JP2018532514A - イオントフォレシスによってユーザーの皮膚に分配されることとなる製剤を塗布するためのデバイス - Google Patents

イオントフォレシスによってユーザーの皮膚に分配されることとなる製剤を塗布するためのデバイス Download PDF

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Abstract

本発明は、イオントフォレシスによってユーザーの皮膚に分配されることとなる製剤を塗布するためのデバイス(1)であって、デバイス(1)は、電流発生器(71)を含む、分配されることとなる製剤を受け入れることが意図されている本体部(2)と;本体部(2)の上に装着されるアプリケーターヘッド(3)であって、アプリケーターヘッド(3)は、皮膚に分配されることとなる製剤を分配するための少なくとも1つの手段(11);ならびに、電極間区域(19)によって分離されている少なくとも1つの第1の電極(17)および1つの第2の電極(18)であって、第1の電極(17)および第2の電極(18)は、発生器(71)からの電流を受け入れる、少なくとも1つの第1の電極(17)および1つの第2の電極(18)を含む、アプリケーターヘッド(3)と、を含む、デバイス(1)に関する。

Description

本発明は、ユーザーの皮膚に分配されることとなる美容的なまたは治療的な製剤の塗布を可能にするデバイスの分野に関する。特に、本発明は、イオントフォレシスの原理を用いて異なる皮膚層を通した製剤の有効成分の送達を改善するデバイスを扱うものである。
皮膚を通した製剤の有効成分の送達を改善することが意図された、イオントフォレシスによって皮膚に分配されることとなる製剤を塗布するためのデバイスが知られている。そのようなデバイスは、特許文献1によって公知であり、それは、本体部と、本体部に固定されたアプリケーターヘッドとを含む。本体部は、塗布されることとなる製剤のための貯蔵部と、電流発生器と、電流発生器からの電流を受け入れる1つの第1の電極および1つの第2の電極とを収容している。第1の電極は、本体部の壁部をカバーしており、一方、第2の電極は、貯蔵部の中に含有されている製剤と恒久的に接触している。アプリケーターヘッドは、それぞれがボールを受け入れている複数のハウジングを備えた底板を備え、この底板は製剤貯蔵部と協働する。
分配されることとなる製剤を塗布するためのこのデバイスに関連する問題のうちの1つは、第1の電極がデバイス本体部の表面の上に位置しており、第2の電極がアプリケーターヘッドの近くの貯蔵部の中に位置付けされており、それによって、第1の電極と第2の電極との間に漏洩電流が生じる。これらの漏洩電流は、貯蔵部の中の第2の電極の存在に起因して、主として製剤を通り抜け、このことは、非常に弱い電流が皮膚を横断し、製剤およびその有効成分が皮膚を通して浸透することを可能にするということを意味している。
FR2,619,308
特に、本発明は、先行技術の欠点のすべてまたは一部分を是正することを目的とする。
本発明の1つの目的は、コンパクトかつ製造するのが簡単でありながら、製剤を含有する貯蔵部の中の漏洩電流を可能にする、イオントフォレシスによってユーザーの皮膚に分配されることとなる製剤を塗布するためのデバイスを提供することである。
これらの目的は、イオントフォレシスによってユーザーの皮膚に分配されることとなる製剤を塗布するためのデバイスであって、デバイスは、
分配されることとなる製剤を受け入れることが意図されており、また、電流発生器を含む、本体部と、
本体部の上に装着されるアプリケーターヘッドであって、アプリケーターヘッドは、
皮膚に分配されることとなる製剤を分配するための少なくとも1つの手段、ならびに、
電極間区域によって分離されている少なくとも、1つの第1の電極および1つの第2の電極であって、第1の電極および第2の電極は、前記発生器からの電流を受け入れる、少なくとも、1つの第1の電極および1つの第2の電極
を含む、アプリケーターヘッドと
を含む、デバイスを通して実現される。
この解決策は、上述の課題を解決することを可能にする。特に、アプリケーションデバイスのそのような構成は、ハンドリングおよび使用しやすい、コンパクトで簡単なデバイスを生み出す。それに加えて、アプリケーターヘッドの中に設置されている第1および第2の電極を有することは、一方では、第1の電極と第2の電極との間の距離を低減させることを可能にし、より低い強度電流の印加を結果として生じさせ、また、他方では、電流の経路、および、ユーザーの皮膚を通した有効成分の浸透を制御することを可能にする。そのように、処置されることとなる皮膚ゾーンを目標とし、漏洩電流を制限することが可能となる。
有利には、アプリケーターヘッドは、本体部に関して取り外し可能であり、欠陥のあるパーツのクリーニングまたは交換を可能にするようになっている。
本発明の特徴によれば、アプリケーターヘッドは、少なくとも1つの分配キャビティーを含む。
有利な特徴によれば、しかし、随意的に、第1および第2の電極は、同じ平面の中に位置している。
より正確には、電極間区域は、第1および第2の電極の前記平面と平行な平面内に位置しており、第1および第2の電極の平面と電極間区域の平面は、相互に所定の距離だけ離れて位置している。このように、電極間区域から後退させられて第1および第2の電極を配置することは、電極とユーザーの皮膚との直接的な接触を回避し、それによって、刺激または電気的なうずきを防止することができる。これにより、第1および第2の電極の平面と電極間区域の平面との間に残る/蓄積することができる製剤の量を低減させることが可能となる。加えて、この構成は、イオントフォレシスのための第1および第2の電極の平面の上に位置している、慣例のもの(formula)を通してではなく、皮膚の中の電流の通過を促進する。
