JP2019008968A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光部の長手方向の中央部の撓みを抑制しながら、意匠性を向上させることができる照明器具を提供する。【解決手段】照明器具100は、被取付部材に取り付けられるライン状の本体部1と、光源部2aを含み、本体部1の長手方向に沿って延び、本体部1の下側に取り付けられるライン状の発光部2と、本体部1および発光部2のうちの一方は、係止部10を含み、本体部1および発光部2のうちの他方は、係止部10によって係止される被係止部20を含み、係止部10および被係止部20は、外部に露出することなくかつ発光部2の長手方向の中央部の撓みを抑制する態様で設けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、被取付部材に取り付けられる直線状の照明器具に関する。
従来から、以下の特許文献1に開示されているように、被取付部材、たとえば、天井の下のC型の梁から吊り下げられたボルトに取り付けられる直線状の照明器具が使用されている。直線状の照明器具は、被取付部材に取り付けられる本体部と、本体部に取り付けられる発光部とを有している。照明器具には、たとえば、約240cm程度の長さの長尺のものがある。
特許文献1に開示された従来の照明器具においては、発光部は、両端の近傍の2カ所で、本体部に固定される。そのため、直線状の照明器具がかなり長い場合、発光部の撓みが大きくなる。その結果、発光部の中央部に過度な応力が生じることにより、発光部の機能に支障が生じる場合がある。特に、発光部がLED(Light Emit Diode)を含んでいる照明器具においては、発光部の中央部の撓みが大きいと、回路基板等に不具合が生じるおそれが増大する。
このような不具合の発生を防止するために、特許文献1に開示された従来の照明器具においては、本体部と発光部とは、発光部の下面に巻き付けられたバンド状の固定具によって互いに固定されている。しかしながら、発光部の下面にバンドが巻き付けられると、照明器具の意匠性が低下する。
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、発光部における中央部の撓みを抑制しながら、意匠性を向上させることができる照明器具を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様に係る照明器具は、被取付部材に取り付けられるライン状の本体部と、光源部を含み、前記本体部の長手方向に沿って延び、前記本体部の下側に取り付けられるライン状の発光部と、を備え、前記本体部および前記発光部のうちの一方は、係止部を含み、前記本体部および前記発光部のうちの他方は、前記係止部によって係止される被係止部を含み、前記係止部および前記被係止部は、外部に露出することなくかつ前記発光部の長手方向の中央部の撓みを抑制する態様で設けられている。
本発明によれば、発光部の長手方向の中央部の撓みを抑制しながら、意匠性を向上させる。
以下、図面を参照しながら、実施の形態の照明器具を説明する。以下の複数の実施の形態においては、同一の参照符号が付された部分同士は、図面上における形状に多少の相違があっても、特段の記載がない限り、互いに同一の機能を発揮するものとする。
(実施の形態1)
以下、図1〜図4を用いて、実施の形態1の照明器具100を説明する。
以下、図1〜図4を用いて、実施の形態1の照明器具100を説明する。
図1に示されるように、実施の形態1の照明器具100は、約240cm程度の長さを有し、仮想線分(図示せず)に沿ったライン形状をなしている。ここで仮想線分とは、長尺の照明器具の長手方向を定義するための仮想的な線分である。ただし、照明器具100の長さは特に限定されない。照明器具100は、たとえば、駅の上家を支持するC型鋼の下側に設置される。照明器具100は、長尺の本体部1とそれに対応する長尺の発光部2とを備えている。240cm程度の長さは、照明器具としては比較的長い部類の照明器具である。
