JP2019010925A - 電動機付自転車 - Google Patents

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太一 ▲柳▼岡
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Abstract

【課題】例えば登り坂などにおける発進性を改善できる電動機付自転車を提供する。【解決手段】電動機付自転車は、前輪と、後輪と、前輪または後輪を駆動するモータ11と、後輪を駆動する踏力が加えられるペダルと、踏力に基づく入力トルクを検出するトルクセンサ13と、前輪または後輪の回転量を検出する車輪回転量検出部14bと、モータ11を制御する制御部16とを備え、制御部16は、入力トルクが第1閾値以下の場合にモータ11を駆動せず、入力トルクが第1閾値より大きい場合、かつ、入力トルクが第1閾値より大きい第2閾値以下の場合、かつ、回転量が第3閾値より小さい場合にモータ11を駆動せず、入力トルクが第1閾値より大きく第2閾値以下の場合、かつ、回転量が第3閾値以上の場合にモータ11を駆動し、入力トルクが第2閾値より大きい場合にモータ11を駆動する。【選択図】図3

Description

本発明は、電動機付自転車に関するものである。
従来から、下記特許文献1に示されるような電動機付自転車が知られている。この電動機付自転車は、前輪と、後輪と、前輪を駆動するモータと、後輪を駆動する踏力が加えられるペダルと、踏力に基づく入力トルクを検出するトルクセンサと、モータを制御する制御部(モータ駆動制御器)とを備えている。また、この電動機付自転車は、発進指示を入力するための発進センサを備えている。運転者は、発進指示を発進センサに入力することによって、モータを駆動し、発進性を向上させることができる。特許文献1には、発進指示が操作パネルに入力される例が記載されている。
特許第5785527号公報
ところで、一般的に、運転者は、例えば登り坂の発進時などのような、両手をハンドルまたはブレーキレバーから放すことができない場合に、モータを駆動して発進性を向上させることを必要とする。
特許文献1に記載の電動機付自転車では、片手をハンドルまたはブレーキレバーから放して操作パネルに発進指示を入力しなければモータを駆動できないため、例えば登り坂などにおける発進性が十分に改善されていない。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、例えば登り坂などにおける発進性を改善することができる電動機付自転車を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の電動機付自転車は、前輪と、後輪と、前記前輪または前記後輪を駆動するモータと、前記後輪を駆動する踏力が加えられるペダルと、前記踏力に基づく入力トルクを検出するトルクセンサと、前記前輪または前記後輪の回転量を検出する車輪回転量検出部と、前記モータを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記入力トルクが第1閾値以下の場合に、前記モータを駆動せず、前記入力トルクが前記第1閾値より大きい場合、かつ、前記入力トルクが、前記第1閾値より大きい第2閾値以下の場合、かつ、前記回転量が第3閾値より小さい場合に、前記モータを駆動せず、前記入力トルクが前記第1閾値より大きく前記第2閾値以下の場合、かつ、前記回転量が前記第3閾値以上の場合に、前記モータを駆動し、前記入力トルクが前記第2閾値より大きい場合に、前記モータを駆動する。
本発明の電動機付自転車によれば、入力トルクが第2閾値より大きい場合には、前輪または後輪の回転量が第3閾値より小さい場合であってもモータが駆動されるため、前輪または後輪の回転量が小さい場合にモータが駆動されない例よりも、例えば登り坂などにおける発進性を改善することができる。
本発明の電動機付自転車は、ブレーキレバーと、前記ブレーキレバーの操作を検出するブレーキセンサとを更に備え、前記制御部は、前記入力トルクが前記第2閾値より大きい場合、かつ、前記ブレーキレバーの操作が検出される場合に、前記モータを駆動してもよい。
このように構成し、制御することによって、入力トルクが第2閾値より大きい場合には、ブレーキレバーの操作が検出される場合であってもモータが駆動される。そのため、ブレーキレバーの操作が検出される場合にモータが駆動されない例よりも、電動機付自転車の後退防止のためにブレーキレバーが操作される登り坂発進時における発進性を改善することができる。
