JP2018515001A - Ue対ue中継リストおよびフロアアービトレータの決定 - Google Patents

Ue対ue中継リストおよびフロアアービトレータの決定 Download PDF

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Abstract

本開示は、ユーザ機器(UE)とUEの近隣UEの近隣UEとの間での通信のために中継器としてUEの近隣UEを利用することによって、UEがUEの近隣UEの近隣UEと通信しうるメカニズムを提供する。ある態様では、第1のUEは、第2のUEから発見メッセージを受信し、発見メッセージは、第2のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む。第1のUEは、発見メッセージに基づいて第3のUEと通信することを決定し、第3のUEは、第2のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つである。第1のUEは、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを第2のUEに要求する。第1のUEは、第2のUEを通じて第3のUEと通信する。【選択図】図7

Description

関連出願の相互参照
[0001]本願は、「UE-to-UE Relay List and Determination of Floor Arbitrator」と題され、2015年4月3日に出願された米国仮特許出願第62/142,686号、および「UE-TO-UE RELAY LIST AND DETERMINATION OF FLOOR ARBITRATOR」と題され、2016年3月3日に出願された米国特許出願第15/060,237号の利益を主張し、それらは、その全体がここに参照によって明確に組み込まれる。
[0002]本開示は概して、通信システムに関し、より具体的には、デバイス発見およびフロア制御に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話通信、映像、データ、メッセージング、およびブロードキャストのような様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を用いうる。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
[0004]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが、都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されてきた。実例的な電気通信規格は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)のモバイル規格の拡張セットである。LTEは、改善されたスペクトル効率と、下げられたコストと、ダウンリンク上でOFDMAを、アップリンク上でSC−FDMAを、そして多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用する改善されたサービスとを通じてモバイルブロードバンドアクセスをサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術におけるさらなる改善の必要性が存在する。これらの改善はまた、これらの技術を用いる電気通信規格および他の多元接続技術に適用可能でありうる。
[0005]ワイヤレス通信では、ユーザ機器は、互いと通信するように構成されうる。しかしながら、ユーザ機器間での効率的な通信を妨げる様々な制限が存在しうる。したがって、そのような制限を低減または除去するための改善が所望される。
[0006]以下は、1つまたは複数の態様の基本的な理解を提供するために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、全ての企図された態様の広範な概観ではなく、全ての態様の基幹的要素または重要な要素を識別することも、任意の態様または全ての態様の範囲を叙述することも意図されない。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明への前置きとして、簡略化された形態で1つまたは複数の態様のいくつかの概念を提示することである。
[0007]ユーザ機器(UE)は、他のUE(例えば、近隣UE)と通信しうる。しかしながら、UEがUEの近隣UEの近隣UEと通信することを試みる場合、UEは、通信に伴う困難を経験しうる。したがって、UEとUEの近隣UEの近隣UEとの間での通信のために中継器としてUEの近隣UEを利用することによって、UEがUEの近隣UEの近隣UEと通信しうるメカニズムを提供することが望まれうる。
[0008]本開示のある態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、第1のユーザ装置(UE)でありうる。第1のUEは、第2のUEから発見メッセージを受信し、発見メッセージは、第2のUEの1ホップ近隣UE(1-hop neighbor UEs)についての情報を含む。第1のUEは、発見メッセージに基づいて第3のUEと通信することを決定し、第3のUEは、第2のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つである。第1のUEは、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを第2のUEに要求する。第1のUEは、第2のUEを通じて第3のUEと通信する。
[0009]ある態様では、装置は、第1のUEでありうる。第1のUEは、第2のUEから発見メッセージを受信するための手段を含み、発見メッセージは、第2のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む。第1のUEは、発見メッセージに基づいて第3のUEと通信することを決定するための手段を含み、第3のUEは、第2のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つである。第1のUEは、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを第2のUEに要求するための手段を含む。第1のUEは、第2のUEを通じて第3のUEと通信するための手段を含む。
[0010]ある態様では、装置は、メモリとメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと含む第1のUEでありうる。少なくとも1つのプロセッサは、第2のUEから発見メッセージを受信することと、発見メッセージは、第2のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含み、発見メッセージに基づいて第3のUEと通信することを決定することと、第3のUEは、第2のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つであり、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを第2のUEに要求することと、第2のUEを通じて第3のUEと通信することとを行うように構成される。
[0011]ある態様では、第1のUEのためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体は、第2のUEから発見メッセージを受信することと、発見メッセージは、第2のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含み、発見メッセージに基づいて第3のUEと通信することを決定することと、第3のUEは、第2のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つであり、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを第2のUEに要求することと、第2のUEを通じて第3のUEと通信することとを行うためのコードを含む。
[0012]本開示の別の態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、第1のユーザ装置(UE)でありうる。第1のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む発見メッセージを生成する。第1のUEは、第2のUEに発見メッセージを送信する。第1のUEは、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを求める要求を第2のUEから受信し、第3のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つである。第1のUEは、要求に基づいて第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継機能を遂行する。
[0013]ある態様では、装置は、第1のUEでありうる。第1のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む発見メッセージを生成するための手段を含む。第1のUEは、第2のUEに発見メッセージを送信するための手段を含む。第1のUEは、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを求める要求を第2のUEから受信するための手段を含み、第3のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つである。第1のUEは、要求に基づいて第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継機能を遂行するための手段を含む。
[0014]ある態様では、装置は、メモリとメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと含む第1のUEでありうる。少なくとも1つのプロセッサは、第1のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む発見メッセージを生成することと、第2のUEに発見メッセージを送信することと、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを求める要求を第2のUEから受信することと、第3のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つであり、要求に基づいて第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継機能を遂行することとを行うように構成される。
