JP2018534812A - 通信システムにおけるデータフロートランスポートのための改善されたプライオリティハンドリング - Google Patents

通信システムにおけるデータフロートランスポートのための改善されたプライオリティハンドリング Download PDF

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Abstract

通信システムにおけるデータフローのプライオリティハンドリングのためのシステムは、1つ以上のデータベアラと、データフロー間のプライオリティ付けを行うように構成されるプライオリティハンドリングモジュールと、を備える。前記プライオリティハンドリングモジュールは、第1のデータフローのプライオリティの構成又は再構成についてのリクエストを受信し、前記第1のデータフローのプライオリティ共有識別子を取得する、ように構成され、前記通信システム内の、前記第1のトランスポートデータフローの前記プライオリティ共有識別子を有する他のデータフローを識別する、ようにも構成される。前記プライオリティハンドリングモジュールは、前記第1のデータフローに関連付けられ及び前記通信システム内の前記第1のトランスポートデータフローの前記プライオリティ共有識別子を有する何らかの他の識別されたデータフローにも関連付けられるプライオリティルールを更新して、共有されるプライオリティルールに関し合意する、ように構成される。【選択図】図2

Description

ここで提示される実施形態は、通信システムにおけるデータフロートランスポートのためのプライオリティハンドリングに関連する。具体的には、本開示は、上記データフロートランスポートのプライオリティハンドリングのための、システム、方法、コンピュータプログラム、ネットワークノード及びメッセージに関連する。
図1は、無線基地局又はeNodeBといったアクセスポイント120へワイヤレスに接続している複数のワイヤレスデバイス110、を含む通信ネットワーク100を示している。アクセスポイント120は、転じて、サービングゲートウェイ(GW)130及びパケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)140を介して、ワイヤレスデバイスをパケットデータ通信ネットワークといった外部ネットワーク150へ接続する。
図2は、図1に示したネットワークのようなワイヤレス通信ネットワーク200を、3GPP(3rd Generation Partnership Project)の設定において示している。ここでは、ワイヤレスデバイス110は、3GPP TS23.002v13.3.0に従って、EPS(Evolved Packet System)ネットワークへ接続される。ワイヤレスデバイスは、EPSベアラと呼ばれる仮想的な接続を使用し、EPSベアラは、PGW内で終端し、1つ以上のトラフィックフロー、即ちサービスデータフロー(SDF)のトランスポートを、3GPP TS23.203v13.5.1に従って有効化する。EPSベアラは、ワイヤレスデバイスとアクセスポイント(120)との間のデータ無線ベアラにより搬送される。EPSベアラは、共通的なサービス品質(QoS)の取扱いを受けるSDFを一意に識別し、それはワイヤレスデバイスとPGWとの間のプライオリティを含む。3GPP TS23.203v13.5.1において定義されている通りのサービス品質は、QCI(Quality of Service Call Identifier)及びARP(Allocation and Retention Priority)属性の双方を含む。EPSベアラは、3GPP TS23.401v13.4.0及び3GPP TS36.300v13.1.0において定義されている。注記されることとして、EPSベアラはワイヤレスデバイス110とピアエンティティとの間のエンドツーエンドのサービストランスポートの一部を成し、いくつかの観点によればピアエンティティは外部ネットワーク150内に位置する。
3GPP TS36.331v12.7.0は、ワイヤレスデバイスが最大8つのデータ無線ベアラをサポートするのみであることを記述している。それらデータ無線ベアラのうちの3つを、確認応答無しモード(UM:unacknowledged mode)で使用することができ、UMは、リアルタイムメディアトラフィック、即ち低レイテンシで伝達されることが好ましいトラフィックを送信するために好適なモードである。
3GPP TS36.300v13.1.0において定義されているように、ワイヤレスデバイスがネットワーク150といったIPネットワークへ接続する際に1つのEPSベアラが確立され、それはIPネットワークへの接続のライフタイムを通じて確立されたまま維持されて常時オンのIP接続性をワイヤレスデバイスへ提供する。そのベアラを、デフォルトベアラという。デフォルトベアラは、ベストエフォートサービスであり、各デフォルトベアラにはIPアドレスが付随する。同じIPネットワークへ向けて確立される任意の追加的なEPSベアラを、専用ベアラという。
図2の設定において、プライオリティは、EPSベアラごとに定義される属性である。プライオリティは、3GPP TS23.203v13.5.1に従ってベアラレベルパラメータであるARP(Allocation and Retention Priority)に関連付けられる。ARPのプライオリティ情報は、通信システム200を通じた流入(admission)の期間中により高いプライオリティを有するEPSベアラにより低いプライオリティを有するEPSベアラに対する優先権(preference)を与えるために使用される。プライオリティ属性は、例えば公衆安全(Public Safety)オペレータ及び公衆安全エイジェンシにより提供されるような、いわゆるミッションクリティカルなサービスのために不可欠である。それは、そうしたサービスがしばしば低レイテンシ及び/又は高信頼性のトランスポートを要するためである。そうしたミッションクリティカルなサービスの例は、警察、火災及びレスキューサービス、並びに緊急医療を含む。
3GPP TS23.203v13.5.1によれば、他のSDFと同じEPSベアラを共有する第1のSDFについてプライオリティの修正がリクエストされた場合、以下が保証される:
(a)リクエストされたプライオリティと、第1のSDFについて3GPP TS23.203v13.5.1において定義されているものと同一のQoS(Quality of Service)クラス識別子(QCI)とを伴う他のEPSベアラが存在する場合、第1のSDFはそのEPSベアラへ移される、又は、
(b)リクエストされたプライオリティと、上記同一のQCIとを伴う他のEPSベアラが存在しない場合、通信システムは、リクエストされた修正プライオリティパラメータを有する、第2のSDFをトランスポートするための新たなEPSベアラの生成を試行する。
ワイヤレスデバイス別のEPSベアラ数の制限に少なくとも部分的に起因して、現行のプライオリティ修正の振る舞いは、ミッションクリティカルな要件と整合しない。それがなぜかを理解するために、SDFのプライオリティの修正がリクエストされる際にワイヤレスデバイスが既に確立済みの3つのEPSベアラ(UM)を有している一例としてのシナリオを考慮されたい。修正後のプライオリティが同じQCIを伴う既存のEPSベアラについて定義されているプライオリティではないとすると、これは新たなEPSベアラがリクエストされることに帰結し、即ち、通信システムにおいてEPSベアラの生成が試行されるであろう。3つのEPSベアラが既に確立済みであるために、ネットワークは、新たなEPSベアラを生成するためのリクエストを拒絶するであろう。その直接的な結果として、修正後のSDFは接続性を失い、リソースが許可されなかったという通知をアプリケーションシステムが受け取ることになる。同じ一連の事象が、当然ながら、どのEPSベアラによっても以前に使用されていない特有のプライオリティ構成を有する新たなSDF向けのリソースを確立するためのリクエストについて生じる。
よって、上で議論したタイプの通信ネットワークにおける改善されたプライオリティハンドリングについてのニーズが存在する。具体的には、ミッションクリティカルなサービスのために使用される通信システムにおける改善されたプライオリティハンドリングについてのニーズが存在する。
ここで提示される実施形態の目的は、通信システムにおける改善されたプライオリティハンドリングを提供することである。
第1の観点によれば、通信システムにおけるデータフローのプライオリティハンドリングのためのシステムが提示される。上記システムは、各々がデータフローの1つ以上をトランスポートするように構成される1つ以上のデータベアラ、を含む。上記システムは、データフロー間のプライオリティ付けを行うように構成されるプライオリティハンドリングモジュール、をも含む。上記プライオリティハンドリングモジュールは、第1のデータフローのプライオリティの構成又は再構成についてのリクエストを受信する、ように構成される。上記プライオリティハンドリングモジュールは、上記第1のデータフローのプライオリティ共有識別子を取得する、ようにも構成される。上記プライオリティハンドリングモジュールは、上記通信システム内の、上記第1のトランスポートデータフローの上記プライオリティ共有識別子を有する他のデータフローを識別する、ようにさらに構成される。上記プライオリティハンドリングモジュールは、上記第1のデータフローに関連付けられ及び上記通信システム内の上記第1のトランスポートデータフローの上記プライオリティ共有識別子を有する何らかの他の識別されたデータフローにも関連付けられるプライオリティルールを更新して、共有されるプライオリティルールに関し合意する、ように構成される。