また、本発明の電動機付自転車では、前記制御部は、前記入力トルクが前記第2閾値より大きい場合かつ前記ブレーキレバーの操作が検出された場合に前記モータを駆動した後、第4閾値以上の時間が経過した場合または前記回転量が第5閾値以上になった場合、かつ、前記ブレーキレバーの操作が検出され続けている場合に、前記モータの駆動を停止させてもよい。
このように制御することによって、トルクセンサに異常が発生している場合に、運転者が電動機付自転車を発進させる意図を有さないにもかかわらず、モータが駆動され続けてしまう事態を回避することができる。また、運転者が体勢を崩して入力トルクが大きくなったにもかかわらず、つまり、運転者が電動機付自転車を発進させる意図を有さないにもかかわらず、モータが駆動され続けてしまう事態を回避することができる。また、ブレーキレバーの操作が検出され続けているにもかかわらず、つまり、モータが回転していないおそれがあるにもかかわらず、モータに対する通電が継続され、モータが昇温することに伴って、モータの性能が低下してしまうことを抑制することができる。
また、本発明の電動機付自転車では、前記制御部は、前記入力トルクが前記第2閾値より大きい場合に前記モータを駆動した後、第4閾値以上の時間が経過した場合であって、前記回転量がゼロである場合に、前記モータの駆動を停止させてもよい。
このように制御することによって、モータが回転していないにもかかわらず、モータに対する通電が継続され、モータが昇温することに伴って、モータの性能が低下してしまうことを抑制することができる。
また、本発明の電動機付自転車では、前記制御部が前記モータの駆動を停止させた後、前記入力トルクが前記第2閾値以下の場合に、前記制御部は、前記モータの駆動停止状態を解除してもよい。
このように制御することによって、制御部がモータの駆動を停止させた後、時間の経過に伴って温度が低下し、性能が回復したモータを、有効的に利用することができる。
また、本発明の電動機付自転車は、前記モータの回転数を検出する回転数センサを更に備え、前記車輪回転量検出部は、前記モータの回転数に基づいて前記電動機付自転車の車速を推定してもよい。
このように構成することによって、電動機付自転車の車速を推定することができると共に、モータが昇温するおそれがある状態、つまり、モータに対する通電が行われているにもかかわらず、モータが回転していない状態を把握することができる。
また、本発明の電動機付自転車は、前記前輪および前記後輪のうちの前記モータによって駆動されない車輪の回転数を検出する他の回転数センサを更に備え、前記車輪回転量検出部は、前記他の回転数センサによって検出された回転数に基づいて第2の車速を推定し、前記制御部は、前記モータの回転数に基づいて推定される前記車速と、前記他の回転数センサによって検出された回転数に基づいて推定される前記第2の車速との差が、第6閾値より大きい場合に、前記モータの駆動を停止させてもよい。
このように、制御部は、モータの回転数に基づいて推定される車速と、他の回転数センサによって検出された回転数に基づいて推定される第2の車速との差が、第6閾値より大きい場合に、電動機付自転車が転倒したおそれがあると判断し、モータの駆動を停止させる。そのため、モータの駆動が停止させられない場合よりも、運転者の安全性を向上させることができる。
本発明によれば、例えば登り坂などにおける発進性を改善できる電動機付自転車を提供することができる。
第1実施形態に係る電動機付自転車の構成図である。 図1に示すハンドルなどの拡大図である。 第1実施形態に係る電動機付自転車の機能を示すブロック図である。 第1実施形態の電動機付自転車において実行される処理を説明するためのフローチャートである。 図4においてモータの駆動が開始された後に実行される処理を説明するためのフローチャートである。 図5においてモータの駆動が停止された後に実行される処理を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る電動機付自転車の機能を示すブロック図である。 第2実施形態の電動機付自転車において実行される処理を説明するためのフローチャートである。 図8においてモータ11の駆動が開始された後に実行される処理を説明するためのフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、第1実施形態に係る電動機付自転車1の構成を、図1から図3を参照しながら説明する。図1は第1実施形態に係る電動機付自転車1の構成図である。図2は図1に示すハンドル1cなどの拡大図である。図3は第1実施形態に係る電動機付自転車1の機能を示すブロック図である。
