JP2019012924A - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

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浩二 堀川
Koji Horikawa
浩二 堀川
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Abstract

【課題】早送りや早戻し時における映像変化の見逃しを抑制することができる技術を提供する。【解決手段】本発明の電子機器は、早送りおよび早戻しでない第1の再生と、前記早送りまたは前記早戻しである第2の再生とを含む複数の再生のいずれかを指示するユーザ操作を受け付ける受付手段と、VR動画の再生として、行われたユーザ操作に応じた再生を行う再生手段と、を有し、前記第1の再生は、前記VR動画の各フレームの第1の範囲が表示範囲として表示手段に表示されるような再生であり、前記第2の再生は、前記VR動画の各フレームの第2の範囲が前記表示範囲として前記表示手段に表示されるような再生であり、前記第2の範囲は、前記第1の範囲よりも広い。【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器、電子機器の制御方法、ブログラム、及び、記憶媒体に関し、特に、広範囲の映像範囲を有する動画を表示する制御方法に関するものである。
通常のカメラで撮影可能な画角よりも広い広範な画角を持つ動画、人間の視野角より広い範囲の映像を持つ動画、等の広範囲動画がある。高画質な広範囲動画を撮影可能な環境が整う頃に、広範囲動画が動画コンテンツとして多くのメディアに浸透してくると考えられる。
動画の視聴時には、所望の映像シーンを探したり再視聴したりするために、再生機器にて早送りや早戻しといった特殊再生が行われる(特許文献1)。
従来の再生に関するフローチャートを図23に示す。S2300では、動画の通常再生が行われる。撮影された動画の通常再生は、撮影の時間と等しい時間での再生である。S2301では、ユーザ操作の有無が判定される。ユーザ操作があったと判定されるまでS2301の処理が繰り返され、ユーザ操作があったと判定されると、S2302に処理が進む。
S2302では、S2301のユーザ操作が早送り操作(早送りを指示するユーザ操作)であるか否かが判定される。S2301のユーザ操作が早送り操作であると判定された場合は、S2303に処理が進み、そうでない場合は、S2305に処理が進む。S2303では、動画の早送り(早送り再生)が行われる。S2304では、早送りの解除が指示されたか否かが判定される。早送りの解除は、早送り操作の解除、早送り操作とは異なるユーザ操作、等によって指示される。早送りの解除が指示されたと判定されるまでS2303とS2304の処理が繰り返され、早送りの解除が指示されたと判定されると、早送りが解除され、本フローチャートが終了する。早送りが解除されると、例えば、再生が通常再生に戻る。
S2305では、S2301のユーザ操作が早戻し操作(早戻しを指示するユーザ操作)であるか否かが判定される。S2301のユーザ操作が早戻し操作であると判定された場合は、S2306に処理が進み、そうでない場合は、S2301に処理が戻る。S2306では、動画の早戻し(早戻し再生)が行われる。S2307では、早戻しの解除が指示されたか否かが判定される。早戻しの解除は、早戻し操作の解除、早戻し操作とは異なるユーザ操作、等によって指示される。早戻しの解除が指示されたと判定されるまでS2306とS2307の処理が繰り返され、早戻しの解除が指示されたと判定されると、早戻しが解除され、本フローチャートが終了する。早戻しが解除されると、例えば、再生が通常再生に戻る。
特開平6−133262号公報
多くの場合、広範囲動画は、HMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)を用いて仮想現実空間を体感しながら視聴される。広範囲動画の早送りや早戻しもHMDを用いて広範
囲動画を視聴しながら行われる。
しかしながら、HMDを用いて広範囲動画を視聴する場合には、一度に目視できる範囲(画角)は制限される。そのため、視聴者は、早送りや早戻し時において、非表示範囲(ディスプレイに表示されていない範囲;例えば、仮想現実空間において視聴者の後方に位置する範囲)の映像変化を見逃しやすい。一度に目視できる範囲が制限される他の視聴方法でも、同様の課題が生じる。
そこで本発明は、早送りや早戻し時における映像変化の見逃しを抑制することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、早送りおよび早戻しでない第1の再生と、前記早送りまたは前記早戻しである第2の再生とを含む複数の再生のいずれかを指示するユーザ操作を受け付ける受付手段と、VR動画の再生として、行われたユーザ操作に応じた再生を行う再生手段と、を有し、前記第1の再生は、前記VR動画の各フレームの第1の範囲が表示範囲として表示手段に表示されるような再生であり、前記第2の再生は、前記VR動画の各フレームの第2の範囲が前記表示範囲として前記表示手段に表示されるような再生であり、前記第2の範囲は、前記第1の範囲よりも広いことを特徴とする。
本発明によれば、早送りや早戻し時における映像変化の見逃しを抑制することができる。
本発明の全ての実施形態に係るブロック図である。 本発明の全ての実施形態に係る概略図である。 本発明の全ての実施形態に係る表示例である。 本発明の第1の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る表示例である。 本発明の第3の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る表示例である。 本発明の第4の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る表示例である。 本発明の第5の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る表示例である。 本発明の第6の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第6の実施形態に係る表示例である。 本発明の第7の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第7の実施形態に係る表示例である。 本発明の第8の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第8の実施形態に係る表示例である。 本発明の第8の実施形態に係る操作例である。 本発明の第9の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第9の実施形態に係る表示例である。 本発明の第9の実施形態に係る操作例である。 従来例に係るフローチャートである。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る表示システムの一例を示す。図1の表示システムは、本発明を適用可能な電子機器の一例としての映像生成装置100、表示装置109、及び、操作装置119を有する。
