JP2018526546A - サーフコンディションの向上 - Google Patents

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Abstract

本発明の一態様は、海底より上のサーフコンディションを向上させる方法を提供する。海底は、拘束されていない堆積物から少なくとも部分的に形成される。方法は、拘束されていない堆積物の構造SBを形成するために堆積物の一部を移動させることを含む。本発明の別の態様は、海底より上のサーフコンディションを向上させるための整備装置(10)を提供する。装置は、海底に沿って移動方向に移動可能であり、出口(16d)および装置(14c)を含む。出口は、堆積物の一部を移動させるために水流を、移動方向を横切る方向に方向付けるためのものである。装置は水流を方向付けることにより生じる力に抵抗するために海底と係合するためのものである。

Description

本発明の好ましい形態は、サーフコンディションを向上させることに関する。
サーフィンは大きな経済的価値のある余暇活動である。いくつかの地域では、その地域の好ましいサーフコンディションを利用しようと訪れたサーファー達によって、地域経済全体が維持されている。
誤解を避けるために、「サーフィン」は、ボディボーディングおよびスタンドアップパドルボーディングを含む幅広い波乗り活動を含むように本明細書において使用される。「サーフコンディション」は、本明細書では波の形状および挙動に言及するために使用される。
典型的には、一組の波が海岸線に近づくにつれて、それらの波は減速し、一緒に「押しつぶされる(squash)」。より技術的な用語を用いて言うと、波の数が維持される一方で波長は短くなる。このプロセスはショアリング(shoaling)と呼ばれ、波高を増大させる。最終的には、波のより低い部分は、それらが波のより高い部分によって追い越される速度まで遅くなる。これは波のブレイク(wave breaking)と呼ばれる。
波がどのようにブレイクするかは、サーフコンディションの重要な側面であり、すべてのサーファーが同じ好みを持つわけではない。一般に初心者は、「こぼれる(spill)」波、すなわち、追い越し部分が波の主面に流れ落ちる波を好む。より多くの経験を積んだサーファーは、「落ちる(pitch)」波、すなわち、サーファーが中でサーフィンすることができるチューブ状の空洞を画成するように波の追い越し部分が波の主面の前方にいくらか距離を置いて落下する波を好むことが多い。
波を2次元で考えることはしばしば好都合であるが、波は実際には3次元である。波がその進行方向を横切る方向(すなわち、うねり角を横切る方向)においてどのように挙動するかは、サーフコンディションの別の重要な側面である。多くの人は、一方のまたは他方のそのような横切る方向において徐々に落ちる波を理想と考える。これにより、波のチューブ状部分の中のサーファーがチューブの端から出る前に波のブレイク部分を後追いするバレルライディングが可能になる。
一般的に言えば、サーフコンディションは、時によっておよび場所によってかなり変化する。格段に長い浜の比較的短い部分であってサーフコンディションがより好ましい部分の周辺にサーファーが殺到している光景を目にするのは珍しくない。この殺到および最良の波を求める争いは、多くのサーファーのスポーツの楽しみを損ない、浜の経済的価値を制限する。
時による変化も同じく問題を含んでいる。多くの人にとってサーフィンのための時間は限られたものであり、浜に到着し好ましくないサーフコンディションだと分かると大変残念に思うだろう。
潮流および風の方向の変化はサーフコンディションの変化に寄与する。いくつかの波は満潮または干潮でのみブレイクし得る。熟練のサーファーは、通常、一般に沖に向かって吹く(オフショア)風を好む。オフショアの風は波高点を上に保つ傾向があり、波が落ちる可能性を高める。風が陸に向かって吹く(オンショア)場合、波はより簡単に砕ける。
本特許明細書中の情報のいずれかが共通の一般知識であることは認められず、また、当業者がそれを解明しまたは理解すること、それを関連とみなすこと、または優先日前に何らかの方法でそれを組み合わせることを合理的に期待されることができることも認められない。
