JP2019020198A - 標準光源装置 - Google Patents

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鈴木 信靖
Nobuyasu Suzuki
信靖 鈴木
幸彦 杉尾
Yukihiko Sugio
幸彦 杉尾
濱田 貴裕
Takahiro Hamada
貴裕 濱田
純久 長崎
Sumihisa Nagasaki
純久 長崎
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Abstract

【課題】超高輝度の標準光を生成可能な標準光源装置を提供する。【解決手段】本開示の標準光源装置(100)は、1次光束(25)を放射する半導体レーザー素子(12)と、1次光束(25)の光路上に配置され、1次光束(25)を1次光束(25)よりも強度分布の均一性が高い2次光束(26)に変換する集光光学系(20)と、2次光束(26)の光路上に配置され、2次光束(26)に含まれた光を元の波長よりも長い波長の光へと変換する波長変換部材(40)と、波長変換部材(40)に隣接する位置に配置された部材であり、開口(51)を有し、波長変換が行われた2次光束(26)の一部を通過させて標準光としての3次光束(27)を生成する開口部材(50)と、を備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、標準光源装置に関する。
輝度計、照度計、CCDセンサなどの光学機器の校正には、標準光が使用される。標準光とは、例えば、所定の輝度、所定の照度又は所定の色温度を有する光を意味する。標準光には、輝度、照度又は色温度の均一性が要求される。標準光を生成する標準光源装置としては、積分球を用いたものが知られている(特許文献1,2)。
図9に示すように、従来の標準光源装置は、ランプ201、ランプ電源202、アッテネータ203、拡散板204、積分球205、輝度モニタ206及びコンピュータ207を備えている。ランプ201の光は、アッテネータ203、拡散板204及び積分球205によって減衰及び均一化され、積分球205に設けられた開口部208から外部に放射される。輝度モニタ206によって検出された値に基づき、コンピュータ207は、ランプ電源202をフィードバック制御する。これにより、開口部208から放射される光の輝度が特定の値に調節される。
国際公開第2016/151778号 特開2009−52978号公報
従来の標準光源装置のランプには、ハロゲンランプ、キセノンランプ、LEDランプなどが使用されている。これらのランプを用いた標準光源装置によって得られる標準光の輝度は、せいぜい10数万cd/m2である。そのため、超高輝度光源の評価に使用される輝度計の校正に従来の標準光源装置を使用することは望ましくない。従来の標準光源装置を使用して精度の高い校正を行うことは困難である。
本開示の目的は、超高輝度の標準光を生成可能な標準光源装置を提供することにある。
すなわち、本開示は、
1次光束を放射する半導体レーザー素子と、
前記1次光束の光路上に配置され、前記1次光束を前記1次光束よりも強度分布の均一性が高い2次光束に変換する集光光学系と、
前記2次光束の光路上に配置され、前記2次光束に含まれた光を元の波長よりも長い波長の光へと変換する波長変換部材と、
前記波長変換部材に隣接する位置に配置された部材であり、開口を有し、波長変換が行われた前記2次光束の一部を通過させて標準光としての3次光束を生成する開口部材と、
を備えた、標準光源装置を提供する。
本開示の標準光源装置によれば、超高輝度の標準光を生成可能である。
図1は、本開示の一実施形態にかかる標準光源装置の構成図である。 図2は、レーザー光源の構成図である。 図3は、波長変換部材及び開口部材の拡大断面図である。 図4は、波長変換部材の断面図である。 図5は、本実施形態において得られる3次光束を示す図である。 図6は、波長変換部材を用いた超高輝度光源の構成図である。 図7は、3次光束の輝度分布を示すグラフである。 図8は、半導体レーザー素子の電流値と3次光束の平均輝度との関係を示すグラフである。 図9は、従来の標準光源装置の構成図である。
(本開示の基礎となった知見)
