JP2018538455A5 - - Google Patents

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合成ポリイソプレン製及び類似製品製の電気絶縁製品を製造する方法
本発明は、一方では電圧を絶縁するための様々な製品を製造する方法、及び他方ではそのような製品全般、特に例えば高電圧分野における電気技師、取付工、及び他の専門職のための人造ポリイソプレン製の保護手袋を製造する方法に関する。
従来、電線及び高電圧システム周辺での作業のための保護手袋は天然ゴム(ゴム)または天然ラテックスを材料として製造されている。これらのゴム手袋は比較的壁が厚く、幾分剛性が高く、わずかな快適性しか提供しないが、国際規格で要求される電気ショックに対する適切な保護を提供する。これらは安全規格及び規制を満たすために時折新規のものと置き換わらなければならない。ガムまたはゴムを製造するために、不可避であり工程上、毒性が高くかつ環境に有害な溶剤(トルエン)が使用されており、手袋は、高温かつ高圧の影響下にある長たらしいエネルギー集約的プロセスで製造される。天然ラテックス製品は有毒な溶剤を使用しないが、プロセスは遅く、製品の特性は劣る。天然の原材料及び製造プロセスの不均一性によって、比較的高い不良率が確実になっている。天然ゴム及びラテックスの両製品は、タンパク質を含まないとはいかず、さらに例えばアンモニウムなどの他の残留物を含有するが、これらは製造プロセスに由来するか、または原材料中に含まれており、アレルギーを引き起こし得る。
しかし天然ラテックス製品は天然ゴム(NR)系の絶縁手袋よりも低コストで製造され得る。しかし、これらの(NR)電気保護手袋は湿気の多い環境では制限された絶縁能力となり、特に高い絶縁等級の手袋では、電気的特性だけでなく機械的及び物理的特性も制限され得る。
本発明の目的は、上述の欠点を克服し、安全関連の要求事項を満たしまたは超越し、同時にはるかに改善された快適性及びより長寿命を提供する製品を供給する電気絶縁製品を製造する方法を提供することである。具体的には、これらの製品は有害物質及び装着者にアレルギーを引き起こし得る物質を含有しないものであるべきである。これらは少なくともアンモニウム及びタンパク質を含有するべきではなく、これらの製造ははるかに生態系に優しいものであるべきである。
この目的は個人用保護具(PPE)のための電気絶縁製品を製造するための方法によって達成され、この方法において合成ポリイソプレン(IR)または合成ラテックスが成形体として製造され、液状合成ポリイソプレン(IR)が凝固によって成形物上の層として製造されるか、または中空型中に噴霧され、次いで離型され、浴中で塩を除去され、次いで加硫され、次いで洗浄、浸出及びハロゲン化することによって得られた成形体は塩を含有せず、pHは中性であり、人の皮膚に対して柔軟な状態にされる。
製品、すなわちこのように製造される電気絶縁製品は、合成ポリイソプレン(IR)によって本質的に構成されるという事実によって特徴付けられる。個人用保護具(Personal Protection Equipment PPE)のための様々な特定の電気絶縁製品が請求項8から15で請求されている。
生産方法は、図面を参照して開示されている。個々のステップは記載されており、それらで作られる製品、すなわち絶縁保護手袋及び他の物が記載され、それらの特性が説明されている。
図1は、合成ポリイソプレン(IR)の伸長特性である。 図2は、型を浸漬するための高さ調節可能な自在テーブルを有する装置である。 図3は、ポリイソプレン浸液中に浸漬できる状態の4つの手型を有する自在テーブルである。 図4は、ポリイソプレン浸漬浴から引き上げた後にその上に合成ポリイソプレン層を生じた単一手袋造形体を、45°傾いた位置に有する自在テーブルである。 図5は、合成ポリイソプレンの加硫後に、型上に4つの保護手袋を有する自在テーブルである。
本発明は合成ラテックス(IR)が特に良好な電気絶縁特性を有するという新規の知見に基づくものであり、この知見は合成ポリイソプレン(IR)の電気絶縁製品の発展をもたらした。しかし、利用可能な製品に至る発展過程は、多くの障害の連続であり、すべての要求事項を満たすのは大きな困難であることが明らかとなった。より良好な製造方法の模索において、アニオン重合させたイソプレンから合成ラテックスが選択され、これはいわゆる合成ポリイソプレンラテックス(IR)であり、例えばアメリカのKraton社、15710 John F.Kennedy Blvd.,Suite 300,Houston,TX 77032 USAよりエマルションの形態で入手可能である。重要な品質特徴として、ポリイソプレン製造業者によって以下の点が述べられている。
