JP2018520611A - 無線通信のための電子機器及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信のための電子機器及び無線通信方法 Download PDF

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Abstract

本開示は無線通信のための電子機器及び無線通信方法に関する。当該電子機器は一つ又は複数のプロセッサを含む。プロセッサは、第1のユーザ機器の近接サービスダイレクト通信の需要に応答して、当該第1のユーザ機器の現在のキャリアアグリゲーション状態を確定するように配置されている。プロセッサは、第1のユーザ機器のキャリアアグリゲーション状態に基づいて、当該第1のユーザ機器の近接サービスダイレクト通信のために用いられる当該第1のユーザ機器の無線リソース配置を確定するさらにように配置されている。
【選択図】図1

Description

本開示は、一般に、無線通信分野に関し、より具体的に、無線通信のための電子機器及び無線通信方法に関する。
3GPP(第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト)標準に係る近接サービス(Proximity−based service,ProSe)ダイレクト通信とは、ユーザ(UE)が直接に相互に通信を行うモードであり、ProSeダイレクト通信は、例えばデバイスツウデバイス(D2D)通信、車両と相関実体との間に行われる通信(例えば車車間(V2V)、路車間通信(V2I)、歩車間通信(V2P)の通信などを含み得るV2X通信)を含んでもよい。図14の模式図に示すように、近接サービスダイレクト通信を行うUE1とUE2との間のリンクはsidelinkと称され、その中、UE1とUE2とはPC5インタフェースによりリンクされ、UE1はUE2はUuインタフェースを介して基地局とリンクされる。
また、従来の標準に準じて、無線リソース制御 (RRC)接続の場合に、一般、進化型基地局(eNB)はUEをスケジューリングしてそれとeNBとのセルラー通信プライマリ周波数が同じリソースでProSeダイレクト通信を行う。また、他のセルにRRC接続したUEは、自体が検出した無線通信リソース例えば公衆安全ProSeキャリアでブロードキャストされているリソースプールに応じてProSeダイレクト通信を行ってもよい。
以下では、本発明に関する簡単な概説を説明して、本発明のある局面に関する基本的理解を提供する。この概説が本発明に関する取り尽くし的概説ではないと理解すべきである。それは、本発明の肝心又は重要部分を意図的に特定するものではなく、本発明の範囲を意図的に限定するものでもない。その目的は、簡素化の形式で、ある概念を提供して、後論述するより詳しい技術の前言とするものである。
一実施例によれば、一つ又は複数のプロセッサを含む無線通信のための電子機器を提供する。プロセッサは、第1のユーザ機器のProSeダイレクト通信の需要に応答して、当該第1のユーザ機器の現在のキャリアアグリゲーション状態を確定するように配置されている。プロセッサは、さらに、第1のユーザ機器のキャリアアグリゲーション状態に基づいて、当該第1のユーザ機器の無線リソース配置を確定するように配置されている。無線リソース配置は当該第1のユーザ機器のProSeダイレクト通信のために用いられる。
他の一実施例によれば、無線通信方法を提供する。当該方法は、第1のユーザ機器のProSeダイレクト通信の需要に応答して、当該第1のユーザ機器の現在のキャリアアグリゲーション状態を確定するステップを含む。当該方法は、第1のユーザ機器のキャリアアグリゲーション状態に基づいて当該第1のユーザ機器の無線リソース配置を確定するステップをさらに含み、無線リソース配置は当該第1のユーザ機器のProSeダイレクト通信のために用いられる。
本発明の実施例は、UEのキャリアアグリゲーション状態に応じてProSeダイレクト通信のための無線リソース配置をスケジューリングする方案を提供し、従来技術と比べて、本発明の方案は、UEによる当該無線リソース配置の測定時間及び通信オーバーヘッドを短縮することに有利である。
本発明は、以下に図面と合わせて記載された説明を参照することによりよく理解できる。なお、全ての図面において、同一又は類似する部品を同一又は類似する符号で示している。前記図面は以下の詳細説明と共に本明細書に含まれ本明細書の一部として構成されており、更に例を挙げることにより本発明の好適な実施例を説明し、本発明の原理とメリットを解釈する。図面において、
本発明の一実施例による、無線通信のための電子機器の配置例を示すブロック図である。 他の一実施例による、無線通信のための電子機器における第2の確定ユニットの配置例を示すブロック図である。 他の一実施例による、無線通信のための電子機器の配置例を示すブロック図である。 他の一実施例による、無線通信のための電子機器の配置例を示すブロック図である。 他の一実施例による、無線通信のための電子機器の配置例を示すブロック図である。 他の一実施例による、無線通信のための電子機器の配置例を示すブロック図である。 他の一実施例による、無線通信のための電子機器の配置例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による、無線通信方法の手順例を示すフローチャートである。 本発明の実施例による、無線リソース配置の手順例を説明するためのシグナリングフローチャートである。 本発明の実施例による、無線リソース配置の手順例を説明するためのシグナリングフローチャートである。 本発明の実施例による、無線リソース配置の手順例を説明するためのシグナリングフローチャートである。 本発明の実施例による、無線リソース配置の手順例を説明するためのシグナリングフローチャートである 本発明の実施例による、無線リソース配置の例示方式を説明するための模式図である。 ProSeダイレクト通信を説明するための模式図である。 本開示の方法と装置を実現するコンピュータの概略的構成を示すブロック図である。 本開示の内容を応用できるスマートフォンの概略的構成を示すブロック図である。 本開示の内容を応用できるeNB(進化型基地局)の概略的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による、無線通信のための電子機器の配置例を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。本発明の一つの図面または一実施形態に記載の要素及び特徴は、一つ又はより多くのその他の図面又は実施形態に示された要素及び特徴と相互に結合することができる。なお、明瞭にするように、図面及び明細書において本発明に関係しない、当業者にとって公知の部品及び処理の表示及び記載が省略されたことを注意すべきである。
図1に示すように、本実施例による、無線通信のための電子機器100はプロセッサ110を含んでいる。以下具体的実施例に基づいて説明するように、電子機器100は基地局又はユーザ機器として作動してもよい。
また、指す必要があることは、図面に独立した破線枠でプロセッサ110における第1の確定ユニット111と第2のユニット113とを示しているが、第1の確定ユニット111と第2の確定ユニット113との機能は、プロセッサ110により全体として実現することもでき、必ずプロセッサ110のうち別々の実際の部品により実現されないと理解すべきである。また、図面に一つのブロックでプロセッサ110を示しているが、通信装置100は複数のプロセッサを含むことができ、第1の確定ユニット111と第2の確定ユニット113との機能を複数のプロセッサに分散することができ、これにより、複数のプロセッサは連携しながら操作してこれらの機能を実行するようになる。
第1の確定ユニット111は、第1のユーザ機器のProSeダイレクト通信の需要に応答して、当該第1のユーザ機器の現在のキャリアアグリゲーション (carrier aggregation)状態を確定するように配置されている。
ユーザ機器はキャリアアグリゲーションの方式により基地局と通信を行う際に、例えばダウンリンクキャリアアグリゲーションにおいて、基地局は、プライマリセル(Pcell,Primary Cell)に対応するプライマリコンポーネントキャリア(PCC,Primary Component Carrier)により主たる制御シグナリングをユーザ機器に伝送してもよく、その中にセカンダリセル(Scell,Secondary Cell)に対応するセカンダリコンポーネントキャリア(SCC,Secondary Component Carrier)についてのリソーススケジューリング指示が含まれ、これによれば、クロスキャリアスケジューリング(cross scheduling)を実現することができ、一方、アップリンクキャリアアグリゲーションにおいて、一般、ユーザ機器はプライマリセルのみによりアップリンク制御情報を基地局に送信する。現在の標準化の検討中、キャリアアグリゲーションとProSeダイレクト通信との二つの技術が重畳した場合における具体的な作動方式について、言及されず、ユーザ機器は、一般に、同一のキャリアで時分割多重化して基地局及び他のユーザ機器と通信を行い、しかしながら、このような作動方式は、明らかに非効率的であり、本発明は幾つかの解決方案を提供することを意図する。
