JP2019005973A - 印刷制御装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】反射光を観察する場合も透過光を観察する場合も適切に見える印刷物を実現する印刷制御装置およびその制御方法を提供すること。【解決手段】元画像のデータに基づいて、記録媒体の第1の面への印刷に用いる第1の印刷データを生成する。また、元画像のデータに基づいて、第1の面と異なる第2の面への印刷に用いる第2の印刷データであって、元画像のデータが表す輝度範囲のうち、第1の印刷データが表す輝度範囲よりも高輝度の範囲を表す第2の印刷データを生成する。【選択図】図4
Description
本発明は印刷制御装置およびその制御方法に関する。
従来、一般的な印刷物は蛍光灯や太陽光といった環境光下で観察することが想定されているが、印刷物を裏面から高輝度の面光源で照明することにより、印刷物の透過光を観察させる装置も提案されている(特許文献1)。
しかしながら、同一の印刷物を反射光で観察する場合と、透過光で観察する場合とでは見え方が大きく異なる。例えば、透過光で観察する際に良好な色やコントラストとなるような印刷物を反射光で観察すると、透過光で観察する場合よりも明るさやコントラストが大きく低下したり、色がくすんで見えたりする。
本発明はこのような従来技術の課題に鑑みてなされたもので、反射光を観察する場合も透過光を観察する場合も適切に見える印刷物を実現する印刷制御装置およびその制御方法を提供することを1つの目的とする。
上述の目的は、元画像のデータに基づいて、記録媒体の第1の面への印刷に用いる第1の印刷データを生成する第1の生成手段と、元画像のデータに基づいて、第1の面と異なる第2の面への印刷に用いる第2の印刷データを生成する第2の生成手段と、を有し、第2の印刷データは、元画像のデータが表す輝度範囲のうち、第1の印刷データが表す輝度範囲よりも高輝度の範囲を表す、ことを特徴とする印刷制御装置によって達成される。
このような構成により、本発明によれば、反射光を観察する場合も透過光を観察する場合も適切に見える印刷物を実現する印刷制御装置およびその制御方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の例示的な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、発明に係る印刷制御装置をパーソナルコンピュータ(PC)のような汎用コンピュータで実施する構成について説明するが、本発明は画像形成装置やプリンタを制御可能な任意の電子機器で実施可能である。このような電子機器には例えばスマートフォン、タブレット端末、ゲーム機など、様々なコンピュータ機器が含まれる。
●(第1実施形態)
図1は、本実施形態の印刷制御装置の制御に従って出力された印刷物の観察方法を模式的に示す図であり、図1(a)は反射光を観察する場合、図1(b)は透過光を観察する場合をそれぞれ示している。ここでは、面光源装置101に印刷物102を載せ、反射光を観察する場合には面光源装置101を消灯し、透過光を観察する場合には面光源装置101を点灯するものとする。しかし、反射光を観察する場合には面光源装置101は不要である。
図1は、本実施形態の印刷制御装置の制御に従って出力された印刷物の観察方法を模式的に示す図であり、図1(a)は反射光を観察する場合、図1(b)は透過光を観察する場合をそれぞれ示している。ここでは、面光源装置101に印刷物102を載せ、反射光を観察する場合には面光源装置101を消灯し、透過光を観察する場合には面光源装置101を点灯するものとする。しかし、反射光を観察する場合には面光源装置101は不要である。
面光源装置101は冷陰極間やLEDといった白色光源を有し、発光領域の大きさは印刷物102の大きさとほぼ同じである。面光源装置101はライトボックスやビューワーと呼ばれることもある。なお、光源を複数有する場合、面光源装置101の明るさは予め定められた領域ごとに調整可能であってもよい。
なお、図1(b)は面光源装置101から照明光103が出射していることを示すため、印刷物102が面光源装置101から離間しているように記載しているが、実際には図1(a)に示すように発光面上に置かれる。なお、印刷物102を例えば縁部で支持するレールまたは額縁状の部材のような、印刷物102を着脱可能に保持する部材を面光源装置101が有していてもよい。また、図1において印刷物102の印刷面を照明する光は、自然光だけであってもよいし、人工光源からの光が含まれていてもよい。
図2は、印刷制御装置として機能する汎用コンピュータ(PC)200の機能構成例を模式的に示すブロック図である。
