JP2019002433A - 三次元構造体 - Google Patents

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三四郎 長井
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Abstract

【課題】特定の方向に対する強度が他の方向に対する強度よりも弱く(強度に対する異方性を有し)、特定の方向に作用する衝撃力を壊れることによって吸収することができる三次元構造体を提供する。【解決手段】三次元構造体1は、a.環状の枠状体部を対向するように一対離して配置し、一対の枠状体部を複数の棒状部によって接続することによってラティス構造単位体6(7)を形成し、b.ラティス構造単位体6(7)を複数接続して、一対の縦側骨組み部4,4とこれら一対の縦側骨組み部4,4を接続する横側骨組み部5とでH状のラティス構造体2を形成し、c.ラティス構造体2は、ラティス構造単位体6(7)の棒状部が横側骨組み部5の延びる方向に沿うように位置し、d.ラティス構造体2の横側骨組み部5が同一方向に揃うように、ラティス構造体2を複数接続することで形作られている。【選択図】図1

Description

この発明は、ラティス構造(格子構造)で立体的に形作られた三次元構造体に関する。
近年、機械構造部品、製造用治具等の三次元構造体は、剛性の低下を抑えつつ、軽量化を図るため、3Dプリンターを使用して、全体構造の一部をラティス構造で立体的に形作ったものが知られている(特許文献1参照)。
特開2015−93461号公報
しかしながら、従来の三次元構造体は、強度に対する等方性を有するものの、強度に対する異方性を有するものが開発されていなかった。
そこで、本発明は、特定の方向に対する強度が他の方向に対する強度よりも弱く(強度に対する異方性を有し)、特定の方向に作用する衝撃力を壊れることによって吸収することができる三次元構造体を提供する。
本発明に係る三次元構造体1は、
a.環状の枠状体部6a(7a)を対向するように一対離して配置し、前記一対の枠状体部6a,6a(7a,7a)を複数の棒状部6b(7b)によって接続することによってラティス構造単位体6(7)を構成し、
b.前記ラティス構造単位体6(7)を複数接続して、一対の縦側骨組み部4,4とこれら一対の縦側骨組み部4,4を接続する横側骨組み部5とでH状のラティス構造体2を構成し、
c.前記ラティス構造体2は、前記ラティス構造単位体6(7)の前記棒状部6b(7b)が前記横側骨組み部5の延びる方向に沿うように位置し、
d.前記ラティス構造体2の前記横側骨組み部5が同一方向に揃うように、前記ラティス構造体2を複数接続してなる、ことを特徴としている。
本発明の三次元構造体は、H形状のラティス構造体のZ軸方向(ラティス構造単位体の棒状部の延びる方向)の強度が、H形状のラティス構造体のZ軸方向に直交する方向(X軸方向とY軸方向)に対する強度よりも大きくなっている。その結果、複数のH形状のラティス構造体を横側骨組み部が同一方向に揃うように(Z軸方向に揃うように)接続してなる三次元構造体は、Z軸方向に沿って作用する外力に対する強度が、X軸方向とY軸方向に沿って作用する外力に対する強度よりも大きいため、Z軸方向に沿って作用する外力で壊れにくく、X軸方向及びY軸方向に沿って作用する外力によって壊れやすくなっている。
本発明の第1実施例に係る三次元構造体を示す図であり、図1(a)は三次元構造体の平面図、図1(b)は三次元構造体の正面図、図1(c)は三次元構造体の側面図、図1(d)は図1(b)に示した三次元構造体の正面側拡大図である。 本発明の第1実施例に係る三次元構造体のラティス構造体の詳細を示す図であり、図2(a)はラティス構造体の平面図、図2(b)はラティス構造体の側面図、図2(c)はラティス構造体の正面図、図2(d)はラティス構造体の縦側骨組み部の平面図、図2(e)はラティス構造体の横側骨組み部の平面図(A1−A1線に沿って切断して示す断面図)である。 本発明の第1実施例に係る三次元構造体を構成する第1ラティス構造単位体と第2ラティス構造単位体を重ねて示す図であり、図3(a)は第1ラティス構造単位体と第2ラティス構造単位体の平面図、図3(b)は第1ラティス構造単位体と第2ラティス構造単位体の正面図、図3(c)は第1ラティス構造単位体と第2ラティス構造単位体の側面図、図3(d)は第1ラティス構造単位体と第2ラティス構造単位体の底面図である。 