JP2018522119A - 手洗い食器洗浄の方法 - Google Patents

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Abstract

食器を手で洗う方法であって、i)未希釈形態の洗剤組成物を食器又は清掃器具上に提供する工程と、ii)水の存在下で、食器を洗剤組成物で洗浄する工程と、
iii)任意追加的に、食器をすすぐ工程と、を含み、
洗剤組成物は、アニオン性界面活性剤及びアミンオキシド界面活性剤を約4:1〜約1:1の割合で含み、かつ、両親媒性アルコキシル化ポリアルキレンイミンとを含み、アミンオキシド界面活性剤が、
a)式:R1R2R3AO(式中、R1及びR2は水素、C1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物から選択され、R3は、C10のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のローカットアミンオキシドをアミンオキシドの約5重量%〜約40重量%、及び、
b)式:R4R5R6AO(式中、R4及びR5は水素、C1〜C4のアルキル及びこれらの混合物から選択され、R6は、C12〜C16のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のミッドカットアミンオキシドを、アミンオキシドの60重量%〜95重量%の、含む、方法。

Description

アニオン性界面活性剤と、ローカット(low-cut)アミンオキシド及びアルコキシル化ポリアルキレンイミンを含むアミンオキシド界面活性剤とを含む洗剤組成物を使用して、食器を手で洗う方法に関する。本方法は、非常に良好で激しい泡立ちを伴う非常に良好な洗浄を提供する。
従来、手洗い食器洗浄は、流し台に水を満たし、食器洗浄洗剤を加えて石鹸溶液を作り、汚れた物品をこの溶液に浸し、物品をこすり洗いし、すすいで、洗った物品から残っている汚れを除去しかつ石鹸溶液から生成された泡を除去することによって行われてきた。従来、多数の汚れた食器はまとめて、通常は一度に洗われていた。最近は、一部のユーザーは、食器がたまるまで待つのではなく、使い終わったらできるだけ早く物品を洗浄することを好む。これは、その時点で1つの物品又は少数の物品を洗うことを伴う。洗浄は、通常は、水で満たされた流し台の中ではなく、流水の下で行われる。これは通常、スポンジなどの洗浄用具の使用を伴う。ユーザーは、洗剤をスポンジに供給する。洗浄は、迅速でなければならず、かつ必要とするユーザーの努力は最小限でなければならない。ユーザーは、洗浄組成物が洗浄用具に供給されたらすぐに泡立つことを期待する。
アニオン性界面活性剤とアミンオキシドとを、低いアニオン性界面活性剤/アミンオキシド比で含む洗浄組成物は、たとえ洗浄がより困難な汚れの1つである重合化した油の洗浄であっても、洗浄の観点から非常に良好であることが見出されている。しかしながら、高濃度のアミンオキシドを含む組成物は、洗浄が、水で満たされた流し台の中の代わりに、蛇口の下で行われる場合に、少量の水と接触すると非常に高粘度になる。組成物の増粘は、結果として激しい泡立ちの低下につながり、これは製品の性能及び製品に対する認識に影響を与える。
上記の考察を考慮して、良好な洗浄と同時に良好で激しい泡立ちを提供する、手洗いによる食器洗浄方法を提供することが求められている。
本発明の第1の態様によると、特定の洗剤組成物を使用して食器を手で洗う方法が提供される。
組成物は、アニオン性界面活性剤と、ローカットアミンオキシド界面活性剤及びアルコキシル化ポリアルキレンイミンを含むアミンオキシド界面活性剤とを含む。組成物は、アニオン性界面活性剤及びアミンオキシド界面活性剤を、約4:1〜約1:1、好ましくは約3:1〜2:1の割合で含む。アニオン性界面活性剤とアミンオキシド界面活性剤(特にミッドカット(mid-cut)アミンオキシド界面活性剤)とをこれらの割合で含む組成物は、希釈時増粘特性(thickening upon dilution profile)を示すことができる。希釈時増粘特性とは、組成物が溶解して作用するのにより時間がかかることを意味する。希釈時の増粘はまた、激しい泡立ちを作り出すのに悪影響を与える。ミッドカットアミンオキシドの一部がローカットアミンオキシドに置き換えられ、アルコキシル化ポリアルキレンイミンが組成物に添加されると、組成物は、希釈時減粘特性を示し、激しい泡立ちを生じさせることが見出された。
本発明の方法で用いられる組成物は、本明細書において「本発明の組成物」として言及される場合がある。
組成物は、好ましくは、アミンオキシド界面活性剤を組成物の約3重量%〜約15重量%含む。アミンオキシド界面活性剤は、ローカットアミンオキシド及びミッドカットアミンオキシドを含む、アミンオキシドの混合物である。
本発明の組成物のアミンオキシドは、
a)式:R1R2R3AO(式中、R1及びR2は、水素、C1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物から選択され、R3は、C10のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のローカットアミンオキシドを、アミンオキシドの約5重量%〜約40重量%、好ましくは5重量%〜約30重量%、及び
b)式:R4R5R6AO(式中、R4及びR5は、水素、C1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物から選択され、R6は、C12〜C16のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のミッドカットアミンオキシドを、アミンオキシドの60重量%〜95重量%、好ましくは70重量%〜約30重量%、含む。
本発明の組成物は、良好な洗浄及び良好で激しい泡立ちを提供する。それは、食べ物のしつこい汚れの洗浄(調理汚れ、焼け及び焦げ付きの汚れ)及び油脂の洗浄に関して利点を提示する。
本発明の組成物を使用するとき、泡の外観は非常に興味をそそられる。清掃器具から洗浄される物品へ非常に素早く移動すると思われるふんわりした泡によって、泡は構成される。これは、より速くかつより良好な洗浄に役立つと考えられている。
