JP2018534215A - 飲料製品分配ユニット - Google Patents

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Abstract

本発明は、飲料製品分配システムのための飲料製品分配ユニットであって、第1の配管端部と第2の配管端部とを有している分配配管であって、第1の配管端部が、飲料製品容器と接続するように構成されており、第2の配管端部が、分配弁と接続されるように構成されている、分配配管と、外面と外径とを有している分配弁であって、内面と長手方向の長さとを有している弁ハウジングであって、弁ハウジングが、第1のハウジング端部と第2のハウジング端部とを有しており、弁ハウジングが、弁チャンバを備えており、弁チャンバが、第1のチャンバ直径を有しており、弁ハウジングが、長手方向に関するラジアル方向に向いているラジアル方向入口と、長手方向に向いた状態で配置されている出口とを有している、弁ハウジング、及び弁チャンバの内部において長手方向に移動可能とされる弁ピストンであって、弁ピストンが、分配弁が開状態にある第1の位置と分配弁が閉じた状態にある第2の位置との間において弁ピストンを移動させることによって、出口を開閉するように構成されており、弁ピストンが、第1のピストン端部と、第2のピストン端部と、第1のピストン端部と第2のピストン端部との間において延在している本体と有しており、本体が、長さとピストン外面とを有しており、弁ピストンの第1のピストン端部が、第1の位置と第2の位置との間において弁ピストンを移動させるためのアクチュエータ要素と接続されるように構成されており、弁ピストンが、ピストン直径を有している、弁ピストン、を具備する分配弁と、を備えている飲料製品分配ユニットにおいて、弁ピストンが第1の位置に位置している場合に、ピストン外面と弁ハウジングの内面との間において弁ピストンの本体の長さに沿って流路を形成するように、第1のチャンバ直径が、ピストン直径より大きくなっており、長さが、10mm〜30mmとされることを特徴とする飲料製品分配ユニットに関する。また、本発明は、本発明における飲料製品分配ユニットを具備する、飲料製品を分配するための分配装置に関する。

Description

本発明は、飲料製品分配システムのための飲料製品分配ユニット、及び、引用製品を分配するための分配装置であって、本発明における飲料製品分配ユニットを具備する分配装置に関する。
周知の飲料製品分配システムでは、分配配管の交換が度々必要とされる。当該飲料製品分配システムは、フォントに配設された分配配管の交換を容易にするために、内蔵された案内チャネルを有している。分配配管は、タッピングヘッドのハンドルと協働する分配弁を有している場合があり、これにより分配配管は、分配の際に開放され、分配しない場合には閉塞される。多くの異なる分配弁の構成が知られている。これら既知の分配弁の一部は、分配弁の出口に関するラジアル方向に向いているラジアル方向入口を有している。このような分配弁の構成では、飲料製品が分配弁から流出することは、常に意図されている訳ではない。さらに、ラジアル方向入口を具備する分配弁からの飲料製品の流出を改善する解決策に対するニーズが存在する。
本発明の目的は、従来技術についての上述の不利益及び欠点を完全に又は部分的に解消することである。より具体的には、分配ユニットを通じた飲料製品の流れを改善する分配ユニットを提供することを目的とする。
上述の目的は、本明細書から明らかになる多数の他の目的、利点、及び特徴と共に、本発明に基づく解決手段によって達成される。具体的には、本発明は、飲料製品分配システムのための飲料製品分配ユニットであって、
第1の配管端部と第2の配管端部とを有している分配配管であって、第1の配管端部が、飲料製品容器と接続するように構成されており、第2の配管端部が、分配弁と接続されるように構成されている、分配配管と、
外面と外径とを有している分配弁であって、
内面と長手方向の長さとを有している弁ハウジングであって、弁ハウジングが、第1のハウジング端部と第2のハウジング端部とを有しており、弁ハウジングが、弁チャンバを備えており、弁チャンバが、第1のチャンバ直径を有しており、弁ハウジングが、長手方向に関するラジアル方向に向いているラジアル方向入口と、長手方向に向いた状態で配置されている出口とを有している、弁ハウジング、及び
弁チャンバの内部において長手方向に移動可能とされる弁ピストンであって、弁ピストンが、分配弁が開状態にある第1の位置と分配弁が閉じた状態にある第2の位置との間において弁ピストンを移動させることによって、出口を開閉するように構成されており、弁ピストンが、第1のピストン端部と、第2のピストン端部と、第1のピストン端部と第2のピストン端部との間において延在している本体と有しており、本体が、長さとピストン外面とを有しており、弁ピストンの第1のピストン端部が、第1の位置と第2の位置との間において弁ピストンを移動させるためのアクチュエータ要素と接続されるように構成されており、弁ピストンが、ピストン直径を有している、弁ピストン、
を具備する分配弁と、
を備えている飲料製品分配ユニットにおいて、
弁ピストンが第1の位置に位置している場合に、ピストン外面と弁ハウジングの内面との間において弁ピストンの本体の長さに沿って流路を形成するように、第1のチャンバ直径が、ピストン直径より大きくなっており、
