JP2018515294A - 3方向膀胱カテーテルを用いたカテーテル法のための流体流れ切替器 - Google Patents

3方向膀胱カテーテルを用いたカテーテル法のための流体流れ切替器 Download PDF

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Abstract

3方向膀胱カテーテルを用いたカテーテル法のための流れ切替器が、−4つの開口部(11、12、13、14)を有する筐体(7)と、−第1、第2、および第3の開口部(11、12、13)でそれぞれ始まる第1、第2、および第3の遠位水圧導管(1、2、3)と、−第1および第3の開口部(11、13)がつながっている第1の動作構成、第2および第4の開口部(12、14)がつながっている第2の動作構成、第1および第2の開口部(11、12)がつながっている第3の動作構成、第2および第3の開口部(12、13)がつながっている第4の構成を得ることによって筐体と係合する切替手段(20)と、−前記第4の開口部(14)から始まる対応する近位水圧分岐(6)、前記近位水圧分岐から遠位に始まり、かつ互いに対して流体で動的につながっている第4および第5の遠位水圧導管(4、5)を備える水圧2分岐(17)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、より具体的には3方向膀胱カテーテルを使用する必要があるときに、流体の流れを、好ましくは、患者の体内での流れを、詳細には泌尿器科での流れを管理する必要がある医療処置で使用できる医療器具の分野に関する。
3方向膀胱カテーテルは、膀胱または前立腺の外科手術の術後治療で、それぞれ膀胱および/または前立腺の出血を排出するために使用される。3方向膀胱カテーテルは、第1の端部に3つの別個の方向に分岐する3つの管腔を具備する。カテーテルの第2の端部が、第2の方向の端部に相当する膨張可能なバルーンを具備し、その一方で、第1の方向および第3の方向が、カテーテルの両方の端部で開いた状態にある。カテーテルの第2の端部が尿道内に膀胱まで導入され、膀胱に固定され、カテーテルの第2の方向を通してバルーン内に食塩水を運ぶ。膀胱から患者の体外への連続した尿および血液の流れが、術後治療の目的で採尿器具に、典型的には採尿バッグに接続される、カテーテルの第1の方向を通して生じる。
「cystoclysis(膀胱注液)」と呼ばれる、膀胱の「自動的な」連続した洗浄を行うために、対応する供給システムから届く洗浄液が、そのようなシステムが接続される、カテーテルの第3の方向を通して膀胱に運ばれる。
膀胱内に存在する凝塊を完全に排出することを保証するために、膀胱カテーテルを脱閉塞するための、および対応する第1の方向が閉鎖するのを回避するための、「cystolusis(シストルシス)」と呼ばれる別の処置を定期的に行うこともまた必要である。このシストルシスは、膀胱の継続的な洗浄を複数回提供し、典型的には操作者により手作業で行われる。シストルシスを行うために、操作者はマスク、使い捨ての手袋、白衣、および保護メガネを着用しなければならない。さらに、シストルシスは、患者の脚の間に無菌の使い捨ての布を配置すること、布の上に無菌の洗面器を位置決めすること、第1の方向に接続された採尿器具を外すこと、カテーテルの第1の端部を洗面器にもたせかけること、採尿器具を捨てること、使い捨てのグローブを捨てること、操作者の両手を洗浄すること、無菌の手袋を着用すること、利き手以外の手でカテーテルを保持し、以下の操作を周期的に行うことにより利き手で脱閉塞洗浄を実施すること、円錐状シリンジ/無菌カテーテルを用いて瓶から生理食塩水を吸い込むこと、カテーテルの第1の方向にシリンジを接合すること、シリンジを通して前記第1の方向に低圧で生理食塩水を注入すること、シリンジを用いて排出液および凝塊を吸い込むこと、カテーテルからシリンジを外すこと、および凝塊を完全に排出するまで、および/またはカテーテルの脱閉塞まで、不要な吸引液を洗面器に捨てることである。その後、汚れた手袋を捨て、新しい清潔な手袋を着用し、カテーテルの第1の方向に新しい採尿バッグを接続し、使用した使い捨ての材料をすべて特殊廃棄物容器に捨て、洗面器を殺菌および消毒し、最後に、使用した個々の保護器具(individual protection device)、すなわち「IPD」を取り除き、汚染されていた場合には適切な特殊廃棄物容器に、汚染されていない場合には都市こみに、IPDを捨てる必要がある。
