JP2019018954A - リターンローラの交換装置 - Google Patents

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Mitsuyoshi Higashine
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Abstract

【課題】ベルトコンベヤのリターンローラが何らかの原因によりスムーズな回転ができなくなる場合、リターンローラの交換が容易にできるようになる。
【解決手段】
コンベヤフレーム5の下方の支持部材7に設けられた回動操作部材8の操作で可逆回動する駆動軸9と、支持部材7の内側に位置して駆動軸9に取り付けた起伏状回動するローラ受け回転フレームCと、ローラ受け回転フレームCの伏せ方向の回動によりリターン側ベルトaを押し上げる連結部材23と起立姿勢のローラ受け回転フレームCの上縁にてリターンローラaの支軸2を不回転状態に保持する欠除部21とからなり、ローラ受け回転フレームCの起立姿勢時に駆動軸9の軸芯が支軸2の軸芯よりも低い位置になる構成を採用する。
【選択図】図4

Description

この発明は、ベルトコンベヤに於ける破損或いはスムーズな回転を阻害する不良リターンローラの交換を極めて容易に行うことができる交換装置に関する。
ベルトコンベヤは、周知のように、ヘッドプーリとテールプーリとに無端状のベルトをかけ渡し、ベルトのキャリヤ側裏面は、キャリヤローラで支承され、ベルトのリターン側表面は、リターンローラで支承されている。
このリターンローラは、何らかの原因による破損や或いはスムーズな回転を阻害する原因が発生すると、故障リターンローラの交換が必要になる。
上記リターンローラの交換に際し、リターンローラ上のリターン側ベルトをパイプやその他の治工具或いは揚重機器を用いて上方に持ち上げて、リターンローラに対しリターン側ベルトを浮上させ、その浮上状態を維持しながらリターンローラを引き上げて、ローラスタンドに対するローラ支軸の端部を係合関係が解除されるように脱出させることで交換が可能になる。
しかしながら、交換にともないその都度一々ベルトを浮上させ、また交換後にベルトの浮上を解除するので、著しく手数がかかる問題があった。
その要因は、交換にともないリターンローラにかかるリターン側ベルトの重量をなくするためにある。
そこで、上述のリターン側ベルトの浮上作業をなくして、リターンローラの交換を行うことができるようにした方式がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−147639号公報
ところで、特許文献1の方式によると、リターンローラの交換に際し、ロック手段によるアームに対する板状体のロックを解除したのち、倒れ方向に板状体を傾動させることで、アームの切欠きからスライダの端を脱出させることができ、その結果、ガイドレールからスライダを引き抜き方向にスライドしながら(不都合がある)リターンローラを回収するようにしてあるので、ガイドレールからスライダの引き抜きが必要になり、またリターンローラの交換後にガイドレールにスライダを嵌装してセットするので、交換に際し著しく手数がかかる問題があった。
特に、交換にともなうスライダの抜き差し方向は、ベルトの長手方向に対し交差する方向のため、コンベヤフレームのサイドに空間がないと設置できない問題もある。
そこでこの発明は、極めて容易に、かつ迅速にリターンローラの交換ができるようにしたことにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、ベルトコンベヤに於けるリターンローラの両端設置の外側にコンベヤフレームから下方に突出するように設けた支持部材と、この各支持部材の下部に回動操作部材の操作にともない可逆回動するように軸承した駆動軸と、上記両支持部材の内側に位置して上記駆動軸の内端に取り付けた起伏状回動するローラ受け回転フレームと、このローラ受け回転フレームの起立姿勢を維持するように上記支持部材に対する前記ローラ受け回転フレームの回動を止めるように設けた固定手段と、上記両側の対向ローラ受け回転フレームが同調回動するように連結すると共に、前記ローラ受け回転フレームの伏せ方向の回動にともないリターン側ベルトを押し上げるように設けた連結部材と上記起立姿勢のローラ受け回転フレームの上縁から下方にU字状に欠除させて、この欠除の並列両側縁に前記リターンローラの支軸の端部外周面の溝部が係合状態の嵌まり込みにともない前記支軸を不回転状態に保持するように設けた欠除部とからなり、前記ローラ受け回転フレームの起立姿勢の状況下に前記駆動軸の軸芯が、前記支軸の軸芯よりも低い位置になるようにした構成を採用する。
