JP2019022948A - 色補正処理決定方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】色補正情報を持たない共通プリンタドライバを使用して文書を印刷する場合、同一内容の文書の色味を統一するため、ジョブ全体にのみ設定可能な色補正処理を制御する情報処理装置を提供する。クラウドシステム上で文書を生成し、記憶装置に文書を保存する際、記憶装置へのアクセス状況に応じて生成する文書のファイル数構成を変更し、システムのパフォーマンスに影響を与えないように制御する文書生成システムを提供する。【解決手段】クライアント端末から文書と印刷設定情報を受信し、印刷設定情報に指定された色味を統一したいページ情報と文書の色情報に基づいてカラー印刷モノクロ印刷のいずれかに適した色補正処理を適用する。【選択図】 図4

Description

文書の印刷において、同一のページの色味を統一するための色補正処理決定方法及びプログラムに関する。
プリンタドライバでは印刷時の色補正処理を制御することができる。色補正処理とはコンピュータとディスプレイ、プリンタ等との間で色合いを調整することである。その際プリンタドライバは、文書がカラー印刷かモノクロ印刷かによってカラー印刷に適した色補正、モノクロ印刷に適した色補正を切り替えている。色補正処理の例としてCMS(Color Management System)補正が、モノクロ印刷ではガンマ補正が挙げられる。
しかし、色補正処理はプリンタやPDL(Page Description Language)の仕様によってはページ単位で処理を切り替えることができない。すなわち、カラー印刷とモノクロ印刷が混在している文書においてプリンタドライバは、カラー印刷に適した色補正またはモノクロ印刷に適した色補正のいずれかしか設定することができない。そのため、従来は一定の条件に基づいて色補正処理を決定するのが一般的であった。その一例として、先頭ページがカラー印刷かモノクロ印刷かによって色補正処理を決定するプリンタドライバが存在する。
ここで、前記処理を行うプリンタドライバを使用してカラー文書を印刷し、その後、カラー文書の先頭ページにモノクロ文書を追加して再印刷するユースケースを考える。この場合、カラー文書は同一の内容であるため、色味は統一する必要がある。ところが前述した内容に基づくと、初めの印刷はカラー印刷に適した色補正が適用されるが、再印刷時は文書全体にモノクロ印刷に適した色補正が適用されてしまう。そのため、カラー文書の色味が異なってしまうという問題が発生する。
同一文書の出力を統一する処理の例として特許文献1を挙げる。特許文献1では、同一種類のオブジェクト(グラフィック等)が別々のページに存在する場合、そのページがカラーデータとモノクロデータで異なっていても同じカラー機で印刷するというものである。
特願2010−211628号公報
しかしながら上述の特許文献は、モノクロで描画されたオブジェクトが含まれていれば、そのページがモノクロデータであってもカラー機で印刷する。そのため、前述したユースケースのうち、「同一の内容の色味を統一する」という課題は解決できない。
上記の課題を解決するため、文書データを作成するアプリケーションを含むクライアント端末と、文書データと印刷設定に基づいて印刷ジョブを生成する情報処理装置と、印刷ジョブの印刷を行う印刷装置から構成される環境において、アプリケーションから色味を統一するコンテンツのページ情報を取得する取得手段と、前記取得したページ情報の色情報がカラーかモノクロかを判定する判定手段と、色情報がカラーの場合はカラーに適した色設定を、モノクロの場合はモノクロに適した色設定を適用する適用手段と、を含むことを特徴とする。
本発明を適用することにより、異なる印刷ジョブにおいて同一のコンテンツが含まれる場合、文書の構成によらず同一のコンテンツの色味を統一することが可能となる。
本発明における全体システム構成の一例を示す概念図である。 本発明におけるコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明における印刷設定情報の構造の一例を示す図である。 第一実施形態における情報処理装置が行う色補正決定処理の一例を示すフローチャートである。 第一実施形態における印刷結果の一例を説明する図である。 第二実施形態における情報処理装置が行う色補正決定処理の一例を示すフローチャートである。 第二実施形態における印刷結果の一例を説明する図である。 第三実施形態における情報処理装置が行う色補正決定処理の一例を示すフローチャートである。 第三実施形態における印刷結果の一例を説明する図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。なお、本明細書で説明するシステムおよび方法は、クライアント端末101からの要求に従い情報処理装置102にて印刷用データの生成を行った後、印刷装置103で文書を印刷するものである。以降の説明および発明の図の中で、当事者にとって周知であり、本発明の説明を理解するために必要ない箇所は、本明細書では省略する。
