JP2018519043A - コーヒー等の飲料を分配するためのピストン型マシン - Google Patents

コーヒー等の飲料を分配するためのピストン型マシン Download PDF

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Abstract

エスプレッソコーヒー(又はバーリー茶,その他の飲料)のためのピストン型マシンが開示されている。このマシンは,シリンダと,該シリンダ内で並進移動するように構成されたピストンと,該ピストンと協働する端部を有するロッドと,操作レバーと,バネと,前記ロッドと協働して前記ピストンを第1位置から,前記バネが少なくとも部分的に圧縮される第2位置まで移動させるように構成された部材と,水を前記ピストンの上方で前記シリンダ内に導入するための開口とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は,一般的には,飲料を調製するためのマシンの技術分野に関する。特に,本発明は,調製した飲料,例えばコーヒー,エスプレッソコーヒー,バーリー茶,その他同様な飲料を分配することのできるマシンに関する。このマシンは,ピストン型(レバー型とも称される)である。
飲料を調製するための多くのマシンが既知である。特に,エスプレッソコーヒーをコーヒー粉末,ポッド,カプセル等から調製するための多くのマシンが既知である。
特に,レバー型又はピストン型のコーヒーマシンが既知である。これらのマシンは,典型的には,手動操作でプリロードされたバネに蓄えたエネルギを利用して,コーヒーを生成するために必要とされる水を加圧することを目的とするシステムを備える。
典型的に,ピストン型マシンは,シリンダと,ロッドを有するピストンとを備える。バネがシリンダ内部に収められている。ピストンは,バネの推力に抗して持ち上げられ,バネは,持ち上げアームによりピストンロッドに結合された操作レバーにより作動させる。任意的にチェック弁を有する充填孔がシリンダ壁に設けられている。ピストンとシリンダとの間のシールは,一般的にはシールリングにより達成する。
圧力プロファイルは,典型的には,約9バールと約12バールとの間の圧力で開始し,約4バールと約7バールとの間の圧力で終了する。
ピストン型マシンにおいて,ボイラからの熱水は,充填孔を通してシリンダに流入する。熱水の流入は,ピストンが高位位置に達したときにのみ可能とされている。
オペレータが操作レバーを開放すると,この時点ではもはや保持されていないバネがピストンを押し下げて,水をコーヒー粉末等のパックを通して押し出す。
バネを負荷するためには,操作レバーを操作して,操作レバーに剛性結合されている持ち上げアームを回転させ,これにより,ピストンが結合されているロッドを持ち上げる必要がある。最後に,バネにより蓄えられる(機械的)エネルギが,オペレータにより供給される。
出願人は,上述した形式のピストン型マシンが,多くの欠点を有することに気付いた。
特に,出願人は,既知のマシンにおいて,水はピストンが上側位置にあるときにしか導入できないことに気付いた。これにより,マシンの用途及び得られる圧力プロファイルが大幅に制約される。
更に,既知のマシンにおいて,標準量とは異なる量の飲料は分配することができない。従って,例えば,リストレットコーヒーを分配することができない。
これに加えて,ピストンのシール「リングは,ピストンストロークの間に,シリンダに形成されている充填孔を通過する。この孔は,シリンダ表面における不連続性を生じるものであって,いかに小さなものであれ,長期使用の間にシールリングを摩耗させ,漏洩点を創出する。
更に,操作レバー及び持ち上げアームが互いに剛性結合されており,一方を動かすことなく他方を動かすことができない。
英国特許第726272号明細書は,コーヒー調整マシンを開示している。
英国特許第726272号明細書
本発明の課題は,調製した飲料,例えばコーヒー,エスプレッソコーヒー,バーリー茶等を分配するためのピストン型マシンを提供することであり,ピストン及びシリンダの相対的摩耗に基づく上述した安全上の問題点を解消し,圧力プロファイル及び分配量についての高い柔軟性を提供することである。
