JP2018523442A - ユーザプレーン用ソフトウェア定義トポロジ(sdt) - Google Patents

ユーザプレーン用ソフトウェア定義トポロジ(sdt) Download PDF

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Abstract

サービス提供を提供するための通信リソースの論理トポロジを決定するためのコントローラおよび方法。コントローラは、機能識別器、グラフ生成器およびマッパを備える。識別器は、サービスを少なくとも1つのサービスタイプと関連付けるサービスレベル記述(SLD)、およびネットワーク機能(NF)のライブラリに結合され、各サービスタイプに対してライブラリ内の少なくとも1つのNFを識別する。生成器は、SLD、および直接結合されたリソースエンティティ間の少なくとも1つのデータフローを表すプリミティブ・サービス・レベル・グラフ(SLG)のライブラリに結合され、少なくとも1つのプリミティブSLGを各識別されたNFに関連付ける。マッパは、サービスレベル記述、およびネットワークインフラ要素のマップに結合され、プリミティブSLGの少なくとも1つのリソースエンティティを利用可能なネットワークインフラ要素上にマッピングする。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2015年9月15日に申請された米国仮特許出願第62/218,962号明細書、および2016年9月1日に申請された米国特許出願第15/254,572号明細書に対する優先権の利益を主張し、その両方の内容は参照により本明細書に援用される。
本開示はワイヤレス・アクセス・ネットワークに関するものであり、具体的には、サービスプロバイダにサービスを提供するためのネットワーク機能能力を動的に構築するためにネットワークトポロジを仮想化する方法および装置に関するものである。
帯域幅およびスループットに関するワイヤレスリソースに対する要求は常に増加している。この増加する要求を満たすための考慮中の1つの手法は、ネットワークの仮想化によるものであり、その手法では、プールされたネットワークリソースを使用して一連のネットワークスライスを作り出し、各ネットワークスライス上で、1つまたは複数の既存のネットワークノードが、特定のサービスに動的サービスレベル能力を提供するネットワーク機能でインスタンス化される。ネットワークスライスの使用は、適切なネットワーク機能だけが、適切な場合に限り、インスタンス化されることを意味する。
いくつかの実施例では、各スライスは、デバイスのクラスに単独のサービスを提供するために使用される。ネットワークオペレータは、ユーティリティおよびその遠隔に位置したスマートメータなどの、顧客およびそのエンドユーザへのサービスレベル能力を提供するために使用され得る、1つのスライス、または一連のスライスをサービスプロバイダに提供することができる。
特定のスライスのネットワーク機能性は、クラウドベースのリソースから、1つまたは複数の既存のネットワークノードまたはポイント・オブ・プレゼンス(PoP)に、一定のネットワーク機能性を仮想ネットワーク機能(VNF)としてダウンロードしインスタンス化することによって、実施することができる。所与のPoPは、1つ以上のスライスにそれぞれ対応する、1つ以上のVNFをダウンロードしその後直ちにインスタンス化した可能性がある。機能性がもはや適切でないとき、対応するVNFを終了もしくは停止し、またはより適切な機能性を反映するように修正することができる。
所与のスライスに対して望ましいサービスレベル能力を提供するためにどのVNFでどのノードをインスタンス化するべきかの識別は、相当な時間と労力を伴って、通常手動でプロビジョニングされる。
変化する顧客要求に対するネットワークの柔軟性および応答性を最大化するように、この活動における手動プロビジョニングの量を削減する方法およびシステムが望ましいはずである。
本開示の実施例について、異なる図中の同一の参照数字が同一の要素を示す、以下の図を参照してこれから説明する。
本開示の一実施例によるユーザプレーンにおけるSDTを決定するためのSDTコントローラの構成例のブロック図である。 利用可能なサービスタイプの一覧表例を示し、図1の機能識別器に対して顧客により、望ましいサービスのサービスレベル記述(SLD)で、指定される各サービスタイプに対する構造および性能属性を指定するテーブルである。 図1の機能識別器がどのように図2のSLDから各サービスタイプに対するネットワーク機能(NF)を識別することができるかの実施例を示すテーブルである。 そこから図1のグラフ生成器が図2のSLDを使用して識別されたNFからネットワークグラフ記述を生成することができる、プリミティブ・サービス・レベル・グラフ(SLG)例を示す略図である。 ネットワーク内サービス機能(INSF)において合流する、図4のプリミティブSLGを含む、SLGで構成された合成SLG例を示す略図である。 図5のINSFの水平的および/または垂直的繰返しの実施例を示す略図である。 図1のグラフ生成器がどのように図2のSLDおよび図4の基本SLGを使用して各識別されたNFに対するネットワークグラフ記述を生成することができるかを示すテーブルである。 仮想ネットワークトポロジを生成するために論理トポロジ記述に関して図1のトポロジオプティマイザが行い得る方法動作例を示す流れ図である。 本開示の実施例による処理システムの概略図である。 本開示の実施例に従ってSDTコントローラがとり得る方法動作例を示す流れ図である。 サービス・レベル・トポロジを定義する方法の実施例を例示する流れ図である。
本開示は、サービスを提供するためのデータプレーンにおけるワイヤレス通信リソースのネットワークトポロジを決定するための方法および装置を開示する。決定は、顧客指定の情報を使用してサービスを提供するのに適したNFを識別するステップと、NFおよび顧客指定の情報を使用してサービスをモデル化するSLGを識別するステップと、SLGおよび顧客指定の情報を使用してネットワークグラフを論理トポロジにマッピングするステップとを伴う。
本開示の一実施例に従って、サービスを提供するネットワークに対するトポロジを決定するためのコントローラが開示される。コントローラは、機能識別器、グラフ生成器およびマッパを備える。識別器は、サービスを少なくとも1つのサービスタイプと関連付けるSLD、およびNFのライブラリに結合される。識別器は、各サービスタイプに対してライブラリ内の少なくとも1つのNFを識別する。生成器は、SLD、および直接結合されたリソースエンティティ間の少なくとも1つのデータフローを表すプリミティブSLGのライブラリに結合される。生成器は、少なくとも1つのプリミティブSLGを各識別されたNFに関連付ける。マッパは、SLD、およびネットワークインフラ要素のマップに結合される。マッパは、プリミティブSLGの少なくとも1つのリソースエンティティを利用可能なネットワークインフラ要素上にマッピングする。
SLDは、リソースエンティティに関する情報を含み得る。SLDは、顧客支給とすることができる。情報は、リソースエンティティについての構造属性および/またはサービスの性能属性とすることができる。構造属性は、デバイス属性、通信属性および/またはトラフィック属性とすることができる。性能属性は、QoS測定可能属性、QoS非測定可能属性、QoSコミットメントおよび/またはQoE属性とすることができる。リソースエンティティは、エンドユーザデバイス、顧客エンティティおよび/または複数のプリミティブSLGに結合されたINSFとすることができる。マッピングされるリソースエンティティは、顧客エンティティおよび/またはINSFとすることができる。顧客エンティティは、サーバおよび/またはデータセンタ(DC)を含み得る。複数のプリミティブSLGは、INSFにおいて結合することができる。INSFは、複数のPoPにおいてインスタンス化することができ、かつ/または、階層構造で複数回繰り返すことができる。利用可能なインフラ要素は、PoPを含み得る。コントローラは、トポロジオプティマイザを含み得る。オプティマイザは、マッパの一部を形成することができる。オプティマイザは、顧客支給のリソースエンティティの位置、顧客支給の制約条件、トラフィックエンジニアリング(TE)制約条件、機能配置制約条件、ノード活性化制約条件、水平再帰制約条件、機能競合制約条件、機能グループ化制約条件、機能処理負荷制約条件、機能総数制約条件および/または計算リソース制約条件に依存し得る。
本開示の一実施例に従って、サービスを提供するネットワークに対するトポロジを決定するための方法が開示される。方法は、SLDから少なくとも1つのNFを識別する動作と、直接結合されたリソースエンティティ間の少なくとも1つのデータフローを表すプリミティブSLGを各識別されたNFと関連付ける動作と、プリミティブSLGの少なくとも1つのリソースエンティティを利用可能なネットワークインフラ要素上にマッピングする動作とを含む。識別する動作は、SLDからリソースエンティティに関する情報を得る動作を含むことができ、サービスを少なくとも1つのサービスタイプと関連付ける動作と各サービスタイプに対して少なくとも1つのNFを識別する動作とを含むことができる。生成する動作は、SLDからリソースエンティティに関する情報を得ることを含み得る。リソースエンティティは、エンドユーザデバイス、顧客エンティティおよび/または複数のプリミティブSLGに結合されたINSFとすることができる。生成する動作は、INSFにおいて複数のプリミティブSLGを結合することを含み得る。生成する動作は、複数のPoPにおいてINSFをインスタンス化すること、および/または、階層構造で複数回INSFを繰り返すことを含み得る。生成する動作は、共通のINSFにおいてプリミティブSLGを互いにリンクすることを含み得る。マッピングする動作は、SLDからリソースエンティティに関する情報を得ることを含み得る。マッピングする動作は、リソースエンティティをPoPと関連付けることを含み得る。方法は、トポロジを最適化する動作を含み得る。最適化する動作は、サービスおよび/または全体的なネットワークに性能改善を提供することを含み得る。性能改善は、活性ノードの数を削減すること、総トラフィックを増加させること、最小サービス・トラフィック・レートを増加させること、コストを削減することおよび/または収益を増加させることを含み得る。最適化する動作は、拡張サービス機能チェイニング(SFC)グラフを構築する動作、最適化問題を定式化する動作、緩和法を通してブートストラップする動作、機能制約条件を適用することによりフィルタ処理する動作、および/または貪欲選択により機能インスタンスを削除する動作を含み得る。機能制約条件は、機能競合制約条件および/または機能グループ化制約条