上記のように、電子機器100は基地局又はユーザ機器として作動してもよい。例えば、電子機器100は基地局として作動する場合に、当該基地局とRRC接続している第1のユーザ機器がProSeダイレクト通信を行おうとする際に、第1のユーザ機器は当該基地局へ、相応する指示情報を送信し、そして、基地局は当該指示情報に応答して、例えば基地局によって保存されている情報に応じて第1のユーザ機器の現在のキャリアアグリゲーション状態を確定してもよい。また、電子機器100は、第1のユーザ機器の自体である場合に、直接にProSeダイレクト通信需要及び現在のキャリアアグリゲーション状態を知ることが可能である。
第2の確定ユニット113は、第1のユーザ機器のキャリアアグリゲーション状態に基づいて、第1のユーザ機器の無線リソース配置を確定するように配置されている。なお、無線リソース配置は第1のユーザ機器のProSeダイレクト通信のために用いられる。
一実施例によれば、第2の確定ユニット113は、確定したキャリアアグリゲーション状態及び第1のユーザ機器の機器能力に基づいて、ProSeダイレクト通信を可能にするように現在のキャリアアグリゲーションを再配置するかどうかを確定するように配置されてもよく、キャリアアグリゲーション状態は集約されたコンポーネントキャリア(CC)の数を含んでもよい。例えば、第1のユーザ機器の機器能力は、アップリンクマルチキャリアのサポート能力例えばアップリンクアグリゲーション能力(例えばアップリンクキャリアアグリゲーションをサポートするかどうか、サポート可能なアップリンクキャリアアグリゲーションのキャリア数上限)を含んでもよく、相応的に、キャリアアグリゲーション状態は現在アップリンクコンポーネントキャリアの数を含んでもよい。
また、現在のキャリアアグリゲーションを再配置することは、少なくとも一つの集約されたコンポーネントキャリアを解放させることを含んでもよく、再配置は、集約されたコンポーネントキャリアの一つを配置してProSeダイレクト通信に使用することを含んでもよい。
より具体的に、第2の確定ユニット113は、例えば、集約されたコンポーネントキャリアの数が所定の閾値に到達した場合に、少なくとも一つの集約されたコンポーネントキャリアを解放させ、コンポーネントキャリアの一つを配置してProSeダイレクト通信に使用するように配置されてもよい。当該所定の閾値は例えばユーザ機器の機器能力、例えばサポート可能なキャリア数上限に応じて定められる。
この実施例によれば、キャリアアグリゲーションの場合に、直接にUEをスケジューリングして既に使用されたセカンダリコンポーネントキャリア(SCC)でProSe通信を行うことができ、これにより、例えば無線リソース配置のための測定時間、及び通信オーバーヘッドなどをさらに低減させることに有利である。
次に、電子機器100が基地局として作動する場合を例として、キャリアアグリゲーションの再配置をUEに通知する概略的方式を説明する。例えば、基地局はメディアアクセスコントロール (MAC)シグナリング中のビットマップ(bitmap)の形で現在のキャリアアグリゲーションの再配置をUEに通知してもよい。又は、同一のRRCシグナリング(例えば、RRCConnectionReconfiguration)中の異なる情報要素(IE)とともに配置の通知を実現してもよく、例えば解放されたセカンダリキャリアに関する情報(sCellToReleaseList)とProSeに関するセカンダリリンク配置情報(sl−CommConfig)であり、その中の二つのIEに含まれている解放しようとするキャリア周波数とProSeダイレクト通信のキャリア周波数とは同じである。
より具体的、例えば、従来のMAC制御要素(CE)のペイロード(payload)構造と一致するために、以下の表1に示す8ビットのデータビットを使用して相関するコンポーネントキャリアを指示することができる。
Figure 2018520611
例えば、8ビットのビットマップは、8のセルがProSeコンポーネントキャリアとするかどうかを示すのに十分であり、必要に応じてその中の一部のみを利用することが可能である。本例において、最後のビットは1に設定され、このシグナリングがProSe指示シグナリングであると標識することを目的とする。
前の7のビットについて、0は、対応するサービングセルがProSeダイレクト通信を伝えないことを示し、1は、対応するサービングセルがProSeダイレクト通信を伝えることを示す。
例えば、C7=1であると、プライマリコンポーネントキャリアPCCでProSeダイレクト通信を確立することを示し、C6=1であると、セカンダリコンポーネントキャリアSCC1でProSeダイレクト通信を確立することを示す。幾つかの概略的な実施例において、前の7のビットのうち最大限に一つのビットが1であり、残ったビットはいずれも0であるように配置してもよい。
また、例えば、8ビットのうち一部又は全部を使用して符号化を行ってもよい。例えば、8ビットの符号化は、少なくとも256のセルの状況を示すことが可能であり、必要に応じてその中の一部のビットのみを利用してもよい。例えば3ビット「001」を使用して UEのPCCを代表し、「010」を使用してUEのSCC1などを代表し、図2に示すようである。
Figure 2018520611
また、一実施例によれば、第2の確定ユニット113は、集約されたコンポーネントキャリアのうちチャネル品質が低い、又はアクティブではないコンポーネントキャリアを優先的に選択して解放させ、又はProSeダイレクト通信のためのキャリアとするように配置されてもよい。
当該実施例により、現在のキャリアアグリゲーションを再配置してProSeダイレクト通信を可能にするとともに、キャリアアグリゲーションによる元の通信の影響を減少させるようになる。
他の一実施例によれば、第2の確定ユニット113は、第1のユーザ機器とProSeダイレクト通信を行おうとする第2のユーザ機器が第1のユーザ機器によって使用された集約されたコンポーネントキャリアの一つと同じキャリアを使用している場合に、当該同じキャリアを、第2のユーザ機器と第1のユーザ機器との間のProSeダイレクト通信のためのキャリアとして選択ように配置されてもよい。
当該実施例により、ProSeダイレクト通信の両方のユーザ機器はいずれも現在に使用されているコンポーネントキャリアを採用してProSeダイレクト通信を行うので、無線リソース配置のための測定時間及び通信オーバーヘッドなどをさらに低減させることに有利である。
次に、電子機器100は基地局として作動する場合を例として、集約されたコンポーネントキャリアの一つを配置してProSeダイレクト通信のために使用する概略的方式を説明し、当該例において、上記各実施例の幾つかの方面に関し、しかしながら、本発明は当該例の具体的な細部に限定されないと指すべきである。
既存のコンポーネントキャリアから一つを選択してProSeダイレクト通信に使用する必要がある場合に、例えばユーザが報告したサウンディング参照信号(SRS)に応じて、基地局はそれぞれのコンポーネントキャリアのチャネル品質を比較し、一つのチャネル品質が悪いコンポーネントキャリアを選択してProSeダイレクト通信として使用する。特に、ProSeダイレクト通信を行おうとする二つのUEの間に同じコンポーネントキャリアを使用する場合に、このコンポーネントキャリアをProSeダイレクト通信を伝えるために使用するが必ずしもチャネル品質を考慮せず、これにより、小さいオーバーヘッドで二つのUEの配置を完成するようになる。UEの既存のコンポーネントキャリアからProSeダイレクト通信を伝えるためのコンポーネントキャリアを選択した後に、基地局はユーザ機器へコンポーネントキャリア指示シグナリングを送信してもよく、このシグナリングは、ユーザ機器にどのコンポーネントキャリアでProSeダイレクト通信を行うかを報告するためのものである。
より具体的、仮に、UE1はコンポーネントキャリアCC1、CC2、CC3でセルラー通信を行い、CC1がPCCであり、CC2とCC3とがSCCであることを仮定する。基地局は、CC2とCC3とのアップリンクチャネル品質を比較し、そのうち悪いもの、例えばCC3を選択すると、CC3を、ProSeダイレクト通信を行うためのものとして確定する。
また、例えば、仮に、UE1のPCCがCC1であり、SCC1がCC2であり、SCC2がCC3であり、UE2のPCCがCC1であり、且つSCCがないことを仮定する。UE1とUE2とは同じキャリアCC1を使用したので、CC1をUE1とUE2のProSeダイレクト通信に使用してもよい。
キャリアを選択した後に、基地局はユーザへコンポーネントキャリア指示シグナリングを送信し、このシグナリングはユーザにどのCCでProSeダイレクト通信を確立するかを報告するためのものである。
図9に、当該例に対応するシグナリング流れの例を示している。
ステップ1:UE2は基地局に対してUE1とProSeダイレクト通信を行うように要求し、当該要求は例えばProSe UE Information indicationである。
ステップ2:基地局はキャリアアグリゲーションの再配置方式を確定し、例えば、UE1に新しいコンポーネントキャリアを添加し、又はUE1の既存のコンポーネントキャリアの一つを選択してProSeダイレクト通信に使用する。
例えば、既存のコンポーネントキャリアの一つを選択してProSeダイレクト通信に使用することを確定した場合に、ステップ3において基地局はUE1のコンポーネントキャリアの一つを選択してProSeダイレクト通信に使用する。
ステップ4:基地局は、UE1へコンポーネントキャリア指示シグナリング(例えばMACレイヤの制御要素により指示)を送信する。
ステップ5:基地局はUE2へRRC接続再配置シグナリングを送信する。
ステップ6:UE1は基地局へコンポーネントキャリア指示シグナリング受信応答を送信する。
ステップ7:UE2は、基地局へRRC接続再配置応答を送信する。
