本発明の実施形態は通信分野に関し、具体的にはフロントホールトポロジを探索するための方法および装置に関する。
現在、分散型基地局の遠隔無線ユニット(Remote Radio Unit、略して「RRU」、またはRadio Head、略して「RH」)とベースバンドユニット(Base Band Unit、略して「BBU」)とが、通常、光ファイバまたはケーブルを使用することによって物理的に接続され、公衆無線インタフェース(Common Public Radio Interface、略して「CPRI」)プロトコルがサービスに関して使用される。遠隔地に配置されたBBUが、集中機器室において集中して配置され、光ファイバを使用することによって無線周波ユニットに接続される。BBUと無線周波ユニットとの間の距離は、数キロメートル、または数十キロメートルにも延長され得る。この方式は、クリーン、集中処理、協調的無線、およびリアルタイムクラウド無線アクセスネットワーク(Clean、 Centralized processing, Collaborative radio, and real−time Cloud Radio Access Network、略して「CRAN」)と称される。したがって、機器室の需要が減り、ネットワーク配置が容易かつ迅速に実行され得る。
事業者の敷設された光ファイバを使用し、CRAN配置の全体的な費用を低減すべく、事業者は、フロントホール(Fronthaul)に(通常はOTNデバイスである)光伝送デバイスを導入し、局への既存の光ファイバを再利用し、これにより、全体的な費用を低減する。光伝送デバイスは通常二つ一組で配置される。すなわち、1つの光伝送デバイスが局側に配置され、これに対応して、1つの光伝送デバイスが中央機器室に配置される。
伝送デバイスが導入される前、無線周波ユニットとベースバンドユニットとの間のパスは次のようなものである。無線周波ユニット→無線周波ユニットの光モジュール→光ファイバ→ベースバンドユニットの光モジュール→ベースバンドユニット。通信障害が起きたとき、障害が発生した場所が判断される必要があり、遠隔の、段階を踏んだソフトループバック(ループバックの形成のためにはコマンド制御デバイスが使用される)などの障害位置特定手段が通常使用される。これらのオペレーションが実行される前、ループバック点間の接続関係を知っておく必要がある。
伝送デバイスが導入されるので、無線デバイスと伝送デバイスとの間のパスは次のようになる。無線周波ユニット→無線周波ユニットの光モジュール→無線周波側の、フィールド伝送デバイスの光モジュール→フィールド伝送デバイス→ベースバンド側の、フィールド伝送デバイスの光モジュール→光ファイバ→無線周波側の、機器室の伝送デバイスの光モジュール→機器室の伝送デバイス→ベースバンド側の、機器室の伝送デバイスの光モジュール→ベースバンドユニットの光モジュール→ベースバンドユニット。同様に、障害の位置を特定すべく、無線周波ユニットとフィールド伝送デバイスと機器室の伝送デバイスとベースバンドユニットとの間の正確な接続関係を知っておく必要がある。
転送ネットワークデバイスと無線デバイスとの間の、無線または伝送側の運用保守プラットフォームから取得されるポート接続関係は、実際は1つのタイプのFronthaulトポロジ情報である。現在、無線アクセスネットワークと転送ネットワークのどちらも、ベースバンドデバイスおよび無線周波デバイスのインタフェースの完全なトポロジを示す能力を有さない。先行技術が使用された場合、問題は構造図を使用することによってのみ解決され得る。しかしながら、構造図は電子化され得ず、査閲効率が極めて低く、構造図は容易に紛失する場合があり、適時に更新され得ない。その結果、無線周波デバイスに対してループバックオペレーションが実行される必要があるとき、ピアエンドの転送ネットワークポートさえ不明である。同様に、転送ネットワークポートに対してオペレーションが実行される必要があるとき、転送ネットワークポートに接続されている具体的な無線周波デバイスまたはベースバンドデバイスもまた不明である。
加えて、トポロジ接続関係を静的に示すべく、無線アクセスネットワーク側または転送ネットワーク側に構成が追加された場合、ベースバンドデバイスのポートと転送ネットワークデバイスのポートとの間の接続関係が構成される必要がある。既存の問題は、無線デバイスのシステムと転送ネットワークデバイスのシステムとが結合される必要がある点にある。実際はこの構成は実行が困難であり、構成の正確さを継続的に確保するのが困難である。データ構成は、転送ネットワークデバイスおよび無線デバイスについて通常別々に実行されるので、データ構成の人員の協働が、間違いなく大幅にデバイス維持の困難さを増大させる。
トポロジ接続関係の静的構成データが、ネットワークの変更に応じて継続的に維持される必要がある一方で、ネットワークの調整はいつでも起き得、無線デバイスおよび伝送デバイスの両方が頻繁に調整されてよい。継続的な構成および維持オペレーションにおいて、いずれの過失も実際のトポロジおよび構成データの不一致を引き起こし得る。より重要なことに、構成された接続情報の正確さは、デバイスによってチェックされ得ない。これは誤りの特定が困難であることを意味し、ついにはネットワーク障害が起き得る。
本発明の実施形態が、フロントホールトポロジを探索するための方法および装置を提供し、これにより、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報が正確に取得される。
第1態様によると、フロントホールトポロジを探索するための方法が提供される。当該方法は、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスにベースバンドデバイスが送信する段階であって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、段階と、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスが受信する段階であって、宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、段階と、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報をベースバンドデバイスが決定する段階であって、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す、段階と、探索情報をエレメント管理システムEMSにベースバンドデバイスが送信する段階とを備える。
第1態様に関連して、第1態様の一実装例において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含み、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、探索情報は、ベースバンドデバイスのポート情報、第1のポート情報、および第2のポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、探索結果は無線周波デバイスのポート情報を含み、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはベースバンドデバイスのポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、宛先経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、当該方法はさらに、EMSによって送信される指示メッセージをベースバンドデバイスが受信する段階であって、指示メッセージは、送信元経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される、段階を備える。
第2態様によると、フロントホールトポロジを探索するための方法が提供される。当該方法は、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスが受信する段階であって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、段階と、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を第1の転送ネットワークデバイスが記録する段階であって、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す、段階と、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに第1の転送ネットワークデバイスが送信する段階と、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを第1の転送ネットワークデバイスが受信する段階であって、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、宛先経路探索フレームは第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、段階と、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに第1の転送ネットワークデバイスが送信する段階とを備える。
第2態様に関連して、第2態様の一実装例において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含み、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第2態様、および第2態様の前述の実装例に関連して、第2態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはベースバンドデバイスのポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第2態様、および第2態様の前述の実装例に関連して、第2態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはさらに無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
第2態様、および第2態様の前述の実装例に関連して、第2態様の別の実装例において、宛先経路探索フレームは無線周波デバイスのポート情報を保持し、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
第3態様によると、フロントホールトポロジを探索するための方法が提供される。当該方法は、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを転送ネットワークの転送ネットワークデバイスが受信する段階であって、経路探索フレームは無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、段階と、経路探索フレームにしたがって、探索情報をエレメント管理システムEMSに転送ネットワークデバイスが送信する段階であって、探索情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示すために使用される、段階とを備える。
第3態様に関連して、第3態様の一実装例において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または、無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、探索情報は送信ポート情報および転送ネットワークデバイスの入力ポート情報を備え、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備え、受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、探索情報は受信ポート情報を備える。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または、無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
第4態様によると、フロントホールトポロジを探索するための方法が提供される。当該方法は、経路探索フレームを無線送信デバイスが生成する段階であって、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、段階と、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに無線送信デバイスが送信する段階とを備える。
第4態様に関連して、第4態様の一実装例において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または、無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第4態様、および第4態様の前述の実装例に関連して、第4態様の別の実装例において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備え、受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
第4態様、および第4態様の前述の実装例に関連して、第4態様の別の実装例において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または、無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第4態様、および第4態様の前述の実装例に関連して、第4態様の別の実装例において、当該方法はさらに、エレメント管理システムEMSによって送信される指示情報を無線送信デバイスが受信する段階であって、指示情報は、経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される、段階を備える。
第4態様、および第4態様の前述の実装例に関連して、第4態様の別の実装例において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
第5態様によると、ベースバンドデバイスが提供される。ベースバンドデバイスは、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される第1の送信モジュールであって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、第1の送信モジュールと、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信するよう構成される第1の受信モジュールであって、宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、第1の受信モジュールと、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定するよう構成される決定モジュールであって、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す、決定モジュールと、探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成される第2の送信モジュールとを備える。
第5態様に関連して、第5態様の一実装例において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含み、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、探索情報は、ベースバンドデバイスのポート情報、第1のポート情報、および第2のポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、探索結果は無線周波デバイスのポート情報を含み、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはベースバンドデバイスのポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはさらに無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、宛先経路探索フレームはさらに無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、ベースバンドデバイスはさらに、EMSによって送信される指示メッセージを受信するよう構成される第2の受信モジュールであって、指示メッセージは、送信元経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される、第2の受信モジュールを備える。
第6態様によると、ベースバンドデバイスが提供される。当該ベースバンドデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信するよう構成される第1の受信モジュールであって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、第1の受信モジュールと、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録するよう構成される処理モジュールであって、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す、処理モジュールと、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される第1の送信モジュールと、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信するよう構成される第2の受信モジュールであって、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、宛先経路探索フレームは第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、第2の受信モジュールと、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信するよう構成される第2の送信モジュールとを備える。
第6態様に関連して、第6態様の一実装例において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含み、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第6態様、および第6態様の前述の実装例に関連して、第6態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはベースバンドデバイスのポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第6態様、および第6態様の前述の実装例に関連して、第6態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはさらに無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
第6態様、および第6態様の前述の実装例に関連して、第6態様の別の実装例において、宛先経路探索フレームは無線周波デバイスのポート情報を保持し、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
第7態様によると、ベースバンドデバイスが提供される。当該ベースバンドデバイスは、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを受信するよう構成される受信モジュールであって、経路探索フレームは無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、受信モジュールと、経路探索フレームにしたがって探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成される送信モジュールであって、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示すために使用される、送信モジュールとを備える。
第7態様に関連して、第7態様の一実装例において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または、無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、探索情報は、送信ポート情報および転送ネットワークデバイスの入力ポート情報を備え、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを備える。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備え、受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、探索情報は受信ポート情報を備える。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または、無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
第8態様によると、ベースバンドデバイスが提供される。当該ベースバンドデバイスは、経路探索フレームを生成するよう構成される生成モジュールであって、経路探索フレームは無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、生成モジュールと、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される送信モジュールとを備える。
第8態様に関連して、第8態様の一実装例において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または、無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第8態様、および第8態様の前述の実装例に関連して、第8態様の別の実装例において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイス受信ポート情報を備え、受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
第8態様、および第8態様の前述の実装例に関連して、第8態様の別の実装例において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または、無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第8態様、および第8態様の前述の実装例に関連して、第8態様の別の実装例において、無線送信デバイスはさらに、エレメント管理システムEMSによって送信される指示情報を受信するよう構成される受信モジュールであって、指示情報は、経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される、受信モジュールを含む。
第8態様、および第8態様の前述の実装例に関連して、第8態様の別の実装例において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
前述の技術的解決手段に基づいて、本発明の実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法および装置によると、無線送信デバイスはパスを探索するために使用される経路探索フレームを無線受信デバイスに送信し、これにより、経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームを受信する受信ポートを記録し、無線受信デバイスに接続された転送ネットワークデバイスは、送信ポートを記録し、経路探索フレームを無線送信デバイスに返す。次に、無線送信デバイスは、探索結果を無線EMSに報告し得、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがって、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
本発明の実施形態における技術的解決手段をより明確に説明すべく、本発明の実施形態を説明するために必要な添付図面を以下で簡潔に説明する。以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者であれば、創造的な努力なくこれらの添付図面から他の図面をさらに導き出し得ることは明らかである。
本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジの概略図である。
本発明の一実施形態に係る、送信元経路探索の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係る経路探索フレーム方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係る別の経路探索フレームの概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係るさらに別の経路探索フレームの概略フローチャートである。
本発明の別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法の概略フローチャートである。
本発明のさらに別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法の概略フローチャートである。
本発明のさらに別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法の概略フローチャートである。
本発明のさらにまた別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係るベースバンドデバイスの概略ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る第1の転送ネットワークデバイスの概略ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る転送ネットワークデバイスの概略ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る無線送信デバイスの概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係るベースバンドデバイスの概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係る第1の転送ネットワークデバイスの概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係る転送ネットワークデバイスの概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係る無線送信デバイスの概略ブロック図である。
本発明の実施形態における添付図面に関連して、本発明の実施形態における技術的解決手段を以下で明確かつ十分に説明する。説明される実施形態が、本発明の実施形態の全部ではなく一部であることは明らかである。創造的な努力なく本発明の実施形態に基づいて当業者によって取得される他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲内に当然に含まれる。
本発明の実施形態における技術的解決手段は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System of Mobile communication、略して「GSM(登録商標)」)システム、符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、略して「CDMA」)システム、広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access、略して「WCDMA(登録商標)」)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、略して「GPRS」)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略して「LTE」)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略して「FDD」)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、略して「TDD」)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、略して「UMTS」)、および、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、略して「WiMax」)通信システムなどの様々な通信システムに適用され得ることが理解されるべきである。
分散型基地局の無線周波ユニットとベースバンドユニットとは、通常、光ファイバまたはケーブルを使用することによって物理的に接続されており、サービスに関してCPRIプロトコルが使用されているので、敷設された事業者の光ファイバを使用し、CRAN配置の全体的な費用を低減すべく、事業者は、Fronthaulプロセスに(通常はOTNデバイスである)光伝送デバイスを導入し、局への既存の光ファイバを再利用し、これにより、全体的な費用を低減する。
伝送デバイスが導入された後、無線デバイスと伝送デバイスとの間のパスは次のようになる。無線周波ユニット→無線周波ユニットの光モジュール→無線周波側の、フィールド伝送デバイスの光モジュール→フィールド伝送デバイス→ベースバンド側の、フィールド伝送デバイスの光モジュール→光ファイバ→無線周波側の、機器室の伝送デバイスの光モジュール→機器室の伝送デバイス→ベースバンド側の、機器室の伝送デバイスの光モジュール→ベースバンドユニットの光モジュール→ベースバンドユニット。障害の位置を特定すべく、ループバックオペレーションが実行されて、障害がチェックされてよい。この場合、無線周波ユニットとフィールド伝送デバイスと機器室の伝送デバイスとベースバンドユニットとの間の正確な接続関係を知っておく必要がある。したがって、本発明の実施形態は、フロントホールトポロジを探索するための方法および装置を提供する。
具体的には、本発明の実施形態におけるフロントホールトポロジを探索するための方法は、フロントホールトポロジスキャンプロトコル(Fronthaul Topology Scan Protocol、略して「FTSP」)と称されてよい。具体的には、探索方法によると、フロントホールトポロジスキャンプロトコルは、LFTSP(ループバックFTSP)とSFTSP(片方向FTSP)という2つのカテゴリに分割され得る。当該2つのカテゴリの各々の実施形態はさらに、自動オペレーションと手動オペレーションという2つのタイプに分割され得る。すなわち、合計して4つの方法があり、当該4つの方法は、それぞれALFTSP(自動ループバックFTSP)、MLFTSP(手動ループバックFTSP)、ASFTSP(自動片方向FTSP)、およびMSFTSP(手動片方向FTSP)と称されてよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法100の概略フローチャートを示す。方法100はベースバンドデバイスによって実行されてよい。方法100はLFTSP(ループバックFTSP)と称されてよい。図1に示されているように、方法100は以下の段階を備える。
S110.ベースバンドデバイスが、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信する。ここで、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。
S120.ベースバンドデバイスが、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信する。ここで、宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
S130.ベースバンドデバイスが、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定する。ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。
S140.ベースバンドデバイスが、探索情報をエレメント管理システムEMSに送信する。
具体的には、フロントホールトポロジ情報を探索すべく、無線EMSは、トポロジ探索を周期的にまたはランダムに実行するようベースバンドデバイスに命令してよく、転送ネットワークデバイスを使用することによって、送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信するようベースバンドデバイスに命令してよい。ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、送信元経路探索フレームを受信し、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録する。第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって転送され続ける。送信元経路探索フレームが、無線周波デバイスに接続された第2の転送ネットワークデバイスに送信されるとき、第2の転送ネットワークデバイスは送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録する。第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。第1のポート情報および第2のポート情報が送信元経路探索フレームに記録された後、宛先経路探索フレームが形成される。宛先経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによってベースバンドデバイスに返されてよい。ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定する。探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。次に、決定された探索情報は無線EMSに送信され、これにより、無線EMSは、受信された探索情報にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を決定できる。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
