JP2018515948A - 無線通信方法、ユーザ機器、およびeNodeB - Google Patents

無線通信方法、ユーザ機器、およびeNodeB Download PDF

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Abstract

無線通信方法、UE、およびeNBが提供される。UEによって実行される無線通信方法には、トランスポートブロックの繰り返しをeNBに送信することが含まれ、このとき、eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、それら複数の繰り返しセットの各々はトランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、それら複数の繰り返しセットの各々の後に、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すためのフィードバックチャネルが続く。本開示によれば、アップリンクトランスポートブロックに関する繰り返し回数は、送信条件に適合させることが可能である。これにより、時間−周波数リソースに加えてUEの電力も節減される。加えて、ランダムアクセス中のアップリンクにおけるUEの繰り返し時間を最適化することもできる。

Description

本開示は、無線通信の分野に関し、より詳細には、無線通信方法、ユーザ機器(UE:user equipment)、およびeNode B(eNB)に関する。
マシン型通信(MTC:Machine−Type Communication)は、事業者にとって重要な収入源であり、事業者から見て大きな可能性を持っている。MTCではカバレッジを拡張する際、たとえば15dBというカバレッジ拡張要件を満たすために、各チャネルを複数回にわたって繰り返すことが基本的に必要となる。しかしながら、eNBは、チャネル状態情報(CSI:Channel State Information)フィードバックを持たないか、UEから粗いCSIを取得するにすぎないため、正確な繰り返し回数を用いてUEの送信をガイドすることは困難である。
3GPP Release 12 3GPP仕様書36.888
非限定的かつ例示的な一実施形態によれば、アップリンク送信のための繰り返し時間を最適化するための手法が提供される。
本開示の第1の一般態様では、ユーザ機器(UE:user equipment)によって実行される無線通信方法であって、トランスポートブロックの繰り返しをeNodeB(eNB)に送信することを含み、eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、複数の繰り返しセットの各々は、トランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、複数の繰り返しセットの各々の後に、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すためのフィードバックチャネルが続き、フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、UEが、トランスポートブロックの別の繰り返しセットを続けて送信する、無線通信方法が提供される。
本開示の第2の一般態様では、eNBによって実行される無線通信方法であって、UEから送信されたトランスポートブロックの繰り返しを受信することを含み、eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、複数の繰り返しセットの各々は、トランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、eNBは、複数の繰り返しセットの各々を受信した後に現在のHARQ処理において受信したすべてのトランスポートブロックの繰り返しセットを組み合わせることによってトランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかをフィードバックチャネル内で示し、フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、UEが、トランスポートブロックの別の繰り返しセットをeNBが受信するように続けて送信する、無線通信方法が提供される。
本開示の第3の一般態様では、無線通信のためのUEであって、トランスポートブロックの繰り返しをeNBに送信するように構成される、送信ユニットを備え、eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、複数の繰り返しセットの各々はトランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、複数の繰り返しセットの各々の後に、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すためのフィードバックチャネルが続き、フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、UEが、トランスポートブロックの別の繰り返しセットを続けて送信する、UEが提供される。
本開示の第4の一般態様では、無線通信方法のためのeNBであって、UEから送信されたトランスポートブロックの繰り返しを受信するように構成される、受信ユニットを備え、eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、複数の繰り返しセットの各々は、トランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、eNBは、複数の繰り返しセットの各々を受信した後に現在のHARQ処理において受信したすべてのトランスポートブロックの繰り返しセットを組み合わせることによってトランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかをフィードバックチャネル内で示し、フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、UEが、トランスポートブロックの別の繰り返しセットをeNBが受信するように続けて送信する、eNBが提供される。
本開示の第5の一般態様では、UEによって実行される無線通信方法であって、ランダムアクセスのために第1のメッセージの繰り返しをeNBに送信する、送信ステップと、第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために、eNBからフィードバックされる第2のメッセージを受信する、受信ステップとを含み、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、送信ステップおよび受信ステップが、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返され、eNBが、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する、無線通信方法が提供される。
本開示の第6の一般態様では、eNBによって実行される無線通信方法であって、ランダムアクセスのためにUEによって送信される第1のメッセージの繰り返しを受信する、受信ステップと、第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために第2のメッセージをフィードバックする、フィードバックステップとを含み、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、受信ステップおよびフィードバックステップが、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返され、eNBが、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する、無線通信方法が提供される。
