JP2018517346A - マルチユーザ多入力多出力スケジューリング - Google Patents

マルチユーザ多入力多出力スケジューリング Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスについて説明する。一態様では、ワイヤレス通信の方法が、送信キュー内のデータの量およびいくつかの送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する変調およびコーディング方式(MCS)データレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定するステップを含む。この方法は、いくつかの送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングするステップも含む。

Description

相互参照
本特許出願は、2015年5月14日に出願された、Gaoらによる「Multi-User Multiple-Input-Multiple-Output Scheduling」という名称の米国仮特許出願第62/161661号、および2015年9月8日に出願された、Gaoらによる「Multi-User Multiple-Input-Multiple-Output Scheduling」という名称の米国特許出願第14/847551号の優先権を主張し、これらの各々が本出願の譲受人に譲渡されている。
以下は概して、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、マルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)スケジューリングに関する。
ワイヤレス通信システムは、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、放送などの様々な種類の通信コンテンツを提供するために広く配備されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることのできる多元接続システムであってもよい。ワイヤレスネットワーク、たとえばワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、1つまたは複数の局(STA)またはモバイルデバイスと通信することがあるアクセスポイント(AP)を含むことが可能である。APは、インターネットなどのネットワークに結合され、モバイルデバイスがネットワークを介して通信する(またはアクセスポイントに結合された他のデバイスと通信する)ことを可能にする場合がある。ワイヤレスデバイスは、ネットワークデバイスと双方向に通信してもよい。たとえば、WLANにおいて、STAは、ダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)を介して関連するAPと通信してもよい。DL(または、順方向リンク)はAPからSTAへの通信リンクを指し、UL(または、逆方向リンク)はSTAからAPへの通信リンクを指す。
APは、MU-MIMO送信を使用して複数のSTAと同時に通信してもよい。APは、同じグループ識別子(ID)が割り当てられたSTAのグループ(たとえば、送信セット)へのMU-MIMO送信を実行してもよい。しかし、送信セットにおけるいくつかのSTAは、MU-MIMO送信がスケジューリングされている特定の時間に受信すべきトラフィックがほとんどまたはまったくないことがあり、かつマルチユーザ(MU)グループにおける他のSTAとは実質的に異なる送信特性を有する場合がある。MUグループにおけるSTA間の受信すべきトラフィックおよび送信特性におけるそのような不均衡によって、ワイヤレス通信システム効率およびスループットが低下する。
マルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)スケジューリングのためのシステム、方法、およびデバイスについて説明する。アクセスポイント(AP)(または別のデバイス)が、送信キュー内のデータの量およびいくつかの送信グループの各送信グループにおけるワイヤレス通信デバイスに関する変調およびコーディング方式(MCS)データレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定する。この点に関連して、APは、いくつかの送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングする。APは、送信キュースナップショット(たとえば、APから各STAに送信すべきデータに関連する参照)を読み取って、ワイヤレス通信デバイスの各々に関する送信キュー内のデータの量を決定してもよい。
いくつかの例では、APによってトークン管理システムが使用される。たとえば、送信の種類(たとえば、MU-3(3つのSTAへの送信)、MU-2(2つのSTAへの送信)、およびシングルユーザ(SU)(単一のSTAへの送信))に少なくとも部分的に基づいて、第1の送信にトークンコストを適用することができる。さらに、APは、第1の送信グループをスケジューリングするプロセスの間送信時間をいくつかのワイヤレス通信デバイスに関する特定の時間値に制限し、次いで送信時間を最も近い時間間隔境界まで切り上げて、第1の送信グループの送信持続時間を決定してもよい。第1の送信グループに関連するオーバーヘッドは、マルチユーザサウンディング手順送信時間に少なくとも部分的に基づいてもよい。場合によっては、ワイヤレス通信デバイスを送信グループに割り当てる際に、送信の種類に関連する予期されるオーバーヘッドが考えられる。
ワイヤレス通信の方法について説明する。いくつかの例では、この方法は、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定するステップと、複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングするステップとを含む。
通信デバイスについて説明する。いくつかの例では、通信デバイスは、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定するための送信時間メトリックマネージャと、複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングするための送信スケジューラとを含む。
さらなる通信デバイスについて説明する。いくつかの例では、この通信デバイスは、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリに記憶され、プロセッサによって実行されたときに、通信デバイスに、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定させ、複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングさせるように動作可能な命令とを含む。
ワイヤレス通信のためのコードを記憶した非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。いくつかの例では、このコードは、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定し、複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングするように実行可能な命令を含む。
本明細書において説明する方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSと複数のワイヤレス通信デバイスの各々における送信キュー内のデータの量とからなるグループから選択される送信特性に少なくとも部分的に基づいて、複数のワイヤレス通信デバイスの各々を複数の送信グループのうちの少なくとも1つの送信グループに割り当てることを含む場合があるプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含んでもよい。追加または代替として、いくつかの例では、複数のワイヤレス通信デバイスを複数の送信グループに割り当てるためのプロセス、特徴、手段、または命令は、複数のワイヤレス通信デバイスのうちの少なくとも2つのワイヤレス通信デバイス間の共有される帯域幅に少なくとも部分的に基づいて、上記の少なくとも2つのワイヤレス通信デバイスがマルチユーザ送信に適合すると決定することをさらに含む。
本明細書において説明する方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、送信キュースナップショットを読み取って、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関する送信キュー内のデータの量を決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含んでもよい。追加または代替として、いくつかの例では、第1の送信グループへの送信をスケジューリングするためのプロセス、特徴、手段、または命令は、第1の送信グループのワイヤレス通信デバイスごとの利用可能なトークンの数を調べて、送信を許容すべきかどうかを決定することをさらに含む。
本明細書において説明する方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1の送信グループへの送信を実行し、送信を許容すべきかどうかを決定するために、第1の送信グループのワイヤレス通信デバイスごとの利用可能なトークンの数を減らすためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含んでもよい。追加または代替として、いくつかの例では、トークンコストは、第1の送信グループに関連する送信の種類に少なくとも部分的に基づく。追加または代替として、いくつかの例では、トークンコストは、第1の送信グループの送信がシングルユーザ送信であるときの方が、第1の送信グループの送信がマルチユーザ送信であるときよりも大きい。
本明細書において説明する方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、送信時間メトリックを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令は、送信キュー内のデータの量および少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートから少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出することと、送信時間を最大時間値に制限することとを含む。追加または代替として、いくつかの例では、送信時間メトリックを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令は、送信キュー内のデータの量および少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートから少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出することと、送信時間を最も近い時間間隔境界まで切り上げることとを含む。
本明細書において説明する方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、さらに第1の送信グループに関連するオーバーヘッドに少なくとも部分的に基づいて、複数の送信グループの各々に関する送信時間メトリックを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含んでもよい。追加または代替として、いくつかの例では、第1の送信グループに関連するオーバーヘッドは、マルチユーザサウンディング手順送信時間に少なくとも部分的に基づく。
上記では、以下の発明を実施するための形態をより良く理解することができるように、本開示による例の特徴および技術的利点についてかなり広範に概説した。追加の特徴および利点については、以下で説明する。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用することができる。そのような均等な構造は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念の特性、それらの構成と動作方法の両方は、関連する利点とともに、以下の説明を添付の図に関連して検討したときによりよく理解されよう。図の各々は、例示および説明のために提供され、特許請求の範囲の限界を定めるものではない。
本開示の態様について以下の図を参照して説明する。
本開示の様々な態様に従って構成されたマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)スケジューリングに関するワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を示す図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングをサポートするワイヤレス通信サブシステムの一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングをサポートするホストソフトウェア-ファームウェアキューアーキテクチャの一例を概念的に示す図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングに関連する送信候補テーブルの例を示す図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングに関連するMU-3送信ブロック、MU-2送信ブロック、およびシングルユーザ(SU)送信ブロックの一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングに関連するMU-3送信ブロックの一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングに関連するMU-2送信ブロックの一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングに関連するSU送信ブロックの一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、MU-3送信ブロックをMU-MIMOスケジューリングに関連するより小さい2つのMU-3送信ブロックに分割する例を示す図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングをサポートするトークン管理システムの一例を概念的に示す図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングをサポートするワイヤレスデバイスのブロック図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングをサポートするワイヤレスデバイスのブロック図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングをサポートするワイヤレスデバイスのブロック図である。 本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングをサポートするAPを含むシステムのブロック図である。 本開示の様々な態様によるMU-MIMOスケジューリングのための方法を示す図である。 本開示の様々な態様によるMU-MIMOスケジューリングのための方法を示す図である。 本開示の様々な態様によるMU-MIMOスケジューリングのための方法を示す図である。 本開示の様々な態様によるMU-MIMOスケジューリングのための方法を示す図である。 本開示の様々な態様によるMU-MIMOスケジューリングのための方法を示す図である。 本開示の様々な態様によるMU-MIMOスケジューリングのための方法を示す図である。
マルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)スケジューリングでは、マルチユーザ(MU)グループが、アクセスポイント(AP)(または別のデバイス)によって複数の局(STA)の各々に同時に送信できるように複数のSTAで形成することができる。たとえば、MUグループは、2つのSTA、3つのSTA、4つのSTA、5つのSTAなどを含んでもよい。MU-MIMO動作に関連する利点を得るには、所与の送信に関して現実的なできるだけ多くのSTAをグループ化すると有利である場合がある。MU-MIMO送信に関するSTAをグループ化するための基準には、限定はしないが、同じまたは同等の変調およびコーディング方式(MCS)値を有すること、送信に十分な量のパケットを有すること、無相関のチャネルを有すること、および/または適合する送信属性を有することが含まれる。たとえば、パディングパケットまたはフィラーパケットを含むMU-MIMO送信を軽減するには、MUグループが第1のSTA、第2のSTA、および第3のSTAを含み、APが第1および第2のSTAへの送信についてはパケットの大きいキューを有し、APが第3のSTAへの送信についてはパケットの小さいキューのみを有する場合、そのMUグループのMU-MIMO送信は、第1のSTAと第2のSTAの両方用のキュー内のパケットの総数よりも少ないパケットのより短い送信持続時間によって特徴付けることができる。そのような例では、キュー内のパケットの集合体が小さくなり、追加のチャネル測定(たとえば、サウンディング)および不規則なバックオフ手順に関連するオーバーヘッドが生じるので、スループットが低下する場合がある。
代替的に、そのMUグループのMU-MIMO送信は、第1のSTAと第2のSTAの両方用のキュー内のすべてのパケットまたは多くのパケットの送信持続時間がより長いことと、第3のSTA用の大量のパディングパケットまたはフィラーパケットとによって特徴付けることができる。この代替例では、MU-MIMO送信における大量のパディングパケットまたはフィラーパケットに起因してスループットが低下する場合もある。したがって、MU-MIMO動作に関する技法は、MUグループの候補である場合がある特定のSTAに関連するパディングパケットまたはフィラーパケットの量を減らすことによってスループットを最適化することに少なくとも部分的に基づいて、より少ない数のSTAをグループ化することを含めることができる最適化されたMUグループを選択することを含む。さらに、本開示の態様によるMU-MIMOスケジューリングのための技法に送信機会における公平性の態様を組み込んでもよい。
AP(または別のデバイス)のファームウェアメモリが限定されるとき、MUグループに関するSTA選択の重要性が増す場合がある。局選択を単純化する場合があるラウンドロビンスケジューリングを使用する固定MUグループ化と比較して、本開示によるMU-MIMOスケジューリングおよび送信のための技法は、STAの現在のトラフィックおよび送信特性に少なくとも部分的に基づくSTAの動的選択を含むことができ、それによってバースト性のデータトラフィック環境(たとえば、TCP/IP)に対処し、オーバージエア(OTA)条件を変化させることができる。
本開示の態様について、まずワイヤレス通信システムに関して説明する。最適化された送信(たとえば、様々なMU送信およびシングルユーザ(SU)送信)を可能にし、たとえば、複数のSTAのパケットをキューに入れるためのファームウェアメモリに対する限定、バースト性のデータトラフィックパターン、および/または変化するマルチパスネットワーク条件に関連する問題を解消する場合がある、MU-MIMOスケジューリングのための技法についてさらに説明する。本開示のこれらの態様およびその他の態様を、MU-MIMOスケジューリングに関係する装置の図、システムの図、およびフローチャートによってさらに例示し、かつそれらの図を参照して説明する。
図1は、本開示の様々な態様に従って構成されたWLAN100(Wi-Fiネットワークとも呼ばれる)を示す。WLAN100は、AP105と、移動局、携帯情報端末(PDA)、その他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、ラップトップ、ディスプレイデバイス(たとえば、TV、コンピュータモニタなど)、プリンタなどのデバイスを表す複数の関連するSTA115とを含む。AP105および関連するSTA115は、基本サービスセット(BSS)または拡張サービスセット(ESS)を表してもよい。ネットワーク内の様々なSTA115は、AP105を通じて互いに通信することができる。WLAN100の基本サービスエリア(BSA)を表す場合があるAP105のカバレージエリア110も示されている。
図1には示されていないが、STA115が、複数のカバレージエリア110の交差部に位置し、複数のAP105に関連してもよい。単一のAP105およびSTA115の関連するセットは、BSSと呼ばれることがある。ESSは、接続されたBSSのセットである。ESS中のAP105を接続するために、配信システム(DS)(図示せず)が使用されてもよい。場合によっては、AP105のカバレージエリア110はセクタ(同じく図示されていない)に分割される。WLAN100は、様々な種類のAP105(たとえば、メトロポリタンエリア、ホームネットワークなど)を含んでもよく、様々な重複するカバレッジエリア110を含んでもよい。2つのSTA115が、両方のSTA115が同じカバレージエリア110内に位置するかどうかにかかわらず直接ワイヤレスリンク125を介して直接通信してもよい。直接的なワイヤレスリンク120の例には、Wi-Fi Direct接続、Wi-Fiトンネルドダイレクトリンクセットアップ(TDLS)リンク、および他のグループ接続を含めてもよい。STA115およびAP105は、IEEE802.11、および限定はしないが802.11b、802.11g、802.11a、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11ahなどを含むバージョンによる物理(PHY)レイヤおよび媒体アクセス制御(MAC)レイヤに関するWLAN無線およびベースバンドプロトコルに従って通信してもよい。他の実装形態では、ピアツーピア接続またはアドホックネットワークがWLAN100内に実装されてもよい。
WLAN100は、多入力多出力(MIMO)およびMU-MIMO動作に関連する特定のスケジューリングおよび送信技法をサポートすることによってスループットを高めてもよい。MIMO通信は、(たとえば、STA115における)複数の受信アンテナに信号を送る(たとえば、AP105における)複数のトランスミッタアンテナを含む場合がある。各送信アンテナは、ダイバーシティ(たとえば、空間ダイバーシティ)を広げて信号受信成功可能性を高くする場合がある独立したデータ(または空間)ストリームを送信してもよい。言い換えれば、MIMO技法は、マルチパス環境を利用して複数のデータストリームを送信するために、AP105上の複数のアンテナまたはSTA115上の複数のアンテナを使用することができる。場合によっては、AP105は、AP105が複数のSTA115に独立したデータストリームを同時に送信するMU-MIMO送信を実施する。たとえば、MU-N送信では、AP105はN個のSTAに信号を同時に送信する。AP105は、STAをMU-N送信グループに割り当ててもよく、またはSU送信グループに割り当ててもよい。したがって、AP105は、適合する多数のSTA115に関するトラフィックを有するとき、各STA115用の個々のストリームを最適化された単一のMU-MIMO送信として集計することによってネットワークスループットを高めることができる。
AP105は、送信グループにおける各STA115を区別するための識別方式を実装してもよい。たとえば、AP105は、いくつかのSTA115をグループ識別子(ID)に割り当ててもよい。STAおよびグループIDは、MUグループと呼ばれる場合がある。STAの割り当ては、同じまたは同等のMCSインデックス値(たとえば、MCSインデックス値の差は、MU-Nグループの各STA間において0、±1、または±2である場合がある)、送信に十分な量のパケット(たとえば、STA用のキューに入れられるパケットのしきい値量)、(たとえば、ビームフォーミングなどの協調送信方法を効果的に利用できるように)STAと無相関のチャネル、および/または適合する送信属性(たとえば、STA間における同様の帯域幅)に少なくとも部分的に基づいてもよい。
AP105はさらに、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定してもよい。送信時間メトリックは、送信キュー内のデータの量および送信グループにおける少なくとも1つのSTA115に関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいてもよい。いくつかの実装形態では、送信時間メトリックは、送信キュー内のデータの量および送信グループにおける各STA115に関するMCSデータレートを含む。たとえば、AP105は、AP105の送信キューのスナップショットを読み取り、STA115ごとに送信キュー内のデータの量を決定することができる。この場合、AP105は、送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングする。AP105は、STA115ごとの利用可能なトークンの数を調べて、送信を許容すべきかどうかを決定してもよい。
図2は、本開示の様々な態様によるMUグループへの局のMU-MIMOスケジューリングをサポートするワイヤレス通信サブシステム200の一例を示す。ワイヤレス通信サブシステム200は、STA115の動的選択およびMU送信に関するスケジューリングを容易にしてもよい。ワイヤレス通信サブシステム200は、図1を参照して説明するAP105の一例である場合があるAP105-aを含んでもよい。ワイヤレス通信サブシステム200は、MUグループ205-aとMUグループ205-bとを含んでもよい。
MUグループ205-aおよびMUグループ205-bの各々は、同じまたは同等のMCSインデックス値に少なくとも部分的に基づくいくつかのSTA115を含んでもよい。いくつかの例では、MCSインデックス値に関する変調形式およびコーディングレートは以下のように対応する。MCSインデックス値9は、256-QAM(直交振幅変調)および5/6コーディングレートに関係し、MCSインデックス値8は、256-QAMおよび3/4コーディングレートに関係し、MCSインデックス値7は、64-QAMおよび5/6コーディングレートに関係し、MCSインデックス値6は、64-QAMおよび3/4コーディングレートに関係し、MCSインデックス値5は、64-QAMおよび2/3コーディングレートに関係し、MCSインデックス値4は、16-QAMおよび3/4コーディングレートに関係し、MCSインデックス値3は、16-QAMおよび1/2コーディングレートに関係し、MCSインデックス値2は、QPSK(4位相シフトキーイング)および3/4コーディングレートに関係し、MCSインデックス値1は、QPSKおよび1/2コーディングレートに関係し、MCSインデックス値0は、BPSK(2値位相シフトキーイング)および1/2コーディングレートに関係する。しかし、本開示の態様によれば他の変調形式およびコーディングレート方式が使用されてもよい。
図2において、MUグループ205-aは、MCSインデックス値が9であるSTA115-aと、MCSインデックス値が9であるSTA115-bと、MCSインデックス値が9であるSTA115-cとを含んでもよい。MUグループ205-aにおけるSTA115の各々は、送信時間しきい値(たとえば、少なくとも2ms以上)を満たすことが決定され、各STA115に共通のグループIDを割り当てられてもよい。AP105-aは、MUグループ205-aにおける各STA115-a、115-b、および115-c間で共有される帯域幅に少なくとも部分的に基づいて、STA115-a、115-b、および115-cがMU送信に適合することを決定してもよい。
MUグループ205-bは、MCSインデックス値が7であるSTA115-dと、MCSインデックス値が6であるSTA115-eと、MCSインデックス値が7であるSTA115-fとを含んでもよい。MUグループ205-bにおけるSTA115の各々は、送信時間しきい値(たとえば、少なくとも2ms以上)を満たすことが決定され、各STA115に共通のグループIDを割り当てられてもよい。同様に、AP105-aは、MUグループ205-bにおける各STA115-d、115-e、および115-f間で共有される帯域幅に少なくとも部分的に基づいて、STA115-d、115-e、および115-fがMU送信に適合することを決定してもよい。いくつかの態様によれば、MUグループ205-a用の共有される帯域幅は、MUグループ205-b用の共有される帯域幅と同じである必要はない。他のSTA(図示せず)がワイヤレス通信サブシステム200内に存在してもよく、追加のMU-N送信グループおよびSU専用送信グループを含んでもよい。
AP105-aは、MUグループ205-aおよびMUグループ205-bに関して決定された送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスリンク120-aまたはワイヤレスリンク120-bを介した第1の送信をスケジューリングしてもよい。第1の送信を受信するグループを決定するために、AP105-aによってスコアリング方式が適用されてもよい。たとえば、MUグループ205-aは、MUグループ205-aにおけるSTAの送信時間、たとえば、STA115-aの8ms、STA115-bの8ms、およびSTA115-cの7msに少なくとも部分的に基づいて、送信時間メトリックが2.4である場合がある。MUグループ205-bは、MUグループ205-bにおけるSTAの送信時間、たとえば、STA115-dの6ms、STA115-eの6ms、およびSTA115-fの6msに少なくとも部分的に基づいて、送信時間メトリックが2.6であると決定される場合がある。場合によっては、STAの各々に関して決定された送信時間が最も近い送信間隔境界(たとえば、2ms間隔増分)に切り上げられ、STAの各々に関して決定された送信時間が特定の時間値(たとえば、8ms)に制限されてもよい。さらに、MUグループ205-aおよびMUグループ205-bの各々に関する送信時間メトリックは、MU送信に関連するオーバーヘッド(たとえば、MUサウンディング手順送信時間)を含む場合がある。したがって、AP105-aは、少なくともMUグループ205-aがより大きい送信時間メトリックを有するという理由で、MUグループ205-aへの第1の送信をスケジューリングすることを決定してもよい。AP105-aは、MUグループ205-aのSTA115-a、115-b、115-cの各々に関して利用可能なトークンの数を調べて、送信を許容すべきかどうかを決定してもよく、許容可能である場合、AP105-aは、ワイヤレスリンク120-aを介したMUグループ205-aへの送信を実行してもよい。いくつかの実装形態では、送信によって特定のSTA115において負のトークン値が生じることがある場合でも送信を受信することを許可できることを諒解されたい。