図1は、本発明における全体システム構成の一例を示す概念図である。本発明の構成はクライアント端末101、情報処理装置102、印刷装置103がLANを介してインターネットに接続されている。クライアント端末101は、主にユーザが文書のレイアウトを作成・編集する環境である。すなわち、クライアント端末101には、文書編集・作成機能を持つアプリケーションがインストールされている。ユーザが文書の作成を完了し、印刷を指示すると、クライアント端末101内のアプリケーションは、ユーザが作成した文書に関する印刷ジョブを生成する。
ここでいう印刷ジョブとは、印刷装置103で処理されるコンテンツ情報または印刷設定情報あるいはその両方を合わせたものである。なお、クライアント端末101は1つ以上存在するものとする。
情報処理装置102は上記印刷ジョブを受け取り、印刷装置103を用いて印刷を行う。情報処理装置102はクライアント端末101からのジョブを受け付け、印刷装置103への出力を制御する装置である。情報処理装置102はデータ受信部104、ジョブ解析部105、ジョブ制御部106、デバイスI/F107、優先度設定108から構成されている。なお、クライアント端末101と情報処理装置102が別の装置であるものとして説明しているが、本発明ではこの構成に限定しない。例えば、プリンタドライバのように情報処理装置102が有する機能がクライアント端末101に含まれていても構わない。
印刷装置103は、デバイスI/F107を介して送信されてきた印刷ジョブを解釈し、ラスタライズして印刷する印刷装置である。データ受信部104は、クライアント端末101からの印刷ジョブのデータを受け付ける。ジョブ解析部105は、データ受信部104を介して受信したジョブを解析して、コンテンツの詳細情報や詳細な印刷設定情報を取得する機能を備える。ジョブ制御部106は、ジョブ解析部105によって解析されたジョブの特性及び優先度設定108に基づいて印刷用データの生成を行う。デバイスI/F107は、印刷装置103との通信を制御するためのインタフェースである。
デバイスI/F107は、印刷装置103から能力情報、構成情報及びプリンタ接続情報を取得する機能や、印刷装置103に対して印刷用データを送信する機能を持つ。優先度設定108は色補正処理決定時にカラー印刷とモノクロ印刷のどちらを優先するかが設定されているデータである。優先度設定108は「カラー」または「モノクロ」が設定されており、設定内容に応じた色補正処理が優先されて適用される。詳細は第三実施形態の説明時に説明する。
図2は、本発明におけるコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。ここでいうコンピュータとは、クライアント端末101、情報処理装置102の両方を示している。CPU201はROM206内部のプログラム領域に記憶されたプログラム、または、ハードディスク203からRAM202にロードされたOS、汎用アプリケーションなどのプログラムを実行する。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ハードディスク203は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、電子原稿ファイルなどを記憶する。
また、本件にかかるプログラムは、情報処理装置102のハードディスク203に記憶されており、RAM202に読みだされCPU201によって実行される。ディスプレイコントローラ204はディスプレイによる表示の制御を行う。ネットワークコントローラ205は、ネットワークに接続されたほかの機器との通信制御処理を実行する。
図3は、本発明における印刷設定情報301の構造の一例を示す図である。なおここでは文書の総ページ数が5ページであるものとして説明を行う。印刷設定情報301は文書を印刷する際の各種設定が記載されており、ジョブ全体の印刷設定、ページ範囲の印刷設定、ページの印刷設定の3つから構成されている。ジョブ全体の印刷設定は文書の全ページに適用される印刷設定である。この場合、文書内の全てのページにA4サイズの用紙でカラーモードが自動で印刷される。