本開示の第7の一般態様では、無線通信方法のためのUEであって、ランダムアクセスのために第1のメッセージの繰り返しをeNBに送信するように構成される、送信ユニットと、第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために、eNBからフィードバックされる第2のメッセージを受信するように構成される、受信ユニットとを備え、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、送信ユニットおよび受信ユニットが、それ自体の動作を、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返し、eNBが、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する、UEが提供される。
本開示の第8の一般態様では、無線通信方法のためのeNBであって、ランダムアクセスのためにUEによって送信される第1のメッセージの繰り返しを受信するように構成される、受信ユニットと、第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために第2のメッセージをフィードバックするように構成される、フィードバックユニットとを備え、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、受信ユニットおよびフィードバックユニットが、それ自体の動作を、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返し、eNBが、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する、eNBが提供される。
本開示によれば、アップリンクトランスポートブロックに関する繰り返し回数は、送信条件に適合させることが可能である。これにより、時間−周波数リソースに加えてUEの電力も節減される。なぜなら、UEは、確実に復号を成功させるために、必ずしも多数の繰り返しを毎回送信するとは限らないからである。加えて、ランダムアクセス中のアップリンクにおけるUEの繰り返し時間を最適化することもできる。
一般または特定の実施形態は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、記憶媒体、またはこれらの選択的組み合わせとして実装可能であることに留意されたい。
開示する実施形態の持つさらなる利益や利点は、本明細書および図面から明らかとなろう。そのような利益および/または利点は、種々の実施形態ならびに本明細書および図面の特徴によって個別に獲得することが可能であり、かかる利益や利点の1つまたは複数を得るために、それらすべてを実現する必要はない。
本開示に関する前述の特徴および他の特徴は、以下の記述および別記の各請求項に、添付の図面を併用することで、より完全に明らかなものとなろう。これらの図面は、本開示による実施形態のいくつかを描写するものにすぎず、よって本開示の範囲を限定するものではないということを踏まえたうえで、本開示の記述をさらに詳細なものとし、特殊性を付与するために、下記の各添付図面を使用する。
カバレッジ内でのMTCに対するHARQ処理を示す例示図 本開示の一実施形態による、UE側の無線通信方法のフローチャートを示す概略図 本開示の一実施形態による、例示的なHARQ処理を示す概略図 本開示の一実施形態による、eNB側の無線通信方法のフローチャートを示す概略図 本開示の一実施形態による、無線通信のためのUEを示す概略ブロック図 本開示の一実施形態による、無線通信のためのeNBを示す概略ブロック図 本開示の一実施形態による、隣接した2つの例示的なHARQ処理の例を示す概略図 本開示の一実施形態による、隣接した2つの例示的なHARQ処理の別の例を示す概略図 本開示の一実施形態による、隣接した2つの例示的なHARQ処理の別の例を示す概略図 本開示の一実施形態による、フィードバックチャネルの3つの状態を説明するための概略図 本開示の一実施形態による、アーリーストッピングと組み合わされたSPS機構を示す概略図 本開示の一実施形態による、繰り返しセットの粒度調整の例を示す概略図 本開示の一実施形態による、例示的なランダムアクセス処理を示す概略図
以下の詳細な説明では添付の図面が参照され、各図面はその一部を構成するものである。文脈上別段の断りのない限り、各図面において類似する記号は、類似する構成要素を示している。本開示の各態様は、多種多様な構成での改作、置き換え、組み合わせ、および設計が可能であり、その一切が明示的に予期され、かつ本開示の一部を成すものであることは容易に理解されよう。
MTCではカバレッジを拡張する際、eNBがCSIフィードバックを持たないか、UEから粗いCSIを取得するにすぎないため、正確な繰り返し回数を用いてUEの送信をガイドすることは困難である。eNBは、アップリンク送信の成功率を、たとえば99%にまで到達させるために、比較的大きい、または慎重を期した繰り返し回数(繰り返し数)を指示することがある。このような挙動により、UEはより多くの電力を費やしてしまう。図1は、カバレッジ内でのMTCに対するHARQ処理を示す例示図である。図1に示すように、eNBは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)により、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)に対し、50個の繰り返しを指示し(すなわち、指示繰り返し数が50)、UEは、アップリンクで50個の繰り返しを送信する。そして、eNBは、UEに対し、PUSCHが物理ハイブリッド自動再送要求指示チャネル(PHICH:Physical Hybrid−ARQ Indicator Channel)によって正常に復号されたかどうかに関するフィードバックを行う。ただし、CSIの認識が不正確であるために、eNBが50個の繰り返しを指示するものの、必要とされる繰り返し数は25にすぎない場合もある(すなわち、eNBは25個の繰り返しがあればPUSCHを正常に復号することができる)。この場合、25個の繰り返しが浪費されている。アップリンクにおける必要を超えた繰り返しにより、時間−周波数リソースに加え、UEのかなりの電力が無駄となる。したがって、特にアップリンク送信に関し、繰り返し回数を可能な限り最適化することは極めて重要である。本開示は、UEの電力と時間−周波数リソースを節減することを目的に、アップリンク送信のための繰り返し回数を最適化するための手法を提供するものである。
本開示では、本開示の原理を説明するための例として、MTCを用いることがある。しかし、本開示で開示される無線通信方法は、アップリンクにおいてトランスポートブロックの送信が繰り返される無線通信であれば、MTCのみならず、LTEの仕様に準拠する他の通信など、MTC以外の無線通信に対しても適用可能であることに留意されたい。したがって、UEとは、MTC UEに限定されるものではなく、本開示で説明する通信方法を実行可能な、他のあらゆるUEであってよい。
(実施形態1)
本開示の第1の実施形態は、図2に示す、UEによって実行される無線通信方法200を提供するものである。同図は、本開示の第1の実施形態による、無線通信方法200のフローチャートを概略的に示している。無線通信方法200には、トランスポートブロックの繰り返しをeNBに送信するステップ201が含まれる。本実施形態によれば、eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含むことができ、それら複数の繰り返しセットの各々はトランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、それら複数の繰り返しセットの各々の後に、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すためのフィードバックチャネルが続く。図3は、本開示の一実施形態による、例示的なHARQ処理を示す概略図である。例示的なHARQ処理では、eNBがUEに制御チャネル(たとえば、PDCCH)を送信してアップリンク送信をスケジューリングし、次いで、UEがトランスポートブロックの繰り返しをアップリンクチャネル(たとえば、PUSCH)でeNBに送信する。図3から見て取れるように、トランスポートブロックの繰り返しは、3つの繰り返しセットに分かれており、その各々には、たとえば10個の繰り返しが含まれ得る。各繰り返しセット内の繰り返し数は、制御チャネル内で指示され得る。各繰り返しセットの送信後、UEがトランスポートブロックを正常に復号したかどうかを示すために、フィードバックチャネル(たとえば、PHICH)が、eNBからUEへと送信される。