JP2018524951A - アップリンクデータ送信装置および方法、ならびにアップリンクデータ受信装置および方法 - Google Patents

アップリンクデータ送信装置および方法、ならびにアップリンクデータ受信装置および方法 Download PDF

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Abstract

本方法は、eNBによって、複数のUEに対して同じアップリンク競合リソースを構成し、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してUEによりSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してUEから送信されたSRをeNBが受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してUEから送信されたアップリンクデータをeNBが受信する。これで複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突発生時に、アップリンク競合リソースが完全に無駄になる問題が解決される。eNBはアップリンク競合リソースを使用してUEが送信したアップリンクデータを受信できない場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信するUEを決定できる。

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、アップリンクデータ送信装置および方法、ならびにアップリンクデータ受信装置および方法に関する。
ロングタームエボリューション(英語:Long Term Evolution、略してLTE)において、ユーザ機器(英語:User Equipment、略してUE)は、一般に、スケジューリングベースの送信方式で、LTEの基地局(英語:Evolved Node B、略してeNB)にアップリンクデータを送信する。
UEがアップリンクデータを送信する必要がある場合、UEはまず、eNBにアップリンクスケジューリング要求(英語:Scheduling Request、略してSR)を送信する必要がある。eNBは、SRに従ってUEのためのアップリンクスケジューリンググラント(英語:Up Link Grant、略してUL Grant)を構成し、UL Grantは、UEのためのアップリンク送信リソースを構成するために使用される。正しい復号によってUL Grantを取得すると、UEは、eNBによって構成されたアップリンク送信リソースに従って、アップリンクデータをeNBに送信する。プロセス全体で消費される必要がある時間は約22.5msである。
プロセスで消費される時間を短縮するために、競合ベースの(英語:Contention Based、略してCB)送信方式が提案されている。競合ベースの送信方式では、eNBは、事前に複数のユーザ機器に対して同じアップリンク競合リソースを構成する。UEがアップリンクデータを送信する必要がある場合、UEは最新のアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信する。しかしながら、複数のUEがこのアップリンク競合リソース上でアップリンクデータを同時にeNBに送信する場合、競合衝突が発生する。
従来技術の問題点を解決するために、本発明の実施形態は、アップリンクデータ送信装置および方法、ならびにアップリンクデータ受信装置および方法を提供する。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、アップリンクデータ送信装置を提供し、この装置は、
アップリンク競合リソースを決定するための決定モジュールであって、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、決定モジュールと、
アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するための送信モジュールと、
を含み、
送信モジュールは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するためのものである。
第1の態様の第1の可能な実装では、送信モジュールは、UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信するためのものである。
第1の態様の第1の可能な実装に関して、第1の態様の第2の可能な実装では、決定モジュールは、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
決定モジュールは、予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
決定モジュールは、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成するためのものであり、
決定モジュールは、SRをアップリンク競合リソース内のSRシンボルに追加することによってSRを送信するためのものである。
第1の態様の第3の可能な実装では、送信モジュールは、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式でアップリンク競合リソース内の共有シンボル上のアップリンクデータを送信するためのものである。
第1の態様の第3の可能な実装に関して、第1の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
決定モジュールは、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
決定モジュールは、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものであり、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してDMRSを生成するためのものであり、
送信モジュールは、DMRSをアップリンク競合リソース内の基準シンボルに追加することによってDMRSを送信するためのものであり、
送信モジュールは、アップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するためのものである。
第1の態様の第4の可能な実装に関して、第1の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
送信モジュールは、MCSおよび現在送信されているデータをアップリンク競合リソースに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するためのものであり、
MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
第1の態様、または第1の態様の第1の可能な実装、または第1の態様の第2の可能な実装、または第1の態様の第3の可能な実装、または第1の態様の第4の可能な実装、または第1の態様の第5の可能な実装に関して、第1の態様の第6の可能な実装では、装置は受信モジュールをさらに含み、
決定モジュールは、eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するためのものであり、UE識別子は、競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子CA−RNTIまたはセミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子SPS−CA−RNTIを含み、
受信モジュールは、UE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するためのものであり、
決定モジュールは、DCIから、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースを決定するためのものであり、
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format 0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI format CAがDCIに使用され、DCI format CAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第1の態様、または第1の態様の第1の可能な実装、または第1の態様の第2の可能な実装、または第1の態様の第3の可能な実装、または第1の態様の第4の可能な実装、または第1の態様の第5の可能な実装に関して、第1の態様の第7の可能な実装では、装置は受信モジュールをさらに含み、
受信モジュールは、eNBによってフィードバックされた否定応答NACK情報を受信するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってNACK情報が送信される、または
受信モジュールは、eNBによってフィードバックされたアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを受信するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってUL Grantが送信され、送信モジュールは、UL Grantに従ってアップリンクデータを再送信するためのものである。
第2の態様によれば、本発明の実施形態は、アップリンクデータ受信装置を提供し、この装置は、
複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するための構成モジュールであって、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、構成モジュールと、
アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するための受信モジュールと、
を含み、
受信モジュールは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するためのものである。
第2の態様の第1の可能な実装では、受信モジュールは、各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信するためのものである。
第2の態様の第1の可能な実装に関して、第2の態様の第2の可能な実装では、装置は処理モジュールをさらに含み、
構成モジュールは、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
処理モジュールは、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
処理モジュールは、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するためのものであり、
処理モジュールは、信号エネルギーが所定の閾値に達した場合に、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたと決定するためのものである。
第2の態様の第3の可能な実装では、受信モジュールは、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するためのものである。
第2の態様の第3の可能な実装に関して、第2の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、装置は処理モジュールをさらに含み、
構成モジュールは、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
処理モジュールは、正常に受信した各SRについて、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
処理モジュールは、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
処理モジュールは、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持される復調基準信号DMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するためのものであり、
処理モジュールのデータ復号ユニットは、チャネル推定結果に応じてアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するためのものである。
第2の態様の第4の可能な実装に関して、第2の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
処理モジュールは、MCSに従って、現在送信されているデータに対する復調およびチャネル復号を実行するためのものである。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実装、または第2の態様の第2の可能な実装、または第2の態様の第3の可能な実装、または第2の態様の第4の可能な実装、または第2の態様の第5の可能な実装に関して、第2の態様の第6の可能な実装では、装置は送信モジュールをさらに含み、
構成モジュールは、対応するUE識別子をUEに割り当てるためのものであり、
送信モジュールは、ダウンリンク制御情報DCIをUE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH上の各UEに送信するためのものであり、
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実装、または第2の態様の第2の可能な実装、または第2の態様の第3の可能な実装、または第2の態様の第4の可能な実装、または第2の態様の第5の可能な実装に関して、第2の態様の第7の可能な実装では、装置は処理モジュールをさらに含み、
処理モジュールは、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合に否定応答NACK情報を生成するためのものであり、送信モジュールは、SRに対応するUEにNACK情報を送信するためのものである、または
処理モジュールは、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にSRに対応するUEのためのアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを生成するためのものであり、送信モジュールは、SRに対応するUEにUL Grantを送信するためのものである。
第3の態様によれば、本発明の実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、プロセッサ、メモリ、およびトランシーバを含み、メモリは1つまたは複数の命令を格納するためのものであり、プロセッサは命令を実行するためのものであり、
プロセッサは、アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含み、
プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するようにトランシーバを制御するためのものであり、
プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第3の態様の第1の可能な実装では、プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上で、UEに対応するコードチャネルを使用してSRを送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第3の態様の第1の可能な実装に関して、第3の態様の第2の可能な実装では、プロセッサはさらに、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサはさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサはさらに、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成するためのものであり、
プロセッサはさらに、SRをアップリンク競合リソース内のSRシンボルに追加することによってSRを送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第3の態様の第3の可能な実装では、
プロセッサは、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式でアップリンクデータを送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第3の態様の第3の可能な実装に関して、第3の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
プロセッサはさらに、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサはさらに、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものであり、
プロセッサはさらに、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してDMRSを生成するためのものであり、
プロセッサはさらに、DMRSをアップリンク競合リソース内の基準シンボルに追加することによってDMRSを送信し、アップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第3の態様の第4の可能な実装に関して、第3の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
プロセッサはさらに、MCSおよび現在送信されているデータをアップリンク競合リソースに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するためのものであり、
MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実装、または第3の態様の第2の可能な実装、または第3の態様の第3の可能な実装、または第3の態様の第4の可能な実装、または第3の態様の第5の可能な実装に関して、第3の態様の第6の可能な実装では、
プロセッサはさらに、eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するためのものであり、UE識別子は、競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子CA−RNTIまたはセミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子SPS−CA−RNTIを含み、
プロセッサはさらに、UE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するようにトランシーバを制御するためのものであり、
プロセッサはさらに、DCIから、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースを決定するためのものであり、
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実装、または第3の態様の第2の可能な実装、または第3の態様の第3の可能な実装、または第3の態様の第4の可能な実装、または第3の態様の第5の可能な実装に関して、第3の態様の第7の可能な実装では、
プロセッサはさらに、eNBによってフィードバックされた否定応答NACK情報を受信するようにトランシーバを制御するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってNACK情報が送信される、または
プロセッサはさらに、eNBによってフィードバックされたアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを受信するようにトランシーバを制御するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってUL Grantが送信され、また、UL Grantに従ってアップリンクデータを再送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第4の態様によれば、本発明の実施形態は、LTEの基地局を提供する。基地局は、プロセッサ、メモリ、およびトランシーバを含み、メモリは1つまたは複数の命令を格納するためのものであり、プロセッサは命令を実行するためのものであり、
プロセッサは、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するためのものであり、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含み、
プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するようにトランシーバを制御するためのものであり、
プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するようにトランシーバを制御するためのものである。第4の態様の第1の可能な実装では、プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上で、各UEに対応するコードチャネルを使用してSRを受信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第4の態様の第1の可能な実装に関して、第4の態様の第2の可能な実装では、プロセッサはさらに、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサはさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサはさらに、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するためのものであり、
プロセッサはさらに、信号エネルギーが所定の閾値に達した場合に、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたと決定するためのものである。
第4の態様の第3の可能な実装では、
プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第4の態様の第3の可能な実装に関して、第4の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
プロセッサはさらに、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサはさらに、正常に受信した各SRについて、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサはさらに、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサはさらに、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持される復調基準信号DMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するためのものであり、
プロセッサはさらに、チャネル推定結果に応じてアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するためのものである。
第4の態様の第4の可能な実装に関して、第4の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
プロセッサはさらに、MCSに従って、現在送信されているデータに対する復調およびチャネル復号を実行するためのものである。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実装、または第4の態様の第2の可能な実装、または第4の態様の第3の可能な実装、または第4の態様の第4の可能な実装、または第4の態様の第5の可能な実装に関して、第4の態様の第6の可能な実装では、
プロセッサはさらに、対応するUE識別子をUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサはさらに、ダウンリンク制御情報DCIをUE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH上の各UEに送信するようにトランシーバを制御するためのものであり、
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実装、または第4の態様の第2の可能な実装、または第4の態様の第3の可能な実装、または第4の態様の第4の可能な実装、または第4の態様の第5の可能な実装に関して、第4の態様の第7の可能な実装では、
プロセッサはさらに、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合に否定応答NACK情報を生成するためのものであり、プロセッサはさらに、SRに対応するUEにNACK情報を送信ようにトランシーバを制御するためのものである、または
プロセッサはさらに、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にSRに対応するUEのためのアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを生成するためのものであり、プロセッサはさらに、SRに対応するUEにUL Grantを送信ようにトランシーバを制御するためのものである。
第5の態様によれば、本発明の実施形態は、アップリンクデータ送受信システムを提供し、アップリンクデータ送受信システムはeNBおよびUEを含み、
UEは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つで提供されるアップリンクデータ送信装置を含むか、UEは、第3の態様または第3の態様の可能な実装のいずれか1つで提供されるUEであり、
eNBは、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つで提供されるアップリンクデータ受信装置を含むか、またはeNBは、第4の態様または第4の態様の可能な実装のいずれか1つで提供されるeNBである。
第6の態様によれば、本発明の実施形態は、アップリンクデータ送信方法を提供し、この方法は、
アップリンク競合リソースを決定するステップであって、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、ステップと、
アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するステップと、
アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するステップと
を含む。
第6の態様の第1の可能な実装では、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するステップは、
UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信するステップ
を含む。
第6の態様の第1の可能な実装に関して、第6の態様の第2の可能な実装では、UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信するステップの前に、方法は、
eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するステップ
をさらに含み、
UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信するステップは、
予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるステップと、
第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成するステップと、
SRをアップリンク競合リソース内のSRシンボルに追加することによってSRを送信するステップと
を含む。
第6の態様の第3の可能な実装では、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するステップは、
マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式でアップリンク競合リソース内の共有シンボル上のアップリンクデータを送信するステップ
を含む。
第6の態様の第3の可能な実装に関して、第6の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式でアップリンク競合リソース内の共有シンボル上のアップリンクデータを送信するステップの前に、方法は、
eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するステップ
をさらに含み、
マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式でアップリンク競合リソース内の共有シンボル上のアップリンクデータを送信するステップは、
予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるステップと、
第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してDMRSを生成するステップと、
DMRSをアップリンク競合リソース内の基準シンボルに追加することによってDMRSを送信するステップ、およびアップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するステップと
を含む。
第6の態様の第4の可能な実装に関して、第6の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
アップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するステップは、
MCSおよび現在送信されているデータをアップリンク競合リソースに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するステップ
を含み、
MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
第6の態様、または第6の態様の第1の可能な実装、または第6の態様の第2の可能な実装、または第6の態様の第3の可能な実装、または第6の態様の第4の可能な実装、または第6の態様の第5の可能な実装に関して、第6の態様の第6の可能な実装では、アップリンク競合リソースを決定するステップは、
eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するステップであって、UE識別子は、競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子CA−RNTIまたはセミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子SPS−CA−RNTIを含む、ステップと、
UE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するステップと、
DCIから、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースを決定するステップと
を含み、
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第6の態様、または第6の態様の第1の可能な実装、または第6の態様の第2の可能な実装、または第6の態様の第3の可能な実装、または第6の態様の第4の可能な実装、または第6の態様の第5の可能な実装に関して、第6の態様の第7の可能な実装では、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するステップの後に、方法は、