近年、半導体レーザー素子及び波長変換部材を用いた超高輝度光源の開発が活発に進められている。そのような超高輝度光源は、1億cd/m2を超える輝度の光を生成する。したがって、超高輝度光源の評価に使用される輝度計の校正には、1億cd/m2を超える輝度の標準光が使用されるべきである。しかし、従来の標準光源装置は、せいぜい10数万cd/m2の輝度の標準光しか生成できず、要求を満たさない。輝度不足の標準光では、正確に校正を行うことができない。また、従来の標準光源装置には、積分球が使用されているため、小型化が難しいという問題もある。
本開示の第1態様にかかる標準光源装置は、
1次光束を放射する半導体レーザー素子と、
前記1次光束の光路上に配置され、前記1次光束を前記1次光束よりも強度分布の均一性が高い2次光束に変換する集光光学系と、
前記2次光束の光路上に配置され、前記2次光束に含まれた光を元の波長よりも長い波長の光へと変換する波長変換部材と、
前記波長変換部材に隣接する位置に配置された部材であり、開口を有し、波長変換が行われた前記2次光束の一部を通過させて標準光としての3次光束を生成する開口部材と、
を備えたものである。
本実施形態の標準光源装置は、例えば1億cd/m2を超える超高輝度の標準光を生成可能である。積分球が使用されていないので、標準光源装置の小型化は容易である。
本開示の第2態様において、例えば、第1態様にかかる標準光源装置の前記開口部材は、前記波長変換部材に近い側の第1表面と、前記波長変換部材から遠い側の第2表面と、前記第1表面から前記第2表面へと貫通している開口とを有し、前記開口の内周面は、前記第1表面に対して傾斜している傾斜面であり、前記第1表面から前記第2表面に向かって前記開口の開口面積が連続的に拡大している。第2態様によれば、ランバーシアン配光分布を有する3次光束が得られる。この3次光束を使用すれば、精度の高い校正を行うことができる。
本開示の第3態様において、例えば、第1又は第2態様にかかる標準光源装置では、前記波長変換部材と前記開口部材の前記第1表面とが面接触している。第3態様によれば、シャープなコントラストを示す3次光束が得られる。
本開示の第4態様において、例えば、第2態様にかかる標準光源装置の前記開口部材は、前記凹部の底面が前記第1表面となるように、前記開口の周囲において前記開口部材の厚さを減少させている凹部を有し、前記波長変換部材の一部が前記凹部に入り込み、前記第1表面としての前記凹部の前記底面に接している。第4態様によれば、波長変換部材から放射された光が凹部の側面によって遮蔽されるので、波長変換部材と開口部材との間の隙間から漏れにくい。このことは、均一な輝度分布及び照度分布を有する3次光束を生成することに寄与する。
本開示の第5態様において、例えば、第1〜第4態様のいずれか1つにかかる標準光源装置は、前記1次光束の光強度を検出する光検出器をさらに備えている。第1光検出器の検出結果に基づき、必要な強度のレーザー光を1次光束として半導体レーザー素子から放射させることができる。
本開示の第6態様において、例えば、第1〜第5態様のいずれか1つにかかる標準光源装置は、前記3次光束の光強度を検出する光検出器をさらに備えている。第2光検出器の検出信号に基づき、高精度なフィードバック制御を行うことができる。
本開示の第7態様において、例えば、第1〜第6態様のいずれか1つにかかる標準光源装置の前記集光光学系は、コリメートレンズ、マイクロレンズアレイ及びコンデンサレンズを有する。集光光学系によれば、最終的に得られる3次光束の輝度分布及び照度分布の均一性を高めることができる。
本開示の第8態様において、例えば、第1〜第7態様のいずれか1つにかかる標準光源装置の前記波長変換部材は、基板と、前記基板上に配置された蛍光体層とを含み、前記蛍光体層は、マトリクスと、前記マトリクスに埋め込まれた蛍光体粒子とを含む。波長変換部材は、波長変換が行われた2次光束として、ランバーシアン配光分布の光を放射しうる。
本開示の第9態様において、例えば、第8態様にかかる標準光源装置の前記波長変換部材の前記マトリクスがZnOを主成分として含む。ZnOがマトリクスに主成分として含まれていると、蛍光体層の熱を外部(主に基板)に逃がしやすい。すなわち、ZnOがマトリクスに主成分として含まれていると、温度上昇に伴う蛍光体の発光効率の低下に起因する輝度の低下が生じにくい波長変換部材を提供できる。
本開示の第10態様において、例えば、第1〜第9態様のいずれか1つにかかる標準光源装置では、前記3次光束の平均輝度が4億cd/m2以上である。4億cd/m2以上の輝度は、超高輝度光源の評価に使用される輝度計の校正に要求される値を満たす。