有利には、しかし、随意的に、第1および第2の電極の平面と電極間区域の平面との間の所定の距離は、0.3mmから1.3mmの間にある。
有利な構成によれば、しかし、限定的ではないが、電極間区域は、塗布表面を含み、塗布表面は、ユーザーの皮膚と接触した状態になることが意図されている。また、この構成は、次いで電流が優先的に流れることとなる第1の電極と第2の電極との間において、製剤の厚膜の形成を防止する。
本発明の別の特徴によれば、電極間区域は、第1の電極と第2の電極との間に所定の最小距離を提示している。この所定の最小距離は、5mmから20mmの間にあることが可能である。この配置は、一方では、処置ゾーン、とりわけ、ユーザーの皮膚の中の電流および有効成分の浸透の深さを決定することを可能にする。
本発明の別の特徴によれば、アプリケーターヘッドは、分配回路を含み、分配回路は、製剤分配手段に向けて製剤を分配する分配チャネルを含有している。
本発明の別の特徴によれば、第1の電極および第2の電極は、分配回路から下流に配置されている。したがって、製剤は、第1および第2の電極の右に分配され、ユーザーの皮膚の処置ゾーンの中に導かれる製剤の有効成分の量を最適化するようになっている。
本発明の特徴によれば、第1の電極および第2の電極は、穿孔を備えた壁部をそれぞれ含み、ユーザーの皮膚に向けて製剤が流れることを可能にするようになっている。
1つの実施形態によれば、分配手段は、1つまたは複数の出口開口部を含み、第1および第2の電極の穿孔は、ユーザーに向けて1つまたは複数の製剤出口開口部を含むことが可能である。
別の実施形態によれば、穿孔を備えたプレートは、アプリケーターヘッドの中に配置され得、分配手段は、1つまたは複数の出口開口部を含み、穿孔は、ユーザーの皮膚に向けて1つまたは複数の製剤出口開口部を構成している。
本発明の実施形態によれば、製剤は、デバイスの本体部に取り外し可能に接続されているカートリッジの中に含有され得る。分配されることとなる製剤をカートリッジの中に配置することは、補充を容易かつ簡単にする。また、美容的なおよび治療的な用途を有する異なるタイプの製剤が、それぞれの使用ごとに本体部をクリーニングする必要なしに、アプリケーションデバイスとともに使用され得る。それに加えて、カートリッジは、ユーザーの皮膚のへ上の製剤の分配の制御を可能にする。
本発明の特徴によれば、本体部は、本体部からアプリケーターヘッドに向けて製剤を抽出するための少なくとも1つの手段を含むことが可能である。特に、この抽出手段は、手動で、または、モーターによって、動作させられ得る。
本発明の特徴によれば、アプリケーターヘッドは、電気絶縁手段を含み、電気絶縁手段は、第1の電極と第2の電極との間で流体的に介在しており、前記電気絶縁手段は、第1の電極および第2の電極から本体部への電流の通過を許容または妨害するように構成されている。また、この配置は、本体部と第1および第2の電極との間の漏洩電流を制限することを可能にする。したがって、アプリケーションデバイスは、ユーザーにとって、より安全でより効果的になる。
本発明の特徴によれば、電気絶縁手段は、閉位置または開位置になることが可能であり、
閉位置では、電流が、第1の電極と第2の電極との間だけに流れ、
開位置では、電流が、第1の電極と第2の電極との間、および、アプリケーターヘッドの分配チャネルの中に流れる。
そのように、この構成は、製剤の流れの制御を可能にし、特に、デバイス本体部の中、とりわけ、漏洩電流を回避するために導電性である製剤の中の、電流の流れの制御を可能にする。
本発明の別の特徴によれば、電気絶縁手段は、電気絶縁手段の内側の圧力が所定の閾値に到達するときに、開位置になっている。そのように、製剤(ヘッドの分配キャビティーの中で利用可能な製剤)を供給することが必要でないときに、電流の流れは存在しない。それに加えて、これは、製剤がキャビティーに供給しなければならないときに、分配されることとなる製剤を圧力下に置くことを可能にし、それは、製剤が分配キャビティーを充填することの助けとなる。
本発明の別の特徴によれば、電気絶縁手段は、第1の電極につながる分配チャネルのうちの1つの上に配置されている。そのような構成は、電流線がアプリケーターヘッドの内側の第1の電極から第2の電極へ通ることを防止することを可能にし、また、本体部への電流の通過を防止することを可能にする。
別の実施形態によれば、第1の電極は、ヘッドの中央に配置されており、第2の電極は、ヘッドの周囲部に向けて配置されており、アプリケーターヘッドの装着および組み立てを容易にさせるようになっている。
有利には、しかし、限定的ではないが、絶縁手段は、弁である。弁は、水密の状態のままで、流体の流れを簡単におよび効果的に許容または停止することを可能にする。
別の実施形態によれば、アプリケーションデバイスは、ヘッドの中に据え付けられた温度プローブを含むことが可能である。このプローブは、電流強度が高過ぎるときに生じる可能性のある損傷を回避するために、ユーザーの皮膚温度をモニタリングすることを可能にする。
他の革新的な特徴および利点は、添付の図面を参照した以下の説明において見られることとなり、この説明は、参照のために提供されるものであり、決して限定されるものではない。
