JP2019016712A - シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法およびシリコン貫通電極を有する半導体デバイス - Google Patents

シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法およびシリコン貫通電極を有する半導体デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】キープアウト領域を小さくすることの可能な、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法およびシリコン貫通電極を有する半導体デバイスを提供すること。【解決手段】本発明のシリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法は、前記シリコン貫通電極を作製する工程が、一方の主面上にトランジスタが形成されたシリコン基板の該一方の主面に非貫通ビアを形成する工程と、少なくとも前記非貫通ビアの側壁に絶縁性有機ポリマー材料からなる第1絶縁層を形成する工程と、前記第1絶縁層を形成した前記非貫通ビアに、所定の酸性銅めっき液を用いる電気めっきにより銅めっきする工程と、前記シリコン基板の他方の主面を研磨して、前記非貫通ビアに充填された銅を露出させて前記シリコン貫通電極を形成する工程と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法およびシリコン貫通電極を有する半導体デバイスに関する。
LSIチップの微細化の限界を超える技術の一つとして、LSIチップを多数積層して一つのパッケージにする三次元実装技術が検討されている。三次元実装技術では、シリコン貫通電極(Through Silicon Via)(以下、TSVと略す)により、上のトランジスタと下のトランジスタを接続する。TSVの作製プロセスの一つであるビアミドルプロセスは、配線工程の前にTSVを形成するプロセスである。ビアミドルプロセスでは、トランジスタを形成したシリコン基板上に非貫通ビアを形成し、酸性銅めっき液を用いる電気めっきによりその非貫通ビアを銅で埋める。さらに、CMPによりシリコン基板を薄膜化して非貫通ビアの底部を露出させ、そして配線層の形成時に絶縁用酸化膜を形成する。
しかしながら、ビアミドルプロセスでは、絶縁用酸化膜を形成する際、400〜600℃に加熱するが、銅の線膨張係数がシリコンよりも大きいため、TSVの銅が膨張し(以下、ポンピングという)、TSVの周囲のシリコン基板に圧縮応力が発生する。この圧縮応力は、TSVの周囲に配置されている半導体素子の動作特性に悪影響を及ぼすことが知られている。そのため、TSVを取り囲むように、半導体素子の配置が制限されるキープアウト領域(Keep Out Zone)(以下、KOZと略す)が生じる。KOZの存在により、半導体素子を設ける面積が制限されることから、半導体素子の高集積化が困難であるという問題がある。
KOZを小さくするために、例えば、TSVのライナーに、絶縁性有機ポリマー材料を用いる方法が提案されている(例えば、特許文献1)。絶縁性有機ポリマー材料は、従来のテトラエチルオルソシリケート等を用いたSiOライナーに比べ、ヤング率が小さいので、ポンピングによる圧縮応力を吸収することが可能である。また、絶縁性ポリマー材料を用いたライナーは、SiOライナーに比べて比誘電率が小さいので、TSVの寄生容量を低減することも可能である。
特開2010−205990号公報
しかしながら、高集積化のためにKOZをさらに小さくできる技術が依然として必要とされている。
そこで、本発明は、KOZを小さくすることの可能な、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法およびシリコン貫通電極を有する半導体デバイスを提供することを目的とした。
上記課題を解決するため、本発明のシリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法は、前記シリコン貫通電極を作製する工程が、一方の主面上にトランジスタが形成されたシリコン基板の該一方の主面に非貫通ビアを形成する工程と、少なくとも前記非貫通ビアの側壁に絶縁性有機ポリマー材料からなる第1絶縁層を形成する工程と、前記第1絶縁層を形成した前記非貫通ビアに、酸性銅めっき液を用いる電気めっきにより銅めっきする工程と、前記シリコン基板の他方の主面を研磨して、前記非貫通ビアに充填された銅を露出させて前記シリコン貫通電極を形成する工程と、を含み、前記酸性銅めっき液が、カチオン性ポリマーからなる第1の添加剤と、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム二水和物、エチレンチオ尿素、およびポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩からなる群から選択される少なくとも1種の第2の添加剤と、硫黄原子含有有機化合物からなる第3の添加剤と、を含み、銅濃度が10〜60g/Lであり、硫酸濃度が10〜200g/Lであり、90mg/L以下の塩化物イオンを含む、ことを特徴とする。