図1および図2に示すように、第1実施形態の電動機付自転車1は、前輪1aと、後輪1bと、ハンドル1cと、ブレーキレバー1dと、ペダル1eと、サドル1fと、クランク1gとを備えている。ブレーキレバー1dの非操作時には、ブレーキレバー1dが、図2に「非操作時」で示す位置に位置する。ブレーキレバー1dの操作時には、ブレーキレバー1dが、図2に「操作時」で示す位置に位置する。ペダル1eには、後輪1bを駆動する踏力が、運転者によって加えられる。また、ペダル1eは、クランク1gに連結されている。
また、図3に示すように、第1実施形態の電動機付自転車1は、モータ11と、バッテリ12と、トルクセンサ13と、回転数センサ14aと、車輪回転量検出部14bと、制御部16とを備えている。モータ11は前輪1aを駆動する。バッテリ12は、モータ11および制御部16に電力を供給する。トルクセンサ13は、ペダル1eに加えられる運転者の踏力に基づく入力トルクを検出する。回転数センサ14aは、モータ11の回転数を検出する。車輪回転量検出部14bは、モータ11の回転数に基づいて電動機付自転車1の車速を推定する。また、車輪回転量検出部14bは、モータ11の回転数に基づいて、前輪1a(駆動輪)の回転量を検出(推定)する。制御部16は、トルクセンサ13によって検出された入力トルクと、車輪回転量検出部14bによって検出された前輪1aの回転量とに基づいて、モータ11を制御する。詳細には、例えば、アシスト比率、電動機付自転車1が変速機を備える場合における変速比などに基づいて、制御部16は、モータ11の出力を制御する。
上述したように、図1から図3に示す例では、モータ11が、前輪1aを駆動するが、他の例では、代わりに、モータ11が後輪1bを駆動してもよい。
また、上述したように、図1から図3に示す例では、回転数センサ14aがモータ11の回転数を検出し、車輪回転量検出部14bがモータ11の回転数に基づいて電動機付自転車1の車速を推定する。他の例では、代わりに、回転数センサ14aが後輪1bの回転数を検出し、車輪回転量検出部14bが後輪1bの回転数に基づいて電動機付自転車1の車速を推定してもよい。あるいは、更に他の例では、回転数センサ14aがクランク1gの回転数を検出し、車輪回転量検出部14bがクランク1gの回転数に基づいて電動機付自転車1の車速を推定してもよい。
図4は第1実施形態の電動機付自転車1において実行される処理を説明するためのフローチャートである。
第1実施形態の電動機付自転車1は、電動機付自転車1の使用時に、図4に示す処理を実行する。
図4に示す例では、ステップS1において、制御部16は、トルクセンサ13によって検出された入力トルクTが第1閾値th1より大きいか否かを判定する。入力トルクTが第1閾値th1より大きい場合、制御部16は、ステップS2に進む。一方、入力トルクTが第1閾値th1以下の場合、制御部16は、例えば運転者が足をペダル1eに載せただけである、あるいは、運転者の誤操作によって運転者の踏力がペダル1eに加えられたおそれがあると判断し、つまり、運転者が電動機付自転車1を発進させる意図を有さないと判断し、ステップS5に進む。ステップS5では、制御部16が、モータ11を駆動しない。
ステップS2では、制御部16は、トルクセンサ13によって検出された入力トルクTが第2閾値th2(>th1)より大きいか否かを判定する。入力トルクTが第2閾値th2より大きい場合、制御部16は、運転者が発進性を向上させることを必要としている、つまり、運転者がモータ11のアシストを必要としていると判断し、ステップS4に進む。ステップS4では、制御部16が、モータ11を駆動する。
一方、入力トルクTが第2閾値th2以下の場合、制御部16は、ステップS3に進む。
ステップS3では、制御部16は、車輪回転量検出部14bによって検出された前輪1aの回転量RAが第3閾値th3より小さいか否かを判定する。回転量RAが第3閾値th3より小さい場合、制御部16は、回転量RAが小さく、不安定な走行状態であるため、モータ11を駆動すると、電動機付自転車1の転倒のおそれ、あるいは、電動機付自転車1の飛び出しのおそれがあると判断し、ステップS5に進む。ステップS5では、制御部16が、モータ11を駆動しない。