図1に示されるように、本体部1は、全体の外形としては、約240cmの長手方向(仮想線分)に沿って延びるライン形状を有している。本体部1は、長尺の容器の外形を有しており、その容器が上下逆に配置された形状となっている。具体的には、本体部1は、長方形の板状の水平面部1aと、水平面部1aの4辺を取り囲むように、水平面部1aの4つの辺からそれぞれ垂直方向に垂れ下がる4つの側壁部1bと、を備えている。本体部1は、被取付部材に取り付けられるように構成されている。具体的には、本体部1は、吊りボルト50が挿入される貫通孔1xを有している。
本実施の形態においては、被取付部材は、C型鋼等に取り付けられた吊りボルト50である。貫通孔1xに挿入された吊りボルト50の雄ねじ部がナット51の雌ねじ部でネジ留めされ、本体部1の高さ位置が決定される。本実施の形態においては、本体部1の2カ所が吊りボルト50で吊り下げられるため、本体部1の中央部の撓みは、ある程度、抑制されている。
図1に示されるように、発光部2は、約240cmの長手方向(仮想線分)に沿って延びるライン形状を有している。発光部2は、本体部1の下側に取り付けられるように構成されている。発光部2は、水平に延びる長尺の水平プレート部2bを含んでいる。水平プレート部2bの下側面には、複数の光源部2aが取り付けられている。また、水平プレート部2bの下側面には、この複数の光源部2aを覆うように半透明のアクリル樹脂製のカバープレート2dが設けられている。複数の光源部2aが発した光は、カバープレート2dを通過して下方に拡散して照射される。光源部2aは、たとえば、発光ダイオードを透明樹脂で被覆したものである。発光部2は、水平プレート部2bの幅方向の両端の近傍の位置からそれぞれ鉛直方向に延びるように設けられた一対のリブ部2cを含んでいる。一対のリブ部2cは、互いに平行に延び、対向している。一対のリブ部2cは、容器の形状を有する本体部1の側壁部1bの内側へ挿入される。
それにより、発光部2は、本体部1に取り付けられる。発光部2を本体部1に取り付けるときには、ボルト25が、貫通孔2yおよび貫通孔1yに挿入され、ボルト留めによって発光部2が本体部1に固定される。本実施の形態においては、本体部1および発光部2の一方端の近傍および他方端の近傍で、本体部1と発光部2とのボルト留めがなされる。ただし、ボルト留め以外の他の固定手段によって、本体部1および発光部2の一方端の近傍および他方端の近傍で、本体部1と発光部2とが固定されてもよい。
図1に示されるように、本実施の形態においては、本体部1が本体部1の長手方向の中央に相当する位置に係止部10を有している。係止部10は、発光部2を本体部1へ取り付ける前に、本体部1の他の部分にネジ留めまたは溶接等の接合手段によって一体化されている。本実施の形態においては、発光部2が発光部2の長手方向の中央に相当する位置に係止部10によって係止される被係止部20を有している。被係止部20は、発光部2を本体部1へ取り付ける前に、発光部2の他の部分にネジ留めまたは溶接等の接合手段によって一体化されている。本実施の形態においては、「係止」との文言は、一組の部材同士が、引っ掛かることによって、互いの移動が制限されることを意味しているものとする。照明器具100が被取付部に取り付けられた状態では、係止部10と被係止部20は、いずれも、照明器具100の露出部の内側に内包され、外部から見えない。
本実施の形態においては、被係止部20が、取り外し可能な状態で、係止部10によって吊り下げられる。本実施の形態においては、係止部10および被係止部20は、発光部2の下面に巻き付けられるバンド部を有していない。つまり、係止部10および被係止部20は、外部に露出しない。また、発光部2の長手方向の中央部の撓みを抑制するように、発光部2の長手方向の中央部に設けられている。そのため、発光部2の中央部の撓みを抑制しながら、発光部の意匠性を向上させることができる。
また、ネジ留め等の作業を必要とせず、被係止部20を係止部10に引っ掛ける作業により、発光部2の中央部の撓みを抑制することができる。そのため、発光部2の本体部1に対する取り付けおよび取り外しの作業効率を向上させることができる。
なお、係止部10と被係止部20とは、互いに係合する形状を有していれば、同一の形状を有していてもよい。
