JP2019022074A - 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】基本色に特殊色が重なった場合の色段差発生を防止することができる画像処理装置、画像形成装置及びプログラムを提供する。【解決手段】画像処理装置は、属性情報を有する基本色と特殊色との画像データを受け付ける受付手段58と、前記受付手段58により受け付けられる画像データにおいて基本色と特殊色とが重なった場合、いずれの属性情報を適用するかを決定する決定手段62と、前記決定手段62により決定された属性情報に応じた画像処理を実行する画像処理実行手段68と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
特許文献1は、透明画像の有無によって色変換の処理条件を選択することによって、透かし印刷された画面において、透明画像によって有色画像に生じる違和感を低減し自然な画像を得ることができるようにした画像処理装置を開示する。
特許文献2は、CMYK版と透明トナー版のコマンド解析を行う解析手段と、解析手段によるコマンド解析の結果に基づき、CMYK版の画像データを生成する生成手段と、生成手段によって生成されたCMYK版の画像データの画素毎に附随する属性フラグに、透明トナー版を解析して得られた透明トナー属性を埋め込む埋め込み手段とを備えたことを特徴とする制御装置を開示する。
特開2010−263322号公報 特開2009−55601号公報
ところで、基本色に特殊色を重ねると、いずれかの属性情報を適用するかにより色段差を生じることがある。
ここで、基本色とは、画像形成する上で基本となる色であり、一例としてはYMC(イエロー、マゼンダ、シアン)或はYMCK(イエロー、マゼンダ、シアン、黒)の現像剤を用いて形成する色である。また、特殊色とは、基本色現像剤以外の現像剤を用いて形成する色であり、基本色現像剤以外の現像剤には、金、銀、透明、白、オレンジ、チャイナレッド等の現像剤が含まれる。特殊色は、特殊色現像剤のみを用いた色ばかりではなく、特殊色現像剤に基本色現像剤を加えた色も含まれる。また、色段差が生じるとは、特殊色と基本色を重ねた領域と、基本色の領域との間に不自然な色の差が生じることをいう。
本発明は、基本色に対して属性情報の異なる特殊色が前面に重なった場合の色段差発生を防止することができる画像処理装置、画像形成装置及びプログラムを提供することを目的としている。
請求項1に係る本発明は、属性情報を有する基本色と特殊色とを含む画像データを受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられる画像データにおいて基本色と特殊色とが重なった場合、特殊色の種類と画像値によりいずれの属性情報を適用するかを決定する決定手段と、前記決定手段により決定された属性情報に応じた画像処理を実行する画像処理実行手段と、を有する画像処理装置である。
請求項2に係る本発明は、前記決定手段は、特殊色の画素値に関する閾値が設けられ、該閾値を調整する調整手段をさらに有する請求項1記載の画像処理装置である。
請求項3に係る本発明は、基本色と特殊色が重なった領域の色を表示する表示手段をさらに有する請求項2記載の画像処理装置である。
請求項4に係る本発明は、前記決定手段は、基本色の現像剤量に対する特殊色の現像剤量の割合に基づいて、いずれの属性情報を適用するかを決定する請求項1記載の画像処理装置である。
請求項5に係る本発明は、前記決定手段は、基本色の現像剤量に対する特殊色の現像剤量との割合が予め定められた閾値以上の場合、特殊色の属性情報を適用するように決定する請求項4記載の画像処理装置である。
請求項6に係る本発明は、前記決定手段は、基本色の現像剤量に対する特殊色の現像剤量との割合が予め定められた閾値未満の場合、基本色の属性情報を適用するように決定する請求項4記載の画像処理装置である。
請求項7に係る本発明は、前記決定手段は、特殊色として透明色が最前面に印刷される場合、特殊色の現像剤量に関わらず基本色の属性情報を適用するように決定する請求項1記載の画像処理装置である。
請求項8に係る本発明は、属性情報は文字か画像であり、前記画像処理実行手段は、画像に対して色調整する請求項1から7いずれか記載の画像処理装置である。
請求項9に係る本発明は、画像を処理する画像処理装置と、前記画像処理装置により処理された画像を記録媒体に形成する画像形成装置本体と、を有し、前記画像処理装置は、属性情報を有する基本色と特殊色との画像データを受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられる画像データにおいて基本色と特殊色とが重なった場合、特殊色の種類と画素値によりいずれの属性情報を適用するかを決定する決定手段と、前記決定手段により決定された属性情報に応じた画像処理を実行する画像処理実行手段と、を有する画像形成装置である。