これにより、許容可能な最大数よりも多くのデータフローベアラを生成するリスクが低減される点において、改善されたプライオリティハンドリングを有する通信システムが提供される。
例えば、EPSベースの通信システムは、提示される技法により、各トラフィックフローのプライオリティのニーズに関わらず、トラフィックフローがプライオリティ共有識別子を共通して有する限り、通信のために1つのEPSベアラを再利用することになる。結果として、提案される解決策は、EPSベアラの最大数に達し、追加的なEPSベアラの生成の失敗に起因して何らかのSDFのための接続性が失われる確率を制限する。
言い換えると、ワイヤレスデバイスにおける例えばEPSベアラの制限に起因してクリティカルサービスが拒絶されてしまう問題に対処するための解決策は、同一のプライオリティ共有識別子に関連付けられるSDFの間でプライオリティを共有する可能性、即ちプライオリティ識別子を共有する可能性を導入することである。
第2の観点によれば、通信ネットワークにおいてプライオリティハンドリングモジュールにより実行される方法が提示される。上記方法は、通信システム内のデータフローに関連付けられるプライオリティルールの構成又は再構成についてのリクエストであって、プライオリティ共有識別子を含む当該リクエストを受信すること、を含む。上記方法は、受信される上記リクエストに基づいて、上記通信システムのプライオリティパラメータを計算すること、及び、上記通信システム内の上記プライオリティ共有識別子に関連付けられる他のデータフローを識別することと共に、構成又は再構成についての上記リクエスト、及び上記通信システム内の上記プライオリティ共有識別子に関連付けられる何らかの他の識別されたデータフローの既存のプライオリティ構成に基づいて、共有されるプライオリティパラメータを判定すること、をも含む。
ある観点によれば、判定される上記共有されるプライオリティパラメータに基づいて、上記通信システム内のデータフローに関連するプライオリティ構成を更新すること、をも含む。
いくつかの観点によれば、上記プライオリティハンドリングモジュールは、3GPPにより定義される通信システムのPCRF(Policy and Charging Rule Function)を含む。
いくつかの観点によれば、上記プライオリティハンドリングモジュールは、3GPPにより定義される通信システムのPCEF(Policy and Charging Enforcement Function)を含む。
通信システムのネットワークノードにおいて実行された場合に、上記通信システムに、ここで開示される通りの方法を実行させるコンピュータプログラムコード、を含むコンピュータプログラム、もまたここで開示される。
通信ネットワークにおいてプライオリティハンドリングを実行するように構成されるネットワークノードがここでさらに開示される。上記ネットワークノードは、通信システム内のデータフローに関連付けられるプライオリティルールの構成又は再構成についてのリクエストであって、プライオリティ共有識別子を含む当該リクエストを受信する、ように構成される受信モジュール、を備える。上記ネットワークノードは、受信される上記リクエストに基づいて、上記通信システムのプライオリティパラメータを計算する、ように構成される計算モジュール、上記通信システム内の、上記プライオリティ共有識別子に関連付けられる他のデータフローを識別する、ように構成されるデータフロー識別モジュール、並びに、構成又は再構成についての上記リクエスト、及び上記通信システム内の上記プライオリティ共有識別子に関連付けられる何らかの他の識別されたデータフローの既存のプライオリティ構成に基づいて、共有されるプライオリティパラメータを判定する、ように構成される判定モジュール、をも備える。
提案される解決策は、いくつかの観点によれば、PCC(Policy and Charging Control)に基づく。PCCの機能性は、PCEF(Policy and Charging Enforcement Function)、PCRF(Policy and Charging Rules Function)及びAF(Application Function)からなる。プライオリティの共有に関する提案される解決策は、PCEF若しくはPCRFのいずれか、又はそれら2つの組み合わせで実装されることができる。
そのうえ、通信システムにおいてある数のSDF(Service Data Flow)の共有されるプライオリティハンドリングのために構成される修正AAR(Authentication/Authorization Request)メッセージがここで開示される。上記修正AARメッセージは、GCS識別子(Group Communication Service Identifier)を含み、上記GCS識別子の値のレンジの少なくとも一部が上記通信システムのプライオリティ共有識別子又はプライオリティ共有キーを定義する。
上記方法、コンピュータプログラム、ネットワークノード及びメッセージは、全て、上で言及したシステムとの関連において既に説明した利点に対応する利点を呈する。
次に、以下の添付図面を参照しながら、本開示がより詳細に説明されるであろう。
通信ネットワークの概略図を示している。 通信ネットワークの概略図を示している。 従来技術に係るプライオリティハンドリングの一例を示している。 従来技術に係るプライオリティハンドリングの一例を示している。 本開示の複数の観点に係るプライオリティハンドリングの例を示している。 本開示の複数の観点に係るPCRFにより実行される方法を例示するフローチャートを示している。 本開示の複数の観点に係るプライオリティハンドリングの例を示している。 本開示の複数の観点に係る方法を例示するフローチャートである。 本開示の複数の観点に係る方法を例示するフローチャートである。 本開示の複数の観点に係る方法を例示するフローチャートである。 本開示の複数の観点に係るネットワークノードを概略的に示している。 本開示の複数の観点に係る修正AAR(Authentication/Authorization Request)メッセージを概略的に示している。 データフローのプライオリティハンドリングを実装する通信ネットワーク内のシグナリングを概略的に示している。
これ以降、本発明概念のある実施形態が示されている添付図面を参照しながら、本発明概念がより充分に説明されるであろう。しかしながら、本発明概念は、多くの異なる形式で具現化されてよく、ここで説示される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、それら実施形態は、本開示を綿密且つ完結したものとするように例示の手段で提供されており、本発明概念のスコープを当業者に充分に伝えるであろう。類似の番号は、本説明を通じて類似の要素への言及である。破線で示されたいかなるステップ又は特徴も、オプション的なものとして見なされるべきである。
上で議論したように、図1及び図2は、通信ネットワーク100、200の概略図を示している。ワイヤレスデバイス110は、1つ以上のデータフローを用いて外部ネットワーク150へ接続される。そうしたデータフローの1つの例は、3GPP SDFである。しかしながら、本技法は、そのタイプのデータフローに限定されるのではなく、広い範囲の様々なタイプのデータフローへ適用可能である。
ワイヤレスデバイス110の例は、限定ではないものの、移動局、モバイルフォン、ハンドセット、ワイヤレスローカルループフォン、ユーザ機器(UE)、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、及びタブレットコンピュータを含む。アクセスポイント120の例は、限定ではないものの、無線基地局、基地送受信局、ノードB、拡張ノードBを含む。当業者は理解するように、通信システム100、200は、複数のアクセスポイント120を含んでよく、その各々が複数のワイヤレスデバイス110へネットワークアクセスを提供する。ここで開示される実施形態は、アクセスポイント120又はワイヤレスデバイス110のいかなる具体的な数にも限定されない。その点において、通信システム100、200は、プライオリティハンドリングを含むものと想定される。プライオリティハンドリングは、通信システムがいくつかのデータフローに、よりプライオリティの低い他のデータフローに対して優先権を与えることを可能にする。高められたプライオリティを与えられることの多いデータフローの例は、上で議論したような、ミッションクリティカルな通信に関連するデータフローを含む。
