JP2018518073A - ワイヤレスドッキングシステム - Google Patents

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Abstract

ホストは、周辺機器(250)を有するワイヤレスドッキング環境を提供し、ワイヤレスリンク(230)を介してドッキング装置(220)とドッキングし、ドッキング装置が周辺機器を使用できるようにするドッキングセッションを確立するように構成される。ホストは、第1の時に、ドッキング装置に代わって周辺機器をモニタリングすることを規定するドッキング構成データを格納するように構成される。ホストは、選択された周辺機器をモニタリングして、ドッキング装置がホストにドッキングされていない期間にモニターデータを取得する。後で、第2の時にドッキングセッションを確立するとき、ホストはドッキング構成データに応じてドッキング構成を設定し、モニターデータを利用可能にする。ドッキング装置(220)は、ドッキングセッションを確立するときに、第2のドッキング構成を使用してモニターデータにアクセスするように構成される。

Description

本発明は、ホストと少なくとも1つのドッキング装置とを含むワイヤレスドッキングシステムに関し、ホストは少なくとも1つの周辺機器を含む少なくとも1つのワイヤレスドッキング環境を収容するように構成され、ドッキング装置は、
−ワイヤレス通信するドッキング通信ユニットと、
−前記ドッキング通信ユニットに結合され、前記ドッキング通信ユニットを介して、前記ホストとドッキングして、前記ドッキング装置が前記周辺機器を使えるようにするドッキングセッションを確立するように構成されたドッキングプロセッサとを含み、
−前記ホストは、
−ワイヤレス通信するホスト通信ユニットと、
−ホスト通信ユニットに結合され、ドッキング装置とドッキングしてドッキングセッションを確立するように構成されたホストプロセッサとを含む。
本発明はさらに、ドッキング装置、ホスト、ホスト方法、ドッキング方法、およびホストとドッキング装置との間をワイヤレスドッキングするコンピュータプログラム製品に関する。
本発明は、例えばWi−Fiを介するワイヤレス通信の分野に関し、特に、1つ以上の周辺機器を含むワイヤレスドッキング環境を提供するワイヤレスドッキングホストデバイス(WDHまたはホストとも呼ばれる)に(モバイル)ワイヤレスドッキングデバイス(MDまたはドッキング装置とも呼ばれる)をドッキングすることに関する。
ホストは、1つ以上の内蔵周辺機器を有してもよく、および/または1つ以上の外部周辺機器に結合するように構成されてもよい。周辺機器のセットは、ワイヤレスドッキング環境で利用可能になり、ワイヤレス通信を介して一般的なメッセージ交換プロトコルのセットを介して有線またはワイヤレスでホストにローカルに接続されている周辺機器にアクセスすることができる。ホストは、1つ以上の周辺機器をドッキング装置が利用可能にするさらなるモバイルデバイスであってもよい。
この場合、周辺機器は、ディスプレイ、キーボード、またはマウスのような外部デバイス、または病院の心臓モニターのようなより複雑なデバイスであってもよい。周辺機器は、マイクロフォンやカメラのようにホストに組み込むこともできる。例えば、TVがホストであってもよく、すなわち、ホストはTVに組み込まれ、ディスプレイ、ユーザー制御要素、およびオーディオ出力ユニットなどの複数の周辺機器と組み合わせてホストを構成する。そのような周辺機器および/またはホストの他の内部または外部リソースへのアクセスおよび/または使用は、ワイヤレスドッキング環境を介してホストによって提供されるドッキング装置による周辺サービスを使用して呼び出すことができる。
ホストデバイスは、周辺機器へのアクセスを提供して、(IEEE802.11に記載されているような)Wi−Fiのようなワイヤレス通信を介してあらゆる種類のサービスを提供することができる。このような周辺機器およびサービスのセットは、ホストによって収容されるワイヤレスドッキング環境と呼ばれ得る。ワイヤレスドッキング環境は、ビデオレンダリング、オーディオレコーディング、人の存在の検出、Wi−Fiを介したキーボードまたはマウスなどのUSBデバイスの使用などのサービスを含み得る。ホストは、これらの周辺サービスをWi−Fiにより「宣伝(advertise)」して、Wi−Fiワイヤレスを備えた他の機器が、その周辺でどんなWi−Fi周辺機器を利用可能であるか知ることができるようにし得る。Wi−Fiデバイスは、他のWi−Fiデバイスに、どんなWi−Fi周辺サービスを提供できるか、質問(「プローブ」)することもできる。Wi−Fiは、このような事前ディスカバリ(pre−association discovery)を行う様々な方法を提供する。
ワイヤレスドッキングは、例えばWO2012/117306A1により公知である。ワイヤレスドッキング装置は、少なくとも1つのスレーブデバイスとマスタデバイスとの間のワイヤレスセキュア通信(wireless secured communication)を可能にする。
ワイヤレスドッキングホストは、選択されたホストとの接続を選択および開始するためにドッキング装置が使用できるWi−Fiビーコンにより、その存在に関する情報を提供することができる。
モバイルデバイス上で実行されるアプリケーションは、ポータブルデバイスがホストにドッキングされると周辺機器を使用し、周辺機器によりユーザーがこれらのアプリケーションと対話(interact)することを可能にする。入力または出力周辺機器に加えて、温度センサー、血圧センサー、心拍センサー、空気質センサー、存在検知センサーなどのようなセンサーが、周辺機器として利用可能であり、ワイヤレスドッキング環境の一部として含めることができる。そのようなセンサーは、ポータブルデバイスのアプリケーションによって使用され、環境をモニタリングし、これらのセンサーによって提供される値に基づいて、これらのアプリケーション内の挙動を適合させることができる。
特許文献1は、ワイヤレスドッキングシステムにおけるドッキング装置中心のワイヤレスドッキングを説明している。
特許文献2は、持続的ワイヤレスドッキングをするシステムおよび方法を説明している。
特許文献3は、ワイヤレスドッキングアーキテクチャを説明している。
米国特許出願公開第2014/0146745号 米国特許出願公開第2013/0309973号 国際出願公開第WO2014/189661号
Wi−Fiデバイスのユーザーは、1つまたは複数のサービスを提供するワイヤレスドッキング環境を選択し、それと接続して周辺機器にアクセスし得る。このような接続と選択を行うには、数秒から数十秒の時間がかかり、通常、接続するデバイスのPINコードを読み取って自分のデバイスに入力するなど、ユーザーの介入が必要となる。
さらに、ドッキング装置がドッキング解除されると、ドッキングセッションが終了し、周辺機器との接続が失われる。ホストは、これらの周辺機器を、他のドッキング装置が使用できるように、再び利用可能にすることができる。一般的には、周辺機器は元の初期状態(例えば、ブランクスクリーン、USBデバイス列挙放棄など)にリセットされ、後続のドッキング装置が新たに開始できるようにする。
このような状況には以下のような問題がある。ドッキング解除されたドッキング装置が再びドッキングすると、そのドッキング解除された間に何が起こったのかに関するデータはない。また、アプリケーションがワイヤレスドッキング環境のコンテキストを識別して取得し、現在の状況に接続して適合させるまでには、比較的長い時間がかかる。これは、例えば、時間が勝負である救急医療の現場では望ましくない。
本発明の目的は、ドッキングセッションを初期化するのに必要とされる労力を低減しつつ、現在の状況を迅速にドッキングし捕捉することを可能にするワイヤレスドッキングのためのシステムを提供することである。
この目的のため、本発明の第1の態様によると、
−冒頭段落に記載したワイヤレスドッキングシステムにおいて用いるホストは、ホストプロセッサを有し、該ホストプロセッサは、
−第1の時に、前記ドッキング装置の第1のドッキング構成を規定するドッキング構成データを格納し、前記第1のドッキング構成は前記ワイヤレスドッキング環境から選択された少なくとも1つの周辺機器を含み、前記ドッキング構成データはさらに選択された周辺機器のモニタリングを規定し、
−前記ドッキング装置が前記ホストとドッキングしていない前記第1の時の後の期間に、前記ドッキング構成データにしたがって、選択された周辺機器をモニタリングして、選択された周辺機器のモニターデータを取得し、
−前記期間の後の第2の時に前記ドッキングセッションを確立するとき、
−前記ドッキング構成データに応じて第2のドッキング構成を用い、
−前記第2のドッキング構成中のモニターデータを利用可能とする。
この目的のために、前記ワイヤレスドッキングシステムで使用するためのドッキング装置は、周辺機器を使用するため前記ホストとのワイヤレスドッキングするよう構成され、ドッキングセッションを確立するときに、第2のドッキング構成を使用して、モニターデータにアクセスするドッキング装置プロセッサを有する。
この目的のため、上記ワイヤレスドッキングシステムのホストで使用するワイヤレスドッキングのホスト方法が提供される。該ホスト方法は、
−第1の時に、前記ドッキング装置の第1のドッキング構成を規定するドッキング構成データを格納するステップであって、前記第1のドッキング構成は前記ワイヤレスドッキング環境から選択された少なくとも1つの周辺機器を含み、前記ドッキング構成データはさらに選択された周辺機器のモニタリングを規定する、ステップと、
−前記ドッキング装置が前記ホストとドッキングしていない前記第1の時の後の期間に、前記ドッキング構成データにしたがって、選択された周辺機器をモニタリングして、選択された周辺機器のモニターデータを取得する、ステップと、
−前記期間の後の第2の時に前記ドッキングセッションを確立するとき、
−前記ドッキング構成データに応じて第2のドッキング構成を用いるステップと、
−前記第2のドッキング構成中のモニターデータを利用可能とするステップとを含む。
この目的のため、上記ワイヤレスドッキングシステムのドッキング装置で使用するワイヤレス通信のドッキング装置方法が提供される。該ドッキング装置方法は、ドッキングセッションを確立するときに、
−前記第2のドッキング構成を用いるステップと、
−前記モニターデータにアクセスするステップとを含む。