CPU210は1つ以上のプログラマブルプロセッサであり、ROM212や記憶装置213に記憶されているOSやアプリケーションなどのプログラムをRAM211にロードして実行することにより、PC200の機能を実現する。CPU210にはディスプレイコントローラやGPUなどが内蔵されていてもよい。なお、PC200が主体として記載されている動作は、実際にはCPU210がプログラムを実行することにより実現する。
CPU210は1つ以上のプログラマブルプロセッサであり、ROM212や記憶装置213に記憶されているOSやアプリケーションなどのプログラムをRAM211にロードして実行することにより、PC200の機能を実現する。CPU210にはディスプレイコントローラやGPUなどが内蔵されていてもよい。なお、PC200が主体として記載されている動作は、実際にはCPU210がプログラムを実行することにより実現する。
RAM211はCPU210が実行するプログラムをロードしたり、プログラムの一時的な情報を記憶したり、データを一時的にバッファしたりするために用いられる。一部が表示装置215のビデオメモリとして用いられてもよい。
ROM212はCPU210が実行するプログラム、各種の設定値およびパラメータ、GUIデータなどを記憶する。ROM212は書き換え可能であってよい。
記憶装置213はOS、アプリケーションプログラム、データファイルなどを記憶する。記憶装置213はハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブなどであってよい。
I/F214は、外部機器との通信インタフェースであり、一般には複数の規格に準拠したインタフェース群からなる。例えば、USBやイーサネット(登録商標)などの規格に準拠した有線通信インタフェース、無線LAN、ブルートゥース(登録商標)、携帯電話網(3G、4Gなど)などの規格に準拠した無線通信インタフェースが含まれてよい。また、HDMIやDisplayPortなどの規格に準拠した外部ディスプレイ用のインタフェースもI/F214に含まれる。本実施形態におけるプリンタ219もI/F214を介してPC200と通信を行う。
表示装置215は例えば液晶ディスプレイ(LCD)であり、OSやアプリケーションプログラムが様々な表示を行う。表示装置215の表示はCPU210が制御する。
入力装置216はキーボードやポインティングデバイスなど、ユーザがPC200に入力するための1つ以上の入力デバイスである。
照度センサ/カメラ217は、PC200の環境光の明るさを検出する。PC200がカメラを備える場合、CPU210が撮像画像から輝度情報を生成することにより所望の場所の明るさを検出することができる。PC200が照度センサ(または輝度センサ)を備える場合、計測値もしくは明るさを表す信号がCPU210に入力される。
バス218は上述した各機能ブロック間を通信可能に双方向接続する。バス218は制御バスおよびデータバスを有する。
プリンタ219の方式に特に制限はなく、レーザープリンタ、インクジェットプリンタ、昇華型プリンタなど公知の方式のプリンタを用いることができる。ただし、透過光での観察を考慮すると、光の透過性がよい色材を用いる方が有利である。具体的には、トナーよりは顔料インクが、顔料インクよりは染料インクが光の透過性の点で有利である。従って本実施形態ではプリンタ219が染料インクを用いるインクジェットプリンタであるものとする。なお、色材の色数にも特に制限はない。また、印刷層の表面平滑性を向上させたり耐候性を向上させるための透明インクが用いられてもよい。
図3は、本実施形態で出力する印刷物102の構成を模式的に示した図である。図3(a)は両面印刷した1枚の記録媒体で印刷物102を構成する際の構成を、図3(b)は片面印刷した2枚の記録媒体を重ねて印刷物102を構成する際の構成をそれぞれ示している。記録媒体は一般に紙や樹脂フィルムを基材とするが、光を通す基材であれば種類や厚さに特に制限はない。
本実施形態では印刷によって記録媒体に形成された、色材を含有する層を便宜上、印刷層と呼ぶ。従って、両面印刷された印刷物102は、媒体層112の第1の面に表面印刷層111が形成され、表面印刷層111の反対の第2の面に形成された裏面印刷層120とを有する。ここでは便宜上、両面印刷された記録媒体については、媒体層112と表面印刷層111とを合わせて第一層110、裏面印刷層120を第二層とする。
一方、図3(b)に示すように、片面印刷された複数枚の記録媒体を重ね合わせて印刷物102を構成することもできる。この場合、面光源装置101に印刷物102を置いた状態で一番上に重ねられる記録媒体に形成された表面印刷層111と媒体層112を第一層110とする。そして、上から2番目の記録媒体の表面印刷層121と媒体層122とを第二層120とする。記録媒体が1枚または2枚の場合、第一層110に含まれる印刷層が設けられる面を第1の面、第二層に含まれる印刷層が設けられる面を第2の面とする。
