JP2019021255A - デジタル出版システム、デジタル出版方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

デジタル出版システム、デジタル出版方法及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019021255A
JP2019021255A JP2017141985A JP2017141985A JP2019021255A JP 2019021255 A JP2019021255 A JP 2019021255A JP 2017141985 A JP2017141985 A JP 2017141985A JP 2017141985 A JP2017141985 A JP 2017141985A JP 2019021255 A JP2019021255 A JP 2019021255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
digital
digital publication
definition data
publication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017141985A
Other languages
English (en)
Inventor
チャン ホー イン マイケル
Chang Ho In Michael
チャン ホー イン マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2017141985A priority Critical patent/JP2019021255A/ja
Publication of JP2019021255A publication Critical patent/JP2019021255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】デジタル出版システム、デジタル出版方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】表示デバイスを備えるクライアント装置からの操作に基づき、画像又はテキストを含むデジタル出版物を作成するデジタル出版システムにおいて、クライアント装置は、Webブラウザプログラム上でデジタル出版物の作成又は編集を受け付ける編集部と、作成又は編集されたデジタル出版物の解像度又は画面比率を含む第1定義データを表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に作成する第1作成部と、デジタル出版物内に配置された画像又はテキストであるエレメント夫々の配置情報を、HTMLを用いることなく表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に含む第2定義データを作成する第2作成部と、第1及び第2定義データを個別に、相互に対応付けて前記サーバ装置の記憶装置に記憶させる記憶処理部とを備える。【選択図】図7

Description

本発明は、表示デバイスの環境によらずに美しいデジタル出版物を表示し、更にデジタル出版物に含まれるエレメントは再利用することが可能なデジタル出版システム、デジタル出版方法及びコンピュータプログラムに関する。
通信技術の向上とその手軽さから、紙媒体の出版物よりもWebページによる情報の閲覧が主流となっている。このように出版物のデジタル化が進む中で、紙媒体の出版物の需要は低下しつつも一定数を保ち続けている。雑誌のような出版物における高精細で自由なレイアウト表現はデジタルディスプレイ上では困難であった。
一方で、Webページもデスクトップ型PC(Personal Computer )、所謂スマートフォン、タブレット端末等、大きさ、画面解像度及び画面比率が種々異なる表示デバイスで統一的且つ柔軟な表示ができるようなレスポンシブデザインが利用されている。Webページの場合は、ページを構成する各要素を選択可能とし、リンクを貼るなど情報を埋め込むことができるから、ページ内に収められる情報量を増やすことができるという大きなメリットがある。
特許文献1には、デスクトップ型PCにてWebアプリケーションサービス上でWebページ画面を作成することを可能とし、更に異なる解像度(大きさ及び解像度( dpi))のデバイスでの出力を最適化するシステムが開示されている。特許文献1に開示されているシステムでは、Web上で作成された紙面を構成する各要素に対応するオブジェクトについて、レイアウト情報をデータベースとして記憶しておく。そして紙媒体への印刷又は画面解像度の異なる他のデバイス(所謂スマートフォン)等、出力先に応じてレイアウト情報から適切な配置とすることができる。なお特許文献1では、デジタルデバイスへの出力はCSS(Cascading Style Sheets)等でスタイルが定義されたHTMLファイル等が想定されている。
特開2013−161375号公報
表示デバイスの精細度(dpi:dot per inch)の限界から、紙媒体の印刷物ほどの精細さは到達が困難である。HTMLをベースとしたWebページの表現では、上述のようにCSS、Javascript(登録商標)等を用いた多様なレイアウトの変更など種々の技術が提案されているが、高精細な画像を含む雑誌等の出版物における表現のWebページ化はそれらの技術を用いても困難である。したがって1つの画像として保存されるケースが多く、例えば雑誌のバックナンバーは各ページを pdf化したり、 pngファイル、 jpgファイルなどの画像ファイル化したり、又は電子書籍用の特別なファイルへ変換したりして電子書籍デバイスから閲覧を可能としている。このようなファイルへ変換した場合には、各ページに含まれている要素(画像又はテキスト)を個別に選択したりする再利用したりすることは困難である。
本発明は斯かる事情を鑑みてなされたものであり、表示デバイスの環境によらずに美しいデジタル出版物を表示し、更にデジタル出版物に配置される画像又はテキストなどのエレメントを再利用してデジタル出版物を編集することが可能なデジタル出版システム、デジタル出版方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本開示のデジタル出版システムは、表示デバイスを備えるクライアント装置からの操作に基づき、画像又はテキストを含むデジタル出版物を作成してサーバ装置で他のクライアント装置から閲覧可能に記憶するデジタル出版システムにおいて、前記クライアント装置は、Webブラウザプログラム上でデジタル出版物の作成又は編集を受け付ける編集部と、該編集部によって作成又は編集されたデジタル出版物の解像度又は画面比率を含む第1定義データを表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に作成する第1作成部と、前記デジタル出版物内に前記編集によって配置された画像又はテキストであるエレメント夫々の配置情報を、HTMLを用いることなく表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に含む第2定義データを作成する第2作成部と、作成された前記第1及び第2定義データを個別に、相互に対応付けて前記サーバ装置の記憶装置に記憶させる記憶処理部とを備える。
本開示のデジタル出版システムは、前記配置情報は、異なる種別、画面解像度又は画面比率毎に、画面の横方向における前記エレメントの配置位置を示す座標、縦方向におけるエレメントの配置位置を示す座標、前記エレメントを表示させる範囲の幅及び高さの情報である。
本開示のデジタル出版システムは、前記第2定義データは、異なる第1定義データと対応付けられている。
本開示のデジタル出版システムは、前記クライアント装置は、Webブラウザプログラム上で、1つのデジタル出版物の選択を受け付ける選択部と、選択されたデジタル出版物の識別情報に対応する第1定義データ、及び該第1データに対応するデジタル出版物を表示させるレンダラプログラムを取得する第1取得部と、該取得部が取得したレンダラプログラムにより、前記表示デバイスの種別、画面解像度又は前記Webブラウザプログラムにより表示されるWebブラウザ画面の画面比率を特定する特定部と、特定された種別、画面解像度、又は画面比率と前記第1定義データにおけるデジタル出版物の解像度又は画面比率に基づき前記Webブラウザ画面内にレンダラ画面を表示させる第1表示処理部と、前記デジタル出版物の識別情報に対応する第2定義データを取得する第2取得部と、該第2取得部により取得した第2定義データの配置情報に基づき前記レンダラ画面内にエレメントを配置させて表示させる第2表示処理部とを更に備える。