eNBは、複数の繰り返しセットの各々を受信した後に現在のHARQ処理において受信したすべてのトランスポートブロックの繰り返しセットを組み合わせることによってトランスポートブロックを復号し、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかをフィードバックチャネル内でUEに示す。トランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったとフィードバックチャネルが示す場合、UEは、トランスポートブロックの別の繰り返しセットを続けて送信する。たとえば、フィードバックチャネルは、「ACK」(たとえば、「1」)を用いて復号の成功を示し、「NACK」(たとえば、「0」)を用いて復号の失敗を示す、1ビットのPHICHとすることができる。図3の例では、第1の繰り返しセットの受信後、eNBが第1の繰り返しセットを用いたトランスポートブロックの復号に失敗したため、同eNBは、復号に失敗したことを示している。次いで、UEは、第2の繰り返しセットを送信する。第2の繰り返しセットの受信後、eNBが第1の繰り返しセットと第2の繰り返しセットを組み合わせることによってトランスポートブロックを復号するが、こちらも失敗したため、同eNBは、やはり復号に失敗したことを示す。次いで、UEは、第3の繰り返しセットを送信する。第3の繰り返しセットの受信後、eNBは、第1の繰り返しセット、第2の繰り返しセット、および第3の繰り返しセットを組み合わせることによってトランスポートブロックを復号に成功し、復号が成功したことをUEに示す。復号が成功したという指示により、このデータパケットの送信は終了する。その後、UEは、別のデータパケットを送信するか、次の制御チャネルを監視してよい。
上記の例では、繰り返しセットは3つ、各繰り返しセット内の繰り返しは10個として説明されているが、本開示はこれに限定されるものではないことを留意されたい。各繰り返しセット内の繰り返し数は、適用シナリオに応じて決定されてよい。たとえば、チャネルコンディションが悪ければ、各繰り返しセット内の繰り返し数を増やして設定してよい。各繰り返しセット内の繰り返し数は、トランスポートブロックの送信に関連した制御チャネル内で指示可能であることが好ましい。1つのHARQ処理における繰り返しセットの数については、eNBによるトランスポートブロックの復号がいつ成功したかに応じたものとなる。ただし、1つのHARQ処理における1つのトランスポートブロックに対する最大繰り返し数が適用されてもよい。たとえば、1つのトランスポートブロックの最大繰り返し数は、トランスポートブロックの送信に関連した制御チャネルによって示されてよい。最大繰り返し数の指示形態は、各繰り返しセット内の繰り返しの数に関連した、最大繰り返し回数または繰り返しセットの最大数とすることができる。この場合、フィードバックチャネルが復号に成功していないと示していても、最大数に到達すれば、現在のトランスポートブロックの送信は終了することになる。最大繰り返し数を定義することにより、フィードバック検出の信頼性を向上させることができる。
本開示の第1の実施形態によれば、アップリンクトランスポートブロックに関する繰り返し回数は、送信条件に適合させることが可能である。これにより、時間−周波数リソースに加えてUEの電力も節減される。なぜなら、UEは、確実に復号を成功させるために、必ずしも多数の繰り返しを毎回送信するとは限らないからである。図1を例として取り上げると、本開示の第1の実施形態によれば、UEは常に50個の繰り返しを送信するようなことはせず、毎回たとえば10個の繰り返しを送信し、フィードバックを受信するようになる。eNBがトランスポートブロックを復号するのに25個の繰り返しで十分な場合は、UEは、繰り返しを3回送信した後に正のフィードバックを受信する(すなわち、合計30個の繰り返しが送信される)。よって、図2の送信方法と比較すると20個の繰り返しが節減可能となるため、UEの電力が節減され得る。本開示によれば、少しばかり多くの制御チャネルが必要となる可能性もあるが、アップリンク送信はダウンリンク受信よりも格段に大きな電力を消費するため(たとえば、非特許文献1を参照)、UEの電力の節減が可能であるということに留意されたい。
eNB側では、本開示の第1の実施形態により、図4に示す、eNBによって実行される無線通信方法400が提供される。同図は、本開示の第1の実施形態による、無線通信方法400のフローチャートを概略的に示している。無線通信方法400には、UEから送信されたトランスポートブロックの繰り返しを受信するステップ401が含まれる。このとき、eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、それら複数の繰り返しセットの各々はトランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、複数の繰り返しセットの各々を受信した後に現在のHARQ処理において受信したすべてのトランスポートブロックの繰り返しセットを組み合わせることによってトランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかをフィードバックチャネル内で同eNBが示す。トランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったとフィードバックチャネルが示す場合、UEは、eNBが受信するようにトランスポートブロックの別の繰り返しセットを続けて送信するため、eNBはトランスポートブロックの前記別の繰り返しセットを受信することが可能となる。方法200に関する上記の記述は、方法400にも当てはまることに留意されたい。
加えて、第1の実施形態は、上述の通信方法をUEとeNBが実行することも可能にする。図5は、本開示の第1の実施形態による、無線通信のためのUE500を示す概略ブロック図である。UE500は、トランスポートブロックの繰り返しをeNBに送信するように構成される送信ユニット501を備え得る。このとき、eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、それら複数の繰り返しセットの各々はトランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、それら複数の繰り返しセットの各々の後に、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すためのフィードバックチャネルが続き、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されなかったとフィードバックチャネルが示す場合、UEがトランスポートブロックの別の繰り返しセットを続けて送信する。方法200に関する上記の記述は、UE500にも当てはまることに留意されたい。
本開示によるUE500には、各種データ処理およびUE500内の各ユニットの動作制御を行う関連プログラムを実行するためのCPU(Central Processing Unit:中央処理ユニット)510、CPU510による種々の処理および制御を実行するのに必要な種々のプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory:読出し専用メモリ)513、CPU510による処理および制御に関する手順において一時的に生成される中間データを記憶するためのRAM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)515、および/または、種々のプログラムやデータなどを記憶するためのストレージユニット517が任意選択で含まれてよい。上記の送信ユニット501、CPU510、ROM513、RAM515、および/またはストレージユニット517などは、データ/コマンドバス520を介して相互接続されたうえ、相互間で信号を転送することが可能である。
上記の各ユニットは、本開示の範囲を限定するものではない。本開示の一実装形態によれば、上記送信ユニット501の機能はハードウェアによって実装されてよく、上記のCPU510、ROM513、RAM515、および/またはストレージユニット517が不要となる場合もある。あるいは、上記送信ユニット501の機能は、上記のCPU510、ROM513、RAM515、および/またはストレージユニット517などと連携した機能ソフトウェアによって実装されてもよい。