請求項10に係る本発明は、属性情報を有する基本色と特殊色との画像データを受け付けるステップと、受け付けられる画像データにおいて基本色と特殊色とが重なった場合、特殊色の種類と画素値によりいずれの属性情報を適用するかを決定するステップと、決定された属性情報に応じた画像処理を実行するステップと、を有するコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項1、9又は10に係る本発明によれば、基本色の前面に特殊色が重なって配置された場合の属性情報の不一致による色段差発生を防止することができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加えて、特殊色の属性情報を適用する場合の閾値を使用者が調整することができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項2に係る本発明の効果に加えて、基本色と特殊色とが重なった領域の色を見ながら閾値を調整することができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加えて、特殊色の属性情報を採用する場合の閾値を内部的に演算することによって設定することができる。
請求項5又は6に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加えて、基本色の現像剤に対する特殊色の現像剤の量の割合が予め定められた閾値に以上であるか否かにより基本色又は特殊色の属性を適用するかを決定することができる。
請求項7に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加えて、特殊色が最前面に印刷される場合は、基本色の属性情報を適用して色段差発生を一律に防止することができる。
請求項8に係る本発明によれば、請求項1から7いずれかに係る本発明の効果に加えて、基本色と特殊色とが重なった領域の属性が画像であると決定した場合は色調整を行うことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す正面図である。 本発明の実施形態に用いた画像形成装置本体を示す概略図である。 本発明の実施形態に用いた画像形成装置における画像形成部を示す側面図である。 本発明の実施形態に用いたサーバの回路例を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるサーバの機能を説明する機能構成図である。 本発明の実施形態において、基本色と特殊色とが重なった場合のタグ生成を示す説明図である。 本発明の実施形態において、基本色と特殊色とが重なった場合の処理フローを示すフローチャートである。 閾値を設定するための第一の実施形態における処理フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態において、確認用のプレビュー画面を示す画面図である。 閾値を設定するための第二の実施形態における処理フローを示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。
画像形成装置10は、サーバ12、画像形成装置本体14及び後処理装置16を有し、これらがネットワークを介して接続されている。
サーバ12は、画像形成すべき画像データを画像形成装置本体14に供給すると共に、画像形成装置本体14及び後処理装置16を制御するようになっている。また、このサーバ12には、表示装置17が接続されている。この表示装置17は、例えば液晶により設定画面を表示し、またタッチパネル、キーボード等によりデータを入力できるようになっている。また、サーバ12は画像処理装置であって、画像データを受け付け、受け付けた画像データを処理し、処理した画像データを画像形成装置本体14へ出力する。
画像形成装置本体14は、記録媒体供給部18及び画像形成部20を有する。
記録媒体供給部18は、例えば記録媒体としてカット紙又は連続用紙を画像形成部20に供給する。
画像形成部20は、例えば図2に示された構造を有する。
即ち、画像形成部20は、中間転写ベルト22を備えている。中間転写ベルト22の上方には、例えば6つの画像形成ユニット24が設けられている。画像形成ユニット24は、シアン、マゼンダ、イエロー及び黒の基本色現像剤の他、特殊色現像剤として、金、銀、透明、白、オレンジ、チャイナレッド等の中から選択されたトナーを用いて画像を形成するようになっている。特殊色現像剤は、画像形成ユニット24と図示しないトナー収容部を交換することによって色を交換できるようにしてある。
画像形成ユニット24は、図3に示すように、例えばゼログラフィ方式であり、感光体ドラム26と、この感光体ドラム26の表面を一様に帯電する帯電手段としての帯電装置28と、感光体ドラム26上に形成された静電潜像を現像する現像装置30と、クリーニング装置32とから構成されている。感光体ドラム26は、トナー像(現像剤像)を保持する円筒形状の画像保持体であり、帯電装置28により一様に帯電され、光走査装置34により照射されたレーザ光により静電潜像が形成される。感光体ドラム26に形成された静電潜像は、現像装置30によりトナーで現像される。中間転写ベルト22を挟んで感光ドラム26に対向した位置には一次転写ロール36が設けられている。現像装置30により現像されたトナー像は、一次転写ロール36により中間転写ベルト22に転写される。なお、トナー像の転写工程の後に感光体ドラム26に付着している残留トナー及び紙粉等は、クリーニング装置32によって除去される。
