JP2018536898A - 高ダイナミックレンジディスプレイのための輝度管理 - Google Patents

高ダイナミックレンジディスプレイのための輝度管理 Download PDF

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Abstract

HDRディスプレイ上に表示するためのビデオストリームの輝度を管理することが提供される。ビデオストリームのフレームの輝度値がモニタされ得、および輝度増加が所定の期間内の所定の輝度変化より大きい場合、過度に明るいフレームが決定され得る。所定のパラメータを超える明度急増が検出されると、過度に明るいフレームの輝度値は低減され得る。例えば、輝度値は、平均輝度の変化が所定の値を下回るように過度に明るいフレームの輝度値を低減することによって低減され得、および修正されたフレームの輝度値は、画素間の相対輝度を維持することができる。修正されたフレームは、低減された輝度値に基づいて過度に明るいフレームから決定され得る。修正されたフレームは、ビデオストリームに挿入され、かつ表示されるHDRディスプレイに送信され得る。

Description

本開示は、概して、高ダイナミックレンジ(HDR)ディスプレイ上にコンテンツを表示することに関し、より具体的には、HDRディスプレイ上に表示するためのビデオストリームの輝度を管理することに関する。
高ダイナミックレンジディスプレイは、従来の標準ダイナミックレンジディスプレイをはるかに超える明度レベルを生成する能力を有する。HDRディスプレイの最大明度は、標準ダイナミックレンジ(SDR)ディスプレイの2〜10倍明るいものであり得る。その結果、HDRディスプレイは、よりリアルな場面を表示する能力を有する。
本明細書では、HDRディスプレイ上に表示するためのビデオストリームの輝度を管理するシステムおよび方法の実施例および詳細が提供される。様々な実施形態では、ビデオストリームのフレームの輝度値がモニタされ得、輝度増加が所定の期間内の所定の輝度変化より大きい場合、過度に明るいフレームを決定することができる。所定のパラメータを超える明度急増が検出されると、過度に明るいフレームの輝度値は低減され得る。例えば、輝度値は、平均輝度の変化が所定の値を下回るように過度に明るいフレームの輝度値を低減することにより、所定の輝度変化に基づいて低減され得、および修正されたフレームの輝度値は、修正されたフレームの画素間の相対輝度を維持することができる。修正されたフレームは、低減された輝度値に基づいて過度に明るいフレームから決定され得る。修正されたフレームは、ビデオストリームに挿入され、かつ表示されるHDRディスプレイに送信され得る。
HDRディスプレイを見る際にユーザの快適さに影響を及ぼし得る明度急増のいくつかの潜在的な原因を示す。 様々な実施形態による、輝度管理を実装することができるシステムの例を示す。 様々な実施形態による、輝度管理を実装することができるシステムの例のブロック図である。 様々な実施形態による、輝度管理を含み得るセットトップボックス/デジタルビデオレコーダ(DVR)、ゲートウェイなどのコンピューティングシステムの例のブロック図である。 様々な実施形態による、HDRディスプレイの輝度を管理する方法の例のフローチャートである。 様々な実施形態による輝度の低減の詳細な例を示す。 様々な実施形態による輝度管理の方法の別の例のフローチャートである。
図面は、本開示の概念を示すためのものであり、必ずしも本開示を示すための可能な唯一の構成ではないことを理解すべきである。
高ダイナミックレンジディスプレイは、従来の標準ダイナミックレンジディスプレイをはるかに超える明度レベルを生成する能力を有する。HDRディスプレイによる生成が可能な明度レベルは、人の網膜を損傷するのに必要なレベルをはるかに下回るが、HDRディスプレイによる明度出力の大幅な急増は、かなりの不快感またはさらに苦痛をもたらすことがある。例えば、ユーザは、HDRディスプレイが暗い夜の場面を示すテレビ番組を観ていたが、突然、番組が非常に明るいコマーシャルに変わる場合がある。この大幅な明度の急増は、薄暗く照らされた部屋から明るい陽差しの中に出て行く経験と同様に、ユーザに不快感を与える可能性がある。具体的には、人間の目の反応時間(すなわち、短期間に大幅な明度増加にさらされる際の虹彩の収縮に必要な時間量)は、不快感を防げられるほど速くないことがあり得る。薄暗いところから陽差しの中に出て行く際の不快感と異なり、HDRディスプレイ上で明度急増を目にする際の不快感は、コンテンツ消費の速いペースの性質によって悪化し得る。例えば、コマーシャルが典型的に高頻度の間隔で挿入され、単一の映画またはテレビ番組において複数の昼夜にわたる場面カットが生じ、ユーザがチャネルを頻繁に変え、かつ暗いコンテンツと明るいコンテンツとの間でチャネルを切り替え、暗いコンテンツを観ている間に明るい画面上のメニューにアクセスし得る。換言すれば、平均的な人は、薄暗いところから陽差しの中に出て行く際の不快感をごく稀に経験するが、平均的なHDRディスプレイ視聴者は、不快感、疲労または苦痛をもたらし得る明度急増を繰り返し頻繁に経験する可能性がある。
実際、標準ダイナミックレンジ(SDR)ディスプレイの今日の世界では、テレビをつけるまたはチャネルを変えるなどの一見して無害な動作でさえも、HDRディスプレイ上の明度の不快な急増をもたらし得ることは十分に認識されていない可能性がある。図1は、HDRディスプレイ100を見る際にユーザの快適さに影響を及ぼし得る明度急増のいくつかの潜在的な原因を示す。例えば、明度の急増は、HDRディスプレイをオンにする103などのユーザの動作によって生じ得、それにより、明るい画面上のスタートアップメニューが表示され得、またはHDRディスプレイが合わせられたチャネル上のテレビ番組の明るい場面が即座に表示され得る。別の明度急増は、ユーザが暗い映画を観ながら明るい画面上のメニュー105にアクセスした際に起こり得る。また、コンテンツの巻き戻し、早送りおよびスキップ107ならびにチャネル変更109も明度急増をもたらし、急増の頻度を増加し得る。また、急増は、異なるビデオ源間で切り替えること111によっても生じ得る。例えば、ユーザはテレビ番組を観ていたが、インターネットで検索するためにディスプレイを切り替えることにし、それにより、テレビ番組の暗い場面からほぼ真っ白なインターネットウェブページへの明度急増が生じ得る。コンテンツ供給源(例えば、コンテンツプロバイダ、インターネットウェブサイト、ケーブルチャネル、ビデオゲーム、放送ネットワーク、DVD/BlueRay(商標)、ビデオストリーミングサービスなど)の数の増加と共に、多くの選択肢間での切り替えは、不快な明度急増の頻度を増加させ得る。
