JP2018521748A - 発毛光治療装置 - Google Patents

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Abstract

治療ランププラットフォーム発毛デバイスが開示される。例示的な実施形態に従って、ウェアラブル治療ランププラットフォームを備える光線療法装置が開示され、ウェアラブル治療ランププラットフォームは、複数の放射ランプと、複数の放射ランプからの放射エネルギーをユーザーの頭皮を含むユーザーの処置領域に伝達するように配設された反射壁と、を含み、ウェアラブルランププラットフォームは、ユーザーの頭皮の上方に複数の放射ランプ及び反射壁を支持することと動作可能に関連するヘッドバンドを含む。

Description

本出願は、2014年7月7日に出願された米国特許出願公開第14/324,453号の一部継続出願であり、2012年9月5日に出願された米国特許出願公開第13/604,012号の分割出願であって、現在は米国特許第8,771,328号であり、2011年9月8日に出願の米国仮特許出願第61/532,140号の優先権を主張し、そして、本出願は、2014年12月11日に出願された米国特許出願公開第14/567,552号の一部継続出願であって、第2013年12月11日に出願された米国仮特許出願第61/914,624号の優先権を主張し、これらの出願等は参照によって本明細書に組み込まれる。
(発明の分野)
本実施形態は、抗加齢の増進又は座瘡防止などの皮膚の健康を改善する光に基づく皮膚治療処置を供給するための装置及び方法に関し、発光ダイオード(LED)光治療を使用するものであるが、別のタイプの光放射源が使用されてもよい。
LED(青色又は赤色)によって放射されるあるスペクトルの光は、座瘡などの疾患に対する皮膚処置のための療法として知られており、又は皮膚の加齢防止に効果がある。しかしながら、調整可能であって又は適応力があって、異なる寸法と形状に適合し、ユーザーには不快感がなく使用が容易な、ウェアラブルマスク、ベール又はフードなどの便利な家庭用光治療供給装置をユーザー/患者に提供するニーズがある。市場で現在入手可能な家庭用の、消費者が使用可能な製品は、1つの寸法に固定され、及び/又は通常は手に持たなければならず、それは、最良の又は所望の光分散を提供するには、概して満足が得られていない。代替としては、顧客が医師を訪ねて治療を受けることである。
既知の光治療装置、具体的にはマスクには、LED及びLEDに給電する関連回路が、ユーザーによる接触に晒されることに関する問題がある。より具体的には、患者への光伝達を最大にするための努力の中では、LEDが、患者に物理的に係合(例えば接触)されることを、又は汚れと油脂の堆積の結果としてLEDを消耗させる経過となる処置面への接触さえも、許容する方式でLEDが配置されてきている。更に、かかるどのような係合も、LEDの鋭い又は高温の端部及び関連回路に晒される患者にとっては危険であり得る。詳細回路の暴露は、治療の完了までに数分の時間を要する場合には心配で不快な経験となり、マスクが比較的顔の近くに配置されることで、患者にある時間にわたって、心地の悪い、閉所恐怖症の感覚を呼び起こすことも多い。
ハンドフリーの治療体験は、治療中に装置を長時間特定の位置に保持しなければならない場合より常にすぐれている。マスクやヘルメットのような装置を、種々のストラップ、ハンド、包装体、及び紐に装着するための多数のアセンブリが考案されてきたが、それらは、支持体と装着アセンブリを患者の毛髪や頭皮に対して近くに押し付ける結果となり得る。一方では本主題の装置が患者の上に確実に固定されるように、またそればかりでなく、取り付け構造が、治療それ自体の間での患者の快適さに最小限の因果関係しかないように、このような取り付けアセンブリの大きさを最小化する要求が常に存在する。比較的軽量であること、及び治療のための使用中に容易で最小限の保持ですむことは、消費者に受け入れられるために重要である。
ユーザーの形状と寸法は多様であるため、治療が所望の治療領域に対して効果的に適用されるように、及び/又は選択的に強化されるように、装置は寸法と領域に対して調整可能とされるべきである。
最後に、具体的には治療装置で処置する顔面領域では、患者の眼への光損傷又は炎症を回避するために、眼の保護が必要である、既知の装置は、眼領域上に置かれて眼システム自体への治療光の伝達を妨げる分離可能なパッチを典型的に使用していた。具体的には抗加齢処置に関連して、眼の近傍領域に治療光を伝達させ、なお患者を保護するために容易に適用可能なより良い方法への要求が存在する。
光治療の利益を使用する代替手段を、暴露中の治療効果を最大化して、一方では使用の容易さと便利さを維持しながら提供することが所望される。このため、本開示の範囲内で、ユーザーの条件と要求に応じて種々のエネルギー変更の応用を組み込んだ多様な軽量で適応力のある調整可能な実施形態が開示される。
本実施形態は、光線療法システム及び装置を備え、その光線療法システム及び装置が、ランプがそこに取り付けられた第1の壁と、より患者に近く、第1の壁から離間された第2の壁と、を備えるアセンブリ内に配置された、LEDのような放射ランプの治療ランププラットフォームを備え、ランプは第1の壁に関して凹部に置かれる。第2の壁は、患者に対向する反射面と、ランプからユーザーへのランプ放射の伝達のための、第1の壁上のLEDと実質的に整列した複数の光開口と、を備える。ランプ及び関連回路は、反射面が患者に向かって比較的滑らかでシームレスとなるように、第1の壁と第2の壁との間に配置される。ランプの数は、回路の数と同じように最小化され、他のアセンブリ材料は比較的軽量のアセンブリとなるように意図的に選択され、治療セッション中のユーザーの快適性を高める結果をもたらす。壁はユーザーに関して適応力のある調整可能性のために、柔軟な硬さを有する。より具体的には、壁は、ユーザーの顔面に関して凹面構成を有し、その構成は、静止位置に関して調整可能であり、使用中のユーザーへの緊密なフィット性と確実な係合のために、ユーザーの頭部寸法に関して拡大可能となっている。装置は、ランプ放射からユーザーの眼を遮蔽するためのレンズを含む眼鏡フレーム又はゴーグルを備えるフレームと共に、ユーザーに装着される。実施形態の調整可能性は、支持フレームに関して枢動可能な壁によって更に高められ、そこではフレームが、ユーザーの頭部寸法に関する選択的調整可能性のための伸縮自在のテンプルアームを含んでもよい。したがって、装置は患者の上にウェアラブルハンドフリーマスクなどのように支持される。電源は、エネルギーをランプに伝達し、遠隔バッテリーパックを備え、そしてユーザー用に装置の使用回数をカウントするための、及び所定の使用回数後の装置交換の必要性を示すための、制御プロセッサもまた含んでもよい。
本実施形態は、寸法に基づいても状態に基づいても、ユーザー受容面に適合可能な、光に基づく治療を提供するための調整可能/適応力のあるプラットフォームを備え、光の種類には制限がなく、また治療の最終目的にも、すなわち美容、健康、及び/又は創傷治癒の制限もなく、光治療が適用可能である。これらの光源は、放射エネルギー供給の形態では異なってもよい。パルス光(IPL)、集束光(レーザ)、及び光エネルギーを扱う別の方法が、本実施形態に包含される。光放射の別の方法として、連続、パルス、集束、発散、多波長、単波長、可視及び/又は非可視光波長があり得る。
本実施形態は、治療が意図される顔面の寸法又は領域の変化を受け入れるために調整されることが可能な、LED電球又はLEDストリップから放射されるLED光を伴う、形作られた/適合されたマスク、ゴーグル、眼マスク、覆い又はフード、及び顔面マスク(集合的に「マスク」と呼ぶ)などの形態を説明する。光強度、周波数又は方向を変化させる制御システムが含まれる。
プラットフォームは、複数の手段、すなわち、眼鏡フレーム、ストラップ、引きひも、ハーネス、Velcro(登録商標)、ダイアル回転式又はスナップボタンによって頭部に固着されてもよい。マスクが固定されると、あごから額を覆うように上方へ向けて調整されてもよい。マスクはまた、左右まで覆うように外側へ向けて調整されてもよい。更に、いったんプラットフォームが曲がって/スライドして顔面領域をカバーしてしまうと、プラットフォームの皮膚からの距離は、ユーザーの皮膚面に関して所望の光強度を実現するために調整されてもよい。したがって、光治療は3つまでの物理的方向へ最大化され得る。
本主題の調整可能性は、調整可能エネルギー出力、調整可能波長、優先ゾーン、タイマーなどの形態の高められた適応性/調整可能性のための「スマート」処理及びセンサーシステムを通して実装されてもよい。センサーシステムのセンサーは、本主題の実施形態が、色、しわ、老化斑点、座瘡、損傷密度などのためのセンサーによる患者の顔面と体の皮膚の評価、並びに、優先ゾーンのエネルギーを多少とも使用してのスマート処置の計画、の能力を有すること許容するであろう。本主題の実施形態は、皮膚のタイプ、年齢、問題の総体的深刻さの観点からスマートとなり得、それに応じて処置をカスタマイズする能力を有する。
更に別の実施形態では、光線療法システム装置は、ユーザーが装置を介して見るために配置された整列された眼スロットを含む。ランプと外壁との間に挿入された放射吸収層も含まれる。
更に別の実施形態では、ランプは、成形可能な材料の柔軟なシート内に埋め込まれ、材料シート内のストリップとして一体成形される。
更に、制御システムは、装置の使用を計測又はカウントしてもよく、過去の使用を伝えてもよく、交換時期を示してもよい。
本開示は、したがって、改良された操作性及び光散乱を提供する十分に適応力のある、調整可能なLED装置を記述する。
本開示の別の例示的実施形態に従って、治療ランププラットフォーム制御装置が提供され、この制御装置は、電源と、電源に動作可能に接続された制御回路であって、制御回路は、治療ランププラットフォームと関連する1つ又は2つ以上の放射ランプを駆動するための1つ又は2つ以上の出力を含む、制御回路と、ユーザーディスプレイと、ユーザー制御スイッチと、を備え、制御回路は、複数の治療ランププラットフォームのうちの1つを制御するように構成され、それぞれのランププラットフォームは複数の放射ランプを含み、この複数の放射ランプは様々な波長放射エネルギーの独特の混合された組合せを含み、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設されている、む。
本開示の更に別の例示的実施形態に従って、治療ランププラットフォーム制御装置が提供され、この制御装置は、電源と、電源に動作可能に接続された制御回路であって、制御回路は、光線療法装置と関連する1つ又は2つ以上の放射ランプを駆動するための1つ又は2つ以上の出力を含む、制御回路と、ユーザーディスプレイと、ユーザー制御スイッチと、を備え、制御回路は、複数の治療ランププラットフォームを制御するように構成され、それぞれの治療ランププラットフォームは、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設された、1つ又は2つ以上の波長の放射エネルギーを含む複数の放射ランプを含む。