・合成ラテックス(IR)の性質は天然ラテックスと非常に類似しており、類似の特性を示す。
・合成ポリイソプレン(IR)は天然ラテックスまたはゴムでは不可避の不純物を含有しない。
・合成ラテックス(IR)は一定の品質及び純度で一定の分子構造を有する形で製造され得る。
・合成ラテックス(IR)はアンモニウムを含まず、そのためにゴムのようなアンモニア臭を発生させない。
・合成ラテックス(IR)は石油系製品のため、タンパク質をまったく含まない。
・合成ラテックス(IR)の立体規則性構造はその機械的及び物理的特性を改善させ、これは電気絶縁価に重要である。分子構造は線状であり、天然ゴムまたはラテックス(NR)のように架橋しておらず、これによって加硫後におけるよりコンパクトな分子構造が保証される。
・分子構造はより低い弾性率を決定し、これによって低温度でもより高い快適性が提供される。
天然ラテックス(NR)に対する合成ラテックス(IR)のいくつかの値を以下に列挙した:
これまで、接着剤工業及び塗装工業において、道路の舗装及び床の被覆のため、並びに医療用製品及びパーソナルケア製品のための包装として、人工ラテックス(IR)が使用されている。例えば、その使用は外科用手袋、コンドーム及びゴム製乳首の製造で知られている。
第1の好適な電気絶縁製品として電気保護手袋が、電気技師による様々な作業用として指定されているので、本明細書に提示されており、その製造プロセスについて記載する。従来の保護手袋は、以下の手順に従って天然ラテックスまたは天然ゴムから作られる。
浄化した手袋の内型が凝塊溶液中に浸漬され、再び取り出され、次いで乾燥される。次いで型が、様々な化学物質で混合したラテックスゴム液中に浸漬させられる。この浸漬及び再び取り出すというプロセスは、所望の規格に従った適切なゴム厚みが達成されるまで繰り返される。最後の取り出しの後、前硬化が実施され、次いで浸出、その後加硫が実施される。塩が分離されると、後硬化がそれに続き、その後、製品を型から除去することができる。
しかし、合成ポリイソプレンまたは合成ラテックス(IR)製のこのような電気保護手袋を製造するために、この製造プロセスを特別な形で改変し、適合させなければならない。手短に言うと、合成ポリイソプレン(IR)または合成ラテックスの層が型上に凝固によって形成され、脱塩され、次いで加硫され、次いで洗浄及び浸出によって形成された成形体が塩を含有しない状態にされ、表面はハロゲン化によって処理され、pHが中性の状態にされ、したがって皮膚に優しく、製品は体皮との接触に対して柔軟な状態になる。より具体的には、個人用保護具(PPE)の電気絶縁製品を生産する手順は以下のステップを含む。
a)ディッピングプロセス中において、塩溶液及び/または特定温度の熱で前処理された型が合成ポリイソプレン(IR)または合成ラテックスのエマルション中に浸漬され、このIRエマルション中には添加剤が含まれ、凝固に影響を与え、その後の加硫を改善する。取り出し(emmersion)後、及びゲル形成の間、水及び塩は表面上に放出され、このプロセスはスウェッティングと呼ばれる。
b)ポリイソプレン層を有する成形品が水浴中で一定の時間洗浄され、浸出させられ製品から塩を除去される。
c)次いで、ポリイソプレン層がオーブン内で型と共に加硫される。
d)ポリイソプレン層が型から除去される。
e)型から取り外された成形品の後処理中に、加硫によって沈殿した塩がポリイソプレンで成形品上で水で洗い流される。
f)次いで、ポリイソプレン成形体がハロゲン化溶液中のさらなる表面処理で処理され、表面はpHが中性になり、その結果皮膚に優しくなり、着用者にとって心地良く滑らかな表面を形成する。
g)最終的に、ポリイソプレン成形品が乾燥させられる。
製品がこのように製造されることで、品質の要求事項についての適用可能な規格が満たされ、超越さえし得る。認定のための努力は、例えばアメリカ及びヨーロッパの規格:ASTM D 120(アメリカ)、IEC 60903(ヨーロッパ)、及びさらにブラジルの規格(ABNT NBR 10622/10624及びABNT−BR 16295)に従った絶縁手袋に向けられている。