図1に示されるように、いくつかの明度急増は、コンテンツ自体によって生じ得る。例えば、コンテンツ内の明度変化113(例えば、場面の変化、表示変化、爆発、対向車のヘッドライトなど)は、明度急増をもたらし得る。コンテンツに挿入されるコマーシャルは、明度急増をもたらし得る。例えば、テレビ番組には、典型的には、複数のコマーシャルが規則的な間隔で挿入される。いくつかのコマーシャルは、HDRディスプレイ上での表示用に作成することができ(すなわちHDRコマーシャル115)、いくつかのコマーシャルは、SDRディスプレイ上での表示用に作成することができる(すなわちSDRコマーシャル117)。HDRディスプレイ上に表示された明るいHDRコマーシャルは、上記で論じられるような状況(例えば、暗い映画中の明るいコマーシャル)における明度急増をもたらし得るが、HDRディスプレイ上に表示されたSDRコマーシャルは、SDRディスプレイ用に作成されたコンテンツの典型的な輝度値プロファイルと、HDRディスプレイ用に作成されたコンテンツの典型的な輝度値プロファイルとの差が原因でさらに深刻な明度の急増をもたらす恐れがある。具体的には、同じ場面のHDRビデオストリームの輝度値とSDRビデオストリームの輝度値とを比較すると、典型的には、HDRストリームの輝度値は、SDRストリームの輝度値よりはるかに低くなる。HDRディスプレイは、SDRディスプレイよりはるかに高い明度を出力することができるため、HDRディスプレイ上に表示された低い輝度値は、SDRディスプレイ上に表示された高い輝度値と同じ明度であるように見える。その結果、HDRディスプレイ上にSDRコンテンツ(同じ場面のHDRコンテンツより高い輝度値を含む)を表示することは、極端に明るく表示された場面をもたらし得る。
また、明度急増は、コンテンツ上にオーバーレイされる要素によっても生じ得る。例えば、クローズドキャプション119は、暗い場面中に多くのテキストが表示されると不快な明度急増をもたらし得る厚みのある白いレタリングを使用することがある。上記で論じられるように、暗い場面中にポップアップする画面上のメニュー105は、不快な明度の急増をもたらし得る。また、ピクチャインピクチャ要素、画面上の通知などの他のオーバーレイされる要素も明度の急増をもたらし得る。また、暗い場面が突然雪(すなわち雑音)に変わる際123、またはサービス中断が黒い画面をもたらし、サービスが回復してコンテンツの明るい場面を表示した際125などのサービス中断も明度の急増をもたらし得る。
また、図1は、HDRディスプレイ100上の明度急増がもたらす不快感の深刻度に影響を及ぼし得るいくつかの要因も示す。例えば、周囲の光のレベル127は、ユーザの不快感の深刻度に影響を及ぼし得る。低い周囲照明条件における明度急増は、明度急増が起こる際にユーザの目が全体的なより低い明度に調整されていることがあり得るため、より大きいユーザの不快感をもたらし得る。換言すれば、全視認明度(すなわち、HDRディスプレイ明度と組み合わされた周囲明度)の急増は、HDRディスプレイ明度急増が明るく照らされた部屋よりむしろ薄暗く照らされた部屋で起こる場合により深刻であり得る。また、HDRディスプレイのサイズ129、HDRディスプレイの最大明度131およびユーザの視聴距離133も、明度急増がもたらすユーザの不快感の深刻度に影響を及ぼし得る。
要するに、HDRディスプレイが一般的になると、典型的なユーザは、HDR視聴経験が、視聴経験を充実したものにするためにまさにユーザが行うこと(例えば、光を弱める、より大きいテレビを購入する、近くに座るなど)によって悪化する明度急増の攻撃を含むことを見出し得る。
前述を踏まえて、HDRディスプレイ上にストリームを表示する前にビデオストリームの輝度を管理することにより、明度急増を制御する様々な実施形態が開示される。
様々な実施形態では、輝度管理は、HDRテレビなどの表示デバイス、セットトップボックス、コンテンツプロバイダの配信システムなどにおいて実装することができる。図2〜4は、輝度管理を提供することができる実装形態の例を示す。様々な実施形態は、例えば、消費者製品に内蔵されたシステム(ゲートウェイ、セットトップボックス、表示デバイスなど)を含み得ること、および様々な実施形態は、パーソナルコンピュータ、スマートフォンなどで実行することができるソフトウェアアプリケーションにおいて実装できることを理解すべきである。
図2は、様々な実施形態を実装することができるシステム200の例を示す。システム200は、ネットワーク203を介してコンテンツ(映画、テレビなど)を提供するコンテンツプロバイダ201を含む。コンテンツプロバイダ201およびネットワーク203は、例えば、放送プロバイダおよび放送ネットワーク、インターネットコンテンツプロバイダおよびインターネット、ケーブル会社およびケーブルネットワークなどであり得る。コンテンツは、HDRディスプレイ207に接続されたセットトップボックス205に配信することができる。様々な実施形態では、輝度管理は、コンテンツプロバイダによって実装することができる。この場合、ユーザのデバイス(例えば、セットトップボックスおよびHDRディスプレイ)は、内蔵された機能を有する必要はない。様々な実施形態では、輝度管理は、例えば、セットトップボックスまたはHDRディスプレイによって実装することができる。この場合、輝度管理は、HDRディスプレイの特性(例えば、最大明度出力)および周囲の明度レベルなどの追加の情報を利用することができる。様々な実施形態では、当業者であれば容易に理解するように、HDRディスプレイは、セットトップボックスを必要とすることなく、セットトップボックスの機能を実装することができる。
図3は、ホームまたはエンドユーザにコンテンツを配信するシステム300の例のより詳細なブロック図を示す。以下で説明されるように、輝度管理は、様々な実施形態に従ってシステム300の1つまたは複数の要素によって実装することができる。
コンテンツは、映画スタジオ、テレビスタジオ、製作所、インターネットにアップロードされたホームムービーなどの1つまたは複数のコンテンツ供給源302から生じ得る。コンテンツは、様々な方法でユーザに配信することができる。例えば、分配の方法の1つは、コンテンツの放送形態であり得る。放送コンテンツは、放送アフィリエイトマネージャ304に提供することができ、放送アフィリエイトマネージャ304は、American Broadcasting Company(ABC)、National Broadcasting Company(NBC)、Columbia Broadcasting System(CBS)などの全国放送サービスであり得る。放送アフィリエイトマネージャ304は、広告代理店305からコマーシャルなどの広告を受信し、コマーシャルをコンテンツに挿入することができる。放送アフィリエイトマネージャは、コンテンツを収集および格納することができ、配信ネットワーク306として示されている配信ネットワーク上におけるコンテンツの配信をスケジューリングすることができる。配信ネットワーク306は、ナショナルセンターから1つまたは複数の地域またはローカルセンターへの衛星リンク送信を含み得る。また、配信ネットワーク306は、地上波放送、衛星放送またはケーブル放送上でなど、ローカル配信システムを使用するローカルコンテンツ配信も含み得る。様々な実施形態では、輝度管理は、放送アフィリエイトマネージャ304、配信ネットワーク306の1つまたは複数の地域またはローカルセンターなどによって実装することができる。