次にページ範囲の印刷設定は、文書内の一部のページに適用される印刷設定である。この場合文書中の1ページ目から4ページ目に対してA3サイズの用紙で出力する印刷設定が適用される。最後にページの印刷設定は、文書内のある1ページに適用される印刷設定である。この場合は5ページ目に対してモノクロ印刷設定が適用される。ここで、3種類の印刷設定において同一の印刷設定項目が設定されている場合、ページの印刷設定、ページ範囲の印刷設定、ジョブ全体の印刷設定の順で優先される。例えばこの場合、ジョブ全体の印刷設定に出力用紙サイズA4、ページ範囲の印刷設定に出力用紙サイズA3が設定されているが、ページ範囲の印刷設定が優先されるため1ページ目から4ページ目まではA3で、5ページ目はA4で出力される設定となる。
また、印刷設定項目の一例として、「色味統一フラグ」という項目が存在する。これは、文書の色味を統一したいページに付与するフラグであり、統一したいページには「ON」が設定される。図3の場合、5ページ目が文書の色味を統一したいページであり、ジョブ制御部106はこの設定等に基づいてどの色補正処理を適用するかを決定する。この処理の詳細説明は実施形態の説明時に行う。
[第一実施形態]
ここからは本発明の実施形態における、情報処理装置102が行う色補正決定処理の一例をフローチャート及び図を用いて複数形態説明する。
はじめに本発明の第一実施形態における情報処理装置102が行う色補正決定処理の一例を、図4に示すフローチャートを用いて説明する。第一実施形態では、文書内のデータにカラーページ、モノクロページが混在している場合に、コンテンツの色情報と、印刷設定情報301で指定されたページに応じて色補正処理を決定するというものである。なお本実施形態は、背景技術に記載の、「プリンタドライバを使用してカラー文書を印刷し、その後、カラー文書の先頭ページにモノクロ文書を追加して再印刷するユースケース」を想定している。
はじめにステップS1においてジョブ解析部105は、データ受信部104で受信した印刷設定情報から、色味を統一したい文書のページ情報を取得する。このページ情報はクライアント端末101内の文書編集アプリケーションによって指定される。アプリケーションはユーザがどのように文書を編集したかを追跡できるので、編集されなかったページ、すなわち色味を統一したいページ情報も把握可能である。そしてステップS2で印刷設定情報301にページ情報の指定がなかった場合や取得に失敗した場合はステップS6に進む。ステップS6では先頭ページのコンテンツの色情報がカラーかモノクロかを判定する。
これはページ情報が取得できなかったため従来のプリンタドライバと同様の動作としている。そして取得に成功した場合はステップS3に進み、ジョブ制御部106は指定されたページの色情報がカラーかモノクロかを判定する。その後ステップS4においてジョブ制御部106は、ステップS3またはステップS6で判定された色情報がカラーであるかを判定する。カラーである場合はステップS5に進み、カラーに適した色補正設定を適用する。カラーでない場合はモノクロなのでステップS7においてモノクロに適した色補正設定を適用する。以上のフローによって、色味を統一したいページの色情報に応じた色補正処理を適用することが可能となる。
図5は第一実施形態における情報処理装置102が行う色補正決定処理の一例を示す図である。図5では入力データと印刷設定情報301からどのような色補正処理がジョブ全体に適用されるかを具体的に説明する。
図5(a)では入力データとして計2ページのカラー文書を印刷し、その後先頭ページにモノクロページを追加し、再度印刷するというユースケースを考える。この場合図に示すコンテンツA、コンテンツBは最初の印刷と次の印刷で同一のデータであるため、色味を統一する対象である。そのためアプリケーションが、コンテンツAとコンテンツBのページ番号を色味統一ページとして印刷設定情報301に設定する。なお、ジョブ全体の印刷設定として、いずれもカラーモード設定=「自動」(文書の色情報に基づいて自動でカラー印刷かモノクロ印刷を決定する)を設定するものとする。
最初の印刷では、印刷設定で色味を統一したいページとしてP1、P2が指定されている。そのためステップS3においてジョブ制御部106は、指定ページの色情報がカラーと判定し、ジョブ全体にカラー印刷に適した色補正処理を適用する。そして2回目の印刷では印刷設定で色味を統一したいページとしてP2、P3がクライアント端末101のアプリケーションによって指定される。こちらもステップS3においてジョブ制御部106は、指定ページの色情報がカラーと判定し、ジョブ全体にカラー印刷に適した色補正処理を適用する。
なお、従来のプリンタドライバでは先頭ページのコンテンツの色情報がモノクロであるため、ジョブ全体にモノクロ印刷に適した色補正処理が適用されてしまい、コンテンツAとコンテンツBの色味が統一されない。しかし、本件を適用することにより、ジョブ全体にカラー印刷に適した色補正処理が適用されるため、ユーザが所望する同一コンテンツの色味を統一することが可能となる。