ここでプライオリティ、プライオリティパラメータ又はプライオリティ値について議論する場合、それは広い意味でプライオリティへの言及である。即ち、より低いプライオリティを有するデータフローに対して、より高いプライオリティを有するデータフローに、通信システムにおけるトランスポート又は記憶の期間中に、あるタイプの優先的な取扱いを与える、という概念である。
3GPPの設定では、プライオリティは、少なくとも部分的に、ARP(Allocation and Retention Priority)属性を用いて特定される。ARP属性は、0〜15の間のプライオリティレベル値(値0は他の用途のために予約され、値1が最高のプライオリティを、値15が最低のプライオリティを提供する)と、PCI(Preemption Capability Indicator)フラグと、PVI(Preemption Vulnerability Indicator)フラグとを含む。ここでは、プライオリティとは、ARP属性のこれら構成要素のいかなる組み合わせへの言及であってもよい。
上で議論したように、3GPPにより定義されるUEといったワイヤレスデバイスは、いくつかのケースにおいて、いくつのデータベアラを同時にサポートすることができるかという点での無線インタフェースに関する制限に関連付けられる。上で言及した3GPP標準では、確認応答無しモードのデータ無線ベアラ(UM DRB)は、ワイヤレスデバイス別に同時に3つのみ確立することを許容される。
PTT(Push-To-Talk)、及びVoLTE(video and voice-over-LTE)といった他のサービスは、保証ビットレート(GBR)データベアラの特性を要し又は少なくとも選好する。従って、全てのPTT関連のデータフローは、それらGBRベアラのうちの1つへインストールされる可能性が高い。そのうえ、上記サービスのためのGBRベアラは、UM DRBの特性を要し又は少なくとも選好する。
ミッションクリティカルPTT(MCPTT)アプリケーションサーバは、その時点で確立されているEPSベアラの、及びPCRFによりいかにしてPCCルールが評価されるのかのいかなる知識も有しない。その結果、MCPTTアプリケーションサーバが緊急のグループ通信のためのリソースをリクエストした場合であってその時に、当該アプリケーションは、その緊急メディアのトラフィックフローがベアラハンドリングに関してネットワークレイヤ上でどのように実際に扱われるかを知得しないことになる。
緊急のグループ通信は、例えばVoLTEのためにその時点で構成されているよりも良好なプライオリティの取扱いを要する可能性が最も高いであろう。従って、PCRFは、他のグループ通信トラフィックフロー向けのものよりも良好なARP、即ちより高いプライオリティでPCCルールを評価する可能性が最も高いであろう。この直接的な結果として、PCEFは、リクエストされる特性を有する既に存在するEPSベアラが無いとすれば、緊急のグループ通信のために新たな専用のEPSベアラの生成を試行することになる。
緊急のグループ通信がリクエストされる時点で既に3つのEPSベアラ(UM)が確立されている場合、追加的なベアラを求めるそのリクエストは、最大数のEPSベアラ(UM)が既に確立されているために、ネットワーク又は通信システムにより拒絶されることになる。これは、当然ながら、迅速かつ信頼性の高い接続に依拠している多くのミッションクリティカルなサービスにとって受け入れ可能ではない。EPSベアラの破棄に起因する接続性喪失を被ることは、ミッションクリティカルなアプリケーションにとって重大な結末を有しかねない。
この問題に対する以下に詳述される解決策は、データフロー間のプライオリティ共有の概念を導入することである。この新規な概念によれば、データフローは、プライオリティ共有識別子又はプライオリティ共有アイデンティティに関連付けられ得る。このプライオリティ共有識別子は、キーのように動作し、あるデータフローを、同じキーを有する他のデータフローにリンクさせる。そして、プライオリティを共有する複数のデータフローがデータフローのセットを形成する。データフローのこのセットは、プライオリティについて言えば通信システム内で共通の取扱いを与えられることになる。その効果は、同一のプライオリティ共有識別子を有する他のデータフローがトランスポートされているEPSベアラに、あるデータフローがその時点で割り当てられる場合、そのデータフローが新たなEPSベアラへ割り当てられなくなることである。
例示のために、本概念が使用される次の2つの例示的なシナリオを考慮されたい:
(i)第1のデータフローが第1のプライオリティ共有識別子に関連付けられており、第1のEPSベアラによりトランスポートされ、最大数のEPSベアラが割り当て済みであるものとする。また、第1のプライオリティ共有識別子を有する第2のデータフローが導入されるものとする。この第2のデータフローは、すると、第1及び第2のデータフローのプライオリティ設定に関わらず、第1のEPSベアラへ割り当てられることになる。第1のデータフローが第2のそれよりも低いプライオリティを有するケースでは、そのプライオリティが第2のデータフローのプライオリティに適合するように増加させられるであろう。第2のデータフローが第1のデータフローのそれを下回るプライオリティを有する場合、そのプライオリティは、第1のそれに適合するように増加させられるであろう。双方のケースにおいて、それら2つのデータフローは、共通のプライオリティ共有識別子に起因して、共通のプライオリティの取扱いを与えられることになる。プライオリティの共有が適用される場合、デフォルトベアラのプライオリティもまた、第2のデータフローのそれに適合するように増加させられる。
(ii)第1及び第2のデータフローが同一のプライオリティを有するように構成されており、同一のプライオリティ共有識別子をも有し、共に第1のEPSベアラへ割り当てられているものとする。また、第2のデータフローのプライオリティレベルが増加するように再構成されるものとする。このケースでは、第1のデータフローのプライオリティレベルもまた、第2のデータフローのそれに適合するようにやはり増加させられ、これは、2つのデータフローが依然として同一のEPSベアラ内でトランスポートされ得ることを意味する。プライオリティの共有が適用される場合、デフォルトベアラのプライオリティもまた、第2のデータフローのそれに適合するように増加させられる。
よって、プライオリティ共有識別子を共通して有する例えばSDFなどの複数のデータフローが寄せ集められ、実際のSDF別に構成されたプライオリティ値に関わらず共通のプライオリティの取扱いを与えられる。これは、それらを同一のEPSベアラへ割り当てることができることを意味する。
緊急のアクティビティの無い通常のシナリオでは、ユーザがリッスンする全てのグループ通信セッションは同一のプライオリティの取扱いを経験する。よって、それらは同一のEPSベアラにより搬送される。緊急のセッションについてのリクエストが存在する場合、そのセッションのプライオリティは、ネットワーク内でトランスポートされる期間中にそのデータフローが優先されることを確保するために引き上げられる可能性が最も高いであろう。そうしたシナリオにおいて、EPSシステムは、最良のプライオリティを要する緊急サービスのプライオリティに適合するようにEPSベアラを調整することになる。その結果として、他のグループ通信セッションについてのPCCルールもまた引き上げられたプライオリティに適合するように調整される。
この技法のさらなる詳細及び例が以下に与えられるであろう。
ここで提示される解決策の1つの観点は、EPSシステムが全てのPTT(Push-To-Talk)関連トラフィックフロー及び/又はミッションクリティカル関連サービスデータフローを、共有されるプライオリティの取扱いを伴うGBR特性を有する1つの専用のEPSベアラへ集める仕組みを有効化する可能性である。これは、より効果的なベアラの利用につながり、それにより他のサービスのトラフィックフローのためにEPSベアラが解放されることになる。
プライオリティ共有識別子又はプライオリティ共有キーは、本発明概念のいくつかの3GPP関連の観点によれば、Rxインタフェース上のグループ通信サービス識別子(GCS-Identifier)の範囲内でアプリケーションにより提供される識別子である。例えば、GCS識別子のパラメータ空間のサブレンジがプライオリティ共有識別子機能のために予約されてもよい。GCS識別子パラメータは、3GPP TS29.214v13.3.0において定義されている。
当然ながら、データフローを同一のプライオリティ構成でトランスポートし及びプライオリティに関して1つのエンティティとして取り扱うことができるように、所与のデータフローについてプライオリティハンドリングシステムがプライオリティ共有識別子を取得し及び通信システム内の同一のプライオリティ共有識別子を有する他のデータフローを識別することをプライオリティ共有識別子が可能とする限り、プライオリティ共有識別子を定義し及び通信するための他の可能性が存在する。