本開示の第11態様において、例えば、第1〜第10態様のいずれか1つにかかる標準光源装置では、前記3次光束がトップハット形の輝度分布を有する。トップハット形の輝度分布を持つ光は、標準光に適している。
本開示の第12態様において、例えば、第5又は第6態様にかかる標準光源装置は、前記半導体レーザー素子に電力を供給する電源と、前記光検出器の検出結果に基づいて前記電源の制御を行なうコントローラと、をさらに備えている。第12態様によれば、電源から半導体レーザー素子に適切な大きさの電流が供給されるので、所望の輝度及び/又は照度の標準光が得られる。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本開示は、以下の実施形態に限定されない。
図1に示すように、本実施形態にかかる標準光源装置100は、レーザー光源10、集光光学系20、波長変換部材40及び開口部材50を備えている。レーザー光源10は、集光光学系20に向けて1次光束25を放射する。1次光束25は、レーザー光源10から放射されたレーザー光である。集光光学系20は、1次光束25を2次光束26へと変換する。波長変換部材40及び開口部材50は、2次光束26から3次光束27を生成する。1次光束25の光路上に集光光学系20が配置されている。2次光束26の光路上に波長変換部材40及び開口部材50が配置されている。光軸Oは、1次光束25及び2次光束26の光路の中心である。光軸Oの上に光学装置90が配置され、3次光束27が標準光として利用される。本実施形態の標準光源装置100は、例えば1億cd/m2を超える超高輝度の標準光を生成可能である。積分球が使用されていないので、標準光源装置100の小型化は容易である。
図2に示すように、レーザー光源10は、半導体レーザー素子12、第1光検出器14及びカバーガラス16を有する。半導体レーザー素子12は、高出力のレーザーダイオードである。半導体レーザー素子12の定格出力は、例えば、1.0〜3.0Wである。半導体レーザー素子12は、単一のレーザーダイオードによって構成されていてもよく、光学的に結合された複数のレーザーダイオードによって構成されていてもよい。半導体レーザー素子12の発振波長は、例えば、440〜450nmの範囲にある。第1光検出器14は、フォトダイオードによって構成されうる。半導体レーザー素子12及び第1光検出器14は、例えば、共通のサブマウント18に配置され、図示しない共通の筐体に収納されている。ただし、半導体レーザー素子12及び第1光検出器14は、互いに異なる筐体に収納されていてもよい。カバーガラス16は、半導体レーザー素子12の前方に配置されている。半導体レーザー素子12から1次光束25としてのレーザー光が放射される。1次光束25の大部分はカバーガラス16を透過する。1次光束25の一部がカバーガラス16の表面で反射され、反射された1次光束の一部25aが第1光検出器14によって検出される。第1光検出器14の検出結果に基づき、必要な強度のレーザー光を1次光束25として半導体レーザー素子12から放射させることができる。
集光光学系20は、2次光束26を生成するビームシェイパーである。本実施形態において、集光光学系20は、コリメートレンズ21、マイクロレンズアレイ22及びコンデンサレンズ23を有する。コリメートレンズ21、マイクロレンズアレイ22及びコンデンサレンズ23は、光路上にこの順番で並べられている。コリメートレンズ21は、発散光である1次光束25を平行光に変化させる機能を持つ光学部品である。マイクロレンズアレイ22は、コリメートレンズ21を通過した1次光束25の強度分布の均一性を高める機能を持つ光学部品である。コンデンサレンズ23は、マイクロレンズアレイ22を通過した1次光束25を集光する機能を持つ光学部品である。集光光学系20によれば、最終的に得られる3次光束27の輝度分布及び照度分布の均一性を高めることができる。集光光学系20によって生成された2次光束26が波長変換部材40に照射される。
2次光束26の強度分布の均一性は、1次光束25の強度分布の均一性よりも高い。1次光束25がガウシアン強度分布に近い強度分布を持つのに対し、2次光束26はトップハット形の強度分布を持つ。ここで「強度」とは、単位面積あたりの光出力値又は強度(単位:W/mm2)を意味する。強度分布の均一性は、平坦性係数によって評価されうる。「平坦性係数」は、平均値をピーク値で割った値であり、0〜1の間で示される。平坦性係数が1に近ければ近いほど、強度分布の均一性が高いと言える。例えば、図7及び図8の輝度のグラフから求められる平坦性係数は0.91である。
