JP2019011557A - 勾配付き排水溝 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性及び施工性に優れ、好適に勾配を設けることができる勾配付き排水溝の提供。【解決手段】勾配付き排水溝1は、上下幅の異なる軽量管体5a〜5dを連結する異形接続継手6,6…と、異形接続継手6,6…を介して流下方向に上下幅の小さいものから段階的に連結される上下幅の異なる複数の軽量管体5a〜5dとを備え、異形接続継手6は、連結大筒部8の上端面と連結小筒部9の上端面とが連続するように、連結大筒部8に対し連結小筒部9が上面側に偏って配置され、排水溝本体2の上端面が流下方向に連続するとともに、排水溝本体2の底部に段状の勾配y/xが形成されるようにしている。【選択図】図2

Description

本発明は、道路、公園、スポーツ施設、ビルの周囲等に設置される勾配付き排水溝に関する。
従来、道路、公園、スポーツ施設、ビルの周囲等に設置される排水溝には、U字溝ブロック等のコンクリート製溝ブロックを使用したものが一般に広く用いられている。
また、このような排水溝では、平坦な場所や坂道等において水を所望の方向に流下させるために勾配を設けることも知られている。
従来、コンクリート製の溝ブロックを使用した排水溝の勾配は、U字溝ブロック等のコンクリート製の溝ブロックを設置した後、溝ブロックの底部に傾斜を整えつつ場所打ちコンクリートを打設して所定の勾配を形成している(例えば、特許文献1を参照)。
また、近年では、塩化ビニール管等の合成樹脂製の軽量管体を用いた排水溝構造も提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
この排水溝は、地表面下の所望の深さに埋設された塩化ビニール管等の軽量管体からなる排水溝本体と、排水溝本体の上面に固定され、上端開口部が地表面に露出する縦向き筒状の通水体と、通水体の上面開口部に嵌合されたグレーチングとを備え、地表からグレーチングを通して通水体内に流入した水が排水溝本体の上面に開口した取水口より排水溝本体内に流入するようにしている。
また、この種の軽量管体を用いた管路においては、例えば、図11に示すように、軽量管体30,30が連結される部分(以下、連結部31,31という)の間に勾配を付けた管体(以下、勾配部32という)で連結してなる曲がり継手33を使用し、この曲がり継手33を介して軸方向に隣り合う軽量管体30,30を連結し、軽量管体30,30の埋設深さを上下に違えることによって管路に勾配を設けることが知られている(例えば、特許文献3を参照)。尚、図中符号34は、各軽量管体30の上面部に固定された通水体である。
実公昭56 −051113号公報 特開2009−243185号公報 特開2007―308961号公報
しかしながら、上述の如き従来の側溝ブロックを用いた排水溝では、溝ブロックがコンクリート製で重く、人力での運搬や設置作業が困難であることから、安全性や施工性が悪く、施工に長時間を要するという問題があった。特に、重機や運搬車両の進入が困難な狭隘な場所では、その問題が顕著であり、施工が非常に困難であるという問題があった。
また、この溝ブロックを用いた排水溝では、溝ブロックを設置した後に、ブロック底部に場所打ちコンクリートを打設して勾配を設けるため、コンクリートの打設やその養生等に多大な時間を要し、工期が長期化するという問題があった。
一方、上述の従来の塩化ビニール管等の合成樹脂製の軽量管体を用いた排水溝では、勾配を設けた場合、図11に示すように、各軽量管体30,30の地表面Aからの深さd1,d2が各々異なるため、各軽量管体30,30の上面に固定される通水体34,34もそれに合わせて高さ調節可能とするか、或いは、高さの異なる複数種の通水体を用意する必要があることから、製造コストが嵩み、コスト低減が望まれている。
そこで、本発明は、このような従来の問題に鑑み、安全性及び施工性に優れ、好適に勾配を設けることができる勾配付き排水溝の提供を目的としてなされたものである。
