JP2019009304A - 磁気メモリ素子、並びに磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法 - Google Patents

磁気メモリ素子、並びに磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019009304A
JP2019009304A JP2017124316A JP2017124316A JP2019009304A JP 2019009304 A JP2019009304 A JP 2019009304A JP 2017124316 A JP2017124316 A JP 2017124316A JP 2017124316 A JP2017124316 A JP 2017124316A JP 2019009304 A JP2019009304 A JP 2019009304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
substrate
magnetic memory
memory element
magnetization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017124316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6902783B2 (ja
Inventor
雄樹 酒井
Yuki Sakai
雄樹 酒井
東 正樹
Masaki Azuma
正樹 東
啓佑 清水
Keisuke Shimizu
啓佑 清水
諒 川邊
Ryo Kawanabe
諒 川邊
元 北條
Hajime Hojo
元 北條
圭 重松
Kei Shigematsu
圭 重松
孟 山本
Takeshi Yamamoto
孟 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanagawa Institute of Industrial Science and Technology
Original Assignee
Kanagawa Institute of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanagawa Institute of Industrial Science and Technology filed Critical Kanagawa Institute of Industrial Science and Technology
Priority to JP2017124316A priority Critical patent/JP6902783B2/ja
Publication of JP2019009304A publication Critical patent/JP2019009304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6902783B2 publication Critical patent/JP6902783B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Mram Or Spin Memory Techniques (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Abstract

【課題】室温で強磁性および強誘電性を示し、電場印加により磁場反転可能な材料を用いた磁気メモリ素子を提供する。【解決手段】磁気メモリ素子10は、ペロブスカイト構造を有し、擬立方表記で格子定数が3.90〜3.97Åである基板11と、基板11上に配置された下部電極12と、下部電極12上に配置された、下記式(1)で表される化合物からなり、厚さが200nm〜1000nmである薄膜13と、薄膜13上に配置された上部電極と、を含む。BiFe1−xAxO3・・・(1)[式(1)中、AはCoまたはMnであり、xは0.05≦x<0.25を満たす。]【選択図】図1