長さが、10mm〜30mmとされることを特徴とする飲料製品分配ユニットを提供する。
さらに、流路が、0.1mm〜10mmの幅を、好ましくは1mm〜3mmの幅を有している。
さらに、流路が、弁ピストンの本体の長さ全体に沿って略同一の幅を有している。
また、1つ以上の案内フィンが、飲料製品をラジアル方向入口から出口に向かって案内するために、ラジアル方向入口と対向した状態で弁ピストンと接続して配置されている。
さらに、弁ピストンが、第2のピストン端部においてテーパ状になっている。
さらに、弁チャンバが、第1のチャンバ直径より下流に配置されている第2のチャンバ直径を有しており、第2のチャンバ直径が、第1のチャンバ直径より小さい。
第1の移行面が、第1のチャンバ直径と第2のチャンバ直径との間に配設されており、第1の移行面が、傾斜している。
さらに、弁ピストンが、第2のチャンバ直径より大きい直径を有している。
また、第1の移行面が、第2の位置に位置する弁ピストンのための弁シートとされる。
さらに、弁チャンバが、第2のチャンバ直径の下流に配置されている第3のチャンバ直径を有している。
第2の移行面が、第2のチャンバ直径と第3のチャンバ直径との間に配設されており、第2の移行面が、傾斜している。
さらに、弁ピストンが、第2のチャンバ直径より大きい直径を有している。
また、第1の移行面が、第2の位置に位置する弁ピストンのための弁シートとされる。
弁チャンバが、第2のチャンバ直径の下流に配置されている第3のチャンバ直径を有している。
さらに、第2の移行面が、第2のチャンバ直径と第3のチャンバ直径との間に配設されており、第2の移行面が、傾斜している。
第2のピストン端部における弁ピストンの直径が、第2のチャンバ直径と略同一とされる。
さらに、弁ピストンが、第1の周方向突起すなわちシールを第2のピストン端部に有しており、第1の周方向突起すなわちシールが、弁ハウジングの内面に当接することによって出口を閉じるように構成されている。
また、吐出口が、出口と流通するように配置されている。
開口部が、出口の下流において弁ハウジング及び吐出口のうち少なくとも1つに配設されており、これにより分配弁が閉じられている場合であっても、飲料製品を吐出口から放出し空にすることができる。
さらに、弁ハウジングが、第1の部分と第2の部分とを備えており、第1の部分が、第2の部分に対して相対的に移動可能とされる。
ラジアル方向入口が、第1の部分に配設されている。
さらに、ラジアル方向入口が、第1の部分と共に長手方向に移動可能とされる。
さらに、シールが、第1の部分と第2の部分との間に配置されている。
さらに、第1のピストン端部が、第1の部分と接続されている。
また、第1の部分が、第1の外面を有しており、第2の部分が、第2の外面を有している。
さらに、分配弁が、第1の脚端部において分配弁の外面に接続されている可動部分を備えており、第1の部分の第1の外面が、突起要素を備えており、突起要素が、弁ピストンが第1の位置から第2の位置に移動される際に、可動部分の第2の脚端部を外面から離隔するようにラジアル方向に変位させ、これにより第2の脚端部の突起を第2の位置における分配弁の外径より大きくするように構成されており、これにより第2の脚端部が、第2の位置における分配弁の外径を大きくする。
第1の部分が、2つのラジアル方向に延在しているアームを備えている。
さらに、弁ピストンが、発泡位置である第3の位置を有しており、第2の流路が、弁ピストンが第3の位置に位置している場合に、弁ピストンと内面との間に配設され、第2の流路が、弁ピストンが第1の位置に位置している流路より25%小さい。
さらに、弁ピストンが、第2の周方向突起すなわちシールを、第2のピストン端部に有しており、第2の周方向突起が、第1の周方向突起から離隔して配置されており、第1の周方向突起と第2の周方向突起との間には、環状の溝が形成されている。
さらに、第2の周方向突起が、第1の周方向突起より短いラジアル方向長さを有している。
さらに、弁ピストンが、第2の周方向突起が第2のチャンバ直径に対向して配置されている場合に、第3の位置に位置している。
また、分配配管が、高分子材料から作られており、及び/又は、分配弁の大部分が、高分子材料から作られている。
また、本発明は、飲料製品を分配するための分配装置であって、上述の飲料製品分配ユニットを備えている分配装置に関する。
本発明及びその利点について、図解を目的とする幾つかの非限定的な実施例を表わす添付の概略図を参照しつつ、以下に詳述する。
開位置における分配弁の断面図である。 閉位置における分配弁の断面図である。 弁ハウジングの拡大断面図である。 図3に表わす弁ハウジングの上面図である。 吐出口の放出機能を表わす。 吐出口の放出機能を表わす。 吐出口の放出機能を表わす。 吐出口の放出機能を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 発泡機能についての様々な実施例を表わす。 飲料製品分配ユニットの一の実施例の断面図である。 飲料製品分配ユニットの一の実施例を表わす。 タッピングヘッドに位置決めされている飲料製品分配ユニットを表わす。 図22の飲料製品分配ユニットを表わす。 図22の飲料製品分配ユニットを表わす。 図22の飲料製品分配ユニットを表わす。 図22の飲料製品分配ユニットを表わす。 図22の飲料製品分配ユニットを表わす。 図22の飲料製品分配ユニットを表わす。 図22の飲料製品分配ユニットを表わす。 飲料製品分配ユニットの他の実施例を表わす。 飲料製品分配ユニットの他の実施例を表わす。 飲料製品分配ユニットの他の実施例を表わす。 飲料製品分配装置を表わす。 飲料製品分配ユニットの他の実施例の断面図である。 飲料製品分配ユニットの他の実施例の断面図である。