前述の内容を考慮して、本発明の少なくとも好ましい形態は、サーフコンディションを向上させることである。
本発明の一態様は、海底より上のサーフコンディションを向上させる方法を提供し、
海底は拘束されていない堆積物から少なくとも部分的に形成され、
方法は、堆積物の一部を移動させて拘束されていない堆積物の構造を形成することを含む。
移動させることは、サーフコンディションを向上させるために選択された計画に従うのが好ましく、計画は、
予想されるうねり強度、
予想されるうねり角、および
ターゲットとなるサーファーの好み、のうちの少なくとも1つに基づくことができる。
構造の1つまたは複数の部分は、平面図において、予想されるうねり角に対して横方向にそれぞれ延在するのが都合が良い。好ましくは、それらの部分は、平面図において、予想されるうねり角に対して、30°〜60°(両端の値を含む)の範囲内の各夾角でそれぞれ延在する。最も好ましくは、その構造は、平面図において、複数の部分から構成されるジグザグの形状を有する。
移動させることは、堆積物が除去される海底の部分に向かって水流を向けることを含むことができる。これは、水流を作るために船の推進装置、例えば噴流装置を操作することを含んでもよい。船は個人用の船舶であるのが好ましい。
移動させることは、整備装置を牽引する船を含むことができ、整備装置は、推進装置から水流を搬送するための導管を含むことができる。
移動させることは整備装置を移動方向に移動させることを含むのが好ましく、および、水流を方向付けることは移動方向を横切る方向に方向付けることである。
本発明の別の態様は、海底より上のサーフコンディションを向上させるための整備装置を提供し、
海底は拘束されていない堆積物から少なくとも部分的に形成され、
この装置は、海底に沿った移動方向に移動可能であり、および、
堆積物の一部を移動させるために水流を、移動方向を横切る方向に方向付けるための出口と、
水流を方向付けることから生じる力に抵抗するために海底と係合するための装置と、を含む。
出口は、導管を通して水流を押し出すために船の推進装置用に配置された導管の出口であるのが好ましい。船は、噴流装置を有する個人用の船舶であってもよく、この場合、導管は、噴流装置から水流を受けるように構成された入口を含んでもよい。そうである場合、装置は好ましくは、それによって導管が個人用船舶に接続可能である取り付け具を含み、取り付け具は、噴流装置の出力を導管と個人用船舶の推進との間で分割するように構成され、それにより装置が移動している間の整備が可能になる。
装置は、整備を行う間、好ましくは船によって、移動方向に牽引されるように構成されてもよい。
海底と係合するための装置は、少なくとも1つのフィンを含むことが好ましい。
装置は、装置を牽引することができるドローバーを含むことが好ましく、この場合、ドローバーは、移動方向に対して横方向の軸の周りで、係合装置に対して枢動するように強制されることが好ましい。
装置は好ましくは、堆積物上を摺動するように構成された少なくとも1つのスキッド部を含む。
本発明の別の態様は、水流を提供する方法であって、船の噴流装置の出力を分割することを含む方法を提供する。本発明の別の態様は、水流を提供するために船の噴流装置の出力を分割するように構成された取り付け具を提供する。本発明のこれらの態様は、サーフコンディションを向上させること以外の用途を有する。
サンドバーを概略的に示す図である。 サンドバーを概略的に示す図である。 サンドバーを概略的に示す図である。 改良されたサンドバーの概略平面図である。 島の概略平面図である。 尖端の概略平面図である。 別の尖端の概略平面図である。 図2cの線A−Aに対応する垂直断面図である。 図2dの線B−Bに対応する垂直断面図である。 その右側に堆積物を投下するように構成された整備装置の潜在的な経路を示す図である。 整備前の海底の輪郭を示す図である。 整備後の海底の輪郭を示す図である。 自然に発生するポイントブレイクを概略的に示す図である。 整備後の図5aのポイントブレイクを概略的に示す図である。 図5aのポイントブレイクを整備するための整備経路を示す図である。 整備装置の平面図である。 整備装置の立面図である。 ヒッチング装置を概略的に示す図である。 水圧コネクタの斜視図である。 図10の水圧コネクタの端面図である。