S110において、ベースバンドデバイスは送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信する。ここで、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。送信元経路探索フレームは、フロントホール(Fronthaul)トポロジを探索するために、すなわち、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間の具体的な接続関係を探索するために使用される。具体的には、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの任意のポートの接続関係を探索するために使用されてよい。任意選択で、送信元経路探索フレームは、CPRIプロトコルの1つのハイパーフレーム内の制御ワード(control words within one hyperframe)のvendor specificフィールドにおいて定義されてよい。選択されたsubchannel number NsおよびXsは例である。実際は、送信元経路探索フレームは、vendor specificフィールドの任意の位置に配置されてよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備えてよい。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。目標ポートは、ベースバンドデバイスの任意の検出対象のポートであってよい。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1は複数のポートを備えてよく、目標ポートは、例えば、ポート5といったベースバンドデバイスの任意のポートであってよい。送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイス1のポート5を示すポート情報を備えてよく、送信元経路探索フレームは、ポート5と無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を探索するために使用される。図3に示されているように、送信元経路探索フレームは図3に示されていてよく、ベースバンドデバイスのポート情報は、送信元経路探索フレームのFLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスのデバイス識別子と、ベースバンドデバイスの目標ポートのポート番号とを含んでよい。目標ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、ベースバンドデバイスのポート情報はさらに、ベースバンドデバイスのデバイスタイプ、目標ポートのサブラック番号、目標ポートのキャビネット番号、目標ポートのスロット番号、またはベースバンドデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備えてよい。無線周波デバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの検出対象の目標ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを示す。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5が検出される。すなわち、目標ポートはポート5である。目標ポートに対応するポートは、無線周波デバイス1のポート0であってよい。送信元経路探索デバイスは、ベースバンドデバイスの目標ポート5を示すポート情報を備えてよく、さらに、無線周波デバイス1のポート0を示すポート情報を備えてよい。これにより、転送ネットワークのデバイスは、受信された送信元経路探索フレームにしたがって送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信してよい。図3に示されているように、送信元経路探索フレームは図3に示されていてよく、無線周波デバイスのポート情報は、FLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。ここで、無線周波デバイスの受信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイスは、送信元経路探索フレームを転送ネットワークに送信する。任意選択で、例えば無線EMSといった、基地局の管理ツールが指示情報をベースバンドデバイスに送信してよい。指示情報は、送信元経路探索フレームを転送ネットワークに送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される。この方法において、いつでもフロントホールトポロジが探索されてよく、無線EMSは、探索を実行するようベースバンドデバイスに任意の時点で命令する。この方法は、MLFTSP(手動ループバックFTSP)と称されてよい。任意選択で、ベースバンドデバイスは、送信元経路探索フレームを周期的に送信するよう設定されてよい。例えば、ベースバンドデバイスは、5時間ごとに送信元経路探索フレームを送信するよう設定されてよい。この方法は、ALFTSP(自動ループバックFTSP)と称されてよい。本発明はこれに限定されない。
S120において、ベースバンドデバイスは、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信する。宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成される。すなわち、宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に取得される。第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイスは、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスを使用することによって、送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信する。送信元経路探索フレームが第1の転送ネットワークデバイスを通るとき、第1の転送ネットワークデバイスは、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録する。具体的には、送信元経路探索フレームが転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスを通るとき、第1の経路探索フレームを取得すべく、第1の転送ネットワークデバイスの第1のポート情報が記録される。第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスに接続されている。第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。当該入力ポートは、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続されている。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5は送信元経路探索フレームを送信し、第1の転送ネットワークデバイス、すなわち、図2の転送ネットワークデバイス1は、送信元経路探索フレームを受信し、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに入力ポート4のポート情報を記録する。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子と、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートのポート番号とを含んでよい。任意選択で、第1のポート情報はさらに、第1の転送ネットワークデバイスのデバイスタイプ、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているスロットの番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、図3に示されているように、第1のポート情報は探索フィールドに位置付けられてよい。図4は例として使用されてよい。探索フィールドは具体的に、符号化タイプ、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。第1の転送ネットワークデバイスが入力ポートのポート情報を送信元経路探索フレームの探索フィールドに追加した後、第1の経路探索フレームは取得される。第1の経路探索フレームは第1のポート情報を保持する。
本発明の本実施形態において、第1の経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録した後に取得される。第1の経路探索フレームは、次のレベルの転送ネットワークデバイスに送信され続ける。第1の経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、ポート情報を第1の経路探索フレームに追加し続けてよく、例えば、新しい探索フィールドを追加し続け、ポート情報を新しい探索フィールドに追加してよい。ポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスの後に位置付けられる、第1の経路探索フレームが通る各転送ネットワークデバイスのポートのポート情報を含んでよい。任意選択で、転送ネットワークデバイスのエレメント管理システムEMSは転送ネットワークのデバイス間のトポロジについての情報を取得してよいので、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームにポート情報を記録しなくてよく、再書き込みまたは追加をすることなく、受信された第1の経路探索フレームを転送してよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイスは、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスを使用することによって、送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信する。第1の経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録した後に取得される。第1の経路探索フレームは、第1の経路探索フレームが転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信されるまで、転送ネットワークにおいて転送される。第2の転送ネットワークデバイスは無線周波デバイスに直接接続されている。第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを取得すべく、第1の経路探索フレームに第2の転送ネットワークデバイスの第2のポート情報を記録する。第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。出力ポートは、無線周波デバイスの受信ポートに接続されている。例えば、図2に示されているように、無線周波デバイスに接続された転送ネットワークデバイスが転送ネットワークデバイス2である場合、第1の経路探索フレームを受信した後、転送ネットワークデバイス2は第1の経路探索フレームにポート7のポート情報を記録する。ポート7は、無線周波デバイスのポート0に接続されている。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子と、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートのポート番号とを含んでよい。任意選択で、第2のポート情報はさらに、第2の転送ネットワークデバイスのデバイスタイプ、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられてえるキャビネットの番号、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられているスロットの番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、第1の経路探索フレームに新しい探索フィールドが追加されてよい。例えば、図5に示されているように、図5は第2の経路探索フレームを示す。探索フィールド1が、第1のポート情報を保持してよい。第2のポート情報は、新たに追加された探索フィールド2に位置付けられてよい。探索フィールドについては、図4も例として使用されてよい。探索フィールド2は具体的に、符号化タイプ、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。第2の転送ネットワークデバイスが出力ポートのポート情報を第1の経路探索フレームの探索フィールドに追加した後、すなわち、探索フィールドが第1のポート情報および第2のポート情報を含み得て、第2の経路探索フレームは取得される。
本発明の本実施形態において、第1の経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録した後に取得される。第2の経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームの第2のポート情報を記録した後に取得される。この場合、第2の転送ネットワークデバイスの次のレベルのデバイスは無線周波デバイスである。ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持する場合、次のレベルのデバイスが無線周波デバイスであると検出したとき、第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを返してよく、第2の経路探索フレームを宛先経路探索フレームとして決定してよい。宛先経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を備え、宛先経路探索フレームは、転送ネットワークデバイスによる転送の後にベースバンドデバイスに返される。
任意選択で、本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持しているとしても、次のレベルのデバイスが無線周波デバイスであると検出した後、第2の転送ネットワークデバイスは依然として、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよい。あるいは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持しない場合、第2の転送ネットワークデバイスはまた、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよい。無線周波デバイスが第2の経路探索フレームを受信した後、無線周波デバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、第2の経路探索フレームに受信ポートのポート情報を記録する。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。無線周波デバイスの受信ポートは、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートに接続されている。
任意選択で、本発明の本実施形態において、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。無線周波デバイスの受信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、第2の経路探索フレームに新しい探索フィールドが追加されてよい。新たに追加された探索フィールドは、無線周波デバイスのポート情報を記録するために使用される。図6に示されているように、図6は宛先経路探索フレームを示す。宛先経路探索フレームの探索フィールド1が第1のポート情報を保持してよく、第2のポート情報は探索フィールド2に位置付けられてよく、無線周波デバイスの受信ポート情報は、探索フィールド3に追加されてよい。探索フィールド3の具体的な形態については、図4も例として使用されてよい。探索フィールド3は具体的に、符号化タイプ、無線周波デバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。無線周波デバイスの受信ポートのポート情報が第2の経路探索フレームの探索フィールドに追加された後、すなわち、宛先経路探索フレームの探索フィールドが第1のポート情報、第2のポート情報、および無線周波デバイスのポート情報を含み得る。本発明の本実施形態において、無線周波デバイスは、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスを使用することによって、決定された宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに返してよい。
S130において、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定する。ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。具体的には、ベースバンドデバイスは、転送ネットワークから返された宛先経路探索フレーム内の第1のポート情報および第2のポート情報にしたがって、探索情報を決定してよい。探索情報は、ベースバンド無線周波数の目標ポートのポート情報、第1の転送ネットワークデバイスの第1のポート情報、および第2の転送ネットワークデバイスの第2のポート情報を備えてよい。任意選択で、探索情報はさらに、ベースバンドデバイスに対応する無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を備えてよい。
S140において、ベースバンドデバイスは探索情報をエレメント管理システムEMSに送信し、これにより、EMSは、探索情報にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を決定してよい。具体的には、EMSは、ベースバンドデバイスおよび無線周波デバイスに接続された無線EMSであってよい。無線EMSは、探索情報を受信し、探索情報内のベースバンドデバイスの目標ポートのポート情報、第1のポート情報、第2のポート情報、および無線周波デバイスの受信ポートのポート情報にしたがって、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続され、第2の転送ネットワークデバイスの入力ポートが無線周波デバイスに接続されていると決定してよい。無線EMSは、少なくとも1つのベースバンドデバイスの複数のポートの探索情報を受信し、各ポートの探索情報にしたがって、各ポートと、対応する転送ネットワークデバイスと、無線周波デバイスとの間の接続関係を決定し、当該接続関係にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークデバイスと無線周波デバイスと間のトポロジについての情報を決定してよい。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
前述のものは、図1から図6に関連してベースバンドデバイスの観点から、本発明の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法を詳細に説明したものである。以下では、図7に関連して転送ネットワークデバイスの観点から、本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法を説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法200の概略フローチャートを示す。方法200は、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスによって実行されてよい。ここで、第1の転送ネットワークデバイスはベースバンドデバイスに接続されている。図7に示されているように、方法200は以下の段階を含む。
S210.転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスが、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信する。ここで、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。
S220.第1の経路探索フレームを取得すべく、第1の転送ネットワークデバイスが、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録する。ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。
S230.第1の転送ネットワークデバイスが、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信する。
S240.第1の転送ネットワークデバイスが、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信する。ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、宛先経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
S250.第1の転送ネットワークデバイスが、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信する。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信し、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。このようにして、ループバックオペレーションを実行することによって、フロントホール部分において障害検出が容易に実行され得る。
S210において、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信する。送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスと転送ネットワークデバイスと無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を探索するために使用される。具体的には、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの任意のポートの接続関係を探索するために使用されてよい。任意選択で、送信元経路探索フレームは、CPRIプロトコルの1つのハイパーフレーム内の制御ワード(control words within one hyperframe)のvendor specificフィールドにおいて定義されてよい。選択されたsubchannel number NsおよびXsは例である。実際は、送信元経路探索フレームは、vendor specificフィールドの任意の位置に配置されてよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備えてよい。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。目標ポートは、ベースバンドデバイスの任意の検出対象のポートであってよい。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1は複数のポートを備えてよく、目標ポートは、例えば、ポート5といったベースバンドデバイスの任意のポートであってよい。送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイス1のポート5を示すポート情報を備えてよく、送信元経路探索フレームは、ポート5と無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を探索するために使用される。図3に示されているように、送信元経路探索フレームは図3に示されていてよく、ベースバンドデバイスのポート情報は、送信元経路探索フレームのFLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスのデバイス識別子と、ベースバンドデバイスの目標ポートのポート番号とを含んでよい。目標ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、ベースバンドデバイスのポート情報はさらに、ベースバンドデバイスのデバイスタイプ、目標ポートのサブラック番号、目標ポートのキャビネット番号、目標ポートのスロット番号、またはベースバンドデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備えてよい。無線周波デバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの検出対象の目標ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを示す。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5が検出される。すなわち、目標ポートはポート5である。目標ポートに対応するポートは、無線周波デバイス1のポート0であってよい。送信元経路探索デバイスは、ベースバンドデバイスの目標ポート5を示すポート情報を備えてよく、さらに、無線周波デバイス1のポート0を示すポート情報を備えてよい。これにより、転送ネットワークのデバイスは、受信された送信元経路探索フレームにしたがって送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信してよい。図3に示されているように、送信元経路探索フレームは図3に示されていてよく、無線周波デバイスのポート情報は、FLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。ここで、無線周波デバイスの受信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
S220において、第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録する。ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。具体的には、送信元経路探索フレームが転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスを通るとき、第1の経路探索フレームを取得すべく、第1の転送ネットワークデバイスの第1のポート情報が記録される。第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスに接続されている。第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。当該入力ポートは、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続されている。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5は送信元経路探索フレームを送信し、第1の転送ネットワークデバイス、すなわち、図2の転送ネットワークデバイス1は、送信元経路探索フレームを受信し、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに入力ポート4のポート情報を記録する。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子と、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートのポート番号とを含んでよい。任意選択で、第1のポート情報はさらに、第1の転送ネットワークデバイスのデバイスタイプ、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているスロットの番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、図3に示されているように、第1のポート情報は探索フィールドに位置付けられてよい。図4は例として使用されてよい。探索フィールドは具体的に、符号化タイプ、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。第1の転送ネットワークデバイスが入力ポートのポート情報を送信元経路探索フレームの探索フィールドに追加した後、第1の経路探索フレームは取得される。第1の経路探索フレームは第1のポート情報を保持する。
S230において、第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信し、これにより、第2の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録する。第2の転送ネットワークデバイスは無線周波デバイスに接続されている。第2のポート情報は、無線周波デバイスに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
本発明の本実施形態において、第1の経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録した後に取得される。第1の経路探索フレームは、次のレベルの転送ネットワークデバイスに送信され続けてよい。第1の経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、ポート情報を第1の経路探索フレームに追加し続けてよく、例えば、新しい探索フィールドを追加し続け、ポート情報を新しい探索フィールドに追加してよい。ポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスの後に位置付けられる、第1の経路探索フレームが通る各転送ネットワークデバイスのポートのポート情報を含んでよい。任意選択で、転送ネットワークデバイスのエレメント管理システムEMSは転送ネットワークのデバイス間のトポロジについての情報を取得してよいので、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームにポート情報を記録しなくてよく、再書き込みまたは追加をすることなく、受信された第1の経路探索フレームを転送してよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
S240において、第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信する。宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成される。ここで、宛先経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
本発明の本実施形態において、第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを次のレベルの転送ネットワークデバイスに送信する。第1の経路探索フレームは、第1の経路探索フレームが転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信されるまで、一回または複数回転送ネットワークにおいて転送される。第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに直接接続されている。第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを取得すべく、第1の経路探索フレームに第2の転送ネットワークデバイスの第2のポート情報を記録する。第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。出力ポートは、無線周波デバイスの受信ポートに接続されている。例えば、図2に示されているように、無線周波デバイスに接続された転送ネットワークデバイスが転送ネットワークデバイス2である場合、第1の経路探索フレームを受信した後、転送ネットワークデバイス2は第1の経路探索フレームにポート7のポート情報を記録する。ポート7は、無線周波デバイスのポート0に接続されている。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子と、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートのポート番号とを含んでよい。任意選択で、第2のポート情報はさらに、第2の転送ネットワークデバイスのデバイスタイプ、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられてえるキャビネットの番号、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられているスロットの番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、第1の経路探索フレームに新しい探索フィールドが追加されてよい。例えば、図5に示されているように、図5は第2の経路探索フレームを示す。探索フィールド1が、第1のポート情報を保持してよい。第2のポート情報は、新たに追加された探索フィールド2に位置付けられてよい。探索フィールドについては、図4も例として使用されてよい。探索フィールド2は具体的に、符号化タイプ、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。第2の転送ネットワークデバイスが出力ポートのポート情報を第1の経路探索フレームの探索フィールドに追加した後、すなわち、探索フィールドが第1のポート情報および第2のポート情報を含み得て、第2の経路探索フレームは取得される。
本発明の本実施形態において、第2の経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に取得される。この場合、第2の転送ネットワークデバイスの次のレベルのデバイスは無線周波デバイスである。ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持する場合、次のレベルのデバイスが無線周波デバイスであると検出したとき、第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを返してよく、第2の経路探索フレームを宛先経路探索フレームとして決定してよい。宛先経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を備え、宛先経路探索フレームは、転送ネットワークデバイスによる転送の後にベースバンドデバイスに返される。
任意選択で、本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持しているとしても、次のレベルのデバイスが無線周波デバイスであると検出した後、第2の転送ネットワークデバイスは依然として、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよい。あるいは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持しない場合、第2の転送ネットワークデバイスはまた、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよい。無線周波デバイスが第2の経路探索フレームを受信した後、無線周波デバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、第2の経路探索フレームに受信ポートのポート情報を記録する。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。無線周波デバイスの受信ポートは、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートに接続されている。
任意選択で、本発明の本実施形態において、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。無線周波デバイスの受信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、第2の経路探索フレームに新しい探索フィールドが追加されてよい。新たに追加された探索フィールドは、無線周波デバイスのポート情報を記録するために使用される。図6に示されているように、図6は宛先経路探索フレームを示す。宛先経路探索フレームの探索フィールド1が第1のポート情報を保持してよく、第2のポート情報は探索フィールド2に位置付けられてよく、無線周波デバイスの受信ポート情報は、探索フィールド3に追加されてよい。探索フィールド3の具体的な形態については、図4も例として使用されてよい。探索フィールド3は具体的に、符号化タイプ、無線周波デバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。無線周波デバイスの受信ポートのポート情報が第2の経路探索フレームの探索フィールドに追加された後、すなわち、宛先経路探索フレームの探索フィールドが第1のポート情報、第2のポート情報、および無線周波デバイスのポート情報を含み得る。本発明の本実施形態において、無線周波デバイスは、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスを使用することによって、決定された宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに返してよい。
S250において、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定してよい。探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。ベースバンドデバイスは、探索情報を無線EMSに送信し、これにより、EMSは、探索情報にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を決定できる。
前述のプロセスの順序番号は、本発明の実施形態における実行順序を意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行順序は、プロセスの機能および内部ロジックに応じて決定されるべきであるが、本発明の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定にもなるべきではない。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信し、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