本開示の更に別の例示的実施形態に従って、治療ランププラットフォーム制御装置が提供され、この制御装置は、電源と、電源に動作可能に接続された制御回路であって、制御回路は、治療ランププラットフォームと関連する複数の放射ランプを駆動するための1つ又は2つ以上の出力を含み、複数の放射ランプは、様々な波長放射エネルギーの混合された組合せを含み、複数の放射ランプは、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設される、制御回路と、制御回路に動作可能に接続されたユーザーディスプレイと、制御回路に動作可能に接続されたユーザー制御スイッチと、を備え、制御回路は、ユーザー処置領域に伝達される放射エネルギーの用量を制御するように構成されている。
本開示の別の例示的実施形態に従って、治療ランププラットフォーム制御装置が提供され、この制御装置は、電源と、電源に動作可能に接続された制御回路であって、制御回路は、治療ランププラットフォームと関連する複数の放射ランプを駆動するための1つ又は2つ以上の出力を含み、複数の放射ランプは、様々な波長放射エネルギーの混合された組合せを含み、複数の放射ランプは、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設される、制御回路と、制御回路に動作可能に接続されたユーザーディスプレイと、制御回路に動作可能に接続されたユーザー制御スイッチと、を備え、制御回路は、制御装置からの利用可能な用量の数を所定の数に制限するように構成されている。
本開示の更に別の例示的実施形態に従って、治療ランププラットフォーム制御装置が提供され、この制御装置は、電源と、電源に動作可能に接続された制御回路であって、制御回路は、治療ランププラットフォームと関連する複数の放射ランプを駆動するための1つ又は2つ以上の出力を含み、複数の放射ランプは、様々な波長放射エネルギーの混合された組合せを含み、複数の放射ランプは、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設される、制御回路と、制御回路に動作可能に接続されたユーザーディスプレイと、制御回路に動作可能に接続されたユーザー制御スイッチと、を備え、制御回路は、活性用量処置セッションに対して残っている時間をユーザーディスプレイに表示するように構成されている。
本開示の更に別の例示的実施形態に従って、治療ランププラットフォーム制御装置が提供され、この制御装置は、電源と、電源に動作可能に接続された制御回路であって、制御回路は、複数の治療ランププラットフォームを同時に駆動するための1つ又は2つ以上の出力を含む、制御回路と、ユーザーディスプレイと、ユーザー制御スイッチと、を備え、制御回路は、複数の治療ランププラットフォームを同時に制御するように構成され、複数の放射ランプを含むそれぞれの治療ランププラットフォームは、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設されている。
本開示の別の例示的実施形態に従って、治療ランププラットフォーム制御装置が提供され、この制御装置は、電源と、電源に動作可能に接続された制御回路であって、制御回路は、複数の治療ランププラットフォームを同時に駆動するための1つ又は2つ以上の出力を含む、制御回路と、ユーザーディスプレイと、ユーザー制御スイッチと、を備え、制御回路は、複数の治療ランププラットフォームを同時に制御するように構成され、それぞれの治療ランププラットフォームは、様々な波長放射エネルギーの混合された組合せを含む複数の放射ランプを含み、放射ランプは、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設されている。
本開示の更に別の例示的実施形態に従って、治療ランププラットフォームと動作可能に関連する電源を充電する方法が提供され、治療ランププラットフォームは、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設された複数の放射ランプと、複数の放射ランプに電力供給することと動作可能に関連する充電式電源と、ユーザー処置領域に提供される放射エネルギーの用量を制御することと動作可能に関連する制御回路と、外部電源から充電式電源を充電することと動作可能に関連する充電ポートと、を含み、方法は、電気ケーブルを使用してコンピューティングデバイスの電力ポートを治療ランププラットフォーム充電ポートに接続することと、コンピューティングデバイスの充電ソフトウェアアプリケーションを開始することであって、充電ソフトウェアアプリケーションは、外部装置を充電するようにコンピューティングデバイスと動作可能に関連するポートを利用するようにコンピューティングデバイスを構成し、コンピューティングデバイスは、充電式電源がほぼ完全充電に達するまで治療ランププラットフォーム充電式電源を充電する、ことと、電気ケーブルを治療ランププラットフォームから切り離すことと、を含む。
本開示の別の例示的実施形態に従って、治療ランププラットフォームと動作可能に関連する電源を充電する方法が提供され、治療ランププラットフォームは、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設された複数の放射ランプと、複数の放射ランプに電力供給することと動作可能に関連する充電式電源と、ユーザー処置領域に供給される放射エネルギーの用量を制御することと動作可能に関連する制御回路と、外部電源から充電式電源を充電することと動作可能に関連する充電ポートと、を含み、方法は、電気ケーブルを使用して治療ランププラットフォーム充電ポートにコンピューティングデバイスの電力ポートを接続することであって、コンピューティングデバイスは、充電式電源がほぼ完全充電に達するまで治療ランププラットフォーム充電式電源を充電する、ことと、電気ケーブルを治療ランププラットフォームから切り離すことと、を含む。
本開示の更に別の例示的実施形態に従って、光線療法装置が提供され、この装置は、複数の放射ランプ及びユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設された反射壁を含むウェアラブル治療ランププラットフォームと、ユーザー上にプラットフォームを支持するためのフレームと、ウェアラブル治療ランププラットフォーム及びフレームのうちの1つに動作可能に取り付けられた制御回路と、ウェアラブル治療ランププラットフォーム及びフレームのうちの1つに動作可能に取り付けられた充電式電源と、ウェアラブル治療ランププラットフォーム及びフレームのうちの1つに動作可能に取り付けられた充電ポートであって、充電ポートは、充電式電源を充電することと動作可能に関連する、充電ポートと、を備え、光線療法装置は、モバイル通信装置によって充電可能であるように構成され、電気ケーブルが、光線療法装置充電ポート、及び外部装置を充電するように構成されたモバイル通信装置ポートに動作可能に接続されている。
本開示の別の例示的実施形態に従って、光線療法装置が提供され、この装置は、様々な波長放射エネルギーの混合された組合せを含む複数の放射ランプ、及び放射ランプと整列し、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設された複数の放射エネルギー伝達領域を有する反射壁を含み、反射壁は、ユーザー処置領域にわたって放射エネルギーを分散させるように更に形成されている、ウェアラブル治療ランププラットフォームと、ユーザー上にプラットフォームを支持するためのフレームと、ウェアラブル治療ランププラットフォーム及びフレームのうちの1つに動作可能に取り付けられた制御回路と、ウェアラブル治療ランププラットフォーム及びフレームのうちの1つに動作可能に取り付けられる充電式電源と、ウェアラブル治療ランププラットフォーム及びフレームのうちの1つに動作可能に取り付けられた充電ポートであって、充電ポートは、充電式電源を充電することと動作可能に関連する、充電ポートと、を含み、光線療法装置は、モバイル通信装置、並びに光線療法装置充電ポート及び外部装置を充電するように構成されたモバイル通信装置ポートに動作可能に接続される電気ケーブルによって充電可能であるように構成されている。
本開示の更に別の例示的実施形態に従って、ウェアラブル治療ランププラットフォームを備える光線療法装置が提供され、このプラットフォームは、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設された複数の放射ランプと、電源と、治療ランププラットフォーム及びユーザーに提供される放射エネルギーの利用可能な用量の数を制限するように構成された電源と動作可能に関連する制御装置であって、制御装置は、追加の数の利用可能な用量を取得するために電子商取引プラットフォームと通信するように構成されている、制御装置と、を含む。
本開示の別の例示的実施形態に従って、動作可能に接続されるウェアラブル治療ランププラットフォームと動作可能に関連するポータブル・コンピューティングデバイスが提供され、ポータブル・コンピューティングデバイスは、1つ又は2つ以上のプロセッサと、命令を記憶する動作可能に関連するメモリと、を備え、1つ又は2つ以上のプロセッサは、その記憶された命令を実行することにより、a)ユーザーが治療ランププラットフォームによって提供されるある数の治療セッション用量を購入するための電子商取引アプリケーションを実行することと、b)治療ランププラットフォームで利用可能な利用可能治療セッション用量の数を監視することと、c)治療ランププラットフォームでの診断を実行することと、d)治療ランププラットフォームによって提供されている活性治療セッション用量に対する残りの時間を監視することと、e)治療セッション用量の実行を制御することであって、ポータブル・コンピューティングデバイスが、治療セッション用量を開始させる、ことと、のうちの1つ又は2つ以上を実行するように構成されている。
本開示に従う別の例示的実施形態に従って、光線療法システムが提供され、このシステムは、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設された複数の放射ランプと、充電式電源と、ユーザー処置領域への放射エネルギーの送達を制御することと動作可能に関連する制御装置とを含む光線療法装置であって、複数の放射ランプ、充電式電源、及び制御装置は、マスク形状の治療ランププラットフォームによって収容され、光線療法装置は、充電式バッテリーを誘導充電するように構成されている、光線療法装置と、光線療法装置充電式バッテリーを充電するように構成された誘導充電器と、を備えている。
本開示の別の例示的実施形態に従って、光線療法装置が提供され、この装置は、様々な波長放射エネルギーの混合された組合せを含む複数の放射ランプ、及び放射ランプと整列し、ユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設された複数の放射エネルギー伝達領域を有する反射壁を含むウェアラブル治療ランププラットフォームと、ユーザー上にプラットフォームを支持するためのフレームと、を備え、反射壁は、処置領域にわたって放射エネルギーを分散させるように更に形成され、そして、ランププラットフォームは、誘導充電式電力システムを含む。