したがって、シストルシスは、上記で説明するように行われたときに、膀胱注液のために使用する無菌流体回路システムの中断を意味し、結果として尿路感染症発症(「UTI(urinary tract infection)」と呼ばれる)の危険性がある。UTIは、患者の治癒過程の中断を意味し、感染を引き起こす細菌のタイプに基づき適切な抗生物質を選ぶことができるときに、臨床的状況を悪化させ、入院の期間および利用が長くなる。そのような抗生物質はまた、特に費用がかかる可能性がある。さらに、いくつかのタイプの細菌は、根絶することができない(たとえば、肺炎桿菌(Klebsiella Pneumonie))。
さらに、無菌回路の中断は、操作者にとって高い生物学的リスクを意味する。実際に、操作者が尿に接触し、液体および血液を洗浄することにより汚染される可能性がある。
さらに、膀胱カテーテルの良好な開通性を保証するために、通常は1日に少なくとも3回「シストルシス」を行うことを考慮に入れるべきであり、肉眼的血尿の場合、または第1の方向が閉塞した場合、「シストルシス」は一般に4回以上定期的に繰り返される。したがって、実行コスト、材料および使い捨てのIPD、ならびに対応する廃棄物の廃棄により、シストルシス自体に伴い、とりわけシストルシスに関連するUTIに伴い、高いコストが発生する。重症の血尿の場合、カテーテルの第3の方向もまた閉塞する可能性がある。したがって、言及した第1の方向の代わりにカテーテルの第3の方向にシリンジを接合することにより、カテーテルの第1の方向の脱閉塞に関連して上記で説明したステップを繰り返さなければならない。明らかにこれは、シストルシスに関連する処置がより長くなり、その結果、操作者の生物学的リスクの増大および患者の不快感をもたらすことを意味する。
本発明の目的は、上記で説明した最新技術の欠点を克服することであり、詳細には、UTIを低減すること、UTIに関連する病状だけではなくシストルシス自体に関連するコストを低減することである。
本発明の別の目的が、シストルシスを患者にとってより許容できるようにし、操作者が行うのをより容易にし、詳細には、実行回数および実行コスト、およびにシストルシスに関連する生物学的リスクを低減することである。
本発明の別の目的が、使用に際して信頼できるだけでなく、構造的に簡単で経済的であり、かつカテーテルと供給システムと採尿器具の間の閉回路を開くことを、すなわちシストルシスのために使用する無菌流体回路システムを開くことを回避する、膀胱注液とシストルシスの両方を行うための手段を提供することである。
そのような目的は、独立クレームによる、3方向膀胱カテーテルを用いたカテーテル法のための流体流れ切替器を用いて達成することができる。
以下で明らかになるように、前記切替器は、膀胱に導入された3方向カテーテルの第1の方向に、前記カテーテルの第3の方向に、採尿器具に、洗浄液供給システムに、および本明細書で以後、簡潔にするために液体吸引器具と呼ばれる、液体の吸引およびポンピング器具に、水圧により同時に、適切に接続することができる。本明細書で以下に詳細に説明するように、そのように接続され、この水圧による構成では、切替器は、第1の動作構成で、膀胱注液を行うために使用することができる。さらに、第2、第3、および第4の構成それぞれで、切替器は、採尿器具からも洗浄液供給システムからも3方向カテーテルを切断することなく、シストルシスのさまざまな動作ステップを行うために使用することができる。したがって、前記閉回路は中断されない。その結果、UTIの発症は激減する。さらに、シストルシスは、それを行う操作者にとって高い生物学的リスクを意味せず、上記の材料および使い捨てのIPDはもはや必要ないので、それぞれのコストが低減される。さらに、閉回路を中断することなく、前記カテーテルの第3の方向もまた常に脱閉塞することができることに留意されたい。
本明細書で以後明らかになるように、本発明によれば、第1、第2、および第3の遠位水圧導管1、2、3、ならびに近位水圧分岐6のうち2つだけを互いに接続して、動作構成の各々で示される開口部とつながるように、第1、第2、および第3の遠位水圧導管1、2、3、ならびに近位水圧分岐6の下流に存在する可能性がある、任意選択の流れを中断させる器具を動作させる膀胱注液とシストルシスの両方を実行するために、同一の水圧回路システムを使用することができる。
本発明による切替器は、各構成で、第1、第2、および第3の遠位水圧導管1、2、3と近位水圧分岐6の間で2つの接続だけを可能にすることができることを考慮に入れるべきである。操作者が、第1、第2、および第3の遠位水圧導管1、2、3と近位水圧分岐6の間で3つ以上を誤って互いに接続することが回避される。これにより、正しい膀胱注液およびシストルシスの処置が保証される。
さらに、本発明による切替器の各要素が、詳細には切替手段が、容易にかつ経済的に実現されることが非常に重要である。最後に、開示される切替器はまた、有利には、表在性膀胱癌の再発を防止するために、たとえば化学療法治療などの他の治療分野で使用することができる。化学療法治療は、3方向カテーテルによって化学療法薬の膀胱内点滴注入を提供する。