図6は、本開示の第1の実施形態による、無線通信のためのeNB600を示す概略ブロック図である。eNB600は、UEから送信されたトランスポートブロックの繰り返しを受信するように構成される受信ユニットを備え得る。このとき、eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、それら複数の繰り返しセットの各々はトランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、eNBは、複数の繰り返しセットの各々を受信した後に現在のHARQ処理において受信したすべてのトランスポートブロックの繰り返しセットを組み合わせることによってトランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかをフィードバックチャネル内で示し、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されなかったとフィードバックチャネルが示す場合、UEがトランスポートブロックの別の繰り返しセットをeNBが受信するように送信し続ける。方法400に関する上記の記述は、eNB600にも当てはまることに留意されたい。
本開示によるeNB600には、各種データ処理およびeNB600内の各ユニットの動作制御を行う関連プログラムを実行するためのCPU(Central Processing Unit:中央処理ユニット)610、CPU610による種々の処理および制御を実行するのに必要な種々のプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory:読出し専用メモリ)613、CPU610による処理および制御に関する手順において一時的に生成される中間データを記憶するためのRAM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)615、および/または、種々のプログラムやデータなどを記憶するためのストレージユニット617が任意選択で含まれてよい。上記の受信ユニット601、CPU610、ROM613、RAM615、および/またはストレージユニット617などは、データ/コマンドバス620を介して相互接続されたうえ、相互間で信号を転送することが可能である。
上記の各ユニットは、本開示の範囲を限定するものではない。本開示の一実装形態によれば、上記受信ユニット601の機能はハードウェアによって実装されてよく、上記のCPU610、ROM613、RAM615、および/またはストレージユニット617が不要となる場合もある。あるいは、上記受信ユニット601の機能は、上記のCPU610、ROM613、RAM615、および/またはストレージユニット617などと連携した機能ソフトウェアによって実装されてもよい。
本開示の第1の実施形態に関する第1の例では、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたとフィードバックチャネルが示す場合、UEは、別のトランスポートブロックの繰り返しを送信する前に、次の制御チャネルを監視する。換言すれば、1つのトランスポートブロックが正常に送信された場合、通信は、制御チャネル(たとえば、PDCCH)から開始される別のHARQ処理における別の転送の送信へと進む。図7は、本開示の第1の実施形態に関する第1の例による、2つの隣接する例示的なHARQ処理を示す概略図である。第1のHARQ処理の第3のフィードバックチャネル(たとえば、PHICH)が復号の成功を示した後、第1のHARQ処理が終了し、UEは第2のHARQ処理を開始するために次の制御チャネルを監視する。第2のHARQ処理における制御チャネルの受信後、UEは、第2のHARQ処理における制御チャネルのスケジューリングに基づき、別のトランスポートブロックの繰り返しを送信することができる。換言すれば、第1の例では、柔軟なスケジューリングのために各HARQ処理を制御チャネルとリンクさせながら、繰り返しのアーリーストッピングによってUEの電力を節減することが可能となる。
第1の実施形態の第2の例では、復号の成功を示すためのフィードバックチャネルが、復号の失敗を示すためのフィードバックチャネルとは異なったものとなる。とりわけ、復号の失敗を示すために、DTX(Discontinuous Transmission:不連続送信)が使用される(負のフィードバック)。換言すれば、フィードバックチャネルは、それ自体がトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されていないことを示すとき、いかなる信号も送信しない。正のフィードバックの場合、すなわち、フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示すとき、同フィードバックチャネルの機能は、次のHARQ処理の制御チャネルによって実現され得る。UEによって次のHARQ処理の制御チャネルが受信されるということは、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたことを意味する。換言すれば、UEがトランスポートブロックの繰り返しセットの送信後に制御チャネルを受信したのであれば、トランスポートブロックの送信に成功したことを意味しており、現在のHARQ処理は終了する。UEは、受信したばかりの制御チャネルのスケジューリングに従って、別のトランスポートブロックの繰り返しを送信することができる。図8は、本開示の第1の実施形態に関する第2の例による、2つの隣接する例示的なHARQ処理を示す概略図である。図8に示すように、第1のHARQ処理において、第1の繰り返しセットおよび第2の繰り返しセットの両方の後にDTXが続いて復号が失敗したことを示しており、UEによって第3の繰り返しセットが送信されている。第3の繰り返しセットの送信後、UEは制御チャネルを受信しているが、これは現在のトランスポートブロックがeNBによって正常に復号されており、第1のHARQ処理が終了したことを意味している。受信した制御チャネルにより、UEの次のアップリンク送信をスケジューリングすることが可能である。この例では、最初の制御チャネル以外の制御チャネルが2つの機能を有する。第1に、最後のトランスポートブロックの送信に成功したことを示すことが可能である。第2に、次の送信をスケジューリングすることが可能である。第2の例によれば、PHICH電力を節減することができる。
第1の実施形態の第3の例では、フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示す場合、UEは、直近の制御チャネル内の情報を用いて別のトランスポートブロックの繰り返しを送信する。換言すれば、フィードバックチャネルが、現在のトランスポートブロックが正常に復号されたかどうかを示すためだけでなく、新たなトランスポートブロックの送信をスケジューリングするためにも使用される。図9は、本開示の第1の実施形態に関する第3の例による、2つの隣接する例示的なHARQ処理を示す概略図である。図9に示すように、第1のHARQ処理は、制御チャネル(たとえば、PDCCH)から開始されている。この制御チャネルは送信の始まりを示しており、場合によっては各繰り返しセットの繰り返し数も示す。そして、UEは、制御チャネル(たとえば、PHICH)が復号の成功を示す(たとえば、「ACK」)まで、トランスポートブロックの繰り返しを、たとえば10個、毎回送信する。UEは、制御チャネルから「ACK」を受信した際、新たな制御チャネルを監視することなく別の新たなトランスポートブロックを送信することになり、また、UEは、直近の制御チャネル内の情報(たとえば、繰り返し数、MCS、リソース位置など)を用いて、新たなトランスポートブロックを送信することができる。このとき、第1のHARQ処理において、制御チャネルによって示された初期スケジューリング割り当てを、新たなトランスポートブロック送信のために使用することができる。第1の実施形態の第3の例から見て取れるように、UEの電力消費削減に加え、最初の1つ以外の制御チャネルを節減することが可能である。
第1の実施形態の上記第3の例によれば、一部のアップリンク送信が最初の制御チャネルから離れたものとなる可能性があるため、柔軟性が損なわれるおそれもある。しかし、各仕様に関する研究に基づけば、MTCの場合、各パケットに関してPDCCHスケジューリングを行うことなく、アップリンクトラフィックを連続して送信することは可能である。
非特許文献2の分析に基づけば、MTC UEについては、3つの典型的なアップリンクトラフィックが存在する。