本発明による方法は、コンピュータ実装された方法としてコンピュータ上で、または専用ハードウェアにおいて、またはその両方の組み合わせで実施されてもよい。本発明による方法の実行可能コードは、コンピュータプログラム製品に格納することができる。コンピュータプログラム製品の例には、メモリデバイス、光記憶デバイス、集積回路、サーバ、オンラインソフトウェアなどが含まれる。好ましくは、コンピュータプログラム製品は、コンピュータ上で実行されるときに本発明による方法を実行するコンピュータ可読媒体上に記憶された非一時的プログラムコード手段を含む。一実施形態では、コンピュータプログラムは、コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるときに、本発明による方法のすべてのステップを実行するように適合されたコンピュータプログラムコード手段を含む。コンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体上に具体化されてもよい。
ワイヤレスドッキングとは、ドッキング装置がワイヤレスドッキング環境内でホストによって提供される周辺機器または周辺サービスを使用するために、ドッキング装置とホストとをワイヤレスで接続することを意味し、ドッキングセッションを開始することは、1つまたは複数の周辺機器の使用のためにホストとの接続セットアップを開始することを意味する。
この手段は、ドッキング用のワイヤレス通信が次のように設定されているという効果を有する。第1の時に、ドッキング装置の第1のドッキング構成が決定され、例えば、ドッキング装置が最初にドッキングされ、構成命令がホストに送信される。次に、ホストは、ドッキング装置の第1のドッキング設定を規定するドッキング設定データを保存する。第1のドッキング構成は、ワイヤレスドッキング環境から選択された少なくとも1つの周辺機器を含む。また、ドッキング構成データは、選択された周辺機器、例えば前記した最初のドッキング中に使用される周辺機器のモニタリングを規定する。
その後、ドッキング装置がホストにドッキングされていない期間に、ホストは選択された周辺機器をモニタリングして、選択された周辺機器のモニターデータを取得する。後で、その期間の後の第2の時においてドッキングセッションを確立するとき、第2のドッキング構成がドッキング構成データに応じてホストによって使用される。使用は、ドッキング構成データに定義されているような周辺機器および/または周辺機能をドッキング装置に提供し、ドッキング構成データからのパラメータ及び認証情報を用いて、周辺機器を必要な動作モードに設定し、それぞれの機能を起動するなどを含む。ホストは、モニターデータを、第2のドッキング構成内で利用可能にする。第2のドッキング構成は、第1のドッキング構成と実質的に等しくてもよく、モニターデータが利用可能になる点のみが異なってもよい。例えば、第2のドッキング構成は同じ周辺機器のセットを有し、それぞれの周辺機器は同じ状態に設定され、以前に終了したセッションを再開する。また、第2のドッキング構成は第1のドッキング構成と異なっていてもよい。モニターデータに基づいて選択されたものとは異なる周辺機器セットを有してもよい。例えば、特定のモニターデータが検出されたときに、追加の周辺機器を提供することができる。ドッキング装置において、ドッキング装置プロセッサは、ドッキングセッションを確立するときに、第2のドッキング構成を使用してモニターデータにアクセスするように構成される。好都合なことに、ドッキング装置は、側近具ステーションがドッキングされていない期間中に取得された周辺機器のモニターデータを読み出して使用することができるようになる。したがって、存在しなくても、ドッキング装置は、選択された周辺機能および周辺機能を使用して、前記期間中にデータを取得し、および/またはドッキング構成を取得データに適合させることができる。
任意的に、上記ワイヤレスドッキングシステムのホストにおいて、ホストプロセッサは、選択された周辺機器をモニタリングして、モニターデータとして、
−前記周辺機器の状態変化に関するデータと、
−前記周辺機器により検知されたイベントに関するデータと、
−前記周辺機器により実行された測定に関するデータと、
−前記周辺機器によりキャプチャされたオーディオデータと、
−前記周辺機器によりキャプチャされたビデオデータと
のうち少なくとも1つを取得するように構成される。
好都合なことに、様々なタイプのモニタリングされたデータが、ドッキング装置により使用できる。
任意的に、上記ワイヤレスドッキングシステムのホストにおいて、ホストプロセッサは、
−前記ドッキング装置が、前記第1のドッキング構成を用いて第1のドッキングセッション中に前記ホストとドッキングしているとき、前記ドッキング構成データの少なくとも一部を決定し、
−第2のドッキングセッション中に前記ドッキング装置がドッキングされているとき、前記第2のドッキング設定を用いるように構成され、
−前記ドッキング装置プロセッサは、
−前記ドッキング装置が、前記第1のドッキング構成を用いて第1のドッキングセッション中に前記ホストとドッキングしているとき、前記ドッキング構成データの少なくとも一部を決定し、
−前記ドッキング装置が前記第2のドッキング構成を用いて第2のドッキングセッションで前記ホストとドッキングされたとき、前記モニターデータにアクセスするように構成される。有利なことに、第1のドッキングセッション中にドッキング構成データが決定され、第2のドッキングセッションで第2のドッキング構成が使用可能になる。
任意的に、上記ワイヤレスドッキングシステムにおいて、ドッキング構成データは、
−前記ドッキングセッションにおいて前記ドッキング装置に提供される周辺機器のセットと、
−前のドッキングセッションにおいて前記ドッキング装置により使用された周辺機器のセットと、
−少なくとも1つの周辺機器のパワー状態設定と、
−前記ドッキングセッションにおいて少なくとも1つの周辺機器に対して用いられる少なくとも1つの設定値と、
−前記ドッキングセッションにおいて前記ドッキング装置上で起動される少なくとも1つのアプリケーションと、
−前記ドッキングセッションにおいて前記ドッキング装置で用いられる少なくとも1つの設定値と、
−前記ドッキングセッションにおけるそれぞれの周辺機器の優先順位と、
−前記ドッキングセッションにおいて前記ドッキング装置上で実行されるプロセス及び/又はアプリケーションの優先順位と
のうち少なくとも1つを含む。
好都合にも、周辺機器の構成および/または設定は、ドッキング構成データに含まれ、第2のドッキング構成で使用可能にされる。
任意的に、上記ワイヤレスドッキングシステムにおいて、ドッキング構成は、
−他のドッキング装置に対する、前記周辺機器にアクセスする前記ドッキング装置の優先順位と、
−前記ドッキングセッション中にドッキングが許される他のドッキング装置の数と、
−前記ドッキングセッション中にドッキングする及び/又はドッキングし続ける、他のドッキング装置の権利と、
−前記ドッキングセッション中に前記モニターデータにアクセスする、他のドッキング装置の権利と、
前記ドッキング装置が前記ホストとドッキングしていないときに、前記モニターデータにアクセスする、他のドッキング装置の権利と
のうち少なくとも1つのデータを含む。
好都合にも、それぞれのドッキング装置の構成および/または権利は、ドッキング構成データに含まれ、第2のドッキング構成で使用可能にされる。
任意的に、上記ワイヤレスドッキングシステムのホストにおいて、ホストプロセッサは、モニターデータに基づいてドッキング構成データを適合させるように構成される。
さらにまた、前記ホストプロセッサは、前記モニターデータに基づき、
−前記ワイヤレスドッキング環境の少なくとも1つの周辺機器のモニタリングを規定すること、
−前記ワイヤレスドッキング環境の少なくとも1つの周辺機器の起動又は停止状態にすることと、
−周辺機器機能を実行するように、前記ワイヤレスドッキング環境の少なくとも1つの周辺機器を制御することと
のうち少なくとも1つを行うように構成される。
好都合にも、ドッキング構成自体、および/またはドッキング構成における周辺機器の制御および/またはモニタリングは、取得されたモニターデータに基づいて適合される。
任意的に、上記ワイヤレスドッキングシステムのホストにおいて、ホストプロセッサは、ドッキング装置からのモニタリング命令を受信するように構成され、モニタリング命令は、
−モニタリングすべき周辺機器と、
−取得すべき具体的なモニターデータと、
−前記モニターデータを分析する少なくとも1つの基準及び/又は条件と、
−取得されたモニターデータに基づき実行される周辺機器機能と
のうち少なくとも1つを規定することによりモニタリングを規定する。
また、上記ワイヤレスドッキングシステムのドッキング装置において、ドッキング装置プロセッサは、モニター命令を提供し、モニター命令をホストに送信するように構成されてもよい。好都合にも、ドッキング構成におけるモニタリングは、モニタリング命令を介してドッキング装置によって制御される。
任意的に、上記ワイヤレスドッキングシステムのホストにおいて、ホストプロセッサは、モニターデータに基づいてドッキング装置をドッキングするように招待させるように構成される。相応して、ドッキング装置プロセッサは、例えば、専用の招待メッセージに基づいて、招待されるように構成される。好都合にも、ホストは、ドッキングセッションをアクティブに開始することによって、特定のモニターデータに応答することが可能になる。
本発明による装置及び方法のさらに別の好ましい実施形態は、添付した特許請求の範囲に記載した。その開示はここに参照により援用する。
本発明の上記の態様その他は、添付した図面を参照して、以下に記載した例示として記載した実施形態から明らかであり、これらを参照してさらに詳しく説明する。
ワイヤレスドッキングシステムを示す図である。 周辺機器を収容するホストへのワイヤレスリンクを有するドッキング装置の一例を示す図である。 ホストで使用するためのワイヤレスドッキングの方法を示す図である。 ドッキング装置で使用するためのワイヤレスドッキングの方法を示す図である。 図面は模式的であり、実際のスケール通りには描かれていない。図面においては、すでに説明した要素に対応する要素には同じ参照数字を付した。
本明細書では、ワイヤレスドッキングとは、モバイルデバイス(いわゆるドッキング装置、ワイヤレスドッキング装置、またはMD)が、例えば、ホストに内蔵されたおよび/または結合された周辺機器を使用可能にすることにより、周辺機器を介してサービスを提供するホストにワイヤレス接続できるようにすることであり、モバイルデバイス上のアプリケーションがこれらの周辺機器を使用して、これらのアプリケーションとの作業/対話の体験と生産性を向上させる。サービスのディスカバリ/アドバタイズメント、および周辺機器への接続の管理は、いわゆるワイヤレスドッキング・ホスト(WDHまたはホスト)によって実行される。これにより、ワイヤレスドッキングプロトコル(wireless docking protocol)により機能を利用可能にできる。