すべての図面が著しく概略的であり、必ずしも一定の縮尺に基づくものではない。当該図面では、本発明を明確にするために必要とされる部分のみを表わし、他の部分は省略されているか、又は単なる示唆にすぎない。
図1に表わす飲料製品分配ユニット1は、第1のライン端部3と第2のライン端部4とを有している分配配管2を備えている。第1のライン端部3は、飲料製品容器(図示しない)と接続されるように構成されており、第2のライン端部4は、分配弁5と接続されるように構成されている。
分配弁5は、外面6と外径ODとを有している。分配弁5は、内面8と長手方向Lとを有している弁ハウジング7を備えており、弁ハウジング7は、第1のハウジング端部9と第2のハウジング端部10とを有している。弁ハウジング7は弁チャンバ11を備えており、弁チャンバ11は第1のチャンバ直径CD1を有している。さらに、弁ハウジング7は、長手方向Lに関するラジアル方向入口12と、長手方向Lに配向されている出口13とを有している。
さらに、弁ピストン14は、弁チャンバ11の内部において長手方向Lに移動可能とされる。弁ピストン14は、分配弁5が開いた状態とされる第1の位置と分配弁5が閉じた状態とされる第2の位置すなわち図2に表わす位置との間において弁ピストン14を移動させることによって、出口13を開閉するように構成されている。
弁ピストン14は、第1のピストン端部15と、第2のピストン端部16と、第1のピストン端部15と第2のピストン端部16との間に延在している本体17とを有している。本体17は、好ましくは10mm〜30mmの長さlとピストン外面18とを有している。弁ピストン14の第1のピストン端部15は、第1の位置と第2の位置との間において弁ピストン14を移動させるためのアクチュエータ要素と接続されるように構成されている。弁ピストン14はピストン直径PDを有している。
第1のチャンバ直径CD1はピストン直径PDより大きいので、弁ピストン14が第1の位置に位置している場合に、ピストン外面18と弁ハウジング7の内面8との間には、流路19が形成されている。これにより、飲料製品が弁チャンバ11に流入し、弁ピストン14と弁ハウジング7の内面8との間の流路を通じて案内される場合に、流路が飲料製品を安定させるための流れ補償器として機能するので、乱流がほとんど無い一層安定した流れが分配弁5から分配される。
図2は、弁ピストン14が第2の位置に位置している場合における分配弁5を表わしており、この場合には、弁ピストン14は、弁チャンバ11の内部において下方に移動され、これにより出口13が閉じられるので、分配することができなくなる。
さらに、吐出口20が、出口13の下流において出口と流通するように配置されている。
本体17の長さlは、飲料製品の内部における乱流を本体17に沿って補償するために、10mm〜30mmとされる。流路は、0.1mm〜10mmの幅、好ましくは1mm〜3mmの幅を有している。
図3は、弁ハウジング7の拡大図である。当該実施例では、弁ハウジング7は、第1の部分と第2の部分とを備えているが、これについては後述する。
複数の案内フィン21が、飲料製品をラジアル方向入口12から出口13に向かって案内するためのラジアル方向入口12の反対側に、弁ピストン14と接続した状態で配置されている。案内フィン21は、飲料製品を安定化させ、弁ハウジング7を通過する飲料製品の流れの中の乱流を最小限に抑えるように機能する。図4は、弁ハウジング7の一部分の上面図であり、図4では、4つの案内フィン21がラジアル方向入口12の反対側に配置されている。
さらに、図3に表わすように、弁ピストン14は、第2のピストン端部16においてテーパ状になっている。
弁チャンバ11は、第1のチャンバ直径CD1の下流に配置されている第2のチャンバ直径CD2を有しており、第2のチャンバ直径CD2は、第1のチャンバ直径CD1より小さい。第1の移行面22は、第1のチャンバ直径CD1と第2のチャンバ直径CD2との間に設けられており、第1の移行面22は傾斜している。これにより、分配弁5の流量範囲が、入口12から出口13に至るまで一様に保たれる。
図示しない実施例では、弁ピストン14は、第2のチャンバ直径CD2より大きい直径を有しており、これにより第1の移行面22が、第2の位置に位置する弁ピストン14のための弁シートとされる。
また、図3に表わすように、弁チャンバ11は、第2のチャンバ直径CD2の下流に配置されている第3のチャンバ直径CD3を有している。第2の移行面23は、第2のチャンバ直径CD2と第3のチャンバ直径CD3との間に配置されており、第2の移行面23が傾斜している。