好ましくは、両親媒性アルコキシル化ポリアルキレンイミンは、ポリエチレンイミン主鎖を含むアルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーである。ポリエチレンイミン主鎖は、約400〜約5,000の重量平均分子量を有する。アルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーは、
(1)修飾1個当たり平均約1〜約50個のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖による窒素原子1個当たり1又は2個のアルコキシル化修飾であって、アルコキシル化修飾の末端アルコキシ部分が、水素、C〜Cアルキル、又はこれらの混合物でキャップされており、好ましくはアルコキシル化修飾は水素でキャップされている、アルコキシル化修飾、又は
(2)修飾1個当たり平均約1〜約50個のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖による窒素原子1個当たり1つのC〜Cアルキル部分の添加及び1又は2個のアルコキシル化修飾であって、末端アルコキシ部分が、水素、C〜Cアルキル、又はこれらの混合物でキャップされており、好ましくはアルコキシル化修飾は水素でキャップされている、添加及びアルコキシル化修飾、又は
(3)これらの組み合わせ、を更に含み、
アルコキシ部分が、エトキシ(EO)及び/又はプロポキシ(PO)及び/又はブトキシを含み、アルコキシル化修飾が、EOを含む場合には、PO又はBOも含む。
好ましくは、ポリアルコキシレン鎖当たりの重量平均分子量は、400〜8,000である。好ましくは、アルコキシル化ポリエチレンイミンの重量平均分子量は、8,000〜40,000である。
ポリアルコキシレン鎖がプロポキシ部分を含む場合には、プロポキシ部分は、好ましくは末端位にある。
好ましくは、ポリアルコキシレン鎖は、エトキシ及びプロポキシ部分を含み、より好ましくは数の比1:1〜2:1で含む。
ポリアルコキシレン鎖のエトキシ部分の数が22〜26であり、プロポキシ部分の数が14〜18であり、好ましくはポリアルコキシレン鎖がブトキシ部分を含まないアルコキシル化ポリアルキレンイミンが、本明細書に用いるのに好ましい。ポリアルコキシレン鎖のエトキシ部分の数が8〜12であり、プロポキシ部分の数が5〜9であり、好ましくはポリアルコキシレン鎖がブトキシ部分を含まないアルコキシル化ポリアルキレンイミンが、本明細書に用いるのにより好ましい。
本明細書で使用される好ましいローカットアミンオキシドにおいて、R3はn−デシルである。本明細書で使用される別の好ましいローカットアミンオキシドにおいて、R1及びR2は両方ともメチルである。本明細書で使用される特に好ましいローカットアミンオキシドにおいて、R1及びR2は両方ともメチルであり、R3はn−デシルである。
好ましくはアミノオキシドは、式:R7R8R9AO(式中、R7及びR8は水素、C1〜C4のアルキル及びこれらの混合物から選択され、R9はC8のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のアミンオキシドを、アミンオキシドの約5重量%未満、より好ましくは3重量%未満含む。より高濃度のR7R8R9AOを含む組成物は、不安定になる傾向がある。
本発明の組成物はアニオン性界面活性剤を含み、アニオン性界面活性剤は任意のアニオン性洗浄性界面活性剤であってよく、好ましくはアニオン性界面活性剤は、サルフェートアニオン性界面活性剤、より好ましくはアルキルサルフェート及び/又はアルキルアルコキシル化サルフェートアニオン性界面活性剤、好ましくはアルキルアルコキシル化サルフェートを含み、好ましくはアルコキシル化アニオン性界面活性剤は約0.2〜約3、好ましくは約0.2〜約2、最も好ましくは約0.2〜約1.0の平均アルコキシル化度を有する。約5%〜約40%の重量平均分枝率を有する分枝状アニオン性界面活性剤も好ましい。
好ましくは本発明の組成物は、組成物の約1重量%〜約60重量%、好ましくは約5重量%〜約50重量%、より好ましくは約8重量%〜約40重量%の界面活性剤の総量を含む。好ましくは本発明の組成物は、組成物の約5重量%〜約40重量%、より好ましくは約8重量%〜約35重量%、更により好ましくは約10重量%〜約30重量%のアニオン性界面活性剤を含む。
好ましくは、本発明の組成物は、組成物の0.1重量%〜約2重量%、より好ましくは、1重量%未満の非イオン性界面活性剤を含む。この低レベルの非イオン性界面活性剤を有する組成物は、より強力な洗浄系を提供できることが見出された。
本発明の第2の態様によると、
i)式:R1R2R3AO(式中、R1及びR2は、水素、C1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物から選択され、R3は、C10のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のローカットアミンオキシド、及び
ii)両親媒性アルコキシル化ポリアルキレンイミン、の使用であって、アニオン性界面活性剤とアミンオキシド界面活性剤とを約4:1〜約1:1の割合で含む食器手洗い用組成物において激しい泡立ちを生成するための使用、が提供される。
本発明の第1の態様に関連して記載される本発明の方法及び組成物の各要素は、変更すべきところは変更して、本発明の第2の態様に対しても適用される。
本発明の目的のために、本明細書の「食器」は調理器具及び食卓用食器を含む。
食器手洗い用組成物の希釈時の粘度を示す図である。図1は、C10ジメチルアミンオキシド並びに両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミン(PEI)の両方を含む組成物が、より望ましい希釈時減粘を有することを示す。図2は、EO単位及びPO単位を含む両親媒性アルコキシル化PEIが、C10ジメチルアミンオキシドと共に配合されたときに改善された希釈時粘度特性を示すことを示す。 食器手洗い用組成物の希釈時の粘度を示す図である。図1は、C10ジメチルアミンオキシド並びに両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミン(PEI)の両方を含む組成物が、より望ましい希釈時減粘を有することを示す。図2は、EO単位及びPO単位を含む両親媒性アルコキシル化PEIが、C10ジメチルアミンオキシドと共に配合されたときに改善された希釈時粘度特性を示すことを示す。