コンテンツの第2の形態は、特殊コンテンツと呼ぶことができる。特殊コンテンツは、例えば、プレミアム視聴コンテンツ、ペイパービューコンテンツ、インターネット上で提供されるコンテンツ、本来であれば放送アフィリエイトマネージャに提供されない他のコンテンツ(ストリーミング配信コンテンツ、ウェブページ、他のビデオ要素など)を含み得る。特殊コンテンツは、ウェブページ、映画ダウンロードなど、ユーザによって要求されたコンテンツであり得る。特殊コンテンツは、コンテンツマネージャ310に配信することができる。コンテンツマネージャ310は、広告代理店305からコマーシャルなどの広告を受信し、広告をコンテンツに挿入することができる。コンテンツマネージャ310は、例えばコンテンツプロバイダの系列のインターネットウェブサイト、放送サービスまたは配信ネットワークサービスなどのサービスプロバイダであり得る。また、コンテンツマネージャ310は、インターネットコンテンツを配信システムに組み込むこともできる。コンテンツマネージャ310は、通信ネットワーク(例えば、通信ネットワーク312)上でユーザの受信デバイス308にコンテンツを配信することができる。通信ネットワーク312は、高速ブロードバンドインターネットタイプの通信システムを含み得る。様々な実施形態では、ユーザは、必ずしもコンテンツマネージャ310によって管理されたコンテンツを有さなくとも、通信ネットワーク312を介してインターネット313から直接ムービークリップ(広告代理店305によって挿入されたコマーシャルを含み得る)などのコンテンツを得ることができる。様々な実施形態では、輝度管理は、コンテンツマネージャ310、コンテンツを提供するインターネットウェブサイト所有者などによって実装することができる。
放送コンテンツおよび特殊コンテンツは、配信ネットワーク306および通信ネットワーク312を通じてユーザシステム307に配信することができる。例えば、ユーザシステム307は、放送および特殊コンテンツを受信して処理し、以下でより詳細に説明される他の機能を行う受信デバイス308を含み得る。受信デバイス308は、例えば、セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ(DVR)、ゲートウェイ、モデム、スマートテレビ、タブレットコンピュータ、スマートフォンなどであり得ることを認識されたい。受信デバイス308は、ホームネットワークにおけるクライアントまたはピアデバイスとして構成された追加のデバイスを含むホームネットワークシステムのためのエントリポイントまたはゲートウェイとして動作し得る。様々な実施形態では、輝度管理は、ユーザシステム307によって実装することができる。
また、ユーザシステム307は、HDR表示デバイス314も含み得る。いくつかの実施形態では、表示デバイス314は、受信デバイス308に接続された外部のディスプレイであり得る。いくつかの実施形態では、受信デバイス308および表示デバイス314は、単一のデバイスの一部であり得る。また、ユーザシステム307は、DVDプレーヤ、ビデオゲームコンソール、パーソナルコンピュータなどの1つまたは複数のローカルコンテンツ供給源318も含み得る。ローカルコンテンツ供給源318からのコンテンツの表示は、受信デバイス308によって管理することができる。また、ユーザシステム307は、リモートコントローラ、キーボード、マウス、タッチパネル、タッチスクリーンなどの入力デバイス316も含み得る。入力デバイス316は、受信デバイス308、ローカルコンテンツ供給源318および表示デバイス314のためのユーザ制御を提供するように適応させることができる。いくつかの実施形態では、入力デバイス316は、例えば有線接続、信号伝送システム(赤外線(IR)、無線周波数(RF)通信など)を介して受信デバイス308に結合することができる外部のデバイスであり得、ユニバーサルシリアルバス(USB)、赤外線通信協会(IRDA)規格、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)および同様のもの、専用プロトコルなどの標準プロトコルを含み得る。いくつかの実施形態では、受信デバイス308および入力デバイス316は、同じデバイスの一部であり得る。
受信デバイス308は、配信ネットワーク306および通信ネットワーク312の一方または両方と異なるタイプのコンテンツを受信することができる。受信デバイス308は、HDR表示デバイス314上に表示するためのコンテンツを処理する。また、受信デバイス308は、オーディオおよびビデオコンテンツを記録および再生するハードドライブまたは光ディスクドライブなどの記憶装置も含み得る。ローカルコンテンツ供給源318は、HDR表示デバイス314上に表示するためのDVD映画、ビデオゲームなどのローカルコンテンツを処理することができる。ここで、様々な実施形態による、受信デバイス308の動作およびコンテンツの輝度管理と関連付けられた特徴のさらなる詳細を図4に関連して説明する。
図4は、輝度を管理する様々な実施形態を実装することができる受信デバイス400として構成されたコンピューティングシステムの例のブロック図である。受信デバイス400は、図3で説明される受信デバイス308と同様に動作することができ、ゲートウェイデバイス、モデム、セットトップボックス、パーソナルコンピュータ、テレビ、タブレットコンピュータ、スマートフォンなどの一部として含めることができる。また、受信デバイス400は、オーディオデバイスまたは表示デバイスを含む他のシステムに組み込むこともできる。受信デバイス400は、例えば、外部の表示デバイス(例えば、HDRテレビ)に結合されたセットトップボックス、表示デバイス(例えば、コンピュータモニタ)に結合されたパーソナルコンピュータなどであり得る。いくつかの実施形態では、受信デバイス400は、例えば、ポータブルデバイス(タブレットコンピュータ、スマートフォンなど)などの統合表示デバイスを含み得る。本明細書では、輝度管理は受信デバイスの例を使用して説明されているが、当業者であれば、ビデオストリームの配信前に、例えば、コンテンツプロバイダ、伝送ネットワークなどにより、輝度管理の様々な実施形態を実装できることを理解するであろう。
図4に示される受信デバイス400では、コンテンツは、入力ストリーム受信機402によって受信される。入力ストリーム受信機402は、例えば、地上波、ケーブル、衛星、イーサネット(登録商標)、ファイバおよび電話回線ネットワークを含むいくつかの可能なネットワークの1つにおいて提供されるストリームの受信、復調および復号のために使用される受信機回路を含み得る。所望の入力ストリームは、ユーザインタフェース416を通じて提供されるユーザ入力に基づいて選択することができる。例えば、ユーザ入力は、チャネルを選択することを含み得、入力ストリーム受信機402によって受信される入力ストリームは、SDRコマーシャルが散在しているHDRコンテンツを含み得る。様々な実施形態では、ユーザインタフェース416は、画面上のメニュー、ピクチャインピクチャなどにアクセスするために使用することができる。例えば、視聴コンテンツを置き換えるなど、画面上のメニューが視聴エリア全体を覆う場合も、視聴コンテンツの一部が依然として視聴可能であるように、画面上のメニューが視聴エリアの一部を覆う場合もある。ユーザインタフェース416は、入力デバイス(例えば、入力デバイス316)に結合することができ、例えば、入力デバイスからのキーストローク、ボタン押下、タッチ入力(ジェスチャなど)、オーディオ入力(音声入力など)などの対応するユーザ入力を受信して処理することができる。ユーザインタフェース416は、携帯電話、タブレット、マウス、リモートコントローラなどとインタフェースを取るように適応させることができる。