本発明による、イオントフォレシスによってユーザーの皮膚に分配されることとなる製剤を塗布するためのデバイスの斜視図である。 図1の中の切断平面A−Aによる、製剤アプリケーションデバイスの縦断面図である。 本発明による製剤アプリケーションデバイスのアプリケーターヘッドの例の上面斜視図である。 図3に図示されているアプリケーターヘッドの例の底面図である。 本発明によるアプリケーションデバイスのアプリケーターヘッドの例の分解斜視図である。 本発明による、アプリケーターヘッドの例の断面図を概略的にかつより詳細に図示する図である。 本発明による、アプリケーターヘッドの例の断面図を概略的にかつより詳細に図示する図である。 アプリケーターヘッドの中の第1および第2の電極の配置の実施形態を概略的に表す図である。 アプリケーターヘッドの中の第1および第2の電極の配置の実施形態を概略的に表す図である。 アプリケーターヘッドの中の第1および第2の電極の配置の実施形態を概略的に表す図である。 第1の電極と第2の電極との間に置かれることとなる電気絶縁手段の例を表す図である。 第1の電極と第2の電極との間に置かれることとなる電気絶縁手段の例を表す図である。 第1の電極と第2の電極との間に置かれることとなる電気絶縁手段の例を表す図である。 本発明による、カートリッジを含むアプリケーションデバイス本体部の上に装着および接続されているアプリケーターヘッドの例の部分的な詳細断面図である。 電子制御回路、電流発生器、ならびに、第1および第2の電極の間の電気的な通信を表すブロック図である。 本発明によるアプリケーターヘッドと接続することが意図されたデバイス本体部の接続部分の上面斜視図である。
図1を参照すると、本発明によるイオントフォレシスによってユーザーの皮膚に分配されることとなる製剤を塗布するためのデバイス1は、ユーザーの皮膚の美容的なおよび/または治療的な処置を意図している。ここで、デバイス1は、イオントフォレシスの原理、電気泳動原理を使用し、ユーザーの皮膚を通した製剤およびその有効成分の浸透を推進および促進させる。ここで、イオントフォレシスは、皮膚を通した電界の印加であり、製剤のイオンの変位を可能にする駆動力として作用する。皮膚は、非侵襲性の方法で処置される。
デバイスは、デバイス1のグリッピングデバイスを形成する本体部2と、本体部2の上に装着されるアプリケーターヘッド3とを含む。図2に見ることができるように、デバイスは、皮膚に分配されることとなる製剤を貯蔵するための少なくとも1つの手段84を含む。有利には、しかし、限定的ではないが、本体部2は、分配されることとなる製剤を貯蔵するための手段84を含む。アプリケーターヘッド3に関して、それは、ユーザーの皮膚に分配されることとなる製剤の分配のための少なくとも1つの手段11を含む。
本発明の意味の中での「製剤」という用語は、液体および/または水性組成物などのような流体の形態の製剤を表している。
図2から図7を参照すると、アプリケーターヘッド3は、本体部2の上に取り外し可能に装着され、劣化および/または損傷の場合にヘッドの交換を可能にするようになっており、したがって、そのクリーニングを容易にさせる。図3および図4に図示されているようなアプリケーターヘッド3は、ユーザーの皮膚に向けて配向されることが意図された上側インターフェースと、製剤アプリケーションデバイスの本体部2に接続されることが意図された反対側の下側インターフェースとを含む。
本発明の理解を容易にするために、アプリケーターヘッド3が垂直方向の長手方向軸線Zに沿って延在していることを考える。また、水平方向の軸線Xが現わされており、軸線Xは、垂直方向の長手方向軸線Zに対して、および、横断方向の軸線Yに対して垂直であり、これらの3つの軸線X、Y、Zが、たとえば、図2および図3に図示されているような右手座標系を形成するようになっている。「下側」、「上側」、「高い」、「低い」、「上部」、および「底部」という用語は、垂直方向の長手方向軸線Zを基準にして定義されており、また、「横方向の」という用語は、水平方向の軸線Xを基準にして定義されている。
図5、図6、および図7により正確に図示されているように、アプリケーターヘッド3は、ベース4を含み、ベース4は、壁部7によって接続されている上側表面5および下側表面6を含む。この壁部7は、サイドスカート8によって拡張されており、サイドスカート8は、軸線Z方向に、壁部7の周囲部から底部に向けて延在している。サイドスカート8は、その長さに沿って、内側表面9および反対側の外側表面10を有している。ベース4は、ほぼ三角形の断面を有している。当然のことながら、ベース4は、アプリケーションデバイス1の本体部と適合するときには、円形または他の断面を有することが可能である。
また、図6および図7において、ベース4は、上側表面5と下側表面6との間に配置されている、分配されることとなる製剤の分配のための回路12を含む。特に、分配回路12は、ベース4の下側表面6において、バッファー貯蔵部13を含み、バッファー貯蔵部13は、アプリケーションデバイス1の本体部2から製剤を受け入れるかまたは収集することが意図されている。バッファー貯蔵部13は、本体部2から分配されることとなる製剤を受け入れる入口部14と、皮膚の上への製剤の分配のための手段11に向けて製剤が流れることを可能にする出口部15とを有している。製剤が分配手段11に向けて流れることを可能にするために、分配回路12は、分配チャネル16を含み、分配チャネル16は、製剤の分配のための手段11とバッファー貯蔵部13とを接続している。分配チャネル16は、ベース4の壁部7の中に形成されている。分配チャネルは、ベース4の上側表面5において分配開口部91によって終了し、特に、それらは、バッファー貯蔵部13の出口部15をこれらの分配開口部91と接続することを可能にする。有利には、しかし、限定的ではないが、それぞれの分配開口部91は、分配回路12の分配チャネル16と流体的に連通している。