映像生成装置100は、VR動画を再生可能な装置である。VR動画とは、VR表示をすることのできる動画であるものとする。VR動画には、全方位カメラ(全天球カメラ)で撮像した全方位動画(全天球動画)や、表示手段に一度に表示できる表示範囲より広い映像範囲(有効映像範囲)を持つパノラマ動画などが含まれるものとする。また、カメラで撮影した動画に限らず、コンピュータグラフィックスス(CG)を用いて作成した動画であっても、VR表示可能なものはVR動画に含まれるものとする。VR動画は、最大で上下方向(垂直角度、天頂からの角度、仰角、俯角、高度角)360度、左右方向(水平角度、方位角度)360度の視野分の映像範囲(有効映像範囲)を持つ。また、VR動画は、上下360度未満、左右360度未満であっても、通常のカメラで撮影可能な画角よりも広い広範な画角(視野範囲)、あるいは、表示手段に一度に表示できる表示範囲より広い映像範囲(有効映像範囲)を持つ動画も含むものとする。例えば、左右方向(水平角度、方位角度)360度、天頂(zenith)を中心とした垂直角度210度の視野分(画角分)の被写体を撮影可能な全天球カメラで撮影された動画はVR動画の一種である。また、例えば、左右方向(水平角度、方位角度)180度、水平方向を中心とした垂直角度180度の視野分(画角分)の被写体を撮影可能なカメラで撮影された動画はVR動画の一種である。すなわち、上下方向と左右方向にそれぞれ160度(±80度)以上の視野分の映像範囲を有しており、人間が一度に視認できる範囲よりも広い映像範囲を有している動画はVR動画の一種である。このVR動画をVR表示すると、左右回転方向に姿勢を変化させることで、左右方向(水平回転方向)には継ぎ目のない全方位の映像を視聴することができる。上下方向(垂直回転方向)には、真上(天頂)から見て±105度の範囲では継ぎ目のない全方位の映像を視聴することができるが、真上から105度を超える範囲は映像が存在しないブランク領域となる。VR動画は、「映像範囲が仮想現実空間(VR空間)の少なくとも一部である動画」とも言える。
VR表示とは、VR動画のうち、表示手段の姿勢に応じた視野範囲の映像を表示する、表示範囲を変更可能な表示方法である。表示手段であるヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着して視聴する場合には、ユーザの顔の向きに応じた視野範囲の映像を表示することになる。例えば、VR動画のうち、ある時点で左右方向に0度(特定の方位、例えば北)、上下方向に90度(天頂から90度、すなわち水平)を中心とした視野角(画角)の映像を表示しているものとする。この状態から、表示手段の姿勢を表裏反転させると(例えば、表示面を南向きから北向きに変更すると)、同じVR動画のうち、左右方向に180度(逆の方位、例えば南)、上下方向に90度(水平)を中心とした視野角の映像に、表示範囲が変更される。ユーザがHMDを視聴している場合で言えば、ユーザが顔を北から南に向ければ(すなわち後ろを向けば)、HMDに表示される映像も北の映像から南の映像に変わるということである。このようなVR表示によって、ユーザに、視覚的にあたかもVR動画内(VR空間内)のその場にいるような感覚を提供することができる。VRゴーグル(ヘッドマウントアダプター)に装着されたスマートフォンは、HMDの一種と言える。姿勢の変化ではなく、タッチパネルや方向ボタンなどに対するユーザ操作に応じて、表示範囲を移動(スクロール)させてもよい。
映像生成装置100において、CPU101は、映像生成装置100の全体を制御する制御部であり、少なくとも1つのプロセッサからなる。メモリ126は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリなど)からなる。CPU101は、例えば不揮発性メモリ127に格納されるプログラムに従い、メモリ126をワークメモリとして用いて、映像生成装置100の各部を制御する。不揮発性メモリ127には、画像データや音声
データ、その他のデータ、CPU101が動作するための各種プログラムなどが格納される。不揮発性メモリ127は例えばフラッシュメモリやROMなどで構成される。映像信号生成システムIC102は、表示装置109に出力する映像信号を生成する。記憶媒体103は、VR動画などのデータを記憶する。制御信号入出力端子104は、制御信号の入出力を行う。映像信号出力端子105は、映像信号生成システムIC102により生成された映像信号を表示装置109に出力する。給電部106は、表示装置109へ電源を供給する。操作無線通信部107は、映像生成装置100に対するユーザ操作を受け付ける受付部である。具体的には、操作無線通信部107は、操作装置119と無線で各種情報のやりとりを行う。電源部108は、映像生成装置100の各電気回路に電源を供給する。
表示装置109は、VR表示をすることが可能な装置であり、例えばHMDである。表示装置109において、制御部110は、表示装置109の全体を制御する。角速度検出部111は、表示装置109の角速度を検出する。加速度検出部112は、表示装置109の加速度を検出する。映像信号処理システムIC113は、映像生成装置100から出力された映像信号の信号処理を行い、左側映像信号と右側映像信号とを生成する。左側映像表示部114は、左側映像信号に基づいて左側映像を表示し、左側接眼レンズ116は、当該左側映像を拡大する。右側映像表示部115は、右側映像信号に基づいて右側映像を表示し、右側接眼レンズ117は、当該右側映像を拡大する。電源部118は、表示装置109の各電気回路に電源を供給する。なお、表示装置109は映像生成装置100と一体に構成されてもよい。
操作装置119は、映像生成装置100に対するユーザ操作を受け付け可能な装置であり、例えばリモートコントローラである。操作装置119において、制御部120は、操作装置119の全体を制御する。角速度検出部121は、操作装置119の角速度を検出する。加速度検出部122は、操作装置119の加速度を検出する。操作入力部123は、ユーザ操作を受け付ける。操作無線通信部124は、映像生成装置100と無線で各種情報のやりとりを行う。電源部125は、操作装置119の各電気回路に電源を供給する。なお、操作装置119は映像生成装置100と一体に構成されてもよい。
図1の表示システムにおける基本的な動作について説明する。映像生成装置100が表示装置109に接続されると、映像生成装置100の制御信号入出力端子104が表示装置109の制御部110に接続される。また、映像生成装置100の映像信号出力端子105が表示装置109の映像信号処理システムIC113に接続され、映像生成装置100の給電部106が表示装置109の電源部118に接続される。
映像生成装置100のCPU101は、制御および演算を行う回路であり、記憶媒体103に対して、VR動画のデータを含む各種データの読み書きを行う。また、CPU101は、制御信号入出力端子104を介して表示装置109の制御部110と制御信号のやり取りを行う。また、CPU101は、操作無線通信部107を介して操作装置119の操作無線通信部124と各種情報のやり取りを行う。
操作装置119は、ユーザ操作を受け付け、映像生成装置100と各種情報のやり取りを行う。操作装置119の制御部120は、操作装置119の各回路の制御を行う。例えば、制御部120は、操作装置119の角速度やその変化の情報を角速度検出部121から取得したり、操作装置119の加速度やその変化の情報を加速度検出部122から取得したりする。また、制御部120は、操作入力部123を用いて行われたユーザ操作を示す操作情報を操作入力部123から取得する。そして、制御部120は、角速度検出部121、加速度検出部122、操作入力部123、等から取得した情報を、操作無線通信部124を介して映像生成装置100に出力する。ユーザ操作として、操作装置119を動
かす操作が行われることもある。そのため、操作装置119の角速度やその変化の情報、操作装置119の加速度やその変化の情報、等も、ユーザ操作を示す操作情報の一種と言える。
映像生成装置100のCPU101は、記憶媒体103からVR動画を読み出し、読み出したVR動画を映像信号生成システムIC102へ出力する。映像信号生成システムIC102は、CPU101から受け取ったVR動画を用いた演算を行うことで表示用映像を生成し、当該表示用映像を映像信号出力端子105を介して表示装置109へ出力する。これにより、表示装置109は、表示用映像を表示する。例えば、CPU101は、表示装置109からの制御信号、操作装置119からの操作情報、等に応じた範囲が表示範囲として表示装置109に表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。具体的には、CPU101は、表示装置109でVR表示が行われるように、表示装置109の姿勢、または、ユーザ操作に応じて、表示範囲の位置を変更する。姿勢の情報としては、表示装置109の角速度検出部111で検出された角速度やその変化、表示装置109の加速度検出部112で検出された加速度やその変化、等が使用される。これらの情報は、表示装置109からの制御信号に含まれる。ユーザ操作の情報としては、操作装置119からの操作情報が使用される。
