JP2018522214A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018522214A5 JP2018522214A5 JP2017559004A JP2017559004A JP2018522214A5 JP 2018522214 A5 JP2018522214 A5 JP 2018522214A5 JP 2017559004 A JP2017559004 A JP 2017559004A JP 2017559004 A JP2017559004 A JP 2017559004A JP 2018522214 A5 JP2018522214 A5 JP 2018522214A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- antibody
- probe tip
- sample
- wells
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 115
- 108090001123 antibodies Proteins 0.000 claims description 41
- 102000004965 antibodies Human genes 0.000 claims description 41
- 239000012491 analyte Substances 0.000 claims description 24
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 claims description 20
- 239000000243 solution Substances 0.000 claims description 16
- 108010047814 Antigen-Antibody Complex Proteins 0.000 claims description 14
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 12
- 238000004164 analytical calibration Methods 0.000 claims description 10
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 10
- 239000003929 acidic solution Substances 0.000 claims description 9
- 238000011088 calibration curve Methods 0.000 claims description 7
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 claims description 6
- 230000005591 charge neutralization Effects 0.000 claims description 5
- 230000001264 neutralization Effects 0.000 claims description 5
- 238000006386 neutralization reaction Methods 0.000 claims description 5
- 239000012488 sample solution Substances 0.000 claims description 5
- UIIMBOGNXHQVGW-UHFFFAOYSA-M buffer Substances [Na+].OC([O-])=O UIIMBOGNXHQVGW-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 4
- 238000003018 immunoassay Methods 0.000 claims description 4
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 4
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 claims description 3
- 239000007850 fluorescent dye Substances 0.000 claims description 2
- 102000025380 C-Reactive Protein Human genes 0.000 claims 6
- 108010074051 C-Reactive Protein Proteins 0.000 claims 6
- 108010090804 Streptavidin Proteins 0.000 claims 2
- YBJHBAHKTGYVGT-ZKWXMUAHSA-N biotin Chemical compound N1C(=O)N[C@@H]2[C@H](CCCCC(=O)O)SC[C@@H]21 YBJHBAHKTGYVGT-ZKWXMUAHSA-N 0.000 claims 2
- 229960002685 biotin Drugs 0.000 claims 2
- 235000020958 biotin Nutrition 0.000 claims 2