以下では、具体的な実施形態を例として使用することによって、本発明の実施形態におけるフロントホールトポロジを探索するための方法を詳細に説明する。図8に示されているように、図8は、本発明のさらに別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法を示す。
S301において、無線EMSが、パス、および、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジについての探索情報を探索するようベースバンドデバイスに命令する。任意選択で、無線EMSは、検出を周期的に実行するようベースバンドデバイスを設定してよい、または検出を実行するようベースバンドデバイスをランダムに触発してよい。本発明はこれに限定されない。
S302において、ベースバンドデバイスは、転送ネットワークを使用することによって、命令にしたがって、送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信する。具体的には、ベースバンドデバイスは、目標ポートを使用することによって、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信する。送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備えてよい。ポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。送信元経路探索フレームは、目標ポートを介したベースバンドデバイスから無線周波デバイスへのパスを探索するために使用される。任意選択で、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備えてよい。無線周波デバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
S303において、第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信し、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録する。ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、第1のポート情報を第2の転送ネットワークデバイスに送信する。第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。任意選択で、第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークのデバイスであり、第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークのデバイスである。さらに、第1の転送ネットワークデバイスと第2の転送ネットワークデバイスとの間に、転送ネットワークの1または複数の他の転送ネットワークデバイスが存在してよい。この場合、別の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索に記録されてよく、または、別の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームに記録されなくてよい。加えて、ベースバンドデバイスから無線周波デバイスへのパスは、第1の転送ネットワークデバイスおよび第2の転送ネットワークデバイスのみを通ってよい。第1の転送ネットワークデバイスおよび第2の転送ネットワークデバイスは、同一の転送ネットワークデバイスであってよい。本発明はこれに限定されない。
S304において、第2の転送ネットワークデバイスが、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される第1の経路探索フレームを受信し、第2の経路探索フレームを取得すべく、第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録してよい。ここで、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。任意選択で、第2の転送ネットワークデバイスは、決定された第2の経路探索フレームを宛先経路探索フレームとして決定してよく、S306が実行される。第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよく、S305およびS307が実行される。
具体的には、例えば、S302においてベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスのポート情報を保持しないとき、S304において、第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよく、これにより、無線周波デバイスの関連する情報が記録され続ける。任意選択で、S302においてベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスのポート情報を保持するとき、第2の経路探索フレームを決定した後、第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けるのではなく、S306を実行してよい、すなわち、第2の経路探索フレームをベースバンドデバイスに返してよい。
S305において、第2の転送ネットワークデバイスは第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信する。ここで、第2の経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を備える。
S306において、第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを宛先経路探索フレームとして決定し、ここで、宛先経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2の転送ネットワークデバイスは、再度転送ネットワークを使用することによって、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに返し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定する。
S307において、第2の経路探索フレームを受信した後、無線周波デバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を第2の経路探索フレームに追加してよい。ここで、当該受信ポートは、転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートに接続されており、無線周波デバイスの受信ポートは、ベースバンドデバイスの目標ポートに対応している。無線周波デバイスは、転送ネットワーク使用することによって、決定された宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに返し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定する。
S308において、ベースバンドは宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、S306において第2の転送ネットワークデバイスによって返されてよく、または、S307において無線周波デバイスによって返されてよく、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。ベースバンドデバイスは、探索情報を無線エレメント管理システムEMSに送信し、これにより、無線EMSは、受信された探索情報にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を決定する。
任意選択で、無線EMSは複数の探索情報を受信してよく、複数の探索情報は、異なるベースバンドデバイス/異なるポートに特有のものである。この場合、無線EMSは、複数の探索情報にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジ全体についての情報を決定してよい。
前述のプロセスの順序番号は、本発明の実施形態における実行順序を意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行順序は、プロセスの機能および内部ロジックに応じて決定されるべきであるが、本発明の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定にもなるべきではない。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図9は、本発明のさらに別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法400の概略フローチャートを示す。方法400は、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスによって実行されてよい。方法400は、SFTSP(片方向FTSP)と称されてよい。図9に示されているように、方法400は以下の段階を備える。
S410.転送ネットワークの転送ネットワークデバイスが、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを受信する。ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す。
S420.転送ネットワークデバイスが、経路探索フレームにしたがって、探索情報をエレメント管理システムEMSに送信する。ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示すために使用される。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスが、経路探索フレームをベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスに接続された転送ネットワークデバイスに送信してよく、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
S410において、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを受信し、ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す。具体的には、無線送信デバイスがベースバンドデバイスであり、かつ、対応する無線受信デバイスが無線周波デバイスである場合、経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスであってよい。例えば、図2に示されているように、第1の転送ネットワークデバイスは転送ネットワークデバイス1である。同様に、無線送信デバイスが無線周波デバイスであり、対応する無線受信デバイスがベースバンドデバイスである場合、経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスであってよい。例えば、図2に示されているように、第2の転送ネットワークデバイスは転送ネットワークデバイス2である。
説明のために、以下では、無線送信デバイスがベースバンドデバイスである例を使用する。第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される経路探索フレームを受信する。ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。任意選択で、経路探索フレームは、CPRIプロトコルの1つのハイパーフレーム内の制御ワード(control words within one hyperframe)のvendor specificフィールドにおいて定義されてよい。選択されたsubchannel number NsおよびXsは例である。実際は、送信元経路探索フレームは、vendor specificフィールドの任意の位置に配置されてよい。本発明はこれに限定されない。
具体的には、本発明の本実施形態において、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備えてよい。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの送信ポートを示す。送信ポートは、ベースバンドデバイスの任意の検出対象のポートであってよい。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1は複数のポートを備えてよく、送信ポートは、例えば、ポート5といったベースバンドデバイスの任意のポートであってよい。経路探索フレームは、ベースバンドデバイス1のポート5を示すポート情報を備えてよい。これに対応して、ポート5と無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報が、経路探索フレームにしたがって取得されてよい。図3に示されているように、経路探索フレームは図3に示されていてよく、ベースバンドデバイスのポート情報は、経路探索フレームの探索フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスのデバイス識別子とベースバンドデバイスの送信ポートのポート番号とを含んでよく、ここで送信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、ベースバンドデバイスのポート情報はさらに、ベースバンドデバイスのデバイスタイプ、送信ポートのサブラック番号、送信ポートのキャビネット番号、送信ポートのスロット番号、またはベースバンドデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、経路探索フレームはさらに、対応する無線受信端のポート情報を備えてよい、すなわち、対応する無線周波デバイスのポート情報を備えてよい。無線周波デバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの検出対象の送信ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを示す。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5が検出される。すなわち、送信ポートはポート5である。送信ポートに対応するポートは、無線周波デバイス1のポート0であってよい。経路探索デバイスは、ベースバンドデバイスの送信ポート5を示すポート情報を備えてよく、さらに無線周波デバイス1のポート0を示すポート情報を備えてよく、これにより、転送ネットワークのデバイスは、ベースバンドデバイスの送信ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを、受信された経路探索フレームにしたがって決定してよい。図3に示されているように、経路探索フレームは図3に示されていてよく、無線周波デバイスのポート情報は、FLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。あるいは、図4に示されているように、無線送信デバイスのポート情報および無線受信デバイスのポート情報は、それぞれ探索フィールド1および探索フィールド2に位置付けられる。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。ここで、無線周波デバイスの受信ポートはポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
本発明の本実施形態において、無線送信デバイスがベースバンドデバイスであるとき、第1の転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームを受信する。経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの送信ポートのポート情報を備え、任意選択で、さらに受信端の無線周波デバイスの受信ポート情報を備えてよい。無線送信デバイスが無線周波デバイスであるとき、第2の転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームを受信する。経路探索フレームは、無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備え、任意選択で、さらに受信端のベースバンドデバイスの受信ポート情報を備えてよい。
S420において、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をエレメント管理システムEMSに送信する。探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示すために使用される。具体的には、経路探索フレームは、無線送信端のポート情報を備えるので、経路探索フレームを受信した後、転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイスの受信ポートのポート情報と無線送信端のポート情報とをEMSに送信してよく、これにより、EMSは、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていると決定する。任意選択で、経路探索フレームがさらに無線受信デバイスの受信ポートのポート情報を備えるとき、転送ネットワークデバイスはまた、無線受信デバイスの受信ポートのポート情報をEMSに送信してよく、これにより、EMSは、無線送信端と転送ネットワークデバイスと無線受信端との間のトポロジについての情報を決定できる。
具体的には、探索情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートのポート情報を備えてよい。図2に示されているように、例えば、無線送信デバイスがベースバンドデバイス1である場合、経路探索フレームを受信する対応する転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイス1であり、転送ネットワークデバイス1によって送信される探索情報は、転送ネットワークデバイス1のポート4のポート情報を備えてよい。具体的には、ポート情報は、転送ネットワークデバイスのデバイス識別子と転送ネットワークデバイスの入力ポートのポート番号、すなわち、ポート4のポート番号とを備えてよい。任意選択で、ポート情報はさらに、転送ネットワークデバイスのデバイスタイプ、転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているスロットの番号、または、転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
本発明の本実施形態において、転送ネットワークデバイスは、探索情報をEMSに送信する。任意選択で、EMSは転送ネットワークEMSであってよい。転送ネットワークEMSは、受信された探索情報にしたがって、無線送信デバイスと転送ネットワークデバイスと無線受信デバイスとの間のトポロジについての情報を決定してよい。具体的には、例えば、転送ネットワークデバイスによってEMSに送信される探索情報が、無線送信デバイスの送信ポートのポート情報と転送ネットワークデバイスの入力ポートのポート情報とを含む場合、EMSは、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていると決定してよい。探索情報がさらに無線受信デバイスの受信ポートについての情報を含む場合、EMSは、無線送信デバイスと転送ネットワークデバイスと無線受信デバイスとの間のトポロジについての情報を決定してよい。
具体的には、例えば、図2に示されているように、転送ネットワークEMSは、ベースバンドデバイス1のポート5が転送ネットワークデバイス1のポート4に接続されていると、転送ネットワークデバイス1によって送信される探索情報にしたがって決定してよく、無線周波デバイス1のポート0が転送ネットワークデバイス2のポート7に接続されていると、転送ネットワークデバイス2によって送信される探索情報にしたがって決定してよい。次に、転送ネットワークEMSは、ベースバンドデバイス1のポート5が、無線周波デバイス1のポート0に対応しているという事実によって、1つのトポロジ情報、すなわち、転送ネットワークデバイス1のポート4を介したベースバンドデバイス1のポート5から転送ネットワークデバイス1へのパス、転送ネットワークを介した転送ネットワークデバイス1から転送ネットワークデバイス2へのパス、および最後に、転送ネットワークデバイス2のポート7から無線周波デバイス1のポート0へのパスを学習し得る。任意選択で、転送ネットワークEMSは、ベースバンドデバイス1のポート5が無線周波デバイス1のポート0に対応していると、転送ネットワークデバイスによって送信される探索情報にしたがって、または、格納されたデータにしたがって学習し得る。本発明はこれに限定されない。
本発明の本実施形態において、転送ネットワークEMSは探索情報を取得し、トポロジ情報を決定してよい。トポロジ情報は、転送ネットワークEMSに格納されてよく、または、トポロジ情報は、無線EMSに送信されてよい。任意選択で、転送ネットワークEMSは、探索情報を無線EMSに送信してよく、無線EMSはトポロジ情報を決定する。本発明はこれに限定されない。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信してよく、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示される送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図10は、本発明のさらにまた別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法500の概略フローチャートを示す。方法500は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスによって実行されてよい。方法500はまた、SFTSP(片方向FTSP)と称されてよい。図10に示されているように、方法500は以下の段階を備える。
S510.無線送信デバイスが、経路探索フレームを生成する。ここで、経路探索フレームは無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す。
S520.無線送信デバイスが、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信する。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信してよく、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示される送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポートの間の接続関係を決定できる。
S510において、無線送信デバイスは、経路探索フレームを生成する。経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す。任意選択で、経路探索はさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスのポート情報を備えてよい。具体的には、無線送信デバイスがベースバンドデバイスである場合、対応する無線受信デバイスは無線周波デバイスである。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1は無線周波デバイス1に対応している。同様に、ここでの無線送信デバイスが無線周波デバイスである場合、対応する無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。例えば、図2に示されているように、無線周波デバイス3はベースバンドデバイス2に対応している。
説明のために、以下では、無線送信デバイスがベースバンドデバイスである例を使用する。生成された経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。任意選択で、経路探索フレームは、CPRIプロトコルの1つのハイパーフレーム内の制御ワード(control words within one hyperframe)のvendor specificフィールドにおいて定義されてよい。選択されたsubchannel number NsおよびXsは例である。実際は、送信元経路探索フレームは、vendor specificフィールドの任意の位置に配置されてよい。本発明はこれに限定されない。
具体的には、本発明の本実施形態において、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備えてよい。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの送信ポートを示す。送信ポートは、ベースバンドデバイスの任意の検出対象のポートであってよい。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1は複数のポートを備えてよく、送信ポートは、例えば、ポート5といったベースバンドデバイスの任意のポートであってよい。経路探索フレームは、ベースバンドデバイス1のポート5を示すポート情報を備えてよい。これに対応して、ポート5と無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報が、経路探索フレームにしたがって取得されてよい。図3に示されているように、経路探索フレームは図3に示されていてよく、ベースバンドデバイスのポート情報は、経路探索フレームの探索フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスのデバイス識別子とベースバンドデバイスの送信ポートのポート番号とを含んでよく、ここで送信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、ベースバンドデバイスのポート情報はさらに、ベースバンドデバイスのデバイスタイプ、送信ポートのサブラック番号、送信ポートのキャビネット番号、送信ポートのスロット番号、またはベースバンドデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、経路探索フレームはさらに、対応する無線受信端のポート情報を備えてよい、すなわち、対応する無線周波デバイスのポート情報を備えてよい。無線周波デバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの検出対象の送信ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを示す。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5が検出される。すなわち、送信ポートはポート5である。送信ポートに対応するポートは、無線周波デバイス1のポート0であってよい。経路探索デバイスは、ベースバンドデバイスの送信ポート5を示すポート情報を備えてよく、さらに無線周波デバイス1のポート0を示すポート情報を備えてよく、これにより、転送ネットワークのデバイスは、ベースバンドデバイスの送信ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを、受信された経路探索フレームにしたがって決定してよい。図3に示されているように、経路探索フレームは図3に示されていてよく、無線周波デバイスのポート情報は、FLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。あるいは、図4に示されているように、無線送信デバイスのポート情報および無線受信デバイスのポート情報は、それぞれ探索フィールド1および探索フィールド2に位置付けられる。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。ここで、無線周波デバイスの受信ポートはポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
S520において、無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信し、これにより、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報を決定し、探索情報をEMSに送信してトポロジ情報を決定する。具体的に、無線送信デバイスがベースバンドデバイスであるとき、第1の転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームを受信する。経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの送信ポートのポート情報を含み、任意選択で、さらに無線受信デバイスの受信ポート情報、すなわち、無線周波デバイスの受信ポート情報を備えてよい。無線送信デバイスが無線周波デバイスであるとき、第2の転送ネットワークデバイスが経路探索フレームを受信してよい。経路探索フレームは、無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備え、任意選択で、さらに無線受信デバイスの受信ポート情報、すなわち、ベースバンドデバイスの受信ポート情報を備えてよい。
本発明の本実施形態において、無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークに送信する。任意選択で、例えば無線EMSといった、基地局の管理ツールが指示情報を無線送信デバイスに送信してよい。指示情報は、経路探索フレームを転送ネットワークに送信するよう無線送信デバイスに命令するために使用される。この方法において、いつでもフロントホールトポロジが探索されてよく、無線EMSは、探索を実行するよう無線送信デバイスに任意の時点で命令する。この方法は、MSFTSP(手動片方向FTSP)と称されてよい。任意選択で、無線送信デバイスは、経路探索フレームを周期的に送信するよう設定されてよい。例えば、フロントホールトポロジを探索すべく、ベースバンドデバイスおよび無線周波デバイスは、5時間ごとに経路探索フレームを送信するよう設定されてよい。この方法は、ASFTSP(自動片方向FTSP)と称されてよい。本発明はこれに限定されない。
前述のプロセスの順序番号は、本発明の実施形態における実行順序を意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行順序は、プロセスの機能および内部ロジックに応じて決定されるべきであるが、本発明の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定にもなるべきではない。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信してよく、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示される送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
前述のものは、図1から図10に関連して、本発明の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法を詳細に説明したものである。以下では、図11から図18に関連して、本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための装置を説明する。
図11は、本発明の一実施形態に係るベースバンドデバイスの概略ブロック図を示す。図11に示されているように、本発明の本実施形態に係るベースバンドデバイス600は、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される第1の送信モジュール610であって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、第1の送信モジュール610と、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信するよう構成される第1の受信モジュール620であって、宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、第1の受信モジュール620と、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定するよう構成される決定モジュール630であって、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す、決定モジュール630と、探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成される第2の送信モジュール640とを備える。
したがって、本発明の本実施形態のベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、探索情報は、ベースバンドデバイスのポート情報、第1のポート情報、および第2のポート情報を含む。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、探索結果は、無線周波デバイスのポート情報を含む。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備える。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備える。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、宛先経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備える。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイス600はさらに、EMSによって送信される指示メッセージを受信するよう構成される第2の受信モジュールを備えてよい。指示メッセージは、送信元経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される。
本発明の本実施形態に係るベースバンドデバイス600は、本発明の実施形態の方法100を実行するよう対応して構成されてよく、ベースバンドデバイス600のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図1から図6における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態のベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図12は、本発明の一実施形態に係る第1の転送ネットワークデバイスの概略ブロック図を示す。図12に示されているように、本発明の本実施形態に係る転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイス700は、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信するよう構成される第1の受信モジュール710であって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、第1の受信モジュール710と、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録するよう構成される処理モジュール720であって、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す、処理モジュール720と、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される第1の送信モジュール730と、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信するよう構成される第2の受信モジュール740であって、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、宛先経路探索フレームは第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、第2の受信モジュール740と、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信するよう構成される第2の送信モジュール750とを備える。