本発明に係るコーヒーマシンは,シリンダと,該シリンダ内で並進移動するように構成されたピストンと,該ピストンと協働する端部を有するロッドと,操作レバー(好適には回転可能である)と,バネと,前記ロッドと協働して前記ピストンを第1位置から,前記バネが少なくとも部分的に圧縮される第2位置まで移動させるように構成された部材と,主給水源から第1圧力で供給される水を加熱するためのボイラと,水を前記ピストンの上方で前記シリンダ内に導入するための開口であって,前記ピストンは,該ピストンが低位位置にあるときに閉じられ,前記ピストンが第2位置にあるときに開かれて水をピストンの下方に流す,前記開口と,水の圧力を前記第1圧力から第2圧力に調整するための圧力レギュレータと,と備える。これにより,ボイラ内における水の圧力を変化させ,最終的にはコーヒーに達する圧力を異ならせ,又は変更可能とすることができる。
好適には,前記圧力レギュレータは,前記ボイラ内の水の圧力を調整するように構成されている。
本発明の一実施形態において,前記圧力レギュレータは手動操作型である。他の実施形態において,前記圧力レギュレータは,プリセットされた圧力プロファイルが得られるようにプログラムされた電磁弁を備える。圧力プロファイルは,略一定の圧力プロファイル,又は1つの増圧部及び/又は減圧部を含む圧力プロファイルの何れかとすることができる。
好適には,前記入口開口は,底部が前駆ピストンにより少なくとも部分的に画定され,側部が前記シリンダの壁により画定されるチャンバ内に水を供給するように構成されている。
好適には,前記ロッド及び前記ピストンは相対的に往復移動するように構成されている。
一実施形態において,前記バネの軸線は,前記ロッドの軸線に対してゼロ以外の角度をなす,
マシンは,前記バネの圧縮量を調整するための部材を更に備えることができる。
一実施形態において,マシンは,前記水の圧力を表示するための圧力ゲージを更に備えることができる。
一実施形態において,マシンは,前記操作レバーと前記偏心部材との間を結合するための機構を更に備え,該機構は,保持操作型機構である。ここに,「保持操作型」とは,前記操作レバー及び前記部材の間の結合が,レバーを保持するオペレータにより維持される自発的行為によってのみ達成される構成を指す。オペレータが操作レバーを任意のレバー位置で解放すると,操作レバー及び前記部材は結合が分離される。これにより,何らかの理由(自発的であると否とを問わない)からオペレータがレバーから手を放すと,レバーが前記部材から分離されてレバーが突発的に跳ね上がる事態を回避することができる。これにより,オペレータやその近隣の人物に対するリスクが払拭される。
前記部材は,偏心部材で構成することができる。
次に,添付図面を参照しつつ,本発明の実施形態を非限定的な例示として更に詳述する。
図1は,本発明の一実施形態の概略断面図であり,ピストンが低位位置にあり,操作レバーが持ち上げられている状態を示す。 図2は,図1と同様な断面図であり,ピストンが持ち上げ位置にあり,操作レバーが降下している状態を示す。 図3a〜3cは,操作レバーを偏心部材に剛性結合するための結合機構の一実施形態の概略図である。 図4は,通水阻止状態にあるピストンの断面図である。 図5は,通水許容状態にあるピストンの断面図である。 図6は,本発明の一実施形態における圧力レギュレータ及び圧力ゲージの配置例を示す説明図である。 図7a.1,7a.2は,本発明のマシンで得られる第1の圧力プロファイルを示すグラフである。図7b.1,7b.2は,本発明のマシンで得られる第2の圧力プロファイルを示すグラフである。図7c.1及び7c.2は,本発明のマシンで得られる第3の圧力プロファイルを示すグラフである。図7dは,略一定の圧力を得るための手動調整の一例を示すグラフである。 図8aは,本発明のマシンの更なる実施形態の説明図であり,バネはシリンダから軸線方向にオフセットしている。 図8bは,図8aと同様な斜視図である。 図8cは,図8aの実施形態の断面図である。 図dは,図8cと同様な断面図である。 図9は,偏心部材のパスを示す説明図である。 図10は,ほぼ同等な2つのレバー力線図である。 図11は,レバー力の定性的変化を偏心部材(又はレバー)の回転角の関数として示すグラフである。 図12は,偏心部材のプロファイルを示す定性的なグラフである。
以下の記載は,もっぱら便宜のために,エスプレッソコーヒーマシンに特に言及するものであるが,本発明はそのようなマシンに限定されるものでなく,他の飲料を分配するためのマシンにも適用可能である。従って,この明細書及び引き続く特許請求の範囲における「コーヒー」との用語は,バーリー茶やその他の飲料を含む最も広義の意味合いで理解すべきものである。