印刷物102を反射光で観察する際には基本的に第一層110に含まれる印刷層だけが観察され、第二層120に含まれる印刷層は観察されない。一方、印刷物102を透過光(および環境光の反射光)で観察する際には全ての層に含まれる印刷層が合成されて観察される。第二層120を構成する印刷層は2層以上あってもよい。
本実施形態においては媒体層112の基材には光沢性、光の透過均一性が良い白色PETフィルムを用い、基材の印刷可能な面にはインク受容層が設けられている。従って図3(a)の例では媒体層112の表面と裏面にそれぞれインク受容層が設けられており、図3(b)の例では媒体層112、122の片面にインク受容層が設けられている。なお、記録媒体として普通紙を用いる場合にはインク受容層は設けられない。
図4は、本実施形態の印刷制御装置200の印刷制御動作について模式的に示した図である。また、図6は印刷制御動作のフローチャートである。以下に説明する印刷制御動作はCPU210がプログラムを実行することによって実現される。CPU210が実行するプログラムはアプリケーション、OS、プリンタドライバなどを含みうる。
本実施形態では、印刷物を透過光で観察することを想定し、通常撮影時よりもダイナミックレンジが広い画像(HDR画像)を元画像として用いる。HDR画像は例えば同一シーンを異なる露出で撮影した画像を合成するといった、公知の任意の方法で生成されたものであってよい。元画像は記憶装置213に記憶されているものとするが、I/F214を通じて外部から取得してもよい。また、元画像はPC200のユーザによって選択されたものであってよい。
S501でCPU210は、元画像220を取得する。
S503でCPU210は、環境光情報および照明光情報を取得する。これらの情報はそれぞれ、環境光107および照明光103の輝度情報である。照明光103の輝度は面光源装置101の仕様によって定まるため、予めROM212に記憶しておくことができる。また、環境光についても、印刷物102を観察する場所が予め分かっている場合には事前に実測してROM212に記憶しておくことができる。あるいは、輝度センサ/カメラ217を用いて現地で実測してもよい。
S503でCPU210は、環境光情報および照明光情報を取得する。これらの情報はそれぞれ、環境光107および照明光103の輝度情報である。照明光103の輝度は面光源装置101の仕様によって定まるため、予めROM212に記憶しておくことができる。また、環境光についても、印刷物102を観察する場所が予め分かっている場合には事前に実測してROM212に記憶しておくことができる。あるいは、輝度センサ/カメラ217を用いて現地で実測してもよい。
S505でCPU210は、元画像220に階調分離230を適用する。階調分離230により、元画像220から、第一層110の印刷層(表面印刷層111)を形成するための第一画像221と、第二層120の印刷層(裏面印刷層120または表面印刷層121)を形成するための第二画像222が得られる。
階調分離230について図5を用いて説明する。横軸xは輝度、縦軸yは階調値である。元画像220は従来の輝度ダイナミックレンジ(SDR:Standard Dynamic Range)よりも広いハイダイナミックレンジ(HDR)入力輝度に対応したガンマカーブ401を用いて変換された階調値を有する。HDRの分野では輝度−階調変換特性をOETF(Optical-Electro Transfer Function)と呼び、代表的なOETFとしてHLG(Hybrid Log-Gamma)やPQ(Perceptual Quantization)が知られている。
SDRに対応するガンマカーブ402は例えば、γ=2.2〜2.4程度であり、カバーする最大輝度は100[nit]程度である。一方、HDRに対応するガンマカーブ401がカバーする最大輝度は、数100から10000[nit]程度である。
階調分離230によりCPU210は、第一画像221にはSDR階調部分404を割り当てる。また、CPU210は、第二画像222にはHDRのフルレンジ階調からSDR階調部分404を所定比で除いた差分階調部分403を割り当てる。図5では所定比が1の場合(すなわち、HDR画像からSDR画像を差し引いた差分画像)を示している。所定比は、面光源装置101の照明光103の透過光の輝度に対する環境光107の反射光の輝度の強度比に応じて定まる。環境光107は自然光であってもよいし、スポットライトのような人工光源が発生する光であってもよい。