例として、要求される特性は、以下表中に電気保護手袋の一般的な分類に従って示されている。製品は等級及びサイズのこれらの規格に従って分類されている。
様々な製品等級に関係する試験の値は具体的には以下の表から採用され得る。
原材料、すなわち合成ポリイソプレンまたは合成ラテックス(IR)の純度の程度及び特定の分子構造によって、IRのゴムの電気絶縁能力並びに機械的及び物理的特性は従来の天然ゴムまたは天然ラテックスの手袋よりも顕著により優れており、このことは詳細な試験によって明らかになっている。合成ポリイソプレンは高く、均一な分子量を有し、高い原材料純度及び良好な流量の均一性を有し、天然ゴムまたはラテックスの手袋中に確認され、このような天然ラテックスゴム手袋が着用されているときにしばしばアレルギー反応を引き起こす(WHOによると世界人口の10%)ようなアンモニウム及びタンパク質を含有しない。
イソプレンのアニオン重合は、合成ラテックス中での高い割合のcis−1,4結合をもたらす。これは以下の構造による長い線状結合を可能にする。
本明細書において対象とする合成ポリイソプレン原材料の最も重要な特性は以下の通りである。
・天然ラテックス/ゴムよりも優れたmm毎の絶縁性を有する。
・合成ポリイソプレン製の製品は天然ラテックス/ゴムよりも優れた引裂強度及び弾性によって特徴付けられる。
・合成ポリイソプレン(IR)製品は着用するのにより快適で、タンパク質アレルギーを引き起こさない。
図1の平坦な曲線が示すように、引張試験のときの測定値は、合成ポリイソプレンまたはラテックスが特に軟質であり、伸びが700%をわずかに超える、試験での引張荷重の曲線によって示されるように、「軟質で弾性である」ことを示す。
電気絶縁手袋を製造するための新規の方法は、磁器、金属または他の材料製の前腕型の表面上での合成ポリイソプレン(IR)の凝固に基づくが、粗い、サンドペーパー様の表面を有する磁器型は特に有利であることが明らかとなった。型が最終的に合成ポリイソプレンIRエマルション中に浸漬させられる前に浸漬させられる凝固剤物質によって、凝固は誘導される。
図2はこのような電気絶縁手袋の連続製造のための装置を示す。これは液状合成ポリイソプレンIR用の浸液浴2に隣接する凝固剤用の浸液浴1及び高さ調節可能な自在テーブル3を備え、示されている例では製造される4つの保護手袋のための型4がそのテーブル上に取りつけられている。自在テーブル3は鉛直方向に調節可能な状態で、鉛直に延びるレール5上に設置されている。電気リニアユニット6によって自在テーブル3はレール5上を上下にPLC制御でき、また矢印で示すように水平方向に前後に移動させることができる。このリニアユニット6の外側には、独自の電気モーターを有する旋回運動機構7が導入され、旋回テーブル3がモーター駆動により180°旋回される。したがって、自在テーブル3上の型4は、浴槽1及び2の中に、ここに示す位置で浸漬し、再び引き上げ、その後即座に180°旋回することができる。これによって、外面がまだ軟らかく、重力のために下へ向かう傾向を有する凝固層は、成形物を180°回転して戻すことにより反対方向に向くことが保証され、それまでに流れる傾向は乾燥及び凝固の進行のために止められるであろう。図の最前面には、ミキサーを駆動する電気モーター9を有する混合ユニット10を見ることができる。容器8中では、合成ポリイソプレンIRが処理され得る。これは所望により、特定の凝固剤と共に混合してよく、型4を凝固剤で湿潤することは省略され得る。しかしこの場合、型4は安全で迅速な凝固を達成するために加熱されなければならない。この目的のための型4の理想的な温度は約60℃から70℃である。
以下では、製造プロセスがより詳細に説明される。適切な溶液の調製は、
・混合物の組成
・個々の構成要素の添加の順序
・混合プロセス、タイミング及び種類、並びに混合の頻度
・溶液の温度条件
・成熟プロセス
に依存し、当業者により容易に決定及び最適化され得る。