復号された出力ストリームは、入力ストリームプロセッサ404に提供される。入力ストリームプロセッサ404は、最終的なストリーム選択および処理を行い、コンテンツストリームのためにビデオコンテンツをオーディオコンテンツから分離することを含む。オーディオコンテンツは、受信フォーマット(圧縮デジタル信号など)からアナログ波形信号に変換するオーディオプロセッサ406に提供される。アナログ波形信号は、オーディオインタフェース408に提供され、さらに表示デバイスまたはオーディオ増幅器に提供される。
入力ストリームプロセッサ404からのビデオ出力は、ビデオプロセッサ410に提供される。ビデオストリームは、RGB、YUVなどのいくつかのフォーマットの1つであり得る。その上、ビデオストリームを符号化するための電気光伝達関数(EOTF)もガンマ符号化、知覚量子化器(PQ)符号化などのいくつかの方法の1つであり得る。ビデオストリームがYUVなどの独立した輝度チャネルを有するフォーマットである場合、各フレームの画素の輝度値は、輝度チャネルから直接決定することができる。ビデオストリームがRGBなどの独立した輝度チャネルを有さないフォーマットである場合、輝度値は、カラーチャネル値の関数として計算することができる。ビデオプロセッサ410は、必要に応じて、入力ストリームフォーマットに基づいてビデオコンテンツの変換を提供する。また、ビデオプロセッサ410は、ビデオストリームの格納のための必要ないかなる変換も行う。プロセッサ414は、ビデオプロセッサ410の動作を制御することができ、本明細書で説明される様々な実施形態に従ってビデオストリームの輝度を管理することができる。
記憶装置412は、入力において受信されたオーディオおよびビデオコンテンツを格納することができる。記憶装置412は、プロセッサ414の制御下において、かつユーザインタフェース416から受信されたコマンド(例えば、早送り(FF)および巻き戻し(RW)などのナビゲーション命令)に基づいてコンテンツの後の回収および再生を可能にすることができ、記憶装置412は、輝度管理を行うための命令を含む、プロセッサ414のための命令を格納することができる。また、記憶装置412は、例えば、HDRディスプレイ特性(受信デバイス400に接続されたHDRディスプレイのサイズ、HDRディスプレイの最大明度、HDRディスプレイと関連付けられたガンマ値、HDRディスプレイのユーザ調整明度設定など)、環境データ(室内の周囲の光の明度値、HDRディスプレイからのユーザの視聴距離など)および様々な実施形態による他のデータなど、輝度管理のために使用することができるデータを格納することもできる。記憶装置412は、例えば、ハードディスクドライブ、1つまたは複数の大容量集積電子メモリ(スタティックRAM(SRAM)またはダイナミックRAM(DRAM)など)、交換可能な光ディスク記憶システム(コンパクトディスク(CD)ドライブまたはデジタルビデオディスク(DVD)ドライブなど)などであり得る。
変換されたビデオストリームの輝度は、様々な実施形態に従って管理することができ、ディスプレイインタフェース418に提供することができる。ディスプレイインタフェース418は、上記で説明される表示デバイス314などのHDR表示デバイスに表示信号を提供することができる。プロセッサ414は、バスを介して、入力ストリームプロセッサ404、オーディオプロセッサ406、ビデオプロセッサ410、記憶装置412、ユーザインタフェース416、1つまたは複数のローカルコンテンツ供給源421、周囲光センサ420およびビデオカメラ425を含むデバイス400のコンポーネントのいくつかに相互接続される。プロセッサ414は、記憶装置上に格納するためまたはHDRディスプレイ上に表示するために入力ストリームを変換するための変換プロセスを管理する。プロセッサ414は、DVDプレーヤ、ビデオゲームコンソール、パーソナルコンピュータなどのローカルコンテンツ供給源421からローカルコンテンツを受信し、HDRディスプレイ上に表示するためにローカルコンテンツを処理することができる。また、プロセッサ414は、格納されたコンテンツの回収および再生も管理する。プロセッサ414は、画面上のメニュー、クローズドキャプション、ピクチャインピクチャ要素などを生成するなどの他の機能を行うことができる。また、プロセッサ414は、様々な視聴コンテンツに対する巻き戻し、早送りおよびスキップ機能を提供することもでき、それにより、ユーザは、様々なコンテンツ供給源間で切り替えることができる。プロセッサ414は、周囲光センサ423から周囲光情報を受信することができる。ビデオカメラ425は、例えば、HDRディスプレイの正面に内蔵することができ、HDRディスプレイの正面からのカメラビューをプロセッサ414に提供することができる。プロセッサ414は、例えば、HDRディスプレイを見ているユーザの視聴距離を決定するために、追加の情報を得るために、カメラビューを処理することができる。その上、以下でより詳細に説明されるように、プロセッサ414は、様々な実施形態に従って放送コンテンツ、特殊コンテンツおよびローカルコンテンツの輝度管理を行うことができる。
プロセッサ414は、プロセッサ414のための情報および命令コードを格納するために、メモリ420(例えば、RAM、SRAM、DRAM、ROM、プログラム可能ROM(PROM)、フラッシュメモリ、電子的プログラム可能ROM(EPROM)、電子的消去型プログラム可能ROM(EEPROM)などを含む揮発性または不揮発性メモリ)に接続することができる。メモリ420は、様々な実施形態に従って輝度管理を行うための命令を含むプロセッサ414のための命令を格納することができる。また、メモリ420は、コンテンツを含むグラフィック要素などの要素のデータベースを格納することもできる。データベースは、コンテンツを含むグラフィック要素、ディスプレイインタフェース418のための表示可能なユーザインタフェース(画面上のメニューなど)を生成するために使用される様々なグラフィック要素および同様のものなどのグラフィック要素のパターンとして格納することができる。いくつかの実施形態では、メモリは、識別またはグループ化されたメモリ場所にグラフィック要素を格納し、グラフィック要素に関連する情報の様々な部分のためのメモリ場所を識別するためにアクセスまたは場所テーブルを使用することができる。メモリ420は、HDRディスプレイのサイズおよびHDRディスプレイの最大明度などのHDRディスプレイ情報を格納することができる。さらに、メモリ420の実装形態は、単一のメモリデバイス、共有または共通のメモリを形成するために共に通信可能に接続または結合された複数のメモリ回路などのいくつかの可能な実施形態を含み得る。さらに、メモリは、より大きい回路に、バス通信回路の一部などの他の回路と共に含めることができる。
図5〜7は、様々な実施形態による輝度管理の例を示す。以下の例は、例えば、Y’UVフォーマットのビデオストリームのようなゼロ(0)〜1のスケールで測定された輝度を使用して説明されていることに留意すべきである。しかし、当業者であれば、異なる範囲の輝度値を有する他のフォーマットを使用できることを容易に理解するであろう。