図2に示されるように、係止部10および被係止部20は、具体的には、次のような構造を有している。
図2に示されるように、被係止部20は、互いに平行な状態で対向する一対の鉛直プレート部22と、一対の鉛直プレート部22同士を接続する水平プレート部21とを備えている。被係止部20は、一対の鉛直プレート部22のそれぞれに固定された円柱状の棒状部23を含んでいる。
図2に示されるように、係止部10は、水平プレート部11と、その両端から垂れ下がる一対の鉛直プレート部12を含んでいる。一対の鉛直プレート部22は、それぞれ、被係止部20の棒状部23を受け入れる一対の切欠き部13を含んでいる。一対の切欠き部13は、棒状部23が挿入される被挿入部として機能する。一対の切欠き部13は、それぞれ、斜め上方に延びる一対の導入部13aと、一対の切欠き部13の最上部のそれぞれから斜め下方に延びる一対の装着部13bと、含んでいる。ただし、一対の切欠き部13の代わりに、棒状部23が挿入される被挿入部として、たとえば、ブロック状の部材に形成された1つの溝部が用いられてもよい。
本実施の形態の係止部10および被係止部20によれば、簡単な構造で、発光部2の本体部1に対する取り付けおよび取り外しの作業効率を向上させることができる。ただし、係止部10および被係止部20の構造は、一対の切欠き部13および棒状部23を有しているものに限定されない。
たとえば、係止部10および被係止部20は、それぞれ、同一形状のフック部を有しており、フック部同士が互いに係合してもよい。また、係止部10および被係止部20は、それぞれ、フック部とそのフック部とが引っ掛けられる貫通孔との組合せであってもよい。
本実施の形態の一対の切欠き部13は、それぞれ、棒状部23が一対の切欠き部13から抜け出ることを抑制する一対の突出部13gを有している。一対の突出部13gは、棒状部23が一対の切欠き部13の一対の装着部13bまで圧入され得る程度に突出している。したがって、一対の突出部13gは、作業員による発光部2の本体部1に対する取り付けを妨げないが、発光部2が本体部1に取り付けられた後、被係止部20が係止部10から外れることを抑制する外れ抑制部として機能する。そのため、発光部2が本体部1から抜け落ちることを抑制することができる。また、一対の突出部13gによれば、簡単な構造で、発光部2が本体部1から抜け落ちることを抑制することができる。
また、図2に示されるように、一対の切欠き部13は、それぞれ、互いに距離をおいて対向し、かつ、同一の形状を有する一対の鉛直プレート部12に設けられている。つまり、棒状部23は、2カ所で支持されている。そのため、発光部2と本体部1とは、互いに取り付けられたときに、それらの状態が安定する。
図3に示されるように、発光部2の本体部1への取り付けのときには、作業員は、発光部2を両手で持ち上げた状態で、棒状部23が一対の切欠き部13に挿入されるように発光部2を移動させる。棒状部23は、一対の導入部13aを通過し、一対の突出部13gを乗り越えることにより、一対の装着部13bに嵌り込む。棒状部23が一対の突出部13gを乗り越えるときには、一対の突出部13gが弾性変形することによって、棒状部23が一対の導入部13aから一対の装着部13bまで通過する。
図4に示されるように、発光部2が本体部1に取り付けられる。このように、一対の突出部13gは、棒状部23が一対の装着部13bに嵌り込んだ状態では、棒状部23が一対の切欠き部13から外れることを抑制する。
本実施の形態においては、本体部1は、その中央部にのみ係止部10を含み、発光部2は、その中央部にのみ被係止部20を含んでいる。この場合、係止部10とそれに対応する被係止部20とが1カ所に設けられるだけであるため、係止部10とそれに対応する被係止部20とが複数カ所に設けられる場合に比較して、本体部1に対する発光部2の取り付けが容易である。
ただし、発光部2の中央部の撓みを抑制しながら、発光部の意匠性を向上させることができるのであれば、本体部1が複数の係止部10を含み、発光部2が複数の係止部10にそれぞれ引っ掛けられる複数の被係止部20を含んでいてもよい。係止部10および被係止部20は、外部に露出することなくかつ発光部2の長手方向の中央部の撓みを抑制する態様で設けられていれば、いかなるものであってもよい。
