JP2019005596A - 水素生成機能付き電気ケトル - Google Patents

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龍志 渡邊
Tatsushi Watanabe
龍志 渡邊
栄一 冨樫
Eiichi TOGASHI
栄一 冨樫
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Toa Industries Co Ltd
Toa Industry Co Ltd.
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Abstract

【課題】沸騰させた液体中に還元水素を生成することが可能な水素生成機能付き電気ケトルを提供する。
【解決手段】水素生成機能付き電気ケトル1は、液体が注入される容器9を有するケトル本体3と、ケトル本体3に電力を供給する給電部と、容器9内に注入された液体を給電部からの電力で加熱する加熱部15と、容器9内の液体の沸騰を検知して加熱部15による加熱を停止する沸騰検知部17と、容器9内の液体中に給電部からの電力で電気分解による還元水素を生成する水素生成部18と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、沸騰させた液体中に還元水素を生成することが可能な水素生成機能付き電気ケトルに関する。
従来、電気ケトルとしては、使いたい分だけ少量のお湯を沸かしたり、欲しいときに必要な場所で少量のお湯を沸かしたりできるように、小型で軽量な湯沸かし用電気ケトルが数多く市場に流通している。市場の電気ケトルの特徴は、使いやすさや、デザインやカラー、価格の安さなど、市場や消費者の要求に伴い、各メーカーが様々なニーズに対応できるよう、形状・デザイン・技術・機能を考案し、商品化することで完成度を高く、コストを低くしてきた経緯がある。
また、最近注目を集めている水素水生成器は、電気分解方式のものが手軽に高濃度の水素水を生成することができることから、人気が出ている商品でもあるが、価格的には誰もが購入しやすい設定となっているわけではなく、高額の部類でもある。しかも、これら電気分解式の水素水生成器(例えば下記の特許文献1など)においては、沸騰したお湯からの水素生成を可能にしたものはほとんど存在しない。
実用新案登録第3193833号公報
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、沸騰させた液体中に還元水素を生成することが可能な水素生成機能付き電気ケトルを提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明の水素生成機能付き電気ケトルは、液体が注入される容器を有するケトル本体と、前記ケトル本体に電力を供給する給電部と、前記容器内に注入された液体を前記給電部からの電力で加熱する加熱部と、前記容器内の液体の沸騰を検知して前記加熱部による加熱を停止する沸騰検知部と、前記容器内の液体中に前記給電部からの電力で電気分解による還元水素を生成する水素生成部と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の水素生成機能付き電気ケトルにおいて、前記水素生成部が、前記容器の開口部を開閉する蓋に前記容器内の液体に浸かるように設けられた白金チタン電極からなる構成を採用することができる。
また、本発明の水素生成機能付き電気ケトルにおいて、前記水素生成部が、前記容器内の底部に設けられた白金チタン電極からなる構成を採用することもできる。
また、本発明の水素生成機能付き電気ケトルにおいて、前記白金チタン電極を覆うように白金コーティングを施した保護カバーが設けられていてもよい。
以上の構成から明らかなように、本発明は、従来の手軽にお湯を沸かせる沸騰機能を備えつつ、全く異なる機能である水素生成機能を併せ持つ水素生成機能付き電気ケトルであって、これまで決して安くはない価格で販売されている水素水生成器の機能を、シンプルな回路基板と充電用電池を持たない電源方式を採用したことにより、コストを抑えることができるという効果がある。