(1)命令−応答トラフィック(トリガ型報告)。基地局とWANモジュールの間のトラフィックであり、命令(ダウンリンク)のために約20バイト、応答(アップリンク)のために約100バイトを用いる。
(2)WANモジュールによる例外報告。この報告(アップリンク)は約100バイトで、WANモジュールにおけるイベントからの待機時間が3〜5秒のものとなり得る。
(3)定期報告またはキープアライブ。約100バイト(アップリンク)。
上記のトラフィックの通りであれば、UEは報告を行うために約800ビットを必要とする。しかし、MTCでカバレッジを拡張する場合、最大PSD(Power Spectral Density:電力スペクトル密度)を実現するために、わずかなビット(たとえば、16ビットまたは72ビット)しか搬送しないPRBが1つ、サブフレーム内のアップリンクで送信されるのが通例である。よって、800ビットの報告を1つ終了するには、UEはより多くのパケットを送信する必要がある。加えて、MTC UEはどちらかといえば静的であるため、各パケットに対する送信(すなわち、MCSおよびリソース位置)の適応は必須ではない。上記の分析に基づけば、各パケットに関してPDCCHスケジューリングを行うことなく、アップリンクトラフィックを連続して送信することは可能である。第1の実施形態の第3の例によれば、時間−周波数リソースの節減が可能であり、かつUEの電力消費も抑えることができる。
第1の実施形態の第4の例では、フィードバックチャネルは、3つ以上の状態を示すことが可能となる。フィードバックチャネル(たとえば、PHICH)がトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示す(たとえば、「NACK」)場合、UEはトランスポートブロックの別の繰り返しセットを続けて送信し、フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示す(たとえば、「ACK」)場合、UEは直近の制御チャネル内の情報を用いて別のトランスポートブロックの繰り返しを直接送信し、フィードバックチャネルがeNBによってトランスポートブロックが正常に復号されたか否かを示すのとは異なる状態を示す(たとえば、「DTX」)場合、UEは次の送信の前に次の制御チャネルを監視する。図10は、本開示の一実施形態による、フィードバックチャネルの3つの状態を説明するための概略図である。図10に示すように、制御チャネルが「NACK」または「ACK」を示す場合、UEは、PDCCHを監視することなしに、現在のステータスがアップリンクの連続送信であると把握していることになる(すなわち、UEは、同一トランスポートブロックの別の繰り返しセットを送信するか、別のトランスポートブロックの繰り返しを送信する)。しかし、eNBが制御チャネル内で何の信号も送信しない(すなわち、「DTX」を示す)場合、UEは、次の制御チャネル(たとえば、PDCCH)を監視することになる。この例によれば、UEは常に制御チャネルを監視する必要がないため、UEの電力消費を抑えることが可能となる。
第1の実施形態の第5の例では、第1の実施形態において、SPS機能がアーリーストッピングと組み合わせられる。アーリーストッピングを実現するために、各SPS期間には複数の繰り返しセットおよびフィードバックチャネルが含まれ得るが、UEは、新たなパケットを送信するには次のSPS期間まで待機する必要がある。この例では、最初の制御チャネルがSPS送信をスケジューリングし、フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示す場合、UEは、次のSPS期間において別のトランスポートブロックの繰り返しを送信するまで待機する。図11は、本開示の一実施形態による、アーリーストッピングと組み合わされたSPS機能を示す概略図である。図11に示すように、最初の制御チャネル(たとえば、PDCCH)は、アーリーストッピングを行うために、SPS送信情報と、場合によっては各繰り返しセット内の繰り返し数とを示すことができる。第2のフィードバックチャネル(たとえば、PHICH)は、復号が成功したことを示しており(たとえば、「ACK」)、それにより、現在のトランスポートブロックの送信は停止する。ただし、新たなトランスポートブロックの送信は、次のSPS期間(SPS期間2)を待つ必要がある。
第1の実施形態の第6の例では、フィードバックチャネルは、次の送信のための繰り返しセットの粒度(すなわち、繰り返しセット内の繰り返しの個数)を示すこともできる。たとえば、フィードバックチャネルは2ビットで構成することが可能である。この2ビットがとり得る4つの状態を用いて、繰り返し粒度1(たとえば、10個の繰り返し)での現在のトランスポートブロックの再送、繰り返し粒度2(たとえば、20個の繰り返し)での現在のトランスポートブロックの再送、繰り返し粒度1での新たなトランスポートブロックの送信、および、繰り返し粒度2での新たなトランスポートブロックの送信を表すことができる。この例によれば、eNBは、たとえば最後の送信に基づいて、繰り返しセットの粒度を調整するためのいくらかの柔軟性を実現することができ、アクティブな時間を短縮することが可能となる。フィードバックチャネルが粒度を示す方法は、本明細書による方法に限定されるものではないことに留意されたい。たとえば、制御チャネルに2つのPHICHを持たせてよく、UEは、PHICH1およびPHICH2を、以下の表の通りに解釈することが可能である。
Figure 2018515948
図12は、本開示の一実施形態による、繰り返しセットの粒度調整の例を示す概略図である。図12に示すように、第1のHARQ処理において、粒度は10個の繰り返し(粒度1)であり、変更されていない。しかし、第2のHARQ処理では、PHICH1がDTX、PHICH2がACKであるというフィードバックにより、粒度が20個の繰り返し(粒度2)へと変更されている。この例では、eNBは、最後のトランスポートブロック送信の状況に基づいて粒度調整を行うため、同eNBは、フィードバックを少なくすることができる。
第1の実施形態に関する上記の各例は、文脈において別段の断りのない限り、組み合わせることが可能であることに留意されたい。
(実施形態2)
本開示の第2の実施形態は、ランダムアクセス処理に関するものである。図13は、本開示の第2の実施形態による、例示的なランダムアクセス処理を示す図である。ステップ1において、UEは、メッセージ1(プリアンブル)の繰り返し(たとえば10個の繰り返し)をeNBに送信する。eNBは、メッセージ1を受信し復号するが、メッセージ1の復号に成功しない。よって、ステップ2において、eNBはUEに対し、メッセージ2において「失敗」とフィードバックを行う。次いで、ステップ3において、UEは、メッセージ1の繰り返しを再度送信する。eNBは、ステップ3において繰り返しを受信し、ステップ1とステップ3の繰り返し(たとえば、合計で20個の繰り返し)を組み合わせる。この時点で、eNBはメッセージ1を正常に復号し、よってステップ4において「成功」ことを示す。その後、UEは、残りのランダムアクセス手順を続行する(たとえば、メッセージ3を送信し、メッセージ4を待機する)。このような手順により、ランダムアクセス中のアップリンクにおけるUEの繰り返し時間を最適化することができる。当然ながら、図13の例では、復号に成功するまで、メッセージ1は2度にわたって送信されているが、本開示はこれに限定されるものではない。送信の終了は、復号が成功したという指示に応じたものとなる。換言すれば、ステップ1およびステップ3は、eNBがUEに対し「成功」ことを示すまで繰り返されることになる。
したがって、本開示の第2の実施形態により、UEによって実行される無線通信方法、eNBによって実行される無線通信方法、UE、およびeNBが提供される。UEによって実行される無線通信方法には、ランダムアクセスのために第1のメッセージの繰り返しをeNBに送信する、送信ステップと、第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために、eNBからフィードバックされる第2のメッセージを受信する、受信ステップとが含まれ得る。このとき、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、送信ステップおよび受信ステップは、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返され、eNBは、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する。