例えばPTT(Push-to-Talk)などのアプリケーションは、いくつかの観点によれば、所与のワイヤレスデバイス又は複数のワイヤレスデバイスのグループに関連付けられる全てのPTT関連SDFについて同一のプライオリティ共有識別子を提供するであろう。同一のプライオリティ共有識別子を伴う複数のSDFが、プライオリティハンドリングに関して併せて一単位として取り扱われることになる。そのプライオリティをより良好なものへと修正することに続く帰結として、EPSシステムは、ワイヤレスデバイスについて同一のプライオリティ共有識別子を伴う全てのSDFを修正後のものへ調整し、デフォルトベアラのプライオリティを修正後のSDFと同じレベルへ調整する。
提案される解決策は、いくつかの観点によれば、3GPP TS23.203v13.5.1において定義されているPCC(Policy and Charging Control)に基づく。PCCの機能性は、PCEF(Policy and Charging Enforcement Function)、PCRF(Policy and Charging Rules Function)及びAF(Application Function)からなる。プライオリティ共有に関する提案される解決策は、PCEF若しくはPCRFのいずれか、又はそれら2つの組み合わせで実装されることができる。
PTTといった3GPPグループ通信アプリケーションにおいて、リソースを求めるリクエストは、AF(Application Function)からPCRFへRxインタフェース上で送信される(図2参照)。PCRFは、そのリクエストを評価し、適用されるべきプライオリティ(ARP)を計算し又は判定する。
次に、従来技術に係るプライオリティハンドリングの例が図3a及び図3bとの関連において与えられ、続いて本発明概念が議論されるであろう。
図3aを参照すると、あるアプリケーションが、時刻Aにおいて、3GPP TS29.214v13.3.0に従い、Rxインタフェース上でPCRFへAAR(Authentication / Authorization Request)メッセージを送信することにより、グループG1についてのリソースを要求する。次いで、PCRFは、Gxインタフェース上でPCEFとの通信を進め、その後、EPSベアラがG1のためのSDFを収容するようにセットアップされる。
図3aにおいて、グループ通信システムは、ミッションクリティカルな(MC)PTTアプリケーションサーバ(AS)、即ちMCPTTサーバと、SIP(Session Initiation Protocol)コアとを含むように示されている。
次に、図3bを参照すると、同一の又は異なるアプリケーションが、時刻Bにおいて、ミッションクリティカルなアプリケーションに関連付けられる第2のグループG2についてのリソースをリクエストする。従って、グループG2は、より高いプライオリティ、即ち本例では5というプライオリティ値(予約プライオリティ=5)をリクエストする。PCRFは、従って、G2についてサービス品質クラスインジケータ(QCI)及びARPを計算し(QCI=1、ARP=5)、これはG1のそれ(QCI=1、ARP=10)とは異なる。従って、G1についてのSDFとG2についてのSDFとは、互いに異なるEPSベアラにおいてトランスポートされることになり、これが図3bにおいて2つの別個のEPSベアラとして示されている。
結果的に、上で議論したように、図3bでは、EPSベアラの数に関する上で言及した制限に起因して新たなEPSベアラを生成することができないというリスクが存在する。
図4を参照すると、上の問題に対する解決策が、本発明概念に従って概略的に示されている。図4の例では、グループG1についてのSDFが時刻Aにおいて存在するものとされ、続いて時刻Bにおいて新たなグループG2、続いて時刻Cにおいてまた別のグループG3の追加が行われる。
ここで、アプリケーションは、3GPP TS29.214v13.3.0に従い、Rxインタフェース上でPCRFへAARメッセージを送信することにより、リソースを要求する。それは、新たなSDFのためのリソース又は既存のSDFのための修正されるリソースであり得る。このメッセージは、GCS識別子パラメータの範囲内のプライオリティ共有識別子を含む。PCRFは、リクエストが適用されるユーザ及びアクセスポイント名(APN)(3GPP TS23.003v13.3.0)を見つけ出すための処理である、3GPP TS29.213v13.3.0に記述された通りのセッションバインディングを実行する。PCRFは、アプリケーションから受信される情報を用いて、PCCルールを評価する(3GPP TS23.203v13.5.1)。PCCルールは、ユーザプレーンプライオリティ及びQoS制御を有効化するために要する情報を含む。
PCRFが本発明概念の観点に係るプライオリティ共有のロジックを保持している場合、PCRFは、複数の観点に従い、次のことを行うことになる:
(a)PCRFは、AAR情報を解析し及びGCS識別子を見て、それがプライオリティ共有のためにマーク付けされているかを認識するであろう。プライオリティ共有識別子でマーク付けされたリクエストは、暗黙的に、同一のプライオリティ共有識別子又はプライオリティ共有キーを伴う他のSDFを探すようにPCRFへ指示する。図4の例では、GCS識別子=100を伴う他のSDFが探される。新たなリクエストの要求されたプライオリティがその時点の構成と比較して引き上げられる場合、PCRFは、同一のプライオリティ共有識別子に関連付けられる全てのPCCルールを、それらSDFのうち最高のプライオリティのレベルへ修正するであろう。新たなリクエストの要求されたプライオリティがその時点の構成と比較して引き上げられる場合、PCRFは、デフォルトベアラのプライオリティを、それらSDFのうち最高のプライオリティのレベルへ修正するであろう。要求されたSDFのプライオリティが既に存在するSDFよりも低い場合、その新たなSDFは、他のSDFと同一のプライオリティ共有キーを共有しているために、より高いプライオリティを受け取るであろう。
(b)PCRFは、複数の観点に従い、AAA(Authentication/Authorization Answer)メッセージで応答し得る。
図4の例では、時刻BにおいてグループG2が導入される際に、それは、既存のグループG1に等しいプライオリティ共有識別子と共に導入される(GSC識別子=100)。よって、より高いARPプライオリティレベル値、即ちより低いプライオリティを有するグループG1は、新たなグループG2と同一のプライオリティ構成へ再構成される。図4に示したように、これは、G1及びG2が同一のPCCルールを有する(QCI=1、ARP=5)ことから新たなEPSベアラが生成されないこと、及び、グループG1及びG2の双方のSDFが共有されるEPSベアラへ割り当てられること、を意味する。
グループG2の導入の期間中のグループG1の再構成の結果は、EPSベアラの構成がQCI=1、ARP=10からQCI=1、ARP=5という新たな構成へ変化することである。
さらに、図4の例は、時刻Cにおける新たなグループG3の導入を示している。このグループは、プライオリティ値7に関連付けられ、既存のグループG1及びG2と同一のプライオリティ共有識別子を有する。プライオリティ値7はその時点で構成されているEPSベアラのARP値よりも高いものの、G3向けのSDFは、図4に示したように、ARP値5を与えられ、同一のベアラ内に配置される。
グループG3のプライオリティ再構成の結果は、EPSベアラの構成が変化せず、即ちQCI=1、ARP=5に留まることである。
よって、理解され得ることとして、プライオリティ共有識別子を使用し及び既存の及びリクエストされたプライオリティパラメータに基づいて新たなPCCルールを計算するという本概念に起因して、異なる複数のSDFを収容するために新たなEPSベアラが割り当てられない。結果的に、改善されたプライオリティハンドリングが提供される。
図5は、少なくとも部分的にPCRFによりプライオリティ共有の仕組みが実行される、本開示の複数の観点に係る方法を例示するフローチャートを示している。アプリケーション機能からPCRFへRx上で送信されるリソースを求めるリクエストに続いて、上記方法は、次を含む
−PCRFは、Rx上での入力に基づいてARPを計算510する。新たなPCCルールが生成される。
−プライオリティ共有識別子であるGCS識別子が提供された場合、同一の識別子を有する他のセッションを識別520する。
−前のステップにおいて識別されたセッションについての共通のARP(通常、最も低いプライオリティ値ARP)を計算530する。
−ARPの上記共通の値で全ての関係するPCCルールを更新540する。
−オプションとして、より良好なARPを伴うセッションが終了した場合に以前のARP値へ立ち戻ることができるように、Rxリクエスト情報を記憶550する。
次に図6へ移ると、図4の例のケースのようにPCRF16ではなく、PCEF141が主に関わる本発明概念の複数の観点が示されている。PCEFがプライオリティ共有のロジックを保持している場合、PCEFは、次のことを行うことになる:
