JP2019018881A - 建築用化粧材の運送及び/或いは保管方法 - Google Patents
建築用化粧材の運送及び/或いは保管方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本考案は重量の重い高意匠化粧板のプロテクトフィルムの粘着層が化粧板の重量により積み重ねて保管する際にその重量によって表面を損傷したりプロテクトフィルムがはがれなくなることを防止する。
【解決手段】本考案は2枚ずつ梱包された製品をパレット上に立てて整置することによりプロテクトフィルムの粘着層と化粧板の表面に荷重がかからないようにして整置する。更にパレットを多段に収納するために支柱に勘合ユニットを設ける場合もある。
【選択図】図4
【解決手段】本考案は2枚ずつ梱包された製品をパレット上に立てて整置することによりプロテクトフィルムの粘着層と化粧板の表面に荷重がかからないようにして整置する。更にパレットを多段に収納するために支柱に勘合ユニットを設ける場合もある。
【選択図】図4
Description
本発明は1枚の重さが重い化粧材の運送及び/或いは保管方法に関する
近年高意匠、高耐久性の高級外壁材が開発されてきている。例えばこれらの化粧板はいわゆるプロテクトフィルムが表面に貼られ2枚ずつ梱包されパレット上に平積されて保管される。倉庫内では1パレットに20束ずつ積まれ5パレットが積み重ねられて保管される場合がある。
1パレット内の下の部分が荷重で押し付けられて凹凸ができたり、化粧面が損傷したり、プロテクトフィルムがはがれにくくなったりする事故が生ずることがあった。
1パレット内の下の部分が荷重で押し付けられて凹凸ができたり、化粧面が損傷したり、プロテクトフィルムがはがれにくくなったりする事故が生ずることがあった。
これらの現象は輸送中の温度条件によっても助長されるようである。プロテクトフィルムに使用される粘着剤の成分と化粧板に使用されるトップコートの成分の関係や荷重の大きさ等も影響があると思われる。
運送及び/或は保管中に化粧板表面に荷重のかからない積載方法を検討することである。
具体的に例示するとサイズが455mm×1820mm、厚さ16mmの化粧板の化粧面に透明プロテクトフィルムを装着し(図1)、フィルム面同士が重なるように2枚1組を長辺側面の2面に添木を当ててPPバンドで4か所バンド締めを行う(図2)。梱包された製品は(図3)のパレット上に立てて保管する(図4)。大量に保管する場合はパレットの支柱の底部と先端部に設けられた勘合用の治具(図6)を使用して多段に積み上げる。
本発明による積載方法は運送/或いは保管の際にプロテクトフィルムと化粧板のトップコート面の粘着剤層に荷重が掛かることがないので粘着剤層が化粧板のトップコートに物理的、化学的に影響が与えられることが軽減される。それにより従来時々発生していた運送及び/或いは保管中の化粧板表面のプロテクトフィルムによる不具合が軽減された。
化粧板の表面にプロテクトフィルム(1)を粘着する(図1)。プロテクトフィルム(1)が粘着された2枚の化粧板を面々合わせで長辺側面に化粧板の厚さ2枚に相当する巾の添木(2)を当ててPPバンドで結束して梱包する(図2)。(図3)に示すパレットに梱包された化粧板を端から順番に立てかけて(図4)の状態に立てて整置する。所定の梱包数量が収納されたパレットは(図5)のごとく支柱に設けられた勘合用の治具(6)を接続することにより多段に積み上げられて保管される。このようにして保管された化粧板はその表面とプロテクトフィルムの粘着剤層の間に強い荷重がかからないため化粧板の表面を損傷したりプロテクトフィルムがはがれにくくなったりすることはない。
455mm×1820mm×16mmの窯業系基板(ニチハ株式会社製)にウレタン系塗料で下塗りし更にその表面にブルー色エナメル塗料を塗装した。乾燥は棚に入れて金庫炉で100℃×60分乾燥してブルー色の化粧板を得た。更に48時間養生して製品を完成させた。十分養生したのちにプロテクトフィルムを表面に気泡、しわが発生しないように帳貼り合わせた。更にそののちに面面どうしセットし長辺側面に添木をセットしていわゆるPPバンドで4か所結束して梱包を完成させた。運送及び/或いは保管のために(図3)に示すパレットに(図4)に示すように立てかけて整置した。所定数量が収納されたパレットは(図5)のように勘合用治具を介して積み上げる。
1.化粧板
2.プロテクトフィルム
3.添木
4.PPバンド
5.支柱
6.勘合用治具
2.プロテクトフィルム
3.添木
4.PPバンド
5.支柱
6.勘合用治具
Claims (3)
- 建築用化粧板材(以下化粧板という)の運送及び/或は保管の方法であって、化粧板を立てて整置し化粧板の表面に荷重がかからないようにして運送及び/或は保管する方法。
- 請求項1において立てて化粧板を整置しプロテクトフィルムの粘着剤層と化粧板表面に荷重がかからないように整置することによりプロテクトフィルムの粘着剤により化粧板表面が損傷したり、プロテクトフィルムがはがれなくなることがないように整置したことを特徴とする請求項1の運送及び/或は保管方法。
- 請求項1及び請求項2において所定の梱包数量が収納されたパレットは支柱に設けられた勘合用治具を介して積み上げられ保管される。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017138086A JP2019018881A (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 建築用化粧材の運送及び/或いは保管方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017138086A JP2019018881A (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 建築用化粧材の運送及び/或いは保管方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019018881A true JP2019018881A (ja) | 2019-02-07 |
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Family Applications (1)
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JP2017138086A Pending JP2019018881A (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 建築用化粧材の運送及び/或いは保管方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2019018881A (ja) |
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2017
- 2017-07-14 JP JP2017138086A patent/JP2019018881A/ja active Pending
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