JP2019021209A - 時間貸しシステム、端末装置、プログラムおよび機能制御方法 - Google Patents

時間貸しシステム、端末装置、プログラムおよび機能制御方法 Download PDF

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Shuhei Sekiguchi
修平 関口
紘昌 岩野
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紘昌 岩野
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Katsuhiro Takemoto
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Abstract

【課題】端末装置における所定の機能の時間貸しを容易に行う。【解決手段】実施形態の時間貸しシステムは、精算装置と、第1の発信装置と、端末装置とを有する。精算装置は、料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間は接続機器に電源供給を行う。第1の発信装置は、精算装置に接続され、当該精算装置から電源供給されている間、予め設定された解除信号を送信する。端末装置は、解除信号を受信する受信部と、解除信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、解除信号に対応する機能の利用制限を解除するロック制御部とを有する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、時間貸しシステム、端末装置、プログラムおよび機能制御方法に関する。
従来、インターネットカフェ等の商業施設では、時間当たりの利用料金を支払うことでパソコンの時間貸しが行われている。このパソコンの時間貸しにおいて、受付における前払いあるいは後払いでは精算に手間がかかる。この精算の手間を軽減するため、パソコンの近くに精算装置を設け、精算装置に投入された料金分だけタイマーを作動させることで利用時間の管理や利用料金の精算を無人で行うものがある。
このようなパソコンの時間貸しを無人で行う従来技術としては、ADSL回線とハイパスフィルターとの間の伝送路をリレー接点によって接続/遮断し、パソコンへのデータ信号の伝送路を接続/遮断することで、パソコンの無人での時間貸しを可能とするものが知られている。
特開2003−244342号公報
しかしながら、上記の従来技術は伝送路の接続/遮断によるネットワーク利用の時間貸しを提供するものであり、パソコンなどの端末装置における所定の機能を時間貸しするものではない。このため、例えば、ネットワークを介した一部の有料コンテンツの利用を時間貸しし、時間貸しを行う機能以外については自由に利用可能とするような運用を行うことは困難である。
1つの側面では、端末装置における所定の機能の時間貸しを容易に行うことを可能とする時間貸しシステム、端末装置、プログラムおよび機能制御方法を提供することを目的とする。
第1の案では、時間貸しシステムは、精算装置と、第1の発信装置と、端末装置とを有する。精算装置は、料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間は接続機器に電源供給を行う。第1の発信装置は、精算装置に接続され、当該精算装置から電源供給されている間、予め設定された解除信号を送信する。端末装置は、解除信号を受信する受信部と、解除信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、解除信号に対応する機能の利用制限を解除するロック制御部とを有する。
本発明の1実施態様によれば、所定の機能の時間貸しを容易に行うことができる。
図1は、第1の実施形態にかかる時間貸しシステムの構成例の説明図である。 図2は、第1の実施形態にかかる時間貸しシステムの機能構成例を示すブロック図である。 図3は、設定情報を説明する説明図である。 図4は、第1の実施形態にかかる時間貸しシステムの動作例の説明図である。 図5は、端末装置の動作例を示すフローチャートである。 図6は、ロック解除処理を例示するフローチャートである。 図7は、ロック処理を例示するフローチャートである。 図8は、端末装置の表示例を説明する説明図である。 図9は、第2の実施形態にかかる時間貸しシステムの構成例の説明図である。 