JP2018520807A - 手術台の支持面セグメントを位置調整するための調整デバイス - Google Patents

手術台の支持面セグメントを位置調整するための調整デバイス Download PDF

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Abstract

4節リンクを含み、4節リンクによって、手術台のベースエレメントと手術台の患者座面の支持面セグメントとが接続された、手術台の支持面セグメントを配置するための調整デバイス。4節リンクは、第1の端が第1のピボット軸廻りに旋回可能にベースエレメントに接続され、第2の端が第1のピボット軸と平行な第2のピボット軸廻りに旋回可能にカプラの第1の端に接続された第1のガイドバーを有する。更に、4節リンクは、第1の端が第1のピボット軸と平行な第3のピボット軸廻りに旋回可能にベースエレメントに接続され、第2の端が第1のピボット軸と平行な第4のピボット軸廻りに旋回可能にカプラに接続された第2のガイドバーを有する。更に、支持面セグメントは、第2のピボット軸廻りに旋回可能に4節リンクに接続される。
【選択図】図3

Description

本発明は、4節リンクを含み、4節リンクによって手術台のベースエレメントと手術台の患者座面の支持面セグメントとが接続される、手術台の少なくとも1つの支持面セグメントを位置調整するための調整デバイスに関する。4節リンクは、第1のピボット軸廻りに旋回する事が出来る様に、その第1の端がベースエレメントに接続され、第1のピボット軸と平行な第2のピボット軸廻りに旋回する事が出来る様に、その第2の端がカプラの第1の端に接続された第1のガイドバーを有する。更に、4節リンクは、第1のピボット軸と平行な第3のピボット軸廻りに旋回する事が出来る様に、その第1の端がベースエレメントに接続され、第1のピボット軸と平行な第4のピボット軸廻りに旋回する事が出来る様に、その第2の端がカプラに接続された第2のガイドバーを有する。
胆嚢切除及び肥満手術等のある種の手術に於いては、手術台の患者座面に配置された患者の脚を伸展させる必要が有る。このために、患者の大腿及び脛は、相互に対し及び患者座面の他のセグメントに対し旋回する事が出来る大腿板及び脛板上に配置される。
脚を伸展させるために、脚に取り付けられた大腿板と脛板は、患者座面と垂直に方向調整されたピボット軸廻りに夫々旋回される。これに加え、患者の適切な位置調整(例えば、膝/肘姿勢)を達成するために、脛板の長手軸と垂直に方向調整された別のピボット軸廻りに脛板を旋回させる必要が有るかもしれない。患者の異なる解剖のために、患者座面のピボット軸は、通常は患者の関節を通じ延在しない。これは、脛板及び/又は大腿板の旋回後に、患者の靭帯が無理をする、患者の生理学的に不利な姿勢をもたらすかもしれず、患者の続く位置修正を要求する。
例えば、脊髄手術及び直腸手術に於いては、患者の膝/肘姿勢が要求される。この場合は、最初に患者の膝及び上半身が支持される。このために、患者の膝は、肘及び上半身を支持する患者座面の領域に関し下降された脛板に配置される。手術のための患者の安全且つ好都合な支持は、上半身を支持する患者座面の領域のための脛板の平行配向を変更せず、脛板の間隔を変更する事を要求する。
独国特許出願公開第10253906号明細書によって、脛板を大腿板に対し旋回させるための可変位置ピボット軸を有する患者座面が知られている。ここで、4節リンクが提供され、可変位置ピボット軸が4節リンクから間隔を空けて配置される。4節リンクからのピボット軸の間隔によって、4節リンク及びピボット軸の拘束又は拘束の解放は、2つの活性化ステップ(1つが4節リンクのための制御エレメントのため、1つがピボット軸のため)を要求する。更に、脚板の配置が任意の膝/肘姿勢を許容しない場合に、脛板の方向を維持しながら、脛板の位置を変更する事が出来る。
更に、膝/肘姿勢のために適切な既知の4ピースの脚板に於いては、患者座面の長手軸に対し100°よりも大きい角度で脚板を外方に旋回させる事は出来ない。従って、脚板が一時的に不要である場合は、医療処置中に脚板を取り除かなければならず、技術者の一部に更なる労働を要求する。
従って、脚板は、様々な関節廻りに旋回する事が出来ると共に、支持されている患者に対し出来る限り最適に調整可能であるべきである。この理由のために、関節は、最も良い場合は、連続的に調整可能に設計される。然し乍ら、これらは、一方では、必要な摩擦力を生成するために、大きな力を与えると共に切り替えなければならず、大きな活性化する力をもたらすかもしれないという欠点を有する。他方では、摩擦連結は、時間の経過を通じ特性が変更される様に、しばしば摩耗する。この理由のために、ぴったりの連結は、その様な関節阻止のために容易に使用される。ここで、しばしば、ハースカップリング又はクラウンギアカップリングを使用する。然し乍ら、これらは、微妙な小角度調整は、非常に小さい歯をもたらす対応する分割を要求するが、大きな力を伝達したい場合は、連結エレメントの各歯が大きくならなければならないという欠点を有する。常習的な妥協は、適切な寸法を有する十分に大きな歯数を設計する事が出来る様に、クラウンギアの径を増加させる事によって達成される。然し乍ら、これは、空間を占有し、全ての装置のための重量増加をもたらす。
これらの全ての支持システムに於いては、患者にとっての危険は、如何なる時も発生しないかもしれない。これは、使用者が関節機構の固定位置を偶然に開くので、例えば、脚が制御を伴わず垂れ、又は患者の全体が座面から滑り落ちる事が生じるかもしれない。電動関節モジュールに配置された脚板が個々に動作されると共に他の上に1つが配置された時に、別の危険が発生するかもしれない。患者の一部のみが手術中に布によって覆われないので、これらの誤った位置の管理は、オペレータにとって常に容易だとは限らず、工学的技術によって可能な限り防がれなければならない。
脚板と座面との間の多数の関節及びインタフェースのために、大腿板及び脛板に加え、多数の制御エレメントが存在する。さて、脚板の調整を行ないたい使用者は手術台のカバークロスの下の微かに照らされた領域に到達し、制御エレメントを活性化する。然し乍ら、これが致命的結果を有するかもしれないので、偶発的に間違った制御エレメントを活性化するべきでない。
本発明が解決を提案する問題は、支持面セグメントの起こり得る誤操作及び制御されない動作を防ぎながら、手術台の支持面セグメントを、異なる解剖の患者のために様々な方法で使用する事が出来ると共に容易に調整する事が出来るデバイスを示す事である。
この問題は、請求項1の特徴を有する手術台の支持面セグメントの位置調整のための調整デバイスによって解決される。本発明の有利な変更は、従属項に示される。
請求項1の特徴を有する調整デバイスに於いては、支持面セグメントは、4節リンクの回転軸廻りに旋回する事が出来る様に、4節リンクに接続され、支持面セグメントは、4節リンクの第1のガイドバーに対し第1のピボット軸と平行な可変位置ピボット軸廻りに旋回する事が出来る。可変位置ピボット軸から離れて配置された回転ベアリングは、このために必要とされない。従って、支持面セグメントは、患者の解剖に応じ、容易に配置する事が出来る。先行技術と比較すると、調整デバイスの構造がコンパクトに成り、支持面セグメントの調整が容易に成る様に、調整デバイスの回転軸の数を減少させる事が出来るかもしれない。
好ましくは、4節リンクは、第1のガイドバー及び第2のガイドバーが平行四辺形の2つの平行な反対の辺を形成し、カプラが平行四辺形の2つの他の平行な辺の1つを形成する様に、平行四辺形として設計される。
調整デバイスが第1のガイドバー又はカプラに対する第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作をロックするための第1の拘束ユニットを有する場合にとりわけ有利である。この様に、第1のピボット軸廻りの旋回のみが望まれた時に、支持面セグメントの位置の拘束を単純化する事が出来る。
とりわけ有利な実施の形態に於いては、4節リンクは、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作を可能にする。更に、調整デバイスは、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作をロックするための第2の拘束ユニットを有する。この様に、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作が阻止され、従って、防がれる。第1の拘束ユニットがこの旋回動作を阻止しない場合は、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回は、第2の拘束ユニットのロック状態でも可能である。これは、単純な操作による支持面セグメントの容易な位置調整を可能にする。好ましくは、第1の拘束ユニット及び第2の拘束ユニットは、第2のピボット軸廻りに配置される。好ましくは、拘束ユニットは、カプラに対する第2の回転軸廻りの第1のガイドバーの旋回のための回転ベアリングに配置される、とりわけ後者の周囲に配置される。
更に、第1の拘束ユニットが、活性化エレメントの第1の活性化位置に於いて、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作が有効なアンロック状態に成る場合に有利である。更に、第1の拘束ユニットは、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作が阻止される活性化エレメントの第2の活性化位置に於いてロック状態に成る。この様に、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作の阻止は、活性化エレメントの対応する活性化によって容易な方法で可能である。拘束状態を示すために活性化エレメントのインジケータを提供する事によって、使用者は、インジケータの位置によって、第1の拘束ユニットがロック状態又はアンロック状態の何れに成るのかを容易に認識する事が出来る。
第2の拘束ユニットが、活性化エレメントの第1の活性化位置に於いて、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作が有効なアンロック状態に成る場合にとりわけ有利である。更に、第2の拘束ユニットは、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作が阻止される活性化エレメントの第2の活性化位置に於いてロック状態に成る。この様に、両方の拘束ユニットは、活性化エレメントの活性化によって同時に拘束する事が可能であり、調整デバイスの使用を非常に容易にする。
代わりに、第2の拘束ユニットが、活性化エレメントの第1及び第2の活性化位置に於いて、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作が有効なアンロック状態に成る場合に有利である。更に、第2の拘束ユニットは、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作が阻止される活性化エレメントの第3の活性化位置に於いてアンロック状態に成る。この様に、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作を同時に阻止せず、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作を阻止する事が出来る。第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作の阻止は、活性化エレメントの更なる活性化によって可能であり、調整デバイスの単純な操作を可能にし、1つだけの活性化エレメントを必要とする。
有利な他の実施の形態に於いては、第1の拘束ユニットは、活性化エレメントの第1の活性化位置及び活性化エレメントの第2の活性化位置に於いて、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作が有効なアンロック状態に成る。更に、第1の拘束ユニットは、活性化エレメントの第3の活性化位置に於いて、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作が妨げられるロック状態に成る。更に、第2の拘束ユニットは、活性化エレメントの第1の活性化位置に於いて、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作が有効なアンロック状態に成る。活性化エレメントの第2及び第3の活性化位置に於いては、第2の拘束ユニットが、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作が妨げられるロック状態に成る。この様に、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作を同時に阻止せず、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作を阻止する事が出来る。第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作の阻止は、活性化エレメントの更なる活性化によって可能であり、調整デバイスの単純な操作を可能にし、1つだけの活性化エレメントを必要とする。
別の他の実施の形態に於いては、第1の拘束ユニットは、活性化エレメントの第1及び第2の活性化位置に於いて、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作が有効なアンロック状態に成る。更に、第1の拘束ユニットは、活性化エレメントの第3の活性化位置に於いて、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作が妨げられるロック状態に成る。更に、この実施の形態に於いては、第2の拘束ユニットは、活性化エレメントの第2の活性化位置に於いて、ロック状態に成る。この様に、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作を同時に阻止せず、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作を阻止する事が出来る。第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作の阻止は、活性化エレメントの更なる活性化によって可能であり、調整デバイスの単純な操作を可能にし、1つだけの活性化エレメントを必要とする。
1つの有利な実施の形態に於いては、第1の拘束ユニットは、第1のガイドバー又はカプラに対し回転可能な強固な第1のロックエレメントを含む。更に、支持面セグメントは、第1の係合エレメントに固定接続される。第1の拘束ユニットのロック状態に於いては、第1の係合エレメントが第1のロックエレメントと係合する。更に、アンロック状態に於いては、第1の係合エレメントが第1のロックエレメントと係合しない。この様に、第1のガイドバー又は4節リンクのカプラに対する支持面セグメントの旋回を容易に妨げる事が出来る。更に、適切な阻止によって、第1のガイドバー又はカプラの方向に対する支持面セグメントの方向の連結を有効にする事が可能であり、それによって、支持面セグメントが患者の解剖に対し容易に順調に位置調整される。