また、本発明の別の、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法は、シリコン貫通電極を作製する工程が、一方の主面上にトランジスタと配線層が形成されたシリコン基板の他方の主面に貫通ビアを形成する工程と、少なくとも前記貫通ビアの側壁に絶縁性有機ポリマー材料からなる第1絶縁層を形成する工程と、前記第1絶縁層を形成した前記貫通ビアに、酸性銅めっき液を用いる電気めっきにより銅めっきする工程と、を含み、前記酸性銅めっき液が、カチオン性ポリマーからなる第1の添加剤と、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム二水和物、エチレンチオ尿素、およびポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩からなる群から選択される少なくとも1種の第2の添加剤と、硫黄原子含有有機化合物からなる第3の添加剤と、を含み、銅濃度が10〜60g/Lであり、硫酸濃度が10〜200g/Lであり、90mg/L以下の塩化物イオンを含む、ことを特徴とする。
また、本発明のシリコン貫通電極を有する半導体デバイスは、前記シリコン貫通電極が、一方の主面上にトランジスタと配線層が形成されたシリコン基板の前記一方の主面から他方の主面まで貫通する貫通孔と、少なくとも前記貫通孔の側壁を覆う絶縁性有機ポリマー材料からなる第1絶縁層と、前記第1絶縁層の形成された前記貫通孔を充填する銅めっき層とを有し、前記銅めっき層を構成する酸性銅めっき物の室温における格子定数が、3.6147Åより大きい、ことを特徴とする。
本発明によれば、シリコン基板に加わる圧縮応力を大きく低減することでKOZを小さくすることが可能となる。
本発明のシリコン貫通電極を有する半導体デバイスのシリコン貫通電極の構造の一例を示す模式縦断面図である。 本発明の製造方法に用いる酸性めっき液を用いた場合の、TSV付近でシリコン基板に発生する応力の測定結果の一例を示す図である。
以下、図面等を参照して本発明の実施の形態について詳しく説明する。
実施の形態1
本実施の形態では、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法について説明する。本発明の、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法は、前記シリコン貫通電極を作製する工程が、一方の主面上にトランジスタが形成されたシリコン基板の該一方の主面に非貫通ビアを形成する工程と、少なくとも前記非貫通ビアの側壁に絶縁性有機ポリマー材料からなる第1絶縁層を形成する工程と、前記第1絶縁層を形成した前記非貫通ビアに、酸性銅めっき液を用いる電気めっきにより銅めっきする工程と、前記シリコン基板の他方の主面を研磨して、前記非貫通ビアに充填された銅を露出させて前記シリコン貫通電極を形成する工程と、を含み、前記酸性銅めっき液が、カチオン性ポリマーからなる第1の添加剤と、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム二水和物、エチレンチオ尿素、およびポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩からなる群から選択される少なくとも1種の第2の添加剤と、硫黄原子含有有機化合物からなる第3の添加剤と、を含み、銅濃度が10〜60g/Lであり、硫酸濃度が10〜200g/Lであり、90mg/L以下の塩化物イオンを含む、ことを特徴とするものである。
まず、本発明に用いる酸性銅めっき液について説明する。本発明に用いる酸性銅めっき液は従来のめっき銅に比べて線膨張係数の小さい銅めっき物を与えることができる。
第1の添加剤として用いるカチオン性ポリマーは、カチオン性基を分子内に有するポリマーであれば特に限定されない。カチオン性基としては、1級アミン基、2級アミン基、3級アミン基、4級アンモニウム基を挙げることができる。1級、2級または3級アミン基を分子内に含むポリマー(1級、2級または3級アミン塩ポリマーともいう)としては、ポリジアリルアミン塩、ポリアリルアミン塩、ポリエチレンイミン等を挙げることができる。また、4級アンモニウム基を分子内に含むポリマー(4級アンモニウム塩ポリマーともいう)としては、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の単独重合体やその共重合体を挙げることができ、共重合体としてはジアリルジメチルアンモニウムクロリドと二酸化硫黄との共重合体を挙げることができる。その共重合体の組成は、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド:二酸化硫黄のモル比が0.5:0.5〜0.95:0.05である。好ましくは、モル比が0.5:0.5である。また、第1の添加剤として複数のカチオン性ポリマーを用いることもできる。例えば、1級、2級または3級アミン塩ポリマーと4級アンモニウム塩ポリマーとを一緒に用いてもよい。また、4級アンモニウム塩ポリマーの単独重合体とその共重合体とを一緒に用いてもよい。
