JP2019009764A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システムおよびプログラム - Google Patents
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Description
しかしながら、レタッチ技術に習熟した人でも、画像データの内容(同系色の画像か、複数色の画像か、無地の画像か、模様が入った画像か等)によって、そのレタッチの方向性が異なる場合がある。その場合、このレタッチの方向性が異なる画像データが含まれた状態で色変換モデルを作成しても、理想的な色変換モデルが作成されない場合があった。
本発明は、より理想的な色変換モデルを作成するために、レタッチの方向性が異なる色データを排除して、色変換モデルを作成することができる画像処理装置等を提供することを目的とする。
請求項2に記載の発明は、前記指定手段により指定された前記領域において画像情報を抽出する間隔を決定する決定手段をさらに備え、前記抽出手段は、前記指定手段で決定された画像情報を抽出する間隔に従い、前記色変換情報を抽出することを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記決定手段は、前記領域に含まれる色数、階調数および柄の少なくとも1つを基に画像情報を抽出する間隔を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記決定手段は、柄を周波数分析により求めることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記決定手段は、色空間内を予め定められた方法で区切られた色領域を考えたときに、前記領域に含まれる色が入る当該色領域の個数を基に画像情報を抽出する間隔を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記決定手段は、さらに前記色領域内に含まれる色数を基に画像情報を抽出する間隔を決定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記指定手段は、背景以外の箇所を画像情報を抽出する領域とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記指定手段は、人の肌色の箇所をさらに除外して画像情報を抽出する領域とすることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記抽出手段で抽出した前記色変換情報を表示装置で表示するために出力する抽出結果確認手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記抽出結果確認手段は、抽出した前記色変換情報の一部をユーザからの指示により削除することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記決定手段は、画像情報を抽出する間隔に加え、または画像情報を抽出する間隔に代わり、抽出した前記色変換情報に対する重みを決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項12に記載の発明は色変換前の第1の画像と色変換後の第2の画像のうちいずれか一方の画像について、画像情報を抽出する領域を指定する指定工程と、前記指定工程によって指定された、前記第1の画像または前記第2の画像のうち一方の画像の領域内の画像情報の画素と、他方の画像のこれに対応する画像情報の画素との色変換情報を抽出する抽出工程と、前記抽出工程によって抽出された複数の前記色変換情報をもとに色変換特性を作成する作成工程と、を含む画像処理方法である。
請求項13に記載の発明は、撮影対象を撮影する撮影装置と、前記撮影装置により撮影した画像に対し色調整を行なう画像処理装置と、を備え、前記画像処理装置は、色変換前の第1の画像と色変換後の第2の画像のうちいずれか一方の画像について、画像情報を抽出する領域を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定された、前記第1の画像または前記第2の画像のうち一方の画像の領域内の画像情報の画素と、他方の画像のこれに対応する画像情報の画素との色変換情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された複数の前記色変換情報をもとに色変換特性を作成する作成手段と、前記色変換特性を基に、前記撮影装置により撮影した画像に対し色調整を行なう色調整手段と、を備える画像処理システムである。