上述の如き従来の問題を解決するための請求項1に記載の発明の特徴は、地表面下の所望の深さに埋設された排水溝本体と、該排水溝本体の上面に固定され、上端開口部が前記地表面に露出する縦向き筒状の通水体とを備え、地表から前記通水体内に流入した水が前記排水溝本体の上面に開口した取水口より排水溝本体内に流入するようにしてなる排水溝であって、前記排水溝本体は、上下幅の異なる軽量管体を連結する異形接続継手と、前記異形接続継手を介して流下方向に上下幅の小さいものから段階的に連結される上下幅の異なる複数の軽量管体とを備え、該異形接続継手は、板状のフランジ部と、該フランジ部を介して連通する互いに上下幅の異なる筒状の連結大筒部及び連結小筒部とを備え、前記連結大筒部の上端面と前記連結小筒部の上端面とが連続するように、前記連結大筒部に対し上下幅の小さい連結小筒部が上面側に偏って配置され、前記排水溝本体の上端面が流下方向に連続するとともに、前記排水溝本体の底部に勾配が形成されるようにした勾配付き排水溝にある。
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記軽量管体及び/又は異形接続継手は、合成樹脂製であることにある。
請求項3に記載の発明の特徴は、請求項1又は2の構成に加え、前記異形接続継手は、一辺が前記前記連結小筒部の外側面に固定され、他辺が前記フランジ部の表面に固定された補強リブを備えていることにある。
請求項4に記載の発明の特徴は、請求項1〜3の何れか一の構成に加え、前記通水体は、下端開口縁部より外向きに張り出した固定片を備え、該固定片が前記軽量管体の外面に沿って固定されるようにしていることにある。
請求項5に記載の発明の特徴は、請求項1〜4の何れか一の構成に加え、前記異形接続継手が高さ調節機構付き支持台に支持されていることにある。
本発明に係る勾配付き排水溝は、請求項1に記載の構成を具備することによって、施工性に優れ、容易に勾配付きの排水溝を構築することができる。また、この勾配付き排水溝は、地表面から各軽量管体の上面までの距離が一定であり、高さが同一な一種類の通水体を用意すればよく、通水体の製造コストを抑えることができ、その分、排水溝全体で製造コストの低減を図ることができる。さらに、この勾配付き排水溝では、異形接続継手自体に勾配付きの管体部分(図11に示す従来例の勾配部)を設ける必要がなく、軽量管体同士を突き合わせた配置に連結できるので、軽量管体同士が断続した配置とならず、通水体を途切れることなく連続して配置することができる。
また、本発明において、請求項2に記載の構成を具備することによって、人力で軽量管体の運搬及び設置作業が可能となり、狭隘な場所でも容易に排水溝を構築することができる。
さらに、本発明において、請求項3に記載の構成を具備することによって、連結部分の曲げ耐力を高めることができる。
さらにまた、本発明において、請求項4に記載の構成を具備することによって、外径の異なる円筒状の各軽量管体に容易に通水体を固定することができる。
また、本発明において、請求項5に記載の構成を具備することによって、排水溝本体のレベル調整を容易に行うことができる。
本発明に係る勾配付き排水溝の使用態様を示す概略側面図である。 同上の勾配付き排水溝を示す概略平面図である。 図1中の勾配付き排水路を構成する軽量管体及び通水体を示す分解斜視図である。 図1中の継手部分を示す部分拡大側面図である。 同上の縦断面図である。 図1中の異形接続継手を示す側面図、(b)は同平面図、(c)は同背面図、(d)は同縦断面図である。 勾配付き排水溝の設置状態の一例を示す側面図である。 図1中のA-A線矢視拡大断面図である。 同上の同B-B線矢視断面図である。 本発明に係る勾配付き排水溝の他の一例を示す継手部分の拡大斜視図である。 従来の合成樹脂製軽量管体を使用した勾配付き排水路の一例を示す側面図である。
次に、本発明に係る勾配付き排水溝の実施態様を図1〜図10に示した実施例に基づいて説明する。尚、図中符号Aは地表面、符号Bは集水桝、符号1は勾配付き排水溝である。