図2は、本実施形態の効果を示す概略図である。視聴者200はVR動画を視聴する視聴者であり、表示装置109を身に付けることによりVR動画を使用することができる。また、視聴者200は、操作装置119を用いて、通常再生、早送り、早戻し、等を含む複数の再生のいずれかを指示するユーザ操作を行うことができる。通常再生は、早送りや早戻しの再生速度よりも遅い再生速度での再生である。撮影された動画の通常再生は、撮影の時間と等しい時間での再生である。映像生成装置100のCPU101は、行われたユーザ操作に応じた再生を行う。具体的には、CPU101は、行われたユーザ操作に応じた再生が行われるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
本実施形態では、CPU101は、通常再生として、VR動画の各フレームの第1の範囲が表示範囲として表示装置109に表示されるような再生を行う。通常再生では、VR表示が行われる。図2に示すように、通常再生時には、第1の範囲が表示範囲として使用されることにより、視聴者200は、実空間と同様の広がりを有するVR空間201内のその場にいるような感覚を得ることができる。また、通常再生時には、視聴者200は、顔の向き(表示装置109の姿勢)を変えたり、ユーザ操作を行ったりすることで、VR動画の映像範囲の大半を容易に確認することができる。
一方で、CPU101は、特殊再生(早送りや早戻し)として、VR動画の各フレームの第2の範囲が表示範囲として表示装置109に表示されるような再生を行う。第2の範囲は、第1の範囲よりも広い。その結果、図2に示すように、特殊再生時には、視聴者200は、VR空間201を圧縮した空間202でVR動画を視聴することができ、VR動画の映像範囲の大半を視界に収めることができる。そのため、視聴者200は、顔の向きを変えたり、ユーザ操作を行ったりせずに、VR動画の映像範囲の大半を容易に確認することができる。その結果、特殊再生時における映像変化の見逃しを抑制することができる。
図3は、本実施形態に係る表示例である。左側映像300は、VR動画の通常再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像301は、VR動画の通常再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。視聴者は、左側接眼レンズ116を介して左眼で左側映像300を見るとともに、右側接眼レンズ117を介して右眼で右側映像301を見ることにより、立体的な映像を認識できる。ここで、左側映像300も右側映像301もVR動画の映像範囲の一部の映像であり、VR動画の映像範
囲には視聴者の視界に入らない範囲が多く含まれる。左側映像300の範囲と右側映像301の範囲とからなる範囲が上述した第1の範囲である。
左側映像302は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像303は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。視聴者は、左側接眼レンズ116を介して左眼で左側映像302を見るとともに、右側接眼レンズ117を介して右眼で右側映像303を見ることにより、立体的な映像を認識できる。ここで、左側映像302も右側映像303もVR動画の映像範囲の大半の映像であり、VR動画の映像範囲の大半が視聴者の視界に入る。左側映像302の範囲と右側映像303の範囲とからなる範囲が上述した第2の範囲である。
図4は、映像生成装置100で行われる再生処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、CPU101が不揮発性メモリ127に記録されたプログラムをメモリ126に展開して実行することにより実現される。図4のフローチャートは、例えば、映像生成装置100に電源が投入され、VR動画の通常再生を指示するユーザ操作が映像生成装置100(具体的には操作装置119)に対して行われたことに応じて開始される。
S400では、CPU101は、VR動画の通常再生を行う。このとき、CPU101は、第1の範囲の映像(第1の範囲を構成する右側映像と左側映像)が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S401では、CPU101は、特殊再生に備え、第2の範囲を予め設定する。例えば、CPU101は、VR動画の映像範囲、ユーザ操作、等に基づいて第2の範囲を設定する。なお、第2の範囲が予め定められている場合には、S401の処理は省略可能である。
S402では、CPU101は、ユーザ操作の有無を判定する。CPU101は、ユーザ操作があったと判定するまでS402の処理を繰り返し、ユーザ操作があったと判定した場合にS403に処理を進める。ユーザ操作は、例えば、操作入力部123を用いたキー入力である。
S403では、CPU101は、S402のユーザ操作が早送り操作(早送りを指示するユーザ操作)であるか否かを判定する。CPU101は、S402のユーザ操作が早送り操作であると判定した場合にS404に処理を進め、そうでない場合にS406に処理を進める。
S404では、CPU101は、VR動画の早送り(早送り再生)を行う。このとき、CPU101は、第2の範囲の映像(第2の範囲を構成する左側映像と右側映像)が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S405では、CPU101は、早送りの解除が指示されたか否かを判定する。早送りの解除は、早送り操作の解除、早送り操作とは異なるユーザ操作、等によって指示される。CPU101は、早送りの解除が指示されたと判定するまでS404とS405の処理を繰り返し、早送りの解除が指示されたと判定した場合にS409に処理を進める。
S406では、CPU101は、S402のユーザ操作が早戻し操作(早戻しを指示するユーザ操作)であるか否かを判定する。CPU101は、S402のユーザ操作が早戻し操作であると判定した場合にS407に処理を進め、そうでない場合にS402に処理を戻す。
S407では、CPU101は、VR動画の早戻し(早戻し再生)を行う。このとき、CPU101は、第2の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S408では、CPU101は、早戻しの解除が指示されたか否かを判定する。早戻しの解除は、早戻し操作の解除、早戻し操作とは異なるユーザ操作、等によって指示される。CPU101は、早戻しの解除が指示されたと判定するまでS407とS408の処理を繰り返し、早戻しの解除が指示されたと判定した場合にS409に処理を進める。
S409では、CPU101は、特殊再生(S404の早送り、または、S407の早戻し)を解除し、VR動画の通常再生を行う。このとき、CPU101は、第1の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
なお、図示は省略されているが、VR動画の再生が停止するまで、S402〜S411のが繰り返される。
以上述べたように、本実施形態によれば、通常再生で表示される第1の範囲よりも広い第2の範囲が特殊再生で表示される。これにより、特殊再生時において、視聴者は、顔の向きを変えたり、ユーザ操作を行ったりせずに、VR動画の映像範囲の大半を容易に確認することができる。その結果、特殊再生時における映像変化の見逃しを抑制することができる。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下では、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明し、第1の実施形態と同じ点についての説明は省略する。