本開示のデジタル出版方法は、表示デバイスを備えるクライアント装置からの操作に基づき、画像又はテキストを含むデジタル出版物を作成してサーバ装置で他のクライアント装置から閲覧可能に記憶するデジタル出版方法において、前記クライアント装置は、Webブラウザプログラム上でデジタル出版物の作成又は編集を受け付け、作成又は編集されたデジタル出版物の解像度又は画面比率を含む第1定義データを表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に作成し、前記デジタル出版物内に前記編集によって配置された画像又はテキストであるエレメント夫々の配置情報を、HTMLを用いることなく表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に含む第2定義データを作成し、作成された前記第1及び第2定義データを個別に、相互に対応付けて前記サーバ装置の記憶装置に記憶させる。
本開示のコンピュータプログラムは、表示デバイスを備えるコンピュータに、デジタル出版物を前記表示デバイスに表示させるコンピュータプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記表示デバイスの種別、画面解像度又はWebブラウザプログラムにより表示されるWebブラウザ画面の画面比率を特定し、表示対象のデジタル出版物に対応する第1定義データを取得し、特定された種別、画面解像度、又は画面比率と前記第1定義データにおける前記デジタル出版物の解像度又は画面比率に基づき前記Webブラウザ画面内にレンダラ画面を表示し、前記デジタル出版物の識別情報に対応し、前記デジタル出版物に配置されている画像又はテキストであるエレメント夫々の配置情報を含む第2定義データを取得し、取得した第2定義データに含まれる前記配置情報に基づき前記レンダラ画面内に前記エレメントを配置させて表示する処理を実行させる。
本開示のデジタル出版システムでは、表示されるデジタル出版物の解像度又は画面比率を、表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率(Webブラウザにより表示されるWebブラウザ画面の比率)に応じた適切な配置が可能になる。また、デジタル出版物の解像度又は画面比率を定義する第1定義データと、そのデジタル出版物に含まれるエレメントの配置を定義する第2定義データとが個別にサーバ側で記憶されるから、第2定義データ、即ち同様に配置する画像又はテキストを再利用した他のデジタル出版物の作成も容易になる。
本開示のデジタル出版システムでは、配置情報は表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に、配置される位置の座標を示す情報として記憶される。例えば画面の幅の何パーセントといった配置情報ではなく、座標情報によって示されることでエレメント間の位置関係が維持され、画面比率が異なる場合でもレイアウトの崩れが回避され、美しい表示が可能になる。
本開示のデジタル出版システムでは、異なるデジタル出版物の第1定義データが、同一の第2定義データと対応付けられていてもよい。同様の配置が指定された画像又はテキストを再利用した他のデジタル出版物の存在が許可される。
本開示のデジタル出版システムでは、Webブラウザ上で動作するレンダラプログラムにより、Webページの更新等を用いることなく、出版サーバとバックエンドで定義データの送受信を行ないつつ、各ページ及びページに配置されるエレメントの表示が可能になる。HTMLベースのWebページでは他のページへは再読み込み等を必要とするが更新処理は不要であって操作性が向上する。
本開示のデジタル出版システムによる場合、表示デバイスの環境によらずに美しいデジタル出版物を表示し、更にデジタル出版物に配置される画像又はテキストなどのエレメントを再利用することが可能である。
本実施の形態におけるデジタル出版システムの構成を示すブロック図である。 出版サーバ及びクライアント装置の内部構成を示すブロック図である。 デジタル出版物の作成手順の一例を示すフローチャートである。 エディタ用のユーザインタフェースの内容例を示す説明図である。 デジタル出版物の編集の受け付け処理手順の一例を示すフローチャートである。 エディタ用のユーザインタフェースの内容例を示す説明図である。 エディタ用のユーザインタフェースの内容例を示す説明図である。 デジタル出版物が公開された場合の情報の流れを示す説明図である。 デジタル出版システムにて作成されるデジタル出版物及びエレメントの概要を示す説明図である。 デジタル出版物の表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。 レンダラ画面の内容例を示す説明図である。 レンダラ画面の内容例を示す説明図である。
以下、本開示に係るデジタル出版システムについて、実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態におけるデジタル出版システム100の構成を示すブロック図である。デジタル出版システム100は、1又は複数の出版サーバ(Backend Server)1と、複数のクライアント装置2a,2bとで構成される。出版サーバ1及びクライアント装置2a,2bは、いずれもインターネットを含むネットワークNに接続されており、相互にネットワークNを介して通信接続が可能である。
出版サーバ1は、Webサーバ及びJavascript(登録商標)に基づくアプリケーションサーバ機能を有するサーバコンピュータである。出版サーバ1は、デジタル出版物のエレメントを、後述するエディタ機能を発揮するクライアント装置2aから受け付けてコンテンツDB111に記憶し、要求に応じてクライアント装置2a,2bへ送信する装置である。
クライアント装置2a,2bは、ユーザが使用するパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)である。クライアント装置2a,2bは、通信機能を有してWebブラウザプログラムを実行することが可能な装置であれば、デスクトップ型PC、ノートPC(ラップトップ型PC)、タブレット端末又はスマートフォン等の種々の情報通信端末を用いてよい。図1では、デスクトップ型PC及びタブレット端末を図示している。なおクライアント装置2a,2bの符号“a,b”の相違は、後述する出版サーバ1へのアクセス先アドレス(ファイル)に応じて発揮する異なる機能(a:エディタ機能、b:レンダラ機能)の説明を容易とするためのものであり、ハードウェア的な相違には対応しない。
ネットワークNは、所謂インターネットである公衆通信網N1と、所定の移動通信規格による無線通信を実現するキャリアネットワークN2とを含む。キャリアネットワークN2には、複数の箇所に設置されている基地局BSが含まれ、クライアント装置2a,2bは基地局BSからネットワークNを介して出版サーバ1と通信接続が可能である。公衆通信網N1にはアクセスポイントAPが接続されており、クライアント装置2a,2bはアクセスポイントAPからもネットワークNを介して出版サーバ1と通信接続が可能である。
図2は、出版サーバ1及びクライアント装置2(2a,2b)の内部構成を示すブロック図である。クライアント装置2aとクライアント装置2bとでは上述したようにソフトウェア的機能が異なるのみでハードウェア構成に相違はないので各々を区別することなくクライアント装置2として説明する。
出版サーバ1は、プロセッサ10、記憶部11、一時記憶部12及び通信部13を備える。本開示では出版サーバ1は、一台のサーバコンピュータとして説明するが、機能毎に複数のサーバコンピュータで分散させて構成されてもよいし、異なるクライアント装置2に対して夫々同一の処理を分散して行なう複数のサーバコンピュータで構成されてもよい。
プロセッサ10は、マルチコアCPU(Central Processing Unit )及びクロックを用いて記憶部11に記憶されているサーバプログラム1Pを読み出して実行する。これによりプロセッサ10は、汎用サーバコンピュータをデジタル出版に関する特別な処理を実行する出版サーバ1として機能させる。
