JP2019010055A - 虫除け具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの腕や足や脚や首(以下、腕等)や、ユーザの近傍に配置される物に装着される虫除け具であって、装着可能な物の太さの範囲が広く、着脱が簡易であり、環状の物にも装着でき、また、ユーザの腕等に装着される場合には、ユーザに対して良好な装着感を与えることができる虫除け具を提供する。【解決手段】本発明の虫除け具1は、揮発性の除虫剤を含有して、渦巻き状を呈し、変形可能である。虫除け具1は、一部7が残部に比べて幅広に形成されている。また虫除け具1は、渦巻きの一端8及び他端9が、丸みを帯びた形状を呈する。また虫除け具1の内側面4には、渦巻きの旋回方向に並ぶ複数の凹部5が形成されている。虫除け具は、ポリエチレン、ポリプロピレン、スチレンのいずれかに、除虫剤を含有させた材料から形成されている。除虫剤は、ユーカリオイル、ディート、或いはパラメタンである。【選択図】図2
Description
本発明は、ユーザの腕や足や脚や首や、ユーザの近傍に配置される物に装着される虫除け具に関する。
従来から虫除けのために種々の手段が使用されている。例えば蚊については、蚊取り線香や香取マットなどがよく知られている。しかし、これらのものは、火や電気を使用することで主に据え置かれるものであり、携帯性に劣るという欠点があった。
上記の欠点を解消可能なものとして、例えば特許文献1,2に、ユーザの腕に装着される虫除け具が開示されている。特許文献1,2の虫除け具は、リング状(腕輪状)を呈しており、その内側の空間に腕が挿入されることで、腕に装着される。この虫除け具は、エラストマー等から形成されており、これに含有される除虫成分を発散させることで、虫が近寄ることを防止する。
ところで、特許文献1,2の虫除け具は、エラストマー等の弾性材料から形成されることで、腕を通す内側の空間を変形可能なものではあるが、リング状を呈することで、その変形の程度は小さい。このため、特許文献1の虫除け具は、装着可能な腕の太さの範囲が狭い。また特許文献1,2の虫除け具は、変形の程度が小さいことで、腕が太い場合には腕を過剰に締め付けてユーザに不快感を与え、腕が細い場合には腕にフィットしないことで位置が安定しなくなる虞がある。さらに特許文献1,2の虫除け具は、リング状を呈することで、腕に装着する際には、指先から通す必要があり、腕から取り外す際には、指先から抜く必要がある。したがって特許文献1,2の虫除け具は、着脱が容易ではない。さらに特許文献1,2の虫除け具は、リング状を呈することで、端のない物体、つまり、環状の物体には装着できない。
本発明は、上記事項に鑑みなされたものであり、その目的は、ユーザの腕や足や脚や首(以下、腕等)や、ユーザの近傍に配置される物(カバンの持ち手やベビーカーや椅子のフレームなど)に装着される虫除け具であって、装着可能な物の太さの範囲が広く、着脱が簡易であり、環状の物にも装着でき、また、ユーザの腕等に装着される場合には、良好な装着感を与えることができる虫除け具を提供することである。
本発明の上記目的は、揮発性の除虫剤を含有して、渦巻き状を呈し、変形可能である虫除け具により達成される。
前記虫除け具の好ましい実施態様においては、虫除け具の一部が残部に比べて幅広に形成されている。
前記虫除け具のさらに好ましい実施態様においては、前記渦巻きの一端及び他端が、丸みを帯びた形状を呈する。
前記虫除け具のさらに好ましい実施態様においては、前記虫除け具の内側面には、渦巻きの旋回方向に並ぶ複数の凹部が形成されている。
前記虫除け具のさらに好ましい実施態様においては、前記内側面に沿う前記凹部の開口は、略楕円状又は略矩形状を呈する。
前記虫除け具のさらに好ましい実施態様においては、ポリエチレン、ポリプロピレン、スチレンのいずれかに、前記除虫剤を含有させた材料から形成されている。
前記虫除け具のさらに好ましい実施態様においては、前記除虫剤は、ユーカリオイル、ディート、パラメタンのいずれかである。
前記虫除け具のさらに好ましい実施態様においては、一部又は全体が、0.5mm以上10mm以下の厚さを有している。
前記虫除け具のさらに好ましい実施態様においては、一部又は全体が、0.1cm以上8cm以下の幅を有している。