本発明の第2実施例に係る三次元構造体を示す図であり、図4(a)は三次元構造体の平面図、図4(b)は三次元構造体の正面図、図4(c)は三次元構造体の側面図、図4(d)は図4(b)に示した三次元構造体の正面側拡大図である。 本発明の第2実施例に係る三次元構造体のラティス構造体の詳細を示す図であり、図5(a)はラティス構造体の平面図、図5(b)はラティス構造体の側面図、図5(c)はラティス構造体の正面図、図5(d)はラティス構造体の縦側骨組み部の平面図、図5(e)はラティス構造体の横側骨組み部の平面図(A2−A2線に沿って切断して示す断面図)である。 本発明の他の実施例に係る三次元構造体を示す図であり、図1(d)及び図4(d)に対応する図である。 図7(a)は本発明の第1実施例及び第2実施例に係る三次元構造体を構成するラティス構造体の第1の変形例を示す図であり、図7(b)は本発明の第1実施例及び第2実施例に係る三次元構造体を構成するラティス構造体の第2の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述する。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例に係る三次元構造体1を示す図である。なお、図1(a)は三次元構造体1の平面図であり、図1(b)は三次元構造体1の正面図であり、図1(c)は三次元構造体1の側面図であり、図1(d)は図1(b)に示した三次元構造体1の正面側拡大図である。また、図1に示す三次元構造体1は、図2に示すラティス構造体2の三次元の直交座標系と対応するように記載してある。
この図1に示すように、三次元構造体1は、平面視した形状が矩形形状の板状体であり、複数のラティス構造体2を三次元の直交座標系における各軸方向に沿って複数接続することによって形成されている。なお、図1に示す三次元構造体1は、射出成形機から成形品を取り出すために使用される成形品取り出しアームを例示しているが、この成形品取り出しアームに限定されず、強度に対する異方性が要求される構造物に広く適用が可能である。また、この図1において、三次元構造体1は、成形品取り出しアームを例示しているため、成形品取り出し機に固定するためのボルト穴3が形成されているが、ボルトで成形品取り出し機に直接固定する必要がない場合、ボルト穴3を省略してもよい。
図2は、三次元構造体1を構成するラティス構造体2の詳細を示す図である。なお、図2(a)はラティス構造体2の平面図であり、図2(b)はラティス構造体2の側面図であり、図2(c)はラティス構造体2の正面図であり、図2(d)はラティス構造体2の縦側骨組み部4の平面図であり、図2(e)はラティス構造体2の横側骨組み部5の平面図(A1−A1線に沿って切断して示す断面図)である。また、図2(a)において、縦側骨組み部4の平面図を太い実線で示し、横側骨組み部5の平面図を細い実線で示している。また、図2(a)に示すように、縦側骨組み部4及び横側骨組み部5は、矩形形状の仮想線9の内側に位置し、且つ矩形形状の仮想線9に接するようになっており、以下の説明において、縦側骨組み部4及び横側骨組み部5の平面形状を矩形形状として表現する。また、図2に示すラティス構造体2は、説明を明確にするため、三次元の直交座標系に対応させて記載してある。
この図2に示すように、ラティス構造体2は、一対の縦側骨組み部4,4と、これら一対の縦側骨組み部4,4を接続する横側骨組み部5と、を有している。そして、このラティス構造体2は、一対の縦側骨組み部4,4と横側骨組み部5とでH形状の立体を形作っている。縦側骨組み部4及び横側骨組み部5は、平面視した形状(横側骨組み部5が延びる方向である−Z軸方向に沿って見た形状)が矩形形状であり、正面側及び側面側から見た形状がH形状になっている。また、ラティス構造体2は、縦側骨組み部4が複数の第1ラティス構造単位体6で構成されている。また、ラティス構造体2は、横側骨組み部5が複数の第2ラティス構造単位体7と、複数の接続用棒状部8と、を有している。