JP2019009049A - 電池セル - Google Patents

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欣之介 板橋
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Abstract

【課題】電池セルのセルケース内部の減圧が十分であるか否かを容易に確認することができる電池セルを提供する。【解決手段】セルケース11と、セルケース11に設けられ、外部から視認可能な基準面161と、セルケース11内部をガス抜きした際に基準面161からセルケース11の内側に向けて移動する、外部から視認可能な移動部材162と、を備える。【選択図】図9

Description

本発明は、出荷検査が簡便な電池セルに関する。
リチウムイオン電池に使われる活物質は、充電後は空気中の水蒸気や酸素と反応して劣化する。従って、一般的なリチウムイオン電池は完全密閉されている。しかし、電池を使用していると、活物質から少しずつガスが出てくるため、電池の内圧は少しずつ上昇し、それに伴って、電池の外形も膨らむ。かかる事態を避けるため、一般的に、電池製造時に電池セルのセルケース(外装体)に電解液を入れた後、注液口を溶接して塞ぐ前に、セルケース内部のガスを抜き、ガスが発生しても電池内部が大気圧以上にならないようにしている(例えば特許文献1)。
特開2010−021104号公報
しかしながら、完成した電池セルのセルケース内部の減圧が十分であるか否かを外見から容易に確認する方法がなかった。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、電池セルのセルケース内部の減圧が十分であるか否かを容易に確認することができる電池セルを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の一実施形態に係る電池セルは、
セルケースと、
前記セルケースに設けられ、外部から視認可能な基準面と、
前記セルケース内部をガス抜きした際に前記基準面から前記セルケースの内側に向けて移動する、外部から視認可能な移動部材と、
を備える。
本発明の一実施形態に係る電池セルによれば、セルケース内部の減圧が十分であるか否かを容易に確認することができる。
本発明の一実施形態に係る電池セルの斜視図である。 図1のA−A矢線に沿った電池セルの断面図である。 図1のB−B矢線に沿った電池セルの断面図である。 図1のC−C矢線に沿った電池セルの断面図である。 図1のD−D矢線に沿った電池セルの断面図である。 図1のE−E矢線に沿った電池セルの断面図である。 図1のF−F矢線に沿った電池セルの断面図である。 電池セルの内圧の時間変化のグラフである。 感知機構の概略図である。 感知機構の変形例の概略図である。 保持具を備える電池セルの概略図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態)
図1に、本発明の一実施形態に係る電池セル10の斜視図を示す。電池セル10は、セルケース11が扁平な直方体形状の角型電池である。セルケース11は、互いに対向する1組の扁平面FS、互いに対向する側面SS、互いに対向するキャップ面CS及び底面BSを有する。キャップ面CSには、キャップ面CSにおける長手方向の所定の位置に、正極端子12、負極端子13、安全弁14、注液口15及び感知機構16が設けられている。
正極端子12及び負極端子13は、キャップ面CSの長手方向の両端付近に設けられる。正極端子12及び負極端子13は、電池セル10から電力を出力する電極である。正極端子12及び負極端子13を特に区別しない限り、電極端子12、13とも呼ぶ。
安全弁14は、電極端子12、13との間に設けられる。安全弁14は、セルケース11内部で発生するガスによって、セルケース11内部の圧力(以下、電池セル10の内圧ともいう。)が所定圧力以上になった場合にガスを外部に排出するために開く。セルケース11内部の圧力は、電池セル10が経年劣化した場合又は熱暴走した場合等に、所定圧力以上になりうる。所定圧力は、電池セル10の仕様に応じて、適宜定められうる。
注液口15は、電極端子12、13との間に設けられる。注液口15は、セルケース11内に電解液を注入するための開口である。注液口15から電解液を注入し、充填が終了した後、注液口15からセルケース11内部のガスを抜く(以下、真空に引く、ともいい、当該工程をガス抜き工程という。)。セルケース11内部を真空に引いた後、注液口15をアルミ板の蓋により覆い、当該アルミ板の蓋を注液口15に溶接し、セルケース11が封止される。
感知機構16は概略として、セルケース11内部の圧力状態を感知するための機構である。感知機構16は外部から視認可能である。感知機構16の詳細については後述する。