本開示の更に別の例示的実施形態に従って、光線療法装置が提供され、この装置は、治療ランププラットフォームであって、様々な波長放射エネルギーの混合された組合せを有し、及びユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設された複数の放射ランプを含むマスクを含み、複数の放射ランプは、第1の波長放射エネルギーの組を含む第1の処置セッション、及び第1の処置セッションで提供されない少なくとも1つの波長放射エネルギーを含む第2の波長放射エネルギーの組を含む第2の処置セッションを提供するための放射治療を提供するように更に配設されている治療ランププラットフォームと、ユーザー上にマスクを支持するためのフレームと、を備えている。
本開示の別の例示的実施形態に従って、光線療法装置が提供され、この装置は、ウェアラブル治療ランププラットフォームであって、様々な波長エネルギーの混合された組合せを含む複数の放射ランプ、及び放射ランプと整列し、放射ランプと連通するように配設され、そしてユーザー処置領域に放射エネルギーを伝達するように配設された複数の放射エネルギー開口を有する反射壁であって、反射壁は、処置領域にわたって放射エネルギーを分散させるように更に形成されている、反射壁と、を含むウェアラブル治療ランププラットフォームと、第1の波長放射エネルギーの組を含む第1の処置セッション、及び第1の処置セッションで提供されない少なくとも1つの波長放射エネルギーを含む第2の波長放射エネルギーの組を含む第2の処置セッションを提供するために放射ランプを動作させることと動作可能に関連する制御装置と、を備えている。
本開示の更に別の例示的実施形態に従って、光線療法装置が提供され、この装置は、複数の放射ランプと、放射エネルギーを複数の放射ランプからユーザーの頭皮を含むユーザー処置領域まで伝達するように配設された反射壁を含むウェアラブル治療ランププラットフォームと、を備え、ウェアラブルランププラットフォームは、複数の放射ランプ及び反射壁をユーザーの頭皮の上に支持することと動作可能に関連するヘッドバンドを含む。
本開示の更に別の例示的実施形態に従って、光線療法装置が提供され、この装置は、放射エネルギーを複数の放射ランプからユーザーの頭皮を含むユーザー処置領域まで伝達するように配設された複数の放射ランプを含むウェアラブル治療ランププラットフォームを備え、ウェアラブルランププラットフォームは、ユーザーの頭皮の上に複数の放射ランプを支持することと動作可能に関連するヘルメットを含む。
ウェアラブルマスクを備える治療ランププラットフォームの1つの実施形態の斜視図である。 図1の装置の別の斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図2の分解斜視図である。 制御装置Bの分解斜視図である。 図1の実施形態の二壁構造を示す断面図であり、ここでは内壁が、治療光をユーザーに伝達するLEDと整列した光開口を含む。 垂直中心線に沿った第2の断面図である。 内壁開口に関して凹所に置かれたLEDランプの配置を示す部分断面斜視図である。 代替実施形態の斜視図であり、ここでは電源と制御回路がマスクアセンブリと一体的に形成されている。 図9の装置の分解図である。 代替実施形態の分解図であり、マスク壁がフランジによって離間されている。 図1の装置を含むパッケージアセンブリの実施形態である。 図11のパッケージのお試し機能を示しており、ユーザーが装置のサンプル動作を見ることができる。 動作的な装置制御の流れ図である。 シースルースロット及び第3の光吸収層を含む代替実施形態の分解図である。 図15の組み立て済装置の立面図である。 図15の組み立て済装置の立面図である。 図15の組み立て済装置の立面図である。 図15の組み立て済装置の立面図である。 眼保護ゴーグルを含む代替実施形態の分解図である。 眼領域にLED治療を施す寸法のマスクを有する代替実施形態の分解図である。 それぞれ、本開示の例示的実施形態に従う、SIMカートリッジリフィルを含む治療ランププラットフォーム制御装置の正面図及び側面図である。 それぞれ、本開示の例示的実施形態に従う、SIMカートリッジリフィルを含む治療ランププラットフォーム制御装置の正面図及び側面図である。 本開示の例示的実施形態に従う、図5に示す第1の治療ランププラットフォーム制御装置の回路図である。 本開示の例示的実施形態に従う別の第2の治療ランププラットフォーム制御装置の斜視図である。 本開示の例示的実施形態に従う別の第2の治療ランププラットフォーム制御装置の分解図である。 本開示の例示的実施形態に従う、図21に示す第2の治療ランププラットフォーム制御装置の回路図である。 本開示の例示的実施形態に従う、図21に示す第2の治療ランププラットフォーム制御装置の回路図である。 本開示の例示的実施形態に従う治療ランププラットフォームの動作制御の流れ図であり、動作制御は、待機モード、通常モード、試験モード、及び構成モードを含む。 本開示の例示的実施形態に従う治療ランププラットフォーム制御装置と関連する通常モードの動作制御の流れ図である。 本開示の例示的実施形態に従う治療ランププラットフォーム制御装置と関連するバッテリー充電モードの動作制御の流れ図である。 本開示の例示的実施形態に従う治療ランププラットフォーム制御装置と関連する構成モードの動作制御の流れ図である。 本開示の例示的実施形態に従う治療ランププラットフォーム制御装置と関連する試験モードの動作制御の流れ図である。 本開示の例示的実施形態に従う治療ランププラットフォーム制御装置と関連する待機モードの動作制御の流れ図であり、この制御装置は、マスク/制御装置組合せの許可を決定するように構成されている独立したマスク制御装置を含む。 アイマスク、デコルタージュデバイス、及び手の若返りデバイスを含む複数の光線療法装置に同時に電力供給する治療ランププラットフォーム制御装置を含むシステムの図である。 本開示の例示的実施形態に従う治療ランププラットフォームに電力供給することと動作可能に関連するモバイル機器を示す。 図30に示すモバイル装置の詳細図である。 本開示の例示的実施形態に従う、一体化された制御装置、充電式電池、及び誘導充電器を有する誘導充電式マスクを含む治療ランププラットフォームを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、一体化された制御装置、充電式電池、及び誘導充電器を有する誘導充電式マスクを含む治療ランププラットフォームを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、誘導充電器上での誘導充填式治療ランププラットフォームのドッキングを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、誘導充電器上での誘導充填式治療ランププラットフォームのドッキングを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、誘導充電式治療ランププラットフォームのドッキングを更に示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、誘導充電式治療ランププラットフォームのドッキングを更に示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、誘導充電式治療ランププラットフォームのドッキングを更に示す図である。 誘導充電式制御装置及び誘導充電器を含むコード付き治療ランププラットフォームを示す図である。 誘導充電式制御装置及び誘導充電器を含むコード付き治療ランププラットフォームを示す図である。 図32に示す誘導充電式治療ランププラットフォームの分解図である。 本開示の例示的実施形態に従う、複数の処置放射組合せ、例えば座瘡と抗加齢を提供する組合せ治療ランププラットフォームマスクを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、複数の処置放射組合せ、例えば座瘡と抗加齢を提供する別の組合せ治療ランププラットフォームマスクを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、一体化された櫛を含む発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、一体化された櫛を含む発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームを示す図である。 発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームのためのLED/ブラシ用毛構成の詳細図である。 発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームのためのLED/ブラシ用毛構成の詳細図である。 それぞれ、関連する光パイプを有しない、及び関連する光パイプを有するLEDを含む、毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームの例示的実施形態と関連する放射エネルギー頭皮範囲の詳細図である。 それぞれ、関連する光パイプを有しない、及び関連する光パイプを有するLEDを含む、毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームの例示的実施形態と関連する放射エネルギー頭皮範囲の詳細図である。 図42A及び図42Bに示すような、それぞれ光パイプを有する、及び光パイプを有しない治療ランププラットフォームと関連する放射エネルギー頭皮範囲の更なる詳細図である。 図42A及び図42Bに示すような、それぞれ光パイプを有する、及び光パイプを有しない治療ランププラットフォームと関連する放射エネルギー頭皮範囲の更なる詳細図である。 本開示の例示的実施形態に従う、眼鏡フレーム及び反射層を含む、発毛を刺激するように構成された別の治療ランププラットフォームを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、眼鏡フレーム及び反射層を含む、発毛を刺激するように構成された別の治療ランププラットフォームを示す図である。 図44A及び図44Bに示すような、発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームのLED構成の詳細図である。 本開示の例示的実施形態に従う、ヘルメットを含む発毛を刺激するように構成された別の治療ランププラットフォームを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、ヘルメットを含む発毛を刺激するように構成された別の治療ランププラットフォームを示す図である。 本開示の例示的実施形態に従う、発毛を刺激するように構成された、図45A及び図45Bに示すような治療ランププラットフォームのLED構成の詳細図である。
