、シールリング9を弾性変形させつつ第一流路部材2の外筒部6の上端側の開口から同外筒部6の内部に挿入する。これにより、図2(b)に示すように、第一流路部材2の外筒部6の収容溝10にシールリング9が収容された状態になる。
こうした前工程の後には第一工程が実行される。この第一工程では、図3に示すように、第一流路部材2の外筒部6に対して第二流路部材3の内筒部12を挿入する。これにより、第二流路部材3の内筒部12の外周面に形成された外向き爪部16を、当該内筒部12が樹脂製であることで備える弾性を利用して、第一流路部材2の外筒部6の内周面に形成された内向き爪部7にスナップ係合させる。
詳しくは先ず、図3(a)に白抜きの矢印で示すように、第二流路部材3の内筒部12を、第一流路部材2の外筒部6の一方の端部(図3(a)の上端)から同外筒部6の内部に挿入する。これにより、図3(b)に示すように、第二流路部材3の外向き爪部16のテーパ面16aが第一流路部材2の内向き爪部7のテーパ面7aに接触するようになる。
そして、上記テーパ面16a,7a同士の接触後も、第一流路部材2の外筒部6の内部に第二流路部材3の内筒部12を圧入するように、それら第一流路部材2および第二流路部材3を互いに近づく方向に押圧する。このとき内筒部12における外向き爪部16に対応する部分がテーパ面7aに押されて縮径するように変形する。
その後、図3(c)に示すように、第二流路部材3の外向き爪部16が第一流路部材2の内向き爪部7を乗り越えると、第二流路部材3の内筒部12における外向き爪部16に対応する部分が上記変形に伴う反発力によって同変形から復元(拡径)する。この変形からの復元により、外向き爪部16の垂直面16cと内向き爪部7の垂直面7cとが対向した状態となって、第二流路部材3の外向き爪部16が第一流路部材2の内向き爪部7に対してスナップ係合されるようになる。
こうした第一工程の後には第二工程が実行される。この第二工程では、図4に示す拡径治具20を、図3(c)に示す状態の第二流路部材3の内筒部12の内部に挿入する。
図4に示すように、上記拡径治具20は段付きの円柱状をなしている。詳しくは、拡径治具20は、一方側(図4の下方側)の部分が小径の挿入部21をなしており、他方側(図4の上方側)の部分が比較的大径の基部22をなしている。また拡径治具20における挿入部21と基部22との境界部分は、同拡径治具20の軸線と直交するストッパ面23になっている。拡径治具20の挿入部21の外径(本実施形態では、直径=13.2mm)は、インコア4の外径(本実施形態では、直径=12.5mm)よりも大きくなっている。
そして、第二工程では、図5に示すように、拡径治具20のストッパ面23が第二流路部材3の軸線方向における大径部11側(図5の上方側)の端面に突き当たる位置まで、拡径治具20の挿入部21を内筒部12の内部に挿入する。これにより、拡径治具20の挿入部21の先端が第二流路部材3の内筒部12の外向き爪部16の径方向内方に到達する位置まで、拡径治具20の挿入部21が内筒部12の内部に挿入される。このとき拡径治具20の挿入部21が第二流路部材3の第二孔18bの途中まで挿入されるため、挿入部21が挿入された部分では第二孔18bの内径が同挿入部21によって直接押し広げられるようになる。第二工程では、第二孔18bにおける内径が直接押し広げられる部分が収容溝10(シールリング9)の径方向内方に当たる部分よりも拡径治具20の挿入方向(図5の下方向)における手前側の部分になる態様で、拡径治具20の挿入部21が内筒部12の内部に挿入される。
こうした第二工程の後には第三工程が実行される。この第三工程では、図6に示すように、第二工程において第二流路部材3の内筒部12に挿入した拡径治具20(図5参照)を、同内筒部12の内部から引き抜いて取り出す。
第三工程の後には第四工程が実行される。この第四工程では、図7に示すように、インコア4を第二流路部材3の内筒部12の内部に挿入して配置する。第四工程では、詳しくは、図7(a)に白抜きの矢印で示すように、インコア4が内筒部12の内部に挿入される。そして、図7(b)に示すように、インコア4のフランジ17が第二流路部材3の大径部11と内筒部12との境界部分に突き当たる位置まで挿入されると、内筒部12内へのインコア4の挿入が完了する。これにより、インコア4は、第二流路部材3の内筒部12の内周面における外向き爪部16の径方向内方に当たる部分を含む部分に挿入された状態となる。
次に、上述した管継手1の組立方法を採用したことによる作用について説明する。
