JP2018537154A5

JP2018537154A5 -

Info

Publication number: JP2018537154A5
Application number: JP2018521229A
Authority: JP
Filing date: 2016-11-21
Publication date: 2019-11-21

Claims

組織を収集する装置（１４００）であって、
流入端部および流出端部と、前記流入端部と前記流出端部との間に円筒形空間を画定するシェルと、を有する中央筐体部分（１４０２）と、
前記中央筐体部分（１４０２）の前記流入端部に結合された、前記装置内に高圧ゾーンを画定する、流入チャンバ（１４０４）と、
前記中央筐体部分（１４０２）の前記流出端部に結合された、前記装置内に低圧ゾーンを画定する、流出チャンバ（１４０６）と、
を含み、
前記中央筐体部分（１４０２）が、前記高圧ゾーンと前記低圧ゾーンとを分離するフィルタ（１５０２）をさらに含み、前記フィルタ（１５０２）が、流体は通過させるが、切断組織断片は通過させない大きさの孔を有し、前記フィルタ（１５０２）が、前記流入チャンバ（１４０４）および前記流出チャンバ（１４０６）から分離可能であり、
前記フィルタ（１５０２）が、前記円筒形空間内に配置された滑動可能な多孔性フィルタである、装置。
前記流入チャンバ（１４０４）および前記流出チャンバ（１４０６）が前記中央筐体部分（１４０２）から分離されたときに前記フィルタ（１５０２）がプランジャ（１６００）によって前記中央筐体部分（１４０２）から押し出されるように構成されるように、前記フィルタ（１５０２）が一定の断面形状を有する、請求項１に記載の装置。
前記フィルタ（１５０２）が、ディスク形状またはシリンダ形状を有する、請求項２に記載の装置。
前記流入チャンバ（１４０４）と流体連絡する組織カッタ（１１００）をさらに含む、請求項１〜３のいずれか一項に記載の装置。
前記組織カッタ（１１００）が、
近位端部および遠位端部を有するルーメン（１１０１）であり、前記装置の吸引経路内に構成され、外側シャフト（１１０６）および内側シャフトを含む、ルーメン（１１０１）と、
前記ルーメン（１１０１）の前記近位端部に結合されたハブと、
前記ルーメン（１１０１）の前記遠位端部に形成されたカッタ部分であり、前記内側シャフトの第２の遠位窓と協働可能な前記外側シャフト（１１０６）の第１の遠位窓を含むカッタ部分と、
を含む、請求項４に記載の装置。
前記第１の遠位窓の縁部および前記第２の遠位窓の縁部が、前記内側シャフトが前記外側シャフト（１１０６）内で回転したときに、協働してそれらの間で切断作用をもたらすように構成される、請求項５に記載の装置。
組織を収集する方法であって、
中央筐体部分（１４０２）にわたって、前記中央筐体部分（１４０２）の高圧ゾーンを画定する流入チャンバ（１４０４）から前記中央筐体部分（１４０２）の低圧ゾーンを画定する流出チャンバ（１４０６）に向かって流体圧力を印加するステップと、
収集デバイスに結合されたフィルタ（１５０２）上に切断組織断片を収集するステップであり、前記フィルタ（１５０２）が前記高圧ゾーンと前記低圧ゾーンとを分離しているステップと、
前記中央筐体部分（１４０２）にプランジャ（１６００）を挿入して、前記プランジャ（１６００）が前記切断組織断片を圧縮するようにするステップと、
を含む、方法。
前記流入チャンバ（１４０４）を組織カッタ（１１００）の吸引経路に結合するステップを含む、請求項７に記載の方法。
組織を収集するシステムであって、
流入端部、流出端部、前記流入端部と前記流出端部の間に位置するルーメン、前記ルーメンに結合されたフィルタ（１５０２）を含む中央筐体部分（１４０２）であり、前記フィルタ（１５０２）が、少なくとも所定の大きさを有する切断組織断片を保持する大きさの孔を有する、中央筐体部分（１４０２）と、
前記中央筐体部分（１４０２）の前記流入端部に取外し可能に結合された流入チャンバ（１４０４）と、
前記中央筐体部分（１４０２）の前記流出端部に取外し可能に結合された流出チャンバ（１４０６）と、
前記ルーメンと一致し、前記切断組織断片を圧縮するように設定された直径を有するプランジャ（１６００）と、
を含むシステムであって、
前記フィルタ（１５０２）が滑動可能な多孔性フィルタである、システム。
前記フィルタ（１５０２）が、シリンダ形状またはディスク形状を有する、請求項９に記載のシステム。
前記流入チャンバ（１４０４）と流体連絡する組織カッタ（１１００）をさらに含む、請求項９または１０に記載のシステム。
前記組織カッタ（１１００）が、
近位端部および遠位端部を有するカッタルーメン（１１０１）を備え、前記カッタルーメン（１１０１）が、装置の吸引経路内に構成され、かつ、外側シャフト（１１０６）および内側シャフトを含む、カッタルーメン（１１０１）と、
前記カッタルーメン（１１０１）の前記近位端部に結合されたハブと、
前記カッタルーメン（１１０１）の前記遠位端部に形成されたカッタ部分であり、前記内側シャフトの第２の遠位窓と協働可能な前記外側シャフト（１１０６）の第１の遠位窓を含むカッタ部分と、
を含む、請求項１１に記載のシステム。
前記第１の遠位窓の縁部および前記第２の遠位窓の縁部が、前記内側シャフトが前記外側シャフト（１１０６）内で回転したときに、協働してそれらの間で切断作用をもたらすように構成される、請求項１２に記載のシステム。