可能性のあるドッキング装置には、携帯電話、ラップトップ、タブレット、ポータブルメディアプレーヤー、カメラ、電子時計などが含まれるが、これらに限定されない。可能性のあるWDHには、専用ワイヤレスドッキング装置デバイス、ディスプレイデバイス、オーディオデバイス、プリンタ、PCが含まれるが、これらに限定されない。ワイヤレスドッキングホストは、ディスプレイ、USBおよびオーディオインターフェースを備えた小型(PCのような)ドングルであってもよい。可能性のある周辺機器には、マウス、キーボード、ディスプレイデバイス、オーディオデバイス、ウェブカメラ、プリンタ、ストレージデバイス、USBハブ、ネットワークインターフェイスなどがあるが、これらに限定されない。これらの周辺機器はワイヤレスでもよく、Wi−FiシリアルバスやWi−Fi Miracastなどの規格をサポートして、ワイヤレスネットワークを通じてドッキング装置やWDHなどの他のデバイスに機能を提供することもできる。有線周辺機器をワイヤレスホストに接続することができる(例えば、USB、HDMI(登録商標)、DVI、VGA、アナログオーディオ、アナログビデオなど)。周辺機器へのアクセスを提供するサービスの次に、他のサービスは、例えば、リモートデスクトップアクセスまたは特定のアプリケーションへのアクセス、データベースアクセス(例えば、文書アーカイブ)、ネットワークファイルシステムアクセス、インターネットおよび特定のインターネットサービスへのアクセス、DLNA(登録商標)またはUPnPサービスなどのホームネットワークサービスなどを提供する。
一般的に、ドッキングデバイスとホストは、それぞれのデバイスに格納された適切なソフトウェアを実行する(図示しない)マイクロプロセッサを含む。例えば、そのソフトウェアは、ダウンロードされ、及び/又は(図示しない)RAMなどの揮発性メモリ又はフラッシュなどの不揮発性メモリである対応するメモリに格納されたものであってもよい。また、これらデバイスは、(図示しない)マイクロプロセッサ及びメモリを備えていてもよい。あるいは、これらデバイスは、全体的に又は部分的に、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラマブルロジックで実装されてもよい。ドッキング装置及びホストデバイスは、全体的に又は部分的に、いわゆる特定用途集積回路(ASIC)、すなわちある特定の用途に対してカスタマイズされた集積回路(IC)として実装されてもよい。
また、以下に説明する機能とユニットは、少なくとも部分的にハードウェア回路として実装されてもよく、ハードウェア回路は、プロセッサ回路と記憶回路とを含み、プロセッサ回路が記憶回路中に電子的に表された命令を実行するものであってもよい。
図1は、ワイヤレスドッキングシステムを示す図である。システムは、ドッキング装置と呼ばれる1つ以上のポータブルデバイス120、130、140、例えば携帯電話、ラップトップ又はタブレットコンピュータとワイヤレス通信するように構成されたホストデバイス100を含む。以下、第1のドッキング装置120のみを説明する。別のドッキング装置は同様のコンポーネントと機能を有する。ホストデバイスは、複数の周辺機器110、111、112に結合しており、例えばオーディオ又はビデオ(AV)データのレンダリングなどのサービスを提供する。留意点として、本明細書では、AVデータは、任意のタイプのビデオデータ、オーディオデータ、又はビデオ及びオーディオデータの組み合わせに対して用いられる。周辺機器は、ビーマー又はディスプレイ111などのビデオ出力デバイス、スマートボード又はタッチスクリーンなどのグラフィカル入出力デバイス、ラウドスピーカ又はヘッドフォンなどのオーディオ出力デバイス、及びマウス又はルームコントロールユニットなどのさらに別の入出力デバイスを含み得る。周辺機器は、例えば、マイクロフォン110または室温センサー、血圧測定デバイス又はカメラ112などセンサーなどの入力デバイスも含み得る。
ホストデバイス100は、例えばWi−Fiユニットなどのワイヤレス通信152を収容するホスト通信ユニット102を有するが、周知の通りである。ホストデバイスはさらに、少なくとも1つのドッキング装置をドッキングするように構成されたホストプロセッサ101を有する。ワイヤレスデバイスをワイヤレスドッキングホスト(WDH)にドッキングするプロセスは、Wi−FiまたはBluetooth(登録商標)などの利用可能なワイヤレスチャネルを介してデータリンクを確立するプロセスであり、例えば、国際出願公開第WO2012/117306A1号を参照して上で説明したように知られている。Bluetooth(登録商標)の説明は、例えば、「Bluetooth(登録商標) Specification, Core Package version 2.1 + EDR」(2007年7月26日発行)に記載されている。ドッキングプロセスは、ドッキング装置の1つ以上のサービスへのアクセスの提供を含む。
ドッキング装置120は、前記ワイヤレス通信をホストに収容するドッキング通信ユニット121を有する。実際、その目的のために、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi及び60GHz(例えば、WiGig)などの複数の通信ユニットがあってもよい。ドッキング装置はさらに、ドッキング装置として、少なくとも1つのサービスにアクセスするために、ホストデバイスとドッキングするように構成されたドッキングプロセッサ122を有する。
ワイヤレスドッキングでは、ホストにより、ドッキングセッションにおいて多くのサービスがドッキング装置に利用可能となる。ワイヤレスドッキングホストにより利用可能となる周辺デバイス及び/又はサービスのグループは、ワイヤレスドッキング環境と呼ばれる。ワイヤレスドッキング環境が1つのホストと複数の周辺機器を含んでもよく、又はワイヤレスドッキングホストが複数の(異なる)ワイヤレスドッキング環境を収容してもよい。モアいるデバイスの届く範囲には、ドッキングする複数のワイヤレスドッキングホストがあってもよい。本明細書では、周辺入出力機能へのアクセスを提供するワイヤレスドッキングホスト機能を提供する周辺機器と組み合わせた任意のデバイスは、周辺機器を収容するワイヤレスドッキング環境と呼ばれる。
従来、上述のデバイスは、Wi−Fi通信を利用して、Wi−Fi Directを用いて、ワイヤレスドッキング環境またはそれらの機能をワイヤレスで利用可能にすることができる。Wi−Fi接続をセットアップするには、かなりのステップを踏む必要があり、2つのデバイスがWi−Fiで「関連」する前に、多数のメッセージを交換する必要がある。これは、正しいデバイスが接続されることを確実にするためにかなりのユーザーの関与を必要とし、ユーザーが接続のセットアップと起動を待つ時間がかかる。2つのデバイスがWi−Fiで関連付けられている場合、Wi−Fi接続は暗号化されて保護され、IP接続が確立される。
Wi−Fiデバイスは、ワイヤレスで自分自身を発見可能とすることができる。これは、2つのデバイスが関連付けられる前に行うことができます。したがって、これを関連付け前ディスカバリ(pre−association discovery)と呼ぶ。関連付け前ディスカバリにはいくつかのタイプがある。1つは、関連付け前デバイスディスカバリ(pre−association device discovery)であり、デバイスとその名前、機能などのデバイスのいくつかの特性を発見することができる。これはビーコンフレーム及びプローブ要求フレーム及びプローブ応答フレームを通じて行うことができ、IEEE802.11でよく知られている。もう1つのタイプは、関連付け前サービスディスカバリ(pre−association service discovery)であり、それによってサービス、例えば、Wi−Fiデバイスによって提供される印刷、表示などが、他者によるIEEE802.11u Generic Advertisement Service(GAS)フレームを通じてディスカバリされ得る。そのようなディスカバリには、ワイヤレスドッキングのために提供されているワイヤレスドッキング環境に関する情報が含まれ得る。
ポータブルデバイス上で動作するアプリケーションは、ポータブルデバイスがドッキングされると、ワイヤレスドッキング環境においてホストによって収容される周辺機器を利用することができ、これによりユーザーは周辺機器を通じてこれらのアプリケーションと対話する(例えば、本格的なキーボード、マウス、大画面ディスプレイを使用して、携帯電話の電子メールアプリにおいて電子メールを書く)ことができる。I/O周辺機器の次に、Bluetooth(登録商標)/Bluetooth(登録商標) Low Energy、Zigbee、6LowPAN、802.11ahなどの技術に基づいた温度センサー、血圧センサー、心拍センサー、大気質センサー、存在検知センサーなどのセンサーも、ワイヤレスドッキングシステムの一部として含めることができる。そのようなセンサーは、ポータブルデバイスのアプリケーションによって使用され、環境をモニタリングし、これらのセンサーによって提供される値に基づいて、これらのアプリケーション内の挙動を適合させることができる。
ポータブルデバイスのドッキングが解除されると、周辺機器やセンサーとのセッションや接続はすべて終了する。ホストは、これらの周辺機器を、他のドッキング装置が使用できるように、再び利用可能にすることができる。一般的には、周辺機器は元の初期状態(例えば、ブランクスクリーン、USBデバイス列挙放棄など)にリセットされ、後続のドッキング装置が新たに開始できるようにする。ドッキング解除されたポータブルデバイスが再びドッキングされると、ドッキング解除されていた時間の間に何が起こったのかは基本的には分からない。ポータブルデバイスがドッキング解除されたときに何を格納していたかと、及びセンサーから読み取ることができる新しい値とに基づいて、状態情報を回復し得る。情報が不足しているだけでなく、アプリケーションが新しいコンテキストを識別/捕捉したり、新しい状況に適合するまでに時間がかかったりすることもある。これは、例えば、時間が勝負である救急医療の現場では望ましくない。
上記ドッキングシステムのホストにおいて、ホストプロセッサ101は、最初の瞬間に、ドッキング装置の第1のドッキング構成を定義するドッキング構成データを格納するように構成される。第1のドッキング構成は、ワイヤレスドッキング環境から選択された少なくとも1つの周辺機器を有し、ドッキング構成データはさらに、選択された周辺機器のモニタリングを規定する。ホストは、ドッキング構成データを格納するためのホストメモリ103を有し得る。最初の瞬間は、ドッキング装置が最初のドッキングセッションでドッキングされたときか、ホストを介して制御される専用の構成フェーズの間である。特定のドッキング装置に関するそれぞれのドッキング構成データは、ワイヤレスドッキング環境から選択された少なくとも1つの周辺機器を定義し、その周辺機器はドッキング装置に代わってモニタリングされる。また、ドッキング構成は、ドッキング装置のグループに対して定義することができる。すなわち、ドッキング装置のグループのメンバーは、ドッキング構成データによって定義されたドッキング構成を使用できる。例えば、認証情報または識別データをグループのメンバー間で共有して、ホストがそれぞれのドッキング構成データを取得し、対応するドッキング構成をアクティブにできるようにすることができる。