[0015]ある態様では、第1のUEのためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体は、第1のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む発見メッセージを生成することと、第2のUEに発見メッセージを送信することと、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを求める要求を第2のUEから受信することと、第3のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つであり、要求に基づいて第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継機能を遂行することとを行うためのコードを含む。
[0016]前述の目的および関連する目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下において十分に説明され、特許請求の範囲中で特に指摘される特徴を備える。以下の説明および付属の図面は、1つまたは複数の態様のある特定の例示的な特徴を詳細に記載する。これらの特徴は、しかしながら、様々な態様の原理が用いられうる様々な方法のうちのほんの一部を示しており、この説明は、全てのそのような態様およびそれらの同等物を含むように意図される。
ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワークの例を例示する図である。 DLフレーム構造のLTE例を例示する図である。 DLフレーム構造内のDLチャネルのLTE例を例示する図である。 ULフレーム構造のLTE例を例示する図である。 ULフレーム構造内のULチャネルのLTE例を例示する図である。 アクセスネットワーク中の発展型ノードB(eNB)とユーザ機器(UE)との例を例示する図である。 デバイスツーデバイス通信システムの図である。 発見メッセージの構造を例示する実例的な図である。 本開示のある態様にしたがった、告知済一時ID(announced temporary ID)の生成を例示する実例的な図である。 本開示のある態様にしたがった、他のユーザ機器と通信するユーザ機器を例示する実例的な図である。 全部のメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。 全部のメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。 全部のメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。 一部のメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。 一部のメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。 一部のメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。 限られたメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。 限られたメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。 限られたメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。 フロア制御のためのパケットの構造を例示する実例的な図である。 フロア制御シグナリングを例示する実例的なフロー図である。 ランクベースのフロアアービトレーション(floor arbitration)を例示する実例的なフロー図である。 本開示のある態様にしたがった、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 図14のフローチャートから展開した、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 図14のフローチャートから展開した、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 本開示のある態様にしたがった、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 図16のフローチャートから展開した、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 図16のフローチャートから展開した、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 例証的な装置中の異なる手段/コンポーネント間でのデータフローを例示する概念的なデータフロー図である。 処理システムを用いる装置のためのハードウェアインプリメンテーションの例を例示する図である。
詳細な説明
[0038]添付された図面に関連して以下に記載される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図され、ここに説明される概念が実施されうる唯一の構成を表すようには意図されない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施されうることは当業者にとって明らかであろう。いくつかの事例では、よく知られている構造およびコンポーネントは、そのような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示される。
[0039]ここで、電気通信システムのいくつかの態様が様々な装置および方法を参照して提示されることになる。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明中で説明され、添付の図面中で、様々なブロック、コンポーネント、回路、処理、アルゴリズム、等(一括して「要素」と呼ばれる)によって例示されることになる。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用してインプリメントされうる。そのような要素がハードウェアとしてインプリメントされるか、またはソフトウェアとしてインプリメントされるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体上に課せられる設計制約に依存する。
[0040]例として、要素、または要素の任意の一部、あるいは要素の任意の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」としてインプリメントされうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、グラフィックス処理ユニット(GPU)、中央処理ユニット(CPU)、アプリケーションプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、システムオンチップ(SoC)、ベースバンドプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、ステートマシン、ゲートロジック、離散ハードウェア回路、およびこの開示全体を通じて説明される様々な機能を遂行するように構成された他の適したハードウェアを含む。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェアと呼ばれるか、ファームウェアと呼ばれるか、ミドルウェアと呼ばれるか、マイクロコードと呼ばれるか、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、またはその他の名称で呼ばれるかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアコンポーネント、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数、等を意味するように広く解釈されるべきである。
[0041]それ故に、1つまたは複数の実例的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせ中でインプリメントされうる。ソフトウェア中でインプリメントされる場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令あるいはコードとして記憶もしくは符号化されうる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、他の磁気記憶デバイス、前述されたタイプのコンピュータ可読媒体の組み合わせ、またはコンピュータによってアクセスされることができるデータ構造あるいは命令の形式でコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用されることができる任意の他の媒体を備えることができる。
[0042]図1は、ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワーク100の例を例示する図である。(ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)とも呼ばれる)ワイヤレス通信システムは、基地局102、UE104、および発展型パケットコア(EPC)160を含む。基地局102は、マクロセル(高電力セルラ基地局)および/またはスモールセル(低電力セルラ基地局)を含みうる。マクロセルは、eNBを含む。スモールセルは、フェムトセル、ピコセル、およびマイクロセルを含む。
[0043](一括して発展型ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と呼ばれる)基地局102は、バックホールリンク132(例えば、S1インターフェース)を通じてEPC160とインターフェースする。他の機能に加えて、基地局102は、以下の機能:ユーザデータの転送、無線チャネル暗号化および暗号解読、完全性保護、ヘッダ圧縮、モビリティ制御機能(例えば、ハンドオーバ、デュアルコネクティビティ)、セル間干渉協調、接続セットアップおよび解放、負荷バランシング、非アクセス層(NAS)メッセージについての分配、NASノード選択、同期、無線アクセスネットワーク(RAN)共有、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)、加入者および機器トレース、RAN情報管理(RIM)、ページング、測位、および警告メッセージの配信のうちの1つまたは複数を遂行しうる。基地局102は、バックホールリンク134(例えば、X2インターフェース)を通して互いと(例えば、EPC160を通じて)直接的にまたは間接的に通信しうる。バックホールリンク134は、ワイヤードまたはワイヤレスでありうる。