本主題の実施形態は、方法と装置を含む光線療法システムに関し、好ましくは装置内の治療ランプに給電するための遠隔バッテリーパックを伴うウェアラブルハンドフリー装置を備える光線療法システムに関する。本主題の装置は多数の利点を示し、その利点としては、使用中に装置内のプラットフォームとランプがユーザーに関して適切に位置決め可能であり、ヒトの接触がない光プラットフォームが挙げられる。すなわち、装置の構造構成部分は、ユーザー上にランププラットフォームを支持するばかりでなく、ユーザーの処置領域に関するランプの適切な位置決めのための案内として機能する。装置の構造アセンブリは、患者の処置面に最も近く対向する内部反射面に関してランプが凹所に置かれているので、ユーザーが鋭利な又は高温の面に関与可能となることを妨げる。電力をランプに伝達する回路構成部分も壁構造中に収容される。壁開口を貫通して光る治療光はユーザーへと伝達され、ランプと回路は離間された壁構造内に効果的に収容される。所望の治療処置のために適切に離間された滑らかなシームレス面が結果としてユーザーに与えられ、更にその面が改良された通気を提供するので、その結果、ユーザーの不快感を最小化する、美しく魅力のある装置面がユーザーに与えられる。その他の利点は、ユーザーの受け入れに伴って、例えばユーザーの頭部などの処置面の寸法に適合する形をなす適合性マスク形態の装置の調節可能性に関する。スマート構成部分は、装置の使用を計測するばかりでなく、ランプの劣化を推測することができるので、その結果、適切な交換時期をユーザーに知らせることができる。アセンブリ全体は、ユーザーの使用及び快適性のために、比較的軽量で最小化した構成部分に、意図的に構成されている。
より詳細には、そして、図1〜図4を参照すると、主題実施形態は、好ましくはランププラットフォームAと、遠隔のバッテリーパックBを備える。プラットフォームAは、バッテリーパックBからケーブル80及びコネクタ83を介してランプまで電力を伝達するために、赤及び青のLED 12及び回路14などの複数の治療ランプを覆う壁構造体10から構成される。また、別の放射エネルギー形式としては、蛍光、レーザ、又は赤外線を含んでもよい。壁構造体10は、フレーム20に対するわずかな枢動によって壁構造体の位置調整を可能にするスナップアウト枢動接続22によって接続される支持フレーム20上に取り付けられる。フレーム20はまた、保護レンズ24及びノーズブリッジ26を含む。テンプルアーム28は、プラットフォームAが、ノーズブリッジ26によって鼻上に、及びテンプルアーム28によって耳上に置かれることによって、ハンドフリー支持方法でユーザー上に装着され得るように、フレーム20に関して固定されても、又は伸縮自在にヒンジ止めされてもよい。
図3、図4、図6、図7、及び図8を参照すると、壁構造体10は、外壁50と、内壁52とから構成されることがわかる。外壁は、ユーザーの処置面から最も遠く配設され、一方、内壁52は、処置面のより近くに配設される。壁は、水平及び垂直の両方向に凹面構成を有し、柔軟な硬さを有するプラスチック材料で構成されるので、その結果、構造体10は使用中にわずかに曲がってたわみ得る。凹面は、放射を捕捉し、反射させて処置領域へ返すための多次元放物線曲率を含む。凹面はユーザーの頭部よりもわずかに小さく、その結果、マスクは頭部に適用されると外に曲がらなければならず、ユーザー上に近接してはいるが快適な締り具合を提供し、それによって使用中にアセンブリAを所望の位置に維持するであろうことが意図される。凹面はまた、治療ランプ又はLED 12もユーザーに関して所望の位置に位置決めする。壁50と壁52との間の空間54は、安全性を高めるためと利便性の目的のために、ランプ及び回路が壁の間に挟まれるように、ランプ12及び回路14を受容する。空間が装置の中ほどから端部58、60に向かって減少するが、しかしながら、アセンブリ10の端部周囲全体は、両壁が一体となるようにシールされる。このような一体合わせシールは、典型的には超音波溶着構成によって成し遂げられる。代替として、局所シール点(図示せず)が使用されて、離間された中間部の複数のシールによって壁を共に組み立ててもよい。したがって、内側と外側マスクは異なる凹面の曲率を有し、しかしユーザーに関する限り一体構造を呈する。外壁50は、主としてランプ12及び回路14の支持として機能する。図4を参照すると、光線療法処置に最も敏感な処置領域に放射するための所定の態様でランプが壁50に配設されていることがわかる。最小数の、しかし効果的な治療の提供に十分な数のランプ12が意図される。代替として、ランプが内壁52に固定されてもよい。どちらの壁がランプを支持するかにかかわらず、ランプは開口70と共に所望の処置領域に適切に位置合わせされる必要がある。
複数のLEDをランダムに設置するのではなく、本主題のLEDは、具体的に最小数とされ、処置領域と壁の双曲線反射とに関して配置され、所望の治療を成し遂げる。より具体的には、個々のランプ12、及び関連する内壁開口70は、治療による利益を得る最も共通の領域の処置のために配置されることがわかる。本実施形態は、皮膚の座瘡の処置に便利な配置パターンを示す。別の配置パターンが確かに意図されるが、それらは、本開示の実施形態の範囲に含まれる。ここには3つのLEDストリップが見られ、そのLEDストリップは、典型的には中間の赤色ストリップ、その上部と底部の2つの青色ストリップを備えることになり、この頻度が座瘡の処置には最も有用である。本主題の発明は、青色のみ、赤色のみ、又は任意の別の混合組合せのLED、あるいは別の放射エネルギー形態パターンを含んでもよい。図示したパターンは、したがって、あご輪郭、下あご、頬、及び額上に強化された治療効果を有するが、まぶたにはそうではないことになる。光源としては、例としてLED、蛍光、レーザ、又は赤外線があり得る。これらの光源は、放射エネルギー供給の形態では異なってもよい。パルス光(IPL)、集束光(レーザ)、及び光エネルギーを扱う別の方法が、本実施形態に包含される。光放射の別の方法として、連続、パルス、集束、発散、多波長、単波長、可視及び/又は非可視光波長があり得る。
内壁52は、処置領域に対向する平滑なシームレス反射面から構成され、複数の開口70を含み、その開口70は、ランプが治療光57を開口70を通して放射できるように、ランプに対して一致するように整列している。したがって、LED 12は、内壁52に関して凹部に置かれ、処置面との接触を不可能とし、そしていかなる場合にもランプ自体がユーザーと接触することを極めて困難としている。このようなアセンブリは、治療光の所定の円錐を処置領域にあてるやり方で、放射治療の制御された伝達をもたらす。開口は、処置領域にわたって光分布を均一とするために、所望の処置領域と壁の双曲線構成に関して配置される。このような制御された光円錐、プラットフォーム上のランプ自体の所定の配置、内壁52上の内側反射面、及び鼻と耳の接触領域に関するプラットフォーム位置を経由しての処置領域に関するアセンブリの制御された位置決め、の組合せが、高度に予測可能な光の分布パターン(光源ごとの所定の光円錐)を与えるアセンブリを提供し、それによって効果的な治療のために含まれることが必要なランプ12の数を最少化する。
図2、図3及び図4を参照すると、1つの実施形態は、プラットフォーム10のための関連支持構造体としての眼鏡フレームを基本的に備える支持フレームを備えている。交換可能レンズ24が、レンズ又はそれらの関連形状によって提供される保護レベルを調整するために使用されてもよい。そこには図示されていないが、伸縮自在テンプルアーム28が、ユーザーの頭部の寸法に対してより良く寸法合わせするために伸縮してもよい。成形可能なイヤーラッチが、テンプルアームの一部として含まれてもよい。代替として、アームはヘッドストラップを含んでもよい。枢動可能ジョイント22により、壁構造がフレームに対して枢動できるので、その結果、ユーザーが層をより近くに又はより遠くに離して動かすことによって、治療領域に関する光強度を調整することができる。上述したように、プラットフォーム10は、凹面放物線付勢を伴って柔軟であるが、なお柔軟な硬さを有する。フレーム10がユーザー上に受容されると、フレームはプラットフォーム放物線付勢を伸ばすように配置され、ユーザーの頭部寸法への適合を形成する。ユーザーの眼鏡フレーム基準接触点としては、ユーザーの鼻根点領域、鼻筋、及び耳であってもよい。代替として、支持フレームは鼻根点領域に依存するゴーグル及びヘッドストラップ構成を備えてもよい。
バッテリーパックB(図5)は、供給バッテリー81と、ワイヤ80を経由してランプと電気通信しているプロセス制御装置82と、を保持する。コネクタ83とLEDストリップ12との間の配線は、図が乱雑になるのを避けるために図示しないが、その配線は壁50と壁52との間に含まれる。バッテリーパックは、オンオフスイッチ84と、ユーザインターフェース86と、を含むであろう。プロセス制御装置82は、ユーザーに装置の使用を表示する種々の制御システムを含んでもよい。このようなシステムはカウンタになるであろう。ユーザインターフェースは、制御装置の制御システムからユーザーへの、種々の有用な情報のためのディスプレイを備えてもよく、その情報としては、使用回数のカウント値、そして装置が既に十分な回数使われてLED自体が劣化してしまって、治療のためにはその交換が推奨されることの伝達、などがある。
図11及び図12の「お試しパッケージ(Try-me packaging)」は、包装されたままで、潜在顧客にデモンストレーションとしての使用機会を提供する。本主題の実施形態は、ランプアセンブリの操作のためのスイッチS1(図示せず)が、オンモード、オフモード及びお試しモードを含む多位置有効機能を有する装置を備えるパッケージアセンブリ210を更に含む。お試しモードは、ユーザーにランプ動作を表示するためのランプアセンブリがパッケージに含まれるときにアクセス可能である。パッケージは、装置Aを覆う透明又は半透明のカバー212を含む。お試しタイムアウト回路が、例えば2秒などのランプ動作のお試し表示時間を制限するために含まれる。カウンタで計測されたランプのオンタイムは、お試しモードから分離可能なので、その結果、お試し使用は実際の治療のための装置の累積使用時間には影響しないことになる。お試し使用時間は、累積使用時間に比べて無視できるであろうと推測される。
本主題の装置は、遠隔バッテリーパックを伴うウェアラブルハンドフリー装置において、ユーザーへの複数の利益を含む。装置は、ユーザーの基準接触点を利用することによって、ヒトの接触を最少にして比較的自動の方法で、適切に位置決め可能であり、使用中は特にハンドフリーである。鋭利な面や高温の面がユーザーに関与することはない。平滑なシームレス面がユーザーに対向し、処置領域から適切に離れ、処置中には通気が増進され、不快感は最小となる。