アプリケーションデバイスは、イオントフォレシスのための少なくとも第1の電極17および少なくとも第2の電極18を含む。これらの第1および第2の電極17、18は、アプリケーションデバイス1に含まれている少なくとも1つの分配キャビティー92の中にそれぞれ据え付けられており、分配されることとなる製剤を受け入れることが可能である。特に、分配キャビティー92は、アプリケーターヘッド3の中に形成されており、少なくとも1つの分配開口部91と流体連通している。図6および図7において、第1の電極17および第2の電極18は、ベース4の上側表面5の上に配置されているということが、より厳密に観察される。第1の電極17および第2の電極18は、電流発生器(本説明において後に説明される)に接続されており、電流を作り出すようになっており、電流は、皮膚の中に分配されることとなる製剤の浸透を引き起こすことが意図されている。イオントフォレシスのための第1の電極17および第2の電極18は、電極間区域19によって互いから分離されており、電極間区域19は、第1の電極17と第2の電極18との間に一定のスペースを確保している。電極間区域19は、塗布表面20を含み、塗布表面20は、分配されることとなる製剤を塗布するために、皮膚と接触した状態になることが意図されている。より正確には、電極間区域19は、有利には、しかし、限定的ではないが、アッセンブリ部材によって形成されており、アッセンブリ部材は、ベース21を有しており、側壁部22が、ユーザーの皮膚に向けて配向されている第1の表面23と第2の表面24とを接続しており、第1の表面23は、したがって、塗布表面20を画定しており、第2の表面24は、それの反対側にある。ここで、アッセンブリ部材は、2つのピン25を有しており、2つのピン25は、第2の表面24から延在しており、また、2つのピン25は、ベース4の2つの対応する孔部26の中へ適合することが意図されており、アッセンブリ部材がベース4の中へ適合することを可能にするようになっている。孔部26は、ベース4の上側表面5から下側表面6へ、ベース4を横断している(図4を参照)。側壁部22は、特定の厚さを有しているので、塗布表面20は、ベース4の上側表面5から所定の距離に位置している。特に、ベース4の上側表面5は、平面Aにおいて画定されており、一方、第1および第2の電極17、18は、上側表面5の上方に配置されており、平面Aに対して平行な平面Bにおいて画定されている。電極間区域19に関して、とりわけ、塗布表面20に関して、これは、平面Cにおいて画定されており、平面Cは、第1および第2の電極17、18の平面Bに対して平行になっている。換言すれば、第1および第2の電極17、18は、電極間区域19から後退させられており、第1および第2の電極がユーザーの皮膚と接触した状態にならないようになっている。第1および第2の電極17、18の平面B、ならびに、電極間区域19の平面Cは、相互に所定の距離、離れて位置している。所定の距離は、0.3から1.3ミリメートル(mm)の間の距離である。本発明の特定の特徴によれば、電極間区域19は、第1の電極17と第2の電極18との間に所定の最小距離dminを有しており、この所定の最小距離dminは、5mmから20mmの間にある。好ましくは、しかし、限定的ではないが、この最小距離dminは、10mmである。したがって、第1および第2の電極17、18からの、ならびに、電極間区域19からの平面B、Cを分離する距離に起因して、分配キャビティー92が得られる。したがって、後者は、ベース4の上側表面5によって形成される少なくとも1つの底部、および、アッセンブリ部材(電極間区域19)の側壁部22によって形成される側壁部を有している。また、キャビティー92の側壁部は、下記に説明されているアプリケーターヘッド3によって含有されるキャップ37のカラー38の内側壁部から形成され得る。アプリケーターヘッド3のキャビティー92は、このキャビティー92の中に分配されることとなる製剤の薄膜の形成を可能にする。換言すれば、アプリケーターヘッドの上側インターフェースの上において、製剤の蓄積が回避される。
有利には、しかし、限定的ではないが、分配手段11は、ユーザーの皮膚に向けて1つまたは複数の製剤出口開口部を含み、1つまたは複数の製剤出口開口部は、アプリケーターヘッド3の上側インターフェースにおいて終了している。
本発明の特徴によれば、第1の電極17および第2の電極18は、穿孔28を備えた壁部27をそれぞれ有している。
図6に図示されている第1の実施形態によれば、1つまたは複数の穿孔28は、ユーザーの皮膚に向けて製剤を分配する。換言すれば、穿孔28は、皮膚に向けて1つまたは複数の製剤出口開口部を構成している。したがって、製剤は、ベース4の分配開口部91を通って、それぞれの第1および第2の電極17、18の穿孔28に向けて流れる。この実施形態では、第1および第2の電極は、導電性の材料から作製されている。この導電性の材料は、金属材料もしくはポリマー、または、このポリマー材料を含有する複合材料を含むことが可能である。ポリマーは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であることが可能である。金属材料は、ステンレス鋼であることが可能である。
図7に図示されている第2の実施形態によれば、穿孔31を備えた壁部を提供する少なくとも1つのプレート29が、アプリケーションデバイス1のアプリケーターヘッド3の中に配置されている。より正確には、プレート29は、それぞれの第1および第2の電極17、18の上方に配置されている。この場合、製剤は、1つまたは複数の分配開口部91を通って、第1および第2の電極17、18の1つまたは複数の穿孔28を通って、プレート29の穿孔31に向けて流れ、穿孔31は、ユーザーの皮膚に向けて製剤を分配する。有利には、このプレート29は、ユーザーの皮膚に対する刺激またはうずきを回避するために、導電性ではない。プレート29は、ポリマー材料から作製され得る。好ましくは、しかし、限定的ではないが、ポリマーは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)またはポリオキシメチレン(POM)などのような、熱可塑性のものである。この実施形態では、イオントフォレシスのための第1および第2の電極17、18は、複合材料から作製されている。有利には、複合材料は、カーボン充填ポリマーであることが可能である。