[0044]基地局102は、UE104とワイヤレスで通信しうる。基地局102の各々は、それぞれの地理的カバレッジエリア110に対して通信カバレッジを提供しうる。重複している地理的カバレッジエリア110が存在しうる。例えば、スモールセル102’は、1つまたは複数のマクロ基地局102のカバレッジエリア110と重複するカバレッジエリア110’を有しうる。スモールセルとマクロセルとの両方を含むネットワークは、異種ネットワークとして知られうる。異種ネットワークはまた、ホーム発展型ノードB(eNB)(HeNB)を含みえ、それは、クローズド加入者グループ(CSG)として知られる制限されたグループにサービスを提供しうる。基地局102とUE104との間の通信リンク120は、UE104から基地局102への(逆方向リンクとも呼ばれる)アップリンク(UL)送信および/または基地局102からUE104への(順方向リンクとも呼ばれる)ダウンリンク(DL)送信を含みうる。通信リンク120は、空間多重化、ビームフォーミング、および/または送信ダイバーシティを含むMIMOアンテナ技術を使用しうる。通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを通りうる。基地局102/UE104は、各方向での送信のために使用される最大で合計Yx MHz(x個のコンポーネントキャリア)のキャリアアグリゲーションにおいて割り振られるキャリアあたり最大Y MHz(例えば、5、10、15、20MHz)帯域幅のスペクトルを使用しうる。キャリアは、互いに隣接していることがありうるか、またはしていないことがありうる。キャリアの割り振りは、DLおよびULに対して非対称でありうる(例えば、ULに対してよりも多くのまたは少ないキャリアがDLに対して割り振られうる)。コンポーネントキャリアは、1つのプライマリコンポーネントキャリアと1つまたは複数のセカンダリコンポーネントキャリアを含みうる。プライマリコンポーネントキャリアは、プライマリセル(PCell)と呼ばれ、セカンダリコンポーネントキャリアは、セカンダリセル(SCell)と呼ばれうる。
[0045]ワイヤレス通信システムはさらに、5GHzの無認可周波数スペクトル中で通信リンク154を介してWi−Fi局(STA)152と通信中のWi−Fiアクセスポイント(AP)150を含みうる。無認可周波数スペクトル中で通信するとき、STA152/AP150は、チャネルが利用可能かどうかを決定するために、通信するより前にクリアチャネル評価(CCA)を遂行しうる。
[0046]スモールセル102’は、認可済および/または無認可周波数スペクトル中で動作しうる。無認可周波数スペクトル中で動作するとき、スモールセル102’は、LTEを用い、Wi−Fi AP150によって使用されたのと同じ5GHzの無認可周波数スペクトルを使用しうる。無認可周波数スペクトル中でLTEを用いるスモールセル102’は、アクセスネットワークに対するカバレッジを強化および/またはアクセスネットワークの容量を増大させうる。無認可スペクトル中のLTEは、LTE−unlicensed(LTE−U)、認可済支援アクセス(LAA:licensed assisted access)、またはMuLTEfireと呼ばれうる。
[0047]EPC160は、モビリティ管理エンティティ(MME)162、他のMME164、サービングゲートウェイ166、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ168、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC)170、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ172を含みうる。MME162は、ホーム加入者サーバ(HSS)174と通信中でありうる。MME162は、UE104とEPC160との間でのシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME162は、ベアラおよび接続管理を提供する。全てのユーザインターネットプロトコル(IP)パケットは、サービングゲートウェイ166を通じて転送され、それ自体は、PDNゲートウェイ172に接続される。PDNゲートウェイ172は、UE IPアドレス割り振り、ならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ172およびBM−SC170は、IPサービス176に接続される。IPサービス176は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス(PSS)、および/または他のIPサービスを含みうる。BM−SC170は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を提供しうる。BM−SC170は、コンテンツプロバイダMBMS送信用のエントリポイントとしての役割を果たし、公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN:public land mobile network)内のMBMSベアラサービスを認可および開始するために使用され、MBMS送信をスケジュールするために使用されうる。MBMSゲートウェイ168は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属する基地局102にMBMSトラフィックを分配するために使用され、セッション管理(開始/停止)およびeMBMSに関連する課金情報(charging information)を収集することを担いうる。
[0048]基地局はまた、ノードB、発展型ノードB(eNB)、アクセスポイント、ベーストランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の適した専門用語で呼ばれうる。基地局102は、UE104に対してEPC160へのアクセスポイントを提供する。UE104の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機器、タブレット、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス、または任意の他の同様の機能的なデバイスを含む。UE104はまた、局、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適した専門用語で呼ばれうる。
[0049]図1を再び参照すると、ある特定の態様では、UE104は、互いと通信するように構成されえ、ここで、ある1つのUEは、近隣UEの近隣UEと通信するために、中継器として近隣UEを利用しうる(198)。
[0050]図2Aは、LTEにおけるDLフレーム構造の例を例示する図200である。図2Bは、LTEにおけるDLフレーム構造内のチャネルの例を例示する図230である。図2Cは、LTEにおけるULフレーム構造の例を例示する図250である。図2Dは、LTEにおけるULフレーム構造内のチャネルの例を例示する図280である。他のワイヤレス通信技術は、異なるフレーム構造および/または異なるチャネルを有しうる。LTEでは、フレーム(10ms)は、10個の等しいサイズのサブフレームに分割されうる。各サブフレームは、2つの連続したタイムスロットを含みうる。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用されえ、各タイムスロットは、(物理RB(PRB)とも呼ばれる)1つまたは複数の時間同時並行(time concurrent)のリソースブロック(RB)を含む。リソースグリッドは、複数のリソース要素(RE)に分割される。LTEでは、通常のサイクリックプレフィックスの場合、RBは、周波数ドメイン中に12個の連続したサブキャリアを、時間ドメイン中に7つの連続したシンボルを(DLの場合、OFDMシンボルを;ULの場合、SC−FDMAシンボルを)含み、合計で84個のREとなる。拡張されたサイクリックプレフィックスの場合、RBは、周波数ドメイン中に12個の連続したサブキャリアを、時間ドメイン中に6つの連続したシンボルを含み、合計で72個のREとなる。各REによって搬送されるビットの数は、変調スキームに依存する。
[0051]図2A中に例示されているように、REのうちのいくつかは、UEにおけるチャネル推定用のDL基準(パイロット)信号(DL−RS)を搬送する。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有基準信号(CRS)、UE固有基準信号(UE−RS)、およびチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)を含みうる。図2Aは、(それぞれ、R0、R1、R2、およびR3と示されている)アンテナポート0、1、2、および3に対するCRS、(R5と示されている)アンテナポート5に対するUE−RS、および(Rと示されている)アンテナポート15に対するCSI−RSを例示している。図2Bは、フレームのDLサブフレーム内の様々なチャネルの例を例示している。物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)は、スロット0のシンボル0内にあり、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)が1つのシンボルを占有するか、2つのシンボルを占有するか、または3つのシンボルを占有するかを示す制御フォーマットインジケータ(CFI)を搬送する(図2Bは、3つのシンボルを占有するPDCCHを例示している)。PDCCHは、1つまたは複数の制御チャネル要素(CCE)内のダウンリンク制御情報(DCI)を搬送し、各CCEは、9つのREグループ(REG)を含み、各REGは、OFDMシンボル中に4つの連続したREを含む。UEは、これもまたDCIを搬送するUE固有拡張PDCCH(ePDCCH)で構成されうる。ePDCCHは、2、4、または8つのRBペアを有しうる(図2Bは、2つのRBペアを示しており、各サブセットは、1つのRBペアを含む)。物理ハイブリッド自動再送要求(ARQ)(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)もまた、スロット0のシンボル0内にあり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に基づいてHARQ確認応答(ACK)/否定ACK(NACK)フィードバックを示すHARQインジケータ(HI)を搬送する。