本発明は、好ましくは液体形態の洗剤組成物を使用して食器を手で洗う方法を想定する。洗剤組成物は、アニオン性界面活性剤及びアミンオキシド界面活性剤を含む界面活性剤系を含む。洗剤組成物は、調理カス、焼けカス、及び焦げカスの洗浄などの食べ物のしつこい汚れの洗浄を含む非常に良好な洗浄、並びに激しい泡立ちを提供する。
本発明の方法
本発明の方法は、以下の工程を含む。
i)未希釈形態の洗剤組成物を食器又は清掃器具上に提供する工程。「未希釈形態」とは、本明細書において、組成物を水で予め希釈することなく、洗剤組成物が食器又は清掃器具上にそのまま提供されることを意味する。
ii)水の存在下で、食器を洗剤組成物で洗浄する工程。水は、食器を蛇口の下に置くこと、清掃器具を濡らすことなどによって存在し得る。
iii)任意追加的であるが好ましくは、食器をすすぐ工程。
洗剤組成物
洗剤組成物は食器手洗い用洗剤であり、好ましくは液体形態である。洗剤組成物は通常、組成物の30重量%〜95重量%、好ましくは40重量%〜90重量%、より好ましくは50重量%〜85重量%の液体担体を含有し、この担体には他の必須成分及び任意成分が溶解、分散又は懸濁している。液体担体の好ましい1つの成分は水である。
好ましくは組成物のpHは、3〜14、より好ましくは4〜13、より好ましくは6〜12、及び最も好ましくは8〜10に調整される。pHは、20℃で脱イオン水中10重量%生成物溶液として測定される。組成物のpHは、当該技術分野において既知のpH調整成分を使用して調整することができる。
組成物は、1%〜60%、好ましくは5%〜50%、より好ましくは8%〜40%の界面活性剤の総量を含む。アニオン性界面活性剤及びアミンオキシド界面活性剤に加えて、組成物は任意追加的に、非イオン性界面活性剤、双性イオン性界面活性剤、及び/又はカチオン性界面活性剤を含むことができる。
粘度
本発明の液体洗剤組成物は、20℃で10センチポアズ(cps)〜5,000cps、あるいは50cps〜2,000cps、又は100cps〜1,500cps、又は150cps〜750cps、あるいはこれらの組み合わせの粘度を有する、ニュートン又は非ニュートン組成物、好ましくはニュートン組成物であり得る。
粘度は、20℃、スピンドル番号31でBROOFIELD DV−E粘度計を用いて測定される。粘度に応じて、以下の毎分回転数(rpm)を用いるべきである:300cps〜500cps未満では50rpm;500cps〜1,000cps未満では20rpm;1,000cps〜1,500cps未満では12rpm;1,500cps〜2,500cps未満では10rpm;2,500cps以上では5rpm。300cps未満の粘度は、12rpmにてスピンドル番号18で測定される。
アミンオキシド界面活性剤
アミンオキシド界面活性剤は、洗浄を改善し、洗剤組成物の激しい泡立ちを増量させる。これは洗浄を改善し、泡の増量は、アニオン性界面活性剤とアミンオキシドとの組み合わせ、並びに特許請求されるレベルのローカットアミンオキシド界面活性剤及びアルコキシル化ポリアルキレンイミン(polyalkyleimine)の存在により達成される。
ローカットアミンオキシド
本発明の意味の範囲内において、「ローカットアミンオキシド」とは、式:R1R2R3AO(式中、R1及びR2は、水素、C1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物から選択され、R3は、C10のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のアミンオキシドを意味する。
ミッドカットアミンオキシド
本発明の意味の範囲内において、「ミッドカットアミンオキシド」とは、式:R4R5R6AO(式中、R4及びR5は、水素、C1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物から選択され、R6は、C12〜C16のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のアミンオキシドを意味する。
アニオン性界面活性剤
アニオン性界面活性剤としては、その分子構造中に一般に8〜22個の炭素原子又は一般に8〜18個の炭素原子を含む有機疎水基と、水溶性化合物を形成するための、好ましくはスルホネート、サルフェート、及びカルボキシレートから選択される少なくとも1つの水可溶化基と、を含有する、界面活性化合物が挙げられるが、これらに限定されない。通常、疎水基は、C8〜C22のアルキル、又はアシル基を含む。このような界面活性剤は水溶性塩の形態で使用され、塩形成カチオンは、通常、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム、及びモノ、ジ又はトリ−アルカノールアンモニウムから選択され、通常選択されるカチオンはナトリウムである。
アニオン性界面活性剤は単一の界面活性剤であることができるが、通常はアニオン性界面活性剤の混合物である。好ましくはアニオン性界面活性剤は、サルフェート界面活性剤、より好ましくは、アルキルサルフェート、アルキルアルコキシサルフェート及びこれらの混合物からなる群から選択されるサルフェート界面活性剤を含む。本明細書に用いるのに好ましいアルキルアルコキシサルフェートは、アルキルエトキシサルフェートである。
好ましくはアニオン性界面活性剤はアルコキシル化されており、より好ましくは、約0.2〜約4、更により好ましくは約0.3〜約3、更により好ましくは約0.4〜約1.5、特に約0.4〜約1のアルコキシル化度を有するアルコキシル化分枝状アニオン性界面活性剤である。好ましくは、アルコキシ基はエトキシである。分枝状アニオン性界面活性剤が界面活性剤の混合物であるとき、アルコキシル化度は混合物のすべての成分の重量平均アルコキシル化度(重量平均アルコキシル化度)である。重量平均アルコキシル化度の計算において、アルコキシル化された基を有さないアニオン性界面活性剤成分の重量も含める必要がある。
重量平均アルコキシル化度=(x1界面活性剤1のアルコキシル化度+x2界面活性剤2のアルコキシル化度+....)/(x1+x2+....)