件とすることができる。
本開示の一実施例に従って、コントローラ内の処理ユニットにより実行されるとき、コントローラに動作を行わせる、コンピュータ可読プログラム命令を含む、コンピュータプログラムが格納されたコンピュータプログラム製品が開示される。動作は、SLDから少なくとも1つのNFを識別することと、直接結合されたリソースエンティティ間の少なくとも1つのデータフローを表すプリミティブSLGを各識別されたNFに関連付けることと、プリミティブSLGの少なくとも1つのリソースエンティティを利用可能なネットワークインフラ要素上にマッピングすることとを含む。
本発明の一実施形態の一実施態様では、ネットワークにおけるサービス提供のためのトポロジを決定するための方法が提供され、方法は、サービス提供と関連付けられたサービスレベル記述(SLD)に従ってネットワーク機能(NF)のセットを識別するステップと、各識別されたNF、およびNFの識別されたセットと関連付けられた順序に従って、サービス・レベル・グラフ(SLG)プリミティブを選択するステップであって、プリミティブが初期リソースエンティティと終端リソースエンティティとの間のデータフローを定義する、ステップと、選択されたSLGプリミティブ、および既知の論理トポロジに従って、SLGプリミティブと関連付けられた少なくとも1つのリソースエンティティをネットワーク内の論理ノードにマッピングするステップとを含む。
第1の実施態様の一実施形態では、方法は、顧客からSLDを受信するステップを含むことができ、ここで任意選択的に、受信されたSLDは、アプリケーション機能をさらに指定する。別の実施形態では、SLGプリミティブを選択するステップは、指定されたアプリケーション機能に従って行われる。本発明の別の実施形態では、NFのセットを識別するステップは、SLDからリソースエンティティに関する情報を得るステップを含む。さらなる実施形態では、SLGプリミティブを選択するステップは、SLDに従って行われる。別の実施形態では、リソースエンティティは、エンドユーザデバイスと、顧客エンティティと、複数のプリミティブSLGに結合されたネットワーク内サービス機能(INSF)とを含む一覧表から選択される。さらなる実施形態では、SLGプリミティブを選択するステップは、ネットワーク機能の順序に従って、選択されたSLGプリミティブをリンクするステップをさらに含む。別の実施形態では、SLGプリミティブと関連付けられた少なくとも1つのリソースエンティティを論理ノードにマッピングするステップは、選択されたSLGプリミティブと関連付けられたリソースエンティティのそれぞれをネットワークと関連付けられたポイント・オブ・プレゼンス(PoP)にマッピングするステップを含み、任意選択的に、リソースエンティティのそれぞれをPoPにマッピングするステップは、ネットワークの既知の論理トポロジに従って行われる。別の実施形態では、少なくとも1つのリソースエンティティをマッピングするステップは、サービス提供の論理トポロジを定義するステップを含む。
さらなる実施形態では、方法は、トポロジを最適化するステップをさらに含む。トポロジを最適化するステップは、サービスおよびネットワークの少なくとも1つに性能改善を提供することを含む。性能改善は、いくつかの実施形態で、活性ノードの数を削減することと、総トラフィックを増加させることと、最小サービス・トラフィック・レートを増加させることと、コストを削減することと、収益を増加させることとを含むリストから選択することができる。別の実施形態では、最適化するステップは、拡張SFCグラフを構築するステップと、最適化問題を定式化するステップと、緩和法を通してブートストラップするステップと、機能制約条件を適用することによりフィルタ処理するステップと、貪欲選択により機能インスタンスを削除するステップのうちの少なくとも1つを含む。さらなる実施形態では、機能制約条件は、機能競合制約条件および/または機能グループ化制約条件とすることができる。
本発明の一実施形態の別の実施態様では、ネットワーク上のサービス提供のトポロジを定義するための、ソフトウェア定義トポロジ(SDT)コントローラが提供される。SDTコントローラは、ネットワークインタフェース、プロセッサおよびメモリを備え得る。ネットワークインタフェースは、ネットワークに接続されたノードに送信することおよびこのノードから受信することができる。メモリは、プロセッサによって実行されるとき、SDTコントローラに、サービス提供と関連付けられたサービスレベル記述(SLD)に従ってネットワーク機能(NF)のセットを識別し、各識別されたNF、およびNFの識別されたセットと関連付けられた順序に従ってサービス・レベル・グラフ(SLG)プリミティブを選択し、プリミティブが初期リソースエンティティと終端リソースエンティティとの間のデータフローを定義し、選択されたSLGプリミティブ、および既知の論理トポロジに従って、SLGプリミティブと関連付けられた少なくとも1つのリソースエンティティをネットワーク内の論理ノードにマッピングし、ネットワークインタフェースを介して、ネットワーク内の論理ノードに命令を送信して、関連付けられたリソースエンティティにより定義された機能をインスタンス化するようにさせる命令を格納する。
一実施形態では、SLDは、顧客からネットワークインタフェースを介して受信される。別の実施形態では、SLDは、アプリケーション機能をさらに指定し、命令は、アプリケーション機能に従ってSLGプリミティブを選択する命令をさらに含む。さらなる実施形態では、少なくとも1つのリソースエンティティをマッピングする命令は、選択されたSLGプリミティブと関連付けられたリソースエンティティのそれぞれをネットワークと関連付けられたポイント・オブ・プレゼンス(PoP)にマッピングする命令を含む。
ネットワーク仮想化は、オペレータの顧客の現在の要求に適合する顧客固有のサービス提供を提供するために、ネットワークオペレータにそのネットワークの構成をカスタマイズする能力を提供する。要求は、場合によってはネットワークオペレータからの支援で、顧客により識別され得る。
このようなサービスは、サービスを構成するネットワーク機能性を提供する1つまたは複数のVNFを含むネットワークスライスで実施することができる。このようなVNFは、オペレータがそのPoPへのアクセスを有し、望ましいVNF機能性をサポートする容量を有し、顧客およびそのエンドユーザをサポートするのにふさわしいように地理的に位置している、PoP上でインスタンス化することができる。
いくつかの実施例では、VNFは、1つまたは複数の仮想サービス機能(VSF)を組み込むことができる。いくつかの実施例では、VSFは、1つまたは複数のサービス機能チェーン(SFC)の一部として提供することができる。いくつかの実施例では、SFCは、チェイニング制約条件を定義する。いくつかの実施例では、VSFは、オペレータに知られているかどうかわからないサービス・ビジネス・ロジックを反映するために、顧客が定義することができる。いくつかの実施例では、VSFは、1つまたは複数のVNFとしてまたはその一部としてインスタンス化するためにライブラリとして顧客によりオペレータに提供することができる。いくつかの実施例では、オペレータは、1つまたは複数のNFを顧客支給のSFCに追加することができる。VSFおよび/またはNFを含むVNFは、サービスをサポートするのにふさわしい時間と場所で、オペレータのクラウドベースのリソースから、ダウンロードしインスタンス化することができる。
サービスの要求が変化するとき、スライス内の既存のVNFの機能性は、所与のPoP上で修正および/もしくは終了し、他のPoPに移行し、および/または付加的PoP上に複製することができ、ならびに/または新しいVNFは、付加的PoP上で付加的機能性を提供するためにインスタンス化することができる。
そのようなものとして、ネットワーク仮想化は、オペレータのインフラリソースの配備および使用において効率性を提供することができる。このような効率性は、所与の顧客に提供されるスライスの数を増加させて、スライスで提供されるサービスの適用範囲を拡大することにより、およびサポートすることができる顧客の数を増加させることにより、利用することができる。サービスの、および顧客の数および適用範囲が増えるので、他のネットワークスライスの要求を考慮して、ネットワークスライス内の所与のサービスと関連付けられた仮想ネットワークトポロジを管理することにより、さらなる効率性を得ることができる。したがって、スライスと関連付けられたリソースの構成は、顧客により識別された基準によって単に決定されない場合がある。
顧客により支給されたSLDのセットから仮想ネットワークトポロジを生成することは、時間がかかるプロセスであり得ることを理解されたい。スライスの作成は、動的であるように意図されるので、人間が動かすプロセスは、適切である可能性が低い。さらに、顧客および/またはネットワーク要求に応答してスライスのトポロジを動的に修正するように意図される場合、仮想ネットワークトポロジを定義するプロセスは、ネットワークオペレータに代わって動作する管理エンティティによる自動化された作成および修正から恩恵を受けることになる。
以下に論じるように、SLDは顧客から得られる。SLDは、要求されたサービスを、1つもしくは複数のサービスタイプと関連付け、および/または1つもしくは複数のサービスタイプに分解し、各サービスタイプの属性を記述する。属性は、サービスタイプに関与するリソースエンティティ、リソースエンティティが通信する方法およびこのようなエンティティから発するもしくはこのようなエンティティに向けられるデータトラフィックの性質を記述する構造属性、ならびに/またはサービスタイプ全体の性能を記述する性能属性とすることができる。
第1段階において、各サービスタイプに対して使われることになるネットワーク機能(NF)を識別するために、SLDが解析される。NFは、NFの所定のライブラリから選択することができる。