eNBによって実行される無線通信方法には、ランダムアクセスのためにUEによって送信された第1のメッセージの繰り返しを受信する、受信ステップと、第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために第2のメッセージをフィードバックする、フィードバックステップとが含まれ得る。このとき、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、受信ステップおよびフィードバックステップは、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返され、eNBは、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する。
本開示の第2の実施形態による無線通信方法のためのUEは、ランダムアクセスのために第1のメッセージの繰り返しをeNBに送信するように構成される、送信ユニットと、第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために、eNBからフィードバックされる第2のメッセージを受信するように構成される、受信ユニットとを備える。このとき、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、送信ユニットおよび受信ユニットは、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまでそれ自体の動作を繰り返し、eNBは、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する。
本開示の第2の実施形態による無線通信方法のためのeNBは、ランダムアクセスのためにUEによって送信される第1のメッセージの繰り返しを受信するように構成される、受信ユニットと、第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために第2のメッセージをフィードバックするように構成される、フィードバックユニットとを備える。このとき、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、受信ユニットおよびフィードバックユニットは、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまでそれ自体の動作を繰り返し、eNBは、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する。
本開示の第2に実施形態におけるUEおよびeNBは、図5および図6におけるものと類似の構造を有してよく、図5および図6に関連する記述もこれに当てはまることに留意されたい。加えて、第1の実施形態は第2の実施形態と組み合わせることが可能であり、第1の実施形態に関する詳述は、文脈上別段の断りのない限り、第2の実施形態に当てはめてもよい。本開示の第2の実施形態によれば、ランダムアクセス中のアップリンクにおけるUEの繰り返し時間を最適化することができる。
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと協働するソフトウェアによって実現することができる。上記の各実施形態に関する記述において使用された機能ブロックの各々は、集積回路であるLSIによって実現することが可能であり、各実施形態において説明した処理の各々は、LSIによって制御されてよい。各機能ブロックが個別にチップとして形成されても、1つのチップが機能ブロックの一部または全部を含むように形成されてもよい。そのようなチップには、それらそれ自体に結合されたデータ入出力が含まれ得る。ここでのLSIとは、集積度の違いに応じて、IC、システムLSI、スーパーLSI、またはウルトラLSIを指し得る。ただし、集積回路の実装技法はLSIに限定されるものではなく、専用回路または汎用プロセッサを用いて実現することも可能である。加えて、LSIの製造後にプログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array:フィールドプログラマブルゲートアレイ)、またはLSI内部に配置される回路セルの接続および設定を再構成可能な再構成可能プロセッサを使用することもできる。
本開示は、本明細書で提示した記述と既知の技術に基づき、本開示の内容および範囲から逸脱することなく、当業者によって多様な変更または修正がなされることを意図したものであり、かかる変更および応用は、特許請求による保護範囲内であることに留意されたい。さらに、本開示の内容から逸脱しない範囲で、上記実施形態の構成要素は任意で組み合わされてよい。
本開示の実施形態は、少なくとも以下の発明を提供することが可能である。
(1)UEによって実行される無線通信方法であって、
トランスポートブロックの繰り返しをeNBに送信することを含み、
eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、
複数の繰り返しセットの各々はトランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、
複数の繰り返しセットの各々の後に、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すためのフィードバックチャネルが続き、
フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、UEが、トランスポートブロックの別の繰り返しセットを続けて送信する、無線通信方法。
(2)フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示す場合、UEが、直近の制御チャネル内の情報を用いて別のトランスポートブロックの繰り返しを送信する、(1)に記載の無線通信方法。
(3)フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示す場合、UEが、別のトランスポートブロックの繰り返しを送信する前に次の制御チャネルを監視する、(1)に記載の無線通信方法。
(4)フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示すとき、フィードバックチャネルの機能が次のHARQ処理の制御チャネルによって実現され、
UEによる次のHARQ処理の制御チャネルの受信が、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたことを意味し、
フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示すとき、フィードバックチャネルが、信号を送信しない、(1)に記載の無線通信方法。
(5)フィードバックチャネルが、次の送信のための繰り返しセットの粒度も示す、(1)〜(3)のいずれか一項に記載の無線通信方法。
(6)1つのトランスポートブロックの最大繰り返し数が、制御チャネルによって示される、(1)〜(5)のいずれか一項に記載の無線通信方法。
(7)フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示す場合、UEが、直近の制御チャネル内の情報を用いて別のトランスポートブロックの繰り返しを送信し、
フィードバックチャネルがeNBによってトランスポートブロックが正常に復号されたか否かを示すのとは異なる状態を示す場合、UEが、次の制御チャネルを監視する、(1)に記載の無線通信方法。
(8)最初の制御チャネルが、セミパーシステントスケジューリング(SPS:semi−persistent scheduling)送信をスケジューリングし、
フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示す場合、UEが、次のSPS期間において別のトランスポートブロックの繰り返しを送信するまで待機する、(1)に記載の無線通信方法。
(9)eNBによって実行される無線通信方法であって、
UEから送信されたトランスポートブロックの繰り返しを受信することを含み、
eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、