本明細書および特許請求の範囲では、用語「connection(接続)」および動詞「to connect(接続する)」は、流体接続を、詳細には水圧接続を意味し、用語「カテーテル」または「3方向カテーテル」で示されていないとき、3方向カテーテルが意図される。さらに、用語「動作構成」は、シストルシスおよび膀胱注液のステップを行うために使用できる構成を意味する。
本発明の特徴が以下で浮き彫りになり、以下では添付図面を参照して比較的好ましい実施形態について説明する。
第1の動作構成での、本発明による切替器の一実施形態の斜視図を示す。 図1の器具の斜視図および分解図である。 図1の器具の長手方向切断面での斜視図である。 第2の動作構成での、図1の器具の長手方向切断面での斜視図である。 第3の動作構成での、図1の器具の長手方向切断面での斜視図である。 第4の動作構成での、図1の器具の長手方向切断面での斜視図である。
図3〜図6では、明確にするために切断面は一般的な破線で示されていない。
図1〜図6を参照すると、3方向膀胱カテーテル(図示せず)を用いたカテーテル法のための流体流れ切替器が100で示されている。図1〜図6では、実現可能な流体の流れが破線で示され、それぞれの矢印が、実現可能な流体の流れ方向を示す。3方向膀胱カテーテルを用いたカテーテル法のための前記流体流れ切替器100は、
−筐体7と、
−筐体7内に得られる第1、第2、第3、および第4の開口部11、12、13、14と、
−第1、第2、および第3の開口部11、12、13でそれぞれ始まる第1、第2、および第3の遠位水圧導管1、2、3と、
−第1の動作構成で第1の開口部11を第3の開口部13とつなぎ、第2の動作構成で第2の開口部12を第4の開口部14とつなぎ、第3の動作構成で第1の開口部11を第2の開口部12とつなぎ、第4の動作構成で第2の開口部12を第3の開口部13につなぐように、筐体と係合するように設計された切替手段20と、
−前記第4の開口部14から始まる対応する近位水圧分岐6、前記近位水圧分岐6から遠位に始まり、かつ互いに対して流体の水圧でつながっている第4および第5の遠位水圧導管4、5を備える水圧2分岐17と
を備える。
好ましくは、第1の動作構成で、切替手段20が第1の開口部11だけを第3の開口部13とつなげる。
有利には、第2の動作構成で、切替手段20が第2の開口部12だけを第4の開口部14とつなげる。
好ましくは、第3の動作構成で、切替手段20が第1の開口部11だけを第2の開口部12とつなげる。
第4の動作構成で、切替手段20が第2の開口部12だけを第3の開口部13とつなげることが好ましい。
同じように、各動作構成で、切替器が第1、第2、および第3の遠位水圧導管1、2、3と近位水圧分岐6の間で2つだけを接続することができるようにするので、各動作構成で、切替手段20が、関係する上述の開口部だけをつなげることが好ましい。操作者が、第1、第2、および第3の水圧導管1、2、3と近位水圧分岐6の間で3つ以上を誤って互いに接続することが回避される。これにより、正しい、簡略化された膀胱注液およびシストルシスの処置が確実になる。実際には、操作者が、最初の3つの遠位水圧導管1、2、3、および近位水圧分岐6の下流に存在する可能性がある、流れを中断する器具に対して措置を取る必要がない。さらに、これにより、流れを中断する器具と同じ機能を切替手段が実行するので、前記流れを中断する器具が存在する必要がなくなる。
本発明の特に好ましい一様態によれば、切替手段20が筐体7内に少なくとも部分的に導入可能である。本発明による切替器100の5つの遠位導管1、2、3、4、5が、以下の水圧配置で水圧により同時に接続することができ、この配置では、
−第1の遠位導管1が、膀胱からの尿流のために配置されていることが思い出される、3方向膀胱カテーテルの第1の方向に接続され、
−第2の遠位導管2が、図示していない液体吸引器具(典型的には、先端を切った/円錐形シリンジ)に接続され、
−第3の遠位導管3が、図示していない採尿器具の排出管に接続され、
−第4の遠位導管4が、膀胱内に洗浄液を運ぶように配置された、前記3方向膀胱カテーテルの第3の方向に接続され、
−第5の遠位導管5が、無菌洗浄液供給システムの注入配管に接続される。
本発明の特に好ましい一様態によれば、開示される、特許請求の範囲に適合する各実施形態では、第4および第5の遠位導管4、5は、流体で動的に常に接続することができる。したがって、前記水圧配置を使って、切替器100の任意の動作構成で、対応する供給システムから第5の導管5、第4の導管4、およびカテーテルの第3の方向を通して洗浄液が膀胱に連続的に運ばれる。これにより、有利には、膀胱注液中とシストルシス中の両方で、および一方の処置から他方の処置へ移行中に、中断することなく膀胱を灌注したままにすることができるようになる。そのようにして、膀胱の絶え間ない洗浄が保証される。