請求項14に記載の発明は、コンピュータに、色変換前の第1の画像と色変換後の第2の画像のうちいずれか一方の画像について、画像情報を抽出する領域を指定する指定機能と、前記指定機能によって指定された、前記第1の画像または前記第2の画像のうち一方の画像の領域内の画像情報の画素と、他方の画像のこれに対応する画像情報の画素との色変換情報を抽出する抽出機能と、前記抽出機能によって抽出された複数の前記色変換情報をもとに色変換特性を作成する作成機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項2の発明によれば、抽出する画像情報の数がより適度になり、抽出する画像情報にレタッチの方向性が異なるものがさらに入り込みにくくなる。
請求項3の発明によれば、画像情報を抽出する間隔を決定するのにより適したパラメータを使用することができる。
請求項4の発明によれば、より簡単な方法で柄の差異を判断することができる。
請求項5の発明によれば、より簡単な方法で画像情報を抽出する間隔を決定することができる。
請求項6の発明によれば、より簡単な方法で画像情報を抽出する間隔を決定することができる。
請求項7の発明によれば、商品の画像等のより重要な個所を画像情報を抽出する領域とすることができる。
請求項8の発明によれば、人の肌色について、色調整を行なわないようにすることができる。
請求項9の発明によれば、ユーザが画像情報の抽出結果を確認することができる。
請求項10の発明によれば、抽出した画像情報うち不必要なものをユーザが削除することができる。
請求項11の発明によれば、精度のよい色変換モデルを作成することができる。
請求項12の発明によれば、レタッチの方向性が異なる画像情報を排除して、色変換モデルを作成することで、より理想的な色変換モデルを作成することができる画像処理方法を提供することができる。
請求項13の発明によれば、色調整の精度が低下しにくい変換関係を作成できる画像処理システムが提供できる。
請求項14の発明によれば、レタッチの方向性が異なる画像情報を排除して、色変換モデルを作成することで、より理想的な色変換モデルを作成することができる機能をコンピュータにより実現できる。
図1は、本実施の形態における画像処理システム1の構成例を示す図である。
図示するように本実施の形態の画像処理システム1は、カメラ40により撮影した原画像に対し色調整(色変換)を行なう画像処理装置10と、画像処理装置10により出力された画像データに基づき画像を表示する表示装置20と、画像処理装置10に対しユーザが種々の情報を入力するための入力装置30と、撮影対象Sを撮影し画像処理装置10で色調整するための画像データを生成するカメラ40とを備える。
光学系は、単一のレンズまたは複数のレンズを組み合わせて構成される。光学系は、レンズの組み合わせおよびレンズ表面に施されたコーティング等により、各種の収差が除去されている。イメージセンサは、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を配列して構成される。
また画像処理装置10と入力装置30とは、例えば、USB(Universal Serial Bus)を介して接続されている。なお、USBに代えて、IEEE1394やRS−232C等を介して接続されていてもよい。
さらに画像処理装置10およびカメラ40とは、図示する例では、有線で接続されており、例えば、USB、IEEE1394、RS−232Cを介して接続されている。これにより有線によりカメラ40で撮影された画像の画像データが、画像処理装置10に送られる。ただしこれに限られるものではなく、無線LAN(Local Area Network)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)等の無線接続であってもよい。さらに画像処理装置10およびカメラ40とを接続せず、SDカード等のメモリカード等を介して画像データを画像処理装置10に受け渡してもよい。
また、第2の画像として、画像処理装置10による色調整後の画像の他、カメラ40とは機種特性が異なる、即ち撮影条件が異なる他のカメラによって撮影された他の画像としてもよい。この場合は、カメラ40で撮影した画像を第1の画像とし、撮影条件が異なるカメラで撮影された他の画像を第2の画像として見ることができる。
しかしながらこのとき画像中から色データを取得する箇所が過度に少なく、これらの色データの数が少なすぎると、例えば、必要な階調値の色データが抜け落ち、変換関係の精度が低下する。また画像中から色データを取得する箇所が過度に多く、これらの色データの数が多すぎると、例えば、色変換に必要でない箇所の色データまで取得してしまい、その結果、後述する色変換モデルにノイズが入り込む。つまりレタッチの方向性が異なる色データが入り込む。その結果、精度の高い色変換モデルが作成しにくくなり、変換関係の精度が低下する。
そこで本実施の形態では、画像処理装置10の構成を以下のようにし、画像処理装置10で変換関係を作成する際に、上述した問題が生じにくくする。
次に画像処理装置10について説明を行なう。