図1は,本発明の一実施形態によるピストン型マシンの概略断面図であり,ピストンが低位位置にあり,操作レバーが持ち上げられている状態を示す。図2も,同じピストン型マシンの断面図であるが,ピストンが持ち上げ位置にあり,操作レバーが降下している状態を示す。以下の記載(及び特許請求の範囲)においては,「上側」,「高位」,「低位」,「下側」等の用語が用いられている。これらの用語は,限定的なものでなく,単に図面との関連において用いられているに過ぎない。
マシンは,全体が参照数字100で表され,シリンダ1,ピストン2,バネ3,ロッド4,操作レバー5及びボイラ6を備える。各図にはフィルタホルダ60も示されており,これは既知の任意形式とすることができる。典型的に,フィルタホルダは中空体62を備え,この中空体は,底部に孔が設けられ,(シングル又はダブルの)注出口63において終止する。中空体62は,コーヒー粉末等で満たされたフィルタ64を収めるように構成されている。フィルタホルダは,任意の既知態様でマシンのリングと係合する。これは,例えば,(ハンドル65で)回転操作されるバヨネット機構によるものとすることができる。
操作レバー5は,ピストン2がシリンダ1の底部に位置する第1位置(図1)と,ピストン2がシリンダ1内で最高位位置を占める第2位置(図2)との間で回転可能である。第1位置は,マシンが休止状態にあるか,
又はコーヒーの分配を完了した直後の形態に対応する。他方,第2位置は,コーヒー―を全圧で分配する直前の,バネ3の最大圧縮位置である。後述するように,本発明によれば,図1及び図2の位置も含めて,中間位置を設定することも可能である。
ピストン2のロッド4は,その第1端部(「ボトムエンド」とも称する)でピストン2に結合されている。ロッド4の第2端部(「トップエンド」とも称する)は,操作レバーに結合されている。従って,操作レバーを図1の位置から図2の位置まで回転させると,ピストン2が対応するシリンダ内1で持ち上げられ,これに対応してバネ3を圧縮させる。
好適には,ロッド4のトップエンドは,レバー5に関連させることのできる偏心部材6と協働する。図示の実施形態において,ロッド4は結合片41又は同様な延長素子により,偏心部材6と協働する。
図示の実施形態において,結合片41はピン42において終止しており,このピンは偏心部材6に対応して設けられたパス61内でガイドされながら移動する構成とされている。このパス61は,ピン42の中心を円弧軌跡とは異なる軌跡に沿って移動させる形状とされている。換言すれば,回転軸線9とピン42の中心との距離は,パス61内でガイドされる移動の間に変化する。このガイド移動の効果は,ピン42が回転軸線9に向けて移動してロッド4(及びピストン2)を持ち上げることである。言うまでもなく,図示の該やグラムに基づき,偏心部材6が回転する間,ロッド4は並進移動する。
本発明の有利な態様によれば,操作レバー5は偏心部材6に対して恒久的に結合されるものではない。好適には,操作レバー5は,オペレータが所望し,かつ,操作レバー5に十分な力を作用させているときのみにおいて,偏心部材6に剛性結合される。オペレータが何らかの理由で操作レバーの保持を解除すると,操作レバー及び偏心部材の係合が解除され,従って,その時点ではもはや保持されていない操作レバーが突発的な移動を生じて,物品の損傷や人的傷害を引き起こす事態が回避される。
本発明の一実施形態においては,トリガー8が設けられ,オペレータにより押し込まれたときに操作レバー5と偏心部材6とを結合する。好適には,トリガー8は,「二次レバー」とも称されるレバー8として構成され,ボトムエンドの近傍でメインレバー5に枢動結合されている。
図1及び図2は,メインレバー5及び偏心部材6の結合を行うための機構の一実施形態を示す。この機構は,好適には「保持操作」型である。換言すれば,メインレバー5及び偏心部材6は,ユーザにより維持される自発的行為によってのみ,互いに結合可能とされている。
図示の実施形態において,メインレバー5及び二次レバー8(トリガー)は弾性ヒンジ81により互いに結合している。ヒンジ81は,メインレバー5の基部においてブロック51の軸線82周りで回転可能である。L字におけるシャンクの端部には,歯11が設けられている。トリガーバネ10,又は他の弾性部材がL字の他方のシャンクと協働し,これは二次レバー8のボトムエンドに剛性結合されている。
二次レバー8は,好適には弱く負荷されているトリガーバネ10によりメインレバー5から分離した形態に維持されている。