本発明者は、海底の形状がサーフコンディションに影響を及ぼすこと、および海底を再成形することによってサーフコンディションを向上できることを認識した。具体的には、波は、波の高さ(頂部から谷まで)の約1.3倍の深さを有する水中に移動すると、典型的にブレイクすることを認識した。
海底は、構造を形成することによって再成形することができる。この構造は、礁、ポイントまたはサンドバーなどの自然の地形をシミュレートすることができる。充填された穴または再成形された海底などの他の構造も可能である。構造は好ましくは水中の構造である。
海底は、堆積物を移動させることによって再成形することができる。「堆積物」は、本明細書中、少なくとも部分的に海底を構成する流動性の物質に言及するために使用される。堆積物は、砂、小石、沈泥および泥のうちの1種または複数種であり得る。
礁は岩や珊瑚から形成された水中構造物である。通常、礁は沖合に位置し、より深い水に囲まれる。波の質は、礁の形状とそれに当たるうねりの角度によって決定される。礁は硬く剛性の物質で構成されているため、水深を深いものから浅いものへ(そして再び深いものへ)急激に変化させる場合がある。この急激な深さの変化は、波がかなり落下する原因となり、そのため、世界中の多くの優れた波はリーフブレイクである。
あるものは人工的な礁を作ることによってサーフコンディションを向上しようとした。いくつかの人工的な礁は、砂袋の中に拘束された砂などの拘束された堆積物を含んでいる。他のものはコンクリートブロックまたは自動車タイヤなどの人工的な物質を含んでいる。他のものは他の場所から輸入された岩などの他の外来の物質をさらに含んでいる。
ポイントブレイクは、満潮標上に露出した岩状または砂状の特徴物である。波がポイントに沿ってブレイクすると、うねりが海岸線に対して斜めの角度でぶつかる。これらの波は非常に長い場合がある。これは、波が浜で「クローズアウト」する終点に最終的に到達するまで、波が多かれ少なかれ無期限にブレイクし得るからである。繰り返すと、波の質は、ポイントの形状とうねりの方向によって決定される。ポイントブレイクは、岩底または砂底、またはこの組み合わせであってもよい。砂底のポイントは、砂の形状に応じて質が変化することがある。
サンドバー(サンドバンク、ビーチブレイク、ショアブレイク、またはショアダンプとも呼ばれる)は、表面の真下の物質の堆積からなるという点でリーフブレイクに似ている。サンドバーは、硬い物質ではなく砂から構成されているという点で、リーフブレイクとは異なる。
サンドバーは水流の影響を強く受けるため短期的かつ一時的なものである。このような水流によって、サンドバーは時間とともに形状を変化させ得る。他の種の波と同様に、サンドバーの波質は、とりわけ海底の形状とうねりの方向によって決定される。
本発明の好ましい形態は、サーフコンディションを向上させるために、サンドバーおよび/または他の海底特徴部を再成形することに関する。有利な方法および装置が本明細書に開示される。この装置は、移動方向に動くことができ、その方向に対して横切る方向に堆積物を移動させることができる整備装置を含む。整備装置および他の装置に言及する前に、方法についてここで説明する。
本発明者は、うねり角度SAに対して約45°、例えば30°〜60°(両端の値を含む)の角度αで延在するサンドバーSB(または海底上の他の突起物)の部分が非常に望ましいことを認識した。図1a〜図1cにおいて、矢印Bは、ブレイクがサンドバーの斜めの部分に沿って移動する方向を示している。
図1aは、望ましい範囲よりも急峻な角度αの部分を有するサンドバーSBを示す。サンドバーSBの海側が波の落下を引き起こすのに十分なほど急峻な場合、波は速くブレイクしすぎて乗れない可能性がある。つまり、波が落下するポイントは、うねり角度を横切る方向に速く移動し過ぎて、サーファーがついていくことができない。結果として、サーファーは波のチューブ状部分に閉じ込められ、「見捨てられる(dumped)」。