一方、回転量RAが第3閾値th3以上の場合、制御部16は、回転量RAが大きく、安定した走行状態であるため、モータ11を駆動しても、電動機付自転車1の転倒のおそれ、あるいは、電動機付自転車1の飛び出しのおそれがないと判断し、ステップS4に進む。ステップS4では、制御部16が、モータ11を駆動する。
図4に示す例では、入力トルクTが第2閾値th2より大きい場合に、回転量RAが第3閾値th3より小さい場合であっても、ステップS4において、モータ11が駆動される。そのため、回転量RAが小さい場合にモータ11が駆動されない例よりも、例えば登り坂などにおける電動機付自転車1の発進性を改善することができる。
図5は図4においてモータ11の駆動が開始された後に実行される処理を説明するためのフローチャートである。
図5に示す例では、ステップS21において、制御部16は、図4のステップS4においてモータ11が駆動された後(詳細には、入力トルクTが第2閾値th2より大きい場合にモータ11が駆動された後)の経過時間tAが、第4閾値th4以上であるか否かを判定する。経過時間tAが第4閾値th4以上である場合、つまり、モータ11が駆動された後に第4閾値th4以上の時間が経過した場合、制御部16は、ステップS22に進む。
一方、経過時間tAが第4閾値th4より小さい場合、制御部16は、図5に示す処理を終了する。
ステップS22では、制御部16は、回転量RAがゼロであるか否かを判定する。回転量RAがゼロである場合、制御部16は、モータ11が回転していないにもかかわらず、モータ11に対する通電が継続されると、モータ11が昇温し、モータ11の性能が低下してしまうおそれがあると判断し、ステップS23に進む。ステップS23では、制御部16が、モータ11の駆動を停止する。
一方、回転量RAがゼロではない場合、制御部16は、図5に示す処理を終了する。
図5に示す例では、ステップS23において制御部16がモータ11の駆動を停止するため、モータ11が回転していないにもかかわらず、モータ11に対する通電が継続され、モータ11が昇温することに伴って、モータ11の性能が低下してしまうことを抑制することができる。
図6は図5においてモータ11の駆動が停止された後に実行される処理を説明するためのフローチャートである。
図6に示す例では、ステップS31において、制御部16は、図5のステップS23においてモータ11の駆動が停止された後に、入力トルクTが、第2閾値th2以下になったか否かを判定する。入力トルクTが第2閾値th2以下になった場合、制御部16は、ステップS32に進む。
一方、入力トルクTが第2閾値th2より大きい場合、制御部16は、図6に示す処理を終了する。
ステップS32では、制御部16は、時間の経過に伴ってモータ11の温度が低下し、モータ11の性能が回復していると判断し、モータ11の駆動停止状態を解除する。
図6に示す例では、ステップS32において制御部16がモータ11の駆動停止状態を解除するため、制御部16がモータ11の駆動を停止させた後、時間の経過に伴って温度が低下し、性能が回復したモータ11を、有効的に利用することができる。
上述したように、第1実施形態の電動機付自転車1では、図4のステップS3において、回転量RAが第3閾値th3以上であると制御部16が判定した場合に、ステップS4において、制御部16がモータ11を駆動する。そのため、電動機付自転車1の安定走行、および、それに伴う運転者の安全性を確保することができる。
また、図4のステップS1において、入力トルクTが第1閾値th1以下であると制御部16が判定した場合に、制御部16は、ステップS5を実行し、モータ11を駆動しない。そのため、電動機付自転車1を発進させる意図を有さない運転者の安全性を確保することができる。
仮に、登り坂などにおいて、モータ11の駆動開始に時間を要する場合には、モータ11の駆動が開始されるまで、運転者はペダル1eに加えられる自分の踏力のみによって電動機付自転車1を走行させる必要があり、運転者の負担が大きくなってしまう。
上述したように、第1実施形態の電動機付自転車1では、入力トルクTが第2閾値th2より大きい場合に、回転量RAが第3閾値th3より小さい場合であっても、ステップS4において、モータ11が駆動される。そのため、モータ11の駆動開始に時間を要する場合よりも、例えば登り坂などにおける電動機付自転車1の発進性を改善することができる。