本実施形態においてCPU210は、プリンタ219で印刷に用いる記録媒体の種類に基づき、記録媒体の透過率および反射率を取得する。記録媒体の種類と、対応する透過率および反射率は、例えばROM212に予め記憶されている。
例えば、印刷が行われていない白紙状態において、照明光103の透過光と、環境光107の反射光の輝度が同等であれば、所定比を1とする。この時、面光源装置101を消灯すると照明光103が無くなるため、SDR階調の第一画像221だけが観察され、第二画像222は観察されない。また、面光源装置101を点灯すると、照明光103によって第一画像221と第二画像222が合成された画像が観察される。この合成画像は元画像220と同様のHDR階調を有する。
また、環境光107が無い暗室状態において照明光103によって元画像220を観察したい場合には所定比を0とし、第一画像221にSDR階調を割り当て、第二画像222にHDRのフルレンジ階調を割り当てる。この場合、照明光103で第二画像222を観察している際に環境光107が発生すると第一画像221のSDR階調部分404が重畳され、中間階調の輝度が高くなるが、不自然になることは無い。これは、人間の目の輝度弁別域値特性によるものである。第二画像222のHDRのフルレンジ階調が照明光103によって明るく表示されるなか、第一画像221のSDR階調部分404が重畳されることによる中間輝度の増加は、比較的感じにくい。
ここでは、第一画像221と第二画像222に異なる階調を割り当てたが、より簡易的には、同じ階調を割当てても良い。その場合は、ガンマカーブ401のフルレンジの下位1/2の輝度範囲に対応する部分をガンマカーブ402として用いる。
階調分離を行わない場合、面光源装置101が点灯している条件に合わせて元画像220を印刷することで、面光源装置101が点灯した状態では元画像220をHDRフルレンジ階調で適切に観察することができる。ところが、面光源装置101を消灯すると、環境光107による反射光のみとなり、HDRフルレンジ表示に必要な輝度が得られないため、輝度ダイナミックレンジが圧縮されてしまう。例えば面光源装置101の消灯によって、ハイライト表示部分のピーク輝度が1/4になったとする。この場合、全体的に明るさが1/4になるため、画像が暗くなりすぎたり、色がくすんで見えたりしてしまう。これも人間の目の輝度弁別域値特性によるもので、ピーク輝度が下がった時には、中間階調の輝度低下をより敏感に感じるからである。
一方、階調分離230を行った場合も、面光源装置101を点灯した時には元画像220が有するHDR階調で観察されることは変わらない。しかし、面光源装置101を消灯した場合に環境光107で観察される第一画像はSDR階調であるため、中間階調の輝度低下が避けられ、好適に観察できる点が異なる。
図7(a)は元画像220の一例を模式的に示す図である。HDR撮影された画像にはハイライト部からシャドウ部までが高いダイナミックレンジで記録されている。
図7(b)は階調分離230によって生成された第一画像221の一例を模式的に示す図である。図7(a)に示した元画像220に対して、街並みのハイライト部301や、花火の高輝度部302の階調が圧縮されたSDR画像である。
図7(c)は階調分離230によって生成された第二画像222の一例を模式的に示す図である。図7(a)に示した元画像220のうち、街並みのハイライト部303や、花火の高輝度部304について、SDR階調ではカバーできない階調が割り当てられている。
図7(b)は階調分離230によって生成された第一画像221の一例を模式的に示す図である。図7(a)に示した元画像220に対して、街並みのハイライト部301や、花火の高輝度部302の階調が圧縮されたSDR画像である。
図7(c)は階調分離230によって生成された第二画像222の一例を模式的に示す図である。図7(a)に示した元画像220のうち、街並みのハイライト部303や、花火の高輝度部304について、SDR階調ではカバーできない階調が割り当てられている。
図6に戻り、S507でCPU210(第2の生成手段)は、階調分離で得られたSDR相当の第一画像221に基づく印刷データ(第1の印刷データ)を生成する。具体的には、CPU210は、RGB信号で入力された第一画像221を、インク色ごとの信号(例えばCMYK信号)にカラーマトリクス変換する。そして、変換後の信号と、プリンター219の機種、インクの種類、用紙の種類などの組み合わせに応じたプロファイル設定とに基づいて印刷データを生成する。
S509でCPU210は、S507で生成した印刷データをプリンタ219に出力して、表面印刷層111を形成する。S507およびS509の処理は、従来の一般的な印刷処理と同様であるため、詳細については説明を省略する。