MUグループ205-aへの送信の後で、AP105-aは、送信の種類に少なくとも部分的に基づいて、STA115-a、115-b、115-cの各々に関して利用可能なトークンの数を特定の量だけ減らしてもよい。上記の例におけるMUグループ205-aへの送信はMU-3送信であったので、STA115-a、115-b、115-cの各々に関して減らされるトークンの数は、MU-2送信に関する量(たとえば、トークン3つ分)またはSU送信に関する量(たとえば、トークン6つ分)よりも少ない量(たとえば、トークン2つ分)であってもよい。次いで、AP105-bが、送信グループの1つへの後続の送信を決定してもよい。後続の送信は、MUグループ205-aへの送信であってもよい(たとえば、送信時間メトリックがMUグループ205-bの送信時間メトリックよりも大きく、STA115-a、115-b、115-cの各々に関して十分なトークンが存在する場合)。しかし、後続の送信は、本明細書において説明するスコアリングおよびトークン管理方式に少なくとも部分的に基づいて、MUグループ205-bまたは別のグループ(図示せず)への送信としてもよい。後続の送信の前に、AP105-aは、別の送信キュースナップショットを読み取ってもよい(たとえば、STAの各々に関して送信すべきデータの量の更新された表示を取得してもよい)。代替的に、AP105-aは、後続の送信に現在の送信キュースナップショットを利用してもよい(たとえば、2回、3回、n回までのスケジューリングされた送信に同じ送信キュースナップショットを利用してもよい)。さらに、後続の送信の前に、AP105-aは、本明細書において説明するように、同じまたは同等のMCSインデックス値および/またはトラフィックの量に少なくとも部分的に基づいて、送信グループを再割り当てしてもよい。代替的に、AP105-aは、後続の送信に現在割り当てられているグループを利用してもよい(たとえば、2回、3回、n回までのスケジューリングされた送信に同じ送信グループを利用してもよい)。
図3は、本開示の様々な態様による、ホストソフトウェア(SW)-ファームウェアキューアーキテクチャ300のスナップショットの一例およびMU-MIMOスケジューリングのための関連するプロセスを概念的に示す図である。ホストSW-ファームウェアキューアーキテクチャ300は、図1および図2を参照しながら説明したSTA115およびAP105の例である場合があるSTA115-a、115-b、115-c、115-d、115-e、115-f、およびAP105-aに関係してもよい。
ホストSW-ファームウェアキューアーキテクチャ300は、ホストSWとファームウェアの両方においてSTAごと(および送信識別子(TID)ごと)のキューを含んでもよい。たとえば、ホストSW-ファームウェアキューアーキテクチャ300は、複数のホストSWキュー310-a、310-b、310-c、310-d、310-e、および310-fと複数のファームウェアキュー312-a、312-b、312-c、312-d、312-e、および312-fとを含んでもよい。例として、ホストSWキュー310-aおよびファームウェアキュー312-aは、AP105-aによってSTA115-aに送信されるパケットの量に関係してもよい。さらに、ホストSWキュー310-bおよびファームウェアキュー312-bは、AP105-aによってSTA115-bに送信されるパケットの量に関係してもよく、ホストSWキュー310-cおよびファームウェアキュー312-cは、AP105-aによってSTA115-cに送信されるパケットの量に関係してもよく、他の場合についても同様である。
ホストSW(たとえば、ネットワーク、たとえば、インターネット上の他のコンピュータとの2方向アクセスを含む場合があるホストコンピュータ用のSW)は、AP105-aによって送信されるフレームに関する情報(たとえば、記述子と呼ばれることがある情報)へのポインタを維持してもよい。AP105-a(または別のデバイス)のファームウェアメモリは限定されているので、ホストSWは、着信フレームへのすべての記述子をAP105-aのファームウェアに直ちに渡すとは限らない。たとえば、STA115-aはホストSWキュー310-a内に5つのデータブロックを有する場合があるが、ファームウェアキュー312-aでは4つのデータブロックのみが表される場合がある。同様に、STA115-dはホストSWキュー310-d内に4つのデータブロックを有する場合があるが、ファームウェアキュー312-dでは3つのデータブロックのみが表される場合がある。この場合、ファームウェアは、ホストSWが情報を、要求される情報の詳細および種類と一緒にファームウェアに送ることを明示的に要求してもよい。
したがって、ホストSWは、たとえば、すべてのSTA115-a、115-b、115-c、115-d、115-e、115-fに関する規則的な間隔での現在のホストSWキュー深度のスナップショット325をファームウェアと共有してもよい。ファームウェア内のスケジューラは、次のスケジューリングコマンドの準備をいつ開始するかを決定してもよい。ファームウェアスケジューラは、送信キューの各々に(たとえば、STAごと、TIDごとなどに)記憶されたバイトの量(または他のデータ測定単位)を示す場合があるホストSWキュー深度のスナップショット325を読み取ってもよい。ファームウェアは、ホストSWキュー310-a、310-b、310-c、310-d、310-e、310-f内の情報をスケジューラ制御情報と組み合わせて、最も効率的な次の送信が何であるか(たとえば、MU-3、MU-2、SU)の決定を開始してもよい。追加または代替として、ファームウェアは、ファームウェアキュー312-a、312-b、312-c、312-d、312-e、312-f内の情報をスケジューラ制御情報と組み合わせて、最も効率的な次の送信が何であるか(たとえば、MU-3、MU-2、SU)の決定を開始してもよい。MU送信が決定されると、ファームウェアは、どの局の組合せによって媒体がより効率的に利用される場合があるかの決定を開始してもよい。
MU送信に関する他方のパートナーSTAを選択する際の基準とされる場合がある一次ユーザまたは一次STAが定義されてもよい。たとえば、一次STAとしては、最大の送信時間メトリックを有するSTAが決定されてもよい。他の例では、一次STAとしては、最大の送信時間メトリックおよび最大のMCSインデックス値を有するSTAが決定されてもよい。したがって、STAの各々の状態が関連するデータと一緒に利用可能であるときに送信(たとえば、MU-NまたはSU)を最適化することができる。たとえば、より多くの送信時間量を有するSTAをグループ化することができ、MU-MIMO送信は、第2のSTAおよび第3のSTAに関するパディングパケットまたはフィラーパケットの量を少なくする(たとえば、図9を参照されたい)ことができるように形成されてもよい。
場合によっては、AP105-aへのデータ流入はMU-MIMO送信スループット限界を超えない。そのような場合、ホストに記憶された保留送信時間の量および媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)に関する未解決の記述子の関連する数は、本明細書において説明するホストSW-ファームウェアキューアーキテクチャ300によるMU-MIMOスケジューリング技法を利用すると、ラウンドロビン送信動作の場合と比較して著しく少なくなる場合がある。
図4は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングに関連する送信候補テーブル400-aおよび400-bの例を示す。送信候補テーブル400-aおよび400-bは、図1および図2を参照して説明したAP105およびSTA115の例である場合があるAP105-aおよび様々なSTAに関係してもよい。図3において説明した例について図4を参照する。
スケジューリングの決定のたびに、AP105-aのファームウェアは、対応するMCSインデックス値に少なくとも部分的に基づいて、STA115ごとに初期分類を実行してもよい。AP105-aのファームウェアは、本明細書において説明するような送信候補テーブル400-aを生成してもよい。MCS9〜MCS0と標示された列に関連するエントリは、MU送信エントリであってもよく、SU ONLYと標示された列はSU送信エントリである。
たとえば、AP105-aのファームウェアは、各STA115についてMU送信が適格であるかどうかを調べてもよい。いくつかの例では、ファームウェアは、STA115がMU送信機能を実行できるように構成されているかどうか(たとえば、レガシー機器)、STA115が有効なMU送信をサポートする十分に大きいMCSインデックス値を有するかどうか、および/またはSTA115が、MU送信が無効になる場合があるようにドップラーシフト特性を示すかどうかを決定する。
初期MU送信適格性が決定されると、AP105-aのファームウェアは、データの量およびMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、STA115ごとに送信時間メトリックを算出してもよい。たとえば、STA115用の送信キューに記憶されたバイト(または他のデータ測定単位)の量をそのSTA115に関する現在のホストSWキュー深度のスナップショット325を介して対応するファームウェアキュー312から推定することができる。ファームウェアは、STA115に関するバイトの量を、対応するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、送信時間に変換してもよい。MU送信が適格なSTA115の場合、MU MCSデータレートが使用されてもよい。SU送信STA115の場合、SUデータレートが使用されてもよい。
STA115は、MU送信が適格である場合、STAに関する送信時間およびSTAのMCSインデックス値に少なくとも部分的に基づいて、MUエントリにマップされる。送信候補テーブル400-aによって示されている例では、10個のSTA115(たとえば、STA A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K)がある。STA A、B、Cの各々は、MCSインデックス値が9である。STA Aは、STA Bよりも送信時間が長く、STA Bは、STA Cよりも送信時間が長い。STA Dは、MCSインデックス値が8であり、STA Eは、MCSインデックス値が7である。STA F、Gの各々はMCSインデックス値が6であり、STA FはSTA Gよりも送信時間が長い。STA Hは、MCSインデックス値が5であり、STA I、J、Kの各々は、SU送信を行うと決定されている。いくつかの実装形態では、STA115は、すべてのMU候補のうちで上位(n)個(たとえば、上位3つ、上位4つ、上位5つなど)の送信時間の範囲内である場合にはMU分類に入れられる。同様に、いくつかの実装形態では、STA115は、すべてのSU専用送信のうちで上位(n)個(たとえば、上位3つ、上位4つ、上位5つなど)の送信時間の範囲内である場合にはSU ONLY分類に入れられる。いくつかの態様によれば、より小さいMCSインデックス値(たとえば、関連する考えられるMCSインデックス値のある割合未満)を有するエントリは、SU専用送信に関するエントリとして最適化されると決定される。
図4の別の例では、送信候補テーブル400-bは、10個のSTA115(STA A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K)を含む。この10個のSTA115は、たとえば、異なる時間における改良されたOTA送信条件によって、送信候補テーブル400-aにおける10個のSTA115と相関することができる。送信候補テーブル400-bは、互いに隣接するMCSインデックス値がMU分類として利用される実装形態も示す。たとえば、STA A、B、Cの各々は、MCSインデックス値が9または8(たとえば、変調形式が256-QAMであるMCSインデックス値に対応する)である。この場合、MCSインデックス値(または同様の分類方式)は、同じ変調形式を有するが、それぞれに異なるコーディングレートおよび/または空間方式の数を有するMCSインデックス値に従ってグループ化されてもよい。STA Aは、STA Bよりも送信時間が長く、STA Bは、STA Cよりも送信時間が長い。STA D、E、F、Gの各々はMCSインデックス値が8または7である。STA Dは、STA Eよりも送信時間が長く、STA Eは、STA Fよりも送信時間が長く、STA Fは、STA Gよりも送信時間が長い。STA H、I、J、Kの各々はMCSインデックス値が6または5である。STA Hは、STA Iよりも送信時間が長く、STA Iは、STA Jよりも送信時間が長く、STA Jは、STA Kよりも送信時間が長い。
図4の送信候補テーブル400-bを参照すると、スコアリングおよびスケジューリング方式は、特定のMU分類(たとえば、候補送信グループ)におけるSTAのMAC効率に対応する送信時間メトリックを算出することを含んでもよい。たとえば、スコアリングおよびスケジューリング方式は、STA115ごとの送信時間を最大時間値(たとえば、いくつかの実装形態では8ms)に制限することを含んでもよい。送信時間メトリックは、候補送信グループにおける各STA115の送信時間の和を算出し、その和を、候補送信グループにおけるSTA115の各々の最大送信時間に、送信に関連するオーバーヘッドを加えた値で割ることによって算出されてもよい(たとえば、3つのSTA115の場合は次式のように計算する)。
Figure 2018517346
オーバーヘッドは、同様の条件(たとえば、STA115の数およびMCSインデックス値)下で実行されたMU送信に関連する以前のオーバーヘッド(たとえば、MUサウンディング手順送信時間)に部分的に基づいて、推定されてもよい。この場合、サウンディングおよびブロック確認応答要求(BAR)およびブロック確認応答(BA)交換の量に少なくとも部分的に基づいて、異なるオーバーヘッド値が使用される。
STA115の(N)個のエントリを有するMU分類における候補送信グループの各々について、(N)個の送信時間メトリックが算出されてもよい。たとえば、(N)個の送信時間メトリック計算は、MU-N、...、MU-3、MU-2、およびSUを含む。いくつかの実装形態では、MU分類における候補送信グループ内のSTA115のエントリの数は、計算要件を軽減しMU送信効果がもたらされる可能性を高くするために3に限定される。たとえば、MCS9/8MU分類におけるエントリが送信候補テーブル400-bに示すようにSTA A、STA B、およびSTA Cを有し、STA Aの送信時間が12msである場合、STA Bの送信時間は8msであり、STA Cの送信時間は7msである。MU-3オーバーヘッドは1.4msであると推定される場合があり、したがって、MU-3送信時間メトリックは(8+8+7)/(8+1.5)=2.4である。MU-2オーバーヘッドは1.1msであると推定される場合があり、したがって、MU-2送信時間メトリックは(8+8)/(8+1.1)=1.8である。SUオーバーヘッドは0.1msであると推定される場合があり、したがって、SU送信時間メトリックは(8)/(8+0.1)=0.9である。