式中、x1、x2、...は、混合物の各アニオン性界面活性剤のグラム単位の重量であり、アルコキシル化度は、各アニオン性界面活性剤のアルコキシ基の数である。
好ましくは、本発明の洗剤で使用するアニオン性界面活性剤は、約5%〜約40%、好ましくは約10%〜約35%、より好ましくは約20%〜約30%の分枝率を有する分枝状アニオン性界面活性剤である。好ましくは、分岐基はアルキルである。典型的には、アルキルは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、環状アルキル基及びこれらの混合物から選択される。単一又は複数のアルキル分枝基は、本発明の洗剤で使用するアニオン性界面活性剤を生成するために用いる、出発アルコール(複数を含む)のヒドロカルビル主鎖に存在することができる。最も好ましくは、分枝状アニオン性界面活性剤は、アルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフェート、及びこれらの混合物から選択される。
分枝状アニオン性界面活性剤は、単一のアニオン性界面活性剤又はアニオン性界面活性剤の混合物であり得る。単一の界面活性剤の場合、分枝の割合は、界面活性剤が誘導される元のアルコールにおいて分枝しているヒドロカルビル鎖の重量%を指す。
界面活性剤混合物の場合、分枝の割合は重量平均であり、以下の式に従って定義される。
分枝の重量平均(%)=[(x1アルコール1中の分枝状アルコール1の重量%+x2アルコール2中の分枝状アルコール2の重量%+....)/(x1+x2+...)]100
式中、x1、x2は、本発明の洗剤のアニオン性界面活性剤のための出発原料として使用したアルコールの全アルコール混合物中の各アルコールのグラム単位の重量である。重量平均分枝化度の計算において、分枝基を有さないアニオン性界面活性剤成分の重量も含める必要がある。
好ましくは、アニオン性界面活性剤は、約5%〜約40%、好ましくは約10%〜約35%、より好ましくは約20%〜約30%の分枝率を有する分枝状アニオン性界面活性剤であり、より好ましくは、分枝状アニオン性界面活性剤はその50重量%超のアルキルエトキシル化サルフェートを含む。好ましくは分枝状アニオン性界面活性剤は、約0.2〜約3、より好ましくは0.2〜1の平均エトキシル化度、及び好ましくは約5%〜約40%の平均分枝率を有する。
好ましくは、アニオン性界面活性剤は、少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、好ましくは少なくとも70重量%のアニオン性界面活性剤を含み、より好ましくは、分枝状アニオン性界面活性剤は、その50重量%超のアルキルエトキシル化サルフェートを含み、アルキルエトキシル化サルフェートは、約0.2〜約3、好ましくは0.2〜1のエトキシル化度、及び好ましくは約5%〜約40%の分枝率を有する。
サルフェート界面活性剤
本明細書で使用するのに好適なサルフェート界面活性剤としては、C8〜C18のアルキル若しくはヒドロキシアルキル、サルフェート及び/又はエーテルサルフェートの水溶性塩が挙げられる。好適な対イオンとしては、アルカリ金属カチオン又はアンモニウム若しくは置換アンモニウムが挙げられるが、ナトリウムが好ましい。
サルフェート界面活性剤は、C8〜C18第一級分枝鎖及びランダムアルキルサルフェート(AS)、C8〜C18第二級(2,3)アルキルサルフェート、C8〜C18アルキルアルコキシサルフェート(AExS)(式中、好ましくはxは1〜30である)から選択され得、アルコキシ基は、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、又は更には高級アルコキシ基、及びこれらの混合物から選択され得る。
アルキルサルフェート及びアルキルアルコキシサルフェートは、様々な鎖長、エトキシ化度及び分枝度で市販されている。市販品として入手可能なサルフェートとしては、Shell社製のNeodolアルコール、Sasol社製のLial−Isalchem及びSafol、Procter & Gamble Chemicals社製の天然アルコールをベースにしたものが挙げられる。
好ましくは、分枝状アニオン性界面活性剤は、分枝状アニオン性界面活性剤の少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、特に少なくとも70重量%のサルフェート界面活性剤を含む。洗浄観点の技術から特に好ましい洗剤は、分枝状アニオン性界面活性剤がその50重量%超、より好ましくは少なくとも60重量%、特に少なくとも70重量%のサルフェート界面活性剤を含んでおり、このサルフェート界面活性剤がアルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフェート及びこれらの混合物からなる群から選択される洗剤である。更により好ましいのは、分枝状アニオン性界面活性剤が約0.2〜約3、より好ましくは約0.3〜約2、更により好ましくは約0.4〜約1.5、特に約0.4〜約1のエトキシ化度を有しており、更により好ましくはアニオン性界面活性剤が約10%〜約35%、より好ましくは約20%〜約30%の分枝率を有する場合である。
スルホネート界面活性剤
本明細書に用いるのに好適なスルホネート界面活性剤としては、C8〜C18のアルキル又はヒドロキシアルキルスルホネートの水溶性塩、C11〜C18のアルキルベンゼンスルホネート(LAS)、変性アルキルベンゼンスルホネート(MLAS)、メチルエステルスルホネート(MES)、及びα−オレフィンスルホネート(AOS)が挙げられる。スルホネート界面活性剤としては、モノスルホネート及び/又はジスルホネートであり得るパラフィンスルホネートも挙げられ、10〜20個の炭素原子を有するパラフィンのスルホン化により得られる。スルホネート界面活性剤としては、アルキルグリセリルスルホネート界面活性剤も挙げられる。
存在する場合、非イオン性界面活性剤は、組成物の2重量%未満、好ましくは1重量%未満の量で含まれる。好適な非イオン性界面活性剤としては、脂肪族アルコールと1〜25モルのエチレンオキシドとの縮合生成物が挙げられる。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖又は分枝鎖状、第一級又は第二級でよく、一般的に8〜22個の炭素原子を含有する。特に好ましいのは、10〜18個の炭素原子、好ましくは10〜15個の炭素原子を含有するアルキル基を有するアルコールと、アルコール1モル当たり2〜18モル、好ましくは2〜15モル、より好ましくは5〜12モルのエチレンオキシドとの縮合生成物である。極めて好ましい非イオン性界面活性剤は、ゲルベアルコールと、アルコール1モル当たり2〜18モル、好ましくは2〜15モル、より好ましくは5〜12モルのエチレンオキシドとの縮合生成物である。
双性イオン性界面活性剤
他の好適な界面活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミダゾリニウムベタイン、スルホベタイン(INCIスルタイン)並びにホスホベタインなどのベタインが挙げられ、好ましくは次の式Iに合致する。
−[CO−X(CH−N(R)(R)−(CH−[CH(OH)−CH−Y−(I)式中、
は飽和又は不飽和C6〜22アルキル残基であり、好ましくはC8〜18アルキル残基、特に飽和C10〜16アルキル残基、例えば飽和C12〜14アルキル残基であり、