ステップ8:基地局は例えば物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によりUE1とUE2とに選択したキャリア中のリソースブロックを割り当てる。
ステップ9:UE1とUE2とはProSeダイレクト通信を行う。
なお、幾つかの場合に、上記ステップ4において、基地局によるUE1のコンポーネントキャリア指示は必須ではない。例えば、現在のProSeダイレクト通信において、近接サービスダイレクト・ディスカバリもあり、PC5インタフェース上のダイレクト無線信号により付近の他のUEを発見する。この発見の例において、UE2はディスカバリ信号を送信し、UE1は受信し発見するだけで、UE2へ情報を送信しないので、コンポーネントキャリアの配置を不要である。
以上で集約されたコンポーネントキャリアの一つを配置してProSeダイレクト通信に使用する実施例を記述した。また、幾つかの実施例によれば、第2の確定ユニット113は、さらに、所定のキャリア集合から、第1のユーザ機器がProSeダイレクト通信を実行するためのキャリアを確定するように配置されてもよい。
より具体的、第2の確定ユニット113は、第1のユーザ機器によって使用された集約されたコンポーネントキャリアの数が所定の数に到達しない場合に、キャリア集合からProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択する(新キャリアを添加する)ように配置されてもよく、キャリア集合は、第1のユーザ機器のサービング基地局がスケジューリングでき、且つ第1のユーザ機器、及び第1のユーザ機器とProSeダイレクト通信を行おうとする第2のユーザ機器によって使用されない複数のキャリアを含んでもよい。
電子機器100が基地局として作動する場合に、例えば以下の方式によりProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択してもよい:
通信を行おうとするユーザ機器の各組がProSeダイレクト通信に使用可能なコンポーネントキャリアに対して、一つのコンポーネントキャリアをランダムに選択してProSeダイレクト通信に使用し、
通信を行おうとするユーザ機器の各組がProSeダイレクト通信に使用可能なコンポーネントキャリアに対して、キャリアの使用状況に応じて、ProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択し、例えば、キャリアの使用状況は、幾つかのユーザ機器がこのコンポーネントキャリアを使用していてセルラー通信を行うかのことを含んでもよく、
通信を行おうとするユーザ機器の各組がProSeダイレクト通信に使用可能なコンポーネントキャリアに対して、当該組のユーザ機器が報告した、選択可能なコンポーネントキャリアに関する履歴測定チャネル品質、例えばRSRPに応じて、履歴測定チャネル品質が低いコンポーネントキャリアを選択してProSeダイレクト通信に使用する。
次に、具体的実施例に基づいて、所定のキャリア集合から、ProSeダイレクト通信のためのキャリアを確定する概略的方式を説明する。
一実施例によれば、第2の確定ユニット113は、さらにサービング基地局がサービングする第1のユーザ機器以外の他のユーザ機器による所定のキャリア集合におけるキャリアの使用状況に応じて、ProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択するように配置されている。
例えば、ProSeダイレクト通信を行おうとするユーザ機器の組ごとに、一つの選択可能キャリアリストが対応されており、当該リストには、この組のユーザ機器がProSeダイレクト通信を行うことが可能な全てのコンポーネントキャリアが含まれてもよく、これらのコンポーネントキャリアは例えば基地局が割り当てることが可能な、当該組がProSeダイレクト通信を行おうとするユーザ機器によって使用されているコンポーネントキャリア以外の全てのコンポーネントキャリアが含まれてもよい
コンポーネントキャリアが使用された状況に応じてコンポーネントキャリアを選択する目的は、干渉ができるだけ小さいコンポーネントキャリアをProSeダイレクト通信に使用することにある。
より具体的に、特定のキャリアの使用状況は以下の方面の一つ又は複数を含んでもよい:
現在に特定のキャリアを使用していてセルラー通信を行っているユーザ機器の数であり、例えば当該数が小さいキャリアを優先的に選択してProSeダイレクト通信とセルラー通信との干渉を低減し、
現在に特定のキャリアを使用していてProSeダイレクト通信を行っているユーザ機器の数であり、例えば、当該数が小さいキャリアを優先的に選択してProSeダイレクト通信リンクの間の干渉を低減し。
特定のキャリアのカバー範囲であり、例えば、カバー範囲が小さいコンポーネントキャリア(即ち高い周波数を有するキャリア)を選択してもよく、
履歴で特定のキャリアが使用される頻度であり、例えば、使用された頻度が低いキャリアを選択してもよく、
履歴で特定のキャリアが使用された合計使用時間であり、例えば、使用された合計使用時間が最も小さいキャリアを選択する。
使用状況に応じてProSeダイレクト通信のためのキャリアを選択することにより、ProSeダイレクト通信のセルラー通信への影響の低減に有利である。
図10に、基地局により所定のキャリア集合からProSeダイレクト通信のためのキャリアを選択する場合におけるシグナリングフローチャートを示している。
ステップ1:UE2は基地局に対してUE1とProSeダイレクト通信を行うように要求する。
ステップ2:基地局はキャリアアグリゲーションの再配置方式を確定し、例えば、 UE1に新しいコンポーネントキャリアを添加したと確定した。
ステップ3:基地局は所定のキャリア集合からProSeダイレクト通信のためのキャリアを選択する。
ステップ4:基地局はUE1とUE2へRRC接続再配置シグナリングを送信する。
ステップ5:UE1とUE2とは基地局へRRC接続再配置応答を送信する。
ステップ6:基地局は例えばPDCCHによりUE1とUE2とに選択したキャリア中のリソースブロックを割り当てる。
ステップ7:UE1とUE2とはProSeダイレクト通信を行う。
また、一実施例によれば、キャリア集合におけるキャリアに対して測定した参照信号受信電力(RSRP)に応じてProSeダイレクト通信のためのキャリアを選択してもよい。
図2に、本実施例による無線通信のための電子機器の配置例を示している。図2に示すように、電力機器200は一つ又は複数のプロセッサ210を含み、プロセッサ210は確定ユニット211と、アクセスユニット213と、選択ユニット215とを含む。なお、確定ユニット211は、図1を参照して説明した第1の確定ユニット111の配置と類似し、アクセスユニット213と選択ユニット215は、図1を参照して説明した第2の確定ユニット113に対応する。
アクセスユニット213は、キャリア集合における少なくとも一部のキャリアについての基準信号受信電力の測定結果にアクセスするように配置されている。
選択ユニット215は、測定結果に応じてProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択するように配置され、基準信号受信電力が低いキャリアを優先的に選択する。通常のキャリアを選択する方式と異なり、本発明の実施例によれば、測定値が低いキャリアを選択することができ、これは、測定するものがUEと基地局との間の当該キャリアでの無線リンク品質であり、選択の目的がUEとUEとの間のダイレクト通信のためであるので、測定値が低いキャリア周囲セルラーUEの相応する測定値も低く、セルラー通信に使用するキャリアとして選択される確率が低く、低い干渉でUE間のダイレクト通信を行うのにより適用するためである。
なお、アクセスユニット213による測定結果のアクセスは、異なるキャリアについての基準信号受信電力の履歴測定結果にアクセスすることを含んでもよい。本実施例による電力機器200が基地局として作動する場合に、例えば、自体に記憶された履歴データにアクセスすることで当該測定結果を取得してもよく、又はユーザ機器により相応するキャリアについての履歴測定結果を報告してもよい。電力機器200がユーザ機器として作動する場合に、例えばそのサービング基地局に記憶されている履歴データにアクセスすることにより当該測定結果を取得してもよく、自体に記憶されている履歴測定結果にアクセスしてもよい。
一方、アクセスユニット213による測定結果のアクセスは、ユーザ機器による所定のキャリアのリアルタイム測定結果にアクセスすることを含んでもよい。例えば、電力機器200が基地局として作動する場合に、それはProSeダイレクト通信として使用する候補キャリアをユーザ機器に通知してもよく(以下図3を参照して説明する実施例のように)、言い換えれば、ユーザ機器に対して専門の測定配置を行い、ユーザ機器が候補キャリアに対してRSRP測定を行った結果を取得する。電力機器200がユーザ機器として作動する場合に、それによる候補キャリアの測定結果に応じてProSeダイレクト通信のためのキャリアを選択してもよい。
また、幾つかの実施例によれば、全部の候補キャリアの測定結果に基づいてProSeダイレクト通信のためのキャリアを選択することではなくてもよい。
例えば、一実施例によれば、選択ユニット213は、所定の時間内に候補キャリアの全てのキャリアの測定結果を取得しない場合に、既に測定結果を取得したキャリアからProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択するように配置されてもよい。