したがって、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信した後、本発明の本実施形態の転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。このようにして、ループバックオペレーションを実行することによって、フロントホール部分において障害検出が容易に実行され得る。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備える。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備える。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、宛先経路探索フレームは、無線周波デバイスのポート情報を保持する。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
本発明の本実施形態に係る第1の転送ネットワークデバイス700は、本発明の実施形態の方法200を実行するよう対応して構成されてよく、第1の転送ネットワークデバイス700のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図7の方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信した後、本発明の本実施形態の転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。このようにして、ループバックオペレーションを実行することによって、フロントホール部分において障害検出が容易に実行され得る。
図13は、本発明の一実施形態に係る転送ネットワークデバイスの概略ブロック図を示す。図13に示されているように、本発明の本実施形態に係る転送ネットワークデバイス800は、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを受信するよう構成される受信モジュール810であって、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、受信モジュール810と、経路探索フレームにしたがって探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成される送信モジュール820であって、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示すために使用される、送信モジュール820とを備える。
したがって、本発明の本実施形態の転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイスに接続されたベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスによって送信される経路探索フレームを受信し、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。また、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、探索情報は、送信ポート情報と転送ネットワークデバイスの入力ポート情報とを含む。入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備える。受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、探索情報は受信ポート情報を含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または、無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
本発明の本実施形態に係る転送ネットワークデバイス800は、本発明の実施形態の方法400を実行するよう対応して構成されてよく、転送ネットワークデバイス800のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図9における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態の転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイスに接続されたベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスによって送信される経路探索フレームを受信し、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図14は、本発明の一実施形態に係る無線送信デバイスの概略ブロック図を示す。図14に示されているように、本発明の本実施形態に係る無線送信デバイス900は、経路探索フレームを生成するよう構成される生成モジュール910であって、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、生成モジュール910と、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される送信モジュール920とを備える。
したがって、本発明の本実施形態の無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示された送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備える。受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、無線送信デバイスはさらに、エレメント管理システムEMSによって送信される指示情報を受信するよう構成される受信モジュールであって、指示情報は、経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される、受信モジュールを備える。
任意選択で、本発明の本実施形態において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または、無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
本発明の本実施形態に係る無線送信デバイス900は、本発明の実施形態の方法500を実行するよう対応して構成されてよく、無線送信デバイス900のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図10における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態の無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示された送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図15に示されているように、本発明の一実施形態が、さらにベースバンドデバイス1000を提供する。ベースバンドデバイス1000は、プロセッサ1010とメモリ1020と送受信機1030とバスシステム1040とを備える。プロセッサ1010とメモリ1020と送受信機1030とは、バスシステム1040を使用することによって接続される。メモリ1020は、命令を格納するよう構成される。プロセッサ1010は、メモリ1020に格納された命令を実行するよう構成され、これにより、信号を受信および送信するよう送受信機1030を制御する。プロセッサ1010は、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される。ここで、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。送受信機1030は、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信するよう構成される。宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成される。第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。プロセッサ1010は、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定するよう構成される。探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。送受信機1030は、探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成される。
したがって、本発明の本実施形態のベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
本発明の本実施形態において、プロセッサ1010は中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよく、または、プロセッサ1010は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または同様のものであってよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサ、または同様のものであってよい。
メモリ1020は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1010に提供する。メモリ1020の一部がさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1020はさらに、デバイスタイプ情報を格納してよい。
データバスに加えて、バスシステム1040はさらに、電力バス、制御バス、状態信号バス、および同様のものを含んでよい。しかしながら、説明を明確にするために、様々なタイプのバスがバスシステム1040として図中に示されている。
実装プロセスにおいて、プロセッサ1010におけるハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェア形態の命令を使用することによって、前述の方法の段階が完了されてよい。本発明の実施形態に関連して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了されてよく、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当該分野における成熟した記憶媒体に位置付けられてよい。記憶媒体は、メモリ1020に位置付けられてよい。プロセッサ1010は、メモリ1020内の情報を読み出し、プロセッサ1010のハードウェアと組み合わせて前述の方法の段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
任意選択で、一実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、探索情報は、ベースバンドデバイスのポート情報、第1のポート情報、および第2のポート情報を含む。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、探索結果は、無線周波デバイスのポート情報を含む。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備える。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備える。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、宛先経路探索フレームは、さらに無線周波デバイスのポート情報を含む。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、送受信機1030はさらに、EMSによって送信される指示メッセージを受信するよう構成される。指示メッセージは、送信元経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される。
本発明の本実施形態に係るベースバンドデバイス1000は、本発明の実施形態のベースバンドデバイス600に対応していてよく、本発明の実施形態に係る方法100を実行する対応する実行体に対応していてよく、ベースバンドデバイス1000のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図1における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態のベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図16に示されているように、本発明の一実施形態がさらに、第1の転送ネットワークデバイス1100を提供する。第1の転送ネットワークデバイス1100は、プロセッサ1110とメモリ1120と送受信機1130とバスシステム1140とを備える。プロセッサ1110とメモリ1120と送受信機1130とは、バスシステム1140を使用することによって接続される。メモリ1120は、命令を格納するよう構成される。プロセッサ1110は、メモリ1120に格納された命令を実行するよう構成され、これにより、信号を受信および送信するよう送受信機1130を制御する。送受信機1130は、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信するよう構成される。ここで、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。プロセッサ1110は、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録するよう構成される。ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。送受信機1130は、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信し、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信するよう構成される。ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、宛先経路探索フレームは第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
したがって、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信した後、本発明の本実施形態の転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。このようにして、ループバックオペレーションを実行することによって、フロントホール部分において障害検出が容易に実行され得る。
本発明の本実施形態において、プロセッサ1110は中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよく、または、プロセッサ1110は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または同様のものであってよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサ、または同様のものであってよい。
メモリ1120は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1110に提供する。メモリ1120の一部がさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1120はさらに、デバイスタイプ情報を格納してよい。
データバスに加えて、バスシステム1140はさらに、電力バス、制御バス、状態信号バス、および同様のものを含んでよい。しかしながら、説明を明確にするために、様々なタイプのバスがバスシステム1140として図中に示されている。
実装プロセスにおいて、プロセッサ1110におけるハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェア形態の命令を使用することによって、前述の方法の段階が完了されてよい。本発明の実施形態に関連して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了されてよく、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当該分野における成熟した記憶媒体に位置付けられてよい。記憶媒体は、メモリ1120に位置付けられてよい。プロセッサ1110は、メモリ1120内の情報を読み出し、プロセッサ1110のハードウェアと組み合わせて前述の方法の段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
任意選択で、一実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備える。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備える。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、宛先経路探索フレームは、無線周波デバイスのポート情報を保持する。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
本発明の本実施形態に係る第1の転送ネットワークデバイス1100は、本発明の実施形態の第1の転送ネットワークデバイス700に対応していてよく、本発明の実施形態に係る方法200を実行する対応する実行体に対応していてよく、第1の転送ネットワークデバイス1100のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図7における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信した後、本発明の本実施形態の転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。このようにして、ループバックオペレーションを実行することによって、フロントホール部分において障害検出が容易に実行され得る。
図17に示されているように、本発明の一実施形態が、さらに転送ネットワークデバイス1200を提供する。転送ネットワークデバイス1200は、プロセッサ1210とメモリ1220と送受信機1230とバスシステム1240とを含む。プロセッサ1210とメモリ1220と送受信機1230とは、バスシステム1240を使用することによって接続される。メモリ1220は、命令を格納するよう構成される。プロセッサ1210は、メモリ1220に格納された命令を実行するよう構成され、これにより、信号を受信および送信するよう送受信機1230を制御する。送受信機1230は、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを受信するよう構成され、ここで、経路探索フレームは無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示し、送受信機1230は、経路探索フレームにしたがって探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成され、ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示すために使用される。
したがって、本発明の本実施形態の転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイスに接続されたベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスによって送信される経路探索フレームを受信し、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
本発明の本実施形態において、プロセッサ1210は中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよく、または、プロセッサ1210は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または同様のものであってよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサ、または同様のものであってよい。
メモリ1220は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1210に提供する。メモリ1220の一部がさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1220はさらに、デバイスタイプ情報を格納してよい。
データバスに加えて、バスシステム1240はさらに、電力バス、制御バス、状態信号バス、および同様のものを含んでよい。しかしながら、説明を明確にするために、様々なタイプのバスがバスシステム1240として図中に示されている。
実装プロセスにおいて、プロセッサ1210におけるハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェア形態の命令を使用することによって、前述の方法の段階が完了されてよい。本発明の実施形態に関連して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了されてよく、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当該分野における成熟した記憶媒体に位置付けられてよい。記憶媒体は、メモリ1220に位置付けられてよい。プロセッサ1210は、メモリ1220内の情報を読み出し、プロセッサ1210のハードウェアと組み合わせて前述の方法の段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
任意選択で、一実施形態において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、探索情報は、送信ポート情報と転送ネットワークデバイスの入力ポート情報とを含む。入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備える。受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、探索情報は受信ポート情報を含む。
任意選択で、一実施形態において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または、無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
本発明の本実施形態に係る転送ネットワークデバイス1200は、本発明の実施形態の転送ネットワークデバイス800に対応していてよく、本発明の実施形態に係る方法400を実行する対応する実行体に対応していてよく、転送ネットワークデバイス1200のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図9における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態の転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイスに接続されたベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスによって送信される経路探索フレームを受信し、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図18に示されているように、本発明の一実施形態がさらに、無線送信デバイス1300を提供する。無線送信デバイス1300は、プロセッサ1310とメモリ1320と送受信機1330とバスシステム1340とを備える。プロセッサ1310とメモリ1320と送受信機1330とは、バスシステム1340を使用することによって接続される。メモリ1320は、命令を格納するよう構成される。プロセッサ1310は、メモリ1320に格納された命令を実行するよう構成され、これにより、信号を受信および送信するよう送受信機1330を制御する。プロセッサ1310は、経路探索フレームを生成するよう構成される。ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す。送受信機1330は、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される。
したがって、本発明の本実施形態の無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示された送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
本発明の本実施形態において、プロセッサ1310は中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよく、または、プロセッサ1310は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または同様のものであってよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサ、または同様のものであってよい。
メモリ1320は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1310に提供する。メモリ1320の一部がさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1320はさらに、デバイスタイプ情報を格納してよい。
データバスに加えて、バスシステム1340はさらに、電力バス、制御バス、状態信号バス、および同様のものを含んでよい。しかしながら、説明を明確にするために、様々なタイプのバスがバスシステム1340として図中に示されている。
実装プロセスにおいて、プロセッサ1310におけるハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェア形態の命令を使用することによって、前述の方法の段階が完了されてよい。本発明の実施形態に関連して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了されてよく、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当該分野における成熟した記憶媒体に位置付けられてよい。記憶媒体は、メモリ1320に位置付けられてよい。プロセッサ1310は、メモリ1320内の情報を読み出し、プロセッサ1310のハードウェアと組み合わせて前述の方法の段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
任意選択で、一実施形態において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備える。受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、送受信機1330はさらに、エレメント管理システムEMSによって送信される指示情報を受信するよう構成される。ここで、指示情報は、経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される。
任意選択で、一実施形態において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または、無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
本発明の本実施形態に係る無線送信デバイス1300は、本発明の実施形態の無線送信デバイス900に対応していてよく、本発明の実施形態に係る方法500を実行する対応する実行体に対応していてよく、無線送信デバイス1300のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図10における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態の無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示された送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
当業者であれば認識し得るように、本明細書において開示された実施形態において説明された例と組み合わせて、電子的ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子的ハードウェアとの組み合わせによって、ユニットおよびアルゴリズムの段階が実装されてよい。機能がハードウェアによって実行されるか、ソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決手段の特定の適用と設計上の制約条件とで決まる。当業者は、異なる方法を使用して、特定の適用ごとに、説明された機能を実装してよいが、そのような実装例は、本発明の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
当業者は明確に理解し得るように、説明を簡便かつ簡潔にする目的で、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願において提供されたいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法は、別の方式で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明された装置の実施形態は例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は、論理的機能の分割に過ぎず、実際の実装例においては他の分割であってよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントが別のシステムに組み合わされるか、もしくは統合されてよく、または、いくつかの機能が無視されるか、もしくは実行されなくてよい。加えて、表示または説明された相互結合、または直接結合もしくは通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することによって実装されてよい。装置間またはユニット間の間接的な結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、または別の形態で実装されてよい。
別個の部分として説明されるユニットは、物理的に分かれていても、それでなくでもよく、ユニットとして表示される部分は、物理的ユニットであっても、そうでなくてもよく、一か所に位置付けられてよく、または、複数のネットワークユニットにおいて分散されていてよい。実施形態の解決手段の目的を達成するための実際の要件に応じて、ユニットの一部または全部が選択されてよい。
加えて、本発明の実施形態の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、または、当該ユニットの各々は、物理的に単独で存在してよく、または、少なくとも2つのユニットが1つのユニットに統合されてよい。
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、単独製品として販売または使用されるとき、機能はコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決手段は本質的に、または先行技術に寄与する部分は、または技術的解決手段のいくつかは、ソフトウェア製品の形態で実装されてよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本発明の実施形態において説明された方法の段階の全部または一部を実行するよう、(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス、または同様のものであってよい)コンピュータデバイスに命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、プログラムコードを格納できる、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの任意の媒体を含む。
前述の説明は、本発明の具体的な実装例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明において開示された技術的範囲内で当業者によって容易に案出されたいかなる変形または置き換えも、本発明の保護範囲内に当然に含まれる。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に当然に従う。
本発明の実施形態は通信分野に関し、具体的にはフロントホールトポロジを探索するための方法および装置に関する。
現在、分散型基地局の遠隔無線ユニット(Remote Radio Unit、略して「RRU」、またはRadio Head、略して「RH」)とベースバンドユニット(Base Band Unit、略して「BBU」)とが、通常、光ファイバまたはケーブルを使用することによって物理的に接続され、公衆無線インタフェース(Common Public Radio Interface、略して「CPRI」)プロトコルがサービスに関して使用される。遠隔地に配置されたBBUが、集中機器室において集中して配置され、光ファイバを使用することによって無線周波ユニットに接続される。BBUと無線周波ユニットとの間の距離は、数キロメートル、または数十キロメートルにも延長され得る。この方式は、クリーン、集中処理、協調的無線、およびリアルタイムクラウド無線アクセスネットワーク(Clean、 Centralized processing, Collaborative radio, and real−time Cloud Radio Access Network、略して「CRAN」)と称される。したがって、機器室の需要が減り、ネットワーク配置が容易かつ迅速に実行され得る。
事業者の敷設された光ファイバを使用し、CRAN配置の全体的な費用を低減すべく、事業者は、フロントホール(Fronthaul)に(通常はOTNデバイスである)光伝送デバイスを導入し、局への既存の光ファイバを再利用し、これにより、全体的な費用を低減する。光伝送デバイスは通常二つ一組で配置される。すなわち、1つの光伝送デバイスが局側に配置され、これに対応して、1つの光伝送デバイスが中央機器室に配置される。
伝送デバイスが導入される前、無線周波ユニットとベースバンドユニットとの間のパスは次のようなものである。無線周波ユニット→無線周波ユニットの光モジュール→光ファイバ→ベースバンドユニットの光モジュール→ベースバンドユニット。通信障害が起きたとき、障害が発生した場所が判断される必要があり、遠隔の、段階を踏んだソフトループバック(ループバックの形成のためにはコマンド制御デバイスが使用される)などの障害位置特定手段が通常使用される。これらのオペレーションが実行される前、ループバック点間の接続関係を知っておく必要がある。
伝送デバイスが導入されるので、無線デバイスと伝送デバイスとの間のパスは次のようになる。無線周波ユニット→無線周波ユニットの光モジュール→無線周波側の、フィールド伝送デバイスの光モジュール→フィールド伝送デバイス→ベースバンド側の、フィールド伝送デバイスの光モジュール→光ファイバ→無線周波側の、機器室の伝送デバイスの光モジュール→機器室の伝送デバイス→ベースバンド側の、機器室の伝送デバイスの光モジュール→ベースバンドユニットの光モジュール→ベースバンドユニット。同様に、障害の位置を特定すべく、無線周波ユニットとフィールド伝送デバイスと機器室の伝送デバイスとベースバンドユニットとの間の正確な接続関係を知っておく必要がある。
転送ネットワークデバイスと無線デバイスとの間の、無線または伝送側の運用保守プラットフォームから取得されるポート接続関係は、実際は1つのタイプのFronthaulトポロジ情報である。現在、無線アクセスネットワークと転送ネットワークのどちらも、ベースバンドデバイスおよび無線周波デバイスのインタフェースの完全なトポロジを示す能力を有さない。先行技術が使用された場合、問題は構造図を使用することによってのみ解決され得る。しかしながら、構造図は電子化され得ず、査閲効率が極めて低く、構造図は容易に紛失する場合があり、適時に更新され得ない。その結果、無線周波デバイスに対してループバックオペレーションが実行される必要があるとき、ピアエンドの転送ネットワークポートさえ不明である。同様に、転送ネットワークポートに対してオペレーションが実行される必要があるとき、転送ネットワークポートに接続されている具体的な無線周波デバイスまたはベースバンドデバイスもまた不明である。