第1の添加剤の濃度は、1〜50mg/L、好ましくは2〜20mg/Lである。1mg/Lより小さくても、また50mg/Lより大きくても線膨張係数が小さくなりにくいからである。また、4級アンモニウム塩ポリマーの分子量は、数平均分子量が1,000〜100,000の範囲にあることが好ましい。ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)と、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドと二酸化硫黄との共重合体は市販されており、本発明では、その市販品を用いることもできる。例えば、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)は、(ニットーボーメディカル社製)のPAS−H−1L、PAS−5Lを挙げることができる。また、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドと二酸化硫黄との共重合体は、ニットーボーメディカル社製のPAS−A−1やPAS−A−5を挙げることができる。
第2の添加剤としては、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム二水和物、エチレンチオ尿素、およびポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩からなる群から選択される少なくとも1種の化合物を用いる。好ましくは、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム二水和物、およびポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩、より好ましくは、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩である。第2の添加剤の濃度は、0.1〜100mg/L、好ましくは1〜50mg/Lである。0.1mg/Lより小さくても、また100mg/Lより大きくても、線膨張係数が小さくなりにくいからである。
なお、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩とは、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の対イオンである塩化物イオンの一部が2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸イオンで置換されたものである。その置換比率は、モル比で塩化物体:2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩体=90:10〜50:50の範囲が好ましい。
第3の添加剤としては、硫黄原子含有有機化合物を用いる。硫黄原子含有有機化合物としては、酸性銅めっきにおいてめっき析出速度を増加させる促進剤として使用されている公知の硫黄原子含有有機化合物を1種以上用いることができる。本発明で用いる硫黄原子含有有機化合物は、1つ以上の硫黄原子を含有する有機化合物であり、例えば、(ジ)アルカンスルホン酸およびその塩、メルカプトアルカンスルホン酸およびその塩、芳香族スルホン酸およびその塩、ビス−(スルホアルキル)ジスルフィドおよびその塩、並びにジアルキルジチオカルバミン酸およびその塩からなる群から選択される1種以上の化合物を挙げることができる。(ジ)アルカンスルホン酸としては、例えば、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、ジプロパンスルホン酸等を挙げることができる。また、メルカプトアルカンスルホン酸としては、例えば、メルカプトエチルスルホン酸、メルカプトプロパンスルホン酸等を挙げることができる。また、芳香族スルホン酸としては、例えば、p−トルエンスルホン酸、m−キシレンスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸等を挙げることができる。また、ビス−(スルホアルキル)ジスルフィドとしては、例えば、ビス−(スルホプロピル)ジスルフィド等を挙げることができる。また、ジアルキルジチオカルバミン酸としては、例えば、N,N−ジメチル−ジチオカルバミルプロパンスルホン酸等を挙げることができる。
第3の添加剤の濃度は、0.1〜100mg/L、好ましくは0.5〜50mg/Lである。0.5mg/Lより小さくても、50mg/Lより大きくても、線膨張係数が小さくなりにくいからである。