記憶部11は、ハードディスク又はフラッシュメモリを用いる。記憶部11にはWebサーバプログラム、サーバプログラム1Pを記憶するほか、Javascript(登録商標)等を用いたWebアプリケーションに基づくバックエンド機能を発揮するプログラム(エディタ用プログラム11P、レンダラプログラム12P)が記憶されている。記憶部11にはその他、プロセッサ10が参照する情報が記憶されている。
記憶部11の内部又は出版サーバ1とは異なる外部記憶装置に、コンテンツDB111が記憶されている。プロセッサ10から読み取り処理及び書き込み処理が可能であれば、内部及び外部のいずれであってもよい。コンテンツDB111には、各デジタル出版物のデータに対応付けられているテキストデータ、画像データ、フォントデータ等も記憶される。
一時記憶部12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の不揮発性メモリを用いる。一時記憶部12はプロセッサ10の処理により生成される情報を一時的に記憶する。
通信部13は、ネットワークNを介した通信接続を実現するネットワークデバイスであり、例えばネットワークカード又は無線通信デバイスである。
クライアント装置2は、プロセッサ20、記憶部21、一時記憶部22、表示部23、操作部24及び通信部25を備える。
プロセッサ20は、CPUを用いて記憶部21に記憶されているプログラムを実行する。一時記憶部22はDRAM等の揮発性メモリを用いてプロセッサ20の処理により生成される情報を一時的に記憶する。記憶部21は、ハードディスク又はフラッシュメモリを用い、Webブラウザプログラム2Pを含む汎用プログラムの他、プロセッサ20が参照するテキストデータ、画像データ、フォントデータ等の情報を記憶する。
表示部23は、液晶パネル又は有機EL(Electro Luminescence)ディプレイ等を用いる。表示部23はタッチパネル内蔵型のディスプレイであってもよいし、クライアント装置2がデスクトップ型又はラップトップ型のPCである場合にはタッチパネル内蔵型でなくてもよい。表示部23は、プロセッサ20の指示により画像を表示する。本開示のデジタル出版システム100においては特に、表示部23はWebブラウザプログラム2Pを実行するプロセッサ20に処理に基づき、Webブラウザ画面内にテキスト及び画像等を表示する。
操作部24は、キーボード又はマウス等のユーザインタフェースを含んでもよいし、筐体に設けられた物理的ボタン及び表示部23のディスプレイ内蔵のタッチパネルを用いたソフトウェアボタン等を用いてもよい。操作部24は、ユーザによる操作情報をプロセッサ20へ通知する。
通信部25は、LANケーブルと接続可能なネットワークカード及び無線通信デバイス、又はいずれか一方を用いる。無線通信デバイスは、キャリアネットワークN2に接続する通信規格に対応したもの、及びアクセスポイントAPへの接続に対応するもの、又はいずれか一方である。通信部25によりプロセッサ20は、ネットワークN経由で出版サーバ1との通信接続により情報の送受信が可能である。
上述のようなハードウェア構成を有するデジタル出版システム100では、まず出版サーバ1においてWebサーバ機能によりWebブラウザからアクセス可能なアドレス(ファイル、データ)が2種類用意されている。1種は、デジタル出版物のデータを作成するエディタ機能用のアドレスであり、もう1種は、デジタル出版物のデータを閲覧するためのレンダラ機能用のアドレスである。
まず第1に、エディタ機能用のアドレスへの接続が選択され、デジタル出版物が作成される処理、その際に作成されるデータについて説明する。図3は、デジタル出版物の作成手順の一例を示すフローチャートである。
クライアント装置2aを用いるユーザ(クリエイタ)の操作により、プロセッサ20は、出版サーバ1が提供するWebページのポータル(例えば index)へのアクセスを実行する(ステップS201)。この際にプロセッサ20は、ユーザに与えられているアカウント情報を共に出版サーバ1へ送信する。アカウント情報には、エディタ用(クリエイタ)とレンダラ用(ビューア)とが存在し、エディタ用には認証が必要である。ここでは作成手順を説明するので、プロセッサ20は、エディタ用のアカウント情報によりポータルへアクセスを実行する。
出版サーバ1にてプロセッサ10は、アクセス元のクライアント装置2aからのアカウント情報を受信して認証を実行し(ステップS101)、認証の成功が確認できた場合にはクライアント装置2aと通信接続する(ステップS102)。プロセッサ10は、初期画面(index )をWebブラウザ内で表示するためのデータをクライアント装置2aへ送信する(ステップS103)。初期画面には、エディタ機能を利用するか、単にビューアとしてレンダラ機能を利用するかの選択を受け付ける画面が表示される。
クライアント装置2aでは、送信されたデータを受信し(ステップS202)、受信したデータに基づき表示部23に表示されたWebブラウザ画面上で、エディタ機能が選択される(ステップS203)。この場合クライアント装置2aのプロセッサ20は、Webブラウザプログラム2Pに機能に基づき出版サーバ1へ向けてエディタ機能が選択されたことを通知する(ステップS204)。
出版サーバ1では、通知に応じてエディタ用のデータ(画面データ及びプログラム11P)をクライアント装置2aへ送信する(ステップS104)。
クライアント装置2aのプロセッサ20は、出版サーバ1から送信されるデータを受信し(ステップS205)、受信したデータに基づきWebブラウザ画面内にエディタ用ユーザインタフェースを表示させる(ステップS206)。エディタ用のユーザインタフェースの例については後述するが、Javascript(登録商標)に基づきJSON等を用いてマウス又はタッチパネル上の接触物(ユーザの指等)に基づくドラッグアンドドロップ等の直感的操作を受け付けるものである。そして後述するレンダラも含め、ユーザインタフェースはページ更新、遷移、ページ再取得等を実行させることなく、バックエンドで表示内容に関する処理を実行して、表示変更するSPA(Single Page Application )により実現される。
プロセッサ20は、エディタ用のユーザインタフェースにて、Webブラウザ画面内で作成するデジタル出版物のキャンバスサイズ(解像度、画面比率)又はキャンバスサイズ毎のテンプレートの選択を受け付ける(ステップS207)。
図4は、エディタ用のユーザインタフェースの内容例を示す説明図である。図4は、クライアント装置2aの表示部23に表示されるWebブラウザ画面230を示しており、Webブラウザ画面230内に、キャンバスサイズの種類に夫々対応するオブジェクト2301、テンプレートの種類に夫々対応するオブジェクト2302が表示されている。デジタル出版物のキャンバスサイズの種類は例えば、後述のレンダラ機能を発揮するクライアント装置2bの表示部23の解像度に対応している。例えば、図4のオブジェクト2301は夫々デスクトップ型PCでのディスプレイの解像度(例えば width×height=1920×1024,16:9)、タブレット端末でのディスプレイの解像度(例えば1024×768 , 4:3)、スマートフォンのディスプレイの解像度(例えば1920×1024,16:9)に対応している。またテンプレートは、上述のようないくつかのディスプレイの解像度毎に、予め設定された画像及びテキスト等のエレメントの配置の情報を含み、デジタル出版物のターゲット層等の種別で分類されている。図4の画面例では、年代又は性別で分類されたファッション誌、カルチャー誌、スポーツ誌等におけるレイアウトの特徴に合わせたテンプレートが用意されていることが示されている。
プロセッサ20は、エディタ用のデータに含まれるプログラム11Pにより、作成するデジタル出版物の識別情報を付与しておく(ステップS208)。ステップS208ではプロセッサ20は、出版サーバ1がクライアント装置2aの仮想ストレージ機能を発揮するように、デジタル出版物及びその内部のエレメントが作成される都度に、出版サーバ1から識別情報が付与される。そしてプロセッサ20は、選択されたキャンバスサイズの種類又はテンプレートに応じて、Webブラウザ画面230内で出版物の編集を受け付ける(ステップS209)。ステップS209で受け付けられた編集の結果のデータ(後述の定義データ群)は、一時記憶部22にて一時的にクライアント装置2aにて記憶されるか、又は上述の仮想ストレージ機能により、編集操作の都度、又は逐次定期的に、出版サーバ1からコンテンツDB111に送信されて記憶される。編集の都度に保存操作を行なう必要もない。なおステップS209の編集の受け付け処理については後述する。