第1および第2の電極17、18は、ベース4の上側表面5の上方に、さまざまな方式で配置され得る。1つの実施形態では、図1、図3、図6、および図7に図示されているように、第1の電極17は、ベース4の中央に配置されている。第2の電極18に関して、それは、アプリケーターヘッド3の周囲部に、より正確には、電極間区域19の外周の周りに配置されている。図示されている第1の電極17は、ほぼ三角形の形状を有している。この実施形態では、第2の電極18は、概して三角形の形状を有する閉じた輪郭を有している。図8に図示されている別の実施形態では、イオントフォレシスのための第1および第2の電極17、18は、長方形形状を有している。これらは、互いに平行に配置されており、電極間区域19によって分離されている。図9に図示されている別の実施形態によれば、第1および第2の電極17、18は、形状が長方形になっている。電極の数は、4つであり、それらは、相互に所定の距離おいて配置されている。電極間区域19は、アプリケーターヘッド3の中央に配置されており、たとえば、電極間区域の左側に2つの第1の電極17が存在し、また、電極間区域19の右側に2つの第2の電極18が存在するようになっている。図10に図示されているさらなる別の実施形態によれば、第1の電極17は、4つの縁部32を形成する2つの垂直なブランチを備えた概して十字の形状を有している。第1の電極17は、ヘッド3の中央に、とりわけ、ベース4の上側表面5の中央に配置されている。いくつかの第2の電極18(このケースでは、そのうちの4つ)は、第1の電極17から所定の距離に、後者の周りに配置されている。それぞれの第2の電極18は、第1の電極17の縁部32の延在に沿って配置されている。電極間区域19は、第1および第2の電極17、18を分離している。当然のことながら、第1および第2の電極17、18の他の構成も可能である。
説明されているさまざまな実施形態では、アプリケーターヘッド3は、少なくとも1つの電気絶縁手段33を含み、少なくとも1つの電気絶縁手段33は、第1の電極17と第2の電極18との間で流体的に介在する。この電気絶縁手段33は、アプリケーションヘッド3を介した第1の電極17と第2の電極18との間の電流の通路を、許容するかもしくは制限し、または、さらには防止するように構成されている。図6および図7を参照すると、絶縁手段33は、分配チャネル16のうちの1つの上に配置されている。第1の電極17と第2の電極18との間の電流の流れを制御し得るために、電気絶縁手段33は、分配開口部91とバッファー貯蔵部13の出口部15との間に、第1の電極17へとつながる分配チャネル16の上に配置されている。実際に、図6および図7において、イオントフォレシスのための第1の電極17は、アプリケーターヘッド3の中央に位置しており、一方、イオントフォレシスのための第2の電極18は、第1の電極17の周囲部を取り囲み、特に、電極間区域19を取り囲んでいる。
有利には、しかし、限定的ではないが、電気絶縁手段33は、第1の電極17につながる分配チャネル16の分配開口部91の近くに位置しており、アプリケーターヘッドを介した第2の電極18に向かう漏洩電流を可能な限り制限するようになっている。
アプリケーターヘッド3を介した第1の電極17と第2の電極18との間の電流の通路を許容または制限するために、電気絶縁手段33は、開位置または閉位置になることが可能である。閉位置では、電流は、第1の電極17と第2の電極18との間だけを流れ、開位置では、電流は、アプリケーターヘッド3および本体部2の中を、制限された態様で流れる。電気絶縁手段33は、クリアランスエリアを有しており、クリアランスエリアは、電気絶縁手段33が開位置になっているときに、第1の電極17と第2の電極18との間の、および、アプリケーターヘッド3の分配チャネル16の中の、電流の流れを可能にする。それにもかかわらず、このクリアランスエリアは、非常に小さいので、流れる経路のインピーダンスは、このクリアランスエリアを介した電流の流れを選ぶには大き過ぎるようになっている。したがって、電流は、アプリケーターヘッド3および本体部2の内部に向けてというよりもむしろ、アプリケーションインターフェース(皮膚側)の中をほとんど独占的に流れる。
開位置では、分配されることとなる製剤は、本体部2から第1および第2の電極17、18に向けて流れるが、閉位置では、製剤は、もはや第1の電極17に向けて流れることができない。製剤が貯蔵手段84からバッファー貯蔵部13に向けて再び抽出されると、製剤の圧力は、電気絶縁手段33が開くようにし、これにより、イオントフォレシスのための第1および第2の電極17、18に製剤が供給されるようになっている。電気絶縁手段33の開口圧力は、第2の電極18に供給する分配チャネル16および関連の圧力損失に関連して、適当に選択される。理想的には、絶縁手段33の通路の中に分配されることとなる製剤によって受ける圧力損失は、第2の電極18に供給する、より長い分配チャネル16の圧力損失に等しい。また、あるいは、電気絶縁手段33は、イオントフォレシスのための第2の電極18につながる分配チャネル16の上に配置されてもよい。これは、有利には、イオントフォレシスのための第1および第2の電極17、18に向けての製剤の流れをバランスさせることを可能にし、したがって、イオントフォレシスのための第1および第2の電極17、18への製剤の等しい供給を最適化することを可能にする。