とりわけ好都合に、第2の拘束ユニットは、第1のガイドバーに関し回転可能な強固な第2のロックエレメントを有する。更に、カプラは、それに固定接続された第2の係合エレメントを有する。従って、拘束ユニットのロック状態に於いては、第2の係合エレメントが第2のロックエレメントと係合する。更に、アンロック状態に於いては、第2の係合エレメントが第2のロックエレメントと係合しない。この様に、第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回が容易に妨げられる。更に、従って、第1の拘束ユニット及び第2の拘束ユニットは、相互と無関係にロックする事が出来る。
前述の構成の1つの有利な実施の形態に於いては、円筒形状の貫通孔が第1のガイドバーに形成される。第1のロックエレメントは、貫通孔に配置され、貫通孔の第1の開口と向かい合う第1の側を有し、そこに第1のロックエレメントの第1のギアリングが形成される。更に、第1の係合エレメントは、第1のロックエレメントの第1のギアリングと相補的に形成されたギアリングを有し、それによって、第1の拘束ユニットのロック状態に於いて、第1の係合エレメントが第1のロックエレメントと係合する。更に、第2のロックエレメントは、貫通孔に配置され、貫通孔の第2の開口と向かい合う第1の側を有し、そこに第2のロックエレメントの第1のギアリングが形成される。更に、第2の係合エレメントは、第2のロックエレメントの第1のギアリングと相補的に形成されたギアリングを有し、それによって、第2の拘束ユニットのロック状態に於いて、第2の係合エレメントが第2のロックエレメントと係合する。この様に、2つの拘束ユニットは、貫通孔にコンパクトに配置する事が可能であり、相互と無関係に同時に又は連続的にロック状態又はアンロック状態に成る。貫通孔は、好ましくは、第1のガイドバーの第2の端に形成される。この様に、第2の拘束ユニットのカプラとの簡単な係合を達成する事が出来る。
更に、貫通孔の長手軸廻りの第1のガイドバーに回転可能に堅固に配置された第1のロックエレメント及び第2のロックエレメントにとって有利である。更に、第1のロックエレメント及び第2のロックエレメントは、貫通孔の長手軸に沿って移動可能に夫々配置される。これは、拘束ユニットの単純な構造を可能にする。各ロックエレメントは、容易に係合に至らせる事が可能であり、ロックエレメントの移動によって第1の係合エレメント又は第2の係合エレメントとの係合から解放される。
別の有利な実施の形態に於いては、ギアリングは、貫通孔の壁に形成され、その歯面は、貫通孔の長手軸と平行である。第1のロックエレメント及び第2のロックエレメントは、円筒形状に夫々構成され、それらの外面に貫通孔のギアリングと相補的な第2のギアリングを夫々有する。第1のロックエレメント及び第2のロックエレメントは、第2のギアリングによって第1のガイドバーと夫々係合し、貫通孔の長手軸に沿って夫々移動可能である。その様な設計のギアリングの提供によって、第1のロックエレメント及び第2のロックエレメントは、貫通孔の長手方向の軸に沿って容易に移動する事が可能であり、常に相互に回転可能に堅固に配置される。第2のギアリングは、好ましくは、スパーギアとして構成される。
前述の構成の1つの有利な実施の形態に於いては、第1の拘束ユニットが第1のシフトエレメントを含む。活性化エレメントは、第1のシフトエレメントと係合する第2のシフトエレメントに接続される。更に、第2のシフトエレメントは、第1の拘束ユニットがアンロック状態に成る活性化位置から第1の拘束ユニットがロック状態に成る活性化位置への活性化エレメントの移動に際し、第1のシフトエレメントの第1のシフト位置から第1のシフトエレメントの第2のシフト位置に貫通孔の長手軸に沿って第1のシフトエレメントを移動させる。第1のシフトエレメントの第1のシフト位置に於いて、第1のロックエレメントのギアリングは、第1の拘束ユニットがアンロック状態に成る様に、第1の係合エレメントのギアリングから間隔を空けて配置される。更に、第1のロックエレメントの第1のギアリングは、第1のシフト位置から第2のシフト位置への第1のシフトエレメントの移動に際し、その後、第1の拘束ユニットがロック状態に成る様に、貫通孔の長手軸に沿って移動され、第1の係合エレメントのギアリングと係合する。この様に、第1のロックエレメントの移動は、活性化エレメントの移動によって容易に可能に成り、第1のロックエレメントは、第1の係合エレメントと係合する。
更に、第3のシフトエレメントを含む第2の拘束ユニットにとって有利である。更に、第2のシフトエレメントは、第2の拘束ユニットがアンロック状態に成る活性化位置から第2の拘束ユニットがロック状態に成る活性化位置への活性化エレメントの移動に際し、第3のシフトエレメントの第1のシフト位置から第3のシフトエレメントの第2のシフト位置に貫通孔の長手軸に沿って第3のシフトエレメントを移動させる。第3のシフトエレメントの第1のシフト位置に於いて、第2のロックエレメントの第1のギアリングは、第2の拘束ユニットがアンロック状態に成る様に、第2の係合エレメントのギアリングから間隔を空けて配置される。更に、第1のシフト位置から第2のシフト位置への第3のシフトエレメントの移動に際し、第2のロックエレメントの第1のギアリングは、第2の拘束ユニットがロック状態に成る様に、貫通孔の長手軸に沿って移動され、第2の係合エレメントのギアリングと係合する。この様に、活性化エレメントを第1の拘束ユニット及び第2の拘束ユニットと係合させ、拘束ユニットの異なるロック状態を実現する事が出来る。第1の拘束ユニット及び第2の拘束ユニットは、活性化エレメントの第1の活性化位置に於いてアンロック状態に成り、活性化エレメントの第3の位置に於いてロック状態に成る。活性化エレメントの第2の活性化位置に於いては、第1の拘束ユニット又は第2の拘束ユニットの何れかがロック状態に成る。
更に、貫通孔の長手軸廻りの活性化エレメントの回転のために、第1の拘束ユニットがアンロック状態に成る活性化位置から第1の拘束ユニットがロック状態に成る活性化位置への活性化エレメントが移動する場合に有利である。更に、第2のシフトエレメントが、活性化エレメントに固定接続されると共に長手軸が貫通孔の長手軸に沿って延在するシャフトと、シャフトと平行に配置されると共にシャフトに接続されたピンと、を含む場合に有利である。更に、第1のシフトエレメントは、第1のカムとして形成されるかもしれず、カム軌道は、貫通孔の長手軸の周囲のピンと向かい合う側に配置され、カム軌道は、ピッチを有する少なくとも1つの傾斜部分を有する。ピンは、第1の拘束ユニットがアンロック状態に成る活性化位置から第1の拘束ユニットがロック状態に成る活性化位置への活性化エレメントの移動中に、第1のカムのカム軌道の傾斜部分に沿って移動する。これは、簡単な方法で活性化エレメントの回転による第1の拘束ユニットの阻止を可能にする。活性化エレメントの回転の必要角度及び回転方向は、第1のカムの構成の変化によって容易に確立されるかもしれない。好ましくは、第1のカムは、貫通孔の長手軸廻りの活性化エレメントの8分の1、4分の1又は2分の1回転毎に第1の拘束ユニットを阻止する事が出来る様に構成される。
1つの有利な実施の形態に於いては、第3のシフトエレメントは、第2のカムとして形成され、ピンと向かい合う側のカム軌道は、貫通孔の長手軸廻りに配置され、カム軌道は、ピッチを有する少なくとも1つの傾斜部分を有する。第1のカム及び第2のカムは、第1の活性化位置から第2の活性化位置への活性化エレメントの移動中に、ピンが第1のカムのカム軌道の傾斜部分及び第2のカムのカム軌道の傾斜部分に沿って移動される様に、ピンに対し配置される。代わりに、ピンは、第1の活性化位置から第2の活性化位置への活性化エレメントの移動中は、ピッチを伴わず、第1のカムのカム軌道の傾斜部分及び第2のカムのカム軌道の部分に沿って移動され、第2の活性化位置から第3の活性化位置への活性化エレメントの移動中は、ピッチを伴わず、第1のカムのカム軌道の部分及び第2のカムのカム軌道の傾斜部分に沿って移動される。別の代替案に於いては、ピンは、第1の活性化位置から第2の活性化位置までの活性化エレメントの移動中は、ピッチを伴わず、第1のカムのカム軌道の部分及び第2のカムのカム軌道の傾斜部分に沿って移動され、第2の活性化位置から第3の活性化位置への活性化エレメントの移動中は、ピッチを伴わず、第1のカムのカム軌道の傾斜部分及び第2のカムのカム軌道の部分に沿って移動される。この様に、第1及び第2の拘束ユニットを同時に阻止する事が活性化エレメントを回転させる事によって達成されるかもしれず、又は拘束ユニットの連続に阻止する事が活性化エレメントを第2の活性化位置及び第3の活性化位置に回転させる事によって達成されるかもしれない。活性化位置は、第1のカム及び第2のカムの特定の構成及びそれらの相互に対する相対配置に依存する。第1のカム及び第2のカムは、貫通孔の長手軸と垂直に延在する面に位置するピッチレス部分を有する。好ましくは、第1のカム及び第2のカムは、貫通孔の長手軸廻りの活性化エレメントの8分の1、4分の1又は2分の1回転の何れか毎に第1の拘束ユニット及び第2の拘束ユニットを阻止する事が出来る様に構成される。
更に、第1のピッチを有する第1の外側ねじと、第2のピッチを有する第2の外側ねじと、を有するシャフトが存在し、第1の外側ねじがシャフトの第1の領域に配置され、第2の外側ねじがシャフトの長手軸の周囲のシャフトの第2の領域に配置され、第1のピッチ及び第2のピッチの方向が相互に反対である場合に有利である。第1のロックエレメントは、第1の外側ねじと相補的に形成され、第1の外側ねじと少なくとも部分的に係合する内側ねじを有する開口を有する。更に、第2のロックエレメントは、第2の外側ねじと相補的に形成され、第2の外側ねじと少なくとも部分的に係合する内側ねじを有する開口を有する。活性化エレメントは、シャフトに接続され、第1の活性化位置から第2の活性化位置への活性化エレメントの移動は、貫通孔の長手軸廻りの活性化エレメントの回転であり、それによって、活性化エレメントに回転可能に固定接続されたシャフトは、その長手軸廻りに回転される。好ましくは、シャフトの外側ねじ及びロックエレメントの内側ねじは、夫々、通常ねじ、並目ねじ、又は別の実施の形態の一例に於おける細目ねじである。例えば、シャフトの外側ねじ及びロックエレメントの内側ねじのピッチは、夫々、貫通孔の長手軸廻りの活性化エレメントの8分の1、4分の1又は2分の1回転の何れか毎に第1の拘束ユニット及び第2の拘束ユニットを阻止する事が出来る様に構成される。
更に、第2のシフトエレメントがシャフトを含む場合に有利である。シャフトは、第1のピッチを有する第1の外側ねじと、第2のピッチを有する第2の外側ねじと、を有し、第1の外側ねじは、シャフトの第1の領域に配置され、第2の外側ねじは、シャフトの長手軸の周囲のシャフトの第2の領域に配置され、第1のピッチ及び第2のピッチの方向は、相互に反対である。更に、第1のシフトエレメントは、第1の外側ねじと相補的に形成され、第1の外側ねじとは少なくとも部分的に係合する内側ねじを有する開口を有する。第3のシフトエレメントは、第2の外側ねじと相補的に形成され、第2の外側ねじと少なくとも部分的に係合する内側ねじを有する開口を有する。更に、第1の活性化位置から第2の活性化位置への活性化エレメントの移動は、貫通孔の長手軸廻りの活性化エレメントの回転であり、それによって、活性化エレメントに回転可能に固定接続されたシャフトは、その長手軸廻りに回転される。好ましくは、シャフトの外側ねじ及びロックエレメントの内側ねじは、夫々、通常ねじ、並目ねじ、又は別の実施の形態の一例に於おける細目ねじである。例えば、シャフトの外側ねじ及びロックエレメントの内側ねじのピッチは、夫々、貫通孔の長手軸廻りの活性化エレメントの8分の1、4分の1又は2分の1回転の何れか毎に第1の拘束ユニット及び第2の拘束ユニットを阻止する事が出来る様に構成される。
幾つかの実施の形態によれば、第1のシフト位置に於いて第2のピボット軸廻りの4節リンクによる支持面セグメントの旋回動作及び第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作を許容し、第2のシフト位置に於いて第1のピボット軸廻りの第2のピボット軸の旋回動作を阻止し、第3のシフト位置に於いて第1のガイドバー又はカプラに対する第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回動作を更に阻止する連結ピースを含む、組み合わせられた拘束ユニットが提供されるかもしれない。従って、組み合わせられた拘束ユニットによって、4節リンクの移動又は4節リンクに対する付加的な自由度廻りの支持面セグメントの回転の何れか、又はこれらの移動の両方を選択的に阻止するかもしれない。従って、組み合わせられた拘束ユニットは、前述の実施の形態の第1及び第2の拘束ユニットの機能を果たす。
更に、調整デバイスは、4節リンクに対する支持面セグメントの回転可能な接続のための結合エレメントを含むかもしれず、連結ピースは、第2のピボット軸の方向に於いて軸方向に移動可能かもしれない。更に、第1のガイドバー及び/又はカプラ及び/又は結合エレメントの内部ギアリングと係合するかもしれない少なくとも1つの外部ギアリングを含む連結ピースが提供されるかもしれない。連結ピースの外部ギアリングが第1のガイドバー、カプラ及び/又は結合エレメントの対応する内部ギアリングと係合する事によって、連結ピースに対応する構成部品を確実に阻止する事が出来るかもしれない。
更に、その上で第1のガイドバー及び/又はカプラ及び/又は結合エレメントを自由に回転させる事が出来る少なくとも1つのセンタリングエクステンションを更に含む連結ピースが提供されるかもしれない。センタリングエクステンションによって、第1のガイドバー、カプラ及び結合エレメントは、これらの構成部品の幾つか又は全てが拘束ユニットによって阻止されない時でさえ、回転ベアリングの中央に正確に夫々保持されるかもしれない。センタリングエクステンションの構成の一例は、円筒状である。然し乍ら、他の形状も考えられ、センタリングエクステンションは、内部ギアリングの歯先円の外面の内側に位置する。従って、設計は、センタリングエクステンションの外面の2つ又は3つの領域等の少数のみが最大限に実現可能なセンタリングエクステンションのシリンダ面に位置する様に構成されるかもしれない。
更に、連結ピースの外部ギアリングの少なくとも1つの軸の僅かな領域は、漏斗形状の隙間が隣接する歯の間に形成される様に、この僅かな領域に於いて隣接する歯の側壁が相互に傾斜して構成されるかもしれない。これは、連結ピースの軸移動中に、第1のガイドバー、カプラ又は結合エレメントの内部ギアリングの内部の連結ピースの阻止を伴わず、外部ギアリングが係合する対応する内部ギアリングの歯が漏斗形状の隙間毎に入り込む事を保証する事が出来る。
ばね荷重ディテントエレメントは、第1のガイドバー及び/又はカプラ及び/又は結合エレメントの内部ギアリングと係合する連結ピースに提供されるかもしれない。ディテントエレメントは、他の構成部品の内部ギアリングに適合する様に、連結ピースの外部ギアリングが常に方向調整される事を確実にする。