eNBによってフィードバックされた否定応答NACK情報を受信するステップであって、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってNACK情報が送信される、ステップ、または
eNBによってフィードバックされたアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを受信するステップであって、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってUL Grantが送信される、ステップ、およびUL Grantに従ってアップリンクデータを再送信するステップ
をさらに含む。
第7の態様によれば、本発明の実施形態は、アップリンクデータ送信方法を提供し、この方法は、
複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するステップであって、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、ステップと、
アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するステップと、
アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するステップと
を含む。
第7の態様の第1の可能な実装では、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するステップは、
各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信するステップ
を含む。
第7の態様の第1の可能な実装に関して、第7の態様の第2の可能な実装では、各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信するステップの前に、方法は、
対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるステップ
をさらに含み、
各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信するステップは、
予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるステップと、
第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するステップと、
信号エネルギーが所定の閾値に達した場合に、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたと決定するステップと
を含む。
第7の態様の第3の可能な実装では、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するステップは、
アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するステップ
を含む。
第7の態様の第3の可能な実装に関して、第7の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するステップの前に、方法は、
対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるステップ
をさらに含み、
アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するステップは、
正常に受信した各SRについて、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定するステップと、
予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるステップと、
第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持される復調基準信号DMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するステップと、
チャネル推定結果に応じてアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するステップと
を含む。
第7の態様の第4の可能な実装に関して、第7の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
チャネル推定結果に応じてアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するステップの後に、方法は、
MCSに従って、現在送信されているデータに対する復調およびチャネル復号を実行するステップ
をさらに含む。
第7の態様、または第7の態様の第1の可能な実装、または第7の態様の第2の可能な実装、または第7の態様の第3の可能な実装、または第7の態様の第4の可能な実装、または第7の態様の第5の可能な実装に関して、第7の態様の第6の可能な実装では、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するステップは、
対応するUE識別子をUEに割り当てるステップと、
ダウンリンク制御情報DCIをUE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH上の各UEに送信するステップと
を含み
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第7の態様、または第7の態様の第1の可能な実装、または第7の態様の第2の可能な実装、または第7の態様の第3の可能な実装、または第7の態様の第4の可能な実装、または第7の態様の第5の可能な実装に関して、第7の態様の第7の可能な実装では、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するステップの後に、方法は、
SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合に否定応答NACK情報を生成するステップ、およびSRに対応するUEにNACK情報を送信するステップ、または
SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にSRに対応するUEのためのアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを生成するステップ、およびSRに対応するUEにUL Grantを送信するステップ
をさらに含む。
本発明の実施形態で提供される技術的解決策の有効な効果は以下の通りである。
eNBは、複数のUEに対して同じアップリンク競合リソースを構成し、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含み、UEは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、eNBは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してUEのSRを受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してUEのアップリンクデータを受信する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できないことがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができる。
より明確に本発明の実施形態における技術的解決策を説明するために、本実施形態を説明するために必要な添付の図面を以下に簡単に説明する。明らかに、以下の説明において添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を単に示しており、当業者は、創造的な取り組みをすることなく、これらの添付図面から他の図面をさらに導き出すことが可能である。
本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送信装置のブロック図である。 本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ送信装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ受信装置のブロック図である。 本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ受信装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ機器の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る基地局の構造ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送受信システムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るアップリンク競合リソースのフレーム構造の概略図である。 本発明の実施形態に係るアップリンク競合リソースのフレーム構造の別の概略図である。 本発明の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法の別のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のさらに別のフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係るMCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するフレーム構造の概略図である。 本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートである。
本発明の目的、技術的解決方法、および利点をより明確にするために、以下に、添付の図面を参照して本発明の実施形態をさらに詳しく説明する。
サブフレーム:時間領域では、長さ10msの無線フレームでLTE送信が行われ、各無線フレームは同じサイズの1msの10個のサブフレームに分割され、各サブフレームは同じサイズの2つのタイムスロットを含み、各タイムスロットは、サイクリックプレフィックスを含む特定の数の直交周波数分割多重(英語:Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略してOFDM)シンボルを含む。サイクリックプレフィックスが通常のサイクリックプレフィックスである場合、各タイムスロットは7つのOFDMシンボルを含む。サイクリックプレフィックスが拡張サイクリックプレフィックスである場合、各タイムスロットは6つのOFDMシンボルを含む。OFDMシンボルは、以下、シンボルと略記される。
図1を参照すると、図1は、本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送信装置のブロック図を示している。アップリンクデータ送信装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせを使用して、UEの全部または一部として実装されてもよい。アップリンクデータ装置は、決定モジュール110および送信モジュール120を含むことができる。
決定モジュール110は、アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
複数のUEは、同じアップリンク競合リソースを共有し、アップリンクデータを競合ベースの方式でeNBに送信することができる。
本発明の実施形態では、アップリンク競合リソースのいくつかのシンボルはSRを送信するためのSRシンボルに分類され、アップリンク競合リソースの残りのシンボルはアップリンクデータを送信するための共有シンボルに分類される。SRは、UEがアップリンクデータを送信する必要があることをeNBに通知するために使用される。
送信モジュール120は、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するためのものである。
送信モジュール120は、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するためのものである。
以上のように、本実施形態に係るアップリンクデータ送信装置では、UEが、まずアップリンク競合リソースを決定し、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができるため、アップリンク競合リソースは浪費されない。
図2を参照すると、図2は、本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ送信装置のブロック図を示している。アップリンクデータ送信装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせを使用して、UEの全部または一部として実装されてもよい。アップリンクデータ送信装置は、決定モジュール110と、送信モジュール120と、受信モジュール130と、を含むことができる。
決定モジュール110は、アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、アップリンク競合リソースは、アップリンクSRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
決定モジュール110はさらに、eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するためのものである。
決定モジュール110は、UE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネル(英語:Physical Downlink Control Channel、略してPDCCH)からDCI(Downlink Control Information、ダウンリンク制御情報)を受信するためのものである。UE識別子を有するUEのみがDCIを正常に逆スクランブルすることができる。
決定モジュール110はさらに、DCIから、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースを決定するためのものである。
決定モジュール110はさらに、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものである。
送信モジュール120は、UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信するためのものである。
この実施形態では、決定モジュール110はさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものである。決定モジュール110はさらに、第1の巡回シフト値と第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成するためのものである。
送信モジュール120は、アップリンク競合リソース内のSRシンボルにSRを追加することによってSRを送信するためのものである。
送信モジュール120は、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、アップリンクデータをマルチユーザ多入力多出力(英語:MuLtiple User−Multiple Input Multiple Output、略してMU−MIMO)方式で送信するためのものである。
決定モジュール110はさらに、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものである。決定モジュール110はさらに、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理して復調基準信号(英語:Demodulation Reference Signal、略してDM−RS)を生成するためのものである。
送信モジュール120は、DMRSをアップリンク競合リソース内の基準シンボルに追加することによってDMRSを送信するためのものである。
送信モジュール120は、アップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するためのものである。
アップリンクデータは、変調および符号化方式(英語:Modulation and Coding Scheme、略してMCS)および現在送信されているデータを含む。
送信モジュール120はさらに、MCSおよび現在送信されているデータをアップリンク競合リソースに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するためのものである。MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
受信モジュール130は、eNBによってフィードバックされた否定応答(英語:Nacknowledge、略してNACK)情報を受信するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってNACK情報が送信される。
あるいは、受信モジュール130は、eNBによってフィードバックされたUL Grantを受信するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってUL Grantが送信される。送信モジュール120は、UL Grantに従ってアップリンクデータを再送信するためのものである。
本実施形態に係るアップリンクデータ送信装置は、前述の実施形態と比較して、UEがeNBから配信された確認応答(英語:Acknowledge、略してACK)情報またはNACK情報を受信するため、UEはアップリンクデータを競合方式で送信することができなくてもeNB側からフィードバックを取得することができる。次いで、UEは、アップリンクデータを再送信する、または他のアップリンクデータを送信し続けるかを決定するので、eNBとUEとの間の通信の効率が改善される。
前述の実施形態と比較して、本実施形態に係るアップリンクデータ送信装置では、UEがeNBから配信されたUL grantを受信するため、UEはスケジューリングベースの方式でアップリンクデータを再送信することができる。したがって、UEとeNBとの間のシグナリング相互作用が効果的に低減され、eNB側のシグナリングリソースが節約される。
図3を参照すると、図3は、本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ受信装置のブロック図を示している。アップリンクデータ受信装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを使用して、eNBの全部または一部として実装されてもよい。アップリンクデータ受信装置は、構成モジュール310と受信モジュール320とを含むことができる。
構成モジュール310は、複数のUEに対してアップリンク競合リソースを構成するためのものであり、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
受信モジュール320は、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するためのものである。
受信モジュール320はさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するためのものである。
以上のように、本実施形態に係るアップリンクデータ送信装置において、eNBは、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成し、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用して、UEによって送信されたSRを受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用して、UEによって送信されたアップリンクデータを受信する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができるため、アップリンク競合リソースは浪費されない。
図4を参照すると、図4は、本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ受信装置のブロック図を示している。アップリンクデータ受信装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを使用して、eNBの全部または一部として実装されてもよい。アップリンクデータ受信装置は、構成モジュール310と、受信モジュール320と、処理モジュール330と、送信モジュール340と、を含むことができる。
構成モジュール310は、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するためのものであり、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
構成モジュール310はさらに、対応するUE識別子をUEに割り当てるためのものである。
複数のUEが存在する場合、構成モジュール310は、対応するUE識別子を複数のUEにそれぞれ割り当てる。
任意選択的に、UE識別子は、
競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子(英語:Contention Access−Radio Network Temporary Identity、略してCA−RNTI)、または
セミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子(英語:Semi−Persistent−Scheduling−Contention Access−Radio Network Temporary Identity、略してSPS−CA−RNTI)
を含む。
構成モジュール310は、UE識別子に従ってPDCCH上の各UEにDCIを送信するためのものである。
任意選択的に、拡張フィールドまたは新たに定義されたDCI format CAを含むDCI format 0が、DCIの情報フォーマットとして使用される。
DCI format0のオリジナルフィールドは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロック(英語:Resource Block、略してRB)の数および開始位置と、を含む。拡張フィールドを伴うDCIフォーマットformat0は、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含み、すなわち、拡張フィールドはSRシンボルのシンボル情報を担持する。任意選択的に、シンボル情報は、SRシンボル数、SRシンボル位置などである。SRシンボル数は、アップリンク競合リソースにおいてSRが占有するシンボルの数を示すために使用される。SRシンボル位置は、アップリンク競合リソースにおけるSRシンボルのシンボル位置を示すために使用される。
DCI formatCAは、再設計されたDCIフォーマットである。DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報、共有シンボルに対応するシンボル情報、およびアップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置を含む。例えば、DCI formatCAは、RB割り当て、SRシンボル数、SRシンボル位置、およびパイロットグループ番号を含む。RB割り当ては、周波数領域におけるアップリンク競合リソースが占有するRBの位置を示すために使用される。SRシンボル数は、アップリンク競合リソースにおいてSRが占有するシンボルの数を示すために使用される。SRシンボル位置は、アップリンク競合リソースにおけるSRシンボルのシンボル位置を示すために使用される。
構成モジュール310は、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものである。
複数のUEが存在する場合、構成モジュール310は、それぞれ対応するコードチャネルインデックスを複数のUEに割り当てる。
受信モジュール320は、各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信するためのものである。
この実施形態では、装置は処理モジュール330をさらに含む。
処理モジュール330は、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものである。
処理モジュール330は、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するためのものである。
処理モジュール330は、信号エネルギーが所定の閾値に達すると、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたことを決定するためのものである。
処理モジュール330は、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するためのものである。
処理モジュール330は、正常に受信した各SRについて、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定するためのものである。
処理モジュール330は、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものである。
処理モジュール330は、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持されるDMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するためのものである。
処理モジュール330は、チャネル推定結果に従ってアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してMU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するためのものである。
なお、アップリンクデータにMCSおよび現在送信されているデータが含まれている場合、処理モジュール330はさらに、eNBが復号によりアップリンクデータを取得した後、MCSに従って、現在送信されているデータの復調およびチャネル復号を実行するためのものである。
処理モジュール330は、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にNACK情報を生成するためのものである。送信モジュール340は、SRに対応するUEにNACK情報を送信するためのものである。
あるいは、処理モジュール330は、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にSRに対応するUEのためのUL Grantを生成するためのものである。送信モジュール340は、SRに対応するUEにUL Grantを送信するためのものである。
前述の実施形態と比較して、本実施形態に係るアップリンクデータ送信装置では、eNBはACK情報またはNACK情報をUEに配信するので、UEは、アップリンクデータを競合方式で送信することができなくても、eNB側からフィードバックを得ることができる。次いで、UEは、アップリンクデータを再送信する、または他のアップリンクデータを送信し続けるかを決定するので、eNBとUEとの間の通信の効率が改善される。
前述の実施形態と比較して、本実施形態に係るアップリンクデータ送信装置では、eNBは、アップリンクデータを送信することができないUEに直接的にUL grantを配信するので、スケジューリングベースの方式でアップリンクデータを再送信することができる。したがって、UEとeNBとの間のシグナリング相互作用が効果的に低減され、eNB側のシグナリングリソースが節約される。
なお、上述した実施形態に係るアップリンクデータ送信装置がアップリンクデータを送信し、上述した実施形態に係るアップリンクデータ受信装置がアップリンクデータを受信する場合、前述の機能モジュールの分割は単に説明のための例として使用される。実際の応用では、前述の機能を要件に応じて実装するために異なる機能モジュールに割り当てることができ、すなわち、上述した機能の全部または一部を実現するためにデバイスの内部構造を異なる機能モジュールに分割する。受信モジュールおよび送信モジュールは、トランシーバを制御することによってプロセッサによって実装されてもよい。決定モジュール、構成モジュール、および処理モジュールは、メモリに記憶された命令を実行することによってプロセッサによって実装されてもよい。
図5を参照すると、図5は、本発明の一実施形態に係るUEの構造ブロック図を示している。図5に示すように、UE500は、バス510と、バス510を使用して互いに通信するプロセッサ520、メモリ530、およびトランシーバ540と、を含む。メモリ530は、1つまたは複数の命令を格納するためのものであり、プロセッサ520は、命令を実行するためのものである。
プロセッサ520は、アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、アップリンク競合リソースは、アップリンクSRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
プロセッサ520はさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
プロセッサ520はさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
以上のように、本実施形態に係るUEは、アップリンク競合リソースを決定し、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するようにトランシーバを制御し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するようにトランシーバを制御する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができる。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ520は、
アップリンク競合リソース内のSRシンボル上で、トランシーバ540がUEに対応するコードチャネルを使用してSRを送信するように制御するためのものである。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、
プロセッサ520はさらに、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサ520はさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサ520はさらに、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成するためのものであり、
プロセッサ520はさらに、SRをアップリンク競合リソース内のSRシンボルに追加することによってSRを送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ520は、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、アップリンクデータをマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、
共有シンボルは、DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
プロセッサ520はさらに、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサ520は、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものであり、
プロセッサ520は、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してDMRSを生成するためのものであり、