画像形成ユニット24により中間転写ベルト22に転写されたトナー像は、記録媒体供給部18から供給された記録媒体に二次転写ロール38により二次転写される。画像が転写された記録媒体は、定着ユニット40に送られ、例えば熱と圧力とにより画像が定着される。このように画像が定着された記録媒体は、さらに冷却ユニット42により冷却される。
前述したサーバ12は、図4に示すように、CPU48、メモリ50、ユーザインターフェイス52及び通信インターフェイス54を有し、これらが制御バス56を介して接続されている。
CPU48は、メモリ50に格納された制御プログラムに基づいて予め定められた処理を実行する。ユーザインターフェイス52は、表示装置17に接続されている。表示装置17は、受信した画像データから生成したプレビュー画面や設定画面を表示する。
通信インターフェイス54は、ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ等からの印刷データを受信して処理した画像データを画像形成装置本体14へ送る。
図5は、本発明の実施形態に係るサーバ12の機能構成図である。
なお、各機能は、ソフトウエアによって実現してもよいし、一部又は全部をハードウエアによって実現してもよい。
画像データ受付部58は、ページ記述言語(Page Description Language,PDL)で記述された受付印刷データを含む印刷要求を受け付ける。
なお、受け付ける画像データは、PDLに限らず、中間データであってもよい。
画像解析部60は、画像データ受付部58で受け付けられた画像データを解析する。解析には、オブジェクト(印刷対象)の属性情報が含まれる。属性情報には、文字及び画像があるが、グラフィックスを加えてもよい。
決定部62は、後述するように、基本色と特殊色とが重なった場合に、閾値情報取得部64により取得された閾値情報により基本色又は特殊色いずれかの属性情報を提供するかを決定する。
ラスタライズ部66は、画像データをCMYK版及び特殊色版に分けてラスタライズする。このラスタライズ部66では、決定部62により決定された属性情報に基づいて画素ごとに文字であるか画像であるかのタグが付される。
画像処理実行部68は、この実施形態においては、文字に対しては何らの画像処理を行わないが、画像に対しては例えば色調整を行い、出力部70より前述した画像形成装置本体14へ画像データを出力する。
また、ラスタライズ部66でラスタライズされた画像データは、変換部72によりCMYK版及び特殊色版をRGBに変換し、表示装置17に表示するようになっている。
図6は、CMYKから形成される画像74の最前面に特殊色(金又は透明)の文字76を形成した場合の画像形成されるべき状態をタグ(属性情報)と共に示している。
例えば画像74の最前面に金の文字76を形成した場合は、図6(a),(b)に示すように、通常通り、文字76のタグは有効とし、文字76の領域は色調整されずに文字76が形成される。
一方、画像74の最前面に透明の文字78を形成した場合は、図6(c),(d)に示すように、最前面の文字のタグは無効とし、文字76の領域は、画像74のタグに従って色調整される。
即ち、通常、最前面の文字78のタグが有効とされるが、図6(c)において、文字78のタグが有効とされる場合は、文字78の領域が文字として処理され、色調整されずに画像形成される。文字78の領域が色調整されずに画像形成されると、色調整された周囲の画像74との間で色段差が生じる。この実施形態においては、最前面の文字のタグは無効とし、文字76の領域は、画像74のタグに従って色調整されるので、色段差が生じない。
例えば基本色CMYK≠(0,0,0,0)である画素に0以外の特殊色を最前面に載せる場合、例を挙げると次のようになる(カッコ内は各色の現像剤量(画素値及び濃度に対応する)で0〜100%で示す。100%は供給できる最大の現像剤量である。)。
例1:透明色現像剤0〜100%
この場合、透明色現像剤は無色透明であるため、濃度によらず基本色の属性情報とする。
例2:金現像剤1%
この場合、見た目上は基本色そのものなので、基本色の属性情報を残す。
例3:金現像剤XX%
この場合、見た目上、基本色よりも金が目立つXX%以上なので、金の属性情報に書き換える。
例4:銀現像剤YY%
この場合も同様に、見た目上、基本色よりも銀が目立つYY%以上なので、銀の属性情報に書き換える。
図7は、基本色と特殊色とが重なった場合の処理フローを示すフローチャートである。
まず、ステップS10において、基本色CMYKデータと、最前面の特殊色現像剤データの重なり部分の属性情報(文字/画像)が異なるか否かを判定する。
このステップS10において、属性情報が異ならない(同じである)と判定された場合は、ステップS12に進み、最前面の特殊色現像剤データの属性情報を適用する。一方、ステップS10において、属性情報が異なると判定された場合は、ステップS14へ進む。
ステップS14においては、特殊色現像剤の色が透明以外か否かを判定する。このステップS14において、特殊色現像剤の色が透明以外ではない(透明である)と判定された場合は、ステップS16に進み、CMYKの属性情報を適用する。