図5は、様々な実施形態による、HDRディスプレイの輝度を管理する方法の例のフローチャートである。ビデオストリームのフレームの輝度値を得ること(501)ができ、現在のフレームの前の時間窓(すなわちデルタ時間、TΔt)内のストリームの1つまたは複数の以前のフレームの輝度と比較した際に現在のフレームの輝度が所定の輝度変化(すなわちデルタ輝度、TΔL)より大きい場合、ビデオストリームの輝度増加を決定すること(502)ができる。様々な実施形態では、時間窓または期間は、人間の目の平均反応時間(すなわち、明度急増にさらされた際に虹彩が収縮する平均時間)に基づき得る。様々な実施形態では、明度急増は、時間窓TΔt内の所定の平均輝度変化(TΔLavg)を超えるビデオストリームの平均輝度(Lavg)の増加に基づいて決定することができる。例えば、輝度変化は、時間窓の開始時のフレーム(本明細書では第1のフレームと呼ばれる)と時間窓の終了時のフレーム(すなわち現在のフレーム)との比較に基づいて決定することができる。例えば、現在のフレームのLavgと第1のフレームのLavgとの差がTΔLavgを超える場合、明度急増を決定することができ、現在のフレームは、過度に明るいフレームと呼ぶことができる。例えば、1.0秒の時間窓内における0.5より大きい平均輝度増加は、HDRディスプレイ上の許容できない明度急増と考えることができる。
様々な実施形態では、所定の輝度変化は、最大明度、画面サイズ、ユーザ調整可能明度設定、ガンマ値などのHDRディスプレイ特性に基づき得る。例えば、大きい画面サイズおよび例外的な最大明度を有する第1のHDRディスプレイの所定の輝度変化を0.4に設定し、小さい画面サイズおよび平均最大明度を有する第2のHDRディスプレイの所定の輝度変化を0.5に設定することができる。例えば、第1のHDRディスプレイ上に表示されたビデオストリームの0.4の輝度増加は、第2のHDRディスプレイ上に表示されたビデオストリームの0.5の輝度増加と同じ明度増加を生成することができるため、この方法で(すなわち、画面サイズおよび最大明度などの因子に基づいて)所定の輝度変化を重み付けすることにより、輝度管理におけるより一貫した結果を可能にすることができる。換言すれば、より大きくかつより強力なHDRディスプレイ上に表示されたビデオストリームの輝度値の増加は、同じビデオストリームがより小さいそれほど強力ではないHDRディスプレイ上に表示される際より大幅な明度(すなわち、ディスプレイによって出力された実際の光の量)の急増をもたらし得る。従って、より大きくかつより強力なディスプレイと関連付けられた所定の輝度変化は、より小さいそれほど強力ではないディスプレイの所定の輝度変化より低い値に設定することができ、その結果、両方のディスプレイにおける明度急増は同じ量に制限される。
様々な実施形態では、所定の輝度変化を決定することは、例えば、ユーザの全視野内の明度増加に基づく全視認可能明度増加を決定することを含み得る。例えば、中央部重点平均明度増加は、ユーザの視聴距離、画面サイズおよび最大ディスプレイ明度ならびに周囲の光の明度などの因子に基づいて計算することができる。この点において、例えば、上記で説明される第1のHDRディスプレイが薄暗く照らされた部屋にあり、ユーザが画面近くに座っている場合、所定の輝度変化は0.3に低減され得る。同様に、第1のHDRディスプレイが明るく照らされた部屋にあり、ユーザが画面から離れて座っている場合、所定の輝度変化は0.5に増加され得る。
所定のパラメータを超える明度急増が検出された際、過度に明るいフレームの輝度値を低減すること(503)ができる。様々な実施形態では、輝度値は、例えば、輝度の変化が所定の値を下回るように過度に明るいフレームの輝度値を低減することにより、所定の輝度変化自体に基づいて低減することができる。様々な実施形態では、輝度値の低減は、画素間の相対輝度が維持されるように適用することができる。例えば、所定の輝度変化を第1のフレームの輝度に加えることにより、過度に明るいフレームの最大許容可能輝度を得ることができる。過度に明るいフレームの輝度は、最大許容可能輝度と過度に明るいフレームの実際の輝度との比率に基づいて決定することができる輝度調整係数(LAF)に基づいて低減することができる。過度に明るいフレームにおける各画素の輝度値は、輝度調整係数に基づいて修正することができる。表1および図6は、より詳細な例を示す。
説明のため、表1および図6では、ビデオフレームの20の画素のみを示す。しかし、例はフレーム内のすべての画素にあてはまることを理解すべきである。表1は、平均輝度の変化が所定の値を下回るように過度に明るいフレームの輝度値を低減することによって修正されたフレームを作成するためのサンプル計算を示し、修正されたフレームの輝度値は、画素間の同じ相対輝度を維持する。表1の第1の列は、フレームの画素番号(1〜20)を示し、第2の列は、画素の各々の輝度値を示し、これらの輝度値は、図6に示されるグラフの高い方の柱によって示される。この例では、所定の平均輝度変化は0.4であり、第1のフレームは0.13の平均輝度を有する。従って、現在のフレームの最大許容可能平均輝度は0.4+0.13=0.53である。しかし、現在のフレームの平均輝度は0.6135であり、それは、0.53の最大許容可能平均輝度を超えている。従って、現在のフレームは過度に明るいフレームである。
過度に明るいフレームの輝度を低減するため、輝度調整値は、過度に明るいフレームの最大許容可能平均輝度と過度に明るいフレームの実際の平均輝度との比率、すなわち0.53/0.6135=0.8639として計算される。過度に明るいフレームにおける各画素の輝度値は、輝度値に輝度調整値を乗じることによって低減される。表1の第2の列は、低減された輝度値を示し、低減された輝度値は、図6では低い方の柱によって示される。調整された輝度値の平均輝度は0.53であり、それは最大許容可能平均輝度に等しい。それに従って、過度に明るいフレームの平均輝度は、所定の値内に低減することができる。加えて、現在のフレームにおける画素の相対輝度が維持される。例えば、画素1の未修正の輝度値と画素2の未修正の輝度値との相対差は、ABS((0.5−0.52)/0.5))=0.04または4%である。画素1の修正された輝度値と画素2の修正された輝度値との相対差もABS((0.4319−0.4492)/0.4319))=0.04または4%である。
ここで、図5に戻ると、低減された輝度値に基づいて過度に明るいフレームから修正されたフレームを決定すること(504)ができる。例えば、独立した輝度チャネルを有するフォーマットの場合、過度に明るいフレームの輝度値は、低減された輝度値に置き換えることができる。独立した輝度チャネルを有さないフォーマットの場合、カラーチャネルを修正し、その結果、画素の色が同じままであるが、画素輝度が低減された輝度値に低減されるようにすることができる。
修正されたフレームは、ビデオストリームに挿入され、かつ表示されるHDRディスプレイに送信され得る。
図7は、様々な実施形態による輝度管理の方法の別の例のフローチャートである。この例では、輝度急増が識別され、過度に明るいフレームの輝度が低減された時点で後続のフレームの輝度を通常のレベル(すなわち未修正の輝度値)まで徐々に戻していくことができる。通常の輝度レベルまで徐々に戻していくことにより、輝度調整を目立たないようにし、より自然に見えるようにすることができ、それによって視覚的により快適な視聴経験をもたらすことができる。