Xは、NH、C1〜4アルキル残基Rを有するNR、O又はSであり、
nは、1〜10の数、好ましくは2〜5、特に3であり、
xは0又は1、好ましくは1であり、
、Rは独立して、ヒドロキシエチル、好ましくはメチルなどのヒドロキシ置換される可能性のあるC1〜4アルキル残基であり、
mは1〜4の数、特に1、2又は3であり、
yは0又は1であり、
YはCOO、SO3、OPO(OR)O又はP(O)(OR)Oであり、式中Rは水素原子H又はC1〜4アルキル残基である。
好ましいベタインは、式(Ia)のアルキルベタイン、式(Ib)のアルキルアミドプロピルベタイン、式(Ic)のスルホベタイン、及び式(Id)のアミドスルホベタインである。
−N(CH−CHCOO (Ia)
−CO−NH(CH−N(CH−CHCOO (Ib)
−N(CH−CHCH(OH)CHSO− (Ic)
−CO−NH−(CH−N(CH−CHCH(OH)CHSO−(Id)(式中、R1は、式Iと同じ意味である)。特に好ましいベタインは、カルボベタイン[式中、Y=COO]、特に、式(Ia)及び(Ib)のカルボベタインであり、より好ましくは、式(Ib)のアルキルアミドベタインである。
好適なベタイン及びスルホベタインの例は、アーモンドアミドプロピルベタイン、アプリコットアミドプロピルベタイン、アボカドアミドプロピルベタイン、ババスアミドプロピルベタイン、ベヘナミドプロピルベタイン、ベヘニルベタイン、ベタイン、キャノーラミドプロピルベタイン、カプリル/カプラミドプロピルベタイン、カルニチン、セチルベタイン、コカミドエチルベタイン、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、ココベタイン、ココヒドロキシスルタイン、ココ/オレアミドプロピルベタイン、ココスルタイン、デシルベタイン、ジヒドロキシエチルオレイルグリシネート、ジヒドロキシエチル大豆グリシネート、ジヒドロキシエチルステアリルグリシネート、ジヒドロキシエチルタローグリシネート、PG−ベタインのプロピルジメチコーン、エルカミドプロピルヒドロキシスルタイン、水素添加タローベタイン、イソステアラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリルスルタイン、ミルクアミドプロピルベタイン、ミンクアミドプロピルベタイン、ミリスタミドプロピルベタイン、ミリスチルベタイン、オレアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルヒドロキシスルタイン、オレイルベタイン、オリーブアミドプロピルベタイン、ヤシアミドプロピルベタイン、パルミタミドプロピルベタイン、パルミトイルカルニチン、ヤシ仁アミドプロピルベタイン、ポリテトラフルオロエチレンアセトキシプロピルベタイン、リシノール酸アミドプロピルベタイン、セサミドプロピルベタイン、ソイアミドプロピルベタイン、ステアラミドプロピルベタイン、ステアリルベタイン、タローアミドプロピルベタイン、タローアミドプロピルヒドロキシスルタイン、タローベタイン、タロージヒドロキシエチルベタイン、ウンデシレンアミドプロピルベタイン、及び小麦胚芽アミドプロピルベタインである[INCIに従って表記]。
例えば、好ましいベタインはココアミドプロピルベタインである。
両親媒性アルコキシル化ポリアルキレンイミンポリマー
両親媒性アルコキシル化ポリアルキレンイミン
本発明の組成物は、組成物の約0.1重量%〜約2重量%、好ましくは約0.3重量%〜約1.5重量%の両親媒性アルコキシル化ポリアルキレンイミン、好ましくは、両親媒性ポリエチレンイミンポリマーを含む。両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーは、そのアルコキシル化鎖中にエトキシ(EO)及び/又はプロポキシ(PO)及び/又はブトキシ(BO)基を含む。好ましい両親媒性アルコキシル化ポリエチレンポリマーは、そのアルコキシル化鎖中にEO及びPOを含む。アルコキシル化鎖中にエトキシ(EO)単位だけを含む親水性のアルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーは、本発明の範囲外である。
本発明の組成物の両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーは、約400〜約5,000の重量平均分子量、好ましくは約400〜約2,000の重量平均分子量、更により好ましくは約400〜約1,000の重量平均分子量、最も好ましくは約600の重量平均分子量を有するポリエチレンイミン主鎖を有する。
本組成物の両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミンポリマー内のアルコキシル化鎖は、アルコキシル化鎖当たり約400〜約3,000の重量平均分子量、好ましくは約600〜約2,500の重量平均分子量、より好ましくは約750〜約1,000の重量平均分子量、最も好ましくは約850の重量平均分子量を有する。
本組成物の両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーは、約8,000〜約40,000の重量平均分子量、好ましくは約9,000〜約30,000の重量平均分子量、より好ましくは約10,000〜約15,000の重量平均分子量を有する。
ポリエチレンイミン主鎖のアルコキシル化は、(1)ポリエチレンイミン主鎖において、修飾が内部窒素原子に存在するか又は末端窒素原子に存在するかに応じて、窒素原子1個当たり1又は2個のアルコキシル化修飾であって、アルコキシル化修飾が、修飾1個当たり平均約1〜約50個のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖による水素原子の置換からなり、アルコキシル化修飾の末端アルコキシ部分が、水素、C〜Cアルキル、又はこれらの混合物でキャップされている、アルコキシル化修飾、又は(2)ポリエチレンイミン主鎖において、置換が内部窒素原子に存在するか又は末端窒素原子に存在するかに応じて、窒素原子あたり1つのC〜Cアルキル部分の添加及び1又は2個のアルコキシル化修飾であって、アルコキシル化修飾が、修飾1個当たり平均約1〜約50個のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖による水素原子の置換からなり、末端アルコキシ部分が、水素、C〜Cアルキル、又はこれらの混合物、好ましくは水素でキャップされている、添加及びアルコキシル化修飾、又は(3)これらの組み合わせ、を含む。
例えば、限定するものではないが、ポリエチレンイミン主鎖の末端窒素原子に対する可能な修飾を以下に示す(ただし、Rはエチレンスペーサーを表し、EはC〜Cアルキル部分を表し、Xは適当な水溶性対イオンを表す)。
Figure 2018522119
更に、例えば、これらに限定されるものではないが、ポリエチレンイミン主鎖の内部窒素原子に対する可能な修飾を以下に示す(ただし、Rはエチレンスペーサーを表し、EはC〜Cアルキル部分を表し、X−は適当な水溶性対イオンを表す)。
Figure 2018522119