第1の添加剤に、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)および/またはジアリルジメチルアンモニウムクロリドと二酸化硫黄との共重合体を用いる場合、第2の添加剤は、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム二水和物、エチレンチオ尿素、またはポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩のいずれでもよいが、好ましくは、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)とポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩との組み合わせである。ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)とポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩とを組み合わせることで、より熱膨張しにくい、すなわちより線膨張係数の小さい酸性銅めっき物を製造することができる。
酸性銅めっき液に用いる銅イオン源は、酸性銅めっき液に用いられる種々の無機銅塩や有機銅塩を用いることができるが、硫酸銅5水和物が好ましい。線膨張係数を小さくするためには、めっき液中の銅濃度は、10〜60g/L、好ましくは15〜55g/Lであり、銅塩を溶解するのに用いる硫酸の濃度は、10〜200g/L、好ましくは25〜180g/Lであり、また、塩化物イオンの濃度は、90mg/L以下でゼロではなく、好ましくは1〜70mg/Lである。
第1絶縁層(以下、ライナーともいう)には、絶縁性有機ポリマー材料を用いる。絶縁性有機ポリマー材料としては、ヤング率と誘電率が小さいものが好ましい。例えば、ポリイミド樹脂、ポリ(p−キシレン)樹脂、ポリウレア樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂からなる群から選択される1種を挙げることができる。ライナーは、スピンコーティング法を用いて形成することができる。
本製造方法で製造する半導体デバイスとは、TSVを含む装置であれば特に限定されないが、例えば、LSIチップをTSVで積層したもの、ガラス基板にTSVを用いたもの等を挙げることができる。
非貫通ビアの開口径は、0.5〜100μm、好ましくは1〜50μmである。また、非貫通ビアの深さは、1〜1000μm、好ましくは2〜500μmである。またアスペクト比は、0.1〜100、好ましくは1〜40である。
上記の電気めっきにより銅を充填する工程における電気めっき条件としては、浴温は、室温〜99℃、好ましくは20〜40℃である。また、通電方法は、直流電解またはPR電解(周期的電流反転電解)を用いることができる。電流密度は、0.1〜800mA/cm、好ましくは1〜200mA/cmである。また、めっき時間は、ビアの直径や深さによるが、20〜300分が好ましい。また、陽極には、酸性銅めっきに用いられるものであれば特に限定されず、可溶性電極または不溶性電極を用いることができる。また、めっき液の攪拌は、エアレーションや噴流等の一般的な方法を用いることができる。なお、電気めっきを行うためのシード層としては、第1絶縁層上にスパッタリング等で形成した銅層を用いることができる。
本実施の形態によれば、上記の低線膨張係数を与える酸性めっき液を用いて銅めっき層を形成することで銅めっき層のポンピングを抑制し、さらに絶縁性有機ポリマー材料からなるライナーを用いることでその低いヤング率によりポンピングによる圧縮応力を吸収することができるので、シリコン基板に加わる圧縮応力を大きく低減することが可能となる。これにより、KOZを小さくすることが可能となる。
実施の形態2
実施の形態1では、ビアミドルプロセスを用いるシリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法について説明したが、ビアラストプロセスとビアラストバックサイドプロセスを用いる、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法にも適用できる。
本実施の形態に係るシリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法は、シリコン貫通電極を作製する工程が、一方の主面上にトランジスタと配線層が形成されたシリコン基板の他方の主面に貫通ビアを形成する工程と、少なくとも前記貫通ビアの側壁に絶縁性有機ポリマー材料からなる第1絶縁層を形成する工程と、前記第1絶縁層を形成した前記貫通ビアに、酸性銅めっき液を用いる電気めっきにより銅めっきする工程と、を含み、前記酸性銅めっき液が、カチオン性ポリマーからなる第1の添加剤と、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム二水和物、エチレンチオ尿素、およびポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩からなる群から選択される少なくとも1種の第2の添加剤と、硫黄原子含有有機化合物からなる第3の添加剤と、を含み、銅濃度が10〜60g/Lであり、硫酸濃度が10〜200g/Lであり、90mg/L以下の塩化物イオンを含む、ことを特徴とするものである。