プライマリ同期チャネル(PSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル6内にあり、サブフレームタイミングおよび物理レイヤアイデンティティを決定するためにUEによって使用されるプライマリ同期信号(PSS)を搬送する。セカンダリ同期チャネル(SSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル5内にあり、物理レイヤセルアイデンティティグループ番号を決定するためにUEによって使用されるセカンダリ同期信号(SSS)を搬送する。物理レイヤアイデンティティおよび物理レイヤセルアイデンティティグループ番号に基づいて、UEは、物理セル識別子(PCI)を決定することができる。PCIに基づいて、UEは、前述されたDL−RSのロケーションを決定することができる。物理ブロードキャストチャネル(PBCH)は、フレームのサブフレーム0のスロット1のシンボル0、1、2、3内にあり、マスタ情報ブロック(MIB)を搬送する。MIBは、DLシステム帯域幅中のRBの数、PHICH構成、およびシステムフレーム番号(SFN)を提供する。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、ページングメッセージ、システム情報ブロック(SIB)のようなPBCHを通じて送信されないブロードキャストシステム情報、およびユーザデータを搬送する。
[0052]図2C中に例示されているように、REのうちのいくつかは、eNBにおけるチャネル推定用の復調基準信号(DL−RS)を搬送する。UEは加えて、サブフレームの最後のシンボル中でサウンディング基準信号(SRS)を送信しうる。SRSは、コーム構造(comb structure)を有し、UEは、コームのうちの1つ上でSRSを送信しうる。SRSは、UL上での周波数依存スケジューリングを可能にするために、チャネル品質推定用にeNBによって使用されうる。図2Dは、フレームのULサブフレーム内の様々なチャネルの例を例示している。物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は、PRACH構成に基づいてフレーム内の1つまたは複数のサブフレーム内にありうる。PRACHは、サブフレーム内に6つの連続したRBペアを含みうる。PRACHは、UEが初期システムアクセスを遂行し、UL同期を達成することを可能にする。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、ULシステム帯域幅の両端上にロケートされ(located)うる。PUCCHは、HARQ ACK/NACKフィードバック、ランクインジケータ(RI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、チャネル品質インジケータ(CQI)、およびスケジューリング要求のようなアップリンク制御情報(UCI)を搬送する。PUSCHは、データを搬送し、バッファ状態レポート(BSR)、電力ヘッドループレポート(PHR)、および/またはUCIを搬送するために加えて使用されうる。
[0053]図3は、アクセスネットワーク中でUE350と通信中のeNB310のブロック図である。DLでは、EPC160からのIPパケットは、コントローラ/プロセッサ375に提供されうる。コントローラ/プロセッサ375は、レイヤ3およびレイヤ2の機能をインプリメントする。レイヤ3は、無線リソース制御(RRC)レイヤを含み、レイヤ2は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、および媒体アクセス制御(MAC)レイヤを含む。コントローラ/プロセッサ375は、システム情報(例えば、MIB、SIB)のブロードキャスティング、RRC接続制御(例えば、RRC接続ページング、RRC接続確立、RRC接続修正、およびRRC接続解放)、無線アクセス技術(RAT)間モビリティ、およびUE測定レポーティングのための測定構成に関連付けられたRRCレイヤの機能と、ヘッダ圧縮/解凍、セキュリティ(暗号化、暗号解読、完全性保護、完全性検証)、およびハンドオーバサポート機能に関連付けられたPDCPレイヤの機能と、上位レイヤパケットデータユニット(PDU)の転送、ARQを通じた誤り訂正、RLCサービスデータユニット(SDU)の連結、セグメント化、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメント化、およびRLCデータPDUの再順序付けに関連付けられたRLCレイヤの機能と、ロジックチャネルとトランスポートチャネルとの間でのマッピング、トランスポートブロック(TB)上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報レポーティング、HARQを通じた誤り訂正、優先度処理(priority handling)、およびロジックチャネル優先順位付けに関連付けられたMACレイヤの機能とを提供する。
[0054]送信(TX)プロセッサ316および受信(RX)プロセッサ370は、様々な信号処理機能に関連付けられたレイヤ1の機能をインプリメントする。物理(PHY)レイヤを含むレイヤ1は、トランスポートチャネル上での誤り検出、トランスポートチャネルの前方誤り訂正(FEC)コーディング/復号、インタリービング、レートマッチング、物理チャネル上へのマッピング、物理チャネルの変調/復調、およびMIMOアンテナ処理を含みうる。TXプロセッサ316は、様々な変調スキーム(例えば、2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M−PSK)、M値直交振幅変調(M−QAM))に基づいて信号コンステレーションにマッピングすることを処理する。コーディングおよび変調されたシンボルはその後、並列ストリームに分けられうる。各ストリームはその後、時間ドメインOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間および/または周波数ドメイン中で基準信号(例えば、パイロット)と多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用してともに組み合わされうる。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器374からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調スキームを決定するために、ならびに空間処理のために使用されうる。チャネル推定値は、UE350によって送信されたチャネル条件フィードバックおよび/または基準信号から導出されうる。各空間ストリームはその後、別個の送信機318TXを介して異なるアンテナ320に提供されうる。各送信機318TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調しうる。
[0055]UE350において、各受信機354RXは、そのそれぞれのアンテナ352を通じて信号を受信する。各受信機354RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ356にその情報を提供する。TXプロセッサ368およびRXプロセッサ356は、様々な信号処理機能に関連付けられたレイヤ1の機能をインプリメントする。RXプロセッサ356は、UE350に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を遂行しうる。複数の空間ストリームがUE350に宛てられる場合、それらは、RXプロセッサ356によって単一のOFDMシンボルストリームへと組み合わされうる。RXプロセッサ356はその後、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間ドメインから周波数ドメインに変換する。周波数ドメイン信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、eNB310によって送信された最も可能性の高い信号コンステレーションポイントを決定することによって復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器358によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。軟判定はその後、物理チャネル上でeNB310によって当初送信されたデータおよび制御信号を復元するために、復号およびデインターリーブされる。データおよび制御信号はその後、コントローラ/プロセッサ359に提供され、それは、レイヤ3およびレイヤ2の機能をインプリメントする。
[0056]コントローラ/プロセッサ359は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ360に関連付けられることができる。メモリ360は、コンピュータ可読媒体と呼ばれうる。ULでは、コントローラ/プロセッサ359は、EPC160からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルとロジックチャネルとの間での逆多重化、パケットのリアセンブリ、暗号解読、ヘッダの解凍、および制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ359はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
[0057]eNB310によるDL送信に関連して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ359は、システム情報(例えば、MIB、SIB)獲得、RRC接続、および測定レポーティングに関連付けられたRRCレイヤの機能と、ヘッダ圧縮/解凍、およびセキュリティ(暗号化、暗号解読、完全性保護、完全性検証)に関連付けられたPDCPレイヤの機能と、上位レイヤPDUの転送、ARQを通じた誤り訂正、RLC SDUの連結、セグメント化、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメント化、およびRLCデータPDUの再順序付けに関連付けられたRLCレイヤの機能と、ロジックチャネルとトランスポートチャネルとの間でのマッピング、TB上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報レポーティング、HARQを通じた誤り訂正、優先度処理、およびロジックチャネル優先順位付けに関連付けられたMACレイヤの機能とを提供する。