それに加えて、絶縁手段33の内側の圧力が所定の閾値に到達するときに、絶縁手段33は、開位置になっている。有利には、しかし、限定的ではないが、絶縁手段33は、弁であり、好ましくは、図11から図13に図示されているような逆止弁である。しかし、絶縁手段33は、別の形態をとることも可能である。弁は、第1の端部および反対側の第2の端部を備えた本体部を含み、第1の端部には、進入口34が形成されており、第2の端部には、出口35が形成されている。出口35は、弾性的に変形可能な2つの対向するリップ36から形成されたダックビルの形態になっている。2つのリップ36は、弁の内側の圧力値が少なくとも所定の圧力閾値に等しい場合に開き、また、それらは、弁の内側の圧力値が所定の圧力閾値よりも低いときには閉じる。所定の圧力閾値は、5から200ミリバール(mbar)の間にある。好ましくは、しかし、限定的ではないが、所定の閾値圧力値は、おおよそ50mbarである。開位置では、出口部35に形成されているリップ36のクリアランスエリアは非常に低くなっており、結果的に、インピーダンスは高くなるということが留意されるべきである。リップ36の(開口部の)最大クリアランスエリアは、0.2mm2から2.5mm2の間にある。したがって、分配されることとなる製剤の流れが可能であるが、電流の流れは、アプリケーターヘッド3を介したイオントフォレシスのための第1の電極17と第2の電極18との間で制限される。
弁は、シリコーンなどのようなポリマー材料から作製されている。
アプリケーターヘッド3は、キャップ37ないしカバーを含み、キャップ37ないしカバーは、ベース4に固定され、第1および第2の電極17、18をアプリケーターヘッド3の中の適切な位置に保持する。キャップ37は、カラー38を含み、カラー38は、中央開口部39を有しており、中央開口部39を通して、ベース4が受け入れられる。第1および第2の電極17、18、および、アッセンブリ部材(塗布表面20)は、この中央開口部39を通して見ることができる。カラー38は、上側表面101を有しており、上側表面101は、平面Dにおいて画定されている。この上側表面101は、支持リングを形成しており、この支持リングの目的は、皮膚に薄い厚さの体積を生成させることである。この平面Dは、電極間区域19の塗布表面20の平面Cに対してほぼ平行である。また、平面Dは、イオントフォレシスのための第1および第2の電極17、18の平面Bに対して平行である。キャップ37のカラー38は、その周囲部において、サイドスカート40を含み、サイドスカート40は、ベース4の壁部7と協働することが意図されている。特に、ベース4のサイドスカート8と壁部7との間に、フランジ41が設けられており、サイドスカート40の自由端部42が、フランジ41の上に置かれる。ベース4の壁部7は、非貫通スロット43(図5を参照)を有しており、非貫通スロット43のそれぞれの中に、サイドスカート40の内側壁部45の上のレッジ部44が装着され、キャップ37をベース4に取り付ける。ベース4のカバー37の分解を容易にさせるために、ベースは、壁部7の上に切り欠き部99を含む。切り欠き部は、それぞれの非貫通スロット43の近くに位置しており、また、ユーザーの指がカバー37の自由端部42にアクセスすることを可能にする。
キャップ37のサイドスカート40の内側壁部45とベース4の壁部7との間に、第1のガスケット46が配置されている。第1のガスケット46が適切な位置に保持されるために、ベース4の壁部7は、壁部7の外周の方向に延在する溝部47を含む。第1のガスケット46は、リング形状の本体部を有している。有利には、第1のガスケット46は、弾性的に変形可能な材料から作製されている。この変形可能な材料は、好ましくは、以下のもの、すなわち、エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)、フッ化炭素ゴム(FPM)、ポリアクリルエラストマー(ACM)、エチレンアクリルコポリマー(AEM)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、VITON(登録商標)、またはブチルのうちの1つから選択される、ポリマーまたはコポリマーである。
アプリケーターヘッド3は、アプリケーターヘッド3および本体部2を取り外し可能に接続するために、接続部材48をさらに含む(図5を参照)。この接続部材48は、支持部49を含み、支持部49は、壁部52によって接続されている上側面50および下側面51を含む。支持部49は、両側に壁部52を通り抜ける開口部54を有している。この開口部54は、バッファー貯蔵部13の入り口14と連通している。支持部49は、固定ブラケット55(ここでは、そのうちの3つ)を装備しており、固定ブラケット55は、支持部49の内側面51から延在している。支持部49は、ベース4のサイドスカート8の内側表面9と圧力嵌めの状態になっている。固定ブラケット55は、それらの自由端部56のそれぞれに向けて、ほぼV字形状を有している。これらの固定ブラケット55は、本体部2の近位端部58に設けられているバルジ57と協働する。バルジ57は、本体部2の内側表面60の上に配置されている。壁部52には、壁部52の外周に沿って延在する溝部53が設けられており、溝部53の中に、第2のガスケット61が据え付けられる。ガスケット61は、サイドスカート8の内側表面9と接触している。
有利には、分配されることとなる製剤は、カートリッジ63の中に含有されており、カートリッジ63は、デバイスの本体部2に取り外し可能に接続されている。したがって、製剤が使い尽くされたとき、カートリッジ63は、容易に交換または補充され得る。