他の一実施例によれば、選択ユニット213は、条件に合致した例えば所定の閾値よりも低い検出結果を取得した場合に、相応するキャリアをProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアとして選択するように配置されてもよい。
他の一実施例によれば、選択ユニット213は、所定の時間内に所定の閾値よりも連続的に低い検出結果を取得した場合に、相応するキャリアをProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアとして選択するように配置されてもよい。
上記実施例により、候補キャリアの検出と選択の効率をさらに向上させるようになる。
次に、具体的例に基づいて上記実施例を説明し、これらの具体的例には、上記実施例の複数の方面が含まれる。本発明は以下の例の具体的な細部に限定しないと理解すべきである。
まず、基地局は、ProSeダイレクト通信を行おうとするユーザ機器の組ごとに、選択可能なキャリアリストを生成し、当該リストには当該組ユーザ機器の全てのProSeダイレクト通信に使用可能なキャリアが含まれてもよい。上記のように、基地局は、それぞれのキャリアの使用状況に応じて使用可能なキャリアをソーティングしてもよい。例えば、UE1とUE2とからなるProSeダイレクト通信ユーザペアに対して、
Figure 2018520611
CC5、CC6…は少しずつ増加していく。
ユーザ機器の測定過程が長すぎるによるより多い遅れを回避するために、タイマーが設置されてもよい。
タイマーの時間がオーバーフローすると、ユーザ機器は測定を停止し、既に完成した測定の結果を報告する。
基地局は例えばRRCConnectionReconfigurationシグナリングにより選択可能なキャリアリストをユーザ機器に送信してもよい。
ユーザ機器は選択可能なキャリアリストを受信した後に、順に各キャリアのRSRPの測定を開始する。例えば、タイマーの時間範囲内でCC5−CCnのRSRPを測定して得て、表4に示すようである。
Figure 2018520611
測定が完成した後に、ユーザ機器は、直接に測定結果を基地局に報告し、基地局によりProSeダイレクト通信のためのキャリアを選択してもよい。または、ユーザ機器は、結果に応じて、ProSeダイレクト通信のためのキャリア、例えばCC6を自動に選択し、選択結果を基地局に報告してもよい。
eNBはUE2の情報を受信した後に、RRC Connection reconfigurationによりCC6をUE1とUE2とに配置してProSeダイレクト通信のためのキャリアとする。
また、選択可能なキャリアリストに多いキャリアが含まれていると、UEの測定過程の時間とエネルギー消費は大きくなる可能性ある。従って、以下の測定イベントを定義してもよい、即ち、測定するキャリアのRSRPはある閾値よりも低く、当該閾値は予め定義されてもよい。
UEは、選択可能なキャリアリストにおけるキャリアの優先度の高低に応じて、キャリアを順に測定してもよい。そして以下の条件を定義することができる:
イベント進入条件:Mr<閾値Th
イベント退出条件:Mr>閾値Th
その中、Mrは、現在のキャリアのRSRP測定結果である。
イベントに進入した後、UEは、現在のキャリアに一つのトリガー時間を設置し、当該トリガー時間内で、現在のキャリアのRSRPを継続して測定してもよい。
UEは現在のキャリアを継続して測定する場合に、UEも、他のCCに対する測定を保持する。
トリガー時間内で、現在のキャリアは常に予定の要求を満たすと、UEは測定を停止し現在のキャリアがProSeダイレクト通信のためのキャリアであることを報告する。
トリガー時間内で、常に要求を満たさないと、イベントは退出する。
次に、図11を参照してユーザ機器により測定しキャリアを選択する概略的な手順を説明する。
ステップ1:UE2は基地局に対してUE1とProSeダイレクト通信を行うように要求する。
ステップ2:基地局はキャリアアグリゲーションの再配置方式を確定し、例えば、UE1に新しいコンポーネントキャリアを添加する。
ステップ3:基地局は選択可能なキャリアリストを生成する。
ステップ4:基地局はUE1へ選択可能なキャリアリストを送信する。
ステップ5:UE1は、選択可能なキャリアリストにおけるキャリアに対してRSRPを測定し、ProSeダイレクト通信のためのキャリアを選択する。
ステップ6:UE1は選択したキャリア情報を基地局に送信する。
ステップ7:基地局はUE1とUE2へRRC接続再配置シグナリングを送信する。
ステップ8:UE1とUE2とは基地局へRRC接続再配置応答を送信する。
ステップ9:基地局は、例えばPDCCHによりUE1とUE2に選択したキャリア中のリソースブロックを割り当てる。
ステップ10:UE1とUE2とはProSeダイレクト通信を行う。
次に、図3を参照して、本発明の他の一実施例による無線通信のための電子機器の配置例を説明する。
図3に示すように、電力機器300は一つ又は複数のプロセッサ310を含み、プロセッサ310は、第1の確定ユニット311と、第2の確定ユニット313と、生成ユニット315とを含む。第1の確定ユニット311と第2の確定ユニット313との配置について、以上で図1を参照して説明した第1の確定ユニット111と第2の確定ユニット113とに類似してもよい。または、第2の確定ユニット313は、以上で図2を参照して説明したアクセスユニット213と選択ユニット215に対応してもよい。
生成ユニット315は、キャリア集合におけるProSeダイレクト通信として使用する候補キャリアについてのキャリアの指示情報を生成するように配置されている。例えば、RRCConnectionReconfigurationメッセージ中のsl−CommConfigは、指定または候補のキャリア指示を含んでもよい。
また、候補キャリアについての指示情報は、候補キャリアの優先順位に関する情報を含んでもよい。例えば、候補キャリアリストにおける候補キャリアのソートは、候補キャリアの優先度に対応してもよい、または候補キャリアの指示情報は、相応する候補キャリアの優先度を示す情報を含んでもよい。
また、図3に示すように、一実施例によれば、電力機器300は送受信装置320をさらに含んでもよい。電力機器300が基地局として作動する場合に、送受信装置320は、候補キャリアについての指示情報を少なくともProSeダイレクト通信を行おうとするユーザ機器に送信するように配置されてもよい。
より具体的に、送受信装置320は、RRCシグナリングにより候補キャリアについての指示情報を送信するように配置されてもよい。
以上で所定のキャリア集合からProSeダイレクト通信のためのキャリアを確定する実施例を記述した。また、一実施例によれば、当該キャリア集合はProSeダイレクト通信専用の1組の固定のキャリアを含んでもよい。つまり、ProSeダイレクト通信に専門のキャリアレベルのリソースプールを設置してもよい。当該集合における各キャリアについて、対応する独特のリソース配置、例えば、当該キャリアでセカンダリリンク伝送を制御するサイクリックプレフィクス長さ、セカンダリリンクの伝送を制御する周期、セカンダリリンクの伝送を制御する具体的時間周波数リソースブロック配置、セカンダリリンクデータのサイクリックプレフィクス長さ、セカンダリリンクのデータ周波数ホッピング配置、ユーザによって選択されたリソース配置 (セカンダリリンクのデータ時間周波数リソース配置)などがあってもよい。
次に、具体的例に基づいて、当該専用キャリア集合を設置する概略的方式を説明する。
一つの専用のキャリア集合設置方式によれば、キャリア集合におけるキャリアをキャリアアグリゲーションに使用する場合におけるProSeダイレクト通信については、静的キャリア集合と動的キャリア集合との二種類の設置方式に分けることも可能である。
静的キャリア集合におけるキャリアが固定で不変であり、且つ、一般に、狭帯域キャリアであり、それはProSeダイレクト通信にみに使用し、セルラー通信に使用できないように配置され、動的キャリア集合におけるキャリアは、更新を行うことができるが、数が固定であるように設置されてもよく、同時にProSeダイレクト通信とセルラー通信とに使用されることが可能である。
当該キャリア集合の概略的な構造は表5に示すようである。
Figure 2018520611
なお、キャリア集合タイプ0は静的を示し、1は動的を示す。
キャリアID はキャリア集合における番号である。
キャリア例えば表におけるCC1、CC3などはキャリア集合における各キャリアの周波数範囲を示す。
動的キャリア集合におけるキャリアは優先度に応じてソートを行ってもよく、例えば多重化された回数が少ないほどキャリア順位の優先度が高くなる。
静的キャリア集合は例えばSIBにおいてブロードキャストされてもよく、動的キャリア集合は例えばRRCシグナリングにより配置されてもよい。
次に、静的キャリア集合の例をより具体的に説明する。基地局は、M個の固定のキャリア(Mは実際の状況によって自分で配置する)を事前に確保し、その中のキャリアはProSeダイレクト通信のみに使用される。
例えば、M=3であり、事前に確保するリソースはCC1、CC2、CC3であるとすると、静的キャリア集合は例えば表6に示すようである。
Figure 2018520611
オペレーターにとって、キャリアIDとキャリアとは不変な対応関係をそのまま保持すると、上表において、キャリアの欄を除去してもよい。相応するように、静的キャリア集合のブロードキャスト情報について、キャリアIDのみをブロードキャストしてもよく、これにより、情報をブロードキャストする負荷を低減させることができる。
また、ユーザ機器に対して静的ProSeダイレクト通信キャリア集合を初期配置する際に、複数組の異なる静的キャリア集合を配置してもよく、ユーザ機器は自己でどの静的キャリア集合を選択して使用することが可能である。