詳細には、入力トルクTが第2閾値th2より大きい場合には、運転者が、電動機付自転車1を発進させる意図を明らかに有しているため、モータ11が駆動されても、電動機付自転車1の転倒のおそれは低いと考えられる。
入力トルクTが第2閾値th2より大きい場合にもかかわらず、回転量RAが第3閾値th3より小さい場合には、電動機付自転車1が登り坂を走行しようとしていると推定することができる。従って、そのような場合にモータ11が駆動されても、電動機付自転車1の飛び出しのおそれは低いと考えられる。
上述したように、図1から図3に示す例では、回転数センサ14aがモータ11の回転数を検出し、車輪回転量検出部14bがモータ11の回転数に基づいて電動機付自転車1の車速を推定する。
他の例では、電動機付自転車1が、回転数センサ14aの他に、モータ11によって駆動されない後輪1bの回転数を検出する他の回転数センサ(図示せず)を更に備えている。車輪回転量検出部14bは、モータ11の回転数に基づいて電動機付自転車1の車速を推定すると共に、他の回転数センサによって検出された回転数に基づいて電動機付自転車1の第2の車速を推定する。制御部16は、モータ11の回転数に基づいて推定される電動機付自転車1の車速と、他の回転数センサによって検出された回転数に基づいて推定される電動機付自転車1の第2の車速との差が、第6閾値より大きい場合に、電動機付自転車1が転倒したおそれがあると判断し、モータ11の駆動を停止させる。そのため、モータ11の駆動が停止させられない場合よりも、運転者の安全性を向上させることができる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態に係る電動機付自転車1について説明する。
第2実施形態の電動機付自転車1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の電動機付自転車1と同様に構成されている。従って、第2実施形態の電動機付自転車1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の電動機付自転車1と同様の効果を奏することができる。
図7は第2実施形態に係る電動機付自転車1の機能を示すブロック図である。
図3に示すように、第1実施形態の電動機付自転車1は、ブレーキセンサ15を備えていないが、図7に示すように、第2実施形態の電動機付自転車1は、ブレーキセンサ15を備えている。ブレーキセンサ15は、ブレーキレバー1dの操作を検出する。
ブレーキレバー1dが、図2に「操作時」で示す位置に位置する場合、ブレーキセンサ15によって、ブレーキレバー1dの操作が検出される。一方、ブレーキレバー1dが、図2に「非操作時」で示す位置に位置する場合、ブレーキセンサ15によって、ブレーキレバー1dの操作は検出されない。
上述したように、第1実施形態の電動機付自転車1では、制御部16が、トルクセンサ13によって検出された入力トルクと、車輪回転量検出部14bによって検出された前輪1aの回転量とに基づいて、モータ11を制御する。
一方、第2実施形態の電動機付自転車1では、制御部16が、トルクセンサ13によって検出された入力トルクと、車輪回転量検出部14bによって検出された前輪1aの回転量と、ブレーキセンサ15によるブレーキレバー1dの操作の検出結果とに基づいて、モータ11を制御する。
図8は第2実施形態の電動機付自転車1において実行される処理を説明するためのフローチャートである。
第2実施形態の電動機付自転車1は、電動機付自転車1の使用時に、図8に示す処理を実行する。
図8に示す例では、ステップS1、S2、S3、S4、S5において、図4のステップS1、S2、S3、S4、S5と同様の処理が実行される。
詳細には、図8のステップS3において、制御部16は、車輪回転量検出部14bによって検出された前輪1aの回転量RAが第3閾値th3以上であると判定した場合、ステップS11に進む。
ステップS11では、制御部16は、ブレーキセンサ15によってブレーキレバー1dの操作が検出されたか否かを判定する。ブレーキセンサ15によってブレーキレバー1dの操作が検出された場合、制御部16は、運転者が電動機付自転車1を減速または停止させる意図を有する、あるいは、運転者が電動機付自転車1を発進させる意図を有さないと判断し、ステップS5に進む。上述したように、ステップS5では、制御部16が、モータ11を駆動しない。