プロセッサ520は、DMRSをアップリンク競合リソース内の基準シンボルに追加することによってDMRSを送信し、アップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、アップリンクデータは、MCSおよび現在送信されているデータを含み、
プロセッサ520は、MCSおよび現在送信されているデータを、アップリンク競合リソースに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するためのものである。
MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ520は、eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するためのものであり、UE識別子はCA−RNTIまたはSPS−CA−RNTIを含み、プロセッサ520は、UE識別子に従ってPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するようにトランシーバ540を制御するためのものであり、プロセッサ520はさらに、DCIから、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースを決定するためのものである。
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置と、を含む。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、
プロセッサ520はさらに、eNBによってフィードバックされたNACK情報を受信するようにトランシーバ540を制御するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってNACK情報が送信される、または
プロセッサ520はさらに、eNBによってフィードバックされたUL Grantを受信するようにトランシーバ540を制御するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってUL Grantが送信され、プロセッサ520はさらに、UL Grantに従ってアップリンクデータを再送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
図6を参照すると、図6は、本発明の一実施形態に係るeNBの構造ブロック図を示している。図6に示すように、eNB600は、バス610と、バス610を使用して互いに通信するプロセッサ620、メモリ630、およびトランシーバ640と、を含む。メモリ630は、1つまたは複数の命令を格納するためのものであり、プロセッサ620は、命令を実行するためのものである。
プロセッサ620は、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するためのものであり、アップリンク競合リソースは、アップリンクSRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
プロセッサ620はさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するようにトランシーバ640を制御するためのものである。
プロセッサ620はさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するようにトランシーバ640を制御するためのものである。
以上のように、本実施形態に係るeNBは、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成し、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するようにトランシーバを制御し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するようにトランシーバを制御する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができる。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ620は、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上で、各UEに対応するコードチャネルを使用してSRを受信するようにトランシーバ640を制御するためのものである。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、
プロセッサ620はさらに、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサ620はさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサ520は、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するためのものであり、
プロセッサ520は、信号エネルギーが所定の閾値に達した場合に、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたと決定するためのものである。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ620は、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するようにトランシーバ640を制御するためのものである。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、共有シンボルは、DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
プロセッサ620はさらに、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサ620は、正常に受信した各SRについて、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサ620は、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサ620は、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持されるDMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するためのものであり、
プロセッサ620は、チャネル推定結果に応じてアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してMU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するためのものである。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、アップリンクデータは、MCSおよび現在送信されているデータを含み、
プロセッサ620は、MCSに従って、現在送信されているデータに対して復調およびチャネル復号を実行するためのものである。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ620は、対応するUE識別子をUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサ620は、UE識別子に従ってPDCCH上の各UEにダウンリンク制御情報DCIを送信するようにトランシーバ640を制御するためのものである。
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置と、を含む。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、
プロセッサ620はさらに、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にNACK情報を生成するためのものであり、プロセッサ620は、SRに対応するUEにNACK情報を送信するようにトランシーバ640を制御するためのものであり、
プロセッサ620はさらに、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にSRに対応するUEのためのUL Grantを生成するためのものであり、プロセッサ620は、SRに対応するUEにUL Grantを送信ようにトランシーバ640を制御するためのものである。
図7を参照すると、図7は、本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送受信システムのブロック図を示している。アップリンクデータ送受信システムは、eNB710およびUE720を含む。
UE720は、図1に示す実施形態または図2に示す実施形態のいずれかに係るアップリンクデータ送信装置を含むか、UE720は、図5に示す実施形態に係るUEである。
eNB710は、図3に示す実施形態または図4に示す実施形態のいずれかに係るアップリンクデータ受信装置を含むか、eNB710は、図6に示す実施形態に係るeNBである。
図8を参照すると、図8は、本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートを示している。アップリンクデータ送信方法は、以下のステップを含む。
ステップ801:eNBは、複数のUEに対してアップリンク競合リソースを構成し、ここで、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
アップリンク競合リソースは、PUSCHチャネル上の時間領域リソースである。時間領域では、アップリンク競合リソースの長さはサブフレームの長さと等しい。すなわち、アップリンク競合リソースは、同じサイズを有する2つのタイムスロットを含む。各タイムスロットが通常のサイクリックプレフィックスを含む場合、アップリンク共有リソースは合計で2×7=14個のシンボルを含む。各タイムスロットが拡張サイクリックプレフィックスを含む場合、アップリンク共有リソースは2×6=12個のシンボルを含む。シンボルは、アップリンクSRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。周波数領域において、アップリンク競合リソースは、少なくとも1つのRBを含む。
複数のUEは、同じアップリンク競合リソースを共有し、アップリンクデータを競合ベースの送信方式でeNBに送信することができる。
本発明の実施形態では、アップリンク競合リソースのいくつかのシンボルはSRを送信するためのSRシンボルに分類され、アップリンク競合リソースの残りのシンボルはアップリンクデータを送信するための共有シンボルに分類される。
SRは、UEがアップリンクデータを送信する必要があることをeNBに通知するために使用される。
ステップ802:UEは、アップリンク競合リソースを決定し、ここで、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
具体的には、UEは、アップリンク共有リソースの、eNBによって送信された構成情報を受信し、受信した構成情報に従ってUEのアップリンク共有リソースを決定する。
他の実施形態では、eNBとUEが事前にアップリンク共有リソース構成方式で合意していれば、UEは事前に合意した構成方式でアップリンク共有リソースを自身で決定することができる。
UEは、アップリンク競合リソースの、eNBによって送信される構成情報を受信した後、構成情報からアップリンク競合リソースを決定する。
ステップ803:UEは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信する。
UEがアップリンクデータを送信する必要がある場合、UEは、SRとアップリンクデータの両方を同じアップリンク競合リソース上で送信する。複数のUEがアップリンクデータを送信する必要がある場合、複数のUEは、それぞれのSRおよびそれぞれのアップリンクデータを同じアップリンク競合リソース上で送信する。
ステップ804:eNBは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してUEのSRを受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してUEのアップリンクデータを受信する。
以上のように、本実施形態に係るアップリンクデータ送信方法によれば、UEは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、eNBは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してUEのSRを受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してUEのアップリンクデータを受信する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができる。
なお、図8の実施形態では、UE側に関連するステップをUE側のアップリンクデータ送信方法として独立して実施してもよいし、eNB側に関連するステップをeNB側のアップリンクデータ受信方法として独立して実施してもよい。
本実施形態では、eNBは、UEのためのアップリンク競合リソースを構成し、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。共有シンボルは、基準シンボルとデータシンボルとを含む。基準シンボルは、DMRSを送信するために使用され、DMRSは、指定されたUEに対してチャネル推定を実行し、次いで、指定されたUEのアップリンクデータを受信するために、eNBによって使用され得る。データシンボルは、アップリンクデータを送信するために使用される。
したがって、アップリンク競合リソースは、3つの機能を有するSRシンボル、基準シンボル、およびデータシンボルを含む。任意選択的に、アップリンク競合リソース内のSRシンボルは連続的に配置されるか、離散的に配置される。基準シンボルは固定された順序で配置される。
図9Aおよび図9Bを参照すると、図9Aおよび図9Bは、2つの異なる配置方法で単一のアップリンク競合リソースのフレーム構造の概略図を別個に示している。
図9Aは、SRシンボルが連続的に配置された単一のアップリンク競合リソースのフレーム構造の概略図である。例えば、単一のアップリンク競合リソースの周波数領域部分は4つのRBを占有し、時間領域部分は2つのタイムスロットを含み、各タイムスロットは7つのシンボルを含み、単一のアップリンク競合リソースは合計2×7=14個のシンボルを含む。3つのSRシンボルがあり、SRシンボルは1番目のシンボル位置から3番目のシンボル位置に連続的に配置される。2つの基準シンボルがあり、各基準シンボルは、各タイムスロットの第4のシンボル位置に配置される。すなわち、基準シンボルは、図の左から右への4番目のシンボルおよび11番目のシンボルである。その他のシンボルはデータシンボルである。
SRシンボルの連続配置は、低速シナリオに適用可能であり、これにより集中型のSR送信を容易にする。
図9Bは、SRシンボルが離散的に配置された単一のアップリンク競合リソースのフレーム構造の概略図である。単一のアップリンク競合リソースの周波数領域部分は4つのRBを占有し、時間領域部分は2つのタイムスロットを含み、各タイムスロットは7つのシンボルを含み、単一のアップリンク競合リソースは合計2×7=14個のシンボルを含む。2つのSRシンボルがあり、SRシンボルは2番目のシンボル位置と13番目のシンボル位置に離散的に配置される。2つの基準シンボルがあり、各基準シンボルは、各タイムスロットの第4のシンボル位置に配置される。すなわち、基準シンボルは、図の左から右への4番目のシンボルおよび11番目のシンボルである。その他のシンボルはデータシンボルである。
SRシンボルの離散配置は、高速移動シナリオに適用可能であり、時間ダイバーシチを用いてドップラシフトに対処するのに役立つ。
周波数領域におけるアップリンク競合リソースによって占有されるRBの数は、eNBによって割り当てられる。図9Aおよび図9Bの両方の説明のための例として、4つのRBが使用されている。ただし、本発明のこの実施形態では、RBの数は特に限定されない。SRシンボルの数は、単一のアップリンク競合リソース上で担持されるUEの数に依存する。図9Aでは説明のための例として3つのSRシンボルが使用され、図9Bでは説明のための例として2つのSRシンボルが用いられている。ただし、本発明のこの実施形態では、SRシンボルの数および配置方法は特に限定されない。
上述の説明の例では、各タイムスロットは7個のシンボルを含む。拡張サイクリックプレフィックスが使用される場合、各タイムスロットは6つのシンボルを含み、基準シンボルは各タイムスロットの第3のシンボルに配置される。SRシンボルの関連する数および配置方法については、図9Aおよび図9Bを参照する。本発明のこの実施形態では、詳細は再度説明しない。
留意すべき第1の点は以下の通りである。各UEは、UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信する。これに対応して、eNBは、各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信する。
たとえ複数のUEが同じアップリンク競合リソース上でそれぞれのアップリンクデータを送信したとしても、各UEはSRをコード分割方式で送信するので、eNBは各UEによって送信されたSRを受信することができる。したがって、eNBは、アップリンク競合リソース上でアップリンクデータを送信する特定のUEを知ることができる。
留意すべき第2の点は、以下の通りである。各UEは、MU−MIMO方式でアップリンク競合リソース内の共有シンボル上のアップリンクデータを送信する。これに対応して、eNBは、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、UEによってMU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信する。
アップリンク送信にMU−MIMO技術が使用される場合、マルチユーザ並列送信は、すべてのUE間でのチャネルの無関係性を使用して実施され得る。アップリンク送信にMU−MIMO技術を使用する前提は、各UEのチャネル推定を取得することである。したがって、すべてのUEは、異なるDMRSを使用する必要がある。このように、eNBは、UEのDMRSを用いて各UEにチャネル推定を行い、次いでチャネル推定結果に応じてMU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを正常に受信することができる。
図10A、図10B、および図10Cを参照すると、図10A、図10B、および図10Cは、本発明の他の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートを示している。アップリンクデータ送信方法は、以下のステップを含む。
ステップ1001:eNBは、対応するコードチャネルインデックスおよび対応するUE識別子をUEに割り当て、ここで、m≧2である。
複数のUEが存在する場合、eNBは、それぞれ対応するコードチャネルインデックスおよびそれぞれ対応するUE識別子を複数のUEに割り当てる。
eNBは、無線リソース制御接続(英語:Radio Resource Control−CONNECTED、略してRRC−CONNECTED)モードにあり、アップリンクの同期が行われるUEをグループ化する。
RRC−CONNECTEDモードのUEは、eNBとデータを交換したため、eNBは、各UEの単一送信データパケットサイズ、QoSレベル、およびチャネル情報を学習する。eNBは、情報に基づいてUEをグループ化し、同じグループに分類された複数のUEに対して同じアップリンク競合リソースを構成することができる。
例えば、eNBは、ほぼ等しい単一送信データパケットサイズを有するUEを同じグループに分類する。別の例では、eNBは、異なる到着角度および無関係のUE間チャネルを有するUEを同じグループに分類する。
eNBは、所定のメッセージを使用して、対応するコードチャネルインデックスおよび対応するUE識別子を同じグループ内のUEに割り当てる。同一グループ内にm個のUEが存在してもよい。eNBは、それぞれ対応するコードチャネルインデックスおよびそれぞれ対応するUE識別子を、同じグループ内のm個のUEに割り当てる。
所定のメッセージは、RRCメッセージを含むが、これに限定されない。任意選択的に、各UEについて、eNBは、同じRRCメッセージを使用して、コードチャネルインデックスとUE識別子の両方を割り当てる。あるいは、各UEについて、eNBは、異なるRRCメッセージを使用して、コードチャネルインデックスおよびUE識別子を別々に割り当てる。
任意選択的に、UE識別子は、CA−RNTIおよび/またはSPS−CA−RNTIを含む。
ステップ1002:UEは、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスおよびUE識別子を取得する。
ステップ1003:eNBは、UEのUE識別子に従ってPDCCH上の各UEにDCIを送信し、ここで、DCIは、アップリンク競合リソースの構成情報を担持する。
eNBは、動的ケジューリング方式またはセミパーシステントスケジューリング方式で、複数のUEに対して同じアップリンク競合リソースを構成する。動的スケジューリング方式は、eNBがシグナリングを1回使用してUEに現在使用されている時間−周波数リソースをスケジューリングする方法である。セミパーシステントスケジューリング方式は、eNBがシグナリングを1回使用してUEに周期的に使用される時間−周波数リソースをスケジューリングする方法である。
動的スケジューリング方式を用いる場合、eNBは、各UEに対して、UEのCA−RNTIを用いてDCI情報の巡回冗長検査(英語:Cyclic Redundancy Check、略してCRC)をスクランブルした後、PDCCHを使用してUEに、スクランブルされたCRCを担持しているDCI情報を送信する。
セミパーシステントスケジューリング方式を用いる場合、eNBは、各UEに対して、UEのSPS−CA−RNTIを用いてDCI情報内のCRCをスクランブルした後、PDCCHを使用してUEに、スクランブルされたCRCを担持しているDCI情報を送信する。
任意選択的に、拡張フィールドまたは新たに定義されたDCI format CAを含むDCI format 0が、DCIの情報フォーマットとして使用される。
DCI format0のオリジナルフィールドは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置と、を含む。拡張フィールドを伴うDCIフォーマットformat0は、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含み、すなわち、拡張フィールドは、SRシンボルのシンボル情報を担持する。任意選択的に、シンボル情報は、SRシンボル数、SRシンボル位置などである。SRシンボル数は、アップリンク競合リソースにおいてSRが占有するシンボルの数を示すために使用される。SRシンボル位置は、アップリンク競合リソースにおけるSRシンボルのシンボル位置を示すために使用される。
DCI formatCAは、再設計されたDCIフォーマットである。DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報、共有シンボルに対応するシンボル情報、およびアップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置を含む。例えば、DCI formatCAは、RB割り当て、SRシンボル数、SRシンボル位置、およびパイロットグループ番号を含む。RB割り当ては、周波数領域におけるアップリンク競合リソースが占有するRBの位置を示すために使用される。SRシンボル数は、アップリンク競合リソースにおいてSRが占有するシンボルの数を示すために使用される。SRシンボル位置は、アップリンク競合リソースにおけるSRシンボルのシンボル位置を示すために使用される。
つまり、DCI formatCAの特定のコンテンツには、次の表が含まれるが、これに限定されない。
表1において、RB割り当てによって占有されるビット数は、アップリンクRB数の合計に依存する。SRシンボル数は2ビットを占有し、SRシンボル位置は14ビットを占有する。i番目のビットの値が1である場合、アップリンク競合リソース内のi番目のシンボルがSRシンボルであることを示す。i番目のビットの値が0である場合、アップリンク競合リソース内のi番目のシンボルがSRシンボルではないことを示す。
RB割り当て、SRシンボル数、およびSRシンボル位置が占有するビット数は、説明のための例として単に使用される。RB割り当て、SRシンボル数、およびSRシンボル位置が占有するビット数は、この実施形態に限定されない。
任意選択的に、DCI formatCAの特定のコンテンツは、他の情報をさらに含むことができる。
例えば、周波数ホッピング技術がサポートされる場合、DCI formatCAは周波数ホッピング識別子をさらに含む。周波数ホッピング識別子は1ビットを占有し、周波数ホッピングがアップリンク競合リソースの2つのタイムスロットで発生するかどうかを示すために使用される。
別の例では、DMRSを生成するために使用されるパイロットリソースの複数のグループがある場合、DCIフォーマットCAはパイロットグループ番号をさらに担持する。パイロットグループ番号は2ビットを占有し、パイロットグループ番号は、現在使用されているパイロットリソースが位置するグループをUEに通知するために使用される。
ステップ1004:UEは、eNBによって送信されたDCIをUE識別子に従ってPDCCHから受信する。
UEは、UE識別子を用いてPDCCHから、eNBによって送信されたDCIを受信する。UE識別子を有するUEのみがDCIを正常に逆スクランブルすることができる。
UEは、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースの関連リソース構成情報をDCIから取得する。
動的スケジューリング方式が使用される場合、UEは、CA−RNTIを使用して逆スクランブルを行い、DCI情報を取得する。
セミパーシステントスケジューリング方式が使用される場合、UEは、SPS−CA−RNTIを用いて逆スクランブルを行い、DCI情報を取得する。
ステップ1005:UEは、予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つける。
eNBとUEの両方は、第1の対応関係を事前に記憶している。第1の対応関係は、コードチャネルインデックスと、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードのそれぞれとの間の対応関係である。第1の巡回シフト値と第1の時間領域直交コードは、UEがSRを生成するために必要とする情報である。
第1の巡回シフト値は、所定の基本シーケンスに対して巡回シフトを行ってSRシーケンスを生成したときに取得された巡回シフト値である。SRシーケンスの長さは、12とアップリンク競合リソース内のRB数との積である。任意選択的に、第1の巡回シフト値の範囲は、[0,11]であり、第1の巡回シフト値間の値の間隔は、eNBの上位層によって設定され、1,2または3であってもよい。例えば、値の間隔が2に設定されている場合、12/2=6個の使用可能な最初の巡回シフト値がある。基本シーケンスは、略してZCシーケンスと呼ばれるZadoff−Chuシーケンスであってもよい。
第1の時間領域直交コードは、時間領域拡張がSRシーケンスに対して実行されるときに使用される直交シーケンスを指す。第1の時間領域直交コードは、DFTシーケンスまたはwalshシーケンスである。任意選択的に、DFTシーケンスの長さは3であり、walshシーケンスの長さは4である。
長さが3のDFTシーケンスを表2に示す:
長さ4のwalshシーケンスを表3に示す:
UEは、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを使用して、対応する第1の巡回シフト値および対応する第1の時間領域直交コードを見つける。
ステップ1006:UEは、第1の巡回シフト値と第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成する。
複数のUEは、同じ基本シーケンスを使用してもよいし、異なる基本シーケンスを使用してもよい。一般に、同一セル内に位置するUEは同じ基本シーケンスを使用する。UEによって使用される特定の基本シーケンスは、当業者に周知である。詳細はこの実施形態では説明しない。
UEは、第1の巡回シフト値を用いて所定の基本シーケンスに対して巡回シフトを行い、12とRB数との積の長さを有するSRシーケンスを生成した後、第1の時間領域直交コードを用いてSRシーケンスに対して時間領域拡張を実行してSRを生成する。
ステップ1007:UEは、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つける。
eNBとUEの両方は、第2の対応関係を事前に記憶している。第2の対応関係は、コードチャネルインデックスとパイロットインデックスとの対応関係と、パイロットインデックスと、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードの各々との対応関係と、を含む。第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードは、DMRSを生成するためにUEが必要とする情報である。
1つのコードチャネルインデックスは1つのパイロットインデックスにのみ対応し、1つのパイロットインデックスは2つ以上のコードチャネルインデックスに対応することができる。例えば、コードチャネルインデックス01は、パイロットインデックス07に対応する。
1つのパイロットインデックスは、以下の表4に示すように、1つの第2の巡回シフト値と1つの第2の時間領域直交コードに対応する。
パイロットインデックスは0〜23であり、第2の巡回シフト値は
であり、第2の時間領域直交コードは[w(λ)(0)w(λ)(1)]である。
なお、チャネル推定性能を保証するために、表4のパイロットリソースは、使用のために3つのグループに分類されてもよい。この場合、表4を表5に変更することができる。
任意選択的に、ステップ1003において、eNBは、現在使用されているパイロットグループ番号をDCI情報内のUEに示す。
コードチャネルインデックスを学習した後、UEは、コードチャネルインデックスを用いて対応するパイロットインデックスを見つけ、パイロットインデックスを用いて対応する第2の巡回シフト値と対応する第2の時間領域直交コードを見つける。
パイロットリソースの複数のグループがある場合、UEは、コードチャネルインデックスを使用して、現在使用されているパイロットリソースグループ内の対応するパイロットインデックスを見つける。パイロットリソースグループのパイロットグループ番号は、DCI情報内のeNBによって示される。
ステップ1008:UEは、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してDMRSを生成する。
ステップ1008でUEが使用する基本シーケンスは、一般に、ステップ1006で使用される基本シーケンスと同じである。
UEは、第2の巡回シフト値を用いて、所定の基本シーケンスに対して巡回シフトを行い、12とRB数との積の長さを有する基準信号シーケンスを生成た後、第2の時間領域直交コードを用いて、基準信号シーケンスに対して時間領域拡張を実行してDMRSを生成する。
ステップ1009:UEは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルにSRを追加することによってSRを送信し、アップリンク競合リソース内の基準信号にDMRSを追加することによってDMRSを送信し、アップリンク競合リソース内のデータシンボルにアップリンクデータを追加することによってアップリンクデータを送信する。
すなわち、UEは、同じアップリンク競合リソース上でSR、DMRS、およびアップリンクデータのすべてを送信する。
任意選択的に、アップリンクデータは、現在送信されているデータを含む。