図2から図7に、それぞれ図1のA−A矢線、B−B矢線、C−C矢線、D−D矢線、E−E矢線、及びF−F矢線に沿った電池セル10の断面図を示す。電池セル10は、セルケース11、電極体20、正極接続体21、負極接続体22、正極集電体23、負極集電体24、正極端子12、負極端子13、及び安全弁14を含んで構成される。電極体20、正極接続体21、負極接続体22、正極集電体23、及び負極集電体24は、セルケース11に収容されている。
電極体20は、セパレータを挟んで、正極板及び負極板を重ねることにより構成されている。電極体20は、例えば、正極板及び負極板がセパレータを介して積層巻回されたコイル型の電極体、又は正極板及び負極板がセパレータを介して交互に積層された積層型の電極体である。図5から図7に示すように、本実施の形態では電極体20は、コイル型の電極体である。電極体20は、セルケース11内の、長手方向における中央に配置されている。正極接続体21及び正極集電体23は、電極体20よりも、長手方向の一方の端側に配置されている。負極接続体22及び負極集電体24は、電極体20よりも長手方向の他方の端側に配置されている。
正極接続体21は、電極体20を構成する正極板を、正極集電体23に電気的に接続している。正極接続体21は、例えば、電極体20から正極集電体23に向かって延びる正極板である。正極接続体21と正極集電体23とは、溶接部位211において溶接されている。
負極接続体22は、電極体20を構成する負極板を、負極集電体24に電気的に接続している。負極接続体22は、例えば、電極体20から負極集電体24に向かって延びる負極板である。負極接続体22と負極集電体24とは、溶接部位221において溶接されている。以下の説明において、正極接続体21及び負極接続体22を特に区別しない限り、接続体21、22とも呼ぶ。
正極集電体23は、電極体20内で多層化されている正極板それぞれと接続されている全ての正極接続体21を、正極端子12に電気的に接続している。図5に示すように、正極集電体23はD−D断面において略コ字状であり、正極接続体21を挟持する。また図2及び図6に示すように、正極集電体23と正極端子12とは、溶接部位231において溶接されている。このように、電極体20の正極板は、正極接続体21及び正極集電体23を介して、正極端子12に電気的に接続されている。
負極集電体24は、電極体20内で多層化されている負極板それぞれと接続されている全ての負極接続体22を、負極端子13に電気的に接続している。負極集電体24も正極集電体23と同様、断面形状が略コ字状であり、負極接続体22を挟持する。負極集電体24と負極端子13とは、溶接部位241において溶接されている。このように、電極体20の負極板は、負極接続体22及び負極集電体24を介して、負極端子13に電気的に接続されている。なお、以下の説明において、正極集電体23及び負極集電体24を特に区別しない限り、集電体23、24とも呼ぶ。
上述のように、電池製造時、電池セル10のセルケース11に電解液を入れた後、注液口15を溶接して塞ぐ前に、セルケース11内部を真空に引き、負圧にする。図8に、電池セル10の内圧の時間変化の概念図を示す。図8は3つの場合における、電池製造後の電池セル10の内圧と時間の関係をそれぞれL1からL3により示している。L1は、セルケース11内部の減圧が十分である場合における、電池セル10の内圧の時間変化を示す。L2は、セルケース11内部の減圧が不十分である場合における、電池セル10の内圧の時間変化を示す。この場合、L1と比較して、電池セル10の内圧が早期に高くなり、電池セル10が膨らむ。内圧が所定以上になった場合、安全弁14が開き、電池セル10が使えなくなる等、電池セル10の経年劣化が早くなる。L3は、セルケース11が密封されておらず、リーク穴がある場合における、電池セル10の内圧の時間変化を示す。この場合は電池セル10の内圧が急激に上昇する。大気圧と等しくなった後はリーク穴の影響で、内圧は上昇せず、電池セル10も膨らまない。ただしリーク穴から水蒸気が侵入するため、電池セル10の劣化が極めて早い。
このように、セルケース11内部の減圧が十分であるか否かは、電池セル10の寿命に影響するため、電池セル10の内圧の状態を感知できることが重要である。そこで本実施の形態に係る電池セル10は、上述の感知機構16を備えている。
図9に、感知機構16の概略図を示す。感知機構16は、基準面161と、移動部材162とを含んで構成される。基準面161はセルケース11内部のガス抜き工程前後で位置が変化しない、基準となる面である。一方で移動部材162は、セルケース11内部のガス抜き工程前後で、移動部材162の少なくとも一部が基準面161からセルケース11の内側に向けて移動する部材である。