さらに、ホストプロセッサは、選択された周辺機器をモニタリングして、選択された周辺機器のモニターデータを、ドッキング装置がホストとドッキングしていない、第1の時の後の期間に取得するように構成される。モニタリングは、選択された周辺機器からデータを受信し、続いて、取得したモニタリングデータをホストメモリ103に格納することを含むことができる。さらに別の実施形態では、モニタリングデータをホストによって処理することができ、および/または所定の条件に従って、以下で詳しく説明するようにさらに別の機能をアクティブにすることもできる。期間は、所定の期間であってもよいし、それぞれのドッキング装置がドッキングされるまでであってもよいし、所定のタイムアウトまででもよい。
さらに、ホストプロセッサは、前記期間後の第2の時にドッキングセッションを確立するときに、ドッキング構成データに応じて第2のドッキング構成を使用し、第2のドッキング構成内でモニターデータを利用可能にするように構成される。第2の時は、ドッキング装置がドッキングし、ホストプロセッサが、それぞれのドッキング構成データがそれぞれのドッキング装置で利用可能であり、取り出すことができることを知ったときに生じる。ドッキング構成データは、ドッキングセッションを定義する通信構成データを既に含むので、ドッキングセッションを確立するためにホストとドッキング装置との間で交換される必要があるメッセージがより少ない。さらに、ドッキング装置がドッキングされなかったときに取得されたモニターデータが、そのドッキング装置で利用できるようになる。
上記ドッキングシステムのドッキング装置において、ドッキング装置プロセッサ122は、ホストにドッキングする際にドッキング構成を確立するように構成されている。ドッキング・コンフィギュレーション・データの一部は、ドッキング装置メモリ123に格納することができる。ドッキング装置プロセッサ122は、第2の時にドッキングセッションを確立するときに、ホストによって提供される第2のドッキング構成を使用するように構成される。既に構成された第2のドッキング構成を使用することは、ドッキングセッションを確立するためのプロトコルの少なくとも一部を実行する必要がないことを意味する。その後、ドッキング装置は、第2のドッキング構成において、ホスト内のモニターデータにアクセスすることが可能になる。ドッキング装置は、例えば、ドッキング装置で実行されているアプリケーションでモニターデータを使用することができる。例えば、ドッキング装置に存在する特定のアプリケーションは、モニターデータを読み出し、現在のドッキングセッションの前の期間のデータを使用し、現在のドッキングセッションの開始前に周辺機器が直接アクセス可能であったかのようにデータを使用することができる。
ワイヤレスドッキングシステムの一実施形態では、ホストプロセッサ101は、ドッキング装置が第1のドッキングセッションでドッキングされているときに、ドッキング構成を設定するように構成される。第1のドッキング構成データの少なくとも一部が決定され、格納される。ホストプロセッサは、後で、ドッキング装置が第2のドッキングセッションでドッキングされたときに、第2のドッキング構成を使用するように構成される。したがって、第2のドッキング構成は、ドッキング構成データに応じてアクティブにされる。例えば、第2のドッキング構成において、周辺機器は、第1のドッキング構成と同じ状態を再開するように設定され、ドッキング装置のモニターデータを利用可能にすることができる。また、ドッキング装置プロセッサは、第1のドッキングセッションでドッキング装置がドッキングされている時に、第1のドッキング・コンフィギュレーション・データの少なくとも一部を決定し、第2のドッキングセッションでドッキング装置がドッキングされている時に、モニターデータにアクセスするように構成されてもよい。例えば、ドッキング構成パラメータおよび認証情報は、第1のドッキングセッション中に実際のパラメータおよび認証情報から、例えば、ドッキング装置によって選択され使用された周辺機器、および第1のドッキングセッション中に生成され、交換されるそれぞれの認証情報から自動的に導出されてもよい。このようなドッキング構成データは、ドッキング装置が第1のドッキングセッションを解除して終了するときに格納されてもよい。その後、同じドッキング装置が戻され、ドッキングされ第2のドッキングセッションが確立されると、ホストはドッキング装置のアイデンティティを検出する。そのそれぞれのドッキング構成データ、例えば前記パラメータおよび認証情報は、それぞれのドッキング装置に事前に格納されている。例えば、ドッキング装置は、ドッキング・アイデンティティまたはユーザー・アイデンティティを提供して、そのアイデンティティについてのそれぞれのドッキング構成データを読み出せるようにすることができる。
任意的に、ホストプロセッサは、選択された周辺機器をモニタリングし、周辺機器の状態変化に関するデータをモニタリングデータとして取得するように構成される。例えば、状態変化はパワーオンやパワーオフによる変化でもよいし、ドッキングされている周辺機器のパワー状態、例えば低電力モードまたはスタンバイ状態でもよい。タイムスタンプが、それぞれの状態変化と共に格納されてもよい。
任意的に、ホストプロセッサは、選択された周辺機器をモニタリングし、周辺機器が検知したイベントに関するデータを取得するように構成される。例えば、周辺機器は、部屋または操作スペース内の人の存在を検出してもよく、またはユーザーの顔または声を認識してもよい。
任意的に、ホストプロセッサは、選択された周辺機器をモニタリングし、周辺機器により実行された測定に関するデータを取得するように構成される。例えば、周辺機器は、所定の又は設定可能な間隔で室温を測定するセンサーであってもよい。
任意的に、ホストプロセッサは、選択された周辺機器をモニタリングし、周辺機器がキャプチャしたオーディオデータを取得するように構成される。例えば、周辺機器はマイクロフォンであってもよく、オーディオデータは、現時点よりも前の所定の期間の音声の録音であってもよい。
任意的に、ホストプロセッサは、選択された周辺機器をモニタリングし、周辺機器がキャプチャしたビデオデータを取得するように構成される。例えば、周辺機器はビデオカメラであってもよく、モニタリングは、部屋で活動が検出されたときにビデオシーケンスを取得するように設定されてもよい。
ワイヤレスドッキングシステムの実施形態では、ドッキング構成データは、ドッキングセッション、すなわち、ドッキング装置が読み出されたドッキング設定データに基づいてドッキングしているときに確立されるドッキングセッション中にドッキング装置に提供される1組の周辺機器を含み得る。例えば、一組の周辺機器は、ホストで事前に規定されてもよく、ドッキング装置においてアプリケーションによって先に設定されてもよい。さらに、それぞれのドッキング構成は、先行するドッキングセッションにおいてドッキング装置によって使用される周辺機器のセットを含むことができる。そのようなセットは、ドッキング装置がドッキングを解除すると自動的に格納される。さらに、それぞれのドッキング構成は、少なくとも1つの周辺機器の電力状態設定を含み得る。例えば、それぞれのドッキング装置のために特定の周辺機器に給電する必要があるかもしれない。これは、ドッキング構成で示されてもよい。それぞれのドッキング構成を読み出すとき、ホストはその周辺機器の電力状態をチェックし、必要に応じて周辺機器の電源をオンにする。
さらに、ドッキング構成データは、ドッキングセッションにおける1つ以上の周辺機器に使用される1つまたは複数の設定値を含み得る。例えば、表示解像度はドッキング構成の一部であってもよく、各ドッキング装置がドッキングしたときに読み出され、適用されてもよい。さらに、それぞれのドッキング構成は、次のドッキングセッションでドッキング装置において起動される1つ以上のアプリケーションを含むことができる。例えば、音声がモニタリングされているベビールームに入ったときに特定のアプリケーションが起動され得る。さらに、それぞれのドッキング構成は、次のドッキングセッションでドッキング装置において起動される1つ以上の設定値を含むことができる。
一実施形態では、ドッキング構成データは、次のドッキングセッションにおけるそれぞれの異なる周辺機器の優先順位を含むことができる。優先順位がより高い周辺機器のモニターデータを最初に提示し、送信することができる。さらに、それぞれのドッキング構成は、次のドッキングセッションにおいてドッキング装置上で実行されるプロセスおよび/またはアプリケーションの優先順位を含むことができる。ドッキング装置は、ドッキングする際に、かかる情報を受信して、受信した優先順位に従ってプロセスおよびアプリケーションを更新または適合させ得る。
一実施形態では、ドッキング構成データは、周辺機器にアクセスする他のドッキング装置に関するそれぞれのドッキング装置の優先順位を含むことができる。例えば、異なるドッキング装置が同時にドッキングされることが期待される場合、特定のドッキング装置は他のドッキングユニットよりも高い優先順位を有し、ディスプレイ周辺機器にメッセージを表示してもよい。さらに、それぞれのドッキング構成データは、ドッキングセッション中にドッキングされることを許可された多数の他のドッキング装置を含むことができる。さらに、それぞれのドッキング構成データは、ドッキングセッション中にドッキングし、および/またはドッキングし続ける他のドッキング装置の権利を含むことができる。そのようなデータは、ドッキング装置が他のドッキング装置がドッキングするのを防止する、または他のドッキング装置が周辺機器にアクセスする権利を制限して、特定の周辺機器が使用可能であることを保証し得る。また、それぞれのドッキング構成データは、ドッキングセッション中にモニターデータにアクセスする他のドッキング装置の権利、および/またはドッキング装置がホストにドッキングされていないときに、モニターデータにアクセスする他のドッキング装置の権利を含むことができる。そのような権利を定義することによって、ドッキング装置は、特定のドッキング装置のために取得されたモニターデータに対する他のドッキング装置のアクセスを制御することができる。