本発明の虫除け具によれば、渦巻き状を呈することで、内側の空間を初期状態の大きさから様々な大きさに拡大させることができる。このため、本発明の虫除け具は、初期状態の内側の空間の大きさに比べて、装着対象物が細い場合だけでなく、装着対象物が同程度に太い場合、さらには装着対象物が著しく太い場合でも、装着対象物の外周に巻き付けることができる。このため、本発明の虫除け具は、装着可能な物の太さの範囲が広い。
また本発明の虫除け具によれば、渦巻き状を呈することで、装着対象物の端(ユーザの指先など)から通すような手間を要せず所望の位置に巻き付けることができ、また、装着対象物の端(ユーザの指先など)から抜くような手間を要せず巻き付け位置から取り外すことができる。このため、本発明の虫除け具は、着脱が容易である。そして本発明の虫除け具は、上述のように装着対象物の端から通したり装着対象物の端から抜くことを要せず着脱可能なので、端のない物、つまり、環状の物(カバンに設けられる環状の持ち手や、ベビーカーや椅子に設けられる環状のフレームなど)にも装着できる。
そして本発明の虫除け具がユーザの腕等に装着される場合には、虫除け具は、渦巻き状を呈することで、内側の空間の大きさが腕等の太さに応じたものとなる。このため、本発明の虫除け具は、過剰に腕等を締め付けないとともに、腕等にフィットして位置が固定されたものとなる。以上のことから、本発明の虫除け具によれば、ユーザに対して良好な装着感を与えることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る虫除け具1を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る虫除け具1をユーザの腕3に装着した状態を示す斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係る虫除け具1を示す平面図である。図4は、本発明の実施形態に係る虫除け具1を、図1のA方向に視た状態を示す側面図である。図5は、本発明の実施形態に係る虫除け具1を、図1のB方向に視た状態を示す側面図である。
本実施形態の虫除け具1は、渦巻き状を呈しており、手等で外力を加えることで変形可能である。虫除け具1は、内側の空間2にユーザの腕3を挿入して腕3に巻き付けることで、腕3に装着される。虫除け具1が腕3に装着された状態では、虫除け具1から除虫剤が発散されることで、虫が腕3に近寄ることが防止される。
虫除け具1は,寸法等が適宜設定されることで、使用対象のユーザを、大人又は子供にすることが可能なものである。以下、大人用の虫除け具1及び子供用の虫除け具1の特徴を説明するが、共通する特徴については、大人用・子供用を特定せずに、まとめて説明を行う。
大人用の虫除け具1では、例えば、渦巻きの螺旋方向の長さが100mm以上700mm以下、望ましくは150mm以上600mm以下とされ、初期状態(変形前の状態)における内側の空間2の幅H(図3)が30mm以上200mm以下、望ましくは30mm以上70mm以下とされる。上記のように虫除け具1の長さや空間2の幅Hが設定されることで、腕3の太さが一般的な大人は、腕3を虫除け具の内側の空間2に挿入して、腕3の周回りに虫除け具1を巻き付けることができる。また大人用の虫除け具1の重量は、例えば、2g以上20g以下とされる。
子供用の虫除け具1では、例えば、渦巻きの螺旋方向の長さが100mm以上700mm以下、望ましくは130mm以上520mm以下とされ、初期状態(変形前の状態)における内側の空間2の幅H(図3)が30mm以上200mm以下、望ましくは30mm以上50mm以下とされる。上記のように虫除け具1の長さや空間2の幅Hが設定されることで、腕3の太さが一般的な子供は、腕3を虫除け具の内側の空間2に挿入して、腕3の周回りに虫除け具1を巻き付けることができる。また子供用の虫除け具1の重量は、例えば、1.5g以上10g以下とされる。
虫除け具1の内側面4には、渦巻きの旋回方向に並ぶ複数の凹部5が形成されている。各凹部5は、内側面4に沿う開口が、略楕円状を呈している。各凹部5の深さは例えば0.1mm以上20mm以下とされる。