- 239000011616 biotin Substances 0.000 claims 2
- 238000011002 quantification Methods 0.000 claims 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 claims 1
- 239000012445 acidic reagent Substances 0.000 claims 1
- 230000002378 acidificating Effects 0.000 claims 1
- 239000007853 buffer solution Substances 0.000 claims 1
- CWCXERYKLSEGEZ-KDKHKZEGSA-N Procalcitonin Chemical compound C([C@@H](C(=O)N1CCC[C@H]1C(=O)N[C@@H](CCC(N)=O)C(=O)N[C@H](C(=O)N[C@@H](C)C(=O)N[C@@H]([C@@H](C)CC)C(=O)NCC(=O)N[C@@H](C(C)C)C(=O)NCC(=O)N[C@@H](C)C(=O)N1[C@@H](CCC1)C(=O)NCC(O)=O)[C@@H](C)O)NC(=O)[C@@H](NC(=O)[C@H](CC=1NC=NC=1)NC(=O)[C@H](CC=1C=CC=CC=1)NC(=O)[C@H](CCCCN)NC(=O)[C@H](CC(N)=O)NC(=O)[C@H](CC=1C=CC=CC=1)NC(=O)[C@H](CC(O)=O)NC(=O)[C@H](CCC(N)=O)NC(=O)[C@@H](NC(=O)[C@H](CC=1C=CC(O)=CC=1)NC(=O)[C@@H](NC(=O)CNC(=O)[C@H](CC(C)C)NC(=O)[C@H](CCSC)NC(=O)[C@H]1NC(=O)[C@H]([C@@H](C)O)NC(=O)[C@H](CO)NC(=O)[C@H](CC(C)C)NC(=O)[C@H](CC(N)=O)NC(=O)CNC(=O)[C@@H](N)CSSC1)[C@@H](C)O)[C@@H](C)O)[C@@H](C)O)C1=CC=CC=C1 CWCXERYKLSEGEZ-KDKHKZEGSA-N 0.000 description 5
- 108010048233 Procalcitonin Proteins 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000004166 bioassay Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Description
当該方法は、以下の工程を含む:
(a)先端表面の直径が≦5mmであるプローブ先端に固定化された第1の抗体を有するプローブを得;
(b)前記プローブを、前記プローブ先端の蛍光シグナルを先行読取するために、pH6.0〜8.5の水溶液を含む先行読取容器中に浸漬し;
(c)前記プローブ先端を、分析物を有する液体サンプルを含むサンプル容器に浸漬し;
(d)前記プローブ先端を、1又は複数の蛍光標識と結合した第2の抗体を含む試薬溶液を含む試薬容器に浸漬させ、前記プローブ先端で、前記分析物、前記第1の抗体、および前記第2の抗体との間で免疫複合体を形成させ、ここで、前記第1の抗体および前記第2の抗体は前記分析物に対する抗体であり;
(e)前記プローブ先端を、洗浄溶液を含む洗浄容器中に浸漬し;
(f)前記プローブ先端における免疫複合体の蛍光シグナルを測定し、前記(b)の先行読取蛍光シグナルを差し引き、検量線に対して定量することによって、前記第1のサンプル中の前記分析物の濃度を決定し;
(g)前記プローブ先端を、約1.0〜4.0のpHを有する酸性溶液中に浸漬して、前記プローブ先端から前記免疫複合体を溶出させ;及び
(h)第2のサンプル容器内の第2の液体サンプルについて工程(b)〜(f)を1〜20回、好ましくは1〜10回繰り返すことにより、複数の液体サンプル中の分析物が検出される。前記方法は全ての反応サイクルにおいて、同じプローブ、同じ試薬溶液及び同じ洗浄溶液を利用する。
(a)先端表面の直径が≦5mmであるプローブ先端に固定化された第1の抗体を有するプローブを得;
(b)前記プローブを、前記プローブ先端の蛍光シグナルを先行読取するために、pH6.0〜8.5の水溶液を含む先行読取容器中に浸漬し;
(c)前記プローブ先端を、分析物を有する液体サンプルを含むサンプル容器に浸漬し;
(d)前記プローブ先端を、1又は複数の蛍光標識と結合した第2の抗体を含む試薬溶液を含む試薬容器に浸漬させ、前記プローブ先端で、前記分析物、前記第1の抗体、および前記第2の抗体との間で免疫複合体を形成させ、ここで、前記第1の抗体および前記第2の抗体は前記分析物に対する抗体であり;
(e)前記プローブ先端を、洗浄溶液を含む洗浄容器中に浸漬し;
(f)前記プローブ先端における免疫複合体の蛍光シグナルを測定し、前記(b)の先行読取蛍光シグナルを差し引き、検量線に対して定量することによって、前記第1のサンプル中の前記分析物の濃度を決定し;
(g)前記プローブ先端を、約1.0〜4.0のpHを有する酸性溶液中に浸漬して、前記プローブ先端から前記免疫複合体を溶出させ;及び