任意選択的に、アップリンクデータは、MCSおよび現在送信されているデータを含む。この場合、UEは、MCSおよび現在送信されているデータを、アップリンク競合リソース内の異なる位置のデータシンボルに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を行う。任意選択的に、MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
例えば、MCSおよび現在送信されているデータの送信位置を図11に示す。MCSは、フロントリソース要素に配置されているので、eNBは、復号によってMCSを優先的に取得する。現在送信されているデータは、バックリソース要素に配置されているので、eNBは、復号によって優先的に得られたMCSを用いて、その後に復号によって得られたデータを復号する。
ステップ1010:eNBは、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つける。
アップリンク競合リソースが複数のUEに割り当てられる場合、複数の対応するコードチャネルインデックスが存在する。すべての複数のUEがアップリンク競合リソース上でデータを送信することができるので、eNBは、各コードチャネル上にSRが存在するかどうかを検出する必要がある。
eNBは、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つける。
ステップ1011:eNBは、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出する。
eNBは、コードチャネル上で受信されたSRに対して詳細な復号を行う必要はない。eNBは、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上で、各コードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するだけでよい。
現在のコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達すると、ステップ1014が実行される。
現在のコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達しない場合、eNBは、このコードチャネル上でSRが受信されていないと決定する。
ステップ1012:信号エネルギーが所定の閾値に達すると、eNBは、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたと決定する。
ステップ1013:正常に受信した各SRについて、eNBは、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定する。
正常に受信したSRについて、eNBは、SRに対応するUEによって送信されたアップリンクデータを受信しようと試みる。この場合、まず、eNBは、UEによって送信されたDMRSを用いてチャネル推定を行い、チャネル推定結果に従ってアップリンクのデータを受信する必要がある。
ステップ1014:eNBは、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つける。
ステップ1015:eNBは、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持されるDMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得する。
ステップ1016:eNBは、チャネル推定結果に従ってアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してMU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得する。
n個のSRを正常に受信した場合、ステップ1014からステップ1016はn回実行される。
なお、アップリンクデータにMCSおよび現在送信されているデータが含まれている場合、eNBは、復号によりアップリンクデータを取得した後、MCSに従って、現在送信されているデータの復調およびチャネル復号をさらに実行する。
以上のように、本実施形態に係るアップリンクデータ送信方法によれば、eNBは、対応するUE識別子をUEに割り当て、eNBは、UE識別子に従ってPDCCH上でDCIを複数のUEに送信し、UEは、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースをDCIから取得し、eNBによって構成されたアップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、eNBは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してUEによって送信されたSRを受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してUEによって送信されたアップリンクデータを受信し、eNBは、正常に受信したSRに従って対応するフィードバック情報を対応するUEに送信する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができる。
なお、図10A、図10B、図10Cの実施形態では、UE側に関連するステップをUE側のアップリンクデータ送信方法として独立して実施してもよいし、eNB側に関連するステップをeNB側のアップリンクデータ受信方法として独立して実施してもよい。
可能な実装形態では、図12に示すように、ステップ1016の後、本方法は以下のステップをさらに含む。
ステップ1017:eNBは、SRおよびSRに対応するアップリンクデータを正常に受信すると、ACK情報を生成し、対応するUEにACK情報を送信する。
UEに対して、eNBがUEによって送信されたSRおよびアップリンクデータを正常に受信する場合、eNBは、確認情報、すなわちACK情報を生成する。
eNBは、物理HARQインジケータチャネル(英語:Physical Hybrid ARQ Indicator、略してPHICH)上の指定されたダウンリンクリソースを使用して、ACK情報をUEに送信することができる。指定されたダウンリンクリソースのリソース位置を、アップリンク競合リソースのリソース位置およびUEのDMRSを使用して計算によって取得することができる。計算式については、関連するLTE通信プロトコルを参照されたい。
ステップ1018:UEはACK情報を受信する。
UEは、PHICHチャネル上の指定されたダウンリンクリソースを使用してACK情報を受信する。
競合モードでUEによって送信されたアップリンクデータが正常に受信されたと決定した後、UEは、競合モードで他のアップリンクデータを送信し続けることができる。
ステップ1019:SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBはNACK情報を生成し、対応するUEにNACK情報を送信する。
UEに対して、eNBがUEによって送信されたSRを正常に受信したが、UEによって送信されたアップリンクデータを受信することができなかった場合、eNBは否定応答情報、すなわちNACK情報を生成する。
eNBは、PHICH上の指定されたダウンリンクリソースを使用してNACK情報をUEに送信することができる。指定されたダウンリンクリソースのリソース位置を、アップリンク競合リソースのリソース位置およびUEのDMRSを使用して計算によって取得することができる。計算式については、関連するLTE通信プロトコルを参照されたい。
ステップ1020:UEはNACK情報を受信する。
UEは、PHICHチャネル上の指定されたダウンリンクリソースを使用してNACK情報を受信する。
競合モードでUEによって送信されたアップリンクデータが正常に受信されなかったと決定した後、UEは、競合モードでアップリンクデータを再送信することができる。
以上のように、本実施形態では、eNBはACK情報またはNACK情報をUEに配信するので、UEは、アップリンクデータを競合方式で送信できなくてもeNB側からフィードバックを取得することができる。次いで、UEは、アップリンクデータを再送信する、または他のアップリンクデータを送信し続けるかを決定するので、eNBとUEとの間の通信の効率が改善される。
別の可能な実装形態では、図13に示すように、ステップ1019およびステップ1020は、実装のためステップ1021からステップ1024に置き換えられてもよい。
ステップ1021:SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBは、SRに対応するUEに対してUL Grantを生成する。
UL Grantは、eNBがスケジューリングベースの方式でUEにアップリンク送信リソースを割り当てるときに使用される指示情報である。すなわち、UL Grantは、eNBによって排他的に割り当てられたアップリンク送信リソースの構成情報をUEに担持する。
ステップ1022:eNBは、UL GrantをUEに送信する。
eNBは、PDCCHチャネル上でDCI format0を使用してUL GrantをUEに送信する。
ステップ1023:UEは、eNBによってフィードバックされたUL Grantを受信する。
eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBはUL Grantを送信する。
ステップ1024:UEは、UL Grantに従ってアップリンクデータを再送信する。
以上のように、この実施形態では、eNBは、アップリンクデータを送信することができないUEにUL grantを直接配信するので、UEはスケジューリングベースの方式でアップリンクデータを再送信することができる。したがって、UEとeNBとの間のシグナリング相互作用が効果的に低減され、eNB側のシグナリングリソースが節約される。
なお、図12および図13の実施形態では、UE側に関連するステップをUE側のアップリンクデータ送信方法として独立して実施してもよいし、eNB側に関連するステップをeNB側のアップリンクデータ受信方法として独立して実施してもよい。
当業者は、実施形態のステップの全部または一部が、ハードウェアまたは関連するハードウェアを指示するプログラムにより実施され得ることを理解することができる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、または光ディスクを含んでもよい。
前述の説明は、本発明の実施形態の単なる例であり、本発明を限定することを意図されていない。本発明の趣旨および原理から逸脱することなくなされた任意の修正、同等の置換、および改良は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
110 決定モジュール
120 送信モジュール
130 受信モジュール
310 構成モジュール
320 受信モジュール
330 処理モジュール
340 送信モジュール
510 バス
520 プロセッサ
530 メモリ
540 トランシーバ
610 バス
620 プロセッサ
630 メモリ
640 トランシーバ
本発明は、通信分野に関し、特に、アップリンクデータ送信装置および方法、ならびにアップリンクデータ受信装置および方法に関する。
ロングタームエボリューション(英語:Long Term Evolution、略してLTE)において、ユーザ機器(英語:User Equipment、略してUE)は、一般に、スケジューリングベースの送信方式で、LTEの基地局(英語:Evolved Node B、略してeNB)にアップリンクデータを送信する。
UEがアップリンクデータを送信する必要がある場合、UEはまず、eNBにアップリンクスケジューリング要求(英語:Scheduling Request、略してSR)を送信する必要がある。eNBは、SRに従ってUEのためのアップリンクスケジューリンググラント(英語:Up link Grant、略してUL Grant)を構成し、UL Grantは、UEのためのアップリンク送信リソースを構成するために使用される。正しい復号によってUL Grantを取得すると、UEは、eNBによって構成されたアップリンク送信リソースに従って、アップリンクデータをeNBに送信する。プロセス全体で消費される必要がある時間は約22.5msである。
プロセスで消費される時間を短縮するために、競合ベースの(英語:Contention Based、略してCB)送信方式が提案されている。競合ベースの送信方式では、eNBは、事前に複数のユーザ機器に対して同じアップリンク競合リソースを構成する。UEがアップリンクデータを送信する必要がある場合、UEは最新のアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信する。しかしながら、複数のUEがこのアップリンク競合リソース上でアップリンクデータを同時にeNBに送信する場合、競合衝突が発生する。
従来技術の問題点を解決するために、本発明の実施形態は、アップリンクデータ送信装置および方法、ならびにアップリンクデータ受信装置および方法を提供する。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、アップリンクデータ送信装置を提供し、この装置は、
アップリンク競合リソースを決定するための決定モジュールであって、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、決定モジュールと、
アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するための送信モジュールと、
を含み、
送信モジュールは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するためのものである。
第1の態様の第1の可能な実装では、送信モジュールは、UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信するためのものである。
第1の態様の第1の可能な実装に関して、第1の態様の第2の可能な実装では、決定モジュールは、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
決定モジュールは、予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
決定モジュールは、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成するためのものであり、
送信モジュールは、SRをアップリンク競合リソース内のSRシンボルに追加することによってSRを送信するためのものである。
第1の態様の第3の可能な実装では、送信モジュールは、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式でアップリンク競合リソース内の共有シンボル上のアップリンクデータを送信するためのものである。
第1の態様の第3の可能な実装に関して、第1の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
決定モジュールは、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
決定モジュールは、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものであり、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してDMRSを生成するためのものであり、
送信モジュールは、DMRSをアップリンク競合リソース内の基準シンボルに追加することによってDMRSを送信するためのものであり、
送信モジュールは、アップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するためのものである。
第1の態様の第4の可能な実装に関して、第1の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
送信モジュールは、MCSおよび現在送信されているデータをアップリンク競合リソースに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するためのものであり、
MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
第1の態様のいずれか一つまたは第1の態様の第1から第5の可能な実施形態に関して、第1の態様の第6の可能な実装では、装置は受信モジュールをさらに含み、
決定モジュールは、eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するためのものであり、UE識別子は、競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子CA−RNTIまたはセミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子SPS−CA−RNTIを含み、
受信モジュールは、UE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するためのものであり、
決定モジュールは、DCIから、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースを決定するためのものであり、
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format 0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI format CAがDCIに使用され、DCI format CAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第1の態様のいずれか一つまたは第1の態様の第1から第5および第7の可能な実施態様に関して、装置は受信モジュールをさらに含み、
受信モジュールは、eNBによってフィードバックされた否定応答NACK情報を受信するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってNACK情報が送信される、または
受信モジュールは、eNBによってフィードバックされたアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを受信するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってUL Grantが送信され、送信モジュールは、UL Grantに従ってアップリンクデータを再送信するためのものである。
第2の態様によれば、本発明の実施形態は、アップリンクデータ受信装置を提供し、この装置は、
複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するための構成モジュールであって、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、構成モジュールと、
アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するための受信モジュールと、
を含み、
受信モジュールは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するためのものである。
第2の態様の第1の可能な実装では、受信モジュールは、各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信するためのものである。
第2の態様の第1の可能な実装に関して、第2の態様の第2の可能な実装では、装置は処理モジュールをさらに含み、
構成モジュールは、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
処理モジュールは、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
処理モジュールは、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するためのものであり、
処理モジュールは、信号エネルギーが所定の閾値に達した場合に、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたと決定するためのものである。
第2の態様の第3の可能な実装では、受信モジュールは、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するためのものである。
第2の態様の第3の可能な実装に関して、第2の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、装置は処理モジュールをさらに含み、
構成モジュールは、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
処理モジュールは、正常に受信した各SRについて、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
処理モジュールは、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
処理モジュールは、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持される復調基準信号DMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するためのものであり、
処理モジュールは、チャネル推定結果に応じてアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するためのものである。
第2の態様の第4の可能な実装に関して、第2の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
処理モジュールは、MCSに従って、現在送信されているデータに対する復調およびチャネル復号を実行するためのものである。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実装、または第2の態様の第2の可能な実装、または第2の態様の第3の可能な実装、または第2の態様の第4の可能な実装、または第2の態様の第5の可能な実装に関して、第2の態様の第6の可能な実装では、装置は送信モジュールをさらに含み、
構成モジュールは、対応するUE識別子をUEに割り当てるためのものであり、
送信モジュールは、ダウンリンク制御情報DCIをUE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH上の各UEに送信するためのものであり、
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実装、または第2の態様の第2の可能な実装、または第2の態様の第3の可能な実装、または第2の態様の第4の可能な実装、または第2の態様の第5の可能な実装に関して、第2の態様の第7の可能な実装では、装置は処理モジュールをさらに含み、
処理モジュールは、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合に否定応答NACK情報を生成するためのものであり、送信モジュールは、SRに対応するUEにNACK情報を送信するためのものである、または
処理モジュールは、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にSRに対応するUEのためのアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを生成するためのものであり、送信モジュールは、SRに対応するUEにUL Grantを送信するためのものである。
第3の態様によれば、本発明の実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、プロセッサ、メモリ、およびトランシーバを含み、メモリは1つまたは複数の命令を格納するためのものであり、プロセッサは命令を実行するためのものであり、
プロセッサは、アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含み、
プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するようにトランシーバを制御するためのものであり、
プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第3の態様の第1の可能な実装では、プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上で、UEに対応するコードチャネルを使用してSRを送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第3の態様の第1の可能な実装に関して、第3の態様の第2の可能な実装では、プロセッサはさらに、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサはさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサはさらに、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成するためのものであり、
プロセッサはさらに、SRをアップリンク競合リソース内のSRシンボルに追加することによってSRを送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第3の態様の第3の可能な実装では、
プロセッサは、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式でアップリンクデータを送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第3の態様の第3の可能な実装に関して、第3の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
プロセッサはさらに、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサはさらに、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものであり、
プロセッサはさらに、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してDMRSを生成するためのものであり、
プロセッサはさらに、DMRSをアップリンク競合リソース内の基準シンボルに追加することによってDMRSを送信し、アップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第3の態様の第4の可能な実装に関して、第3の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
プロセッサはさらに、MCSおよび現在送信されているデータをアップリンク競合リソースに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するためのものであり、
MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実装、または第3の態様の第2の可能な実装、または第3の態様の第3の可能な実装、または第3の態様の第4の可能な実装、または第3の態様の第5の可能な実装に関して、第3の態様の第6の可能な実装では、
プロセッサはさらに、eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するためのものであり、UE識別子は、競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子CA−RNTIまたはセミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子SPS−CA−RNTIを含み、
プロセッサはさらに、UE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するようにトランシーバを制御するためのものであり、
プロセッサはさらに、DCIから、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースを決定するためのものであり、
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実装、または第3の態様の第2の可能な実装、または第3の態様の第3の可能な実装、または第3の態様の第4の可能な実装、または第3の態様の第5の可能な実装に関して、第3の態様の第7の可能な実装では、
プロセッサはさらに、eNBによってフィードバックされた否定応答NACK情報を受信するようにトランシーバを制御するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってNACK情報が送信される、または
プロセッサはさらに、eNBによってフィードバックされたアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを受信するようにトランシーバを制御するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってUL Grantが送信され、また、UL Grantに従ってアップリンクデータを再送信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第4の態様によれば、本発明の実施形態は、LTEの基地局を提供する。基地局は、プロセッサ、メモリ、およびトランシーバを含み、メモリは1つまたは複数の命令を格納するためのものであり、プロセッサは命令を実行するためのものであり、
プロセッサは、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するためのものであり、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含み、
プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するようにトランシーバを制御するためのものであり、
プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するようにトランシーバを制御するためのものである。第4の態様の第1の可能な実装では、プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上で、各UEに対応するコードチャネルを使用してSRを受信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第4の態様の第1の可能な実装に関して、第4の態様の第2の可能な実装では、プロセッサはさらに、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサはさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサはさらに、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するためのものであり、
プロセッサはさらに、信号エネルギーが所定の閾値に達した場合に、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたと決定するためのものである。
第4の態様の第3の可能な実装では、
プロセッサはさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するようにトランシーバを制御するためのものである。
第4の態様の第3の可能な実装に関して、第4の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
プロセッサはさらに、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサはさらに、正常に受信した各SRについて、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサはさらに、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサはさらに、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持される復調基準信号DMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するためのものであり、