他の実施形態によれば、第1、第2、および第3の遠位水圧導管1、2、3、ならびに水圧2分岐17が筐体7の外部にあり、切替手段20が、筐体7内に少なくとも導入可能であり、大きい方の水圧パイプライン15および小さい方の水圧パイプライン16を備え、切替手段20が筐体7内に少なくとも部分的に導入され、切替手段20が筐体7に対して相互に回転した後に、切替器が、
−第1および第2の動作構成の各構成で、大きい方の水圧パイプライン15が2つの連続しない開口部11、12、13、14だけに接続し、かつ第1および第2の動作構成で、小さい方の水圧パイプライン16がどの開口部11、12、13、14とも接続しない、第1および第2の動作構成、および
−第3および第4の動作構成の各構成で、小さい方の水圧パイプライン16が2つの連続しない開口部11、12、13、14だけに接続し、かつ第3および第4の動作構成で、大きい方の水圧パイプライン15がどの開口部11、12、13、14とも接続しない、第3および第4の動作構成
を仮定することができるように、前記開口部11、12、13、14すべて、大きい方の水圧パイプライン15、および小さい方の水圧パイプライン16が構成され、配置される。
これにより、たとえば、適切な直径の(たとえばプラスチック材料の)完全な円柱から始まり、ドリルまたは他の適切な道具を用いて大きい方の水圧パイプライン15および小さい方の水圧パイプライン16を内部に得る、簡単で経済的な方法で切替手段を実現することが可能になる。
好ましくは、大きい方の水圧パイプライン15は、小さい方の水圧パイプライン16の長さよりも大きな長さを有する。
好ましい一実施形態によれば、
筐体7が円柱形であり、内部の側面である第1の円柱面9により内部の側面で範囲を定められ、筐体7が第1の円柱面9に平行に到達可能であり、
第1、第2、第3、および第4の開口部11、12、13、14が、実質的に第1の円柱面9の外周に沿って配置され、80°〜100°の間の第1の角度βの間隔を置いて順々に配置され、
切替手段20が第2の円柱面29を備え、第2の円柱面29が、外部の側面であり、穴をあけられ、第1の円柱面9に平行に前記筐体7内に導入することができ、筐体7内に導入されたときに、前記筐体7内に保持され、かつ第1の円柱面9に対して相互に回転した後にそれぞれの穴をあけられていない部分で前記開口部11、12、13、14のうち少なくとも2つを閉じることができるようになるように、前記第1の円柱面9に完全に密着して隣接するような直径を有し、
−大きい方の水圧パイプライン15が内部にあり、第2の円柱面29内に得られ、かつ互いに対して170°〜190°の間の第2の角度ψの間隔を置いて配置された第1および第2の貫通穴21、22を接続し、
−小さい方の水圧パイプライン16が内部にあり、大きい方の水圧パイプライン15に対して横に配置され、前記第1および第2の貫通穴21、22に対して横に、実質的に同一平面上にある第2の円柱面29内に得られる第3および第4の貫通穴23、24を接続し、第2の円柱面29が筐体7内に導入され、第2の円柱面29が第1の円柱面9に対して相互に回転した後に、切替器100が前記第1、第2、第3、および第4の動作構成を仮定することができるように、前記開口部11、12、13、14すべて、および前記貫通穴21、22、23、24すべてが構成され、配置される。
これにより、第2の管状面の圧力により筐体内に導入することができる、本発明による器具の組立てが可能になり、切替器の効果的な水圧密閉が保証される。前記水圧配置および第1の動作構成(図1および図3)では、対応する供給システムから膀胱に洗浄液が運ばれるが、その一方で、切替手段20が、詳細には関係する大きい方の水圧パイプライン15が(提供されたときに)、第1の遠位導管を第3の遠位導管3に接続するので、3方向膀胱カテーテルの第1の方向を採尿器具に接続する。これにより、膀胱注液を行うことができるようになる。
第2の動作構成(図4)では、切替手段20が、詳細には大きい方の水圧パイプライン15が(提供されたときに)、対応する近位水圧分岐6に第2の遠位管を接続し、次に近位水圧分岐6が、第4および第5の遠位導管4、5に接続される。したがって、前記カテーテルの第3の方向の流体動抵抗が高いために、第2の動作構成では、対応する供給システムから吸引器具が洗浄液だけを吸引することができる。さらに、本発明による切替器100を用いて、この動作構成で、閉回路を中断することなく前記カテーテルの第3の方向もまた脱閉塞することが可能である。実際には、洗浄液を吸引した後に、洗浄液供給システムの注入配管を閉じて、吸引器具に従って、吸引した液体を第3の方向を通して膀胱内に運ぶことで十分である。好ましくは、次いで、結果として生じる排出液が、以下の第3の動作構成に構成された切替器100を用いて膀胱から吸引器具に排出される。