MU-3計算、MU-2計算、およびSU計算は、送信候補テーブル、たとえば、送信候補テーブル400-bの各MCS MU分類におけるエントリごとに実行されてもよい。最大の送信時間メトリックを有するMU-3、MU-2、およびSUのうちの1つが送信のために選択されてもよい。選択されたものは、いくつかの実施形態によればその特定のMCS MU分類に関する送信グループとして提案される。
送信候補テーブル列の各MCS MU分類は、6つ以上のSTA115候補エントリを保持してもよい。組み合わせることのできるSTA115の最適化されたセットが、算出されたMU-3送信時間メトリックおよびMU-2送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、決定されてもよい。複数の送信グループ候補が考えられるので、最良の値または最適化された値をもたらす、STA115の組合せを決定するための数回の反復が実行されてもよい。上述のように、STAはMU送信機能に対する適合性に関して調べられる(たとえば、適合するSTAは、同じ帯域幅またはその他の特徴もしくは属性を共有してもよい)。6つ以上のSTA115がすでに最長の送信時間から最短の送信時間まで順序付けられており、MU送信グループに関するSTA115の組合せに対する探索または計算が最長の送信時間から開始する場合、いくつかの実施形態では、STA115の組合せに関する送信時間メトリックを算出するための実際の反復の数を限定することができる。
場合によっては、すべてのSTA115に対する計算を実行する必要があるとは限らない。たとえば、3つのSTA115のすべてが送信時間が8ms以上であるMU-3候補送信グループが見つかった場合、その候補送信グループに対するさらなる送信時間メトリック計算(たとえば、MU-2送信時間メトリック計算およびSU送信時間メトリック計算)を実行する必要はない。さらに、1つのSU専用STA115が、送信時間が8msよりも長く、十分なトークンを有する場合、そのSU専用STA115を次のまたは後続の送信機会向けにスケジューリングすることができる。
図5は、本開示の様々な態様によるMU-MIMOスケジューリングに関連するMU-3、MU2、およびSU送信ブロック500の一例を示す。送信ブロック500は、図1および図2を参照しながら説明したAP105の一例である場合があるAP105によって送信されてもよい。図4において説明した例について図5を参照する。
図5の送信ブロック500は、本明細書において図4に関して説明したMU-3、MU-2、およびSU送信時間メトリックに対応する送信ブロックをどのように定義することができるかを示す。MU-3送信ブロック540の場合、STA1 510、STA2 520、およびSTA3 530のうちで最短の送信時間が次の2ms境界または最も近い2ms境界に切り上げられてもよい。したがって、STA3 530は、次の2ms境界または最も近い2ms境界に切り上げられてもよい(矢印537)。この境界は、最終的なMU-3送信持続時間を決定することができる(たとえば、4ms)。いくつかの実施形態では、MU-3送信ブロック540は、MU送信オーバーヘッド505も含む。
MU-2送信ブロック550の場合、STA1 510、STA2 520、およびSTA3 530のうちの2つの最長送信時間のうちの最短送信時間が次の2ms境界または最も近い2ms境界に切り上げられてもよい。したがって、STA2 520は、次の2ms境界または最も近い2ms境界に切り上げられてもよい(矢印527)。この境界は、最終的なMU-2送信持続時間を決定することができる(たとえば、6ms)。MU-2送信ブロック550は、MU送信オーバーヘッド505も含む。
SU送信ブロック560の場合、STA1 510、STA2 520、およびSTA3 530のうちの最長送信時間に関する送信時間が決定される。いくつかの例では、SU送信の場合の次の2ms境界または最も近い2ms境界への切り上げは必要とされない。SU送信ブロック560は、MU送信オーバーヘッド505よりも小さい場合があるSU送信オーバーヘッド565も含む。
図6は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングに関連するMU-3送信ブロック600の一例を示す。MU-3送信ブロック600は、図1および図2を参照しながら説明したAP105の一例である場合があるAP105によって送信されてもよい。MU-3送信ブロック600は、図5において説明したMU-3送信ブロック540の対応する例に関係する。
MU-3送信ブロック600は、STA1 610に関する4msの送信時間と、STA2 620に関する4msの送信時間と、STA3 630に関する4ms未満の送信時間とを含んでもよい。MU-3送信ブロック600は、STA3 630に関する4ms送信持続時間を完了するために2ms未満のパディングパケットまたはフィラーパケット635を含んでもよい。MU-3送信ブロック600は、MU送信オーバーヘッド605を含む場合もある。
図7は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングに関連するMU-2送信ブロック700の一例を示す。MU-2送信ブロック700は、図1および図2を参照しながら説明したAP105の一例である場合があるAP105によって送信されてもよい。MU-2送信ブロック700は、図5において説明したMU-2送信ブロック550の対応する例に関係する。
MU-2送信ブロック700は、STA1 710の6msの送信時間と、STA2 720の6ms未満の送信時間とを含んでもよい。MU-2送信ブロック700は、STA2 720の6ms送信持続時間を完了するために2ms未満のパディングパケットまたはフィラーパケット725を含んでもよい。MU-2送信ブロック700は、MU送信オーバーヘッド705を含む場合もある。図6におけるMU-3送信ブロック600の例と比較して、MU-2送信ブロック700は、12ms総送信時間を完了するためのパディングがMU-3送信ブロック600よりも少なく、かつMU送信オーバーヘッドがわずかにより少ない場合があるので、より効率的な送信になる場合がある。
図8は、本開示の様々な態様によるMU-MIMOスケジューリングに関連するSU送信ブロック800の一例を示す。SU送信ブロック800は、図1および図2を参照しながら説明したAP105の一例である場合があるAP105によって送信されてもよい。SU送信ブロック800は、図5において説明したSU送信ブロック560の対応する例に関係する。
SU送信ブロック800は、STA1 810の8ms未満の送信時間(たとえば、STA1 810用の対応する送信キュー内のデータの量の全体)を含んでもよい。SU送信ブロック800は、いくつかの実施形態では2ms未満のパディングパケットまたはフィラーパケットを必要としない場合がある。しかし、他の実施形態では、SU送信ブロック800を送信できるように8ms送信持続時間を完了するための(または次の2ms送信間隔または最も近い2ms送信間隔まで)パディングパケットまたはフィラーパケットを含んでもよい。SU送信ブロック800は、MU送信オーバーヘッドよりも小さい場合があるSU送信オーバーヘッド865も含む。しかし、図6におけるMU-3送信ブロック600および図7におけるMU-2送信ブロック700の例と比較して、SU送信ブロック800は、総送信時間がより短いので(たとえば、8ms未満の総送信時間)、より非効率的な送信になる場合がある。
図9は、本開示の様々な態様による、MU-3送信ブロック900をMU-MIMOスケジューリングに関連する2つのより小さいMU-3送信ブロック900-aおよび900-bに分割する例を示す。MU-3送信ブロック900、900-a、900-bは、図1および図2を参照しながら説明したAP105の一例である場合があるAP105によって送信されてもよい。
MU-3送信ブロック900は、STA1 910に関する8msの送信時間と、STA2 920に関する6ms未満の送信時間と、STA3 930に関する4ms未満の送信時間とを含んでもよい。MU-3送信ブロック900は、STA2 920の8ms送信持続時間を完了するための4ms未満のパディングパケットまたはフィラーパケット925と、STA3 930の8ms送信持続時間を完了するための6ms未満のパディングパケットまたはフィラーパケット935とを含んでもよい。MU-3送信ブロック900は、MU送信オーバーヘッド905を含む場合もある。この場合、STA1 910は、他の考えられるパートナーSTA(たとえば、STA2 920、STA3 930、STA4 940、STA5 950)よりも著しく長い送信時間を有する場合がある。
MU-3送信ブロック900は、たとえば、MU-3送信ブロック900がAP105に関するキューに入れられたトラフィックの全体を含む場合に送信できるようにスケジューリングされてもよい。代替として、MU-3送信ブロック900は、本明細書において説明するスコアリングおよびスケジューリング技法を使用して複数のMU-2送信ブロックとして送信されてもよい。しかし、MU-3送信ブロック900に関して示すように、総送信時間のパディングパケットまたはフィラーパケット使用量またはパディングパケットまたはフィラーパケット部分は実際には、場合によっては、MU-3送信ブロック900がAP105によってMU-MIMO送信時間をより短くすることによってサイズを変更され再スケジューリングされる(950)程度に十分大きくてもよい。
たとえば、MU-3送信ブロック900は、送信効率が向上するようにMU-3送信ブロック900-aおよびMU-3送信ブロック900-bとして短縮されてもよい。MU-3送信ブロック900-aは、STA1 910-aに関する4msの送信時間、STA2 920-aに関する4msの送信時間と、STA3 930-aに関する4ms未満の送信時間とを含んでもよい。MU-3送信ブロック900-aは、STA3 930-aに関する4ms送信持続時間を完了するための2ms未満のパディングパケットまたはフィラーパケット935-aを含んでもよい。MU-3送信ブロック900-aはMU送信オーバーヘッド905-aを含む場合もある。
STA1 910による残りの送信時間または追加の送信時間が、他の局に関連する送信時間とともにMU-3送信ブロック900-bに与えられてもよい。たとえば、MU-3送信ブロック900-bは、STA1 910-bに関する4msの送信時間、STA4 940-bに関する4ms未満の送信時間と、STA5 950-bに関する4ms未満の送信時間とを含んでもよい。MU-3送信ブロック900-bは、STA4 940-bに関する4ms送信持続時間を完了するための2ms未満のパディングパケットまたはフィラーパケット945-bと、STA5 950-bに関する4ms送信持続時間を完了するための2ms未満のパディングパケットまたはフィラーパケット955-bとを含んでもよい。MU-3送信ブロック900-bはMU送信オーバーヘッド905-bを含む場合もある。
したがって、本明細書において説明するスコアリングおよびスケジューリング方式は、MU-MIMO送信を最適化しスケジューリングするための様々なオプションを提供する。いくつかの態様によれば、最長の送信時間を有するSTAがMU-MIMO送信のために選択される。したがって、送信時間の長いSTAのMU-MIMO送信が完了するまでに、まだ送信トークンが残っている他のSTAはより多くのデータを受信しており、最長の送信時間を有する他のSTAをパートナーにすることができる。したがって、MU-MIMO送信最適化は、有効送信時間に対するオーバーヘッド使用量の比を比較的小さい値に維持することを含んでもよい。さらに、比例ガイドラインに従って送信トークンを管理すると、全体的な送信機会または集合的な送信機会がSTA間に概ね均等に与えられ、それによってスケジューリングレイテンシを許容される限界内に収めることができるようになり得る。
図10は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングをサポートするトークン管理システム1000の一例を概念的に示す。トークン管理システム1000は、図1および図2を参照しながら説明したAP105の一例である場合があるAP105に含められてもよい。トークン管理システム1000は、図1および図2を参照しながら説明したSTA115およびSTA115-a、115-b、115-c、115-d、115-e、115-fの例である場合がある様々なSTAに関係する。
AP105は、スケジューリングアルゴリズム1004-a、1004-b、および1004-cのうちの1つまたは複数とのインターフェースを含んでもよい。スケジューリングアルゴリズム1004-a、1004-b、および1004-cは、対応するSTAに関連する各送信キュー1012-a、1012-b、および1012-nにいくつのトークンを割り振るべきであるかを決定してもよい。スケジューリングアルゴリズム1004-a、1004-b、および1004-cは、AP105が、たとえば、すべてのSTA間に送信トラフィックが一様に分散されていると決定したときに、ラウンドロビン間隔ごとに各送信キュー1012-a、1012-b、および1012-nについて1つのトークンを割り振ってもよい。
いくつかの例では、スケジューリングアルゴリズム1004-a、1004-b、および1004-cは、対応するSTAに関連する各送信キュー1012-a、1012-b、および1012-cにトークンバケットを割り振る。たとえば、各トークンラウンドの開始時に、スケジューリングアルゴリズム1004-a、1004-b、および1004-cのうちの1つまたは複数が、既定数のトークン(たとえば、6つのトークン、12個のトークン、または18個のトークン)を各STAに割り当ててもよい。この場合、トークンの既定数は2(N)の倍数であってもよく、ここで、(N)は最大のMU-N送信グループに関する。たとえば、AP105がMU-3送信、MU-2送信、およびSU送信向けに構成される場合、各トークンラウンドの開始時のトークンの既定数は6の倍数である場合がある(すなわち、6つのトークン、12個のトークン、18個のトークン、または24個のトークンなど)。同様に、AP105がMU-4送信、MU-3送信、MU-2送信、およびSU送信向けに構成される場合、各トークンラウンドの開始時のトークンの既定数は8の倍数である場合がある(すなわち、8つのトークン、16個のトークン、24個のトークン、または32個のトークンなど)。各トークンラウンドの開始時のトークンの数をこれよりも少なくすると、すべてのSTAへの送信に関連するレイテンシが小さくなることがある(たとえば、各トークンラウンドの開始時に各STAに6つのトークンのみを割り当てる)。各トークンラウンドの開始時のトークンの数を多くすると、すべてのSTAへの送信に関連する全体的なスループットが高くなることがある(たとえば、各トークンラウンドの開始時に各STAに12個のトークンまたは18個のトークンを割り当てる)。さらに、いくつかの実装形態では、各STAは、STAのステータスおよび/またはSTAに関連するデータの種類に少なくとも部分的に基づいて、各トークンラウンドの開始時に異なる数のトークンから始まってもよい。たとえば、いくつかの実装形態では、好ましいSTA(たとえば、好ましい/より高い質のサービス(QoS)のティアまたはミッションクリティカル/緊急サービスのティアを有するユーザまたはサービスに関連するSTA)は、各トークンラウンドの開始時に18個のトークンから始まり、一方、標準的なSTAは、各トークンラウンドの開始時に6つのトークンから始まる。