プロセッサ20は、エディタ用のユーザインタフェースにて、ステップS209で編集を受け付けた後に保存(Save)又は公開( Publish)の選択を受ける(ステップS210)。プロセッサ20は、エディタ用のデータに含まれるプログラム11Pにより、出版サーバ1へ作成されたデジタル出版物のデータを送信する(ステップS211)。1つのデジタル出版物についてのクライアント装置2a側での処理は一旦終了する。ステップS210で保存されたデジタル出版物は、ステップS207で、ステップS208で付与されている識別情報に基づき保存中の公開前のデジタル出版物の選択を受け付け(S207)、ステップS209による編集の受け付け、以降の処理を実行する。
出版サーバ1では、送信されたデジタル出版物のデータを受信し(ステップS105)、受信したデータに対し、付与済みの識別情報に改めてデータの種別、エディタのバージョン情報等を含む固有の(ユニークな)識別情報を付与する(ステップS106)。なおステップS105及びS106の処理は、ステップS209の編集の受け付け処理の間に逐次、各エレメントに対して実行されるか、又は保存若しくは公開が受け付けられてからまとめて実行される。
出版サーバ1では、プロセッサ10は、保存又は公開の選択に応じて受信したデジタル出版物のデータをコンテンツDB111に記憶する(ステップS107)。プロセッサ10は、エディタ用のユーザインタフェースにて公開が受け付けられていた場合には(S210)、受信したデジタル出版物のデータに基づき当該デジタル出版物を表示させるためのページをWebサーバからアクセス可能な状態となるように、前記デジタル出版物のデータを公開し(ステップS108)、処理を終了する。
図5は、デジタル出版物の編集の受け付け処理手順の一例を示すフローチャートである。図5のフローチャートに示す処理手順は、図3のフローチャートに示した処理手順の内のステップS209の詳細に対応する。
プロセッサ20は、編集の受け付けとしてデジタル出版物内に配置されるエレメントの追加を受け付ける(ステップS901)。ステップS207にてテンプレートが選択されている場合、ステップS901の処理は、選択されたテンプレートに対応するエレメントの情報をプロセッサ20が出版サーバ1からバックグラウンドにて取得しておくとよい。このときエレメントには実データ(画像又は文章)は含まれていなくともよいし、仮の画像又は文章が含まれていてもよい。
プロセッサ20は、追加されたエレメント夫々に識別情報(エレメントの種別、文字及び数字からなるID(Identifier)、及びエディタのバージョンを含む)を付与する(ステップS902)。なお、付与される識別情報についてはバックグラウンドにて出版サーバ1から固有の識別番号( uid)の発行を受けるとよい。エディタのバージョンは、後述するレンダラ機能にて用いるとよく、クライアント装置2aがエディタ用に受信したデータ(画面データ及びプログラム11P)内に含まれているバージョン情報からプロセッサ20はこのバージョンを取得できる。なおエレメント追加操作時に種別の選択を受け付け、その後に配置、サイズ等を受け付けるようにしてもよい。
プロセッサ20は、追加されたエレメントのキャンバスサイズ内の位置及び配置エリアを示す配置情報をエレメントの定義データとして記憶する(ステップS903)。具体例として、プロセッサ20はキャンバスの左上隅の点を原点として、エレメントを配置する範囲(矩形、円形等)の起点(左上隅、上部中央点等)の位置を記憶する。更に具体的には、プロセッサ20はキャンバスを縦方向及び横方向に、マトリックス状に分割し、エレメントをこのマトリックスに沿うように配置させる。エレメントの配置範囲の起点の幅方向(横方向)における位置は、分割した列数xで表し、高さ方向(縦方向)における位置は、行数yで表して記憶する。例えばデスクトップ型PCのディプレイに対応する1920×1024(= width×height)のキャンバスサイズのデジタル出版物を作成する場合、キャンバスを 120×64分割する。この場合、(x,y)=(20,10)等とエレメントの位置を受け付けて記憶すると、エレメントの配置範囲の起点は、横方向は1920ピクセルを 120分割した内の20番目であるから左側から320ピクセル、縦方向は1024ピクセルを64分割した内の10番目であるから上から160ピクセルの位置にある。配置エリア(範囲)は、幅及び高さを同様に、分割した行列単位で受け付ける。例えば配置情報は、(x,y,w,h)=(20,10, 4, 6)等でありこの場合配置エリアの大きさは幅が、1920を 120分割した内の4列分であるから64ピクセル、高さは、1024を64分割した内の6行分であるから96ピクセルである。また、配置情報には、キャンバス内における重なりの順序についてz方向の情報として含まれるとよい。例えば最背面に配置されるエレメントはz=0、最前面に配置されるエレメントはz=10などとして記憶する。なおステップS903における配置情報は、エディタ用のユーザインタフェース上で、ポインティングデバイス又はタッチパネル上の接触物によるドラッグ操作、タップ操作等にて受け付けられるとよい。
プロセッサ20は、受け付けた配置情報について、配置されるエレメントの種類の選択を受け付け、識別情報を更新する(ステップS904)。エレメントの種類はテキスト(text)であるか、又は画像(image )であるかである。テンプレートによってエレメントの追加が受け付けられている場合、プロセッサ20は既に各エレメントの種別が予め記憶されているが、変更してもよいし、新規にエレメントが追加された場合には選択を受け付けるとよい。
プロセッサ20は、複数のエレメントが受け付けられる場合、エレメント同士のリンク(つながり)及び順序付与を受け付ける(ステップS905)。識別情報が付与されている複数のエレメントは、相互にリンク及び順序付けが可能である。例えば複数の異なるエレメントに亘って一連の文章を構成する文(text)を順に配置することも可能である。
プロセッサ20は、受け付け済みのエレメントへのテキスト又は画像の実データを受け付ける(ステップS906)。プロセッサ20は、各エレメントの識別情報に対応付けられている各定義データから配置情報に含まれるエレメントの幅及び高さを特定し(ステップS907)、ステップS906で受け付けたテキストの表示フォント又は画像の表示サイズを調整して表示させる(ステップS908)。なおこのときの表示フォント、表示サイズの調整は、エレメントの表示範囲の近傍にガイドを表示して操作を受け付けるとよい。
ステップS908の調整においては、エレメントの配置範囲の大きさにしたがって画像又はテキストを拡縮する。例えば、ステップS906で受け付けた画像のサイズ(幅及び高さ)が 640×480 ( 4:3)であって、エレメントの幅及び高さがキャンバスサイズの分割行列数単位で32×18( 512× 288px(16:9))である場合、エレメントの幅及び高さの方が小さく、且つ縦横比が異なる。この場合プロセッサ20は、画像を 512×384 (= 480×4/5 )へ縮小してから幅方向をトリミングしてエレメントの配置範囲内に一旦表示させる。また、エレメントの種別がテキストである場合、リンク先の他のエレメントが存在する場合は、エレメントの大きさに応じて1つのエレメント内の行数、列数、文字数を変更するとよい。ただし実データのテキストをリンクしているエレメント全てに亘らせたとしても初期的なフォントサイズでは表示できないケースでは、プロセッサ20はフォントをポイント単位で小さくするなどして表示できるように調整する。
プロセッサ20は、ステップS908で調整して表示された各エレメントに対し、ユーザによる調整を受け付ける(ステップS909)。ステップS909における調整は、一旦画像を縮小させたけれども拡大させる場合、又はフォントサイズが過小に調整された場合には、エレメントの配置範囲を拡大させる場合など種々のケースがあり、また逆もしかりである。例えば、エレメントが画像である場合、上述のように一旦調整されて表示された後、エディタ用のユーザインタフェース(例えばタッチパネル上で、Webブラウザ画面230内でのユーザの指によるピンチイン又はピンチアウト等の操作)により、拡縮、トリミング範囲の移動等が可能である。エレメントがテキストである場合、一旦調整されて表示されたテキストに対し、エディタ用のユーザインタフェースによりフォントサイズのポイントの加減を受け付けるようにしてあり、初期的なフォントサイズに対する加減の程度を数値(例えば+(プラス)3ポイント等)で受け付けられるとよい。