次に図5(b)では、図5(a)と色情報が逆のパターンについて述べる。具体的には入力データとして計2ページのモノクロ文書を印刷し、その後先頭ページにカラーページを追加し、再度印刷するというユースケースを考える。この場合も図5(a)同様、コンテンツAとコンテンツBは最初の印刷と次の印刷で同一のデータであるため、色味を統一する対象である。最初の印刷では印刷設定で色味を統一したいページとしてP1、P2が指定されている。そのためステップS3において指定ページの色情報がモノクロと判定され、ジョブ全体にモノクロ印刷に適した色補正処理が適用される。
そして2回目の印刷では印刷設定で色味を統一したいページとしてP2、P3がクライアント端末101のアプリケーションによって指定される。こちらもステップS3において指定ページの色情報がモノクロと判定されるため、ジョブ全体にモノクロ印刷に適した色補正処理が適用される。
以上のように本実施形態では、印刷設定情報301によって指定されたページ情報と文書の色情報に応じてカラー印刷・モノクロ印刷のどちらに適した色補正処理を適用するかを判定した。これによりユーザが所望するコンテンツの色味を統一することが可能となる。
[第二実施形態]
次に本発明の第二実施形態における情報処理装置102が行う色補正決定処理の一例を、図6に示すフローチャートを用いて説明する。第二実施形態では、文書内のデータはカラーのみで混在はしていないが、印刷設定でカラー印刷とモノクロ印刷の指示が混在しているケースを考える。またユースケースとしては、「プリンタドライバを使用してカラー文書をカラー印刷し、その後、カラー文書の一部をモノクロ印刷設定にして再印刷するユースケース」を想定している。なお色補正決定処理は図4において一度説明済みであり、ここでは第二実施形態のポイントとなる箇所を中心に説明を行う。
はじめに第一実施形態と同様、色味を統一したい文書のページ情報を取得する。取得に成功した場合、ステップS11においてジョブ制御部106は、指定されたページの印刷設定がカラー印刷かモノクロ印刷かを判定する。具体的には印刷設定情報301内のカラーモード設定を参照する。そしてステップS13においてジョブ制御部106は、印刷設定がカラー印刷かを判定し、カラー印刷の場合はカラーに適した色設定を、モノクロの場合はモノクロ印刷に適した色設定を適用する。以上のフローによって、色味を統一したいページの色設定情報に応じた色補正処理を適用することが可能となる。
図7は第二実施形態における情報処理装置102が行う色補正決定処理の一例を示す図である。図7では印刷設定情報301の色味を統一したいページ情報とカラーモード設定から、どのような色補正処理がジョブ全体に適用されるかを具体的に説明する。
図7では入力データとして計2ページのカラー文書をカラーで印刷し、その後P1をモノクロ、P2をカラーで再印刷するケースを考える。この場合図に示すコンテンツA、コンテンツBは最初の印刷と次の印刷で同一のデータであるが、最初の印刷と再印刷において、コンテンツAはカラーモードの設定が異なる。コンテンツAは色味が異なってしまうのは当然であるため、色味を統一する対象はコンテンツBとなる。最初の印刷では印刷設定で色味を統一したいページとしてP1、P2が指定されている。また、カラーモードでジョブ全体に「カラー」が指定されている。
そのためステップS11においてジョブ制御部106は、指定ページの印刷設定がカラー印刷と判定し、ジョブ全体にカラー印刷に適した色補正処理を適用する。そして2回目の印刷では印刷設定で色味を統一したいページとしてP2がクライアント端末101のアプリケーションによって指定される。また、カラーモードはP1が「モノクロ」、P2が「カラー」が指定されている。そのためこちらもステップS11においてジョブ制御部106は、指定ページの色情報がカラーと判定し、ジョブ全体にカラー印刷に適した色補正処理を適用する。
なお、従来のプリンタドライバでは先頭ページの文書のカラーモードが「モノクロ」であるため、ジョブ全体にモノクロ印刷に適した色補正処理が適用されてしまい、コンテンツBの色味が統一されない。しかし、本件を適用することにより、ジョブ全体にカラー印刷に適した色補正処理が適用されるため、ユーザが所望する同一文書の色味を統一することが可能となる。
以上のように本実施形態では、印刷設定情報301によって指定されたページ情報とカラーモード設定に応じてカラー印刷・モノクロ印刷のどちらに適した色補正処理を適用するかを判定した。これにより第二実施形態においてもユーザが所望するページの色味を統一することが可能となる。
[第三実施形態]
最後に本発明の第三実施形態における情報処理装置102が行う色補正決定処理の一例を、図8に示すフローチャートを用いて説明する。第三実施形態では、クライアントのアプリケーションから指定された、色味を統一したいページにカラーとモノクロが混在しているケースを考える。なおここでも第三実施形態のポイントとなる箇所を中心に説明を行う。