本実施形態の組立方法では、図3(c)に示すように、第一流路部材2の外筒部6への第二流路部材3の内筒部12の挿入に伴って同内筒部12における外向き爪部16の形成部分やその周辺が縮径方向に変形するようになる。このとき内筒部12の外向き爪部16の一部やその周辺部分が同内筒部12の挿入方向における後方側(図3(c)の上方側)に倒れ込むように変形するなど、内筒部12の外形が不規則に変形する。そのため、第一流路部材2の外筒部6に第二流路部材3の内筒部12を挿入した後において、内筒部12の外周面と外筒部6の内周面とが片当たりするおそれがある。
本実施形態の管継手1は、第一流路部材2と第二流路部材3とが相対回転可能になっている。そのため、上述のように第一流路部材2の外筒部6の内周面と第二流路部材3の内筒部12の外周面とが片当たりしてしまうと、それら第一流路部材2および第二流路部材3を相対回転させるために必要な回転トルクが不要に大きくなってしまう。
ただし、本実施形態では、内筒部12の外向き爪部16と外筒部6の内向き爪部7とをスナップ係合させた後の第二工程において、内筒部12の内部にインコア4よりも大径の拡径治具20(詳しくは、その挿入部21)が挿入される。これにより、図5に示すように、第二流路部材3の内筒部12が拡径するように変形して、外向き爪部16を有する内筒部12の外周面が内向き爪部7および嵌合溝8を有する外筒部6の内周面に押し付けられるようになる。
上述したように第二流路部材3の内筒部12の外周面の形状は、第一流路部材2の外筒部6の内周面における収容溝10が形成された部分を除き、同外筒部6の内周面の形状に対応する形状(ほぼ同一の形状)になっている。そのため、第二工程において内筒部12の外周面が外筒部6の内周面に押し付けられることによって、同内筒部12の外形を外筒部6の内周面に倣う形状に再形成することができる。
さらに、その後の第三工程および第四工程では、第二流路部材3の内筒部12の内部から拡径治具20が引き抜かれるとともに同拡径治具20の挿入部21よりも外径の小さいインコア4が内筒部12の内側に挿入されて配置される。そのため、外形が再形成された状態の内筒部12が自身の弾性によって縮径(復元)するように、すなわち外筒部6の内周面から離間する方向に変形するようになる。
このように本実施形態によれば、第二流路部材3の内筒部12への拡径治具20の挿入を通じて同内筒部12の外形を外筒部6の内周面に倣う形状に再形成するとともに、その後に内筒部12から拡径治具20を引き抜くことによって内筒部12の全体を外径が小さくなるように変形させることができる。これにより、第二流路部材3の内筒部12の外周面の一部が第一流路部材2の外筒部6の内周面に片当たりすることが抑えられるようになる。したがって、規定の小トルク(例えば、0.55N・m程度)で第一流路部材2および第二流路部材3を相対回転させることの可能な管継手1を容易に形成することができる。
管継手1は、第一流路部材2の外筒部の内周面と第二流路部材3の内筒部12の外周面との間に配置されたシールリング9を有している。このシールリング9によって外筒部6の内周面と内筒部12の外周面とが支持されるため、外筒部6の軸線と内筒部12の軸線とのずれを抑えるように、それら外筒部6および内筒部12の相対位置を保持することができる。これによっても、外筒部6の内周面と内筒部12の外周面との片当たりを抑えることができるため、第一流路部材2および第二流路部材3のスムーズな相対回転を実現することができる。
本実施形態では、第二工程において、拡径治具20の挿入部21が第二流路部材3の第二孔18bの途中まで挿入されるようになっている。そのため、第三工程において拡径治具20を引き抜いた後に、第二孔18bにおける上記拡径治具20の挿入方向(図6の下方向)の奥側には内径が拡径されていない部分、すなわちインコア4の外径(直径=12.5mm)よりも内径の小さい部分(内径=12.4mm)が残る。これにより、図7に示すように、第四工程では、第二孔18bにおける内径の小さい部分にインコア4の一部が圧入されるようになるため、同インコア4が第二孔18b(第二流路部材3)から脱落することが抑えられるようになる。
ここで、雄ねじ5を用いて管継手1を接続対象器具(例えば給水栓)に接続する際には、第一流路部材2が回転することによって、管継手1に捩りモーメントが付与されることがある。仮に、そうした捩りモーメントが付与された状態のままで管継手1が接続対象器具に固定されてしまうと、その固定後において接続対象器具や管継手1、同管継手1に固定された給水管に内部応力が生じてしまい、管継手1を含む配管構造の信頼性の低下を招くおそれがある。