図14を参照すると、カートリッジ63は、取り付けヘッド67を受け入れるハウジング66を含む。取り付けヘッド67は、接続部材48の開口部54を通して挿入されており、取り付けヘッドの一部分は、バッファー貯蔵部13の中に延在している。取り付けヘッド67は、アプリケーターヘッド3に関連して取り付けられている。また、ガスケット70が、接続部材48の支持部49の溝部69の中に収容されている。ガスケット70は、ストップ30によって溝部69の中に固定されており、分配されることとなる製剤が、カートリッジ63の取り付けヘッド67と交差しないようになっている。
本体部2は、貯蔵手段84の中の製剤を本体部2から抽出することを可能にするために、少なくとも1つの抽出手段78を含む。この手段78は、手動であってもよく、または、電動化されていてもよい。手動モードでは、デバイスは、ドライブ手段を含むことが可能であり、ドライブ手段82は、一部分83(図1を参照)を含み、一部分83は、デバイス1の本体部2の開口部77を通って延在しており、ユーザーがそれを容易に活性化させることができるようになっている。有利には、しかし、限定的ではないが、このドライブ82は、ホイール85を含む。
変形例として、電動化された抽出手段78は、モーター(図示せず)を含み、モーターは、分配メカニズムを回転させることを可能にするための手段を活性化させる。モーターは、アプリケーションデバイス1の本体部2の上のアクセス可能なボタンを介して活性化させられ得る。このボタンは、電子制御回路72に接続されており、モーターを活性化させる。
また、アプリケーターヘッド3の中に配置されている第1および第2の電極17、18に低強度の電流を送達することを可能にするために、電流発生器71が本体部2の中に配置されている。電流は、50マイクロアンペア(μA)から6000μAの間の値である。好ましくは、しかし、限定的ではないが、電流は、おおよそ800μAである。電流は、交流または直流であることが可能である。電流発生器71は、製剤アプリケーションデバイス1の本体部2の中に据え付けられる電子制御回路72によって制御され、電流を提供する。電子制御回路72は、電源90によって電力を与えられ、電源90は、バッテリー、または、家庭用電源グリッドの上で再充電可能なバッテリーであることが可能である。あるいは、デバイス1は、電力コード(図示せず)を含むことが可能であり、電力コードは、家庭用電源グリッドに接続され、電子制御回路72に電力を与えることが意図されている。電流発生器71と第1および第2の電極17、18との間の電気的な接続を確保するために、これらの電極は、ピン73、73’をそれぞれ装備している。ピン73、73’ならびに第1および第2の電極17、18は、単一の部分から形成されている。それぞれのピン73、73’(図5および図14を参照)は、アプリケーターヘッド3の下側インターフェースからアクセス可能な自由端部74を有している。換言すれば、それぞれのピン73、73’は、両側において、電極間区域19、ベース4、および接続部材48を、部材に含まれるスリット75、75’を介して横断している。したがって、ピン73、73’は、アプリケーターヘッド3の接続部材48の下側面51からアクセス可能である。それぞれのピン73、73’は、電極間区域、ベース4、および接続部材48の長さを上回る長さを有している。ここで、ピン73、73’のそれぞれは、逆さLの形状のセクションを有している。デバイスの本体部2は、接続エレメント76を含み、接続エレメント76は、電流発生器71に接続されている。
図14から図16において、1つの接続エレメント76は、電流発生器のアノードに接続されており、別の接続エレメント76は、電流発生器71のカソードに接続されている。そのように、アプリケーターヘッド3がデバイス1の本体部2に接続されているときに、それぞれのピン73、73’は、接続エレメント76と協働し、電流を供給される。
本発明の特徴によれば、製剤が分配されるときに、ユーザーの皮膚、第1の電極17、および第2の電極18とともに、閉じた回路が形成される。強い強度または長い期間の場合に、不快感もしくはさらなる痛みの感覚を生成させる皮膚の微小病変を回避するために、または、機能または耐性に伴う問題を検出するために、デバイスは、温度プローブを含むことが可能である。有利には、この温度プローブは、アプリケーションデバイス1のアプリケーターヘッド3の中に一体化されており、電子制御回路72に接続されている。
ここで、アプリケーションデバイスの機能が説明されることとなる。アプリケーションデバイスが電力を与えられるとき、電子制御回路72は、電流発生器71に命令を送り、電流発生器71は、イオントフォレシスのための第1および第2の電極17、18において電流を発生させる。ユーザーは、第1のステップとして、製剤がカートリッジ63から抽出され、バッファー貯蔵部13の中に収集されるまで、抽出手段78を活性化させる。第2のステップとして、圧力下の製剤は、弁の内側の圧力が所定の値に到達するときに、弁の開放をトリガーし、それは、ベース4の中に形成されている分配チャネル16の中へ製剤が通ることを可能にする。次いで、製剤は、第1および第2の電極17、18に向けて、分配開口部91を介して分配キャビティー92の中へ流れ込む。生成される電界の右に、第1および第2の電極17、18の穿孔28を通り抜ける製剤は、半円形のアーチ形の力線にしたがって皮膚の中へ深く輸送される。皮膚の下で到達される距離は、深さ2mmから10mmの間にある。
本発明は、例として上記に説明されている。当業者は、たとえば、本発明の文脈から逸脱することなく、単独でまたは組み合わせて取り込まれるさまざまな上記の特徴を組み合わせることによって、本発明の異なる実施形態変形例を実施することができるということが理解される。

Claims (18)

  1. イオントフォレシスによってユーザーの皮膚に分配される製剤を塗布するためのデバイス(1)であって、
    前記分配される製剤を受け入れるための本体部であって、電流発生器(71)を含む、本体部(2)と、