特に図14を参照すると、装置制御の動作実施形態を説明する流れ図が示されている。図10による動作可能として思い描ける装置は、2つのスイッチS1、S2を含み、そのうちの少なくとも1つは、エネルギーをエネルギー源から治療ランプに伝達するために閉じられる必要がある。S2は、装置が販売パッケージ内にあるときは開である安全スイッチであり、したがってS2が開であるときは「お試し」モードのみが可能である。パッケージから取り出された後に、S2が閉じられてもよく、そして装置は通常モードで操作できるようになる。したがって、開始100の後で、装置がなおパッケージ内にある場合などの、S2が開102の状態では、システムは、GUIインターフェース(LCDなど)がオフ104である待機モードのままであろう。S2が閉106のままで、S1が押されると108(例えば図12)、次に装置が「お試し」モード110に入ることができ、LEDが2秒間点灯することになり、次に消灯する112。装置がパッケージ内にあるうちの、このようなユーザーへの「お試し」モード動作のデモンストレーションは、ユーザーに向けて実際の動作を知らせ、また購買の決定を促すことができ、又は装置がどのように動作するかについてより良く理解させる。装置がパッケージから取り出され、S2が閉じられると、装置は通常モード114に入り、GUIが、カウンタ値116に従って残りのサイクル数を表示するLCDを含むことになる。カウンタ値134は、どのようなお試しサンプル動作による影響も受けないことに留意されたい。
1つの実施形態では、ユニットは55から1へとカウントダウンすることになり、それはLEDが治療用放射ランプとして使用される場合は、55回の使用がLEDのピーク動作モードから、必要なだけのLED効率が無くなるのに十分な回数と考えられるためである。したがって、ユーザーが装置を手に取れば、装置の容認可能な、また推奨される操作が、55回以上の使用から減って0まで、あと何サイクル残っているかを直ちに知るであろう118。ディスプレイが0より大きいカウンタ値を示し、ユーザーが治療セッションを行いたければ、ユーザーはS1を押してユニットをオンにし120、するとLEDが約1.5秒で放射動作に立ち上がり122、次に連続的に放射する124ことになり、この放射は、次にユーザーがユニットをオフとすることを所望して再びS1を押して126、LEDを立ち下げる128まで、あるいは、約10分間の残りの放射などの治療セッションがタイムアウトする130まで、続くことになる。治療セッションの適切な実行時間が完了した後に、LEDが立ち下がり132、ユーザー向けGUIディスプレイが、カウンタ値から1を引く134であろう。
図9及び図10を参照すると、代替実施形態が示されており、そこでは制御装置Bをなくし、エネルギー源とプロセス制御とが装置90内に一体的に組み込まれている。この場合、プラットフォーム20及び壁50、52は、図1の装置の場合と実質的に同等のままである。しかしながら、バッテリー92などのエネルギー源は、眼鏡のテンプルアームの一部として配置され、ワイヤがエネルギーをバッテリー92からフレーム20のヒンジ点を通しLEDへ、そしてLED自体への最終的な接続のために空間54内へと提供する。LCDディスプレイ96を含む制御装置94もまた、ユーザーに関して反射壁52の後ろに収容され、その壁52は、スクリーン96のための比較的小さい切り欠き(図示せず)を含んでもよい。
図9及び図10の実施形態は、したがって図1の実施形態よりなおいっそうコンパクトであり、また操作中に制御装置Bをなんとかして使いこなす必要がなくなっているので、図1のものよりハンドフリーである。
図11は更に別の代替実施形態を示し、外壁50’及び内壁52’は、異なる曲率を伴う構成による離間はしてはいない。むしろ壁50’、52’は同一の曲率を有し、しかし内壁52が壁の周囲から垂れ下がるオフステップ300を有し、そのオフステップが壁52’の面から立ち上がって外壁50’に向かうフランジを形成し、2つの間のスペーサを効果的に形成する。1つの実施形態では、フランジ300は約8ミリメートル幅で、壁52’の全周囲に連続し、また内壁と外壁との間の所望の空間を生み出すために約0.5ミリメートルの厚さである。この実施形態では、フランジ300は内壁52’の一部であり、前述の実施形態におけるように、両方の壁はPET又はPVCの真空成形プラスチックである。図11のアセンブリは、超音波溶着されても、糊付けされても、又は両面接着剤で接着されてもよい。代替として、複数の中間シール点(図示せず)を、連続シールの代わりに使用してもよい。この実施形態では、開口70’とLED 12’の数を前述の実施形態の18から15に減らすように、別の数のLED 12’が、ユーザーに関してアセンブリの額部分の反対側にあることがわかる。いずれの数でも所望の治療の実行が可能であり、その一方では図11のアセンブリの他の構成部品は、実質的に前述の図に示すものと同等である。
図1などに示す装置とは別の代替実施形態としては、外壁50と内壁52との間で動作するLEDライトを組み込む透明で柔軟なポリマーシート(図示せず)の設置を含む。このような構成は、LEDライトを接続するワイヤ経路として働く特定の構成のカーボンナノチューブの透明な薄層でコーティングされたポリマーフィルムを含むことになる。ポリマーがユーザーの接触からLEDを保護するはずである。このような保護ポリマーは、Lumisys(登録商標)のもとで入手可能である。
更に別の代替実施形態は、かかる透明で柔軟なポリマーシートを含み、反射フィルムが、LEDの反対側に切欠きを含む柔軟なポリマーシートの表面に適用されることにより、放射光が、開口70を通ってLED 12の内壁52の間を図4の関係で示されるような態様で反射領域を通って伝達することを可能にする。この配置は、柔軟なポリマーシートの反対面上に柔軟な外壁50を含み、反射コーティングアセンブリであるフィルムに柔軟な硬さを提供してもよい。
更に別の代替実施形態は、温度又は放射エネルギーセンサーなどの複数のセンサー(図示せず)を含み、それらのセンサーは、内壁52に関して配置され、治療中にユーザーへの放射エネルギー暴露をモニタする。その暴露がなんらかの理由で不適切と考えられれば、その感知は制御装置Bに認識され、治療が中止されてよい。
図15は、シースルースロット152を含む外側シールド150、内側反射シールド154、及び眼鏡アセンブリ156、及びLEDストリップ158を含む更に別の代替実施形態を示す。これらの構成要素は、シースルースロット152及び関連した整列するスロットを除いて、上述の実施形態と実質的に同様である。代替として、この実施形態は、外側シールド150と内側シールド154の中間に第3の層160を含む。層160は、好ましくは、ランプ放射の吸収又は遮蔽として働き、マスクの前面からの、すなわち外側シールド150を通して外への全ての光漏れをなくす薄い不透明の黒色プラスチックシート含む。層160は、好ましくは外側層150の内側に貼り付けられ、次にLEDストリップが層160に貼り付けられる。ストリップ158は、上述した利便性のために、内側シールド154の内面162に関してなお凹部に置かれている。図15はまた、制御装置アセンブリケーブル164及び眼鏡アセンブリ装着ポスト166を示す。眼鏡アセンブリレンズ168は、色を付けられているが、ユーザーが内側シールドスロット170、第3の層スロット172及び外側シールドシースルースロット152を通して見ることを妨げない。整列されたスロット152、170、172は、マスクの一体的部分である連続した視野開口を備える。層160は、外側シールド150の外縁から間隔があいている外縁を提供するような寸法とされる。ユニットが動作していてLEDが点灯されていると、それがユーザーの観察者に周囲照明を提供し、その照明は、ユニットが動作中であることを知らせるのみならず、美的な快い外観の提供をも行う。
1つの実施形態では、LEDストリップ158が、好ましくは、層160内の対応するポケット(図示せず)内に受容されることで中間の第3の層160に取り付けられる。代替として、それらは層160に接着剤で付着されてもよい。ストリップ158間のワイヤは大変細く、中間層と内側シールド154との間に単に置かれ、すなわち特別なワイヤ経路設定はない。メインケーブルとストレインリリーフのための、第1のLEDストリップに導く収容部がある。中間層アセンブリの全体は、内側シールド154の面取りされた凹部へと嵌入し、位置決め点が上/下及び左/右にある。これは両面テープで固定される。中間層/LEDストリップ/内側シールドのアセンブリが外側シールド150によって(これも両面テープによって)完成される。層を恒久的に一緒に固定するいくつかの超音波溶着180(図16)が存在する。組み立て斜視図174、176が示されている。図16(A)、図16(B)、図16(C)、及び図16(D)は、図15の実施形態が組み立てられたときの立面図を示す。
図17は、シースルースロット152、170、172がなくなり、そして眼鏡アセンブリ190はもはや色付けされたレンズを有さず、放射光遮蔽ゴーグル192を有するという点で、図15の実施形態とは異なる更に別の代替実施形態である。図15からの同様の構成要素は、同じ番号が付けられ記載されている。この実施形態では、眼は、ランプによって放射されるいかなる光からも保護される。このような実施形態は、抗加齢治療のための赤色及び赤外光の光線療法処置に特に有効である。赤色光は皮膚の色調を均一にし、粗さを減少させる。赤外光は細線としわの外観を減少させる。しかしながら、どのような放射エネルギーが用いられたとしても、ゴーグル192が放射エネルギーから眼を完全に遮蔽する。
図18は更に別の実施形態であり、そこではマスクアセンブリ220が、患者の眼の領域のみを扱うような寸法であるので、その結果、組み立てられたマスクは、図17に示されるものよりもはるかに小さい。LEDストリップ158”は、図16のものとは異なった配列で配設されるが、保護ゴーグル192”を含む他の要素は本質的に同一である。
LEDランプが、ユーザーに対する快適さ及び安全目的のために、内側シールド154の内面162に対して凹んだままであることは、上記で説明した実施形態の共通の特徴である。
図19A及び図19Bを参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、SIMカートリッジリフィルを含む治療ランププラットフォーム制御装置についてのそれぞれ正面図及び側面図が示されている。
示すように、制御装置は、バッテリー充電器ポート302と、充電状態表示304と、LCDディスプレイ306と、オン/オフボタン308と、用量リフィルカートリッジ310と、光治療プラットフォームマスクに動作可能に接続されているケーブル312と、を含む。
SIMカートリッジリフィル310は、ユーザーが装置用の追加の用量を購入する態様を提供する。例えば、ユーザーは、追加の30、60、又は90の用量を許可するSIMカートリッジリフィルカートリッジを購入してもよい。動作中、制御装置は、ユーザーが装置に取り付けた後にSIMカートリッジと通信し、そして、一連のプログラム命令が、SIMカートリッジを認証するために実行され、装置によって供給される追加の数の利用可能な用量を有効にする。更に、制御装置プログラム命令は、制御装置用量カウンタがSIMカートリッジリフィル補充用量によって増やされた後に、SIMカートリッジリフィルの使用を無効化するために提供される。
図20を参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、図5に示すような第1の治療ランププラットフォーム制御装置の概略図が示されている。