これに対して,オペレータがメインレバー5及び二次レバー8をトリガーバネ10の弱い抵抗力に抗して手で握ると,歯11が偏心部材6の外周部に設けられているノッチ12の一つ内に係合する。これにより,オペレータがメインレバー5及び二次レバー8を互いに近接した状態に維持する限り,レバー5は偏心部材に対して略剛性的に結合される。従って,オペレータによる操作レバー5の軸線9周りでの回転により,偏心部材6の回転が生じる。
そして,偏心部材6が回転すると,ロッド4及びピストン2が持ち上げられる。従って,偏心部材6の回転によりバネ3が圧縮されることとなる。
オペレータがメインレバー5及び二次レバー8を一緒に握らないと,歯11は偏心部材の外周部と係合しない。従って,レバーを(回転させて)下げても,その移動はピストンロッドに何ら影響を及ぼさず,従ってバネ3が圧縮されることはない。
オペレータがメインレバー5及び二次レバー8を一緒に握ってこれらを下げた後,何らかの理由で保持力を解除した場合,メインレバー5及び二次レバー8の何れも初期位置まで突発的に復帰することはない。これは,オペレータが解除したときに,歯11は偏心部材のノッチ12との係合を止めるからである。従って,メインレバー5及び二次レバー8は自由となり,拘束されない。偏心部材6のみがバネ3の復元力により弾性的に復帰し,これはオペレータに傷害を及ぼすものではない。
好適には,偏心部材6の外周部は,歯11を係合可能な1つ又は複数のノッチ12を備える。好適には,偏心部材6の外周部は,図1及び図2に示す複数のノッチ12を備える。複数のノッチ12は,バネ3の圧縮量を調整可能とする。実際に,歯11が最初のノッチ12aと係合すると最大圧縮量が得られ,歯11が最後のノッチ12bと係合する最小圧縮量が得られ,歯11が中間のノッチ12cと係合すると中間的な圧縮量が得られる。オペレータが歯を最初のノッチと係合させるもレバーを完全には回転させないことも可能である。バネ3の圧縮量は,コーヒーを調製するための圧力に対応する。中間のノッチを係合させるためには,先ず二次レバーを操作せずにレバー5を数度だけ回転させ,次に2つのレバー5,8を互いに接近する向きに握って歯11を対応するノッチ12内に係合させる。
本発明の一実施形態において,好適には,操作レバー5(及び,その上に取付けられた二次レバー8)をs所喜一に復帰させるための弾性復帰部材が設けられる。好適には,オペレータの傷害を防止するために復帰力は弱いものとする。
操作レバー5及び偏心部材6を,維持される自発的行為により互いに剛性結合するための特徴的な(保持操作型の)手段は,図1及び図2に示したものとは異なる機構で構成することもできる。
概念的な観点から,そのロック機構は3つのゾーン,即ち,「ハンドル」,「トランスミッション」及び「コネクション」の各ゾーンに分割することができる。
「ハンドル」は,オペレータが力を作用させるゾーンである。「トランスミッション」は,「ハンドル」からの運動を「コネクション」に伝達する制御系の部分である。「コネクション」は,カムと接触する機構の部分である。図3a,3b,3cは,ロック機構の三通りの変形例を簡略形式で示す。
図3aの変形例においては,操作レバー5を略垂直とし,ハンドルはプッシュボタン52で構成することができる。
図3bの変形例においては,操作レバー5を略垂直とし,トランスミッションはケーブルや流体パイプ等の可撓部材53で構成することができる。
操作レバー5と偏心部材6との結合は,摩擦によるものとすることもできる。図3cの変形例においては,偏心部材6の側部と係合する構成としたグリッパー54を使用することができる。グリッパー54におけるあご部54‘は,ケーブルトランスミッション又は他の既知の任意態様で操作することができる。
本発明の有利な実施形態において,ボイラ13等から供給される熱水は,ピストンが低位位置(図4)にある場合と,ピストンが高位位置(図5)にあってバネ3が最大圧縮状態にある場合の何れにおいてもピストンの上方に位置する開口を経由して,シリンダ1内に導入される。
好適には,飲料を調製するための熱水は,ボイラ13から,シリンダ1の壁に沿って延在するダクト13aを通して,特別に設けられたハウジング内でシリンダ1の壁に固定されたチェック弁7を経てシリンダ1内に流入する。水(HO)のパスを図4及び図4では矢印線で示す。チェック弁は,衛生基準により定められている要件をより良好に満たせるようにするものである。実際,チェック弁はコーヒーの痕跡が上昇してボイラに流入するのを防止する。