プロセッサはさらに、チャネル推定結果に応じてアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するためのものである。
第4の態様の第4の可能な実装に関して、第4の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
プロセッサはさらに、MCSに従って、現在送信されているデータに対する復調およびチャネル復号を実行するためのものである。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実装、または第4の態様の第2の可能な実装、または第4の態様の第3の可能な実装、または第4の態様の第4の可能な実装、または第4の態様の第5の可能な実装に関して、第4の態様の第6の可能な実装では、
プロセッサはさらに、対応するUE識別子をUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサはさらに、ダウンリンク制御情報DCIをUE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH上の各UEに送信するようにトランシーバを制御するためのものであり、
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実装、または第4の態様の第2の可能な実装、または第4の態様の第3の可能な実装、または第4の態様の第4の可能な実装、または第4の態様の第5の可能な実装に関して、第4の態様の第7の可能な実装では、
プロセッサはさらに、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合に否定応答NACK情報を生成するためのものであり、プロセッサはさらに、SRに対応するUEにNACK情報を送信ようにトランシーバを制御するためのものである、または
プロセッサはさらに、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にSRに対応するUEのためのアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを生成するためのものであり、プロセッサはさらに、SRに対応するUEにUL Grantを送信ようにトランシーバを制御するためのものである。
第5の態様によれば、本発明の実施形態は、アップリンクデータ送受信システムを提供し、アップリンクデータ送受信システムはeNBおよびUEを含み、
UEは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つで提供されるアップリンクデータ送信装置を含むか、UEは、第3の態様または第3の態様の可能な実装のいずれか1つで提供されるUEであり、
eNBは、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つで提供されるアップリンクデータ受信装置を含むか、またはeNBは、第4の態様または第4の態様の可能な実装のいずれか1つで提供されるeNBである。
第6の態様によれば、本発明の実施形態は、アップリンクデータ送信方法を提供し、この方法は、
アップリンク競合リソースを決定するステップであって、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、ステップと、
アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するステップと、
アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するステップと
を含む。
第6の態様の第1の可能な実装では、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するステップは、
UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信するステップ
を含む。
第6の態様の第1の可能な実装に関して、第6の態様の第2の可能な実装では、UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信するステップの前に、方法は、
eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するステップ
をさらに含み、
UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信するステップは、
予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるステップと、
第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成するステップと、
SRをアップリンク競合リソース内のSRシンボルに追加することによってSRを送信するステップと
を含む。
第6の態様の第3の可能な実装では、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するステップは、
マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式でアップリンク競合リソース内の共有シンボル上のアップリンクデータを送信するステップ
を含む。
第6の態様の第3の可能な実装に関して、第6の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式でアップリンク競合リソース内の共有シンボル上のアップリンクデータを送信するステップの前に、方法は、
eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するステップ
をさらに含み、
マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式でアップリンク競合リソース内の共有シンボル上のアップリンクデータを送信するステップは、
予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるステップと、
第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してDMRSを生成するステップと、
DMRSをアップリンク競合リソース内の基準シンボルに追加することによってDMRSを送信するステップ、およびアップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するステップと
を含む。
第6の態様の第4の可能な実装に関して、第6の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
アップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するステップは、
MCSおよび現在送信されているデータをアップリンク競合リソースに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するステップ
を含み、
MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
第6の態様、または第6の態様の第1の可能な実装、または第6の態様の第2の可能な実装、または第6の態様の第3の可能な実装、または第6の態様の第4の可能な実装、または第6の態様の第5の可能な実装に関して、第6の態様の第6の可能な実装では、アップリンク競合リソースを決定するステップは、
eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するステップであって、UE識別子は、競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子CA−RNTIまたはセミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子SPS−CA−RNTIを含む、ステップと、
UE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するステップと、
DCIから、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースを決定するステップと
を含み、
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第6の態様、または第6の態様の第1の可能な実装、または第6の態様の第2の可能な実装、または第6の態様の第3の可能な実装、または第6の態様の第4の可能な実装、または第6の態様の第5の可能な実装に関して、第6の態様の第7の可能な実装では、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するステップの後に、方法は、
eNBによってフィードバックされた否定応答NACK情報を受信するステップであって、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってNACK情報が送信される、ステップ、または
eNBによってフィードバックされたアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを受信するステップであって、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってUL Grantが送信される、ステップ、およびUL Grantに従ってアップリンクデータを再送信するステップ
をさらに含む。
第7の態様によれば、本発明の実施形態は、アップリンクデータ受信方法を提供し、この方法は、
複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するステップであって、アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、ステップと、
アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するステップと、
アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するステップと
を含む。
第7の態様の第1の可能な実装では、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するステップは、
各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信するステップ
を含む。
第7の態様の第1の可能な実装に関して、第7の態様の第2の可能な実装では、各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信するステップの前に、方法は、
対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるステップ
をさらに含み、
各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信するステップは、
予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるステップと、
第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するステップと、
信号エネルギーが所定の閾値に達した場合に、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたと決定するステップと
を含む。
第7の態様の第3の可能な実装では、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するステップは、
アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するステップ
を含む。
第7の態様の第3の可能な実装に関して、第7の態様の第4の可能な実装では、共有シンボルは、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するステップの前に、方法は、
対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるステップ
をさらに含み、
アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するステップは、
正常に受信した各SRについて、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定するステップと、
予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるステップと、
第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持される復調基準信号DMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するステップと、
チャネル推定結果に応じてアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するステップと
を含む。
第7の態様の第4の可能な実装に関して、第7の態様の第5の可能な実装では、アップリンクデータは、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
チャネル推定結果に応じてアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するステップの後に、方法は、
MCSに従って、現在送信されているデータに対する復調およびチャネル復号を実行するステップ
をさらに含む。
第7の態様、または第7の態様の第1の可能な実装、または第7の態様の第2の可能な実装、または第7の態様の第3の可能な実装、または第7の態様の第4の可能な実装、または第7の態様の第5の可能な実装に関して、第7の態様の第6の可能な実装では、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するステップは、
対応するUE識別子をUEに割り当てるステップと、
ダウンリンク制御情報DCIをUE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH上の各UEに送信するステップと
を含み
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドが、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む。
第7の態様、または第7の態様の第1の可能な実装、または第7の態様の第2の可能な実装、または第7の態様の第3の可能な実装、または第7の態様の第4の可能な実装、または第7の態様の第5の可能な実装に関して、第7の態様の第7の可能な実装では、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するステップの後に、方法は、
SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合に否定応答NACK情報を生成するステップ、およびSRに対応するUEにNACK情報を送信するステップ、または
SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にSRに対応するUEのためのアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを生成するステップ、およびSRに対応するUEにUL Grantを送信するステップ
をさらに含む。
本発明の実施形態で提供される技術的解決策の有効な効果は以下の通りである。
eNBは、複数のUEに対して同じアップリンク競合リソースを構成し、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含み、UEは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、eNBは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してUEのSRを受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してUEのアップリンクデータを受信する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できないことがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができる。
より明確に本発明の実施形態における技術的解決策を説明するために、本実施形態を説明するために必要な添付の図面を以下に簡単に説明する。明らかに、以下の説明において添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を単に示しており、当業者は、創造的な取り組みをすることなく、これらの添付図面から他の図面をさらに導き出すことが可能である。
本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送信装置のブロック図である。 本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ送信装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ受信装置のブロック図である。 本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ受信装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ機器の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る基地局の構造ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送受信システムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るアップリンク競合リソースのフレーム構造の概略図である。 本発明の実施形態に係るアップリンク競合リソースのフレーム構造の別の概略図である。 本発明の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法の別のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のさらに別のフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係るMCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するフレーム構造の概略図である。 本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートである。
本発明の目的、技術的解決方法、および利点をより明確にするために、以下に、添付の図面を参照して本発明の実施形態をさらに詳しく説明する。
サブフレーム:時間領域では、長さ10msの無線フレームでLTE送信が行われ、各無線フレームは同じサイズの1msの10個のサブフレームに分割され、各サブフレームは同じサイズの2つのタイムスロットを含み、各タイムスロットは、サイクリックプレフィックスを含む特定の数の直交周波数分割多重(英語:Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略してOFDM)シンボルを含む。サイクリックプレフィックスが通常のサイクリックプレフィックスである場合、各タイムスロットは7つのOFDMシンボルを含む。サイクリックプレフィックスが拡張サイクリックプレフィックスである場合、各タイムスロットは6つのOFDMシンボルを含む。OFDMシンボルは、以下、シンボルと略記される。
図1を参照すると、図1は、本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送信装置のブロック図を示している。アップリンクデータ送信装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせを使用して、UEの全部または一部として実装されてもよい。アップリンクデータ送信装置は、決定モジュール110および送信モジュール120を含むことができる。
決定モジュール110は、アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
複数のUEは、同じアップリンク競合リソースを共有し、アップリンクデータを競合ベースの方式でeNBに送信することができる。
本発明の実施形態では、アップリンク競合リソースのいくつかのシンボルはSRを送信するためのSRシンボルに分類され、アップリンク競合リソースの残りのシンボルはアップリンクデータを送信するための共有シンボルに分類される。SRは、UEがアップリンクデータを送信する必要があることをeNBに通知するために使用される。
送信モジュール120は、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するためのものである。
送信モジュール120は、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するためのものである。
以上のように、本実施形態に係るアップリンクデータ送信装置では、UEが、まずアップリンク競合リソースを決定し、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができるため、アップリンク競合リソースは浪費されない。
図2を参照すると、図2は、本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ送信装置のブロック図を示している。アップリンクデータ送信装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせを使用して、UEの全部または一部として実装されてもよい。アップリンクデータ送信装置は、決定モジュール110と、送信モジュール120と、受信モジュール130と、を含むことができる。
決定モジュール110は、アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、アップリンク競合リソースは、アップリンクSRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
決定モジュール110はさらに、eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するためのものである。
受信モジュール130は、UE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネル(英語:Physical Downlink Control Channel、略してPDCCH)からDCI(Downlink Control Information、ダウンリンク制御情報)を受信するためのものである。UE識別子を有するUEのみがDCIを正常に逆スクランブルすることができる。
決定モジュール110はさらに、DCIから、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースを決定するためのものである。
決定モジュール110はさらに、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものである。
送信モジュール120は、UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信するためのものである。
この実施形態では、決定モジュール110はさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものである。決定モジュール110はさらに、第1の巡回シフト値と第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成するためのものである。
送信モジュール120は、アップリンク競合リソース内のSRシンボルにSRを追加することによってSRを送信するためのものである。
送信モジュール120は、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、アップリンクデータをマルチユーザ多入力多出力(英語:Multi-User-Multiple-Input Multiple- Output、略してMU−MIMO)方式で送信するためのものである。
決定モジュール110はさらに、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものである。決定モジュール110はさらに、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理して復調基準信号(英語:Demodulation Reference Signal、略してDM−RS)を生成するためのものである。
送信モジュール120は、DMRSをアップリンク競合リソース内の基準シンボルに追加することによってDMRSを送信するためのものである。
送信モジュール120は、アップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するためのものである。
アップリンクデータは、変調および符号化方式(英語:Modulation and Coding Scheme、略してMCS)および現在送信されているデータを含む。
送信モジュール120はさらに、MCSおよび現在送信されているデータをアップリンク競合リソースに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するためのものである。MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
受信モジュール130は、eNBによってフィードバックされた否定応答(英語:Negative Acknowledgement、略してNACK)情報を受信するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってNACK情報が送信される。
あるいは、受信モジュール130は、eNBによってフィードバックされたUL Grantを受信するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってUL Grantが送信される。送信モジュール120は、UL Grantに従ってアップリンクデータを再送信するためのものである。
本実施形態に係るアップリンクデータ送信装置は、前述の実施形態と比較して、UEがeNBから配信された確認応答(英語:Acknowledgement、略してACK)情報またはNACK情報を受信するため、UEはアップリンクデータを競合方式で送信することができなくてもeNB側からフィードバックを取得することができる。次いで、UEは、アップリンクデータを再送信する、または他のアップリンクデータを送信し続けるかを決定するので、eNBとUEとの間の通信の効率が改善される。
前述の実施形態と比較して、本実施形態に係るアップリンクデータ送信装置では、UEがeNBから配信されたUL grantを受信するため、UEはスケジューリングベースの方式でアップリンクデータを再送信することができる。したがって、UEとeNBとの間のシグナリング相互作用が効果的に低減され、eNB側のシグナリングリソースが節約される。
図3を参照すると、図3は、本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ受信装置のブロック図を示している。アップリンクデータ受信装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを使用して、eNBの全部または一部として実装されてもよい。アップリンクデータ受信装置は、構成モジュール310と受信モジュール320とを含むことができる。
構成モジュール310は、複数のUEに対してアップリンク競合リソースを構成するためのものであり、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
受信モジュール320は、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するためのものである。
受信モジュール320はさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するためのものである。
以上のように、本実施形態に係るアップリンクデータ受信装置において、eNBは、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成し、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用して、UEによって送信されたSRを受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用して、UEによって送信されたアップリンクデータを受信する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができるため、アップリンク競合リソースは浪費されない。
図4を参照すると、図4は、本発明の別の実施形態に係るアップリンクデータ受信装置のブロック図を示している。アップリンクデータ受信装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを使用して、eNBの全部または一部として実装されてもよい。アップリンクデータ受信装置は、構成モジュール310と、受信モジュール320と、処理モジュール330と、送信モジュール340と、を含むことができる。
構成モジュール310は、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するためのものであり、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
構成モジュール310はさらに、対応するUE識別子をUEに割り当てるためのものである。
複数のUEが存在する場合、構成モジュール310は、対応するUE識別子を複数のUEにそれぞれ割り当てる。
任意選択的に、UE識別子は、
競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子(英語:Contention Access−Radio Network Temporary identifier、略してCA−RNTI)、または
セミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子(英語:Semi−Persistent−Scheduling−Contention Access−Radio Network Temporary Identity、略してSPS−CA−RNTI)
を含む。
送信モジュール340は、UE識別子に従ってPDCCH上の各UEにDCIを送信するためのものである。
任意選択的に、拡張フィールドまたは新たに定義されたDCI format CAを含むDCI format 0が、DCIの情報フォーマットとして使用される。
DCI format0のオリジナルフィールドは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するリソースブロック(英語:Resource Block、略してRB)の数および開始位置と、を含む。DCI format0の拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含み、すなわち、拡張フィールドはSRシンボルのシンボル情報を担持する。任意選択的に、シンボル情報は、SRシンボル数、SRシンボル位置などである。SRシンボル数は、アップリンク競合リソースにおいてSRが占有するシンボルの数を示すために使用される。SRシンボル位置は、アップリンク競合リソースにおけるSRシンボルのシンボル位置を示すために使用される。