以上のように、この発明のリターンローラの交換装置によれば、破損やスムーズな回転が阻害されたリターンローラの交換にともない操作部材の回動によりローラ受け回転フレームを回動させることで、左右のローラ受け回転フレームを同時に回転させる同調連結部材の回転にともない上記連結部材によりリターン側ベルトを押し上げる。
すると、押し上げ(持ち上げ)られたリターン側ベルトとリターンローラとの間に間隙ができて、この作られた間隙によりリターンローラにかかるリターン側ベルトの重量をなくすることができる。
このため、ローラ受け回転フレームに保持されているリターンローラの交換を重量による抵抗がなく、極めて容易に取り外して交換することができる。
この交換容易な要因は、ローラ受け回転フレームの起立姿勢の状況下における駆動軸の軸芯が、リターンローラの支軸の軸芯よりも低い位置となるようにした偏芯回動点とテコの原理を応用したことで、リターンローラとリターン側ベルトとの間に間隙を作り、リターンローラにかかるベルトの重量をなくすることにある。
その結果、交換作業時間を大幅に短縮することができる。すなわち、揚重機器設備や動力源を必要としないことによる大幅な時間短縮と経費削減が可能となった。
この発明の実施形態を示す縦断正面図である。 同上の要部を示す一部切欠拡大正面図である。 同一部切欠拡大正面図である。 ローラ受け回転フレームの部分を示す拡大側面図である。 同上の一部切欠拡大側面図である。 同一部切欠拡大側面図である。 回動操作に用いるレバーの平面図である。 同上のレバーの側面図である。 レバーを用いたローラ受け回転フレームの回転を示す拡大側面図である。 レバーの回動途中を示す側面図である。 レバーの回動終了を示す側面図である。 レバーの回動終了下におけるリターンローラの離脱前の一部切欠側面図である。 リターンローラの離脱状態を示す一部切欠側面図である。 リターンローラの離脱前の一部切欠側面図である。 リターンローラの離脱を示す一部切欠側面図である。 ローラ受け回転フレームに対するリターンローラのセットを示す一部切欠側面図である。 ローラ受け回転フレームにリターンローラを軸承した状態を示す一部切欠側面図である。 ローラ受け回転フレームの回転軸芯とリターンベルトの持ち上げを示す作用図である。
次に、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すベルトコンベヤAは、周知のように、ヘッドプーリとテールプーリ(いずれも図示省略)とに無端状のベルトaをかけ渡して形成され、キャリヤ側ベルトaの裏面は、前後に所定の間隔をなして多数列配置したトラフ形のキャリヤローラ(図示省略)で支承し、また、リターン側ベルトaの表面は、前後に所定の間隔を存して多数列配置したリターンローラBで支承する。
上記のリターンローラBは、周知のように、筒状体1と、この筒状体1の中心に貫通すると共に、筒状体1の両端内に組み込んだ軸受(図示省略)により両端部を軸承した支軸2により構成されている。
また、図2から図9に示すように、設置リターンローラBの両端外側には、コンベヤフレーム5に上端側を例えばボルトとナットとからなる取付金具6を介し支持した支持部材7が設けてある。
この支持部材7の下端側には、図7、8、9に示すように、回動操作部材8の操作にともない可逆回動する軸線が水平な駆動軸9が設けてある。
上記の駆動軸9は、図示の場合、支持部材7の下端に筒状の軸受筒10を設けて、この軸受筒10に定位置でフリーに回転するように貫通させてある。
そして、駆動軸9の外側端に角軸部11を設けて、角軸部11に回動操作部材8としてハンドルの端に設けてある角孔12を係合状態に嵌め合わせ、割ピン13により角軸部11から操作部材8が脱落しないようになっている。
なお、操作部材8を使用しないとき、操作部材8の途中(図示中央部分)に設けてある角孔15に角軸部11を嵌め込んで、割ピンで脱落しないようにしておくと、操作部材8の片端の上方への突出を少なくして、嵩低く格納することができる。
このとき、回動操作部材8を使用しないときハンドル14が連結部材23の下側で並行するようにして、回動操作部材8を駆動軸9に取り付けておくことで、作業者の歩行の際、邪魔にならい。
すると、操作部材8により駆動軸9を可逆回動することができる。
図中14は、回動操作部材8の末端側に設けた操作ハンドル、15は、回動操作部材8の途中に設けた角孔で、この角孔15は、角孔12から離脱させた角軸部11に嵌め込み係合させることもできる。16は、回動操作部材8の途中の側面から突出するストッパである。
さらに、両側駆動軸9の内側方への突出端には、支軸2の両端(突出端)を着脱自在に保持するローラ受け回転フレームCが設けてある。