ステップS14において、特殊色現像剤の色が透明以外であると判定された場合は、ステップS18に進み、特殊色現像剤の画素値(現像剤量)が閾値よりも大きいか否かを判定する。ステップS18において、閾値よりも大きくない(閾値未満である)と判定された場合は、ステップS16へ進み、CMYKの属性情報を適用する。
ステップS18において、閾値よりも大きい(閾値以上である)と判定された場合は、ステップS12に進み、最前面の特殊色現像剤データの属性情報を適用する。ステップS12又はステップS16の処理が終了すると、次のステップS20に進み、適用する属性情報に応じた色調整をかけて出力し、処理を終了する。
次に上述した閾値の設定について説明する。
図8は、閾値を設定するための第一の実施形態における処理フローを示すフローチャートである。
まず、ステップS22において、基本色CMYKデータと、最前面の特殊色現像剤データの重なり部分の属性情報(文字/画像)が異なるか否かを判定する。
このステップS22において、属性情報が異ならない(同じである)と判定された場合は、ステップS24に進み、最前面の特殊色現像剤データの属性情報を適用する。一方、ステップS22において、属性情報が異なると判定された場合は、ステップS26へ進む。
ステップS26においては、特殊色現像剤の色が透明以外か否かを判定する。このステップS26において、特殊色現像剤の色が透明以外ではない(透明である)と判定された場合は、ステップS28に進み、CMYKの属性情報を適用する。
ステップS26において、特殊色現像剤の色が透明以外であると判定された場合は、ステップS30に進み、CMYKデータと最前面の特殊色現像剤データとの重なり部分を表示装置17のプレビュー画面に表示して使用者に確認できるようにする。
図9は、確認用のプレビュー画面80を示す。
プレビュー画面80は、画素値表示部82、閾値表示部84及び対象画像表示部86を有する。
画素値表示部82は、CMYK及び特殊色の画素値を表示する。特殊色は、最前面と最背面の画素値が表示されるようになっている。また、CMYK及び特殊色の画素値は、調整前と調整後にそれぞれ表示されるようになっている。
閾値表示部84は、最前面の特殊色現像剤の属性情報を優先するための閾値Xを表示する。閾値Xは、この実施形態においては、特殊色現像剤の画素値で表示されるようになっているが、CMYKの総量に対する割合として表示するようにしてもよい。この閾値は、初期値としては、最前面の特殊色現像剤の属性情報が優先されるように0が設定されている。
対象画像表示部86は、CMYKと最前面の特殊色との重なり部分を例えばマウスにより指定すると、画素値表示部82に画素値が表示される。
図8に戻ると、ステップS30でプレビュー画面が表示された状態で、次のステップS32において、使用者が最前面の特殊色現像剤の色味を強調したいか否かを判定する。使用者が最前面の特殊色現像剤の色味を強調したい場合は、ステップS34に進み、表示されている重なり部分の特殊色現像剤の画素値よりも低く設定する。一方、ステップS32において、使用者が最前面の特殊色現像剤の色味を強調したくないと判定した場合は、ステップS36に進み、表示されている重なり部分の特殊色現像剤の画素値よりも高く設定する。
次のステップS38においては、特殊色現像剤データの画素値が閾値よりも大きいか否かを判定する。ステップS38において、閾値よりも大きくない(閾値未満である)と判定された場合は、ステップS28へ進み、CMYKの属性情報を適用する。
ステップS36において、閾値よりも大きい(閾値以上である)と判定された場合は、ステップS24に進み、最前面の特殊色現像剤データの属性情報を適用する。ステップS24又はステップS28の処理が終了すると、次のステップS40に進み、適用する属性情報に応じた色調整をかけて出力し、処理を終了する。
図10は、閾値を設定するための第二の実施形態における処理フローを示すフローチャートである。
まず、ステップS42において、基本色CMYKデータと、最前面の特殊色現像剤データの重なり部分の属性情報(文字/画像)が異なるか否かを判定する。
このステップS42において、属性情報が異ならない(同じである)と判定された場合は、ステップS44に進み、最前面の特殊色現像剤データの属性情報を適用する。一方、ステップS42において、属性情報が異なると判定された場合は、ステップS46へ進む。
ステップS46においては、特殊色現像剤の色が透明以外か否かを判定する。このステップS46において、特殊色現像剤の色が透明以外ではない(透明である)と判定された場合は、ステップS48に進み、CMYKの属性情報を適用する。
ステップS46において、特殊色現像剤の色が透明以外であると判定された場合は、ステップS50に進み、CMYKデータと最前面の特殊色現像剤データの現像剤総量を算出する。
次のステップS52においては、CMYKデータのトナー総量よりも特殊色現像剤データのトナー総量が大きいか否かを判定する。ステップS52において、CMYKデータの現像剤総量よりも特殊色現像剤データの現像剤総量が大きい(以上)と判定された場合はステップS44へ進み、最前面の特殊色現像剤データの属性情報を適用する。一方、CMYKデータのトナー総量よりも特殊色現像剤データのトナー総量が大きくない(未満)と判定された場合はステップS44へ進み、CMYKの属性情報を適用する。