第3の動作構成(図5)では、切替手段20が、詳細には小さい方の水圧パイプライン16が(提供されたときに)、第1の遠位導管を第2の遠位導管2に接続し、カテーテルの第1の方向を吸引器具に接続する。これにより、吸引した洗浄液をカテーテルの第3の方向を通して膀胱内に運び、次に、その結果生じる排出液を膀胱から吸引器具に運ぶことができるようになる。
第4の動作構成(図6)では、切替手段20が、詳細には小さい方の水圧パイプライン16が(提供されたときに)、第2の遠位導管2を第3の遠位導管3に接続するので、吸引器具を採尿器具に接続する。
前記開口部11、12、13、14および前記穴21、22、23、24の寸法は、操作者が遠位水圧導管1、2、3、4を2つ以上の残りの遠位水圧導管1、2、3、4に誤って接続することが事実上不可能になるようなものであることに留意されたい。これにより、たとえば、吸引した排出液が、採尿器具内に運ばれる間に、カテーテルの第1または第2の方向を通して膀胱内に再び運ばれる可能性が回避される。
図4を参照すると、本発明の一様態によれば、開口部11、12、13、14が、前記周囲に記入でき、かつ長さD1(図4を参照のこと)の辺を有する正方形の頂点に実質的に配置される。好ましくは、そのような開口部11、12、13、14が、実質的に85°〜95°の間の、好ましくは88°〜92°の間の、より好ましくは89°〜91°の間の第1の角度β(図3を参照のこと)を置いて順々に配置される。
好ましくは、開口部11、12、13、14が、前記頂点を基準にして中心が置かれ、そのような場合、実質的に90°に等しい第1の角度βで等距離の角度になる。これは、切替器100の設計および実現を簡単にする。したがって、前記第1、第2、第3、および第4の開口部が、(開口部11、12、13、14に関して中央で計測して)それぞれ間隔D1で順々に配置される。したがって、その結果、2つの連続しない開口部が、そのような周囲に対して実質的に直径方向に対向することになり、前記周囲の直径に等しい相互の第2の間隔(開口部に対して中央で計測して)で配置され、したがって、他方の開口部に対して実質的に直径をなす。そのような場合、前記第1および第2の穴が、互いに対して実質的に直径をなして得られる(すなわち、実質的に180°に等しい第2の角度ψの間隔を置いて配置される)こと、および前記第3および第4の穴が、実質的に90°に等しい第3の角度の間隔を置いて配置される、すなわち、(本発明では、前記周囲に記入できる正方形の辺が、第2の管状面に対応する別の周囲に記入できる正方形の辺に実質的に等しいので)実質的に前記第1の間隔D1に等しい相互の第2の間隔で配置されることが好ましい。いずれにしろ、貫通穴21、22、23、24および開口部11、12、13、14を適切な寸法に作ることにより、前記開口部および前記穴の角形成を調和させることが可能である。
好ましくは、導管1、2、3、4、5は、前記カテーテル、排出管、注入配管、および吸入器具に直接接続可能であり、このために、テーパ状遠位端をそれぞれ具備することができる。また、近位水圧分岐6が、有利には対応するテーパ状遠位端を具備する。
本発明の特に好ましい一様態によれば、切替手段20が単体として実現される。好ましくは、切替手段20が単体として実現され、入手できる、または成型により得ることができる。成型の場合、切替手段20が、たとえば接着または溶接により組み立てられるべきそれぞれの要素を具備しない。さらに、成型により、筐体7との結合の機械的較正を非常に効果的に行うことができるようになる。さらに、これにより、筐体7の第2の面の圧力により単に導入することにより、切替器100を密閉することができるようになる。そのような特徴は、すべての水圧接続が外部から効率的に分離されるので、切替器100が設計された機能にとって基本となる。
有利には、切替手段20が、前記大きい方の水圧パイプライン15および前記小さい方の水圧パイプライン16をそれぞれ内部に規定する第1および第2の水圧管45、46を備える。第1および第2の水圧管45、46が、成型により入手できる第1の構造要素20(図1)を形成するための第2の円柱面29を有する単体として実現される。そのようにして、切替器100が特に簡略化して実現される。