この点、本実施形態の管継手1では、同管継手1に付与されることによって第一流路部材2および第二流路部材3が実際に相対回転するようになる回転トルク範囲の最低値(前記回転可能トルク)が、雄ねじ5を用いた接続対象器具への第一流路部材2の接続に際して要求される締め付けトルクよりも小さくなっている。そのため、管継手1の接続対象器具への接続に際して管継手1に上記捩りモーメントが付与される場合であっても、その接続が完了する前に、管継手1に付与される接続のための回転トルクが上記回転可能トルクを上回り、第一流路部材2および第二流路部材3が相対回転するようになる。これにより、管継手1や接続対象器具に捩りモーメントが作用することを抑えることができる。しかも、管継手1の接続対象器具への接続後において管継手1や接続対象器具に内部応力が残留した状態になることも抑えられるために、管継手1を含む配管構造を信頼性の高いものにすることができる。
以下、拡径治具20を用いずに管継手1の組み立てを行う場合について考察する。
拡径治具20を用いずに管継手1を組み立てた場合であっても、内筒部12の外向き爪部16と外筒部6の内向き爪部7とをスナップ係合させた後に内筒部12の内部にインコア4を挿入して配置することにより、内筒部12は変形(拡径)するようになる。しかも、内筒部12の形状は、第二流路部材3の内筒部12が有する弾性によって、組み立て完了後における時間経過とともに復元(縮径)するようになる。そして、この復元に伴って、上記回転可能トルクは徐々に小さくなることが推測される。
発明者は、拡径治具20を用いずに管継手1の組み立てを行うとともに、その後の経過時間と同管継手1の上記回転可能トルクとの関係を測定する実験を行った。そして、この実験結果から、拡径治具20を使用せずに管継手1を組み立てた場合であっても、その組み立て後に二年半程度が経過することにより、上記回転可能トルクの設計値(0.50[N・m])と実値との差が、使用者が差異を感じなくなる程度(例えば、設計値と実値との差が0.20[N・m]になる程度)に小さくなることが分かった。このように、拡径治具20を使用せずに管継手1を組み立てた場合には、上記回転可能トルクが適度に小さくなる程度に第二流路部材3の形状が復元するようになるまでには長い時間がかかってしまう。
管継手1は第一流路部材2と第二流路部材3とが相対回転可能な構造になっているため、その出荷前における機能確認のために、個々の管継手1の回転可能トルクを測定する検査を行うことが望ましい。こうした検査を行う場合には、拡径治具20を用いずに管継手1を組み立てるようにすると、その組み立てに伴って管継手1の回転可能トルクが大きくなった状態で上記検査を行わざるを得なくなるため、その検査を適正に行うことができなくなってしまう。この点、本実施形態の組立方法によって管継手1を組み立てることにより、組み立て完了後の早い時期から第一流路部材2および第二流路部材3を小トルクで相対回転させることの可能な状態になるため、上記検査を適正に行うことができるようになる。
次に、インコアとして大径のもの(直径=13.2mm)を採用した場合における管継手1の回転可能トルクについて考察する。
発明者は、拡径治具20(挿入部21の直径=13.2mm)を第二流路部材3の内筒部12に挿入したままの状態で上記回転可能トルクを測定する実験を行った。その結果、この状態での管継手1の回転可能トルクは、小径のインコア4(直径=12.5mm)を採用した場合と比較して、大きい値(2.40[N・m])になることが分かった。
このことから、単に外径の大きいインコアを採用して、第二流路部材3の内筒部12を拡径させてその外形を整えたとしても、上記回転可能トルクを低下させることができないことが推測される。これは、外径の大きいインコアを圧入して第二流路部材3の内筒部12を拡径させた状態では、同内筒部12の外周面が第一流路部材2の外筒部6の内周面に押し付けられたまま復元(縮径)できずに上記回転可能トルクが高くなるためと考えられる。
こうしたことから、管継手1の回転可能トルクの増大を抑えるためには、単に第二流路部材3の内筒部12に大径の拡径治具20を挿入するだけでなく(第二工程)、同内筒部12から拡径治具20を引き抜くとともに(第三工程)、内筒部12の内側に拡径治具20よりも小径のインコア4を挿入して配置する(第四工程)ことが重要であると云える。