ワイヤレスドッキングシステムの実施形態では、ホストプロセッサは、モニターデータに基づいてドッキング構成データを適合させるように構成される。例えば、煙感知器のモニターデータが、煙が検出されたことを示す場合、スピーカーシステムのようなオーディオ出力周辺機器を追加することによってドッキング構成を拡張して、他人に警報を出すことができる。
ワイヤレスドッキングシステムの一実施形態では、ドッキング構成データは周辺機器のセットを含み、ホストプロセッサは、モニターデータに基づいて、ワイヤレスドッキング環境の少なくとも1つの周辺機器のモニタリングを定義するように構成される。例えば、心拍数検出器のモニターデータが心拍数の変動を示すとき、オーディオおよび/またはビデオ周辺機器を起動して、オーディオビジュアルデータを記録することができる。さらに、ホストプロセッサは、モニターデータに基づいて、ワイヤレスドッキング環境の少なくとも1つの周辺機器をアクティブまたは非アクティブにし、および/またはワイヤレスドッキング環境の少なくとも1つの周辺機器を制御して、周辺機能を実行するように構成することができる。様々な例を以下に説明する。
ワイヤレスドッキングシステムの一実施形態では、ホストプロセッサは、ドッキング装置からモニタリング命令を受信するように構成されている。相応して、ドッキング装置プロセッサは、モニタリング命令をホストに送信するように構成されている。様々なモニタリング命令は、例えば、モニタリングすべき周辺機器、取得すべき特定のモニターデータ、モニターデータを分析するための少なくとも1つの基準および/または条件、特定のモニターデータに基づいて実行される周辺機能などを規定してもよい。上記で説明された1つまたは複数の他の構成パラメータおよび/または認証情報は、それぞれのモニタリング命令に基づいて制御または適合されてもよい。ドッキングプロセッサは、対応して、モニタリング命令を提供し、モニタリング命令をホストに送信するように構成することができる。
ワイヤレスドッキングシステムの実施形態では、ホストプロセッサは、ドッキング装置をモニターデータに基づいてドッキングするように構成され得る。例えば、モニタリングされる特定の周辺機器が所定の値を測定し、ホストプロセッサが所定の値が存在することを検出すると、ホストは、モニタリングが規定されたドッキング装置によるドッキングを開始するメッセージを具体的に送信する。また、ドッキング装置プロセッサは、招待されるように、例えば、ドッキング構成データから既に利用可能なドッキングプロセスの要素をスキップしつつ、専用の招待メッセージに基づいてドッキングを開始するように構成されてもよい。また、ホストプロセッサは、他のドッキング装置をモニターデータに基づいてドッキングするように招待するように構成されてもよい。例えば、ドッキング構成データにおいて、特定のモニターデータが検出されるという条件で、特定の他のドッキング装置を招待することを規定してもよい。
図2は、周辺機器を収容するホストへのワイヤレスリンクを有するドッキング装置の一例を示す図である。WDと表示されたドッキング装置(dockee)220は、タッチスクリーンディスプレイ上のアイコンによって表される複数のアプリケーションを有する携帯電話として示されている。ドッキング装置は、ライン250によって概略的にグループ化された複数の周辺機器のセットと、Xとラベル付けされた周辺機器のセットとに結合されたWDHとラベル付けされたホストへのワイヤレスドッキングリンク230を有する。セットX内には、サブセットYがあり、これは例えば心拍センサーまたは赤ちゃんモニター装置である。サブセットYは、ドッキング装置によって選択され、ドッキング装置が存在しないときにモニタリングされる。この例では、ワイヤレスドッキングホストは、ワイヤレス接続により、ワイヤレスドッキング装置に接続され、ドッキングする周辺機器のセットXを提供するように構成されている。ワイヤレスドッキングホストはさらに、ワイヤレスドッキング装置がワイヤレスドッキングホストにドッキングされていないときに、周辺機器のサブセットYから受信したモニターデータと呼ばれる状態変化、イベントまたは他のデータをモニタリングするように構成される。ワイヤレスドッキング装置がワイヤレスドッキングホストにドッキングすると、ワイヤレスドッキングホストは、前記モニタリング中に周辺機器から受信したモニターデータに関する情報をワイヤレスドッキング装置に提供する。したがって、モニターデータに基づいて、ドッキング構成は、ワイヤレスドッキングホストが以前にワイヤレスドッキングホストからドッキング解除された時点のドッキング設定とは異なる。相違は、モニターデータ自体の存在、および/またはホストプロセッサによりモニターデータに基づく構成に加えられた変更であり得る。そのような変更は、予め設定された基準に従って、または先行するドッキングセッションにおいてドッキング装置によって指示されるようにすることができる。
WDHによるホストとWDとしてのドッキング装置の機能をサポートするポータブルデバイスを参照して、多くの実際的な例をここで説明する。例えば、上記のようなドッキング構成は、下記を含み得る:
−ドッキングするためにWDHによって提供される周辺機器のセット、
−ドッキングするためにWDによって選択される周辺機器のセット、
−ドッキングされる周辺機器の設定可能な電力状態(例えば、スイッチのオン/オフ、スタンバイ)、
−ドッキングされている周辺機器に対して使用するために選択された任意の設定可能なパラメータ値(例えば、ディスプレイの解像度、音量、色、明るさなど)、
−WDHとドッキングされたときにWD上で起動されるアプリケーション、
−ドッキングに関連するWDの設定可能な設定、
−ドッキングされている周辺機器の優先順位(例えば、デバイスドライバがロード/momentiateされる順序、またはデバイスが列挙/構成される順序)、
−ドッキングに関連するWD上で実行されているプロセス/アプリケーションの優先順位、
−誰がどの周辺機器にアクセスするかの優先順位(複数のWDの場合)、
−ドッキングすることを許可されている特定のWD(例えば、特権がより少ないユーザーを自動的にドッキング解除する)、
−同時にドッキングすることができる複数のWD。
このようなドッキングシステムは、ユーザーにとってより速いドッキング手順を可能にし、特定の状況においてより速く、より少ないユーザーインタラクションで最も望ましいドッキング構成につながる。これは、救急その他の緊急事態のような、時間が重要な場合に非常に有用である。WDは、例えば、看護士/医師に特定の状況で必要とされる最も関連性の高い情報のみを表示し得る。時間の次に、WDがない場合に起こったイベントに基づいてドッキングを適合させることには他の利点がある。例えば、赤ちゃんの部屋では、赤ちゃんがそこにいないときと、赤ちゃんがそこにいて眠っているときとで、WDは異なったドッキングをすることがある。例えば、赤ちゃんがいないときは明かりを自動的にオンにし、赤ちゃんがいて眠っている状態が検出されているときは明かりをオンにしない。
上記のようなシステムのさらに別の実施形態では、ワイヤレスドッキングホストは、例えば、特定の状態変化/イベントが周辺機器のセットYをモニタリングすることによってワイヤレスドッキングホストによって検出されたときに、モニターデータに基づいてワイヤレスドッキングホストを招待するように構成されている。このようなシステムは、例えば、救急のような何か重要なことが起こったとき、ドッキングするのに必要なユーザーインタラクションの量を低減する。WDHは、心拍センサー、温度センサー、血中酸素センサーなどのいくつかのセンサーで患者をモニタリングすることができる。通常、WDはドッキングされていなくても、ホストは、センサー値が特定のしきい値を超えた場合にWDにドッキングを要求する招待メッセージをWDに送信する。追加的にまたは代替的に、WDHは、特定のモニターデータを検出することに基づいて、パワーオンし、ドッキングする追加の周辺機器(例えば、除細動器)を提供することができる。
実際の実施形態では、WDHは、図2に示すシステムと同様に、WDがワイヤレスドッキングリンク、例えば、ワイヤレスドッキングメッセージングプロトコルを実行しているWiFi P2P接続によりドッキングするための周辺機器のセットXを提供する。ドッキングすると、WDは一般的にドッキングアプリケーションを開始し、それにより、ユーザーはドッキングするすべての周辺機器または周辺機器のサブセットを選択できる。WDはデバイスドライバをロードして、これらの周辺機器を操作し、WDまたはWDのユーザーの好みに従ってそれらの周辺機器を設定する。WDは、これらの周辺機器をそのアプリケーションのいずれかで使用でき、例えば、大型ディスプレイを使用して画面を表示し、マウスを使用してユーザー入力を行い、センサーをモニタリングし、心拍センサーからデータを収集することができる。このシステムでは、ドッキング構成は、WD上のドッキングのための構成可能なパラメータ、例えば、ドッキング中に使用するように選択された周辺機器のセット、これらの周辺機器がどのように設定されるか、認証情報など、WDHのドッキング状態、例えば同時にドッキングされるWDの数、接続された周辺機器の電力状態などの組み合わせ状態を定義する。
一実施形態では、WDはどの周辺機器をモニタリングするかWDHに指示する。これは、ワイヤレスドッキングメッセージングプロトコルにおける特別なメッセージを使用して行うことができる。または、WDHによって提供されるHTMLページにアクセスして、その設定を設定することにより、専用構成プロセスを用いて行い得る。WDHは、セットY内の周辺機器をモニタリングし、WDがWDHに接続されていない(ドッキングされていない)時間に入ってくるモニターデータを登録し、例えばHDD、フラッシュメモリ、SDカード、USBフラッシュドライブ、NFSネットワークドライブ、クラウドストレージなどの不揮発性記憶装置に、またはSDRAMやMobile DDRなどの揮発性メモリに格納する。情報は、最初に受信されたものが格納されてもよく、または凝縮されても(例えば、情報のサブセットのみを格納しても)よい。情報は、例えば、最も関連性の高い状態変化/イベント/データのみが記憶されるように、WDHによって解釈されてもよい。周辺機器が状態情報/データにアクセスして読み出す頻度は、周辺機器、WD、又はWDがドッキングされてからの時間に応じて、WDHによって調整されてもよい。WDHは、WDHが最後にドッキングされてからある一定の最大時間に達した後、モニタリングを停止するか、またはセットYの周辺機器の情報を格納することを停止してもよい。WDHは、WDがドッキング解除されている間に一定の条件が満たされた場合に、モニタリングされる周辺機器のセットYを拡張することもできる。例えば、患者の健康状態が悪化している場合、WDがドッキングされるとすぐにすべての関連情報が利用可能となるように、追加のモニタリング装置を関与させる(および場合によっては起動させる)ことが有用な場合がある。周辺機器のセットは、WDがドッキング解除されている間に他の理由により拡張または縮小されてもよい。例えば、スピーカーが取り外されたりシステムに追加されたり、新しいワイヤレスモニタリング装置が追加されたりする可能性がある。