図3は、波長変換部材40及び開口部材50の拡大断面図である。図3に示すように、波長変換部材40及び開口部材50は、ホルダ60によって支持されている。開口部材50は、ねじ、ボルトなどの締結構造を用いてホルダ60に固定されうる。波長変換部材40は、ホルダ60と開口部材50との間に配置されている。波長変換部材40は、集光光学系20と開口部材50との間に位置している。
ホルダ60は、開口61を有する板状の部材である。開口61は、ホルダ60を厚さ方向に貫通している貫通孔である。開口61の形状は、例えば、平面視で円形である。光軸Oは、平面視での開口61の中心に一致している。本実施形態では、開口61は、波長変換部材40に近づくにつれて内径が連続的に縮小している部分と、一定の内径を有する部分とによって構成されている。ただし、開口61の構造は特に限定されない。開口61は、一定の内径を有する部分のみによって構成されていてもよいし、波長変換部材40に近づくにつれて内径が連続的に縮小している部分のみによって構成されていてもよい。ホルダ60は、ステンレス、アルミニウム合金などの金属材料で作られている。なお、ホルダ60は省略されていてもよい。
波長変換部材40は、ホルダ60の開口61を塞いでいる。集光光学系20で生成された2次光束26は、ホルダ60の開口61を通じて、波長変換部材40に照射される。
図4に示すように、波長変換部材40は、基板41及び蛍光体層44を有する。基板41は、蛍光体層44を支持している。蛍光体層44は、基板41の上に配置されている。蛍光体層44は、マトリクス45、蛍光体粒子46及びフィラー粒子47を有する。マトリクス45は、各粒子間に存在している。各粒子は、マトリクス45に埋め込まれている。言い換えれば、各粒子は、マトリクス45に分散されている。このような構造を有するので、波長変換部材40は、波長変換が行われた2次光束26として、ランバーシアン配光分布の光を放射しうる。
第1の波長帯域を有する励起光(本実施形態では2次光束26)が波長変換部材40に照射されたとき、波長変換部材40は、励起光の一部を第2の波長帯域を有する光に変換して放射する。言い換えると、波長変換部材40は、励起光に含まれた光を元の波長よりも長い波長の光へと変換し、放射する。第2の波長帯域は、第1の波長帯域と異なる帯域である。ただし、第2の波長帯域の一部が第1の波長帯域に重なっていてもよい。
基板41は、基板本体42及び薄膜43を有する。基板41の厚さは、例えば、蛍光体層44の厚さよりも大きい。基板本体42は、サファイア(Al23)、窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウム(AlN)、ガラス、石英(SiO2)及び酸化亜鉛からなる群より選ばれる1つの材料で作られている。基板本体42は、励起光及び蛍光体粒子46から放射された光に対して透光性を有する。
薄膜43は、蛍光体層44を形成するための下地層として機能する。蛍光体層44のマトリクス45が結晶質であるとき、薄膜43は、マトリクス45の結晶成長過程における種結晶として機能する。つまり、薄膜43は、単結晶薄膜又は多結晶薄膜である。マトリクス45がZnO単結晶又はZnO多結晶によって構成されているとき、薄膜43は、ZnO単結晶薄膜又はZnO多結晶薄膜でありうる。ただし、基板本体42が種結晶の機能を発揮できる場合、薄膜43は省略されていてもよい。例えば、基板本体42が結晶質のGaN又は結晶質のZnOによって構成されているとき、結晶質のZnOによって構成されたマトリクス45を基板本体42の上に直接形成することができる。マトリクス45が結晶質でないときにも、薄膜43は省略されうる。基板41は、誘電体層などの別の層を有していてもよい。
蛍光体層44において、蛍光体粒子46は、マトリクス45に分散されている。図4において、蛍光体粒子46は、互いに離れている。フィラー粒子47も蛍光体粒子46から離れている。ただし、蛍光体粒子46が互いに接していてもよいし、フィラー粒子47が蛍光体粒子46に接していてもよい。蛍光体粒子46に複数のフィラー粒子47が接していてもよい。蛍光体粒子46及びフィラー粒子47は、石垣のように積まれていてもよい。蛍光体層44には、平滑な最表面を提供するためのトップコート層、光を散乱させるための散乱層などの層が含まれていてもよい。