送信をスケジューリングする前に、AP105のスケジューラ1022が、トークンカウントを調べて、どのSTAにおいて送信時間メトリック計算および次の送信が行われる可能性があるかを決定してもよい。いくつかの実施形態では、STAは、少なくとも1つのトークンを有する場合、次の送信において検討される。スケジューラ1022および/またはスケジューリングアルゴリズム1004-a、1004-b、および1004-cは、後続の送信に関連する各STAに関するトークンコストを評価してもよい。たとえば、いくつかの実装形態では、AP105はMU-3送信、MU-2送信、およびSU送信向けに構成される。送信がSU専用送信である場合、トークンコストはトークン6つ分であることがあり、SU専用送信を受信するSTAに関するトークンカウントは、トークン6つ分だけ小さくなる場合がある。送信がMU-2送信である場合、トークンコストはトークン3つ分であることがあり、MU-2送信を受信する2つのSTAの各々に関するトークンカウントは、トークン3つ分だけ小さくなる場合がある。送信がMU-3送信である場合、トークンコストはトークン2つ分のみであることがあり、MU-3送信を受信する3つのSTAの各々に関するトークンカウントは、トークン2つ分だけ小さくなる場合がある。この場合、トークンまたはトークンコストの減分は、関連する送信の効率またはスループットに少なくとも部分的に基づく(たとえば、送信の効率が高くなると、その送信に関連するSTAのトークンコストが低くなる)。
いくつかの実施形態では、スケジューラ1022および/またはスケジューリングアルゴリズム1004-a、1004-b、および1004-cのうちの1つまたは複数は、特定のSTAが、後続の送信の後、トークンの量が負になるようにすることができる(たとえば、ワーストケースでは、SU専用送信に関連するトークンコストよりもトークン1つ分だけ少なくなる)。他の実施形態では、トークン不足が許容されない。いくつかの例では、送信に関して検討された各STAが、データがなくなったまたは特定の時間フレームについて利用可能なトークンがなくなったときに、トークンラウンドが終了する。したがって、スケジューラ1022および/またはスケジューリングアルゴリズム1004-a、1004-b、および1004-cは、場合によっては次のトークンラウンドの開始時におけるSTA間のトークンの量を不均等にするあるシーリング値とともに、さらなるトークン(たとえば、6つのトークン、12個のトークン、または18個のトークン)を追加してもよい。代替として、トークンの数は、トークンラウンドの開始時の量まで補充されてもよい(たとえば、各STAは、次のトークンラウンドの開始時に再び6つのトークンから始まる)。
以下のTable 1(表1)は、本明細書において説明するトークン管理態様の一部を組み込んだトークン管理例を示す。
Figure 2018517346
Table 1(表1)に示すように、4つのSTA(すなわち、STA A、STA B、STA C、およびSTA D)にトークンラウンドの開始時にトークンが与えられる。本明細書において説明するMU-MIMOスコアリングおよびスケジューリング技法は、第1の送信機会に関連する第1の送信を決定するのに使用されてもよい。たとえば、AP105は、STA A、STA B、およびSTA CへのMU-3送信が最適化された送信であると決定する場合がある。それに応じて、STA A、STA B、およびSTA Cの各々にトークン2つ分のトークンコストが評価される。次の(第2の)送信機会において、AP105は、STA DへのSU専用送信が最適化された送信であると決定する場合がある。それに応じて、STA Dにはトークン6つ分のトークンコストが評価される。次の(第3の)送信機会において、AP105は、STA BおよびSTA CへのMU-2送信が最適化された送信であると決定する場合がある。それに応じて、STA BおよびSTA Cの各々にトークン3つ分のトークンコストが評価される。次の(第4の)送信機会において、AP105は、STA AおよびSTA BへのMU-2送信が最適化された送信であると決定する場合がある。MU-2送信は、送信グループにおけるSTAごとにトークン3つ分のコストが生じるが、送信機会の開始時にSTA Bには少なくとも1つのトークンが残っている(たとえば、この例では1つのトークン)ので、AP105は、STA Bが第4の送信機会に参加するのを可能にしてもよい。それに応じて、STA AおよびSTA Bの各々にトークン3つ分のトークンコストが評価される。
この例における第4の送信の後で、STA Aには1つのトークンが残っており、STA Bはトークンが2つ不足していて負の値を有し、STA Cには1つのトークンが残っており、STA Dにはトークンが残っていない。たとえば、次の送信機会が開始する前にSTA AおよびSTA Cの送信キュー内のデータがなくなっている場合、AP105は、STA BまたはSTA Dの送信キューのうちのいずれか一方にデータが存在する場合でも、STA BおよびSTA Dが次の送信機会に参加するためのトークンを有さないのでトークンラウンドが終了したと決定する。したがって、AP105は、Table 1(表1)に示す例では、STA A、STA B、STA CおよびSTA Dの各々をトークン6つ分の開始トークンカウントまで補充する。
トークン管理システム、スコアリングおよびスケジューリング方式、および本明細書において説明する本開示の他の態様が他の通信媒体に関して適用されてもよいことを諒解されたい。
本開示のいくつかの態様によれば、MU-MIMOスケジューリングは、図1および図2を参照して説明した例示的なAP105である場合があり、図1〜図10およびTable 1(表1)を参照して説明した例における態様を含むことがあるAP105によって実行される。本開示の他の態様によれば、MU-MIMOスケジューリングは、通信デバイスによって実行される(たとえば、図1および図2を参照して説明した例示的なAP105および例示的なSTA115の態様を含む場合があるピアツーピア構成であるSTA115)。通信デバイスは、図1〜図10およびTable 1(表1)を参照して説明した例における態様を含んでもよい。
図11は、本開示の様々な態様によるMU-MIMOスケジューリング向けに構成されたワイヤレスデバイス1100のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス1100は、図1〜図10を参照しながら説明したAP105の態様の一例であってもよい。ワイヤレスデバイス1100は、レシーバ1105、MU-MIMOマネージャ1110、またはトランスミッタ1115を含んでもよい。ワイヤレスデバイス1100は、プロセッサを含んでもよい。これらの構成要素の各々は、互いに通信してもよい。
レシーバ1105は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびMU-MIMOスケジューリングに関係する情報)に関連付けられた制御情報などの情報を受信してもよい。情報は、MU-MIMOマネージャ1110、およびワイヤレスデバイス1100の他の構成要素に渡されてもよい。
MU-MIMOマネージャ1110は、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSに少なくとも部分的に基づいて、複数のワイヤレス通信デバイスの各々を複数の送信グループに割り当て、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定し、複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングしてもよい。
トランスミッタ1115は、ワイヤレスデバイス1100の他の構成要素から受信された信号を送信してもよい。いくつかの例では、トランスミッタ1115は、トランシーバにおいてレシーバ1105と併置されてもよい。トランスミッタ1115は、1つまたは複数のアンテナを含む。
図12は、本開示の様々な態様によるMU-MIMOスケジューリングに関するワイヤレスデバイス1200のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス1200は、図1〜図11を参照しながら説明したワイヤレスデバイス1100またはAP105の態様の一例であってもよい。ワイヤレスデバイス1200は、レシーバ1105-aと、MU-MIMOマネージャ1110-aと、トランスミッタ1115-aとを含んでもよい。ワイヤレスデバイス1200は、プロセッサを含んでもよい。これらの構成要素の各々は、互いに通信してもよい。MU-MIMOマネージャ1110-aは、送信グループマネージャ1205と、送信時間メトリックマネージャ1210と、送信スケジューラ1215とを含んでもよい。
レシーバ1105-aは、MU-MIMOマネージャ1110-aおよびワイヤレスデバイス1200の他の構成要素に渡される場合がある情報を受信してもよい。MU-MIMOマネージャ1110-aは、図11を参照して説明した動作を実行してもよい。トランスミッタ1115-aは、ワイヤレスデバイス1200の他の構成要素から受信された信号を送信してもよい。
送信グループマネージャ1205は、図2〜図10を参照して説明したように複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSに少なくとも部分的に基づいて、複数のワイヤレス通信デバイスの各々を複数の送信グループに割り当ててもよい。送信グループマネージャ1205は、複数のワイヤレス通信デバイスの各々における送信キュー内のデータの量に少なくとも部分的に基づいて、複数のワイヤレス通信デバイスを割り当ててもよい。送信グループマネージャ1205は、複数のワイヤレス通信デバイスのうちの少なくとも2つのワイヤレス通信デバイス間の共有される帯域幅に少なくとも部分的に基づいて、上記の少なくとも2つのワイヤレス通信デバイスがマルチユーザ送信に適合すると決定してもよい。
送信時間メトリックマネージャ1210は、図2〜図10を参照して説明したように送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定してもよい。送信時間メトリックマネージャ1210は、送信キュー内のデータの量および少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートから少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出することによって送信時間メトリックを決定してもよい。送信時間メトリックマネージャ1210は、送信時間を最大時間値に制限してもよい。送信時間メトリックマネージャ1210は、送信キュー内のデータの量および少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートから少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出することによって送信時間メトリックを決定してもよい。送信時間メトリックマネージャ1210は、送信時間を最も近い時間間隔境界に切り上げてもよい。送信時間メトリックマネージャ1210は、第1の送信グループに関連するオーバーヘッドに少なくとも部分的に基づいて、複数の送信グループの各々に関する送信時間メトリックを決定してもよい。いくつかの例では、第1の送信グループに関連するオーバーヘッドは、マルチユーザサウンディング手順送信時間に少なくとも部分的に基づく。
送信スケジューラ1215は、図2〜図10を参照して説明したように複数の送信グループのうちのある送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、この送信グループへの送信をスケジューリングしてもよい。
図13は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリング向けに構成されたAP105-bを含むシステム1300の図を示す。AP105-bは、図1、図2、図11、および図12を参照しながら説明したワイヤレスデバイス1100、ワイヤレスデバイス1200、またAP105の一例であってもよい。AP105-bは、図11および図12を参照して説明したMU-MIMOマネージャ1110の一例である場合があるMU-MIMOマネージャ1110-bを含んでもよい。MU-MIMOマネージャ1110-bは、送信グループマネージャ1205-aと、送信時間メトリックマネージャ1210-aと、送信スケジューラ1215-aとを含んでもよい。これらの構成要素の各々は、図12を参照して説明した特徴を実行してもよい。MU-MIMOマネージャ1110-bは、送信キューリーダー1305と、トークンマネージャ1310と、MU-MIMO送信コーディネータ1315とを含んでもよい。AP105-bはまた、通信を送信するための構成要素および通信を受信するための構成要素を含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含んでもよい。たとえば、AP105-bは、STA115-gまたはSTA115-hと双方向通信してもよい。AP105-bは、ネットワーク通信マネージャ1330を通してコアネットワーク130-aと通信してもよい。AP105-bはAP通信マネージャ1325を使用して他のAPとも通信してもよい。
送信キューリーダー1305は、図2〜図10を参照して説明し、特に図3を参照して説明したように、送信キュースナップショットを読み取って、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関する送信キュー内のデータの量を決定してもよい。
トークンマネージャ1310は、図2〜図10を参照して説明し、特に図10を参照して説明したように、送信グループのワイヤレス通信デバイスごとの利用可能なトークンの数を調べて、送信を許容すべきかどうかを決定することによって、第1の送信グループへの送信をスケジューリングしてもよい。トークンマネージャ1310は、送信を許容すべきかどうかを決定するために、送信グループのワイヤレス通信デバイスごとの利用可能なトークンの数を減らしてもよい。トークンコストは、送信グループに関連する送信の種類に少なくとも部分的に基づいてもよい。
MU-MIMO送信コーディネータ1315は、図2〜図10を参照して説明したように送信グループの送信を調整してもよい。たとえば、MU-MIMO送信コーディネータ1315は、第1の送信グループへの送信を行ってもよい。すなわち、MU-MIMO送信コーディネータ1315は、第1の送信グループへの送信に関するビームフォーミングなどの互いに相関する送信方法を提供してもよい。いくつかの実装形態では、MU-MIMO送信コーディネータ1315は、有効放射電力(ERP)を調節し、第1の送信グループへの送信に関連するアレイ利得調整を実行する。さらに、MU-MIMO送信コーディネータ1315は、様々なチャネル測定手順(たとえば、マルチユーザサウンディング手順)を実行してもよく、第1の送信グループへの送信に関連する任意の必要なパディングパケットまたはフィラーパケットを提供してもよい。