従って,既知のピストン型マシンとは対照的に,ピストン2の上方のチャンバ17には,加圧された熱水が存在する。このチャンバ17は,シリンダ1の壁部及びピストン2の頂部により画定されるものである。これにより,コーヒーを分配している間,ピストンに作用する推力を,バネ3の推力に加えて発生させることができる。その利点は,より弱い力で同一の最大分配圧を達成できることである。その結果,要さレバー5にはより弱い力が作用する。実際,オペレータの操作は,単にバネ3を圧縮させるだけの機能である。
チェック弁7及び対応する開口71によるシリンダ1内の不連続部がピストン2のストロークに沿ってではなく,その上方に位置するため,ピストンのガスケット又はシールは何らの損傷も被ることがない。
また,加圧熱水がピストンの上方に存在するため,分配されるコーヒーの圧力を調整する更なる可能性が得られる。実際,幾つかの実施形態において,ボイラからの水圧を低下させ(又は上昇させ,あるいは,より一般的には調整し),より低い圧力をマシンに供給することができる。圧力レギュレータをマシン100の上流側に配置し,又はマシン100の内部に配置することができる。後者の配置形態は,より有利と考えられる。更に,(例えば,デジタル型又はアナログ型の)圧力ゲージを設けてユーザに分配圧を表示可能とすることができる。最後に,有利には,圧力ゲージを設けることにより,オペレータは所望の圧力プロファイルを以て飲料を分配することができる。圧力ゲージは,シリンダ内及びアセンブリ内(ボイラ頂部)に形成された孔を通じて接続することができる。このようにして,コーヒーパックの直上における水圧を読み取ることができる。
本発明の有利な実施形態においては,ロッド4及びピストン2が剛性結合されておらず,一定の相対変位が可能とされている。この相対変位を図4及び図5に示す。
好適には,ロッド4は拡大部41及びディスク45において終端している。拡大部41は,ロッド4の残部よりも大径とされている。その直径をバネ3の内径と略対応させれば,バネ3を半径方向において適正形態でロッド4と整列させることができる。ディスク45は,(シリンダ1の頂部により上方に保持される)バネ3を長手方向に保持するものである。従って,バネ3のボトムエンドはディスク45の頂部上に休止する。ピン43が,ディスク45から下向きに突出する。一実施形態において,ピン43は,拡大部41と共にネジ止めされている。ピン43は,ヘッド44を有する底部において終端している。このヘッド44は,工具(例えば,マイナス又はプラスヘッドを有するネジドライバ)を係合させるための切り込みを備えることができる。
ピストン2は,ディスク45とピン43のヘッド44との間で摺動可能に配置される。シール部材22をディスク45の上方,又はヘッド44の下方に延在させることもできる。一実施形態において,ピストン12は長手方向の中心孔を有し,この中心孔内にピン43が挿入される構成とされている。
好適には,ピストン孔の直径は,ピン43の直径よりも大径とする。
好適には,ピストン2の高さは,ピン43の長さよりも小さくする。
好適には,ピストン2は,シリンダ頂部からの水を通過させるための1つ又は複数のダクト15を備える。
好適には,シール部材,例えばガスケット14が,ピストン2のトップ側とディスク45のボトム側との間に配置される。ガスケット14は,ピストン2のトップ側及び/又はディスク45のボトム側に固定することができる。
図4において,バネ3により押圧されるロッド4は,ピストン2を押し下げる。好適には,ガスケット14が圧縮され,従ってピストンに形成されているダクト15を通しての水の通過が防止される。従って,ピストンの上方におけるシリンダ内部に存在する加圧熱水は,コーヒー粉末(又はその他の粉末)を収めたフィルタを通過することができない。ピストンを通過できない水の移動パスを,図4では,線図的に,二か所の上向き矢印で示す。
これに対して,図5は,ロッド4がピストン2を持ち上げた形態を示す。ロッド4及びピストン2の相対変位により,ダクト15を開放することができる。このようにして,ボイラ13から供給され,ピストン上方におけるシリンダ1内部に常在する水(従って,ボイラ内における水と同一温度及び同一圧力の水)が,ダクト15を通過してコーヒー粉末(又は他の粉末)のパックに到達する。
従って,特に有利には,任意のピストン位置(ただし,図4に示す完全押し下げ位置を除く)においてピストンにより水を導入することができる。既知のマシンにおけるようにピストンを,最高レベルに位置させる必要はない。