蛍光体粒子46の材料は特に限定されない。種々の蛍光物質が蛍光体粒子46の材料として使用されうる。具体的には、Y3Al512:Ce(YAG)、Y3(Al,Ga)512:Ce(GYAG)、Lu3Al512:Ce(LuAG)、(Si,Al)6(O,N)8:Eu(β−SiAlON)、(La,Y)3Si611:Ce(LYSN)、Lu2CaMg2Si312:Ce(LCMS)などの蛍光物質が使用されうる。蛍光体粒子46は、互いに異なる組成を有する複数の種類の蛍光体粒子を含んでいてもよい。蛍光体粒子46の種類及び量を調整することによって、任意の波長の光、すなわち、任意の色の光を波長変換部材40から放射させることができる。例えば、2次光束26に含まれた光が白色光に変換されるように、蛍光体粒子46の種類及び量が調整されていてもよい。
マトリクス45は、例えば、樹脂、ガラス又は他の無機材料によって構成されている。樹脂の例には、シリコーン樹脂が含まれる。他の無機材料の例には、Al23、ZnO及びSiO2が含まれる。他の無機材料は、結晶質であってもよい。マトリクス45は、励起光及び蛍光体粒子46から放射された光に対して透光性を有することが望ましい。マトリクス45は、蛍光体粒子46の屈折率よりも高い屈折率を有していてもよいし、蛍光体粒子46の屈折率よりも低い屈折率を有していてもよい。透明性及び熱伝導性の観点から、マトリクス45の材料として、ZnOが適している。ZnOは高い熱伝導性を有するので、ZnOがマトリクス45に主成分として含まれていると、蛍光体層44の熱を外部(主に基板41)に逃がしやすい。さらに、ZnOがマトリクス45に主成分として含まれていると、温度上昇に伴う蛍光体の発光効率の低下に起因する輝度の低下が生じにくい波長変換部材40を提供できる。「主成分」とは、質量比にて最も多く含まれた成分を意味する。
マトリクス45の材料としてのZnOは、詳細には、ZnO単結晶又はc軸に配向したZnO多結晶である。ZnOは、ウルツ鉱型の結晶構造を有する。「c軸に配向したZnO」とは、基板41の主面(最も広い面積を有する面)に平行な面がc面であることを意味する。
c軸に配向したZnO多結晶は、c軸に配向した複数の柱状の結晶粒を含む。c軸に配向したZnO多結晶において、c軸方向の結晶粒界は少ない。「柱状の結晶粒がc軸に配向している」とは、c軸方向のZnOの成長がa軸方向のZnOの成長よりも速く、基板41の上に縦長のZnO結晶粒が形成されていることを意味する。ZnO結晶粒のc軸は、基板41の法線方向に平行である。あるいは、基板41の法線方向に対するZnO結晶粒のc軸の傾きが4°以下である。ここで、「c軸の傾きが4°以下」とは、c軸の傾きの分布が4°以下という意味であって、全ての結晶粒のc軸の傾きが4°以下であることを必ずしも意味しない。「c軸の傾き」は、c軸のX線ロッキングカーブ法による半値幅で評価できる。詳細には、c軸のX線ロッキングカーブ法による半値幅が4°以下である。
蛍光体層44において、フィラー粒子47は、マトリクス45に分散されている。フィラー粒子47は、例えば無機粒子であり、典型的には金属酸化物を含む。フィラー粒子47は、実質的に金属酸化物からなっていてもよい。金属酸化物の多くは、化学的に安定であり、蛍光を殆ど放射しないので、フィラー粒子47の材料として適している。本明細書において「実質的に〜からなる」は、言及された化合物の本質的特定を変更する他の成分を排除することを意味する。
フィラー粒子47に励起光が照射されたとき、フィラー粒子47は、蛍光の光を放射しないか、無視できる強度の蛍光の光のみを放射する。フィラー粒子47として、SiO2粒子、Al23粒子、TiO2粒子などを使用できる。これらの粒子は、化学的に安定であり、安価である。フィラー粒子47の形状も限定されない。フィラー粒子47の形状は、球状であってもよく、鱗片状であってもよく、繊維状であってもよい。
波長変換部材40の製造方法は、例えば、WO2013/172025に詳細に記載されている。
図3に示すように、開口部材50は、波長変換部材40に隣接する位置に配置されている。開口部材50は、開口51を有する板状の部材である。開口部材50の役割は、波長変換が行われた2次光束26の一部を通過させて標準光としての3次光束27を生成することである。波長変換が行われた2次光束26が開口部材50の開口51を通過するとき、波長変換が行われた2次光束26が開口51によって切り取られる(成形される)。これにより、3次光束27が生成される。