特定の好ましい一様態によれば、前記第1、第2、および第3の遠位水圧導管1、2、3、ならびに近位水圧分岐6が、入手できる、または成型により得られる第2の構造要素10を形成するための前記第1の円柱面9を有する単体として実現される。さらに、切替器100が、前記近位水圧分岐6に加えて前記水圧2分岐17を提供するために、前記近位水圧分岐6に水圧で接続可能な3方向水圧はめ込み30(図2)を備える。これにより、切替器100およびその対応する組立体が簡略化して実現される。
3方向水圧はめ込み30の第1の方向が前記近位水圧分岐6ではめ込まれ、残りの2つの方向が前記第4および第5の遠位水圧導管4、5をそれぞれ規定することができることが好ましい。添付図面のように、3方向の接続部が近位水圧分岐6に配置されて第1の方向が水圧分岐にぴったり合うときに、近位水圧分岐6が、近位水圧分岐6を第5の遠位水圧導管5に水圧で接続する別の貫通穴8を具備する。あるいは、3方向水圧はめ込み30の第1の方向が近位水圧分岐6よりも大きな長さを有することができ、その結果、3方向の接続部が近位水圧分岐6の外側に配置される。
本発明の別の様態によれば、前記第1、第2、および第3の遠位水圧導管1、2、3、近位水圧分岐6、第4および第5の遠位水圧導管4、5が、前記第2の構造要素10を備える構造要素を形成するための前記第1の円柱面9を有する単体として実現される。
大きい方の水圧パイプライン15および/または小さい方の水圧パイプライン16は、直線とすることができる。これにより、切替手段20を簡略化して実現することに加えて、そのような水圧パイプライン15、16が、液体がよどみ、かつ凝血塊の蓄積を助長する可能性がある領域を有することもまた回避される。したがって、そのようなパイプラインは、ある動作構成から他の動作構成に推移する前にそれぞれの洗浄処置を必要としない。
さらに、大きい方の水圧パイプライン15および小さい方の水圧パイプライン16が互いに対して平行である切替器100の一実施形態が好ましい。
本発明の一様態によれば、前記第1、第2、第3、および第4の開口部11、12、13、14、前記第1、第2、第3、および第4の穴21、22、23、24は、好ましくは同じ寸法を有する。これにより、より規則的な水圧の流れを得て、高い密閉を保証することができるようになる。
切替器100が占める空間を最小にするために、第1、第2、第3、および第4の遠位水圧導管1、2、3、4が互いに対して同一平面上にあり、したがって、患者の不快感を低減することが特に好ましい。さらに、そのような場合、前記第2の構造要素10および/または前記構造要素は、より製造しやすい。
第1、第2、第3、および第4の遠位水圧導管1、2、3、4が実質的に同一平面上にあり、直線をなし、第1の円柱面の外周の中心を横断し、かつ対応する開口部の中心を横断して通過する径方向Rに対して20°〜45°の間の第4の角度αで傾く(図5を参照のこと)ことが好ましい。そのようにして、切替器100はそれほどじゃまにならず、これにより、より人間工学的な位置決め、および患者にとって不快感がより少ないことが保証される。さらに、第4の角度αが増大する間、遠位水圧導管1、2、3、4と、3方向カテーテルと、採尿器具と、吸引器具との間にある接続部の屈曲がさらに回避される。対照的に、第4の角度αが低減する間、屈曲が増大する。したがって、第4の角度の大きさが増大する間、切替器100の有効性が高まる。そういうわけで、第4の角度αが、30°〜45°の間、35°〜45°の間、40°〜45°の間であることがますます好ましい。有利には、第4の角度αは、その結果として、第1、第2、第3、および第4の遠位水圧導管1、2、3、4が互いに対して平行になり、患者の脚に平行に利用できるので、実質的に45°に等しい。したがって、切替器100はさらによりじゃまにならないので、患者にとってより煩わしくなくなり、前記接続管の屈曲が回避される。
切替器100がさらによりじゃまにならないように、および供給システムの注入配管との接続管が曲がるのを回避するように、第5の遠位水圧導管5が、第4の遠位管4の長手方向の軸と135°〜160°の間の(好ましくは160°に等しい)第5の角度を形成する、対応する長手方向の軸を有することが好ましい。これにより、対応する供給システムからカテーテルの第3の方向に洗浄液を運ぶことが改善される。そのような場合、第1、第2、第3、および第4の遠位水圧導管1、2、3、4が同一平面上にあるとき、第5の遠位水圧導管5の長手方向の軸が、残りの遠位水圧導管1、2、3、4が存在する平面に対して45°〜90°(好ましくは90°)傾いた平面状に配置されることが好ましい。
有利には、切替手段20が、前記相互の回転を行うための把持要素25(図1および図2)を備える。把持要素25は、第2の円柱面29の上方に、好ましくは筐体7の外側に配置される。さらに、把持要素25もまた、第2の円柱面7と共に単体として実現することができ、成型により入手できる前記第2の構造要素20内に含まれることができる。