次に、管継手1の組み立てに用いられる拡径治具20の挿入部21の外径と、組み立て完了後の管継手1の回転可能トルクとの関係について考察する。
発明者は、挿入部の外径が異なる複数の拡径治具を用いて管継手1の組み立てを行うとともに、組み立て完了後の各管継手1の上記回転可能トルクを測定する実験を行った。その測定結果を図8に示す。なお図8に示す各測定データL1(挿入部21の直径=12.5mm),L2(同12.8mm),L3(同13.0mm),L4(同13.2mm),L5(同13.4mm),L6(同13.6mm)は、サンプル数が「4」であり、その平均値を示している。ちなみに、各測定データL1〜L6についてのサンプル数を増やすことにより、各測定データは時間経過とともに共通の値に収束する滑らかな曲線になると考えられる。
図8から明らかなように、拡径治具として挿入部の外径がインコア4の外径よりも大きいものを用いることにより(測定データL2〜L6)、挿入部の外径がインコア4の外径と等しい拡径治具を採用する場合と比較して(測定データL1)、組み立て完了直後における管継手1の回転可能トルクが低減されるようになる。
また、管継手1の組み立てに用いる拡径治具の挿入部の外径を徐々に大きくしてくと(12.8mm[測定データL2]→13.0mm[同L3]→13.2mm[同L4])、それに連れて管継手1の回転可能トルクは徐々に小さくなり、挿入部21の外径が13.2mm(測定データL4)である場合に回転可能トルクが最も小さくなる。
さらに拡径治具の挿入部の外径を13.2mmを超えて大きくしていくと(13.4mm[測定データL5]→13.6mm[同L6])、それに連れて管継手1の回転可能トルクは徐々に大きくなる。これは、第二流路部材3の内筒部12への拡径治具の挿入部の挿入に伴って同内筒部12が拡径されすぎてしまい、内筒部12が復元(縮径)し難くなって内筒部12の外周面と外筒部6の内周面との嵌め合い度合いが大きいままとなってしまうためと考えられる。
図8に示す実験結果から以下の(事項A)〜(事項C)に記載の事項が確認された。なお以下の(事項A)〜(事項C)では、拡径治具の挿入部の外径D1をインコア4の外径D2で除算した値をV(=D1/D2)とする。
(事項A)値Vが関係式「V>1.00」を満たす場合には、同値Vが「1.00」である場合と比較して、組み立て完了直後の管継手1の回転可能トルクが小さくなる。
(事項B)値Vが関係式「1.025≦V≦1.075」を満たす場合には、組み立て完了直後の管継手1の回転可能トルクが好適に小さくなる。
(事項C)値Vが「1.050」程度の値になる場合に、組み立て完了直後の管継手1の回転可能トルクが最も小さくなる。
本実施形態では、こうした実験結果をもとに、拡径治具20の挿入部21の外径(直径)を「13.2mm」にし、インコア4の外径(直径)を「12.5mm」にしている。これにより、組み立て完了後の早い時期において規定の小トルクで第一流路部材2および第二流路部材3を相対回転させることが可能になる管継手1を、容易に形成することができるようになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られる。
(1)規定の小トルクで第一流路部材2および第二流路部材3を相対回転させることの可能な管継手1を容易に形成することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・第二工程において、第二流路部材3の内筒部12の内部への拡径治具20の挿入部21の挿入を、挿入部21の先端が内筒部12の外向き爪部16の径方向内方に到達しない位置までに留める態様で行うようにしてもよい。要は、インコア4よりも外径の大きい挿入部21を有する拡径治具20を第二流路部材3の内筒部12の内部に挿入することができればよい。
・第二流路部材3の内筒部12の内部への拡径治具20の挿入を同第二流路部材3の軸線方向における適当な位置で停止させることができるのであれば、拡径治具20の基部22を省略してもよい。
・第三工程において、内筒部12の内部から拡径治具を取り出す方法は、拡径治具を内筒部12に挿入した方向と反対の方向に移動させて引き抜く方法を採用することに限らず、拡径治具を挿入した方向と同一の方向に移動させて内筒部12の内部を通過させる方法を採用してもよい。