第1のガイドバー、カプラ及び結合エレメントの各内部ギアリングは、軸方向に任意の所望配列で順々に配置されるかもしれない。連結ピースは、内部ギアリングの1、2又は3つと任意に係合されるかもしれない。連結ピースが第1のガイドバー及びカプラの相対移動を防ぐ時に、4節リンクが阻止され、連結ピースが第1のガイドバー又はカプラに対する結合エレメントの相対移動を防ぐ時に、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの回転が阻止される。
別の実施の形態によれば、相互に更なるピボット軸廻りに旋回する事が出来る、第1の部分的なセグメントと、第2の部分的なセグメントと、を含む支持面セグメントが提供されるかもしれず、更なるピボット軸は、第1及び第2のピボット軸と実質的に垂直に延在する。回転ロックデバイスは、更なるピボット軸廻りの旋回の所定角度範囲に於いて、少なくとも1つの方向に於ける第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの回転を阻止するかもしれない。部分的なセグメントは、例えば、患者の脛及び大腿のための座面かもしれない。脛板及び大腿板が患者の膝を折る姿勢のために相互に垂直に方向調整された時に、患者が落ちる事を防ぐ事が出来る様に、脛板の故意でない回転が回転ロックデバイスによって阻止される。例えば、脛板上の膝を折る患者の力が分散される適切な回転方向であるので、脛板の外方回転のみが阻止されるかもしれない。
回転ロックデバイスは、第2の部分的なセグメントに固定接続された接触エレメントを含むかもしれない。更に、回転ロックデバイスは、カプラ又は4節リンクの第1のガイドバーに固定接続されたエンドストッパを含むかもしれない。更なるピボット軸廻りの第1の部分的なセグメントに対する第2の部分的なセグメントの調整中に、接触エレメントが突起と接触し、従って、1つの方向に於ける第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回を阻止する。
特定の実施の形態によれば、接触エレメントは、長方形状の突起を含むかもしれない。
更に、更なるピボット軸廻りの調整の75°乃至90°の角度範囲に於いて有効に成り、第2のピボット軸廻りの支持面セグメントの旋回を阻止する回転ロックデバイスが提供されるかもしれない。この様に、脛板が大腿板に対し若干90°以下で旋回される時でさえ、第2のピボット軸廻りの脛板の望ましくない外方回転の阻止が既に防がれる。
回転ロックデバイスのロック状態に於いては、第2のピボット軸は、4節リンクによって支持面セグメントの位置の調整が更に可能な様に、第1のピボット軸廻りの4節リンクによって更に旋回する事が出来る。
本発明の更なる特徴及び利点は、添付した図面に関連する実施の形態の一例の支援によって本発明について更に説明する以下の明細書によって明らかに成る。
手術台の支柱(不図示)に接続する事が出来る患者座面の透視図。 図1の患者座面の大腿板及び脛板を有する調整デバイスの透視図。 固定エレメント及び図2の調整デバイスの4節リンクの透視図。 図2及び3の調整デバイスの側面図。 4節リンクに対し支持面セグメントを旋回させるためのエレメント及び4節リンクに対する支持面セグメントの旋回動作を阻止するためのエレメントの透視図。 シフトエレメント及び活性化エレメントに加え、4節リンクの第1のガイドバー及び第1のガイドバーと動作的に結合する第1及び第2の拘束ユニットのエレメントの分解図。 調整デバイスのエレメントの平面図。 第1の拘束ユニット、第2の拘束ユニット及び活性化エレメントのエレメントが可視である図7の切断線A−Aに沿った調整デバイスの断面図。 第1の拘束ユニットのカムの透視図。 第2の拘束ユニットのカムの透視図。 第1の拘束ユニットの関節エレメントの透視図。 第1の拘束ユニットの第1のロックエレメントの透視図。 調整デバイスのエレメントの別の平面図。 図13の切断線B−Bに沿った断面図。 大腿板と垂直に配置された脛板を有する調整デバイスの正面図。 図15の切断線C−Cに沿った断面図。 図16の領域Dの拡大図。 調整デバイスのエレメントの図16の透視図と反対側を示す調整デバイスのエレメントの側面図。 図18に示されたエレメントの正面図。 図19の切断線E−Eに沿った断面図。 大腿板及び脛板が図1に示された位置に対し旋回された患者座面の透視図。 平面視の4節リンクと第1の結合エレメントの概略図。 大腿板及び脛板が図22に表された位置に対し旋回された4節リンク及び別の位置の第1の結合エレメントの概略平面図。 第1の結合エレメントが第2のピボット軸廻りに図22に表された位置に対し旋回された4節リンク及び第1の結合エレメントの概略平面図。 大腿板及び脛板が図21に示された位置に対し異なる位置に旋回された患者座面の透視図。 図25に示された大腿板及び脛板の位置の4節リンク及び第1の結合エレメントの概略平面図。 患者座面の支持面セグメントが患者の膝/肘姿勢にとって適切な位置に配置された患者座面の透視図。 大腿板及び脛板が図27に示された位置に対し平行に移動された患者座面の透視図。 図28に示された位置の4節リンク及び第1の結合エレメントの概略平面図。 第2の実施の形態に従った調整デバイスのロックエレメントの配置の透視図。 調整デバイスの第2の実施の形態に従った第2のカムの透視図。 第2の実施の形態に従ったカム及び活性化ピンの配置の透視図であって、活性化ピンが第2の活性化位置に存在する。 第2の実施の形態に従ったカム及び活性化ピンの配置の透視図であって、活性化ピンが第3の活性化位置に存在する。 第3の実施の形態に従った第1のガイドバー、第1の結合エレメント及び調整デバイスの活性化エレメントの側面図。 図34の切断線F−Fに沿った断面図。 第3の実施の形態に従った調整デバイスのシャフトの透視図。 第3の実施の形態に従った調整デバイスの第1のスレッドリングの透視図。 第4の実施の形態に従った調整デバイスの側面図。 図38の切断線G−Gに沿った断面図。 第5の実施の形態に従った調整デバイスの平面図。 4節リンクの異なる位置の図40の調整デバイスの図。 結合エレメントが4節リンクに対し支持面セグメントに更に旋回された図41の調整デバイスの図。 結合エレメントが4節リンクに対し支持面セグメントに旋回された図40の調整デバイスの図。 4節リンクの構成部品のみが可視である様に、結合エレメントが省かれた図40の調整デバイスの図。 図40の調整デバイスの透視図。 第5の実施の形態で使用する事が出来る組み合わせられた拘束ユニットの一部が切り取られた透視図であって、拘束ユニットが第1のシフト位置に存在する。 第2のシフト位置の図46の拘束ユニット。 第3のシフト位置の図46の拘束ユニット。 第4のシフト位置の図46の拘束ユニット。 図46の拘束ユニットの連結ピースの図。 図50の連結ピースの別の実施の形態。 1組の脚板の一例に基づく調整デバイスの別の実施の形態。 図52に表された1組の脚板の1つの脚板。 真下の調整デバイスが可視に成る様に、大腿支持が取り除かれた図53の脚板。 図54の調整デバイスの透視図。 脛板が大腿板に対し旋回された図54の脚板の透視図。 異なる角度位置の図56の脚板。 接触する活性面を示すために構成部品が省かれた第6の実施の形態に従った調整デバイスの透視図。 異なる方向からの図58の調整デバイス。
図1は、とりわけ、患者の膝/肘姿勢を要求する手術の異なる方法で使用する事が出来る、不図示の手術台のインタフェース10に固定された患者座面12の透視図を示す。患者座面12は、頭板14、背板16、胴板18、関節モジュール板20、大腿板22及び脛板24を有する。脛板24及び大腿板22は、調整デバイス26を介し相互に接続されると共に、関節モジュール板20に接続される。患者の骨盤は、患者が仰臥位の時に関節モジュール板20に配置される。
図2は、図1の患者座面12の大腿板22及び脛板24を有する調整デバイス26の透視図を示す。調整デバイス26は、図3の透視図で別々に示された固定エレメント28及び4節リンク30を含む。
4節リンク30は、第1のガイドバー32、第2のガイドバー34、カプラ36及びベースエレメントを有し、固定エレメント28は、4節リンク30のベースエレメントの役割を果たす。第1のガイドバー32の第1の端は、第1の回転ベアリング38によって第1のピボット軸A1廻りに旋回可能に固定エレメント28に接続される。第1のガイドバー32は、その第2の端に於いて第2の回転ベアリング40によってカプラ36の第1の端に接続され、第1のピボット軸A1と平行な第2のピボット軸A2廻りに旋回可能である。更に、第2のガイドバー34は、第1のガイドバー32と平行に配置され、その第1の端に於いて第3の回転ベアリング42によって固定エレメント28に接続され、第1のピボット軸A1と平行な第3のピボット軸A3廻りに旋回可能であり、その第2の端に於いて第4の回転ベアリング43によってカプラ36の第1の端と反対のカプラ36の第2の端に接続され、第1のピボット軸A1と平行な第4のピボット軸A4廻りに旋回可能である。
更に、第1のガイドバー32は、図2に示された様に、その第2の端に於いて調整デバイス26のフォーク形状の第1の結合エレメント44に接続され、第2のピボット軸A2廻りに旋回可能である。第1の結合エレメント44は、第1のガイドバー32の第2の端及びカプラ36の第1の端を把持する第1のフォークアーム46及び第2のフォークアーム48を有する。更に、大腿板22は、第2のフォークアーム48に固定接続される。更に、第1の結合エレメント44が第1のガイドバー32及びカプラ36に対し旋回可能な様に、第1のフォークアーム46及び第2のフォークアーム48が第2のピボット軸A2廻りにカプラ36に対し旋回可能である。
更に、図2に表された調整デバイス26は、第2の回転ベアリング40に統合された調整デバイス26の第1の拘束ユニット及び第2の回転ベアリング40に統合された調整デバイス26の第2の拘束ユニットに接続された活性化エレメント50を有する。第1の拘束ユニットは、引用符号78によって図8に示され、第2の拘束ユニットは、引用符号80によって図8に示される。活性化エレメント50は、ピボット軸A2廻りに第1の結合エレメント44及び第1のガイドバー32に対し回転可能である。第1の結合エレメント44は、第5の回転ベアリング52によって調整デバイス26の第2の結合エレメント54に接続され、第5のピボット軸A5廻りに旋回可能である。第5のピボット軸A5は、第2のピボット軸A2と垂直に傾斜される。第5の回転ベアリング52は、第5の回転ベアリング52を任意に固定又は解放するクイック締付デバイス56を含む。
クイック締付デバイス56は、図17に表された様な脛板24に対し第5のピボット軸A5廻りに旋回される大腿板22の位置に於いて、クイック締付デバイス56を緩める事に加え、第5のピボット軸A5廻りの第2の結合エレメント54の旋回のために活性化されなければならない拘束レバー57を含む。拘束レバー57の機能及び設計は、とりわけ図17に関し以下に厳密に説明されるものとする。
調整デバイス26は、第6の回転ベアリング58によって第2の結合エレメント54に接続され、第6のピボット軸A6廻りに旋回可能であり、所望の角度位置に拘束する事が出来るレール60を含む。脛板24は、レール60に固定接続される。代替構成は、第2の結合エレメント54に対するレール60の固定接続によってこれと異なる。
図4は、調整デバイス26の第1のガイドバー32、第1の結合エレメント44及び第2の結合エレメント54が表された図2及び3の調整デバイス26の側面図を示す。第1の結合エレメント44の第1のフォークアーム46は、第1の関節エレメント62に固定接続され、第2のフォークアーム48は、第2の関節エレメント64に固定接続される。第2の関節エレメント64は、カプラ36に対し第2のピボット軸A2廻りに旋回する事が出来る様に配置される。拘束レバー57は、第1の結合エレメント44に接続されたピン65に第7のピボット軸A7廻りに旋回可能に搭載される。
図5は、ねじによって第1の結合エレメント44に夫々固定接続された第1の関節エレメント62及び第2の関節エレメント64に加え第1の結合エレメント44の透視図を示し、図5の第2のフォークアーム48に第2の関節エレメント64を接続するねじ76a乃至76dが可視である。
第1の関節エレメント62は、ベアリングジャーナル68を有し、第2の関節エレメント64は、ベアリングジャーナル70を有し、それらは、長手軸が第2のピボット軸A2と夫々一致し、第2のピボット軸A2廻りに同心的に形成された円筒形状の貫通孔を夫々有する。ベアリングジャーナル68に形成された貫通孔の壁は、第1の凹部72a及び第2の凹部72bを有する。貫通孔の凹部72a及び72bと向かい合う、ベアリングジャーナル70に形成された壁の端は、第1の関節エレメント62のベアリングジャーナル68の凹部と向かい合う2つの凹部を有し、その第1の凹部74aが図5に示され、その第2の凹部74bが図8に示される。第1の関節エレメント62は、第2のフォークアーム48と反対側にクラウンホイールとして形成された軸受及び係合エレメント63を有し、軸受及び係合エレメント63は、その端面に形成され、第1の係合エレメントの役割を果たすギアリング66を有する。
図6は、シフトエレメント82に加え、4節リンク30の第1のガイドバー32並びに第1のガイドバー32に動作可能に接続された第1及び第2の拘束ユニット78及び80のエレメントの分解図を示す。図7は、第1のガイドバー32及び第1の結合エレメント44の平面図を示す。図8は、図7の切断線A−Aに沿った調整デバイス26の断面図を示し、第1の拘束ユニット78及び第2の拘束ユニット80のエレメントを表す。
図6に示された様に、第2の回転ベアリング40は、第1のガイドバー32の第2の端に形成された円筒形状の貫通孔77を含み、貫通孔77の長手軸を通じ第2のピボット軸A2に延在する。
第1の拘束ユニット78は、第1の関節エレメント62、第1のロックエレメント84、第1のカム86、第1の圧縮コイルばね88、第1のジグザグばね90及び第1のベアリングリング92を含む。第2の拘束ユニット80は、第2のピボット軸A2に沿って第1の拘束ユニット78から離れて配置され、第2の関節エレメント64、カプラ36、第2のロックエレメント124、第2のカム126、第2の圧縮コイルばね128、第2のジグザグばね130及び第2のベアリングリング132を含む。
シフトエレメント82は、シャフト96、活性化ピン112、第1のローラ114、第2のローラ116、第3のローラ118及び第4のローラ120を含み、ローラ114、116、118及び120は、夫々リング形状であり、活性化ピン112のセグメントを夫々包囲する。シャフト96は、第1の関節エレメント62の貫通孔を通じ導かれ、そこに搭載され、第2のピボット軸A2廻りに旋回可能である。シャフト96は、その第1の端に於いて活性化エレメント50に回転可能に固定接続される。更に、突起97は、シャフト96の第1の端と反対のシャフト96の第2の端に形成され、第1の関節エレメント62と第2の関節エレメント64との間に配置され、シャフト96を軸方向に支持する。