本発明においては,マシンの形態を修正又は変化させることなく,圧力プロファイルを変更することが可能である。図7は,種類の異なる圧力プロファイルを示す。「標準型」(図7a.1及び7a.2),「強圧型」(図7b.1及び7b.2),「弱圧型」(図7c.1及び7c.2)の三種類である。「標準型」及び「強圧型」プロファイルは,他のマシンとも共通する。「弱圧型」プロファイルは,もっぱら本発明による独自のプロファイルである。
ピストン2を完全に持ち上げてバネ3を完全に負荷し,分配チャンバが水で完全に満たされるのを待機した後,ピストン2をバネにより完全に押し下げることができる。これにより得られる圧力プロファイルは,図7a.1及び7a.2に示す「標準型」プロファイルである。
ピストン2を最高位位置まで持ち上げ,2種以上の部分的な水充満操作を行うことにより分配を行うこともできる。これにより,平均分配圧が「標準型」圧力よりも高い圧力プロファイルが得られる。その圧力プロファイルは,図7b.1及び7b.2に示す「強圧型」プロファイルである。
ピストン2を最高位位置よりも低い位置まで持ち上げ,2種以上の部分的な水充満操作を行うことにより分配を行うこともできる。これにより,平均分配圧が「標準型」圧力よりも低い圧力プロファイルが得られる。その圧力プロファイルは,図7c.1及び7c.2に示す「弱圧型」プロファイルである。
言うまでもなく,ピストンが最高位位置まで上昇せず,最低位位置まで下降することもない中間的なプロファイルも可能である。
上述した通り,コーヒーの分配圧は,バネ3の作用と,ボイラ内における水圧で発生する圧力の和に由来する。従って,主水圧を設定値まで減圧する適当な手段によってボイラ以内における水圧を調整すれば,コーヒーに作用する圧力を変化させることができる。
図6は,本発明の一実施形態における圧力レギュレータ50及び圧力ゲージ52の配置例を示す説明図である。図6の実施形態において,圧力レギュレータ50は,ボイラ13の上流側に配置されている。このような実施形態において,圧力ゲージ52は,ボイラ13と圧力レギュレータ50との間に配置され,ボイラ13に達する圧力値を測定可能としている。図6は,過圧放出のための放出弁54も示している。
プリセットされたプロファイルを得るために,圧力レギュレータを所定量だけ調整することができる。そのために,例えば,分配の間にノブを手動で,又は電気的に操作することができる。
他の実施形態において,圧力レギュレータ50は,プリセットされた分配圧力プロファイルが得られるようにプログラム可能な電磁弁を備える。分配圧力プロファイルは,略一定の圧力プロファイル,又は1つの増圧部及び/又は1つの減圧部を有する圧力プロファイルの何れかとすることができる。
図7dは,約10バールで略一定の圧力を得るための手動調整の一例を示す。主水が約4バールであれば,バネ3の力をそれ自体で約9バールの最高圧が生じるように調整し,減圧器を1バールと4バールとの間で増加する圧力が発生するように手動調整する。この効果は,プリセットされたプロファイルが得られるようにプログラムされた電磁弁により達成することもできる。
コーヒーに達する圧力を変更可能としたことにより,注入前の圧力を状況(バリスタの好み,コーヒーのブレンド,コーヒー豆を挽くサイズ)に応じて適合させることができる。
上述した利点に加えて,本発明に係るマシンは熱的安定性にも優れている。実際,ピストン2は常にボイラ内における熱水に接している。充満及び分配の間,ピストンの上下におけるボイラ水はピストンを両端において加熱する。マシンを休止させると(ピストンはボトム位置を占める),ピストンの上側におけるシリンダ内の熱水がピルトンを上側から加熱する。
従って,2回の分配操作の間の長期休止の間,ピストンは冷却することができない。マシンにおける全ての構成要素の温度は,従来のシステムにおけるよりも安定している。
上述した通り,水は,ピストンのストローク移動の影響を受けるゾーンではなく,ピストン2に設けられているダクト15を通して分配チャンバ内に流入する。従って,ピストン2の摺動シールはシリンダ表面における不連続部と遭遇せず,ひいてはその摩耗が減少する。
通常のレバー機構においては,シリンダ内に充満される最大水量に対応する分配量とは異なる量のコーヒーを分配することができなかった。これとは対照的に,本発明に係るマシンによれば,異なる量,例えば半量の分配が可能である。コーヒーの可能分配量の関数としての圧力推移は,略線形的である。即ち,ピストンを完全に持ち上げれば(バネの完全圧縮),マシンは最大圧を発生し,通常量のコーヒー(約50mLのコーヒー)を分配することが可能である。半量のコーヒー(約25mL)を分配するためには,ピストンをそのストロークの半ばまで移動させるだけで良い。