(h)第2のサンプル容器内の第2の液体サンプルについて工程(b)〜(f)を1〜20回、好ましくは1〜10回繰り返すことにより、複数の液体サンプル中の分析物が検出される。前記方法は全ての反応サイクルにおいて、同じプローブ、同じ試薬溶液及び同じ洗浄溶液を利用する。
再利用および広範囲のプロトコルの組合せは以下の工程を含む;
(i)先端表面の直径が≦5mmであるプローブ先端に固定化された第1の抗体を有するプローブを得;
(ii)前記プローブを、前記プローブ先端の蛍光シグナルを先行読取するために、水溶液を含む先行読取容器に浸漬し;
(iii)前記プローブ先端を、分析物を前記プローブ先端の第1抗体に結合させるため、分析物を有する第1サンプル溶液を含む第1のサンプル容器に浸漬(例えば、10秒〜2分間、サンプル容器中でサンプル溶液を0〜500rpmで流す)し;
(iv)前記プローブ先端を、蛍光標識と結合した第2の抗体を含む試薬溶液を含む試薬容器に浸漬させ、前記分析物、前記第1の抗体、および前記第2の抗体の免疫複合体を形成させ、ここで、第1の抗体および第2の抗体は分析物に対する抗体であり;
(v)前記プローブ先端を洗浄するため、洗浄溶液を含む洗浄容器に前記プローブ先端を浸漬し;
(vi)前記プローブ先端において形成された第1の免疫複合体の第1の蛍光シグナルを測定し;
(vii)前記第1サンプル中のさらなる分析物を前記プローブ先端の第1の抗体へ結合させるため、前記プローブ先端を同じサンプル容器中に工程(iii)よりも長い時間(例えば1〜30分)浸漬し、第1のサンプル容器中のサンプル溶液を流し(0〜1200rpm、好ましくは200〜1200rpmまたは200〜1000rpm);
(viii)より長いインキュベーション時間で工程(iv)を繰り返し、工程(v)を繰り返し;
(ix)前記プローブ先端において形成された第2の免疫複合体の第2の蛍光シグナルを測定し;
(x)まず前記(b)の先行読取した蛍光シグナルを第1および第2の蛍光シグナルから差し引き、次いで上限側検量線または下限側検量線に対する前記分析物の濃度を定量することにより第1のサンプル中の前記分析物の濃度を決定し;
(xi)前記プローブ先端から前記免疫複合体を溶出させるため、約1.0〜4.0のpHを有する酸性溶液に前記プローブ先端を浸漬し;及び
(xii)第2のサンプル容器中の第2の液体サンプルを用いて工程(ii)〜(xi)を繰返すことにより、複数の液体サンプル中の分析物が検出される。前記方法は全ての反応サイクルにおいて、同じプローブ、同じ試薬溶液及び同じ洗浄溶液を利用する。
(i)先端表面の直径が≦5mmであるプローブ先端に固定化された第1の抗体を有するプローブを得;
(ii)前記プローブを、前記プローブ先端の蛍光シグナルを先行読取するために、水溶液を含む先行読取容器に浸漬し;
(iii)前記プローブ先端を、分析物を前記プローブ先端の第1抗体に結合させるため、分析物を有する第1サンプル溶液を含む第1のサンプル容器に浸漬(例えば、10秒〜2分間、サンプル容器中でサンプル溶液を0〜500rpmで流す)し;
(iv)前記プローブ先端を、蛍光標識と結合した第2の抗体を含む試薬溶液を含む試薬容器に浸漬させ、前記分析物、前記第1の抗体、および前記第2の抗体の免疫複合体を形成させ、ここで、第1の抗体および第2の抗体は分析物に対する抗体であり;
(v)前記プローブ先端を洗浄するため、洗浄溶液を含む洗浄容器に前記プローブ先端を浸漬し;
(vi)前記プローブ先端において形成された第1の免疫複合体の第1の蛍光シグナルを測定し;
(vii)前記第1サンプル中のさらなる分析物を前記プローブ先端の第1の抗体へ結合させるため、前記プローブ先端を同じサンプル容器中に工程(iii)よりも長い時間(例えば1〜30分)浸漬し、第1のサンプル容器中のサンプル溶液を流し(0〜1200rpm、好ましくは200〜1200rpmまたは200〜1000rpm);
(viii)より長いインキュベーション時間で工程(iv)を繰り返し、工程(v)を繰り返し;
(ix)前記プローブ先端において形成された第2の免疫複合体の第2の蛍光シグナルを測定し;
(x)まず前記(b)の先行読取した蛍光シグナルを第1および第2の蛍光シグナルから差し引き、次いで上限側検量線または下限側検量線に対する前記分析物の濃度を定量することにより第1のサンプル中の前記分析物の濃度を決定し;
(xi)前記プローブ先端から前記免疫複合体を溶出させるため、約1.0〜4.0のpHを有する酸性溶液に前記プローブ先端を浸漬し;及び
(xii)第2のサンプル容器中の第2の液体サンプルを用いて工程(ii)〜(xi)を繰返すことにより、複数の液体サンプル中の分析物が検出される。前記方法は全ての反応サイクルにおいて、同じプローブ、同じ試薬溶液及び同じ洗浄溶液を利用する。
ユニット化されたイムノアッセイストリップ