開口部材50は、開口51、第1表面52及び第2表面53を有する。第1表面52は、波長変換部材40に近い側の表面である。第2表面53は、波長変換部材40から遠い側の表面である。開口51は、第1表面52から第2表面53へと貫通している貫通孔である。開口51の形状は、平面視で円形である。開口51の内周面51pは、第1表面52及び光軸Oに対して傾斜している傾斜面である。開口51の開口面積は、第1表面52から第2表面53に向かって連続的に拡大している。開口51の内径は、波長変換部材40に近づくにつれて連続的に減少している。開口51の内周面51pは、すり鉢状の内周面である。第1表面52の位置において、開口51は最も小さい内径を有する。第2表面53の位置において、開口51は最も大きい内径を有する。光軸Oに平行な方向において、開口部材50は、薄刃形状の断面を有する。光軸Oは、平面視での開口部材50の開口51の中心に一致している。開口部材50の開口51の中心を通る光軸Oは、ホルダ60の開口61の中心を通る。光軸Oに平行かつ光軸Oを含む断面において、開口51の内周面51pのなす角度θは、例えば、120〜150度の範囲にある。図3に示す例において、角度θは120度である。
図5に示すように、本実施形態によれば、ランバーシアン配光分布を有する3次光束27が得られる。この3次光束27を使用すれば、精度の高い校正を行うことができる。
集光光学系20による2次光束26の焦点は、例えば、波長変換部材40の基板41の出射側の表面(基板41と蛍光体層44との界面)の位置に合わせられる。第1表面52の位置における開口51の内径D1は、2次光束26の焦点の位置における2次光束26の直径D2よりも小さい。このような構成によれば、集光光学系20によって成形されたスポットの形状及びサイズ(直径D2)が、幾何学的に定義された形状及びサイズ(開口51の内径D1)に規定されうる。その結果、特定の形状の均一発光部を有する光源を実現することができる。
波長変換部材40は、開口部材50の第1表面52に面接触している。詳細には、波長変換部材40の蛍光体層44が開口部材50の第1表面52に面接触し、開口51が蛍光体層44によって塞がれている。蛍光体層44と開口部材50の第1表面52との間には隙間が存在しない。波長変換部材40と開口部材50とが密着していると、波長変換部材40から放射された光が波長変換部材40と開口部材50との間で反射及び散乱されることを防止できる。その結果、シャープなコントラストを示す3次光束27が得られる。
本実施形態において、開口部材50は、開口51の周囲において開口部材50の厚さを減少させている凹部55を有する。凹部55の底面が第1表面52を構成している。波長変換部材40の一部は、凹部55に入り込み、第1表面52としての凹部55の底面に接している。詳細には、波長変換部材40の蛍光体層44が凹部55に入り込んでいる。この場合、波長変換部材40から放射された光が凹部55の側面によって遮蔽されるので、波長変換部材40と開口部材50との間の隙間から漏れにくい。このことは、均一な輝度分布及び照度分布を有する3次光束27を生成することに寄与する。
開口部材50は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレスなどの金属材料で作られている。開口51の内周面51p及び第1表面52での光の反射を防止するために、開口51の内周面51p及び第1表面52は、黒色に着色されていてもよい。内周面51p及び第1表面52での光の反射を防止すれば、より均一な輝度分布及び照度分布を有する3次光束27が得られる。
表面を黒色に着色するための処理としては、メッキ、陽極酸化、塗装、化成処理などが挙げられる。開口部材50の材料がアルミニウム又はアルミニウム合金である場合、開口部材50の表面は、例えば、着色された酸化被膜によって形成されていてもよい。より具体的には、開口部材50の表面は、黒アルマイト処理されていてもよい。黒アルマイト処理とは、アルミニウム製又はアルミニウム合金製の部材を陽極酸化することによって多孔性の酸化被膜を形成する工程と、酸化被膜の細孔を黒色の着色剤で埋める工程とを含む処理である。開口部材50の全体が黒アルマイト処理されていてもよい。
一般的には、JIS Z 8721 明度(無彩色)に規定された黒色度で、1〜4を「黒」、5〜8を「グレー」、9以上を「白」と判断する。本実施形態では、内周面51p及び第1表面52の色がグレー又は黒(黒色度8以下)であってもよく、黒(黒色度4以下)であることが望ましい。