図5は、本実施形態に係る再生処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、CPU101が不揮発性メモリ127に記録されたプログラムをメモリ126に展開して実行することにより実現される。図5のフローチャートは、例えば、映像生成装置100に電源が投入され、VR動画の通常再生を指示するユーザ操作が映像生成装置100(具体的には操作装置119)に対して行われたことに応じて開始される。S500、S502〜S509の処理は、図4のS400、S402〜S409の処理と同じである。
S501では、CPU101は、VR動画の各フレームの映像範囲の全体を、第2の範囲として予め設定する。
図6は、本実施形態に係る表示例である。左側映像600は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像601は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。視聴者は、左側接眼レンズ116を介して左眼で左側映像600を見るとともに、右側接眼レンズ117を介して右眼で右側映像601を見ることにより、立体的な映像を認識できる。ここで、左側映像600の範囲と右側映像601の範囲とからなる範囲が、第2の範囲であり、VR動画の映像範囲602の全体の範囲である。そのため、映像範囲602の全体が視聴者の視界に入る。
以上述べたように、本実施形態によれば、VR動画の映像範囲の全体が、第2の範囲として、特殊再生で表示される。そのため、視聴者200は、顔の向きを変えたり、ユーザ
操作を行ったりせずに、VR動画の映像範囲の全体を容易に確認することができる。その結果、特殊再生時における映像変化の見逃しをより確実に抑制することができる。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態について説明する。なお、以下では、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明し、第1の実施形態と同じ点についての説明は省略する。
図7は、本実施形態に係る再生処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、CPU101が不揮発性メモリ127に記録されたプログラムをメモリ126に展開して実行することにより実現される。図7のフローチャートは、例えば、映像生成装置100に電源が投入され、VR動画の通常再生を指示するユーザ操作が映像生成装置100(具体的には操作装置119)に対して行われたことに応じて開始される。S700、S702〜S709の処理は、図4のS400、S402〜S409の処理と同じである。
S701では、CPU101は、VR動画の各フレームの映像範囲の50%以上かつ150%以下の範囲を、第2の範囲として予め設定する。
図8は、本実施形態に係る表示例である。左側映像800は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像801は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。左側映像800の範囲と右側映像801の範囲とからなる範囲は、VR動画の映像範囲804の50%の範囲である。映像範囲804の50%の範囲が第2の範囲として設定された場合に、左側映像800と右側映像801が表示装置109に表示される。
左側映像802は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像803は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。左側映像802の範囲と右側映像803の範囲とからなる範囲は、VR動画の映像範囲804の150%の範囲である。映像範囲804の150%の範囲が第2の範囲として設定された場合に、左側映像802と右側映像803が表示装置109に表示される。
以上述べたように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。ここで、第2の範囲がVR動画の映像範囲の50%よりも狭い場合には、特殊再生時において、映像変化が激しく、視聴者が映像変化を把握するのが困難である。さらに、激しい映像変化により、視聴者が気分を悪くする虞がある。また、第2の範囲がVR動画の映像範囲の150%よりも広い場合には、特殊再生時において、映像内の物体が小さく、映像が見づらい。本実施形態によれば、VR動画の映像範囲の50%以上かつ150%以下の範囲が、第2の範囲として、特殊再生で表示される。これにより、より見やすい映像を特殊再生で表示することができる。
<第4の実施形態>
本発明の第4の実施形態について説明する。なお、以下では、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明し、第1の実施形態と同じ点についての説明は省略する。
図9は、本実施形態に係る再生処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、CPU101が不揮発性メモリ127に記録されたプログラムをメモリ126に展開して実行することにより実現される。図9のフローチャートは、例えば、映像生成装置100に電源が投入され、VR動画の通常再生を指示するユーザ操作が映像生成装置100(具体的には操作装置119)に対して行われたことに応じて開始される。S
900、S902〜S909の処理は、図4のS400、S402〜S409の処理と同じである。
S901では、CPU101は、VR動画の各フレームの映像範囲から上端部と下端部を除いた範囲を、第2の範囲として予め設定する。
図10は、本実施形態に係る表示例である。左側映像1000は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像1001は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。左側映像1000の範囲と右側映像1001の範囲とからなる範囲は、VR動画の映像範囲1002から上端部と下端部を除いた範囲である。
以上述べたように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。ここで、VR動画の映像範囲の上端部と下端部は、視聴において重要でない場合が多い。本実施形態によれば、VR動画の映像範囲から上端部と下端部を除いた範囲が、第2の範囲として、特殊再生で表示される。これにより、上下方向(垂直方向)の画素数がより多い映像を特殊再生で表示することができ、遠距離にある小さな物体などがより見やすい映像を特殊再生で表示することができる。
<第5の実施形態>
本発明の第5の実施形態について説明する。なお、以下では、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明し、第1の実施形態と同じ点についての説明は省略する。
図11は、本実施形態に係る再生処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、CPU101が不揮発性メモリ127に記録されたプログラムをメモリ126に展開して実行することにより実現される。図11のフローチャートは、例えば、映像生成装置100に電源が投入され、VR動画の通常再生を指示するユーザ操作が映像生成装置100(具体的には操作装置119)に対して行われたことに応じて開始される。S1100、S1102、S1103、S1105、S1106、S1108、S1109の処理は、図4のS400、S402、S403、S405、S406、S408、S409の処理と同じである。
