JP2018527986A5 - - Google Patents

Description

さらに好ましい構成では、スリーブおよび／または拡張器は、それらの長手軸に対して横方向に延在する溝を、それらの外側の近位領域に、とりわけそれらの短辺に有する。これらの溝は、指に対して良好な把持を保証するために、または工具をスリーブないし拡張器から引き抜くために用いられる。一発展形態では、近位の歯／エッジ領域に直径方向に対向する開口部が設けられている。

上方の長辺３．３は、案内スリーブ３の幅にわたって外に向かい凸状に湾曲して構成されている（すなわち平坦ではない）。上方の長辺の曲率半径は、ここでは１２ｍｍである。スリーブは、その近位の外側に横溝３．８と直径方向に対向する壁開口部３．９とを有する。この構成によって執刀医の指ないし工具に対する把持性が改善される。

Claims (19)

1. 脊椎手術用の装置であって、
   前記装置は、１つの案内スリーブ（３）と、１つの拡張器（４）とを備え、
   前記案内スリーブ（３）の内輪郭に対応する外輪郭を有する前記拡張器（４）が前記案内スリーブ（３）内に配置され、前記拡張器（４）を介して前記案内スリーブ（３）はスライドされ、
   前記案内スリーブ（３）は非シリンダ状の外套（３．１）を有し、
   前記非シリンダ状の外套（３．１）は、前記非シリンダ状の外套（３．１）の長手軸に垂直な断面において互いに対向する２つの長辺（３．３、３．４）と前記２つの長辺（３．３、３．４）を接続する２つの短辺（３．５、３．６）を有し、前記２つの長辺（３．３、３．４）は前記２つの短辺（３．５、３．６）よりも幅が大きく、
   前記２つの長辺（３．３、３．４）の一方は平坦であり、もう一方は外方に向かって凸状に湾曲しており、
   前記２つの長辺（３．３、３．４）と前記２つの短辺（３．５、３．６）との間の移行部の曲率半径は、３から４．５ｍｍの間である、
   ことを特徴とする装置。
2. 外に向かって凸状に湾曲している前記長辺（３．３，３．４）の一方は、１１から１２．５ｍｍの曲率半径（Ｒ）を有する、ことを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. 前記短辺（３．５，３．６）は遠位に、前記長辺（３．３，３．４）を超えて突き出る突起（３．７）を有する、ことを特徴とする請求項１または２に記載の装置。
4. 前記突起（３．７）は、前記案内スリーブ（３）の自由端部に向かって先細になっており、前記自由端部において丸められている、ことを特徴とする請求項３に記載の装置。
5. 前記短辺（３．５，３．６）は、前記長辺（３．３，３．４）よりも大きな厚さを有し、好ましくは前記長辺（３．３、３．４）の厚さは０．８ｍｍから１．２ｍｍであり、および／または前記短辺（３．５，３．６）の厚さは１．２ｍｍから１．７ｍｍ超である、ことを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記載の装置。
6. 前記案内スリーブ（３）は、前記案内スリーブ（３）の長手軸に対して垂直に延在する溝（４．２）を、前記案内スリーブ（３）の外側の近位領域の前記短辺（３．５、３．６）に有する、ことを特徴とする請求項１から５のいずれか一項に記載の装置。
7. 前記案内スリーブ（３）の外側の近位領域の２つの前記短辺（３．５、３．６）に互いに対向する開口部（３．９）を有する、ことを特徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載の装置。
8. 請求項１から７のいずれか一項に記載の装置を有する脊椎手術用のセットであって、
   前記拡張器（４）の内腔はシリンダ状に構成されている、ことを特徴とするセット。
9. 請求項１から７のいずれか一項に記載の装置の一部材としての、脊椎手術用の案内スリーブ（３）において、非シリンダ状の外套（３．１）を特徴とする案内スリーブ。
10. 互いに対向する２つの前記長辺（３．３，３．４）は、前記長辺（３．３，３．４）を接続する前記短辺（３．５，３．６）の幅よりも大きい幅を有する、ことを特徴とする請求項９に記載の案内スリーブ。
11. 前記長辺（３．３，３．４）の一方は平坦である、ことを特徴とする請求項９または１０に記載の案内スリーブ。
12. 前記長辺（３．３，３．４）の一方は外に向かって凸状に湾曲しており、１１から１２．５ｍｍの曲率半径（Ｒ）を有する、ことを特徴とする請求項９から１１のいずれか一項に記載の案内スリーブ。
13. 前記長辺（３．３，３．４）と短辺（３．５，３．６）との間の移行部の曲率半径は、３から４．５ｍｍの間である、ことを特徴とする請求項９から１２のいずれか一項に記載の案内スリーブ。
14. 前記短辺（３．５，３．６）は遠位に、前記長辺（３．３，３．４）を超えて突き出る前記突起（３．７）を有する、ことを特徴とする請求項９から１３のいずれか一項に記載の案内スリーブ。
15. 前記突起（３．７）は、前記案内スリーブ（３）の自由端部に向かって先細になっており、前記自由端部において丸められている、ことを特徴とする請求項１４に記載の案内スリーブ。
16. 前記短辺（３．５，３．６）は、長辺（３．３，３．４）よりも大きな厚さを有し、前記長辺（３．３、３．４）の厚さは０．８ｍｍから１．２ｍｍであり、および／または短辺（３．５，３．６）の厚さは１．２ｍｍから１．７ｍｍ超である、ことを特徴とする請求項９から１５のいずれか一項に記載の案内スリーブ。
17. 前記案内スリーブ（３）は、前記案内スリーブ（３）の長手軸に対して垂直に延在する溝（４．２）を、前記案内スリーブ（３）の外側の近位領域の前記短辺（３．５，３．６）に有する、ことを特徴とする請求項９から１６のいずれか一項に記載の案内スリーブ。
18. 前記案内スリーブ（３）は、前記案内スリーブ（３）の外側の近位領域の２つの前記短辺（３．５、３．６）に互いに対向する開口部（３．９）を有することを特徴とする、請求項９から１７のいずれか一項に記載の案内スリーブ。
19. 請求項９から請求項１８のいずれか一項に記載の案内スリーブ（３）と、前記案内スリーブ（３）によって位置決めされる椎間ケージ（２）とから成る脊椎手術用のセットにおいて、
    前記案内スリーブ（３）の内腔は、前記椎間ケージ（２）の最大断面輪郭に適合されている、ことを特徴とするセット。