接続用棒状部8は、図2(a)において、縦側骨組み部4及び横側骨組み部5を平面視した場合に、第1ラティス構造単位体6の枠状体部6aと第2ラティス構造単位体7の枠状体部7aとが交差する部分に位置し、第1ラティス構造単位体6の枠状体部6aと第2ラティス構造単位体7の枠状体部7aとをZ軸方向(第1ラティス構造単位体6の棒状部6b及び第2ラティス構造単位体7の棒状部7bの延びる方向)に沿って接続している(図3参照)。なお、図2(a)に示すように、第1ラティス構造単位体6の枠状体部6a及び第2ラティス構造単位体7の枠状体部7aは、矩形形状の仮想線9の右上コーナー部分を基準位置とし、その基準位置からX−Y平面上に連続して配置されている。
また、図2に示すように、平面視した形状が矩形形状の横側骨組み部5は、対向する側面5a,5a間の幅寸法が一対の縦側骨組み部4,4から離れるに従って滑らかに漸減するようになっている。すなわち、横側骨組み部5は、縦側骨組み部4の横側骨組み部側端縁10から円弧状に切り欠かれたような形状になっている。
図3は、ラティス構造体2を構成する第1ラティス構造単位体6及び第2ラティス構造単位体7を重ねて示す図である。なお、この図3は、第1ラティス構造単位体6を実線で示し、第2ラティス構造単位体7を点線で示している。また、この図3において、図3(a)は第1ラティス構造単位体6と第2ラティス構造単位体7の平面図であり、図3(b)は第1ラティス構造単位体6と第2ラティス構造単位体7の正面図であり、図3(c)は第1ラティス構造単位体6と第2ラティス構造単位体7の側面図であり、図3(d)は第1ラティス構造単位体6と第2ラティス構造単位体7の底面図である。
この図3に示すように、第1ラティス構造単位体6は、平面視した形状が六角形状の枠状体部6a(環状の枠状体部6a)が一対離れて位置し、この一対の枠状体部6a,6aを6本の棒状部6bが接続する構造になっている。棒状部6bは、一対の枠状体部6a,6aの対向するコーナー部分6c,6cを接続している。第2ラティス構造単位体7は、第1ラティス構造単位体6のサイズを小さくしたものであり、第1ラティス構造単位体6と同様に、平面視した形状が六角形状の枠状体部7a(環状の枠状体部7a)が一対離れて位置し、この一対の枠状体部7a,7aを6本の棒状部7bが接続する構造になっている。
以上のような構造の三次元構造体1は、3Dプリンターを使用した粉末積層法によって形成される。すなわち、本実施例の三次元構造体1は、プラスチック又は金属の粉末を造形テーブル上に敷き詰めて、その造形テーブル上のプラスチック又は金属の粉末にレーザー光を照射し、レーザー光を照射した部分のプラスチック又は金属の粉末を焼き固めて積層することによって形成される。
本実施例に係る三次元構造体1は、H形状のラティス構造体2がZ軸方向(第1ラティス構造単位体6の棒状部6b及び第2ラティス構造単位体7の棒状部7bの延びる方向)の強度が、H形状のラティス構造体2のZ軸方向に直交する方向(X軸方向とY軸方向)に対する強度よりも大きくなっている。その結果、複数のH形状のラティス構造体2を横側骨組み部5が同一方向に揃うように(Z軸方向に揃うように)接続してなる三次元構造体1は、幅方向(図1のZ軸方向)に沿って作用する外力に対する強度が、板厚方向(図1のX軸方向)と長手方向(図1のY軸方向)に沿って作用する外力に対する強度よりも大きいため、幅方向(図1のZ軸方向)に沿って作用する外力で壊れにくく、板厚方向(図1のX軸方向)及び長手方向(図1のY軸方向)に沿って作用する外力によって壊れやすくなっている。なお、本実施例に係るラティス構造体2及びそのラティス構造体2で形作られた三次元構造体1は、STL形式の三角形のパッチを四角形のパッチに変更するクアッド処理を施した後、CAE(構造解析ソフト)によって強度を解析した。
以上のような本実施例に係る三次元構造体1は、成形品取り出しアームとして使用される場合、強度が弱い板厚方向が金型の型締め方向(固定型に対する可動型の移動方向)と合致するように成形品取り出し機に取り付けられることにより、固定型と可動型との間に挟まれたとしても、壊れることによって衝撃力を緩和し、金型が損傷するのを防止することができる。
また、本実施例に係る三次元構造体1は、複数のラティス構造体2によって形作られているため、射出成形品やダイキャスト品と比較し、空隙率が大きく、大幅な軽量化を図ることができる。