(a)PCEFは、Gxインタフェース上でPCRFからSDFに関連付けられる新たな又は修正されたPCCルールを受信する。そのPCCルールは、プライオリティ共有を適用する新たなプライオリティルールがSDFへ関連付けられることを当該PCRFへ通知する目的を伴う、新たなプライオリティ共有パラメータ又はプライオリティ共有識別子を含む。
(b)PCEFは、ユーザ及びAPNについてインストールされたPCCルールを解析して、他のSDFがプライオリティ共有の対象であるかを認識する。それらが新たなプライオリティ共有パラメータの同一の値を保持している場合には、対象である。
(c)次いで、PCEFは、同一のプライオリティ共有値又はプライオリティ共有識別子を有する全てのSDFのプライオリティの、それらSDFのうちの最高のプライオリティのレベル(通常は、最も低いプライオリティ値ARP)への調整を進める。PCEFは、デフォルトベアラのプライオリティのそれらSDFのうちの最高のプライオリティのレベルへの調整をも行う。
よって、あらためて言うと、理解され得ることとして、プライオリティ共有識別子を用いる本技法に起因して、異なる複数のSDFを収容するために新たなEPSベアラが割り当てられない。これは、図6において、G1〜G3についてリクエストされたプライオリティが異なる場合でさえ、G1〜G3についてのSDFを単一のEPSベアラがトランスポートすることにより示されている。結果的に、改善されたプライオリティハンドリングが提供される。
提案される解決策の結果は、プライオリティの変化時に追加的なベアラを生成するリスクが排除され又は少なくともかなり低減されることである。
いくつかの観点によれば、プライオリティ共有の識別のために、TS29.214v13.3.0におけるRxインタフェース仕様において定義されているGCS識別子パラメータを使用することが提案される。上記観点によれば、GCS識別子を、同一のプライオリティの取扱いを共有すべき全てのグループ通信セッション又はSDFを識別するためのキーとして使用することができる。
上のさらなる例が、図12との関連において以下で与えられるであろう。
図7は、本開示の複数の観点に係る方法を例示するフローチャートを示している。
具体的には、通信ネットワーク100、200においてプライオリティハンドリングモジュール110、210により実行される方法700が示されている。当該方法は、通信システム内のデータフローに関連付けられるプライオリティルールの構成又は再構成についてのリクエストであって、プライオリティ共有識別子を含む当該リクエストを受信することS1、を含む。このリクエストは、図4及び図6に関連して例示したものである。そうしたリクエストが生成される一例は、例えば、アプリケーションがミッションクリティカルなステータスへ進行し、従って、関連付けられるSDFに、より高いプライオリティが付与されることをリクエストする場合である。そうしたリクエストが生成される他の例は、例えば、アプリケーションがミッションクリティカルなステータスから退出し、従って、関連付けられるSDFに、より低いプライオリティが付与されることをリクエストする場合である。
方法700は、受信される上記リクエストに基づいて、通信システムのプライオリティパラメータを計算することS2、をも含む。即ち、図4及び図6の例ではそれはARPパラメータである。
上記方法は、さらに、通信システム内の、プライオリティ共有識別子に関連付けられる他のデータフローを識別することS3、を含む。これは、本発明概念の裏にある1つの鍵である。この識別により、通信システムは、共通のプライオリティ共有識別子を有しプライオリティに関して均一な取扱いを与えられるデータフローをグルーピングすることができる。
上記方法は、構成又は再構成についての上記リクエスト、及び通信システム内の上記プライオリティ共有識別子に関連付けられる何らかの他の識別されたデータフローの既存のプライオリティ構成に基づいて、共有されるプライオリティパラメータを判定することS4、をも含む。この判定が、プライオリティに関して複数のデータフローの均一な取扱いが生じる場である。共有されるプライオリティパラメータは、図4及び図6において、最高のプライオリティを与える最も低いARPパラメータによって例示されている。但し、本技法は、この具体的な共有プライオリティパラメータには決して限定されない。逆に、共通するプライオリティ共有識別子を有するデータフローへプライオリティ値を割り当てるために、いかなるプライオリティポリシーを適用することもできる。例えば、ARPの実際のプライオリティレベル値があっても無くても、PCI(Preemption Capability Indicator)フラグ及びPVI(Preemption Vulnerability Indicator)フラグで、共有プライオリティパラメータの一部を形成することができる。
複数の観点によれば、上記方法は、通信システム内のデータフローに関連する現行のプライオリティ構成を記憶することS5、をも含む。そうした記憶の1つの理由は、前の構成に戻ってプライオリティ構成を追跡し直すことができることである。プライオリティ構成のトラックレコードが利用可能であれば、通信システムにおいて前に使用されたプライオリティ構成を使用することを要するシナリオが発生する場合に、前の構成をリロードすることができる。
複数の観点によれば、上記方法は、判定された共有されるプライオリティパラメータに基づいて、通信システム内のデータフローに関連するプライオリティ構成を更新することS6、をさらに含む。この更新は、プライオリティ共有の概念に基づく判定されたプライオリティ構成の実際の適用である。注記されることとして、この更新は、図7に示した方法の他の部分を実行したものと同じノード又は演算モジュールにより実行されてもされなくてもよい。
図8は、本開示の複数の観点に係る方法を例示するフローチャートを示している。
具体的には、図7に示した方法の複数の観点が示されており、その方法のそれぞれの部分が通信システムのPCRFにおいて実行される。プライオリティハンドリング処理にPCRFが関与するケースの一例は、図4に関連して与えられている。
よって、観点800によれば、プライオリティハンドリングモジュールは、3GPPにより定義される通信システムのPCRF(Policy and Charging Rule Function)を含む。
複数の観点によれば、上記受信することS1は、GCS(Group Communication Service)識別子により与えられるプライオリティ共有識別子を有するSDF(service data flow)に関連するAAR(Authentication/Authorization Request)を受信することS11、を含む。このAARメッセージは、例えば図4との関連において議論されたものであり、後に図11との関連においても議論される。
複数の観点によれば、上記計算することS2は、ARP(Allocation and Retention Priority)を計算することS21、を含む。
複数の観点によれば、上記計算することS2は、PCI(Preemption capability)及び/又はPVI(Preemption Vulnerability)を計算することS22、並びに、受信されるAARについてのPCC(Policy and Charging Control)ルールを生成すること、を含む。
複数の観点によれば、上記識別することS3は、通信システム内の上記同一のプライオリティ共有識別子を有する他のSDFを識別することS31、を含む。
複数の観点によれば、上記判定することは、同一のGCS識別子を有する識別されるSDFの間で共通のARP(Allocation and Retention Priority)を計算することS41、を含む。これは、例えば、ARPのプライオリティレベルが計算されることを意味し得る。
複数の観点によれば、方法800は、計算される最低のプライオリティ値で、識別されるSDFについてのPCCルールを更新することS61、を含む。
複数の観点によれば、方法800は、通信システムの現行のPCCルール構成を記憶することS51、をさらに含む。
図9は、本開示の複数の観点に係る方法を例示するフローチャートを示している。
具体的には、図7に示した方法の複数の観点が示されており、その方法のそれぞれの部分が通信システムのPCEFにおいて実行される。プライオリティハンドリング処理にPCEFが関与するケースの一例は、図6に関連して与えられている。
よって、観点900によれば、プライオリティハンドリングモジュールは、3GPPにより定義される通信システムのPCEF(Policy and Charging Enforcement Function)を含む。
複数の観点によれば、上記受信することSA1aは、PCRFからプライオリティ構成又は再構成メッセージを受信すること、を含む。
複数の観点によれば、方法900は、上記構成又は再構成メッセージに関連付けられるプライオリティ共有属性を受信することSA1b、を含む。
複数の観点によれば、上記識別することは、通信システム内の上記プライオリティ共有属性を有する他のSDFを識別することSA3、を含む。
複数の観点によれば、上記判定することは、上記プライオリティ共有属性を有する識別されるSDFの間で共有されるプライオリティを判定することSA4、を含む。