DCI formatCAは、再設計されたDCIフォーマットである。DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報、共有シンボルに対応するシンボル情報、およびアップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置を含む。例えば、DCI formatCAは、RB割り当て、SRシンボル数、SRシンボル位置、およびパイロットグループ番号を含む。RB割り当ては、周波数領域におけるアップリンク競合リソースが占有するRBの位置を示すために使用される。SRシンボル数は、アップリンク競合リソースにおいてSRが占有するシンボルの数を示すために使用される。SRシンボル位置は、アップリンク競合リソースにおけるSRシンボルのシンボル位置を示すために使用される。
構成モジュール310は、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものである。
複数のUEが存在する場合、構成モジュール310は、それぞれ対応するコードチャネルインデックスを複数のUEに割り当てる。
受信モジュール320は、各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信するためのものである。
この実施形態では、装置は処理モジュール330をさらに含む。
処理モジュール330は、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものである。
処理モジュール330は、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するためのものである。
処理モジュール330は、信号エネルギーが所定の閾値に達すると、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたことを決定するためのものである。
処理モジュール330は、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するためのものである。
処理モジュール330は、正常に受信した各SRについて、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定するためのものである。
処理モジュール330は、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものである。
処理モジュール330は、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持されるDMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するためのものである。
処理モジュール330は、チャネル推定結果に従ってアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してMU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するためのものである。
なお、アップリンクデータにMCSおよび現在送信されているデータが含まれている場合、処理モジュール330はさらに、eNBが復号によりアップリンクデータを取得した後、MCSに従って、現在送信されているデータの復調およびチャネル復号を実行するためのものである。
処理モジュール330は、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にNACK情報を生成するためのものである。送信モジュール340は、SRに対応するUEにNACK情報を送信するためのものである。
あるいは、処理モジュール330は、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にSRに対応するUEのためのUL Grantを生成するためのものである。送信モジュール340は、SRに対応するUEにUL Grantを送信するためのものである。
前述の実施形態と比較して、本実施形態に係るアップリンクデータ受信装置では、eNBはACK情報またはNACK情報をUEに配信するので、UEは、アップリンクデータを競合方式で送信することができなくても、eNB側からフィードバックを得ることができる。次いで、UEは、アップリンクデータを再送信する、または他のアップリンクデータを送信し続けるかを決定するので、eNBとUEとの間の通信の効率が改善される。
前述の実施形態と比較して、本実施形態に係るアップリンクデータ受信装置では、eNBは、アップリンクデータを送信することができないUEに直接的にUL grantを配信するので、スケジューリングベースの方式でアップリンクデータを再送信することができる。したがって、UEとeNBとの間のシグナリング相互作用が効果的に低減され、eNB側のシグナリングリソースが節約される。
なお、上述した実施形態に係るアップリンクデータ送信装置がアップリンクデータを送信し、上述した実施形態に係るアップリンクデータ受信装置がアップリンクデータを受信する場合、前述の機能モジュールの分割は単に説明のための例として使用される。実際の応用では、前述の機能を要件に応じて実装するために異なる機能モジュールに割り当てることができ、すなわち、上述した機能の全部または一部を実現するためにデバイスの内部構造を異なる機能モジュールに分割する。受信モジュールおよび送信モジュールは、トランシーバを制御することによってプロセッサによって実装されてもよい。決定モジュール、構成モジュール、および処理モジュールは、メモリに記憶された命令を実行することによってプロセッサによって実装されてもよい。
図5を参照すると、図5は、本発明の一実施形態に係るUEの構造ブロック図を示している。図5に示すように、UE500は、バス510と、バス510を使用して互いに通信するプロセッサ520、メモリ530、およびトランシーバ540と、を含む。メモリ530は、1つまたは複数の命令を格納するためのものであり、プロセッサ520は、命令を実行するためのものである。
プロセッサ520は、アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、アップリンク競合リソースは、アップリンクSRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
プロセッサ520はさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
プロセッサ520はさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
以上のように、本実施形態に係るUEは、アップリンク競合リソースを決定し、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを送信するようにトランシーバを制御し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを送信するようにトランシーバを制御する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができる。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ520は、
アップリンク競合リソース内のSRシンボル上で、トランシーバ540がUEに対応するコードチャネルを使用してSRを送信するように制御するためのものである。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、
プロセッサ520はさらに、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサ520はさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサ520はさらに、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成するためのものであり、
プロセッサ520はさらに、SRをアップリンク競合リソース内のSRシンボルに追加することによってSRを送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ520は、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、アップリンクデータをマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、
共有シンボルは、DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
プロセッサ520はさらに、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサ520は、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものであり、
プロセッサ520は、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してDMRSを生成するためのものであり、
プロセッサ520は、DMRSをアップリンク競合リソース内の基準シンボルに追加することによってDMRSを送信し、アップリンクデータをアップリンク競合リソース内のデータシンボルに追加することによってアップリンクデータを送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、アップリンクデータは、MCSおよび現在送信されているデータを含み、
プロセッサ520は、MCSおよび現在送信されているデータを、アップリンク競合リソースに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を実行するためのものである。
MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ520は、eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するためのものであり、UE識別子はCA−RNTIまたはSPS−CA−RNTIを含み、プロセッサ520は、UE識別子に従ってPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するようにトランシーバ540を制御するためのものであり、プロセッサ520はさらに、DCIから、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースを決定するためのものである。
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置と、を含む。
図5に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、
プロセッサ520はさらに、eNBによってフィードバックされたNACK情報を受信するようにトランシーバ540を制御するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってNACK情報が送信される、または
プロセッサ520はさらに、eNBによってフィードバックされたUL Grantを受信するようにトランシーバ540を制御するためのものであり、eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBによってUL Grantが送信され、プロセッサ520はさらに、UL Grantに従ってアップリンクデータを再送信するようにトランシーバ540を制御するためのものである。
図6を参照すると、図6は、本発明の一実施形態に係るeNBの構造ブロック図を示している。図6に示すように、eNB600は、バス610と、バス610を使用して互いに通信するプロセッサ620、メモリ630、およびトランシーバ640と、を含む。メモリ630は、1つまたは複数の命令を格納するためのものであり、プロセッサ620は、命令を実行するためのものである。
プロセッサ620は、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するためのものであり、アップリンク競合リソースは、アップリンクSRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
プロセッサ620はさらに、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するようにトランシーバ640を制御するためのものである。
プロセッサ620はさらに、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するようにトランシーバ640を制御するためのものである。
以上のように、本実施形態に係るeNBは、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成し、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRを受信するようにトランシーバを制御し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータを受信するようにトランシーバを制御する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができる。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ620は、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上で、各UEに対応するコードチャネルを使用してSRを受信するようにトランシーバ640を制御するためのものである。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、
プロセッサ620はさらに、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサ620はさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサ620は、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するためのものであり、
プロセッサ620は、信号エネルギーが所定の閾値に達した場合に、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたと決定するためのものである。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ620は、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、MU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信するようにトランシーバ640を制御するためのものである。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、共有シンボルは、DMRSを送信するための基準シンボルおよびアップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
プロセッサ620はさらに、対応するコードチャネルインデックスをUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサ620は、正常に受信した各SRについて、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
プロセッサ620は、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
プロセッサ620は、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持されるDMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するためのものであり、
プロセッサ620は、チャネル推定結果に応じてアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してMU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得するためのものである。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、アップリンクデータは、MCSおよび現在送信されているデータを含み、
プロセッサ620は、MCSに従って、現在送信されているデータに対して復調およびチャネル復号を実行するためのものである。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、プロセッサ620は、対応するUE識別子をUEに割り当てるためのものであり、
プロセッサ620は、UE識別子に従ってPDCCH上の各UEにダウンリンク制御情報DCIを送信するようにトランシーバ640を制御するためのものである。
拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0がDCIに使用され、DCI format0のオリジナルフィールドは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置と、を含み、拡張フィールドは、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAがDCIに使用され、DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報と、共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置と、を含む。
図6に示す実施形態に基づいて提供される任意の実施形態では、
プロセッサ620はさらに、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にNACK情報を生成するためのものであり、プロセッサ620は、SRに対応するUEにNACK情報を送信するようにトランシーバ640を制御するためのものであり、
プロセッサ620はさらに、SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合にSRに対応するUEのためのUL Grantを生成するためのものであり、プロセッサ620は、SRに対応するUEにUL Grantを送信ようにトランシーバ640を制御するためのものである。
図7を参照すると、図7は、本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送受信システムのブロック図を示している。アップリンクデータ送受信システムは、eNB710およびUE720を含む。
UE720は、図1に示す実施形態または図2に示す実施形態のいずれかに係るアップリンクデータ送信装置を含むか、UE720は、図5に示す実施形態に係るUEである。
eNB710は、図3に示す実施形態または図4に示す実施形態のいずれかに係るアップリンクデータ受信装置を含むか、eNB710は、図6に示す実施形態に係るeNBである。
図8を参照すると、図8は、本発明の一実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートを示している。アップリンクデータ送信方法は、以下のステップを含む。
ステップ801:eNBは、複数のUEに対してアップリンク競合リソースを構成し、ここで、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
アップリンク競合リソースは、PUSCHチャネル上の時間領域リソースである。時間領域では、アップリンク競合リソースの長さはサブフレームの長さと等しい。すなわち、アップリンク競合リソースは、同じサイズを有する2つのタイムスロットを含む。各タイムスロットが通常のサイクリックプレフィックスを含む場合、アップリンク共有リソースは合計で2×7=14個のシンボルを含む。各タイムスロットが拡張サイクリックプレフィックスを含む場合、アップリンク共有リソースは2×6=12個のシンボルを含む。シンボルは、アップリンクSRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。周波数領域において、アップリンク競合リソースは、少なくとも1つのRBを含む。
複数のUEは、同じアップリンク競合リソースを共有し、アップリンクデータを競合ベースの送信方式でeNBに送信することができる。
本発明の実施形態では、アップリンク競合リソースのいくつかのシンボルはSRを送信するためのSRシンボルに分類され、アップリンク競合リソースの残りのシンボルはアップリンクデータを送信するための共有シンボルに分類される。
SRは、UEがアップリンクデータを送信する必要があることをeNBに通知するために使用される。
ステップ802:UEは、アップリンク競合リソースを決定し、ここで、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。
具体的には、UEは、アップリンク共有リソースの、eNBによって送信された構成情報を受信し、受信した構成情報に従ってUEのアップリンク共有リソースを決定する。
他の実施形態では、eNBとUEが事前にアップリンク共有リソース構成方式で合意していれば、UEは事前に合意した構成方式でアップリンク共有リソースを自身で決定することができる。
UEは、アップリンク競合リソースの、eNBによって送信される構成情報を受信した後、構成情報からアップリンク競合リソースを決定する。
ステップ803:UEは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信する。
UEがアップリンクデータを送信する必要がある場合、UEは、SRとアップリンクデータの両方を同じアップリンク競合リソース上で送信する。複数のUEがアップリンクデータを送信する必要がある場合、複数のUEは、それぞれのSRおよびそれぞれのアップリンクデータを同じアップリンク競合リソース上で送信する。
ステップ804:eNBは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してUEのSRを受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してUEのアップリンクデータを受信する。
以上のように、本実施形態に係るアップリンクデータ送信方法によれば、UEは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、eNBは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してUEのSRを受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してUEのアップリンクデータを受信する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができる。
なお、図8の実施形態では、UE側に関連するステップをUE側のアップリンクデータ送信方法として独立して実施してもよいし、eNB側に関連するステップをeNB側のアップリンクデータ受信方法として独立して実施してもよい。
本実施形態では、eNBは、UEのためのアップリンク競合リソースを構成し、アップリンク競合リソースは、SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む。共有シンボルは、基準シンボルとデータシンボルとを含む。基準シンボルは、DMRSを送信するために使用され、DMRSは、指定されたUEに対してチャネル推定を実行し、次いで、指定されたUEのアップリンクデータを受信するために、eNBによって使用され得る。データシンボルは、アップリンクデータを送信するために使用される。
したがって、アップリンク競合リソースは、3つの機能を有するSRシンボル、基準シンボル、およびデータシンボルを含む。任意選択的に、アップリンク競合リソース内のSRシンボルは連続的に配置されるか、離散的に配置される。基準シンボルは固定された順序で配置される。
図9Aおよび図9Bを参照すると、図9Aおよび図9Bは、2つの異なる配置方法で単一のアップリンク競合リソースのフレーム構造の概略図を別個に示している。
図9Aは、SRシンボルが連続的に配置された単一のアップリンク競合リソースのフレーム構造の概略図である。例えば、単一のアップリンク競合リソースの周波数領域部分は4つのRBを占有し、時間領域部分は2つのタイムスロットを含み、各タイムスロットは7つのシンボルを含み、単一のアップリンク競合リソースは合計2×7=14個のシンボルを含む。3つのSRシンボルがあり、SRシンボルは1番目のシンボル位置から3番目のシンボル位置に連続的に配置される。2つの基準シンボルがあり、各基準シンボルは、各タイムスロットの第4のシンボル位置に配置される。すなわち、基準シンボルは、図の左から右への4番目のシンボルおよび11番目のシンボルである。その他のシンボルはデータシンボルである。
SRシンボルの連続配置は、低速シナリオに適用可能であり、これにより集中型のSR送信を容易にする。
図9Bは、SRシンボルが離散的に配置された単一のアップリンク競合リソースのフレーム構造の概略図である。単一のアップリンク競合リソースの周波数領域部分は4つのRBを占有し、時間領域部分は2つのタイムスロットを含み、各タイムスロットは7つのシンボルを含み、単一のアップリンク競合リソースは合計2×7=14個のシンボルを含む。2つのSRシンボルがあり、SRシンボルは2番目のシンボル位置と13番目のシンボル位置に離散的に配置される。2つの基準シンボルがあり、各基準シンボルは、各タイムスロットの第4のシンボル位置に配置される。すなわち、基準シンボルは、図の左から右への4番目のシンボルおよび11番目のシンボルである。その他のシンボルはデータシンボルである。
SRシンボルの離散配置は、高速移動シナリオに適用可能であり、時間ダイバーシチを用いてドップラシフトに対処するのに役立つ。
周波数領域におけるアップリンク競合リソースによって占有されるRBの数は、eNBによって割り当てられる。図9Aおよび図9Bの両方の説明のための例として、4つのRBが使用されている。ただし、本発明のこの実施形態では、RBの数は特に限定されない。SRシンボルの数は、単一のアップリンク競合リソース上で担持されるUEの数に依存する。図9Aでは説明のための例として3つのSRシンボルが使用され、図9Bでは説明のための例として2つのSRシンボルが用いられている。ただし、本発明のこの実施形態では、SRシンボルの数および配置方法は特に限定されない。
上述の説明の例では、各タイムスロットは7個のシンボルを含む。拡張サイクリックプレフィックスが使用される場合、各タイムスロットは6つのシンボルを含み、基準シンボルは各タイムスロットの第3のシンボルに配置される。SRシンボルの関連する数および配置方法については、図9Aおよび図9Bを参照する。本発明のこの実施形態では、詳細は再度説明しない。
留意すべき第1の点は以下の通りである。各UEは、UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上のSRを送信する。これに対応して、eNBは、各UEに対応するコードチャネルを使用して、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上でSRを受信する。
たとえ複数のUEが同じアップリンク競合リソース上でそれぞれのアップリンクデータを送信したとしても、各UEはSRをコード分割方式で送信するので、eNBは各UEによって送信されたSRを受信することができる。したがって、eNBは、アップリンク競合リソース上でアップリンクデータを送信する特定のUEを知ることができる。
留意すべき第2の点は、以下の通りである。各UEは、MU−MIMO方式でアップリンク競合リソース内の共有シンボル上のアップリンクデータを送信する。これに対応して、eNBは、アップリンク競合リソース内の共有シンボル上で、UEによってMU−MIMO方式で送信されたアップリンクデータを受信する。
アップリンク送信にMU−MIMO技術が使用される場合、マルチユーザ並列送信は、すべてのUE間でのチャネルの無関係性を使用して実施され得る。アップリンク送信にMU−MIMO技術を使用する前提は、各UEのチャネル推定を取得することである。したがって、すべてのUEは、異なるDMRSを使用する必要がある。このように、eNBは、UEのDMRSを用いて各UEにチャネル推定を行い、次いでチャネル推定結果に応じてMU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを正常に受信することができる。
図10A、図10B、および図10Cを参照すると、図10A、図10B、および図10Cは、本発明の他の実施形態に係るアップリンクデータ送信方法のフローチャートを示している。アップリンクデータ送信方法は、以下のステップを含む。
ステップ1001:eNBは、対応するコードチャネルインデックスおよび対応するUE識別子をUEに割り当てる
複数のUEが存在する場合、eNBは、それぞれ対応するコードチャネルインデックスおよびそれぞれ対応するUE識別子を複数のUEに割り当てる。
eNBは、無線リソース制御接続(英語:Radio Resource Control−CONNECTED、略してRRC−CONNECTED)モードにあり、アップリンクの同期が行われるUEをグループ化する。
RRC−CONNECTEDモードのUEは、eNBとデータを交換したため、eNBは、各UEの単一送信データパケットサイズ、QoSレベル、およびチャネル情報を学習する。eNBは、情報に基づいてUEをグループ化し、同じグループに分類された複数のUEに対して同じアップリンク競合リソースを構成することができる。
例えば、eNBは、ほぼ等しい単一送信データパケットサイズを有するUEを同じグループに分類する。別の例では、eNBは、異なる到着角度および無関係のUE間チャネルを有するUEを同じグループに分類する。
eNBは、所定のメッセージを使用して、対応するコードチャネルインデックスおよび対応するUE識別子を同じグループ内のUEに割り当てる。同一グループ内にm個のUEが存在してもよい。eNBは、それぞれ対応するコードチャネルインデックスおよびそれぞれ対応するUE識別子を、同じグループ内のm個のUEに割り当てる。
所定のメッセージは、RRCメッセージを含むが、これに限定されない。任意選択的に、各UEについて、eNBは、同じRRCメッセージを使用して、コードチャネルインデックスとUE識別子の両方を割り当てる。あるいは、各UEについて、eNBは、異なるRRCメッセージを使用して、コードチャネルインデックスおよびUE識別子を別々に割り当てる。
任意選択的に、UE識別子は、CA−RNTIおよび/またはSPS−CA−RNTIを含む。
ステップ1002:UEは、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスおよびUE識別子を取得する。
ステップ1003:eNBは、UEのUE識別子に従ってPDCCH上の各UEにDCIを送信し、ここで、DCIは、アップリンク競合リソースの構成情報を担持する。
eNBは、動的ケジューリング方式またはセミパーシステントスケジューリング方式で、複数のUEに対して同じアップリンク競合リソースを構成する。動的スケジューリング方式は、eNBがシグナリングを1回使用してUEに現在使用されている時間−周波数リソースをスケジューリングする方法である。セミパーシステントスケジューリング方式は、eNBがシグナリングを1回使用してUEに周期的に使用される時間−周波数リソースをスケジューリングする方法である。
動的スケジューリング方式を用いる場合、eNBは、各UEに対して、UEのCA−RNTIを用いてDCI情報の巡回冗長検査(英語:Cyclic Redundancy Check、略してCRC)をスクランブルした後、PDCCHを使用してUEに、スクランブルされたCRCを担持しているDCI情報を送信する。
セミパーシステントスケジューリング方式を用いる場合、eNBは、各UEに対して、UEのSPS−CA−RNTIを用いてDCI情報内のCRCをスクランブルした後、PDCCHを使用してUEに、スクランブルされたCRCを担持しているDCI情報を送信する。