上記の凹部5は、虫除け具1の肌触りを良好なものとすることや、除虫剤の発散量を虫の接近を防止可能な量にすること等を目的として形成される。大人用の虫除け具1では、例えば、虫除け具1の総表面積が3000mm2以上12000mm2以下となるように、凹部5の数や寸法等が調整される。また子供用の虫除け具1では、例えば虫除け具1の総表面積が2000mm2以上8000mm2以下となるように、凹部5の数や寸法等が調整される。このようにすることで虫除け具1から発散される除虫剤の時間当たりの量を、虫の接近を防止可能な量にすることができる。なお図示例では、虫除け具1の全長に亘って凹部5が並ぶ例を示しているが、必ずしもこのようにする必要はなく、例えば虫除け具1の一部の範囲のみに凹部5が形成されてもよい。また虫除け具1の総表面積を大きくして除虫剤の発散量を増やすために、虫除け具1の外側面6にも凹部5が形成されてもよい。
また本実施形態の虫除け具1では、初期状態(変形前の状態)で最外周となる範囲(以下、最外周と略す)に、幅広部7が形成されている。幅広部7は、これ以外の部分(以下、残部)に比べて幅広に形成された部分、つまり、虫除け具1で最も幅が大きな部分である。幅広部7は、虫除け具1を変形させた際に虫除け具1に生じる復元力を高めるために形成される。また幅広部7が形成された最外周に腕3が触れても、ユーザが痛みを感じないように、最外周は、幅広部7に近づくにつれて、幅が徐々に拡大するテーパ状に形成されて、段差のないものとされている(図4、図5)。
また虫除け具1の一端8及び他端9がユーザの腕3に食い込んでも、ユーザが痛みを感じないように、虫除け具1の一端8及び他端9は、丸みを帯びた形状とされている。「丸みを帯びた形状」とは、少なくともユーザに接する内側面4が曲面であることを意味する。図示の例では、一端8及び他端9における内側面が径方向内側に凸となる曲面に形成され、また、一端8及び他端9における外側面が径方向外側に凸となる曲面に形成されている。またこれに加えて、一端8及び他端9における幅方向の両側面10,10が、幅方向外側に凸となる曲面とされてもよい。
本実施形態の虫除け具1は、樹脂に揮発性の除虫剤を混合した材料から形成されており、当該材料が弾性を有することで、外力の付加により変形可能である。
上記の除虫剤として、例えば、下記化学式(化1)で示されるシトロネラールを主成分とするユーカリオイルや、ディート(DEET)や、パラメタンを使用できるが、上記の除虫剤として使用可能な材料は、これらの例に限定されない。
上記の樹脂として、例えば熱可塑性エラストマーを使用できる。この熱可塑性エラストマーは、オレフィン系(TPO)、スチレン系(TPS)、ウレタン系(TPU)、ポリエステル系(TPES)、ポリアミド系(TPA)等の1種もしくは2種以上が混合されたものであり、特に、オレフィン系(TPO)、スチレン系(TPS)および両者の混合物が望ましい。また上記の熱可塑性エラストマーとして、ポリエチレン、ポリプロピレン、スチレン、ABS、PBT等の硬質の熱可塑性樹脂、あるいは、可塑剤、パラフィン系オイル、等の柔軟材、或いは、シリコン類等を使用可能であり、ポリエチレン、ポリプロピレン、スチレンのいずれかを使用することが望ましい。
本実施形態の虫除け具1は、タンブラー等の混合機を用いて上記の樹脂と除虫剤とを混合して、この混合材料を射出成形すること等により形成され得る。
なお樹脂が上記の熱可塑性エラストマーであり、除虫剤が上記のユーカリオイルである場合には、熱可塑性エラストマーにおけるユーカリオイルの分散を良好なものとすべく、熱可塑性エラストマーに分散剤が添加されることが望ましい。この分散剤としては、ステアリン酸の金属石鹸、12ヒドロキシ金属石鹸、モンタン酸金属石鹸等の各種石鹸類、エチレンビスアマイド等のアマイド系分散剤、あるいは、モノグリセライド等の多価アルコールと脂肪酸のエステル類が挙げられるが、特に12ヒドロキシステアリン酸金属石鹸、モンタン酸石鹸、モンタン酸エステルが望ましい。
本実施形態の虫除け具1によれば、渦巻き状を呈することで、内側の空間を初期状態の大きさから様々な大きさに拡大させることができる(図6(a)は、虫除け具1の初期状態(変形前の状態)を示し、図6(b)は、内側の空間2が初期状態の2倍程度に大きくなるように虫除け具1を変形させた状態を示す)。このため、本発明の虫除け具は、初期状態の内側の空間2の大きさに比べて、腕3が細い場合だけでなく、腕3が同程度に太い場合、さらには腕3が著しく太い場合でも、腕3の外周に巻き付けることができる。このため、本実施形態の虫除け具1は、装着可能な腕3の太さの範囲が広い。
また本実施形態の虫除け具1によれば、渦巻き状を呈することで、ユーザの指先から通すような手間を要せず腕3の所望の位置に巻き付けることができ、また、ユーザの指先から抜くような手間を要せず腕3の巻き付け位置から取り外すことができる。したがって、虫除け具1は、着脱が容易である。