表面印刷層111が形成されると、記録媒体(第一層110の媒体層112)の反射率と、表面印刷層111の形成に用いたインクの反射率とによって、第一層反射率R1が確定する。なお、第一層反射率R1は、記録媒体の反射率、インクの反射率、および印刷データに基づいて、画素単位かつインク色単位に算出することができる。環境光107が印刷物102の表面で第一層反射率R1で反射し、第一画像の反射光による光学像が観察される。
表面印刷層111が形成されると、さらに、記録媒体(第一層110の媒体層112)の透過率と、表面印刷層111の形成に用いたインクの透過率とによって、第一層透過率T1も確定する。第一層透過率T1は画素単位かつインク色単位に決まるものとする。記録媒体の透過率、インクの透過率、および印刷データに基づいて、画素単位かつインク色単位に算出することができる。
次に、S511でCPU210(第2の生成手段)は、階調分離で得られたHDR階調部分の第二画像222に基づく印刷データ(第2の印刷データ)を生成する。
第二画像222は、照明光103が存在する際に、元画像と同様のHDR階調を有する画像が観察できるよう、第一画像221よりも面光源装置側に印刷される画像である。具体的には、照明光103によって上昇する輝度による第一画像の黒浮きを抑制するとともに、SDRではカバーできない光輝度部分に階調を与えることが第二画像の主な機能である。
第二画像222は、照明光103が存在する際に、元画像と同様のHDR階調を有する画像が観察できるよう、第一画像221よりも面光源装置側に印刷される画像である。具体的には、照明光103によって上昇する輝度による第一画像の黒浮きを抑制するとともに、SDRではカバーできない光輝度部分に階調を与えることが第二画像の主な機能である。
そのため、第二画像222の印刷データを生成する際には、照明光103の透過光によって観察される第一画像221と第二画像222との合成画像が、元画像220と同様の階調性を有するような第二層透過率T2を実現することが必要である。CPU210は、第二画像222に基づく印刷データを生成する前に、第二層透過率T2を画素ごとに算出し、算出した透過率を実現するようにRGBデータをインク色ごとのデータに変換する。
照明光103は第二層および第一層を透過して観察されるため、透過光の輝度は
照明光輝度×第二層透過率T2×第一層透過率T1
で表される。そして、透過光の輝度は対応する階調に依存するので、ある階調に対応する第二層透過率T2は、
第二層透過率T2=階調/(照明光輝度×第一層透過率T1)
で求めることができる。なお、図3(b)のように記録媒体を複数枚用いる場合には、第二層透過率T2を第二層の記録媒体の透過率で除算した値を用いればよい。
照明光輝度×第二層透過率T2×第一層透過率T1
で表される。そして、透過光の輝度は対応する階調に依存するので、ある階調に対応する第二層透過率T2は、
第二層透過率T2=階調/(照明光輝度×第一層透過率T1)
で求めることができる。なお、図3(b)のように記録媒体を複数枚用いる場合には、第二層透過率T2を第二層の記録媒体の透過率で除算した値を用いればよい。
図4では乗算器270で(照明光輝度265×第一層透過率T1)を求め、その逆数を除算器271で求めたのち、乗算器272で第二画像222の階調260に乗じることで、第二層透過率T2を算出している。階調は例えばRGBの成分ごとの値であってよい。
CPU210は、各画素について第二層透過率T2を算出すると、第二層透過率T2を実現するCMYKデータを生成する。例えばRGBからCMYKに変換した際のインク量に応じた透過率が第二層透過率T2からずれている場合には、色味の変化を抑制しながらインク量を増減することができる。このように、本実施形態では、元画像と、透過光によって観察される第一画像221との差に相当する第二画像222を表す印刷データを生成する。
S513でCPU210は、S511で生成した印刷データをプリンタ219に出力して、裏面印刷層120または表面印刷層121を形成し、処理を終了する。S513の処理は、従来の一般的な印刷処理と同様であるため、詳細については説明を省略する。