第2段階において、各サービスタイプに対して識別されたNFならびにそれらのNFのそれぞれと関連付けられた構造属性および/または性能属性は、各サービスタイプに対するSLGを生成するために再検討される。各SLGは、1つまたは複数のSLGプリミティブ(プリミティブSLGとも呼ばれる)で構成することができる。プリミティブは、サービスレベル記述から決定されるINSFにおいて始まり、および/または終了する。SLGプリミティブおよびINSFは、能力を向上させるために、複数のPoPにおいてインスタンス化することができ、かつ/または、階層構造で複数回繰り返すことができる。プリミティブSLGおよびINSFが複数のPoPにおいてインスタンス化されるとき、それは水平的繰返しとして知られる。プリミティブSLGおよびINSFが階層構造で複数回繰り返され、前の層の出力が後の層の入力に結合されるとき、それは垂直的繰返しとして知られる。INSFは、サービスタイプ内の所与の段階で行われる処理動作を識別する。SLGは、合成SLGを形成するためにINSFにおいて結合することができる。プリミティブSLGは、SLGの所定のライブラリから取り出すことができる。サービスに効果を与えるために行われるべきネットワーク機能性を識別するが任意の地理的情報を欠いている、リンクされたネットワークグラフ記述を構築するために、各サービスタイプに対するSLGは、INSFにおいて互いにリンクすることができる。
当業者であれば、上述の第2段階は、識別されたNFのそれぞれを互いに接続されているSLGプリミティブのセットに分解する試みとみなし得ることを理解するであろう。このプロセスは再帰的であってもよく、したがって、NFはSLGプリミティブおよびより単純なNFに分解され、そして次に、すべての残ったNFがSLGプリミティブになるまで、プロセスは繰り返される。これは、相互接続されたSLGプリミティブのセットをもたらすことができる。
第3段階において、既知のネットワークトポロジと併せて、顧客およびそのエンドユーザの地理的分布についての情報、ならびに顧客によって課された任意の地理的制約条件、競合制約条件、またはグループ化(併置)制約条件を含む、SLDを使用して、異なるINSFがインスタンス化され得る(利用可能なPoPおよび一般的なワイヤレス・ネットワーク・インフラ(GWNI)についての他の情報の形での)位置を識別または選択し、リンクされたネットワークグラフを物理ネットワークインフラ上にマッピングすることを可能にする。これにより、仮想ネットワークトポロジの定義が可能になる。顧客サービス提供がネットワークスライス内で実施されている実施形態では、相互接続されたSLGプリミティブのセットに対応する論理トポロジを作り出すために、INSFがインスタンス化され得る論理位置のセットとして、スライスに配分された計算および接続性リソースのトポロジを使用することができる。
処理の第3段階の一部を形成するとみなすことができる、第4段階においては、サービスに効果を与えるスライスと全体的なネットワークのいずれかまたは両方の性能を最適化するために、仮想ネットワークトポロジを調整することができる。スライス性能を調整する実施例は、SLDにより指定されない付加的INSFを識別することと、運用効率を提供するために付加的INSFがインスタンス化され得る場所を識別することを含み得る。
このような第4段階において行われる最適化は、基準緩和、制約条件の適用、フィルタ処理および/または機能排除などの技術を組み込む反復プロセスを含み得る。いくつかの実施例では、第2、第3および第4段階のうちの1つもしくは複数、または1つもしくは複数のサブセットを連帯的にかつ/または同時に行うことができる。
図1は、仮想ネットワークで所与のスライスに対してユーザプレーンにおけるトポロジを決定および応用するために情報およびリソースを処理する、全体として100で示される、SDTコントローラのブロック例を例示する、処理ブロック図である。
コントローラ100は、機能識別器110、グラフ生成器120およびトポロジマッパ130を備える。いくつかの実施例では、コントローラ100は、オプティマイザ140を備えることができる。いくつかの実施例では、オプティマイザ140は、マッパ130の一部を形成することができる。コントローラ100は、NFライブラリ150、SLGライブラリ160、GWNI170および制約条件ライブラリ180を含む、いくつかのライブラリをさらに備え、ならびに/またはこれらのライブラリへのアクセスを有する。
識別器110は、NFサービス記述111、NFサービス品質(QoS)/体感品質(QoE)記述112および1つまたは複数のNF151を入力として受け入れて、NF記述113を生成する。
NFサービス記述111およびNF QoS/QoE記述112は、顧客10から得られる。NFサービス記述111およびNF QoS/QoEは、顧客10により提供されるSLDの一部を形成する。いくつかの実施例では、SLDは、ネットワークオペレータにより維持され、記入するために顧客10に提供される、フォームまたは質問表を含み得る。そのようなものとして、SLDは、使うために利用可能な能力に応じて随時更新および/または洗練され得る。オペレータ支給フォームの使用は、装置100により自動的に処理され得る方法で顧客10がSLDを指定することを、可能にすることができる。同時に、このようなフォームの使用は、SLDの顧客10による指定を訓練することができる。NF151は、NFライブラリ150から得ることができる。
SLDは、顧客10が望ましいサービスをどのように見るかを記述する。SLDは、望ましいサービス内の予想される処理を1つまたは複数の定義済みサービスタイプと関連付け、および/または、望ましいサービス内の予想される処理を1つまたは複数の定義済みサービスタイプに分解する。サービスタイプの記述は、例えば、サービスタイプ、サービスタイプによってどんな通信が行われるか、ならびに/またはサービスタイプに対する目的および/もしくはアプリケーションが何であるかを識別することができる。例えば、サービスタイプ例の非限定的なリストが示されている図2で、「A」と指定された第1のサービスタイプは、インターネット・チャット・アプリケーションをサポートするための情報収集を行うと記述することができる。
顧客10により識別されたNFサービス記述111は、このようなサービスタイプについて1つまたは複数の構造属性を記述する。
構造属性は、各サービスタイプがサポートするべき、エンドユーザデバイス、顧客エンティティおよび/もしくは(顧客支給)INSF(「リソースエンティティ」)、通信の方式ならびに/または潜在的トラフィックソースを記述することができるが、これらに限定されない。
デバイス属性は、サービスタイプに関連して処理を行うことを期待される各リソースエンティティを記述する。デバイス属性は、リソースエンティティ(例えば、リソースエンティティが(ワイヤレスデバイスなどの)エンドユーザデバイスか、(サーバおよび/またはデータセンタ(DC)などの)顧客エンティティか、および/または(顧客が識別したかどうかわからない)INSFかどうか)を記述することができるが、これに限定されない。これに関連して、ワイヤレスデバイスは、デバイスが通信線接続を同様に有するかどうかにかかわらず、ワイヤレスネットワークに接続するデバイスを指す。
いくつかの実施例では、デバイス属性は、このようなリソースエンティティの位置に関して顧客によって課された制約条件を識別することができる。デバイス属性は、エンティティの可動性(例えば、固定的であるか、または可動的であるか)、能力(例えば、クラウドリソース、それがどんな無線アクセス技術(RAT)指定インタフェースを有するか、それがGPSを有するかどうかおよび/またはサービス指向の仮想ネットワーク自動生成(SONAC)を構成可能であるかどうかおよび/または所与の通信プロトコルをサポートし得るかどうか)、電力容量(例えば、無制限(例えば電源線に接続している)または限定的およびその場合、どの程度までか)、密度(例えば一般的な高い、中位および/または低い(H/M/L)表示)および/または地理的分布を同様に記述することができる。
通信属性は、サービス内で各エンティティとの通信がどのように起こるかを記述する。このような属性は、通信規模(例えば、ローカル(すなわちネットワークエッジにおいてまたは近接して)またはリモート)、距離、方向および/または通信の方式(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャスト)を記述することができるが、これらに限定されない。
トラフィック属性は、そのバースト性(例えば、バースト的および/または比較的連続したストリームになる傾向がある)を含むがこれに限定されない、各エンティティから発するデータトラフィックの性質を記述する。
NF QoS/QoE記述112は、顧客10により識別された各サービスタイプの望ましい性能を記述するいくつかの属性を含み得る。このような性能属性は、QoS測定可能属性、QoS非測定可能属性、QoSコミットメントおよび/またはQoE属性を記述することができるが、これらに限定されない。
QoS測定可能およびQoS非測定可能属性は、サービスタイプに関連して行われる所与のデータ通信に対するQoSの属性であるとみなすことができる。
QoS測定可能属性は、QoS(ひいてはQoE)計算のために着目した機能ブロックと関連付けられたデータ通信の、客観的に数量化および/または測定され得る性能属性を記述する。このような属性は、データレート(例えば、閾値および/もしくは目標値ならびに/またはH/M/L表示)、カバレッジ(例えば、閾値および/もしくは目標値および/もしくはパーセンテージならびに/またはH/M/L表示)、レイテンシ(例えば、閾値および/もしくは目標値および/もしくはパーセンテージならびに/またはH/M/L表示)および/または通信信頼性(例えば、閾値および/もしくは目標パーセンテージならびに/またはH/M/L表示)を記述することができるが、これらに限定されない。
QoS非側的可能属性は、QoS(ひいてはQoE)計算のために着目したサービスタイプと関連付けられたデータ通信の性能属性を記述するが、この属性は、必ずしも客観的に数量化および/または測定されない場合がある。このような属性は、例えば、レベル(例えば、H/M/L表示および/またはランク)を記述することができるが、量的な閾値および/または目標値および/またはパーセンテージを識別することができない。このような非測定可能属性の非限定的な実施例は、H/M/L表示だけを有し得る、プライバシと、TEが実施されなくてもよいことを意味する「ベストエフォート」の表示を有し得る、TEである。
QoSコミットメントは、顧客が要求している、かつネットワークオペレータがサービスタイプの識別されたQoS測定可能および/または非測定可能属性を満たすために提供する準備を整えている、コミットメントを記述する。このようなQoSコミットメントは、QoS測定可能および/または非測定可能属性に関して、閾値および/もしくは目標値が保証されることになるパーセンテージ、ならびに/または、ただこのような閾値および/もしくは目標値を満たすためにベストエフォートがなされるであろうことだけを記述することができる。