標準光源装置100は、さらに、第2光検出器70、コントローラ80及び電源82を備えている。電源82は、コントローラ80及び半導体レーザー素子12に接続されており、コントローラ80から与えられた制御信号にしたがって半導体レーザー素子12に電力を供給する。第2光検出器70は、光学装置90の画角の範囲外であって、3次光束27を検出できる角度範囲に配置されている。第1光検出器14及び第2光検出器70は、それぞれ、コントローラ80に接続されている。第1光検出器14及び第2光検出器70の検出信号は、コントローラ80に入力される。コントローラ80は、第1光検出器14及び第2光検出器70から選ばれる少なくとも1つの検出器の検出結果に基づいて電源82の制御を行なう。これにより、電源82から半導体レーザー素子12に適切な大きさの電流が供給されるので、所望の輝度及び/又は照度の標準光が得られる。
コントローラ80は、例えば、第1光検出器14の検出値が所望のレーザー強度範囲に収斂するように電源82を制御する。あるいは、コントローラ80は、例えば、第2光検出器70の検出値が所望の輝度範囲に収斂するように電源82を制御する。
第1光検出器14はカバーガラス16で反射された1次光束の一部25aを検出する。これに対し、第2光検出器70は3次光束27を検出する。第1光検出器14の位置は、例えば、半導体レーザー素子12から放射されてカバーガラス16で反射した光を検出するように、予め調整されている。この場合、標準光源装置100の使用時に位置調整などが不要であるため、第1光検出器14は利便性に優れている。これに対し、第2光検出器70の位置は、光学装置90の位置とともに調整が必要かもしれない。ただし、第2光検出器70は標準光としての3次光束27を直接検出するので、高精度なフィードバック制御を行うためには、第2光検出器70の検出信号に基づいて、電源82の制御を行うことが望ましい。利便性の観点では第1光検出器14を使用することが望ましく、所望の標準光を得るためには、第2光検出器70を使用することが望ましい。
本実施形態の標準光源装置100を用い、光学装置90の校正を行うことができる。光学装置90の例には、輝度計、照度計、CCDセンサ、CMOSセンサなどが含まれる。まず、標準光源装置100の3次光束27を標準光として光学装置90に入射させる。標準光に基づいて光学装置90の校正を行う。
光学装置90は、例えば、超高輝度光源102の評価に使用される。
図6に示すように、超高輝度光源102は、波長変換部材40及び半導体レーザー素子91を備えている。半導体レーザー素子91は、波長変換部材40の基板41に向かい合っている。半導体レーザー素子91の光が基板41を透過して蛍光体層44に到達する。つまり、光源102は、透過型光源である。
半導体レーザー素子91は、励起光を放射する。半導体レーザー素子91は、単一のレーザーダイオードによって構成されていてもよく、複数のレーザーダイオードを光学的に結合された複数のレーザーダイオードによって構成されていてもよい。半導体レーザー素子91は、例えば、青色光を放射する。本開示において、青色光は、440〜460nmの範囲のピーク波長を有する光である。
光源102は、光学系92をさらに備えている。半導体レーザー素子91から放射された励起光の光路上に光学系92が位置していてもよい。光学系92は、レンズ、ミラー、光ファイバーなどの光学部品を含む。
図1を参照して説明した標準光源装置を作製し、生成された標準光の輝度分布を調べた。半導体レーザー素子として、発振波長450nm、定格出力3Wの青色半導体レーザー素子を用いた。開口部材の開口の直径は、第1表面において0.5mmであった。角度θは120度であった。半導体レーザー素子の電流値を2.3Aに設定し、得られた3次光束の輝度分布を光学濃度(Optical Density, OD)4の減光フィルタを装着したイメージング色彩輝度計によって測定した。結果を図7に示す。
図7に示すように、本開示の標準光源装置によって生成された3次光束は、トップハット形の輝度分布を有していた。輝度が概ね一定のスポットの直径は、0.5mmであった。トップハット形の輝度分布を持つ光は、標準光に適している。また、3次光束の平均輝度は、4億cd/m2以上であった。この輝度は、超高輝度光源の評価に使用される輝度計の校正に要求される値を満たす。「平均輝度」は、イメージング色彩輝度計から得られた値であって、光軸Oを中心に輝度が概ね一定であるスポット(直径0.5mmの円形)の平均値である。平均輝度の上限は半導体レーザー素子の出力に依存するので特に限定されない。平均輝度の上限は、例えば、4.2億cd/m2である。