また、現在市場に流通している電気分解方式による水素水生成器は、沸騰したお湯からの水素生成が行えるものはほとんどなく、メーカーとしても高温のお湯の使用禁止や、常温の水の使用に限定している。これは水素生成部の材質や耐久性の問題と、高温の液体に対する水素生成量の難しさによるものであるが、本発明の水素生成機能付き電気ケトルは、高温耐久素材の使用と、水素生成部の材質を良質のチタン材を含む金属と、その金属に白金コーティングを施して耐久性を向上させた電極と、チタン素材や白金コーティングを施した保護カバーを使用することにより、沸騰した高温の液体中に還元水素を生成することができるという効果がある。
本発明の水素生成機能付き電気ケトルの第1実施形態を示す説明図である。 図1の水素生成機能付き電気ケトルにおける水素生成部の詳細図である。 本発明の水素生成機能付き電気ケトルの第2実施形態を示す説明図である。 図3の水素生成機能付き電気ケトルにおける水素生成部の詳細図である。 本発明の水素生成機能付き電気ケトルの給電部の構造を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示すもので、本実施形態の水素生成機能付き電気ケトル1(1A)は、給電スタンド2と、この給電スタンド2に載置されるケトル本体3を備えて構成されている。
給電スタンド2は、図5に示すように、円盤状のスタンド本体4の上面に円形凸状の接続端子5が設けられており、電源コード6のプラグ7を商用電源のコンセント(図示略)に差し込むことにより、接続端子5から電力を供給可能な状態になる。一方、ケトル本体3の底面には、接続端子5に嵌合する円形凹状の給電部8が設けられており、ケトル本体3を給電スタンド2の上に載せると給電部8が接続端子5に接触し、給電部8を介してケトル本体3に電力が供給されるようになっている。
ケトル本体3は、図1に示すように、液体が注入される耐熱ガラス製の容器9を有しており、容器9上面の開口部10を開閉する蓋11が取り外し可能に設けられている。ケトル本体3の上部には容器9内の液体を取り出すための注ぎ口12が設けられており、注ぎ口12と容器9との間には液体中の異物を取り除くためのフィルター13が着脱可能に取り付けられている。また、ケトル本体3の側面には、液体を注ぐ際の持ち手となるハンドル14が一体に設けられている。なお、ケトル本体3の容器9以外の本体部分は、ポリプロピレン等の耐熱樹脂製である。また、容器9はポリカーボネイト等の耐熱樹脂製であってもよい。
ケトル本体3の内部には、容器9内の液体を加熱する加熱部15が設けられている。この加熱部15は、給電部8に電気的に接続された円形状のシーズヒーターからなり、給電部8から供給された電力により、容器9内に注入された液体を下方から加熱して沸騰させるようになっている。加熱部15の電源のON/OFFは、ハンドル14の上部に設けられた沸騰用電源ボタン16を押して切り替えることができる。なお、容器9が耐熱ガラス製で透明であるため、容器9内の液体の容量や沸騰する様子を目で見て確認することができる。
ケトル本体3の上部には、容器9内の液体の沸騰を検知して加熱を停止する沸騰検知部17が設けられている。この沸騰検知部17は、例えばバイメタルを用いた温度センサからなり、容器9内の液体が沸騰して蒸気が発生すると、蒸気に触れたバイメタルが熱変形し、接点が開くように構成されている。これによりシーズヒーターの電源が切断され、ONになっていた沸騰用電源ボタン16がOFFに切り替わる。
また、ケトル本体3には、容器9内の液体中に還元水素を生成する水素生成部18が設けられている。この水素生成部18は、本実施形態では図2に示すように、蓋11の内側に設けられた電気分解用の白金チタン電極19と、白金チタン電極19の外周を覆うようにチタン素材に白金コーティングを施した格子状や網目状の保護カバー20からなる。白金チタン電極19と保護カバー20は、容器9内の液体に浸かるように十分な長さを有しており、給電部8から供給された電力により白金チタン電極19の陽極19aと陰極19bに電流が流れ、電気分解方式により液体中に−還元電位を持つ水素を生成する。
水素生成部18の電源のON/OFFは、ハンドル14の上部に設けられた水素生成用電源ボタン21を押して切り替えることができる。水素生成用電源ボタン21を押して電源をONにすると、電気分解による還元水素の生成が開始され、LEDランプ22が点灯する。そして、タイマー機能により3分経過後に自動的に電源がOFFになり、還元水素の生成が終了するとLEDランプ22が消灯する。
図3は本発明の第2実施形態を示すもので、本実施形態の水素生成機能付き電気ケトル1(1B)は、給電スタンド2とケトル本体3を備え、液体の沸騰機能と水素生成機能を有する点では第1実施形態と同様であるが、水素生成部18の構造が異なっている。