また、一実施例によれば、セカンダリセル(SCell)のカバー範囲に応じてProSeダイレクト通信専用のキャリア集合を設置してもよい。当該キャリア集合は、ProSeダイレクト通信専用の複数組の固定のキャリアを含んでもよく、その中、各組のキャリアは特定の範囲内のProSeダイレクト通信のために用いられる。
3GPP TS36.300によって、Scellのカバー範囲は異なることがある。Scellの一定のカバー範囲に基づいて静的ProSeダイレクト通信キャリア集合を設置し、それぞれのカバー範囲で一つの相応する静的キャリア集合を配置し、それぞれの静的キャリア集合は、静的キャリア集合を初期配置する一つのサブ集合としてもよい。
このカバー地区のScellに対応するProSeダイレクト通信キャリア集合は、それと重ならない各ScellにおけるCCを含むべきである。
図13に示す場合を例として説明する。図13に示すように、CC1は完全カバーであり、CC2、CC 3、CC 4は異なるカバー範囲がある。UE1とUE2とはCC2のカバー範囲にあり、UE3はCC3のカバー範囲にあり、UE4はCC4のカバー範囲にある。この場合、カバー範囲に応じて以下のように複数のキャリア集合を設置することが可能である:
CC 2カバー範囲内で、対応する静的キャリア集合におけるキャリアはCC 3、CC 4である。
CC 3カバー範囲内で、対応する静的キャリア集合におけるキャリアはCC 2、CC 4であり、
CC 4カバー範囲内で、対応する静的キャリア集合におけるキャリアはCC 2、CC 3である。
対応するように、基地局は全てのUEへSIBにより送信した静的キャリア集合情報は以下の表7に示すようである。
Figure 2018520611
UEは、サブ集合の形のサブ集合pool情報を受信した後に、まずどのキャリア集合を選択するかを考慮し、次に当該キャリア集合におけるどちらのキャリアを選択する。
例えば、UEはキャリア集合を選択する概略的な方式については、既存のキャリア集合から一つのキャリア集合をランダムに選択し、当該集合におけるキャリアと、自分がセルラー通信のために使用しているキャリアとを比較し、同じキャリアがないと、当該キャリア集合を優先的に使用し、同じキャリアがあると、同じキャリアが含まれている一つ又は複数のキャリア集合から一つのキャリア集合をランダムに選択する。
UEはキャリア集合からキャリアを選択する概略的な方式はランダムに選択することを含んでもよく、またはUEは、それぞれのキャリアの中心周波数を検出し、受信信号強度が最も小さい一つを選択してもよい。
上記の配置により、ProSeダイレクト通信のセルラー通信への干渉をさらに低減させるようになる。
次に、動的キャリア集合の概略的な配置方式を説明する。
基地局はUEに動的キャリア集合を配置する前に、基地局は、現在に事前に確保するキャリアの多重化状況に応じて、M個の最も少なく多重化されたキャリアからなるキャリア集合を選択してもよく、その中のキャリアは、同時にセルラー通信とProSeダイレクト通信とに使用されることが可能である。
例えば、M=3であり、多重化された回数が最も少ない三つのCCはCC5、CC6、CC7であるとすると、動的キャリア集合は以下の表8に示すようである。
Figure 2018520611
次に、図12を参照してキャリア集合を利用した手順例を説明する。
ステップ1:基地局は、例えばSIBにより静的キャリア集合をブロードキャストし、UEはキャリア集合情報が記憶されてもよい;
ステップ2:ユーザ機器はProSeダイレクト通信を行うように要求する。
ステップ3:基地局はユーザ機器へキャリア集合タイプ情報を送信して、ユーザ機器に対してどのキャリア集合を採用するかを指示し、この指示情報は例えば1ビットである。
キャリア集合タイプが動的キャリア集合であると、手順4を実行し、基地局はユーザ機器へ動的キャリア集合構造を通知する。
キャリア集合タイプが静的キャリア集合であると、ステップ4をスキップして直接にステップ5へ移行し、ユーザ機器によりProSeダイレクト通信のためのキャリアを選択する。
ステップ6:ユーザ機器は基地局へ選択したキャリアを通知する。
ステップ7:基地局はUE1とUE2とにRRC接続再配置シグナリングを送信する。
ステップ8:UE1とUE2とは基地局へRRC接続再配置応答を送信する。
ステップ9:基地局は例えばPDCCHによりUE1とUE2とに選択したキャリア中のリソースブロックを割り当てる。
ステップ10:UE1とUE2とはProSeダイレクト通信を行う。
上記のように、本発明の一実施例による、無線通信のための電子機器は基地局として作動してもよい。次に、図4を参照して当該実施例による電力機器の配置例を説明する。
図4に示すように、本実施例による電力機器400は、一つ又は複数のプロセッサ410及び送受信装置420を含む。プロセッサ410は第1の確定ユニット411と第2の確定ユニット413とを含み、以上で説明された第1の確定ユニットと第2の確定ユニットとの配置とそれぞれ類似する。
送受信装置420は、キャリア集合についての指示情報を送信するように配置されている。キャリア集合は、以上で具体的実施例を参照して説明した、ProSeダイレクト通信専用キャリア集合、例えば静的キャリア集合または動的キャリア集合を含んでもよい。送受信装置420は、当該指示情報をブロードキャストするように配置されてもよく、RRCシグナリングにおいて当該指示情報を送信してもよい。
より具体的に、送受信装置420は例えば、システム情報ブロックにより当該キャリア集合の指示情報をブロードキャストするように配置されてもよい。例えば、ブロードキャスト制御チャネル (BCCH)で発信可能なSystemInformationBlockType18である。
上記のように、本発明の幾つかの実施例による無線通信のための電子機器はユーザ機器として作動してもよい。次に、図5乃至図7を参照してこれらの実施例による電力機器の配置例を説明する。
図5に示すように、他の一実施例による、無線通信のための電子機器500は一つ又は複数のプロセッサ510及び送受信装置520を含む。プロセッサ510は第1の確定ユニット511と第2の確定ユニット513とを含み、以上で説明された第1の確定ユニットと第2の確定ユニットとの配置とそれぞれ類似する。
送受信装置520は、基地局からの、ProSeダイレクト通信として使用する候補キャリアについての指示情報を受信するように配置されている。
図6に示すように、他の一実施例による、無線通信のための電子機器600は一つ又は複数のプロセッサ610及び送受信装置620を含む。プロセッサ610は第1の確定ユニット611と、第2の確定ユニット613と制御ユニット615とを含む。第1の確定ユニット611は、以上で説明した第1の確定ユニットの配置と類似する。送受信装置620は、以上で図5を参照して説明した送受信装置520の配置と類似する。
制御ユニット615は、候補キャリアの基準信号受信電力の測定を制御するように配置されている。
第2の確定ユニット613は、基準信号受信電力の測定結果に基づいてProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択するように配置され、基準信号受信電力が低いキャリアを優先的に選択する。
また、一実施例によれば、第2の確定ユニット613は、所定の時間内に候補キャリア中のキャリアの測定結果を取得しない場合に、既に測定結果を取得したキャリアからProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択するように配置されている。
他の一実施例によれば、第2の確定ユニット613は、条件に合致し、例えば所定の閾値よりも低い検出結果を取得した場合に、相応するキャリアをProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアとして選択するように配置されている。
他の一実施例によれば、第2の確定ユニット613は、所定の時間内に所定の閾値よりも連続的に低い検出結果を取得した場合に、相応するキャリアをProSeダイレクト通信に使用しようとするキャリアとして選択するように配置されている
図7に示すように、他の一実施例による、無線通信のための電子機器700は一つ又は複数のプロセッサ710及び送受信装置720を含む。プロセッサ710は第1の確定ユニット711と、第2の確定ユニット713と、制御ユニット715と、生成ユニット717とを含む。第1の確定ユニット711は以上で説明した第1の確定ユニットの配置と類似する。
制御ユニット715は、候補キャリアについての基準信号受信電力の測定を制御するように配置されている。
生成ユニット717は、候補キャリアについての基準信号受信電力の測定結果の指示情報を生成するように配置されている。
送受信装置720は、以上で図5を参照して説明した送受信装置520の配置と類似し、また、送受信装置720は、さらに、測定結果の指示情報を送信するように配置されている。
以上で本発明実施例の装置の説明過程で、明らかに幾つかの処理と方法も開示され、次に、以上で記述された具体的細部を重複しない場合に、本発明の実施例による、無線通信方法の説明を提供する。
図8に示すように、本発明の実施例による、無線通信方法は、第1のユーザ機器のProSeダイレクト通信の需要に応答して当該第1のユーザ機器の現在のキャリアアグリゲーション状態を確定するステップS810を含む。また、当該方法は、第1のユーザ機器のキャリアアグリゲーション状態に基づいて当該第1のユーザ機器の無線リソース配置を確定するステップS820をさらに含み、なお、無線リソース配置は当該第1のユーザ機器のProSeダイレクト通信のために用いられる。