図5〜図8は放出機能を表わす。図5では、吐出口20は、弁ハウジング7を収容している吐出口ハウジング24を有している。図5及び図6では、弁ピストン14が第1の位置に位置している。図6は、弁ハウジング7の拡大図であり、且つ、吐出口ハウジング24の部分図である。開口部25が、出口13の下流において吐出口ハウジング24に設けられているので、吐出口20からの放出が可能となり、これにより分配弁5が閉じられている場合であっても飲料製品を放出し空にすることができる。図示の実施例では、弁ハウジング7は、弁ピストン14が第1の位置に位置している場合に開口部25の前方に位置する突起26を有しているので、開口部25を密閉することができる。
図7では、弁ピストン14が、分配弁5が閉じられている第2の位置に移動されている。このような状況では、残留している飲料製品が吐出口20に存在する。図8は、弁ピストン14が第2の位置に位置しており、第2の位置では、第2のピストン端部16が弁ハウジング7の内面8に当接している。弁ピストン14が下向きに移動する際に、弁ハウジング7が吐出口ハウジング24の内部において下向きに移動されるので、開口部25が突起26の上方において弁ハウジング7の凹所27に対向して配置され、これにより空気が、開口部25を通じて吐出口20の頂部に誘導され、残留している飲料製品を吐出口20から排出することができる。
図9〜図11は、分配弁5の発泡機能についての第1の実施例を表わす。図9では、弁ピストン14が、飲料製品を分配するための第1の位置に位置している。第1の移行面22には、溝28が長手方向に延在するように配置されている。弁ピストン14は、2つの周方向突起29,30を有している。図10では、弁ピストン14は、発泡位置である第3の位置に移動される。周方向突起30は、一方の側において溝28に対向して配置されており、他方の側において弁ハウジング7の内面8に当接しているので、これにより第2の流路31が形成されている。第2の流路31は、飲料製品の流れにおいて圧力降下が生じる程度に小さいので、これにより分配される飲料製品に泡が生成される。図11では、弁ピストン14は、分配弁5が閉じられている第2の位置に移動されている。
図12〜図14は、分配弁5の発泡機能についての第2の実施例を表わす。図12では、弁ピストン14は、飲料製品が分配される第1の位置に位置している。第1の移行面22の下方において、周方向溝32が弁ハウジング7の内面8に配設されている。弁ピストン14は、2つの周方向突起29,30を有している。図13では、弁ピストン14は、発泡位置である第3の位置に移動されている。周方向突起30は、周方向溝32に対向して配置されているので、これにより第2の流路31が形成されている。第2の流路31は、飲料製品の流れにおいて圧力降下が生じる程度に小さいので、これにより分配される飲料製品に泡が生成される。図14では、弁ピストン14は、分配弁5が閉じられている第2の位置に移動されている。
図15〜図18は、分配弁5の発泡機能についての第3の実施例を表わす。図15では、弁ピストン14は、飲料製品が分配される第1の位置に位置している。弁ピストン14は、2つの周方向突起29,30と、図18に表わすように周方向突起29,30の下方に配置されている第3の周方向突起33とを有している。第3の周方向突起33のラジアル方向長さは、周方向突起30のラジアル方向長さより短い。図16では、弁ピストン14は、発泡位置である第3の位置に移動されている。第3の周方向突起33は、第1の移行面22の下方に配置されており、周方向突起30は、第1の移行面22に対向して配置されているので、これにより第2の流路31が形成されている。第2の流路31は、飲料製品の流れにおいて圧力降下が生じる程度に小さいので、これにより分配される飲料製品に泡が生成される。図17では、弁ピストン14は、分配弁5が閉じられている第2の位置に移動されている。
図19及び図20は、分配弁5の発泡機能についての第3の実施例を表わす。弁ピストン14の構成は、図15〜図18に表わす弁ピストン14の構成と略同一とされる。しかしながら、第3の周方向溝33のラジアル方向長さは、周方向突起30のラジアル方向長さと略同一とされる。さらに、図20に表わすように、1つ以上の長手方向溝34が、第3の周方向突起33に配設されている。さらに、環状溝35が、周方向突起30と第3の周方向突起33との間に設けられている。図19では、弁ピストン14は、発泡位置である第3の位置に移動されている。第3の周方向突起33は、第1の移行面22の下方に配置されており、第1の移行面22の下方において弁ハウジング7の内面8に当接しており、周方向突起30は、第1の移行面22に対向して配置されているので、これにより図20に表わすように、第2の流路31が、周方向突起30の周囲において、環状溝35を介して且つ長手方向溝34を通じて形成されている。第2の流路31は、飲料製品の流れにおいて圧力降下が生じる程度に小さいので、これにより分配される飲料製品に泡が生成される。
図21に表わす分配弁5は閉位置に位置しており、閉位置では、弁ピストン14が第2の位置に位置している。弁ピストン14は、第1の周方向突起29と第2の周方向突起30とを第2のピストン端部16に有しており、第1の周方向突起29と第2の周方向突起30とが、弁ピストン14が第2の位置に位置している場合に弁ハウジング7の内面8に当接している。弁ピストン14と弁ハウジング7の内面8とがラジアル方向において密封されるので、分配弁5の他の構成部品の許容誤差が変更されたとしても、それとは関係なく、出口13を適切且つ確実に閉じることができる。当該実施例では、弁ピストン14は、2つの周方向突起を有している。他の実施例では、弁ピストン14は、弁ピストン14が第2の位置に位置している場合に弁ハウジング7の内面8に当接するように構成されている、単一の周方向突起を有している。さらなる他の実施例では、弁ピストン14が、複数の周方向突起を有している。