本発明はさらに、イムノアッセイ試験のためのカートリッジ(ストリップ)を示す。 本発明のユニット化されたカートリッジは、2〜20個、または3〜20個の異なるサンプルを測定するために2〜20、または3〜20サイクル使用されることができる。カートリッジは以下を含む;(a)プローブと、キャップを含むプローブウェルであって、該キャップは前記プローブウェル内に前記プローブを閉じ込める閉位置にあり、前記プローブが第1の抗体でコーティングされた底部先端を有するプローブウェル;(b)サンプルを受取るためのサンプルウェル;(c)試薬ウェル;(d)各々が洗浄溶液を含む1つ以上の洗浄ウェル;(e)1〜4のpHを提供するための低pHウェル;(f)pH6.0〜8.5を有する緩衝液を提供するための中和ウェル;(g)透光性底部を有する測定ウェル(読取ウェル)であって、水溶液を含む測定ウェル;を含み、ここで、前記サンプルウェル、試薬ウェル、測定ウェルおよび洗浄ウェルの開口部は封止されている。 一実施形態では、前記中和ウェルおよび測定ウェル(読取ウェル)は同一ウェルである。 別の実施形態では、中和ウェルおよび測定ウェルは2つの別個のウェルである。
本発明はさらに、イムノアッセイ試験のためのカートリッジ(ストリップ)を示す。 本発明のユニット化されたカートリッジは、2〜20個、または3〜20個の異なるサンプルを測定するために2〜20、または3〜20サイクル使用されることができる。カートリッジは以下を含む;(a)プローブと、キャップを含むプローブウェルであって、該キャップは前記プローブウェル内に前記プローブを閉じ込める閉位置にあり、前記プローブが第1の抗体でコーティングされた底部先端を有するプローブウェル;(b)サンプルを受取るためのサンプルウェル;(c)試薬ウェル;(d)各々が洗浄溶液を含む1つ以上の洗浄ウェル;(e)1〜4のpHを提供するための低pHウェル;(f)pH6.0〜8.5を有する緩衝液を提供するための中和ウェル;(g)透光性底部を有する測定ウェル(読取ウェル)であって、水溶液を含む測定ウェル;を含み、ここで、前記サンプルウェル、試薬ウェル、測定ウェルおよび洗浄ウェルの開口部は封止されている。 一実施形態では、前記中和ウェルおよび測定ウェル(読取ウェル)は同一ウェルである。 別の実施形態では、中和ウェルおよび測定ウェルは2つの別個のウェルである。
シーケンス 1 (高濃度検出)
1.先行読取
2.第1サンプル(CRP)インキュベーション: 7 秒 0 RPM
3.3回洗浄: 7 秒 1200 RPM
4.Cy5-C5 インキュベーション: 7 秒1200 RPM
5.3回洗浄: 7秒1200RPM
6.1回目の読取
シーケンス 2 (低濃度検出)
7.同じ第1サンプル(CRP) インキュベーション : 15 秒1200 RPM
8.3回洗浄: 7秒1200 RPM
9.Cy5-C5 インキュベーション: 15 秒 1200 RPM
10.3回洗浄: 15秒 1200 RPM
11.2回目の読取
パルス再生
12.緩衝液再生(pH 2.0): 10 秒500 RPM
13.PBS (pH 7.4): 10 秒500 RPM
14.12を繰返す
15.13を繰返す
16.12を繰返す
17.13を繰返す
18.異なるサンプルに対するその後のサイクルのため、1に戻る
1.先行読取
2.第1サンプル(CRP)インキュベーション: 7 秒 0 RPM
3.3回洗浄: 7 秒 1200 RPM
4.Cy5-C5 インキュベーション: 7 秒1200 RPM
5.3回洗浄: 7秒1200RPM
6.1回目の読取
シーケンス 2 (低濃度検出)
7.同じ第1サンプル(CRP) インキュベーション : 15 秒1200 RPM
8.3回洗浄: 7秒1200 RPM
9.Cy5-C5 インキュベーション: 15 秒 1200 RPM
10.3回洗浄: 15秒 1200 RPM
11.2回目の読取
パルス再生
12.緩衝液再生(pH 2.0): 10 秒500 RPM
13.PBS (pH 7.4): 10 秒500 RPM
14.12を繰返す
15.13を繰返す
16.12を繰返す
17.13を繰返す
18.異なるサンプルに対するその後のサイクルのため、1に戻る
実施例9.プロカルシトニンアッセイ
以下のプロトコルに、プロカルシトニン(PCT)アッセイの工程を列挙する。
シーケンス 1 (高濃度検出)
1.先行読取
2.第1のサンプル(PCT) インキュベーション: 15秒0 RPM
3.3回洗浄: 7 秒 1200 RPM
4.Cy5-16B5 インキュベーション: 15 秒 1200 RPM
5.3回洗浄: 7 秒 1200RPM
6.1回目の読取
シーケンス 2 (低濃度検出)
7.第1のサンプル(PCT) インキュベーション: 360 秒 1200 RPM
8.3回洗浄: 7 秒 1200 RPM
9.Cy5-16B5 インキュベーション: 60 秒 1200 RPM
10.3回洗浄: 15 秒 1200 RPM
11.2回目の読取
再生
12.緩衝液再生(pH 2.0): 10 秒 500 RPM
13.PBS (pH 7.4): 10 秒 500 RPM
14.異なるサンプルに対するその後のサイクルのため、1に戻る
以下のプロトコルに、プロカルシトニン(PCT)アッセイの工程を列挙する。
シーケンス 1 (高濃度検出)
1.先行読取
2.第1のサンプル(PCT) インキュベーション: 15秒0 RPM
3.3回洗浄: 7 秒 1200 RPM
4.Cy5-16B5 インキュベーション: 15 秒 1200 RPM
5.3回洗浄: 7 秒 1200RPM
6.1回目の読取
シーケンス 2 (低濃度検出)
7.第1のサンプル(PCT) インキュベーション: 360 秒 1200 RPM
8.3回洗浄: 7 秒 1200 RPM
9.Cy5-16B5 インキュベーション: 60 秒 1200 RPM
10.3回洗浄: 15 秒 1200 RPM