図10は、盗難防止用処理を例示するフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる時間貸しシステム、端末装置、プログラムおよび機能制御方法を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する時間貸しシステム、端末装置、プログラムおよび機能制御方法は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる時間貸しシステムの構成例の説明図である。図1に示すように、時間貸しシステム100は、規定料金の支払いに応じて、規定料金あたりに設定された時間(例えば200円あたり1時間)、貸出席5に設けられた端末装置1の利用を時間貸しするシステムである。時間貸しシステム100は、貸出席5ごとに、端末装置1、精算装置2および発信装置3を有する。
貸出席5は、例えばコンビニエンスストアや待合室等に設置された時間貸し用のテーブル席である。貸出席5では、例えばWiFi(登録商標、Wireless Fidelity)ルータなどの中継装置6を介し、端末装置1をインターネット7と接続する環境が提供される。これにより、貸出席5では、端末装置1を用いてインターネット7を利用することができる。
端末装置1は、例えばタブレット端末であり、盗難防止用のケーブル4を介して貸出席5に設置される。
精算装置2は、例えばコインタイマーなどであり、硬貨投入などによる規定料金の支払に基づき、タイマーによる計時を開始する。そして、精算装置2は、規定料金あたりに設定された時間を計時している間、電源供給用のコンセントに接続された接続機器に電源供給を行う。
発信装置3は、精算装置2に接続された接続機器である。発信装置3は、精算装置2から電源供給されている間、例えば数秒程度の所定の周期で予め設定された識別情報(ID)を含むビーコン信号を継続して送信する。この発信装置3が送信するビーコン信号は、解除信号の一例である。
精算装置2がコインタイマーである場合、供給される電源は100Vの交流であってもよく、発信装置3が5Vの直流電源で動作する場合には、100Vの交流を5Vの直流に変換するアダプタを設けてもよい。アダブタに接続された発信装置3は、利用者が抜き差しできないよう、鍵により開放できない構造の精算装置2を用意し、精算装置2の内部に発信装置3を設置してもよい(図示例)。また、発信装置3は、ビーコン信号を送信する送信装置をアダプタに接続し精算装置2の外部に設置した形態であってもよい。
端末装置1では、時間貸しシステム100における管理者の設定により、予め所定の機能の利用が制限されている。利用が制限される機能としては、例えば、ユーザによる操作入力、所定のアプリケーション(例えば有料アプリ等)の起動、所定のコンテンツ(例えば有料コンテンツ等)の閲覧などがある。これにより、端末装置1では、利用制限されている間は、管理者の設定による利用制限のない機能(所定の動画像(例えば広告動画)の閲覧等)をユーザに提供できる。
また、端末装置1は、発信装置3からのビーコン信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、ビーコン信号に含まれるIDに対応する機能の利用制限を解除する。
すなわち、端末装置1は、規定料金の支払いによって発信装置3より送信されるビーコン信号を受信する間、すなわち、規定料金あたりの設定時間、ビーコン信号に対応する機能の利用制限を解除する。これにより、時間貸しシステム100は、端末装置1のユーザに対して所定の機能の時間貸しを容易に行うことができる。例えば、発信装置3からのビーコン信号がユーザによる操作入力の利用制限を解除するためのIDを含む場合は、ユーザによる操作入力が規定料金あたりの設定時間内で可能となる。
図2は、第1の実施形態にかかる時間貸しシステム100の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置1は、制御部10、無線部11、音声入出力部12、記憶部13、操作部14および表示部15を有する。本実施形態では端末装置1がタブレット端末である場合を例示しているが、端末装置1は、パーソナルコンピュータなどであってもよい。
制御部10は、端末装置1全体の処理を司る処理部であり、記憶部13からプログラム13aを読み出してプロセスを実行する。例えば、制御部10は、プロセスを実行することで、ロック処理部10aおよび報知部10bの機能構成を実現する。