(第2実施例)
図4は、本発明の第2実施例に係る三次元構造体1を示す図である。なお、図4(a)は三次元構造体1の平面図であり、図4(b)は三次元構造体1の正面図であり、図4(c)は三次元構造体1の側面図であり、図4(d)は図4(b)に示した三次元構造体1の正面側拡大図である。また、図4に示す三次元構造体1は、図5に示すラティス構造体2の三次元の直交座標系と対応するように記載してある。
この図4に示すように、三次元構造体1は、第1実施例に係る三次元構造体1と同様の外観形状に形成されており、複数のラティス構造体2を三次元の直交座標系における各軸方向に沿って複数接続することによって形成されている点も同様である。しかしながら、本実施例に係る三次元構造体1は、ラティス構造体2が第1実施例に係る三次元構造体1のラティス構造体2と相違する。
すなわち、図5に示すように、本実施例に係るラティス構造体2は、縦側骨組み部4の横側骨組み部5寄りの端部に位置する枠状体部6aを第1枠状体部6aとし、横側骨組み部5の縦側骨組み部4寄りの端部に位置する枠状体部7aを第2枠状体部7aとすると、第1枠状体部6aと第2枠状体部7aは同一の仮想平面上に位置している。そして、本実施例に係るラティス構造体2は、第1枠状体部6aと第2枠状体部7aの重なり合う位置が一体化(第1実施例の接続用棒状部8を形成することなく固定)されている。
このような本実施例に係るラティス構造体2は、一対の縦側骨組み部4,4を形作る第1ラティス構造単位体6が第1実施例に係るラティス構造体2の第1ラティス構造単位体6と同一であり、横側骨組み部5を形作る第2ラティス構造単位体7が第1実施例に係るラティス構造体2の第2ラティス構造単位体7と同一である(図3参照)。
以上のような構造の本実施例に係る三次元構造体1は、第1実施例に係る三次元構造体1と同様に、3Dプリンターを使用した粉末積層法によって形成される。
本実施例に係る三次元構造体1は、H形状のラティス構造体2がZ軸方向(第1ラティス構造単位体6の棒状部6b及び第2ラティス構造単位体7の棒状部7bの延びる方向)の強度が、H形状のラティス構造体2のZ軸方向に直交する方向(X軸方向とY軸方向)に対する強度よりも大きくなっている。その結果、複数のH形状のラティス構造体2を横側骨組み部5が同一方向に揃うように(Z軸方向に揃うように)接続してなる三次元構造体1は、幅方向(図4のZ軸方向)に沿って作用する外力に対する強度が、板厚方向(図4のX軸方向)と長手方向(図4のY軸方向)に沿って作用する外力に対する強度よりも大きいため、幅方向(図4のZ軸方向)に沿って作用する外力で壊れにくく、板厚方向(図4のX軸方向)及び長手方向(図4のY軸方向)に沿って作用する外力によって壊れやすくなっている。なお、本実施例に係るラティス構造体2及びそのラティス構造体2で形作られた三次元構造体1は、第1実施例の三次元構造体1と同様に、STL形式の三角形のパッチを四角形のパッチに変更するクアッド処理を施した後、CAE(構造解析ソフト)によって強度を解析した。
以上のような本実施例に係る三次元構造体1は、第1実施例に係る三次元構造体1と同様に、成形品取り出しアームとして使用される場合、強度が弱い板厚方向が金型の型締め方向(固定型に対する可動型の移動方向)と合致するように成形品取り出し機に取り付けられることにより、固定型と可動型との間に挟まれたとしても、壊れることによって衝撃力を緩和し、金型が損傷するのを防止することができる。
(その他の実施例)
第1実施例及び第2実施例に係る三次元構造体1は、ラティス構造体2を幅方向(図1及び図4のZ方向)に沿って同一個数(2個)積み重ねた形状になっているが、これに限られず、積み重ねるラティス構造体2の個数を幅方向に沿って変化させる形状でもよい。例えば、図6に示すように、三次元構造体1は、ラティス構造体2を積み重ねることなく複数接続したものでもよい。また、三次元構造体1は、ラティス構造体2を3個以上積み重ねた部分と、ラティス構造体2を積み重ねない部分と、を幅方向に沿って接続したものでもよい。また、第1実施例及び第2実施例に係る三次元構造体1は、幅寸法が長手方向(図1及び図4のY方向)に沿って一定であるが(幅方向に沿って接続されるラティス構造体2の個数が長手方向で変化しないが)、これに限られず、幅方向に沿って接続されるラティス構造体2の個数を長手方向に沿って変化させてもよい。