S1101では、CPU101は、特殊再生で使用する範囲として、第1の範囲または第2の範囲を予め設定する。例えば、CPU101は、VR動画の映像範囲、ユーザ操作、等に基づいて第1の範囲または第2の範囲を設定する。
S1104では、CPU101は、VR動画の早送りを行う。S1107では、CPU101は、VR動画の早戻しを行う。S1104とS1107では、CPU101は、S1101で設定された範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
図12は、本実施形態に係る表示例である。左側映像1200は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像1201は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。左側映像1200の範囲と右側映像1201の範囲とからなる範囲は、第1の範囲である。S1101で第1の範囲が設定された場合に、左側映像1200と右側映像1201が表示装置109に表示される。
左側映像1202は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像1203は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部11
5に表示される映像である。左側映像1202の範囲と右側映像1203の範囲とからなる範囲は、第2の範囲である。S1101で第2の範囲が設定された場合に、左側映像1202と右側映像1203が表示装置109に表示される。
以上述べたように、本実施形態によれば、特殊再生で第2の範囲を使用することにより、第1の実施形態と同様の効果が得られる。さらに、本実施形態によれば、第1の範囲を特殊再生で使用することができる。これにより、特殊再生時において、状況に応じたより好適な範囲を表示することができる。
<第6の実施形態>
本発明の第6の実施形態について説明する。なお、以下では、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明し、第1の実施形態と同じ点についての説明は省略する。本実施形態では、CPU101は、ユーザ操作などに基づいて、特殊再生における再生速度を変更することができる。
図13は、本実施形態に係る再生処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、CPU101が不揮発性メモリ127に記録されたプログラムをメモリ126に展開して実行することにより実現される。図13のフローチャートは、例えば、映像生成装置100に電源が投入され、VR動画の通常再生を指示するユーザ操作が映像生成装置100(具体的には操作装置119)に対して行われたことに応じて開始される。
S1300〜S1303の処理は、図4のS400〜S403の処理と同じである。CPU101は、S1302のユーザ操作が早送り操作であると判定した場合にS1303からS1304に処理を進め、そうでない場合にS1303からS1308に処理を進める。
S1304では、CPU101は、S1302の早送り操作に対応する早送りの再生速度が所定の閾値速度以上であるか否かを判定する。CPU101は、再生速度が閾値速度以上であると判定した場合にS1305に処理を進め、そうでない場合にS1306に処理を進める。
S1305とS1306では、CPU101は、VR動画の早送りを行う。S1305では、CPU101は、第2の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。S1306では、第1の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S1307では、CPU101は、早送りの解除が指示されたか否かを判定する。CPU101は、早送りの解除が指示されたと判定するまでS1304〜S1307の処理を繰り返し、早送りの解除が指示されたと判定した場合にS1313に処理を進める。S1313の処理は、図4のS409の処理と同じである。
S1308では、CPU101は、S1302のユーザ操作が早戻し操作であるか否かを判定する。CPU101は、S1302のユーザ操作が早戻し操作であると判定した場合にS1309に処理を進め、そうでない場合にS1302に処理を戻す。
S1309では、CPU101は、S1302の早戻し操作に対応する早戻しの再生速度が所定の閾値速度以上であるか否かを判定する。CPU101は、再生速度が閾値速度以上であると判定した場合にS1310に処理を進め、そうでない場合にS1311に処理を進める。
S1310とS1311では、CPU101は、VR動画の早戻しを行う。S1310では、CPU101は、第2の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。S1311では、第1の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S1312では、CPU101は、早戻しの解除が指示されたか否かを判定する。CPU101は、早戻しの解除が指示されたと判定するまでS1309〜S1312の処理を繰り返し、早送りの解除が指示されたと判定した場合にS1313に処理を進める。
図14は、本実施形態に係る表示例である。左側映像1400は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像1401は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。左側映像1400の範囲と右側映像1401の範囲とからなる範囲は、第1の範囲である。特殊再生の再生速度が閾値速度未満である場合に、左側映像1400と右側映像1401が表示装置109に表示される。
左側映像1402は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像1403は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。左側映像1402の範囲と右側映像1403の範囲とからなる範囲は、第2の範囲である。特殊再生の再生速度が閾値速度以上である場合に、左側映像1402と右側映像1403が表示装置109に表示される。
以上述べたように、本実施形態によれば、特殊再生で第2の範囲を使用することにより、第1の実施形態と同様の効果が得られる。ここで、特殊再生の再生速度が遅い場合には、第1の範囲を特殊再生で使用しても、視聴者は、顔の向き(表示装置の姿勢)を変えたり、ユーザ操作を行ったりすることで、VR動画の映像範囲の大半を容易に確認することができる。そのため、特殊再生時における映像変化の見逃しは(殆ど)生じない。そして、そのような特殊再生では、物体が大きい等のより見やすい映像を表示することができる。本実施形態によれば、特殊再生の再生速度が閾値速度未満である場合に第1の範囲が特殊再生で使用される。これにより、特殊再生時において、より見やすい映像を表示することができる。
<第7の実施形態>
本発明の第7の実施形態について説明する。なお、以下では、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明し、第1の実施形態と同じ点についての説明は省略する。
図15は、本実施形態に係る再生処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、CPU101が不揮発性メモリ127に記録されたプログラムをメモリ126に展開して実行することにより実現される。図15のフローチャートは、例えば、映像生成装置100に電源が投入され、VR動画の通常再生を指示するユーザ操作が映像生成装置100(具体的には操作装置119)に対して行われたことに応じて開始される。S1500〜S1503、S1505〜S1506、S1508、S1509の処理は、図4のS400〜S403、S405〜S406、S408、S409の処理と同じである。