QoE属性は、各サービスタイプに対する(QoSと反対に)QoE目的のために着目した属性を記述する。QoE属性は、QoS属性の場合のように個別の通信のレベルにおけるのとは反対に、全体的な顧客(すなわち、すべての顧客のための、または全体の顧客グループのための)、サービスおよび/または仮想ネットワークのQoEの属性であるとみなすことができる。QoE属性は、故障率(例えば、閾値および/もしくは目標パーセンテージならびに/またはH/M/L表示)、(通常、平方キロメートル毎のスループットに関して測定される)(通信のタイプ(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストおよび/またはエニーキャスト)毎の)エリア毎のスループットおよび/または(通信のタイプ(例えば、バースト的および/またはストリーム)毎の)レイテンシ状態(例えば、閾値および/もしくは目標パーセンテージならびに/またはH/M/L表示)を記述することができるが、これらに限定されない。
これに関連して、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストおよびエニーキャストは、ソースノードがソースノードに結合された複数のデスティネーションノードのうちの1つまたは複数と通信する、通信のためのメカニズムを指す。ブロードキャスト通信では、ソースノードは、複数のデスティネーションノードのそれぞれに同一のメッセージを送信する。マルチキャスト通信は、ブロードキャストと類似しているが、マルチキャストグループに加入するデスティネーションノードだけがメッセージを受信することになる。ユニキャスト通信では、ソースノードは、デスティネーションノードのうちの特定の1つにメッセージを送信する。エニーキャスト通信では、ソースノードは、どのノードがその1つであるか指定せずに、デスティネーションノードうちの1つだけにメッセージを送信する。正しくは、どのノードが選択されるかは、ルーティング実装次第であり、例えば、最短ルーティング距離を有するノードまたは最小負荷を有するノードである。ブロードキャスト、マルチキャストおよびユニキャストネットワーク通信は、IPv6およびIPv4で利用可能であるのに対して、エニーキャスト通信はIPv4で利用可能でない。
SLDが顧客記入フォームまたは質問表として提供されるかどうかにかかわらず、いくつかの実施例では、関連するNFサービス記述111およびNF QoS/QoE記述112を持つ利用可能な定義済みサービスタイプの一覧表は、印刷されたまたはコンピュータのテーブルまたはフォームにセットアップまたは描写することができる。非限定的なサービス例に対するこのようなフォームの非限定的な実施例が図2に示されている。いくつかの実施例では、顧客は、単に、望ましいサービスに応用可能なサービスタイプを選択し、選択したサービスタイプに対するSLD情報を記入することができる。
非限定的なサービス提供例に対するこのようなフォームの非限定的な実施例が図2に示されている。フォーム200は、いくつかの列およびいくつかの行を含む。ヘッダを例外として、各行201〜207は、利用可能なサービスタイプの1つに対応する。各行内で、列は、記述されているサービスタイプの異なる側面および/または属性に対応する。列241〜244、250に示されているこれらの側面および/または属性のいくつかは、サービスレベル記述111の一部としてオペレータ定義される。いくつかの実施例では、顧客は、NFサービス記述111を提供することの一部として、列241〜244、450に記入する。フォーム200中の他の列、例えば、210、220、230は、各サービスタイプに対して定義済みであり、顧客がフォームに記入する前に埋められる。
列210は、サービスタイプIDを識別する。列220は、サービスタイプがどんな通信を行うかを識別する。列230は、サービスタイプに帰される目的および/またはアプリケーションを識別する。いくつかの実施例では、これらの列210〜230は、NFサービス記述111を記入するとき、オペレータにより参照および検討のために提供される。いくつかの列240〜244は、NFサービス記述111の属性、例えば、デバイス属性240〜242、通信属性243および/またはトラフィック属性244を識別する。いくつかの実施例では、1つまたは複数の属性は、例えば、可動性および電力容量についての情報を含む列240などの、共通の列に記述することができる。いくつかの列250は、NF QoS/QoE記述112の属性を識別する。列260は、サービスタイプにより行われるネットワーク処理のタイプを記述する。いくつかの実施例では、このようなネットワーク処理は、ネットワーク状態に従って、オペレータ指定される。いくつかの実施例では、このようなネットワーク処理は、NFサービス記述111でオペレータにより提供される情報に依存する。
NF151は、一定のネットワーク動作を行うためにPoPなどの1つまたは複数のネットワークノードにダウンロードされるソフトウェアにより実施され得るさまざまなユーザプレーン機能を記述する。いくつかの実施例では、NF151は、パケット集約(PA)、パケットディスペンサ(PD)、アンカポイント(AP)、仮想スイッチ(VS)、ポイント・ツー・マルチポイント・スイッチ(PtMP)、無線トランスポートプロトコル収束(RTPC)、キー・マテリアル・ホルダ(KMH)、トランスポートプロトコル変換(TPT)、負荷分散(LB)、ディープ・パケット・インスペクション(DPI)および/またはファイアウォール(FW)機能を含むが、これらに限定されない。NFライブラリ150は、定義済みの利用可能なNF151のセットを定義することができる。NFライブラリ150は、必要に応じて、新しいNF151を定義および/もしくは追加し、ならびに/または古いNF151を削除するために、随時修正され得ることを理解されたい。
PA機能は、複数ソースからのメッセージまたは情報の形でデータを収集および/または連結することができる。PD機能は、複数デスティネーションにメッセージまたは情報を配信することができる。AP機能は、アップロード(UL)かダウンロード(DL)か両方向かどうかにかかわらず、データを保持および/または処理することができる。AP機能は、可動性および/または省電力状態サポートを提供することができる。VS機能は、条件を満足したときか否かにかかわらず、データを転送することができる。PtMPスイッチ機能は、ユニキャストとブロードキャスト送信との間でデータが複数デスティネーションに配信される方式を変更することができる。RTCP機能は、異なるAL仕様を潜在的に有する多重アクセスリンク(AL)インタフェースを収束点において統一されたデータフォーマットに収束させることができる。KMH機能は、ネットワークアクセス保護を提供することができる。TPT機能は、トランスポートプロトコルを提供することができる。LB機能は、PoPおよびそれらの相互接続ネットワークリンクの間で負荷分散を提供することができる。DPI機能は、ネットワークセキュリティ能力を提供することができる。FW機能は、ネットワークから到来する情報への選択的アクセスを提供することができる。他のNF151は、すでに知られている場合があり、または本開示を考慮することにより明らかになる場合があることを理解されたい。
識別器110は、サービスレベル記述の中でオペレータにより選択される各サービスタイプに対してNFサービス記述111およびNF QoS/QoE記述112を再検討することができ、このようなサービスタイプを実施することになるNFライブラリ150からの1つまたは複数のNF151を含む、NF記述113を生成する。
各サービスタイプに対してSLDに記述されるサービスを提供することにおいて行われることになる、1つまたは複数のNF151の識別器110による識別は、ネットワーク処理記述および適切なNF151を指定するために、さらなる列360、370が図2に示されたフォーム200に付加されている、図3のフォーム300で例示的に描写される。
いくつかの実施例では、複数のNF151が単一サービスタイプに対して識別される。いくつかの実施例では、NF151は、アップリンク(UL)および/またはダウンリンク(DL)通信方向のそれぞれに対して識別され、ここではこれに関連して、ワイヤレスデバイスからサーバへの方向はULと示される。
生成器120は、NF記述113、SLGサービス記述121、SLG QoS/QoE記述122および1つまたは複数のSLG161を入力として受け入れて、リンクされたネットワークグラフ記述123を生成する。
SLGサービス記述121およびSLG QoS/QoE記述122は、顧客10により提供されるSLDの一部を形成する。いくつかの実施例では、SLGサービス記述121および/またはSLG QoS/QoE記述112は、それぞれ、NFサービス記述111およびNF QoS/QoE記述112と同一の情報を含み得る。いくつかの実施例では、SLGサービス記述121および/またはSLG QoS/QoE記述122は、それぞれ、NFサービス記述111およびNF QoS/QoE記述112と共通した1つまたは複数の項目および/または属性を有し得る。いくつかの実施例では、SLGサービス記述121および/またはSLG QoS/QoE記述122は、顧客10により識別されたサービスのサービスタイプに従って編成することができる。
各SLG161は、第2のリソースエンティティ401における、第1のリソースエンティティ401からの少なくとも1つのデータおよび/または通信フローを記述する。当業者であれば、SLGプリミティブ内に少なくとも1つの初期リソースエンティティおよび少なくとも1つの終端リソースエンティティが存在することになることを理解するであろう。いくつかのこのようなSLG161は、プリミティブSLG410〜480として知られている。それらは、直接結合されたエンティティ401間のデータトラフィックを記述する。プリミティブSLG410〜480の非限定的な実施例が図4にグラフ形式で示されている。それらは、ライン410、スター420、フル・ブロードキャスト・メッシュ430、フル・ユニキャスト・メッシュ440、PtMPブロードキャスト450、PtMPエニーキャスト460、PtMPユニキャスト470およびパーシャルメッシュSLG480を含むが、これらに限定されない。
SLGライブラリ160は、定義済みの利用可能なプリミティブSLG410〜480のセットを定義することができる。SLGライブラリ160は、必要に応じて、新しいプリミティブSLG410〜480を定義および/もしくは追加し、ならびに/または古いプリミティブSLG410〜480を削除するために、随時修正され得ることを理解されたい。
ラインSLG410は、2つのエンティティ401間の2地点間通信を記述する。ラインSLG410は、例えば、2つのエンティティ401間の直接通信に適している場合がある。