このようにして得られた印刷物を面光源装置101において観察する際、面光源装置101を消灯した状態では環境光107による第一画像の反射像が観察される。観察される第一画像はSDR画像である。この状態で面光源装置101を点灯すると、印刷物全体が背面から照明されるため、透過光による光学像が観察されるようになる。照明光によって印刷物の最高輝度が上昇するとともに、第二画像によって黒浮きが抑制されるため、印刷物の輝度ダイナミックレンジが拡大する。上述したように、第二画像の印刷濃度は第一画像と第二画像の透過光による合成画像の輝度が、元画像の輝度と同様になるように制御されている。そのため、面光源装置101を点灯すると、印刷物はHDR画像として観察されるようになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、印刷物を背後から照明する照明光の透過光によって観察する際に階調数を拡大する画像を、反射光で観察される画像を印刷した記録媒体の裏面に印刷するか、裏面側に配置される別の記録媒体に印刷する。これにより、印刷物を反射光で観察する場合も、透過光で観察する場合も、違和感のない観察が可能になる。
なお、元画像がHDR画像でない場合などに、第一画像および第二画像として元画像を用いてもよい。この場合、面光源装置101の点灯時には消灯時よりもコントラストが高い画像が観察される。
●(第2実施形態)
第1実施形態では、面光源装置101が印刷物102を背面から照射する照明光103の輝度が実質的に均等であることを前提としていた。それに対し本実施形態では、面光源装置101が領域ごとに照明光103の輝度を制御可能である場合について説明する。なお、以下の説明において第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
第1実施形態では、面光源装置101が印刷物102を背面から照射する照明光103の輝度が実質的に均等であることを前提としていた。それに対し本実施形態では、面光源装置101が領域ごとに照明光103の輝度を制御可能である場合について説明する。なお、以下の説明において第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態において面光源装置101は光源を複数有し、例えば数十から数百個の領域単位で照明光103の輝度が可変である。そして、CPU210は、図4に点線で示しているように、第二画像222の階調260によって照明光103の輝度を制御する。例えばCPU210は、第二画像222を面光源装置101における輝度制御単位と同様に分割した領域ごとに代表輝度を算出する。代表輝度は例えば平均輝度とする。そして、CPU210は、代表輝度に基づいて、面光源装置101の対応する領域の輝度を制御する。例えばCPU210は、代表輝度が高い領域については対応する領域の照明光103の輝度を高く、代表輝度が低い領域については対応する領域の照明光103の輝度を低く制御する。
図8(a)は第二画像222が図7(c)に示したものである場合の、照明光103の輝度分布を模式的に示している。高階調部分については輝度が高く、低階調部分については輝度が低い。輝度を調整可能な領域の数が第二画像の画素数よりも少ないため、面光源装置の輝度は第二画像を平滑化したような分布を有する。また、明暗差の大きい輪郭部分にハロー(halo)601が発生している。
本実施形態では画素ごとの第二層透過率T2を算出する際の照明光輝度として、画素の位置に対応する面光源装置101の領域の輝度を用いる。さらに、CPU210は、第二画像において階調変化が大きいエッジ部分を検出し、エッジ部分に隣接する部分の第二透過率T2にハローを相殺するための変化を付与する。図8(b)は、第二画像の各画素について算出した第二層透過率T2を画像として示しており、602で示すような、エッジ部分に隣接した透過率の低い領域(逆ハローと呼ぶ)を含んでいる。なお、図8(a)のハロー601および図8(b)の逆ハロー602はハローおよび逆ハローの一部を示している。図8(a)および(b)から明らかなように、他のエッジ部分にもハローや逆ハローが存在する。
図9にハロー601、逆ハロー602の特性例を示す。横軸x方向はいずれも面内の位置を示し、縦軸y方向は階調もしくは輝度を示す。
図9(a)は第二画像222のエッジ部分の階調611を示している。例えば、街並みのハイライト部分と夜景のシャドウ部分とが隣接する位置に該当しする。
図9(b)は、図9(a)に対応するエッジ部分における照明光103の輝度変化612の例を示している。照明光103の輝度制御の空間解像度が第二画像の空間解像度よりも低いため、輝度変化がなまってハロー601が発生している。
図9(c)は第二層透過率T2の変化613の例を示す。図9(b)のハロー601を相殺するための階調変化である逆ハロー602が第二層透過率T2に付加されている。このようなハロー相殺のための階調変化を第二層透過率T2のエッジ部分に付加して印刷を実行することにより、面光源装置101に発生するハロー601による影響が、観察される印刷物に与える影響を抑制することができる。