S1504では、CPU101は、VR動画の早送りを行う。S1507では、CPU101は、VR動画の早戻しを行う。S1504とS1507では、CPU101は、表示範囲が第1の範囲から第2の範囲へ段階的に変化するように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。例えば、CPU101は、所定の段階数で表示範囲が変化す
るように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。CPU101は、所定の変化量での表示範囲の拡大が繰り返されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御してもよい。
図16は、本実施形態に係る表示例である。左側映像1600,1602,1604,1606は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像1601,1603,1605,1607は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。左側映像1600の範囲と右側映像1601の範囲とからなる範囲は、第1の範囲である。特殊再生の開始直後には、左側映像1600と右側映像1601が表示装置109に表示される。その後、左側映像1602と右側映像1603が表示装置109に表示される。左側映像1602は左側映像1600の範囲よりも広く、右側映像1603の範囲は右側映像1601の範囲よりも広い。その後、左側映像1604と右側映像1605が表示装置109に表示される。左側映像1604は左側映像1602の範囲よりも広く、右側映像1605の範囲は右側映像1603の範囲よりも広い。その後、左側映像1606と右側映像1607が表示装置109に表示される。左側映像1606は左側映像1604の範囲よりも広く、右側映像1607の範囲は右側映像1605の範囲よりも広い。左側映像1606の範囲と右側映像1607の範囲とからなる範囲は、第2の範囲である。
以上述べたように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。さらに、本実施形態によれば、特殊再生時において、表示範囲が第1の範囲から第2の範囲に急激に変化せずに、段階的に変化する。これにより、表示範囲の変化の違和感を低減することができる。
<第8の実施形態>
本発明の第8の実施形態について説明する。なお、以下では、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明し、第1の実施形態と同じ点についての説明は省略する。本実施形態では、複数の早送り操作と複数の早戻し操作とが存在する。
図17は、本実施形態に係る再生処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、CPU101が不揮発性メモリ127に記録されたプログラムをメモリ126に展開して実行することにより実現される。図17のフローチャートは、例えば、映像生成装置100に電源が投入され、VR動画の通常再生を指示するユーザ操作が映像生成装置100(具体的には操作装置119)に対して行われたことに応じて開始される。
S1700〜S1702の処理は、図4のS400〜S402の処理と同じである。CPU101は、ユーザ操作があったと判定するまでS1702の処理を繰り返し、ユーザ操作があったと判定した場合にS1702からS1703に処理を進める。
S1703では、CPU101は、S1702のユーザ操作が第1の早送り操作であるか否かを判定する。CPU101は、S1702のユーザ操作が第1の早送り操作であると判定した場合にS1704に処理を進め、そうでない場合にS1706に処理を進める。
S1704では、CPU101は、VR動画の早送りを行う。S1704では、CPU101は、第2の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。S1705では、CPU101は、早送りの解除が指示されたか否かを判定する。CPU101は、早送りの解除が指示されたと判定するまでS1704とS1705の処理を繰り返し、早送りの解除が指示されたと判定した場合にS
1715に処理を進める。S1715の処理は、図4のS409の処理と同じである。
S1706では、CPU101は、S1702のユーザ操作が第2の早送り操作であるか否かを判定する。CPU101は、S1702のユーザ操作が第2の早送り操作であると判定した場合にS1707に処理を進め、そうでない場合にS1709に処理を進める。
S1707では、CPU101は、VR動画の早送りを行う。S1707では、CPU101は、第1の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。S1708では、CPU101は、早送りの解除が指示されたか否かを判定する。CPU101は、早送りの解除が指示されたと判定するまでS1707とS1708の処理を繰り返し、早送りの解除が指示されたと判定した場合にS1715に処理を進める。
S1709では、CPU101は、S1702のユーザ操作が第1の早戻し操作であるか否かを判定する。CPU101は、S1702のユーザ操作が第1の早戻し操作であると判定した場合にS1710に処理を進め、そうでない場合にS1712に処理を進める。
S1710では、CPU101は、VR動画の早戻しを行う。S1710では、CPU101は、第2の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。S1711では、CPU101は、早戻しの解除が指示されたか否かを判定する。CPU101は、早戻しの解除が指示されたと判定するまでS1710とS1711の処理を繰り返し、早戻しの解除が指示されたと判定した場合にS1715に処理を進める。
S1712では、CPU101は、S1702のユーザ操作が第2の早戻し操作であるか否かを判定する。CPU101は、S1702のユーザ操作が第2の早戻し操作であると判定した場合にS1713に処理を進め、そうでない場合にS1702に処理を戻す。
S1713では、CPU101は、VR動画の早戻しを行う。S1713では、CPU101は、第1の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。S1714では、CPU101は、早戻しの解除が指示されたか否かを判定する。CPU101は、早戻しの解除が指示されたと判定するまでS1713とS1714の処理を繰り返し、早戻しの解除が指示されたと判定した場合にS1715に処理を進める。
図18は、本実施形態に係る表示例である。左側映像1800は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像1801は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。左側映像1800の範囲と右側映像1801の範囲とからなる範囲は、第1の範囲である。第2の早送り操作または第2の早戻し操作が行われた場合に、左側映像1800と右側映像1801が表示装置109に表示される。
左側映像1802は、VR動画の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像1803は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。左側映像1802の範囲と右側映像1803の範囲とからなる範囲は、第2の範囲である。第1の早送り操作または第1の早戻し操作が行われた場合に、左側映像1802と右側映像1803が表示装置109に表示される。