さらに、弁ハウジング7は、第1の部分40と第2の部分41とを備えており、第1の部分40は、第2の部分41に対して相対的に移動可能とされる。ラジアル方向入口12は、第1の部分40に配設されている。ラジアル方向入口12は、第1の部分40と共に、長手方向に移動可能とされる。密閉領域42が、第1の部分40と第2の部分41との間に形成されている。
さらに、第1のピストン端部15は、弁ピストン14が第1の部分40に沿って移動されるように、第1の部分40と接続されている。
図22は、飲料製品分配ユニット1の外部を表わす。弁ハウジング7の第1の部分40は、2つのラジアル方向に延在しているアーム45を備えている。アーム45によって、作業員は、第1の部分40を上方に引っ張り上げた後に分配弁5を引っ張ることができる。“Pull”が、アーム45の機能を作業員に示すために、アーム45の上面にエンボス加工されている。図23では、飲料製品分配ユニット1は、タッピングヘッド46に位置決めされている。
図24は、他の角度から見た場合における飲料製品分配ユニット1の外部を表わす。分配弁5は開状態に位置しており、開状態では、弁ピストン14が第1の位置に位置している。当該実施例では、分配弁5は、タッピングヘッド46に位置決めするために、開位置に位置している。
図25に表わすように、第1の部分40は第1の外面47を有しており、第2の部分41は第2の外面を有している。当該実施例では、吐出口ハウジング24は第1の部分40及び第2の部分41を部分的に囲んでおり、吐出口ハウジング24は第2の外面48を有している。
当該実施例では、分配弁5は、第1の脚端部50において第2の外面48に接続されている2つの可動部分49を備えている。さらに、第1の部分40の第1の外面47は、2つの突起要素51を備えている。突起要素51は、長手方向に延在しており、一方の端部52において第1の外面47に向かってテーパ状になっている。弁ピストン14が第1の位置に位置している場合には、突起要素51が可動部分49の上方に位置決めされており、可動部分49が退避位置に位置している。上述のように、このような構成によって、飲料製品分配ユニット1は、タッピングヘッド46に位置決め可能とされる。
図26は、第1の部分40が下方に移動されている閉位置に位置する分配弁5を表わす。図27は、突起要素51が、弁ピストン14が第1の位置から第2の位置に移動する場合に、可動部分49の第2の脚端部53を第2の外面48から離隔するようにラジアル方向に変位させ、これにより第2に脚端部53の突起が、第2の位置における分配弁5の外径を大きくすることを示す拡大図である。このことは、拡大された上面図である図28に良好に示されているが、図28からは、突起要素51が可動部分49を押圧し、これにより可動部分49を外方に変位させるので、可動部分49が突出位置に配置されることも理解される。突出位置では、分配弁5は、可動部分49における外径が大きくなったことに起因して、タッピングヘッド46に位置決めすることができない。
図29は、タッピングヘッド46に位置決めされている分配弁5を表わす。図29では、可動部分49が退避位置に位置しているので、分配弁5をタッピングヘッド46に位置決めし、且つ、分配弁5をタッピングヘッド46から取り外すことができる。分配弁5は開位置に位置している。
図30では、分配弁5は、依然としてタッピングヘッド46に位置しており、閉位置に位置している。上述のように、突起要素51は、可動部分49を押し、可動部分49を突出位置に変位させる。突出位置では、可動部分49は、タッピングヘッド46の縁部55に重なり合っている。従って、作業員は、分配弁5をタッピングヘッド46から取り外そうとしても、取り外すことはできない。可動部分49が縁部55に当接しているので、分配弁5を上方に引っ張ることができないからである。同様に、分配弁5が閉位置に位置している場合には、分配弁5をタッピングヘッド46に挿入することもできない。上述のように、可動部分49が上方から縁部55に当接しているからである。
図31〜図33は、飲料製品分配ユニット1の他の実施例を表わす。当該実施例では、コイルバネ56が、分配弁5がタッピングヘッド46に位置決めされていない場合に、分配弁5が開いた状態を維持するように配置されている。図32は、分配弁5が閉じている第2の位置に位置している弁ピストン14を表わす。コイルバネ56は、弁ピストン14と共に押される。図33では、弁ピストン14が、第1の位置すなわち開位置に位置している。コイルバネ56は、分配弁5タッピングヘッド46から取り外される最中に弁ピストン14を開位置に維持することを補助する。コイルバネ56は金属から作られており、分配弁5の残り部分は高分子材料から作らている。