本実施の形態においては、貫通ビアの開口径、深さ、およびアスペクト比は、実施の形態1の非貫通ビアと同様の値を用いることができる。また、電気めっき条件も実施の形態1の場合と同様である。また、製造する半導体デバイスも実施の形態1の場合と同様である。
本実施の形態においても、実施の形態1の場合と同様に、上記の低線膨張係数を与える酸性めっき液を用いて銅めっき層を形成することで銅めっき層のポンピングを抑制し、さらに絶縁性有機ポリマー材料からなるライナーを用いることでその低いヤング率によりポンピングによる圧縮応力を吸収することができるので、シリコン基板に加わる圧縮応力を大きく低減することが可能となる。これにより、KOZを小さくすることが可能となる。
実施の形態3
本実施の形態では、実施の形態1または2の製造方法を用いて得られる、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスについて説明する。
本実施の形態に係るシリコン貫通電極を有する半導体デバイスは、前記シリコン貫通電極が、一方の主面上にトランジスタと配線層が形成されたシリコン基板の前記一方の主面から他方の主面まで貫通する貫通孔と、少なくとも前記貫通孔の側壁を覆う絶縁性有機ポリマー材料からなる第1絶縁層と、前記第1絶縁層の形成された前記貫通孔を充填する銅めっき層とを有し、前記銅めっき層を構成する酸性銅めっき物の室温における格子定数が、3.6147Åより大きい、ことを特徴とする。
図1は、シリコン貫通電極の構造の一例を示す模式縦断面図である。シリコン貫通電極2は、シリコン基板1の一方の主面から他方の主面まで貫通する貫通孔3と、貫通孔3の側壁とシリコン基板1の一方の主面を覆う第1絶縁層4と、第1絶縁層4の形成された貫通孔3を充填する銅めっき層5を有している。また、シリコン基板1の他方の主面には第2の絶縁層6が形成されている。
銅めっき層を構成する酸性銅めっき物は、従来の酸性銅めっき物と比べ、室温における格子定数が大きく、例えば3.6147Åより大きいことを特徴とするものである。本発明の酸性銅めっき物の格子定数は、好ましくは、3.6147Å〜3.62Åである。
さらに、銅めっき層を構成する酸性銅めっき物は、従来の酸性銅めっき物に比べて線膨張係数が小さい。従来のめっき銅は、その線膨張係数は1.70×10−5/Kであり、温度に依存しない一定の値をとる。これに対し、本発明で用いる酸性銅めっき物は、ある温度以上あるいはある温度範囲で、従来のめっき銅よりも線膨張係数が小さくなる。以下、本発明で用いる酸性銅めっき物の態様について、酸性銅めっき物の熱処理温度または使用温度の下限温度と上限温度を用いて説明する。ある態様の酸性銅めっき物は、下限温度から上限温度の範囲内で、常に従来のめっき銅より線膨張係数が小さい(態様1)。また、別の態様の酸性銅めっき物は、下限温度と上限温度の間のある中間温度までは従来のめっき銅より線膨張係数が小さいが、その中間温度を超えると従来のめっき銅より線膨張係数が大きい(態様2)。また、別の態様の酸性銅めっき物は、下限温度と上限温度の間のある温度範囲内のみで従来のめっき銅より線膨張係数が小さい(態様3)。また、別の態様の酸性銅めっき物は、下限温度と上限温度の間のある中間温度までは従来のめっき銅より線膨張係数が小さく、さらにその中間温度を超えると線膨張係数がゼロあるいはマイナス(収縮する)となる(態様4)。また、別の態様では、下限温度と上限温度の間のある中間温度までは従来のめっき銅より線膨張係数が大きく、その中間温度を超えると線膨張係数が小さくなりゼロあるいはマイナス(収縮する)となる(態様5)。ここで下限温度は0℃〜100℃であり、上限温度は600℃〜800℃である。下限温度と上限温度の組み合わせは、0℃〜800℃、好ましくは100℃〜600℃である。また、従来のめっき銅より線膨張係数が小さくなる、ある温度範囲とは、下限温度と上限温度の間の中間の温度範囲内であれば特に限定されないが、例えば下限温度と上限温度の組み合わせが100℃〜600℃の場合、100℃以上500℃未満、100℃以上400℃未満、100℃以上300℃未満、100℃以上200℃未満、200℃以上600℃未満、200℃以上500℃未満、200℃以上400℃未満、200℃以上300℃未満、300℃以上600℃未満、300℃以上500℃未満、300℃以上400℃未満、400℃以上600℃未満、400℃以上500℃未満、または500℃以上600℃未満である。