一方、ブレーキセンサ15によってブレーキレバー1dの操作が検出されない場合、制御部16は、運転者が電動機付自転車1を減速または停止させる意図を有しておらず、また、回転量RAが大きく、安定した走行状態であるため、モータ11を駆動しても、電動機付自転車1の転倒のおそれ、あるいは、電動機付自転車1の飛び出しのおそれがないと判断し、ステップS4に進む。上述したように、ステップS4では、制御部16が、モータ11を駆動する。
図8に示す例では、入力トルクTが第2閾値th2より大きい場合には、ブレーキレバー1dの操作が検出される場合であってもモータ11が駆動されるため、ブレーキレバー1dの操作が検出される場合にモータ11が駆動されない例よりも、電動機付自転車1の後退防止のためにブレーキレバー1dが操作される登り坂発進時における発進性を改善することができる。
一般的な電動機付自転車では、登り坂発進時に電動機付自転車の後退防止のために、運転者がブレーキレバーを操作していると、モータは駆動されない。そのため、登り坂発進時(詳細には、運転者がブレーキレバーの操作を解除した瞬間)における運転者の負担が非常に大きい。
一方、第2実施形態の電動機付自転車1では、登り坂発進時に運転者がブレーキレバー1dを操作していても、上述したように、制御部16が、ステップS4を実行し、モータ11を駆動する。そのため、一般的な電動機付自転車よりも、登り坂発進時における運転者の負担を軽減することができる。
図9は図8においてモータ11の駆動が開始された後に実行される処理を説明するためのフローチャートである。
図9に示す例では、ステップS21において、制御部16は、図8のステップS4においてモータ11が駆動された後(詳細には、入力トルクTが第2閾値th2より大きい場合かつブレーキレバー1dの操作が検出された場合にモータ11が駆動された後)の経過時間tAが、第4閾値th4以上であるか否かを判定する。経過時間tAが第4閾値th4以上である場合、つまり、モータ11が駆動された後に第4閾値th4以上の時間が経過した場合、制御部16は、ステップS41に進む。
一方、経過時間tAが第4閾値th4より小さい場合、制御部16は、ステップS42に進む。
ステップS42では、制御部16は、前輪1aの回転量RAが第5閾値th5以上になったか否かを判定する。つまり、制御部16は、モータ11が駆動された後に前輪1aが第5閾値th5以上回転したか否かを判定する。前輪1aの回転量RAが第5閾値th5以上になった場合、制御部16は、ステップS41に進む。
一方、前輪1aの回転量RAが第5閾値th5以上になっていない場合、制御部16は、図9に示す処理を終了する。
ステップS41では、制御部16は、モータ11が駆動された後にブレーキセンサ15によってブレーキレバー1dの操作が検出され続けているか否かを判定する。モータ11が駆動された後にブレーキセンサ15によってブレーキレバー1dの操作が検出され続けている場合、制御部16は、ブレーキレバー1dの操作が継続され、モータ11が回転していないおそれがあるにもかかわらず、モータ11に対する通電が継続されると、モータ11が昇温し、モータ11の性能が低下してしまうおそれがあると判断し、ステップS23に進む。ステップS23では、制御部16が、モータ11の駆動を停止する。
一方、モータ11が駆動された後にブレーキセンサ15によってブレーキレバー1dの操作が検出され続けていない場合、制御部16は、図9に示す処理を終了する。
図9に示す例では、ステップS23において制御部16がモータ11の駆動を停止するため、モータ11が回転していないにもかかわらず、モータ11に対する通電が継続され、モータが昇温することに伴って、モータ11の性能が低下してしまうことを抑制することができる。
また、トルクセンサ13に異常が発生している場合に、運転者が電動機付自転車1を発進させる意図を有さないにもかかわらず、モータ11が駆動され続けてしまう事態を回避することができる。
また、運転者が体勢を崩して入力トルクTが大きくなったにもかかわらず、つまり、運転者が電動機付自転車1を発進させる意図を有さないにもかかわらず、モータ11が駆動され続けてしまう事態を回避することができる。