加えて、トポロジ接続関係を静的に示すべく、無線アクセスネットワーク側または転送ネットワーク側に構成が追加された場合、ベースバンドデバイスのポートと転送ネットワークデバイスのポートとの間の接続関係が構成される必要がある。既存の問題は、無線デバイスのシステムと転送ネットワークデバイスのシステムとが結合される必要がある点にある。実際はこの構成は実行が困難であり、構成の正確さを継続的に確保するのが困難である。データ構成は、転送ネットワークデバイスおよび無線デバイスについて通常別々に実行されるので、データ構成の人員の協働が、間違いなく大幅にデバイス維持の困難さを増大させる。
トポロジ接続関係の静的構成データが、ネットワークの変更に応じて継続的に維持される必要がある一方で、ネットワークの調整はいつでも起き得、無線デバイスおよび伝送デバイスの両方が頻繁に調整されてよい。継続的な構成および維持オペレーションにおいて、いずれの過失も実際のトポロジおよび構成データの不一致を引き起こし得る。より重要なことに、構成された接続情報の正確さは、デバイスによってチェックされ得ない。これは誤りの特定が困難であることを意味し、ついにはネットワーク障害が起き得る。
本発明の実施形態が、フロントホールトポロジを探索するための方法および装置を提供し、これにより、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報が正確に取得される。
第1態様によると、フロントホールトポロジを探索するための方法が提供される。当該方法は、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスにベースバンドデバイスが送信する段階であって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、段階と、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスが受信する段階であって、宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、段階と、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報をベースバンドデバイスが決定する段階であって、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す、段階と、探索情報をエレメント管理システムEMSにベースバンドデバイスが送信する段階とを備える。
第1態様に関連して、第1態様の一実装例において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含み、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、探索情報は、ベースバンドデバイスのポート情報、第1のポート情報、および第2のポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、探索結果は無線周波デバイスのポート情報を含み、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはベースバンドデバイスのポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、宛先経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第1態様、および第1態様の前述の実装例に関連して、第1態様の別の実装例において、当該方法はさらに、EMSによって送信される指示メッセージをベースバンドデバイスが受信する段階であって、指示メッセージは、送信元経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される、段階を備える。
第2態様によると、フロントホールトポロジを探索するための方法が提供される。当該方法は、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスが受信する段階であって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、段階と、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を第1の転送ネットワークデバイスが記録する段階であって、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す、段階と、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに第1の転送ネットワークデバイスが送信する段階と、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを第1の転送ネットワークデバイスが受信する段階であって、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、宛先経路探索フレームは第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、段階と、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに第1の転送ネットワークデバイスが送信する段階とを備える。
第2態様に関連して、第2態様の一実装例において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含み、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第2態様、および第2態様の前述の実装例に関連して、第2態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはベースバンドデバイスのポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第2態様、および第2態様の前述の実装例に関連して、第2態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはさらに無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
第2態様、および第2態様の前述の実装例に関連して、第2態様の別の実装例において、宛先経路探索フレームは無線周波デバイスのポート情報を保持し、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
第3態様によると、フロントホールトポロジを探索するための方法が提供される。当該方法は、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを転送ネットワークの転送ネットワークデバイスが受信する段階であって、経路探索フレームは無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、段階と、経路探索フレームにしたがって、探索情報をエレメント管理システムEMSに転送ネットワークデバイスが送信する段階であって、探索情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示すために使用される、段階とを備える。
第3態様に関連して、第3態様の一実装例において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または、無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、探索情報は送信ポート情報および転送ネットワークデバイスの入力ポート情報を備え、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備え、受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、探索情報は受信ポート情報を備える。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または、無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第3態様、および第3態様の前述の実装例に関連して、第3態様の別の実装例において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
第4態様によると、フロントホールトポロジを探索するための方法が提供される。当該方法は、経路探索フレームを無線送信デバイスが生成する段階であって、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、段階と、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに無線送信デバイスが送信する段階とを備える。
第4態様に関連して、第4態様の一実装例において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または、無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第4態様、および第4態様の前述の実装例に関連して、第4態様の別の実装例において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備え、受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
第4態様、および第4態様の前述の実装例に関連して、第4態様の別の実装例において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または、無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第4態様、および第4態様の前述の実装例に関連して、第4態様の別の実装例において、当該方法はさらに、エレメント管理システムEMSによって送信される指示情報を無線送信デバイスが受信する段階であって、指示情報は、経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される、段階を備える。
第4態様、および第4態様の前述の実装例に関連して、第4態様の別の実装例において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
第5態様によると、ベースバンドデバイスが提供される。ベースバンドデバイスは、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される第1の送信モジュールであって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、第1の送信モジュールと、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信するよう構成される第1の受信モジュールであって、宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、第1の受信モジュールと、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定するよう構成される決定モジュールであって、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す、決定モジュールと、探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成される第2の送信モジュールとを備える。
第5態様に関連して、第5態様の一実装例において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含み、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、探索情報は、ベースバンドデバイスのポート情報、第1のポート情報、および第2のポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、探索結果は無線周波デバイスのポート情報を含み、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはベースバンドデバイスのポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはさらに無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、宛先経路探索フレームはさらに無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
第5態様、および第5態様の前述の実装例に関連して、第5態様の別の実装例において、ベースバンドデバイスはさらに、EMSによって送信される指示メッセージを受信するよう構成される第2の受信モジュールであって、指示メッセージは、送信元経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される、第2の受信モジュールを備える。
第6態様によると、ベースバンドデバイスが提供される。当該ベースバンドデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信するよう構成される第1の受信モジュールであって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、第1の受信モジュールと、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録するよう構成される処理モジュールであって、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す、処理モジュールと、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される第1の送信モジュールと、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信するよう構成される第2の受信モジュールであって、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、宛先経路探索フレームは第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、第2の受信モジュールと、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信するよう構成される第2の送信モジュールとを備える。
第6態様に関連して、第6態様の一実装例において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含み、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第6態様、および第6態様の前述の実装例に関連して、第6態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはベースバンドデバイスのポート情報を備え、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
第6態様、および第6態様の前述の実装例に関連して、第6態様の別の実装例において、送信元経路探索フレームはさらに無線周波デバイスのポート情報を備え、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
第6態様、および第6態様の前述の実装例に関連して、第6態様の別の実装例において、宛先経路探索フレームは無線周波デバイスのポート情報を保持し、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
第7態様によると、ベースバンドデバイスが提供される。当該ベースバンドデバイスは、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを受信するよう構成される受信モジュールであって、経路探索フレームは無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、受信モジュールと、経路探索フレームにしたがって探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成される送信モジュールであって、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示すために使用される、送信モジュールとを備える。
第7態様に関連して、第7態様の一実装例において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または、無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、探索情報は、送信ポート情報および転送ネットワークデバイスの入力ポート情報を備え、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを備える。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備え、受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、探索情報は受信ポート情報を備える。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または、無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第7態様、および第7態様の前述の実装例に関連して、第7態様の別の実装例において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
第8態様によると、ベースバンドデバイスが提供される。当該ベースバンドデバイスは、経路探索フレームを生成するよう構成される生成モジュールであって、経路探索フレームは無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、生成モジュールと、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される送信モジュールとを備える。
第8態様に関連して、第8態様の一実装例において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または、無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第8態様、および第8態様の前述の実装例に関連して、第8態様の別の実装例において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイス受信ポート情報を備え、受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
第8態様、および第8態様の前述の実装例に関連して、第8態様の別の実装例において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または、無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
第8態様、および第8態様の前述の実装例に関連して、第8態様の別の実装例において、無線送信デバイスはさらに、エレメント管理システムEMSによって送信される指示情報を受信するよう構成される受信モジュールであって、指示情報は、経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される、受信モジュールを含む。
第8態様、および第8態様の前述の実装例に関連して、第8態様の別の実装例において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
前述の技術的解決手段に基づいて、本発明の実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法および装置によると、無線送信デバイスはパスを探索するために使用される経路探索フレームを無線受信デバイスに送信し、これにより、経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームを受信する受信ポートを記録し、無線受信デバイスに接続された転送ネットワークデバイスは、送信ポートを記録し、経路探索フレームを無線送信デバイスに返す。次に、無線送信デバイスは、探索結果を無線EMSに報告し得、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがって、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
本発明の実施形態における技術的解決手段をより明確に説明すべく、本発明の実施形態を説明するために必要な添付図面を以下で簡潔に説明する。以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者であれば、創造的な努力なくこれらの添付図面から他の図面をさらに導き出し得ることは明らかである。
本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジの概略図である。
本発明の一実施形態に係る、送信元経路探索の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係る経路探索フレーム方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係る別の経路探索フレームの概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係るさらに別の経路探索フレームの概略フローチャートである。
本発明の別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法の概略フローチャートである。
本発明のさらに別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法の概略フローチャートである。
本発明のさらに別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法の概略フローチャートである。
本発明のさらにまた別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態に係るベースバンドデバイスの概略ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る第1の転送ネットワークデバイスの概略ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る転送ネットワークデバイスの概略ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る無線送信デバイスの概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係るベースバンドデバイスの概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係る第1の転送ネットワークデバイスの概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係る転送ネットワークデバイスの概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係る無線送信デバイスの概略ブロック図である。
本発明の実施形態における添付図面に関連して、本発明の実施形態における技術的解決手段を以下で明確かつ十分に説明する。説明される実施形態が、本発明の実施形態の全部ではなく一部であることは明らかである。創造的な努力なく本発明の実施形態に基づいて当業者によって取得される他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲内に当然に含まれる。
本発明の実施形態における技術的解決手段は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile communication、略して「GSM(登録商標)」)システム、符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、略して「CDMA」)システム、広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access、略して「WCDMA(登録商標)」)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、略して「GPRS」)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略して「LTE」)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略して「FDD」)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、略して「TDD」)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、略して「UMTS」)、および、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、略して「WiMax」)通信システムなどの様々な通信システムに適用され得ることが理解されるべきである。
分散型基地局の無線周波ユニットとベースバンドユニットとは、通常、光ファイバまたはケーブルを使用することによって物理的に接続されており、サービスに関してCPRIプロトコルが使用されているので、敷設された事業者の光ファイバを使用し、CRAN配置の全体的な費用を低減すべく、事業者は、Fronthaulプロセスに(通常はOTNデバイスである)光伝送デバイスを導入し、局への既存の光ファイバを再利用し、これにより、全体的な費用を低減する。
伝送デバイスが導入された後、無線デバイスと伝送デバイスとの間のパスは次のようになる。無線周波ユニット→無線周波ユニットの光モジュール→無線周波側の、フィールド伝送デバイスの光モジュール→フィールド伝送デバイス→ベースバンド側の、フィールド伝送デバイスの光モジュール→光ファイバ→無線周波側の、機器室の伝送デバイスの光モジュール→機器室の伝送デバイス→ベースバンド側の、機器室の伝送デバイスの光モジュール→ベースバンドユニットの光モジュール→ベースバンドユニット。障害の位置を特定すべく、ループバックオペレーションが実行されて、障害がチェックされてよい。この場合、無線周波ユニットとフィールド伝送デバイスと機器室の伝送デバイスとベースバンドユニットとの間の正確な接続関係を知っておく必要がある。したがって、本発明の実施形態は、フロントホールトポロジを探索するための方法および装置を提供する。
具体的には、本発明の実施形態におけるフロントホールトポロジを探索するための方法は、フロントホールトポロジスキャンプロトコル(Fronthaul Topology Scan Protocol、略して「FTSP」)と称されてよい。具体的には、探索方法によると、フロントホールトポロジスキャンプロトコルは、LFTSP(ループバックFTSP)とSFTSP(片方向FTSP)という2つのカテゴリに分割され得る。当該2つのカテゴリの各々の実施形態はさらに、自動オペレーションと手動オペレーションという2つのタイプに分割され得る。すなわち、合計して4つの方法があり、当該4つの方法は、それぞれALFTSP(自動ループバックFTSP)、MLFTSP(手動ループバックFTSP)、ASFTSP(自動片方向FTSP)、およびMSFTSP(手動片方向FTSP)と称されてよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法100の概略フローチャートを示す。方法100はベースバンドデバイスによって実行されてよい。方法100はLFTSP(ループバックFTSP)と称されてよい。図1に示されているように、方法100は以下の段階を備える。
S110.ベースバンドデバイスが、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信する。ここで、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。
S120.ベースバンドデバイスが、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信する。ここで、宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
S130.ベースバンドデバイスが、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定する。ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。
S140.ベースバンドデバイスが、探索情報をエレメント管理システムEMSに送信する。
具体的には、フロントホールトポロジ情報を探索すべく、無線EMSは、トポロジ探索を周期的にまたはランダムに実行するようベースバンドデバイスに命令してよく、転送ネットワークデバイスを使用することによって、送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信するようベースバンドデバイスに命令してよい。ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、送信元経路探索フレームを受信し、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録する。第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって転送され続ける。送信元経路探索フレームが、無線周波デバイスに接続された第2の転送ネットワークデバイスに送信されるとき、第2の転送ネットワークデバイスは送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録する。第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。第1のポート情報および第2のポート情報が送信元経路探索フレームに記録された後、宛先経路探索フレームが形成される。宛先経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによってベースバンドデバイスに返されてよい。ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定する。探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。次に、決定された探索情報は無線EMSに送信され、これにより、無線EMSは、受信された探索情報にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を決定できる。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
S110において、ベースバンドデバイスは送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信する。ここで、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。送信元経路探索フレームは、フロントホール(Fronthaul)トポロジを探索するために、すなわち、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間の具体的な接続関係を探索するために使用される。具体的には、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの任意のポートの接続関係を探索するために使用されてよい。任意選択で、送信元経路探索フレームは、CPRIプロトコルの1つのハイパーフレーム内の制御ワード(control words within one hyperframe)のvendor specificフィールドにおいて定義されてよい。選択されたsubchannel number NsおよびXsは例である。実際は、送信元経路探索フレームは、vendor specificフィールドの任意の位置に配置されてよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備えてよい。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。目標ポートは、ベースバンドデバイスの任意の検出対象のポートであってよい。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1は複数のポートを備えてよく、目標ポートは、例えば、ポート5といったベースバンドデバイスの任意のポートであってよい。送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイス1のポート5を示すポート情報を備えてよく、送信元経路探索フレームは、ポート5と無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を探索するために使用される。図3に示されているように、送信元経路探索フレームは図3に示されていてよく、ベースバンドデバイスのポート情報は、送信元経路探索フレームのFLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスのデバイス識別子と、ベースバンドデバイスの目標ポートのポート番号とを含んでよい。目標ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、ベースバンドデバイスのポート情報はさらに、ベースバンドデバイスのデバイスタイプ、目標ポートのサブラック番号、目標ポートのキャビネット番号、目標ポートのスロット番号、またはベースバンドデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備えてよい。無線周波デバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの検出対象の目標ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを示す。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5が検出される。すなわち、目標ポートはポート5である。目標ポートに対応するポートは、無線周波デバイス1のポート0であってよい。送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの目標ポート5を示すポート情報を備えてよく、さらに、無線周波デバイス1のポート0を示すポート情報を備えてよい。これにより、転送ネットワークのデバイスは、受信された送信元経路探索フレームにしたがって送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信してよい。図3に示されているように、送信元経路探索フレームは図3に示されていてよく、無線周波デバイスのポート情報は、FLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。ここで、無線周波デバイスの受信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイスは、送信元経路探索フレームを転送ネットワークに送信する。任意選択で、例えば無線EMSといった、基地局の管理ツールが指示情報をベースバンドデバイスに送信してよい。指示情報は、送信元経路探索フレームを転送ネットワークに送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される。この方法において、いつでもフロントホールトポロジが探索されてよく、無線EMSは、探索を実行するようベースバンドデバイスに任意の時点で命令する。この方法は、MLFTSP(手動ループバックFTSP)と称されてよい。任意選択で、ベースバンドデバイスは、送信元経路探索フレームを周期的に送信するよう設定されてよい。例えば、ベースバンドデバイスは、5時間ごとに送信元経路探索フレームを送信するよう設定されてよい。この方法は、ALFTSP(自動ループバックFTSP)と称されてよい。本発明はこれに限定されない。