図示するように本実施の形態の画像処理装置10は、画像データを取得する画像データ取得部11と、画像データから色データを抽出する領域を決定する領域決定部12と、色データを抽出する方法を決定する抽出決定部13と、画像データから色データを抽出する色データ抽出部14と、ユーザに色データの抽出結果を確認させる抽出結果確認部15と、色変換モデルを作成する色変換モデル作成部16と、変換関係を作成する変換関係作成部17と、出力部18とを備える。
ここでは、商品である衣服または商品である衣服を着用した人物を撮影したときの画像データを3組用意した場合を示している。このうち図3(a)および図3(b)は、それぞれダウンジャケットを撮影したときの第1の画像データ(色調整前の画像データ)および第2の画像データ(色調整後の画像データ)を示している。また図3(c)および図3(d)は、それぞれシャツおよびズボンを着用した人物を撮影したときの第1の画像データおよび第2の画像データを示している。さらに図3(e)および図3(f)は、それぞれワンピースを撮影したときの第1の画像データおよび第2の画像データを示している。
つまり領域決定部12は、例えば、図3に示した画像データの中から色データをどの位置から取得するかを決定する。この場合、色調整は商品である衣服の箇所に対して行われる。つまり商品の色は、色再現をより厳密に行ない、実際の商品の色と画像として表示される商品の色とが合致することが要求される。そのため色調整を行なう対象となりやすい。対して商品の背景の領域は、このような要求がされにくく、色調整を行なう対象となりにくい。そのため領域決定部12は、この衣服の箇所を、色データを抽出する領域とする。
ここでは、抽出決定部13は、柄を周波数分析により求める。図4(a)で横軸は、この領域における周波数を表す。また縦軸は、色データを抽出するデータの数を表す。
このとき、周波数がより低いほど色データを抽出する間隔をより大きくし、周波数がより高いほど色データを抽出する間隔をより小さくする。即ち、衣服等の柄が細かくない場合は、色データを抽出する間隔を大きくし、抽出する色データの数を少なくする。対して衣服等の柄が細かい場合は、色データを抽出する間隔を小さくし、抽出する色データの数を多くする。
ここでは、抽出決定部13は、色空間内を予め定められた方法で区切られた色領域(ボックス)を考えたときに、領域決定部12により決定された領域に含まれる色が入る色領域の個数(ボックス数)を基に色データを抽出する間隔を決定する。領域決定部12により決定された領域に含まれる色数や階調数が多いほどボックス数はより多くなり、少ないほどボックス数はより少なくなる。図4(b)で横軸は、領域決定部12により決定された領域に含まれる色が入るボックス数を表す。また縦軸は、色データを抽出するデータの数を表す。
図4(c)は、色数や階調数に加え、ボックス内に含まれる色数を基に色データを抽出する間隔を決定する場合を示している。図4(c)で横軸は、領域に含まれる色が入るボックスのうち、予め定められた色数以上が含まれるボックス数を表す。また縦軸は、色データを抽出するデータの数を表す。
図示するように、含まれる色数が閾値以上のボックス数がより小さいほど色データを抽出する間隔をより大きくすることで抽出する色データの数をより小さくし、含まれる色数が閾値以上のボックス数がより大きいほど色データを抽出する間隔をより小さくすることで抽出する色データの数をより大きくする。この場合は、少ない色数しか含まれないボックスについてはボックス数としてカウントしない。この場合も、領域に含まれる色数や階調数が少ない場合は、色データを抽出する間隔を大きくし、抽出する色データの数を少なくする。対して領域に含まれる色数や階調数が多い場合は、色データを抽出する間隔を小さくし、抽出する色データの数を多くする。
例えば、色データを抽出する領域内に含まれる柄物の画像の数を基に色データを抽出する間隔を決定してもよい。この場合、この領域内に含まれる柄物の画像の数がより少ないほど色データを抽出する間隔をより大きくし、この領域内に含まれる柄物の画像の数がより多いほど色データを抽出する間隔をより小さくする。
つまり第1の画像データおよび第2の画像データから、画像中で同じとなる位置において第1の色データおよび第2の色データを抽出する。
ここで図5(a)は、色調整前の画像である原画像と抽出した第1の色データの例を示している。ここでは、原画像がブラウスの画像であり、その中の1〜5で示した箇所において抽出した色データをRGBa1〜RGBa5として示している。この場合、ブラウスは、青単色であり、RGBa1〜RGBa5は、何れも青色を表すRGBデータとなっている。
また図5(b)は、色調整後の画像と抽出した第2の色データの例を示している。ここでは、図5(a)と同様の1〜5で示した箇所において抽出した色データをRGBb1〜RGBb5として示している。