プロセッサ20は、各エレメントの調整後の配置情報(位置、幅、高さ)、実データ、実データに対する拡縮、トリミング範囲、フォントサイズの情報を各エレメントの定義データに夫々追加して記憶する(ステップS910)。
プロセッサ20は、図3のフローチャートのステップS210の保存又は公開が選択されるまで、図5のフローチャートにおけるステップS901〜S910の処理を各エレメントについて受け付ける。なおデジタル出版物の作成の手順は図5のフローチャートに示した手順に限らず、例えばステップS906のエレメントの実データを受け付けた後に、ステップS905のエレメントの種類の受け付け及び記憶が行なわれるなどしてもよい。実データを受け付けた後に、ステップS902における固有の識別情報を含む識別情報が付与されるようにしてもよい。
図6は、エディタ用のユーザインタフェースの内容例を示す説明図である。図6は図4同様、クライアント装置2aの表示部23に表示されるWebブラウザ画面230を示しており、図6ではエディタ機能の選択に応じてWebブラウザ画面230に表示され、編集を受け付け中のユーザインタフェースの一例を示している。なお図6のWebブラウザ画面230は、図4に示した状態からドキュメントの種類としてデスクトップ型PCが選択された状態を示している。なおこの際にページの更新はされることはなく、プロセッサ20がエディタ用のデータに含まれるプログラム11Pに基づき表示を変更した状態である。
図6に示す画面例では、作成されるデジタル出版物には名称“issue no.235”が付与されていて、当該名称にデジタル出版物全体のキャンバスサイズ(画面比率)が対応付けられていることが示されている。なおステップS208により、出版サーバ1から得られる英数字から構成される識別情報が付与されている。また図6に示す画面例では、デジタル出版物“issue no.235”の1番目のページを示しており、エディタ用のユーザインタフェースでは、Webブラウザ画面230内でページのリスト及びページの追加がグラフィカルに選択可能にしてある。表紙、裏表紙、広告ページの追加等も可能としてあるとよい。
図6に示す画面例ではまた、エディタ用のユーザインタフェースでは、符号2304で示されているエレメントの追加メニューが表示されている。エレメントの追加メニュー2304が選択された場合、ステップS901におけるエレメントの追加が受け付けられる。なお図3のフローチャートのステップS207にてテンプレートが選択された場合、ステップS901では、選択されたテンプレート(例えばファッション誌(middle age)に対応付けられているエレメントがその種別、位置、及び範囲を設定済みの状態で自動的に追加される。
図6に示す画面例では、追加されたエレメントが符号2305で示されている。各エレメントは夫々、破線で示す例えば矩形の配置範囲を示す配置情報が記憶されている。図6の画面例中、太破線で示されている配置範囲に対応するエレメント2305のプロパティが符号2306に示すガイドに示されている。具体的にはガイド2306には、エレメント2305の定義データとして記憶される情報の内、識別情報(ID::種別::バージョン情報)、エレメントの種別(text)、位置情報(分割行列数単位でのx,y座標及び奥行情報(z座標))、配置範囲(分割行列数単位での width×height)の大きさがプロパティ情報として示されている。ガイド2306には、選択中のエレメント2305に対して必要な編集操作が示されている。例えばエレメント2305では、テキストの実データをアップロードすべきであるが未完であり、位置及び大きさの調整及び決定操作がなされるべきであるが位置は決定済みであってもサイズは調整中であることが示されている。optionとして、リンク、SNS情報の埋め込み等を受け付けることも可能である。なお太破線で示されているエレメント2305は、図中に示すようにピンチイン又はピンチアウトの操作等により拡縮が可能である。
また図6に示す画面例では、作成者のプロフィール情報を追加するメニュー2307が示されている。例えばデジタル出版物のテキストの文責者、企画者、写真を撮った人物等の情報(紹介文、写真、他の関連出版物へのリンク等)の追加が可能である。なおこれらのプロフィール情報はエレメントとして配置され、後のレンダラ用のユーザインタフェース上で夫々を選択することが可能である。
図7は、エディタ用のユーザインタフェースの内容例を示す説明図である。図7のインタフェースでは、エレメントの配置及び調整後の状態を示している。つまり図6に示したエレメント2305に夫々、ステップS906による実データが受け付けられ、調整が行なわれた後の状態である。図7の例では、3つの画像のエレメント2305と、9つのテキストのエレメント2305とが配置されている。なお図7で示すデジタル出版物のページの左側のエレメント2305の内、大きな画像の右方及び下方に配置されている4つのテキストのエレメント2305は、上から順に順序が付与されつつリンク付けがされており(S905)、ステップS906にて文章の実データが受け付けられた時にこれらの4つのエレメント2305に亘ってテキストが配置されている。
図7の内容例のデジタル出版物に対応付けて作成される定義データは次のような内容となる。まずデジタル出版物“issue no.235”全体の定義データとして、このデジタル出版物に対して付与された英数字等からなる識別情報(例えば“a1b2c3d4e5”)、デバイスタイプ(“ desktop”)、解像度(“1920×1024”)、画面比率(“16:9”)、ページ数(“ 3”)、初期的フォント識別情報(“gothic”)、フォントサイズ(“16”)、公開/非公開の状態情報(“not open”)等の情報を含む。なお同一の内容のデジタル出版物を異なるデバイス用に作成し、同一の識別情報を付すとよい。例えば識別情報(例えば“a1b2c3d4e5”)、デバイスタイプ(“ smart phone”)、解像度(“1024×1920”)、画面比率(“9:16”)、ページ数(“ 3”)、初期的フォント識別情報(“gothic”)、フォントサイズ(“14”)、公開/非公開の状態情報(“not open”)等の情報を含む。なおこれらの情報は1つの“a1b2c3d4e5”のデジタル出版物に対し、デバイスタイプによってスコープを分けるなどして1つの定義データで記憶しておくとよい。1つの定義データを参照し、表示されるデバイスに応じて比率、フォントサイズ等を読み出せばよい。このように1つの定義データで、デバイスに応じた多様なスタイリング(アニメーション、Webフォント、位置)が可能になる。
そして図7の内容例に対応するデジタル出版物に含まれる各エレメント2305の定義データとして次のような情報がデジタル出版物の定義データに対応付けてコンテンツDB111に記憶される。例えば、図7の内容例における太字の表題文字のエレメント2305の定義データは、固有の識別情報(“cd03::text::1.0 ”)、配置されるデジタル出版物の識別情報(“a1b2c3d4e5”)、エレメントの種別(text)、その出版物における配置情報(p(ページ):1,x:62 (列),y:2(行),z:1,w:30 ,h:14 )、配置される要素の実データ名(“text20170000.txt”)、フォント識別情報(“角ゴシック”)、フォントサイズ(+2 pt )等である。なお各エレメント2305の定義データについても、1つの定義データで、異なる画面比率(又は画面解像度)の表示画面によって異なる設定(フォントサイズ等)がスコープを分けるなどして読み取り可能に記憶されている。例えば以下のようである。[固有の識別情報、配置されるデジタル出版物の識別情報、エレメントの種別(text)、 desktop:{配置情報(p(ページ):1,x:62 (列),y:2(行),z:1,w:30 ,h:14 )}, smart phone:{配置情報(p(ページ):1,x:2(列),y:2(行),z:1,w:15 ,h:7 )},tablet:{配置情報(p(ページ):1,x:60(列),y:2(行),z:1,w:30 ,h:14 )}、エレメントの実データ名(“text20170000.txt”)、フォント識別情報(“角ゴシック”)、フォントサイズ(+2 pt )]。