さらに、有利には、膀胱カテーテル法のためのキットが、本発明による切替器100と、3方向膀胱カテーテルと、無菌の、または無菌化可能なパック内に封入された液体の吸引器具とを備える。
開示される切替器100は、明らかに無菌、または無菌化可能である。
上記は限定しない例としてだけ記載されており、考えられる実施・適用可能な変形形態が、上記に記載し、以下の特許請求の範囲に記載するような本発明の保護範囲に入ることが意図される。

Claims (17)

  1. 3方向膀胱カテーテルを用いたカテーテル法のための流体流れ切替器であって、
    −筐体(7)と、
    −前記筐体(7)内に得られる第1、第2、第3、および第4の開口部(11、12、13、14)と、
    −前記第1、第2、および第3の開口部(11、12、13)でそれぞれ始まる第1、第2、および第3の遠位水圧導管(1、2、3)と、
    −第1の動作構成で前記第1の開口部(11)を前記第3の開口部(13)とつなぐように、第2の動作構成で前記第2の開口部(12)を前記第4の開口部(14)とつなぐように、第3の動作構成で前記第1の開口部(11)を前記第2の開口部(12)とつなぐように、第4の動作構成で前記第2の開口部(12)を前記第3の開口部(13)につなぐように、前記筐体と係合するように設計された切替手段(20)と、および、
    −前記第4の開口部(14)から始まる対応する近位水圧分岐(6)、前記近位水圧分岐(6)から遠位に始まり、かつ互いに対して流体で動的につながっている第4および第5の遠位水圧導管(4、5)を備える水圧2分岐(17)と、を備える流体流れ切替器。
  2. 前記第1、第2、および第3の遠位水圧導管(1、2、3)、ならびに前記水圧2分岐(17)が前記筐体(7)の外部にあり、前記切替手段(20)が、前記筐体(7)内に少なくとも導入可能であり、大きい方の水圧パイプライン(15)および小さい方の水圧パイプライン(16)を備え、前記切替手段(20)が前記筐体(7)内に少なくとも部分的に導入され、前記切替手段(20)が前記筐体(7)に対して相互に回転した後に、前記切替器が、
    −前記第1および第2の動作構成の各構成で、前記大きい方の水圧パイプライン(15)が2つの連続しない前記開口部(11、12、13、14)だけを接続し、かつ前記第1および第2の動作構成で、前記小さい方の水圧パイプライン(16)がどの前記開口部(11、12、13、14)とも接続しない、前記第1および第2の動作構成、および、
    −前記第3および第4の動作構成の各構成で、前記小さい方の水圧パイプライン(16)が2つの連続しない前記開口部(11、12、13、14)だけを接続し、かつ前記第3および第4の動作構成で、前記大きい方の水圧パイプライン(15)がどの前記開口部(11、12、13、14)とも接続しない、前記第3および第4の動作構成を、仮定することができるように、前記開口部(11、12、13、14)すべて、前記大きい方の水圧パイプライン(15)、および前記小さい方の水圧パイプライン(16)が構成され、配置される、請求項1に記載の流れ切替器。
  3. 前記筐体(7)が円柱形であり、内部の側面である第1の円柱面(9)により内部の側面で範囲を定められ、前記筐体(7)が前記第1の円柱面(9)に平行に到達可能であり、
    前記第1、第2、第3、および第4の開口部(11、12、13、14)が、実質的に第1の円柱面(9)の外周に沿って配置され、80°〜100°の間の第1の角度(β)の間隔を置いて順々に配置され、
    前記切替手段(20)が第2の円柱面(29)を備え、前記第2の円柱面(29)が、外側の側面であり、穴をあけられ、前記第1の円柱面(9)に平行に前記筐体(7)内に導入することができ、前記筐体(7)内に導入されたときに、前記筐体(7)内に保持され、かつ前記第1の円柱面(9)に対して相互に回転した後にそれぞれの穴があいていない部分で前記開口部(11、12、13、14)のうち少なくとも2つを閉じることができるようになるように、前記第1の円柱面(9)に完全に密着して隣接するような直径を有し、
    −前記大きい方の水圧パイプライン(15)が内部にあり、前記第2の円柱面(29)内に得られ、かつ互いに対して170°〜90°の間の第2の角度(ψ)の間隔を置いて配置された第1および第2の貫通穴(21、22)を接続し、
    −前記小さい方の水圧パイプライン(16)が内部にあり、前記大きい方の水圧パイプライン(15)に対して横に配置され、前記第1および第2の貫通穴(21、22)に対して横に、実質的に同一平面上にある前記第2の円柱面(29)内に得られる第3および第4の貫通穴(23、24)を接続し、