Description

本発明は、磁気メモリ素子、および磁気メモリ素子の情報の書き込み及び読み取り方法に関する。
近年、強磁性、強誘電性、強弾性などの性質を複数有するマルチフェロイック物質の開発が進んでいる。かかるマルチフェロイック物質のうち、強誘電性と強磁性とを併せ持ち、かつ電場で磁化を制御できる物質は、電場による磁化の応答を利用した低消費電力磁気メモリ素子としての応用が期待されている。
従来、マルチフェロイック物質を利用した素子として、AFeO型オルソフェライトなどからなるマルチフェロイック素子が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2010−161272号公報
これまでに知られているマルチフェロイック物質の多くは、−200℃以下の低温でしか強磁性と強誘電性の両方を示さない、あるいは電場印加による磁化の反転を行えないため、磁気メモリ素子として実用化するのは困難であった。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的のひとつは、室温で電場による情報の書き込み及び読み取りが可能な磁気メモリ素子の提供にある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の磁気メモリ素子は、ペロブスカイト構造を有し、擬立方表記で格子定数が3.90〜3.97Åである化合物からなる基板と、基板上に配置された下部電極と、下部電極上に配置された、下記式(1)で表される化合物からなり、厚さが200nm〜1000nmである薄膜と、薄膜上に配置された上部電極と、を含む。
BiFe1−x・・・(1)
[式(1)中、AはCoまたはMnであり、xは0.05≦x<0.25を満たす。]
上記基板は、110配向のGdScO基板、110配向のDyScO基板、110配向のSrTiO基板、111配向のSrTiO基板および001配向のSrTiO基板からなる群より選択されてもよい。
本発明のある態様の磁気メモリ素子の書き込みおよび読み取り方法は、上記磁気メモリ素子の下部電極と上部電極に電圧を印加し、薄膜の磁化を反転させることによって、情報を書き込む工程と、薄膜の磁化の反転を検出することによって、書き込まれた情報を読み取る工程と、を含む。
本発明の磁気メモリ素子は、室温で電場を印加することにより磁化反転させることによって、情報の書き込み、読み取りを行うことが可能であり、消費電力の大幅な低下が可能である。
実施の形態にかかる磁気メモリ素子の一例の構成を示す概略図である。 図2(A)及び図2(B)は、実施の形態にかかる磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法の工程図である。 図3(A)は、SrTiO(111)基板上のBiFeO薄膜およびBiFe0.9Co0.1薄膜の分極および電流を電場との関数として示す図である。図3(B)は、BiFe0.85Co0.15薄膜の面外の圧電応答顕微鏡(PFM)像である。 図4(A)は、SrTiO(111)基板上のBiFeCo1−x薄膜の面内残留磁化Mの温度依存性を示す図である。図4(B)は、室温におけるこれらの薄膜の面内磁化の外部磁場依存性を示す図である。図4(C)は、SrTiO(001)基板上のBiFe0.9Co0.1薄膜の面内残留磁化Mの温度依存性を示す図である。図4(D)は、室温における同薄膜の面内磁化の外部磁場依存性を示す図である。図4(E)は、SrTiO(001)基板上のBiFe0.9Mn0.1薄膜の面内残留磁化Mの温度依存性を示す図である。図4(F)は、室温における同薄膜の面内磁化の外部磁場依存性を示す図である。 図5(A)は、ポーリング前のGdScO(110)基板上のBiFe0.9Co0.1薄膜のPFM像である。図5(B)は、ポーリング前の同薄膜のMFM像である。図5(C)は、ポーリング後の同薄膜のPFM像である。図5(D)は、ポーリング後の同薄膜のMFM像である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。各図面に示される同一又は同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図に示す各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。
(磁気メモリ素子)
図1は、実施の形態にかかる磁気メモリ素子の一例の構成を示す概略図である。磁気メモリ素子10は、ペロブスカイト構造を有し、擬立方表記で格子定数が3.90〜3.97Åである化合物からなる基板11と、基板11上に配置された下部電極12と、下部電極12上に配置された薄膜13と、薄膜13上に配置された上部電極14とを含む。図1において、電源15は、磁気メモリ素子10へ電圧を印加するための電源である。