図6は、色データ抽出部14で抽出した色データを確認する画面の第1の例である。
ここでは色データ抽出部14で抽出した色データの分布を、「取得色の分布」として表示している。そして白〜ピンクまでの12色について抽出できた色数を4段階で示している。この例では、例えば、白、黒、グレー、青、紫、ピンクについては、必要な色数が取得できたが、他の色、特に、黄、緑、水色については、必要な色数が不足している場合を示す。その結果、診断結果として「学習させる画像が少なすぎます。セットする画像の数を増やしてください。」という通知がユーザに対しなされている。つまり画像データ取得部11で取得した第1の色データと第2の色データとの組数が不足しており、そのため色データ抽出部14で抽出できた色数が不足した状態となった場合である。抽出できた色数が充足しているか不足しているかの判定は、抽出結果確認部15が行なうことができる。
ここでは色データ抽出部14で抽出した色データの分布をRGB色空間中でプロットし、色空間画像として表示装置20で表示した場合を示している。図中、黒丸で示した点が色データ抽出部14で抽出した色データを表している。
これによりユーザは、抽出した色データの分布を視覚的に把握することができる。またこのとき抽出結果確認部15は、抽出した第1の色データおよび第2の色データ(色変換情報)の一部をユーザからの指示により削除することができる。これは例えば、ユーザが図7の中から不必要であると判断した色データを削除する作業を行なうことで実現できる。
ここで横軸は、色調整前の色データである第1の色データを表し、縦軸は、色調整後の色データである第2の色データを表す。第1の色データおよび第2の色データは、RGBデータであり、図では、第1の色データは、RGBa、第2の色データは、RGBbとして図示している。
図9(a)〜(b)は、第1の色データと第2の色データとの関係が単調増加関数になるように色変換モデルを作成した場合と、単調増加関数とならないように色変換モデルを作成した場合を比較した図である。
図中、実線で描かれた曲線は色変換モデルを表す。この色変換モデルのうち太線の方は、第1の色データと第2の色データとの関係が単調増加関数となるように色変換モデルを作成した場合であり、図8と同様の色変換モデルである。また細線の方は、第1の色データと第2の色データとの関係が単調増加関数とならないように色変換モデルを作成した場合である。なおここで単調増加関数とは、色変換モデルを表す実線の接線の傾きが0以上となることであり、傾きが0となる箇所があってもよい。即ち広義の単調増加関数である。
対して細線で示した色変換モデルは、接線の傾きが0未満(負)となる場合がある。即ちRGBaが増加するとRGBbが減少する箇所がある。この色変換モデルを使用して作成された変換関係を利用して色調整を行なうと、色調整後の画像に階調段差が生じることがある。第1の色データと第2の色データとの関係が単調増加関数になるように色変換モデルを作成すると階調段差が生じるのが低減でき、色調整のばらつきも低減できる。
図10は、画像処理装置10の動作について説明したフローチャートである。なお以下に説明する画像処理装置10の動作は、画像処理装置10により行なわれる画像処理方法であると捉えることもできる。
このとき例えば、ユーザは図8で説明したように、不必要であると判断した色データを削除する作業を行なうようにすることもできる。
次に、画像処理装置10のハードウェア構成について説明する。
図11は、画像処理装置10のハードウェア構成を示した図である。
画像処理装置10は、上述したようにパーソナルコンピュータ等により実現される。そして図示するように、画像処理装置10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)91と、記憶手段であるメインメモリ92、およびHDD(Hard Disk Drive)93とを備える。ここで、CPU91は、OS(Operating System)やアプリケーションソフトウェア等の各種プログラムを実行する。また、メインメモリ92は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDD93は、各種プログラムに対する入力データや各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
さらに、画像処理装置10は、外部との通信を行なうための通信インターフェース(通信I/F)94を備える。
ここで以上説明を行った本実施の形態における画像処理装置10が行なう処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。
Claims (14)