図1bは、この範囲よりも浅い角度αの部分を有するサンドバーSBを示す。これは永続的なチューブ状の波形を作り出さない。むしろ波は自然に潰れる傾向がある。
図1cは、約45°の角度αの部分を有するサンドバーSBを示す。落下する波を作り出すように適切に成形されているので、これは、強く求められる後のバレルライドにつながるチューブ状のブレイクを作り出す。
図1a〜図1cは三角形のサンドバーを示し、そのそれぞれは海に向けられた頂点を有する。これらのサンドバーは、波毎に2つのブレイクを、すなわち海に向けられた頂点の両側にそれぞれ1つのブレイクを作り出すように成形されている。
多くの自然に発生するサンドバーは、うねり角に対して約90°の角度αで延びる。これは本質的には図1aに示されているものの極端なケースであり、波の前面全体が同時にブレイクする結果となり、これは波の「クローズアウト」と呼ばれる。
本明細書で使用される場合「うねり角」は、波が進行する方向を指す。一般的に言えば、うねり角は波の頂点に対して垂直である。いくつかの文献は波の「はがれ角(peel angle)」を以下の間の角度として定義している。
・ブレイクした白く泡立つ水の軌跡(すなわち、矢印B)、および
・ブレイクしていない波の頂点。
このように、はがれ角は90°未満のαにほぼ等しい。
うねり角とはがれ角は一定ではない。波は海底の構造の周りで屈折するとき方向を変える。図2bは、涙滴状の島の周りを包み込むときの波のうねり角SAおよび波の頂点WCを示す。したがって、この島の海岸に沿って、うねり角に対して約45°の角度αで延びる非常に長いサンドバーは、平面で見ると湾曲していることもある。
ブレイクを開始する構造の角度αは、サーフィンをするための波の質に影響を及ぼす重要な要因である。別の重要な要因は、水平に対するブレイク開始構造の傾きである。この傾きは、ここでは、図2eおよび図2fに示す角度θによって定量化される。図2cおよび図2dは、一対の尖端構造を平面で示す。各尖端の各辺は約45°の最適な角度αを有する。尖端は、水平に対するそれらの面の傾きによって異なる。
図2eおよび図2fはそれぞれ(図2cの)線A−Aおよび(図2dの)線B−Bに対応する垂直断面図である。これらの図は、うねり角SAに垂直な平面を通っている。勿論、角度θは、サンドバーSBの同じ領域内の輪郭線CLに垂直な断面図に描かれた同様の角度よりも低い値を有する。
角度θは、ブレイク付近の波乗り可能な領域の波の形状に影響を与える。波乗り可能な領域は時々「パワーポケット」と呼ばれる。図2eのような急峻な角度θは、寸法Lによって示唆されるように短い波乗り可能な領域をもたらすが、より浅い角度θは図2fの寸法Lによって示唆されるように波乗り可能な領域を拡張する。約3°の角度θが、より経験豊富なサーファーに適した急峻なフェイスを有する長い波乗り可能な領域を作り出すことが分かっている。より浅い角度θが必ずしもより良いとは限らない。θが0に近づくにつれて、海底の形状は、波全体を同時にブレイクさせる、すなわち波をクローズアウトさせる平行なサンドバーの形状に近づく。
サーフコンディションの向上は、現在のサーフコンディションの評価および/または海底調査を開始するかもしれない。この調査は、レーザーおよび/またはソナーの技術を必要とする場合がある。例えば、3D三角測量が海底上の地点を特定できるようにブイが海底の深さを調査者に伝えることも可能である。本発明者は、この目的のために航海レーンの調査に以前に用いられた技術を利用することができることを認識している。
調査結果に基づいて、オペレータは、潜在的にコンピュータ画面などのディスプレイに表示された3Dモデルの助けを借りて海底の形状を視覚化し得、その視覚化に基づいて、サーフコンディションを向上させるべくどのように堆積物を最良に移動するかを計画し得る。この計画段階では、以下の1つまたは複数の要因を考慮する必要があろう。
・予想されるうねり強度、
・予想されるうねり角、
・予想される潮位、
・予想される風の強さ、
・予想される風向、および
・ターゲットとなるサーファーの好み。