・内筒部12の内側への挿入が完了したときのインコア4は、必ずしも第二孔18bの内側における第二流路部材3の軸線方向全体に亘って延びている必要はなく、第二孔18bの内側における上記軸線方向の一部のみで延びるようにしてもよい。例えば、第二孔18bの内側における外向き爪部16の径方向内方に当たる部分よりも下端側(図1の下方側)のみで延びるようにしたり、同部分よりも上端側(図1の上方側)のみで延びるようにしたりしてもよい。
・第二流路部材3の内筒部12の内径とインコア4の外径とを同一にしてもよい。こうした構成によっても、内筒部12の内側にインコア4を装着することができる。
・シールリング9は、第一流路部材2と第二流路部材3との間隙がシールされるようになるのであれば、外筒部の内周面と内筒部の外周面との間に配設することに限らず、内筒部12の先端(図1における下端)と第一流路部材2の内面との間に配設するなど、任意の位置に配設することができる。
・第一流路部材の外筒部の内周面および第二流路部材の内筒部の外周面の一方に周方向に環状に延びる係合凹部が形成されるとともに、他方に周方向に環状に延びる係合凸部が形成されて、それら係合凸部および係合凹部がスナップ係合する構造の管継手にも、上記組立方法は適用することができる。
・上記実施形態の組立方法は、呼び径が「16A」の管材の接続に用いられる管継手にも適用することができる。その他、呼び径が「13A」や「16A」以外の管材の接続に用いられる管継手にも、上記実施形態の組立方法は適用可能である。
<付記>
上記実施形態および変形例から把握される技術的思想を、以下に追記する。
(イ)内周面に被係合部が形成されてなる外筒部を有した第一流路部材と、外周面に係合部が形成されてなる樹脂製の内筒部を有した第二流路部材と、を備えた管継手の組立方法であって、
前記外筒部に前記内筒部を挿入して、前記内筒部の前記係合部を、当該内筒部が樹脂製であることで備える弾性を利用して、前記外筒部の前記被係合部にスナップ係合させる第一工程と、
前記内筒部の内径よりも大径の拡径治具を前記内筒部の内部に挿入する第二工程と、
前記拡径治具を引き抜く第三工程と、を含むことを特徴とする管継手の組立方法。
1…管継手、2…第一流路部材、3…第二流路部材、4…インコア、5…雄ねじ、6…外筒部、7…内向き爪部、7a…テーパ面、7b…円筒面、7c…垂直面、8…嵌合溝、8a…テーパ面、8b…円周面、9…シールリング、10…収容溝、11…大径部、12…内筒部、13…電熱線コイル、14…電極、16…外向き爪部、16a…テーパ面、16b…円筒面、16c…垂直面、17…フランジ、18a…第一孔、18b…第二孔、18c…第三孔、20…拡径治具、21…挿入部、22…基部、23…ストッパ面。
上記課題を解決するための管継手の組立方法は、内周面に被係合部が形成されてなる外筒部を有した第一流路部材と、外周面に係合部が形成されてなる樹脂製の内筒部を有した第二流路部材と、前記内筒部の内側に配設されるインコアと、を備え、前記第一流路部材と前記第二流路部材とが相対回転可能になっている管継手の組立方法であって、前記外筒部に前記内筒部を挿入して、前記内筒部の前記係合部を、当該内筒部が樹脂製であることで備える弾性を利用して、前記外筒部の前記被係合部にスナップ係合させる第一工程と、前記インコアの外径よりも大径の拡径治具を前記内筒部の内部に挿入する第二工程と、前記拡径治具を取り出す第三工程と、前記インコアを前記内筒部の内部に挿入して配置する第四工程と、を含む。

Claims (2)

  1. 内周面に被係合部が形成されてなる外筒部を有した第一流路部材と、外周面に係合部が形成されてなる樹脂製の内筒部を有した第二流路部材と、前記内筒部の内側に配設されるインコアと、を備えた管継手の組立方法であって、
    前記外筒部に前記内筒部を挿入して、前記内筒部の前記係合部を、当該内筒部が樹脂製であることで備える弾性を利用して、前記外筒部の前記被係合部にスナップ係合させる第一工程と、
    前記インコアの外径よりも大径の拡径治具を前記内筒部の内部に挿入する第二工程と、
    前記拡径治具を取り出す第三工程と、
    前記インコアを前記内筒部の内部に挿入して配置する第四工程と、を含むことを特徴とする管継手の組立方法。
  2. 請求項1に記載の管継手の組立方法において、
    前記拡径治具の外径を前記インコアの外径で除算した値を「V」とすると、同値「V」が関係式「1.025≦V≦1.075」を満たす値になる形状の前記拡径治具が用いられる
    ことを特徴とする管継手の組立方法。
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