無線部11は、制御部10の制御のもと、アンテナ11aを用いて、中継装置6、発信装置3などの外部機器と無線通信を実行する。具体的には、無線部11は、LTE(Long Term Evolution)通信、WiFi通信、Bluetooth(登録商標)またはIEEE802.11の無線LANなどを用いたビーコン信号などの送受信を行う。すなわち、無線部11は、受信部の一例である。
音声入出力部12は、制御部10から入力された音声をスピーカ12aより出力する。また、音声入出力部12は、音声をマイク12bより集音して制御部10に出力する。
記憶部13は、メモリやハードディスクなどの記憶装置である。記憶部13は、プログラム13aおよび設定情報13bを格納する。設定情報13bは、ビーコン信号に含まれるIDに対応して利用制限を解除する機能などの各種設定にかかる情報である。設定情報13bの内容は、時間貸しシステム100の管理者などにより事前に登録される。
図3は、設定情報13bを説明する説明図である。図3に示すように、設定情報13bは、「ID」、「解除内容」、「ロック時処理内容」などの項目ごとの設定内容を含むテーブルデータなどである。「ID」は、ビーコン信号に含まれるIDを示す。「解除内容」は、IDに対応して利用制限を解除する機能を示す。「ロック時処理内容」は、受信したビーコン信号が非受信となり、ビーコン信号のIDに対応する機能の利用を再び制限する際に行う戻り処理を示す。
このように、設定情報13bは、ビーコン信号に含まれるIDごとの、利用制限を解除する機能および戻り処理が設定されている。例えば、ビーコン信号のID「XXXXX」については、「ユーザ操作」の利用制限の解除と、「ホームページ」を表示する戻り処理が設定されている。
図2に戻り、操作部14は、キーボードやタッチパネルなどであり、ユーザからの各種入力を受け付けて制御部10へ出力する。表示部15は、液晶ディスプレイなどであり、制御部10の制御のもと各種情報を表示する。
ロック処理部10aは、端末装置1における各種機能の利用制限および制限解除を行う処理部であり、ロック制御部の一例である。具体的には、ロック処理部10aは、時間貸しシステム100の管理者などにより事前に設定された機能を、例えば操作アイコンを非表示とするなどしてその利用を制限する。
また、ロック処理部10aは、無線部11により発信装置3からのビーコン信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、ビーコン信号に含まれるIDに対応する機能の利用制限を解除する。例えば、ロック処理部10aは、設定情報13bを参照し、ビーコン信号に含まれるIDに対応して利用制限を解除する機能を特定する。ついで、ロック処理部10aは、利用制限により非表示としていた操作アイコンの中で、ビーコン信号に対応する機能の操作アイコンを表示することで、利用制限を解除する。
また、ロック処理部10aは、発信装置3から受信したビーコン信号が非受信となり、ビーコン信号に含まれるIDに対応する機能の利用を再び制限する際に、設定情報13bに基づく戻り処理を実行する。例えば、ロック処理部10aは、ID「XXXXX」のビーコン信号が非受信となり、「ユーザ操作」の利用を再び制限する場合、設定情報13bに基づき「ホームページ」を表示する戻り処理を実行する(図3参照)。
報知部10bは、ビーコン信号の受信時からの時間に基づく時間情報を表示部15の表示画面への表示や音声入出力部12による音声出力によりユーザに報知する。具体的には、報知部10bは、ビーコン信号の受信時からの時間を計時し、受信開始からの経過時間などをユーザに報知する。
なお、報知部10bが報知する時間情報は、受信時からの時間や現在時刻などを直接示すものではなく、例えば時間貸しに関連する内容のものであってもよい。例えば、時間貸しの設定時間に経過時間が迫る場合、報知部10bは、時間貸しが終了間近であることを示す警告をユーザに報知してもよい。
精算装置2は、料金精算部20、計時部21および電源供給部22を有する。料金精算部20は、硬貨・紙幣投入や電子マネーでの支払い等により、規定料金の精算を受け付ける。計時部21は、料金精算部20における規定料金の精算をもとに、規定料金あたりの設定時間を計時するタイマーである。電源供給部22は、計時部21により設定時間の計時が行われている間、接続機器(発信装置3)への電源供給を行う。
発信装置3は、制御部30、記憶部31および送信部32を有する。制御部30は、発信装置3の動作を制御するマイクロ・コンピュータなどである。記憶部31は、不揮発性メモリ等であり、ビーコン信号に含めるID31aを記憶する。ID31aは、端末装置1において利用制限の解除を行う機能に対応する値が時間貸しシステム100の管理者などにより事前に登録される。送信部32は、制御部30の制御のもと、BluetoothまたはIEEE802.11の無線LANなどを用いたビーコン信号を送信する。