一実施形態では、モニター情報に基づいて、WDHおよび/またはWDは、次にWDがWDHとドッキングするときに、それぞれのドッキング構成を変更する。ドッキング構成に対するこれらの調整を行うためのトリガは、モニタリングされた情報が特定の基準を満たすかどうかに基づいている。例えば、モニタリングされた周辺機器から値が読み出され/受信された時が一定閾値より上か下か、周辺機器においてある状態変化(例えば、周辺機器のスイッチオン/オフ)が何時検出されたか、または周辺機器を操作することによって特定のイベント(例えば、あるキーの組み合わせがキーボードに入力される)がいつトリガされたかを満たすかどうかに基づいている。WDおよび/またはWDHは、例えば、イベントまたは状態の変化の特定のシーケンスが発生したとき、何が起こるべきかを決定するための規則のセットを動作させることもできる。
WDHには、基準、トリガ、または規則のさまざまな例を設定できる。基準が満たされ、かつ/または規則が適用される場合、セットY内の周辺機器がモニタリングされるWDのドッキング時に、WDHは変更されたドッキング構成を動作させる。たとえば、WDがドッキングする周辺機器のセットを変更する(例えば、関連付け前又は後メッセージにおいて周辺機器の異なるリスト又はワイヤレスドッキング環境の異なるリストを提供する)ことができ、WDがドッキングできる一定の周辺機器をスイッチオン/オフすることができ、WDが他のWDをドッキング解除して、周辺機器がモニタリングされているWDが所望の周辺機器にアクセスできるようにすることができる。この目的のために、WDHは、セットYの周辺機器をモニタリングするように構成された同じWDであるかどうかを検出する必要がある。これは、WDから受け取ったデバイス識別子を、そのWDの以前に格納された識別子と比較することによって行うことができる。そのような識別子は、例えば、Wi−Fi関連付け/認証要求フレーム、Wi−Fi P2P GOネゴシエーションフレーム内のWDのP2Pデバイス/MACアドレスであってもよく、または例えば、ワイヤレスドッキングプロトコルメッセージ、ASP協調プロトコルメッセージ、Wi−Fiミラキャストプロトコルメッセージ、MA−USBプロトコルメッセージの一部として送信された一意的識別子とすることができる。
WDには、基準、トリガ、または規則の他の例を設定できる。このように、ドッキング装置は、ドッキング構成の少なくとも一部を格納して、周辺機器を使用および/または使用を再開可能にし、格納された構成データに従ってデータをモニターすることができる。ドッキングすると、WDはモニタリングされたセットYの周辺機器のモニターデータを読み出し、基準が満たされている場合、および/または規則が適用される場合、その後WDは変更されたドッキング設定を作動させることがある。例えば、それはドッキングするための異なる周辺機器セットを選択してもよく、異なるアプリケーションセットを起動してもよく、構成可能な周辺機器パラメータを異なる値(例えば、ディスプレイ解像度、音量レベル、色、輝度など)に設定してもよく、デバイスドライバをロードして、周辺機器を異なる順序で列挙/構成してもよく、ドッキングに関連するプロセス/アプリケーションに対して異なる優先順位を設定することができる。
上記の例では、WDはWDHからモニタリング情報をフェッチする必要がある。これは、例えば、WDとWDHとの間のワイヤレスドッキングリンク(ポストアソシエーション)を介して交換される特定のメッセージによって達成することができる。代替的に、モニタリング情報は、プリアソシエーション(pre−association)サービスディスカバリ(例えば、P2P GASフレーム交換を使用する)を通じてWDHによって利用可能にされる。その結果、WDとWDHのそれぞれのドッキング構成は、WDが以前にWDHからドッキング解除される直前の時点で、WDとWDHが動作していたドッキング構成とは異なる。効果的に、次回のドッキング時に、ドッキングセッションは、より少ないユーザーインタラクションステップでより速く所望の動作状態に達する。
任意的に、上述のシステムにおいて、WDHは、セットYの周辺機器からのモニタリング状態情報/イベント/データが特定の(閾値)値に達すると、ドッキングするように促す。これは、例えば、プッシュ通知、電子メール、SMS/MMS、Whatsapp/Twitterメッセージ、HTTPサーバープッシュ/ロングポーリング、Wi−Fiビーコン/プローブ要求/応答フレームの追加フィールド、Wi−Fiプロビジョンディスカバリ/アソシエーション/認証要求、UPnP GENA/マルチキャストイベントなどを通じて行われ得る。
任意的に、上記システムにおいて、WDは、周辺機器Yから受信したデータをどのように解釈するかをWDHに指示する。これは、ワイヤレスドッキングプロトコルにおける特定のメッセージを使用して行うことができる。又は、WDは、WDHが解釈して実行できるアプリケーションまたはスクリプト(Android/iOSアプリ、Java(登録商標)アプレット、Java(登録商標)script、Pythonスクリプト、Windows実行ファイル、CSスクリプト、VBScriptなど)をWDHに送信し得る。これには、ロギングの頻度、適用するフィルタ、周辺機器から特定のデータを受信したときにトリガするイベント(受信した値が特定のしきい値を超える場合など)に関する指示、周辺機器の起動/操作に関する指示、特定の状態変化が検出されたか、または例えばWDをドッキングするよう招待するなど、周辺機器から特定のイベントが受信された時に何をするかに関する指示を含み得る。
追加的に、または代替的に、WDは、WDHに、モニタリングされた状態変化/イベント/データを周辺機器Yから特定のURLにアップロードするように命令することができる。このURLは、イントラネット/インターネット上の外部サーバを指してもよいし、例えば、WD自体を指してもよい。情報は、HTTP、FTP、Bittorrentまたは他のデータ転送プロトコルを介して送信することができる。外部サーバは、モニタリングされた情報を格納し、WDをドッキングし、またはWDCおよび/またはWDのドッキング構成を変更するようにWDを招待するトリガとして機能する、外部サーバ上に構成されてもよい基準を適用する役割を有し得る。
任意的に、上述のシステムにおいて、WDHは、ある特定の周辺機器を、例えば、プライバシーの理由から、モニタリングされるように選択されたセットYの周辺機器の一部となることを防止することができる。例えば、特定のWDが、その間にドッキングされている他のWDのプライバシーに敏感な情報にWDがアクセスするのを防ぐために、その特定のWDがいない間にキーボードを介して入るイベントをログに記録することを禁止することができる。
任意的に、上に示したようなドッキング構成は、ドッキングするためにWDHによって提供される周辺機器のセットを含むことができる。これにより、さまざまなシナリオが可能になる。第1の可能なシナリオは、ベビールームであり、赤ちゃんが眠っていないときにランプまたは子守唄発生器などの特定の周辺機器がドッキングするように提供されるが、ドッキングのときに(例えば、存在検知センサーや睡眠センサーの状態に基づき)赤ちゃんが寝ているときには提供されない。モニタリングデータには、現在の瞬間だけでなく、赤ちゃんの過去1時間の睡眠状態も含まれ得る。さらに別のシナリオは、ドッキングの瞬間に患者の状態に応じて(例えば血圧センサー、心拍センサー、温度センサーなど状態に基づいて)生理的食塩水ポンプまたは薬剤管理者注射ポンプまたは除細動器またはペースメーカまたはアラームなどの特定の器具がドッキングするように提供される病院である。さらに別のシナリオは、リビングルームである。テレビやオーディオデバイスなどの特定の周辺機器は、他の誰かが室内にいるかどうか、又は(例えば、存在検知センサーの状態、ノイズ/活動検出器に基づいて)ドッキングの瞬間に何の活動が検出されるかに応じて提供されても、または提供されなくてもよい。さらに別のシナリオは、オフィスであり、(例えば、存在検知/占有検知センサー、ノイズ/活動検出器に基づき)スピーカー又はワイヤレスヘッドフォンがドッキングするよう提供される。さらに別のシナリオは、キッチンである。ここでは、オーブンなどの特定の周辺機器が、(例えば、温度センサーの状態に基づいて)ドッキングの瞬間に、(例えば、湯沸かし器内の水温、完全に解凍されていない肉の内部温度など)周辺機器の状態、又はレシピ中の食品アイテムに応じて、ドッキングするように提供される。
任意的に、上に示したようなドッキング構成は、ドッキングするためにWDによって選択される周辺機器のセットを含むことができる。これによりWDHが提供する周辺機器セットと同様のシナリオが可能になるが、WDの視点から、ドッキングする周辺機器セットを選択する際に周辺機器から値を考慮することができる。
任意的に、上に示したようなドッキング構成は、ドッキングされている周辺機器の構成可能な電力状態(例えば、スイッチのオン/オフ、スタンバイ)を含むことができる。第1のシナリオは、家庭/リビングルームである。ここでは、ランプがスイッチオン/オフされ、またはドッキングしたときに、部屋の中に誰がいるか、またはどんな活動が検出されたかに応じて、ドッキング中は暗い状態/完全動作状態に設定される。更に別のシナリオは、家庭/リビングルームである。ここでは、日中に(ユーザーによって設定された)エネルギー使用量の最大限界にほぼ達すると、一定の周辺機器がドッキング中にスタンバイモードに留まる(すなわち自動的にスイッチオンされない)。さらに別のシナリオは、キッチンである。ここでは、電子レンジ、湯沸かし器、電気コンロ、換気扇などの一定の周辺機器がレシピに応じて低電力状態で動作する。
任意的に、上記のドッキング構成は、ドッキングされる周辺機器に使用されるように選択された設定可能なパラメータ値(例えば、ディスプレイ解像度、音量レベル、色、明るさなど)を含むことができる。第1の可能なシナリオは、家庭またはリビングルームである。ここでは、サーモスタットとドッキングした時の室温および/または空調状態および/または空気清浄機および/またはブラインドの状態が自動的に様々に設定される。これは、ドッキングの瞬間に誰がどの部屋にいるかに応じて、屋外の天候(晴天/曇り)に応じて、(温度センサー、光センサー、存在検知センサー、空気質センサーの状態などに基づいて)日中のエネルギー使用量に応じて設定される。更なるシナリオはオフィスである。ここでは、モニターとのドッキング時の画面の明るさが、例えば、室内の明るさ、屋外の天候(晴天/曇り)、人の概日リズム(眠くなったり、目が覚めたり)に基づいて、自動的に様々に設定される。さらに別のシナリオは病院である。ここでは、ドッキング時にモニタリングされている患者の状態に基づいて、生理的食塩水ポンプまたは薬剤管理者注射ポンプの速度が様々に設定される。