    前記本体部(2)の上に装着されるアプリケーターヘッド(3)であって、
    前記皮膚に分配される前記製剤を分配するための少なくとも1つの分配手段(11)と、
    電極間区域(19)によって分離されている少なくとも、1つの第1の電極(17)および1つの第2の電極(18)であって、前記第1の電極(17)および前記第2の電極(18)は、前記電極間区域から後退させられており、また、前記発生器(71)からの電流を受け入れる、少なくとも、1つの第1の電極(17)および1つの第2の電極(18)と、
    を含む、アプリケーターヘッド(3)と、
    を含むことを特徴とするデバイス(1)。
  2. 前記第1の電極(17)および前記第2の電極(18)は、同じ平面(B)の中に位置していることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記電極間区域(19)は、前記第1の電極(17)および前記第2の電極(18)の前記平面(B)に対して平行な平面(C)の中に位置しており、前記第1の電極(17)および前記第2の電極(18)の前記平面(B)と前記電極間区域の前記平面は、相互に所定の距離、離れて位置していることを特徴とする請求項2に記載のデバイス(1)。
  4. 前記電極間区域(19)は、塗布表面(20)を含み、前記塗布表面(20)は、前記ユーザーの皮膚と接触した状態になるためのものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  5. 前記電極間区域(19)は、前記第1の電極(17)と前記第2の電極(18)との間に所定の最小距離(dmin)を有しており、前記所定の最小距離(dmin)は、5mmから20mmの間にあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  6. 前記アプリケーターヘッド(3)は、分配回路(12)を含み、前記分配回路(12)は、前記分配手段(11)に向けて前記製剤を分配する分配チャネル(16)を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  7. 前記第1の電極(17)および前記第2の電極(18)は、前記分配回路(12)から下流に配置されていることを特徴とする請求項6に記載のデバイス(1)。
  8. 前記第1の電極(17)および前記第2の電極(18)は、穿孔(28)を備えた壁部をそれぞれ有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  9. 前記分配手段(11)は、1つまたは複数の出口開口部を含み、前記穿孔(28)は、前記ユーザーの皮膚に向けて前記1つまたは複数の製剤出口開口部を構成していることを特徴とする請求項8に記載のデバイス(1)。
  10. 穿孔(31)を備えたプレート(29)は、前記アプリケーターヘッド(3)の中に配置されており、前記分配手段(11)は、1つまたは複数の出口開口部を含み、前記穿孔(31)は、前記ユーザーの皮膚に向けて前記1つまたは複数の製剤出口開口部を構成していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  11. 前記製剤は、前記デバイス(1)の前記本体部(2)に取り外し可能に接続されているカートリッジ(63)の中に含まれていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  12. 前記本体部(2)は、前記本体部(2)から前記アプリケーターヘッド(3)に向けて前記製剤を抽出するための少なくとも1つの手段(78)を含むことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  13. 前記アプリケーターヘッド(3)は、電気絶縁手段(33)を含み、前記電気絶縁手段(33)は、前記第1の電極(17)と前記第2の電極(18)との間で流体的に介在しており、前記電気絶縁手段(33)は、前記第1の電極(17)および前記第2の電極(18)から前記本体部への電流の通過を許容または妨害するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  14. 前記電気絶縁手段(33)は、閉位置または開位置になることが可能であり、
    前記閉位置では、電流が、前記第1の電極(17)と前記第2の電極(18)との間だけに流れ、
    前記開位置では、電流が、前記第1の電極(17)と前記第2の電極(18)との間、および、前記分配チャネル(16)の中に流れることを特徴とする請求項13に記載のデバイス(1)。
  15. 前記電気絶縁手段(33)は、前記電気絶縁手段(33)の内側の圧力が所定の閾値に到達するときに、前記開位置になっていることを特徴とする請求項14に記載のデバイス(1)。
  16. 前記電気絶縁手段(33)は、前記第1の電極(17)につながる前記分配チャネルのうちの1つの上に配置されていることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  17. 前記第1の電極(17)は、前記ヘッド(3)の中央に配置されており、前記第2の電極(18)は、前記ヘッド(3)の周囲部に向けて配置されていることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  18. 前記絶縁手段(33)は、弁であることを特徴とする請求項13乃至17のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
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