図9に示す例では、感知機構16を、セルケース11のキャップ面CSと箔162とを含んで構成している。箔162は、上面視において例えば略円形状である。また箔162は、セルケース11より薄い。またセルケース11には、箔162を外部から視認可能なように、箔162に対向する位置に確認穴163が設けられている。箔162は、その周縁部がセルケース11におけるキャップ面CSの内壁に溶接されている。図9(a)における領域R1及び領域R2は、キャップ面CSの内壁と箔162とが溶接されている部位を示す。このように箔162の周縁部を溶接して封止し、セルケース11内部の密閉性を保っている。一方で領域R3は、キャップ面CSの内壁に溶接されていない。ここで、箔162のうちセルケース11に溶接されていない部分のサイズは、確認穴163のサイズよりも大きい。図9に示す感知機構16は、基準面161が、セルケース11のキャップ面CSであり、移動部材162は箔である。
以下、図9により、移動部材162の移動態様について説明する。図9(a)は、電池セル10内部のガス抜き工程前の状態を示す。ガス抜き工程前は、電池セル10内部の内圧は大気圧と等しい。このときの基準面161(キャップ面CS)と箔162との距離を距離Dとする。なお基準面161と箔162との距離とは、基準面161から、箔162のうち最も基準面から離れた部位までの距離をいう。なお距離Dは、箔162をセルケース11に溶接する際に適宜設定する。
図9(b)は、セルケース11内部のガス抜き工程後に、内部が十分に減圧された状態を示す。この状態において電池セル10の内圧は、大気圧よりも十分に低い状態である。このとき箔162は、セルケース11の内側に向けて移動しており、基準面161(キャップ面CS)と箔162との距離は、距離Dよりも長い距離Dになる。言い換えると、箔162は、セルケース11内部をガス抜きした際に、セルケース11の内側方向に向けて、より凸形状となるように変形する。なお、箔162の移動量は、セルケース11内部の圧力の大きさに依存する。例えば圧力が−1気圧(完全真空)である場合の方が、−0.5気圧の場合よりも箔162が基準面161からの距離が大きくなる。このように箔162の移動量を確認することで、より一層正確にセルケース11内部の減圧が十分であるか否かを把握することができる。なおセルケース11内部が負圧か否かを確認するだけであれば、移動量の確認は必要ではなく、箔162の形状変化の確認のみで足りる。すなわち箔162が撓んだ初期状態から、セルケース11の内周側に凸形状となることを確認するのみで足りる。
このように、本実施の形態に係る電池セル10によれば、感知機構16を設けており、セルケース11内部をガス抜きした際に移動部材162の少なくとも一部が基準面161からセルケース11の内側に向けて移動する。そのため、移動部材162を確認することで、電池セル10のセルケース11内部の減圧が十分であるか否かを容易に確認することができる。そのため、電池セル10を複数組み合わせた組電池を製造する直前に、手軽に電池セル10の内圧の状態を確認可能であり、組電池の品質向上を図ることができる。
なお、基準面161から箔162がセルケース11の内側に向けて移動しているか否かは、確認穴163から視認することにより容易に把握することができる。上述のように、箔162のうちセルケース11に溶接されていない部分のサイズを、確認穴163のサイズよりも大きくしている。このため、箔162の移動量が十分に確保され、基準面161から箔162がセルケース11の内側に向けて移動しているか否かを、より容易に把握することができる。
なお、確認穴163のサイズは、箔162の移動を確認するための必要最小限のサイズとする。これにより、箔162に、確認穴163からの外部の衝撃が加わらないようにすることができる。また確認穴163のサイズを必要最小限とすることで、電池セル10の内圧が上昇し、安全弁14が開く所定圧力となった場合においても、箔162がセルケース11の外側に突出することを防止できる。すなわち電池セル10の内圧が所定圧力になった場合において、箔162が突出することなく、安全弁14が先に開弁し、セルケース11内部のガスを外部に排出することができる。
なお、確認穴163の代わりに、確認窓を設けてもよい。この場合、例えば透明な確認窓を確認穴163の位置に設ける。なお確認窓と箔162との間の空間は大気圧と等しくなる必要がある。そのため確認窓を設ける場合には確認窓と箔162との間を連通する通気孔等を設け、確認窓と箔162間を密閉しないようにする。
(変形例)
上記実施の形態では、基準面161を、セルケース11のキャップ面CSとし、移動部材162を箔として感知機構16を構成したがこれに限られない。以下、図10により変形例に係る感知機構16bについて説明する。図10に示す例では、基準面161bを、放熱フィンとしている。また移動部材162bを、セルケース11bの扁平面FSとしている。放熱フィン161bは、セルケース11bの扁平面FSに接触又は近接して設けられる。ここでは放熱フィン161bは、扁平面FSに接触している例について説明する。放熱フィン161bは、熱伝導性が所定以上の部材であり、例えば金属製である。放熱フィン161bにより、電池セル10の熱を外部に放熱する。