ポリエチレンイミン主鎖のアルコキシル化修飾は、平均約1〜約50個のアルコキシ部分、好ましくは約5〜約40個のアルコキシ部分、より好ましくは約10〜約20個のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖による水素原子の置換からなる。アルコキシ部分は、エトキシ(EO)、プロポキシ(PO)、ブトキシ(BO)、及びこれらの混合物から選択される。しかし、エトキシ単位のみを含むアルコキシ部分は、本発明の範囲外である。好ましくは、ポリアルコキシレン鎖は、エトキシ/プロポキシブロック部分から選択される。より好ましくは、ポリアルコキシレン鎖は、約3〜約25の平均エトキシル化度及び約1〜約20の平均プロポキシル化度を有するエトキシ/プロポキシブロック部分、より好ましくは約5〜約15の平均エトキシル化度及び約5〜約10の平均プロポキシル化度を有するエトキシ/プロポキシブロック部分である。
より好ましくは、エトキシ/プロポキシブロック部分は、3:1〜1:1、好ましくは2:1〜1:1のエトキシ単位とプロポキシ単位との相対比率を有する。最も好ましくは、ポリアルコキシレン鎖は、プロポキシ部分ブロックが末端アルコキシ部分ブロックである、エトキシ/プロポキシブロック部分である。
この修飾により、ポリエチレンイミン主鎖の窒素原子は永久的に四級化され得る。永久的な四級化の程度は、ポリエチレンイミン主鎖の窒素原子の0%〜約30%であり得る。永久的に四級化されるポリエチレンイミン主鎖の窒素原子は、30%未満であることが好ましい。最も好ましくは、四級化度は0%である。
好ましいポリエチレンイミンは、式(I)の一般構造を有する;
Figure 2018522119
(式中、ポリエチレンイミン主鎖の重量平均分子量は約600であり、式(I)のnの平均は10であり、式(I)のmの平均は7であり、式(I)のRは、水素、C〜Cアルキル、及びこれらの混合物から選択され、好ましくは水素である)。式(I)の永久的な四級化の程度は、ポリエチレンイミン主鎖の窒素原子の0%〜約22%であり得る。このポリエチレンイミンの分子量は、好ましくは10,000〜15,000である。
代替として、ポリエチレンイミンは式(I)の一般構造を有するが、ポリエチレンイミン主鎖の重量平均分子量は約600であり、式(I)のnの平均は24であり、式(I)のmの平均は16であり、式(I)のRは、水素、C〜Cアルキル、及びこれらの混合物から選択され、好ましくは水素である。式(I)の永久的な四級化の程度は、ポリエチレンイミン主鎖の窒素原子の0%〜約22%であり得る。このポリエチレンイミンの分子量は、好ましくは25,000〜30,000である。
最も好ましいポリエチレンイミンは式(I)の一般構造を有し、ポリエチレンイミン主鎖の重量平均分子量は約600であり、式(I)のnの平均は約10であり、式(I)のmの平均は約7であり、式(I)のRは水素である。式(I)の永久的な四級化の程度は、ポリエチレンイミン主鎖の窒素原子の0%である。このポリエチレンイミンの分子量は、好ましくは約12,200〜12,600である。
これらのポリエチレンイミンは、国際公開第2007/135645号により詳細に記載の通り、例えば、二酸化炭素、亜硫酸水素ナトリウム、硫酸、過酸化水素、塩酸、酢酸等などの触媒の存在下でエチレンイミンを重合させることによって調製することができる。
有機溶媒
本組成物は、任意追加的に有機溶媒を含んでもよい。好適な有機溶媒としては、C4〜14エーテル及びジエーテル、ポリオール、グリコール、アルコキシル化グリコール、C〜C16グリコールエーテル、アルコキシル化芳香族アルコール、芳香族アルコール、脂肪族直鎖又は分枝状アルコール、アルコキシル化脂肪族直鎖又は分枝状アルコール、アルコキシル化C〜Cアルコール、C〜C14アルキル及びシクロアルキル炭化水素及びハロ炭化水素、並びにこれらの混合物が挙げられる。好ましくは、有機溶媒としては、アルコール、グリコール、及びグリコールエーテル、あるいはアルコール及びグリコールが挙げられる。一実施形態では、液体洗剤組成物は、溶媒を、組成物の約0重量%〜50重量%未満含む。存在する場合、液体洗剤組成物は、上記有機溶媒を、液体洗剤組成物の0.01重量%〜20重量%、あるいは0.5重量%〜15重量%、あるいは1重量%〜10重量%、含有する。具体的な溶媒の非限定例としては、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、プロピレングリコールフェニルエーテル、エタノール、及びこれらの組み合わせが挙げられる。一実施形態では、組成物は、組成物の0.01重量%〜20重量%の有機溶媒を含み、有機溶媒は、グリコール、ポリアルキレングリコール、グリコールエーテル、エタノール、及びこれらの混合物から選択される。
ヒドロトロープ
液体洗剤組成物は、任意追加的に、ヒドロトロープを、食器用液体洗剤組成物が水に相溶性になるか又はより相溶性になるように、有効量、すなわち、0%〜15%、又は0.5%〜10%、又は1%〜6%、又は0.1%〜3%、又はこれらの組み合わせで含む。本明細書に用いるのに好適なヒドロトロープとしては、米国特許第3,915,903号に開示されているような、アニオン型のヒドロトロープ、特にキシレンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸カリウム、及びキシレンスルホン酸アンモニウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、及びトルエンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸カリウム、及びクメンスルホン酸アンモニウム、並びにこれらの混合物が挙げられる。一実施形態では、本発明の組成物は、等方性である。等方性組成物は、水中油型エマルション及びラメラ相組成物とは区別される。偏光顕微鏡は、組成物が等方性であるかどうかを評価することができる。例えば、The Aqueous Phase Behaviour of Surfactants,Robert Laughlin,Academic Press,1994,pp.538〜542を参照されたい。一実施形態では、等方性食器洗剤組成物を提供する。一実施形態では、組成物は、組成物の0.1重量%〜3重量%のヒドロトロープを含み、好ましくは、ヒドロトロープは、キシレンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸カリウム、及びキシレンスルホン酸アンモニウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、及びトルエンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸カリウム、及びクメンスルホン酸アンモニウム、並びにこれらの混合物から選択される。
本明細書の洗剤組成物は、ビルダー、キレート剤、調整用ポリマー、洗浄用ポリマー、表面改質用ポリマー、汚れ凝集用ポリマー、構造化剤、皮膚軟化剤、保湿剤、皮膚再生活性物質、酵素、カルボン酸、スクラブ粒子、漂白剤及び漂白活性化剤、香料、悪臭防除剤、顔料、染料、乳白剤、ビーズ、真珠光沢粒子、マイクロカプセル、無機カチオン(例えばCa/Mgイオンなどのアルカリ土類金属)、抗菌剤、防腐剤、塩(特にNaCl)などの粘度調整剤、及びpH調整剤、並びに緩衝化手段など、多くの任意成分を含むことができる。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らない限り、そのような各寸法は、記載された値とその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。
(実施例1)