このように、エディタ用のユーザインタフェース上での操作が反映されたデジタル出版物及びエレメントの定義データが夫々、出版サーバ1にて受信されると(S105)、識別情報が付与され(S106)、コンテンツDB111に記憶される。
なおデジタル出版物には広告ページが挿入されてもよい。この場合、当該ページに配置されるエレメント(画像又はテキスト)が広告用であることを定義データに記憶しておくとよい。例えば、図7の内容例に対応するデジタル出版物では、3ページ目にエレメントが配置されているとする。このエレメントの定義データは例えば、[固有の識別情報(“cd03::image::1.0 ”)、配置されるデジタル出版物の識別情報、エレメントの種別( image)、 desktop:{配置情報(p(ページ):3,x:0 (列),y:0(行),z:0,w:60 ,h:32 )}, smart phone:{配置情報(p(ページ):3,x:0(列),y:0(行),z:1,w:16 ,h:30 )},tablet:{配置情報(p(ページ):3,x:0(列),y:0(行),z:1,w:60 ,h:32 )}、エレメントの実データ名(“adimage20170003.jpg ”)]等である。
このようなデジタル出版物がコンテンツDB111に記憶されると、ユーザ(クリエイタ)の権限に応じて、保存状態のデジタル出版物を更にエディタ用のユーザインタフェースを用いて編集が受け付けられる。そして公開(open)が選択された場合には、デジタル出版物はレンダラ機能用のアドレスが付与され、そのアドレスへのアクセスにより閲覧が可能になる。なお公開されているデジタル出版物のレンダラ機能用のアドレスは、そのデジタル出版物に含まれるエレメントの実データにより、汎用の検索サーバからの検索が可能に公開されている。また、出版サーバ1が提供するWebページのポータル(例えば index)に、公開されているデジタル出版物へのリンクリストが存在してもよい。なおレンダラ用のアカウント情報を対応付けて閲覧すると、閲覧履歴、お気に入り等の管理が可能になる。
図8は、デジタル出版物が公開された場合の情報の流れを示す説明図である。データ公開(S108)が選択されると出版サーバ1は、関連するSNSアカウントにデジタル出版物へのリンクを含む投稿を自動的にアップロードさせる。更に出版サーバ1は、公開されたデジタル出版物を出版サーバ1が提供するWebページのポータル(例えば index)へ公開されているデジタル出版物へのリンクを加えると共に、デジタル出版物の依頼元(広告主等)のWebページ内の所定の位置(ディレクトリ、パス等)に自動的にデジタル出版物を閲覧可能とするWebページを作成する。これにより、出版サーバ1が提供するWebページを閲覧する会員ユーザのみならず、広告主(コンテンツ提供者)のWebページに興味を示す一般ユーザからもデジタル出版物が発見される可能性が高まる。勿論、各エレメント内のテキストの実データは画像化されていないため、汎用の検索エンジンにて抽出が可能であり、検索エンジン経由で一般ユーザからも閲覧の可能性が高まる。
更にコンテンツDB111に記憶されているデジタル出版物及び各エレメントは、再利用可能であり、複製をベースに新たなデジタル出版物を作成することが可能である。この場合、デジタル出版物“issue no.235(識別情報:a1b2c3d4e5)”を読み出すか、又はエレメントを夫々読み出して複製する。複製したデジタル出版物又はエレメントには改めて複製物の個別の識別情報が付与される。なお複製はユーザ(クリエイタ)毎に可又は不可が設定されており、課金された場合には複製できるなど管理がなされてもよい。図9は、デジタル出版システム100にて作成されるデジタル出版物及びエレメントの概要を示す説明図である。図9では、コンテンツDB111に記憶される定義データ間の関係性を示している。図9に示すように、デジタル出版物及びエレメント、実データは夫々、重複して情報を記憶しておく必要はなく、複数のデジタル出版物から同一のエレメントを対応させて配置させることも可能であるし、同一の実データ(画像等)を異なるエレメント(配置情報)にて使用することも可能である。つまり、デジタル出版物そのもの及び各エレメントの拡張性が高く、更に再利用が容易である。また図9に示すように、各デジタル出版物に載せられる広告ページは重複せず同一のデータを異なるデジタル出版物から対応させることができる。後述のレンダラ機能において広告ページを読み出す場合に、その時点での新しい広告ページを対応させることも可能になる。
第2に、レンダラ機能用のアドレスへの接続が選択された場合のデジタル出版物が表示される際の処理について説明する。図10は、デジタル出版物の表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
クライアント装置2bを用いるユーザ(ビューア)の操作により、プロセッサ20は、ビューア用のアカウントプロセッサ20は、上述のポータル、又は汎用の検索サーバ経由で公開されているデジタル出版物の選択を受け付ける(ステップS221)。プロセッサ20は、選択されたデジタル出版物夫々に与えられているレンダラ機能用のアドレスにより、選択されたデジタル出版物へのアクセスを実行する(ステップS222)。
出版サーバ1にてプロセッサ10は、アクセス元のクライアント装置2bと通信接続し(ステップS121)、選択されたデジタル出版物を表示するためのデータ(初期画面用データ、定義データ及びレンダラプログラム12P)をクライアント装置2bへ送信する(ステップS122)。レンダラプログラム12Pは、JSON等の言語に基づきWebブラウザ上で表示内容を変更することを可能とするプログラムである。レンダラプログラム12Pは上述したように、ページ更新、遷移、ページ再取得等を実行させることなく、バックエンドで表示に関する処理を実行して、ブラウザの表示を変更するSPAを実現する。
クライアント装置2bではプロセッサ20は、出版サーバ1から送信されるデータを受信する(ステップS223)。そしてプロセッサ20は、受信したデータに含まれるレンダラプログラム12Pに基づきクライアント装置2bのデバイス種別、画面解像度、又は画面比率(Webブラウザ画面230の画面比率)を特定する(ステップS224)。プロセッサ20は、レンダラプログラム12Pにより、受信したデータに含まれる表示(レンダ)対象のデジタル出版物の定義データを取得する(ステップS225)。プロセッサ20は、読み出した定義データに含まれる情報の内、ステップS224にて特定された種別、画面解像度、又は画面比率に応じてレンダラ画面をWebブラウザ内に表示させる(ステップS226)。例えばクライアント装置2bがデスクトップ型PCであって画面解像度が1280×1024( 5:4)である場合、Webブラウザが画面いっぱいに表示されていれば、定義データから例えば画面比率が最も近い 4:3である“tablet”のデバイスタイプの情報を読み出し、4:3の縦横比のレンダラ画面を表示させる。このように、クライアント装置2bにおける解像度又は表示されているWebブラウザ画面の大きさに対して適切な大きさの画面上にデジタル出版物が表示される。
プロセッサ20は更に、表示対象のデジタル出版物の第1ページ目に含まれるエレメントの定義データを取得する(ステップS227)。ステップS227においてプロセッサ20はレンダラプログラム12Pにより、出版サーバ1へ逐次、ページ毎に定義データの読み出しを依頼し、出版サーバ1のプロセッサ10がコンテンツDB111から読み出した表示対象のデジタル出版物の定義データから適宜送信される(ステップS123)。
プロセッサ20は、取得したエレメントの各定義データに基づき各エレメントをステップS224にて特定されたサイズに応じてレンダラ画面内に配置して描画させる(ステップS228)。ここでプロセッサ20は、レンダラ画面は 4:3のデバイスタイプ“tablet”に対応するので、各エレメントの定義データからデバイスタイプ“tablet”に対応する配置情報に基づき、位置、幅及び高さを調整する。定義データは、エレメントの範囲をキャンバスサイズの分割行列数で示す配置情報にて定義しているから、CSSを用いるよりもデバイスの解像度等から柔軟にしかも元のレイアウトを崩さないようにエレメントを表示させることを可能とする。つまり、そのエレメント夫々について、表示されるべき範囲に適切にエレメントが拡がるように調整が可能である。