新しいサンドバーを最初から作る場合、波がそれに沿ってブレイクするような三角形の形状を単純に設計するのが適切であろう。他方、既存のポイント(例えば、砂底ポイントブレイク)を改良する場合、ブレイクの特定の部分に砂を加えて、それを他の部分から除去することが適切であろう。
調査が完了したら、人工サンドバーを設計することができる。重要な考慮事項は、一般的なうねりに対するサンドバーの角度である。前述したように、平面上で三角形のサンドバーは、サーファーを左右に行かせることができる。この種の設定は「尖端」として知られている。
サンドバーは、整備の角度αを変えることによって、様々なサーファー技量に適合するように構成することができると有利である。特定のスポットは初心者用に整えることができ、他のスポットは上級者用に設計することができる。ブレイクは一方向に速く、他方で遅くなるように、またはゆっくりと開始してから速度を上げるように設計することができる。
図2aで示唆されているように、連続したいくつかのサンドバーSBを、それらのバンクがジグザグを形成した状態で整列するように、浜全体に沿って整えることができる。これは、様々なブレイクに沿って群衆を分散する働きをする。いくつかのブレイクを初心者向けに、他を上級サーファー向けに設計すること、またはさまざまなうねり角で機能するバンクを設計することが望ましい。
これらのサンドバーSBを作る間、いくつかの地点では、波のブレイクを遅らせるために水深がより深くされるが、他の地点では波のブレイクを促すために水深が浅くされる。
この方法の好ましい形態では、サンドバーは、計画にしたがって整備装置を移動することによって作られる。整備装置の経路は、電子ナビゲーションシステム(例えば、GPSシステム)および/またはブイの配置(および/または他の基準点)の助けを借りて決定されてもよい。
(シナリオ1−新しいサンドバーの整備)
図3は、その右側に堆積物を投下するように構成された整備装置(すなわち、右手系装置(right−handed device))の潜在的な経路を示す。この経路は、一対のサンドバーSBとそれらの間の三角形の深い領域とを作り出すように構成される。経路は以下の助けを借りてマッピングされる。
・中央ブイC、
・ブイ1〜6、および
・ブイ1のもう一方の側のブイ2〜6と対称なブイ(図示せず)の配列。
経路は反時計回りで外向きに螺旋状であるため、通過毎に堆積物はさらに外側に移動される。あるいは、時計回りの経路が左利き装置に適しているであろう。
経路は、
・中央ブイCからブイ1へ移動し、次に
・ブイCへ戻り、その後、反復的に、
・ブイ1〜6の次へ移動し、
・他方のブイの対応するものへ移動し、そして
・中央ブイCに戻る。
図4aおよび図4bは、図3で説明した整備作業の前後の海底の輪郭を詳細に示している。この輪郭は、ブイCが配置された位置でそれらが収束するとき互いに向かって移動する2つのブレイクをもたらす。
(シナリオ2−既存の礁またはポイントの整備)
シナリオ1では、新しいサーフスポットを基本的に均一な砂の表面上に整備した。これにより波が左右にブレイクする三角形のビーチブレイクが作り出される。これは波乗り可能な波を作り出すことができる一方、整備されたサンドバーは最終的に海底の勾配によって長さが制限される。
これは、波が水深に比例してブレイクすることしかできないためである。急に落ち窪んだ海底では、波は浜に到達する前にブレイクする。当然、これはそのような浜で整備可能な波の長さを制限する。
これとは対照的に、ポイントブレイク(ある範囲まではリーフブレイク)は、それらがどれくらいの長さでブレイクし得るかにほぼ制限はない。世界で最も長い波の中には、単純に礁またはポイントの長さのために1キロを超えるものがある。他のすべてのものが等しい場合、ほとんどのサーファーは短い波よりも長い波を好むであろう。したがって、砂底のポイント(または礁)は整備の候補である。
ビーチブレイクのように、良い波を作り出すためには、ポイントまたは礁の形状がちょうど良いものでなければならない。隣接する十分な堆積物があれば、既存のポイントまたはリーフブレイクを改良するためにサーフ整備を使用することが可能である。