図9(a)は第二画像222のエッジ部分の階調611を示している。例えば、街並みのハイライト部分と夜景のシャドウ部分とが隣接する位置に該当しする。
図9(b)は、図9(a)に対応するエッジ部分における照明光103の輝度変化612の例を示している。照明光103の輝度制御の空間解像度が第二画像の空間解像度よりも低いため、輝度変化がなまってハロー601が発生している。
図9(c)は第二層透過率T2の変化613の例を示す。図9(b)のハロー601を相殺するための階調変化である逆ハロー602が第二層透過率T2に付加されている。このようなハロー相殺のための階調変化を第二層透過率T2のエッジ部分に付加して印刷を実行することにより、面光源装置101に発生するハロー601による影響が、観察される印刷物に与える影響を抑制することができる。
なお、算出した第二層透過率T2にどのような逆ハロー602を付加するかは、面光源装置101の構成に依存する。そのため、事前に面光源装置101の輝度分布に発生するハローを計測し、それを打ち消すために第二層透過率T2のエッジ部分付近に付与する透過率の変化パターンを記憶しておくことができる。そして、CPU210はまず逆ハロー602を付加しない状態で第二層透過率T2を算出した後、エッジ部分を検出し、記憶された変化パターンをエッジ部分の隣接部分に適用して逆ハロー602を付加することができる。
照明光103の輝度が領域ごとに制御可能な構成について説明したが、例えば第二画像222の最大輝度階調に応じて全面の輝度を変更する構成であってもよい。また、環境光107の明るさを光センサ等で検出し、環境光107が明るい場合には照明光103の輝度を高めるといったように、環境光107の明るさに応じて照明光103の明るさを調整してもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、領域ごとに輝度を変更可能な面光源装置を用いる場合に生じうる照明光のハローが観察される像に与える影響を、第二層への印刷によって抑制することが可能であるという効果を有する。
●(その他の実施形態)
上述の実施形態では、面光源装置101を点灯することで、面光源装置101で照明される印刷物の輝度ダイナミックレンジが拡張したように見せる構成について説明した。しかし、例えば面光源装置101を点灯することで、色域を拡大したように見せる構成としても良い。
上述の実施形態では、面光源装置101を点灯することで、面光源装置101で照明される印刷物の輝度ダイナミックレンジが拡張したように見せる構成について説明した。しかし、例えば面光源装置101を点灯することで、色域を拡大したように見せる構成としても良い。
この場合、元画像の色深度が例えば10bitであり、第一画像の色深度が下位8bit、第二画像の色深度が上位2bitと階調分離する。これにより、輝度ダイナミックレンジと同様にして、観察される印刷物の色域を拡大することができる。
図8(c)は、例えば元画像から階調分離された第二画像222の例を模式的に示している。花火の広色域かつ高輝度な部分701が第二画像222として階調分離される。このような第二画像に基づいて生成された印刷データを第二層に印刷することにより、面光源装置101を点灯したときに広色域で印刷物を観察可能とする。
また、面光源装置101の光源には、冷陰極管や高演色タイプの白色LEDが利用可能であるが、例えばRGBレーザーを用いても良い。
図10は、面光源装置101の光源としてRGBレーザーを用いた場合の色度図の一例をCIE XYZ表色系で示したxy色度図である。面光源装置101を消灯したときの最大色域652は、環境光107のピークスペクトル651とCMYKの色相で決まる六角形を示す。一方、光源にRGBレーザーを用いた面光源装置101を点灯したときの最大色域662は、消灯時の最大色域652に対して面積比で2倍程度広がることが期待される。また、形状はRGBレーザーのピークスペクトル661を頂点にした六角形を示す。したがって、RGBレーザーを光源とする面光源装置101を用いた場合には、面光源装置101を点灯したときに広色域な鑑賞が可能となる。
図10は、面光源装置101の光源としてRGBレーザーを用いた場合の色度図の一例をCIE XYZ表色系で示したxy色度図である。面光源装置101を消灯したときの最大色域652は、環境光107のピークスペクトル651とCMYKの色相で決まる六角形を示す。一方、光源にRGBレーザーを用いた面光源装置101を点灯したときの最大色域662は、消灯時の最大色域652に対して面積比で2倍程度広がることが期待される。また、形状はRGBレーザーのピークスペクトル661を頂点にした六角形を示す。したがって、RGBレーザーを光源とする面光源装置101を用いた場合には、面光源装置101を点灯したときに広色域な鑑賞が可能となる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101…面光源装置、102…印刷物、103…照明光、107…環境光、110…第一層、120…第二層、112、122…媒体層