この勾配付き排水溝1は、図1、図2に示すように、地表面A下の所望の深さに埋設された排水溝本体2と、排水溝本体2の上面に固定され、上端開口部が地表面Aに露出する縦向き筒状の通水体3,3…とを備え、地表から通水体3,3…内に流入した水が排水溝本体2の上面に開口した取水口4,4…より排水溝本体2内に流入し、勾配y/xによって所望の方向(本実施例においては集水桝B側に向けて)流下するようになっている。
排水溝本体2は、上下幅の異なる軽量管体5a〜5dを連結する異形接続継手6,6…と、異形接続継手6,6…を介して流下方向に上下幅の小さいものから段階的に連結される上下幅の異なる複数の軽量管体5a〜5dとを備え、各軽量管体5a〜5dの上端面が流路方向に連続するとともに底部に所望の勾配y/xが形成されている。
軽量管体5a〜5dは、図3に示すように、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂によってそれぞれ所定の長さ及び直径の円筒状に形成されている。尚、本実施例では、円筒状の軽量管体5a〜5dの直径が上下幅に該当する。
また、各軽量管体5a〜5dの上面部には、管内外で貫通した取水口4,4…が形成され、この取水口4,4…を囲むように通水体3,3…が固定される。
異形接続継手6,6…は、図4〜6に示すように、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂によって一体に形成され、円板状のフランジ部7と、フランジ部7を介して連通する互いに直径(上下幅)の異なる円筒状の連結大筒部8及び連結小筒部9とを備えている。
連結大筒部8は、連結する一方の軽量管体5b(5c,5d)の直径と略同じ内径Dを有する所定の肉厚tの円筒状に形成され、一端がフランジ部7の片面の外縁に一体に固定され、他端開口より軽量管体5b(5c,5d)が挿入嵌合されるようになっている。
連結小筒部9は、連結する他方の軽量管体5a(5b,5c)の直径と略同じ内径dを有する連結大筒部8と同じ肉厚tの円筒状に形成され、筒軸方向の一端がフランジ部7の他方の面に一体に固定され、他端開口より軽量管体5a(5b,5c)が挿入嵌合されるようになっている。
また、この連結小筒部9は、連結大筒部8に対し(連結大筒部8の内径D−連結小筒部9の内径d)の1/2だけ直径方向に偏って(偏心して)配置され、連結大筒部8の上端面と連結小筒部9の上端面とが流下方向で連続し、異形接続継手6の底部に高さが(連結大筒部8の内径D−連結小筒部9の内径d)の段差が形成されている。
フランジ部7は、連結大筒部8の直径と略同径の円盤状に形成され、板厚方向に貫通した連結小筒部9と同心配置の連通孔10を備え、連通孔10を通して連結大筒部8と連結小筒部9とが連通している。
連通孔10は、連結小筒部9の内径dよりやや小径に形成され、フランジ部7の表面が連結大筒部8及び連結小筒部9の内周面より内側に張り出した当て止め部11を成し、当て止め部11に各軽量管体5a,5bの端部が突き当てられるようになっている。
また、異形接続継手6,6…には、一辺が連結小筒部9の外側面に固定され、他辺がフランジ部7の表面に固定された補強リブ12,12…を備え、各軽量管体5a〜5dの連結部分が強化されている。
尚、各異形接続継手6,6…は、高さ調節機構付き支持台13に支持され、高さ調節機構付き支持台13の高さ調節によって地表面Aに対する排水溝本体2の上端面のレベルを調節できるようにしてもよい。
高さ調節機構付き支持台13は、例えば、図7に示すように、連結大筒部8の外側に嵌合される固定枠部14と、固定枠部14の両側部に上端が移動可能に連結された支持柱15,15と、支持柱15,15の下端が支持される支持基部16とを備え、支持基部16を地中に形成された溝底部に設置するようになっている。
この高さ調節機構付き支持台13は、支持柱15,15の上端に雄ネジ部15aを備え、この雄ネジ部15aを固定枠部14の両側に張り出した連結片14a,14aに貫通させ、所望の位置にナット17で締結させることにより高さ調節ができるようになっている。