スターSLG420は、一群の(M個の)第1のエンティティ401と、共通の第2のエンティティ401との間の通信を記述し、ここでMは任意の自然数である。スターSLG420は、例えば、複数の(M個の)スマートリーダ(一群の(M個の)第1のエンティティ401)がサーバ(第2のエンティティ401)による収集のための情報を提供し、サーバがリーダに制御および/または命令を提供する、機械同士の(M2M)通信または機械型通信(MTC)に適している場合がある。
フル・ブロードキャスト・メッシュSLG430は、各エンティティ401が他の各エンティティ401にブロードキャストすることができる、複数の(P個の)エンティティ401間の通信を記述し、ここでPは任意の自然数である。フル・ブロードキャスト・メッシュSLG430は、例えば、会議電話能力を提供することを含むがこれに限定されない、プライベート・ソーシャル・ネットワークに適している場合がある。
フル・ユニキャスト・メッシュSLG440は、各エンティティ401が他の各エンティティ401とユニキャスト方式で通信することができる、複数の(Q個の)エンティティ401間の通信を記述し、ここでQは任意の自然数である。フル・ユニキャスト・メッシュSLG440は、例えば、モバイルブロードバンド(MBB)通信に適している場合がある。
PtMPブロードキャストSLG450、PtMPエニーキャストSLG460およびPtMPユニキャストSLG470は、1つの第1のエンティティ401と複数の(N個の)第2のエンティティ401との間の通信をそれぞれ記述し、ここでNは任意の自然数である。第1のエンティティ401は、(N個の)第2のエンティティ401のそれぞれにブロードキャスト、エニーキャストまたはユニキャストすることができる。PtMPブロードキャストSLG450は、例えば、ネットワークアシスタント能力を提供するために、および/またはローカルな車両間(C2C)通信に適している場合がある。PtMPエニーキャストSLG460は、例えば、複数の(N個の)キャッシュのいずれかからのコンテンツアクセスに適している場合がある。
パーシャルメッシュSLG480は、複数の(M個の)第1のエンティティ401と複数の(N個の)第2のエンティティ401との間の通信を記述する。(M個の)第1のエンティティ401のそれぞれは、(N個の)第2のエンティティ401のそれぞれに(ユニキャスト方式で)通信することができる。パーシャルメッシュSLG480は、例えば、複数のサーバからのコンテンツ配布に、またはインターネットへの複数のゲートウェイ(GW)が存在する一般的なインターネット通信に適している場合がある。
他のプリミティブSLG410〜480は、すでに知られている場合があり、または本開示を考慮することにより明らかになる場合があることを理解されたい。
プリミティブSLG410〜480に加えて、合成SLG490は、顧客指定のINSF492を含み得る、少なくとも1つの介在するINSF492を伴うエンティティ401間のデータトラフィックを記述する。このような合成SLG490は、INSF492において結合された複数のSLG493に分解可能であると理解され得る。合成SLG490のいくつかの非限定的な実施例は、図5にグラフ形式で示されており、ライン+ラインSLG510、スター+ラインSLG520、ライン+PtMP(ブロードキャスト/エニーキャスト/ユニキャスト)SLG530およびスター+PtMP(ブロードキャスト/エニーキャスト/ユニキャスト)SLG540を含む。
ライン+ラインSLG510では、INSF492は、例えば、デバイス毎の可動性AP能力を提供することができる。例えば、INSF492は、リンク511に沿ってエンティティ401から受信したメッセージおよび/またはデータのユーザ特有のフィルタ処理を行うことができ、顧客支給の基準に従って、リンク516に沿って別のエンティティ401にメッセージ/データのうちのいくつかを選択的に伝える。
スター+ラインSLG520では、INSF492は、例えば、トラフィック統合および/または集約能力を提供することができる。例えば、INSF492は、リンク521に沿って複数の(M個の)エンティティ401からの情報統計量を照合し、および/または顧客支給の基準に従ってこの情報統計量についての解析を行って、リンク526に沿って別のエンティティ401に結果を転送することができる。
ライン+PtMP(ブロードキャスト/エニーキャスト/ユニキャスト)SLG530では、INSF492は、PtMPブロードキャスト/エニーキャスト/ユニキャスト能力を提供することができる。例えば、INSF492は、顧客支給の基準に従って、リンク531に沿ってエンティティ401から受信した情報を処理し、そして次にそれをリンク536に沿って(N個の)他のエンティティ401にブロードキャストすることができる。
スター+PtMP(ブロードキャスト/エニーキャスト/ユニキャスト)SLG540では、INSF492は、MxN仮想スイッチ(VS)能力を提供することができる。例えば、INSF492は、リンク541に沿って複数の(M個の)エンティティ401からの情報統計量を照合し、および/または顧客支給の基準に従ってこの情報統計量についての解析を行って、リンク546に沿って(N個の)他のエンティティ401に結果をブロードキャスト/エニーキャスト/ユニキャストすることができる。
いくつかの点で、ライン+ラインSLG510は、N=1かつM=1である、スター+PtMP(ブロードキャスト/エニーキャスト/ユニキャスト)SLG540の特定の実施例として見ることができ、スター+ラインSLG520は、M=1である、スター+PtMP SLG540の特定の実施例として見ることができ、ライン+PtMP SLG530は、N=1である、スター+PtMP SLG540の特定の実施例として見ることができることを理解されたい。
他の合成SLG490は、すでに知られている場合があり、または本開示を考慮することにより明らかになる場合があることを同様に理解されたい。
いくつかの実施例では、分解されたSLG493のうちの1つまたは複数は、それ自体、合成SLG490であり、今度はそれをINSF492において結合された複数のSLG493にさらに分解することができる。したがって、合成SLG490のこのような再帰的性質のために、いくつかのSLG161は、1つまたは複数のINSF492において非常に複雑な処理を行う能力を持ち得ることを理解することができる。
いくつかの実施例では、顧客10は、顧客が識別したINSF492をSLDの一部として識別することができる。いくつかの実施例では、コントローラ100は、SLG493間にINSF492を挿入する恩恵を識別することができる。
さらに、SLG161およびその関連INSF492は、サービスタイプ内でいっそう大きい能力をモデル化するために、複数のPoPにおいてインスタンス化することができ、かつ/または、階層構造で複数回繰り返すことができる。このような複製は、繰返しとして知られる。水平的繰返しは、複数のPoPにおけるINSF492のインスタンス化を指し、そこでは複数のインスタンスは、SFC内の共通の機能にすべてマッピングする。垂直的繰返しは、SLG161およびINSF492の階層構造での複数回の反復を指す。いくつかの実施例では、新しい機能がそのSFCの中に挿入されるという点において、垂直的繰返しはSFC内の変化を反映する。いくつかの実施例では、繰り返されるINSF492の隣接した階層の間に付加的INSF492を導入することができる。合成SLG490中のINSF492は、セグメントグラフの中にいくつか(K個)の水平的繰返しおよびいくつか(L個)の垂直的繰返しを有してもよく、ここでKおよびLは任意の自然数とすることができる。
合成SLG490中のINFS492の繰返しの5つの非限定的な実施例が図6に示されている。図において、矢印のないところは、トラフィックフローおよび/または接続性が双方向性であることを示すのに対して、矢印の使用は、示された方向での一方向性のトラフィックフローおよび/または接続性を意味する。
全体として610で示される実施例では、ライン+ラインSLG510がL=2で垂直的に繰り返され、ここで1つのSLG510の出力は別のSLG510の入力に結合される。
全体として620で示される実施例では、スター+ラインSLG520がK=3で水平的に繰り返される。
全体として630で示される実施例では、スター+ラインSLG520がK=2で水平的におよびL=2で垂直的に、ともに繰り返される。スター+ラインSLG520は複数の入力521およびただ単一の出力526だけを有するので、水平的繰返しは左側に複数のSLG520をもたらすのに対して、左端の2つのSLG520の出力526は右端の単一SLG520の入力521に結合されるから、垂直的繰返しは右側にただ単一のSLG520だけをもたらすことを理解されたい。
全体として640で示される実施例では、ライン+PtMP SLG530がK=2で水平的におよびL=2で垂直的に、ともに繰り返される。ライン+PtMP SLG530は単一入力531および複数出力536を有するので、水平的繰返しは右側に複数のSLG530をもたらすのに対して、左端の単一SLG530の出力536は右端の2つのSLG530の入力531に結合されるから、垂直的繰返しは左側にただ単一のSLG530だけをもたらすことを理解されたい。
全体として650で示される実施例では、スター+PtMP SLG540がK=2で水平的に繰り返される。
全体として660で示される実施例では、スター+PtMP SLG540がK=2で水平的におよびL=2で垂直的に、ともに繰り返される。
同じまたは異なる合成SLG490を用いた他の繰返しパターンは、すでに知られている場合があり、または本開示を考慮することにより明らかになる場合がある。例えば、このような繰返しパターンは、MBBまたはMTC能力をエミュレートするか、またはこれに対応することができる。
生成器120は、識別器110により生成されるNF記述113と同様に、SLD内で識別される各サービスタイプに対するSLGサービス記述121およびSLG QoS/QoE記述122を再検討して、各サービスタイプに対するネットワークグラフ記述124を生成する。
各サービスタイプに対するネットワークグラフ記述124は、水平的および/または垂直的繰返しの有無にかかわらず、プリミティブSLG410〜480または合成SLG490を含む。いくつかの実施例では、各サービスタイプに対するネットワークグラフ記述124は、略記法を使用して記述することができる。使用にふさわしい可能性があるこのような略記法の非限定的な実施例は、形式
FN−X(K,L)
の略記法であり、式中、