図5aは、水位線より上の植生Vに隣接する浜の乾燥砂DSによって形成された仮想的で自然発生的な、粗悪な砂底ポイントブレイクの平面図である。乾燥砂DSは、所望の30°〜60°の範囲内でうねり角SAに対して角度αを成しているが、輪郭線CLによって示唆される隆起部Rなどの表面下の不規則性によって、ブレイクは方向を変える。これは、望ましい滑らかなバレルよりむしろ乱雑な波をもたらす。
図6は、図5aのポイントブレイクによって作り出されるサーフコンディションを向上させるための右手系の整備装置の適切な整備経路を示す。この整備経路には、アクティブな通過と非アクティブな通過が組み込まれている。アクティブな通過の間、整備装置はアクティブであり、砂を海岸に向かって投下する。各アクティブな通過の後に非アクティブな通過が続き、中央ブイに戻る。整備は、砂が海の方に移動しないように戻りの通過では停止される。各アクティブな通過は、前のアクティブな通過よりも海岸に近いため、砂は徐々に海岸に向かって移動させられる。
図5bは、この整備の結果を示す。輪郭線は真直ぐにされ、次にブレイク線Bが真直ぐにされ、より整然とした波が生み出される。
図7および図8の整備装置10は、ドローバー12、海底横断部14および供給導管16を組み込んでいる。
海底横断部14は、スキッド装置14a、スキッド装置14aの上にある上部構造14b、およびスキッド装置14aから下方に突出する砂係合フィン14cを組み込んでいる。
装置10の初期のプロトタイプは、並置され、上部構造14bによって相互に結合された2つのスノーボードから構成されたスキッド構成を含む。当然のことながら、これは、海底に沿って滑る可能なスキッド部分の1つの例に過ぎない。スキッド装置14aの上向きの端部は、堆積物を掘るのではなく、海底を横切って滑ることを促す。
ドローバー12は、上部構造14bから、浮かんでいる牽引船に向かって斜めの角度で上方に延びるように配向されている。ドローバー12は上部構造14bに接続され、横断部14がいずれかの側に転倒するのを防止することが好ましい。この例では、この接続部は、略水平でかつ移動方向に対して略横方向の枢軸を有する枢動接続の形態をとり、それにより、ドローバーは横断部14に対して枢動可能であり、深さの差を調整する一方でなおも横断部14を直立に保持する。
導管16は、ドローバー12に取り付けられ、その上端にある可撓性導管部分16aからその下端にある出口16bまでドローバー12に続いている。可撓性導管部分16aは、使用中、図10の油圧コネクタ20に結合され、そこから高エネルギーの水流を受ける。出口16bは、構成要素12、14を枢動接続する枢動接続部に近接して配置され、斜めの角度で海底に向かって下方に向けられ、装置10が移動する方向に略垂直である。
出口16bは、高エネルギーの水流を進行方向の右側に向けるように配向されている。すなわち、整備装置10は、これらの用語が本明細書で使用されるとき、右手系装置である。
装置に隣接する堆積物に衝突する高エネルギーの水流は、その堆積物を横方向に移動させる働きをする。当然のことながら、流体のこの方向転換による相当の反作用力は、構造14がその進行方向に対して左方向に移動するように促す傾向がある。フィン14cは、堆積物を掘り下げるように構成されている。この係合形態は、水流を向けることに起因する反作用力に抵抗する働きをする。言うまでもなく、フィン14cは、海底に係合するための装置の一例に過ぎない。
装置10の好ましい形態は、水流が海底に向けられる垂直から角度を変化させる方向転換可能な出口16bを組み込んでいる。これにより、整備装置10の堆積物移動特性を所望のサーフコンディションに適合するように調整することができる。一定の流れの強度のために、方向付けられた水のより急峻な流れは、より狭いがより深い砂の帯状部分を移動させる(すなわち、より狭い流路を作り出す)傾向があり、およびその砂をより急峻に盛り上がった帯状部分に堆積させる傾向がある。対照的に、浅い傾斜角は、材料のより幅広で浅い帯状部分を移動させ、同様にその物質をより大きな横方向に隣接する領域に堆積させる傾向がある。