また、この高さ調節機構付き支持台13は、支持基部16に対し支持柱15,15の下端がスライド可能に支持され、両支持柱15,15間距離を調節することができ、径の異なる複数種の固定枠部14を備えることによって、各異形接続継手6,6…に対応できるようになっている。
通水体3,3…は、ステンレス等の薄肉金属板材をもって軽量管体軸方向に細長い矩形開口を有する角筒状に形成され、各軽量管体5a〜5dの上面に縦向きに設置されている。
この通水体3,3…は、長手方向が各軽量管体5a〜5dと略等しい長さに形成され、下端側の開口内に、軽量管体5a〜5dの上面に形成された複数の取水口4,4…が配置されるように軽量管体5a〜5d上面部に固定されている。
また、この通水体3,3…は、地表面Aから排水溝本体2上面までの高さに整合させた高さに形成され、上端開口が地表面Aに露出し、地表面A上を流れる水は、この通水体3,3…より流入し、取水口4,4…を通して各軽量管体5a〜5dからなる排水溝本体2内に取り入れられるようになっている。
この通水体3,3…の下部には、下端開口縁部より外向きに張り出した固定片18,18を備え、固定片18,18が軽量管体5a〜5dの外面に沿って固定されるようにしている。
固定片18,18は、図3、図8、図9に示すように、通水体3の矩形開口短手方向に対向する側壁の下縁から外向きに突設した可撓性を有する板状材からなっており、各軽量管体5a〜5dの外周面に沿って重ねられるように略弧状を成している。
また、固定片18,18には、複数の固定用貫通孔19が形成され、この固定用貫通孔19は、各軽量管体5a〜5dに形成されている固定用貫通孔20に対応する位置に形成されており、これらの固定用貫通孔19,20にブラインドリベット等の固定具21を挿通し、このブラインドリベット等の固定具21によって、通水体3,3…の固定片18,18と軽量管体5a〜5dとが固定される。
また、通水体3,3…の長手方向両端部の下側には、内側に凹んだ形状、即ちテーパ状に形成された回避用凹部22を備え、通水体3,3…同士を長手方向に突き合わせ配置とした場合、回避用凹部22によって回避空間が形成され、通水体3,3…と異形接続継手6,6…とが互いに干渉しないようになっている。
さらに、通水体3,3…の上端開口部には、矩形開口の短手方向に支持板23が架設され、支持板23上に載置された状態でグレーチング24が嵌合されるようになっている。
このような勾配付き排水溝1の設置は、地表面Aより所定の深さまで掘削し、排水溝用の溝を形成し、必要に応じて底部に平坦な土台部を形成する。
次に、上下幅(直径)の異なる複数の軽量管体5a〜5dと、それらを連結する異形接続継手6,6…とを施工現場に搬送し、溝内又は溝の近傍で各軽量管体5a〜5dを連結し、排水溝本体2を組み立てる。尚、各軽量管体5a〜5dには、予め通水体3,3…を固定しておくことが望ましい。
その際、軽量管体5a〜5dは、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂製で軽量であるので、人力で運搬及び設置作業が可能となっている。
各軽量管体5a〜5dの組み立ては、異形接続継手6,6…を介して流下方向に上下幅(直径)の小さなものから段階的に連結することにより、排水溝本体2の上端面が流下方向で連続するとともに、排水溝本体2の底部に段状の流下方向に向けた下り勾配y/xが形成される。
例えば、全長10mの排水溝においては、直径がそれぞれ100mm、125mm、150mm、200mm、250mmの長さ2mの軽量管体を段階的に連結することによって、1.5/100の下り勾配y/xが形成される。
そして、各高さ調節機構付き支持台13の高さを調節し、地表面Aに対する排水溝本体2のレベル、即ち、各通水体3,3…の上端開口が地表面Aに露出する高さに調節し、しかる後、溝を埋め戻すとともに地表面A部をコンクリートやアスファルト等によって舗装し、通水体3,3…の上面開口部にグレーチング24を嵌合させる。