基板11は、ペロブスカイト構造を有し、擬立方表記で格子定数が3.90〜3.97Åである化合物からなる。このような化合物からなる基板11上に薄膜13を形成することで、薄膜13自体の本質的な磁化を発現させることができ、室温での電場印加による薄膜13の磁化の反転が可能となる。基板11の具体例としては、110配向のGdScO基板、110配向のDyScO基板、110配向のSrTiO基板、111配向のSrTiO基板および001配向のSrTiO基板が挙げられる。基板11の厚さは、特に限定されないが、薄膜合成および取り扱いのしやすさの観点から、300μm〜1000μmが好ましく、400μm〜600μmがより好ましい。
下部電極12を構成する材料は特に限定されず、既知の電極材料を使用することができる。当該材料の例としては、SrRuO、LaNiO、La0.5Sr0.5CoOなどが挙げられる。
薄膜13は、下記式(1)で表される化合物からなる。
BiFe1−x・・・(1)
式(1)中、AはCoまたはMnであり、xは0.05≦x<0.25を満たす。xが0.05以上であることで、薄膜13は、室温で強磁性と強誘電性を発揮することができる。xが0.25未満であることで、薄膜13の結晶構造の変化を抑えることができる。室温での薄膜13の自発磁化の大きさは1emu/cm〜10emu/cm程度であり、自発分極の大きさは50?150μC/cm程度である。薄膜13の磁化方向は、下部電極12および上部電極14に電圧を印加して生じた電場によって反転することができる。これによって、薄膜13に情報を書き込むことができ、反転した磁化を検出することで、書き込まれた情報を読み取ることができる。
薄膜13の厚さは、200nm〜1000nmである。かかる薄膜13の厚さであれば、薄膜13に確実に電場を印加できるようになり、デバイスとしての信頼性を向上できる。格子歪みの観点から、薄膜13の厚さは、200nm〜400nmが好ましい。
下部電極12および薄膜13の形成方法は、特に限定されず、物理気相蒸着法(PVD法)や、化学気相蒸着法(CVD法)などの、当業者に既知の方法で形成することができる。PVD法の具体例としては、パルスレーザー堆積(PLD)法、電子ビーム蒸着法などがある。CVD法の具体例としては、有機金属(MO)CVD法、ミストCVD法などがある。
上部電極14を構成する材料は、下部電極12と同様に、特に限定されず、既知の電極材料を用いることができる。下部電極12と上部電極14を構成する材料は、同じであっても、異なっていてもよい。上部電極14は、下部電極12と同様に例えば上記の気相蒸着法によって形成してもよい。あるいは、公知の電極パッドを上部電極14として薄膜13上に貼り付けてもよい。
(磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法)
図2(A)および図2(B)は、実施の形態に係る磁気メモリ素子の書き込みおよび読み取り方法の工程図である。本実施の形態に係る磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法は、磁気メモリ素子の下部電極および上部電極に電圧を印加し、薄膜の磁化を反転させて、情報を書き込む工程と、薄膜の磁化の反転を検出して、書き込まれた情報を読み取る工程とを含む。当該方法によれば、電場の印加によって磁気メモリ素子への情報の書き込みを行うため、電流によって発生した磁場で書き込みを行う従来の磁気メモリ素子と比較して電力消費を抑えることができる。
具体的には、図2(A)では、電場印加前の磁気メモリ素子10と、磁気メモリ素子の上部に配置された読み取り部20が示されている。図2(A)では、電場印加前の薄膜13の磁化方向Mは黒矢印で示すように下向きである。
次に、図2(B)に示すように、磁気メモリ素子10の下部電極12と上部電極14に、白矢印で示す方向に電圧Eを印加することによって、薄膜13に電場を印加する。これによって、薄膜13の磁化方向が黒矢印で示すように上向きに反転し、薄膜13に情報が書き込まれる。図2(A)および図2(B)では、理解しやすくするために、薄膜の磁化の方向Mを黒矢印で示したが、実際には、薄膜13を構成するBiFe1−xCoは、8つの111方向を向く電気分極に垂直な磁化容易面を形成している。本実施の形態では、下部電極12と上部電極14に電圧を印加することで、薄膜13の面直成分の磁化を反転させる。
薄膜13に書き込まれた情報は、読み取り部20によって、薄膜13の磁化の反転を検出することによって読み取る。読み取り部20は、磁気ドメイン以下のサイズに加工した、磁化の反転を検出できるセンサを含む。そのようなセンサとしては、例えば、磁気抵抗効果素子等が挙げられる。
以下、本発明の実施例を説明するが、これら実施例は、本発明を好適に説明するための例示に過ぎず、なんら本発明を限定するものではない。