示すように、制御装置は、制御プログラムに基づいてプログラム命令を実行するマイクロコントローラU1、並びにスイッチSW1(オン/オフボタン)、S2(試用スイッチ)、及び装置をリセットするスイッチS4に関連する入力を含む。マイクロコントローラU1は、コンデンサC4、C3、C6、C5及びC10を含む回路、バッテリーB1及びB2、抵抗器R70、R80、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R8、R22、R23、R21、R20、RR19、R18、R17及びR16、並びに抵抗R2及びトランジスタQ1を含むドライバ回路を使用して、4×4 LCD、並びにランプ放射LED D1〜D18を駆動する。
図21Aを参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、別の第2の治療ランププラットフォーム制御装置の斜視図が示されており、そして、図21Bは、本開示の例示的実施形態に従う別の第2の治療ランププラットフォーム制御装置の分解図を示す。
示すように、制御装置320は、正面ハウジング322と、LCDディスプレイ324と、オン/オフボタンスイッチ326と、PCB 328と、背面ハウジング338と、複数のバッテリー344と、及びバッテリーカバー348と、を含む。
図22A及び図22Bを参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、図21に示す第2の治療ランププラットフォーム制御装置の概略図が示されている。
示すように、制御装置は、LCD 1を駆動し、そしてマスク内に収容されているマイクロコントローラU2と通信するマイクロコントローラU1を含む。図22Aに示す回路は制御装置内にあり、図22Bに示す回路はマスク内にある。
マスク内に収容された第2のマイクロコントローラを動作させることによって、マイクロコントローラU1は、マスクが制御装置によって動作されることを許可するか否かを決定するための命令を実行してもよい。
図20に図式的に示す制御装置と対照的に、図22Aに示す制御装置は、有効用量要求を実行するのに十分な電力を保証することに加えて、バッテリーが充電/交換を必要とするという通知をユーザーに提供するためにバッテリーの様々な状態を監視する回路を含む。
図23を参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、治療ランププラットフォームの動作制御の流れ図が示されており、動作制御は、待機モード、通常モード、試験モード、及び構成モードを含む。
図24を参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、治療ランププラットフォーム制御装置と関連する通常モードS368の動作制御の流れ図が示されている。
ステップS392では、制御プログラムは、用量カウンタ値が0であるか否かを判定し、そして、真の場合、制御装置が追加の用量許可又は交換を要求することをユーザーに通知する「0」を表示すためにステップS394に進み、次いで、ステップS364で待機モードに出るように進む。
用量カウンタが0よりも大きい場合、制御プログラムは、バッテリー電圧が低いか否かを判定するために、ステップS398に進む。低バッテリー電圧条件が検出される場合、制御プログラムは、ステップS400に進んでバッテリー充電モードに入る。
バッテリー電圧が許容可能である場合、制御プログラムは、ステップS402を実行して「Hi」を表示し、ステップS404が用量カウンタを表示する。
ステップS406では、制御プログラムは、オン/オフボタンが1秒間押下されるのを待ち、スイッチS1が1秒間押下されない場合、制御プログラムは待機モードに出る。S1スイッチが1秒間押下された後、制御プログラムは、ステップS412に進んで、マスクが制御装置によって動作されることを許可するか否かを決定する。
マスクが許可されない場合、制御プログラムは、ステップS410で、LCD上に「00」を2回光らせ、次いで、ステップS408で待機モードに進む。マスクが許可される場合、制御プログラムは、ステップS414に進んで0.5秒後にLEDへの電力を立ち上げ、ステップS416に進んで連続的にLEDを「オン」にし、ステップS418に進んで現在の有効用量セッションについて残っている回数を示すLCDカウントダウンを開始する。
ステップS420では、制御プログラムは、S1を監視し、そこで、ユーザーが1秒間オン/オフボタンを押すと、制御プログラムによって活性用量セッションが終了され、ステップS424を実行してLED電力を1.5秒後に立ち下げ、ステップS426を実行して用量カウンタを1まで減少させ、ステップS428を実行してLCD上に利用可能な残りの用量回数を表示し、そして、ステップS364を実行して待機モードに出る。
ステップS420で、スイッチS1が押下されない場合、制御プログラムは、ステップS422を実行して、現在の有効用量セッションの時間経過を監視し、そして、用量時間制限に達するまで、ステップS416、S418、S420、及びS422を実行し、達した時点で、前述のように、LED電力低減プロセス中に順にステップS424、S426、S428、及びS364が実行される。
図25を参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、治療ランププラットフォーム制御装置と関連するバッテリー充電モードS400の動作制御の流れ図が示されている。
示すように、制御装置がステップS432を実行してLCD上で「Lo」を連続して点滅させることにより、ユーザーにバッテリーが低電圧であることを通知し、そして、バッテリーが低電圧である間にユーザーがオン/オフ制御スイッチ(S1)を押下すると、ステップS436は、マスクLEDを点滅させてバッテリーが再充電/交換を必要とするという追加の通知をユーザーに提供する。
図26を参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、治療ランププラットフォーム制御装置と関連する構成モードS380の動作制御の流れ図が示されている。
示すように、制御装置がステップS442を実行して、Tx/Rxを介して「開始用量」値を取得し、そこで、ステップS444は、用量制限を30の用量に設定し、ステップS446は、60の用量を提供し、ステップS448は、90の用量を提供する。
ステップS450では、制御プログラムが、選択された「開始用量」値を表示し、そして、S452で、「カウンタ値」が、選択された値、すなわち30、60、又は90の用量に設定される。
ステップS364では、制御プログラムが、待機モードに出る。
示すように、制御プログラムが試験モードに入った後に、ステップS462が実行されて、LCD急速表示試験を提供し、ステップS464が、LCD結合状態を表示し、ステップS466が、「表示値」を
Figure 2018521748
に設定し、ステップS468が「表示値」を点滅させ、そして、ステップS470を進んでスイッチS3がユーザーによって閉じられない限り、ステップS364で待機モードに出て、その場合に、制御プログラムはステップS472に進み、S1が押下されない場合、制御プログラムは、ステップS468の実行を繰り返す。スイッチS1が押下されると、制御プログラムは、ステップS474に進んで、カウンタ用量値を開始用量値と比較する。
カウンタ用量値が開始用量値と等しくない場合、制御プログラムは、ステップS468に復帰し、そうでない場合、ステップS478が2秒間LEDを点灯して、ステップS476が表示された用量カウンタ値を減らす。
ステップS480では、表示値が0に等しい場合、次いで制御プログラムはステップS468に進み、そうでない場合、制御プログラムはステップS482に進んで「00」を2秒間表示した後、ステップS634で待機モードに出る。
図27を参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、治療ランププラットフォーム制御装置と関連する試験モードS372の動作制御の流れ図が示されている。
図28を参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、治療ランププラットフォーム制御装置と関連する待機モードS949の動作制御の流れ図が示されており、この制御装置は、マスク/制御装置組合せについての許可を決定するように構成された独立したマスク制御装置を含む。
示すように、ステップS496では、マスク制御装置は、制御装置から許可問合せを受け取る。
ステップS498では、制御装置/マスクが動作されることを許可するか否かをマスク制御装置が決定し、適切な許可が取得されない場合、ステップS500は、LEDへの電力供給を拒否し、制御装置/マスクが許可される場合、S502はLEDへの電力供給を許可する。
図29を参照すると、複数の光線療法装置に同時に電力供給する治療ランププラットフォーム制御装置320を含むシステムの図が示されており、このシステムは、ケーブル518によって動作可能に接続されたアイマスク512と、デコルタージュデバイス514と、手若返りデバイス516を含む。例示的実施形態に従って、制御装置は、光線療法装置に供給される電力を多重化することにより、この装置の限られた電力容量を利用する。その代替として、制御装置は、全ての装置を連続的に駆動するのに十分なバッテリー容量を含んでもよく、及び/又はそれぞれの装置に対して1つの個別のLED駆動回路を含んでもよい。
複数の光線療法装置についての同時電力供給は、複数のユーザー処置領域を同時に処置する方式を提供する。1つの例示的実施形態に従って、ユーザーの身体の複数の処置領域が、単一の用量期間を使って処置される。その代替として、それぞれの装置が1つの用量期間を利用する場合、複数の用量期間が使用できる。それに加えて、制御装置は、例えば、光線療法装置とのデータハンドシェイクを実行することによって、ケーブル518を介して制御装置320に動作可能に取り付けられる任意の装置を許可するためのプログラム命令を実行するように構成される。
図30を参照すると、本開示の例示的な実装に従う、動作可能に接続されたケーブルを使用して治療ランププラットフォーム522に電力供給することと動作可能に関連するモバイル機器524が示されている。
例示的実施形態に従って、治療ランププラットフォーム522は、再使用可能なマスクであり、そして、モバイル装置524はスマートフォンである。スマートフォンは、ランププラットフォームアプリケーションの使用によって電子商取引を行うためのプラットフォームを提供し、そこで、ユーザーは、マスク522によって供給される追加の用量を電子購入できる。ケーブル526は、LEDに電力を供給すると共に、マスクの許可が「オンになる」ことを可能にして、ユーザーが有効な残り用量を有することを確認し、そこで、マスク内に収容された回路はスマートフォンと通信する。
いくつかのモバイル装置と関連する電力制限、すなわち電流制限のために、マスクLEDへの電力供給が多重化される場合がある。例えば、スマートフォンがマスクに3.5ボルトで150mAの電力を供給し、そして、マスク内に収容された制御回路は、マスクLEDの配列を多重化することによりユーザー処置領域に低減された放射量を提供し、そこで、増加した用量期間が制御装置によって提供され得る。