図19は、本実施形態に係る操作例である。映像1900は、第1の早送り操作、第2の早送り操作、第1の早戻し操作、第2の早戻し操作、等が行われる際に左側映像表示部114と右側映像表示部115に表示される映像である。アイテム1901を選択する操作が第1の早送り操作であり、アイテム1902を選択する操作が第2の早送り操作である。そして、アイテム1903を選択する操作が第1の早戻し操作であり、アイテム1904を選択する操作が第2の早戻し操作である。なお、これらはあくまで一例であり、アイテムの図柄、第1の早送り操作、第2の早送り操作、第1の早戻し操作、第2の早戻し操作、等は特に限定されない。
以上述べたように、本実施形態によれば、特殊再生で第2の範囲を使用することにより、第1の実施形態と同様の効果が得られる。さらに、本実施形態では、特殊再生を指示するユーザ操作に応じて、特殊再生で使用される範囲が第1の範囲と第2の範囲との間で切り替えられる。これにより、視聴者の好みに応じた範囲を特殊再生で使用でき、利便性を向上することができる。
<第9の実施形態>
本発明の第9の実施形態について説明する。なお、以下では、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明し、第1の実施形態と同じ点についての説明は省略する。本実施形態では、複数の早送り操作と複数の早戻し操作とが存在する。
図20は、本実施形態に係る再生処理のフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、CPU101が不揮発性メモリ127に記録されたプログラムをメモリ126に展開して実行することにより実現される。図20のフローチャートは、例えば、映像生成装置100に電源が投入され、VR動画の通常再生を指示するユーザ操作が映像生成装置100(具体的には操作装置119)に対して行われたことに応じて開始される。
S2000〜S2003の処理は、図4のS400〜S403の処理と同じである。CPU101は、S2002のユーザ操作が早送り操作であると判定した場合にS2003からS2004に処理を進め、そうでない場合にS2003からS2010に処理を進める。
S2004では、CPU101は、VR動画の早送りを行う。本実施形態では、CPU101は、早送り中のユーザ操作に応じて、表示範囲を、第1の範囲と第2の範囲の間で切り替える。1回目のS2004の処理では、CPU101は、第2の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。1回目のS2004の処理で、CPU101は、第1の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御してもよい。2回目以降のS2004の処理では、CPU101は、表示範囲が維持されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S2005では、CPU101は、第1の切替操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、第1の切替操作が行われたと判定した場合にS2006に処理を進め、そうでない場合にS2007に処理を進める。
S2006では、CPU101は、表示範囲が第2の範囲に切り替わるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。現在の表示範囲が第2の範囲である場合には、CPU101は、表示範囲が維持されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S2007では、CPU101は、第2の切替操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、第2の切替操作が行われたと判定した場合にS2008に処理を進め、そうでない場合にS2009に処理を進める。
S2008では、CPU101は、表示範囲が第1の範囲に切り替わるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。現在の表示範囲が第1の範囲である場合には、CPU101は、表示範囲が維持されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S2009では、CPU101は、早送りの解除が指示されたか否かを判定する。CPU101は、早送りの解除が指示されたと判定するまでS2004〜S2009の処理を繰り返し、早送りの解除が指示されたと判定した場合にS2017に処理を進める。S2017の処理は、図4のS409の処理と同じである。
S2010では、CPU101は、S2002のユーザ操作が早戻し操作であるか否かを判定する。CPU101は、S2002のユーザ操作が早戻し操作であると判定した場合にS2011に処理を進め、そうでない場合にS2002に処理を戻す。
S2011では、CPU101は、VR動画の早戻しを行う。本実施形態では、CPU101は、早戻し中のユーザ操作に応じて、表示範囲を、第1の範囲と第2の範囲の間で切り替える。1回目のS2011の処理では、CPU101は、第2の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。1回目のS2011の処理で、CPU101は、第1の範囲の映像が表示装置109で表示されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御してもよい。2回目以降のS2011の処理では、CPU101は、表示範囲が維持されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S2012では、CPU101は、第1の切替操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、第1の切替操作が行われたと判定した場合にS2013に処理を進め、そうでない場合にS2014に処理を進める。
S2013では、CPU101は、表示範囲が第2の範囲に切り替わるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。現在の表示範囲が第2の範囲である場合には、CPU101は、表示範囲が維持されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S2014では、CPU101は、第2の切替操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、第2の切替操作が行われたと判定した場合にS2015に処理を進め、そうでない場合にS2016に処理を進める。
S2015では、CPU101は、表示範囲が第1の範囲に切り替わるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。現在の表示範囲が第1の範囲である場合には、CPU101は、表示範囲が維持されるように、映像信号生成システムIC102の処理を制御する。
S2016では、CPU101は、早戻しの解除が指示されたか否かを判定する。CPU101は、早戻しの解除が指示されたと判定するまでS2011〜S2016の処理を繰り返し、早戻しの解除が指示されたと判定した場合にS2017に処理を進める。
図21は、本実施形態に係る表示例である。左側映像2100,2102は、VR動画
の特殊再生時において左側映像表示部114に表示される映像である。右側映像2101,2103は、VR動画の特殊再生時において右側映像表示部115に表示される映像である。左側映像2100の範囲と右側映像2101の範囲とからなる範囲は、第1の範囲である。左側映像2102の範囲と右側映像2103の範囲とからなる範囲は、第2の範囲である。ここで、左側映像2100と右側映像2101が表示されている状態で第1の切替操作が行われる場合を考える。この場合には、第1の切替操作に応じて、左側映像2100から左側映像2102へ左側映像表示部114の表示が切り替えられ、右側映像2101から右側映像2103へ右側映像表示部115の表示が切り替えられる。次に、左側映像2102と右側映像2103が表示されている状態で第2の切替操作が行われる場合を考える。この場合には、第2の切替操作に応じて、左側映像2102から左側映像2100へ左側映像表示部114の表示が切り替えられ、右側映像2103から右側映像2101へ右側映像表示部115の表示が切り替えられる。