任意的に、上記のドッキング構成は、WDHとドッキングされたときにWDで起動されるアプリケーションのセットを含むことができる。最初の可能性のあるシナリオは病院である。ここでは、例えば、患者の状態に応じて、様々なアプリケーション/タスクリストがWD上で起動される。
さらに別のシナリオは、ベビールームである。ここでは、例えば、おむつの濡れ具合、赤ちゃんの泣き声、着替えマット上の赤ちゃん、ベッド上の赤ちゃんに応じて、様々なアプリケーション/ガイドがWD上で起動され得る。
任意的に、上に示したようなドッキング構成は、ドッキングに関連するWD上の設定可能な設定を含むことができる。最初の可能性のあるシナリオは、家庭またはリビングルームである。ここでは、他に人がいない場合には、単にすべての周辺機器にドッキングしてもよく、他に人がいる場合には、周辺機器を個別に選択するユーザー入力を得ることができる。
任意的に、上記のドッキング構成は、ドッキングされている周辺機器の優先順位(例えば、デバイスドライバがロード/momentiateされる順序、またはデバイスが列挙/構成される順序)を含み得る。最初の可能性のあるシナリオは病院である。ここでは、患者の状態に基づいて、特定の状況/緊急事態に対して最も重要な機器が最初に挙げられる。
任意的に、上に示したようなドッキング構成は、ドッキングに関連するWD上で実行されるプロセス/アプリケーションの優先順位を含むことができる。可能性があるのは病院である。ここでは、患者の状態に基づいて、特定の状況/緊急事態に関連するWD上のプロセス/アプリケーションが最優先される。ドッキング構成は、さらに、誰がどの周辺機器にアクセスするかの優先順位(複数のWDの場合)を含み得る。可能性のあるシナリオは病院である。ここでは、医師は最も重要な周辺機器にアクセスできるが、看護士はそれほど重要ではない周辺機器を使用する可能性がある。ドッキング構成はさらに、WDがドッキングすることを許可されたデータ(例えば、特権が小さくて自動的にドッキング解除されたユーザー)をさらに含むことができる。最初の可能性のあるシナリオは、病院である。ここでは、医師が周辺機器にアクセスしたり、看護士のWDへのアクセスをドッキング解除したり、ブロックしたりする。さらに別のシナリオは、家庭またはリビングルームであり、両親がいないとき、子供は例えばテレビとメディアハードドライブにドッキングすることができない。
任意的に、上記のドッキング構成は、同時にドッキングすることができる複数のWDを含むことができる。可能性のあるシナリオは病院である。ここでは、患者の状態に応じて、緊急時には医者と看護士が同時にドッキングできないが、そうでなければ同時にドッキングすることができる。
図3は、ホストで使用するためのワイヤレスドッキングの方法を示す図である。ホスト方法は、ホストとドッキング装置(dockee)との間のワイヤレス通信およびドッキングを可能にする。ホストおよびドッキング装置は、図1および図2を参照して説明した。ホストは、少なくとも1つの周辺機器を含む少なくとも1つのワイヤレスドッキング環境を収容するように構成されている。ホスト方法は、初めに開始501で開始する。次のステップCONFIG502において、ドッキング装置のドッキング構成データが決定され、格納される。それぞれのドッキング構成データは、ワイヤレスドッキング環境から選択された少なくとも1つの周辺機器を規定し、ドッキング装置に代わって選択された周辺機器をモニタリングする。次のステップMONIT503では、選択された周辺機器がモニタリングされ、選択された周辺機器のモニターデータが第1の時の後の期間に取得される。このモニタリング期間では、ドッキング装置はホストにドッキングされていない。
任意的なステップDET504において、モニターデータにおいて特定の値または条件が検出される。そのような値または条件が検出されたとき、本方法はステップACT508に続き、ドッキング構成を適合させるか、または上述のように追加の機能をトリガすることができる。
この方法は、期間が終了するまで、または前記任意的ステップを介してモニタリングプロセスを継続する。次に、第2の時にステップDOCK505において、ドッキング装置がドッキングセッションを開始し、ドッキングセッションが確立される。ドッキングセッションでは、ホストメソッドは、ドッキング構成データに応じて第2のドッキング構成を設定し、第2のドッキング構成内でモニターデータを利用可能にする。本方法はノードEND507で終了する。
図4は、ドッキング装置で使用するためのワイヤレスドッキングの方法を示す図である。ドッキング装置方法は、ホストとドッキング装置(dockee)との間のワイヤレス通信およびドッキングを可能にする。ホストおよびドッキング装置は、図1および図2を参照して説明した。ホストは、少なくとも1つの周辺機器を含む少なくとも1つのワイヤレスドッキング環境を収容するように構成されている。ドッキング装置方法は、始めに開始601で開始する。任意的な次のステップDOCK_1 602において、ドッキング装置は最初にホストにドッキングすることができる。任意的な次のステップCONFIG603において、ドッキング装置の第1のドッキング構成が決定される。そのドッキング装置は、少なくとも1つの周辺機器のモニタリングを規定する構成命令をホストに送信することができる。そのようなモニタリングは、図1および2を参照してドッキングシステムを説明するところで説明されている。それぞれのドッキング構成は、ワイヤレスドッキング環境から選択された少なくとも1つの周辺機器を規定する。
次に、任意的ステップUNDOCK604において、ドッキング装置は初期ドッキングセッションを終了する。続いて、ドッキング装置がドッキングされていない間に、ホストは、図3を参照して説明したように、少なくとも1つの周辺機器をモニタリングする。
その後、第2の時にステップDOCK_2 605において、ドッキング装置はさらに別のドッキングセッションを開始し、ドッキングセッションが確立される。ドッキングセッションでは、第2のドッキング構成がドッキング構成データに応じてホストによって設定され、モニターデータがそれぞれのドッキング構成で利用可能にされる。次のステップACCESS606において、ドッキング方法は、それぞれのドッキング構成でモニターデータにアクセスすることを含む。ドッキング装置はここで、モニターデータを使用する。最後に、本方法はノードEND607で終了する。
実際には、これらの方法は、ホストソフトウェア(ホスト方法)およびドッキング装置ソフトウェア(ドッキング装置方法)、例えばいわゆるアプリ、で実施することができる。そのようなコンピュータプログラム製品は、ホストとドッキング装置との間のワイヤレスドッキング用であり、プロセッサにホスト方法またはドッキング装置方法を実行させるように動作するプログラムを含む。
本発明は、ワイヤレスドッキングを使用する実施形態によって主に説明されているが、本発明は、(ドッキング装置の役割を有する)モバイルデバイスが(ホスト役割を有する)別のワイヤレスデバイスに接続して1つ以上の周辺機器またはサービスを、ホストを介して接続または共有した場合に、ホストはドッキング設定を記憶し、ドッキング装置がドッキングされていないときに特定の周辺機器をモニタリングする。本発明は、プログラム可能な構成要素を使用して、ハードウェアおよび/またはソフトウェアで実施することができることに留意されたい。実際には、本発明は、テレビ、モニター、オーディオシステム、プリンタ、USB周辺機器、ワイヤレスドッキング装置などのWi−Fiを介してサービスを提供するデバイスに適用することができる。ドッキング装置は、テレビ、モニター、Wi−Fi上のオーディオシステムなどのレンダリング装置を使用したいMP3又はMP4プレーヤなどのモバイルデバイスであっても、実際にはWi−Fiを介してサービス(印刷、録音、再生、録音、ドッキング、インターネットアクセスなど)を利用したい任意のモバイルデバイス、スマートフォン、タブレット、ラップトップなどであってもよい。
言うまでもなく、上記の説明では、明りょうにするため、異なる機能ユニット、及びプロセッサを参照して本発明の実施形態を説明した。しかし、言うまでもなく、本発明から逸脱することなく、異なる機能ユニットやプロセッサの間で機能を適宜分配して、用いることができる。例えば、別のユニット、プロセッサやコントローラにより実行される機能は、同じプロセッサやコントローラで実行してもよい。このように、具体的な機能ユニットの参照は、説明した機能を提供する好適な手段の参照であり、論理的あるいは物理的に厳密な構造や組織を表しているわけではない。 本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせを含むいかなる好適な形式で実施することもできる。
本明細書では、「comprising」との用語は、列記したもの以外の他の要素やステップがあることを排除するものではない。要素の前の「a」または「an」との用語は、かかる要素が複数あることを排除するものではない。参照符号は請求項の範囲を限定するものではない。本発明はハードウェア及びソフトウェアの両方により実施することができる。同じハードウェアまたはソフトウェアのアイテムにより複数の「手段」や「ユニット」を表すこともあり、プロセッサは、場合によってはハードウェア要素と協働して、1つ以上のユニットの機能を満たすことができる。さらに、本発明は実施形態では限定されず、本発明は上記のすべての新規な特徴または複数の特徴の組み合わせにあり、又は相互に異なる従属クレームに記載されている。
本発明による装置及び方法のさらに別の好ましい実施形態は、添付した従属項に記載した。その開示はここに参照により援用する。
この目的のため、上記ワイヤレスドッキングシステムのホストで使用するワイヤレスドッキングのホスト方法が提供される。該ホスト方法は、
−第1の時に、前記ドッキング装置の第1のドッキング構成を規定するドッキング構成データを格納するステップであって、前記第1のドッキング構成は前記ワイヤレスドッキング環境から選択された少なくとも1つの周辺機器を含み、前記ドッキング構成データはさらに選択された周辺機器のモニタリングを規定する、ステップと、
−前記ドッキング装置が前記ホストとドッキングしていない前記第1の時の後の期間に、前記ドッキング構成データにしたがって、選択された周辺機器をモニタリングして、選択された周辺機器のモニターデータを取得する、ステップと、
−前記期間の後の第2の時に前記ドッキングセッションを確立するとき、
−前記ドッキング構成データに応じて第2のドッキング構成を用いるステップと、