発信装置3では、精算装置2からの電源供給により、制御部30が記憶部31よりID31aを読み出す。次いで、制御部30は、記憶部31より読み出したID31aを含むビーコン信号を、数秒程度の所定の周期で送信部32より送信させる。
図4は、第1の実施形態にかかる時間貸しシステム100の動作例の説明図である。図4に示すように、精算装置2の料金精算部20は、規定料金の精算の有無を判定し(S1)、精算があるまでは処理を待機する。
規定料金の精算があった場合(S1:YES)、計時部21は、規定料金あたりの設定時間の計時を開始する(S2)。次いで、電源供給部22は、接続されている発信装置3への通電(電源供給)を開始する(S3)。
精算装置2からの通電開始により、発信装置3は、ID31aを含むビーコン信号を、数秒程度の所定の周期で送信部32より送信する(S4)。発信装置3からのビーコン信号の受信により、ロック処理部10aは、ビーコン信号に含まれるIDに対応する機能の利用制限を解除(ロック解除)する(S5)。
次いで、精算装置2の計時部21は、精算が行われた規定料金あたりの設定時間の計時の有無をもとに、時間貸しの終了の有無を判定し(S6)、終了となるまで処理を待機する。例えば、規定料金の支払いが複数回行われている場合、計時部21は、支払い回数×設定時間分の計時の有無をもとに、時間貸しの終了の有無を判定する。
時間貸し終了の場合(S6:YES)、電源供給部22は、接続されている発信装置3への通電(電源供給)を終了する(S7)。精算装置2からの通電終了により、発信装置3は、ID31aを含むビーコン信号の送信を終了する(S8)。ロック処理部10aは、ビーコン信号が非受信となったことから、ビーコン信号に含まれるIDに対応して利用制限を解除していた機能の利用制限(動作ロック)を行う(S9)。
これにより、時間貸しシステム100では、規定料金の支払いにより、端末装置1における所定の機能の利用制限が、支払われた規定料金あたりの設定時間内において解除される。
図5は、端末装置1の動作例を示すフローチャートである。図5に示すように、処理が開始されると、無線部11は、ID31aを含むビーコン信号の受信を行う(S10)。次いで、ロック処理部10aは、受信したビーコン信号のID31aと、設定情報13bとの比較を行い(S11)、ID31aに該当する「ID」の有無をもとに、ロック解除の有無を判定する(S12)。
ID31aに該当する「ID」が設定情報13bになく、ロック解除を行わない場合(S12:NO)、ロック処理部10aは、S10に処理を戻す。
ID31aに該当する「ID」が設定情報13bにあり、ロック解除を行う場合(S12:YES)、ロック処理部10aは、ロック解除処理を実行する。
図6は、ロック解除処理を例示するフローチャートである。図6に示すように、ロック解除処理が開始されると、ロック処理部10aは、設定情報13bを参照し(S20)、ID31aに対応する「解除内容」を取得する(S21)。次いで、ロック処理部10aは、取得した「解除内容」に示された機能の利用制限を解除する(S22)。次いで、報知部10bは、ビーコン信号の受信時からの時間にかかるタイマーの計時を開始する(S23)。
図5に戻り、報知部10bは、計時中のタイマーの時間をもとに、経過時間などの時間情報を表示部15の表示画面などに表示する(S14)。また、報知部10bは、計時中のタイマーの時間に基づき、例えば時間貸しの設定時間に経過時間が近づいた(例えば5分前)場合における警告などの表示も行う。
次いで、無線部11は、ID31aを含むビーコン信号の受信を行う(S15)。ビーコン信号の受信(S15)は予め設定されている監視時間の間、ビーコン信号の受信の有無の監視を行う。監視時間は、ビーコン3に設定されている数秒程度の所定の周期よりも長い時間が設定されている。また監視時間は、一時的な非受信状態に対応できるように、ビーコン3に設定されている数秒程度の所定の周期の複数倍の時間を設定してもよい。次いで、ロック処理部10aは、ID31aを含むビーコン信号を受信中であるか否かを判定する(S16)。
受信中である場合(S16:YES)、発信装置3よりビーコン信号が継続して送信されていることから、ロック処理部10aは、S14へ処理を戻してロック解除を継続する。