S120において、ベースバンドデバイスは、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信する。宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成される。すなわち、宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に取得される。第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイスは、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスを使用することによって、送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信する。送信元経路探索フレームが第1の転送ネットワークデバイスを通るとき、第1の転送ネットワークデバイスは、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録する。具体的には、送信元経路探索フレームが転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスを通るとき、第1の経路探索フレームを取得すべく、第1の転送ネットワークデバイスの第1のポート情報が記録される。第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスに接続されている。第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。当該入力ポートは、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続されている。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5は送信元経路探索フレームを送信し、第1の転送ネットワークデバイス、すなわち、図2の転送ネットワークデバイス1は、送信元経路探索フレームを受信し、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに入力ポート4のポート情報を記録する。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子と、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートのポート番号とを含んでよい。任意選択で、第1のポート情報はさらに、第1の転送ネットワークデバイスのデバイスタイプ、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているスロットの番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、図3に示されているように、第1のポート情報は探索フィールドに位置付けられてよい。図4は例として使用されてよい。探索フィールドは具体的に、符号化タイプ、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。第1の転送ネットワークデバイスが入力ポートのポート情報を送信元経路探索フレームの探索フィールドに追加した後、第1の経路探索フレームは取得される。第1の経路探索フレームは第1のポート情報を保持する。
本発明の本実施形態において、第1の経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録した後に取得される。第1の経路探索フレームは、次のレベルの転送ネットワークデバイスに送信され続ける。第1の経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、ポート情報を第1の経路探索フレームに追加し続けてよく、例えば、新しい探索フィールドを追加し続け、ポート情報を新しい探索フィールドに追加してよい。ポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスの後に位置付けられる、第1の経路探索フレームが通る各転送ネットワークデバイスのポートのポート情報を含んでよい。任意選択で、転送ネットワークデバイスのエレメント管理システムEMSは転送ネットワークのデバイス間のトポロジについての情報を取得してよいので、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームにポート情報を記録しなくてよく、再書き込みまたは追加をすることなく、受信された第1の経路探索フレームを転送してよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイスは、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスを使用することによって、送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信する。第1の経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録した後に取得される。第1の経路探索フレームは、第1の経路探索フレームが転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信されるまで、転送ネットワークにおいて転送される。第2の転送ネットワークデバイスは無線周波デバイスに直接接続されている。第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを取得すべく、第1の経路探索フレームに第2の転送ネットワークデバイスの第2のポート情報を記録する。第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。出力ポートは、無線周波デバイスの受信ポートに接続されている。例えば、図2に示されているように、無線周波デバイスに接続された転送ネットワークデバイスが転送ネットワークデバイス2である場合、第1の経路探索フレームを受信した後、転送ネットワークデバイス2は第1の経路探索フレームにポート7のポート情報を記録する。ポート7は、無線周波デバイスのポート0に接続されている。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子と、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートのポート番号とを含んでよい。任意選択で、第2のポート情報はさらに、第2の転送ネットワークデバイスのデバイスタイプ、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられてえるキャビネットの番号、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられているスロットの番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、第1の経路探索フレームに新しい探索フィールドが追加されてよい。例えば、図5に示されているように、図5は第2の経路探索フレームを示す。探索フィールド1が、第1のポート情報を保持してよい。第2のポート情報は、新たに追加された探索フィールド2に位置付けられてよい。探索フィールドについては、図4も例として使用されてよい。探索フィールド2は具体的に、符号化タイプ、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。第2の転送ネットワークデバイスが出力ポートのポート情報を第1の経路探索フレームの探索フィールドに追加した後、すなわち、探索フィールドが第1のポート情報および第2のポート情報を含み得て、第2の経路探索フレームは取得される。
本発明の本実施形態において、第1の経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録した後に取得される。第2の経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームの第2のポート情報を記録した後に取得される。この場合、第2の転送ネットワークデバイスの次のレベルのデバイスは無線周波デバイスである。ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持する場合、次のレベルのデバイスが無線周波デバイスであると検出したとき、第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを返してよく、第2の経路探索フレームを宛先経路探索フレームとして決定してよい。宛先経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を備え、宛先経路探索フレームは、転送ネットワークデバイスによる転送の後にベースバンドデバイスに返される。
任意選択で、本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持しているとしても、次のレベルのデバイスが無線周波デバイスであると検出した後、第2の転送ネットワークデバイスは依然として、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよい。あるいは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持しない場合、第2の転送ネットワークデバイスはまた、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよい。無線周波デバイスが第2の経路探索フレームを受信した後、無線周波デバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、第2の経路探索フレームに受信ポートのポート情報を記録する。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。無線周波デバイスの受信ポートは、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートに接続されている。
任意選択で、本発明の本実施形態において、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。無線周波デバイスの受信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、第2の経路探索フレームに新しい探索フィールドが追加されてよい。新たに追加された探索フィールドは、無線周波デバイスのポート情報を記録するために使用される。図6に示されているように、図6は宛先経路探索フレームを示す。宛先経路探索フレームの探索フィールド1が第1のポート情報を保持してよく、第2のポート情報は探索フィールド2に位置付けられてよく、無線周波デバイスの受信ポート情報は、探索フィールド3に追加されてよい。探索フィールド3の具体的な形態については、図4も例として使用されてよい。探索フィールド3は具体的に、符号化タイプ、無線周波デバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。無線周波デバイスの受信ポートのポート情報が第2の経路探索フレームの探索フィールドに追加された後、すなわち、宛先経路探索フレームの探索フィールドが第1のポート情報、第2のポート情報、および無線周波デバイスのポート情報を含み得る。本発明の本実施形態において、無線周波デバイスは、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスを使用することによって、決定された宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに返してよい。
S130において、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定する。ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。具体的には、ベースバンドデバイスは、転送ネットワークから返された宛先経路探索フレーム内の第1のポート情報および第2のポート情報にしたがって、探索情報を決定してよい。探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートのポート情報、第1の転送ネットワークデバイスの第1のポート情報、および第2の転送ネットワークデバイスの第2のポート情報を備えてよい。任意選択で、探索情報はさらに、ベースバンドデバイスに対応する無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を備えてよい。
S140において、ベースバンドデバイスは探索情報をエレメント管理システムEMSに送信し、これにより、EMSは、探索情報にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を決定してよい。具体的には、EMSは、ベースバンドデバイスおよび無線周波デバイスに接続された無線EMSであってよい。無線EMSは、探索情報を受信し、探索情報内のベースバンドデバイスの目標ポートのポート情報、第1のポート情報、第2のポート情報、および無線周波デバイスの受信ポートのポート情報にしたがって、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続され、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスに接続されていると決定してよい。無線EMSは、少なくとも1つのベースバンドデバイスの複数のポートの探索情報を受信し、各ポートの探索情報にしたがって、各ポートと、対応する転送ネットワークデバイスと、無線周波デバイスとの間の接続関係を決定し、当該接続関係にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークデバイスと無線周波デバイスと間のトポロジについての情報を決定してよい。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
前述のものは、図1から図6に関連してベースバンドデバイスの観点から、本発明の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法を詳細に説明したものである。以下では、図7に関連して転送ネットワークデバイスの観点から、本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法を説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法200の概略フローチャートを示す。方法200は、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスによって実行されてよい。ここで、第1の転送ネットワークデバイスはベースバンドデバイスに接続されている。図7に示されているように、方法200は以下の段階を含む。
S210.転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスが、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信する。ここで、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。
S220.第1の経路探索フレームを取得すべく、第1の転送ネットワークデバイスが、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録する。ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。
S230.第1の転送ネットワークデバイスが、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信する。
S240.第1の転送ネットワークデバイスが、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信する。ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、宛先経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
S250.第1の転送ネットワークデバイスが、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信する。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信し、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。このようにして、ループバックオペレーションを実行することによって、フロントホール部分において障害検出が容易に実行され得る。
S210において、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信する。送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスと転送ネットワークデバイスと無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を探索するために使用される。具体的には、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの任意のポートの接続関係を探索するために使用されてよい。任意選択で、送信元経路探索フレームは、CPRIプロトコルの1つのハイパーフレーム内の制御ワード(control words within one hyperframe)のvendor specificフィールドにおいて定義されてよい。選択されたsubchannel number NsおよびXsは例である。実際は、送信元経路探索フレームは、vendor specificフィールドの任意の位置に配置されてよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備えてよい。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。目標ポートは、ベースバンドデバイスの任意の検出対象のポートであってよい。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1は複数のポートを備えてよく、目標ポートは、例えば、ポート5といったベースバンドデバイスの任意のポートであってよい。送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイス1のポート5を示すポート情報を備えてよく、送信元経路探索フレームは、ポート5と無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を探索するために使用される。図3に示されているように、送信元経路探索フレームは図3に示されていてよく、ベースバンドデバイスのポート情報は、送信元経路探索フレームのFLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスのデバイス識別子と、ベースバンドデバイスの目標ポートのポート番号とを含んでよい。目標ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、ベースバンドデバイスのポート情報はさらに、ベースバンドデバイスのデバイスタイプ、目標ポートのサブラック番号、目標ポートのキャビネット番号、目標ポートのスロット番号、またはベースバンドデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備えてよい。無線周波デバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの検出対象の目標ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを示す。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5が検出される。すなわち、目標ポートはポート5である。目標ポートに対応するポートは、無線周波デバイス1のポート0であってよい。送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの目標ポート5を示すポート情報を備えてよく、さらに、無線周波デバイス1のポート0を示すポート情報を備えてよい。これにより、転送ネットワークのデバイスは、受信された送信元経路探索フレームにしたがって送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信してよい。図3に示されているように、送信元経路探索フレームは図3に示されていてよく、無線周波デバイスのポート情報は、FLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。ここで、無線周波デバイスの受信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
S220において、第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録する。ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。具体的には、送信元経路探索フレームが転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスを通るとき、第1の経路探索フレームを取得すべく、第1の転送ネットワークデバイスの第1のポート情報が記録される。第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスに接続されている。第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。当該入力ポートは、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続されている。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5は送信元経路探索フレームを送信し、第1の転送ネットワークデバイス、すなわち、図2の転送ネットワークデバイス1は、送信元経路探索フレームを受信し、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに入力ポート4のポート情報を記録する。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子と、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートのポート番号とを含んでよい。任意選択で、第1のポート情報はさらに、第1の転送ネットワークデバイスのデバイスタイプ、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているスロットの番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、図3に示されているように、第1のポート情報は探索フィールドに位置付けられてよい。図4は例として使用されてよい。探索フィールドは具体的に、符号化タイプ、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。第1の転送ネットワークデバイスが入力ポートのポート情報を送信元経路探索フレームの探索フィールドに追加した後、第1の経路探索フレームは取得される。第1の経路探索フレームは第1のポート情報を保持する。
S230において、第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信し、これにより、第2の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録する。第2の転送ネットワークデバイスは無線周波デバイスに接続されている。第2のポート情報は、無線周波デバイスに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
本発明の本実施形態において、第1の経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録した後に取得される。第1の経路探索フレームは、次のレベルの転送ネットワークデバイスに送信され続けてよい。第1の経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、ポート情報を第1の経路探索フレームに追加し続けてよく、例えば、新しい探索フィールドを追加し続け、ポート情報を新しい探索フィールドに追加してよい。ポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスの後に位置付けられる、第1の経路探索フレームが通る各転送ネットワークデバイスのポートのポート情報を含んでよい。任意選択で、転送ネットワークデバイスのエレメント管理システムEMSは転送ネットワークのデバイス間のトポロジについての情報を取得してよいので、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームにポート情報を記録しなくてよく、再書き込みまたは追加をすることなく、受信された第1の経路探索フレームを転送してよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
S240において、第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信する。宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成される。ここで、宛先経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
本発明の本実施形態において、第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを次のレベルの転送ネットワークデバイスに送信する。第1の経路探索フレームは、第1の経路探索フレームが転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信されるまで、一回または複数回転送ネットワークにおいて転送される。第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに直接接続されている。第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを取得すべく、第1の経路探索フレームに第2の転送ネットワークデバイスの第2のポート情報を記録する。第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。出力ポートは、無線周波デバイスの受信ポートに接続されている。例えば、図2に示されているように、無線周波デバイスに接続された転送ネットワークデバイスが転送ネットワークデバイス2である場合、第1の経路探索フレームを受信した後、転送ネットワークデバイス2は第1の経路探索フレームにポート7のポート情報を記録する。ポート7は、無線周波デバイスのポート0に接続されている。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子と、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートのポート番号とを含んでよい。任意選択で、第2のポート情報はさらに、第2の転送ネットワークデバイスのデバイスタイプ、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられてえるキャビネットの番号、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが位置付けられているスロットの番号、または、第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、第1の経路探索フレームに新しい探索フィールドが追加されてよい。例えば、図5に示されているように、図5は第2の経路探索フレームを示す。探索フィールド1が、第1のポート情報を保持してよい。第2のポート情報は、新たに追加された探索フィールド2に位置付けられてよい。探索フィールドについては、図4も例として使用されてよい。探索フィールド2は具体的に、符号化タイプ、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。第2の転送ネットワークデバイスが出力ポートのポート情報を第1の経路探索フレームの探索フィールドに追加した後、すなわち、探索フィールドが第1のポート情報および第2のポート情報を含み得て、第2の経路探索フレームは取得される。
本発明の本実施形態において、第2の経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に取得される。この場合、第2の転送ネットワークデバイスの次のレベルのデバイスは無線周波デバイスである。ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持する場合、次のレベルのデバイスが無線周波デバイスであると検出したとき、第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを返してよく、第2の経路探索フレームを宛先経路探索フレームとして決定してよい。宛先経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を備え、宛先経路探索フレームは、転送ネットワークデバイスによる転送の後にベースバンドデバイスに返される。
任意選択で、本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持しているとしても、次のレベルのデバイスが無線周波デバイスであると検出した後、第2の転送ネットワークデバイスは依然として、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよい。あるいは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を保持しない場合、第2の転送ネットワークデバイスはまた、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよい。無線周波デバイスが第2の経路探索フレームを受信した後、無線周波デバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、第2の経路探索フレームに受信ポートのポート情報を記録する。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。無線周波デバイスの受信ポートは、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートに接続されている。
任意選択で、本発明の本実施形態において、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。無線周波デバイスの受信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。具体的には、第2の経路探索フレームに新しい探索フィールドが追加されてよい。新たに追加された探索フィールドは、無線周波デバイスのポート情報を記録するために使用される。図6に示されているように、図6は宛先経路探索フレームを示す。宛先経路探索フレームの探索フィールド1が第1のポート情報を保持してよく、第2のポート情報は探索フィールド2に位置付けられてよく、無線周波デバイスの受信ポート情報は、探索フィールド3に追加されてよい。探索フィールド3の具体的な形態については、図4も例として使用されてよい。探索フィールド3は具体的に、符号化タイプ、無線周波デバイスのデバイス識別子ID、キャビネット番号、サブラック番号、スロット番号、ポート番号、および作動状態を含んでよい。無線周波デバイスの受信ポートのポート情報が第2の経路探索フレームの探索フィールドに追加された後、すなわち、宛先経路探索フレームの探索フィールドが第1のポート情報、第2のポート情報、および無線周波デバイスのポート情報を含み得る。本発明の本実施形態において、無線周波デバイスは、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスを使用することによって、決定された宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに返してよい。
S250において、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定してよい。探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。ベースバンドデバイスは、探索情報を無線EMSに送信し、これにより、EMSは、探索情報にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を決定できる。
前述のプロセスの順序番号は、本発明の実施形態における実行順序を意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行順序は、プロセスの機能および内部ロジックに応じて決定されるべきであるが、本発明の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定にもなるべきではない。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信し、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
以下では、具体的な実施形態を例として使用することによって、本発明の実施形態におけるフロントホールトポロジを探索するための方法を詳細に説明する。図8に示されているように、図8は、本発明のさらに別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法を示す。
S301において、無線EMSが、パス、および、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジについての探索情報を探索するようベースバンドデバイスに命令する。任意選択で、無線EMSは、検出を周期的に実行するようベースバンドデバイスを設定してよい、または検出を実行するようベースバンドデバイスをランダムに触発してよい。本発明はこれに限定されない。
S302において、ベースバンドデバイスは、転送ネットワークを使用することによって、命令にしたがって、送信元経路探索フレームを無線周波デバイスに送信する。具体的には、ベースバンドデバイスは、目標ポートを使用することによって、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信する。送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備えてよい。ポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。送信元経路探索フレームは、目標ポートを介したベースバンドデバイスから無線周波デバイスへのパスを探索するために使用される。任意選択で、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備えてよい。無線周波デバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
S303において、第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信し、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録する。ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、第1のポート情報を第2の転送ネットワークデバイスに送信する。第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。任意選択で、第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークのデバイスであり、第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークのデバイスである。さらに、第1の転送ネットワークデバイスと第2の転送ネットワークデバイスとの間に、転送ネットワークの1または複数の他の転送ネットワークデバイスが存在してよい。この場合、別の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームに記録されてよく、または、別の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームに記録されなくてよい。加えて、ベースバンドデバイスから無線周波デバイスへのパスは、第1の転送ネットワークデバイスおよび第2の転送ネットワークデバイスのみを通ってよい。第1の転送ネットワークデバイスおよび第2の転送ネットワークデバイスは、同一の転送ネットワークデバイスであってよい。本発明はこれに限定されない。