ステップS50及びS52の処理は具体的には次のように行う。
現像剤量をCはa、Mはb、Yはc、Kはd、特殊色STはxとする。
以下の不等式の結果が、真の場合は最前面の属性情報を適用し、偽の場合はCMYKデータの属性情報を適用する。
P×(a+b+c+d)<x×4・・・・・(1)
なお、Pは検証によって最適値が決定される。
例1としてa=40,b=80,c=90,Y=75,x=85とする。
ここで、P=1.1として式(1)に代入すると、313.5<340.0となり、式(1)の不等式は真となるので、特殊色データの属性情報を優先させる。
また、例2としてa=65,b=80,c=90,Y=75,x=85とする。
ここで、同じくP=1.1として式(1)に代入すると、341.0<340.0となり、式(1)の不等式は偽となるので、CMYKデータの属性情報を優先させる。
ステップS44又はS48の処理が終了すると、ステップS54に進み、適用する属性情報に応じた色調整をかけて出力する。
なお、Pは最適な設定以外にも、CMYKデータが優先する優先モード、特殊色データが優先する特殊色優先モードを用意してもよい。
また、金、銀、透明、白、オレンジ、チャイナレッド等の使用する特殊色現像剤の種類によりPの値を変更又は補正するようにしてもよい。
なお、上記実施形態においては、ゼログラフィ技術を用いて印刷する場合について説明したが、他の印刷技術、例えばインクジェット技術に対しても適用できる。
10 画像形成装置
12 サーバ
14 画像形成装置本体
17 表示装置
48 CPU
50 メモリ
52 ユーザインターフェイス
58 画像データ受付部
60 画像データ解析部
62 決定部
64 閾値情報取得部
68 画像処理実行部
74 画像
76,78 文字
80 プレビュー画面
82 画素値表示部
84 閾値表示部
86 対象画像表示部

Claims (10)

  1. 属性情報を有する基本色と特殊色とを含む画像データを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられる画像データにおいて基本色と特殊色とが重なった場合、特殊色の種類と画像値によりいずれの属性情報を適用するかを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された属性情報に応じた画像処理を実行する画像処理実行手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記決定手段は、特殊色の画素値に関する閾値が設けられ、該閾値を調整する調整手段をさらに有する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 基本色と特殊色が重なった領域の色を表示する表示手段をさらに有する請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記決定手段は、基本色の現像剤量に対する特殊色の現像剤量の割合に基づいて、いずれの属性情報を適用するかを決定する請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記決定手段は、基本色の現像剤量に対する特殊色の現像剤量との割合が予め定められた閾値以上の場合、特殊色の属性情報を適用するように決定する請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記決定手段は、基本色の現像剤量に対する特殊色の現像剤量との割合が予め定められた閾値未満の場合、基本色の属性情報を適用するように決定する請求項4記載の画像処理装置。
  7. 前記決定手段は、特殊色として透明色が最前面に印刷される場合、特殊色の現像剤量に関わらず基本色の属性情報を適用するように決定する請求項1記載の画像処理装置。
  8. 属性情報は文字か画像であり、前記画像処理実行手段は、画像に対して色調整する請求項1から7いずれか記載の画像処理装置。
  9. 画像を処理する画像処理装置と、
    前記画像処理装置により処理された画像を記録媒体に形成する画像形成装置本体と、を有し、
    前記画像処理装置は、
    属性情報を有する基本色と特殊色との画像データを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられる画像データにおいて基本色と特殊色とが重なった場合、特殊色の種類と画素値によりいずれの属性情報を適用するかを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された属性情報に応じた画像処理を実行する画像処理実行手段と、
    を有する画像形成装置。
  10. 属性情報を有する基本色と特殊色との画像データを受け付けるステップと、
    受け付けられる画像データにおいて基本色と特殊色とが重なった場合、特殊色の種類と画素値によりいずれの属性情報を適用するかを決定するステップと、
    決定された属性情報に応じた画像処理を実行するステップと、
    を有するコンピュータに実行させるためのプログラム。
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