受信中でない場合(S16:NO)、支払われた規定料金あたりの設定時間が経過したことでビーコン信号の送信が終了したことから、ロック処理部10aは、ビーコン信号のID31aに対応する機能の利用を制限するためのロック処理を実行する(S17)。なお、一時的な通信阻害が発生した場合にまでロック処理しないよう、S16のNOの場合に、何度かリトライしてから非受信の判定を行うようにしてもよい。その場合、監視時間は、ビーコン3に設定されている数秒程度の所定の周期と同じ時間としてもよい。
図7は、ロック処理を例示するフローチャートである。図7に示すように、ロック処理が開始されると、報知部10bは、ビーコン信号の受信時からの時間にかかるタイマーの計時を終了する(S30)。
次いで、ロック処理部10aは、設定情報13bを参照し(S31)、非受信となったID31aに対応する「ロック時処理内容」を取得する(S32)。次いで、ロック処理部10aは、取得した「ロック時処理内容」に示されたロック時処理(戻り処理)を実行する(S33)。次いで、ロック処理部10aは、非受信となったID31aに対応し、利用制限を解除していた機能の利用制限(動作ロック)を行う(S34)。
図8は、端末装置1の表示例を説明する説明図である。図8に示すように、規定料金の支払い前(S40)において、端末装置1では、時間貸しシステム100の管理者などにより事前に設定された機能の利用が制限される。このとき、例えば端末装置1の表示画面15aには、管理者の設定による利用制限のない機能である、所定の動画像(例えば広告動画)の表示などが行われる。
次いで、規定料金が支払われることで、端末装置1では、ビーコン信号に含まれるID31aに対応した機能の利用(例えばブラウザ15bの利用)が解除される(S41、S42)。これにより、支払われた規定料金あたりの設定時間内において、ユーザは、端末装置1におけるブラウザ15bを利用することができる。このとき、表示画面15aには、報知部10bにより、受信開始からの経過時間を示す時間表示15cや、時間貸しが終了間近であることを示す警告表示15dが表示される。これにより、ユーザは、受信開始からの経過時間や時間貸しが終了間近であることを容易に認識できる。
次いで、支払われた規定料金あたりの設定時間が経過したことでビーコン信号の送信が終了した場合、ロック処理が実行される(S43)。このロック処理により、ロック処理部10aは、非受信となったID31aに対応する戻り処理を実行する。これにより、例えば表示画面15aには、戻り処理として示された広告ページの表示が行われる。
以上のように、時間貸しシステム100は、精算装置2と、発信装置3と、端末装置1とを有する。精算装置2は、料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間は接続機器に電源供給を行う。発信装置3は、精算装置2に接続され、精算装置から電源供給されている間、予め設定された解除信号(ビーコン信号)を送信する。端末装置1は、発信装置3が送信するビーコン信号を受信する無線部11と、ロック処理部10aとを有する。ロック処理部10aは、ビーコン信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、ビーコン信号に対応する機能の利用制限を解除する。
これにより、時間貸しシステム100では、端末装置1における所定の機能(例えば、有料アプリの利用や有料コンテンツの閲覧等)の時間貸しを容易に行うことができる。
また、ロック処理部10aは、発信装置3より受信したビーコン信号が非受信となり、ビーコン信号に対応する機能の利用を再び制限する際に、機能ごとの戻り処理(ロック時処理内容)を設定する設定情報13bを参照する。そして、ロック処理部10aは、制限する機能に対応する戻り処理を取得し、取得した戻り処理(例えば広告ページの表示など)を実行する。
これにより、時間貸しシステム100では、例えば時間貸しを利用したユーザに対し、時間貸しの機能に関連した商品広告などを提供できる。具体的には、有料コンテンツを閲覧する機能を時間貸しした場合には、有料コンテンツの発注ページなどを戻り処理で提示する。このような戻り処理により、例えば時間貸しにかかる有料コンテンツの販路を拡大するなど、新たな商機を獲得することができる。