[0058]eNB310によって送信されたフィードバックまたは基準信号からチャネル推定器358によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調スキームを選択することと、空間処理を容易にすることとを行うために、TXプロセッサ368によって使用されうる。TXプロセッサ368によって生成された空間ストリームは、別個の送信機354TXを介して異なるアンテナ352に提供されうる。各送信機354TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調しうる。
[0059]UL送信は、UE350における受信機機能に関連して説明されたのと同様の方法でeNB310において処理される。各受信機318RXは、そのそれぞれのアンテナ320を通じて信号を受信する。各受信機318RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、RXプロセッサ370にその情報を提供する。
[0060]コントローラ/プロセッサ375は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ376に関連付けられることができる。メモリ376は、コンピュータ可読媒体と呼ばれうる。ULでは、コントローラ/プロセッサ375は、UE350からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルとロジックチャネルとの間での逆多重化、パケットのリアセンブリ、暗号解読、ヘッダの解凍、制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ375からのIPパケットは、EPC160に提供されうる。コントローラ/プロセッサ375はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
[0061]図4は、デバイスツーデバイス(D2D)通信システム460の図である。D2D通信システム460は、複数のUE464、466、468、470を含む。D2D通信システム460は、例えば、WWANのようなセルラ通信システムと重複しうる。UE464、466、468、470の中には、DL/UL WWANスペクトルを使用してD2D通信でともに通信しうるものもあれば、基地局462と通信しうるものもあり、その両方を行いうるものもある。例えば、図4中に示されているように、UE468、470が、D2D通信中であり、UE464、466が、D2D通信中である。UE464、466はまた、基地局462と通信している。D2D通信は、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)、および物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)のような1つまたは複数のサイドリンクチャネルを通りうる。
[0062]以下に論述される例証的な方法および装置は、例えば、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、またはIEEE802.11規格に基づいたWi−Fiに基づいたワイヤレスデバイスツーデバイス通信システムのような、多様なワイヤレスD2D通信システムのいずれにも適用可能である。論述を簡略化するために、例証的な方法および装置は、LTEのコンテキスト内で論述される。しかしながら、当業者は、例証的な方法および装置が、多様な他のワイヤレスデバイスツーデバイス通信システムにより一般に適用可能であることを理解するであろう。
[0063]UEは、通信を遂行するための近隣UEを決定するために、近隣UEから受信された発見メッセージを使用しうる。特に、近接サービス(ProSe:proximity service)直接発見メッセージが、発見される近隣UEのうちの1つとの直接通信をセットアップするために、近隣UEを発見するためのミッションクリティカルプッシュツートーク(MCPTT:Mission Critical Push To Talk)通信中で使用されうる。例えば、近隣UEから送られる発見メッセージは、UEが発見メッセージに基づいて近隣UEを発見しうるように、近隣UEについての情報を含みうる。そのような発見メッセージ機能(feature)は、UEがUEの近隣UEを発見し、それとの通信を確立することを可能にするが、UEは概して、UEの近隣物の近隣物と通信することができないことがありうる。したがって、特にUEがUEの近隣物の近隣物と直接通信できないときに、UEがUEの近隣物の近隣物と通信することを可能にするアプローチが所望される。
[0064]加えて、UEが互いを発見した後で、MCPTT通信がオンネットワークまたはオフネットワーク(ピアツーピア)のいずれかで構成されうる。ProSe/MCPTTのための発見メカニズムは、LTE Directシステム中のデバイスツーデバイス通信システム(例えば、デバイスツーデバイス通信システム460)に基づきうる。MCPTT通信は、互いを発見したUEの中で最も高いユーザ階層を有するUEに割り当てられるフロアアービトレーション(FA)に依拠しうる。したがって、UEを発見した後で、UEの階層情報を決定することと、フロアアービトレータ(floor arbitrator)機能を遂行するUEを決定することとを行うための効率的なアプローチもまた所望される。
[0065]図5は、発見メッセージの構造を例示する実例的な図500である。発見メッセージは510であり、媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MAC PDU)520中に含まれる。発見メッセージ510は、メッセージタイプフィールド530と近接サービス(ProSe)アプリケーションコードフィールド540とを含む。ProSeアプリケーションコードフィールド540は、公衆陸上モバイルネットワークアイデンティティ(PLMN ID)550と告知済一時識別子(ID)560とを含む。PLMN IDは、スコープフィールド、Eビットフィールド、スペアビットフィールド、モバイルカントリーコード(MCC)、およびモバイルネットワークコード(MNC)を含む、4つのフィールドを含む。告知済一時ID560は、プレフィックス部分とサフィックス(suffix)部分とを有する。告知済一時ID560に関する特定の詳細が以下に説明される。
[0066]本開示のある態様にしたがって、送信側UE(sender UE)によって送られる発見メッセージ中の告知済一時IDは、発見メッセージを送る送信側UEならびに送信側UEの近隣UE(例えば、1ホップ近隣UE、2ホップ近隣UE、等)についての情報を含みうる。このことから、UEが送信側UEの近隣UEを直接発見できない場合であっても、UEは、送信側UEから発見メッセージを受信し、送信側UEからの発見メッセージに基づいて送信側UEの近隣UEを識別しえ、それにより、UEは、中継器として動作する送信側UE(および任意の中間UE)を介して送信側UEの近隣UEと通信しうる。例えば、UEは、UEが送信側UEを介して送信側UEの1つまたは複数の近隣UEと通信しうるように、中継器として動作することを送信側UEに要求しうる。発見メッセージ中の告知済一時IDはまた、送信側UEの階層情報ならびに送信側UEの近隣UEの階層情報を含みうる。階層情報がフロアアービトレーションにおいて使用されうることに留意されたい。特に、階層情報は、最も高い階層番号を有するUEがフロアアービトレータとして選択されるようにモニタされうる。(例えば、UE間でのグループ通信中に)フロアアービトレータとして割り当てられたUEが利用不可能になる場合、次に最も高い階層番号を有するUEがフロアアービトレータとして選択される。(例えば、UEプロファイル中での変化に起因して)UEごとの階層情報がネットワークによって更新されえ、UEがネットワーク上にあるときにネットワークが更新された階層情報を知らせうることにも留意されたい。告知済一時ID中の情報は、セキュリティのために符号化されうる。告知済一時ID中の符号化された情報は、セキュリティキーを有するUEによって復号されうる。例えば、送信側UEと同じグループに属する各UEは、告知済一時ID中の符号化された情報を復号するために使用される、グループを識別するIDとセキュリティキーとを有しうる。
[0067]図6は、本開示のある態様にしたがった、告知済一時IDの生成を例示する実例的な図600である。例えば、一時ID610は、告知済一時IDを生成するために一時ID610を符号化することによってセキュアにされうる。UEは、プレフィックス部分620とサフィックス部分630とを含む一時ID610を生成しうる。プレフィックス部分620は、レイヤ2(L2)グループIDのようなグループIDとProSeグループキーID(PGK ID)のようなグループキーIDとを含みうる。サフィックス部分630は、UE自身のID(例えば、L2 ID)、UE自身の階層、UEの近隣UEのID(例えば、L2 ID)、およびUEの近隣UEの階層値を含む。UEの近隣UEが識別されない場合、UEの近隣UEのIDについての値とUEの近隣UEの階層値とが0に設定されることに留意されたい。UEは、協定世界時(UTC)ベースのカウンタ650に基づいて、プレフィックス部分620中のグループIDとグループキーIDとを符号化するために一方向性ハッシュ関数640を適用する。UTCベースのカウンタ650は、オープンな発見(open discovery)において使用されるのと同じシステム時間を有する。プレフィックス部分680は、一方向性ハッシュ関数640とUTCベースのカウンタ650とに基づいてグループIDとグループキーIDとを符号化することによって生成される。一方向性ハッシュ関数640からの出力の一部は、告知済一時ID670のサフィックス部分690を生成するためにXOR動作660によってサフィックス部分630と組み合される。このことから、告知済一時ID670は、制限されたプレフィックス部分680と本質的にオープンな(open-in-nature)サフィックス部分690とを含む。告知済一時ID670を含む発見メッセージを受信するモニタリングUEは、まずプレフィックス部分680を復号することを試みうる。モニタリングUEが一時ID610のプレフィックス部分620のグループIDおよびグループキーIDと同じグループIDおよび同じグループキーIDを有する場合、モニタリングUEは、UEによって生成された告知済一時ID670のプレフィックス部分680を復号することが可能になるであろう。後に、モニタリングUEは、例えば、サフィックス部分690とグループIDおよびグループキーIDの一方向性ハッシュ関数の出力の一部とXOR動作を遂行することによって、告知済一時ID670のサフィックス部分690を復号しうる。このことから、サフィックスは、XOR動作660に類似したXOR動作を介して復号される。