Claims (13)
- 元画像のデータに基づいて、記録媒体の第1の面への印刷に用いる第1の印刷データを生成する第1の生成手段と、
前記元画像のデータに基づいて、前記第1の面と異なる第2の面への印刷に用いる第2の印刷データを生成する第2の生成手段と、を有し、
前記第2の印刷データは、前記元画像のデータが表す輝度範囲のうち、前記第1の印刷データが表す輝度範囲よりも高輝度の範囲を表す、
ことを特徴とする印刷制御装置。 - 前記第1の印刷データは、前記元画像のデータのうち、予め定められた環境光の輝度範囲を表すことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
- 前記第2の印刷データは、前記環境光よりも高い輝度の照明光によって前記第1の印刷データおよび前記第2の印刷データが印刷された記録媒体を照明した際に観察される、前記第1の印刷データによる画像と、前記第2の印刷データによる画像との合成画像に、前記第1の印刷データによる画像よりも高い輝度ダイナミックレンジを付加することを特徴とする請求項2に記載の印刷制御装置。
- 前記第2の生成手段は、前記元画像と、前記記録媒体の透過光によって観察される前記第1の印刷データによる画像との差に相当する画像を表す印刷データを前記第2の印刷データとして生成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
- 前記第2の生成手段は、前記記録媒体の透過率と、前記第1の面に印刷された画像の透過率とに基づいて、前記第2の印刷データを生成することを特徴とする請求項4に記載の印刷制御装置。
- 前記第2の生成手段は、前記第2の面、前記記録媒体、および前記第1の面を透過した光によって前記元画像の階調が得られるように前記第2の面の透過率を制御する前記第2の印刷データを生成することを特徴とする請求項5に記載の印刷制御装置。
- 前記第2の生成手段は、前記第1の面および前記第2の面を照明する光源の特性に基づいて、階調変化が大きいエッジ部分に前記光源で発生しうるハローを抑制するための階調変化を付与した前記第2の印刷データを生成することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
- 元画像のデータに基づいて、記録媒体の第1の面への印刷に用いる第1の印刷データを生成する第1の生成手段と、
前記元画像のデータに基づいて、前記第1の面と異なる第2の面への印刷に用いる第2の印刷データを生成する第2の生成手段と、を有し、
前記第2の印刷データは、前記元画像のデータが表す色域のうち、前記第1の印刷データが表す色域よりも広い色域に対応する範囲を表す、
ことを特徴とする印刷制御装置。 - 前記第2の面が、前記記録媒体の、前記第1の面と反対の面であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
- 前記第2の面が、前記記録媒体と異なる記録媒体の面であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
- 元画像のデータに基づいて、記録媒体の第1の面への印刷に用いる第1の印刷データを生成する第1生成工程と、
前記元画像のデータに基づいて、前記第1の面と異なる第2の面への印刷に用いる第2の印刷データを生成する第2生成工程と、を有し、
前記第2の印刷データは、前記元画像のデータが表す輝度範囲のうち、前記第1の印刷データが表す輝度範囲よりも高輝度の範囲を表す、
ことを特徴とする印刷制御装置の制御方法。 - 元画像のデータに基づいて、記録媒体の第1の面への印刷に用いる第1の印刷データを生成する第1生成工程と、
前記元画像のデータに基づいて、前記第1の面と異なる第2の面への印刷に用いる第2の印刷データを生成する第2生成工程と、を有し、
前記第2の印刷データは、前記元画像のデータが表す色域のうち、前記第1の印刷データが表す色域よりも広い色域に対応する範囲を表す、
ことを特徴とする印刷制御装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の印刷制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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