また、端末装置1は、ビーコン信号の受信時からの時間に基づく時間情報、例えば経過時間を示す時間表示15cや時間貸しの終了間近を示す警告表示15dを表示画面15aに表示して報知する報知部10bを有する。これにより、端末装置1のユーザは、時間貸しの経過時間や、時間貸しが終了間近であることを容易に知ることができる。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態にかかる時間貸しシステムの構成例の説明図である。図9に示すように、時間貸しシステム100aでは、端末装置1をケーブル4を介して貸出席5aに設置する代わりに、貸出席5a程度の通信範囲でビーコン信号を常時送信する発信装置3aを設置する点が時間貸しシステム100と異なる。すなわち、時間貸しシステム100aでは、発信装置3aが常時送信するビーコン信号を確認信号の一例とし、発信装置3aからの盗難防止用IDを含むビーコン信号を用いて盗難防止を実現する構成である。なお、発信装置3aについては、利用者が容易に触れることができないよう、例えば貸出席5aのボード内部(図示例)や机の下などに設置してもよい。
具体的には、端末装置1の無線部11は、発信装置3aが送信する盗難防止用IDを含むビーコン信号を受信する。報知部10bは、無線部11が発信装置3aより受信した盗難防止用IDを含むビーコン信号が非受信となった場合に警告を報知する。なお、盗難防止用IDについては、端末装置1および発信装置3aを紐付ける形で時間貸しシステム100aの管理者により任意に登録される。
図10は、盗難防止用処理を例示するフローチャートである。図10に示すように、処理が開始されると、無線部11は、発信装置3aからの盗難防止用IDを含むビーコン信号を受信する(S50)。ビーコン信号の受信(S50)は予め設定されている監視時間の間、ビーコン信号の受信の有無の監視を行う。監視時間は、発信装置3aに設定されている数秒程度の所定の周期よりも長い時間が設定されている。また監視時間は、一時的な非受信状態に対応できるように、発信装置3aに設定されている数秒程度の所定の周期の複数倍の時間を設定してもよい。
次いで、報知部10bは、盗難防止用IDを含むビーコン信号を受信中であるか否かを判定する(S51)。盗難防止用IDを含むビーコン信号を受信中である場合(S51:YES)、貸出席5a程度の通信範囲内に端末装置1が存在することから、報知部10bは、S50に処理を戻す。
盗難防止用IDを含むビーコン信号を受信中でない場合(S51:NO)、貸出席5a程度の通信範囲内に端末装置1が存在しないことから、報知部10bは、貸出席5aから端末装置1が持ち出されていることを警告するアラームを音声入出力部12における音声出力などにより報知する。このようなアラーム出力により、時間貸しシステム100aでは、端末装置1が持ち出されることを抑止することができる。なお、一時的な通信阻害が発生した場合にまでアラーム出力しないよう、S51のNOの場合に、何度かリトライしてから非受信の判定を行うようにしてもよい。その場合、監視時間は、発信装置3aに設定されている数秒程度の所定の周期と同じ時間としてもよい。
次いで、ロック処理部10aは、ロック解除中であるか否かを判定する(S53)。ロック解除中でない場合(S53:NO)、端末装置1の機能について利用制限が実施されていることから、ロック処理部10aは、そのまま処理を終了する。ロック解除中である場合(S53:YES)、端末装置1の機能について利用制限が解除されていることから、ロック処理部10aは、解除中の機能の動作ロックを行い(S54)、処理を終了する。これにより、端末装置1が貸出席5aより持ち出される場合、解除中の機能をロックすることができる。
図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、端末装置1で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウエア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
また、記憶部13のプログラム13aについては、最初から記憶部13に記憶させておかなくてもよい。例えば、端末装置1に挿入されるフレキシブルディスク、いわゆるFD、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」にプログラム13aを記憶させる。そして、端末装置1がこれらの可搬用の物理媒体からプログラム13aを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介して端末装置1に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などにプログラム13aを記憶させておき、端末装置1がこれらからプログラム13aを取得して実行するようにしてもよい。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間は接続機器に電源供給を行う精算装置と、