例えば、本発明で用いる酸性銅めっき物には、200℃での線膨張係数が、1.58×10−5/K以下であるものが含まれる。また、本発明で用いる酸性銅めっき物には、400℃での線膨張係数が、1.55×10−5/K以下であるものが含まれる。また、本発明で用いる酸性銅めっき物には、200℃での線膨張係数が、1.58×10−5/K以下であり、かつ400℃での線膨張係数が、1.55×10−5/K以下であるものが含まれる。さらに、本発明で用いる酸性銅めっき物には、ある温度以上で負の線膨張係数を有し、逆に収縮するものも含まれる。
また、本発明で用いる酸性銅めっき物は、熱処理後の炭素含有量が多い方が好ましい。線膨張率が小さくなり易いからである。例えば、450℃での熱処理後の炭素含有量が0.005重量%以上、好ましくは0.01重量%以上、より好ましくは0.015重量%である。なお、炭素含有量は、高周波燃焼赤外線吸光法により測定した値を用いることができる。
(線膨張係数の測定方法)
ここで、本発明で用いた、線膨張係数の測定方法について説明する。測定には、NETZSCH JAPAN製の線膨張測定装置(型式TD5000 SA/25/15)を用いた。測定試料には、以下の手順で作製したパイプ状試料を用いた。
1.銅めっき用カソード電極の作製
外径4mm、厚さ0.2mm、長さ100mmのアルミパイプの表面に、長さ約15mmにわたって厚さ15nmのAu膜をスパッタリングにより形成した。
2.銅めっき
上部をフッ素樹脂テープでマスキングしたAu膜付きアルミパイプを本発明の酸性銅めっき液に浸漬してカソードとし、5〜100mA/cmの定電流でAu膜上に銅を析出させた。なお、電源には、菊水電子工業製の直流電源PMX18−2Aを用い、めっき液攪拌には、イワキ製のマグネットポンプ(Iwaki MD−15R−N)を用いた。また、アルミパイプの表面のめっき面積は、マスキングテープで調整し、(1.5×0.4×π)=1.88cmとした。
3.アルミの溶解
表面に銅を析出させたアルミパイプを、100g/Lの水酸化ナトリウム溶液中に浸漬して、アルミを溶解させることで、銅めっき物からなり、内径が4mm、厚さが約20μm、長さ15mmのパイプ(以下、銅めっき物パイプと略す)を得た。
なお、線膨張率の測定は、作製した銅めっき物パイプを線膨張測定装置の測定セル内に取り付け、標準試料に石英棒を用いて室温から500℃の温度範囲で行った。
(顕微ラマン分光法を用いた応力分布測定)
顕微ラマン分光法を用い、本発明で用いた銅めっき物が、TSVの周囲の応力分布に与える影響について検討した。TSVの内径は6μmであり、ライナーには、SiO膜を用い、以下の2種の酸性めっき液A,Bを用いた。酸性めっき液Aは、実施の形態1,2に記載しためっき液である。酸性めっき液Bは、第2の添加剤を含まないめっき液である。
酸性銅めっき液A,Bの組成を表1に示す。用いた添加剤の略号と入手先は以下の通りである。
SDDACC:ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)(ニットーボーメディカル社製)
SPS:ビス−(スルホプロピル)ジスルフィド(アルドリッチ製)
ETU:エチレンチオ尿素(和光純薬製)
アニール後の応力分布の測定結果を図2に示す。酸性めっき液Bを用いた場合、TSVから2μm付近までシリコン基板に対する圧縮応力が存在し、1μm付近では約20MPa近い圧縮応力が存在した。これに対し、酸性めっき液Aを用いた場合には、TSVの周囲には実質的に圧縮応力は認められなかった。
本実施の形態によれば、従来に比べKOZの小さい、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスを提供することが可能となる。
本発明によれば、TSVの銅のポンピングに起因する圧縮応力を低減することでKOZを小さくすることが可能となり、三次元実装技術の実用化に非常に有用である。
1 シリコン基板
2 TSV
3 貫通孔
4 第1絶縁層
5 銅めっき層
6 第2絶縁層

Claims (14)

  1. シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法であって、前記シリコン貫通電極を作製する工程が、
    一方の主面上にトランジスタが形成されたシリコン基板の該一方の主面に非貫通ビアを形成する工程と、
    少なくとも前記非貫通ビアの側壁に絶縁性有機ポリマー材料からなる第1絶縁層を形成する工程と、
    前記第1絶縁層を形成した前記非貫通ビアに、酸性銅めっき液を用いる電気めっきにより銅めっきする工程と、
    前記シリコン基板の他方の主面を研磨して、前記非貫通ビアに充填された銅を露出させて前記シリコン貫通電極を形成する工程と、を含み、
    前記酸性銅めっき液が、カチオン性ポリマーからなる第1の添加剤と、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム二水和物、エチレンチオ尿素、およびポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩からなる群から選択される少なくとも1種の第2の添加剤と、硫黄原子含有有機化合物からなる第3の添加剤と、を含み、銅濃度が10〜60g/Lであり、硫酸濃度が10〜200g/Lであり、90mg/L以下の塩化物イオンを含む、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法。