この例では、所定の数のフレームとして時間窓を表せること(T#F)に留意すべきである。例えば、1.0秒の時間窓は、T#Fが32のフレームに対応し(毎秒32のフレームのフレームレートに対する)、すなわち、第1のフレームは、ビデオストリームにおける現在のフレームの32フレーム前のフレームである。
図7を参照すると、現在のフレーム(F)および第1のフレーム(Fn−T#F)の輝度値を得ること(701)ができる。現在のフレームの平均輝度(Lavg)および第1のフレームの平均輝度(Lavgn−T#F)を決定すること(702)ができる。ディスプレイおよび環境情報に基づいて、所定の平均輝度変化(TΔL)を決定すること(703)ができる。例えば、上記で説明されるように、所定の輝度変化は、最大明度、画面サイズ、ユーザ調整可能明度設定、ガンマ値などのディスプレイ特性、および周囲の明度レベル、ユーザ視聴距離などの環境特性に基づいて重み付けすることができる。方法は、現在のフレームと第1のフレームとの間の平均輝度変化が所定の輝度変化を超えるかどうか(Lavg−Lavgn−T#F>TΔL)を決定すること(704)ができる。
平均輝度変化が所定の輝度変化を超えていない場合、現在のフレームは修正されず(705)、処理のために現在のフレームとしてビデオストリームにおける次のフレームを設定するためにフレームカウンタがインクリメントされる(706)。平均輝度変化が所定の平均輝度変化を超えている場合、方法は、以前のフレーム(Fn−1)(すなわち、ストリームにおける現在のフレームの直前のフレーム)の輝度が修正されたかどうかを判断すること(707)ができる。換言すれば、方法は、現在のフレームが許容できない明度急増をもたらしたフレームであるかどうかまたは現在のフレームが急増後のものかどうかを判断することができる。以前のフレームの輝度が修正されていない(すなわち、現在のフレームが許容できない明度急増をもたらしたフレームである)場合、最大許容可能平均輝度と現在のフレームの平均輝度との比率に輝度調整係数を設定すること(708)ができ(LAF=(Lavgn−T#F+TΔL)/Lavg)、それは、上記で説明される以前の実施形態の調整係数と同じ調整係数である。
以前のフレームの輝度が修正されている場合、漸次調整係数(Gradfact)に輝度調整係数を設定すること(709)ができる。例えば、Gradfactは、例えば、1未満の(ただし、1に近い)定数を乗じることにより、わずかに低減された以前のフレームの輝度調整係数(LAFprev)に等しいものであり得る。例えば、Gradfact=LAFprev 0.95である。このように、明度急増後の後続の各フレームに対して輝度調整をわずかに低減することができる。その結果、輝度調整を徐々に消失させることができる(すなわち、輝度をコンテンツの実際の輝度に徐々に戻すことができる)。
LAFが決定された後、LAFに基づいて現在のフレームの輝度を修正すること(710)ができ、現在のフレームとしてビデオストリームにおける次のフレームを設定するためにフレームカウンタをインクリメントすること(706)ができる。
当業者であれば、上記で説明される方法は、例えば、コンピュータ実行可能命令(例えば、ソフトウェア、ファームウェアなど)を通じて汎用コンピュータなどのコンピューティングシステムによって実装することができ、コンピュータ実行可能命令は、コンピュータ可読媒体(例えば、ストレージディスク、メモリなど)上に格納され、コンピュータプロセッサによって実行されることを認識すべきである。図4を参照すると、例えば、フローチャートに示される1つまたは複数の方法を実装するソフトウェアは、記憶装置412に格納し、プロセッサ414によって実行することができる。様々な実施形態では、図に示される様々な要素は、ハードウェア、ソフトウェアまたはそれらの組合せの様々な形態で実装できることを理解すべきである。すなわち、様々な要素は、プロセッサ、メモリおよび入力/出力インタフェースを含み得る、1つまたは複数の適切にプログラムされた汎用デバイス上のハードウェアとソフトウェアとの組合せで実装することができる。
また、本明細書では、様々な実施形態の様々な例を詳細に示し、説明してきたが、当業者であれば、依然として本開示の範囲内に留まる他の多様な実施形態を容易に考案できることも認識すべきである。
本明細書に記述されるすべての例および条件語句は、教示上の目的で、本開示の原理および当技術分野を促進するために本発明者によって寄与される概念を読者が理解できるように支援することが意図され、そのような具体的に記述される例および条件に限定されるものではないと解釈されたい。
その上、本開示の原理、態様および実施形態ならびにそれらの具体的な例を記述する本明細書のすべての説明は、それらの構造上の均等物と機能上の均等物との両方を包含することが意図される。加えて、そのような均等物は、現在知られている均等物と今後開発される均等物(すなわち、構造にかかわらず、同じ機能を行う開発される任意の要素)との両方を含むことが意図される。
従って、例えば、当業者であれば、本明細書で提示されるブロック図は、本開示の原理を具体化する例示的な回路の概念図を表すことを認識するであろう。同様に、いかなるフローチャート、フロー図、状態遷移図、擬似コードおよび同様のものも様々なプロセスを表し、様々なプロセスは、コンピュータ可読媒体で本質的に表すことができ、コンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているか否かにかかわらず、そのようなコンピュータまたはプロセッサによって実行できることが認識されるであろう。
図に示される様々な要素の機能は、専用ハードウェアの使用を通じて、および適切なソフトウェアに関連してソフトウェアの実行が可能なハードウェアの使用を通じて提供することができる。プロセッサによって提供される際、機能は、単一の専用プロセッサにより、単一の共有プロセッサにより、またはそのいくつかを共有することができる複数の個々のプロセッサにより提供することができる。その上、「プロセッサ」または「コントローラ」という用語の明示的な使用は、ソフトウェアの実行が可能なハードウェアを排他的に指すものと解釈すべきではなく、限定なく、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)ハードウェア、ソフトウェアを格納するための読み取り専用メモリ(「ROM」)、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)および不揮発性記憶装置を暗黙的に含み得る。
(従来のおよび/またはカスタムの)他のハードウェアも含めることができる。同様に、図に示されるいかなるスイッチも単なる概念的なものである。それらの機能は、プログラム論理の操作を通じて、専用論理を通じて、プログラム制御と専用論理との相互作用を通じてまたは手動でさえも実行することができ、文脈からより具体的に理解されるように、実装者によって特定の技法が選択可能である。