複数の観点によれば、方法900は、共有されるプライオリティに基づいて、SDFについてのプライオリティ構成を更新することSA6、を含む。
図10は、本開示の複数の観点に係るネットワークノードを概略的に示している。具体的には、通信ネットワーク100、200においてプライオリティハンドリングを実行するように構成されるネットワークノード1000が示されている。当該ネットワークノードは:
通信システム内のデータフローに関連付けられるプライオリティルールの構成又は再構成についてのリクエストであって、プライオリティ共有識別子を含む当該リクエストを受信する、ように構成される受信モジュールSx1と、
受信される上記リクエストに基づいて、上記通信システムのプライオリティパラメータを計算する、ように構成される計算モジュールSx2と、
上記通信システム内の、上記プライオリティ共有識別子に関連付けられる他のデータフローを識別する、ように構成されるデータフロー識別モジュールSx3と、
構成又は再構成についての上記リクエスト、及び上記通信システム内の上記プライオリティ共有識別子に関連付けられる何らかの他の識別されたデータフローの既存のプライオリティ構成に基づいて、共有されるプライオリティパラメータを判定する、ように構成される判定モジュールSx4と、
を備える。
複数の観点によれば、上記ネットワークノードは、PCRF(Policy and Charging Rule Function)を実行する、ように構成される。
複数の観点によれば、上記ネットワークノードは、PCEF(Policy and Charging Enforcement Function)を実行する、ように構成される。
図11は、通信システムにおいてある数のSDF(Service Data Flow)の共有されるプライオリティハンドリングのために構成される修正AAR(Authentication/Authorization Request)メッセージ1100を概略的に示しており、当該修正AARメッセージは、グループ通信サービス識別子1110(GCS-Identifier)を含み、上記GCS識別子の値のレンジの少なくとも一部は、プライオリティ共有識別子1115又はプライオリティ共有キーを定義する。
図12は、本技法に従ってデータフローのプライオリティハンドリングを実装する、3GPPにより定義される通信ネットワークにおけるシグナリングを概略的に示している。
上で言及したように、ワイヤレスデバイスは、いくつかの通信システムにおいて、TS36.331v12.7.0に従い、3つまでの確認応答無しモードのデータ無線ベアラ(UM DRB)しか有することができない。このタイプのベアラは、典型的には、MCPTT呼におけるメディアのようなリアルタイムメディアのために使用される。例えば、VoLTE標準(IR.92)は、VoLTE呼においてそのメディアのためにUM DRBの使用を必須としている。
これのユースケースの例として、あるワイヤレスデバイスが1つのVoLTE呼、1つのMCVideo呼、及び1つのMCPTT呼に関与している場合、3つの利用可能なUM DRBの全てが使用されることになる。MCPTTサーバがMCPTT緊急呼を開始すると、ベアラを求めるリクエストは、UEが既に3つのアクティブなUM DRBを有することから、失敗するであろう。
これをハンドリングする1つの手法は、ここで提案したように、MCPTT呼が共通のEPSベアラプライオリティを共有することを可能にすることである。次いで、ベアラは、1つのワイヤレスデバイスのための(又はそのような固有のベアラ上の)MCPTT呼のリクエストされた最高のプライオリティへ設定されたプライオリティと共に構成される。あるユースケースは、次の通りであり得る:
MCPTTクライアントが3つのMCPTTグループに加入しており、全てのグループ上で進行中の呼が存在するものとする。MCPTTグループ呼のうちの1つがステータスを緊急へと変更する場合、ベアラのプライオリティが調整されるべきである(TS23.179v1.0.0 第10.11項参照)。このケースでは、ベアラ修正リクエストがPCCへ送信されることになり、PCCは、このMCPTT呼及び識別される他のMCPTT呼を搬送するEPSベアラについてプライオリティの調整がなされることを確実にすべきである。この機能は、PCCの拡張を要する。
これは、PCRFへ向けてのリソースリクエストにおいてプライオリティ共有識別子又はプライオリティ共有アイデンティティを提供することにより達成されることができる。プライオリティ共有識別子は、Gx上でPCEFへ転送され得る。このプライオリティ共有アイデンティティは、プライオリティを共有し得る1つのベアラ内の全てのサービスデータフロー(SDF)を識別するために使用される。よりプライオリティの低いMCPTT呼は、この手法で、よりプライオリティの高いEPSベアラに便乗することになるが、それが、全てのベアラが使用されている場合に緊急呼を拒絶しないことの代償となる。MCPTTサーバは、この代償を考慮に入れるべきである。
図12に示した情報のフローは、1つのEPSベアラ内の複数のSDFの間で共有されるプライオリティをサポートするためのPCCの更新を提案している。それらSDFは、プライオリティ共有アイデンティティで互いに関連付けられ、プライオリティ共有アイデンティティを、上で議論したように、RxインタフェースにおけるGCSアイデンティティAVP内に含めることができる。
また、マルチメディアプライオリティサービスの同じ原理に従って、同一のプライオリティで、デフォルトベアラをもアップグレードすべきである。
ここで提案した解決策は、別個のプライオリティを伴う2つ又は3つでさえあり得る並列的なUM DRBベアラをMCPTTが使用することに制限を取り入れるものではない。
図12を参照しつつ、MCPTTからの全ての前のリソースリクエストが同一のプライオリティ共有識別子を含んでいたものとする。図12には、次の一連のイベントが示されている:
1.MCPTTサーバは、進行中の呼のプライオリティを調整しなければならないと決定する。その一例は、MCPTTグループ呼が緊急呼へ変更される場合である(TS23.179v1.0.0第10.11項参照)。
2.MCPTTサーバは、SIP(Session Initiation Protocol)コアを介してUEへ、セッション更新リクエスト(例えば、SIP再招待(SIP re-invite)又はSIP更新(SIP update))を送信する。このリクエストは、MCPTTサーバにより使用されるプライオリティ共有識別子を含むであろう。
3.SIPコア内のプロキシ機能は、修正されたプライオリティをリクエストするために、Rx上でPCRFへAARリクエストを送信する。AARリクエストは、Rx上のGCS識別子AVP内のプライオリティ共有アイデンティティを含むであろう。そのAARリクエストは、図4及び図6との関連において議論したものである。
4.PCRFは、AAA(Authentication/Authorization Answer)で応答する。このAAAは、図4及び図6に関連して明示的には言及されなかったが、PCRFがAARを受信することの直接的な結果である。
5.PCCは、上で議論したように、同一のプライオリティ共有識別子に関連付けられるSDFを含むベアラについてのベアラプライオリティを更新する。そのプライオリティは、それらSDFのうちの最高のプライオリティ(最も低いARP)へ設定される。追加的なベアラは生成されない。デフォルトベアラのプライオリティもまた、それに応じて更新される。
6.セッション更新がMCPTTクライアントへ転送される。
言い換えると、ワイヤレスデバイスにおける例えばEPSベアラの制限に起因してクリティカルなサービスが拒絶されてしまう問題に対処するための解決策は、同一のプライオリティ共有識別子に関連付けられる複数のSDFの間でプライオリティを共有する可能性、即ちプライオリティ識別子を共有する可能性を導入することである。図12を参照すると、通信ネットワーク内のプライオリティハンドリングモジュール、即ちPCCにより実行される方法が示されている。その方法は、通信システム内のデータフローに関連付けられるプライオリティルールの構成又は再構成についてのリクエストを受信すること、を含み、当該リクエストは、プライオリティ共有識別子、即ちセッション更新及びAARを含む。図12におけるイベント5として示したPCCによるベアラプライオリティの更新は、受信されるリクエストに基づいて通信システムのプライオリティパラメータを計算すること、及びプライオリティ共有識別子に関連付けられる通信システム内の他のデータフローを識別することに加えて、構成又は再構成を求める上記リクエストと上記プライオリティ共有識別子に関連付けられる通信システム内の何らかの他の識別されるデータフローの既存のプライオリティ構成とに基づいて共有されるプライオリティパラメータを判定すること、の結果である。
本発明概念が主にわずかな実施形態への参照と共に上で説明されている。しかしながら、当業者により容易に認識されるように、以下の別添の列挙される実施形態のリストにより定義される通りの本発明概念のスコープの範囲内で、上で開示したもの以外の他の実施形態が等しく可能である。
1.