凝固剤(凝固剤)の機能は、IR粒子を不安定にし、それらの凝固を引き起こすことである。磁器型上の層の成功及び均一性のためには、使用される塩水の純度が重要である。ここで開発されたプロセスでは、35%CaCLO溶液が使用される(塩化カルシウム二水和物)。Houston,TX,USAの製造業者Kratonによって供給される合成ポリイソプレンIRは一般的に容易に保管可能である。公知の天然ラテックスプロセスとは異なり、記載した製造プロセスでは、ラテックス混合物は水溶性加硫剤と共に調製され、例えばAkron,Ohio,USAのAkron DispersionsのBostex及び例えば、Cleveland,TN,USAのSynalloyの界面活性化化合物であるManawetとブレンドされ、混合物は特定の温度で特定の時間にわたり熟成される。添加剤の添加の順序が重要である。この添加の瞬間から、特に加硫剤の添加の瞬間から、保管安定性が短縮され、原材料のエマルションは数日で使い切るべきである。以下に使用されるレシピの一例を示す。(IR:100phr、表面剤0.40phr、加硫剤4.0)12時間の期間にわたる成熟温度<45℃、迅速な冷却及びその後の>12時間にわたる均質化。
まず、型はコーティングプロセスで凝固剤(凝固剤)で湿潤化される。製造プロセス全体は、型の正確な表面構造に依存する。ある程度の粗さ、例えばサンディングのためのサンドペーパーなどは、有益であることが明らかとなっているが、滑らかな表面の形でも、例えばアルミニウムの物体でも機能する。さらに型の温度が重要である。25℃から30℃の温度では、または型の表面構造によっては60℃までは、凝固が安全かつ迅速に生じる。この温度は型が合成ポリイソプレンIRの凝固剤物質との混合物中に浸漬させられときに必要である。持続時間及び順序:凝固剤溶液中に浸漬する動作及び凝固剤溶液から取り出す動作が、磁器の腕を鉛直な位置で数秒間溶液中に浸漬し、次いで引き上げ、次いで即座にポリイソプレンタンク中に浸漬することで実施される。従来のプロセスとは異なり、型上の凝固剤物質は乾燥させられず、濡れた状態で直接合成ポリイソプレン中に浸漬させられる。
この浸漬では、型は制御された速度で合成ポリイソプレン中に浸漬させられ、そのまましばらくの間浸される。その後、型は制御された速度で再び引き上げられ、次いで180°回転され、手の型の手が上部にあり、次のプロセスに直立した状態で運ばれる。このプロセスは以下に依存する:
・手順
・浸漬動作の速度及び性質
・浸漬及び取り出し
・プロセスの間のフォームの動作
本方法の実用的実施では、図2に示されている装置が保護手袋の製造に使用される。図3は4つの手型4を装備したこの装置の自在テーブル3を示し、ポリイソプレン浸漬浴槽中に浸漬できる状態である。種類、すなわち具体的には製造された手袋の保護等級は、凝塊溶液による型のコーティング及び合成ポリイソプレン溶液中での成形物の滞留時間に依存する。型がエマルション中に留まる時間が長いほど、造形体上のラテックス層の厚みが増す。成形体が浸漬させられている間、ゲル形成が生じる。このゲルは型上の合成ポリイソプレンを固化させることによってつくられ、これによって液体を排出する。塩及び塩水が表面に現れ、これらはスウェッティングと呼ばれ得る。このプロセスはゲル化及びスウェッティングプロセスの間の環境の時間、温度及び湿度に依存する。
図4では、旋回テーブル3が、単一手袋造形体4を有し、45°旋回したポジションで示されている。この造形体4上には、浴槽中の間、合成ポリイソプレン層が生成される。造形体4上の均一の層を確保するため、物体は浴槽から引き上げられ、旋回させられ、または即座に回転され、または浴槽から直接振り上げられる。まだ軟質な層は、重力によってまだ流れる傾向を有している。旋回させることで、成形物4上の流れの方向が転回され、同時に層は凝固し、流れの傾向が止まる。現在コーティングされている型4の取り出し及びさらなる段階でのゲル化の後、排出された塩が合成ポリイソプレンの表面から除去され、浸透プロセスによって浸出が促進される。このプロセスは苛性アルカリ溶液中での浸漬の時間及び浸出の温度に依存する。
次いで加硫が続く。この目的のため、型4は、オーブン内でそれらの凝固した合成ポリイソプレンのコーティングと共に約120℃で加熱される。合成ポリイソプレンの塑性特性は失われ、製品は弾性特性を獲得する。長鎖分子は合成ポリイソプレン中に混合された加硫化合物によって架橋させられる。このプロセスは以下に依存する:
・オーブン内の時間及び温度
・炉の条件
・プロセスの間の温度の変化
図5は合成ポリイソプレンの加硫後の型4上に4つの保護手袋11を有する自在テーブル3を示す。
型4上の層の加硫後、型はしばらくの間直立させられ、製品は成熟を継続する。次いで手袋11(図5)が型から引き抜かれ、次の段階に運ばれる。これらは現在粗手袋11であり、型(図5)から引き抜かれた後に次の水での洗浄を経過する。これによって加硫の間に除去されてしまい、手袋の内面及び外面にある塩及びその他の化学元素が洗い流される。このプロセスは温度、洗浄溶液及び洗浄の機械的プロセスに依存する。