11.2回目の読取
再生
12.緩衝液再生(pH 2.0): 10 秒 500 RPM
13.PBS (pH 7.4): 10 秒 500 RPM
14.異なるサンプルに対するその後のサイクルのため、1に戻る
Claims (15)
- 複数の液体サンプル中のC反応性タンパク質の分析物を検出する方法であって、以下の工程:
(a)先端表面の直径が≦5mmであるプローブ先端に固定化された第1の抗体を有するプローブを得、ここで第1の抗体はマウスモノクローナル抗ヒトC反応性タンパク質抗体CRP30であり;
(b)前記プローブを、前記プローブ先端の蛍光シグナルを先行読取するために、pH6.0〜8.5の水溶液を含む先行読取容器中に浸漬し;
(c)前記プローブ先端を、分析物を有する液体サンプルを含むサンプル容器に浸漬し;
(d)前記プローブ先端を、1又は複数の蛍光標識と結合した第2の抗体を含む試薬溶液を含む試薬容器に浸漬させ、前記プローブ先端で、前記分析物、前記第1の抗体、および前記第2の抗体との間で免疫複合体を形成させ、ここで、前記第1の抗体および前記第2の抗体は前記分析物に対する抗体であり;
(e)前記プローブ先端を、洗浄溶液を含む洗浄容器中に浸漬し;
(f)前記プローブ先端における免疫複合体の蛍光シグナルを測定し、前記(b)の先行読取蛍光シグナルを差し引き、検量線に対して定量することによって、前記第1のサンプル中の前記分析物の濃度を決定し;
(g)前記プローブ先端を、約1.0〜4.0のpHを有する酸性溶液中に浸漬して、前記プローブ先端から前記免疫複合体を溶出させ;及び
(h)第2のサイクルにおいて、第2のサンプル容器内の第2の液体サンプルについて工程(b)〜(g)を繰り返すことにより、複数の液体サンプル中の分析物が検出される;
ことを含む、方法。 - 工程(f)における検量線が、全ての定量サイクルについて同一である、請求項1に記載の方法。
- 工程(g)における酸性溶液のpH が1.5〜2.5である、請求項1に記載の方法。
- 工程(g)において、前記プローブ先端が、酸性溶液に、単回の暴露であって10秒〜2分間暴露される、請求項1に記載の方法。
- 工程(g)において、前記プローブ先端が、前記酸性溶液処理2〜5サイクルのパルス処理に曝される、請求項1に記載の方法。
- 第1の抗体がビオチンで標識され、ストレプトアビジンで被覆された感知表面上に間接的に固定化される、請求項1に記載の方法。
- 複数の液体サンプル中の広い濃度範囲を有するC反応性タンパク質の分析物を検出する方法であって、以下の工程:
(i)先端表面の直径が≦5mmであるプローブ先端に固定化された第1の抗体を有するプローブを得、そして第1の抗体はマウスモノクローナル抗ヒトC反応性タンパク質抗体CRP30であり;
(ii)前記プローブを、前記プローブ先端の蛍光シグナルを先行読取するために、水溶液を含む先行読取容器に浸漬し;
(iii)前記プローブ先端を、分析物を前記プローブ先端の第1抗体に結合させるため、分析物を有する第1サンプル溶液を含む第1のサンプル容器に浸漬し;
(iv)前記プローブ先端を、蛍光標識と結合した第2の抗体を含む試薬溶液を含む試薬容器に浸漬させ、前記分析物、前記第1の抗体、および前記第2の抗体の免疫複合体を形成させ、ここで、第1の抗体および第2の抗体は分析物に対する抗体であり;
(v)前記プローブ先端を洗浄するため、洗浄溶液を含む洗浄容器に前記プローブ先端を浸漬し;
(vi)前記プローブ先端において形成された第1の免疫複合体の第1の蛍光シグナルを測定し;
(vii)前記第1サンプル中のさらなる分析物を前記プローブ先端の第1の抗体へ結合させるため、前記プローブ先端を同じサンプル容器中に工程(iii)よりも長い時間浸漬し、第1のサンプル容器中のサンプル溶液を流し;
(viii)より長いインキュベーション時間で工程(iv)を繰り返し、工程(v)を繰り返し;
(ix)前記プローブ先端において形成された第2の免疫複合体の第2の蛍光シグナルを測定し;
(x)まず前記(ii)の先行読取した蛍光シグナルを第1および第2の蛍光シグナルから差し引き、次いで上限側検量線または下限側検量線に対する前記分析物の濃度を定量することにより第1のサンプル中の前記分析物の濃度を決定し;
(xi)前記プローブ先端から前記免疫複合体を溶出させるため、約1.0〜4.0のpHを有する酸性溶液に前記プローブ先端を浸漬し;及び
(xii)第2のサイクルにおいて第2のサンプル容器中の第2の液体サンプルを用いて工程(ii)〜(xi)を繰返すことにより、複数の液体サンプル中の分析物が検出される;
ことを含む、方法。 - 工程(x)における前記上限側および前記下限側の検量線は、すべての定量サイクルについて同一である、請求項7に記載の方法。
- 工程(x)における前記上限側および前記下限側の検量線が、サイクル特有の検量線である、請求項7に記載の方法。
- 工程(xi)における酸性溶液が1.5〜2.5のpHを有する、請求項7に記載の方法。
- 工程(xi)において、前記プローブ先端が前記酸性溶液に、単回の暴露であって10秒間〜2分間暴露される、請求項7に記載の方法。
- 工程(xi)において、前記プローブ先端が、前記酸性溶液処理2〜5サイクルのパルス処理に曝される、請求項7に記載の方法。
- 前記第1の抗体がビオチンで標識され、ストレプトアビジンで被覆された感知表面上に間接的に固定される、請求項7に記載の方法。