通信システム(100,200)におけるデータフローのプライオリティハンドリングのためのシステムであって、
各々がデータフローの1つ以上をトランスポートするように構成される1つ以上のデータベアラと、
データフロー間のプライオリティ付けを行うように構成されるプライオリティハンドリングモジュール(140,141,160)と、
を備え、
前記プライオリティハンドリングモジュールは、第1のデータフローのプライオリティの構成又は再構成についてのリクエストを受信する、ように構成され、
前記プライオリティハンドリングモジュールは、前記第1のデータフローのプライオリティ共有識別子を取得する、ように構成され、
前記プライオリティハンドリングモジュールは、前記通信システム内の、前記第1のトランスポートデータフローの前記プライオリティ共有識別子を有する他のデータフローを識別する、ように構成され、
前記プライオリティハンドリングモジュールは、前記第1のデータフローに関連付けられ及び前記通信システム内の前記第1のトランスポートデータフローの前記プライオリティ共有識別子を有する何らかの他の識別されたデータフローにも関連付けられるプライオリティルールを更新して、共有されるプライオリティルールに関し合意する、ように構成される、
システム。
2.
前記同一のプライオリティルールは、前記第1のトランスポートデータフローの前記プライオリティ共有識別子を有する、前記通信システム内の前記第1のデータフロー及び前記他の識別されたデータフローのうち、最高のプライオリティ値に対応する、実施形態1に記載のシステム。
3.
前記プライオリティハンドリングモジュールは、前記第1のデータフローに関連付けられるデータベアラのプライオリティルールを、前記共有されるプライオリティルールに関する合意におけるプライオリティルールに関連付けられるように更新する、ように構成される、実施形態1〜2のいずれかに記載のシステム。
4.
前記同一のプライオリティルールは、予め構成されるプライオリティポリシーに従って設定される、実施形態1に記載のシステム。
5.
通信ネットワーク(100,200)においてプライオリティハンドリングモジュール(110,210)により実行される方法(700)であって、
通信システム内のデータフローに関連付けられるプライオリティルールの構成又は再構成についてのリクエストであって、プライオリティ共有識別子を含む当該リクエストを受信すること(S1)と、
受信される前記リクエストに基づいて、前記通信システムのプライオリティパラメータを計算すること(S2)と、
前記通信システム内の、前記プライオリティ共有識別子に関連付けられる他のデータフローを識別すること(S3)と、
構成又は再構成についての前記リクエスト、及び前記通信システム内の前記プライオリティ共有識別子に関連付けられる何らかの他の識別されたデータフローの既存のプライオリティ構成に基づいて、共有されるプライオリティパラメータを判定すること(S4)と、
を含む方法。
6.
前記通信システム内のデータフローに関連する現行のプライオリティ構成を記憶すること(S5)、を含む、実施形態5に記載の方法。
7.
判定される前記共有されるプライオリティパラメータに基づいて、前記通信システム内のデータフローに関連するプライオリティ構成を更新すること(S6)、を含む、実施形態5又は実施形態6のいずれかに記載の方法。
8.
前記プライオリティハンドリングモジュールは、3GPPにより定義される通信システムのPCRF(Policy and Charging Rule Function)を含む、実施形態4〜7のいずれかに記載の方法(800)。
9.
前記受信すること(S1)は、GCS(Group Communication Service)識別子により与えられるプライオリティ共有識別子を有するSDF(service data flow)に関連するAAR(Authentication and Authorization Request)を受信すること(S11)、を含む、実施形態8に記載の方法(800)。
10.
前記計算すること(S2)は、ARP(Allocation and Retention Priority)を計算すること(S21)、及び、受信される前記AARについてのPCC(Policy and Charging Control)ルールを生成すること、を含む、実施形態9に記載の方法(800)。
11.
前記計算すること(S2)は、PCI(Preemption capability)及び/又はPVI(Preemption Vulnerability)を計算すること(S22)、を含む、実施形態9又は実施形態10のいずれかに記載の方法(800)。
12.
前記識別すること(S3)は、前記通信システム内の前記同一のプライオリティ共有識別子を有する他のSDFを識別すること(S31)、を含む、実施形態8〜11のいずれかに記載の方法(800)。
13.
前記判定することは、同一のGCS識別子を有する識別されるSDFの間で共通のARP(Allocation and Retention Priority)を計算すること(S41)、を含む、実施形態8〜12のいずれかに記載の方法(800)。
14.
計算される最低のプライオリティ値で、識別されるSDFについてのPCCルールを更新すること(S61)、を含む、実施形態13に記載の方法(800)。
15.
デフォルトベアラについてのプライオリティを更新すること(S62)、を含む、実施形態14に記載の方法(800)。
16.
前記通信システムの現行のPCCルール構成を記憶すること(S51)、をさらに含む、実施形態8〜15のいずれかに記載の方法(800)。
17.
前記プライオリティハンドリングモジュールは、3GPPにより定義される通信システムのPCEF(Policy and Charging Enforcement Function)を含む、実施形態5〜7のいずれかに記載の方法(900)。
18.
前記受信すること(SA1a)は、PCRFからプライオリティ構成又は再構成メッセージを受信すること、を含む、実施形態17に記載の方法(900)。
19.
前記構成又は再構成メッセージに関連付けられるプライオリティ共有属性を受信すること(SA1b)、を含む、実施形態18に記載の方法。
20.
前記識別することは、前記通信システム内の前記プライオリティ共有属性を有する他のSDFを識別すること(SA3)、を含む、実施形態19に記載の方法。
21.
前記判定することは、前記プライオリティ共有属性を有する識別される前記SDFの間で共有されるプライオリティを判定すること(SA4)、を含む、実施形態17〜20のいずれかに記載の方法(800)。
22.
共有されるプライオリティに基づいて、SDFについてのプライオリティ構成を更新すること(SA6)、を含む、実施形態21に記載の方法。
23.
通信システム(100,200)のネットワークノードにおいて実行された場合に、前記通信システムに、実施形態5〜22のいずれかに記載の方法を実行させるコンピュータプログラムコード、を含むコンピュータプログラム。
24.
通信ネットワーク(100,200)においてプライオリティハンドリングを実行するように構成されるネットワークノード(1000)であって、
通信システム内のデータフローに関連付けられるプライオリティルールの構成又は再構成についてのリクエストであって、プライオリティ共有識別子を含む当該リクエストを受信する、ように構成される受信モジュール(Sx1)と、
受信される前記リクエストに基づいて、前記通信システムのプライオリティパラメータを計算する、ように構成される計算モジュール(Sx2)と、
前記通信システム内の、前記プライオリティ共有識別子に関連付けられる他のデータフローを識別する、ように構成されるデータフロー識別モジュール(Sx3)と、
構成又は再構成についての前記リクエスト、及び前記通信システム内の前記プライオリティ共有識別子に関連付けられる何らかの他の識別されたデータフローの既存のプライオリティ構成に基づいて、共有されるプライオリティパラメータを判定する、ように構成される判定モジュール(Sx4)と、
を備えるネットワークノード。
25.
前記ネットワークノードは、PCRF(Policy and Charging Rule Function)を実行する、ように構成される、実施形態24に記載のネットワークノード。
26.
前記ネットワークノードは、PCEF(Policy and Charging Enforcement Function)を実行する、ように構成される、実施形態25に記載のネットワークノード。
27.