図22は、本実施形態に係る操作例である。右手操作装置2200と左手操作装置2201のそれぞれは、操作装置119である。右手操作装置2200は視聴者の右手で保持され、左手操作装置2201は視聴者の左手で保持される。右手操作装置2200と左手操作装置2201を引き離した状態からそれらを互いに近づける操作が、第1の切替操作である。そして、右手操作装置2200と左手操作装置2201を互いに近づけた状態からそれらを引き離す操作が、第2の切替操作である。これらの操作は、角速度検出部121の検出結果、加速度検出部122の検出結果、等に基づいて検出できる。なお、これらはあくまで一例であり、第1の切替操作、第2の切替操作、等は特に限定されない。
以上述べたように、本実施形態によれば、特殊再生で第2の範囲を使用することにより、第1の実施形態と同様の効果が得られる。さらに、本実施形態では、特殊再生中のユーザ操作に応じて、表示範囲が第1の範囲と第2の範囲との間で切り替えられる。これにより、特殊再生中に表示範囲を変更でき、利便性を向上することができる。
なお、CPU101が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、CPU101は、VR動画の各フレームの第1の範囲が表示範囲として表示装置に表示されるような再生として、通常再生とは異なる再生を行ってもよい。具体的には、CPU101は、VR動画の各フレームの第1の範囲が表示範囲として表示装置に表示されるような再生として、スロー再生を行ってもよい。スロー再生の再生速度は比較的遅いため、第1の範囲でスロー再生を行っても、視聴者は、顔の向き(表示装置の姿勢)を変えたり、ユーザ操作を行ったりすることで、VR動画の映像範囲の大半を容易に確認することができる。
また、上述の実施形態においては、1つの表示範囲を1画面の2つの表示領域に表示する、あるいは視差を考慮して少しずらした2つの表示範囲を1画面の2つ表示領域にそれぞれ表示する2眼VR表示を行う例を説明した。しかし、VR表示は2眼VR表示に限るものではない。本発明は、1つの表示範囲の画像を1画面に1つ表示する1眼VR表示にも適用可能である。
また、VR画像の一部分を表示するように制御することが可能である電子機器であれば本発明は適用可能である。本発明はヘッドマウントディスプレイ(HMD)、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレームなどに適用可能である。また、本発明は音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、投影装置、ディスプレイを備える家電装置や車載装置などに適用可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:映像生成装置 101:CPU 102:映像信号生成システムIC
107:操作無線通信部

Claims (14)

  1. 早送りおよび早戻しでない第1の再生と、前記早送りまたは前記早戻しである第2の再生とを含む複数の再生のいずれかを指示するユーザ操作を受け付ける受付手段と、
    VR動画の再生として、行われたユーザ操作に応じた再生を行う再生手段と、
    を有し、
    前記第1の再生は、前記VR動画の各フレームの第1の範囲が表示範囲として表示手段に表示されるような再生であり、
    前記第2の再生は、前記VR動画の各フレームの第2の範囲が前記表示範囲として前記表示手段に表示されるような再生であり、
    前記第2の範囲は、前記第1の範囲よりも広い
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記再生手段は、前記第1の再生が行われている状態で前記第2の再生を指示するユーザ操作が行われた場合に、前記第2の再生を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2の範囲は、前記VR動画の各フレームの映像範囲の全体である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第2の範囲は、前記VR動画の各フレームの映像範囲の50%以上かつ150%以下の範囲である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  5. 前記第2の範囲は、前記VR動画の各フレームの映像範囲から上端部と下端部を除いた範囲である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  6. 前記第1の範囲または前記第2の範囲を選択する選択手段、をさらに有し、
    前記第2の再生は、前記選択手段によって選択された範囲が前記表示範囲として前記表示手段に表示されるような再生である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記第2の再生における再生速度は変更可能であり、
    閾値速度未満の再生速度での前記第2の再生は、前記第1の範囲が前記表示範囲として前記表示手段に表示されるような再生であり、
    前記閾値速度以上の再生速度での前記第2の再生は、前記第2の範囲が前記表示範囲として前記表示手段に表示されるような再生である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記第2の再生は、前記表示範囲が前記第1の範囲から前記第2の範囲へ段階的に変化するような再生である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記第2の再生を指示するユーザ操作として、第1のユーザ操作と第2のユーザ操作とを含む複数のユーザ操作があり、
    前記第1のユーザ操作に応じた前記第2の再生は、前記第1の範囲が前記表示範囲として前記表示手段に表示されるような再生であり、
    前記第2のユーザ操作に応じた前記第2の再生は、前記第2の範囲が前記表示範囲として前記表示手段に表示されるような再生である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記第2の再生は、第3のユーザ操作に応じて前記表示範囲が前記第2の範囲から前記第1の範囲へ変化し、且つ、第4のユーザ操作に応じて前記表示範囲が前記第1の範囲から前記第2の範囲へ変化するような再生である
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記第1の範囲の位置は、前記表示手段の姿勢、または、ユーザ操作に応じて変更される
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 早送りおよび早戻しでない第1の再生と、前記早送りまたは前記早戻しである第2の再生とを含む複数の再生のいずれかを指示するユーザ操作を受け付ける受付ステップと、
    VR動画の再生として、行われたユーザ操作に応じた再生を行う再生ステップと、
    を有し、
    前記第1の再生は、前記VR動画の各フレームの第1の範囲が表示範囲として表示手段に表示されるような再生であり、
    前記第2の再生は、前記VR動画の各フレームの第2の範囲が前記表示範囲として前記表示手段に表示されるような再生であり、
    前記第2の範囲は、前記第1の範囲よりも広い
    ことを特徴とする電子機器の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  14. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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