すなわち、本実施形態の水素生成部18は、図4に示すように容器9内の底部に設けられたシーズヒーターの周囲を取り囲むように、円環状に設けられた電気分解用の白金チタン電極19を備えている。また、チタン素材に白金コーティングを施した格子状や網目状の保護カバー20が白金チタン電極19の表面を覆うように円環状に設けられている。なお、その他の構造は第1実施形態と同様であるため、同一部材には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本発明の水素生成機能付き電気ケトルは以上のように構成されており、その使用方法は第1実施形態及び第2実施形態ともに以下のとおり同じである。
まず電源コード6のプラグ7を商用電源のコンセントに差し込み、給電スタンド2をセットする。これにより給電スタンド2は接続端子5から電力を供給可能なスタンバイ状態になる。
次にケトル本体3の蓋11を開けて容器9内に必要な量の水を注入し、蓋11を閉めた後、ケトル本体3を給電スタンド2の上に載せる。すると給電部8が接続端子5に接触し、給電スタンド2からケトル本体3に給電部8を介して電力が供給される。
続いて沸騰用電源ボタン16を押して、加熱部15の電源をONにする。これにより給電部8から加熱部15のシーズヒーターに電力が供給され、容器9内の水が加熱される。加熱によって容器9内の水が沸騰すると、沸騰検知部17の空焚き防止機能により沸騰用電源ボタン16がOFFに切り替わり、給電部8からシーズヒーターへの電力供給が遮断され、加熱部15の運転が停止する。
ここで沸騰したお湯に還元水素を生成する場合には、水素生成用電源ボタン21を押して、水素生成部18の電源をONにする。これにより給電部8から水素生成部18に電力が供給されてLEDランプ22が点灯し、白金チタン電極19の陽極19aと陰極19bに電流が流れ、電気分解により容器9内の沸騰したお湯に還元水素が生成される。
その後、3分が経過すると水素生成部18のタイマー機能により水素生成用電源ボタン21がOFFに切り替わり、給電部8から白金チタン電極19への電力供給が遮断される。これにより水素生成部18の運転が停止してLEDランプ22が消灯し、還元水素の生成が完了する。還元水素が生成されたお湯を取り出すには、ハンドル14を握ってケトル本体3を給電スタンド2から持ち上げて、ケトル本体3を傾けることにより注ぎ口12からそのお湯を注ぐことができる。
なお、ここでは水素生成機能付き電気ケトル1について、沸騰機能と水素生成機能の両方を使用して沸騰したお湯に水素を生成する例を説明したが、使用方法はこれに限らず、沸騰機能のみを使用して高温のお湯を沸かしたり、水素生成機能のみを使用して常温の水素水を生成したりすることもできる。
1:水素生成機能付き電気ケトル
2:給電スタンド
3:ケトル本体
4:スタンド本体
5:接続端子
6:電源コード
7:プラグ
8:給電部
9:容器
10:開口部
11:蓋
12:注ぎ口
13:フィルター
14:ハンドル
15:加熱部
16:沸騰用電源ボタン
17:沸騰検知部
18:水素生成部
19:白金チタン電極
20:保護カバー
21:水素生成用電源ボタン
22:LEDランプ


























Claims (4)

  1. 液体が注入される容器を有するケトル本体と、
    前記ケトル本体に電力を供給する給電部と、
    前記容器内に注入された液体を前記給電部からの電力で加熱する加熱部と、
    前記容器内の液体の沸騰を検知して前記加熱部による加熱を停止する沸騰検知部と、
    前記容器内の液体中に前記給電部からの電力で電気分解による還元水素を生成する水素生成部と、を備えたことを特徴とする水素生成機能付き電気ケトル。
  2. 請求項1に記載の水素生成機能付き電気ケトルにおいて、
    前記水素生成部が、前記容器の開口部を開閉する蓋に前記容器内の液体に浸かるように設けられた白金チタン電極からなることを特徴とする水素生成機能付き電気ケトル。
  3. 請求項1に記載の水素生成機能付き電気ケトルにおいて、
    前記水素生成部が、前記容器内の底部に設けられた白金チタン電極からなることを特徴とする水素生成機能付き電気ケトル。
  4. 請求項2または3に記載の水素生成機能付き電気ケトルにおいて、
    前記白金チタン電極を覆うように白金コーティングを施した保護カバーが設けられていることを特徴とする水素生成機能付き電気ケトル。

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