「および/または」および「〜の少なくとも1つ」の使用は、例えば、「Aおよび/またはB」および「AおよびBの少なくとも1つ」の場合、第1に列記された選択肢(A)のみの選択、第2に列記された選択肢(B)のみの選択、または両方の選択肢(AおよびB)の選択を包含することが意図されることを理解されたい。さらなる例として、「A、Bおよび/またはC」および「A、BおよびCの少なくとも1つ」の場合、そのような記載は、第1に列記された選択肢(A)のみの選択、第2に列記された選択肢(B)のみの選択、第3に列記された選択肢(C)のみの選択、第1および第2に列記された選択肢(AおよびB)のみの選択、第1および第3に列記された選択肢(AおよびC)のみの選択、第2および第3に列記された選択肢(BおよびC)のみの選択、または3つのすべての選択肢(AおよびBおよびC)の選択を包含することが意図される。これは、列記されるアイテムの分だけ拡張することができる。
本明細書の請求項では、指定された機能を行うための手段として表現されたいかなる要素も、例えば、その機能を行う回路素子の組合せ、その機能を行うためにそのソフトウェアを実行するように適切な回路と組み合わされた任意の形態のソフトウェア(従ってファームウェア、マイクロコードまたは同様のものを含む)などを含めて、その機能を行うための任意の方法を包含することが意図される。そのような請求項によって定義される本開示は、記述される様々な手段によって提供される機能が、請求項が求める方法で組み合わせてまとめられるという事実において存在する。従って、それらの機能を提供することができるいかなる手段も本明細書で示されるものに等しいと見なされる。
本明細書の請求項では、指定された機能を行うための手段として表現されたいかなる要素も、例えば、その機能を行う回路素子の組合せ、その機能を行うためにそのソフトウェアを実行するように適切な回路と組み合わされた任意の形態のソフトウェア(従ってファームウェア、マイクロコードまたは同様のものを含む)などを含めて、その機能を行うための任意の方法を包含することが意図される。そのような請求項によって定義される本開示は、記述される様々な手段によって提供される機能が、請求項が求める方法で組み合わせてまとめられるという事実において存在する。従って、それらの機能を提供することができるいかなる手段も本明細書で示されるものに等しいと見なされる。
[付記1]
プロセッサ(414)と、
命令を格納するメモリ(420)と
を含むシステム(400)であって、前記命令は、
ビデオストリームの輝度値を得ること(501)と、
時間窓内の輝度変化を超える前記ビデオストリームの輝度の増加を決定すること(502)であって、前記輝度の前記増加は、前記ビデオストリームのフレームで起こる、決定することと、
前記フレームの前記輝度値を低減すること(503)と、
前記低減された輝度値に基づいて、修正されたフレームを決定すること(504)と
を前記プロセッサに行わせるように構成されている、システム。
[付記2]
前記輝度は、平均輝度であり、および前記平均輝度の前記増加は、前記フレームの前記平均輝度と前記時間窓の開始時のフレームの前記平均輝度との差に基づいて決定される、付記1に記載のシステム。
[付記3]
HDRディスプレイをさらに含み、
前記命令は、前記HDRディスプレイの特性を得ることと、前記HDRディスプレイの前記特性に基づいて前記輝度変化を決定することとを前記プロセッサにさらに行わせる、付記1に記載のシステム。
[付記4]
前記HDRディスプレイの前記特性は、最大明度、明度設定、ガンマ値および画面サイズの少なくとも1つを含む、付記3に記載のシステム。
[付記5]
HDRディスプレイをさらに含み、
前記命令は、前記HDRディスプレイの環境の情報を得ることと、前記環境の前記情報に基づいて前記輝度変化を決定することとを前記プロセッサにさらに行わせる、付記1に記載のシステム。
[付記6]
前記環境の前記情報は、周囲の光の値および視聴距離の少なくとも1つを含む、付記5に記載のシステム。
[付記7]
前記命令は、前記輝度値の前記低減の量が減少するように、前記ビデオストリームにおける後続のフレームの前記輝度値を低減することを前記プロセッサにさらに行わせる、付記1に記載のシステム。
[付記8]
ビデオストリームの輝度を管理する方法を行うように実行可能なコンピュータ実行可能命令を格納する非一時的コンピュータ可読媒体(412)であって、前記方法は、
前記ビデオストリームの輝度値を得ること(501)と、
時間窓内の輝度変化を超える前記ビデオストリームの輝度の増加を決定すること(502)であって、前記輝度の前記増加は、前記ビデオストリームのフレームで起こる、決定することと、
前記フレームの前記輝度値を低減すること(503)と、
前記低減された輝度値に基づいて、修正されたフレームを決定すること(504)と
を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
[付記9]
前記輝度は、平均輝度であり、および前記平均輝度の前記増加は、前記フレームの前記平均輝度と前記時間窓の開始時のフレームの前記平均輝度との差に基づいて決定される、付記8に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[付記10]
前記方法は、
HDRディスプレイの特性を得ることと、
前記HDRディスプレイの前記特性に基づいて前記輝度変化を決定することと
をさらに含む、付記8に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[付記11]
前記HDRディスプレイの前記特性は、最大明度、明度設定、ガンマ値および画面サイズの少なくとも1つを含む、付記10に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[付記12]
前記方法は、
HDRディスプレイの環境の情報を得ることと、
前記環境の前記情報に基づいて前記輝度変化を決定することと
をさらに含む、付記8に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[付記13]
前記環境の前記情報は、周囲の光の値および視聴距離の少なくとも1つを含む、付記12に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[付記14]
前記方法は、前記輝度値の前記低減の量が減少するように、前記ビデオストリームにおける後続のフレームの前記輝度値を低減することをさらに含む、付記8に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[付記15]
ビデオストリームの輝度を管理する方法であって、
前記ビデオストリームの輝度値を得ること(501)と、
時間窓内の輝度変化を超える前記ビデオストリームの輝度の増加を決定すること(502)であって、前記輝度の前記増加は、前記ビデオストリームのフレームで起こる、決定することと、
前記フレームの前記輝度値を低減すること(503)と、
前記低減された輝度値に基づいて、修正されたフレームを決定すること(504)と
を含む、方法。
[付記16]
前記輝度は、平均輝度であり、および前記平均輝度の前記増加は、前記フレームの前記平均輝度と前記時間窓の開始時のフレームの前記平均輝度との差に基づいて決定される、付記15に記載の方法。
[付記17]
HDRディスプレイの特性を得ることと、
前記HDRディスプレイの前記特性に基づいて前記輝度変化を決定することと
をさらに含む、付記15に記載の方法。
[付記18]