[0068]UEは、一時IDのサイズ制限に起因して、近隣UEのIDと近隣UEの階層情報の全てを発見メッセージ中に含むことができないことがありうることに留意されたい。このことから、以下のアプローチのうちの少なくとも1つは、そのような問題に対処するために利用されうる。第1のアプローチにしたがって、UEは、ある特定の数の近隣UEと発見メッセージ中に含まれることになるそれらの階層情報とを選択しえ、ここで、その選択は、近隣UEの信号強度および/または近隣UEの階層番号に基づく。第2のアプローチにしたがって、UEは、異なる発見メッセージを送りえ、ここで、発見メッセージは、近隣UEの異なるセットについての情報とそれらの階層情報とを含む。例えば、第1の発見メッセージは、近隣UEの第1のセットについての情報とそれらの階層情報とを含み、第2の発見メッセージは、近隣UEの第2のセットについての情報とそれらの階層情報とを含みえ、ここで、第1のセットと第2のセットとは、近隣UE全体をカバーする。第3のアプローチにしたがって、UEは、1つまたは複数の近隣UEを示すためのグループ通信メッセージを生成しえ、ここで、このグループ通信は、発見メッセージとは別個である。グループ通信メッセージは、発見メッセージの一時IDが有するサイズ制限を有さないことがありうる。発見メッセージは、いつ/またはどこに(どの周波数帯域で)グループ通信メッセージが送られるかを示す情報を含みえ、それにより、発見メッセージを受信するUEは、グループ通信メッセージを絶えずリッスンする(listen for)必要がない。
[0069]図7は、本開示のある態様にしたがった、他のユーザ機器と通信するユーザ機器を例示する実例的な図700である。実例的な図700では、同じグループ中にn個のUE(例えば、第1のUE702、第2のUE704、第3のUE706、…m番目のUE710)がある。実例的な図700では、各UEは、隣接UEを発見しうる。このことから、第1のUE702は、第2のUE704を発見し、第2のUE704は、第1のUE702と第3のUE706とを発見し、第3のUE706は、第2のUE704と第4のUE708とを発見し、といった具合でありうる。第1のUE702が第1のUE702の1ホップ近隣物からnホップ近隣物までを発見するように構成されうる場合。ホップの数は、第1のUE702が別のUEと通信するために利用しうるUE間での接続の数を示す。例えば、第2のUE704は、第1のUE702が第2のUE704と通信するために1つのUE接続(714)を使用することから、第1のUE702の1ホップ近隣UEである。例えば、第3のUE706は、734において第1のUE702が第2のUE704を通じて第3のUE706と通信するために2つのUE接続(714および716)を使用することから、第1のUE702の2ホップ近隣UEである。例えば、第4のUE708は、736において第1のUE702が第2のUE704と第3のUE706とを通じて第3のUE706と通信するために3つのUE接続(714、716、718)を使用することから、第1のUE702の3ホップ近隣UEである。例えば、m番目のUE708は、738において第1のUE702がn個のUE(例えば、第2のUE704、第3のUE706、第4のUE708…、(m−1)番目のUE)を通じてm番目のUE708と通信するためにn個のUE接続を使用することから、第1のUE702のnホップ近隣UEであり、ここで、n=m−1である。
[0070]1つまたは複数のUEは、近隣UEに送られることになる発見メッセージを生成しうる。例えば、第2のUE704は、発見メッセージを生成し、第1のUE702に発見メッセージを送りうる。第2のUE704によって生成される発見メッセージは、一時IDを含みえ、ここで、一時IDのプレフィックスは、第2のUE704のグループIDとグループキーIDとを含み、一時IDのサフィックス部分は、第2のUE704自身のID、第2のUE704の階層情報、および第2のUE704の1ホップ近隣UEのIDと階層情報とを含みうる。一態様では、第2のUE704によって生成される発見メッセージ中の一時IDのサフィックス部分は加えて、第2のUE804の2ホップ近隣UE(第2のUEの近隣UEの近隣UE)のIDと階層情報とを含みうる。一態様では、第2のUE704によって生成される発見メッセージ中の一時IDのサフィックス部分は、第2のUE704から最大で(n−1)ホップ近隣UEまでのIDと階層情報とを含みうる。
[0071]第1のUE702は、第2のUE704から発見メッセージを受信しうる。第2のUE704からの発見メッセージに基づいて、第1のUE702は、中継器として動作する第2のUE704を介してUEのうちの1つまたは複数(第3のUE706、第4のUE708…、(m−1)番目のUE)と通信することを決定しうる。ある態様では、通信するというそのような決定に際して、第1のUE702は、通信のために中継器として動作することを第2のUE704に要求しうる。一例では、発見メッセージが第2のUE704と第2のUE704の近隣UEである第3のUE706とについての情報(例えば、ID、階層情報)を含む場合、第1のUE702は、第2のUE704からの発見メッセージに基づいて、732において第2のUE704を通じて第3のUE706と通信しうる。別の例では、発見メッセージが第2のUE704、第3のUE706、および第4のUE708についての情報(例えば、ID、階層情報)を含みうる場合、第1のUE702は、第2のUE704からの発見メッセージに基づいて、736において第2のUE704と第3のUE706とを通じて第4のUE708と通信しうる。この例では、第4のUE708と通信するという決定に際して、第1のUE702は、第4のUE708との通信のために中継器として動作することを第2のUE704と第3のUE706とに要求しうる。同様に、別の例では、発見メッセージが第2のUEから(m−1)番目のUEまでついての情報(例えば、ID、階層情報)を含む場合、第1のUE702は、第2のUE704からの発見メッセージに基づいて、738において第2のUE704から(m−1)番目のUEまでを通じてm番目のUE710と通信しうる。
[0072]図8A−8Cは、全部のメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。図8Aは、グループ中のUE間で全部のメンバに可視性があることを例示する実例的な図800である。実例的な図800では、同じグループ中に、UE A、UE B、UE C、UE D、UE E、UE F、およびUE Gを含む7つのUEがある。UEの各々は、他のUEの全てを発見することができる。例えば、UE Aは、それぞれのUEから発見メッセージを受信することによって、UE B、UE C、UE D、UE E、UE F、およびUE Gを発見しうる。
[0073]図8Bは、全部のメンバに可視性があるケースにおける発見メッセージの通信を例示する実例的な図850である。実例的な図850中の各ラインでは、白のドットは、UEによる発見メッセージの送信を表し、ベタ一色のドット(solid dot)は、近隣UEによる発見メッセージの受信を表す。UE Aがその近隣UEに発見メッセージ(UE A発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE B、UE C、UE D、UE E、UE F、およびUE Gを含む全ての近隣UEによって受信されうる。UE Bがその近隣UEに発見メッセージ(UE B発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE A、UE C、UE D、UE E、UE F、およびUE Gを含む全ての近隣UEによって受信されうる。UE Cがその近隣UEに発見メッセージ(UE C発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE A、UE B、UE D、UE E、UE F、およびUE Gを含む全ての近隣UEによって受信されうる。UE Dがその近隣UEに発見メッセージ(UE D発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE A、UE B、UE C、UE E、UE F、およびUE Gを含む全ての近隣UEによって受信されうる。UE Eがその近隣UEに発見メッセージ(UE E発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE A、UE B、UE C、UE D、UE F、およびUE Gを含む全ての近隣UEによって受信されうる。UE Fがその近隣UEに発見メッセージ(UE F発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE A、UE B、UE C、UE D、UE E、およびUE Gを含む全ての近隣UEによって受信されうる。UE Gがその近隣UEに発見メッセージ(UE G発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE A、UE B、UE C、UE D、UE E、およびUE Fを含む全ての近隣UEによって受信されうる。このことから、実例的な図800および850では、UEの各々は、他のUEの1ホップ近隣物であり、他のUEのいずれによっても発見されることができる。
[0074]図8Cは、一部のメンバに可視性があるケースにおける実例的な可視性のリスト870を例示している。実例的な可視性のリスト870は、一部のメンバに可視性があるケースにおけるUE Aの可視性のリストである。例えば、UE Aは、UE B、UE C、UE D、UE E、UE F、およびUE Gを含む1ホップ近隣UEを有する。可視性のリストが1ホップ近隣物の階層情報を含みうることに留意されたい。UE Aは、この可視性のリストを維持しえ、UE Aに送られる発見メッセージが時間とともに周期的に変化しうることから、可視性のリストを周期的に更新しうる。
[0075]図9A−9Cは、一部のメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。図9Aは、グループ中のUE間で一部のメンバに可視性があることを例示する実例的な図900である。実例的な図900では、同じグループ中に、UE A、UE B、UE C、UE D、UE E、UE F、およびUE Gを含む7つのUEがある。実例的な図900では、UEの各々は、他のUEのうちの4つを発見することができる。例えば、UE Aは、それぞれのUEから発見メッセージを受信することによって、UE B、UE C、UE F、およびUE Gを発見しうる。UE Aは、UE EまたはUE Dからは発見メッセージを受信しない。