上記のローラ受け回転フレームCは、図3、4、5及び6に示すように、駆動軸9の内側端に中央部を固定した外側板17と、この外側板17に対向する内側板18と、外側板17と内側板18とに両側縁同士を連結する連結板19とで角筒状のボックスを形成し、内側板18の起立姿勢の状況下における上縁から下方にU字状に欠除して、この欠除の並列両側縁が支軸2の外周端部の切り込み溝部20に係合関係になって、この嵌まり込み係合関係で支軸2が不回転状態に保持される欠除部21が設けてある。
その際、欠除部21の両端縁は、図6に示すように、支軸2の嵌まり込み底側に対し、上縁から下方途中迄の対向縁を広くして、支軸2の嵌まり込みがスムーズになるようにしておくとよい。
また、左右の両ローラ受け回転フレームC、Cに同調起伏回動するように連結部材23の両端が連結してある。
この連結は、図示の場合、内側板18に連結部材23の端を溶接により固定してある。
この連結部材23を設ける要因は、両ローラ受け回転フレームC、Cが起立姿勢から
伏せの姿勢(倒れ方向)の回転にともない(図10から図11に示す)二条の並列上昇先行側の連結部材23がリターン側ベルトaの表面に当接し、その後上昇にともないリターン側ベルトaを押し上げながら、図11、12に示すように、リターンローラBの上周面からリターン側ベルトaを浮上させて、リターンローラBの上周面に対する接触をなくしながら、リターンローラBに対するリターン側ベルトaの荷重をなくする。
すると、図14から図15に示すように、倒れ姿勢になったローラ受け回転フレームC、Cの欠除部21から支軸2をすべり脱出しやすくなって、交換すべきリターンローラBの交換をスムーズに行うことができる。
なお、交換リターンローラBのセットに際し、図16に示すように、欠除部21の並行両側縁の下位側縁に下位溝部20をはめ込み、この状況下から図17に示すようにローラ受け回転フレームC、Cを駆動軸9の回転により図17に示すように起立方向に回動することで、欠除部21の底側に支軸2が滑りながら落ち込んで支持態勢とすることができる。
このとき、ベルトaに対する連結部材23の押し上げがないので、リターンローラBにリターン側ベルトaが接触する。
また、支持部材7に対しローラ受け回転フレームCが固定手段Dで回転を止めるように(リターンローラBの交換操作以外に)なっている。
上記の固定手段Dは、ボルト24とナット25を用いたが限定されない。
図中31は、欠除部21に嵌め込んだ支軸2の浮き上がり防止片で、この防止片31は、ビス32により止める。
なお、防止片31は、支軸2の浮き上がり防止よりも、ローラ交換時に支軸2が欠除部21から滑り落ちないためのストッパー的な意味合いの方が強くなる。
また、図18に示すように、駆動軸9の支点位置(イ)に対しリターンローラBの支軸2の支点位置(ロ)を、支点位置(イ)に対し支点位置(ロ)を上方に若干高く偏芯させておくことで、リターンローラBの交換にともなう駆動軸9を回動操作した際、リターンローラBの降下量が大きくなって、リターン側ベルトaの押し上げ量が少なくてすむ。
A ベルトコンベヤ
a ベルト
B リターンローラ
C ローラ受け回転フレーム
D 固定手段
1 筒状体
2 支軸
5 コンベヤフレーム
6 取付金具
7 支持部材
8 回動動作部材
9 駆動軸
10 軸受筒
11 角軸部
12 角孔
13 割ピン
14 ハンドル
15 角孔
16 ストッパ
17 外側板
18 内側板
19 連結板
20 溝部
21 欠除部
23 連結部材
24 ボルト
25 ナット

Claims (1)

  1. ベルトコンベヤに於けるリターンローラの両端設置の外側にコンベヤフレームから下方に突出するように設けた支持部材と、この各支持部材の下部に回動操作部材の操作にともない可逆回動するように軸承した駆動軸と、上記両支持部材の内側に位置して上記駆動軸の内端に取り付けた起伏状回動するローラ受け回転フレームと、このローラ受け回転フレームの起立姿勢を維持するように上記支持部材に対する前記ローラ受け回転フレームの回動を止めるように設けた固定手段と、上記両側の対向ローラ受け回転フレームが同調回動するように連結すると共に、前記ローラ受け回転フレームの伏せ方向の回動にともないリターン側ベルトを押し上げるように設けた連結部材と上記起立姿勢のローラ受け回転フレームの上縁から下方にU字状に欠除させて、この欠除の並列両側縁に前記リターンローラの支軸の端部外周面の溝部が係合状態の嵌まり込みにともない前記支軸を不回転状態に保持するように設けた欠除部とからなり、前記ローラ受け回転フレームの起立姿勢の状況下に前記駆動軸の軸芯が、前記支軸の軸芯よりも低い位置になるようにしたことを特徴とするリターンローラの交換装置。
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