サーフ整備装置は、所定の整備結果にしたがって構成されているのが好ましい。一例として、初心者に合ったサーフブレイクを作り出すために、出口16bをより急峻に下方に向けることができ、整備経路をより近づくように一緒に移動させて、図2cのようなより急峻な角度θを作り出す。整備計画は、より浅い角度αを作り出すように修正されてもよい。反対に、これらの変化は、上級サーファーに適合するために、より長く、より急峻で、より速い波乗り可能な波部分を作り出すために逆転されてもよい。
図9は、装置10を適切な牽引乗り物につなぐことができるヒッチ装置18を示している。装置18は、ヒンジ18bを有し、そのヒンジ軸が略水平で移動方向に対して略垂直になるように使用中配置される。ヒンジ18bの一方のリーフ部分は、適切な留め具で牽引乗り物に取り付けられる。ヒンジ18bの他方のリーフ部分はドローバー12に枢動可能に接続され、ドローバーがそのリーフ部分に対して垂直な軸の周りを枢動できるようにする。このように、ドローバーは、連結されたときに、牽引乗り物に対して2種類の枢動自由度を有する。この例では、枢動接続部は、自由なヒンジリーフ部分に対して垂直でありドローバー12の上端に形成されたアイレット18dによって囲まれるピンの形態をとる。コッタピン18eなどの適当な留め具が、ピン18cを貫いて横方向に延びる開口と係合し、ドローバー12をピン18c上に捕捉する。
この接合(joint)によって提供される2種類の自由度により、牽引乗り物は、牽引乗り物および装置10の組み合わせの操作を容易にするために、および枢動が海底深度の変動を調整するように、装置10に対して回転することが許容される。
牽引乗り物は個人用の船舶の形態をとると好ましい。コネクタ20は、船舶(および牽引された装置10)の推進と装置10への水流の供給との間で船舶の噴流装置の出力を分割する働きをする。この目的のために、その継手は、船舶の噴流装置Jと係合可能な単一の入口20aと、2つの出口20b、20cとを含む。図示された態様(version)では、入口20aは噴流装置と係合するゴム部分と、入口20aおよび噴流装置Jの両方を串刺しにしてこれらの構成要素を相互に接続するピン22とを含む。出口20bは入口20aと同軸であり、次に噴流装置Jは、この例では、推進するための水流を提供する働きをする。出口20cは、入口20aと出口20bとの間から水を取り込むように構成された分岐管の端部にある。これらの例では、出口20b、20cのそれぞれには、それぞれのバタフライバルブ24、26が取り付けられており、このバタフライバルブを介して、船舶の出力を配分することができる。勿論、作業中は、バルブ24、26の少なくとも一方を全開にして、船舶からの出力が不必要に制限されないようにすることが好ましい。
出口20cは、導管16の可撓性部分16aと嵌合する。可撓性部分16aは、装置10に対する船舶の動きに対応する働きをする。
整備装置10の代替態様(図示せず)は、ドローバー12なしで行う。その代わりに、導管16が、装置の下部がそれによって牽引される牽引ラインとして働く。これは装置を単純化する。さらに、導管16または他の牽引ラインなど、可撓性の牽引装置を使用することにより、牽引乗り物が波によって後方に押された場合に生じ得るV字型に折れ曲がること(jack−knifing)の危険性が排除される。
本発明の好ましい形態は、サーフコンディションを向上させるための自然な海底物質の効率的な再配置を提供する、またはそれを伴う。有利なことに、この再配置は通常一時的なものであり、すなわちこれは整備がいったん停止されると海底はその自然の状態に急速に戻ることを意味する。さらに、本発明の方法および装置の態様は、変化する環境条件およびサーファーの好みに適応するために海底の輪郭の継続的な改良および修正を可能にし、この整備はサーフィンが続いている間も安全に進めることができる。例えば、装置10は、既存の人工的な礁を再構成するのに必要とされ得る重機と対照的に、個人の船舶によって牽引され、サーフィンが続いている間に操作されてもよい。
上記の説明は実施形態に言及しているが、特徴の異なる組み合わせによって他の実施形態を採用できることが理解されよう。そのような実施形態は本発明の趣旨および範囲内にある。