ここで図10に示すように、変形例に係るセルケース11bは、セルケース11よりも幅方向の長さが長い。すなわちセルケース11bの内寸は、内部に収容される電極体20の厚さよりも大きい。ここでセルケース11bは、内部の圧力を減圧することにより変形する。変形例に係る感知機構16bは、当該セルケース11bの変形を利用して内圧の状態を感知する。以下図10により、移動部材162bの移動態様について説明する。
図10(a)は、セルケース11b内部のガス抜き工程前の状態を示す。ガス抜き工程前は、セルケース11b内部の内圧は大気圧と等しい。このときの基準面161b(放熱フィン161b)と扁平面FSとは接触しており、基準面161bと扁平面FSとの距離は0である。図10(b)は、セルケース11b内部のガス抜き工程後に、内部が十分に減圧された状態を示す。この状態において電池セル10の内圧は、大気圧よりも十分に低い状態である。このとき扁平面FSの略中央部は、セルケース11bの内側に向けて移動する。放熱フィン161bを基準に扁平面FSの略中央部が内側に向けて移動したことを視認できるため、当該移動により内圧の変化を容易に把握することができる。そのため、電池セル10を複数組み合わせた組電池を製造する直前に、手軽に電池セル10の内圧の状態を確認可能であり、組電池の品質向上を図ることができる。
また上述のように、セルケース11bの内寸は、内部に収容される電極体20の厚さよりも十分に大きくしている。このため、扁平面FSの移動量が確保され、基準面161b(放熱フィン161b)から扁平面FSがセルケース11bの内側に向けて移動しているか否かを、容易に把握することができる。なお、扁平面FSの移動量は、セルケース11b内部の圧力の大きさに依存する。例えば圧力が−1気圧(完全真空)である場合の方が、−0.5気圧の場合よりも扁平面FSの基準面161からの距離が大きくなる。これにより、セルケース11b内部の減圧が十分であるか否かをより一層正確に把握することができる。なおセルケース11b内部が負圧か否かを確認するだけであれば、移動量の確認は必要ではなく、扁平面FSが変形したか否かの確認のみで足りる。すなわち扁平面FSが初期状態から、セルケース11bの内周側に移動したことを確認するのみで足りる。
また変形例に係る電池セル10によれば、基準面として放熱フィン161bを利用しているため、電池セル10の内圧の状態を感知することに加えて、電池セル10の熱を外部に放出することができる。なお放熱フィン161bの位置は、図11に示す位置に限られず、扁平面FSと対向する位置であれば任意の位置に配置してよい。
なお、変形例に係る感知機構16bを用いる場合、セルケース11bの内寸が電極体20の厚さよりも十分に大きいため、電極体20がセルケース11b内部でぐらつく可能性、転がる可能性等がある。そこで電極体20のぐらつき、転がり等を防止する保持具30を設けてもよい。図11に、保持具30を備える例を示す。保持具30は、電極体20と当接する位置である上面が、電極体20の形状に対応した形状となっている。保持具30は、例えば電極体20のうちセルケース11bの底面の位置に設けられる。当該位置に設けることで、ガス抜き工程後における扁平面FSの変形を阻害せずに、電極体20を保持することができる。
本発明に係る一実施形態について、諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本発明に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段等を1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。
10 電池セル
11 セルケース
12 正極端子
13 負極端子
14 安全弁
15 注液口
16、16b 感知機構
161 基準面
161b 基準面(放熱フィン)
162 移動部材(箔)
162b 移動部材
163 確認穴
211、221、231、241 溶接部位
20 電極体
21 正極接続体
22 負極接続体
23 正極集電体
24 負極集電体
30 保持具

Claims (5)

  1. セルケースと、
    前記セルケースに設けられ、外部から視認可能な基準面と、
    前記セルケース内部をガス抜きした際に前記基準面から前記セルケースの内側に向けて移動する、外部から視認可能な移動部材と、
    を備える電池セル。
  2. 前記基準面は前記セルケースのキャップ面であり、前記移動部材は前記セルケースよりも薄い箔である、請求項1に記載の電池セル。
  3. 前記セルケースの前記箔に対向する位置に、確認穴又は確認窓を備える、請求項2に記載の電池セル。
  4. 前記箔は一部が前記セルケースに溶接されており、前記箔のうち前記セルケースに溶接されていない部分のサイズは、前記確認穴又は前記確認窓のサイズよりも大きい、請求項3に記載の電池セル。
  5. 前記基準面は放熱フィンであり、前記移動部材は前記セルケースの扁平面である、請求項1に記載の電池セル。
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