(実施の形態2)
以下、図5〜図6を用いて、実施の形態2の照明器具100を説明する。
以下、図5〜図6を用いて、実施の形態2の照明器具100を説明する。
本実施の形態の照明器具100は、実施の形態1の照明器具とほぼ同一であるので、その同一である部分の説明は繰り返さない。本実施の形態の照明器具100は、以下に説明する事項に関して、実施の形態1の照明器具100と異なっている。
本実施の形態においては、図5および図6に示されるように、発光部2が、本体部1によって一時的に吊り下げられた後、本体部1に取り付けられた状態になるように、係止部10は、仮係止部13kおよび本係止部13hを有している。そのため、発光部2の本体部1に対する取り付けおよび取り外しの作業効率をさらに向上させることができる。たとえば、発光部2の本体部1に対する取り付けおよび取り外しの作業を一人で実行することが可能になる。
より具体的には、図5および図6に示されるように、一対の切欠き部13は、それぞれ、仮係止部13kの位置で、下側に屈曲部の先端が向くように曲がっている。そのため、棒状部23が仮係止部13kにある状態で、発光部2が本体部1によって一時的に吊り下げされる。その後、棒状部23が本係止部13hまで押し上げられる。
この状態で、図1に示された2つのボルト25が、それぞれ、貫通孔2yおよび貫通孔1yに挿入され、それにより、ボルト留めによって発光部2が本体部1に固定される。これによれば、簡単な構造で、発光部2の本体部1に対する取り付けおよび取り外しの作業効率をさらに向上させることができる。また、作業者一人のみで、発光部2を本体部1に取り付けることが可能になる。
また、図5および図6に示されるように、本実施の形態においては、前述のように、一対の切欠き部13は、それぞれ、棒状部23が一対の切欠き部13から抜け出ることを抑制するように曲がっている。これによっても、発光部2が本体部1から抜け落ちることを抑制することができる。
(実施の形態3)
以下、図7〜図10を用いて、実施の形態3の照明器具100を説明する。
以下、図7〜図10を用いて、実施の形態3の照明器具100を説明する。
本実施の形態の照明器具100は、実施の形態1の照明器具とほぼ同一であるので、その同一である部分の説明は繰り返さない。本実施の形態の照明器具100は、以下に説明する事項に関して、実施の形態1の照明器具100と異なっている。
図7に示されるように、本実施の形態においては、発光部2が、その長手方向の中央に相当する位置に係止部10を有している。また、本体部1が、その長手方向の中央に相当する位置に係止部10によって係止される被係止部20を有している。つまり、本実施の形態の照明器具100は、実施の形態1および2の照明器具100と対比すると、係止部10および被係止部20が上下逆に配置されている点において異なっている。
本実施の形態においては、被係止部20は、発光部2を本体部1へ取り付ける前に、本体部1の他の部分にネジ留めまたは溶接等の接合手段によって一体化されている。係止部10は、発光部2を本体部1へ取り付ける前に、発光部2の他の部分にネジ留めまたは溶接等の接合手段によって一体化されている。
本実施の形態においては、係止部10が、取り外し可能な状態で、被係止部20によって吊り下げられる。そのため、発光部2の本体部1に対する取り付けおよび取り外しの作業効率を向上させることができる。なお、本実施の形態においても、係止部10と被係止部20とは同一の形状を有していてもよい。
図8に示されるように、本実施の形態においては、被係止部20の形状は、実施の形態1および2の被係止部20の形状と同一であるが、被係止部20は、本体部1の一部として設けられている。
図8に示されるように、本実施の形態においても、係止部10は、一対の鉛直プレート部22に被係止部20の棒状部23を受け入れる一対の切欠き部13を有している。本実施の形態においては、一対の切欠き部13は、それぞれ、鉛直プレート部12の上面から斜め下方に延びる一対の導入部13eと、一対の切欠き部13の最下部のそれぞれから水平に延びる一対の装着部13fと、含んでいる。