S304において、第2の転送ネットワークデバイスが、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される第1の経路探索フレームを受信し、第2の経路探索フレームを取得すべく、第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録してよい。ここで、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。任意選択で、第2の転送ネットワークデバイスは、決定された第2の経路探索フレームを宛先経路探索フレームとして決定してよく、S306が実行される。第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよく、S305およびS307が実行される。
具体的には、例えば、S302においてベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスのポート情報を保持しないとき、S304において、第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けてよく、これにより、無線周波デバイスの関連する情報が記録され続ける。任意選択で、S302においてベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームが無線周波デバイスのポート情報を保持するとき、第2の経路探索フレームを決定した後、第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信し続けるのではなく、S306を実行してよい、すなわち、第2の経路探索フレームをベースバンドデバイスに返してよい。
S305において、第2の転送ネットワークデバイスは第2の経路探索フレームを無線周波デバイスに送信する。ここで、第2の経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を備える。
S306において、第2の転送ネットワークデバイスは、第2の経路探索フレームを宛先経路探索フレームとして決定し、ここで、宛先経路探索フレームは、第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2の転送ネットワークデバイスは、再度転送ネットワークを使用することによって、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに返し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定する。
S307において、第2の経路探索フレームを受信した後、無線周波デバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、無線周波デバイスの受信ポートのポート情報を第2の経路探索フレームに追加してよい。ここで、当該受信ポートは、転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートに接続されており、無線周波デバイスの受信ポートは、ベースバンドデバイスの目標ポートに対応している。無線周波デバイスは、転送ネットワーク使用することによって、決定された宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに返し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定する。
S308において、ベースバンドは宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、S306において第2の転送ネットワークデバイスによって返されてよく、または、S307において無線周波デバイスによって返されてよく、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。ベースバンドデバイスは、探索情報を無線エレメント管理システムEMSに送信し、これにより、無線EMSは、受信された探索情報にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報を決定する。
任意選択で、無線EMSは複数の探索情報を受信してよく、複数の探索情報は、異なるベースバンドデバイス/異なるポートに特有のものである。この場合、無線EMSは、複数の探索情報にしたがって、ベースバンドデバイスと転送ネットワークと無線周波デバイスとの間のトポロジ全体についての情報を決定してよい。
前述のプロセスの順序番号は、本発明の実施形態における実行順序を意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行順序は、プロセスの機能および内部ロジックに応じて決定されるべきであるが、本発明の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定にもなるべきではない。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図9は、本発明のさらに別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法400の概略フローチャートを示す。方法400は、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスによって実行されてよい。方法400は、SFTSP(片方向FTSP)と称されてよい。図9に示されているように、方法400は以下の段階を備える。
S410.転送ネットワークの転送ネットワークデバイスが、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを受信する。ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す。
S420.転送ネットワークデバイスが、経路探索フレームにしたがって、探索情報をエレメント管理システムEMSに送信する。ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示すために使用される。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスが、経路探索フレームをベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスに接続された転送ネットワークデバイスに送信してよく、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
S410において、転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを受信し、ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す。具体的には、無線送信デバイスがベースバンドデバイスであり、かつ、対応する無線受信デバイスが無線周波デバイスである場合、経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスであってよい。例えば、図2に示されているように、第1の転送ネットワークデバイスは転送ネットワークデバイス1である。同様に、無線送信デバイスが無線周波デバイスであり、対応する無線受信デバイスがベースバンドデバイスである場合、経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスであってよい。例えば、図2に示されているように、第2の転送ネットワークデバイスは転送ネットワークデバイス2である。
説明のために、以下では、無線送信デバイスがベースバンドデバイスである例を使用する。第1の転送ネットワークデバイスは、ベースバンドデバイスによって送信される経路探索フレームを受信する。ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。任意選択で、経路探索フレームは、CPRIプロトコルの1つのハイパーフレーム内の制御ワード(control words within one hyperframe)のvendor specificフィールドにおいて定義されてよい。選択されたsubchannel number NsおよびXsは例である。実際は、送信元経路探索フレームは、vendor specificフィールドの任意の位置に配置されてよい。本発明はこれに限定されない。
具体的には、本発明の本実施形態において、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備えてよい。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの送信ポートを示す。送信ポートは、ベースバンドデバイスの任意の検出対象のポートであってよい。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1は複数のポートを備えてよく、送信ポートは、例えば、ポート5といったベースバンドデバイスの任意のポートであってよい。経路探索フレームは、ベースバンドデバイス1のポート5を示すポート情報を備えてよい。これに対応して、ポート5と無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報が、経路探索フレームにしたがって取得されてよい。図3に示されているように、経路探索フレームは図3に示されていてよく、ベースバンドデバイスのポート情報は、経路探索フレームの探索フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスのデバイス識別子とベースバンドデバイスの送信ポートのポート番号とを含んでよく、ここで送信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、ベースバンドデバイスのポート情報はさらに、ベースバンドデバイスのデバイスタイプ、送信ポートのサブラック番号、送信ポートのキャビネット番号、送信ポートのスロット番号、またはベースバンドデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、経路探索フレームはさらに、対応する無線受信端のポート情報を備えてよい、すなわち、対応する無線周波デバイスのポート情報を備えてよい。無線周波デバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの検出対象の送信ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを示す。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5が検出される。すなわち、送信ポートはポート5である。送信ポートに対応するポートは、無線周波デバイス1のポート0であってよい。経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの送信ポート5を示すポート情報を備えてよく、さらに無線周波デバイス1のポート0を示すポート情報を備えてよく、これにより、転送ネットワークのデバイスは、ベースバンドデバイスの送信ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを、受信された経路探索フレームにしたがって決定してよい。図3に示されているように、経路探索フレームは図3に示されていてよく、無線周波デバイスのポート情報は、FLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。あるいは、図4に示されているように、無線送信デバイスのポート情報および無線受信デバイスのポート情報は、それぞれ探索フィールド1および探索フィールド2に位置付けられる。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。ここで、無線周波デバイスの受信ポートはポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
本発明の本実施形態において、無線送信デバイスがベースバンドデバイスであるとき、第1の転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームを受信する。経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの送信ポートのポート情報を備え、任意選択で、さらに受信端の無線周波デバイスの受信ポート情報を備えてよい。無線送信デバイスが無線周波デバイスであるとき、第2の転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームを受信する。経路探索フレームは、無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備え、任意選択で、さらに受信端のベースバンドデバイスの受信ポート情報を備えてよい。
S420において、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をエレメント管理システムEMSに送信する。探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示すために使用される。具体的には、経路探索フレームは、無線送信端のポート情報を備えるので、経路探索フレームを受信した後、転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイスの受信ポートのポート情報と無線送信端のポート情報とをEMSに送信してよく、これにより、EMSは、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていると決定する。任意選択で、経路探索フレームがさらに無線受信デバイスの受信ポートのポート情報を備えるとき、転送ネットワークデバイスはまた、無線受信デバイスの受信ポートのポート情報をEMSに送信してよく、これにより、EMSは、無線送信端と転送ネットワークデバイスと無線受信端との間のトポロジについての情報を決定できる。
具体的には、探索情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートのポート情報を備えてよい。図2に示されているように、例えば、無線送信デバイスがベースバンドデバイス1である場合、経路探索フレームを受信する対応する転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイス1であり、転送ネットワークデバイス1によって送信される探索情報は、転送ネットワークデバイス1のポート4のポート情報を備えてよい。具体的には、ポート情報は、転送ネットワークデバイスのデバイス識別子と転送ネットワークデバイスの入力ポートのポート番号、すなわち、ポート4のポート番号とを備えてよい。任意選択で、ポート情報はさらに、転送ネットワークデバイスのデバイスタイプ、転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、転送ネットワークデバイスの入力ポートが位置付けられているスロットの番号、または、転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
本発明の本実施形態において、転送ネットワークデバイスは、探索情報をEMSに送信する。任意選択で、EMSは転送ネットワークEMSであってよい。転送ネットワークEMSは、受信された探索情報にしたがって、無線送信デバイスと転送ネットワークデバイスと無線受信デバイスとの間のトポロジについての情報を決定してよい。具体的には、例えば、転送ネットワークデバイスによってEMSに送信される探索情報が、無線送信デバイスの送信ポートのポート情報と転送ネットワークデバイスの入力ポートのポート情報とを含む場合、EMSは、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていると決定してよい。探索情報がさらに無線受信デバイスの受信ポートについての情報を含む場合、EMSは、無線送信デバイスと転送ネットワークデバイスと無線受信デバイスとの間のトポロジについての情報を決定してよい。
具体的には、例えば、図2に示されているように、転送ネットワークEMSは、ベースバンドデバイス1のポート5が転送ネットワークデバイス1のポート4に接続されていると、転送ネットワークデバイス1によって送信される探索情報にしたがって決定してよく、無線周波デバイス1のポート0が転送ネットワークデバイス2のポート7に接続されていると、転送ネットワークデバイス2によって送信される探索情報にしたがって決定してよい。次に、転送ネットワークEMSは、ベースバンドデバイス1のポート5が、無線周波デバイス1のポート0に対応しているという事実によって、1つのトポロジ情報、すなわち、転送ネットワークデバイス1のポート4を介したベースバンドデバイス1のポート5から転送ネットワークデバイス1へのパス、転送ネットワークを介した転送ネットワークデバイス1から転送ネットワークデバイス2へのパス、および最後に、転送ネットワークデバイス2のポート7から無線周波デバイス1のポート0へのパスを学習し得る。任意選択で、転送ネットワークEMSは、ベースバンドデバイス1のポート5が無線周波デバイス1のポート0に対応していると、転送ネットワークデバイスによって送信される探索情報にしたがって、または、格納されたデータにしたがって学習し得る。本発明はこれに限定されない。
本発明の本実施形態において、転送ネットワークEMSは探索情報を取得し、トポロジ情報を決定してよい。トポロジ情報は、転送ネットワークEMSに格納されてよく、または、トポロジ情報は、無線EMSに送信されてよい。任意選択で、転送ネットワークEMSは、探索情報を無線EMSに送信してよく、無線EMSはトポロジ情報を決定する。本発明はこれに限定されない。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信してよく、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示される送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図10は、本発明のさらにまた別の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法500の概略フローチャートを示す。方法500は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスによって実行されてよい。方法500はまた、SFTSP(片方向FTSP)と称されてよい。図10に示されているように、方法500は以下の段階を備える。
S510.無線送信デバイスが、経路探索フレームを生成する。ここで、経路探索フレームは無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す。
S520.無線送信デバイスが、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信する。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信してよく、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示される送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポートの間の接続関係を決定できる。
S510において、無線送信デバイスは、経路探索フレームを生成する。経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す。任意選択で、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスのポート情報を備えてよい。具体的には、無線送信デバイスがベースバンドデバイスである場合、対応する無線受信デバイスは無線周波デバイスである。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1は無線周波デバイス1に対応している。同様に、ここでの無線送信デバイスが無線周波デバイスである場合、対応する無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。例えば、図2に示されているように、無線周波デバイス3はベースバンドデバイス2に対応している。
説明のために、以下では、無線送信デバイスがベースバンドデバイスである例を使用する。生成された経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。任意選択で、経路探索フレームは、CPRIプロトコルの1つのハイパーフレーム内の制御ワード(control words within one hyperframe)のvendor specificフィールドにおいて定義されてよい。選択されたsubchannel number NsおよびXsは例である。実際は、送信元経路探索フレームは、vendor specificフィールドの任意の位置に配置されてよい。本発明はこれに限定されない。
具体的には、本発明の本実施形態において、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備えてよい。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの送信ポートを示す。送信ポートは、ベースバンドデバイスの任意の検出対象のポートであってよい。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1は複数のポートを備えてよく、送信ポートは、例えば、ポート5といったベースバンドデバイスの任意のポートであってよい。経路探索フレームは、ベースバンドデバイス1のポート5を示すポート情報を備えてよい。これに対応して、ポート5と無線周波デバイスとの間のトポロジについての情報が、経路探索フレームにしたがって取得されてよい。図3に示されているように、経路探索フレームは図3に示されていてよく、ベースバンドデバイスのポート情報は、経路探索フレームの探索フィールドに位置付けられてよい。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスのデバイス識別子とベースバンドデバイスの送信ポートのポート番号とを含んでよく、ここで送信ポートは、ポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、ベースバンドデバイスのポート情報はさらに、ベースバンドデバイスのデバイスタイプ、送信ポートのサブラック番号、送信ポートのキャビネット番号、送信ポートのスロット番号、またはベースバンドデバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
任意選択で、本発明の本実施形態において、経路探索フレームはさらに、対応する無線受信端のポート情報を備えてよい、すなわち、対応する無線周波デバイスのポート情報を備えてよい。無線周波デバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの検出対象の送信ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを示す。例えば、図2に示されているように、ベースバンドデバイス1のポート5が検出される。すなわち、送信ポートはポート5である。送信ポートに対応するポートは、無線周波デバイス1のポート0であってよい。経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの送信ポート5を示すポート情報を備えてよく、さらに無線周波デバイス1のポート0を示すポート情報を備えてよく、これにより、転送ネットワークのデバイスは、ベースバンドデバイスの送信ポートに対応する、無線周波デバイスの受信ポートを、受信された経路探索フレームにしたがって決定してよい。図3に示されているように、経路探索フレームは図3に示されていてよく、無線周波デバイスのポート情報は、FLAG(フラグ)フィールドに位置付けられてよい。あるいは、図4に示されているように、無線送信デバイスのポート情報および無線受信デバイスのポート情報は、それぞれ探索フィールド1および探索フィールド2に位置付けられる。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスのデバイス識別子と無線周波デバイスの受信ポートのポート番号とを含んでよい。ここで、無線周波デバイスの受信ポートはポート情報にしたがって決定されてよい。任意選択で、無線周波デバイスのポート情報はさらに、無線周波デバイスのデバイスタイプ、受信ポートのサブラック番号、受信ポートのキャビネット番号、受信ポートのスロット番号、または無線周波デバイスの作動状態のうちの1または複数を含んでよい。本発明はこれに限定されない。
S520において、無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信し、これにより、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報を決定し、探索情報をEMSに送信してトポロジ情報を決定する。具体的に、無線送信デバイスがベースバンドデバイスであるとき、第1の転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームを受信する。経路探索フレームは、ベースバンドデバイスの送信ポートのポート情報を含み、任意選択で、さらに無線受信デバイスの受信ポート情報、すなわち、無線周波デバイスの受信ポート情報を備えてよい。無線送信デバイスが無線周波デバイスであるとき、第2の転送ネットワークデバイスが経路探索フレームを受信してよい。経路探索フレームは、無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備え、任意選択で、さらに無線受信デバイスの受信ポート情報、すなわち、ベースバンドデバイスの受信ポート情報を備えてよい。
本発明の本実施形態において、無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークに送信する。任意選択で、例えば無線EMSといった、基地局の管理ツールが指示情報を無線送信デバイスに送信してよい。指示情報は、経路探索フレームを転送ネットワークに送信するよう無線送信デバイスに命令するために使用される。この方法において、いつでもフロントホールトポロジが探索されてよく、無線EMSは、探索を実行するよう無線送信デバイスに任意の時点で命令する。この方法は、MSFTSP(手動片方向FTSP)と称されてよい。任意選択で、無線送信デバイスは、経路探索フレームを周期的に送信するよう設定されてよい。例えば、フロントホールトポロジを探索すべく、ベースバンドデバイスおよび無線周波デバイスは、5時間ごとに経路探索フレームを送信するよう設定されてよい。この方法は、ASFTSP(自動片方向FTSP)と称されてよい。本発明はこれに限定されない。
前述のプロセスの順序番号は、本発明の実施形態における実行順序を意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行順序は、プロセスの機能および内部ロジックに応じて決定されるべきであるが、本発明の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定にもなるべきではない。
したがって、本発明の本実施形態における、フロントホールトポロジを探索するための方法によると、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信してよく、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示される送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
前述のものは、図1から図10に関連して、本発明の実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための方法を詳細に説明したものである。以下では、図11から図18に関連して、本発明の一実施形態に係る、フロントホールトポロジを探索するための装置を説明する。
図11は、本発明の一実施形態に係るベースバンドデバイスの概略ブロック図を示す。図11に示されているように、本発明の本実施形態に係るベースバンドデバイス600は、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される第1の送信モジュール610であって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、第1の送信モジュール610と、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信するよう構成される第1の受信モジュール620であって、宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、第1の受信モジュール620と、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定するよう構成される決定モジュール630であって、探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す、決定モジュール630と、探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成される第2の送信モジュール640とを備える。
したがって、本発明の本実施形態のベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、探索情報は、ベースバンドデバイスのポート情報、第1のポート情報、および第2のポート情報を含む。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、探索結果は、無線周波デバイスのポート情報を含む。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備える。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備える。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、宛先経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備える。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、ベースバンドデバイス600はさらに、EMSによって送信される指示メッセージを受信するよう構成される第2の受信モジュールを備えてよい。指示メッセージは、送信元経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される。
本発明の本実施形態に係るベースバンドデバイス600は、本発明の実施形態の方法100を実行するよう対応して構成されてよく、ベースバンドデバイス600のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図1から図6における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態のベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図12は、本発明の一実施形態に係る第1の転送ネットワークデバイスの概略ブロック図を示す。図12に示されているように、本発明の本実施形態に係る転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイス700は、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信するよう構成される第1の受信モジュール710であって、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される、第1の受信モジュール710と、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録するよう構成される処理モジュール720であって、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す、処理モジュール720と、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される第1の送信モジュール730と、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信するよう構成される第2の受信モジュール740であって、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、宛先経路探索フレームは第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す、第2の受信モジュール740と、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信するよう構成される第2の送信モジュール750とを備える。
したがって、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信した後、本発明の本実施形態の転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。このようにして、ループバックオペレーションを実行することによって、フロントホール部分において障害検出が容易に実行され得る。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または、第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備える。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備える。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、宛先経路探索フレームは、無線周波デバイスのポート情報を保持する。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
本発明の本実施形態に係る第1の転送ネットワークデバイス700は、本発明の実施形態の方法200を実行するよう対応して構成されてよく、第1の転送ネットワークデバイス700のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図7の方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信した後、本発明の本実施形態の転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。このようにして、ループバックオペレーションを実行することによって、フロントホール部分において障害検出が容易に実行され得る。
図13は、本発明の一実施形態に係る転送ネットワークデバイスの概略ブロック図を示す。図13に示されているように、本発明の本実施形態に係る転送ネットワークデバイス800は、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを受信するよう構成される受信モジュール810であって、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、受信モジュール810と、経路探索フレームにしたがって探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成される送信モジュール820であって、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示すために使用される、送信モジュール820とを備える。