FNは、このようなサービスタイプを行うNF151を記述する識別名である。いくつかの実施例では、識別名は、図3の列370に示される例示的なものと類似しており、
Xは、NF151と関連付けられたネットワーク能力をエミュレートする、プリミティブSLG410〜480または合成SLG490を記述する識別名である。いくつかの実施例では、識別名は、図5中の合成SLG例510〜540にアルファベット文字として示されたものと類似しており、
K、Lは、プリミティブSLG410〜480および/または合成SLG490の水平的繰返しおよび垂直的繰返しの数である。いくつかの実施例では、数K、Lは、繰返しの正確な数を表す場合がある。いくつかの実施例では、数K、Lは、繰返しの最大数を表す場合がある。いくつかの実施例では、数K、Lは、繰返しの最小数を表す場合がある。したがって、いくつかの実施例では、繰返しの数は、最小値から最大値の間の範囲として表現される場合がある。
いくつかの実施例では、所与のサービスタイプは、(それを含むが限定されない、ULおよびDL方向で)連続して、または並列に、1つより多くのNF151を行う場合がある。
いくつかの実施例では、顧客10は、SLDの一部として、所与のサービスタイプに対して1つまたは複数のSLG161を識別するように、促されている場合がある。このような、顧客が識別したSLG161は、尊重される。この資格を条件として、生成器120は、SLGライブラリ160中の利用可能な定義済みプリミティブSLG410〜480と、SLGサービス記述121およびSLG QoS/QoE記述122のその解析、ならびに/または顧客が識別した任意のSLG161に基づいて、独自に適切なSLG161を決定する。
各サービスタイプに対するネットワークグラフ記述124の生成は、プリミティブSLG410〜480、および上述した略記法例を使用しているネットワークグラフ記述123をそれぞれ指定するために、さらなる列780、790が図3に示されたフォーム300に付加されている、図7のフォーム700で例示的に描写される。
各サービスタイプに対するネットワークグラフ記述124は、ネットワークスライスにより表されるサービス提供に効果を与えるネットワーク機能性を記述するリンクされたネットワークグラフ123を構築するために、INSF482において互いにリンクされる。リンクされたネットワークグラフ記述123は、ネットワークスライスのトポロジに関して何も地理的情報を持たないことを理解されたい。
マッパ130は、リンクされたネットワークグラフ記述123、論理トポロジ(LT)サービス記述131、LT QoS/QoE記述132およびGWNI情報171を入力として受け入れて、LT記述133を生成する。
LTサービス記述131およびLT QoS/QoE記述132は、顧客10により提供されるサービスレベル記述の一部を形成する。いくつかの実施例では、LTサービス記述131および/またはLT QoS/QoE記述132は、それぞれ、NFサービス記述111(および/またはSLGサービス記述121)およびNF QoS/QoE記述111(および/またはSLG QoS/QoE記述122)と同一の情報を含み得る。いくつかの実施例では、LTサービス記述131および/またはLT QoS/QoE記述132は、それぞれ、NFサービス記述111(および/またはSLGサービス記述121)およびNF QoS/QoE記述112(および/またはSLG QoS/QoE記述122)と共通した1つまたは複数の項目および/または属性を有し得る。
GWNI170は、(サーバおよび/またはDCなどの)顧客エンティティおよび(顧客が識別したか否かにかかわらず)INSF492を含む、リソースエンティティ401としての役割を果たし得るPoPの位置、ならびに、PoP毎の機能利用可能性および処理負荷限界を含む、PoPについての情報を含むがこれらに限定されない、物理ネットワークトポロジ情報を含み得る。GWNI170は、PoP間の相互接続についての情報、クラウドリソース分布、物理リンク上のリンク帯域幅(BW)分布などを同様に含み得る。いくつかの実施例では、GWNI170は、基地局(BS)、ルータおよびPoPを含む、デバイス間の統計上の負荷、遅延および容量情報を含み得る。加えるに、GWNI170は、考慮中のサービスに対する論理ネットワークスライスおよび他の論理ネットワークスライスについての情報、ならびに、名目上の残りのネットワークリソース、物理リンク容量および無線リソースを含む、それらのインフラ、処理および/または記憶の要求を含み得る。
マッパ130は、顧客10により提供されるSLD内で識別されるLTサービス記述131およびLT QoS/QoE記述132と併せてGWNI情報171を使用して、リンクされたネットワークグラフ記述123中の少なくとも1つのリソースエンティティ401をGWNI170中の物理要素上にマッピングして、LT記述133をもたらす。
具体的には、マッパ130は、利用可能な処理および/または記憶容量を有し、LTサービス記述131で指定された任意の構造属性およびLT QoS/QoE記述132で指定された任意の性能属性を満たす、GWNI170内のPoPに、識別された顧客エンティティおよびINSF492を割り当てる。
オプティマイザ140は、LT記述133および制約条件ライブラリ180からの制約条件181を入力として受け入れて、仮想ネットワークトポロジ142を生成する。いくつかの実施例では、オプティマイザ140は、サービスレベル記述の一部を形成し得る顧客支給の制約条件141を同様に受け入れることができる。オプティマイザ140がマッパ130の一部を形成する場合、顧客支給の制約条件141は、LTサービス記述131および/またはLT QoS/QoE記述132の一部を形成し得る。
オプティマイザ140は、サービス提供および/または全体的なネットワーク性能を実施するネットワークスライスの性能を改善するためにLT記述133を調整する。原則として、このような性能改善は、活性PoPの数を削減することと、総トラフィックレートを増加させることと、最小サービス・トラフィック・レートを増加させることと、(輸送コストおよび/または計算コストに関して測定される)コストを削減することと、(与えられる性能とそれを実施するためのコストとの間の差に関して測定される)収益を増加させることのうちの1つまたは複数を含み得る。
いくつかの実施例では、オプティマイザ140は、図8の流れ図例に示されているものに類似した問題解決プロセスを通してこのような調整を行う。図8は方法800を例示する。
1つの動作810は、拡張SFC(A−SFC)グラフを構築することである。この動作を遂行するために使用され得る方法およびアルゴリズムの実施例は、「VF−FG/SFC拡張」という表題の下で、李らのPCT国際特許出願第PCT/US2016/014159号明細書(「李」)に見いだすことができる。
1つの動作820は、ヒューリスティック解を用いて解くことができる、A−SFCグラフから最適化問題を定式化することである。この動作を遂行するために使用され得る方法およびアルゴリズムの実施例は、「問題定式化」という表題の下で、李に見いだすことができる。
このようなヒューリスティック解は、動作830、840、850の最適化ツールキットの1つまたは複数を伴い得る。このような動作を遂行するために使用され得る方法およびアルゴリズムの実施例は、「実際的なヒューリスティック解」という表題の下で、李に見いだすことができる。
1つの動作830は、緩和法を通してブートストラップすることである。ブートストラップは、再サンプリングにより母集団の近似分布からサンプリングするときの特性を測定することによって特性を推定する手法である。緩和法は、より解決しやすい近傍問題による難題の近似法である。本開示では、これは、PoPの1つを置換することにより、構築されたグラフを再サンプリングすることを伴う。これは、緩和問題への解に基づく迅速な意思決定のためのメカニズムを提供する。この動作を遂行するために使用され得る方法およびアルゴリズムの実施例は、「A.緩和法を通したブートストラップ」という表題の下で、李に見いだすことができる。
1つの動作840は、機能制約条件を適用することによりフィルタ処理することである。これは、相反する機能に対する意思決定を提供する。機能制約条件は、機能競合制約条件および/またはグループ化制約条件(または機能併置制約条件)とすることができる。
このような制約条件の実施例は、「問題定式化」という表題の下で、李に見いだすことができる。
制約条件は、システム制約条件181および/または顧客支給の制約条件141を含み得る。システム制約条件181は、以下、
A−SFCおよび/またはサービストラフィック分布についてのTEに関連している、第1レベルTE制約条件、
第1レベルTE意思決定をサポートする物理ネットワークについてのTEに関連している、第2レベルTE制約条件、
NFがPoPにおいてトラフィックを受信しない場合にNFがPoPにおいて配置される、機能配置制約条件、
少なくとも1つのNFがPoP上に配置されているときPoPが活性化される、ノード活性化制約条件、
NFのインスタンスの数が上限に依存する、水平再帰制約条件、
2つのNFが共通のPoP上で同一場所に設置されることを回避する、機能競合制約条件、
2つのNFが共通のPoP上で併置されるべきである、機能グループ化制約条件、
PoPにおいて利用可能な処理レート以下に入来トラフィックレートを限定する、機能処理負荷制約条件、
共通のPoP上に位置しているNFの数が上限に依存する、機能総数制約条件、および/または
PoPにおいて利用可能な計算リソースが上限に依存する、計算リソース制約条件、
のうちの任意の1つまたは複数を含み得るが、これらに限定されない。
顧客支給の制約条件は、INSF492に課された制約条件を含み得るが、これに限定されない。すなわち、LT記述133中のINSF492は、3つのカテゴリ、すなわち(a)顧客が識別したものでないINSF492、(b)INSF492がマッピングされるPoPの地理的位置が顧客10により固定される、顧客が識別したINSF492、ならびに(c)顧客10が地理的位置および/もしくは制約条件を指定せず、かつ/または位置の選定について緩いもしくは可変の制約条件を課す、顧客が識別したINSF492のうちの1つに分類され得る。
第1のカテゴリでは、顧客10がINSF492を指定しなかったことは、オプティマイザ130および/またはオプティマイザ140が、INSF492を任意の利用可能なPoP上に自由にマッピングできることを意味する。そのようなものとして、マッパ130および/またはオプティマイザ140は、ネットワークスライスにおける、および/もしくは全体的なネットワークにおける性能を最大化するように、またはシステム制約条件181を満たすように、INSF492をマッピングすることができる。