プロセッサ20は、レンダラ画面内でビューアであるユーザの操作を受け付け(ステップS229)、操作に応じて表示を変更させる(ステップS230)。ユーザの操作は例えば、レンダラ画面内におけるページのスクロール、ページの移動等である。例えば1ページ目から2ページ目まで移動するに際し、プロセッサ20はブラウザ画面にて再度ページの更新を行なうことなく、移動の操作を受け付けたタイミングでバックエンド処理により、出版サーバ1との間で2ページ目の各エレメントの定義データを取得して表示の変更(配置、描画等)を行なう。
なおステップS228においてプロセッサ20は、エレメントの選択を受け付けてもよい。上述したように1つのデジタル出版物には、これに含まれる複数のエレメントについて個々の定義データが対応付けられている(図9)。この定義データに、実データの内容に対応する情報を埋め込んでおき、選択された場合に埋め込まれてある情報に基づいて新たなWebブラウザ画面で新たなページを表示したり、追加情報を吹き出しで表示したりすることも可能である。例えばエレメントが、ファッションモデルが衣装を着用している画像である場合、その衣装に対応する服飾商品の情報(値段、ブランド等)の情報を表示したり、その服飾商品の通信販売サイトを表示する新たなページを表示したりすることが可能であってもよい。更には対応する通信販売サイトの買い物カートへ追加するなどの処理が行なわれるようにしてもよい。
プロセッサ20は、デジタル出版物の表示の終了指示があったか否かを判断し(ステップS231)、終了指示があったと判断された場合(S231:YES)には処理を終了する。終了指示がないと判断された場合(S231:NO)には、プロセッサ20は、ステップS227〜S230の処理を継続し、ユーザの操作に応じた表示を行なう。
なおユーザがビューア用のアカウント情報を付与されたユーザである場合、終了指示の前に、ユーザの表示(閲覧)履歴等の情報をプロセッサ20から出版サーバ1へ送信し、出版サーバ1側で記憶部11、又は図示しないユーザ情報のデータベースに記憶されるようにしてもよい。
図11及び図12は、レンダラ画面231の内容例を示す説明図である。図11は、画面の解像度が1280×1024(縦横比= 5:4)のデスクトップ型PCで表示されるレンダラ画面231を示し、図12は、画面の解像度が1440×1920(縦横比= 3:4)のスマートフォンで表示されるレンダラ画面231を示している。
図11及び図12ではいずれも、クライアント装置2bのWebブラウザプログラム2Pに基づき表示されるWebブラウザ画面230内にレンダラプログラム12Pによりレンダラ画面231が表示されている。例えば、図11の例であれば画面の解像度が1280×1024である。各エレメントの配置は、分割行列数単位であったから、1280×1024の解像度を 120×64分割した単位で行なう。例えば配置情報(p(ページ):1,x:62 (列),y:2(行),z:1,w:30 ,h:14 )のエレメントは、横方向は1280ピクセルを 120分割した10.67ピクセル幅の62番目であるから左隅から661ピクセルの位置、縦方向は1024ピクセルを64分割した16ピクセル幅の2番目であるから上から32ピクセルの位置に配置される。このようにして割合で配置されるので、デバイスの解像度の差異に影響されずに美しいレイアウトのままで表示がされる。またページを変更する操作は必要となるものの、スクロール操作が不要となり、視認性が向上する。
図11及び図12に示すように、夫々の画面解像度、デバイスの違いに応じて、画像又はテキスト等のエレメントが適切に配置されている。ファッション雑誌、カルチャー雑誌、スポーツ雑誌における写真画像とテキストとの重なり等も含めた美しいレイアウトを、CSSを使用したHTMLベースのWebページよりも、デバイスによらずに表現させることができる。旅行誌等の写真画像が重要であるケースでは、画像を全面に表示させ、テキストを重ねて配置させるレイアウトが多い。そのようなデジタル出版物では美しいレイアウトのまま、紹介されている宿泊施設等の予約サイトへのリンク、口コミ最新情報、各口コミへのリンク等、アクションを可能とするデータを埋め込むことが可能である。
このように本実施の形態のデジタル出版システム100において作成されるデジタル出版物と、デジタル出版物を表示させる独自のレンダラプログラム12Pにより、デバイスによらないレスポンシブな表現が可能になる。そしてページの更新(再読み込み)の処理を行なうことなしに、バックエンドで情報(定義データ)等を出版サーバ1から逐次取得してページ及び各エレメントを表示することができる。したがって、雑誌のレイアウトをpdfで保存する場合よりも、表示処理を行なうクライアント装置2bにおける処理負荷を軽減させることも可能である。pdfと異なり、全てのデータをダウンロードする必要もなく、ページの移動等の操作性も向上する。レンダラプログラム12Pによって逐次出版サーバ1から情報を得られるから、上述したように広告ページを同一のスポンサーによる最新の内容を含むページに更新して表示することも可能である。例えば記事の内容は過去のものであってもそのデジタル出版物の広告効果を最新のまま維持させることも可能である。
開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 出版サーバ
10 プロセッサ
11 記憶部
1P サーバプログラム
11P エディタ用のプログラム
12P レンダラプログラム
111 コンテンツDB
2,2a,2b クライアント装置
20 プロセッサ
21 記憶部
2P Webブラウザプログラム
N ネットワーク

Claims (6)

  1. 表示デバイスを備えるクライアント装置からの操作に基づき、画像又はテキストを含むデジタル出版物を作成してサーバ装置で他のクライアント装置から閲覧可能に記憶するデジタル出版システムにおいて、
    前記クライアント装置は、
    Webブラウザプログラム上でデジタル出版物の作成又は編集を受け付ける編集部と、
    該編集部によって作成又は編集されたデジタル出版物の解像度又は画面比率を含む第1定義データを表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に作成する第1作成部と、
    前記デジタル出版物内に前記編集によって配置された画像又はテキストであるエレメント夫々の配置情報を、HTMLを用いることなく表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に含む第2定義データを作成する第2作成部と、
    作成された前記第1及び第2定義データを個別に、相互に対応付けて前記サーバ装置の記憶装置に記憶させる記憶処理部と
    を備えることを特徴とするデジタル出版システム。
  2. 前記配置情報は、
    異なる種別、画面解像度又は画面比率毎に、画面の横方向における前記エレメントの配置位置を示す座標、縦方向におけるエレメントの配置位置を示す座標、前記エレメントを表示させる範囲の幅及び高さの情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載のデジタル出版システム。
  3. 前記第2定義データは、異なる第1定義データと対応付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のデジタル出版システム。
  4. 前記クライアント装置は、
    Webブラウザプログラム上で、1つのデジタル出版物の選択を受け付ける選択部と、
    選択されたデジタル出版物の識別情報に対応する第1定義データ、及び該第1データに対応するデジタル出版物を表示させるレンダラプログラムを取得する第1取得部と、
    該取得部が取得したレンダラプログラムにより、前記表示デバイスの種別、画面解像度又は前記Webブラウザプログラムにより表示されるWebブラウザ画面の画面比率を特定する特定部と、
    特定された種別、画面解像度、又は画面比率と前記第1定義データにおけるデジタル出版物の解像度又は画面比率に基づき前記Webブラウザ画面内にレンダラ画面を表示させる第1表示処理部と、
    前記デジタル出版物の識別情報に対応する第2定義データを取得する第2取得部と、
    該第2取得部により取得した第2定義データの配置情報に基づき前記レンダラ画面内にエレメントを配置させて表示させる第2表示処理部と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタル出版システム。