第1実施例及び第2実施例に係る三次元構造体1は、ラティス構造体2の横側骨組み部5の側面5aを円弧状の凹面になるように形成してあるが、これに限られず、図7(a)に示すように、角棒状の横側骨組み部5の両端側を円弧面11で縦側骨組み部4,4に滑らかに接続するか、又は、図7(b)に示すように、角棒状の横側骨組み部5の両端側を傾斜面12で縦側骨組み部4,4に接続してもよい。
第1実施例及び第2実施例に係る三次元構造体1は、第1ラティス構造単位体6の枠状体部6a及び第2ラティス構造単位体7の枠状体部7aを平面視した形状が六角形になるように形成してあるが、これに限られず、第1ラティス構造単位体6の枠状体部6a及び第2ラティス構造単位体7の枠状体部7aを平面視した形状が三角形、四角形、丸形(詳しくは、丸が一部重なり合うような形状)になるように形成してもよい。
第1実施例及び第2実施例に係る三次元構造体1は、ラティス構造体2の横側骨組み部5を縦側骨組み部4の第1ラティス構造単位体6よりもサイズが小さい第2ラティス構造単位体7で形成しているが、ラティス構造体2の横側骨組み部5を縦側骨組み部4の第1ラティス構造単位体6と同一のもので形成してもよい。
1……三次元構造体、2……ラティス構造体、4……縦側骨組み部、5……横側骨組み部、6……第1ラティス構造単位体、6a……枠状体部、6b……棒状部、7……第2ラティス構造単位体、7a……枠状体部、7b……棒状部

Claims (6)

  1. a.環状の枠状体部を対向するように一対離して配置し、前記一対の枠状体部を複数の棒状部によって接続することによってラティス構造単位体を構成し、
    b.前記ラティス構造単位体を複数接続して、一対の縦側骨組み部とこれら一対の縦側骨組み部を接続する横側骨組み部とでH状のラティス構造体を構成し、
    c.前記ラティス構造体は、前記ラティス構造単位体の前記棒状部が前記横側骨組み部の延びる方向に沿うように位置し、
    d.前記ラティス構造体の前記横側骨組み部が同一方向に揃うように、前記ラティス構造体を複数接続してなる、
    ことを特徴とする三次元構造体。
  2. 前記環状の枠状体部は、平面視した形状が六角形状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の三次元構造体。
  3. 前記横側骨組み部の前記ラティス構造単位体は、前記縦側骨組み部の前記ラティス構造単位体よりもサイズが小さい、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の三次元構造体。
  4. 前記縦側骨組み部の前記横側骨組み部寄りの端部に位置する前記枠状体部を第1枠状体部とし、前記横側骨組み部の前記縦側骨組み部寄りの端部に位置する前記枠状体部を第2枠状体部とすると、
    前記第1枠状体部と前記第2枠状体部とを前記棒状部の延びる方向に沿って離して配置し、前記第1枠状体部と前記第2枠状体部とを前記棒状部の延びる方向に沿って延びる接続用棒状部によって接続した、
    ことを特徴とする請求項3に記載の三次元構造体。
  5. 前記縦側骨組み部の前記横側骨組み部寄りの端部に位置する前記枠状体部を第1枠状体部とし、前記横側骨組み部の前記縦側骨組み部寄りの端部に位置する前記枠状体部を第2枠状体部を第2枠状体部とすると、前記第1枠状体部と前記第2枠状体部は同一の仮想平面上に位置する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の三次元構造体。
  6. 前記ラティス構造体は、前記縦側骨組み部及び前記横側骨組み部を前記横側骨組み部の延びる方向に沿って見た形状が矩形形状であり、
    前記横側骨組み部は、前記矩形形状の対向する側面間の幅寸法が前記一対の縦側骨組み部から離れるに従って滑らかに漸減する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の三次元構造体。
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