図34は、分配装置100の断面側面図を表わす。分配装置100は、飲料製品容器61を収容するように構成されているハウジング60を備えている。ハウジング60は、飲料製品を所定の温度に維持するための冷却ユニット62と、冷却用空気を循環させるための循環手段とを備えている。また、ハウジング60は、推進手段を備えているか、又は、推進手段が、ハウジング60の内部において飲料製品容器61に接続されている。推進手段は、例えばCO2のようなガスとされるか、又は、圧力チャンバとされる。飲料製品容器61から飲料製品を強制的に排出するための空圧式若しくは機械式圧力手段とされる。図示の実施例では、推進手段は、ガスシリンダー63に収容されているガスとされ、ガスシリンダー63は、ガス配管64を介して、飲料製品容器61と接続するための分配ヘッド65に接続されている。分配配管2は、飲料製品容器61から、フォント67の案内チャネル66を通じて上方に延在している。タッピングヘッド46は、分配弁5がタッピングヘッド46に正確に位置決めされた場合に分配弁5を開閉するように構成されているタッピングハンドル68を備えている。
分配配管2は非硬質材料から作られているので、容易な取り扱い及び案内を実現することができる。好ましくは、分配配管2は高分子材料から作られている。
図35は、飲料製品分配ユニット1の他の実施例を表わす。当該実施例では、弁ピストン14が、飲料製品分配ユニット1が閉じた状態にある第2の位置に位置している。
分配配管2は、第1の配管端部において飲料製品容器61と接続されるように、且つ、第2の配管端部において分配弁5と接続されるように構成されている。分配弁5は、外面及び外径を有しており、弁ハウジング7を有している。弁ピストン14は、弁チャンバの内部において長手方向に移動可能とされ、分配弁5が開状態にある第1の位置と分配弁5が閉状態になる第2の位置との間において弁ピストン14を移動させることによって、出口を開閉するように構成されている。弁ピストン14は、第1のピストン端部15と、第2のピストン端部16と、第1のピストン端部15と第2のピストン端部16との間に延在している本体17とを有しており、本体17の長さlは、10mm〜30mmとされる。
図36は、飲料製品分配ユニット1を表わす。当該実施例では、弁ピストン14が、飲料製品分配ユニット1が開いた状態にある第1の位置に位置している。流路19は、弁ピストン14の本体17の長さlに沿って、ピストン外面18と弁ハウジング7の内面との間に設けられている。これにより、飲料製品が分配配管2から、流路19の内部の弁ピストン14の本体17の周りに且つ弁ピストン14の本体17に沿って、吐出口20に流れるようになっている。弁ピストン14の第1のピストン端部15における直径は、弁ピストン14の他の部分における直径より大きい。弁ピストン14の第1のピストン端部15における当該直径は、弁ハウジング7への入口に対向して配置されている。これにより、流路19は、弁ピストン14の本体17の長さ全体に沿って略同一の幅を有している。
上述のように、本発明について、本発明の好ましい実施例に関連して説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないことを条件として、当業者が改良発明を想到することができることは言うまでもない。
1 飲料製品分配ユニット
2 分配配管
3 (分配ライン2の)第1のライン端部
4 (分配ライン2の)第2のライン端部
5 分配弁
6 (分配弁5の)外面
7 弁ハウジング
8 (弁ハウジング7の)内面
9 (弁ハウジング7の)第1のハウジング端部
10 (弁ハウジング7の)第2のハウジング端部
11 (弁ハウジング7の)弁チャンバ
12 (弁ハウジング7の)ラジアル方向入口
13 (弁ハウジング7の)出口
14 弁ピストン
15 (弁ピストン14の)第1のピストン端部
16 (弁ピストン14の)第2のピストン端部
17 (弁ピストン14の)本体
18 (本体17の)ピストン外面
19 流路
20 吐出口
21 案内フィン
22 第1の移行面
23 第2の移行面
24 (吐出口20の)吐出口ハウジング
25 (吐出口ハウジング24の)開口部
26 (弁ピストン14の)突起
27 (弁ハウジング7の)凹所
28 (第1の移行面22の)溝
29 (弁ピストン14の)周方向突起(第1の周方向突起)
30 (弁ピストン14の)周方向突起(第2の周方向突起)
31 第2の流路
32 (弁ハウジング7の)周方向溝
33 (弁ピストン14の)第3の周方向突起
34 (第3の周方向突起33の)長手方向溝
35 環状溝
40 (弁ハウジング7の)第1の部分
41 (弁ハウジング7の)第2の部分
42 密閉領域
45 (第1の部分40の)アーム
46 タッピングヘッド
47 (第1の部分40の)第1の外面
48 (第2の部分41の)第2の外面
49 (分配弁5の)可動部分
50 (可動部分49の)第1の脚端部
51 (第1の外面47の)突起要素
52 (突起要素51の)一方の端部
53 (可動部分49の)第2の脚端部
55 (タッピングヘッド46の)縁部
56 コイルバネ
60 (分配装置100の)ハウジング
61 飲料製品容器
62 (ハウジング60の)冷却ユニット
63 ガスシリンダー
100 分配装置
CD1 (弁チャンバ11の)第1のチャンバ直径
CD2 (弁チャンバ11の)第2のチャンバ直径
CD3 (弁チャンバ11の)第3のチャンバ直径
L (弁ハウジング7の)長手方向
l (本体17の)長さ