まず、第一実施形態と同様、色味を統一したいコンテンツのページ情報を取得し、ステップS3において指定されたページの印刷設定がカラー印刷かモノクロ印刷かを判定する。そしてステップS4において、カラーではないと判定された場合はステップS21に進み、カラーとモノクロが混在しているかを判定する。混在していない場合はモノクロ印刷なので、ステップS7でモノクロ印刷に適した色補正処理が実行される。混在している場合、カラー印刷とモノクロ印刷のいずれか一方に適した色補正処理しかできない。
そのため優先度設定108から優先したい印刷方式を取得し、ステップS22において、その印刷方式に適した色補正処理を適用する。すなわち優先度設定108に「カラー」と記載されていたらカラー印刷に適した色補正処理を、「モノクロ」と記載されていたらモノクロ印刷に適した色補正処理を適用する。
図9は第三実施形態における情報処理装置102が行う色補正決定処理の一例を示す図である。図9では色情報がカラー/モノクロ混在していると判定された場合、どのような色補正処理がジョブ全体に適用されるかを具体的に説明する。
図9(a)では入力データとして計2ページの文書であり、1ページ目はカラーページ、2ページ目はモノクロページである。なおアプリケーションは、コンテンツAとコンテンツBのページ番号を色味統一ページとして印刷設定情報301に設定する。また、ジョブ全体の印刷設定として、いずれもカラーモード設定=「自動」を設定するものとする。
図8のフローに沿って処理を進めると、ステップS3においてジョブ制御部106は、指定ページの色情報がカラーかモノクロかを判定するが、1ページ目と2ページ目がカラーとモノクロが混在している。そのため、ステップS21で混在していると判定し、ステップS22に進む。この場合優先度設定が「カラー」であるため、ジョブ全体にカラー印刷に適した色補正処理を適用する。
図9(b)では入力データは図9(a)と同様であるが、優先度が「モノクロ」の場合の出力結果を示している。図9(a)の時と同様に1ページ目と2ページ目がカラーとモノクロが混在しているため、ステップS21でジョブ制御部106は、混在していると判定する。そしてステップS22においてジョブ制御部106は、優先度設定が「モノクロ」であるため、ジョブ全体にモノクロ印刷に適した色補正処理を適用する。なお、従来のプリンタドライバでは、先頭がカラーページのため、ジョブ全体にカラー印刷に適した色補正処理が適用されてしまい、優先度の高いモノクロページの色味が統一されない。
しかし本件を適用することにより、ジョブ全体にモノクロ印刷に適した色補正処理が適用されるため、優先度の高いモノクロページの色味を統一することが可能となる。
以上のように本実施形態では、印刷設定情報301で指定されたページの色情報がカラー/モノクロ混在している場合、優先度設定108に基づいた色補正処理を適用した。背景で説明したように、プリンタやPDLの仕様によっては全ての色味を統一できない可能性があるが、本実施形態によりユーザがより重視するページの色味を統一することが可能となる。
また優先度は予め指定されているものとして説明を行ったが、本件はこの構成に限定しない。例えば入力データの内容から、どのページの色味を優先して統一するかを自動で判定しても構わない。具体的には、あるページには写真(イメージデータ)が含まれており、写真は色味が重要視されると判断してそのページの色味を統一するように色補正処理を決定する、といった処理が挙げられる。
101 クライアント端末
102 情報処理装置
103 印刷装置

Claims (3)

  1. 文書データを作成するアプリケーションを含むクライアント端末(101)と、文書データと印刷設定(301)に基づいて印刷ジョブを生成する情報処理装置(102)と、印刷ジョブの印刷を行う印刷装置(103)から構成される環境において、
    アプリケーションから色味を統一するコンテンツのページ情報を取得する取得手段(S1)と、
    前記取得したページ情報の色情報がカラーかモノクロかを判定する判定手段(S3)と、
    色情報がカラーの場合はカラーに適した色設定を(S5)、モノクロの場合はモノクロに適した色設定を適用する適用手段(S7)と、
    を含むことを特徴とする。
  2. 前記判定手段において、取得したページの印刷設定がカラー印刷かモノクロ印刷かを判定(S11)することを特徴とする。
  3. 前記判定手段において、ページ情報の色情報がカラーとモノクロが混在している(S21)場合、優先度設定に設定されている色設定を適用する(S22)ことを特徴とする。
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