任意選択的に、拡張フィールドまたは新たに定義されたDCI format CAを含むDCI format 0が、DCIの情報フォーマットとして使用される。
DCI format0のオリジナルフィールドは、アップリンク競合リソース内の共有シンボルに対応するシンボル情報と、アップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置と、を含む。拡張フィールドを伴うDCIフォーマットformat0は、SRシンボルを示すためのシンボル情報を含み、すなわち、拡張フィールドは、SRシンボルのシンボル情報を担持する。任意選択的に、シンボル情報は、SRシンボル数、SRシンボル位置などである。SRシンボル数は、アップリンク競合リソースにおいてSRが占有するシンボルの数を示すために使用される。SRシンボル位置は、アップリンク競合リソースにおけるSRシンボルのシンボル位置を示すために使用される。
DCI formatCAは、再設計されたDCIフォーマットである。DCI formatCAは、SRシンボルのシンボル情報、共有シンボルに対応するシンボル情報、およびアップリンク競合リソースが占有するRBの数および開始位置を含む。例えば、DCI formatCAは、RB割り当て、SRシンボル数、SRシンボル位置、およびパイロットグループ番号を含む。RB割り当ては、周波数領域におけるアップリンク競合リソースが占有するRBの位置を示すために使用される。SRシンボル数は、アップリンク競合リソースにおいてSRが占有するシンボルの数を示すために使用される。SRシンボル位置は、アップリンク競合リソースにおけるSRシンボルのシンボル位置を示すために使用される。
つまり、DCI formatCAの特定のコンテンツには、次の表が含まれるが、これに限定されない。
表1において、RB割り当てによって占有されるビット数は、アップリンクRB数の合計に依存する。SRシンボル数は2ビットを占有し、SRシンボル位置は14ビットを占有する。i番目のビットの値が1である場合、アップリンク競合リソース内のi番目のシンボルがSRシンボルであることを示す。i番目のビットの値が0である場合、アップリンク競合リソース内のi番目のシンボルがSRシンボルではないことを示す。
RB割り当て、SRシンボル数、およびSRシンボル位置が占有するビット数は、説明のための例として単に使用される。RB割り当て、SRシンボル数、およびSRシンボル位置が占有するビット数は、この実施形態に限定されない。
任意選択的に、DCI formatCAの特定のコンテンツは、他の情報をさらに含むことができる。
例えば、周波数ホッピング技術がサポートされる場合、DCI formatCAは周波数ホッピング識別子をさらに含む。周波数ホッピング識別子は1ビットを占有し、周波数ホッピングがアップリンク競合リソースの2つのタイムスロットで発生するかどうかを示すために使用される。
別の例では、DMRSを生成するために使用されるパイロットリソースの複数のグループがある場合、DCIフォーマットCAはパイロットグループ番号をさらに担持する。パイロットグループ番号は2ビットを占有し、パイロットグループ番号は、現在使用されているパイロットリソースが位置するグループをUEに通知するために使用される。
ステップ1004:UEは、eNBによって送信されたDCIをUE識別子に従ってPDCCHから受信する。
UEは、UE識別子を用いてPDCCHから、eNBによって送信されたDCIを受信する。UE識別子を有するUEのみがDCIを正常に逆スクランブルすることができる。
UEは、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースの関連リソース構成情報をDCIから取得する。
動的スケジューリング方式が使用される場合、UEは、CA−RNTIを使用して逆スクランブルを行い、DCI情報を取得する。
セミパーシステントスケジューリング方式が使用される場合、UEは、SPS−CA−RNTIを用いて逆スクランブルを行い、DCI情報を取得する。
ステップ1005:UEは、予め記憶された第1の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つける。
eNBとUEの両方は、第1の対応関係を事前に記憶している。第1の対応関係は、コードチャネルインデックスと、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードのそれぞれとの間の対応関係である。第1の巡回シフト値と第1の時間領域直交コードは、UEがSRを生成するために必要とする情報である。
第1の巡回シフト値は、所定の基本シーケンスに対して巡回シフトを行ってSRシーケンスを生成したときに取得された巡回シフト値である。SRシーケンスの長さは、12とアップリンク競合リソース内のRB数との積である。任意選択的に、第1の巡回シフト値の範囲は、[0,11]であり、第1の巡回シフト値間の値の間隔は、eNBの上位層によって設定され、1,2または3であってもよい。例えば、値の間隔が2に設定されている場合、12/2=6個の使用可能な最初の巡回シフト値がある。基本シーケンスは、略してZCシーケンスと呼ばれるZadoff−Chuシーケンスであってもよい。
第1の時間領域直交コードは、時間領域拡張がSRシーケンスに対して実行されるときに使用される直交シーケンスを指す。第1の時間領域直交コードは、DFTシーケンスまたはwalshシーケンスである。任意選択的に、DFTシーケンスの長さは3であり、walshシーケンスの長さは4である。
長さが3のDFTシーケンスを表2に示す:
長さ4のwalshシーケンスを表3に示す:
UEは、eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを使用して、対応する第1の巡回シフト値および対応する第1の時間領域直交コードを見つける。
ステップ1006:UEは、第1の巡回シフト値と第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してSRを生成する。
複数のUEは、同じ基本シーケンスを使用してもよいし、異なる基本シーケンスを使用してもよい。一般に、同一セル内に位置するUEは同じ基本シーケンスを使用する。UEによって使用される特定の基本シーケンスは、当業者に周知である。詳細はこの実施形態では説明しない。
UEは、第1の巡回シフト値を用いて所定の基本シーケンスに対して巡回シフトを行い、12とRB数との積の長さを有するSRシーケンスを生成した後、第1の時間領域直交コードを用いてSRシーケンスに対して時間領域拡張を実行してSRを生成する。
ステップ1007:UEは、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つける。
eNBとUEの両方は、第2の対応関係を事前に記憶している。第2の対応関係は、コードチャネルインデックスとパイロットインデックスとの対応関係と、パイロットインデックスと、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードの各々との対応関係と、を含む。第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードは、DMRSを生成するためにUEが必要とする情報である。
1つのコードチャネルインデックスは1つのパイロットインデックスにのみ対応し、1つのパイロットインデックスは2つ以上のコードチャネルインデックスに対応することができる。例えば、コードチャネルインデックス01は、パイロットインデックス07に対応する。
1つのパイロットインデックスは、以下の表4に示すように、1つの第2の巡回シフト値と1つの第2の時間領域直交コードに対応する。
パイロットインデックスは0〜23であり、第2の巡回シフト値は
であり、第2の時間領域直交コードは[w(λ)(0)w(λ)(1)]である。
なお、チャネル推定性能を保証するために、表4のパイロットリソースは、使用のために3つのグループに分類されてもよい。この場合、表4を表5に変更することができる。
任意選択的に、ステップ1003において、eNBは、現在使用されているパイロットグループ番号をDCI情報内のUEに示す。
コードチャネルインデックスを学習した後、UEは、コードチャネルインデックスを用いて対応するパイロットインデックスを見つけ、パイロットインデックスを用いて対応する第2の巡回シフト値と対応する第2の時間領域直交コードを見つける。
パイロットリソースの複数のグループがある場合、UEは、コードチャネルインデックスを使用して、現在使用されているパイロットリソースグループ内の対応するパイロットインデックスを見つける。パイロットリソースグループのパイロットグループ番号は、DCI情報内のeNBによって示される。
ステップ1008:UEは、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理してDMRSを生成する。
ステップ1008でUEが使用する基本シーケンスは、一般に、ステップ1006で使用される基本シーケンスと同じである。
UEは、第2の巡回シフト値を用いて、所定の基本シーケンスに対して巡回シフトを行い、12とRB数との積の長さを有する基準信号シーケンスを生成た後、第2の時間領域直交コードを用いて、基準信号シーケンスに対して時間領域拡張を実行してDMRSを生成する。
ステップ1009:UEは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルにSRを追加することによってSRを送信し、アップリンク競合リソース内の基準信号にDMRSを追加することによってDMRSを送信し、アップリンク競合リソース内のデータシンボルにアップリンクデータを追加することによってアップリンクデータを送信する。
すなわち、UEは、同じアップリンク競合リソース上でSR、DMRS、およびアップリンクデータのすべてを送信する。
任意選択的に、アップリンクデータは、現在送信されているデータを含む。
任意選択的に、アップリンクデータは、MCSおよび現在送信されているデータを含む。この場合、UEは、MCSおよび現在送信されているデータを、アップリンク競合リソース内の異なる位置のデータシンボルに別々に追加することによって、MCSおよび現在送信されているデータに対して多重送信を行う。任意選択的に、MCSに使用されるチャネル符号化率は、現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い。
例えば、MCSおよび現在送信されているデータの送信位置を図11に示す。MCSは、フロントリソース要素に配置されているので、eNBは、復号によってMCSを優先的に取得する。現在送信されているデータは、バックリソース要素に配置されているので、eNBは、復号によって優先的に得られたMCSを用いて、その後に復号によって得られたデータを復号する。
ステップ1010:eNBは、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つける。
アップリンク競合リソースが複数のUEに割り当てられる場合、複数の対応するコードチャネルインデックスが存在する。すべての複数のUEがアップリンク競合リソース上でデータを送信することができるので、eNBは、各コードチャネル上にSRが存在するかどうかを検出する必要がある。
eNBは、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つける。
ステップ1011:eNBは、第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードに従って、コードチャネルインデックスに対応し、SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出する。
eNBは、コードチャネル上で受信されたSRに対して詳細な復号を行う必要はない。eNBは、アップリンク競合リソース内のSRシンボル上で、各コードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するだけでよい。
現在のコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達すると、ステップ1014が実行される。
現在のコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達しない場合、eNBは、このコードチャネル上でSRが受信されていないと決定する。
ステップ1012:信号エネルギーが所定の閾値に達すると、eNBは、コードチャネルインデックスに対応するUEによって送信されたSRが受信されたと決定する。
ステップ1013:正常に受信した各SRについて、eNBは、SRに対応するコードチャネルインデックスを決定する。
正常に受信したSRについて、eNBは、SRに対応するUEによって送信されたアップリンクデータを受信しようと試みる。この場合、まず、eNBは、UEによって送信されたDMRSを用いてチャネル推定を行い、チャネル推定結果に従ってアップリンクのデータを受信する必要がある。
ステップ1014:eNBは、予め記憶された第2の対応関係に従って、コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つける。
ステップ1015:eNBは、第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードに従って、アップリンク競合リソース内の基準シンボルで担持されるDMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得する。
ステップ1016:eNBは、チャネル推定結果に従ってアップリンク競合リソース内のデータシンボルに対してMU−MIMO復号を行い、アップリンクデータを取得する。
n個のSRを正常に受信した場合、ステップ1014からステップ1016はn回実行される。
なお、アップリンクデータにMCSおよび現在送信されているデータが含まれている場合、eNBは、復号によりアップリンクデータを取得した後、MCSに従って、現在送信されているデータの復調およびチャネル復号をさらに実行する。
以上のように、本実施形態に係るアップリンクデータ送信方法によれば、eNBは、対応するUE識別子をUEに割り当て、eNBは、UE識別子に従ってPDCCH上でDCIを複数のUEに送信し、UEは、eNBによって構成されたアップリンク競合リソースをDCIから取得し、eNBによって構成されたアップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してSRをeNBに送信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、eNBは、アップリンク競合リソース内のSRシンボルを使用してUEによって送信されたSRを受信し、アップリンク競合リソース内の共有シンボルを使用してUEによって送信されたアップリンクデータを受信し、eNBは、正常に受信したSRに従って対応するフィードバック情報を対応するUEに送信する。これにより、複数のUEが同じアップリンク競合リソースを使用してアップリンクデータをeNBに送信し、競合衝突が発生した場合、eNBはすべてのUEによって送信されたアップリンクデータを復号できず、結果としてアップリンク競合リソースが完全に無駄になることがあるという従来技術の問題を解決する。新しい競合ベースのアップリンクデータ送信方式が提供される。このアップリンクデータ送信方式では、eNBは、UEのアップリンクデータを受信することができなかった場合でも、正常に受信したSRに従ってアップリンクデータを送信する特定のUEを決定することができる。
なお、図10A、図10B、図10Cの実施形態では、UE側に関連するステップをUE側のアップリンクデータ送信方法として独立して実施してもよいし、eNB側に関連するステップをeNB側のアップリンクデータ受信方法として独立して実施してもよい。
可能な実装形態では、図12に示すように、ステップ1016の後、本方法は以下のステップをさらに含む。
ステップ1017:eNBは、SRおよびSRに対応するアップリンクデータを正常に受信すると、ACK情報を生成し、対応するUEにACK情報を送信する。
UEに対して、eNBがUEによって送信されたSRおよびアップリンクデータを正常に受信する場合、eNBは、確認情報、すなわちACK情報を生成する。
eNBは、物理HARQインジケータチャネル(英語:Physical Hybrid ARQ Indicator Channel、略してPHICH)上の指定されたダウンリンクリソースを使用して、ACK情報をUEに送信することができる。指定されたダウンリンクリソースのリソース位置を、アップリンク競合リソースのリソース位置およびUEのDMRSを使用して計算によって取得することができる。計算式については、関連するLTE通信プロトコルを参照されたい。
ステップ1018:UEはACK情報を受信する。
UEは、PHICHチャネル上の指定されたダウンリンクリソースを使用してACK情報を受信する。
競合モードでUEによって送信されたアップリンクデータが正常に受信されたと決定した後、UEは、競合モードで他のアップリンクデータを送信し続けることができる。
ステップ1019:SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBはNACK情報を生成し、対応するUEにNACK情報を送信する。
UEに対して、eNBがUEによって送信されたSRを正常に受信したが、UEによって送信されたアップリンクデータを受信することができなかった場合、eNBは否定応答情報、すなわちNACK情報を生成する。
eNBは、PHICH上の指定されたダウンリンクリソースを使用してNACK情報をUEに送信することができる。指定されたダウンリンクリソースのリソース位置を、アップリンク競合リソースのリソース位置およびUEのDMRSを使用して計算によって取得することができる。計算式については、関連するLTE通信プロトコルを参照されたい。
ステップ1020:UEはNACK情報を受信する。
UEは、PHICHチャネル上の指定されたダウンリンクリソースを使用してNACK情報を受信する。
競合モードでUEによって送信されたアップリンクデータが正常に受信されなかったと決定した後、UEは、競合モードでアップリンクデータを再送信することができる。
以上のように、本実施形態では、eNBはACK情報またはNACK情報をUEに配信するので、UEは、アップリンクデータを競合方式で送信できなくてもeNB側からフィードバックを取得することができる。次いで、UEは、アップリンクデータを再送信する、または他のアップリンクデータを送信し続けるかを決定するので、eNBとUEとの間の通信の効率が改善される。
別の可能な実装形態では、図13に示すように、ステップ1019およびステップ1020は、実装のためステップ1021からステップ1024に置き換えられてもよい。
ステップ1021:SRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBは、SRに対応するUEに対してUL Grantを生成する。
UL Grantは、eNBがスケジューリングベースの方式でUEにアップリンク送信リソースを割り当てるときに使用される指示情報である。すなわち、UL Grantは、eNBによって排他的に割り当てられたアップリンク送信リソースの構成情報をUEに担持する。
ステップ1022:eNBは、UL GrantをUEに送信する。
eNBは、PDCCHチャネル上でDCI format0を使用してUL GrantをUEに送信する。
ステップ1023:UEは、eNBによってフィードバックされたUL Grantを受信する。
eNBがSRを正常に受信したが、SRに対応するアップリンクデータを受信できなかった場合、eNBはUL Grantを送信する。
ステップ1024:UEは、UL Grantに従ってアップリンクデータを再送信する。
以上のように、この実施形態では、eNBは、アップリンクデータを送信することができないUEにUL grantを直接配信するので、UEはスケジューリングベースの方式でアップリンクデータを再送信することができる。したがって、UEとeNBとの間のシグナリング相互作用が効果的に低減され、eNB側のシグナリングリソースが節約される。
なお、図12および図13の実施形態では、UE側に関連するステップをUE側のアップリンクデータ送信方法として独立して実施してもよいし、eNB側に関連するステップをeNB側のアップリンクデータ受信方法として独立して実施してもよい。
当業者は、実施形態のステップの全部または一部が、ハードウェアまたは関連するハードウェアを指示するプログラムにより実施され得ることを理解することができる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、または光ディスクを含んでもよい。
前述の説明は、本発明の実施形態の単なる例であり、本発明を限定することを意図されていない。本発明の原理から逸脱することなくなされた任意の修正、同等の置換、および改良は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
110 決定モジュール
120 送信モジュール
130 受信モジュール
310 構成モジュール
320 受信モジュール
330 処理モジュール
340 送信モジュール
510 バス
520 プロセッサ
530 メモリ
540 トランシーバ
610 バス
620 プロセッサ
630 メモリ
640 トランシーバ

Claims (48)

  1. アップリンク競合リソースを決定するための決定モジュールであって、前記アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、決定モジュールと、
    前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルを使用して前記SRを送信するための送信モジュールと、
    を備える、アップリンクデータ送信装置であって、
    前記送信モジュールは、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルを使用して前記アップリンクデータを送信するためのものである、
    装置。
  2. 前記送信モジュールが、前記UEに対応するコードチャネルを使用して、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボル上の前記SRを送信するためのものである、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記決定モジュールがさらに、前記eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
    前記決定モジュールは、予め記憶された第1の対応関係に従って、前記コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけ、前記第1の巡回シフト値および前記第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理して前記SRを生成するためのものであり、
    前記送信モジュールは、前記SRを前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルに追加することによって前記SRを送信するためのものである、
    請求項2に記載の装置。
  4. 前記送信モジュールが、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボル上で、前記アップリンクデータをマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信するためのものである、
    請求項1に記載の装置。
  5. 前記共有シンボルが、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよび前記アップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
    前記決定モジュールはさらに、前記eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
    前記決定モジュールはさらに、予め記憶された第2の対応関係に従って、前記コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、前記パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけ、前記第2の巡回シフト値および前記第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理して前記DMRSを生成するためのものであり、
    前記送信モジュールはさらに、前記DMRSを前記アップリンク競合リソース内の前記基準シンボルに追加することによって前記DMRSを送信するためのものであり、
    前記送信モジュールはさらに、前記アップリンクデータを前記アップリンク競合リソース内の前記データシンボルに追加することによって前記アップリンクデータを送信するためのものである、
    請求項4に記載の装置。
  6. 前記アップリンクデータが、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
    前記送信モジュールはさらに、前記MCSおよび前記現在送信されているデータを前記アップリンク競合リソースに別々に追加することによって、前記MCSおよび前記現在送信されているデータに対して多重送信を実行するためのものであり、
    前記MCSに使用されるチャネル符号化率は、前記現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い、
    請求項5に記載の装置。
  7. 前記装置が受信モジュールをさらに備え、
    前記決定モジュールは、前記eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するためのものであり、前記UE識別子は、競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子CA−RNTIまたはセミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子SPS−CA−RNTIを含み、
    前記受信モジュールは、前記UE識別子に従ってPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するためのものであり、
    前記決定モジュールは、前記DCIから、前記eNBによって構成された前記アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、
    拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0が前記DCIに使用され、前記DCI format0のオリジナルフィールドが、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、前記拡張フィールドは、前記SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAが前記DCIに使用され、前記DCI formatCAは、前記SRシンボルのシンボル情報と、前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記装置が受信モジュールをさらに備え、
    前記受信モジュールは、前記eNBによってフィードバックされた否定応答NACK情報を受信するためのものであり、前記eNBが前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合、前記eNBによって前記NACK情報が送信される、または
    前記受信モジュールは、前記eNBによってフィードバックされたアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを受信するためのものであり、前記eNBが前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合、前記eNBによって前記UL Grantが送信され、前記送信モジュールは、前記UL Grantに従って前記アップリンクデータを再送信するためのものである、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  9. 複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するための構成モジュールであって、前記アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、構成モジュールと、
    前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルを使用して前記SRを受信するための受信モジュールと、
    を備える、アップリンクデータ受信装置であって、
    前記受信モジュールは、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルを使用して前記アップリンクデータを受信するためのものである、
    装置。
  10. 前記受信モジュールが、各UEに対応するコードチャネルを使用して、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボル上で前記SRを受信するためのものである、
    請求項9に記載の装置。
  11. 前記装置が処理モジュールをさらに備え、
    前記構成モジュールは、対応するコードチャネルインデックスを前記UEに割り当てるためのものであり、
    前記処理モジュールは、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけ、前記第1の巡回シフト値および前記第1の時間領域直交コードに従って、前記コードチャネルインデックスに対応し、前記SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するためのものであり、
    前記処理モジュールは、前記信号エネルギーが前記所定の閾値に達した場合に、前記コードチャネルインデックスに対応する前記UEによって送信された前記SRが受信されたと決定するためのものである、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記受信モジュールが、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信された前記アップリンクデータを受信するためのものである、
    請求項9に記載の装置。
  13. 前記共有シンボルが、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよび前記アップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
    前記装置が処理モジュールをさらに備え、
    前記構成モジュールは、対応するコードチャネルインデックスを前記UEに割り当てるためのものであり、
    前記処理モジュールは、正常に受信した各SRについて、前記SRに対応する前記コードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
    前記処理モジュールは、予め記憶された第2の対応関係に従って、前記コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、前記パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
    前記処理モジュールは、前記第2の巡回シフト値および前記第2の時間領域直交コードに従って、前記アップリンク競合リソース内の前記基準シンボルで担持される前記復調基準信号DMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するためのものであり、
    前記処理モジュールは、前記チャネル推定結果に応じて前記アップリンク競合リソース内の前記データシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、前記アップリンクデータを取得するためのものである、