[0076]図9Bは、一部のメンバに可視性があるケースにおける発見メッセージの通信を例示する実例的な図950である。実例的な図950中の各ラインでは、白のドットは、UEによる発見メッセージの送信を表し、ベタ一色のドットは、近隣UEによる発見メッセージの受信を表す。UE Aがその近隣UEに発見メッセージ(UE A発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE B、UE C、UE FおよびUE Gによって受信されうる。UE Bがその近隣UEに発見メッセージ(UE B発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE A、UE C、UE DおよびUE Gによって受信されうる。UE Cがその近隣UEに発見メッセージ(UE C発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE A、UE B、UE DおよびUE Eによって受信されうる。UE Dがその近隣UEに発見メッセージ(UE D発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE B、UE C、UE EおよびUE Fによって受信されうる。UE Eがその近隣UEに発見メッセージ(UE E発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE C、UE D、UE FおよびUE Gによって受信されうる。UE Fがその近隣UEに発見メッセージ(UE F発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE A、UE D、UE EおよびUE Gによって受信されうる。UE Gがその近隣UEに発見メッセージ(UE G発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE A、UE B、UE EおよびUE Fによって受信されうる。
[0077]実例的な図950はまた、UE AがUE B、UE C、UE FおよびUE Gからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうることを例示する。UE Bは、UE A、UE C、UE DおよびUE Gからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうる。UE Cは、UE A、UE B、UE DおよびUE Eからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうる。UE Dは、UE B、UE C、UE EおよびUE Fから送られた発見メッセージを受信しうる。UE Eは、UE C、UE D、UE FおよびUE Gからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうる。UE Fは、UE A、UE D、UE EおよびUE Gからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうる。UE Gは、UE A、UE B、UE EおよびUE Fからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうる。このことから、実例的な図950では、各UEは、それぞれの1ホップ近隣UEから発見メッセージを受信することによって直接発見されることができる4つの1ホップ近隣UEを有する。さらに、実例的な図950では、各UEは、1ホップ近隣UEから発見メッセージを受信することによって発見されることができる2つの2ホップ近隣UEを有しうる。
[0078]図9Cは、一部のメンバに可視性があるケースにおける実例的な可視性のリスト970を例示している。実例的な可視性のリスト970は、一部のメンバに可視性があるケースにおけるUE Aの可視性のリストである。例えば、UE Aは、UE B、UE C、UE F、およびUE Gを含む1ホップ近隣UEを有する。UE Aは、UE BまたはUE CあるいはUE Fから受信された発見メッセージに基づいてUE Dを発見しうる。UE B、UE C、およびUE FのうちのどれもUE Dを発見することができることから、UE BまたはUE CあるいはUE Fからの発見メッセージは、UE Dについての情報を含み、それは、UE Dを発見するためにUE Aによって使用されうる。さらに、UE C、UE F、およびUE GのうちのどれもUE Eを発見することができることから、UE CまたはUE FあるいはUE Gからの発見メッセージは、UE Eについての情報を含み、それは、UE Eを発見するためにUE Aによって使用されることができる。UE DおよびUE Eは、UE Aが中継器として動作する別のUEを介してUE Dおよび/またはUE Eを発見しうることから、UE Aの2ホップ近隣物である。可視性のリストが1ホップ近隣物と2ホップ近隣物との階層情報を含みうることに留意されたい。UE Aは、この可視性のリストを維持しえ、UE Aに送られる発見メッセージが時間とともに周期的に変化しうることから、可視性のリストを周期的に更新しうる。
[0079]図10A−10Cは、限られたメンバに可視性があるケースを例示する実例的な図である。図10Aは、グループ中のUE間で限られたメンバに可視性があることを例示する実例的な図1000である。実例的な図1000では、同じグループ中に、UE A、UE B、UE C、UE D、UE E、UE F、およびUE Gを含む7つのUEがある。実例的な図1000では、UEの各々は、他のUEのうちの2つを発見することができる。例えば、UE Aは、それぞれのUEから発見メッセージを受信することによって、UE BおよびUE Gを発見しうる。UE Aは、UE C、UE D、UE EまたはUE Fからは発見メッセージを受信しない。
[0080]図10Bは、限られたメンバに可視性があるケースにおける発見メッセージの通信を例示する実例的な図1050である。実例的な図1050中の各ラインでは、白のドットは、UEによる発見メッセージの送信を表し、ベタ一色のドットは、近隣UEによる発見メッセージの受信を表す。UE Aがその近隣UEに発見メッセージ(UE A発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE BおよびUE Gによって受信されうる。UE Bがその近隣UEに発見メッセージ(UE B発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE AおよびUE Cによって受信されうる。UE Cがその近隣UEに発見メッセージ(UE C発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE BおよびUE Dによって受信されうる。UE Dがその近隣UEに発見メッセージ(UE D発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE CおよびUE Eによって受信されうる。UE Eがその近隣UEに発見メッセージ(UE E発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE DおよびUE Fによって受信されうる。UE Fがその近隣UEに発見メッセージ(UE F発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE EおよびUE Gによって受信されうる。UE Gがその近隣UEに発見メッセージ(UE G発見要求)を送ると、発見メッセージは、UE AおよびUE Fによって受信されうる。
[0081]実例的な図1050はまた、UE AがUE BおよびUE Gからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうることを例示する。UE Bは、UE AおよびUE Cからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうる。UE Cは、UE BおよびUE Dからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうる。UE Dは、UE CおよびUE Eから送られた発見メッセージを受信しうる。UE Eは、UE DおよびUE Fからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうる。UE Fは、UE EおよびUE Gからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうる。UE Gは、UE AおよびUE Fからそれぞれ送られた発見メッセージを受信しうる。このことから、実例的な図1050では、各UEは、それぞれの1ホップ近隣UEから発見メッセージを受信することによって直接発見されることができる2つの1ホップ近隣UEを有する。さらに、実例的な図1050では、各UEは、1ホップ近隣UEから発見メッセージを受信することによって発見されることができる2つの2ホップ近隣UEを有しうる。
[0082]図10Cは、一部のメンバに可視性があるケースにおける実例的な可視性のリスト1070を例示している。実例的な可視性のリスト1070は、一部のメンバに可視性があるケースにおけるUE Aの可視性のリストである。可視性のリスト1070は、UE Aによって絶えず更新されうる。例えば、UE Aは、UE B、UE C、UE F、およびUE Gを含む1ホップ近隣UEを有する。UE Aは、UE BまたはUE CあるいはUE Fから受信された発見メッセージに基づいてUE Dを発見しうる。UE B、UE C、およびUE FのうちのどれもUE Dを発見することができることから、UE BまたはUE CあるいはUE Fからの発見メッセージは、UE Dについての情報を含む。UE Aが中継器として動作する別のUEを介してUE Dを発見し、それと通信しうることから、UE Dは、UE Aの2ホップ近隣物である。UE Aは、この可視性のリストを維持しえ、UE Aに送られる発見メッセージが時間とともに周期的に変化しうることから、可視性のリストを周期的に更新しうる。