AP105-bはまた、各々が、直接または間接的に(たとえば、バス1345を介して)互いと通信する場合がある、プロセッサ1350と、(ソフトウェア1320を含む)メモリ1355と、トランシーバ1335と、アンテナ1340とを含んでもよい。トランシーバ1335は、上記で説明したように、アンテナ1340またはワイヤードもしくはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信してもよい。たとえば、トランシーバ1335は、STA115または別のAP105と双方向に通信してもよい。トランシーバ1335は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信できるようにアンテナ1340に供給し、アンテナ1340から受信されたパケットを復調するためのモデムを含んでもよい。AP105-bは単一のアンテナ1340を含んでもよいが、AP105-bはまた、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能な複数のアンテナ1340を有してもよい。
メモリ1355は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取り専用メモリ(ROM)を含んでもよい。メモリ1355は、実行されたときに、本明細書で説明する様々な特徴(たとえば、MU-MIMOスケジューリングなど)をプロセッサ1350に実行させる命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード1320を記憶してもよい。代替的に、ソフトウェア/ファームウェアコード1320は、プロセッサ1350によって直接実行できなくてもよく、(たとえば、コンパイルされ、実行されたときに)本明細書で説明した特徴をコンピュータに実施させてもよい。プロセッサ1350は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)など)を含んでもよい。
ワイヤレスデバイス1100、ワイヤレスデバイス1200、およびMU-MIMOマネージャ1110の構成要素は、個別にまたは集合的に、適用可能な特徴の一部またはすべてをハードウェアにおいて実施するように適合された少なくとも1つのASICを用いて実装されてもよい。代替的に、各特徴は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、少なくとも1つの集積回路(IC)上で実施されてもよい。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされる場合がある、他の種類の集積回路(たとえば、構造化/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または別のセミカスタムIC)が使用されてもよい。各ユニットの特徴はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリにおいて具現化される命令を用いて実施されてもよい。
図14は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリング向けに構成されたAP105-cを含むシステム1400の図を示す。AP105-cは、図1、図2、および図11〜図13を参照しながら説明したワイヤレスデバイス1100、ワイヤレスデバイス1200、またAP105の一例であってもよい。AP105-cは、図11〜図13を参照して説明したMU-MIMOマネージャ1110の一例である場合があるMU-MIMOマネージャ1110-cを含んでもよい。MU-MIMOマネージャ1110-cは、送信グループマネージャ1205-bと、送信時間メトリックマネージャ1210-bと、送信スケジューラ1215-bとを含んでもよい。これらの構成要素の各々は、図12および図13を参照して説明した特徴を実施してもよい。MU-MIMOマネージャ1110-cは、送信キューリーダー1305-aと、トークンマネージャ1310-aと、MU-MIMO送信コーディネータ1315-aとを含んでもよい。これらの構成要素の各々は、図13を参照して説明した特徴を実施してもよい。AP105-cは、プロセッサ1350-aと、メモリ1355-aと、トランシーバ1335-aと、アンテナ1340-aとを含んでもよく、これらの各々が、上記において図13を参照して説明した特徴を実施してもよく、かつ互いに直接または間接的に(たとえば、バス1345-aを介して)通信してもよい。AP105-cはまた、通信を送信するための構成要素および通信を受信するための構成要素を含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含んでもよい。たとえば、AP105-cは、STA115-iまたはSTA115-jと双方向に通信してもよい。AP105-cは、ネットワーク通信マネージャ1330-aを通してコアネットワーク130-bと通信してもよい。AP105-cは、AP通信マネージャ1325-aを使用して他のAPと通信してもよい。
本例では、メモリ1355-aは、MU-MIMOマネージャ1110-cを実施するソフトウェアを含んでもよい。たとえば、メモリ1355-aは、コンパイルされ実行されたときに、図11〜図13を参照して説明したような、送信グループマネージャ1205-b、送信時間メトリックマネージャ1210-b、送信スケジューラ1215-b、送信キューリーダー1305-a、トークンマネージャ1310-a、および/またはMU-MIMO送信コーディネータ1315-aの動作を実行するソフトウェアを含んでもよい。場合によっては、MU-MIMOマネージャ1110-cの一部はメモリ1355-aに実装されてもよい。他のいくつかの場合には、MU-MIMOマネージャ1110-cのすべてが、プロセッサ1350-aによって実行すべきソフトウェアにおいて実施される。たとえば、送信グループマネージャ1205-b、送信時間メトリックマネージャ1210-b、送信スケジューラ1215-b、トークンマネージャ1310-a、およびMU-MIMO送信コーディネータ1315-aは、メモリ1355-aに含まれるソフトウェアとして実装されてもよく、一方、送信キューリーダー1305-aはハードウェアを使用して実装されてもよい。AP105-cは、この分散とは無関係に、MU-MIMO送信をスケジューリングしてもよい。
図15は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングのための方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、図1〜図14を参照しながら説明したように、AP105またはその構成要素によって実施されてもよい。たとえば、方法1500の動作は、図11〜図14を参照して説明したように、MU-MIMOマネージャ1110によって実行されてもよい。いくつかの例では、AP105は、以下で説明する特徴を実施するためにAP105の要素を制御するためのコードのセットを実行する。追加または代替として、AP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する特徴の態様を実施する。
ブロック1505において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSと複数のワイヤレス通信デバイスの各々における送信キュー内のデータの量とからなるグループから選択される送信特性に少なくとも部分的に基づいて、複数のワイヤレス通信デバイスの各々を複数の送信グループのうちの少なくとも1つの送信グループに割り当ててもよい。いくつかの例では、ブロック1505の動作は、図12〜図14を参照して上述したように、送信グループマネージャ1205によって実行されてもよい。
ブロック1510において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定してもよい。いくつかの例では、ブロック1510の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
ブロック1515において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングしてもよい。いくつかの例では、ブロック1515の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信スケジューラ1215によって実行されてもよい。
図16は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングのための方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、図1〜図14を参照しながら説明したように、AP105またはその構成要素によって実施されてもよい。たとえば、方法1600の動作は、図11〜図14を参照して説明したように、MU-MIMOマネージャ1110によって実行されてもよい。いくつかの例では、AP105は、以下で説明する特徴を実施するためにAP105の要素を制御するためのコードのセットを実行する。追加または代替として、AP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する特徴の態様を実施する。方法1600はまた、図15の方法1500の態様を組み込んでもよい。
ブロック1605において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSおよび複数のワイヤレス通信デバイスの各々における送信キュー内のデータの量からなるグループから選択される送信特性に少なくとも部分的に基づいて、複数のワイヤレス通信デバイスの各々を複数の送信グループのうちの少なくとも1つの送信グループに割り当ててもよい。いくつかの例では、ブロック1605の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信グループマネージャ1205によって実行されてもよい。
ブロック1610において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定してもよい。いくつかの例では、ブロック1610の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
ブロック1615において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングしてもよい。いくつかの例では、ブロック1615の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信スケジューラ1215によって実行されてもよい。
ブロック1620において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、送信キュースナップショットを読み取って、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関する送信キュー内のデータの量を決定してもよい。いくつかの例では、ブロック1620の動作は、図13および図14を参照して説明したように、送信キューリーダー1305によって実行されてもよい。
図17は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングのための方法1700を示すフローチャートを示す。方法1700の動作は、図1〜図14を参照しながら説明したように、AP105またはその構成要素によって実施されてもよい。たとえば、方法1700の動作は、図11〜図14を参照して説明したように、MU-MIMOマネージャ1110によって実行されてもよい。いくつかの例では、AP105は、以下で説明する特徴を実施するためにAP105の要素を制御するためのコードのセットを実行する。追加または代替として、AP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する特徴の態様を実施する。方法1700はまた、図15および図16の方法1500および1600の態様を組み込んでもよい。
ブロック1705において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSおよび複数のワイヤレス通信デバイスの各々における送信キュー内のデータの量からなるグループから選択される送信特性に少なくとも部分的に基づいて、複数のワイヤレス通信デバイスの各々を複数の送信グループのうちの少なくとも1つの送信グループに割り当ててもよい。いくつかの例では、ブロック1705の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信グループマネージャ1205によって実行されてもよい。
ブロック1710において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定してもよい。いくつかの例では、ブロック1710の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
ブロック1715において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングしてもよい。いくつかの例では、ブロック1715の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信スケジューラ1215によって実行されてもよい。
ブロック1720において、AP105は、図2〜図10を参照しながら説明したように、第1の送信グループへの送信を実行してもよい。いくつかの例では、ブロック1720の動作は、図13および図14を参照して説明したように、MU-MIMO送信コーディネータ1315によって実行されてもよい。
ブロック1725において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、送信を許容すべきかどうかを決定するために、第1の送信グループのワイヤレス通信デバイスごとの利用可能なトークンの数を減らしてもよい。トークンコストは、第1の送信グループに関連する送信の種類に少なくとも部分的に基づいてもよい。いくつかの例では、ブロック1725の動作は、図13および図14を参照して説明したように、トークンマネージャ1310によって実行されてもよい。
図18は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングのための方法1800を示すフローチャートを示す。方法1800の動作は、図1〜図14を参照しながら説明したように、AP105またはその構成要素によって実施されてもよい。たとえば、方法1800の動作は、図11〜図14を参照して説明したように、MU-MIMOマネージャ1110によって実行されてもよい。いくつかの例では、AP105は、以下で説明する挙動を実施するためにAP105の要素を制御するためのコードのセットを実行する。追加または代替として、AP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する特徴の態様を実施してもよい。方法1800はまた、図15〜図17の方法1500、1600、および1700の態様を組み込んでもよい。