    前記第2の円柱面(29)が前記筐体(7)内に導入され、前記第2の円柱面(29)が前記第1の円柱面(9)に対して相互に回転した後に、前記切替器(100)が前記第1、第2、第3、および第4の動作構成を仮定することができるように、前記開口部(11、12、13、14)すべて、および前記貫通穴(21、22、23、24)すべてが構成され、配置される、請求項2に記載の流れ切替器。
  4. 前記切替手段(20)が単体として実現され、成型により得ることができる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の流れ切替器。
  5. 前記切替手段(20)が、前記大きい方の水圧パイプライン(15)および前記小さい方の水圧パイプライン(16)をそれぞれ内部に規定する第1および第2の水圧管(45、46)を備え、前記第1および第2の水圧管(45、46)が、成型により入手できる第1の構造要素(20)を形成するための前記第2の円柱面(29)を有する単体として実現される、請求項4に記載の流れ切替器。
  6. 前記第1、第2、および第3の遠位水圧導管(1、2、3)、ならびに前記近位水圧分岐(6)が、成型により入手できる第2の構造要素(10)を形成するための前記第1の円柱面(9)を有する単体として実現され、前記切替器が、前記近位水圧分岐(6)に加えて前記水圧2分岐(17)を提供するために前記近位水圧分岐(6)に水圧で接続可能な3方向水圧はめ込み(30)を備える、請求項5に記載の流れ切替器。
  7. 前記3方向水圧はめ込み(30)の第1の方向が、前記遠位水圧分岐(6)にぴったり合わせることができ、残りの方向それぞれが、前記第4および第5の遠位水圧導管をそれぞれ規定する、請求項6に記載の流れ切替器。
  8. 前記大きい方の水圧パイプライン(15)および/または前記小さい方の水圧パイプライン(16)が直線をなす、請求項1〜7のいずれか一項に記載の流れ切替器。
  9. 前記大きい方の水圧パイプライン(15)および前記小さい方の水圧パイプライン(16)が互いに対して平行である、請求項8に記載の流れ切替器。
  10. 前記第1、第2、第3、および第4の開口部が、等間隔の角度で順々に配置され、前記第1および第2の穴が、一方が他方に対して実質的に直径をなして得られ、前記第3および第4の穴が、実質的に90°に等しい第3の角度の間隔を置いて配置される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の流れ切替器。
  11. 前記第1、第2、第3、および第4の開口部、前記第1、第2、第3、および第4の穴が同じ寸法を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の流れ切替器。
  12. 前記第1、第2、第3、および第4の遠位水圧導管が、実質的に同一平面上にあり、直線をなし、前記周囲の中心を横断し、かつ前記対応する開口部の中心を横断して通過する半径方向(R)に対して20°〜45°の間の第4の角度(α)で傾いた、請求項1〜11のいずれか一項に記載の流れ切替器。
  13. 前記第4の角度(α)が35°〜45°の間である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の流れ切替器。
  14. 前記第4の角度(α)が実質的に45°に等しく、その結果、前記第1、第2、第3、および第4の遠位水圧導管が互いに対して平行である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の流れ切替器。
  15. 前記第5の遠位水圧導管(5)が、前記第4の遠位管(4)の長手方向の軸と135°〜160°の間の第5の角度を形成する、対応する長手方向の軸を有する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の流れ切替器。
  16. 前記切替手段(20)が、前記相互の回転を行うための把持要素(25)を備え、前記把持要素が(25)、前記第2の円柱面(29)の上方に、かつ前記筐体(7)の外側に配置される、請求項1〜15のいずれか一項に記載の流れ切替器。
  17. 膀胱カテーテル法のためのキットであって、請求項1〜16のいずれか一項に記載の切替器と、3方向膀胱カテーテルと、無菌の、または無菌化可能なパック内に封入された液体の吸引器具とを備える膀胱カテーテル法のためのキット。
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