  2. 前記第1の添加剤が、4級アンモニウム塩ポリマーである、請求項1記載の製造方法。
  3. 前記第2の添加剤が、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩である、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 前記第3の添加剤が、(ジ)アルカンスルホン酸およびその塩、メルカプトアルカンスルホン酸およびその塩、芳香族スルホン酸およびその塩、ビス−(スルホアルキル)ジスルフィドおよびその塩、並びにジアルキルジチオカルバミン酸およびその塩からなる群から選択される1種以上の化合物である、請求項1から3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 前記絶縁性有機ポリマー材料が、ポリイミド樹脂、ポリ(p−キシレン)樹脂、ポリウレア樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂からなる群から選択される1種である、請求項1から4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法であって、シリコン貫通電極を作製する工程が、
    一方の主面上にトランジスタと配線層が形成されたシリコン基板の他方の主面に貫通ビアを形成する工程と、少なくとも前記貫通ビアの側壁に絶縁性有機ポリマー材料からなる第1絶縁層を形成する工程と、前記第1絶縁層を形成した前記貫通ビアに、酸性銅めっき液を用いる電気めっきにより銅めっきする工程と、を含み、前記酸性銅めっき液が、カチオン性ポリマーからなる第1の添加剤と、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸、2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム二水和物、エチレンチオ尿素、およびポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩からなる群から選択される少なくとも1種の第2の添加剤と、硫黄原子含有有機化合物からなる第3の添加剤と、を含み、銅濃度が10〜60g/Lであり、硫酸濃度が10〜200g/Lであり、90mg/L以下の塩化物イオンを含む、シリコン貫通電極を有する半導体デバイスの製造方法。
  7. 前記第1の添加剤が、4級アンモニウム塩ポリマーである、請求項6記載の製造方法。
  8. 前記第2の添加剤が、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)の部分2−メルカプト−5−ベンズイミダゾールスルホン酸塩である、請求項6または7に記載の製造方法。
  9. 前記第3の添加剤が、(ジ)アルカンスルホン酸およびその塩、メルカプトアルカンスルホン酸およびその塩、芳香族スルホン酸およびその塩、ビス−(スルホアルキル)ジスルフィドおよびその塩、並びにジアルキルジチオカルバミン酸およびその塩からなる群から選択される1種以上の化合物である、請求項6から8のいずれか1項に記載の製造方法。
  10. 前記絶縁性有機ポリマー材料が、ポリイミド樹脂、ポリ(p−キシレン)樹脂、ポリウレア樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂からなる群から選択される1種である、請求項6から9のいずれか1項に記載の製造方法。
  11. シリコン貫通電極を有する半導体デバイスであって、前記シリコン貫通電極が、
    一方の主面上にトランジスタと配線層が形成されたシリコン基板の前記一方の主面から他方の主面まで貫通する貫通孔と、少なくとも前記貫通孔の側壁を覆う絶縁性有機ポリマー材料からなる第1絶縁層と、前記第1絶縁層の形成された前記貫通孔を充填する銅めっき層とを有し、前記銅めっき層を構成する酸性銅めっき物の室温における格子定数が、3.6147Åより大きい、シリコン貫通電極を有する半導体デバイス。
  12. 前記酸性銅めっき物の200℃における線膨張係数が1.58×10−5/K以下である、請求項11に記載の半導体デバイス。
  13. 前記酸性銅めっき物の400℃における線膨張係数が1.55×10−5/K以下である、請求項11または12に記載の半導体デバイス。
  14. 前記絶縁性有機ポリマー材料が、ポリイミド樹脂、ポリ(p−キシレン)樹脂、ポリウレア樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂からなる群から選択される1種である、請求項11から13のいずれか1項に記載の半導体デバイス。
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