通信システムにおいてある数のSDF(Service Data Flow)の共有されるプライオリティハンドリングのために構成される修正AAR(Authentication/Authorization Request)メッセージであって、前記修正AARメッセージは、GCS識別子(Group Communication Service Identifier)を含み、前記GCS識別子の値のレンジの少なくとも一部は、プライオリティ共有識別子又はプライオリティ共有キーを定義する、修正AARメッセージ。

Claims (27)

  1. 通信システム(100,200)におけるデータフローのプライオリティハンドリングのためのシステムであって、
    各々がデータフローの1つ以上をトランスポートするように構成される1つ以上のデータベアラと、
    データフロー間のプライオリティ付けを行うように構成されるプライオリティハンドリングモジュール(140,141,160)と、
    を備え、
    前記プライオリティハンドリングモジュールは、第1のデータフローのプライオリティの構成又は再構成についてのリクエストを受信する、ように構成され、
    前記プライオリティハンドリングモジュールは、前記第1のデータフローのプライオリティ共有識別子を取得する、ように構成され、
    前記プライオリティハンドリングモジュールは、前記通信システム内の、前記第1のトランスポートデータフローの前記プライオリティ共有識別子を有する他のデータフローを識別する、ように構成され、
    前記プライオリティハンドリングモジュールは、前記第1のデータフローに関連付けられ及び前記通信システム内の前記第1のトランスポートデータフローの前記プライオリティ共有識別子を有する何らかの他の識別されたデータフローにも関連付けられるプライオリティルールを更新して、共有されるプライオリティルールに関し合意する、ように構成される、
    システム。
  2. 前記同一のプライオリティルールは、前記第1のトランスポートデータフローの前記プライオリティ共有識別子を有する、前記通信システム内の前記第1のデータフロー及び前記他の識別されたデータフローのうち、最高のプライオリティ値に対応する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記プライオリティハンドリングモジュールは、前記第1のデータフローに関連付けられるデータベアラのプライオリティルールを、前記共有されるプライオリティルールに関する合意におけるプライオリティルールに関連付けられるように更新する、ように構成される、請求項1〜2のいずれかに記載のシステム。
  4. 前記同一のプライオリティルールは、予め構成されるプライオリティポリシーに従って設定される、請求項1に記載のシステム。
  5. 通信ネットワーク(100,200)においてプライオリティハンドリングモジュール(110,210)により実行される方法(700)であって、
    通信システム内のデータフローに関連付けられるプライオリティルールの構成又は再構成についてのリクエストであって、プライオリティ共有識別子を含む当該リクエストを受信すること(S1)と、
    受信される前記リクエストに基づいて、前記通信システムのプライオリティパラメータを計算すること(S2)と、
    前記通信システム内の、前記プライオリティ共有識別子に関連付けられる他のデータフローを識別すること(S3)と、
    構成又は再構成についての前記リクエスト、及び前記通信システム内の前記プライオリティ共有識別子に関連付けられる何らかの他の識別されたデータフローの既存のプライオリティ構成に基づいて、共有されるプライオリティパラメータを判定すること(S4)と、
    を含む方法。
  6. 前記通信システム内のデータフローに関連する現行のプライオリティ構成を記憶すること(S5)、を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 判定される前記共有されるプライオリティパラメータに基づいて、前記通信システム内のデータフローに関連するプライオリティ構成を更新すること(S6)、を含む、請求項5又は請求項6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記プライオリティハンドリングモジュールは、3GPPにより定義される通信システムのPCRF(Policy and Charging Rule Function)を含む、請求項5〜7のいずれかに記載の方法(800)。
  9. 前記受信すること(S1)は、GCS(Group Communication Service)識別子により与えられるプライオリティ共有識別子を有するSDF(service data flow)に関連するAAR(Authentication and Authorization Request)を受信すること(S11)、を含む、請求項8に記載の方法(800)。
  10. 前記計算すること(S2)は、ARP(Allocation and Retention Priority)を計算すること(S21)、及び、受信される前記AARについてのPCC(Policy and Charging Control)ルールを生成すること、を含む、請求項9に記載の方法(800)。
  11. 前記計算すること(S2)は、PCI(Preemption capability)及び/又はPVI(Preemption Vulnerability)を計算すること(S22)、を含む、請求項9又は請求項10のいずれかに記載の方法(800)。
  12. 前記識別すること(S3)は、前記通信システム内の前記同一のプライオリティ共有識別子を有する他のSDFを識別すること(S31)、を含む、請求項8〜11のいずれかに記載の方法(800)。
  13. 前記判定することは、同一のGCS識別子を有する識別されるSDFの間で共通のARP(Allocation and Retention Priority)を計算すること(S41)、を含む、請求項8〜12のいずれかに記載の方法(800)。
  14. 計算される最低のプライオリティ値で、識別されるSDFについてのPCCルールを更新すること(S61)、を含む、請求項13に記載の方法(800)。
  15. デフォルトベアラについてのプライオリティを更新すること(S62)、を含む、請求項14に記載の方法(800)。
  16. 前記通信システムの現行のPCCルール構成を記憶すること(S51)、をさらに含む、請求項8〜15のいずれかに記載の方法(800)。
  17. 前記プライオリティハンドリングモジュールは、3GPPにより定義される通信システムのPCEF(Policy and Charging Enforcement Function)を含む、請求項5〜7のいずれかに記載の方法(900)。
  18. 前記受信すること(SA1a)は、PCRFからプライオリティ構成又は再構成メッセージを受信すること、を含む、請求項17に記載の方法(900)。
  19. 前記構成又は再構成メッセージに関連付けられるプライオリティ共有属性を受信すること(SA1b)、を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記識別することは、前記通信システム内の前記プライオリティ共有属性を有する他のSDFを識別すること(SA3)、を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記判定することは、前記プライオリティ共有属性を有する識別される前記SDFの間で共有されるプライオリティを判定すること(SA4)、を含む、請求項17〜20のいずれかに記載の方法(800)。
  22. 共有されるプライオリティに基づいて、SDFについてのプライオリティ構成を更新すること(SA6)、を含む、請求項21に記載の方法。
  23. 通信システム(100,200)のネットワークノードにおいて実行された場合に、前記通信システムに、請求項5〜22のいずれかに記載の方法を実行させるコンピュータプログラムコード、を含むコンピュータプログラム。
  24. 通信ネットワーク(100,200)においてプライオリティハンドリングを実行するように構成されるネットワークノード(1000)であって、
    通信システム内のデータフローに関連付けられるプライオリティルールの構成又は再構成についてのリクエストであって、プライオリティ共有識別子を含む当該リクエストを受信する、ように構成される受信モジュール(Sx1)と、
    受信される前記リクエストに基づいて、前記通信システムのプライオリティパラメータを計算する、ように構成される計算モジュール(Sx2)と、
    前記通信システム内の、前記プライオリティ共有識別子に関連付けられる他のデータフローを識別する、ように構成されるデータフロー識別モジュール(Sx3)と、
    構成又は再構成についての前記リクエスト、及び前記通信システム内の前記プライオリティ共有識別子に関連付けられる何らかの他の識別されたデータフローの既存のプライオリティ構成に基づいて、共有されるプライオリティパラメータを判定する、ように構成される判定モジュール(Sx4)と、
    を備えるネットワークノード。
  25. 前記ネットワークノードは、PCRF(Policy and Charging Rule Function)を実行する、ように構成される、請求項24に記載のネットワークノード。
  26. 前記ネットワークノードは、PCEF(Policy and Charging Enforcement Function)を実行する、ように構成される、請求項25に記載のネットワークノード。
  27. 通信システムにおいてある数のSDF(Service Data Flow)の共有されるプライオリティハンドリングのために構成される修正AAR(Authentication/Authorization Request)メッセージであって、前記修正AARメッセージは、GCS識別子(Group Communication Service Identifier)を含み、前記GCS識別子の値のレンジの少なくとも一部は、プライオリティ共有識別子又はプライオリティ共有キーを定義する、修正AARメッセージ。
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