図8は、半導体レーザー素子の電流値(LD電流)と3次光束の平均輝度との関係を示すグラフである。半導体レーザー素子の電流値を増加させると、3次光束の平均輝度が概ねリニアに増加した。
図8に示すように、半導体レーザー素子の電流値と平均輝度との間の関係を予め調べることが可能である。コントローラ80は、半導体レーザー素子の電流値と平均輝度との関係が記述された参照テーブルを有していてもよい。この場合、第1光検出器14及び第2光検出器70を使用することなく(フィードバック系を使用することなく)、所望の標準光が得られる。
本開示の技術は、超高輝度光源の評価に使用される光学機器の校正に有用である。
10 レーザー光源
12 半導体レーザー素子
14 第1光検出器
20 集光光学系
21 コリメートレンズ
22 マイクロレンズアレイ
23 コンデンサレンズ
25 1次光束
26 2次光束
27 3次光束
40 波長変換部材
41 基板
42 基板本体
43 薄膜
44 蛍光体層
45 マトリクス
46 蛍光体粒子
47 フィラー粒子
50 開口部材
51 開口
51p 内周面
52 第1表面
53 第2表面
55 凹部
60 ホルダ
70 第2光検出器
80 コントローラ
82 電源
90 光学装置
100 標準光源装置
O 光軸

Claims (12)

  1. 1次光束を放射する半導体レーザー素子と、
    前記1次光束の光路上に配置され、前記1次光束を前記1次光束よりも強度分布の均一性が高い2次光束に変換する集光光学系と、
    前記2次光束の光路上に配置され、前記2次光束に含まれた光を元の波長よりも長い波長の光へと変換する波長変換部材と、
    前記波長変換部材に隣接する位置に配置された部材であり、開口を有し、波長変換が行われた前記2次光束の一部を通過させて標準光としての3次光束を生成する開口部材と、
    を備えた、標準光源装置。
  2. 前記開口部材は、前記波長変換部材に近い側の第1表面と、前記波長変換部材から遠い側の第2表面と、前記第1表面から前記第2表面へと貫通している開口とを有し、
    前記開口の内周面は、前記第1表面に対して傾斜している傾斜面であり、
    前記第1表面から前記第2表面に向かって前記開口の開口面積が連続的に拡大している、請求項1に記載の標準光源装置。
  3. 前記波長変換部材と前記開口部材の前記第1表面とが面接触している、請求項1又は2に記載の標準光源装置。
  4. 前記開口部材は、前記凹部の底面が前記第1表面となるように、前記開口の周囲において前記開口部材の厚さを減少させている凹部を有し、
    前記波長変換部材の一部が前記凹部に入り込み、前記第1表面としての前記凹部の前記底面に接している、請求項2に記載の標準光源装置。
  5. 前記1次光束の光強度を検出する光検出器をさらに備えた、請求項1〜4のいずれか1項に記載の標準光源装置。
  6. 前記3次光束の光強度を検出する光検出器をさらに備えた、請求項1〜5のいずれか1項に記載の標準光源装置。
  7. 前記集光光学系は、コリメートレンズ、マイクロレンズアレイ及びコンデンサレンズを有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の標準光源装置。
  8. 前記波長変換部材は、基板と、前記基板上に配置された蛍光体層とを含み、
    前記蛍光体層は、マトリクスと、前記マトリクスに埋め込まれた蛍光体粒子とを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の標準光源装置。
  9. 前記マトリクスがZnOを主成分として含む、請求項8に記載の標準光源装置。
  10. 前記3次光束の平均輝度が4億cd/m2以上である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の標準光源装置。
  11. 前記3次光束がトップハット形の輝度分布を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の標準光源装置。
  12. 前記半導体レーザー素子に電力を供給する電源と、
    前記光検出器の検出結果に基づいて前記電源の制御を行なうコントローラと、
    をさらに備えた、請求項5又は6に記載の標準光源装置。
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