BiFe1−xCo薄膜を作製するために、基板として、菱面体晶構造の安定化が期待できるSrTiO(111)、および薄膜との格子ミスマッチの小さなGdScO(110)を選択した。これらの基板上にパルスレーザー堆積(PLD)法により下部電極として15nmのSrRuO薄膜を作製したのちに、酸素分圧15Pa、基板温度700℃の条件でBiFe1−xCo薄膜(x=0,0.05,0.10,0.15,膜厚200nm)を作製した。結晶性の評価はX線回折(XRD)(リガク社製SmartLab)を用いて行った。電気特性の評価は直径100μmのPt上部電極を電子ビーム蒸着により堆積させたのちに、強誘電体評価システム(東陽テクニカ社製FCE−1E)を用いて行った。強誘電ドメインの観察・書き込みおよび強磁性ドメインの観察は、圧電応答顕微鏡(PFM)および磁気力応答顕微鏡(MFM)(Agilent 5420)を用いて行った。磁気特性は超伝導量子干渉素子(SQUID)(カンタムデザイン社製MPMS)を用いて評価した。
まずはSrTiO(111)基板上のBiFe1−xCo薄膜についての結果を示す。全ての組成において、単相の菱面対称構造を持つBiFe1−xCo薄膜が得られたことをXRD 2θ−θスキャンおよび121ピークのφスキャンにより確認した。続いて、BiFe1−xCo薄膜について室温における強誘電性の有無を確認した。x=0,0.10組成の薄膜のP−Eヒステリシスループを図3(A)に示す。x=0組成の薄膜(BiFeO)では、角型の良好なヒステリシスループが得られた。一方、x=0.10組成の薄膜ではリークが増加したことにより、丸みを帯びたヒステリシスループとなった。更にCo置換量を増やしたx=0.15組成の薄膜では、リークが更に増加したことにより、ヒステリシスループを得ることは出来なかった。そこで、リークの影響を受けにくいPFMによる書き込みを行った(図3(B))。明瞭な強誘電ドメインが書き込みできていることがわかる。以上のことから、全ての薄膜は室温で強誘電体であることを確認した。
SrTiO(111)基板上のBiFe1−xCo薄膜の面内残留磁化の温度依存性を図4(A)に示す。x=0および0.05組成の薄膜の磁化は、この温度範囲でほぼゼロであった。これに対し、x=0.10および0.15組成の薄膜の磁化は、それぞれ、おおよそ220Kおよび130Kで大きく変化していることがわかる。300Kにおける面内磁化の外部磁場依存性を図4(B)に示す。x=0.10および0.15組成の薄膜は、強磁性ヒステリシスループを示した。残留磁化の値は、0.04μB/f.u.程度である。これらの結果から、x=0.10および0.15組成の薄膜は、室温において傾角スピンによる弱強磁性を示していると考えられる。同様に、SrTiO(001)基板上のBiFe0.9Co0.1ならびにBiFe0.9Mn0.1でも室温で傾角スピンによる弱強磁性を示す事を確認した(図4(C)〜図4(F)参照)。
最後に強誘電性と強磁性の相関の有無を調べるために、PFMとMFMを用いて強誘電ドメインと強磁性ドメインの観察を試みた。しかし、磁気構造変化が観測できたSrTiO基板上のBiFe1−xCo薄膜の自発磁化は薄膜面内に存在するため、MFMを用いた磁気ドメインの観察は困難であった。そこで、薄膜面外方向に磁化成分を持つことが期待できるGdScO(110)基板上のBiFe1−xCo薄膜について同様の実験を行った。具体的には、BiFe1−xCoの分極は8つの111方向を向くため、面外、および2つの直交する方向からの面内の圧電応答をマッピングする必要がある。したがって、PFMによって膜表面の面外、および2つの直交する方向からの面内の分極を測定し、得られた3つの画像を、画像処理によって一枚に合成することで、totalの分極マッピング像を作製した。図5(A)にGdScO(110)基板上のBiFe0.9Co0.1薄膜のPFM像を示す。ストライプ上のコントラストが存在することがわかる。このようなドメイン構造は(001)配向のBiFeO薄膜でしばしば報告されており、71°ドメインであると考えられる。図5(B)に同一の領域で観察したMFM像を示す。PFM像と類似したコントラストが存在することがわかる。磁性カンチレバーの磁化の向きを反転させて観察して、コントラストが反転することを確認し、これらのコントラストが磁気ドメインに対応することを確認した。以上の結果から、強誘電ドメインと強磁性ドメインの間に相関が存在することが明らかになった。続いて、PFMを用いて電場を印加して面外分極を反転させた後、同様のPFMおよびMFMを測定し、電場印加による磁化反転が起きたかどうかを検証した。
ポーリング後のBiFe0.9Co0.1薄膜のPFM像およびMFM像をそれぞれ図5(C)、図5(D)に示す。図5(C)および図5(D)から、電場印加によって、強誘電ドメインはドメイン形状を保ちつつ面直成分のみ分極が反転し、これに伴い、面直磁化が反転した。これにより、電場を印加することで局所的な磁化の反転が起こることを確認した。
以上、本発明を上述の実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて実施の形態における組み合わせや工程の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
10 磁気メモリ素子、 11 基板、 12 下部電極、 13 薄膜、 14 上部電極。