- イムノアッセイのためのカートリッジであって、以下:(a)プローブとキャップとを含むプローブウェルであって、前記キャップは前記プローブを前記プローブウェル内に閉じ込めるための閉位置にあり、ここで、前記プローブはマウスモノクローナル抗ヒトC反応性タンパク質抗体CRP30で被覆された底端(bottom tip)を有するプローブウェル;(b)サンプルを受け取るためのサンプルウェル;(c)試薬を含む試薬ウェル;(d)各々が洗浄溶液を含む1つ以上の洗浄ウェル;(e)pH1〜4とするための酸性試薬を含む低pHウェル;(f)pH6.0〜8.5を有する緩衝試薬を含む中和ウェル(g)光透過性の底部を有する測定ウェルであって、水溶液を含む測定ウェル、を含み、ここで、前記サンプルウェル、試薬ウェル、測定ウェル及び洗浄ウェルの開口部は封止されている;
カートリッジ。 - イムノアッセイのためのカートリッジであって、以下:(a)プローブとキャップとを含むプローブウェルであって、前記キャップは前記プローブを前記プローブウェル内に閉じ込めるための閉位置にあり、ここで、前記プローブはマウスモノクローナル抗ヒトC反応性タンパク質抗体CRP30で被覆された底端(bottom tip)を有するプローブウェル;(b)サンプルを受け取るためのサンプルウェル;(c)試薬を含む試薬ウェル;(d)各々が洗浄溶液を含む1つ以上の洗浄ウェル;(e)pH1〜4とするための酸性pH試薬を含む低pHウェル;(f)光透過性の底部を有し且つpH6.0〜8.5を有する緩衝水溶液を含む中和及び測定ウェル、を含み、ここで、前記サンプルウェル、試薬ウェル、測定ウェル及び洗浄ウェルの開口部は封止されている;
カートリッジ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201562159919P | 2015-05-11 | 2015-05-11 | |
US62/159,919 | 2015-05-11 | ||
PCT/US2016/031661 WO2016183092A1 (en) | 2015-05-11 | 2016-05-10 | Method for re-using test probe and reagents in an immunoassay |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018522214A JP2018522214A (ja) | 2018-08-09 |
JP2018522214A5 true JP2018522214A5 (ja) | 2020-07-16 |
JP6810055B2 JP6810055B2 (ja) | 2021-01-06 |
Family
ID=57249553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017559004A Active JP6810055B2 (ja) | 2015-05-11 | 2016-05-10 | イムノアッセイにおける試験プローブおよび試薬の再利用方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20180128826A1 (ja) |
EP (1) | EP3295174B1 (ja) |
JP (1) | JP6810055B2 (ja) |
CN (1) | CN107533052B (ja) |
CA (1) | CA2985073A1 (ja) |
WO (1) | WO2016183092A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110023756B (zh) * | 2016-10-31 | 2023-06-30 | 万迈医疗仪器有限公司 | 基于干涉测量在免疫测定中重复使用测试探针和试剂的方法 |
CN113710365B (zh) * | 2019-04-03 | 2023-12-19 | 万迈医疗仪器有限公司 | 用于在免疫测定中重复使用半抗原涂覆的探针的方法 |
EP4267599A1 (en) * | 2020-12-23 | 2023-11-01 | Access Medical Systems, Ltd. | Detection method using both fluorescence and chemiluminescence labels |
CN114994302A (zh) * | 2022-06-09 | 2022-09-02 | 星童医疗技术(苏州)有限公司 | 免疫类体外诊断试剂检测结果有效性确定方法及系统 |
WO2024101447A1 (ja) * | 2022-11-11 | 2024-05-16 | 国立大学法人信州大学 | 診断方法、診断装置、及び抗体再生方法 |
CN117368495B (zh) * | 2023-10-26 | 2024-08-09 | 星童医疗技术(苏州)有限公司 | 人绒毛膜促性腺激素β亚单位含量检测方法及试剂盒 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5268486A (en) | 1986-04-18 | 1993-12-07 | Carnegie-Mellon Unversity | Method for labeling and detecting materials employing arylsulfonate cyanine dyes |