ブロック1805において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSおよび複数のワイヤレス通信デバイスの各々における送信キュー内のデータの量からなるグループから選択される送信特性に少なくとも部分的に基づいて、複数のワイヤレス通信デバイスの各々を複数の送信グループのうちの少なくとも1つの送信グループに割り当ててもよい。いくつかの例では、ブロック1805の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信グループマネージャ1205によって実行されてもよい。
ブロック1810において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定してもよい。いくつかの例では、ブロック1810の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
ブロック1815において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングしてもよい。いくつかの例では、ブロック1815の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信スケジューラ1215によって実行されてもよい。
ブロック1820において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、送信キュー内のデータの量および少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートから少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出することによって送信時間メトリックを決定してもよい。いくつかの例では、ブロック1820の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
ブロック1825において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように送信時間を最大時間値に制限してもよい。いくつかの例では、ブロック1825の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
図19は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングのための方法1900を示すフローチャートを示す。方法1900の動作は、図1〜図14を参照しながら説明したように、AP105またはその構成要素によって実施されてもよい。たとえば、方法1900の動作は、図11〜図14を参照して説明したように、MU-MIMOマネージャ1110によって実行されてもよい。いくつかの例では、AP105は、以下で説明する特徴を実施するためにAP105の要素を制御するためのコードのセットを実行する。追加または代替として、AP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する特徴の態様を実施する。方法1900はまた、図15〜図18の方法1500、1600、1700、および1800の態様を組み込んでもよい。
ブロック1905において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSと複数のワイヤレス通信デバイスの各々における送信キュー内のデータの量とからなるグループから選択される送信特性に少なくとも部分的に基づいて、複数のワイヤレス通信デバイスの各々を複数の送信グループのうちの少なくとも1つの送信グループに割り当ててもよい。いくつかの例では、ブロック1905の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信グループマネージャ1205によって実行されてもよい。
ブロック1910において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定してもよい。いくつかの例では、ブロック1910の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
ブロック1915において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、第1の送信グループへの送信をスケジューリングしてもよい。いくつかの例では、ブロック1915の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信スケジューラ1215によって実行されてもよい。
ブロック1920において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、送信キュー内のデータの量および少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートから少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出することによって送信時間メトリックを決定してもよい。いくつかの例では、ブロック1920の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
ブロック1925において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように送信時間を最も近い時間間隔境界に切り上げてもよい。いくつかの例では、ブロック1925の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
図20は、本開示の様々な態様による、MU-MIMOスケジューリングのための方法2000を示すフローチャートを示す。方法2000の動作は、図1〜図14を参照しながら説明したように、AP105またはその構成要素によって実施されてもよい。たとえば、方法2000の動作は、図11〜図14を参照して説明したように、MU-MIMOマネージャ1110によって実行されてもよい。いくつかの例では、AP105は、以下で説明する特徴を実施するためにAP105の要素を制御するためのコードのセットを実行する。追加または代替として、AP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する特徴の態様を実施する。方法2000はまた、図15〜図19の方法1500、1600、1700、1800、および1900の態様を組み込んでもよい。
ブロック2005において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSおよび複数のワイヤレス通信デバイスの各々における送信キュー内のデータの量からなるグループから選択される送信特性に少なくとも部分的に基づいて、複数のワイヤレス通信デバイスの各々を複数の送信グループのうちの少なくとも1つの送信グループに割り当ててもよい。いくつかの例では、ブロック2005の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信グループマネージャ1205によって実行されてもよい。
ブロック2010において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関するMCSデータレートに少なくとも部分的に基づいて、各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定してもよい。いくつかの例では、ブロック2010の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
ブロック2015において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、第1の送信グループに関する送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、複数の送信グループのうちの第1の送信グループへの送信をスケジューリングしてもよい。いくつかの例では、ブロック2015の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信スケジューラ1215によって実行されてもよい。
ブロック2020において、AP105は、図2〜図10を参照して説明したように、さらに第1の送信グループに関連するオーバーヘッドに少なくとも部分的に基づいて、複数の送信グループの各々に関する送信時間メトリックを決定してもよい。第1の送信グループに関連するオーバーヘッドは、マルチユーザサウンディング手順送信時間に少なくとも部分的に基づいてもよい。いくつかの例では、ブロック2020の動作は、図12〜図14を参照して説明したように、送信時間メトリックマネージャ1210によって実行されてもよい。
したがって、方法1500、1600、1700、1800、1900、および2000は、MU-MIMOスケジューリングを可能にする。方法1500、1600、1700、1800、1900、および2000は、可能な実装形態について説明しており、動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように並べ替えられるか、または他の方法で修正されてもよいことに留意されたい。いくつかの例では、方法1500、1600、1700、1800、1900、および2000の2つ以上からの態様が組み合わされる。
本明細書の説明は、例を提示するものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなしに、説明した要素の構成が変更されてもよい。様々な例では、必要に応じて、様々な手順または構成要素を省略し、置換し、または追加してもよい。また、いくつかの例に関して説明した特徴を組み合わせることが可能である。
添付の図面に関して本明細書に記載した説明は、例示的な構成を表すものであり、実装される場合があるかまたは特許請求の範囲内にあるすべての例を表すものではない。本明細書で使用する「例示的」という用語は、「例、事例、または例示として役立つ」ことを意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味するものではない。詳細な説明は、説明した技法を理解することを目的とした具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細を伴わずに実践されてもよい。いくつかの事例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形で示されている。
添付の図面において、類似の構成要素または特徴は、同じ参照符号を有する場合がある。さらに、同じ種類の様々な構成要素は、類似の構成要素を区別するダッシュおよび第2の符号を参照符号に続けることによって区別される場合がある。第1の参照符号のみが本明細書で使用される場合、説明は、第2の参照符号にかかわらず、同じ第1の参照符号を有する同様の構成要素のうちのいずれにも適用可能である。
本明細書で説明する情報および信号は、種々の異なる技術および技法のいずれを使用して表されてもよい。たとえば、上の説明全体にわたって参照されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光界もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表現されてもよい。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、または本明細書で説明した特徴を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行されてもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、このプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは他の任意のそのような構成)として実装されてもよい。
本明細書で説明した特徴は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せにおいて実装されてもよい。特徴は、プロセッサによって実行されるソフトウェアに実装される場合、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコード上に記憶されてもよく、あるいは1つまたは複数の命令またはコードとして送信されてもよい。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲内である。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、上記で説明した特徴は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せを使用して実施することができる。特徴はまた、特徴の各部分が異なる物理的ロケーションに実装されるように分散されることを含め、様々な位置に物理的に配置されてもよい。また、項目のリスト(たとえば、「〜の少なくとも1つ」あるいは「〜の1つまたは複数」などの句によって示される項目のリスト)において使用される「または」は、特許請求の範囲を含む本明細書で使用される場合、包括的リストを示すので、たとえば、A、B、またはCの少なくとも1つのリストは、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味する。
コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセス可能である任意の入手可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク(CD)ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を担持もしくは記憶するために使用することができ、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスすることができる任意の他の非一時的媒体を含むことができる。さらに、任意の接続をコンピュータ可読媒体と呼ぶことは適正である。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書では、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本明細書における説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために与えられる。本開示の様々な変更は、当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなしに他の変形例に適用されてもよい。したがって、本開示は、本明細書に記載された例および設計に限定されるべきではなく、本明細書に開示される原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