以上の記述を参照して、本実施例による無線通信方法の各ステップは基地局により実行されてもよく、ユーザ機器により実行されてもよく、又はそれぞれ基地局とユーザ機器とにより実行されてもよい。
図18に、本発明の一実施例による、無線通信のための装置の配置例を示している。図18に示すように、本実施例による装置1800は、第1の確定ユニット1810と第2の確定ユニット1820を含む。第1の確定ユニット1810は、第1のユーザ機器のProSeダイレクト通信の需要に応答して、当該第1のユーザ機器の現在のキャリアアグリゲーション状態を確定するように配置されている。第2の確定ユニット1820は、第1のユーザ機器のキャリアアグリゲーション状態に基づいて、当該第1のユーザ機器の無線リソース配置を確定するように配置され、無線リソース配置は当該第1のユーザ機器のProSeダイレクト通信のために用いられる。装置1800は基地局とユーザ機器として実現されてもよい。
例として、上記方法の各ステップ及び上記装置の各組立モジュール及び/又はユニットはソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はその組み合わせとして実施してもよい。ソフトウェア或いはファームウエアで実現する場合、記憶媒体或いはネットワークから専用ハードウェア構造を有するコンピュータ(例えば図15に示す汎用パーソナルコンピューター1500)に上記方法を実施するためのソフトウェアを構成するプログラムをインストールし、当該コンピュータは各種のプログラムがインストールされた場合、各種の機能等を実行できる。
図15において、演算処理ユニット(CPU)1501は、読取専用メモリ(ROM)1502に記憶されているプログラム或いは記憶部1508からランダムアクセスメモリ(RAM)1503にロードしたプログラムに基づいて各種の処理を実行する。RAM1503にも、必要に応じてCPU1501が各種の処理等を実行する際に必要なデータが記憶される。CPU1501、ROM1502、RAM1503はバス1504を介して互いにリンクされている。入力/出力インターフェース1505もバス1504にリンクされている。
入力部1506(キーボード、マウス等を含む)、出力部1507(ディスプレイ、例えば陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)等、スピーカ等を含む)、記憶部1508(ハードディスク等を含む)、通信部1509(ネットワークインターフェースカード例えばLANカード、モデム等を含む)は入力/出力インターフェース1505に接続される。通信部1509は、ネットワーク、例えばインターネットを介して通信処理を実行する。必要に応じて、ドライバー1510も入力/出力インターフェース1505に接続され得る。リムーバブルメディア1511、例えばディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等は、必要に応じてドライバー1510に装着され、その中から読み出したコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部1508にインストールされるようにする。
ソフトウェアで上記一連の処理を実現する場合、ネットワーク、例えばインターネット或いは記憶装置、例えばリムーバブルメディア1511からソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
当業者であれば、この種の記憶媒体は、図15に示す、その中にプログラムが記憶され、装置に別途配分してユーザにプログラムを提供するリムーバブルメディア1511に限定されないことが理解される。リムーバブルメディア1511の例は、磁気ディスク(フロッピーディスク(登録商標))、光ディスク(光ディスク読取専用メモリ(CD−ROM)とデジタル多用途ディスク(DVD)を含む)、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む)、半導体メモリを含む。又は、記憶媒体は、ROM1502、記憶部1508に含まれるハードディスク等であってもよく、その中にプログラムが記憶され、且つこれらを含む装置とともにユーザに配分される。
本発明の実施例は、さらに、機器が読み取り可能なプログラム指令コードを記憶しているプログラム製品に関する。前記指令コードは機器に読み取られて実行される場合に、上記本発明の実施例による方法を実行できる。
相応的に、上記した機器が読み取り可能な指令コードが記憶されているプログラム製品を搭載するための記憶媒体も本発明の開示に含まれる。上記記憶媒体はフロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリースティック等が含まれるが、これに限られない。
本出願の実施例はさらに、以下の電子機器に関する。電子機器を基地局側に応用する場合に、電子機器は、任意のタイプの進化型ノードB(eNB)、例えばマクロeNBとスモールeNBとして実現してもよい。スモールeNBはマクロセルよりも小さいセルをカバーするeNB、例えばピコファラドeNB、マイクロeNB、ホーム(フェムト)eNBであってもよい。その代わりに、電子機器は、任意の他のタイプの基地局、例えばNodeBとベーストランシーバ基地局(BTS)として実現されてもよい。電子機器は、無線通信を制御するように配置される本体(基地局デバイスとも称する)と、本体と異なる箇所に設置される一つ又は複数のリモート無線ヘッド(RRH)とを含んでもよい。また、以下記述する各種のタイプの端末は、基地局機能を一時又は半恒久的に実行することにより基地局として作動する。
電子機器をユーザ機器側に応用する場合に、例えば、移動端末(例えばスマートフォン、タブレットパソコンコンピュータ(PC)、ノートPC、携帯型ゲーム端末、携帯型/ウオッチドッグ型移動ルータとデジタル撮像装置)又は車載端末(例えばカーナビゲーション装置)として実現されてもよい。また、電子機器は、上記端末における端末ごとに取り付けられた無線通信モジュール(例えば単一又は複数のチップを含む集成回路モジュール)であってもよい。
[端末装置の応用例について]
図16は本開示の内容の技術を応用できるスマートフォン2500の例示的構成を示すブロック図である。スマートフォン2500は、プロセッサー2501、メモリ2502、記憶装置2503、外部接続インタフェース2504、撮像装置2506、センサ2507、マイクロホン2508、入力装置2509、表示装置2510、スピーカー2511、無線通信インタフェース2512、一つ又は複数のアンテナスイッチ2515、一つ又は複数のアンテナ2516、バス2517、バッテリ2518及び補助コントローラ2519を含む。
プロセッサー2501は例えばCPU又はSoCであってもよく、スマートフォン2500のアプリケーション層とその他の層の機能を制御する。メモリ2502はRAMとROMを含み、データと、プロセッサ2501により実行されるプログラムを記憶する。記憶装置2503は記憶媒体、例えば半導体メモリとハードディスクを含んでもよい。外部接続インタフェース2504は、外部装置(メモリカードとユニバーサル・シリアル・バス(USB))をスマートフォン2500に接続するためのインタフェースである。
撮像装置2506が画像センサ(例えばCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor))を含み、撮像画像を生成する。センサ2507は例えば、測定センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサなどのセンサ群を含んでもよい。マイクロフォン2508はスマートフォン2500に入力される音声を音声信号に変換する。入力装置2509は例えば表示装置2510のスクリーン上のタッチを検出するように配置されるタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチを含み、ユーザから入力される操作又は情報を受信する。表示装置2510はスクリーン(例えば液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ)を含み、スマートフォン2500の出力画像を表示する。スピーカ2511はスマートフォン2500から出力される音声信号を音声に変換する。
無線通信インタフェース2512は任意のセルラー通信方式(例えばLTE、LTE−Advanced)をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース2512は、一般に、例えばBBプロセッサ2513とRF回路2514とを含んでもよい。BBプロセッサ2513は例えば符号化/復号化、変調/復調及び多重化/逆多重化を実行してもよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路2514は例えばミキサ、フィルタ及びアンプを含んでもよく、アンテナ2516を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース2512はBBプロセッサ2513とRF回路2514を集積した一つのチップモジュールであってもよい。図16に示すように、無線通信インタフェース2512は複数のBBプロセッサ2513と複数のRF回路2514を含んでもよい。図16は無線通信インタフェース2512が複数のBBプロセッサ2513と複数のRF回路2514を含む例を示したが、無線通信インタフェース2512は単一のBBプロセッサ2513又は単一のRF回路2514を含んでもよい。