代替的な製造方法では、前記製品は原材料を圧力下で溶解させ、前記原材料を少なくとも2つの部分からなる製造される製品のための中空型中に射出することにより合成ポリイソプレンから作られる。プラスチック製品のための射出成形型に類似した金属製の射出成形型は、作られる製品の外側に対する中空型、及び射出によって作られる製品の内面に対するこの中空型の内側に支持されたコアを含み、製品は保護手袋、肩プロテクター、頭部保護具、ブーツ、保護ジャケットまたはパンツである。中空型とコアとの間の距離は、製品の厚みを決定する。中空型内の残存する空間のすべての領域を液状合成ポリイソプレンで確実に充填するために、液状合成ポリイソプレンは数カ所で同時にまたは時間に従って順番に射出でき、また排出される空気のために放出チャネルを備えることができる。型は60℃から70℃の温度に維持され、この温度は合成ポリイソプレンの凝固を促進する。型から除去後、このように射出成形によって製造された製品はさらに処理される。以下では、このさらなる処理が保護手袋の実施例を使用して記載されるが、他の製品と本質的に同一である。清浄な粗手袋11は今度はハロゲン化を受ける。これは表面処理に使用され、手袋の表面を滑らかにする。化学構造が恒久的かつ不可逆的に変更され、手袋を体皮への着用に対してより滑らかにし、かつpHが中性な状態にし、これは皮膚への適合性にとって一般的に重要である。プロセスは表面処理のためのハロゲン化溶液中での浸漬の温度及び時間に依存する。
ハロゲン化後、手袋は水で洗浄され、乾燥される。このプロセスは温度及び乾燥装置中での滞留時間のみに依存する。手袋は製造段階後もその構造を時間の経過と共に安定化させ、品質を向上させる。このように顕著な成熟プロセスが存在する。このような電気保護手袋は製造の数日後、保護品質がさらにより優れていることさえ示されているが、この事実は技術的または分子化学的にまだ完全に理解されていない。
この成熟プロセスとは無関係に、手袋は乾燥後に品質検査のため試験人員に直接渡されてよいが、これはそれらがその時点ですでに十分保護性があり、安定的であるためである。各手袋は、個々の国際規格試験を受けるが、これはヨーロッパにおいて、アメリカにおいて及びさらにはブラジルにおいてもまったく同一の方法で実施される。まず、すべての電気保護手袋が目視で検査され、次いで標準的規制に従った電気試験を受ける。加えて、規格に従って、製造物のうちの特定のパーセンテージがさらなる試験に渡され、そこではさらなる物理的及び機械的特性が試験され、電気限界、すなわち絶縁破壊が起きる電圧についての試験も行われる。
第1の連続的に製造された電気保護手袋が、ブラジルの品質保証当局INMETROによって正式認可を受けた実験室で2015年9月に試験された。これらの手袋は既存のブラジルの規格に従ったすべての試験を通過した。試験された手袋はクラス00及び0であり、市場の主要なニーズをカバーしている。従来のゴムまたはゴム手袋と比較して、この手袋はより優れた品質を有し、現在では規格が要求するよりもさらに薄く製造されることができるが、それでも依然として試験の規格を満たす。上記の表で明らかなように、実際には手袋ははるかに低い電圧で使用されることが認可され、使用されている。これらすべての試験を通過した場合のみ、手袋は規格に従って印を付けられ、次いで認定された手袋として販売されることが許可される。

Claims (14)

  1. 500Vから36,000Vまで上る電圧の領域での使用のための高電圧ドメインにおける個人用保護具(Personal Protection Equipment PPE)に適した電気絶縁製品を製造するための方法であって、ポリイソプレンが形成された物体として形成される方法であり、合成ポリイソプレン(IR)または合成ラテックスが凝固によって造形型(4)上に層として製造され、次いで加硫されるか、または前処理後に中空射出成形型中に加圧射出されるかいずれかで製造され、洗浄、浸出及びハロゲン化によって、前記得られた離型された合成ポリイソプレン成形体(11)が塩を含有しない状態にされ、pHが中性で体皮に対して滑らかな状態にされる方法であって、
    a)ディッピングプロセス中において、前もって凝固物質(凝固剤)で処理された前記造形型(4)が、合成ポリイソプレン(IR)中に浸漬させられ、前記造形型(4)の外側表面での凝固によって合成ポリイソプレンの層が形成される、または射出成形プロセスによって、前記合成ポリイソプレン(IR)、加硫プロセスが行われる中空型の空洞に加圧射出され、合成ポリイソプレン層が形成されるかのいずれかであり