図8に示された様に、第1のベアリングリング92は、その外面の領域によって貫通孔77の壁とその第1の開口94に於いて接触する。第1の関節エレメント62の軸受及び係合エレメント63は、ベアリングリング92の内側に配置され、それに対し滑る。更に、貫通孔77に於いては、第2のピボット軸A2の周囲にリング形状の第1のロックエレメント84が同心的に配置される。第1の関節エレメント62のベアリングジャーナル68は、第1のロックエレメント84を通じ内側に導かれ、それ対し旋回可能である。第1のロックエレメント84は、その外側外面にスパーギアの様なセレーション100を有する。セレーション100は、貫通孔77の内壁に形成され、歯端縁が第2のピボット軸A2と平行に方向調整された相補的なセレーション102と係合する。
更に、第1のロックエレメント84は、第1の関節エレメント62のギアリング66と反対の端面に、第1の関節エレメント62のギアリング66と相補的に形成されたギアリング98を有する。ギアリング66及び98は、図8に示された第1の拘束ユニット78のロック状態に於いて、第1の関節エレメント62及び第1のロックエレメント84が回転可能に固定連結される様に相互に噛み合う。
第1の圧縮コイルばね88は、第1の関節エレメント62のベアリングジャーナル68の周囲に配置される。第1の圧縮コイルばね88は、第1の圧縮コイルばね88のばね力が第1の関節エレメント62及び第1のロックエレメント84を第2のピボット軸A2に沿って相互に押し出す様に、第1の関節エレメント62と第1のロックエレメント84との間に付勢される。
第1のロックエレメント84から離れた位置に於いて、第1のリング状のカム86は、ベアリングジャーナル68の周囲に配置され、第1のジグザグばね90が第1のカム86及び第1のロックエレメント84を第2のピボット軸A2に沿って相互に押し出す様に、第1のロックエレメント84と第1のカム86との間に配置された第1のジグザグばね90によって弾性的に第1のロックエレメント84に接続される。
第1のカム86は、ベアリングジャーナル68の第1の凹部72aに突出する第1のピン103及びベアリングジャーナル68の第2の凹部72bに突出する第2のピン104によって、ベアリングジャーナル68に対し第2のピボット軸A2の方向に移動可能に回転可能に固定配置される。
図6に示された様に、第1のカム86は、第1のロックエレメント84から見て外方に向く側のシャフト96廻りに配置され、第1の窪み105、第1のピッチ108及び第1のピッチレス領域110を有するカム部分106を有する。カム部分106は、カム軌道としても知られている。活性化エレメント50の回転に際し、活性化ピン112の周囲に配置されたローラ114及び116がカム軌道106に沿って移動される様に、シフトエレメント82が回転される。ローラ114、116、118及び120は、活性化ピン112に回転可能に夫々搭載される。
図8に示された様に、第2のベアリングリング132は、第1のガイドバー32の貫通孔77の第2の開口134に配置される。第2のベアリングリング132の内側に、円筒形状のジャーナル135が配置され、カプラ36に回転可能に固定接続され、それによって、カプラ36が第1のガイドバー32に対しピボット軸A2廻りに第2のベアリングリング132を通じ回転する事が出来る。ジャーナル135の端面に於いて、ギアリング136は、第2のピボット軸A2廻りに同心的に配置される。ギアリング136を有するジャーナル135は、第2の係合エレメントを形成する。カプラ36及びジャーナル135は、第2のピボット軸A2の周囲に同心的に形成された円形状の貫通孔138を有し、貫通孔138を通じ第2の関節エレメント64のベアリングジャーナル70が導かれ、第2のピボット軸A2廻りに回転する事が出来る。
更に、ベアリングジャーナル70は、第2のロックエレメント124の貫通孔140を通じ導かれ、第2のロックエレメント124をベアリングジャーナル70に対し第2のピボット軸A2の方向に移動させる事が出来る様に、第2のピボット軸A2廻りに同心的に形成される。第2のロックエレメント124は、リング形状であり、外側外面にセレーション142を有し、セレーション142は、貫通孔77の内側に形成されたセレーション102と相補的に形成され、セレーション102と係合する。この様に、第2のロックエレメント124は、第1のガイドバー32に回転可能に固定される。
更に、第2のロックエレメント124は、カプラ36のジャーナル135のギアリング136と反対のギアリング144を有し、ギアリング144は、ギアリング136に相補的である。図8に示された第2の拘束ユニット80のロック状態に於いては、第2のロックエレメント124は、係合するギアリング136及び144によってカプラ36に回転可能に固定接続される。
第2の関節エレメント64のベアリングジャーナル70周囲に第2の圧縮コイルばね128が配置される。第2の圧縮コイルばね128は、第2の圧縮コイルばね128のばね力が第2の関節エレメント64及び第2のロックエレメント124を第2のピボット軸A2に沿って相互に押し出す様に、第2の関節エレメント64と第2のロックエレメント124との間に付勢される。
第2のロックエレメント124から離れた位置に於いては、第2のリング形状のカム126は、ベアリングジャーナル70の周囲に配置され、第2のロックエレメント124と第2のカム126との間に配置された第2のジグザグばね130によって、第2のジグザグばね130が第2のカム126及び第2のロックエレメント124を第2のピボット軸A2に沿って相互に押しだす様に、第2のロックエレメント124に弾性的に接続される。
第2のカム126は、回転可能に固定配置され、ベアリングジャーナル70の第1の凹部74aに突出する第1のピン148及びベアリングジャーナル70の第2の凹部74bに突出する第2のピン150によって、ベアリングジャーナル70に対し第2のピボット軸A2の方向に移動する事が出来る。
ベアリングジャーナル70と係合する第2のカム126は、シフトエレメント82の活性化ピン112と向かい合う側の第2のピボット軸A2廻りに配置されたカム部分152を有し、カム部分152は、カム軌道としても知られている。カム軌道152は、第1の窪み157、第1のピッチ154及び第1のピッチレス領域156を有する。図8に示された様に、第3のローラ118及び第4のローラ120は、カム軌道152と接触し、相対移動中にそれに対し回転する。
図9は、第1の拘束ユニット78の第1のカム86の透視図を示す。第1のカム86のカム軌道106は、既述の第1の窪み105、第1のピッチ108及び第1のピッチレス領域110の他に、第2の窪み107、第2のピッチ109及び第2のピッチレス領域111を有し、その夫々は、第2のピボット軸A2と一致する第1のカム86の長手軸に関する第1の窪み105、第1のピッチ108及び第1のピッチレス領域110と軸方向に対称的に配置される。第2の窪み107は、第2のピッチ109の基点に位置する。
図10は、第2のカム126の透視図を示す。第2のカム126のカム軌道152は、第1のカム86のカム軌道106の様に、第2の窪み161、第2のピッチ163及び第2のピッチレス領域165を有し、その夫々は、第2のピボット軸A2に関する第1の窪み157、第1のピッチ154及び第1のピッチレス領域156と軸方向に対称的である。
図11は、第1の関節エレメント62の透視図を示す。ベアリングジャーナル68とギアリング66を有する軸受及び係合エレメント63との間に隙間158が形成され、隙間158に第1の圧縮コイルばね88の第1の端が配置される。
図12は、第1のロックエレメント84の透視図を示す。ここで、第1の圧縮コイルばね88の第2の端を支持する突起160を見る事が出来る。
図13は、第5の回転ベアリング52の領域にギアリング162を有する調整デバイス26のエレメントの別の平面図を示し、第1のガイドバー32、第1の結合エレメント44、クイック締付デバイス56及び第2の結合エレメント54が表される。更に、第1の結合エレメント44は、第1のピボット軸A5廻りに回転可能に固定搭載され、第5のピボット軸A5に沿って移動可能なディテントエレメント167を有する。ディテントエレメント167は、ギアリング162と相補的に形成されたギアリング164を有し、ギアリング164は、図13に示された様に、クイック締付デバイス56のロック状態に於いて、結合エレメント44及び54が相互に回転可能に固定される様に、ギアリング162と係合する。更に、独国特許出願公開第102005054175号明細書に明示された様に、第2の結合エレメント54に対する第1の結合エレメント44の結合が構成され、独国特許出願公開第102005054175号明細書の内容は、援用によって本明細書に組み込まれる。
図14は、図13の切断線B−Bに沿った断面図を示し、第1の拘束ユニット78及び第2の拘束ユニット80が長手方向に切断される。これは、シャフト96の突起97を明らかにし、それを通じ活性化ピン112が導かれる。第2の関節エレメント64のベアリングジャーナル70は、第1の側と反対の第2の側に於いて突起97と接触する。
更に、第1の結合エレメント44は、第1の結合エレメント44の細長い凹部170を通じ導かれ、その長手軸に沿ってそこに移動可能に搭載された回転ロックエレメント168を有する。好ましくは、回転ロックエレメント168は、第2の結合エレメント54と向かい合う側に於いて凹部170から突出する。
示された断面図は、ロック面174を有する第2の結合エレメント54のロック本体172及び拘束レバー57の突起176を更に表す。突起176及びロック本体172は、背圧面を形成するロック面174及び突起176が相互に接触する様に、第1の結合エレメント44に対する第5のピボット軸A5廻りの第2の結合エレメント54の旋回に際し拘束可能なぴったりのラチェット機構を形成する。第2の結合エレメント54に対する第1の結合エレメント44の示された相対位置に於いては、ラチェット機構が拘束されない。
図15は、脛板24が大腿板22と垂直に配置された調整デバイス26の正面図を示す。図2に示された位置と比較すると、固定エレメント28は、関節モジュール板20に対し第8のピボット軸A8廻りに回転され、脛板24が大腿板22に対し第5のピボット軸A5廻りに回転される。
図16は、図15の切断線C−Cに沿った断面図を示す。大腿板22は、その端面の一部がこのために提供された領域に於いて脛板24と接触する様に構成される。
図17は、図16に示された領域Dの拡大図を示す。回転ロックエレメント168の第1の端178は、これが第1の結合エレメント44に対し第5のピボット軸A5廻りに90°だけ回転された時に、第2の結合エレメント54と接触する。第1の端178と反対の回転ロックエレメント168の端180は、カプラ36と接触する。この様に、カプラ36に対する第2のピボット軸A2廻りの脛板24の回転は、拘束ユニット78及び80の活性化と無関係、脛板24が患者の膝/肘姿勢のための確実な位置に存在する様に、この位置に於いてもはや可能ではない。
第2の結合エレメント54のロック本体172は、突起176及びロック本体172によって形成されたラチェット機構が拘束され、第1の結合エレメント44に対する第5のピボット軸A5廻りの第2の結合エレメント54の旋回のために拘束レバー57の活性化が要求される様に、拘束レバー57に形成された突起176とぴったり係合する。拘束レバー57は、このために要求される活性化中に、突起176がもはやロック本体172と接触せず、ラチェット機構の拘束が解放される迄、第7のピボット軸A7廻りに回転される。クイック締付デバイス56によって許容された第5のピボット軸A5廻りの第2の結合エレメント54の旋回後に、第2の結合エレメント54は、第5のピボット軸A5廻りに旋回する事が出来る。
図18は、図17と反対の方向からの図17の回転状態に於ける第1のガイドバー32、活性化エレメント50、第1の結合エレメント44及び第2の結合エレメント54が表された調整デバイス26のエレメントの側面図を示す。活性化エレメント50は、同一の活性化位置に配置される。
図19は、図18に表されたエレメントの正面図を示す。図2に示された状態から始まり、第2の結合エレメント54は、大腿板22(不図示)に接続された第1の結合エレメント44に対し脛板24(不図示)と共に90°だけ第5のピボット軸A5廻りに旋回される。第1の結合エレメント44に対する第2の結合エレメント54の旋回のために、ロック状態のクイック締付デバイス56を解放する必要が有る。ギアリング162及び164は、クイック締付デバイス56のロック状態に於いて係合する。
図20は、カム軌道106及び152に対する活性化ピン112の相対位置が表された図19の切断線E−Eに沿った断面図を示す。活性化ピン112は、カム軌道106の第1のピッチレス領域110及び第2のピッチレス領域111とカム軌道152の第1のピッチレス領域156及び第2のピッチレス領域165の両方に対抗する第1の活性化位置113に位置する。活性化ピン112の第1の活性化位置113に於いては、第1の拘束ユニット78及び第2の拘束ユニット80がロック状態に夫々成る。
図21は、大腿板22及び脛板24が図1に示された位置に関する第1のピボット軸A1廻りに旋回された患者座面12の透視図を示す。脛板24は、脛板24及び大腿板22の長手軸が一致する様に、大腿板22に対し旋回されない。大腿板22及び脛板24を旋回させるに際し、第2のピボット軸A2は、円形状の経路上の4節リンク30の移動によって第1のピボット軸A1廻りに旋回される。
図21に示された位置の大腿板22及び脛板24の位置調整のために、それらの図1に示された位置から始まり、第2の拘束ユニット80は、大腿板22及び脛板24が第1のピボット軸A1廻りに相互に旋回する事が出来る様に、ロック状態からアンロック状態に移動させられなければならない。
第2の拘束ユニット80をロック状態からアンロック状態に移動させるために、活性化エレメント50は、第2のピボット軸A2廻りに回転される。図8に示された第2の拘束ユニット80のロック状態に於いては、活性化ピン112は、第1の活性化位置113に存在し、第3のローラ118は、カム軌道152の第1のピッチレス領域156に対抗して位置し、第4のローラ120は、カム軌道152の第2のピッチレス領域165に対抗して位置する。
活性化ピン112の第1の活性化位置113から始まり、ピンは、第2のピボット軸A2廻りに活性化エレメント50の回転に際し回転される。この過程に於いては、第3のローラ118は、第1のピッチ154に沿って第1のピッチレス領域156から第1の窪み157に回転し、第4のローラ120は、第2のピッチ163に沿って第2のピッチレス領域165から第2の窪み161に回転する。
この回転によって到達した活性化ピン112の第2の活性化位置に於いては、第3のローラ118が第1の窪み157と接触し、第4のローラ120が第2の窪み161と接触し、第2の拘束ユニット80がアンロック状態に成る。
第2の拘束ユニット80のロック状態からアンロック状態への移行中に、第2の圧縮コイルばね128は、ギアリング144がもはやジャーナル135のギアリング136と係合しなく成る迄、第2のピボット軸A2に沿って貫通孔77の第2の開口134から第2のロックエレメント124を押し出す。第2の圧縮コイルばね128のばね力によって、第2のカム126は、第3のローラ118及び第4のローラ120に対し絶えず押される。