Claims (3)

  1. ペロブスカイト構造を有し、擬立方表記で格子定数が3.90〜3.97Åである化合物からなる基板と、
    前記基板上に配置された下部電極と、
    前記下部電極上に配置された、下記式(1)で表される化合物からなり、厚さが200nm〜1000nmである薄膜と、
    前記薄膜上に配置された上部電極と、
    を含むことを特徴とする磁気メモリ素子。
    BiFe1−x・・・(1)
    [式(1)中、AはCoまたはMnであり、xは0.05≦x<0.25を満たす。]
  2. 前記基板が、110配向のGdScO基板、110配向のDyScO基板、110配向のSrTiO基板、111配向のSrTiO基板および001配向のSrTiOからなる群より選択される請求項1に記載の磁気メモリ素子。
  3. 請求項1または2に記載の磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法であって、
    前記磁気メモリ素子の下部電極と上部電極に電圧を印加し、前記薄膜の磁化を反転させて、情報を書き込む工程と、
    前記薄膜の磁化の反転を検出して、書き込まれた情報を読み取る工程と、
    を含むことを特徴とする磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法。
JP2017124316A 2017-06-26 2017-06-26 磁気メモリ素子、並びに磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法 Active JP6902783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017124316A JP6902783B2 (ja) 2017-06-26 2017-06-26 磁気メモリ素子、並びに磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017124316A JP6902783B2 (ja) 2017-06-26 2017-06-26 磁気メモリ素子、並びに磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019009304A true JP2019009304A (ja) 2019-01-17
JP6902783B2 JP6902783B2 (ja) 2021-07-14

Family

ID=65025957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017124316A Active JP6902783B2 (ja) 2017-06-26 2017-06-26 磁気メモリ素子、並びに磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6902783B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020153083A1 (ja) 2019-01-23 2020-07-30 株式会社イノアックコーポレーション 発泡成形体の製造方法および成形型
WO2023181998A1 (ja) * 2022-03-24 2023-09-28 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所 ホール素子の製造方法及び磁気メモリ素子
WO2024185845A1 (ja) * 2023-03-07 2024-09-12 国立大学法人東京工業大学 磁気メモリ素子、並びに磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005200271A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Sharp Corp ペロブスカイトマンガン酸化物膜及びその製造方法
JP2014038894A (ja) * 2012-08-11 2014-02-27 Tohoku Univ マルチフェロイック薄膜及びそれを用いたデバイス
JP2016111102A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 国立大学法人東北大学 マルチフェロイック素子

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005200271A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Sharp Corp ペロブスカイトマンガン酸化物膜及びその製造方法
JP2014038894A (ja) * 2012-08-11 2014-02-27 Tohoku Univ マルチフェロイック薄膜及びそれを用いたデバイス
JP2016111102A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 国立大学法人東北大学 マルチフェロイック素子