複数の繰り返しセットの各々はトランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、
eNBは、複数の繰り返しセットの各々を受信した後に現在のHARQ処理において受信したすべてのトランスポートブロックの繰り返しセットを組み合わせることによってトランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかをフィードバックチャネル内で示し、
フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、UEが、トランスポートブロックの別の繰り返しセットをeNBが受信するように続けて送信する、無線通信方法。
(10)フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示す場合、UEが、直近の制御チャネル内の情報を用いて別のトランスポートブロックの繰り返しを送信する、(9)に記載の無線通信方法。
(11)eNBが、次のHARQ処理の制御チャネルを使用してトランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたことを示し、
フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示すとき、フィードバックチャネルが、信号を送信しない、(9)に記載の無線通信方法。
(12)eNBが、制御チャネルにおいて1つのトランスポートブロックの最大繰り返し数を示す、(9)〜(11)のいずれか一項に記載の無線通信方法。
(13)フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示す場合、UEが、直近の制御チャネル内の情報を用いて別のトランスポートブロックの繰り返しを送信し、
フィードバックチャネルがeNBによってトランスポートブロックが正常に復号されたか否かを示すのとは異なる状態を示す場合、UEが、次の送信の前に次の制御チャネルを監視する、(9)に記載の無線通信方法。
(14)eNBが、最初の制御チャネルにおいてSPS送信をスケジューリングし、
フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されたことを示す場合、UEが、次のSPS期間において別のトランスポートブロックの繰り返しを送信するまで待機する、(9)に記載の無線通信方法。
(15)無線通信のためのUEであって、
トランスポートブロックの繰り返しをeNBに送信するように構成される、送信ユニットを備え、
eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、
複数の繰り返しセットの各々はトランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、
複数の繰り返しセットの各々の後に、トランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すためのフィードバックチャネルが続き、
フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、UEが、トランスポートブロックの別の繰り返しセットを続けて送信する、UE。
(16)無線通信方法のためのeNBであって、
UEから送信されるトランスポートブロックの繰り返しを受信するように構成される、受信ユニットを備え、
eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのにトランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理がトランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、
複数の繰り返しセットの各々はトランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、
eNBは、複数の繰り返しセットの各々を受信した後に現在のHARQ処理において受信したすべてのトランスポートブロックの繰り返しセットを組み合わせることによってトランスポートブロックがeNBによって正常に復号されたかどうかをフィードバックチャネル内で示し、
フィードバックチャネルがトランスポートブロックはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、UEが、トランスポートブロックの別の繰り返しセットをeNBが受信するように続けて送信する、eNB。
(17)UEによって実行される無線通信方法であって、
ランダムアクセスのために第1のメッセージの繰り返しをeNBに送信する、送信ステップと、
第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために、eNBからフィードバックされる第2のメッセージを受信する、受信ステップとを含み、
第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、送信ステップおよび受信ステップが、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返され、
eNBが、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する、無線通信方法。
(18)eNBによって実行される無線通信方法であって、
ランダムアクセスのためにUEによって送信される第1のメッセージの繰り返しを受信する、受信ステップと、
第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために第2のメッセージをフィードバックする、フィードバックステップとを含み、
第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、受信ステップおよびフィードバックステップが、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返され、
eNBが、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する、無線通信方法。
(19)無線通信のためのUEであって、
ランダムアクセスのために第1のメッセージの繰り返しをeNBに送信するように構成される、送信ユニットと、
第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために、eNBからフィードバックされる第2のメッセージを受信するように構成される、受信ユニットとを備え、
第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、送信ユニットおよび受信ユニットが、それ自体の動作を、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返し、
eNBが、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する、UE。
(20)無線通信方法のためのeNBであって、
ランダムアクセスのためにUEによって送信される第1のメッセージの繰り返しを受信するように構成される、受信ユニットと、
第1のメッセージがeNBによって正常に復号されたかどうかを示すために第2のメッセージをフィードバックするように構成される、フィードバックユニットとを備え、
第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、受信ユニットおよびフィードバックユニットが、それ自体の動作を、第2のメッセージが第1のメッセージはeNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返し、
eNBが、UEから受信したすべての第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて第1のメッセージを復号する、eNB。
上記の方法における技術的特徴は、上記のUEおよび/またはeNBに組み込むことも可能であることに留意されたい。加えて、本開示の各実施形態は、上記の各通信方法におけるステップを実行するためのモジュールを備える集積回路も提供し得る。さらに、本実施形態は、コンピューティングデバイス上での実行時に上記の各通信方法のステップを遂行するプログラムコードを含むコンピュータプログラムを内部に記憶する、コンピュータ可読記憶媒体も提供し得る。