また本実施形態の虫除け具1は、渦巻き状を呈することで、腕3に装着された状態で、内側の空間2の大きさが腕3の太さに応じたものとなる。このため、虫除け具1は、過剰に腕3を締め付けないとともに、腕3にフィットして位置が固定されたものとなる。したがって、本実施形態の虫除け具1によれば、ユーザに対して良好な装着感を与えることができる。
また本実施形態の虫除け具1は、幅広部7が形成されることで、腕3への装着のために内側の空間2が大きくなるよう変形された後、空間2が小さくなる復元を生じる。このため、虫除け具1は確実に腕3に装着でき、腕3から虫除け具1が脱落することが防止される。なお虫除け具1に適度な復元力を生じさせて、虫除け具1の腕3への装着を確実なものとし、且つ、虫除け具1で腕3を過剰に締め付けないために、幅広部7の厚さを0.5mm以上10mm以下とすることや、幅広部7のの幅を0.1cm以上8cm以下とすることが望ましく、また、幅広部7の厚さを2mm以上10mm以下とすることや、幅広部7のの幅を0.5cm以上2cm以下とすることが、より望ましい。また幅広部7以外の残部の厚さや幅を小さくすれば、虫除け具1は小さな力で変形可能なものとなるので、虫除け具1を腕3に装着することを容易に行える
また本実施形態の虫除け具1によれば、幅広部7の形成された最外周が、幅が徐々に拡大するテーパ状に形成されて、段差のないものとされているため、最外周がユーザの腕に触れることによってユーザが痛みを感じない。
また本実施形態の虫除け具1は、凹部5が形成されることで、総表面積が大きなものとなる。これにより、虫除け具1から単位時間当たりに発散される除虫剤の量が、虫の接近を防止する上で十分な量になる。このため、虫が近寄ることを確実に防止できる。
また本実施形態の虫除け具1は、凹部5が内側面4に形成されることで、内側面4がユーザの腕3に完全に密着しない(つまり、凹部5の位置では、ユーザの腕3が虫除け具1に触れない)。このため、虫除け具1は、肌触りが良く、高い通気性を有する。この点からも、装着感を良好にできる。
また本実施形態の虫除け具1は、一端8及び他端9が丸みを帯びた形状とされることで、一端8及び他端9がユーザの腕3に食い込んでも、ユーザが痛みを感じない。
なお本発明は、上記実施形態に示すものに限定されず、種々改変することができる。
例えば、幅広部7の形状は実施形態に示すものに限定されない。例えば、虫除け具1には、渦巻きの旋回方向に所定長さ延びる幅広部7が形成されてもよい。また、幅広部7の形成位置も虫除け具1の最外周に限定されず、虫除け具1の内周側に幅広部7が形成されてもよい。以上のようにする場合でも、上記実施形態と同様に幅広部7の厚さや幅が設定されることで、虫除け具1の腕3への装着を確実なものにすることと、虫除け具1で腕3を過剰に締め付けないこととを両立できる。
なお、本発明の虫除け具は、図7〜図9に示す変形例の虫除け具20のように、全長に亘って幅が一定とされることで、幅広部7を備えないものとされてもよい(図7は、本発明の変形例の虫除け具20を示す斜視図である。図8は、本発明の変形例に係る虫除け具20を示す平面図である。図9は、本発明の変形例に係る虫除け具20を、図1のA方向に視た状態を示す側面図である)。図7〜図9に示すように虫除け具が変形される場合には、虫除け具の全体の厚さを0.5mm以上10mm以下とすることや、虫除け具の全体の幅を0.1cm以上8cm以下とすることが望ましく、また、虫除け具の全体の厚さを2mm以上10mm以下とすることや、虫除け具7の全体の幅を0.5cm以上2cm以下とすることがより望ましい。このように虫除け具の厚さや幅が調整されることで、虫除け具1の腕3への装着を確実なものにすることと、虫除け具1で腕3を過剰に締め付けないこととを両立できる。
また上述した実施形態では、本発明の虫除け具をユーザの腕3に装着する例を示したが、装着対象物は腕3に限定されない。すなわち、本発明の虫除け具は、寸法(渦巻きの螺旋方向の長さや、内側の空間2の幅Hなど)が適宜調整されることで、ユーザの足や脚や首等の腕以外の部分や、ユーザの近傍に配置される物(カバンの持ち手やベビーカーや椅子のフレームなど)に装着可能である。そしてこのように装着対象物が腕以外の物とされる場合でも、本発明の虫除け具が、渦巻き状を呈して、内側の空間を初期状態の大きさから様々な大きさに拡大できることで、初期状態の内側の空間の大きさに比べて、装着対象物が細い場合だけでなく、装着対象物が同程度に太い場合、さらには装着対象物が著しく太い場合でも、本発明の虫除け具を、装着対象物の外周に巻き付けることができる。そして本発明の虫除け具は、装着対象物の端から通したり装着対象物の端から抜くことを要せず着脱可能なので、着脱が容易であるとともに、端のない物、つまり、環状の物(カバンに設けられる環状の持ち手や、ベビーカーや椅子に設けられる環状のフレームなど)にも装着できる。