AU1342488A (en) * | 1987-01-15 | 1988-08-10 | Richard C. Hevey | Method of detecting and quantifying ligands in liquids |
US4863876A (en) * | 1987-01-15 | 1989-09-05 | Hevey Richard C | Method of detecting and quantifying ligands in liquids via biotin-avidin-medicated fluorescence polarization |
JP3005400B2 (ja) * | 1993-09-16 | 2000-01-31 | 株式会社トクヤマ | 抗原または抗体濃度の測定方法 |
US5650334A (en) | 1995-08-31 | 1997-07-22 | First Medical, Inc. | Fluorescent labelling compositions and methods for their use |
AU4207897A (en) * | 1996-08-29 | 1998-03-19 | Novartis Ag | Optical chemical / biochemical sensor |
US6289286B1 (en) * | 1998-05-29 | 2001-09-11 | Biacore Ab | Surface regeneration of biosensors and characterization of biomolecules associated therewith |
CN100420947C (zh) * | 2005-05-30 | 2008-09-24 | 孙东旭 | 用单一捕获剂定量检测特异性分析物的方法及其试剂盒 |
US8354280B2 (en) * | 2007-09-06 | 2013-01-15 | Bioscale, Inc. | Reusable detection surfaces and methods of using same |
WO2010096702A2 (en) * | 2009-02-20 | 2010-08-26 | Access Medical System Co., Ltd. | Optical sensor of bio-molecules using thin-film interferometer |
JP5775004B2 (ja) * | 2009-03-03 | 2015-09-09 | アクセス メディカル システムズ,リミティド | 高感度蛍光分析のための検出システム及び方法 |
CN103430024B (zh) * | 2011-01-08 | 2016-06-29 | 万迈医疗仪器有限公司 | 用于免疫分析检测的系统 |
JP6010110B2 (ja) * | 2011-04-20 | 2016-10-19 | アクセス メディカル システムズ,リミティド | 発光重合体の反復増幅 |
US9568431B2 (en) | 2012-04-16 | 2017-02-14 | Access Medical Systems, Ltd. | Luminescent immunoassays for quantitating analytes having a wide concentration range |
-
2016
- 2016-05-10 CN CN201680027104.9A patent/CN107533052B/zh active Active
- 2016-05-10 JP JP2017559004A patent/JP6810055B2/ja active Active
- 2016-05-10 EP EP16793373.8A patent/EP3295174B1/en active Active
- 2016-05-10 WO PCT/US2016/031661 patent/WO2016183092A1/en active Application Filing
- 2016-05-10 CA CA2985073A patent/CA2985073A1/en not_active Abandoned
-
2017
- 2017-11-02 US US15/802,075 patent/US20180128826A1/en not_active Abandoned
-
2020
- 2020-07-01 US US16/918,911 patent/US20200333337A1/en not_active Abandoned
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018522214A5 (ja) | ||
Gao et al. | Multiplex measurement of twelve tumor markers using a GMR multi-biomarker immunoassay biosensor | |