図9に示されるように、発光部2の本体部1への取り付けのときには、作業員が発光部2を両手で持ち上げた状態で、棒状部23が一対の切欠き部13に挿入されるように、発光部2を移動させる。棒状部23は、一対の導入部13eを通過し、突出部13gを乗り越えることにより、一対の装着部13fに嵌り込む。その結果、図10に示されるように、発光部2が本体部1に取り付けられる。
本実施の形態においては、本体部1は、その中央部にのみ被係止部20を含み、発光部2は、その中央部にのみ係止部10を含んでいる。本実施の形態においても、係止部10とそれに対応する被係止部20とが1カ所に設けられるだけであるため、係止部10とそれに対応する被係止部20とが複数カ所に設けられる場合に比較して、本体部1に対する発光部2の取り付けが容易である。
ただし、発光部2の中央部の撓みを抑制しながら、発光部の意匠性を向上させることができるのであれば、本体部1が複数の被係止部20を含み、発光部2が複数の係止部10を含んでいてもよい。つまり、係止部10および被係止部20は、外部に露出することなく発光部2の長手方向の中央部の撓みを抑制する態様で設けられていれば、いかなるものであってもよい。
(実施の形態4)
以下、図11を用いて、実施の形態4の照明器具100を説明する。
以下、図11を用いて、実施の形態4の照明器具100を説明する。
本実施の形態の照明器具100は、実施の形態3の照明器具とほぼ同一であるので、その同一である部分の説明は繰り返さない。本実施の形態の照明器具100は、以下に説明する事項に関して、実施の形態3の照明器具100と異なっている。
図11に示されるように、一対の切欠き部13は、鉛直プレート部12の側端面から斜め下方に延びる一対の導入部13eと、一対の導入部13eの下端から斜め上方に延びる一対の装着部13fを有している。つまり、一対の切欠き部13は、それぞれ、屈曲部有するように折れ曲がっている。また、一対の切欠き部13は、突出部13gを有している。これによっても、棒状部23が一対の切欠き部13から抜け出ることを抑制する。したがって、発光部2が本体部1から抜け落ちることを抑制することができる。
以下、実施の形態の照明器具100の特徴的構成およびそれにより得られる効果を説明する。
(1) 照明器具100は、ライン状の本体部1およびライン状の発光部2を備えている。ライン状の本体部1は、被取付部材に取り付けられる。ライン状の発光部2は、光源部2aを含み、本体部1の下側に取り付けられる。本体部1および発光部2のうちの一方は、係止部10を含む。本体部1および発光部2のうちの他方は、係止部10によって係止される被係止部20を含む。係止部10および被係止部20は、外部に露出することなくかつ発光部2の長手方向の中央部の撓みを抑制する態様で設けられている。これによれば、発光部2の長手方向の中央部の撓みを抑制しながら、照明器具100の意匠性を向上させることができる。
(2) 係止部10は、発光部2の本体部1に対する取り付けを妨げないが、発光部2が本体部1に取り付けられた後、被係止部20の係止部10からの外れを抑制する外れ抑制部(たとえば、突出部13g)を有していてもよい。これによれば、発光部2が本体部1から抜け落ちることを抑制することができる。
(3) 発光部2が、本体部1によって一時的に吊り下げられた後、本体部1に取り付けられた状態になるように、被係止部20は、仮係止部13kおよび本係止部13hを有していてもよい。これによれば、発光部2の本体部1に対する取り付けおよび取り外しの作業効率をさらに向上させることができる。
(4) 被係止部20が棒状部23を含み、係止部10が棒状部23を受け入れる被挿入部(たとえば、一対の切欠き部13、または、1つの溝)を含んでいてもよい。これによれば、簡単な構造で、発光部2の本体部1に対する取り付けおよび取り外しの作業効率を向上させることができる。
(5) 被挿入部(たとえば、一対の切欠き部13)は、棒状部23が被挿入部から抜け出ることを抑制する突出部13gを有していてもよい。これによれば、簡単な構造で、発光部2が本体部1から抜け落ちることを抑制することができる。