第2のカテゴリでは、顧客10は、INSF492の位置について制約条件を課しており、マッパ130および/またはオプティマイザ140は、INSF492をこのような制約条件を満たす利用可能なPoP上でマッピングすることになる。
第3のカテゴリでは、顧客が指定したINSF492の位置について顧客10により課された有意のまたは任意の制約条件がないことは、マッパ130および/またはオプティマイザ140が、INSF492を任意の利用可能なPoP上に比較的自由にマッピングできることを意味する。そのようなものとして、マッパ130/オプティマイザ140は、ネットワークスライスにおける、および/または全体的なネットワークにおける性能を最大化するようにINSF492をマッピングすることができる。
以下に見られるように、制約条件なしでINSF492をマッピングする能力は、オプティマイザ140が最適化プロセスの一部としてINSF492を移動および/または修正することを許容し得る。例えば、オプティマイザ140は、第1の合成SLG490中の(第1または第3のカテゴリに分類される)INSF492を、それを第2の合成SLG490と置換することにより分解することができ、第2の合成SLG490では、第1の合成SLG490中のINSF492は、第2の合成SLG490の構成要素により相互接続された複数のINSF492によって置換される。例えば、オプティマイザ140は、多数の断続的な小さいデータフローをより少数の周期的なより大きいデータフローに変換するためにPA機能を行うINSF492を挿入することができる。
この動作を遂行するために使用され得る方法およびアルゴリズムの実施例は、「B.非併置制約条件の適用によるフィルタ処理」という表題の下で、李に見いだすことができる。
1つの動作850は、機能インスタンスを削除することによる貪欲選択である。貪欲選択は、各段階において局所的に最適な選択を行うことにより包括的な最適条件を見いだそうと試みるものである。貪欲ヒューリスティックは、妥当な時間内に包括的な最適解を近似する局所的な最適解をもたらし得る。本開示では、これは、ネットワーク性能を反復的に改善するために1つまたは複数のNFインスタンスを貪欲に排除することを伴う。この動作を遂行するために使用され得る方法およびアルゴリズムの実施例は、「C.エータノードの遮断による貪欲選択」という表題の下で、李に見いだすことができる。
いくつかの実施例では、動作830、840および850のうちの1つもしくは複数、または1つもしくは複数のサブセットを連帯的にかつ/または同時に行うことができる。いくつかの実施例では、動作830、840および850のうちの1つもしくは複数、または1つもしくは複数のサブセットを省略することができる。
デバイス例
本開示に従った実施形態例について詳細に説明したが、実施形態が主として、装置またはデバイスと、1つまたは複数のこのような構成要素間の相互作用に関連した処理動作との組合せで存在することは、留意される。
図9は、本明細書で開示された1つまたは複数の方法における動作を行うためのSDTコントローラ100などの、全体として900で示される、1つまたは複数のデバイスを実施するために使用され得る処理システムのブロック図である。
デバイス900は、処理ユニット910、記憶媒体920および通信インタフェース930を備える。いくつかの実施例では、デバイス900は、これらの構成要素の一部またはすべてを相互接続する処理バス940、ならびに他のデバイスおよび/またはコントローラを同様に備え得る。いくつかの実施例では、デバイス900は、入力/出力(I/O)デバイス950、ネットワーク接続性デバイス960、送受信機970および/またはアンテナ980を含み得る。
処理ユニット910は、例えば、データおよび/または制御信号を通信インタフェース930に送ることにより、および本明細書に開示された方法動作を実行するために記憶媒体920からデータおよび/または命令を読み出すことにより、デバイス900の一般的な動作を制御する。
どのように構成されても、処理ユニット910のハードウェアは、それに課された任意の作業負荷を取り扱うのに十分なソフトウェア、処理パワー、メモリリソースおよびネットワークスループット能力で稼働する能力を持つように構成される。
記憶媒体920は、上述のように、デバイス900により使用されるデータの記憶を提供する。
記憶媒体920は、処理ユニット910により実行されるとき、処理ユニット910に、本明細書で開示されるように、デバイス900と関連付けられた1つまたは複数の機能を行わせる、コンピュータプログラム製品の上または中に存在しているコンピュータプログラム中のコンピュータコードおよび/もしくはコードシーケンス、命令、構成情報、データならびに/またはスクリプトを格納するように同様に構成される。
通信インタフェース930は、I/Oデバイス950、ネットワーク接続性デバイス960および/または通信ネットワーク内の他のエンティティとの通信を容易にする。いくつかの実施例では、通信インタフェース930は、1つまたは複数の送信機および/または受信機を備え得る、送受信機970ならびに、このような通信がそのアンテナを通して果たされる、少なくとも1つのアンテナ980への接続のためのものである。そのようなものとして、通信インタフェース930は、1つまたは複数のインタフェースおよび適当な数のポートを備えて、内外のI/Oデバイス950、ネットワーク接続性デバイス960などを処理ユニット910に結合することができる。
ネットワーク接続性デバイス960は、処理ユニット910が、データ処理および/または通信のためにリモートデバイスと通信するために、(図示されていない)インターネットまたは1つもしくは複数のイントラネットと通信することを可能にし得る。ネットワーク接続性デバイス960は同様に、ワイヤレスでまたは他の方法で信号を送受信するために、1つもしくは複数の送受信機970を備え、および/または、これらとインタフェースでつながることができる。このようなネットワーク接続を用いて、処理ユニット910が上述の方法動作の1つまたは複数を行う過程でネットワークから情報を受信し得る、またはネットワークに情報を出力し得ることが予想される。
送受信機970は、送信すべきデータを準備するように、および/または受信データを処理ユニット910による処理のために変換するように動作する。
他の構成要素、およびデバイス900の関連した機能性は、本明細書で提示した思想を不明瞭にしないために省略されている場合がある。
方法例
次に、図10を見てみると、提供サービスを提供するネットワーク内で、サービス提供のためのトポロジを決定するためにコントローラ100内のプロセッサがとる動作例を示す、全体として1000で示される、流れ図が示されている。
1つの動作例1010は、SLDから少なくとも1つのNFを識別することである。
1つの動作例1020は、直接結合されたリソースエンティティ間の少なくとも1つのデータフローを表すプリミティブSLGを各識別されたNFと関連付けることである。
1つの動作例1030は、プリミティブSLGのリソースエンティティを利用可能なネットワークインフラ要素上にマッピングすることである。
1つの動作例1040は、トポロジを最適化することである。
図11は、いくつかの実施形態で使用するための方法1100の実施例を例示する別の流れ図である。1102では、サービス提供のサービスレベル記述が受信される。SLDは、いくつかの実施形態では、アプリケーション特有の機能の識別を同様に含み得る。1104では、SLDは、サービス提供を実施するのに使用すべきネットワーク機能のセットを選択するために使用される。1104で選択されるNFは、指定される場合、アプリケーション機能を完全に置換することができ、または、それらは含まれるアプリケーション機能を補うことができる。1106では、NFおよびアプリケーション機能の順序を定義することができる。これは、SLDおよび他の情報に従ってなされ得る。機能(場合によってはアプリケーションおよびネットワーク両方の機能)のこの順序付きセットは、NFD113などの、ネットワーク機能記述を定義するとみなすことができる。NFD、および定義済みSLGプリミティブのライブラリに従って、1108では、SLGプリミティブのセットが選択される。SLGプリミティブの選択は、順序付き機能、およびサービス提供の記述ならびにSLGプリミティブのライブラリに従ってなされ得る。リンクされたSLGプリミティブは、各SLGの終端ノードにおける機能とともに、ネットワークグラフ記述123などの、ネットワーク・サービス・グラフをもたらす。1110では、基礎をなしているネットワーク(またはネットワークスライス)のトポロジとともに、連結されたSLGプリミティブ、およびそれらが表すネットワーク機能の順序を使用して、トポロジを生成することができる。このトポロジは、(例えば図8の方法800を使用して)いくつかの実施形態ではさらに最適化され得る。
用語
「含む」および「備える」という用語は、オープンエンド様式で使用され、したがって「含むがこれに限定されない」と意味するものと解釈すべきである。「実施例」および「例示的な」という用語は、単に、例示的な目的で実例を識別するために使用されるものであり、本発明の適用範囲を述べられた実例に限定するものと解釈すべきでない。具体的には、「例示的な」という用語は、設計、性能またはその他の点に関してであるかどうかにかかわらず、それが使用される表現に対して、いかなる賞賛の、有益なまたは他の品質も、意味するまたは授けるものと解釈すべきでない。
任意の形態での「結合する」および「通信する」という用語は、電気的に、機械的に、化学的に、またはその他の方法によってであるかどうかにかかわらず、何らかのインタフェース、デバイス、中間構成要素または接続部を通した直接接続または間接接続を意味するように意図される。
「上方」、「下方」、「左」および「右」などの方向を示す用語は、別途明記されない限り、参照される図面中の方向を指すために使用される。同様に、「内側に」および「外側に」などの語は、デバイス、面積もしくは体積またはその指定された部分の幾何中心に対して、それぞれ、近づくおよび遠ざかる方向を指すために使用される。さらに、本明細書に記述されたすべての寸法は、単に、ある一定の実施形態を例示する目的のための例として意図されるものであり、指定され得る寸法を逸脱し得るいかなる実施形態に対しても、本開示の適用範囲を限定するように意図されるものではない。
別途記載がない限り、単数形での参照は複数形を含み、逆もまた同様である。