    請求項12に記載の装置。
  14. 前記アップリンクデータが、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
    前記処理モジュールは、前記MCSに従って、前記現在送信されているデータに対する復調およびチャネル復号を実行するためのものである、
    請求項13に記載の装置。
  15. 前記装置が送信モジュールをさらに備え、
    前記構成モジュールは、対応するUE識別子を前記UEに割り当てるためのものであり、
    前記送信モジュールは、ダウンリンク制御情報DCIをUE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH上の各UEに送信するためのものであり、
    拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0が前記DCIに使用され、前記DCI format0のオリジナルフィールドが、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、前記拡張フィールドは、前記SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAが前記DCIに使用され、前記DCI formatCAは、前記SRシンボルのシンボル情報と、前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む、
    請求項9から13のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記処理モジュールが、前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合に否定応答NACK情報を生成するためのものであり、前記送信モジュールは、前記SRに対応する前記UEに前記NACK情報を送信するためのものである、または
    前記処理モジュールが、前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合に前記SRに対応する前記UEのためのアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを生成するためのものであり、前記送信モジュールは、前記SRに対応する前記UEに前記UL Grantを送信するためのものである、
    請求項9から13のいずれか一項に記載の装置。
  17. プロセッサ、メモリ、およびトランシーバを備えたユーザ機器であって、前記メモリは1つまたは複数の命令を格納するためのものであり、前記プロセッサは前記命令を実行するためのものであり、
    前記プロセッサは、アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、前記アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含み、
    前記プロセッサはさらに、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルを使用して前記SRを送信するように前記トランシーバを制御するためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルを使用して前記アップリンクデータを送信するように前記トランシーバを制御するためのものである、
    ユーザ機器。
  18. 前記プロセッサがさらに、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボル上で、前記UEに対応するコードチャネルを使用して前記SRを送信するように前記トランシーバを制御するためのものである、
    請求項17に記載のユーザ機器。
  19. 前記プロセッサがさらに、前記eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、前記コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記第1の巡回シフト値および前記第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理して前記SRを生成するためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記SRを前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルに追加することによって前記SRを送信するように前記トランシーバを制御するためのものである、
    請求項18に記載のユーザ機器。
  20. 前記プロセッサが、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボル上で、前記アップリンクデータをマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信するように前記トランシーバを制御するためのものである、
    請求項17に記載のユーザ機器。
  21. 前記共有シンボルが、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよび前記アップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
    前記プロセッサはさらに、前記eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、予め記憶された第2の対応関係に従って、前記コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、前記パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記第2の巡回シフト値および前記第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理して前記DMRSを生成するためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記DMRSを前記アップリンク競合リソース内の前記基準シンボルに追加することによって前記DMRSを送信し、前記アップリンクデータを前記アップリンク競合リソース内の前記データシンボルに追加することによって前記アップリンクデータを送信するように前記トランシーバを制御するためのものである、
    請求項20に記載のユーザ機器。
  22. 前記アップリンクデータが、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
    前記プロセッサはさらに、前記MCSおよび前記現在送信されているデータを前記アップリンク競合リソースに別々に追加することによって、前記MCSおよび前記現在送信されているデータに対して多重送信を実行するためのものであり、
    前記MCSに使用されるチャネル符号化率は、前記現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い、
    請求項21に記載のユーザ機器。
  23. 前記プロセッサがさらに、前記eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するためのものであり、前記UE識別子は、競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子CA−RNTIまたはセミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子SPS−CA−RNTIを含み、
    前記プロセッサはさらに、前記UE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するように前記トランシーバを制御するためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記DCIから、前記eNBによって構成された前記アップリンク競合リソースを決定するためのものであり、
    拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0が前記DCIに使用され、前記DCI format0のオリジナルフィールドが、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、前記拡張フィールドは、前記SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAが前記DCIに使用され、前記DCI formatCAは、前記SRシンボルのシンボル情報と、前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む、
    請求項17から22のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  24. 前記プロセッサが、前記eNBによってフィードバックされた否定応答NACK情報を受信するように前記トランシーバを制御するためのものであり、前記eNBが前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合、前記eNBによって前記NACK情報が送信される、または
    前記プロセッサがさらに、前記eNBによってフィードバックされたアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを受信するように前記トランシーバを制御するためのものであり、前記eNBが前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合、前記eNBによって前記UL Grantが送信され、前記プロセッサはさらに、前記UL Grantに従って前記アップリンクデータを再送信するように前記トランシーバを制御するためのものである、
    請求項17から22のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  25. プロセッサ、メモリ、およびトランシーバを備えたLTEの基地局であって、前記メモリは1つまたは複数の命令を格納するためのものであり、前記プロセッサは前記命令を実行するためのものであり、
    前記プロセッサは、複数のユーザ機器UEに対してアップリンク競合リソースを構成するためのものであり、前記アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含み、
    前記プロセッサはさらに、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルを使用して前記SRを受信するように前記トランシーバを制御するためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルを使用して前記アップリンクデータを受信するように前記トランシーバを制御するためのものである、
    基地局。
  26. 前記プロセッサが、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボル上で、各UEに対応するコードチャネルを使用して前記SRを受信するように前記トランシーバを制御するためのものである、
    請求項25に記載の基地局。
  27. 前記プロセッサがさらに、対応するコードチャネルインデックスを前記UEに割り当てるためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記第1の巡回シフト値および前記第1の時間領域直交コードに従って、前記コードチャネルインデックスに対応し、前記SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記信号エネルギーが前記所定の閾値に達した場合に、前記コードチャネルインデックスに対応する前記UEによって送信された前記SRが受信されたと決定するためのものである、
    請求項26に記載の基地局。
  28. 前記プロセッサがさらに、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信された前記アップリンクデータを受信するように前記トランシーバを制御するためのものである、
    請求項25に記載の基地局。
  29. 前記共有シンボルが、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよび前記アップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
    前記プロセッサはさらに、対応するコードチャネルインデックスを前記UEに割り当てるためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、正常に受信した各SRについて、前記SRに対応する前記コードチャネルインデックスを決定するためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、予め記憶された第2の対応関係に従って、前記コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、前記パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記第2の巡回シフト値および前記第2の時間領域直交コードに従って、前記アップリンク競合リソース内の前記基準シンボルで担持される前記復調基準信号DMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、前記チャネル推定結果に応じて前記アップリンク競合リソース内の前記データシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、前記アップリンクデータを取得するためのものである、
    請求項28に記載の基地局。
  30. 前記アップリンクデータが、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
    前記プロセッサはさらに、前記MCSに従って、前記現在送信されているデータに対する復調およびチャネル復号を実行するためのものである、
    請求項29に記載の基地局。
  31. 前記プロセッサがさらに、対応するUE識別子を前記UEに割り当てるためのものであり、
    前記プロセッサはさらに、ダウンリンク制御情報DCIをUE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH上の各UEに送信するように前記トランシーバを制御するためのものであり、
    拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0が前記DCIに使用され、前記DCI format0のオリジナルフィールドが、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、前記拡張フィールドは、前記SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAが前記DCIに使用され、前記DCI formatCAは、前記SRシンボルのシンボル情報と、前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む、
    請求項25から29のいずれか一項に記載の基地局。
  32. 前記プロセッサがさらに、前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合に否定応答NACK情報を生成するためのものであり、前記プロセッサはさらに、前記SRに対応する前記UEに前記NACK情報を送信するように前記トランシーバを制御するためのものである、または
    前記プロセッサがさらに、前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合に前記SRに対応する前記UEのためのアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを生成するためのものであり、前記プロセッサはさらに、前記SRに対応する前記UEに前記UL Grantを送信するように前記トランシーバを制御するためのものである、
    請求項25から29のいずれか一項に記載の基地局。
  33. アップリンクデータ送信方法であって、前記方法は、
    アップリンク競合リソースを決定するステップであって、前記アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、ステップと、
    前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルを使用して前記SRを送信するステップと、
    前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルを使用して前記アップリンクデータを送信するステップと
    を含む、方法。
  34. 前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルを使用して前記SRを前記eNBに送信する前記ステップが、
    前記UEに対応するコードチャネルを使用して、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボル上でSRを前記eNBに送信するステップ
    を含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記UEに対応するコードチャネルを使用して、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボル上で前記SRを前記eNBに送信する前記ステップの前に、前記方法が、
    前記eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを決定するステップ
    をさらに含み、
    前記UEに対応するコードチャネルを使用して、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボル上で前記SRを前記eNBに送信する前記ステップの前に、前記方法が、
    予め記憶された第1の対応関係に従って、前記コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるステップと、
    前記第1の巡回シフト値および前記第1の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理して前記SRを生成するステップと、
    前記SRを前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルに追加することによって前記SRを送信するステップと
    を含む、請求項34に記載の方法。
  36. 前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルを使用して前記アップリンクデータを前記eNBに送信する前記ステップが、
    前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボル上で前記アップリンクデータをマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信するステップ
    を含む、請求項33に記載の方法。
  37. 前記共有シンボルが、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよび前記アップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
    前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボル上で前記アップリンクデータをマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信する前記ステップの前に、前記方法は、
    前記eNBによって割り当てられたコードチャネルインデックスを受信するステップ
    をさらに含み、
    前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボル上で前記アップリンクデータをマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で送信する前記ステップは、
    予め記憶された第2の対応関係に従って、前記コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、前記パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードと、を見つけるステップと、
    前記第2の巡回シフト値および前記第2の時間領域直交コードを用いて所定の基本シーケンスを処理して前記DMRSを生成するステップと、
    前記DMRSを前記アップリンク競合リソース内の前記基準シンボルに追加することによって前記DMRSを送信するステップ、および前記アップリンクデータを前記アップリンク競合リソース内の異なるリソース位置でデータシンボルに追加することによって前記アップリンクデータを送信するステップと
    を含む、請求項36に記載の方法。
  38. 前記アップリンクデータが、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
    前記アップリンクデータを前記アップリンク競合リソース内の前記データシンボルに追加することによって前記アップリンクデータを送信する前記ステップは、
    前記MCSおよび前記現在送信されているデータを前記アップリンク競合リソース内の異なるリソース位置に別々に追加することによって、前記MCSおよび前記現在送信されているデータに対して多重送信を実行するステップ
    を含み、
    前記MCSに使用されるチャネル符号化率は、前記現在送信されているデータに使用されるチャネル符号化率よりも低い、
    請求項37に記載の方法。
  39. 前記アップリンク競合リソースを決定するステップが、
    前記eNBによって割り当てられたUE識別子を取得するステップであって、前記UE識別子は、競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子CA−RNTIまたはセミパーシステントスケジューリング競合アクセスセル無線ネットワーク一時識別子SPS−CA−RNTIを含む、ステップと、
    前記UE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCHからダウンリンク制御情報DCIを受信するステップと、
    前記DCIから、前記eNBによって構成されたアップリンク共有サブフレームを決定するステップと、
    を含み、
    拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0が前記DCIに使用され、前記DCI format0のオリジナルフィールドが、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、前記拡張フィールドは、前記SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAが前記DCIに使用され、前記DCI formatCAは、前記SRシンボルのシンボル情報と、前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む、
    請求項32から38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルを使用して前記アップリンクデータを前記eNBに送信する前記ステップの後、前記方法が、
    前記eNBによってフィードバックされた否定応答NACK情報を受信するステップであって、前記eNBが前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合、前記eNBによって前記NACK情報が送信される、ステップ、または
    前記eNBによってフィードバックされたアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを受信するステップであって、前記eNBが前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合、前記eNBによって前記UL Grantが送信される、ステップ、および前記UL Grantに従って前記アップリンクデータを再送信するステップ
    をさらに含む、請求項32から38のいずれか一項に記載の方法。
  41. アップリンクデータ受信方法であって、前記方法は、
    複数のユーザ機器UEのためにアップリンク競合リソースを構成するステップであって、前記アップリンク競合リソースは、アップリンクスケジューリング要求SRを送信するためのSRシンボルおよびアップリンクデータを送信するための共有シンボルを含む、ステップと、
    前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルを使用して前記SRを受信するステップと、
    前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルを使用して前記アップリンクデータを受信するステップと
    を含む、方法。
  42. 前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボルを使用して前記UEの前記SRを受信する前記ステップが、
    各UEに対応するコードチャネルを使用して、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボル上で前記SRを受信するステップ
    を含む、請求項41に記載の方法。
  43. 各UEに対応するコードチャネルを使用して、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボル上で前記SRを受信する前記ステップの前に、前記方法が、
    対応するコードチャネルインデックスを前記UEに割り当てるステップ
    をさらに含み、
    各UEに対応するコードチャネルを使用して、前記アップリンク競合リソース内の前記SRシンボル上で前記SRを受信する前記ステップは、
    予め記憶された第1の対応関係に従って、各コードチャネルインデックスに対応する第1の巡回シフト値および第1の時間領域直交コードを見つけるステップと、
    前記第1の巡回シフト値および前記第1の時間領域直交コードに従って、前記コードチャネルインデックスに対応し、前記SRシンボル上にあるコードチャネル上の信号エネルギーが所定の閾値に達したかどうかを検出するステップと、
    前記信号エネルギーが前記所定の閾値に達した場合に、前記コードチャネルインデックスに対応する前記UEによって送信された前記SRが受信されたと決定するステップと
    を含む、請求項42に記載の方法。
  44. 前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルを使用して前記UEの前記アップリンクデータを受信する前記ステップが、
    前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボル上で、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMO方式で前記UEによって送信された前記アップリンクデータを受信するステップ
    を含む、請求項41に記載の方法。
  45. 前記共有シンボルが、復調基準信号DMRSを送信するための基準シンボルおよび前記アップリンクデータを送信するためのデータシンボルを含み、
    前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボル上で、MU−MIMO方式で前記UEによって送信された前記アップリンクデータを受信する前記ステップの前に、前記方法は、
    対応するコードチャネルインデックスを前記UEに割り当てるステップ
    をさらに含み、
    前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボル上で、MU−MIMO方式で前記UEによって送信された前記アップリンクデータを受信する前記ステップは、
    正常に受信した各SRについて、前記SRに対応する前記コードチャネルインデックスを決定するステップと、
    予め記憶された第2の対応関係に従って、前記コードチャネルインデックスに対応するパイロットインデックスと、前記パイロットインデックスに対応する第2の巡回シフト値および第2の時間領域直交コードを見つけるステップと、
    前記第2の巡回シフト値および前記第2の時間領域直交コードに従って、前記アップリンク競合リソース内の前記基準シンボルで担持される前記復調基準信号DMRSにチャネル推定を行い、チャネル推定結果を取得するステップと、
    前記チャネル推定結果に応じて前記アップリンク競合リソース内の前記データシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、前記アップリンクデータを取得するステップと
    を含む、請求項44に記載の方法。
  46. 前記アップリンクデータが、変調および符号化方式MCSならびに現在送信されているデータを含み、
    前記チャネル推定結果に応じて前記アップリンク競合リソース内の前記データシンボルに対してマルチユーザ多入力多出力MU−MIMO復号を行い、前記アップリンクデータを取得する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記MCSに従って、前記現在送信されているデータに対する復調およびチャネル復号を実行するステップ
    をさらに含む、請求項45に記載の方法。
  47. 複数のユーザ機器UEのためにアップリンク競合リソースを構成する前記ステップが、
    対応するUE識別子を前記UEに割り当てるステップと
    ダウンリンク制御情報DCIを前記UEのUE識別子に従って物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH上の各UEに送信するステップと、
    を含み、
    拡張フィールドを含むDCIフォーマットformat0が前記DCIに使用され、前記DCI format0のオリジナルフィールドが、前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含み、前記拡張フィールドは、前記SRシンボルを示すためのシンボル情報を含むか、またはDCI formatCAが前記DCIに使用され、前記DCI formatCAは、前記SRシンボルのシンボル情報と、前記共有シンボルに対応するシンボル情報と、前記アップリンク競合リソースが占有するリソースブロックの数および開始位置と、を含む、
    請求項41から45のいずれか一項に記載の方法。
  48. 前記アップリンク競合リソース内の前記共有シンボルを使用して前記UEの前記アップリンクデータを受信する前記ステップの後に、前記方法が、
    前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合に否定応答NACK情報を生成するステップ、および前記SRに対応する前記UEに前記NACK情報を送信するステップ、または
    前記SRを正常に受信したが、前記SRに対応する前記アップリンクデータを受信できなかった場合に前記SRに対応する前記UEのためのアップリンクスケジューリンググラントUL Grantを生成するステップ、および前記SRに対応する前記UEに前記UL Grantを送信するステップ
    をさらに含む、請求項41から45のいずれか一項に記載の方法。
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