上述したように、第2実施形態の電動機付自転車1では、ブレーキレバー1dが操作されているにもかかわらず、モータ11が駆動されるのは、モータ11が駆動された後の経過時間tAが、第4閾値th4に到達するまでの期間、あるいは、モータ11が駆動された後の前輪1aの回転量RAが第5閾値th5に到達するまでの期間に限定される。しかも、ブレーキレバー1dが操作されているにもかかわらず、モータ11が駆動されるのは、入力トルクTが第2閾値th2より大きく、運転者が、電動機付自転車1を発進させる意図を明らかに有している場合に限定される。そのため、ブレーキレバー1dが操作されているにもかかわらず、モータ11が駆動されても、危険性は低いと考えられる。
なお、電動機付自転車1の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…電動機付自転車、1a…前輪、1b…後輪、1c…ハンドル、1d…ブレーキレバー、1e…ペダル、1f…サドル、1g…クランク、11…モータ、12…バッテリ、13…トルクセンサ、14a…回転数センサ、14b…車輪回転量検出部、15…ブレーキセンサ、16…制御部

Claims (7)

  1. 前輪と、
    後輪と、
    前記前輪または前記後輪を駆動するモータと、
    前記後輪を駆動する踏力が加えられるペダルと、
    前記踏力に基づく入力トルクを検出するトルクセンサと、
    前記前輪または前記後輪の回転量を検出する車輪回転量検出部と、
    前記モータを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記入力トルクが第1閾値以下の場合に、前記モータを駆動せず、
    前記入力トルクが前記第1閾値より大きい場合、かつ、前記入力トルクが、前記第1閾値より大きい第2閾値以下の場合、かつ、前記回転量が第3閾値より小さい場合に、前記モータを駆動せず、
    前記入力トルクが前記第1閾値より大きく前記第2閾値以下の場合、かつ、前記回転量が前記第3閾値以上の場合に、前記モータを駆動し、
    前記入力トルクが前記第2閾値より大きい場合に、前記モータを駆動する、
    電動機付自転車。
  2. ブレーキレバーと、
    前記ブレーキレバーの操作を検出するブレーキセンサとを更に備え、
    前記制御部は、
    前記入力トルクが前記第2閾値より大きい場合、かつ、前記ブレーキレバーの操作が検出される場合に、前記モータを駆動する、
    請求項1に記載の電動機付自転車。
  3. 前記制御部は、
    前記入力トルクが前記第2閾値より大きい場合かつ前記ブレーキレバーの操作が検出された場合に前記モータを駆動した後、第4閾値以上の時間が経過した場合または前記回転量が第5閾値以上になった場合、かつ、前記ブレーキレバーの操作が検出され続けている場合に、前記モータの駆動を停止させる、
    請求項2に記載の電動機付自転車。
  4. 前記制御部は、
    前記入力トルクが前記第2閾値より大きい場合に前記モータを駆動した後、第4閾値以上の時間が経過した場合であって、前記回転量がゼロである場合に、前記モータの駆動を停止させる、
    請求項1に記載の電動機付自転車。
  5. 前記制御部が前記モータの駆動を停止させた後、前記入力トルクが前記第2閾値以下の場合に、
    前記制御部は、前記モータの駆動停止状態を解除する、
    請求項3または請求項4に記載の電動機付自転車。
  6. 前記モータの回転数を検出する回転数センサを更に備え、
    前記車輪回転量検出部は、前記モータの回転数に基づいて前記電動機付自転車の車速を推定する、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電動機付自転車。
  7. 前記前輪および前記後輪のうちの前記モータによって駆動されない車輪の回転数を検出する他の回転数センサを更に備え、
    前記車輪回転量検出部は、前記他の回転数センサによって検出された回転数に基づいて第2の車速を推定し、
    前記制御部は、
    前記モータの回転数に基づいて推定される前記車速と、前記他の回転数センサによって検出された回転数に基づいて推定される前記第2の車速との差が、第6閾値より大きい場合に、前記モータの駆動を停止させる、
    請求項6に記載の電動機付自転車。
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