JP2019015944A - メガネのレンズ用除菌クリーナー - Google Patents

Abstract

【課題】メガネのレンズの汚れや曇りを細部までしっかりとぬぐい取ることができ、レンズにこびりついた油性分など粘着性のある汚れまでこすり取ることができ、除菌性があるクリーナーを提供する。【解決手段】クリーナーは、揮発性のあるアルコール成分を使うことにより、油性分を含むあらゆる汚れ、曇りを拭き取ることができ、長さは手のひらサイズくらいであり、目に見えない各種の細菌も除去するので、快適なメガネライフを楽しむことができる。【選択図】図２

Description

本発明は、アルコール成分を滲み出させながらメガネのレンズの汚れや曇りをぬぐい取るスポンジ部と、残りカスなどを除去する繊維部の二段構成になっており、レンズの清掃と除菌を同時に行うクリーナーに関する。

従来、メガネのレンズのクリーニングは、布などでこすって汚れを拭き取るのが一般的である。しかし、これでは汚れや曇りを細部まで十分には取り切れず、皮脂分なども残ってしまう。そこでレンズを二面の布クロスで挟んで摺動させ汚れを取るタイプ（例えば特許文献１参照）がある。また、レンズの裏表に高速振動を与えてクリーニングするタイプ（例えば特許文献２参照）もある。

実登３０９４０００ 公報

特開２００５−２６６７３１ 公報

以上に述べたように従来のクリーナーでは、布やクロスだけのものが多く、きめ細かな拭き取りができない。表面にこびりついた皮脂や手あか、化粧品を取ることも難しい。また特許文献１のようにレンズを二面クロスで挟み摺動させても細部の汚れを取ることは困難である。特許文献２のように電気的な高速振動でクリーニングするタイプでは、装置が大がかりになりコストも高い。

本発明は、このような従来の方式が持つ問題を解決するものである。はく離性、揮発性のあるアルコール成分でクリーニングするので、油脂分を含む汚れや曇りが細部まで落ちやすく除菌性もある。レンズにはスポンジ部と繊維部だけが接触するため、手を汚さずに済む。

日本人のメガネ人口は６０００万人と言われる。ほぼ二人に一人の勘定である。そのメガネをかける人の共通の悩みは、レンズの汚れや曇りである。汚れには汗や皮脂、手あか、化粧品までが混じっているので、布でこすったくらいでは簡単には取れない。端っこの細部となると尚更である。該クリーナーでは、スポンジ部から滲出するアルコール成分がレンズの細部まで汚れを拭き取る力を発揮し、除菌性もあわせ持つ。

本発明のクリーナーの形状と外観。 同クリーナーのキャップを外した図。

以下、本発明の実施の形態を図１〜図２に基づいて説明する。

図１は、スポンジ部にキャップをはめた状態のクリーナーの外観図。ボールペン状の細長タイプで、服のポケットに入るくらいのサイズが適当。

図２は、スポンジ部のキャップを外して、メガネのレンズを拭ける状態にあるもの。本体のクリーナー容器には除菌性のアルコール成分が入っている。

Claims (4)

1. メガネのレンズ用クリーナーであって、クリーナーの容器に入ったアルコール成分をクリーナー先端のスポンジ部に滲出させながら、同スポンジ部でレンズをこすることにより、レンズに付着する粘着性のものも含む汚れや曇りをぬぐい取り、除菌もする器具。
2. スポンジ部でぬぐい取った後に残るレンズの微かなホコリやカスは、クリーナーの頭部に設けた不織布、マイクロファイバーなどの繊維部により拭き取り仕上げをする。
3. 上記クリーナーの容器内には、汚れのはく離性に加えて除菌性や揮発性のあるエタノールなどのアルコール成分を一定濃度に希釈し入れている。メガネのレンズだけでなく、スマートフォン画面などのクリーナーとしても有効である。
4. 上記クリーナーはボールペンのような細長の形状をし、小さな径のスポンジ部によりメガネのレンズの細部の汚れまでぬぐい取ることができる。全体として服のポケットに入れておけるくらいのサイズが適当であろう。

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