図8a,8b,8c及び8dは,本発明に係るマシンの更なる実施形態を示す。図8のマシンは,前述した実施形態と略同一であり,便宜上,同一の構成要素(又は機能的に同等の構成要素)は同一の参照数字で表す。記載の不要な複雑化を回避するため,第1実施形態について行った詳細な記載は反復を省略し,主要な相違点のみについて説明する。
図8a,図8b及び図8dに示す通り,第1実施形態とは異なり,バネ3は,ロッド4と軸線方向で整列していない。
熱水をシリンダ1内に導入するために偏心部材6を回転させる間,偏心部材6は,結合片41に作用するバネ3を,上述した実施形態におけるとは同様の態様で圧縮する。しかしながら,この移動をピストン2の持ち上げの間にも生じさせるため,ロッカーアームと称される新たな構成要素が設けられている。これは,参照数字20で表されている。
ロッカーアーム20は,軸線21周りで回転可能であり,その一端において結合片41に結合され,他端においてロッド4に結合されている。
偏心部材6の回転の間,バネ3を圧縮する結合片41の引込み移動に加えて,ロッカーアーム20の回転も生じ,これによりピストンのロッド4,ひいてはピストン2が持ち上げられる。
分配ステップの終期においてトリガー8を解放すると,バネ3が拘束されずに伸長可能であるため,結合片41を変位させて偏心部材6を回転させ,ロッカーアーム20を回転させる。ロッカーアーム20の回転により,ロッド4が降下し,ピストン2が降下する。
図8cは,シリンダ1内への熱水の流入点を示す。ボイラ内で加熱された熱水は,好適には,シリンダ1の外壁と接する。好適には,熱水はチェック弁に接続されたパイプを経てシリンダ内に導入される。この第2実施形態においても,熱水の流入点は,ピストンが高位地を占める場合でも,ピストンよりも高い位置にある。これは,第1実施形態について説明した全ての利点をもたらすものである。
図8に示す実施形態において,操作レバー5は水平ハンドルを設けた人間工学的形態を有する。水平ハンドルの利点は,操作運動の間に保持力の変化が必要とされず,オペレータが保持力を喪失するリスクが最小化されることである。
本発明の第3実施形態に係るマシンによれば,バネ3の位置関係に基づき,バネの交換作業をより容易に実行することが可能である。更に,マシンは嵩ばらず,特に高さが低いため,操作レバー5をより容易に押し下げることができる。
図8dは,バネ3のためのハウジングとしての本体31を示す。好適には,バネのハウジング31はネジ付きである。有利には,ネジを締め込み,又は緩めることで,バネのプリロード値を変更可能とする。より大きなプリロード値ではバネの応答性が増加し,より小さいプリロード値ではバネの応答性が減少する。従って,圧力プロファイルを変更することが可能である。
図9は,偏心部材6の移動パス61を示す。この移動パスは,オペレータが操作レバー5の回転の間に略一定の力を作用させれば足りるように構成されている。
既知の事項ではあるが,ヘリカルバネを負荷するためのシステムは,操作レバーの回転運動を直線運動に変換してヘリカルバネを圧縮させる機構である。ヘリカルバネは,圧縮量が線形的に増加する態様で圧縮させるための力を必要とする。例えば,0.1mのヘリカルネジを100N値から300N値まで圧縮させるためには,約20Jのエネルギが必要である。レバー5に加える最大力を低下させる方法は,一定の力を加えることである。例えば,0.1mの変位の場合,200Nの一定力によりバネに20Jのエネルギが供給される。従って,図10における左側のダイヤグラムは,同じ図10における右側のダイヤグラムとエネルギ的には略均等である。
有利には,本発明に係るマシンは,操作力を可及的に一定とするように構成される。
偏心部材6の移動パス61は,そのような目的のために設計されたプロファイルを有する。図10は,本発明に係る偏心部材(又はレバー)の回転角度の関数としてレバー力の定性的推移を示す。
最大力は,最小力の約2倍の大きさに過ぎない。既知のマシンにおいて,最大力は,最小力の10倍以上である。典型的に,既知のレバー型マシンは,最大値が最小値の10倍以上である。
カムプロファイルは,バネの圧縮量をカムの回転と関連付ける数学関数である。この関数は,単調増加関数である。