−前記第2のドッキング構成においてモニターデータを利用可能とするステップとを含む。

Claims (15)

  1. ホストと少なくとも1つのドッキング装置とを有するワイヤレスドッキングシステムにおける前記ホストであって、
    前記ホストは、少なくとも1つの周辺機器を有する少なくとも1つのワイヤレスドッキング環境を収容するように構成され、
    前記ドッキング装置は、前記ホストとドッキングして、前記ドッキング装置が前記周辺機器を利用できるドッキングセッションを確立するように構成され、
    前記ホストは、
    ワイヤレス通信するホスト通信ユニットと、
    前記ホスト通信ユニットに結合され、前記ホスト通信ユニットを介して、前記ドッキング装置とドッキングして前記ドッキングセッションを確立するように構成されたホストプロセッサとを有し、
    前記ホストプロセッサは、
    第1の時に、前記ドッキング装置の第1のドッキング構成を規定するドッキング構成データを格納し、前記第1のドッキング構成は前記ワイヤレスドッキング環境から選択された少なくとも1つの周辺機器を含み、前記ドッキング構成データはさらに選択された周辺機器のモニタリングを規定し、
    前記ドッキング装置が前記ホストとドッキングしていない前記第1の時の後の期間に、前記ドッキング構成データにしたがって、選択された周辺機器をモニタリングして、選択された周辺機器のモニターデータを取得し、
    前記期間の後の第2の時に前記ドッキングセッションを確立するとき、
    前記ドッキング構成データに応じて第2のドッキング構成を用い、
    前記第2のドッキング構成中のモニターデータを利用可能とするように構成され、
    前記ドッキング装置は、前記ドッキングセッションを確立するとき、
    前記第2のドッキング構成を用い、
    前記モニターデータにアクセスするように構成される、
    ホスト。
  2. 前記ホストプロセッサは、選択された周辺機器をモニタリングして、
    前記周辺機器の状態変化に関するデータと、
    前記周辺機器により検知されたイベントに関するデータと、
    前記周辺機器により実行された測定に関するデータと、
    前記周辺機器によりキャプチャされたオーディオデータと、
    前記周辺機器によりキャプチャされたビデオデータと
    のうち少なくとも1つを前記モニターデータとして取得するように構成される、
    請求項1に記載のホスト。
  3. 前記ホストプロセッサは、
    前記ドッキング装置が、前記第1のドッキング構成を用いて第1のドッキングセッション中に前記ホストとドッキングしているとき、前記ドッキング構成データの少なくとも一部を決定し、
    第2のドッキングセッション中に前記ドッキング装置がドッキングされているとき、前記第1のドッキング設定を用いるように構成され、
    前記ドッキング装置プロセッサは、
    前記ドッキング装置が、前記第1のドッキング構成を用いて第1のドッキングセッション中に前記ホストとドッキングしているとき、前記ドッキング構成データの少なくとも一部を決定し、
    前記ドッキング装置が前記第2のドッキング構成を用いて第2のドッキングセッションで前記ホストとドッキングされたとき、前記モニターデータにアクセスするように構成される、
    請求項1または2に記載のホスト。
  4. 前記ドッキング構成データは、
    前記ドッキングセッションにおいて前記ドッキング装置に提供される周辺機器のセットと、
    前のドッキングセッションにおいて前記ドッキング装置により使用された周辺機器のセットと、
    少なくとも1つの周辺機器のパワー状態設定と、
    前記ドッキングセッションにおいて少なくとも1つの周辺機器に対して用いられる少なくとも1つの設定値と、
    前記ドッキングセッションにおいて前記ドッキング装置上で起動される少なくとも1つのアプリケーションと、
    前記ドッキングセッションにおいて前記ドッキング装置で用いられる少なくとも1つの設定値と、
    前記ドッキングセッションにおけるそれぞれの周辺機器の優先順位と、
    前記ドッキングセッションにおいて前記ドッキング装置上で実行されるプロセス及び/又はアプリケーションの優先順位と
    のうち少なくとも1つを含む、
    請求項1ないし3いずれか一項に記載のホスト。
  5. 前記ドッキング構成データは、
    他のドッキング装置に対する、前記周辺機器にアクセスする前記ドッキング装置の優先順位と、
    前記ドッキングセッション中にドッキングが許される他のドッキング装置の数と、
    前記ドッキングセッション中にドッキングする及び/又はドッキングし続ける、他のドッキング装置の権利と、
    前記ドッキングセッション中に前記モニターデータにアクセスする、他のドッキング装置の権利と、
    前記ドッキング装置が前記ホストとドッキングしていないときに、前記モニターデータにアクセスする、他のドッキング装置の権利と
    のうち少なくとも1つを含む、
    請求項1ないし4いずれか一項に記載のホスト。
  6. 前記ホストプロセッサは、前記モニターデータに基づいて前記ドッキング構成データを適合させるように構成される、請求項1ないし5いずれか一項に記載のホスト。
  7. 前記ホストプロセッサは、前記モニターデータに基づき、
    前記ワイヤレスドッキング環境の少なくとも1つの周辺機器のモニタリングを規定することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境の少なくとも1つの周辺機器の起動又は停止状態にすることと、
    周辺機器機能を実行するように、前記ワイヤレスドッキング環境の少なくとも1つの周辺機器を制御することと
    のうち少なくとも1つを行うように構成される、
    請求項1ないし6いずれか一項に記載のホスト。
  8. 前記ホストプロセッサは前記ドッキング装置からモニタリング命令を受信するように構成され、前記モニタリング命令は、
    モニタリングすべき周辺機器と、
    取得すべき具体的なモニターデータと、
    前記モニターデータを分析する少なくとも1つの基準及び/又は条件と、
    取得されたモニターデータに基づき実行される周辺機器機能と
    前記ドッキング装置は、
    前記モニタリング命令を提供し、前記モニタリング命令を前記ホストに送信するように構成される、
    のうち少なくとも1つを規定することによりモニタリングを規定する、
    請求項1ないし7いずれか一項に記載のホスト。
  9. 前記ホストプロセッサは、前記モニターデータに基づいて前記ドッキング装置をドッキングするように招待するように構成される、
    請求項5ないし7いずれか一項に記載のホスト。
  10. 請求項1ないし9いずれか一項に記載のワイヤレスドッキングシステムにおいて用いるドッキング装置であって、
    前記ワイヤレスドッキングシステムはホストと前記ドッキング装置とを有し、
    前記ドッキング装置は、
    ワイヤレス通信するドッキング装置通信ユニットと、
    前記ドッキング装置通信ユニットに結合され、前記ドッキング装置通信ユニットを介して、前記ホストとドッキングして、前記ドッキング装置が前記周辺機器を使えるようにするドッキングセッションを確立するように構成されたドッキング装置プロセッサとを含み、
    前記ドッキング装置プロセッサは、前記ドッキングセッションを確立するとき、
    前記第2のドッキング構成を用い、
    前記モニターデータにアクセスするように構成されることを特徴とする、
    ドッキング装置。
  11. 前記ドッキング装置プロセッサは、
    前記周辺機器の状態変化に関するデータと、
    前記周辺機器により検知されたイベントに関するデータと、
    前記周辺機器により実行された測定に関するデータと、
    前記周辺機器によりキャプチャされたオーディオデータと、
    前記周辺機器によりキャプチャされたビデオデータと
    のうち少なくとも1つを前記モニターデータとして用いるように構成される、
    請求項10に記載のドッキング装置。
  12. 前記ドッキング装置プロセッサは、
    モニタリング命令を提供し、前記モニタリング命令を前記ホストに送信するように構成され、
    前記モニタリング命令は
    モニタリングすべき周辺機器と、
    取得すべき具体的なモニターデータと、
    前記モニターデータを分析する少なくとも1つの基準及び/又は条件と、
    取得されたモニターデータに基づき実行される周辺機器機能と
    のうち少なくとも1つを規定することによりモニタリングを規定する、
    請求項10乃至11いずれか一項に記載のドッキング装置。
  13. 請求項1ないし9いずれか一項に記載のワイヤレスドッキングシステムにおいて、ホストにおいて用いられるホストワイヤレスドッキング方法であって、
    第1の時に、前記ドッキング装置の第1のドッキング構成を規定するドッキング構成データを格納するステップであって、前記第1のドッキング構成は前記ワイヤレスドッキング環境から選択された少なくとも1つの周辺機器を含み、前記ドッキング構成データはさらに選択された周辺機器のモニタリングを規定する、ステップと、
    前記ドッキング装置が前記ホストとドッキングしていない前記第1の時の後の期間に、前記ドッキング構成データにしたがって、選択された周辺機器をモニタリングして、選択された周辺機器のモニターデータを取得する、ステップと、
    前記期間の後の第2の時に前記ドッキングセッションを確立するとき、
    前記ドッキング構成データに応じて第2のドッキング構成を用いるステップと、
    前記第2のドッキング構成中のモニターデータを利用可能とするステップと、
    を含む方法。
  14. 請求項1ないし9いずれか一項に記載のワイヤレスドッキングシステムにおいて、ドッキング装置において用いられるドッキング装置ワイヤレスドッキング方法であって、
    前記ドッキングセッションを確立するとき、
    前記第2のドッキング構成を用いるステップと、
    前記モニターデータにアクセスするステップとを含む、
    方法。
  15. ホストとドッキング装置との間のワイヤレスドッキングするコンピュータプログラムであって、前記ホストのプロセッサで実行されるとき、前記プロセッサに請求項13に記載の方法を実行させ、前記ドッキング装置のプロセッサで実行されるとき、前記プロセッサに請求項14に記載の方法を実行させる、コンピュータプログラム。
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