マスクの電力供給を提供することに加えて、モバイル装置はまた、マスクの機能及び制御を提供することができる。言い換えると、モバイル装置は、上記で説明した制御装置機能を提供し、その上、追加の機能、例えば、モバイル装置のカメラによってキャプチャされた処置領域の画像を使用して皮膚改善の追跡を提供する。
図31を参照すると、図30に示すモバイル装置の詳細図が示されている。
図32A及び図32Bを参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、一体化された制御装置を有する誘導充電式マスク532と、充電式バッテリーと、誘導充電器534と、を含む治療ランププラットフォームが示されている。
図33A及び図33Bを参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、誘導充電器534上への誘導充電式治療ランププラットフォーム532の磁気式ドッキングが示されている。
図34A、図34B、及び図34Cを参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、誘導充電式治療ランププラットフォーム542の磁気式ドッキングが更に示されている。
示すように、誘導充電システムは、マスク542と、誘導充電器544と、を含む。マスク542は、充電器コイル546を含み、誘導充電器544は、対応する充電器コイル544を含む。更に、マスク542は、ライト550と、制御装置552と、LEDストリップ554と、を含む。充電動作中、マスク充電器コイル546、及び誘導充電器コイル544は、充電ドックに動作可能に嵌合されることにより、図34Cに示すように、マスクバッテリーを誘導充電する。
図35A及び図35Bを参照すると、誘導充電式制御装置566と、誘導充電器564と、を含むコード付き568治療ランププラットフォーム562が示されている。
図36を参照すると、図32に示す誘導充電式治療ランププラットフォーム532の分解図が示されている。
示すように、治療ランププラットフォーム532は、マスクトリム572と、外側層574と、中間層576と、LEDストリップ578と、誘導充電アセンブリ580と、位置決めプレート582と、PCB 584と、内側層586と、トリム588と、眼鏡フレーム590と、LIPOバッテリー592と、トリム594と、を含む。
光治療プラットフォーム誘電マスク、及び充電器の例示的実施形態に従うと、マスクは、放物形状と、快適グラスと、27個のLEDと、のぞき窓と、一体化された電源ボタンと、を含む。図に示す誘導充電技術は、マスクの無線充電を提供する。更に、充電器を磁気式ドッキングすると、交流110 Vを直流5 Vなどの好適な直流充電ボルトに変換し、上述のコイルを使用する磁気式整列が、マスクを充電器と最適に整列させることにより、マスクバッテリーを効率的に充電する。
図37を参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、座瘡と抗加齢などの複数の処置放射組合せを提供する組合せ治療ランププラットフォームマスク600を示している。
示すように、組合せ治療ランププラットフォームは、マスク構造体602と、眼鏡フレーム604と、眼カバー606と、LED1 608と、LED2 610と、LED3 612と、制御装置に動作可能に接続されているケーブル614と、を含む。
動作中、ユーザーは、マスクLED配置、放射波長、及び/又は制御装置構成によって提供される複数の処置のうちの1つから所望の処置を選択できる。
図38を参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、座瘡と抗加齢などの複数の処置放射組合せのための別の組合せ治療ランププラットフォームマスク620が示されており、ここで、レンズ622が提供されている。
組合せランププラットフォームマスクの別の変形例は、それぞれの処置のためのLEDの特定の配置、例えば、加齢の影響を標準的に受けた顔の領域に整列される抗加齢放射LEDを含む。別の例としては、Tゾーン及び下顎輪郭周辺の重要な顔の特徴に座瘡LEDを整列させることが挙げられる。
更に、制御の変形例は、全てのLEDが、座瘡と抗加齢などの複数の処置を提供するために同時に放射する組合せ処置、すなわち、ユーザーが特定の処置及び処置スケジュールを選択するように構成可能な制御装置設定、及び、第1の処置を開始して完了まで動作し、次いで第2の処置を開始するようにマスクをプログラムするように構成可能な制御装置設定を含む。
組合せランププラットフォームの別の例示的実施形態に従って、多色LEDがマスクに取り付けられており、デバイス制御装置によって制御可能である多色LED波長すなわち色が、放射波長と共に、実施を望む処置領域及び好適なLEDを選択するために有効化される。別の制御選択としては、LED色を様々な処置モードを通して循環させること、複数の皮膚条件について同時処置を提供すること、ユーザーが、自身の顔のどの領域が特定処置、例えば、額の座瘡及び笑線周辺の抗加齢処置を必要とするかをプログラムすることを可能にし、そこで制御ソフトウェアがこれらの特定の顔の領域で適切なLEDをオンにすることが挙げられる。更に、組合せランププラットフォームは、専用アプリケーションを有するスマートフォンなどのモバイル装置に接続されてもよく、スマートフォン及びソフトウェアアプリケーションによってキャプチャされたユーザー処置領域の画像が、ユーザーの皮膚状態の解析を実行して、画像解析に基づいてLED処置領域をカスタマイズする。
図39A及び図39Bを参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームが示されている。
図39Aに示すように、治療ランププラットフォーム、すなわち発毛光治療装置630は、ヘッドバンド634に取り付けられたLED 636支持構造体632を含む。図39Bは、頭皮の追加範囲のための拡張式LED支持構造体642を含む発毛光治療装置640を示す。
装置630を使用するために、ユーザーは、装置を頭皮領域に着脱可能に取り付けるためのヘッドバンド634を使用し、そこで、示すようにユーザーの耳の後方にヘッドバンドを配置することによってLEDの位置決めを行う。
図40A及び図40Bを参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、一体化された櫛652を含む発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームが示されている。一体化された櫛の毛は、LED 636によって提供される放射処置の効率を改善するために毛を分ける。
図41A及び図41Bを参照すると、発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォーム630及び640のためのLED/ブラシ用毛構成の詳細図が示されている。分け目662が、ブラシ/毛652によって提供され、後退した毛髪線が、参照符号664によって、そして頭頂部領域が参照符号666によって示されている。
図42A及び図42Bを参照すると、関連する光パイプ682を有しない、及び有するLED 636を含む、毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームの例示的実施形態と関連する放射エネルギー頭皮範囲674及び684の詳細図がそれぞれ示されている。
図42Aに示すように、治療ランププラットフォームは、外側ハウジング672と、放射円錐674を生成することによって毛嚢678を含む頭皮676に発毛有効範囲を提供するLED 636と、を含む。
比較すると、図42Bは、放射円錐674よりも狭い放射円錐684を提供するけれども、光パイプ直径によって制御される、所与の制御装置出力に対する放射強度の増加という利点を有する光パイプ682を含む。
図43A及び図43Bを参照すると、図42A及び図42Bに示すような光パイプを有しない、及び有する治療ランププラットフォームと関連する放射エネルギー頭皮有効範囲についての更なる詳細図がそれぞれ示されている。
図44A及び図44Bを参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、眼鏡フレーム696と、反射層702と、レンズ694と、を有するヘルメットデザインを含む、発毛を刺激するように構成された別の治療ランププラットフォーム690及び700が示されている。
図45を参照すると、図44A及び図44Bに示すような、発毛を刺激するように構成された治療ランププラットフォームのLED構成の詳細図が示されており、ここで、LED 636は、後退した毛髪線664及び頭頂部666と関連する分け目662に沿って整列している。領域704は、ランププラットフォームによって提供される拡張有効範囲領域と関連している。この構成は、一度に全ての問題領域を対象とする放射バスを提供する。ヘルメットの内面に取り付けられた反射層は、より高強度の処置を提供する。
図46A及び図46Bを参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、ヘルメット710を含む、発毛を刺激するように構成された別の治療ランププラットフォームが示されている。発毛ランププラットフォームは、シェル712に取り付けられた複数のLEDを含み、調節可能なテンショナー714及びノブ配列が、ユーザーの頭部とヘルメットのフィット性を制御する。ヘルメット後部の追加の詰物が、更なる支持及び快適さを提供する。
図47を参照すると、本開示の例示的実施形態に従う、発毛を刺激するように構成された、図45A及び図45Bに示す治療ランププラットフォームのLED 636構成についての詳細図が示されている。示すように、詳細図は、頭頂部領域666と、後退した毛髪線領域と、LED 636とほぼ整列している分け目662と、を含む。
本明細書の詳細な説明のうちのいくつかの部分は、中央処理ユニット(CPU)と、CPU用のメモリ記憶装置と、接続されたディスプレイ装置と、を含む従来のコンピュータ構成要素によって実行されるデータビットでの動作についてのアルゴリズム及び記号表現の観点から示されている。これらのアルゴリズムの記述及び表現は、データ処理技術に熟練している当業者によって使用される手段であって、これにより、自身の仕事の要旨を他の当業者に最も効果的に伝達する。アルゴリズムは、一般に、所望の結果に至る首尾一貫したステップのシーケンスと考えられている。ステップは、物理量の物理的操作を要するものである。通常、必須ではないものの、これらの量は、記憶、転送、結合、比較、及び別様に操作されることができる電気又は磁気信号の形式をとる。場合によっては、主に一般的用途の理由から、これらの信号を、ビット、値、要素、記号、文字、項、数字などと呼ぶのが便利であることがわかっている。