ギアリング136及び144が解放された第2の拘束ユニット80のアンロック状態に於いては、図22に厳密に説明される様に、カプラ36は、第1のピボット軸A1廻りの第2のピボット軸A2の回転が可能に成る様に、第1のガイドバー32、第2のロックエレメント124及び活性化エレメント50に対し第2のピボット軸A2廻りに旋回する事が出来る。
更に、第1のローラ114は、活性化ピン112の回転に際し、第1のピッチ108に沿って第1の活性化位置113から第1の窪み105に移動され、第2のローラ116は、第2のピッチ109に沿って第2の窪み107に移動され、活性化ピン112は、第2の活性化位置に成る。
活性化ピン112の第1の活性化位置113から第2の活性化位置への回転中に、第1のロックエレメント84は、第1のロックエレメント84のギアリング98がもはや第1の係合エレメント63のギアリング66と係合しなく成る迄、第1の圧縮コイルばね88によって第1の関節エレメント62のギアリング66から離れて押される。この過程に於いては、第1のロックエレメント84、第1のジグザグばね90及び第1のカム86は、第1のカム86のカム軌道106が第1のローラ114及び第2のローラ116と接触し続ける様に、第2のピボット軸A2に沿って貫通孔77の第1の開口94から移動される。
ギアリング66及び98が解放された第1の拘束ユニット78のアンロック状態に於いては、第1の関節エレメント62、第2の関節エレメント64、第1のカム86、第2のカム126、活性化ピン112、シャフト96及び活性化エレメント50は、第1のガイドバー32に対し第2のピボット軸A2廻りに共に旋回する事が出来る。
活性化エレメント50が前述の第1の活性化位置に存在する時に、活性化ピン112は、第1の拘束ユニット78がアンロックされる第2の活性化位置に成る。更に、活性化ピン112は、活性化エレメント50が前述の第2の活性化位置に存在する時に、第1の拘束ユニット78がロックされる第1の活性化位置113に成る。
図22は、第1の結合エレメント44の方向が矢印P1によって表された、平面に於ける4節リンク30及び第1の結合エレメント44の配置図を示す。図23は、図21に想定された位置の4節リンク30及び第1の結合エレメント44の概略平面図を示す。第1の結合エレメント44は、矢印P1によって表された方向が第1のガイドバー32に対し変更されない様に、図22に示された位置に対し第1のピボット軸A1廻りに第1のガイドバー32と共に旋回される。第1のピボット軸A1廻りに第2のピボット軸A2の旋回に於いては、第1のガイドバー32は、第1のピボット軸A1廻りに旋回され、第2のガイドバー34は、同一の角度で第3のピボット軸A3廻り旋回される。カプラ36は、固定エレメント28に対する方向を維持する様に、この旋回中に移動される。従って、カプラ36は、この旋回中に平行に移動される。カプラ36は、第1のガイドバー32に対し第2のピボット軸A2廻りに旋回され、第2のガイドバー34に対し第4のピボット軸A4廻りに旋回される。
図24は、第1の結合エレメント44が図22に表された位置に対し第2のピボット軸A2廻りに回転された、4節リンク30及び第1の結合エレメント44の概略平面図を示す。この旋回中に、矢印P1によって表された様に、第1の結合エレメント44の方向は、図23に表された第1のピボット軸A1廻りの第2のピボット軸A2の旋回に反し、第1のガイドバー32に対し変更される。
図25は、大腿板22及び脛板24が、図21に示された位置と比較し、第1のピボット軸A1及び第2のピボット軸A2廻りに更に旋回された、患者座面12の透視図を示す。大腿板22及び脛板24の位置を図21に示された位置から図25に示された位置に変更するために、大腿板22を有する第1の結合エレメント44は、第1のガイドバー32に対し旋回され、カプラ36は、第2のピボット軸A2廻りに旋回され、第2のピボット軸A2は、第1のピボット軸A1廻りに旋回される。活性化エレメント50は、この旋回中に大腿板22に対する方向を維持する。
図26は、図25に示された脚板22及び24の位置に於ける4節リンク30及び第1の結合エレメント44の概略平面図を示す。第1の結合エレメント44は、第1の結合エレメント44が、矢印P1によって示された様に、図22に示された方向と反対に方向調整される迄、図23に示された位置に対し第2のピボット軸A2廻りに旋回される。
第1の拘束ユニット78のアンロック状態によって可能にされた第2のピボット軸A2廻りの旋回は、第2の拘束ユニット80のアンロック状態によって可能に成る、4節リンク30を通じた第1のピボット軸A1廻りの第2のピボット軸A2の旋回と無関係である。
図27は、患者座面12の大腿板22及び脛板24が図22に概略的に示された患者の膝/肘姿勢にとって適切な位置に配置された、患者座面12の透視図を示す。大腿板22及び脛板24は、患者の右脚の膝折り支持の役割を果たす。別の大腿板(不図示)及び別の脛板(不図示)は、大腿板22及び脛板24に隣接し同一の方法で配置され、患者の左脚の膝折り支持の役割を果たす。固定エレメント28を第8のピボット軸A8廻りに旋回させ、脛板24を第5のピボット軸A5廻りに旋回させる際に到達した、脛板24、大腿板22及び調整デバイス26の位置は、図15乃至20に示された位置に相当する。前述の様に、この位置に於いては、回転ロックエレメント168の第2の端180のカプラ36及び第2の結合エレメント54との2次元接触が、第2のピボット軸A2廻りの第1の結合エレメント44、脛板24及び大腿板22の旋回を防ぐ。第1の拘束ユニット78及び第2の拘束ユニット80がアンロック状態に夫々存在する場合は、第1の結合エレメント44及び第2の結合エレメント54に対するカプラ36の相対方向が変わらないので、第1のピボット軸A1廻りの第2のピボット軸A2の旋回のみがこの位置に於いて可能である。
図28は、大腿板22及び脛板24が図27に示された位置に対し平行に移動された、患者座面12の透視図を示す。脛板24と平行に方向調整された第2のピボット軸A2は、第1の結合エレメント44及び第2の結合エレメント54がカプラ36と共に平行に移動され、脛板24が関節モジュール板20と平行に方向調整され続ける様に、図27に示された位置に対し第1のピボット軸A1廻りに旋回される。
図29は、図28に示された位置に於ける4節リンク30及び第1の結合エレメント44の概略平面図を示す。第1の結合エレメント44は、図22の矢印P1によって示された様に、図29の固定エレメント28に対し同一の方向を有する。
図30は、第2の実施の形態に従った調整デバイスのシフトエレメントの配置の透視図を示す。第2の拘束ユニット80の第2のカム126の代わりに、第2のカム126のカム軌道152と異なるカム軌道184を有する第2のカム182が提供される。第1のカム86及び活性化エレメント(不図示)に回転可能に固定接続された活性化ピン112の構造、カム軌道及び機能は、第1の実施の形態の調整デバイスの構造及び機能と一致する。ここで、活性化ピン112は、第1のカム86及び第2のカム182に対し第3の活性化位置198に位置する。
図31は、調整デバイスの第2の実施の形態に従った第2のカム182の透視図である。第2のカム182は、第1のピッチレス領域186、第2のピッチレス領域190、第3のピッチレス領域192、第4のピッチレス領域196、第1のピッチ188及び第2のピッチ194を含むカム軌道184を有する。第1の実施の形態に従った第2のカム126と比較すると、第2のカム182の第2のピッチレス領域190は、カム軌道152の第1のピッチ154に隣接する第2のカム126の第1の窪み157の位置に配置される。第3のピッチレス領域192、第2のピッチ194及び第4のピッチレス領域196は、第1のピッチレス領域186、第1のピッチ188及び第2のピッチレス領域190に対し第2のカム182の長手軸と対称的に軸方向に夫々形成される。
図30に示された配置に於いては、活性化ピン112のローラ114及び116は、第3の活性化位置198に於いて第1の窪み105及び第2の窪み107毎に第1のカム86のカム軌道106と接触する。更に、第3のローラ118は、第1のピッチ188から見て外方に向く端に於いて第2のピッチレス領域190と接触し、第4のローラ120は、第2のピッチ194から見て外方に向く端に於いて第4のピッチレス領域196と接触する。第3の活性化位置198に於いては、拘束ユニット78及び80がアンロック状態に夫々存在する。
図32は、活性化ピン112が第4の活性化位置199に存在する、第2の実施の形態に従った第1のカム86、第2のカム182及び活性化ピン112によって構成された配置の別の透視図を示す。このために、活性化ピン112は、図30に示された位置と比較し、カム86及び182に対し第2のピボット軸A2廻りに回転される。
活性化ピン112の第4の活性化位置199に於いて、第1のカム86のカム軌道106は、第1のピッチレス領域110に於いて活性化ピン112の第1のローラ114と接触され、第2のピッチレス領域111に於いて第2のローラ116と接触される。更に、第2のカム182のカム軌道184は、第1のピッチ188に向く第2のピッチレス領域190の端に於いて第3のローラ118と接触され、第2のピッチ194に向く第4のピッチレス領域196の端に於いて第4のローラ120と接触される。
第2のカム182は、活性化ピン112の第3の活性化位置198から第4の活性化位置199への回転移動中に、その位置に留まる。第1のカム86は、この過程に於いて、その長手軸に沿って移動される。従って、第1の拘束ユニット78は、活性化ピン112の第4の活性化位置199に於いてはロック状態に成り、第2の拘束ユニット80は、アンロック状態に留まる。
図33は、活性化ピン112が第5の活性化位置201に存在する、第2の実施の形態に従った第1のカム86、第2のカム182及び活性化ピン112によって構成された配置の透視図を示す。このために、活性化ピン112は、図32に示された位置と比較し、カム86及び182に対し第2のピボット軸A2廻りに更に回転される。
第1のカム86のカム軌道106は、第1のピッチレス領域110に於いて第1のローラ114と接触され、第2のピッチレス領域111に於いて第2のローラ116と接触される。更に、第2のカム182のカム軌道184は、第1のピッチレス領域186に於いて第3のローラ118と接触され、第3のピッチレス領域192に於いて第4のローラ120と接触される。
活性化ピン112の第4の活性化位置199から第5の活性化位置201への回転に際し、第2のカム182は、第2のピボット軸A2に沿って移動される。第1のカム86は、この過程に於いて、その位置に留まる。従って、第1の拘束ユニット78及び第2の拘束ユニット80は、活性化ピン112の第5の活性化位置201に於いてそれらのロック状態に夫々成る。
他の点に於いては、第2の実施の形態に従った調整デバイスの機能及び構造は、第1の実施の形態の機能及び構造に相当する。
図34は、第3の実施の形態に従った調整デバイス200の第1のガイドバー32、第1の結合エレメント44及び活性化エレメント50の側面図を示す。調整デバイス26の第2の回転ベアリング40の位置に、第2の回転ベアリング202が提供される。調整デバイス200の更なる構造及び機能は、調整デバイス26の構造及び機能と一致する。
図35は、第2の回転ベアリング202のエレメントが示された、図34に示された切断線F−Fに沿った調整デバイス200の図34に示されたエレメントの断面図である。シフトエレメント82の位置に、第1の外側ねじ206及び第2の外側ねじ207を有するシャフト204を含むシフトエレメント203が提供される。更に、第2の回転ベアリング202は、第1及び第2の実施の形態の第1の拘束ユニット78及び第2の拘束ユニット80に代え、第1の拘束ユニット234及び第2の拘束ユニット236を有する。
第1の拘束ユニット234に於いては、第1及び第2の実施の形態の第1のカム86の位置に、第1の外側ねじ206と相補的に形成され、第1の外側ねじ206と係合する内側ねじ210を有する第1のねじリング208が提供される。第1のねじリング208は、第2のピボット軸A2の方向にベアリングジャーナル68に対し移動可能であり乍ら、ベアリングジャーナル68の第1の凹部72aに突出する第1のピン216及びベアリングジャーナル68の第2の凹部72bに突出する第2のピン218によって回転可能に固定配置される。
更に、第2の拘束ユニット236に於いては、第1及び第2の実施の形態に於いて提供された第2のカム126の位置に、第2の外側ねじ207と相補的に形成され、シャフト204の第2の外側ねじ207と係合する内側ねじ214を有する第2のねじリング212が提供される。第2のねじリング212は、第2のピボット軸A2の方向にベアリングジャーナル70に対し移動可能であり乍ら、ベアリングジャーナル70の第1の凹部74aに突出する第1のピン220及びベアリングジャーナル70の第2の凹部74bに突出する第2のピン222によって回転可能に固定配置される。
図36は、シャフト204の透視図を示す。シャフト204の第1の外側ねじ206は、第1のピッチ224を有し、第2の外側ねじ207は、外側ねじ206及び207の一方が右捻れ、他方が左捻れである様に第1のピッチ224と方向が反対の第2のピッチ226を有する。ピッチ224及び226の大きさは、好ましくは、外側ねじ206及び207が1回転毎に同一の移動距離を与える様に同一である。
図37は、第1のねじリング208の透視図を示す。第1のねじリング208は、第1のピン216及び第2のピン218が夫々導かれる第1の貫通孔228及び第2の貫通孔230を有する。ピン216及び218によって第2のピボット軸A2廻りに回転可能に固定配置された第1のねじリング208は、シャフト204の回転に際し、第1の外側ねじ206のピッチ224に従って第2のピボット軸A2に沿って移動される。更に、第2のねじリング212は、シャフト204のこの回転中に第2の外側ねじ207のピッチ226に従って第2のピボット軸A2に沿って第1のねじリング208の移動の方向と反対の方向に移動される。
活性化エレメント50の回転に際する第1のねじリング208及び第2のねじリング212の移動によって、調整デバイス26の第1のカム86及び第2のカム126の移動によるのと同様に、第1の拘束ユニット234及び第2の拘束ユニット236がアンロックされる。
他の点に於いては、第2の回転ベアリング202の構造及び機能は第2の回転ベアリング40の構造及び機能に相当する。
図38は、第4の実施の形態に従った調整デバイス240の側面図を示す。調整デバイス26の第2の回転ベアリング40の位置に、第2の回転ベアリング242が提供され、活性化エレメント50の位置に、星形状の活性化エレメント243が提供される。
図39は、図38に示された調整デバイス240の切断線G−Gに沿った断面図を示す。第1及び第2の実施の形態の第1の拘束ユニット78の位置に、第1の拘束ユニット244が提供され、第1及び第2の実施の形態の第2の拘束ユニット80の位置に、第2の拘束ユニット246が提供され、第1及び第2の実施の形態のシフトエレメント82の位置に、シフトエレメント248が提供される。