- 色変換前の第1の画像と色変換後の第2の画像のうちいずれか一方の画像について、画像情報を抽出する領域を指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定された、前記第1の画像または前記第2の画像のうち一方の画像の領域内の画像情報の画素と、他方の画像のこれに対応する画像情報の画素との色変換情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された複数の前記色変換情報をもとに色変換特性を作成する作成手段と、
を備える画像処理装置。 - 前記指定手段により指定された前記領域において画像情報を抽出する間隔を決定する決定手段をさらに備え、
前記抽出手段は、前記指定手段で決定された画像情報を抽出する間隔に従い、前記色変換情報を抽出することを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記決定手段は、前記領域に含まれる色数、階調数および柄の少なくとも1つを基に画像情報を抽出する間隔を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、柄を周波数分析により求めることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、色空間内を予め定められた方法で区切られた色領域を考えたときに、前記領域に含まれる色が入る当該色領域の個数を基に画像情報を抽出する間隔を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、さらに前記色領域内に含まれる色数を基に画像情報を抽出する間隔を決定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記指定手段は、背景以外の箇所を画像情報を抽出する領域とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記指定手段は、人の肌色の箇所をさらに除外して画像情報を抽出する領域とすることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
- 前記抽出手段で抽出した前記色変換情報を表示装置で表示するために出力する抽出結果確認手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記抽出結果確認手段は、抽出した前記色変換情報の一部をユーザからの指示により削除することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、画像情報を抽出する間隔に加え、または画像情報を抽出する間隔に代わり、抽出した前記色変換情報に対する重みを決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 色変換前の第1の画像と色変換後の第2の画像のうちいずれか一方の画像について、画像情報を抽出する領域を指定する指定工程と、
前記指定工程によって指定された、前記第1の画像または前記第2の画像のうち一方の画像の領域内の画像情報の画素と、他方の画像のこれに対応する画像情報の画素との色変換情報を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程によって抽出された複数の前記色変換情報をもとに色変換特性を作成する作成工程と、
を含む画像処理方法。 - 撮影対象を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置により撮影した画像に対し色調整を行なう画像処理装置と、
を備え、
前記画像処理装置は、
色変換前の第1の画像と色変換後の第2の画像のうちいずれか一方の画像について、画像情報を抽出する領域を指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定された、前記第1の画像または前記第2の画像のうち一方の画像の領域内の画像情報の画素と、他方の画像のこれに対応する画像情報の画素との色変換情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された複数の前記色変換情報をもとに色変換特性を作成する作成手段と、
前記色変換特性を基に、前記撮影装置により撮影した画像に対し色調整を行なう色調整手段と、
を備える画像処理システム。 - コンピュータに、
色変換前の第1の画像と色変換後の第2の画像のうちいずれか一方の画像について、画像情報を抽出する領域を指定する指定機能と、
前記指定機能によって指定された、前記第1の画像または前記第2の画像のうち一方の画像の領域内の画像情報の画素と、他方の画像のこれに対応する画像情報の画素との色変換情報を抽出する抽出機能と、
前記抽出機能によって抽出された複数の前記色変換情報をもとに色変換特性を作成する作成機能と、
を実現させるためのプログラム。
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