各原材料を混合することによって以下の液体洗剤組成物を調製した。
Figure 2018522119
C12〜13アルキルエトキシ(0.6)サルフェート(AES):平均エトキシル化度が0.6のC12〜13アルキルエトキシサルフェート
Lutensol XP80:BASFから入手可能な非イオン性界面活性剤
PEI600EO10PO7:MW約600のポリエチレンイミン主鎖、それぞれ平均で10個のEO単位及び7個のPO単位を含み、水素でキャップされたEO−末端POブロックポリアルコキシル化側鎖を含む、MW 12,417。
組成物を異なる希釈濃度で脱塩水で希釈することによって水溶液を調製した。得られた溶液の粘度を、生成物の濃度に対してプロットする(溶液の重量パーセントとして表す)。粘度は、スピンドル31を使用して20℃でBrookfield V5粘度計を用いて測定した。RPMは、トルクが40〜50%になるように、実際の粘度に応じて変更した。
図1から、AESに対するミッドカットアミンオキシドの相対的な含量を増大させることによって(比較例Aから比較例Bに)、生成物は、希釈時に不所望に増粘する一方、ローカットアミンオキシド(C10ジメチルアミンオキシド)及び両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミンの両方を含む本発明の実施例Aは、希釈時により所望の減粘を有することが分かる。希釈時に増粘する生成物は、消費者が使用中にスポンジを絞った際の、泡の初期生成を阻害する。
これは泡立ち試験によって確認され、泡立ち試験は、本発明の実施例と比較した比較例の初期泡立ち特性を評価することによって行われた。下表のデータは、本発明によるC10ジメチルアミンオキシドとアルコキシル化ポリエチレンイミンとの組み合わせを有する実施例Aが、このC10ジメチルアミンオキシドとアルコキシル化ポリエチレンイミンとの組み合わせを有しない比較例と比べて、有意に高い初期泡立ち特性を有することを明確に示している。
Figure 2018522119
初期泡体積試験プロトコル:
30℃の脱塩水25gをスポンジに浸す(タイプ:住友3M(日本)−コードS−21K−サイズ=7.5×5.75×3.0cmに切断)。試験する生成物0.5gを、スポンジの柔らかい側(こすり洗いする側の反対側)の中心に載せる。
ラテックス製の実験用手袋をはめた状態で、柔らかい側を上にして保持しながら、メトロノームで誘導される通りに、毎分80回の絞り速度でスポンジを最大の力で手で5回で絞る。5回目を絞ったら、拳を閉じたままでスパチュラを使用して100mLの円錐形計量カップの中に泡をできるだけ多く集め、総泡体積を測定する。
3mLのプラスチック注射器を使用して2.5mLの30℃の水をスポンジに加え、柔らかい側全体に広げる。10滴の大豆油(Wako:カタログ番号190−03776)を、2mLのスポイトを使用してスポンジの柔らかい側の上に均等に広げる。スポンジを、柔らかい側を上にして保持しながら、毎分80回の絞り速度で最大の力で手で再度5回で絞る。5回目を絞ったら、拳を閉じたままでスパチュラを使用して別の100mLの円錐形計量カップの中に泡を再度できるだけ多く集め、総泡体積を測定する。1回目及び2回目の測定の泡の量を加算する。試験は、訓練を受けた3人の異なるオペレータによって行われ、各試験サンプル毎に2回繰り返した。6回の平均泡量を初期泡体積として記録し、参照製品に対する初期泡体積指数として記録する。
初期泡体積指数試験生成物=(初期泡体積試験生成物/初期泡体積参照製品)100
(実施例2)
各原材料を混合することによって以下の液体洗剤組成物を調製した。各実施例は、C10ジメチルアミンオキシドと、種類だけが異なるアルコキシル化ポリエチレンイミンとを含む。実施例A及びBは、エトキシ(EO)単位及びプロポキシ(PO)単位の両方を含む両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミンを含み、実施例Cは、EO単位だけを含む親水性アルコキシル化ポリエチレンイミンを含む。比較例Bは、アルコキシル化ポリエチレンイミンもC10ジメチルアミンオキシドも含まない。
Figure 2018522119
PEI600EO10PO7:MW約600のポリエチレンイミン主鎖、それぞれ平均で10個のEO単位及び7個のPO単位を含み、水素でキャップされたEO−末端POブロックポリアルコキシル化側鎖を含む、MW 12417。
PEI600EO24PO16:MW約600のポリエチレンイミン主鎖、それぞれ平均で24個のEO単位及び16個のPO単位を含み、水素でキャップされたEO−末端POブロックポリアルコキシル化側鎖を含む、MW 28000。
PEI600EO20:MW約600のポリエチレンイミン主鎖、それぞれ平均で20個のEO単位を含み、水素でキャップされたEOブロックポリアルコキシル化側鎖を含む、MW 12600。
組成物を異なる希釈濃度で脱塩水で希釈することによって水溶液を調製した。得られた溶液の粘度を、生成物の濃度に対してプロットする(溶液の重量パーセントとして表す)。粘度は、スピンドル31を使用して20℃でBrookfield V5粘度計を用いて測定した。RPMは、トルクが40〜50%になるように、実際の粘度に応じて変更した。
図2から、EO単位及びPO単位を含む両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミン(実施例A及びB)は、C10ジメチルアミンオキシドと共に配合されたときに改善された希釈時粘度特性を示し、EO単位だけを含む親水性のアルコキシル化ポリエチレンイミン(実施例C)は、C10ジメチルアミンオキシドと共に配合された場合であっても、希釈時粘度特性を悪化させることが分かる。より低分子量の両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミン(実施例A)は、より高分子量の両親媒性アルコキシル化ポリエチレンイミン(実施例B)よりも好ましい。

Claims (23)

  1. 食器を手で洗う方法であって、
    i)未希釈形態の洗剤組成物を食器又は清掃器具上に提供する工程と、
    ii)水の存在下で、前記食器を前記洗剤組成物で洗浄する工程と、
    iii)任意追加的に、前記食器をすすぐ工程と、を含み、
    前記洗剤組成物は、アニオン性界面活性剤及びアミンオキシド界面活性剤を、約4:1〜約1:1の割合で、且つ、両親媒性アルコキシル化ポリアルキレンイミンとを含み、
    前記アミンオキシド界面活性剤が、
    a)式:R1R2R3AO(式中、R1及びR2は、水素、C1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物から選択され、R3は、C10のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のローカットアミンオキシドを前記アミンオキシドの約5重量%〜約40重量%、及び、
    b)式:R4R5R6AO(式中、R4及びR5は、水素、C1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物から選択され、R6は、C12〜C16のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のミッドカットアミンオキシドを、前記アミンオキシドの60重量%〜95重量%、
    含む、方法。