シフトエレメント248は、第1の外側ねじ252及び第2の外側ねじ254を有するシャフト250を含む。第1の外側ねじ252及び第2の外側ねじ254のピッチは、反対である。外側ねじ252及び254のピッチの大きさは、好ましくは、ピッチの方向のみが異なる様に等しい。
第1の拘束ユニット244は、第1の関節エレメント62の位置に第1の関節エレメント256を有する点及び第1のロックエレメント84及びジグザグばね90の位置に第1のロックエレメント258を有する点が第1の拘束ユニット78と異なる。
第1のロックエレメント258は、第1の外側ねじ252と相補的に形成された内側ねじ262を有する貫通孔を有する。更に、第1のロックエレメント258は、内側ねじ262が第1の外側ねじ252と少なくとも部分的に係合する様に、シャフト250の周囲に配置される。更に、第1のロックエレメント258は、第1のロックエレメント84と同様に、端面ギアリングを有する。
第1の関節エレメント256は、第1及び第2の実施の形態の第1の関節エレメント62と同様に形成され、第1の拘束ユニット244の示されたロック状態に於いて第1のロックエレメント258の端面ギアリングと係合するギアリングを有する。第1及び第2の実施の形態の第1の関節エレメント62と比較すると、第1の関節エレメント256は、凹部72a及び72bに相当する凹部を有さず、短いベアリングジャーナル264を有する。他の点に於いては、第1の関節エレメント256及び第1のロックエレメント258の構造及び配置は、調整デバイス26の構造及び配置に夫々相当する。
更に、第4の実施の形態の第2の拘束ユニット246は、第2のロックエレメント124の位置に第2のロックエレメント266を有する点及び第2の関節エレメント64及びジグザグばね130の位置に第2の関節エレメント268を有する点が第2の拘束ユニット80と異なる。
第2の関節エレメント268は、凹部74a及び74bに相当する如何なる凹部も有さず、ベアリングジャーナル270を有する。
第2のロックエレメント266は、貫通孔を有し、第2の外側ねじ254と相補的に内側ねじ267が貫通孔に形成され、内側ねじ267は、第2の外側ねじ254と少なくとも部分的に係合する。第2のロックエレメント266の内側ねじ267は、第2のねじリング212の内側ねじ214と同様に細目ねじ及び並目ねじの両方として構成する事が出来る。第2のロックエレメント266の端面に、第2の拘束ユニット246の示されたロック状態に於いてカプラ36のギアリング136と係合し、第2のロックエレメント124に相当するギアリングが形成される。他の点に於いては、第2のロックエレメント266及び第2の関節エレメント268の構造及び配置は、調整デバイス26の構造及び配置に夫々相当する。
拘束ユニット244及び246は、活性化エレメント243の回転によって夫々アンロックする事が出来る。活性化エレメント243の回転に際し、シャフト250は、活性化エレメント243と共に第2のピボット軸A2廻りに回転され、それによって、第1のロックエレメント258及び第2のロックエレメント266は、相互に向け移動される。ロックエレメント258及び266が到達された端位置に於いては、それらの端面ギアリングは、拘束ユニット244及び246がアンロック状態に夫々成る様に、もはや第1の関節エレメント256のギアリング及びカプラ36のギアリングと係合しない。
他の点に於いては、第4の実施の形態に従った調整デバイス240の構造及び配置は、調整デバイス26の構造及び配置に夫々相当する。
図40乃至51は、本質的に拘束ユニットの設計が前に説明された実施の形態と異なる調整デバイスの第5の実施の形態を示す。第5の実施の形態の4節リンク30は前の実施の形態のために説明されたものと同一の構造を有する。図40乃至45に示された様に、第5の実施の形態の4節リンク30は、前に説明されたものと同一の移動の自由度を有し、第2のピボット軸A2は、第1のピボット軸A1廻りに4節リンク30によって旋回する事が出来ると共に、更に、支持面セグメントが取り付けられた第1の結合エレメント44は、第2のピボット軸A2廻りに旋回する事が出来る。
反対に位置された構成部品の軸間隔が4節リンク30に於いて同一の長さを有する場合は、平行四辺形リンクであり、それによって、2つの結合形状の平行オフセットを達成する事が出来る。ここに説明され、図面に示された4節リンク30の実施の形態は、その様な軸間隔関係を夫々有する。代わりに、然し乍ら、多くの場合に於いては、異なる長さの軸間隔を実現する事が有利かもしれず、回転の重ね合わせをもたらし、4節リンクの移動中に2つの端部材を横オフセットする。
図40乃至45に示された4節リンク30に於いては、ブラケット33は、第1のガイドバー32と一体的に形成されるか、又はアクセサリの取り付けのためにそれに接続される。その様なブラケット33は、前に説明された他の実施の形態の夫々に従った第1のガイドバー32に提供されるかもしれない。
4節リンクを効果的に阻止するために、様々な可能性が存在する。単純な1つの解決策に於いては、共通軸に接続された4節リンクの2つのガイドバーが相互に角度を為して阻止される。軸の位置は、この場合に自由に選択する事が出来る。
前に説明された第1乃至第4の実施の形態によれば、4節リンク30の阻止は、クラウンギア構成部品によって実現される。阻止されたエレメントは、向かい合う側に対応するクラウンギアリングを有し、クラウンギアリングは、偏心機構又は摘みねじによって連結又は分離させる事が出来る。第5の実施の形態は、4節リンク30の効果的な阻止の問題の代替案に関する。
この場合は、阻止された構成部品は、クラウンギアリングの代わりに内部スパーホイールギアリング(即ち、いわゆる中空ギア)を有する。ここで、スプライン又はセレートギアリングは、とりわけ経済的な方法でこれらを与える事が出来ると共に、特殊な工具類の使用を要求しないので、有利であると考えられる。さて、第1のガイドバー32の中空ギアと係合された対応するスパーギアが軸方向に移動される場合は、それが4節リンク30の第2のガイドバーエレメントの様なカプラ36の中空ギアと係合する様に、4節リンク30は、第1のガイドバー32とカプラ36との間で効果的に阻止される。好都合に、スパーギアの幅は、両方の中空ギアに確実に噛み合い、且つ力を伝達するために、少なくとも十分に広いに違いない。
第5の実施の形態の拘束ユニット300は、対応する内部ギア孔の孔軸に沿って移動可能に搭載されたギアシャフトエレメントに設置される。1つの好ましい実施の形態の内部ギア孔は、阻止された4節リンクの軸の中心に位置する。図40乃至45は、4節リンク30の第2の回転ベアリング40の対応するギアリングの配置を夫々示す。
図46乃至49は、異なるシフト位置の拘束ユニット300を夫々示す。拘束ユニット300の連結ピース302は、第2のピボット軸A2と同心的な4節リンク30の第2の回転ベアリング40に配置される。
連結ピース302は、外部ギアリング302a及び外部ギアリング302aと軸方向に於いて隣接するセンタリングエクステンション302bを有する1つの部分を含む。外部ギアリング302aは、第1のガイドバー32、カプラ36及び第1の結合エレメント44の対応する内部ギアリングと係合する(図46乃至49に於いては、第1のガイドバー32の内部ギアリング32aのみを見る事が出来る)。活性化エレメント304によって、連結ピース302は、軸方向に移動する事が出来る。
図46に示された拘束ユニット300の第1のシフト位置に於いては、センタリングエクステンション302bは、第2の回転ベアリング40の位置に4節リンク30のカプラ36及び結合エレメント44を保持する役割を果たし、これらのエレメントは、第2のピボット軸A2廻りに自由に回転する事が出来る。従って、第1のシフト位置に於いては、4節リンク30の移動及び第2のピボット軸A2廻りの第1の結合エレメント44の付加的な移動の自由度が制限されない。
図47は、外部ギアリング302aが第1のガイドバー32の内部ギアリング32a及びカプラ36の内部ギアリングの両方と係合する様に、連結ピース302が軸方向に移動された第2のシフト位置を示す。この様に、4節リンク30の移動が阻止される。然し乍ら、第1の結合エレメント44は、4節リンク30に対する第2のピボット軸A2廻りの支持面セグメントの付加的な移動の自由度が許容され続ける様に、連結ピース302のセンタリングエクステンション302b上を自由に回転し続ける事が出来る。
図48及び49は、拘束ユニット300の第3及び第4のシフト位置を示す。第3及び第4のシフト位置に於いては、連結ピース302のギアリング302aが第2の回転ベアリング40の3つの移動可能なエレメントの全てのギアリングと接触し、4節リンク30の回転移動及び第1の結合エレメント44の付加的な自由度を効果的に阻止する。ここに示された実施の形態に表された第1のガイドバー32は、好都合に、ギアリング32aが第2の回転ベアリング40の第1のガイドバー32の上部分及び下部分に配置される様に設計される。この様に、示された第4のシフト位置(図49を参照)の拘束ユニット300によって伝達する事が出来るトルクは、第3のシフト位置(図48を参照)におけるものよりも大きく成り得る。また、第4のシフト位置に於いては、ギア連結ピースの起こり得る傾斜が相互に対する連結エレメント(ギアリング)の遊びの必要な整合によって少ないので、遊びは、阻止されたガイドバーの間で著しく減少する。同時に、連結ピースの圧力を与えられた歯の有効剪断面が拡大される。
図50及び51は、拘束ユニット300の前に説明された実施の形態に於いて使用する事が出来る連結ピース302の一例を示す。前に説明された様に、連結ピース302は、外部ギアリング302aを有する第1のセクション及び第1の部分と隣接しセンタリングエクステンション302bの役割を果たす第2の部分を有する。図46乃至49に示された様に、連結ピース302が第1乃至第4の位置の間でシフトされた時に、相互に配置された第1のガイドバー32、カプラ36及び/又は第1の結合エレメント44がその角度に依存し、連結ピース302の歯302aが、連結されたエレメントの内部ギアリングの歯間隔と位置合わせされないという問題が発生するかもしれない。4節リンク30の阻止及びその付加的な自由度は、もはや発生せず、歯と歯間隔の調整が保証される様に、使用者/オペレータが相互にガイドバーを配置する場合のみ達成する事が出来る。使用者は、連結のこれらのエレメントを見る事が出来ないが、制御エレメントのみを操作する事が出来るので、この種の調整は、盲目的に実行されなければならない。従って、図50及び51に示された一例に於いては、各内部ギアリングに対する連結ピース302の外部ギアリング302aの確実な調整を達成するための幾つかの可能性が示される。
第1の実施の形態によれば、ボール形状のディテントエレメント306等の対応するディテントエレメント306(図46乃至49を参照)は、例えば、連結ピース302のセンタリングエクステンション302bの孔302dに配置されるかもしれない。ボール306は、シフトされた各エレメントの中空ギアの内部ギアリングにばねで押されるか又は押される。これは、連結されたガイドバーの内部ギアリングの歯間隔に於いてディテントエレメント306が夫々係合する特殊な状況を生成し、従って、使用者が盲目的な連結を容易に活性化する事が出来る様に、使用者に触覚及び任意の音響信号を提供する。図46乃至49の分解図に於いては、その様なディテントボール306は、断面に於いて円筒形状のセンタリングエクステンション302bの孔302dに示される。代わりに、連結されたエレメントの間の異なる位置にディテントエレメントを配置する事が出来るかもしれず、例えば、それらは付加的に提供されたディテント構造と係合する事が出来る。
別の実施の形態によれば、ディテントエレメント306は、拘束ユニット300の容易な取り付けを可能にするために、完全に排除する事が出来る。この場合は、中空ギアの歯が連結ピース302の外部ギアリング302aの歯との間の先細りの溝に収容される様に、連結ピース302のスパーギアセグメントの歯先から側面への変化形状の設計は、例えば、一種の接続ファンネルを生成する様に構成されるかもしれない。これは、ギア連結ピース302の歯の側縁が、連結されたエレメントの歯の側縁と衝突し、従って、シフト過程を阻止する可能性を著しく減少させる。その様な接続ファンネルは、図50及び51に於いては、軸方向に於いて外部ギアリング302aと隣接する連結ピース302の領域302cに示される。
後に説明される実施の形態に於いては、連結ピース302の外部ギアリング302aに連結されたエレメントの内部ギアリングの成功した挿入を示す使用者のための触覚フィードバックが無いので、特定の実施の形態に従った2つの解決策アプローチの組み合わせは、歯間隔への歯の容易なセンタリングを可能にする。この様に、使用者は、エレメントの最適な調整を速く発見し、間違い無く、4節リンク30の移動及び/又は第2のピボット軸A2廻りの付加的な自由度を阻止する事が出来る。
阻止形状の設計は、好ましくは、シャフトセレーションに基づく。また、小さい分割を可能にするエボルベント、サイクロイド、円弧、ワイルドハーバー/ノビコフギアリング又は阻止形状等の他の種類のギアリングが有り得る。シャフトセレーションの利点は、大きなラック幅によって小さい歯で大きなトルクを伝達し、他方では、患者の体重と無関係に、シフト過程のための非常に幾何学的に小さいデバイスを建造する事が出来るかもしれないという事である。この場合は、小さい歯によって作動する事が出来るので、関節接合の予想される径は、同一の角度の分割を有するクラウンギア解決策のものよりも小さい。
スパーギアの一部が少なくとも片側に円筒形状突起を有する事によって、第2のガイドバーが阻止されていない状態の軸に搭載されると共に中心に置かれるという利点が更に分かる。当然、センタリングスパイクは、凸面、バレル形状、円錐形状又は異なる幾何学的形状エレメントの組み合わせによって実現する事も出来る。
ギア連結ピースのこの好ましい設計によって、シフトされたレバーエレメントの搭載は、設計が非常に単純に成り得る。
軸方向に移動可能なスパーギアセグメントによって連結を実現する更なる利益は、4節リンクの2つのエレメントの阻止の他に、第1の結合エレメント44等の付加的なエレメントを同様に非常に容易に阻止する事が出来るという事である。
脚板は、患者の下の空間に於いて最適に調整されるべきであるだけで無く、脚板に横たわる患者の身体部分の体重を確実に支持しなければならないので、これらの機能の両方を組み合わせる事は有利である。従って、4節リンクの構造エレメントは、各ガイドバーが患者の体重によって掛けられた力とモーメントを確実に中継する事が出来る様に、付加的な自由度を考慮して設計される。
特定の実施の形態によれば、第1のガイドバー32に加え2つのターミナルエレメントは、それらが屈曲及び捻モーメントを確実に伝達する事が出来る様に、特有の安定性を考慮して設計する事が可能であり、カプラ36及び第1の結合エレメント44は、空間中の脚板の角度方向を固定する力を受け取ると共に伝達する事のみが必要である。
要約すると、前に説明された実施の形態の調整デバイスは、患者及び使用者に対する危険を可能な限り減少させる事を可能にする。4節リンク30は、異なる外科手術手順の患者を支持するための対応する要求を満たすために、4節リンク30の第2のピボット軸A2廻りに付加的な自由度を有し、様々な異なる位置及び設定に於いて支持面セグメントの調整を可能にする。