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
川邊諒: "マルチフェロイックBiFe1-xCoxO3薄膜のスピン構造変化", 応用物理学会春季学術講演会講演予稿集, vol. Vol.62,11p-D10-7, JPN7020004127, 26 February 2015 (2015-02-26), pages 05 - 078, ISSN: 0004412323 *
清水啓佑: "室温強磁性強有電体BiFe0.9Co0.1O3薄膜における電場印加磁化反転の検証", 応用物理学会春季学術講演会講演予稿集, vol. Vol.64,15p-514-11, JPN7020004126, 1 March 2017 (2017-03-01), pages 08 - 115, ISSN: 0004412322 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020153083A1 (ja) 2019-01-23 2020-07-30 株式会社イノアックコーポレーション 発泡成形体の製造方法および成形型
WO2023181998A1 (ja) * 2022-03-24 2023-09-28 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所 ホール素子の製造方法及び磁気メモリ素子
WO2024185845A1 (ja) * 2023-03-07 2024-09-12 国立大学法人東京工業大学 磁気メモリ素子、並びに磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6902783B2 (ja) 2021-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ghidini et al. Shear-strain-mediated magnetoelectric effects revealed by imaging
Sando et al. BiFeO3 epitaxial thin films and devices: past, present and future
Lee et al. Giant flexoelectric effect through interfacial strain relaxation
Béa et al. Ferroelectricity down to at least 2 nm in multiferroic BiFeO3 epitaxial thin films
US6625058B2 (en) Method for magnetic characteristics modulation and magnetically functioning apparatus
Wu et al. Strain-mediated electric-field control of exchange bias in a Co90Fe10/BiFeO3/SrRuO3/PMN-PT heterostructure
Keeney et al. Room temperature electromechanical and magnetic investigations of ferroelectric Aurivillius phase Bi5Ti3 (FexMn1− x) O15 (x= 1 and 0.7) chemical solution deposited thin films
Guyonnet Ferroelectric Domain Walls: Statics, Dynamics, and Functionalities Revealed by Atomic Force Microscopy
JP6902783B2 (ja) 磁気メモリ素子、並びに磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法
US7684147B2 (en) Magnetoelectronic devices based on colossal magnetoresistive thin films
JP2014038894A (ja) マルチフェロイック薄膜及びそれを用いたデバイス
Scigaj et al. Monolithic integration of room-temperature multifunctional BaTiO3-CoFe2O4 epitaxial heterostructures on Si (001)
Mo et al. Magnetoelectric coupling in self-assembled BiFeO3–CoFe2O4 nanocomposites on (110)-LaAlO3 substrates
Costa et al. Enhancement of ferromagnetic and ferroelectric properties in calcium doped BiFeO3 by chemical synthesis
Wang et al. Strain and ferroelectric-field effects co-mediated magnetism in (011)-CoFe2O4/Pb (Mg1/3Nb2/3) 0.7 Ti0. 3O3 multiferroic heterostructures
Katsumata et al. Stabilization of correlated ferroelectric and ferromagnetic domain structures in BiFe0. 9Co0. 1O3 films
Ichinose et al. High-Quality Sputtered BiFeO3 for Ultrathin Epitaxial Films
Meier et al. Domains and domain walls in ferroic materials
Hu et al. Comparison of structure and multiferroic performances of bilayer and trilayer multiferroic heterostructures
Kim et al. Effect of deposition temperature of TiO2 on the piezoelectric property of PbTiO3 film grown by PbO gas phase reaction sputtering
Bourim et al. Ferroelectric polarization effect on Al-Nb codoped Pb (Zr0. 52Ti0. 48) O3/Pr0. 7Ca0. 3MnO3 heterostructure resistive memory
WO2024185845A1 (ja) 磁気メモリ素子、並びに磁気メモリ素子の情報の書き込みおよび読み取り方法
Ray et al. RF magnetron sputtering ferroelectric PbZr0. 52Ti0. 48O3 thin films with (001) preferred orientation on colossal magneto-resistive layers
More-Chevalier et al. Reversible control of magnetic domains in a Tb0. 3Dy0. 7Fe2/Pt/PbZr0. 56Ti0. 44O3 thin film heterostructure deposited on Pt/TiO2/SiO2/Si substrate
Singh et al. Piezoelectric control of magnetoelectric coupling driven non-volatile memory switching and self cooling effects in FE/FSMA multiferroic heterostructures

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20170713

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20210222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6902783

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150