前記精算装置に接続され、当該精算装置から電源供給されている間、予め設定された解除信号を送信する第1の発信装置と、
前記解除信号を受信する受信部と、
前記解除信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、前記解除信号に対応する機能の利用制限を解除するロック制御部と、を有する端末装置と、
を有することを特徴とする時間貸しシステム。
(付記2)前記ロック制御部は、受信した前記解除信号が非受信となり、当該解除信号に対応する機能の利用を再び制限する際に、前記機能ごとの戻り処理を設定する設定情報に基づく戻り処理を実行する、
ことを特徴とする付記1に記載の時間貸しシステム。
(付記3)前記端末装置は、前記解除信号の受信時からの時間に基づく時間情報を報知する報知部をさらに有する、
ことを特徴とする付記1または2に記載の時間貸しシステム。
(付記4)所定の通信範囲内の電子機器に対して確認信号を送信する第2の発信装置をさらに有し、
前記受信部は、前記確認信号をさらに受信し、
前記端末装置は、受信した前記確認信号が非受信となった場合に警告を報知する報知部をさらに有する、
ことを特徴とする付記1または2に記載の時間貸しシステム。
(付記5)料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間供給される電源により、発信装置から送信される解除信号を受信する受信部と、
前記解除信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、前記解除信号に対応する機能の利用制限を解除するロック制御部と、
を有することを特徴とする端末装置。
(付記6)前記ロック制御部は、受信した前記解除信号が非受信となり、当該解除信号に対応する機能の利用を再び制限する際に、前記機能ごとの戻り処理を設定する設定情報に基づく戻り処理を実行する、
ことを特徴とする付記5に記載の端末装置。
(付記7)前記解除信号の受信時からの時間に基づく時間情報を報知する報知部をさらに有する、
ことを特徴とする付記5または6に記載の端末装置。
(付記8)前記受信部は、所定の通信範囲内の電子機器に対して確認信号を送信する第2の発信装置からの前記確認信号をさらに受信し、
受信した前記確認信号が非受信となった場合に警告を報知する報知部をさらに有する、
ことを特徴とする付記5または6に記載の端末装置。
(付記9)料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間供給される電源により、発信装置から送信される解除信号を受信する受信処理と、
前記解除信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、前記解除信号に対応する機能の利用制限を解除する制限解除処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記10)前記制限解除処理は、受信した前記解除信号が非受信となり、当該解除信号に対応する機能の利用を再び制限する際に、前記機能ごとの戻り処理を設定する設定情報に基づく戻り処理を実行する、
ことを特徴とする付記9に記載のプログラム。
(付記11)前記解除信号の受信時からの時間に基づく時間情報を報知する報知処理をさらにコンピュータに実行させる、
ことを特徴とする付記9または10に記載のプログラム。
(付記12)前記受信処理は、所定の通信範囲内の電子機器に対して確認信号を送信する第2の発信装置からの前記確認信号をさらに受信し、
受信した前記確認信号が非受信となった場合に警告を報知する報知処理をさらにコンピュータに実行させる、
ことを特徴とする付記9または10に記載のプログラム。
(付記13)料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間、精算装置から接続機器に電源供給を行い、
前記精算装置から電源が供給されている間、予め設定された解除信号を前記接続機器から送信し、
前記解除信号を受信した端末が、予め利用が制限された機能の中で前記解除信号に対応する機能の利用制限を解除する、
処理を含むことを特徴とする機能制御方法。