Claims (15)

  1. ユーザ機器(UE:user equipment)によって実行される無線通信方法であって、
    トランスポートブロックの繰り返しをeNodeB(eNB)に送信することを含み、
    前記eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのに前記トランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)処理が前記トランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、
    前記複数の繰り返しセットの各々は、前記トランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、
    前記複数の繰り返しセットの各々の後に、前記トランスポートブロックが前記eNBによって正常に復号されたかどうかを示すためのフィードバックチャネルが続き、
    前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、前記UEが、前記トランスポートブロックの別の繰り返しセットを続けて送信する、無線通信方法。
  2. 前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されたことを示す場合、前記UEが、直近の制御チャネル内の情報を用いて別のトランスポートブロックの繰り返しを送信する、請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されたことを示す場合、前記UEが、別のトランスポートブロックの繰り返しを送信する前に次の制御チャネルを監視する、請求項1に記載の無線通信方法。
  4. 前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されたことを示すとき、前記フィードバックチャネルの機能が次のHARQ処理の制御チャネルによって実現され、
    前記UEによる前記次のHARQ処理の前記制御チャネルの受信が、前記トランスポートブロックが前記eNBによって正常に復号されたことを意味し、
    前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されなかったことを示すとき、前記フィードバックチャネルが、信号を送信しない、請求項1に記載の無線通信方法。
  5. 前記フィードバックチャネルが、次の送信のための繰り返しセットの粒度も示す、請求項1〜3のいずれか一項に記載の無線通信方法。
  6. 1つのトランスポートブロックの最大繰り返し数が、制御チャネルによって示される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の無線通信方法。
  7. 前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されたことを示す場合、前記UEが、直近の制御チャネル内の情報を用いて別のトランスポートブロックの繰り返しを送信し、
    前記フィードバックチャネルが前記eNBによって前記トランスポートブロックが正常に復号されたか否かを示すのとは異なる状態を示す場合、前記UEが、次の制御チャネルを監視する、請求項1に記載の無線通信方法。
  8. 第一の制御チャネルが、セミパーシステントスケジューリング(SPS:semi−persistent scheduling)送信をスケジューリングし、
    前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されたことを示す場合、前記UEが、次のSPS期間において別のトランスポートブロックの繰り返しを送信するまで待機する、請求項1に記載の無線通信方法。
  9. eNBによって実行される無線通信方法であって、
    UEから送信されたトランスポートブロックの繰り返しを受信することを含み、
    前記eNBがトランスポートブロックを正常に復号するのに前記トランスポートブロックの繰り返しセットが1つでは十分でない場合、1つのHARQ処理が前記トランスポートブロックの複数の繰り返しセットを含み、
    前記複数の繰り返しセットの各々は、前記トランスポートブロックの複数の繰り返しを含み、
    前記eNBは、前記複数の繰り返しセットの各々を受信した後に現在のHARQ処理において受信したすべての前記トランスポートブロックの繰り返しセットを組み合わせることによって前記トランスポートブロックが前記eNBによって正常に復号されたかどうかをフィードバックチャネル内で示し、
    前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、前記UEが、前記トランスポートブロックの別の繰り返しセットを前記eNBが受信するように続けて送信する、無線通信方法。
  10. 前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されたことを示す場合、前記UEが、直近の制御チャネル内の情報を用いて別のトランスポートブロックの繰り返しを送信する、請求項9に記載の無線通信方法。
  11. 前記eNBが、次のHARQ処理の制御チャネルを使用して前記トランスポートブロックが前記eNBによって正常に復号されたことを示し、
    前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されなかったことを示すとき、前記フィードバックチャネルが、信号を送信しない、請求項9に記載の無線通信方法。
  12. 前記eNBが、制御チャネルにおいて1つのトランスポートブロックの最大繰り返し数を示す、請求項9〜11のいずれか一項に記載の無線通信方法。
  13. 前記フィードバックチャネルが前記トランスポートブロックは前記eNBによって正常に復号されたことを示す場合、前記UEが、直近の制御チャネル内の情報を用いて別のトランスポートブロックの繰り返しを送信し、
    前記フィードバックチャネルが前記eNBによって前記トランスポートブロックが正常に復号されたか否かを示すのとは異なる状態を示す場合、前記UEが、次の送信の前に次の制御チャネルを監視する、請求項9に記載の無線通信方法。
  14. UEによって実行される無線通信方法であって、
    ランダムアクセスのために第1のメッセージの繰り返しをeNBに送信する、送信ステップと、
    前記第1のメッセージが前記eNBによって正常に復号されたかどうかを示すために、前記eNBからフィードバックされる第2のメッセージを受信する、受信ステップとを含み、
    前記第2のメッセージが前記第1のメッセージは前記eNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、前記送信ステップおよび前記受信ステップが、前記第2のメッセージが前記第1のメッセージは前記eNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返され、
    前記eNBが、前記UEから受信したすべての前記第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて前記第1のメッセージを復号する、無線通信方法。
  15. eNBによって実行される無線通信方法であって、
    ランダムアクセスのためにUEによって送信される第1のメッセージの繰り返しを受信する、受信ステップと、
    前記第1のメッセージが前記eNBによって正常に復号されたかどうかを示すために第2のメッセージをフィードバックする、フィードバックステップとを含み、
    前記第2のメッセージが前記第1のメッセージは前記eNBによって正常に復号されなかったことを示す場合、前記受信ステップおよび前記フィードバックステップが、前記第2のメッセージが前記第1のメッセージは前記eNBによって正常に復号されたことを示すまで繰り返され、
    前記eNBが、前記UEから受信したすべての前記第1のメッセージの繰り返しを組み合わせて前記第1のメッセージを復号する、無線通信方法。
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