しかし、これらの全て及び類似の用語は、適切な物理量と関連付けられるものであり、これらの量に適用される単に便利な標識にすぎないことを理解されたい。特に別段の記載がない限り、本明細書での議論から明らかであるように、説明の全体を通じて、「処理する」又は「計算する」又は「算出する」又は「決定する」又は「表示する」などの用語を利用する議論は、コンピュータシステムのレジスタ及びメモリ内で物理(電子的)量として表現されるデータを、コンピュータシステムのメモリ若しくはレジスタ、又はそのような情報記憶、伝送、若しくは表示装置内で物理量として同様に表現される他のデータへと操作し変換する、コンピュータシステム又は類似の電子計算装置の動作及び処理を指していることが理解されよう。
例示的実施形態は、また、本明細書で論じられた動作を実行するための装置に関する。この装置は、必要な目的のために特別に構築されてもよく、あるいはコンピュータに記憶されるコンピュータプログラムによって選択的に起動又は再構成される、汎用コンピュータを含んでもよい。かかるコンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、この媒体とは、例えば、フロッピーディスク、光学ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気若しくは光カードを含む任意のタイプのディスク、又は電子的命令を記憶するのに適し、それぞれコンピュータシステムバスに結合される任意のタイプの媒体であるが、これらに限定されない。
本明細書に提示するアルゴリズム及び表示は、本質的にいかなる特定のコンピュータ又は他の装置に関係付けられるものではない。様々な汎用システムが、本明細書の教示に従うプログラムによって使用されてもよく、あるいは、本明細書に記載された方法を実行するためのより専門的な装置を構築するのに便利であることが判明することがあろう。様々なこれらのシステムのための構造は、上記の説明から明らかである。更に、例示的な実施形態は、なんらかの特定のプログラミング言語によって記述されるものではない。様々なプログラミング言語が、本明細書で説明されるような例示的な実施形態の教示を実装するために使用され得ることはいうまでもない。
機械可読媒体は、機械(例えばコンピュータ)による可読形式の情報を記憶又は伝送するための任意の機構を含む。例えば、機械可読媒体としては、読取り専用メモリ(「ROM」)、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリ装置、及び、電気、光学、聴覚、又は別の伝播形式の信号(例えば、搬送波、赤外線信号、デジタル信号など)が挙げられるが、これらは少数の例を述べたにすぎない。
本明細書全体を通して示された方法は、コンピュータで実行され得るコンピュータプログラム製品に実装されてもよい。コンピュータプログラム製品は、ディスク、ハードディスクなどの、制御プログラムが記録されている非一過性のコンピュータ可読記録媒体を含んでもよい。非一過性のコンピュータ可読媒体の一般形式としては、例えば、フロッピーディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、又は任意の他の磁気記憶装置媒体、CD−ROM、DVD、又は任意の別の光学媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、又は別のメモリチップ若しくはカートリッジ、又はコンピュータが読取り又は使用できる任意の他の有形媒体が挙げられる。
代替として、方法は、伝送可能な搬送波などの一過性媒体内に実装されてもよく、この一過性媒体内で、制御プログラムが、例えば、電波及び赤外線データ通信中に生成されるものなどの音波又は光波などの伝送媒体を使用してデータ信号として組み込まれる。
上述した開示及び他の特徴、並びに機能の変形、又はその代替物は、他の多くの異なるシステム又は用途と組合わされてもよいことが理解される。以下の請求項によってまた包含されると想定される様々な現在のところ予知されないか、又は予期されない代替、修正、変形、又はそれらにおける改善が、今後、当業者によってなされてもよい。
〔実施の態様〕
(1) 光線療法装置であって、
複数の放射ランプと、前記複数の放射ランプからの放射エネルギーをユーザーの頭皮を含む前記ユーザーの処置領域に伝達するように配設された反射壁と、を含むウェアラブル治療ランププラットフォームを備え、前記ウェアラブルランププラットフォームは、前記ユーザーの頭皮の上方に前記複数の放射ランプ及び反射壁を支持することと動作可能に関連するヘッドバンドを含む、光線療法装置。
(2) 前記ウェアラブルランププラットフォームは、前記複数の放射ランプ近傍に近接して設置された、前記頭皮を晒すように前記ユーザーの毛を分けるための、前記複数の放射ランプのレイアウトと動作可能に関連する櫛を含む、実施態様1に記載の光線療法装置。
(3) 前記ヘッドバンドは、前記ユーザーの耳に枢動可能に取り付くよう構成されている、実施態様1に記載の光線療法装置。
(4) 前記放射エネルギーの波長は、発毛に関連している、実施態様1に記載の光線療法装置。
(5) 前記ランププラットフォームは、前記複数の放射ランプを前記ユーザーの分け目線、後退した生え際、及び頭頂部のうちの1つ又は2つ以上に近接して設置するように構成されている、実施態様1に記載の光線療法装置。
(6) 前記複数の放射ランプと動作可能に関連する複数の光パイプを更に備え、前記光パイプは、前記ユーザーの処置領域に前記放射エネルギーを向けるように構成されている、実施態様1に記載の光線療法装置。
(7) 前記光パイプは、前記放射ランプから伝達される放射エネルギーの円錐を狭くする、実施態様1に記載の光線療法装置。
(8) 光線療法装置であって、
複数の放射ランプを含むウェアラブル治療ランププラットフォームを備え、前記複数の放射ランプは、前記複数の放射ランプからの放射エネルギーをユーザーの頭皮を含む前記ユーザーの処置領域に伝達するように配設されており、前記ウェアラブルランププラットフォームは、前記ユーザーの頭皮の5つ上方に(five above the user's scalp)前記複数の放射ランプを支持することと動作可能に関連するヘルメットを含む、光線療法装置。
(9) 前記放射エネルギーの波長は、発毛に関連している、実施態様8に記載の光線療法装置。
(10) 前記ランププラットフォームは、前記複数の放射ランプを前記ユーザーの分け目線、後退した生え際、及び頭頂部のうちの1つ又は2つ以上に近接して設置するように構成されている、実施態様8に記載の光線療法装置。
(11) 前記ヘルメットの内面に動作可能に取り付けられ、前記ユーザーの処置領域からの放射エネルギーを反射して前記ユーザーの処置領域に戻すように配設されている反射壁を更に備えている、実施態様8に記載の光線療法装置。
(12) 前記放射エネルギーを前記ユーザーの処置領域に伝達するための開口を有する反射壁を更に備え、前記放射ランプの少なくとも一部分は、前記開口に対して凹んでいる、実施態様8に記載の光線療法装置。
(13) 前記ヘルメットに動作可能に取り付けられたフレームを更に備え、前記フレームは、前記ユーザーの頭皮の上方に前記ランププラットフォームを支持するための耳掛けを含む、実施態様8に記載の光線療法装置。
(14) 前記フレームは、眼鏡フレームである、実施態様13に記載の光線療法装置。
(15) 前記ヘルメットに動作可能に取り付けられた調節可能な張力調整器を更に備え、前記調節可能な張力調整器は、前記ヘルメットを複数のユーザーの頭部サイズにフィットさせるように構成されている、実施態様8に記載の光線療法装置。
(16) 前記ヘルメットに動作可能に取り付けられた眼鏡レンズを更に備える、実施態様8に記載の光線療法装置。

Claims (16)

  1. 光線療法装置であって、
    複数の放射ランプと、前記複数の放射ランプからの放射エネルギーをユーザーの頭皮を含む前記ユーザーの処置領域に伝達するように配設された反射壁と、を含むウェアラブル治療ランププラットフォームを備え、前記ウェアラブルランププラットフォームは、前記ユーザーの頭皮の上方に前記複数の放射ランプ及び反射壁を支持することと動作可能に関連するヘッドバンドを含む、光線療法装置。
  2. 前記ウェアラブルランププラットフォームは、前記複数の放射ランプ近傍に近接して設置された、前記頭皮を晒すように前記ユーザーの毛を分けるための、前記複数の放射ランプのレイアウトと動作可能に関連する櫛を含む、請求項1に記載の光線療法装置。
  3. 前記ヘッドバンドは、前記ユーザーの耳に枢動可能に取り付くよう構成されている、請求項1に記載の光線療法装置。
  4. 前記放射エネルギーの波長は、発毛に関連している、請求項1に記載の光線療法装置。
  5. 前記ランププラットフォームは、前記複数の放射ランプを前記ユーザーの分け目線、後退した生え際、及び頭頂部のうちの1つ又は2つ以上に近接して設置するように構成されている、請求項1に記載の光線療法装置。
  6. 前記複数の放射ランプと動作可能に関連する複数の光パイプを更に備え、前記光パイプは、前記ユーザーの処置領域に前記放射エネルギーを向けるように構成されている、請求項1に記載の光線療法装置。
  7. 前記光パイプは、前記放射ランプから伝達される放射エネルギーの円錐を狭くする、請求項1に記載の光線療法装置。
  8. 光線療法装置であって、
    複数の放射ランプを含むウェアラブル治療ランププラットフォームを備え、前記複数の放射ランプは、前記複数の放射ランプからの放射エネルギーをユーザーの頭皮を含む前記ユーザーの処置領域に伝達するように配設されており、前記ウェアラブルランププラットフォームは、前記ユーザーの頭皮の5つ上方に前記複数の放射ランプを支持することと動作可能に関連するヘルメットを含む、光線療法装置。
  9. 前記放射エネルギーの波長は、発毛に関連している、請求項8に記載の光線療法装置。
  10. 前記ランププラットフォームは、前記複数の放射ランプを前記ユーザーの分け目線、後退した生え際、及び頭頂部のうちの1つ又は2つ以上に近接して設置するように構成されている、請求項8に記載の光線療法装置。
  11. 前記ヘルメットの内面に動作可能に取り付けられ、前記ユーザーの処置領域からの放射エネルギーを反射して前記ユーザーの処置領域に戻すように配設されている反射壁を更に備えている、請求項8に記載の光線療法装置。
  12. 前記放射エネルギーを前記ユーザーの処置領域に伝達するための開口を有する反射壁を更に備え、前記放射ランプの少なくとも一部分は、前記開口に対して凹んでいる、請求項8に記載の光線療法装置。
  13. 前記ヘルメットに動作可能に取り付けられたフレームを更に備え、前記フレームは、前記ユーザーの頭皮の上方に前記ランププラットフォームを支持するための耳掛けを含む、請求項8に記載の光線療法装置。
  14. 前記フレームは、眼鏡フレームである、請求項13に記載の光線療法装置。
  15. 前記ヘルメットに動作可能に取り付けられた調節可能な張力調整器を更に備え、前記調節可能な張力調整器は、前記ヘルメットを複数のユーザーの頭部サイズにフィットさせるように構成されている、請求項8に記載の光線療法装置。
  16. 前記ヘルメットに動作可能に取り付けられた眼鏡レンズを更に備える、請求項8に記載の光線療法装置。
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