    b)前記ディッピングプロセスの場合、前記ポリイソプレン層がオーブン内で前記造形型(4)と共に加硫され、前記射出成形の場合、このステップは省かれる、
    c)前記合成ポリイソプレン成形体(11)としての前記加硫された合成ポリイソプレン層が、前記造形型(図2中の4)から除去される、または前記射出成形型の部材を分離することで離型される、
    d)前記加硫によって前記合成ポリイソプレン成形体(図4中の11)上に沈殿した塩が水溶液で洗い流される、
    e)前記合成ポリイソプレン成形体(11)が、そのpH値を中性化するためにハロゲン化溶液でハロゲン化することで表面処理され、体皮との接触に対するその柔軟性を増大させる、
    f)前記合成ポリイソプレン成形体(11)が乾燥させられる、方法。
  2. 加圧射出のために、固体ポリイソプレンが細かく刻まれて固体ゴムと混合され、加硫剤及び加硫促進剤が添加され、次いで得られた化合物が最初の段階で予熱され液化され、次いでこの液体が、110℃から130℃の温度中で加硫プロセスが行われる中空型の空洞に加圧射出され、そこで加硫された後に、前記造形型(4)が開かれ、前記合成ポリイソプレン成形体(11)が離型され、次いで浴槽中で塩を除去され、次いで加硫され、次いで前記得られた成形体が洗浄、浸出及びハロゲン化によって、塩を含有せずpHが中性な状態にされ、得られた前記合成ポリイソプレン成形体(11)が体皮に対して滑らか/柔軟な状態にされること、を特徴とする、請求項1に記載の個人用保護具(PPE)に適した電気絶縁製品を製造するための方法。
  3. a)前記造形型(4)が始めに凝固剤で浸漬することによって湿潤させられ、次いで液状合成ポリイソプレン(IR)または合成ラテックス中で要求される層厚みによって一定時間にわたって浸漬させられ、浸漬した前記造形型(4)上での凝固によって合成ポリイソプレン層が形成され、前記層から水及び凝固塩が現れる、ステップを経ることを特徴とする、請求項1に記載の個人用保護具(PPE)に適した電気絶縁製品を製造するための方法。
  4. 個人用保護具(PPE)のための電気絶縁製品を製造するための方法であって、
    a)凝固剤及び流加剤物質(凝固剤及び流加剤物質)が添加された液状合成ポリイソプレン(IR)または合成ラテックス中での数分間にわたる浸漬によって60℃から70℃に加熱された前記造形型(図2中の4)中で浸漬させられ、浸漬した前記造形型(4)上での熱凝固によって、合成ポリイソプレン層が形成される、ステップを経ることを特徴とする、請求項1または3に記載の個人用保護具(PPE)に適した電気絶縁製品を製造するための方法。
  5. 個人用保護具(PPE)のための電気絶縁製品を製造するための方法であって、
    a1)磁器、プラスチックまたは金属を材料とし、滑らかまたは粗い、サンドペーパー様の表面を有する前記造形型(4)が、前記造形型(4)を凝固剤としての塩水溶液中で数秒間にわたって浸漬させることによって、凝固剤で処理されること、
    a2)前記造形型(4)が回転によって前記凝固剤溶液から取り出されて浸漬状態を脱せられること、
    a3)前記造形型(4)がこの凝固剤のコーティングを有した状態で、数秒間から数分間の期間にわたって液状合成ポリイソプレン(IR)または合成ラテックス中に浸漬させられ、前記造形型(4)上にゲル状の層が形成されること、
    b)前記造形型(4)が、180°の旋回によって前記合成ポリイソプレン層と共に取り出され、前記合成ポリイソプレン層が前記造形型(4)上に残され、凝固塩及び水が表面に現れ、前記造形型(4)及び前記ポリイソプレン層が水浴中で水で洗浄され、浸出させられ、これによって前記塩を除去すること、
    c)その後、前記合成ポリイソプレン層がオーブン内で前記造形型(4)と共に加硫され、オーブン内では、長鎖分子が温度に刺激されることで加硫化学物質によって前記合成ポリイソプレン中で架橋させられ、初期状態では可塑性であった前記合成ポリイソプレンが弾性状態に転換させられ、熟成のために一定期間にわたって前記造形型(4)上に残されること、
    d)前記合成ポリイソプレン層が前記合成ポリイソプレン成形体(11)として前記造形型(4)から除去されること、