  5. 表示デバイスを備えるクライアント装置からの操作に基づき、画像又はテキストを含むデジタル出版物を作成してサーバ装置で他のクライアント装置から閲覧可能に記憶するデジタル出版方法において、
    前記クライアント装置は、
    Webブラウザプログラム上でデジタル出版物の作成又は編集を受け付け、
    作成又は編集されたデジタル出版物の解像度又は画面比率を含む第1定義データを表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に作成し、
    前記デジタル出版物内に前記編集によって配置された画像又はテキストであるエレメント夫々の配置情報を、HTMLを用いることなく表示デバイスの種別、画面解像度又は画面比率毎に含む第2定義データを作成し、
    作成された前記第1及び第2定義データを個別に、相互に対応付けて前記サーバ装置の記憶装置に記憶させる
    ことを特徴とするデジタル出版方法。
  6. 表示デバイスを備えるコンピュータに、デジタル出版物を前記表示デバイスに表示させるコンピュータプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記表示デバイスの種別、画面解像度又はWebブラウザプログラムにより表示されるWebブラウザ画面の画面比率を特定し、
    表示対象のデジタル出版物に対応する第1定義データを取得し、
    特定された種別、画面解像度、又は画面比率と前記第1定義データにおける前記デジタル出版物の解像度又は画面比率に基づき前記Webブラウザ画面内にレンダラ画面を表示し、
    前記デジタル出版物の識別情報に対応し、前記デジタル出版物に配置されている画像又はテキストであるエレメント夫々の配置情報を含む第2定義データを取得し、
    取得した第2定義データに含まれる前記配置情報に基づき前記レンダラ画面内に前記エレメントを配置させて表示する
    処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2017141985A 2017-07-21 2017-07-21 デジタル出版システム、デジタル出版方法及びコンピュータプログラム Pending JP2019021255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017141985A JP2019021255A (ja) 2017-07-21 2017-07-21 デジタル出版システム、デジタル出版方法及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017141985A JP2019021255A (ja) 2017-07-21 2017-07-21 デジタル出版システム、デジタル出版方法及びコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019021255A true JP2019021255A (ja) 2019-02-07

Family

ID=65355703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017141985A Pending JP2019021255A (ja) 2017-07-21 2017-07-21 デジタル出版システム、デジタル出版方法及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019021255A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022101740A (ja) * 2020-12-25 2022-07-07 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置と、その処理方法及びプログラム
CN115983199A (zh) * 2023-03-16 2023-04-18 山东天成书业有限公司 一种移动数字出版系统及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022101740A (ja) * 2020-12-25 2022-07-07 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置と、その処理方法及びプログラム
JP7381900B2 (ja) 2020-12-25 2023-11-16 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理システムと、その制御方法及びプログラム
CN115983199A (zh) * 2023-03-16 2023-04-18 山东天成书业有限公司 一种移动数字出版系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9111007B2 (en) Adaptive rendering of a webpage on an electronic display device
US11790158B1 (en) System and method for using a dynamic webpage editor
US10210142B1 (en) Inserting linked text fragments in a document
US20110161847A1 (en) System and method for integrating and publishing pages of content
CN104239305A (zh) 生成及展现电子文档的方法及装置
US20210090132A1 (en) Scalable Native In-Stream Advertising for Mobile Applications and Websites
JP6059315B1 (ja) 情報表示プログラム、情報表示方法、情報表示装置および配信装置
KR101638423B1 (ko) 배너형 기사 자동 생성을 통한 기사 작성 및 온라인 배포 방법
JP5714145B1 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法および配信プログラム
US20150212654A1 (en) Architecture for providing dynamically sized image sequences
US20160180564A1 (en) Information display device, distribution device, information display method, and non-transitory computer readable storage medium
JP2016062491A (ja) 情報表示装置、配信装置、情報表示方法および情報表示プログラム
JP2019021255A (ja) デジタル出版システム、デジタル出版方法及びコンピュータプログラム
KR20200001342A (ko) 개체를 렌더링하는 웹 전자 문서 편집 장치 및 이의 동작 방법
JP6712486B2 (ja) 電子書籍表示装置、電子書籍生成装置及びプログラム
WO2020071158A1 (ja) 出力内容生成装置、出力内容生成方法及びプログラム
CN113282852A (zh) 编辑网页的方法和装置
Peterson MapQuest and the beginnings of web cartography
JP6735140B2 (ja) 動画生成・送信方法、動画生成・送信システム、及び動画再生プログラム
JP5005782B2 (ja) 画像生成システム
JP6005217B2 (ja) 配信装置、表示プログラム、端末装置、情報表示方法、配信方法および配信プログラム
JP5767350B1 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法および配信プログラム
JP7137984B2 (ja) 情報表示プログラム、情報表示方法、および情報処理装置
CN105373524A (zh) 演示稿的编辑方法和装置
CN112800366A (zh) 一种ofd文档在线浏览方法