1,20 虫除け具、
2 虫除け具の内側の空間、
3 腕、
4 虫除け具の内側面、
5 凹部、
7 幅広部(一部)、
8 虫除け具の一端、
9 虫除け具の他端
2 虫除け具の内側の空間、
3 腕、
4 虫除け具の内側面、
5 凹部、
7 幅広部(一部)、
8 虫除け具の一端、
9 虫除け具の他端
Claims (9)
- 揮発性の除虫剤を含有して、渦巻き状を呈し、変形可能である虫除け具。
- 一部が残部に比べて幅広に形成されている請求項1に記載の虫除け具。
- 前記渦巻きの一端及び他端が、丸みを帯びた形状を呈する請求項1又は2に記載の虫除け具。
- 前記虫除け具の内側面には、渦巻きの旋回方向に並ぶ複数の凹部が形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の虫除け具。
- 前記内側面に沿う前記凹部の開口は、略楕円状又は略矩形状を呈する請求項4に記載の虫除け具。
- ポリエチレン、ポリプロピレン、スチレンのいずれかにに、前記除虫剤を含有させた材料から形成されている請求項1乃至5のいずれかに記載の虫除け具。
- 前記除虫剤は、ユーカリオイル、ディート、パラメタンのいずれかである請求項1乃至6のいずれかに記載の虫除け具。
- 一部又は全体が、0.5mm以上10mm以下の厚さを有している請求項1乃至7のいずれかに記載の虫除け具。
- 一部又は全体が、0.1cm以上8cm以下の幅を有している請求項1乃至8のいずれかに記載の虫除け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017129136A JP2019010055A (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 虫除け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017129136A JP2019010055A (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 虫除け具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019010055A true JP2019010055A (ja) | 2019-01-24 |
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ID=65226135
Family Applications (1)
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JP2017129136A Pending JP2019010055A (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 虫除け具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2019010055A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021222982A1 (en) * | 2020-05-05 | 2021-11-11 | Macquarie University | Fruit fly control |
-
2017
- 2017-06-30 JP JP2017129136A patent/JP2019010055A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021222982A1 (en) * | 2020-05-05 | 2021-11-11 | Macquarie University | Fruit fly control |
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