(6) 被挿入部(たとえば、一対の切欠き部13)は、棒状部23が被挿入部から抜け出ることを抑制するように曲がっていてもよい。これによっても、発光部2が本体部1から抜け落ちることを抑制することができる。
(7) 発光部2が、本体部1によって一時的に吊り下げられた後、本体部1に取り付けられた状態になるように、被挿入部(たとえば、一対の切欠き部13)は曲がっていてもよい。これによれば、簡単な構造で、発光部2の本体部1に対する取り付けおよび取り外しの作業効率をさらに向上させることができる。
(8) 被挿入部は、互いに距離をおいて対向し、かつ、同一の形状を有する一対の鉛直プレート部12にそれぞれ設けられた一対の切欠き部13を含んでいてもよい。これによれば、発光部2と本体部1とが互いに取り付けられた状態で安定する。
(9) 本体部1および発光部2のうちの一方は、本体部1および発光部2のうちの一方の中央部にのみ係止部10を含み、本体部1および発光部2のうちの他方は、本体部1および発光部2のうちの他方の中央部にのみ被係止部20を含んでいてもよい。これによれば、係止部10とそれに対応する被係止部20とが1カ所に設けられるだけであるため、係止部10とそれに対応する被係止部20とが複数カ所に設けられる場合に比較して、本体部1に対する発光部2の取り付けが容易になる。
1 本体部
2 発光部
10 係止部
12,22 鉛直プレート部
13 切欠き部(被挿入部)
13g 突出部(外れ抑制部)
13h 本係止部
13k 仮係止部
20 被係止部
23 棒状部
100 照明器具
2 発光部
10 係止部
12,22 鉛直プレート部
13 切欠き部(被挿入部)
13g 突出部(外れ抑制部)
13h 本係止部
13k 仮係止部
20 被係止部
23 棒状部
100 照明器具
Claims (9)
- 被取付部材に取り付けられるライン状の本体部と、
光源部を含み、前記本体部の長手方向に沿って延び、前記本体部の下側に取り付けられるライン状の発光部と、を備え、
前記本体部および前記発光部のうちの一方は、係止部を含み、
前記本体部および前記発光部のうちの他方は、前記係止部によって係止される被係止部を含み、
前記係止部および前記被係止部は、外部に露出することなくかつ前記発光部の長手方向の中央部の撓みを抑制する態様で設けられた、照明器具。 - 前記係止部は、前記発光部の前記本体部に対する取り付けを妨げないが、前記発光部が前記本体部に取り付けられた後、前記被係止部の前記係止部からの外れを抑制する外れ抑制部を有する、請求項1に記載の照明器具。
- 前記発光部が、前記本体部によって一時的に吊り下げられた後、前記本体部に取り付けられた状態になるように、前記被係止部は、仮係止部および本係止部を有している、請求項1または2に記載の照明器具。
- 前記被係止部が棒状部を含み、
前記係止部が前記棒状部を受け入れる被挿入部を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の照明器具。 - 前記被挿入部は、前記棒状部が前記被挿入部から抜け出ることを抑制する突出部を有する、請求項4に記載の照明器具。
- 前記被挿入部は、前記棒状部が前記被挿入部から抜け出ることを抑制するように曲がっている、請求項4に記載の照明器具。
- 前記発光部が、前記本体部によって一時的に吊り下げられた後、前記本体部に取り付けられた状態になるように、前記被挿入部は曲がっている、請求項4〜6のいずれかに記載の照明器具。
- 前記被挿入部は、互いに距離をおいて対向し、かつ、同一の形状を有する一対の鉛直プレート部にそれぞれ設けられた一対の切欠き部である、請求項4〜7のいずれかに記載の照明器具。
- 前記本体部および前記発光部のうちの一方は、前記本体部および前記発光部の一方の長手方向の中央部にのみ前記係止部を含み、
前記本体部および前記発光部のうちの他方は、前記本体部および前記発光部の他方の長手方向の中央部にのみ前記被係止部を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の照明器具。
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