    e)その後の水中での洗浄プロセスによって、前記加硫によって沈殿した前記塩が、前記ポリイソプレン成形体から除去されること、
    f)前記合成ポリイソプレン成形体(11)がハロゲン化溶液中で一定期間にわたってハロゲン化され、前記合成ポリイソプレン成形体(11)の表面が滑らかな状態にされ、その化学構造を不可逆的に変更し、これによって皮膚に適合する中性のpHを達成すること、
    g)前記合成ポリイソプレン成形体(11)が再び洗い流され、次いで乾燥させられ、その物理的、化学的及び電気的特性が試験されること、
    を特徴とする、請求項1、3または4に記載の個人用保護具(PPE)に適した電気絶縁製品を製造するための方法。
  6. 個人用保護具(PPE)のための電気絶縁製品を製造するための方法であって、
    a)前記造形型(4)が60℃から70℃で液状合成ポリイソプレン(IR)または合成ラテックスに添加された凝固剤及び流加剤物質(凝固剤及び流加剤物質)中で数秒間から数分間にわたって浸漬させられ、浸漬した前記造形型(4)上での凝固によってゲル状の合成ポリイソプレン層が形成されること、
    b)前記造形型(4)が、180°の旋回によって前記合成ポリイソプレン層と共に取り出され、前記合成ポリイソプレン層が前記造形(4)上に残され、前記成形体の前記ポリイソプレン層の表面上の凝固塩及び水が水浴中で水によって洗浄され、浸出させられ、このようにして前記ポリイソプレン層が前記塩を除去されること、
    c)その後、前記合成ポリイソプレン層がオーブン内で前記造形型(4)と共に加硫され、オーブン内では、長鎖分子が温度に刺激されることで加硫化学物質によって前記合成ポリイソプレン中で架橋させられ、初期状態では可塑性であった前記合成ポリイソプレンが弾性状態に転換させられ、熟成のために一定期間にわたって前記造形型(4)上に残されること、
    d)前記合成ポリイソプレン層が前記造形型(4)から除去されること、
    e)前記得られた合成ポリイソプレン成形体(11)の内側及び外側の上を水浴中で洗浄することによって、前記加硫によって沈殿した前記塩が洗い流されること、
    f)前記合成ポリイソプレン成形体(11)の表面を滑らかにし、その化学構造を不可逆的に変更し、これによって皮膚に適合する中性のpHを達成するために、前記合成ポリイソプレン成形体(11)が調節されたハロゲン化溶液中で一定期間にわたってハロゲン化されること、
    g)前記合成ポリイソプレン成形体(11)が洗い流され、次いで乾燥させられ、その物理的、化学的及び電気的特性が試験されること、
    を特徴とする、請求項1、3または5に記載の個人用保護具(PPE)に適した電気絶縁製品を製造するための方法。
  7. 500Vから36,000Vの間の電圧の領域での作業のための高電圧ドメインにおける個人用保護具(PPE)のための電気絶縁製品であって、少なくとも280mmの長さであり、腕の関節まで達し、すべての部分が少なくとも0.4mmから最大3.6mmまでの層厚みを有する電気保護手袋であり、滑らかな表面から粗いサンドペーパー様の表面までを有し、手を備えた人間の前腕の形状の金属、プラスチック若しくは磁器の前記造形型(4)上の層として作られる、または手を備えた人間の前腕の少なくとも2つの部分からなる金属の射出成形型中での射出及び加硫によって前記射出成形型中で、かつ0.4mmから3.6mmの層厚みで作られるかのいずれかであり、両方の場合の層厚みによって、IEC規格のクラス00から4まで達成され、すなわち500Vから36,000Vの動作電圧での、及び2,500Vから40,000Vの試験電圧での絶縁破壊に対する安全性に対応すること、を特徴とする、請求項1から6のうち一項に記載の方法に従って製造される電気絶縁製品。
  8. 個人用保護具(PPE)に適した電気絶縁製品であって、滑らかな表面から粗いサンドペーパー様の表面までを有し、手を備えないが肩の領域を備えた人間の腕の形状の金属、プラスチックまたは磁器製の前記造形型(4)上に少なくとも0.4mmの厚みから最大3.6mmの厚みの層として生産される、または手を備えないが肩の領域を備えたこの人間の腕の少なくとも2つの部分からなる金属の射出成形型中への射出によって前記射出成形型中で0.4mmから3.6mmの層厚みで生産される、腕の関節まで達する肩保護具であり、IEC規格のクラス0から4、すなわち500Vから36,000Vの動作電圧での、及び2,500Vから40,000Vの試験電圧での絶縁破壊に対する安全性に対応すること、を特徴とする、請求項1から6のうち一項に記載の方法に従って製造される電気絶縁製品。