  2. 前記両親媒性アルコキシル化ポリアルキレンイミンが、約400〜約5,000の重量平均分子量を有するポリエチレンイミン主鎖を含むアルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーであり、前記アルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーは、
    (1)修飾1個当たり平均約1〜約50個のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖による窒素原子1個当たり1又は2個のアルコキシル化修飾であって、前記アルコキシル化修飾の末端アルコキシ部分が、水素、C〜Cアルキル、又はこれらの混合物でキャップされている、アルコキシル化修飾、
    (2)修飾1個当たり平均約1〜約50個のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖による窒素原子1個当たり1つのC〜Cアルキル部分の添加及び1又は2個のアルコキシル化修飾であって、前記末端アルコキシ部分が水素、C〜Cアルキル、又はこれらの混合物でキャップされている、添加及びアルコキシル化修飾、又は
    (3)これらの組み合わせ、を更に含み、
    前記アルコキシ部分が、エトキシ(EO)及び/又はプロポキシ(PO)及び/又はブトキシを含み、前記アルコキシル化修飾が、EOを含む場合には、PO又はBOも含む、請求項1に記載の方法。
  3. ポリアルコキシレン鎖当たりの重量平均分子量が、400〜8,000である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記アルコキシル化ポリエチレンイミンの前記重量平均分子量が、8,000〜40,000である、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記ポリアルコキシレン鎖が、プロポキシ部分を末端位に含む、請求項2〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記ポリアルコキシレン鎖が、エトキシ部分及びプロポキシ部分を1:1〜2:1の割合で含む、請求項2〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. ポリアルコキシレン鎖のエトキシ部分の数が22〜26であり、プロポキシ部分の数が14〜18であり、好ましくは、前記ポリアルコキシレン鎖がブトキシ部分を含まない、請求項2〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. ポリアルコキシレン鎖のエトキシ部分の数が8〜12であり、プロポキシ部分の数が5〜9であり、好ましくは、前記ポリアルコキシレン鎖がブトキシ部分を含まない、請求項2〜6のいずれか一項に記載の方法。
  9. R3がn−デシルであり、R1及びR2が両方ともメチルである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. アミンオキシド界面活性剤を、前記組成物の約3重量%〜約15重量%含み、
    前記アミンオキシド界面活性剤が、
    a)ローカットアミンオキシド(R1及びR2が両方ともメチルであり、R3がn−デシルである)を、前記アミンオキシドの約5重量%〜約30重量%と、
    b)ミッドカットアミンオキシドを、前記アミンオキシドの約70重量%〜約90重量%と、を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 式:R7R8R9AO(式中、R7及びR8は、水素、C1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物から選択され、R9は、C8のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のアミンオキシドを、前記アミンオキシドの約5重量%未満、より好ましくは3重量%未満含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記組成物が、前記アルコキシル化ポリアルキレンイミンを、前記組成物の0.1重量%〜2重量%含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 1,000超の分子量を有するポリアルキレングリコール、好ましくはポリプロピレングリコールを更に含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記組成物が、塩、好ましくは塩化ナトリウムを含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記組成物が、アルコール、好ましくはエタノールを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記組成物が、ヒドロトロープ、好ましくはクメンスルホン酸ナトリウムを含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記アニオン性界面活性剤が、サルフェートアニオン性界面活性剤、好ましくはアルキルサルフェート及び/又はアルコキシル化サルフェートアニオン性界面活性剤、好ましくはアルキルアルコキシル化サルフェートを含み、好ましくは前記アルキルアルコキシル化アニオン性界面活性剤が約0.2〜約3、好ましくは約0.2〜約2、最も好ましくは約0.2〜約1.0の平均アルコキシル化度を有する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記アニオン性界面活性剤の量が前記組成物の約10重量%〜40重量%である、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記アミンオキシド界面活性剤に対する前記アニオン性界面活性剤の重量比が、約3:1〜約2.5:1である、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記組成物が、前記組成物の0.1重量%〜2重量%の非イオン性界面活性剤を含む、請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記界面活性剤の総濃度が、前記組成物の約10重量%〜40重量%、好ましくは20重量%〜35重量%である、請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記組成物が、20℃の蒸留水中に10%希釈で測定して約8〜約10のpHを有する、請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法。
  23. i)式:R1R2R3AO(式中、R1及びR2は、水素、C1〜C4のアルキル、及びこれらの混合物から選択され、R3は、C10のアルキル及びこれらの混合物から選択される)のローカットアミンオキシド、及び
    ii)両親媒性アルコキシル化ポリアルキレンイミン、の使用であって、
    アニオン性界面活性剤とアミンオキシド界面活性剤とを約4:1〜約1:1の割合で含む食器手洗い用組成物において激しい泡立ちを生成するための、使用。
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