Dutra et al. | An SPR immunosensor for human cardiac troponin T using specific binding avidin to biotin at carboxymethyldextran-modified gold chip | |
Koukouvinos et al. | Simultaneous determination of CRP and D-dimer in human blood plasma samples with White Light Reflectance Spectroscopy | |
US20200333337A1 (en) | Method for re-using test probe and reagents in an immunoassay | |
AU2004227171B2 (en) | Optical chemical sensing device with pyroelectric or piezoelectric transducer | |
RU2001132335A (ru) | Способ оценки наличия риска пептической язвы, включающий в себя этапы количественного определения концентрации пепсиногена i (pgi) и гастрин-17 в образце сыворотки | |
US11796536B2 (en) | Method for determining analyte-ligand binding on a sensor surface | |
CN109416357B (zh) | 用于检测包含多个细胞的体液样本中的分析物的设备、系统和方法 | |
US20220298554A1 (en) | Method and kit for measuring of analytes in bi-component systems and uses thereof | |
US20100273269A1 (en) | Method of measuring molecules in a fluid using label particles | |
WO2013002718A1 (en) | Method of determining active concentration | |
Kavsak | Measurement in different sample types may aid in detecting interferences and macrocomplexes affecting cardiac troponin measurements | |
EP4363863A1 (en) | System including robotic actuator for dipping electrical sensor for measuring properties of molecules | |
Hendriks et al. | Kinetic characterization of SPR-based biomarker assays enables quality control, calibration free measurements and robust optimization for clinical application | |
US20220299503A1 (en) | Method and system for measuring analyte concentration in a sample | |
TWI271519B (en) | An ultra-sensitivity immunochemiluminometric assay on PMMA chips for the measurement of serum hs-CRP | |
JP2021189125A5 (ja) | ||
Chakrabarty | Endocrinology: Bioassay of hormones using RIA and ELISA | |
Urbina et al. | Dynamic studies of antibody-antigen interactions with an electrolyte-gated organic transistor | |
JP2023553693A (ja) | センサシステムにおける信号校正のためのシステムおよび方法 | |
WO2023201422A1 (en) | Lateral flow assay test strips and systems, and methods of use thereof | |
TH1901005862A (th) | วิธีการตรวจหาเชื้อก่อโรคด้วยอนุภาคแม่เหล็กที่มีสารชีวโมเลกุลด้วยหลักการโฟโตนิกส์ภายใต้สนามแม่เหล็ก | |
Altara et al. | Technological Aspects of Measuring Inflammatory Markers | |
Yan et al. | Electrochemiluminescence immunoassay of P53 from human SWO-38 glioma cell |