(付記14)前記解除する処理は、受信した前記解除信号が非受信となり、当該解除信号に対応する機能の利用を再び制限する際に、前記機能ごとの戻り処理を設定する設定情報に基づく戻り処理を実行する、
ことを特徴とする付記13に記載の機能制御方法。
(付記15)前記端末が、前記解除信号の受信時からの時間に基づく時間情報を報知する処理をさらに含む、
ことを特徴とする付記13または14に記載の機能制御方法。
(付記16)前記端末は、所定の通信範囲内の電子機器に対して確認信号を送信する第2の発信装置からの前記確認信号をさらに受信し、
前記端末が、受信した前記確認信号が非受信となった場合に警告を報知する処理をさらに含む、
ことを特徴とする付記13または14に記載の機能制御方法。
1…端末装置
2…精算装置
3、3a…発信装置
4…ケーブル
5、5a…貸出席
6…中継装置
7…インターネット
10…制御部
10a…ロック処理部
10b…報知部
11…無線部
11a…アンテナ
12…音声入出力部
12a…スピーカ
12b…マイク
13…記憶部
13a…プログラム
13b…設定情報
14…操作部
15…表示部
15a…表示画面
15b…ブラウザ
15c…時間表示
15d…警告表示
20…料金精算部
21…計時部
22…電源供給部
30…制御部
31…記憶部
31a…ID
32…送信部
100、100a…時間貸しシステム

Claims (7)

  1. 料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間は接続機器に電源供給を行う精算装置と、
    前記精算装置に接続され、当該精算装置から電源供給されている間、予め設定された解除信号を送信する第1の発信装置と、
    前記解除信号を受信する受信部と、
    前記解除信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、前記解除信号に対応する機能の利用制限を解除するロック制御部と、を有する端末装置と、
    を有することを特徴とする時間貸しシステム。
  2. 前記ロック制御部は、受信した前記解除信号が非受信となり、当該解除信号に対応する機能の利用を再び制限する際に、前記機能ごとの戻り処理を設定する設定情報に基づく戻り処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の時間貸しシステム。
  3. 前記端末装置は、前記解除信号の受信時からの時間に基づく時間情報を報知する報知部をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の時間貸しシステム。
  4. 所定の通信範囲内の電子機器に対して確認信号を送信する第2の発信装置をさらに有し、
    前記受信部は、前記確認信号をさらに受信し、
    前記端末装置は、受信した前記確認信号が非受信となった場合に警告を報知する報知部をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の時間貸しシステム。
  5. 料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間供給される電源により、発信装置から送信される解除信号を受信する受信部と、
    前記解除信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、前記解除信号に対応する機能の利用制限を解除するロック制御部と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  6. 料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間供給される電源により、発信装置から送信される解除信号を受信する受信処理と、
    前記解除信号を受信した場合、予め利用が制限された機能の中で、前記解除信号に対応する機能の利用制限を解除する制限解除処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 料金精算に基づき、予め設定された設定時間の間、精算装置から接続機器に電源供給を行い、
    前記精算装置から電源が供給されている間、予め設定された解除信号を前記接続機器から送信し、
    前記解除信号を受信した端末が、予め利用が制限された機能の中で前記解除信号に対応する機能の利用制限を解除する、
    処理を含むことを特徴とする機能制御方法。
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