前記HDRディスプレイの前記特性は、最大明度、明度設定、ガンマ値および画面サイズの少なくとも1つを含む、付記17に記載の方法。
[付記19]
HDRディスプレイの環境の情報を得ることと、
前記環境の前記情報に基づいて前記輝度変化を決定することと
をさらに含む、付記15に記載の方法。
[付記20]
前記環境の前記情報は、周囲の光の値および視聴距離の少なくとも1つを含む、付記19に記載の方法。
[付記21]
前記輝度値の前記低減の量が減少するように、前記ビデオストリームにおける後続のフレームの前記輝度値を低減することをさらに含む、付記15に記載の方法。

Claims (21)

  1. プロセッサ(414)と、
    命令を格納するメモリ(420)と
    を含むシステム(400)であって、前記命令は、
    ビデオストリームの輝度値を得ること(501)と、
    時間窓内の輝度変化を超える前記ビデオストリームの輝度の増加を決定すること(502)であって、前記輝度の前記増加は、前記ビデオストリームのフレームで起こる、決定することと、
    前記フレームの前記輝度値を低減すること(503)と、
    前記低減された輝度値に基づいて、修正されたフレームを決定すること(504)と
    を前記プロセッサに行わせるように構成されている、システム。
  2. 前記輝度は、平均輝度であり、および前記平均輝度の前記増加は、前記フレームの前記平均輝度と前記時間窓の開始時のフレームの前記平均輝度との差に基づいて決定される、請求項1に記載のシステム。
  3. HDRディスプレイをさらに含み、
    前記命令は、前記HDRディスプレイの特性を得ることと、前記HDRディスプレイの前記特性に基づいて前記輝度変化を決定することとを前記プロセッサにさらに行わせる、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記HDRディスプレイの前記特性は、最大明度、明度設定、ガンマ値および画面サイズの少なくとも1つを含む、請求項3に記載のシステム。
  5. HDRディスプレイをさらに含み、
    前記命令は、前記HDRディスプレイの環境の情報を得ることと、前記環境の前記情報に基づいて前記輝度変化を決定することとを前記プロセッサにさらに行わせる、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記環境の前記情報は、周囲の光の値および視聴距離の少なくとも1つを含む、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記命令は、前記輝度値の前記低減の量が減少するように、前記ビデオストリームにおける後続のフレームの前記輝度値を低減することを前記プロセッサにさらに行わせる、請求項1に記載のシステム。
  8. ビデオストリームの輝度を管理する方法を行うように実行可能なコンピュータ実行可能命令を格納する非一時的コンピュータ可読媒体(412)であって、前記方法は、
    前記ビデオストリームの輝度値を得ること(501)と、
    時間窓内の輝度変化を超える前記ビデオストリームの輝度の増加を決定すること(502)であって、前記輝度の前記増加は、前記ビデオストリームのフレームで起こる、決定することと、
    前記フレームの前記輝度値を低減すること(503)と、
    前記低減された輝度値に基づいて、修正されたフレームを決定すること(504)と
    を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
  9. 前記輝度は、平均輝度であり、および前記平均輝度の前記増加は、前記フレームの前記平均輝度と前記時間窓の開始時のフレームの前記平均輝度との差に基づいて決定される、請求項8に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  10. 前記方法は、
    HDRディスプレイの特性を得ることと、
    前記HDRディスプレイの前記特性に基づいて前記輝度変化を決定することと
    をさらに含む、請求項8に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  11. 前記HDRディスプレイの前記特性は、最大明度、明度設定、ガンマ値および画面サイズの少なくとも1つを含む、請求項10に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  12. 前記方法は、
    HDRディスプレイの環境の情報を得ることと、
    前記環境の前記情報に基づいて前記輝度変化を決定することと
    をさらに含む、請求項8に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  13. 前記環境の前記情報は、周囲の光の値および視聴距離の少なくとも1つを含む、請求項12に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  14. 前記方法は、前記輝度値の前記低減の量が減少するように、前記ビデオストリームにおける後続のフレームの前記輝度値を低減することをさらに含む、請求項8に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  15. ビデオストリームの輝度を管理する方法であって、
    前記ビデオストリームの輝度値を得ること(501)と、
    時間窓内の輝度変化を超える前記ビデオストリームの輝度の増加を決定すること(502)であって、前記輝度の前記増加は、前記ビデオストリームのフレームで起こる、決定することと、
    前記フレームの前記輝度値を低減すること(503)と、
    前記低減された輝度値に基づいて、修正されたフレームを決定すること(504)と
    を含む、方法。
  16. 前記輝度は、平均輝度であり、および前記平均輝度の前記増加は、前記フレームの前記平均輝度と前記時間窓の開始時のフレームの前記平均輝度との差に基づいて決定される、請求項15に記載の方法。
  17. HDRディスプレイの特性を得ることと、
    前記HDRディスプレイの前記特性に基づいて前記輝度変化を決定することと
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記HDRディスプレイの前記特性は、最大明度、明度設定、ガンマ値および画面サイズの少なくとも1つを含む、請求項17に記載の方法。
  19. HDRディスプレイの環境の情報を得ることと、
    前記環境の前記情報に基づいて前記輝度変化を決定することと
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  20. 前記環境の前記情報は、周囲の光の値および視聴距離の少なくとも1つを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記輝度値の前記低減の量が減少するように、前記ビデオストリームにおける後続のフレームの前記輝度値を低減することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
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