  9. 個人用保護具(PPE)に適した電気絶縁製品であって、滑らかな表面から粗いサンドペーパー様の表面までを有する金属、プラスチック若しくは磁器製の人間の頭部の形状の前記造形型(4)が、頭から先に前記浸漬浴槽(1)中に浸漬させられ、少なくとも前記造形型(4)の後部から、前記造形型(4)の首から眉弓までを結ぶ直線までが浸漬させられ、その後振り上げによって取り出される、または後頭部から、首から眉弓までを結ぶ直線までの少なくとも2つの部分からなる金属を原料とする射出成形型中への射出によって前記射出成形型中で生産される、合成ポリイソプレンの頭部保護具であり、規格IECクラス00から4、すなわち500Vから36,000Vの動作電圧での、及び2,500Vから40,000Vの試験電圧での絶縁破壊に対する安全性に対応するために、頭部保護が0.4mmから3.6mmの層厚みで作られること、を特徴とする、請求項1から6のうち一項に記載の方法に従って製造される電気絶縁製品。
  10. 個人用保護具(PPE)の電気絶縁製品であって、滑らかな表面から粗いサンドペーパー様の表面までを有する金属、プラスチック若しくは磁器の足を備えた人間の下腿の形状の前記造形型(4)が浸漬浴槽(1)中に浸漬させられ、前記造形型(4)の少なくとも足及び下腿が浸漬し、その後振り上げによって取り出される、または足を備えた下腿の少なくとも2つの部分からなる金属製の射出成形型中で生産される、合成ポリイソプレンブーツであり、規格IECクラス00から4、すなわち500Vから36,000Vの動作電圧での、及び2,500Vから40,000Vの試験電圧での絶縁破壊に対する安全性に対応してブーツが生産されるために0.4mmから3.6mmの層厚みで作られること、を特徴とする、請求項1から6のうちいずれか一項に記載の方法に従って製造される電気絶縁製品。
  11. 個人用保護具(PPE)に適した電気絶縁製品であって、滑らかな表面から粗いサンドペーパー様の表面までを有する金属、プラスチック若しくは磁器製の頭部及び手を備えない人間の上半身の形状の前記造形型(4)が浸漬浴槽(1)中に浸漬させられ、その後振り上げによって取り出される、または頭部及び手を備えない人間の上半身の形状の少なくとも2つの部分からなる金属製の射出成形型中で生産される、合成ポリイソプレン製の保護ジャケットであり、規格IECクラス00から4、すなわち500Vから36,000Vの動作電圧での、及び2,500Vから40,000Vの試験電圧での絶縁破壊に対する安全性に対応して前記保護ジャケットが製造されるために0.4mmから3.6mmの層厚みで作られること、を特徴とする、請求項1から6のうち一項に記載の方法に従って製造される電気絶縁製品。
  12. 個人用保護具(PPE)に適した電気絶縁製品であって、浸漬浴槽(1)中に浸漬させられ、その後振り上げによって取り出される滑らかな表面から粗いサンドペーパー様の表面までを有する金属、プラスチック若しくは磁器製の2本の脚を備えない人間の臀部/腰部の形状の前記造形型(4)による、または2本の脚を備えない人間の臀部/腰部の形状の少なくとも2つの部分からなる金属製の射出成形型中で生産される、合成ポリイソプレン製の保護ズボンであり、規格IECクラス00から4、すなわち500Vから36,000Vの動作電圧での、及び2,500Vから40,000Vの試験電圧での絶縁破壊に対する安全性に対応して前記保護ズボンが製造されるために0.4mmから3.6mmの層厚みで作られること、を特徴とする、請求項1から6のうち一項に記載の方法に従って製造される電気絶縁製品。
  13. 建物のモジュール、バッテリー部品及び高電圧部品を含むあらゆる種類の装置のエンクロージャーのために、請求項1から6のうち一項に記載の方法に従って作成される個人用保護具(PPE)のための電気絶縁製品を使用する方法。
  14. 建物のモジュール、バッテリー部品及び高電圧部品を含む、または高電圧の影響から保護されなければならないあらゆる種類の装置のエンクロージャーのために、請求項1から6のうち一項に記載の方法に従って作製される個人及び設備の保護のための電気絶縁製品を使用する方法。
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