したがって、本発明の本実施形態の転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイスに接続されたベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスによって送信される経路探索フレームを受信し、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。また、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、探索情報は、送信ポート情報と転送ネットワークデバイスの入力ポート情報とを含む。入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備える。受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、探索情報は受信ポート情報を含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または、無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
本発明の本実施形態に係る転送ネットワークデバイス800は、本発明の実施形態の方法400を実行するよう対応して構成されてよく、転送ネットワークデバイス800のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図9における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態の転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイスに接続されたベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスによって送信される経路探索フレームを受信し、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図14は、本発明の一実施形態に係る無線送信デバイスの概略ブロック図を示す。図14に示されているように、本発明の本実施形態に係る無線送信デバイス900は、経路探索フレームを生成するよう構成される生成モジュール910であって、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す、生成モジュール910と、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される送信モジュール920とを備える。
したがって、本発明の本実施形態の無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示された送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
任意選択で、本発明の本実施形態において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備える。受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、本発明の本実施形態において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明の本実施形態において、無線送信デバイスはさらに、エレメント管理システムEMSによって送信される指示情報を受信するよう構成される受信モジュールであって、指示情報は、経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される、受信モジュールを備える。
任意選択で、本発明の本実施形態において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または、無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
本発明の本実施形態に係る無線送信デバイス900は、本発明の実施形態の方法500を実行するよう対応して構成されてよく、無線送信デバイス900のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図10における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態の無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示された送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図15に示されているように、本発明の一実施形態が、さらにベースバンドデバイス1000を提供する。ベースバンドデバイス1000は、プロセッサ1010とメモリ1020と送受信機1030とバスシステム1040とを備える。プロセッサ1010とメモリ1020と送受信機1030とは、バスシステム1040を使用することによって接続される。メモリ1020は、命令を格納するよう構成される。プロセッサ1010は、メモリ1020に格納された命令を実行するよう構成され、これにより、信号を受信および送信するよう送受信機1030を制御する。プロセッサ1010は、送信元経路探索フレームを転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される。ここで、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。送受信機1030は、第1の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信するよう構成される。宛先経路探索フレームは、第1の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、かつ転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスが送信元経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成される。第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。プロセッサ1010は、宛先経路探索フレームにしたがって探索情報を決定するよう構成される。探索情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートが第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることと、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートが無線周波デバイスの受信ポートに接続されていることとを示す。送受信機1030は、探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成される。
したがって、本発明の本実施形態のベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
本発明の本実施形態において、プロセッサ1010は中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよく、または、プロセッサ1010は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または同様のものであってよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサ、または同様のものであってよい。
メモリ1020は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1010に提供する。メモリ1020の一部がさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1020はさらに、デバイスタイプ情報を格納してよい。
データバスに加えて、バスシステム1040はさらに、電力バス、制御バス、状態信号バス、および同様のものを含んでよい。しかしながら、説明を明確にするために、様々なタイプのバスがバスシステム1040として図中に示されている。
実装プロセスにおいて、プロセッサ1010におけるハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェア形態の命令を使用することによって、前述の方法の段階が完了されてよい。本発明の実施形態に関連して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了されてよく、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当該分野における成熟した記憶媒体に位置付けられてよい。記憶媒体は、メモリ1020に位置付けられてよい。プロセッサ1010は、メモリ1020内の情報を読み出し、プロセッサ1010のハードウェアと組み合わせて前述の方法の段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
任意選択で、一実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、探索情報は、ベースバンドデバイスのポート情報、第1のポート情報、および第2のポート情報を含む。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、探索結果は、無線周波デバイスのポート情報を含む。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備える。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備える。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、宛先経路探索フレームは、さらに無線周波デバイスのポート情報を含む。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの出力ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、送受信機1030はさらに、EMSによって送信される指示メッセージを受信するよう構成される。指示メッセージは、送信元経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される。
本発明の本実施形態に係るベースバンドデバイス1000は、本発明の実施形態のベースバンドデバイス600に対応していてよく、本発明の実施形態に係る方法100を実行する対応する実行体に対応していてよく、ベースバンドデバイス1000のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図1における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態のベースバンドデバイスは、パスを探索するために使用される送信元経路探索フレームを、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信し、これにより、送信元経路探索フレームを受信する転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームにポート情報を記録する。ここで、ポート情報は、ベースバンドデバイスに接続された、転送ネットワークの入力ポートのポート情報と、無線周波デバイスに接続された、転送ネットワークの出力ポートのポート情報とを含む。最後に、転送ネットワークのポート情報が記録された宛先経路探索フレームは、ベースバンドデバイスに返される。そして、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、これにより、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図16に示されているように、本発明の一実施形態がさらに、第1の転送ネットワークデバイス1100を提供する。第1の転送ネットワークデバイス1100は、プロセッサ1110とメモリ1120と送受信機1130とバスシステム1140とを備える。プロセッサ1110とメモリ1120と送受信機1130とは、バスシステム1140を使用することによって接続される。メモリ1120は、命令を格納するよう構成される。プロセッサ1110は、メモリ1120に格納された命令を実行するよう構成され、これにより、信号を受信および送信するよう送受信機1130を制御する。送受信機1130は、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信するよう構成される。ここで、送信元経路探索フレームは、転送ネットワークを使用することによって無線周波デバイスに送信される。プロセッサ1110は、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録するよう構成される。ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。送受信機1130は、第1の経路探索フレームを転送ネットワークの第2の転送ネットワークデバイスに送信し、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信するよう構成される。ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第1の経路探索フレームに第2のポート情報を記録した後に形成され、宛先経路探索フレームは第1のポート情報および第2のポート情報を保持し、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。
したがって、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信した後、本発明の本実施形態の転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。このようにして、ループバックオペレーションを実行することによって、フロントホール部分において障害検出が容易に実行され得る。
本発明の本実施形態において、プロセッサ1110は中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよく、または、プロセッサ1110は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または同様のものであってよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサ、または同様のものであってよい。
メモリ1120は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1110に提供する。メモリ1120の一部がさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1120はさらに、デバイスタイプ情報を格納してよい。
データバスに加えて、バスシステム1140はさらに、電力バス、制御バス、状態信号バス、および同様のものを含んでよい。しかしながら、説明を明確にするために、様々なタイプのバスがバスシステム1140として図中に示されている。
実装プロセスにおいて、プロセッサ1110におけるハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェア形態の命令を使用することによって、前述の方法の段階が完了されてよい。本発明の実施形態に関連して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了されてよく、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当該分野における成熟した記憶媒体に位置付けられてよい。記憶媒体は、メモリ1120に位置付けられてよい。プロセッサ1110は、メモリ1120内の情報を読み出し、プロセッサ1110のハードウェアと組み合わせて前述の方法の段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
任意選択で、一実施形態において、第1のポート情報は、第1の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または第1の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。第2のポート情報は、第2の転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、出力ポートが位置付けられているサブラックの番号、出力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、出力ポートが位置付けられているスロットの番号、出力ポートのポート番号、または第2の転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、送信元経路探索フレームは、ベースバンドデバイスのポート情報を備える。ベースバンドデバイスのポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、送信元経路探索フレームはさらに、無線周波デバイスのポート情報を備える。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、宛先経路探索フレームは、無線周波デバイスのポート情報を保持する。無線周波デバイスのポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートを示す。
本発明の本実施形態に係る第1の転送ネットワークデバイス1100は、本発明の実施形態の第1の転送ネットワークデバイス700に対応していてよく、本発明の実施形態に係る方法200を実行する対応する実行体に対応していてよく、第1の転送ネットワークデバイス1100のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図7における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、ベースバンドデバイスによって送信される送信元経路探索フレームを受信した後、本発明の本実施形態の転送ネットワークの第1の転送ネットワークデバイスは、第1の経路探索フレームを取得すべく、送信元経路探索フレームに第1のポート情報を記録し、ここで、第1のポート情報は、ベースバンドデバイスの目標ポートに接続された、第1の転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。第1の転送ネットワークデバイスは、決定された第1の経路探索フレームを第2の転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、第2の転送ネットワークデバイスは、無線周波デバイスに接続されている。第1の転送ネットワークデバイスは、第2の転送ネットワークデバイスによって送信される宛先経路探索フレームを受信し、ここで、宛先経路探索フレームは、第2の転送ネットワークデバイスが第2のポート情報を第1の経路探索フレームに追加した後に形成され、第2のポート情報は、無線周波デバイスの受信ポートに接続された、第2の転送ネットワークデバイスの出力ポートを示す。そして、第1の転送ネットワークデバイスは、宛先経路探索フレームをベースバンドデバイスに送信し、これにより、ベースバンドデバイスは、宛先経路探索フレームにしたがって探索結果情報を決定し、探索結果情報を無線EMSに報告し、無線EMSは、探索結果にしたがってFronthaulトポロジを迅速かつ正確に取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。このようにして、ループバックオペレーションを実行することによって、フロントホール部分において障害検出が容易に実行され得る。
図17に示されているように、本発明の一実施形態が、さらに転送ネットワークデバイス1200を提供する。転送ネットワークデバイス1200は、プロセッサ1210とメモリ1220と送受信機1230とバスシステム1240とを含む。プロセッサ1210とメモリ1220と送受信機1230とは、バスシステム1240を使用することによって接続される。メモリ1220は、命令を格納するよう構成される。プロセッサ1210は、メモリ1220に格納された命令を実行するよう構成され、これにより、信号を受信および送信するよう送受信機1230を制御する。送受信機1230は、無線送信デバイスによって送信される経路探索フレームを受信するよう構成され、ここで、経路探索フレームは無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示し、送受信機1230は、経路探索フレームにしたがって探索情報をエレメント管理システムEMSに送信するよう構成され、ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示すために使用される。
したがって、本発明の本実施形態の転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイスに接続されたベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスによって送信される経路探索フレームを受信し、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
本発明の本実施形態において、プロセッサ1210は中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよく、または、プロセッサ1210は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または同様のものであってよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサ、または同様のものであってよい。
メモリ1220は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1210に提供する。メモリ1220の一部がさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1220はさらに、デバイスタイプ情報を格納してよい。
データバスに加えて、バスシステム1240はさらに、電力バス、制御バス、状態信号バス、および同様のものを含んでよい。しかしながら、説明を明確にするために、様々なタイプのバスがバスシステム1240として図中に示されている。
実装プロセスにおいて、プロセッサ1210におけるハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェア形態の命令を使用することによって、前述の方法の段階が完了されてよい。本発明の実施形態に関連して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了されてよく、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当該分野における成熟した記憶媒体に位置付けられてよい。記憶媒体は、メモリ1220に位置付けられてよい。プロセッサ1210は、メモリ1220内の情報を読み出し、プロセッサ1210のハードウェアと組み合わせて前述の方法の段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
任意選択で、一実施形態において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、探索情報は、送信ポート情報と転送ネットワークデバイスの入力ポート情報とを含む。入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスの入力ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、入力ポート情報は、転送ネットワークデバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、入力ポートが位置付けられているサブラックの番号、入力ポートが位置付けられているキャビネットの番号、入力ポートが位置付けられているスロットの番号、入力ポートのポート番号、または転送ネットワークデバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備える。受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、探索情報は受信ポート情報を含む。
任意選択で、一実施形態において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または、無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
本発明の本実施形態に係る転送ネットワークデバイス1200は、本発明の実施形態の転送ネットワークデバイス800に対応していてよく、本発明の実施形態に係る方法400を実行する対応する実行体に対応していてよく、転送ネットワークデバイス1200のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図9における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態の転送ネットワークの転送ネットワークデバイスは、転送ネットワークデバイスに接続されたベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスによって送信される経路探索フレームを受信し、ここで、経路探索フレームは、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートのポート情報を備えてよい。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、ベースバンドデバイスおよび/または無線周波デバイスの送信ポートが、転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
図18に示されているように、本発明の一実施形態がさらに、無線送信デバイス1300を提供する。無線送信デバイス1300は、プロセッサ1310とメモリ1320と送受信機1330とバスシステム1340とを備える。プロセッサ1310とメモリ1320と送受信機1330とは、バスシステム1340を使用することによって接続される。メモリ1320は、命令を格納するよう構成される。プロセッサ1310は、メモリ1320に格納された命令を実行するよう構成され、これにより、信号を受信および送信するよう送受信機1330を制御する。プロセッサ1310は、経路探索フレームを生成するよう構成される。ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスの送信ポート情報を備え、送信ポート情報は、転送ネットワークデバイスに接続された、無線送信デバイスの送信ポートを示す。送受信機1330は、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信するよう構成される。
したがって、本発明の本実施形態の無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示された送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
本発明の本実施形態において、プロセッサ1310は中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよく、または、プロセッサ1310は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または同様のものであってよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサ、または同様のものであってよい。
メモリ1320は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1310に提供する。メモリ1320の一部がさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1320はさらに、デバイスタイプ情報を格納してよい。
データバスに加えて、バスシステム1340はさらに、電力バス、制御バス、状態信号バス、および同様のものを含んでよい。しかしながら、説明を明確にするために、様々なタイプのバスがバスシステム1340として図中に示されている。
実装プロセスにおいて、プロセッサ1310におけるハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェア形態の命令を使用することによって、前述の方法の段階が完了されてよい。本発明の実施形態に関連して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行および完了されてよく、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および完了されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当該分野における成熟した記憶媒体に位置付けられてよい。記憶媒体は、メモリ1320に位置付けられてよい。プロセッサ1310は、メモリ1320内の情報を読み出し、プロセッサ1310のハードウェアと組み合わせて前述の方法の段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
任意選択で、一実施形態において、送信ポート情報は、無線送信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、送信ポートが位置付けられているサブラックの番号、送信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、送信ポートが位置付けられているスロットの番号、送信ポートのポート番号、または無線送信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、経路探索フレームはさらに、無線送信デバイスに対応する無線受信デバイスの受信ポート情報を備える。受信ポート情報は、無線受信デバイスの受信ポートを示す。
任意選択で、一実施形態において、受信ポート情報は、無線受信デバイスのデバイス識別子、デバイスタイプ、受信ポートが位置付けられているサブラックの番号、受信ポートが位置付けられているキャビネットの番号、受信ポートが位置付けられているスロットの番号、受信ポートのポート番号、または無線受信デバイスの作動状態のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、一実施形態において、送受信機1330はさらに、エレメント管理システムEMSによって送信される指示情報を受信するよう構成される。ここで、指示情報は、経路探索フレームを送信するようベースバンドデバイスに命令するために使用される。
任意選択で、一実施形態において、無線送信デバイスはベースバンドデバイスであり、無線受信デバイスは無線周波デバイスであるか、または、無線送信デバイスは無線周波デバイスであり、無線受信デバイスはベースバンドデバイスである。
本発明の本実施形態に係る無線送信デバイス1300は、本発明の実施形態の無線送信デバイス900に対応していてよく、本発明の実施形態に係る方法500を実行する対応する実行体に対応していてよく、無線送信デバイス1300のモジュールの前述のおよび他のオペレーションおよび/または機能は、図10における方法の対応する手順を実装するために別々に使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
したがって、本発明の本実施形態の無線送信デバイスは、経路探索フレームを転送ネットワークデバイスに送信し、ここで、経路探索フレームは、無線送信デバイスのポート情報を備えてよく、ポート情報によって示された送信ポートは、転送ネットワークデバイスに接続されている。そして、転送ネットワークデバイスは、経路探索フレームにしたがって探索情報をEMSに送信し、ここで、探索情報は、無線送信デバイスの送信ポートが転送ネットワークデバイスの入力ポートに接続されていることを示す。これにより、EMSは、探索結果にしたがって迅速かつ正確にFronthaulトポロジを取得でき、無線デバイスと転送ネットワークデバイスとの間のトポロジについての情報を決定でき、様々なデバイスのポート間の接続関係を決定できる。
当業者であれば認識し得るように、本明細書において開示された実施形態において説明された例と組み合わせて、電子的ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子的ハードウェアとの組み合わせによって、ユニットおよびアルゴリズムの段階が実装されてよい。機能がハードウェアによって実行されるか、ソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決手段の特定の適用と設計上の制約条件とで決まる。当業者は、異なる方法を使用して、特定の適用ごとに、説明された機能を実装してよいが、そのような実装例は、本発明の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
当業者は明確に理解し得るように、説明を簡便かつ簡潔にする目的で、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願において提供されたいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法は、別の方式で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明された装置の実施形態は例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は、論理的機能の分割に過ぎず、実際の実装例においては他の分割であってよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントが別のシステムに組み合わされるか、もしくは統合されてよく、または、いくつかの機能が無視されるか、もしくは実行されなくてよい。加えて、表示または説明された相互結合、または直接結合もしくは通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することによって実装されてよい。装置間またはユニット間の間接的な結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、または別の形態で実装されてよい。
別個の部分として説明されるユニットは、物理的に分かれていても、それでなくでもよく、ユニットとして表示される部分は、物理的ユニットであっても、そうでなくてもよく、一か所に位置付けられてよく、または、複数のネットワークユニットにおいて分散されていてよい。実施形態の解決手段の目的を達成するための実際の要件に応じて、ユニットの一部または全部が選択されてよい。
加えて、本発明の実施形態の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、または、当該ユニットの各々は、物理的に単独で存在してよく、または、少なくとも2つのユニットが1つのユニットに統合されてよい。
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、単独製品として販売または使用されるとき、機能はコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決手段は本質的に、または先行技術に寄与する部分は、または技術的解決手段のいくつかは、ソフトウェア製品の形態で実装されてよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本発明の実施形態において説明された方法の段階の全部または一部を実行するよう、(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス、または同様のものであってよい)コンピュータデバイスに命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、プログラムコードを格納できる、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの任意の媒体を含む。
前述の説明は、本発明の具体的な実装例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明において開示された技術的範囲内で当業者によって容易に案出されたいかなる変形または置き換えも、本発明の保護範囲内に当然に含まれる。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に当然に従う。