本明細書で使用された、「第1の」および「第2の」などの関係用語、ならびに「a」、「b」などの番号付け表現は、単に、1つのエンティティまたは要素を別のエンティティまたは要素と区別するために使用され得るものであり、このようなエンティティまたは要素間のいかなる物理的または論理的関係または順序も、必ずしも要求または暗示するものでない。
一般
本開示の原理、実施態様および実施形態、ならびに本開示の具体的な実施例を列挙している本明細書のすべての論述は、本開示の構造的等価物および機能的等価物の両方を包含するように意図される。そのうえ、このような等価物は、現在既知の等価物および将来開発される等価物、すなわち、構造にかかわらず、同じ機能を行う、開発される任意の要素をともに含むことが意図される。
本開示は、要素を省略、追加または等価な機能要素と置換することによって修正されてもよく、多種多様な具体的状況の中で具体化され得る多くの応用可能な発明的概念を提供することを理解すべきである。論じた具体的な実施形態は、単に、本開示を行い使用するための具体的な方法を例示するものにすぎず、本開示の適用範囲を限定しない。むしろ、本明細書で明らかにされた一般原則は、単に、本開示の適用範囲を例示するものにすぎないとみなされる。
代替物、修正物および等価物を包含する、さまざまな修正形態および変形形態が、この説明を参照すると関連技術の当業者に明らかになり、添付の特許請求の範囲により定められた、本開示から逸脱することなく、本明細書に開示された実施形態にされ得ることは、明らかであろう。
したがって、本明細書およびその中で開示された実施形態は、ただ実施例とみなされるべきであり、本開示の真の適用範囲は、以下の、番号が付された特許請求の範囲により開示される。
10 顧客
100 SDTコントローラ
110 機能識別器
111 NFサービス記述
112 NF QoS/QoE記述
113 NF記述
120 グラフ生成器
121 SLGサービス記述
122 SLG QoS/QoE記述
123 ネットワークグラフ記述
124 ネットワークグラフ記述
130 トポロジマッパ
131 LTサービス記述
132 LT QoS/QoE記述
133 LT記述
140 オプティマイザ
141 顧客支給の制約条件
142 仮想ネットワークトポロジ
150 NFライブラリ
151 NF
160 SLGライブラリ
161 SLG
170 GWNI
171 GWNI情報
180 制約条件ライブラリ
181 システム制約条件
200 フォーム
201〜207 行
210 列
220 列
230 列
240〜244 列
250 列
300 フォーム
360 列
370 列
401 リソースエンティティ
410 ラインSLG
420 スターSLG
430 フル・ブロードキャスト・メッシュSLG
440 フル・ユニキャスト・メッシュSLG
450 PtMPブロードキャストSLG
460 PtMPエニーキャストSLG
470 PtMPユニキャストSLG
480 パーシャルメッシュSLG
490 合成SLG
492 INSF
510 ライン+ラインSLG
511 リンク
516 リンク
520 スター+ラインSLG
521 リンク
526 リンク
530 ライン+PtMP(ブロードキャスト/エニーキャスト/ユニキャスト)SLG
531 リンク
536 リンク
540 スター+PtMP(ブロードキャスト/エニーキャスト/ユニキャスト)SLG
541 リンク
546 リンク
700 フォーム
780 列
790 列
800 方法
810 動作
820 動作
830 動作
840 動作
850 動作
900 デバイス
910 処理ユニット
920 記憶媒体
930 通信インタフェース
940 処理バス
950 I/Oデバイス
960 ネットワーク接続性デバイス
970 送受信機
980 アンテナ
1000 流れ図
1010 動作例
1020 動作例
1030 動作例
1040 動作例
1100 方法

Claims (20)

  1. ネットワークにおけるサービス提供のためのトポロジを決定するための方法であって、前記方法は、
    前記サービス提供と関連付けられたサービスレベル記述(SLD)に従ってネットワーク機能(NF)のセットを識別するステップと、
    各識別されたNF、およびNFの前記識別されたセットと関連付けられた順序に従って、サービス・レベル・グラフ(SLG)プリミティブを選択し、前記プリミティブは初期リソースエンティティと終端リソースエンティティとの間のデータフローを定義する、ステップと、
    前記選択されたSLGプリミティブ、および既知の論理トポロジに従って、SLGプリミティブと関連付けられた少なくとも1つのリソースエンティティを前記ネットワーク内の論理ノードにマッピングするステップと、
    を含む、方法。
  2. 顧客から前記SLDを受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記受信されたSLDは、アプリケーション機能をさらに指定する、請求項2に記載の方法。
  4. SLGプリミティブを選択する前記ステップは、前記指定されたアプリケーション機能に従って行われる、請求項3に記載の方法。
  5. NFのセットを識別するステップは、前記SLDからリソースエンティティに関する情報を得るステップを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. SLGプリミティブを選択するステップは、前記SLDに従って行われる、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記リソースエンティティは、エンドユーザデバイスと、顧客エンティティと、複数のプリミティブSLGに結合されたネットワーク内サービス機能(INSF)とを含む一覧表から選択される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記SLGプリミティブを選択するステップは、前記ネットワーク機能の前記順序に従って前記選択されたSLGプリミティブをリンクするステップをさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. SLGプリミティブと関連付けられた少なくとも1つのリソースエンティティを論理ノードにマッピングするステップは、前記選択されたSLGプリミティブと関連付けられた前記リソースエンティティのそれぞれを前記ネットワークと関連付けられたポイント・オブ・プレゼンス(PoP)にマッピングするステップを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記リソースエンティティのそれぞれをPoPにマッピングするステップは、前記ネットワークの既知の論理トポロジに従って行われる、請求項9に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つのリソースエンティティをマッピングするステップは、前記サービス提供の論理トポロジを定義するステップを含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記トポロジを最適化するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記トポロジを最適化するステップは、前記サービスおよび前記ネットワークの少なくとも1つに性能改善を提供することを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記性能改善は、活性ノードの数を削減することと、総トラフィックを増加させることと、最小サービス・トラフィック・レートを増加させることと、コストを削減することと、収益を増加させることと、を含むリストから選択される、請求項13に記載の方法。
  15. 最適化するステップは、
    拡張SFCグラフを構築するステップと、
    最適化問題を定式化するステップと、
    緩和法を通してブートストラップするステップと、
    機能制約条件を適用することによりフィルタ処理するステップと、
    貪欲選択により機能インスタンスを削除するステップと、
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項12から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記機能制約条件は、機能競合制約条件および/または機能グループ化制約条件である、請求項15に記載の方法。
  17. ネットワーク上のサービス提供の前記トポロジを定義するための、ソフトウェア定義トポロジ(SDT)コントローラであって、
    前記ネットワークに接続されたノードに対して受信および送信するためのネットワークインタフェースと、
    プロセッサと、
    前記プロセッサによって実行されるとき、前記SDTコントローラに、
    前記サービス提供と関連付けられたサービスレベル記述(SLD)に従ってネットワーク機能(NF)のセットを識別し、
    各識別されたNF、およびNFの前記識別されたセットと関連付けられた順序に従ってサービス・レベル・グラフ(SLG)プリミティブを選択し、前記プリミティブが初期リソースエンティティと終端リソースエンティティとの間のデータフローを定義し、
    前記選択されたSLGプリミティブ、および既知の論理トポロジに従って、SLGプリミティブと関連付けられた少なくとも1つのリソースエンティティを前記ネットワーク内の論理ノードにマッピングし、
    前記ネットワークインタフェースを介して、前記ネットワーク内の前記論理ノードに命令を送信して、前記関連付けられたリソースエンティティにより定義された機能をインスタンス化する、
    ようにさせる命令を格納するためのメモリと、
    を備えた、ソフトウェア定義トポロジ(SDT)コントローラ。
  18. 前記SLDは、顧客から前記ネットワークインタフェースを介して受信される、請求項17に記載のSDTコントローラ。
  19. 前記SLDは、アプリケーション機能をさらに指定し、前記命令は、前記アプリケーション機能に従ってSLGプリミティブを選択する命令をさらに含む、請求項18に記載のSDTコントローラ。
  20. 少なくとも1つのリソースエンティティをマッピングする前記命令は、前記選択されたSLGプリミティブと関連付けられた前記リソースエンティティのそれぞれを前記ネットワークと関連付けられたポイント・オブ・プレゼンス(PoP)にマッピングする命令を含む、請求項17から19のいずれか一項に記載のSDTコントローラ。
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