また、セルラー通信方式を除き、無線通信インタフェース2512は他の種類の無線通信方式、例えば近距離無線通信方式、近接無線通信方式又は無線LAN(Local Area Network)方案をサポートしてもよく。この場合、無線通信インタフェース2512は無線通信方式ごとのBBプロセッサ2513とRF回路2514を含んでもよい。
アンテナスイッチ2515の各々は、無線通信インタフェース2512に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間にアンテナ2516の接続先を切り替える。
アンテナ2516の各々は単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、無線通信インタフェース2512による無線信号の送受信のために用いられる。図16に示すように、スマートフォン2500は複数のアンテナ2516を含んでもよい。図16はスマートフォン2500が複数のアンテナ2516を含む例を示したが、スマートフォン2500は単一のアンテナ2516を含んでもよい。
また、スマートフォン2500は無線通信方式ごとにアンテナ2516を含んでもよい。この場合、アンテナスイッチ2515はスマートフォン2500の構成から省略されてもよい。
バス2517は、プロセッサ2501、メモリ2502、記憶装置2503、外部接続インタフェース2504、撮像装置2506、センサ2507、マイクロフォン2508、入力装置2509、表示装置2510、スピーカ2511、無線通信インタフェース2512及び補助コントローラ2519を互いに接続する。バッテリー2518は図中に破線で部分的に示した支線を介して図16に示すスマートフォン2500の各ブロックに電力を供給する。補助コントローラ2519は例えば、スリープモードにおいて、スマートフォン2500の必要最低限の機能を動作させる。
図16にスマートフォン2500において、図3乃至図7を使用して記述された送受信装置は、無線通信インタフェース2512により実現されてもよい。図1乃至図7を参照して記述されたそれぞれのユニットの機能の少なくとも一部は、プロセッサ2501又は補助コントローラ2519により実現されてもよい。例えば、補助コントローラ2519がプロセッサ2501の一部の機能を実行することでバッテリ2518の電力消費を低減させることができる。また、プロセッサ2501又は補助コントローラ2519は、メモリ2502あるいは記憶装置2503に記憶されているプログラムを実行することで、図1乃至図7を参照して記述されたそれぞれのユニットの機能の少なくとも一部を実行することができる。
[基地局の応用例について]
図17は、本開示の技術を応用できるeNBの例示的配置の例を示すブロック図である。eNB2300は、一つ又は複数のアンテナ2310及び基地局デバイし2320を含む。基地局デバイス2320と各アンテナ2310はRFケーブルを介して互いに接続されてもよい。
アンテナ2310の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、多入力多出力(MIMO)アンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、基地局装置2320による無線信号の送受信のために用いられる。eNB2300は、図17に示したように複数のアンテナ2310を含み、複数のアンテナ2310は、例えばeNB2300が使用する複数の周波数帯域に共用してもよい。なお、図17にはeNB2300が複数のアンテナ2310を含む例を示したが、eNB2300は単一のアンテナ2310を含んでもよい。
基地局デバイス2320は、コントローラ2321、メモリ2322、ネットワークインタフェース2323、及び無線通信インタフェース2325を含む。
コントローラ2321は、例えばCPU又はDSPであってもよく、基地局デバイス2320の上位レイヤの様々な機能を操作する。例えば、コントローラ2321は、無線通信インタフェース2325により処理された信号内のデータからデータパケットを生成し、生成したパケットをネットワークインタフェース2323を介して転送する。コントローラ2321は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドリングすることによりバンドルドパケットを生成し、生成したバンドルドパケットを転送してもよい。また、コントローラ2321は、無線リソース制御、無線ベアラ制御、移動性管理、流入制御、及びスケジューリングのような制御を実行する論理的な機能を有してもよい。また、当該制御は、周辺のeNB又はコアネットワークノードと連携して実行されてもよい。メモリ2322は、RAM及びROMを含み、コントローラ2321により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、伝送電力データ及びスケジューリングデータなど)を記憶する。
ネットワークインタフェース2323は基地局デバイス2320をコアネットワーク2324に接続するための通信インタフェースである。コントローラ2321はネットワークインタフェース2323を介してコアネットワークノード又は他のeNBと通信してもよい。この場合、eNB2300とコアネットワークノード又は他のeNBとはロジックインタフェース(例えばS1インタフェースとX2インタフェース)により互いに接続される。ネットワークインタフェース2323は有線通信インタフェース、又は無線バックホールのための無線通信インタフェースであってもよい。ネットワークインタフェース2323が無線通信インタフェースであると、ネットワークインタフェース2323は無線通信インタフェース2325により使用される周波数帯域よりも高い周波数帯域を無線通信に使用してもよい。
無線通信インタフェース2325は、任意のセルラー通信方式(例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE−Advanced)をサポートし、アンテナ2310を介して、eNB2300のセル内に位置する端末までの無線接続を提供する。無線通信インタフェース2325は、一般、ベースバンド(BB)プロセッサ2326及びRF回路2327を含んでもよい。BBプロセッサ2326は、例えば、符号化/復号化、変調/復調及び多重化/逆多重化を実行してもよく、レイヤ(例えばL1、媒体アクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、パケットデータ収束プロトコル(PDCP))のさまざまな信号処理を実行してもよい。コントローラ2321の代わりに、BBプロセッサ2326は上記ロジック機能の一部又は全部を有し得る。BBプロセッサ2326は通信制御プログラムを記憶するメモリであってもよく、又はプログラムを実行するように配置されるプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよい。BBプロセッサ2326の機能はプログラムの更新により変更可能であってもよい。当該モジュールは基地局デバイス2320のスロットに挿入されるカード若しくはブレードであってもよい。代わりに、当該モジュールはカード若しくはブレードに搭載されるチップであってもよい。一方、RF回路2327は例えばミキサ、フィルタ及びアンプを含んでもよく、アンテナ2310を介して無線信号を送受信する。
図17に示すように、無線通信インタフェース2325は複数のBBプロセッサ2326を含んでもよい。例えば、複数のBBプロセッサ2326はeNB 2300が使用する複数の周波数帯域に共用されてもよい。図17に示すように、無線通信インタフェース2325は複数のRF回路2327を含んでもよい。例えば、複数のRF回路2327は複数のアンテナ素子に共用されてもよい。図17は無線通信インタフェース2325に複数のBBプロセッサ2326と複数のRF回路2327とを含む例を示したが、無線通信インタフェース2325は単一のBBプロセッサ2326又は単一のRF回路2327を含んでもよい。
図17に示すeNB 2300において、図3と図4を使用して記述された送受信装置は、無線通信インタフェース2325により実現されてもよい。図1乃至図4を参照して記述されたそれぞれのユニットの機能の少なくとも一部はコントローラ2321により実現されてもよい。例えば、コントローラ2321は、メモリ2322に記憶されているプログラムを実行することで図1乃至図14を参照して記述されたそれぞれのユニットの機能の少なくとも一部を実行することができる。
以上で、本発明の具体的な実施例の記述において、一種の実施形態に対して記述及び/又は示す特徴は、同一又は類似の方式で一つ又は複数の他の実施形態に使用され、他の実施形態における特徴と組合せ、又は他の実施形態における特徴を置き換えることができる。
なお、用語「含む/包含」は、本文で使用される際に、特徴、要素、ステップ又はコンポーネントの存在を指すが、一つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ又はコンポーネントの存在又は添加を排除しない。
上記の実施例と例において、数字からなる符号を用いてそれぞれのステップ及び/又はユニットを示した。当業者であれば、これらの符号は、記述と製図を便宜に行うために、その順序又はいかなる他の限定を示すことはない。
また、本発明の方法は、明細書に記述される時間順に従って実行することを限定せず、他の時間順に従って、並行又は独立に実行されることも可能である。従って、本明細書に記述される方法の実行順は、本発明の技術的範囲を制限しない。