OD (分配弁5の)外径
PD (弁ピストン14の)ピストン直径

Claims (27)

  1. 飲料製品分配システムのための飲料製品分配ユニットであって、
    第1の配管端部(3)と第2の配管端部(4)とを有している分配配管(2)であって、前記第1の配管端部(3)が、飲料製品容器と接続するように構成されており、前記第2の配管端部(4)が、分配弁(5)と接続されるように構成されている、前記分配配管(2)と、
    外面(6)と外径(OD)とを有している前記分配弁(5)であって、
    内面(8)と長手方向の長さ(L)とを有している弁ハウジング(7)であって、前記弁ハウジング(7)が、第1のハウジング端部(9)と第2のハウジング端部(10)とを有しており、前記弁ハウジング(7)が、弁チャンバ(11)を備えており、前記弁チャンバ(11)が、第1のチャンバ直径(CD1)を有しており、前記弁ハウジング(7)が、前記長手方向に関するラジアル方向に向いているラジアル方向入口(12)と、前記長手方向に向いた状態で配置されている出口(13)とを有している、前記弁ハウジング(7)、及び
    前記弁チャンバ(11)の内部において前記長手方向(L)に移動可能とされる弁ピストン(14)であって、前記弁ピストン(14)が、前記分配弁(5)が開状態にある第1の位置と前記分配弁(5)が閉じた状態にある第2の位置との間において前記弁ピストン(14)を移動させることによって、前記出口(13)を開閉するように構成されており、前記弁ピストン(14)が、第1のピストン端部(15)と、第2のピストン端部(16)と、前記第1のピストン端部(15)と前記第2のピストン端部(16)との間において延在している本体(17)と有しており、前記本体(17)が、長さ(l)とピストン外面(18)とを有しており、前記弁ピストン(14)の前記第1のピストン端部(15)が、前記第1の位置と前記第2の位置との間において前記弁ピストン(14)を移動させるためのアクチュエータ要素と接続されるように構成されており、前記弁ピストン(14)が、ピストン直径を有している、前記弁ピストン(14)、
    を具備する前記分配弁(5)と、
    を備えている前記飲料製品分配ユニットにおいて、
    前記弁ピストン(14)が前記第1の位置に位置している場合に、前記ピストン外面(18)と前記弁ハウジング(7)の前記内面(8)との間において前記弁ピストン(14)の前記本体(17)の前記長さ(l)に沿って流路(19)を形成するように、前記第1のチャンバ直径(CD1)が、前記ピストン直径より大きくなっており、
    前記長さ(l)が、10mm〜30mmとされることを特徴とする飲料製品分配ユニット。
  2. 前記流路(19)が、0.1mm〜10mmの幅を、好ましくは1mm〜3mmの幅を有していることを特徴とする請求項1に記載の飲料製品分配ユニット。
  3. 前記流路(19)が、前記弁ピストン(14)の前記本体(17)の前記長さ(l)全体に沿って略同一の幅を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料製品分配ユニット。
  4. 1つ以上の案内フィン(21)が、飲料製品を前記ラジアル方向入口(12)から前記出口(13)に向かって案内するために、前記ラジアル方向入口(12)と対向した状態で前記弁ピストン(14)と接続して配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料製品分配ユニット。
  5. 前記弁チャンバ(11)が、前記第1のチャンバ直径(CD1)より下流に配置されている第2のチャンバ直径(CD2)を有しており、
    前記第2のチャンバ直径(CD2)が、前記第1のチャンバ直径(CD1)より小さいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  6. 第1の移行面が、前記第1のチャンバ直径(CD1)と前記第2のチャンバ直径(CD2)との間に配設されており、
    前記第1の移行面が、傾斜していることを特徴とする請求項5に記載の飲料製品分配ユニット。
  7. 前記弁ピストン(14)が、前記第2のチャンバ直径(CD2)より大きい直径を有していることを特徴とする請求項5又は6に記載の飲料製品分配ユニット。
  8. 第1の移行面が、前記第2の位置に位置する前記弁ピストン(14)のための弁シートとされることを特徴とする請求項5に記載の飲料製品分配ユニット。
  9. 前記弁チャンバ(11)が、前記第2のチャンバ直径(CD2)の下流に配置されている第3のチャンバ直径を有していることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  10. 第2の移行面が、前記第2のチャンバ直径(CD2)と前記第3のチャンバ直径との間に配設されており、
    前記第2の移行面が、傾斜していることを特徴とする請求項9に記載の飲料製品分配ユニット。
  11. 前記第2のピストン端部(16)における前記弁ピストン(14)の直径が、前記第2のチャンバ直径(CD2)と略同一とされることを特徴とする請求項5に記載の飲料製品分配ユニット。
  12. 前記弁ピストン(14)が、第1の周方向突起(29)すなわちシールを前記第2のピストン端部(16)に有しており、