このように構成された勾配付き排水溝1は、異形接続継手6,6…を介して上下幅の異なる管体を流下方向に上下幅の小さなものから段階的に連結したことによって、排水溝本体2の上端面を流下方向に連続して形成することができるとともに、排水溝本体2の底部に段状に形成された所望の下り勾配y/xを形成することができる。
即ち、この勾配付き排水溝1は、塩化ビニール管等の軽量管体を使用した簡便な構造で勾配y/x付きの排水溝を形成することができるとともに、地表面Aから排水溝本体2の上端面までの距離を排水溝全長に亘って一定とすることができ、排水溝の全長に亘って同じ高さの統一された通水体3,3…を使用することができる。
よって、この勾配付き排水溝1では、使用する通水体3,3…を同一の規格で製造でき、その分、製造コストが低減され、排水溝全体のコストダウンを図ることができる。
また、この勾配付き排水溝1では、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂からなる軽量管体5a〜5d及び異形接続継手6,6…を使用しているので、人力で軽量管体5a〜5dの運搬及び設置作業を行うことができ、効率がよく、且つ、安全に作業を行えるようになっている。
尚、上述の実施例では、円筒状の軽量管体5a〜5dを用いた例について説明したが、軽量管体5a〜5dは、円筒状に限定されず、例えば、図10に示すように、横幅が同一で上下幅がそれぞれ異なる複数の角筒状の軽量管体25a,25b及び異形接続継手26を用いてもよい。
また、上述の実施例では、軽量管体5a〜5d及び異形接続継手6,6…を塩化ビニール樹脂等の合成樹脂で形成した例について説明したが、軽量管体5a〜5d及び異形接続継手6,6…の何れか一方又は両方を軽量なステンレス鋼等によって形成してもよい。
A 地表面
B 集水桝
1 勾配付き排水溝
2 排水溝本体
3 通水体
4 取水口
5a〜5d 軽量管体
6 異形接続継手
7 フランジ部
8 連結大筒部
9 連結小筒部
10 連通孔
11 当て止め部
12 補強リブ
13 高さ調節機構付き支持台
14 固定枠部
15 支持柱
16 支持基部
17 ナット
18 固定片
19 固定用貫通孔
20 固定用貫通孔
21 固定具(ブランインドリベット)
22 回避用凹部
23 支持板
24 グレーチング
25a,25b
26 異形接続継手

Claims (5)

  1. 地表面下の所望の深さに埋設された排水溝本体と、該排水溝本体の上面に固定され、上端開口部が前記地表面に露出する縦向き筒状の通水体とを備え、地表から前記通水体内に流入した水が前記排水溝本体の上面に開口した取水口より排水溝本体内に流入するようにしてなる排水溝であって、
    前記排水溝本体は、上下幅の異なる軽量管体を連結する異形接続継手と、前記異形接続継手を介して流下方向に上下幅の小さいものから段階的に連結される上下幅の異なる複数の軽量管体とを備え、
    該異形接続継手は、板状のフランジ部と、該フランジ部を介して連通する互いに上下幅の異なる筒状の連結大筒部及び連結小筒部とを備え、前記連結大筒部の上端面と前記連結小筒部の上端面とが連続するように、前記連結大筒部に対し上下幅の小さい連結小筒部が上面側に偏って配置され、
    前記排水溝本体の上端面が流下方向に連続するとともに、前記排水溝本体の底部に勾配が形成されるようにしたことを特徴とする勾配付き排水溝。
  2. 前記軽量管体及び/又は異形接続継手は、合成樹脂製である請求項1に記載の勾配付き排水溝。
  3. 前記異形接続継手は、一辺が前記連結小筒部の外側面に固定され、他辺が前記フランジ部の表面に固定された補強リブを備えている請求項1又は2に記載の勾配付き排水溝。
  4. 前記通水体は、下端開口縁部より外向きに張り出した固定片を備え、該固定片が前記軽量管体の外面に沿って固定されるようにしている請求項1〜3の何れか一に記載の勾配付き排水溝。
  5. 前記異形接続継手は、高さ調節機構付き支持台に支持されている請求項1〜4の何れか一に記載の勾配付き排水溝。
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