以下の数式記載において,回転に関するパラメータは,0と10の間の変数xで無次元化されている。「x=0」は低位位置におけるピストンとバネの最小圧縮量に対応するカム位置を表し,「x=10」は高位位置におけるピストンとバネの最大圧縮量に対応するカム位置を表す。
好適には,カムプロファイルは,次式のボトム及びトップの間に存在する曲線とする。
ボトム = 3x + k
ただし,0≦x≦10,k∈R(実数セット)
トップ = 3x + k + 10
ただし,0≦x≦10,k∈R(実数セット)
更に好適には,カムプロファイルは,次式の短径及び長径の間に存在する曲線とする。
ボトム = −0.013x+ 0.1x + 3x + k
ただし,0≦x≦10,k∈R(実数セット)
トップ = −0.013x+ 0.1x + 3x + k + 10
ただし,0≦x≦10,k∈R(実数セット)
図12は,k=16である場合のバネ圧縮量の関数としての無次元パラメータを示すグラフである。

Claims (11)

  1. コーヒーマシン(100)であって,
    シリンダ(1)と,
    該シリンダ(1)内で並進移動するように構成されたピストン(2)と,
    該ピストン(2)と協働する端部を有するロッド(4)と,
    操作レバー(5)と,
    バネ(3)と,
    前記ロッド(4)と協働して前記ピストン(2)を第1位置から,前記バネ(3)が少なくとも部分的に圧縮される第2位置まで移動させるように構成された部材(6)と,
    主給水源から第1圧力で供給される水を加熱するためのボイラ(13)と,
    水を前記ピストン(2)の上方で前記シリンダ(1)内に導入するための開口(71)であって,前記ピストン(2)は,該ピストンが低位位置にあるときに閉じられ,前記ピストンが第2位置にあるときに開かれて水をピストンの下方に流す,前記開口(71)と,
    水の圧力を前記第1圧力から第2圧力に調整するための圧力レギュレータ(50)と,
    を備える,コーヒーマシン。
  2. 請求項1に記載のコーヒーマシン(100)であって,前記圧力レギュレータが,ボイラ(13)内の水の圧力を調整する,コーヒーマシン。
  3. 請求項1又は2に記載のコーヒーマシン(100)であって,前記圧力レギュレータが手動操作型である,コーヒーマシン。
  4. 請求項1又は2に記載のコーヒーマシン(100)であって,前記圧力レギュレータが,プリセットされた圧力プロファイルが得られるようにプログラムされた電磁弁を備える,コーヒーマシン。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のコーヒーマシン(100)であって,前記入口開口(71)は,底部が前駆ピストン(2)により少なくとも部分的に画定され,側部が前記シリンダ(1)の壁により画定されるチャンバ(17)内に水を供給するように構成されている,コーヒーマシン。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載のコーヒーマシン(100)であって,前記ロッド(4)及び前記ピストン(2)は相対的に往復移動するように構成されている,コーヒーマシン。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載のコーヒーマシン(100)であって,前記バネ(3)の軸線(X)が前記ロッド(4)の軸線(Y)に対してゼロ以外の角度をなす,コーヒーマシン。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載のコーヒーマシン(100)であって,前記バネ(3)の圧縮量を調整するための部材を更に備える,コーヒーマシン。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載のコーヒーマシン(100)であって,前記水の圧力を表示するための圧力ゲージ(52)を更に備える,コーヒーマシン。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載のコーヒーマシン(100)であって,前記操作レバー(5)と前記部材(6)との間を結合するための機構(8,10,11,12)を更に備え,該機構(8,10,11,12)が,保持操作型機構である,コーヒーマシン。
  11. 請求項10に記載のコーヒーマシン(100)であって,前記部材(6)が偏心部材(6)である,コーヒーマシン。
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