    前記第1の周方向突起(29)すなわちシールが、前記弁ハウジング(7)の前記内面(8)に当接することによって、前記出口(13)を閉じるように構成されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  13. 吐出口(20)が、前記出口(13)と流通するように配置されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  14. 開口部(25)が、前記出口(13)の下流において前記弁ハウジング(7)及び前記吐出口(20)のうち少なくとも1つに配設されており、これにより前記分配弁(5)が閉じられている場合であっても、飲料製品を前記吐出口(20)から放出し空にすることができることを特徴とする請求項13に記載の飲料製品分配ユニット。
  15. 前記弁ハウジング(7)が、第1の部分(40)と第2の部分(41)とを備えており、
    前記第1の部分(40)が、前記第2の部分(41)に対して相対的に移動可能とされることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  16. 前記ラジアル方向入口(12)が、前記第1の部分(40)に配設されていることを特徴とする請求項15に記載の飲料製品分配ユニット。
  17. 前記ラジアル方向入口(12)が、前記第1の部分(40)と共に前記長手方向に移動可能とされることを特徴とする請求項16に記載の飲料製品分配ユニット。
  18. 前記第1のピストン端部(15)が、前記第1の部分(40)と接続されていることを特徴とする請求項15〜17のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  19. 前記第1の部分(40)が、第1の外面を有しており、
    前記第2の部分(41)が、第2の外面を有していることを特徴とする請求項15〜18のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  20. 前記分配弁(5)が、第1の脚端部(50)において前記分配弁(5)の前記外面(6)に接続されている可動部分(49)を備えており、
    前記第1の部分(40)の前記第1の外面が、突起要素(51)を備えており、
    前記突起要素(51)が、前記弁ピストン(14)が前記第1の位置から前記第2の位置に移動される際に、第2の脚端部(53)の突起が前記第2の位置における前記分配弁(5)の外径より大きくなるように、前記可動部分(49)の前記第2の脚端部(53)を前記外面(6)から離隔するようにラジアル方向に変位させるように構成されており、これにより前記第2の脚端部(53)が、前記第2の位置における前記分配弁(5)の外径を大きくすることを特徴とする請求項19に記載の飲料製品分配ユニット。
  21. 前記第1の部分(40)が、2つのラジアル方向に延在しているアームを備えていることを特徴とする請求項15〜20のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  22. 前記弁ピストン(14)が、発泡位置である第3の位置を有しており、
    第2の流路(31)が、前記弁ピストン(14)が前記第3の位置に位置している場合に、前記弁ピストン(14)と前記内面(8)との間に配設され、
    前記第2の流路(31)が、前記弁ピストン(14)が前記第1の位置に位置している前記流路(19)より25%小さいことを特徴とする請求項1〜21のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  23. 前記弁ピストン(14)が、第2の周方向突起すなわちシールを前記第2のピストン端部(16)に有しており、
    前記第2の周方向突起が、第1の周方向突起(29)から離隔して配置されており、前記第1の周方向突起(29)と前記第2の周方向突起との間には、環状の溝が形成されていることを特徴とする請求項22に記載の飲料製品分配ユニット。
  24. 前記第2の周方向突起が、前記第1の周方向突起(29)より短いラジアル方向長さを有していることを特徴とする請求項23に記載の飲料製品分配ユニット。
  25. 前記弁ピストン(14)が、第2の周方向突起が第2のチャンバ直径(CD2)に対向して配置されている場合に、前記第3の位置に位置していることを特徴とする請求項22〜24のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  26. 前記分配配管(2)が、高分子材料から作られており、及び/又は、前記分配弁(5)の大部分が、高分子材料から作られていることを特徴とする請求項1〜25のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニット。
  27. 飲料製品を分配するための分配装置(100)において、
    前記分配装置(100)が、請求項1〜26のいずれか一項に記載の飲料製品分配ユニットを備えていることを特徴とする分配装置(100)。
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