以上に本発明の具体的な実施例についての記述にて本発明を開示したが、上記の全ての実施例と例は例示的であり、制限しないと理解される。当業者は付随する特許請求の精神と範囲において、本発明に対する各種の修正、改進または均等物を設計することができる。これらの修正、改進または均等物も本発明の保護範囲に該当することは明らかである。

Claims (30)

  1. 無線通信のための電子機器であって、
    第1のユーザ機器の近接サービスダイレクト通信の需要に応答して、当該第1のユーザ機器の現在のキャリアアグリゲーション状態を確定し、
    前記第1のユーザ機器のキャリアアグリゲーション状態に基づいて、当該第1のユーザ機器の近接サービスダイレクト通信のために用いられる当該第1のユーザ機器の無線リソース配置を確定するように配置されている一つ又は複数のプロセッサを含む電子機器。
  2. 確定したキャリアアグリゲーション状態、及び当該第1のユーザ機器の機器能力に基づいて、近接サービスダイレクト通信を可能にするように現在のキャリアアグリゲーションを再配置するかどうかを確定し、前記キャリアアグリゲーション状態は、集約されたコンポーネントキャリア数を含む請求項1に記載の電子機器。
  3. 現在のキャリアアグリゲーションを再配置することは、
    少なくとも一つの集約されたコンポーネントキャリアを解放させることと、
    集約されたコンポーネントキャリアの一つを配置して近接サービスダイレクト通信のために使用することとの少なくとも一つを含む請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記一つ又は複数のプロセッサは、さらに、所定のキャリア集合から、前記第1のユーザ機器が近接サービスダイレクト通信を実行するためのキャリアを確定するように配置されている請求項2に記載の電子機器。
  5. 前記一つ又は複数のプロセッサは、前記集約されたコンポーネントキャリアのうちチャネル品質が低い、又はアクティブではないコンポーネントキャリアを優先的に選択して解放させ、又は近接サービスダイレクト通信のためのキャリアとするように配置されている請求項3に記載の電子機器。
  6. 前記一つ又は複数のプロセッサは、前記第1のユーザ機器と近接サービスダイレクト通信を行おうとする第2のユーザ機器が前記集約されたコンポーネントキャリアの一つと同じなキャリアを使用している場合に、当該同じキャリアを、前記第2のユーザ機器と前記第1のユーザ機器との間の近接サービスダイレクト通信のためのキャリアとして選択するように配置されている請求項3に記載の電子機器。
  7. 前記一つ又は複数のプロセッサは、前記第1のユーザ機器によって使用された集約されたコンポーネントキャリアの数が所定の数に到達しない場合に、前記キャリア集合から、近接サービスダイレクト通信のために使用しようとするキャリアを選択するように配置され、前記キャリア集合は、前記第1のユーザ機器のサービング基地局がスケジューリング可能、且つ前記第1のユーザ機器、及び前記第1のユーザ機器と近接サービスダイレクト通信を行おうとする第2のユーザ機器によって使用されない複数のキャリアを含む請求項4に記載の電子機器。
  8. 前記一つ又は複数のプロセッサは、さらに前記サービング基地局がサービングする、前記第1のユーザ機器以外の他のユーザ機器による前記キャリア集合におけるキャリアの使用状況に応じて、前記近接サービスダイレクト通信のために使用しようとするキャリアを選択するように配置されている請求項7に記載の電子機器。
  9. 特定のキャリアの前記使用状況は、
    現在に前記特定のキャリアを使用してセルラー通信を行っているユーザ機器の数と、
    現在に前記特定のキャリアを使用して近接サービスダイレクト通信を行っているユーザ機器の数と、
    前記特定のキャリアのカバー範囲と、
    履歴において前記特定のキャリアが使用された頻度と、
    履歴において前記特定のキャリアが使用された合計使用時間との一つ又は複数を含む請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記一つ又は複数のプロセッサは、
    前記キャリア集合における少なくとも一部のキャリアについての参照信号受信電力の測定結果にアクセスし、
    前記測定結果に応じて、前記近接サービスダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択するように配置され、
    参照信号受信電力が低いキャリアを優先的に選択する請求項7に記載の電子機器。
  11. 前記一つ又は複数のプロセッサは、前記キャリア集合における、前記近接サービスダイレクト通信として使用する候補キャリアについてのキャリアの指示情報を生成するように配置されている請求項7に記載の電子機器。
  12. 前記候補キャリアについての指示情報は、前記候補キャリアの優先順位に関する情報を含む請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記候補キャリアについての指示情報を少なくとも前記第1のユーザ機器に送信するように配置されている送受信装置をさらに含む請求項11に記載の電子機器。
  14. 前記送受信装置は、無線リソース制御シグナリングにより前記候補キャリアについての指示情報を送信するように配置されている請求項13に記載の電子機器。
  15. 前記一つ又は複数のプロセッサは、所定の時間内に前記少なくとも一部のキャリアの全てのキャリアの前記測定結果を取得しない場合に、既に前記測定結果を取得したキャリアから前記近接サービスダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択するように配置されている請求項10に記載の電子機器。
  16. 前記一つ又は複数のプロセッサは、所定の閾値よりも低い前記検出結果を取得した場合に、相応するキャリアを前記近接サービスダイレクト通信に使用しようとするキャリアとして選択するように配置されている請求項10に記載の電子機器。
  17. 前記一つ又は複数のプロセッサは、所定の時間内に所定の閾値よりも連続的に低い前記検出結果を取得した場合に、相応するキャリアを、前記近接サービスダイレクト通信に使用しようとするキャリアとして選択するように配置されている請求項10に記載の電子機器。
  18. 前記キャリア集合は、近接サービスダイレクト通信に専用の1組の固定のキャリアを含む請求項4に記載の電子機器。
  19. 前記キャリア集合は、近接サービスダイレクト通信に専用の複数組の固定のキャリアを含み、各組のキャリアは、特定の範囲内の近接サービスダイレクト通信のために用いられる請求項4に記載の電子機器。
  20. 前記キャリア集合についての指示情報を送信するように配置されている送受信装置をさらに含む請求項4に記載の電子機器。
  21. 前記送受信装置は、システム情報ブロックにより前記キャリア集合についての指示情報をブロードキャストするように配置されている請求項20に記載の電子機器。
  22. 前記電子機器は前記第1のユーザ機器のサービング基地局として作動する請求項1〜21のいずれか一項に記載の電子機器。
  23. 前記電子機器は前記第1のユーザ機器として作動する請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子機器。
  24. 基地局からの、前記近接サービスダイレクト通信として使用する候補キャリアについての指示情報を受信するように配置されている送受信装置をさらに含む請求項23に記載の電子機器。
  25. 前記一つ又は複数のプロセッサは、さらに、
    前記候補キャリアについての基準信号受信電力の測定を制御し、
    前記基準信号受信電力の測定結果に応じて前記近接サービスダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択するように配置され、
    基準信号受信電力が低いキャリアを優先的に選択する請求項24に記載の電子機器。
  26. 前記一つ又は複数のプロセッサは、
    所定の時間内に前記候補キャリアの全てのキャリアの前記測定結果を取得しない場合に、既に前記測定結果を取得したキャリアから前記近接サービスダイレクト通信に使用しようとするキャリアを選択するように配置されている請求項25に記載の電子機器。
  27. 前記一つ又は複数のプロセッサは、所定の閾値よりも低い前記検出結果を取得した場合に、相応するキャリアを、前記近接サービスダイレクト通信に使用しようとするキャリアとして選択するように配置されている請求項25に記載の電子機器。
  28. 前記一つ又は複数のプロセッサは、所定の時間内に所定の閾値よりも連続的に低い前記検出結果を取得した場合に、相応するキャリアを、前記近接サービスダイレクト通信に使用しようとするキャリアとして選択するように配置されている請求項25に記載の電子機器。
  29. 前記一つ又は複数のプロセッサは、さらに、
    前記候補キャリアについての基準信号受信電力の測定を制御し、
    前記候補キャリアについての基準信号受信電力の測定結果の指示情報を生成するように配置されている請求項24に記載の電子機器。
  30. 無線通信方法であって、
    第1のユーザ機器の近接サービスダイレクト通信の需要に応答して、当該第1のユーザ機器の現在のキャリアアグリゲーション状態を確定し、
    前記第1のユーザ機器のキャリアアグリゲーション状態に基づいて、当該第1のユーザ機器の近接サービスダイレクト通信のために用いられる当該第1のユーザ機器の無線リソース配置を確定することを含む無線通信方法。
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