更に、脚板の相互に対する移動を効果的に防ぐ機械的エンドストッパが調整デバイスに提供されるかもしれない。更に、付加的な自由度の自動的な阻止が、脚板機構を手動で操作しロックする事と無関係に、脚板の特有の設定で発生する事が提供されるかもしれない。4節リンク30及び付加的な自由度の阻止は、制御エレメント304によって達成する事が出来、それによって、各移動の順次解放が可能に成る。
前に説明された実施の形態の調整デバイスに於いては、1つの制御エレメントのみが多関節機構の解放及び阻止のために必要とされる。多関節機構の開放時さえも、平行移動のみが発生し、不具合中さえも、患者が転落しない。前に説明された拘束ユニット300は、阻止デバイスのほぼ力の無い活性化及び患者の体重と無関係の閉鎖力を可能にする。更に、クラウンギア阻止デバイスと比較すると、公差補正の時間の掛かる調整が不要であるので、拘束ユニット300は、取り付けが容易である。
効果的に阻止されたエレメントの対応する内部ギアリングとの連結ピース302の外部ギアリング302aの係合は、過大荷重下に於けるギアリングの滑りを防ぐ。更に、拘束ユニット300は、小さい構造空間で実現する事が可能であり、構造部品をほとんど含まず、低い固有の重量を有する。
機構及びデバイスの前述の特性は、多部品脚板の一例で説明される。然し乍ら、その様なデバイスは、腕支持等の他の支持オプションのために使用する事が出来るかもしれない。
図52乃至59は、4節リンクの軸の付加的な自由度が回転ロックデバイス400によって脚板の定義された位置に於いて効果的に阻止されると共に解放される第6の実施の形態に対応する。
図52乃至57に示された様に、前に説明された調整デバイスは、好ましくは、脚板22及び24のために使用される。単に側方に広がると共に1つ以上の軸廻りに横に旋回される事が出来る単純な脚板の他に、大腿を支持するための部品22と脛を支持するための部品24との間に配置された関節52に於いても存在し、それによって、板は、好ましくは、支持領域の緩衝面と平行に方向調整された第5のピボット軸A5廻りに所定の角度で移動させる事が出来る。
支持領域上の患者のいわゆる膝/肘姿勢に於いては、既知の調整デバイスの脛板は、4節リンクによって強制的にガイドされ、従って、患者の大腿が脛板の面とほぼ垂直に方向調整される様に、常に近似的に方向調整される。これは、膝を折る患者にとって脛板から滑り落ちる事を無くす。
前に説明された調整デバイス26の4節リンク30の軸に於ける新規の付加的な自由度によって、脛板として使用する事が出来る部分24は、この付加的な自由度廻りに移動させる事が出来る(前に説明された様な調整デバイス26による膝/肘姿勢のための脛板24の表現のための図56を参照)。これは、使用者が第2の回転ベアリング40の関節阻止を誤って開いた場合に、脛板24の緩衝面が60°以上回転し、患者がもはや安全に膝を折る事が出来ないかもしれないという効果が有るかもしれない。
図13乃至20に示された実施の形態に関し、大腿板に対する脛板の特定の角度位置調整に於けるこの自由度を阻止するための効果的な解決策は、既に説明された。然し乍ら、この解決策の1つの欠点は、非常に細かい製造及び設置公差が認められる場合に、この阻止が極端な位置調整に於いてのみ効果的に働くという事である。
図52乃至59に関連し説明された第6の実施の形態は、幾何公差の影響を受け難い、この自由度のための効果的な回転ロックデバイスに400を提供する。
例えば、図55に示された様に、第1の結合エレメント44に対し移動された関節52の部分に、鶏頭形状の長方形突起402等の接触エレメント402が形成され、4節リンク30の第2のピボット軸A2に対する移動の付加的な自由度を可能にする。この接触エレメント402は、第2のピボット軸A2廻りの回転の付加的な自由度が効果的に妨げられる様に、第5のピボット軸A5廻りに関節52の所定の位置調整に於いて4節リンク30の一部と効果的に接触する。
図58に示された様に、第2のピボット軸A2廻りの回転が阻止された時に、例えば、4節リンク30のカプラ36に形成されるかもしれないエンドストッパ404は、突起402と接触する。さて、使用者が4節リンク30のための阻止デバイスを解放する場合は、4節リンク30はその様に回転する事が出来る。脛板の一部は、ガイドバーとカプラの長さ比によって空間中で旋回するだろう。然し乍ら、付加的な自由度による第2のピボット軸A2廻りの脛板24の付加的な回転は、回転ロックデバイス400によって効果的に防がれる。
更に、図58に於いて、鶏頭形状の長方形突起たる接触エレメント402の設計は、大腿板22と脛板24との間の調整の小さい角度でさえ、接触エレメント402がエンドストッパ404と接触する事を保証する事が分かる。従って、第6の実施の形態に従った回転ロックデバイス400は、構造部品の公差にとりわけ鈍感である。
10 インタフェース
12 患者座面
14 頭板
16 背板
18 胴板
20 関節モジュール板
22 大腿板
24 脛板
26、200及び240 調整デバイス
28 固定エレメント
30 4節リンク
32 第1のガイドバー
32a 第1のガイドバーの内部ギアリング
33 ブラケット
34 第2のガイドバー
36 カプラ
38 第1の回転ベアリング
40、202及び242 第2の回転ベアリング
42 第3の回転ベアリング
43 第4の回転ベアリング
44 第1の結合エレメント
46及び48 フォークアーム
50及び243 活性化エレメント
52 第5の回転ベアリング
54 第2の結合エレメント
56 クイック締付デバイス
57 拘束レバー
58 第6の回転ベアリング
60 レール
62、64、256及び168 関節エレメント
63 軸受及び係合エレメント
65、103、104、112、148、150及び216乃至222 ピン
66、98、102、136、144、162及び164 ギアリング
68、70、264及び270 ベアリングジャーナル
72a、72b、74a、74b及び170 凹部
76a乃至76d ねじ接続
77、138、140、228及び230 貫通孔
78、80、234、236、244、246及び300 拘束ユニット
82、203及び248 シフトエレメント
84、124、258及び266 ロックエレメント
86、126及び182 カム
88及び128 圧縮コイルばね
90及び130 ジグザグばね
92及び132 ベアリングリング
94及び134 開口
96、204及び250 シャフト
97 突起
100及び142 セレーション
106、152及び184 カム軌道
108、109、154、163、188、194、224及び226 ピッチ
110、111、156、165、186、190、192及び196 ピッチレス領域105、107、157及び161 窪み
113、198、199及び201 活性化位置
114乃至120 ローラ
135 ジャーナル
160及び176 突起
158 隙間
167 ディテントエレメント
168 回転ロックエレメント
172 ロック本体
174、178及び180 面
206、207、210、214、252、254、262及び267 ねじ
208及び212 ねじリング
302 連結ピース
302a 外部ギアリング
302b センタリング突起
302c 接続ファンネル
302d 孔
304 活性化エレメント
306 ディテントエレメント
400 回転ロックエレメント
402 突起
404 エンドストッパ
A1乃至A8 ピボット軸
P1 矢印

Claims (29)

  1. 手術台の支持面セグメント(22及び24)を位置調整するための調整デバイス(26)に於いて、
    4節リンク(30)を含み、前記4節リンク(30)によって、前記手術台のベースエレメント(28)と前記手術台の患者座面(12)の支持面セグメント(22及び24)とが接続され、
    前記4節リンク(30)は、第1のガイドバー(32)を有し、前記第1のガイドバー(32)は、第1の端が第1のピボット軸(A1)廻りに旋回可能に前記ベースエレメント(28)に接続され、第2の端が前記第1のピボット軸(A1)と平行な第2のピボット軸(A2)廻りに旋回可能にカプラ(36)の第1の端に接続され、
    前記4節リンク(30)は、第2のガイドバー(34)を有し、前記第2のガイドバー(34)は、第1の端が前記第1のピボット軸(A1)と平行な第3のピボット軸(A3)廻りに旋回可能に前記ベースエレメント(28)に接続され、第2の端が前記第1のピボット軸(A1)と平行な第4のピボット軸(A4)廻りに旋回可能に前記カプラ(36)に接続され、
    前記支持面セグメント(22及び24)は、前記第2のピボット軸(A2)廻りに旋回可能に前記4節リンク(30)に接続される
    事を特徴とする調整デバイス(26)。
  2. 前記調整デバイス(26)は、前記第1のガイドバー(32)又は前記カプラ(36)に対する前記第2のピボット軸(A2)廻りの前記支持面セグメント(22及び24)の旋回動作を阻止するための第1の拘束ユニット(78)を有する
    請求項1に記載の調整デバイス(26)。
  3. 前記4節リンク(30)は、前記第1のピボット軸(A1)廻りの前記第2のピボット軸(A2)の旋回動作を可能とし、
    前記調整デバイス(26)は、前記第1のピボット軸(A1)廻りの前記第2のピボット軸(A2)の旋回動作を阻止するための第2の拘束ユニット(80)を有する
    請求項1又は2に記載の調整デバイス(26)。
  4. 前記第1の拘束ユニット(78)は、活性化エレメント(50)の第1の活性化位置に於いては、前記第2のピボット軸(A2)廻りの前記支持面セグメント(22及び24)の旋回動作が許容されたアンロック状態と成り、
    前記第1の拘束ユニット(78)は、前記活性化エレメント(50)の第2の活性化位置に於いては、前記第2のピボット軸(A2)廻りの前記支持面セグメント(22及び24)の旋回動作が阻止されたロック状態と成る
    請求項2又は3に記載の調整デバイス(26)。
  5. 前記第2の拘束ユニット(80)は、前記活性化エレメント(50)の前記第1の活性化位置に於いては、前記第1のピボット軸(A1)廻りの前記第2のピボット軸(A2)の旋回動作が許容されたアンロック状態と成り、
    前記第2の拘束ユニット(80)は、前記活性化エレメント(50)の前記第2の活性化位置に於いては、前記第1のピボット軸(A1)廻りの前記第2のピボット軸(A2)の旋回動作が阻止されたロック状態と成る
    請求項4に記載の調整デバイス(26)。
  6. 前記第2の拘束ユニット(80)は、前記活性化エレメント(50)の前記第1及び第2の活性化位置に於いては、前記第1のピボット軸(A1)廻りの前記第2のピボット軸(A2)の旋回動作が許容されたアンロック状態と成り、
    前記第2の拘束ユニット(80)は、前記活性化エレメント(50)の第3の活性化位置に於いては、前記第1のピボット軸(A1)廻りの前記第2のピボット軸(A2)の旋回動作が阻止されたアンロック状態と成る
    請求項4に記載の調整デバイス(26)。
  7. 前記第1の拘束ユニット(78)は、前記活性化エレメント(50)の前記第1及び第2の活性化位置に於いては、前記第2のピボット軸(A2)廻りの前記支持面セグメント(22及び24)の旋回動作が許容されたアンロック状態と成り、
    前記第1の拘束ユニット(78)は、前記活性化エレメント(50)の第3の活性化位置に於いては、前記第2のピボット軸(A2)廻りの前記支持面セグメント(22及び24)の旋回動作が阻止されたロック状態と成り、
    前記第2の拘束ユニット(80)は、前記活性化エレメント(50)の前記第1の活性化位置に於いては、前記第1のピボット軸(A1)廻りの前記第2のピボット軸(A2)の旋回動作が許容されたアンロック状態と成り、
    前記第2の拘束ユニット(80)は、前記活性化エレメント(50)の前記第2及び第3の活性化位置に於いては、前記第1のピボット軸(A1)廻りの前記第2のピボット軸(A2)の旋回動作が阻止されたロック状態と成る
    請求項3に記載の調整デバイス(26)。
  8. 前記第1の拘束ユニット(78)は、前記第1のガイドバー(32)又は前記カプラ(36)に回転可能に固定された第1のロックエレメント(84)を含み、
    前記支持面セグメント(22及び24)は、それに固定接続された第1の係合エレメント(63)を有し、
    前記第1の係合エレメント(63)は、前記第1の拘束ユニット(78)の前記ロック状態に於いては、前記第1のロックエレメント(84)と係合し、
    前記第1の係合エレメント(63)は、前記第1の拘束ユニット(78)の前記アンロック状態に於いては、前記第1のロックエレメント(84)と係合しない
    請求項4乃至7の何れか一項に記載の調整デバイス(26)。
  9. 前記第2の拘束ユニット(80)は、前記第1のガイドバー(32)に回転可能に固定された第2のロックエレメント(124)を有し、
    前記カプラ(36)は、それに固定接続された第2の係合エレメント(135)を有し、
    前記第2の係合エレメント(135)は、前記第2の拘束ユニット(80)の前記ロック状態に於いては、前記第2のロックエレメント(124)と係合し、
    前記第2の係合エレメント(135)は、前記第2の拘束ユニット(80)の前記アンロック状態に於いては、前記第2のロックエレメント(124)と係合しない
    請求項5乃至8の何れか一項に記載の調整デバイス(26)。
  10. 前記第1のガイドバー(32)に円筒形状の貫通孔(77)が形成され、
    前記第1のロックエレメント(84)は、前記貫通孔(77)に配置され、
    前記第1のロックエレメント(84)は、前記貫通孔(77)の第1の開口(94)と向かい合う第1の側を有し、前記第1の側に前記第1のロックエレメント(84)の第1のギアリング(98)が形成され、
    前記第1の係合エレメント(63)は、前記第1のロックエレメント(84)の前記第1のギアリング(98)と相補的に形成されたギアリング(66)を有し、前記ギアリング(66)によって、前記第1の係合エレメント(63)は、前記第1の拘束ユニット(78)の前記ロック状態に於いては、前記第1のロックエレメント(84)と係合し、
    前記第2のロックエレメント(124)は、前記貫通孔(77)に配置され、
    前記第2のロックエレメント(124)は、前記貫通孔(77)の第2の開口(134)と向かい合う第1の側を有し、前記第1の側に前記第2のロックエレメント(124)の第1のギアリング(144)が形成され、
    前記第2の係合エレメント(135)は、前記第2のロックエレメント(124)の前記第1のギアリング(144)と相補的に形成されたギアリング(136)を有し、前記ギアリング(136)によって、前記第2の係合エレメント(135)は、前記第2の拘束ユニット(80)の前記ロック状態に於いては、前記第2のロックエレメント(124)と係合する
    請求項9に記載の調整デバイス(26)。
  11. 前記第1のロックエレメント(84)と前記第2のロックエレメント(124)は、前記第1のガイドバー(32)に前記貫通孔(77)の長手軸廻りに回転可能に固定配置され、