100 WLAN
105 AP
110 カバレージエリア
115 STA
120 ワイヤレスリンク
125 直接ワイヤレスリンク
200 ワイヤレス通信サブシステム
312 ファームウェアキュー
325 スナップショット
500 送信ブロック
505 MU送信オーバーヘッド
540 MU-3送信ブロック
550 MU-2送信ブロック
560 SU送信ブロック
600 MU-3送信ブロック
700 MU-2送信ブロック
800 SU送信ブロック
900 MU-3送信ブロック
1000 トークン管理システム
1022 スケジューラ
1100 ワイヤレスデバイス
1105 レシーバ
1110 MU-MIMOマネージャ
1115 トランスミッタ
1200 ワイヤレスデバイス
1205 送信グループマネージャ
1210 送信時間メトリックマネージャ
1215 送信スケジューラ
1300 システム
1305 送信キューリーダー
1310 トークンマネージャ
1315 MU-MIMO送信コーディネータ
1320 ソフトウェア/ファームウェアコード
1325 APS通信マネージャ
1330 ネットワーク通信マネージャ
1335 トランシーバ
1340 アンテナ
1350 プロセッサ
1355 メモリ
1400 システム
1500 方法
1600 方法
1700 方法
1800 方法
1900 方法
2000 方法

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    複数のワイヤレス通信デバイスのうちの少なくとも2つのワイヤレス通信デバイス間の共有される帯域幅に少なくとも部分的に基づいて、前記少なくとも2つのワイヤレス通信デバイスがマルチユーザ送信に適合すると決定するステップと、
    送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する変調およびコーディング方式(MCS)データレートに少なくとも部分的に基づいて、前記各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定するステップと、
    前記複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する前記送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の送信グループへの送信をスケジューリングするステップとを含む方法。
  2. 前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSと前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々における前記送信キュー内の前記データの量とからなるグループから選択される送信特性に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々を前記複数の送信グループのうちの少なくとも1つの送信グループに割り当てるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 送信キュースナップショットを読み取って、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関する前記送信キュー内の前記データの量を決定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の送信グループへの前記送信をスケジューリングするステップは、
    前記第1の送信グループのワイヤレス通信デバイスごとの利用可能なトークンの数を調べて、前記送信を許容すべきかどうかを決定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の送信グループへの前記送信を実行するステップと、
    前記利用可能なトークンの数をトークンコスト分だけ減らすステップとをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記トークンコストは、前記第1の送信グループに関連する前記送信の種類に少なくとも部分的に基づく、請求項5に記載の方法。
  7. 前記トークンコストは、前記第1の送信グループの前記送信がシングルユーザ送信であるときの方が、前記第1の送信グループの前記送信がマルチユーザ送信であるときよりも大きい、請求項5に記載の方法。
  8. 前記送信時間メトリックを決定するステップは、
    前記送信キュー内の前記データの量および前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する前記MCSデータレートから前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出するステップと、
    前記送信時間を最大時間値に制限するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記送信時間メトリックを決定するステップは、
    前記送信キュー内の前記データの量および前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する前記MCSデータレートから前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出するステップと、
    前記送信時間を最も近い時間間隔境界に切り上げるステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記複数の送信グループの各々に関する前記送信時間メトリックを決定するステップは、さらに前記第1の送信グループに関連するオーバーヘッドに少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1の送信グループに関連する前記オーバーヘッドは、マルチユーザサウンディング手順送信時間に少なくとも部分的に基づく、請求項10に記載の方法。
  12. ワイヤレス通信のための通信デバイスであって、
    複数のワイヤレス通信デバイスのうちの少なくとも2つのワイヤレス通信デバイス間の共有される帯域幅に少なくとも部分的に基づいて、前記少なくとも2つのワイヤレス通信デバイスがマルチユーザ送信に適合すると決定するための送信グループマネージャと、
    送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する変調およびコーディング方式(MCS)データレートに少なくとも部分的に基づいて、前記各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定するための送信時間メトリックマネージャと、
    前記複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する前記送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の送信グループへの送信をスケジューリングするための送信スケジューラとを備える通信デバイス。
  13. 前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSと前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々における前記送信キュー内の前記データの量とからなるグループから選択される送信特性に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々を前記複数の送信グループのうちの少なくとも1つの送信グループに割り当てるための送信グループマネージャをさらに備える、請求項12に記載の通信デバイス。
  14. 送信キュースナップショットを読み取って、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関する前記送信キュー内の前記データの量を決定するための送信キューリーダーをさらに備える、請求項12に記載の通信デバイス。
  15. 前記送信スケジューラはさらに、
    前記第1の送信グループのワイヤレス通信デバイスごとの利用可能なトークンの数を調べて、前記送信を許容すべきかどうかを決定する、請求項12に記載の通信デバイス。
  16. 前記第1の送信グループへの前記送信を実行するためのマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)送信コーディネータと、
    前記利用可能なトークンの数をトークンコスト分だけ減らすためのトークンマネージャとをさらに備える、請求項15に記載の通信デバイス。
  17. 前記トークンコストは、前記第1の送信グループに関連する前記送信の種類に少なくとも部分的に基づく、請求項16に記載の通信デバイス。
  18. 前記トークンコストは、前記第1の送信グループの前記送信がシングルユーザ送信であるときの方が、前記第1の送信グループの前記送信がマルチユーザ送信であるときよりも大きい、請求項16に記載の通信デバイス。
  19. 前記送信時間メトリックマネージャはさらに、
    前記送信キュー内の前記データの量および前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する前記MCSデータレートから前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出し、
    前記送信時間を最大時間値に制限する、請求項12に記載の通信デバイス。
  20. 前記送信時間メトリックマネージャはさらに、
    前記送信キュー内の前記データの量および前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する前記MCSデータレートから前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出し、
    前記送信時間を最も近い時間間隔境界に切り上げる、請求項12に記載の通信デバイス。
  21. 前記送信時間メトリックマネージャは、前記第1の送信グループに関連するオーバーヘッドに少なくとも部分的に基づいて、前記複数の送信グループの各々に関する前記送信時間メトリックを決定する、請求項12に記載の通信デバイス。
  22. 前記第1の送信グループに関連する前記オーバーヘッドは、マルチユーザサウンディング手順送信時間に少なくとも部分的に基づく、請求項21に記載の通信デバイス。
  23. ワイヤレス通信のための通信デバイスであって、
    複数のワイヤレス通信デバイスのうちの少なくとも2つのワイヤレス通信デバイス間の共有される帯域幅に少なくとも部分的に基づいて、前記少なくとも2つのワイヤレス通信デバイスがマルチユーザ送信に適合すると決定するための手段と、
    送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する変調およびコーディング方式(MCS)データレートに少なくとも部分的に基づいて、前記各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定するための手段と、
    前記複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する前記送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の送信グループへの送信をスケジューリングするための手段とを備える通信デバイス。
  24. 前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関するMCSと前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々における前記送信キュー内の前記データの量とからなるグループから選択される送信特性に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々を前記複数の送信グループのうちの少なくとも1つの送信グループに割り当てるための手段をさらに備える、請求項23に記載の通信デバイス。
  25. 送信キュースナップショットを読み取って、前記複数のワイヤレス通信デバイスの各々に関する前記送信キュー内の前記データの量を決定するための手段をさらに備える、請求項23に記載の通信デバイス。
  26. 前記第1の送信グループへの前記送信をスケジューリングするための前記手段は、
    前記第1の送信グループのワイヤレス通信デバイスごとの利用可能なトークンの数を調べて、前記送信を許容すべきかどうかを決定するための手段をさらに備える、請求項23に記載の通信デバイス。
  27. 前記第1の送信グループへの前記送信を実行するための手段と、
    前記利用可能なトークンの数をトークンコスト分だけ減らすための手段とをさらに備える、請求項26に記載の通信デバイス。
  28. 前記送信時間メトリックを決定するための前記手段は、
    前記送信キュー内の前記データの量および前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する前記MCSデータレートから前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出するための手段と、
    前記送信時間を最大時間値に制限するための手段とを備える、請求項23に記載の通信デバイス。
  29. 前記送信時間メトリックを決定するための前記手段は、
    前記送信キュー内の前記データの量および前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する前記MCSデータレートから前記少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する送信時間を算出するための手段と、
    前記送信時間を最も近い時間間隔境界に切り上げるための手段とを備える、請求項23に記載の通信デバイス。
  30. ワイヤレス通信のためのコードを記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、少なくとも1つの通信デバイスに、
    複数のワイヤレス通信デバイスのうちの少なくとも2つのワイヤレス通信デバイス間の共有される帯域幅に少なくとも部分的に基づいて、前記少なくとも2つのワイヤレス通信デバイスがマルチユーザ送信に適合すると決定することと、
    送信キュー内のデータの量および複数の送信グループの各送信グループにおける少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスに関する変調およびコーディング方式(MCS)データレートに少なくとも部分的に基づいて、前記各送信グループに関連する送信時間メトリックを決定することと、
    前記複数の送信グループのうちの第1の送信グループに関する前記送信時間メトリックに少なくとも部分的に基づいて、前記第1の送信グループへの送信をスケジューリングすることとを行わせるように実行可能な命令を含むコンピュータ可読記憶媒体。
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