Claims (16)

  1. 海底より上のサーフコンディションを向上させる方法であって、
    前記海底が、拘束されていない堆積物から少なくとも部分的に形成され、
    前記方法が、前記堆積物の一部を移動させて拘束されていない堆積物の構造を形成することを含み、および
    前記移動させることが、堆積物を除去すべき前記海底の部分に向けて水流を方向付けることを含む、方法。
  2. 前記移動させることが、サーフコンディションを向上させるために選択された計画に従う、請求項1に記載の方法。
  3. 前記計画が、
    予想されるうねり強度、
    予想されるうねり角、および
    ターゲットとなるサーファーの好み、
    のうちの少なくとも1つに基づく、請求項2に記載の方法。
  4. 前記構造の1つまたは複数の部分が、平面図において、予想されるうねり角に対して横方向にそれぞれ延在する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記部分が、平面図において、前記予想されるうねり角に対して、30°〜60°(両端の値を含む)の範囲内の各夾角でそれぞれ延在する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記構造が、平面図において、複数の前記部分から構成されたジグザグの形状を有する、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記水流を作り出すために船の推進装置を操作することを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記推進装置が噴流装置である、請求項7に記載の方法。
  9. 前記船が個人用の船舶である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記移動させることは、前記船が整備装置を牽引することを含み、
    前記整備装置が、前記推進装置から前記水流を搬送するための導管を含む、請求項7〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記移動させることが、整備装置を移動方向に移動させることを含み、
    前記水流を方向付けることが、前記移動方向を横切る方向に方向付けることである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 海底より上のサーフコンディションを向上させるための整備装置であって、
    前記海底が、拘束されていない堆積物から少なくとも部分的に形成され、
    前記整備装置が、前記海底に沿って移動方向に移動可能であり、および、
    前記堆積物の一部を移動させるために水流を、前記移動方向を横切る方向に方向付けるための出口と、
    前記水流を方向付けることにより生じる力に抵抗するために前記海底と係合するための装置とを含み、
    前記出口が、導管を通して前記水流を押し出すために船の推進装置用に配置された導管の出口であり、
    前記船が噴流装置を有し、前記導管が、前記噴流装置から前記水流を受けるように構成された入口を含み、
    前記整備装置が取り付け具を含み、その取り付け具によって前記導管が前記船に接続可能であり、
    前記取り付け具が、前記噴流装置の出力を前記導管と前記船の推進との間で分割するように構成され、それにより前記整備装置が移動している間の整備が可能になる、整備装置。
  13. 整備を行う間、前記船によって牽引されるように構成される、請求項12に記載の整備装置。
  14. 前記海底と係合するための装置が少なくとも1つのフィンを含む、請求項12または13に記載の整備装置。
  15. 前記堆積物上を摺動するように構成された少なくとも1つのスキッド部分を含む、請求項12〜14のいずれか一項に記載の整備装置。
  16. 前記船が個人用船舶である、請求項12〜15のいずれか一項に記載の整備装置。
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