    前記第1のロックエレメント(84)と前記第2のロックエレメント(124)は、前記貫通孔(77)の前記長手軸(A2)に沿って移動可能に夫々配置される
    請求項9又は10に記載の調整デバイス(26)。
  12. 前記貫通孔(77)の壁にギアリング(102)が形成され、前記ギアリング(102)の歯面は、前記貫通孔(77)の長手軸(A2)と平行であり、
    前記第1のロックエレメント(84)と前記第2のロックエレメント(124)は、輪郭が夫々円筒形状であり、外面に前記貫通孔(77)の前記ギアリング(102)と相補的な第2のギアリング(100及び142)を夫々有し、前記第2のギアリング(100及び142)によって、前記第1のロックエレメント(84)と前記第2のロックエレメント(124)は、前記第1のガイドバー(32)と夫々係合し、
    前記第1のロックエレメント(84)と前記第2のロックエレメント(124)は、前記貫通孔(77)の前記長手軸(A2)に沿って夫々移動可能である
    請求項10又は11に記載の調整デバイス(26)。
  13. 前記第1の拘束ユニット(78)は、第1のシフトエレメント(86)を含み、
    前記活性化エレメント(50)は、前記第1のシフトエレメント(86)と係合する第2のシフトエレメント(82)に接続され、
    前記第2のシフトエレメント(82)は、前記第1の拘束ユニット(78)が前記アンロック状態と成る活性化位置から前記第1の拘束ユニット(78)が前記ロック状態と成る活性化位置に前記活性化エレメント(50)を移動させる際に、前記第1のシフトエレメント(86)の第1のシフト位置から前記第1のシフトエレメント(86)の第2のシフト位置に前記第1のシフトエレメント(86)を前記貫通孔(77)の前記長手軸(A2)に沿って移動させ、
    前記第1のロックエレメント(84)の前記第1のギアリング(98)は、前記第1のシフトエレメント(86)の前記第1のシフト位置に於いては、前記第1の拘束ユニット(78)が前記アンロック状態と成る様に、前記第1の係合エレメント(63)の前記ギアリング(66)と間隔を空けて配置され、
    前記第1のロックエレメント(84)の前記第1のギアリング(98)は、前記第1のシフト位置から前記第2のシフト位置に前記第1のシフトエレメント(86)を移動させる際に、前記貫通孔(77)の前記長手軸(A2)に沿って移動され、前記第1の拘束ユニット(78)が前記ロック状態と成る様に、前記第1の係合エレメント(63)の前記ギアリング(66)と係合する
    請求項12に記載の調整デバイス(26)。
  14. 前記第2の拘束ユニット(80)は、第3のシフトエレメント(126)を含み、
    前記第2のシフトエレメント(82)は、前記第2の拘束ユニット(80)が前記アンロック状態と成る活性化位置から前記第2の拘束ユニット(80)が前記ロック状態と成る活性化位置に前記活性化エレメント(50)を移動させる際に、前記第3のシフトエレメント(126)の第1のシフト位置から前記第3のシフトエレメント(126)の第2のシフト位置に前記第3のシフトエレメント(126)を前記貫通孔(77)の前記長手軸(A2)に沿って移動させ、
    前記第2のロックエレメント(124)の前記第1のギアリング(144)は、前記第3のシフトエレメント(126)の前記第1のシフト位置に於いては、前記第2の拘束ユニット(80)が前記アンロック状態と成る様に、前記第2の係合エレメント(135)の前記ギアリング(136)と間隔を空けて配置され、
    前記第2のロックエレメント(124)の前記第1のギアリング(144)は、前記第1のシフト位置から前記第2のシフト位置に前記第3のシフトエレメント(126)を移動させる際に、前記貫通孔(77)の前記長手軸(A2)に沿って移動され、前記第2の拘束ユニット(80)が前記ロック状態と成る様に、前記第2の係合エレメント(135)の前記ギアリング(136)と係合する
    請求項13に記載の調整デバイス(26)。
  15. 前記第1の拘束ユニット(78)が前記アンロック状態と成る前記活性化位置から前記第1の拘束ユニット(78)が前記ロック状態と成る前記活性化位置への前記活性化エレメント(50)の移動は、前記貫通孔(77)の前記長手軸(A2)廻りの前記活性化エレメント(50)の回転であり、
    前記第2のシフトエレメント(82)は、前記活性化エレメント(50)に固定接続されたシャフト(96)を含み、前記シャフト(96)の長手軸は、前記貫通孔(77)の前記長手軸(A2)に沿って延在し、前記シャフト(96)を横断するピン(112)が配置され、前記ピン(112)は、前記シャフト(96)に接続され、
    前記第1のシフトエレメントは、第1のカム(86)として形成され、前記第1のカム(86)のカム軌道(106)は、前記貫通孔(77)の前記長手軸(A2)の周囲の前記ピン(112)と向かい合う側に配置され、前記カム軌道(106)は、ピッチを有する少なくとも1つの傾斜部分(108及び109)を有し、
    前記ピン(112)は、前記第1の拘束ユニット(78)が前記アンロック状態と成る前記活性化位置から前記第1の拘束ユニット(78)が前記ロック状態と成る活性化位置への前記活性化エレメント(50)の移動中に、前記第1のカム(86)の前記カム軌道(106)の前記傾斜部分(108及び109)に沿って移動する
    請求項14に記載の調整デバイス(26)。
  16. 前記第3のシフトエレメントは、第2のカム(126)として形成され、前記第2のカム(126)のカム軌道(152)は、前記貫通孔(77)の前記長手軸(A2)の周囲の前記ピン(112)と向かい合う側に配置され、前記カム軌道(152)は、ピッチを有する少なくとも1つの傾斜部分(154)を有し、
    前記第1のカム(86)と前記第2のカム(126)は、
    前記第1の活性化位置から前記第2の活性化位置への前記活性化エレメント(50)の移動中に、前記第1のカム(86)の前記カム軌道(106)の前記傾斜部分(108)と前記第2のカム(126)の前記カム軌道(152)の前記傾斜部分(154)とに沿って前記ピン(112)が移動される様に、前記ピン(112)に対し配置されるか、
    前記第1の活性化位置から前記第2の活性化位置への前記活性化エレメント(50)の移動中に、前記第1のカム(86)の前記カム軌道(106)の前記傾斜部分(108)とピッチの無い第2のカム(182)の前記カム軌道(184)の部分(190)とに沿って前記ピン(112)が移動され、前記第2の活性化位置から前記第3の活性化位置への前記活性化エレメント(50)の移動中に、ピッチの無い前記第1のカム(86)の前記カム軌道(106)の部分(110)と前記第2のカム(182)の前記カム軌道(184)の前記傾斜部分(188)とに沿って前記ピン(112)が移動される様に、前記ピン(112)に対し配置されるか、
    又は前記第1の活性化位置から前記第2の活性化位置への前記活性化エレメント(50)の移動中に、ピッチの無い前記第1のカム(86)の前記カム軌道(106)の部分(110)と前記第2のカム(126)の前記カム軌道(152)の前記傾斜部分(154)とに沿って前記ピン(112)が移動され、前記第2の活性化位置から前記第3の活性化位置への前記活性化エレメント(50)の移動中に、前記第1のカム(86)の前記カム軌道(106)の前記傾斜部分(108)とピッチの無い前記第2のカム(182)の前記カム軌道(184)の部分(190)とに前記ピン(112)が沿って移動される様に、前記ピン(112)に対し配置される
    請求項15に記載の調整デバイス(26)。
  17. 第1のピッチを有する第1の外側ねじ(252)と第2のピッチを有する第2の外側ねじ(254)とを有するシャフト(250)が存在し、前記第1の外側ねじ(252)は、前記シャフト(250)の前記長手軸(A2)の周囲の前記シャフト(250)の第1の領域に配置され、前記第2の外側ねじ(254)は、前記シャフト(250)の前記長手軸(A2)の周囲の前記シャフト(250)の第2の領域に配置され、前記第1のピッチと前記第2のピッチの方向は、相互に反対であり、
    前記第1のロックエレメント(258)は、前記第1の外側ねじ(252)と相補的に形成され、前記第1の外側ねじ(252)と少なくとも部分的に係合する内側ねじ(262)を有する開口を有し、
    前記第2のロックエレメント(266)は、前記第2の外側ねじ(254)と相補的に形成され、前記第2の外側ねじ(254)と少なくとも部分的に係合する内側ねじ(267)を有する開口を有し、
    前記活性化エレメント(50)は、前記シャフト(250)に回転可能に固定接続され、
    前記第1の活性化位置から前記第2の活性化位置への前記活性化エレメント(50)の移動は、前記シャフト(250)の長手軸(A2)廻りの前記シャフト(250)の回転をもたらす
    請求項11又は12に記載の調整デバイス(26)。
  18. 前記第2のシフトエレメント(203)は、シャフト(204)を含み、
    前記第1の外側ねじ(206)は、前記シャフト(204)の前記長手軸(A2)の周囲の前記シャフト(204)の第1の領域に配置され、前記第2の外側ねじ(207)は、前記シャフト(204)の前記長手軸(A2)の周囲の前記シャフト(204)の第2の領域に配置され、前記第1のピッチ(224)と前記第2のピッチ(226)の方向は、相互に反対であり、
    前記第1のシフトエレメント(208)は、前記第1の外側ねじ(206)と相補的に形成され、前記第1の外側ねじ(206)と少なくとも部分的に係合する内側ねじ(210)を有する開口を有し、
    前記第3のシフトエレメント(212)は、前記第2の外側ねじ(207)と相補的に形成され、前記第2の外側ねじ(207)と少なくとも部分的に係合する内側ねじ(214)を有する開口を有し、
    前記第1の活性化位置から前記第2の活性化位置への前記活性化エレメント(50)の移動は、前記シャフト(204)の前記長手軸(A2)廻りの前記シャフト(204)の回転をもたらす
    請求項14に記載の調整デバイス(26)。
  19. 第1のシフト位置に於いては、前記第2のピボット軸(A2)廻りの前記4節リンク(30)による前記支持面セグメント(22及び24)の旋回動作と前記第1のピボット軸(A1)廻りの前記第2のピボット軸(A2)の旋回動作とを許容し、第2のシフト位置に於いては、前記第1のピボット軸(A1)廻りの前記第2のピボット軸(A2)の旋回動作を阻止し、第3のシフト位置に於いては、前記第1のガイドバー(32)又は前記カプラ(36)に対する前記第2のピボット軸(A2)廻りの前記支持面セグメント(22及び24)の旋回動作を更に阻止する連結ピース(302)を含む、組み合わせられた拘束ユニット(300)が提供される
    請求項1に記載の調整デバイス(26)。
  20. 前記調整デバイス(26)は、前記支持面セグメント(22及び24)を前記4節リンク(30)に回転可能に結合するための結合エレメント(44)を更に含み、前記連結ピース(302)は、前記第2のピボット軸(A2)の方向に於いて軸方向に移動可能であり、前記連結ピース(302)は、前記第1のガイドバー(32)及び/又は前記カプラ(36)及び/又は前記結合エレメント(44)の内部ギアリング(32a)と係合する少なくとも1つの外部ギアリング(302a)を含む
    請求項19に記載の調整デバイス(26)。
  21. 前記連結ピース(302)は、少なくとも1つのセンタリングエクステンション(302b)を更に含み、前記センタリングエクステンション(302b)上に於いて、前記第1のガイドバー(32)及び/又は前記カプラ(36)及び/又は前記結合エレメント(44)が自由に回転可能である
    請求項19又は20に記載の調整デバイス(26)。
  22. 前記連結ピース(302)の前記外部ギアリング(302a)の少なくとも1つの軸縁領域(302c)が構成され、前記軸縁領域(302c)に於いては、隣接する歯の間に漏斗形状の隙間が形成される様に、隣接する歯の側壁が相互に傾斜及び/又は屈曲される
    請求項20又は21に記載の調整デバイス(26)。
  23. 前記第1のガイドバー(32)及び/又は前記カプラ(36)及び/又は前記結合エレメント(44)の内部ギアリング(32a)と係合する前記連結ピース(302)にばね荷重ディテントエレメント(306)が提供される
    請求項20乃至22の何れか一項に記載の調整デバイス(26)。
  24. 前記第1のガイドバー(32)、前記カプラ(36)及び前記結合エレメント(44)の各内部ギアリングは、前記軸方向に順々に配置され、前記連結ピース(302)は、前記内部ギアリングの1つ、2又は3つと任意に係合する
    請求項19乃至23の何れか一項に記載の調整デバイス(26)。
  25. 前記支持面セグメント(22及び24)は、更なるピボット軸(A5)廻りに相互に旋回可能な第1の部分的なセグメント(22)と第2の部分的なセグメント(24)とを含み、前記更なるピボット軸(A5)は、前記第1及び第2のピボット軸(A1及びA2)と実質的に垂直に延在し、回転ロックデバイス(400)が提供され、前記回転ロックデバイス(400)は、前記更なるピボット軸(A5)廻りの所定の旋回角度範囲に於いては、前記第2のピボット軸(A2)廻りの前記支持面セグメント(22及び24)の回転を少なくとも1つの方向に於いて阻止する
    請求項1に記載の調整デバイス(26)。
  26. 前記回転ロックデバイス(400)は、前記第2の部分的なセグメント(24)に固定接続された接触エレメント(402)を含み、前記回転ロックデバイス(400)は、前記カプラ(36)又は前記4節リンク(30)の前記第1のガイドバー(32)に固定接続されたエンドストッパ(404)を更に含み、前記第1の部分的なセグメント(22)に対する前記更なるピボット軸(A5)廻りの前記第2の部分的なセグメント(24)の調整中に、前記接触エレメント(402)が前記エンドストッパ(404)と接触し、前記第2のピボット軸(A2)廻りの前記支持面セグメント(22及び24)の旋回を1つの方向に於いて阻止する
    請求項25に記載の調整デバイス(26)。
  27. 前記接触エレメントは、長方形突起(402)を含む
    請求項26に記載の調整デバイス(26)。
  28. 前記回転ロックデバイス(400)は、前記第1の部分的なセグメント(22)に対する前記更なるピボット軸(A5)廻りの前記第2の部分的なセグメント(24)の調整の75乃至90度の角度範囲に於いては、前記第2のピボット軸(A2)廻りの前記支持面セグメント(22及び24)の旋回を阻止する
    請求項26又は27に記載の調整デバイス(26)。
  29. 前記回転ロックデバイス(400)のロック状態に於いては、前記4節リンク(30)によって前記第1のピボット軸(A1)廻りに前記第2のピボット軸(A2)が旋回可能である
    請求項26乃至28の何れか一項に記載の調整デバイス(26)。
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