[0083]上記の例は、UEの1ホップ近隣物と2ホップ近隣物とを発見するUEを例示しているが、ある態様では、UEはさらに、1ホップ近隣物と2ホップ近隣物とに加えてnホップ近隣物、およびそれらの対応する階層情報を発見するように構成されうる。図10A−10C中に例示された例を参照すると、UEが最大でnホップ近隣物を発見するように構成される場合、UE−Aは、その1ホップ近隣物から発見メッセージを受信しえ、ここで、発見メッセージは、1ホップ近隣物のID、2ホップ近隣物のID、3ホップ近隣物のID、4ホップ近隣物のID、…nホップ近隣物のID、およびそれらの階層情報を含む。このことから、例えば、図10A−10C中に例示された例では、UEが最大で3ホップ近隣物を発見するように構成される場合、UE Aは、UE Bから発見メッセージを受信しえ、ここで、発見メッセージは、UE−B(1ホップ近隣物)、UE−C(2ホップ近隣物)、およびUE−D(3ホップ近隣物)のIDと、それらの階層情報とを含む。特に、UE−Bは、(例えば、UE Cから発見メッセージを受信することによって)UE Cを介してUE DのID(およびUE CのID)と対応する階層情報とを決定しえ、それにより、UEは、UE CおよびUE DのIDならびにUE BのIDを含む発見メッセージを生成し、それを送りうる。
[0084]可視性のリスト(例えば、可視性のリスト870、970、1070)がフロアアービトレーションのために利用されうることに留意されたい。特に、UEが通信しうる可視性のリスト中の他のUEと対応する階層情報とをUEがリストすることから、UEは、可視性のリストに基づいてフロアアービトレータを決定しうる。例えば、図8の可視性のリスト870では、可視性のリスト870中の階層番号の中で階層dが最も高い番号を有する場合、UE Aは、階層dに対応するUE Dがフロアアービトレータであると決定しうる。フロアアービトレーションプロシージャの詳細がさらに以下に提供される。
[0085]ある態様では、フロア制御(例えば、オフネットワークフロア制御)のためのモデルは、2つの要素:フロアチェア(floor chair)とフロア制御サーバとが組み合わされたフロアアービトレータと、フロアパーティシパント(floor participants)(例えば、フロアアービトレータではない他のUE)を有する。最も高い階層値を有するUEは、フロアアービトレータとして選択される。一例では、UEは、フロアアービトレータとして送信側UEと送信側UEの近隣UEとのうちの1つを選択しうる。フロアアービトレータは、フロア許可を有するUEがグループ中の他のUEとのグループ通信を遂行しうるように、UEに対して通信フロアを許可しうる。このことから、UEは、他のUEとのグループ通信についての許可を取得するために、フロアアービトレータにフロア要求を送りうる。このフロア制御メカニズムは、ある特定のポート番号にUDP/IPパケットを送ることに基づく。このポートは、グループ通信のためにセットアップされたセッション時に事前構成およびネゴシエートされる。グループ通信は、グループ内の全てのUEによってモニタされることができる。グループ中のフロアアービトレータと他のUEとは、フロアアービトレータに対して成されたフロア要求と、フロア制御についてのフロアアービトレータの応答とのリスト(フロア制御リスト)を維持する。フロアアービトレータは、通信フロア、階層、等についての待ち行列中でのUEの位置に基づいてフロア制御を扱うために、このフロア制御リストを維持する。いくつかの他のUEは、フロアアービトレータが利用不可能になり(例えば、カバレッジを失うまたはドロップオフする)、新しいフロアアービトレータが割り当てられるべきであるケースでは、フロアアービトレータが有するフロア制御リストのコピーを有するために、このフロア制御リストを維持する。例えば、より高い階層値を有するUEのうちの少なくともいくつかは、このフロア制御リストを維持しうる。UEが上述された発見のフェーズ中に互いを発見する間に階層情報が既に決定され、このことから、UDP/IPパケットによって共有されないことがありうることに留意されたい。
[0086]図11は、フロア制御のためのUDP/IPパケットの構造を例示する実例的な図1100である。UDP/IPパケット1100は、通信用のある特定の宛先ポート番号とある特定のポート番号とを含む。UDP/IPパケット1100はまた、プリミティブとフロア制御リストとを含む。プリミティブは、8ビット値でありうる。フロアパーティシパントとフロアアービトレータとは、互いと通信するためにプリミティブのセットを使用する。プリミティブがさらに、表1中に示されている。
Figure 2018515001
[0087]表1は、異なる値についてのプリミティブおよび対応する方向を示し、ここで、「S」は、フロア制御サーバを表し、「P」は、フロアパーティシパントを表し、「Ch」は、フロアチェアを表す。フロア制御リストは、フロア制御プロシージャの状態を含み、プリミティブについての値に依存して通信されうる。
[0088]図12は、フロア制御シグナリングを例示する実例的なフロー図1200である。フロア制御要求は、グループ通信のために通信チャネル中に送られることになる。フロア制御要求は、UEからフロアアービトレータに送られる。フロアアービトレータは、近隣UEから送られる発見メッセージから取得される情報に基づいて決定されうる。上記に論述されたように、UEは、UEの近隣UEの階層情報および/または近隣UEの信号強度に基づいてフロアアービトレータを決定する。実例的なフロー図1200は、丸括弧中に示されている階層値1、2、1、4、1、3、1をそれぞれ有するグループメンバUE−A、UE−B、UE−C、UE−D、UE−E、UE−F、およびUE−G間の相互作用を示している。UE−Dがグループメンバの中で最も高い階層値を有していることから、UE−Aは、UE−Dがフロアアービトレータであると決定する。図9A−9Cの例と同様に、UE−Cは、UE−Aの1ホップ近隣物、ならびにUE−Dの1ホップ近隣物でありえ、その一方でUE−Dは、UE−Aの2ホップ近隣物でありうる。このことから、UE−Aは、中継器として動作するUE−Cを介してUE−Dに通信しうる。1212において、フロアを取得するために、UE−Aは、UE−Cにフロア要求を送り、それにより、UE−Cは、1214においてUE−Aからのフロア要求をUE−Dに中継するために中継機能を遂行しうる。1216において、UE−Dは、UE−Cにフロア要求の受け入れを示すフロア応答を送ることによってフロア要求に応答し、それは後に、1218においてUE−Aにフロア応答を中継する。より高い階層値を有するUEは、それぞれのフロア制御リストを作り上げうる。特に、実例的な図1200では、UE−B、UE−D、およびUE−Fが、他のUEより高い階層値(それぞれ2、4、および3)を有する。このことから、UE−B、UE−D、およびUE−Fは、それぞれ1220、1222、および1224において、それぞれのフロア制御リストを作り上げる。1226において、フロアを取得した後で、UE−Aは、フロアに基づいてグループメンバとのグループ通信(例えば、媒体)を遂行する。UE−Aがフロアに基づいてグループ通信を遂行する間、別のUEがフロアを取得することを試みうる。
[0089]1228において、UE−Aがフロアに基づいてグループ通信を遂行する間、UE−CがUE−Dにフロア要求を送る。それに応答して、1230において、UE−Dは、フロアがUE−Aによって利用されていることから、UE−Cに待機するように指示するフロア応答を送る。UE−B、1232、1234、および1236において、UE−B、UE−D、およびUE−Fは、それぞれのフロア制御リストをそれぞれ作り上げる。1238において、UE−Dは、カバレッジを失い、利用不可能になりうる。UE−Dが利用不可能になった場合、新しいフロアアービトレータが階層情報に基づいて(例えば、UE−Aによって)決定される。1240において、UE−Dが利用不可能になった後で、UE−Fが利用可能なUEの中で最も高い階層値を有していることから、UE−Fが新しいフロアアービトレータになる。UE−Fが新しいフロアアービトレータになると、UE−Fは、絶えず維持されるフロア制御リストに基づいてフロアアービトレータの動作を継続しうる。
[0090]図13は、ランクベースのフロアアービトレーションを例示する実例的なフロー図1300である。実例的なフロー図1300は、複数のUEからのフロア要求がフロアアービトレータに送られるシナリオと、(例えば、ランキングに基づく)それら要求に対するフロアアービトレータの応答とを例示している。特に、フロアアービトレータは、どのUEが各UEのランキングに基づいてフロアを許可されるべきかを決定しえ、ここにおいて、ランキングは、階層情報に基づいて決定される。1312において、同じグループ中のUE(UE1からUE N)は、発見メッセージを送信および受信することによってピア発見を遂行し、近隣UEの階層情報も決定しうる。1314において、UEは、UE間で階層情報に基づくUEの到達可能性(reachability)情報(例えば、UEが1ホップ近隣物であるか、または2ホップ近隣物であるか、あるいはnホップ近隣物であるか)およびランキングを共有し、(例えば、最も高い階層値に対応する)最も高いランキングを有するUEがフロアアービトレータであると決定する。このことから、1316において、最も高いランキングを有するUE3がフロアアービトレータになり、UE3は、1318においてUE3がフロアアービトレータであることを通知する通知を他のUEに送る。1320において、UE2は、他のUEとのグループ通信を開始する。グループ通信を遂行するために、UE2は、1322において、UE3にフロア要求を送り、フロアを許可するフロア応答をUE3から受信する。UE2がフロア応答に基づいてフロアを取得すると、UE2は、1324において他のUEとのグループ通信を遂行する。
[0091]1326において、UE3は、利用不可能になり、このことからフロアアービトレータとして利用不可能になる。1328において、UE3がフロアアービトレータとして利用不可能になると、UEは、UE間で階層情報に基づくUEの到達可能性情報およびランキングを共有し、最も高いランキングを有するUEがフロアアービトレータであると決定する。UE3が利用不可能になることで、UE1が最も高いランキングを有する。このことから、1330において、UE1が新しいフロアアービトレータになり、UE1は、1332においてUE1が新しいフロアアービトレータであることを通知する通知を他のUEに送る。UEがグループ通信を継続するために、UE2は、1334において、新しいアービトレータであるUE1にフロア要求を送り、フロアを許可するフロア応答をUE1から受信する。UE2がフロア応答に基づいてフロアを取得すると、UE2は、1336において他のUEとのグループ通信を遂行することを継続する。
[0092]図14は、本開示のある態様にしたがった、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1400である。方法は、第1のUE(例えば、UE464、装置1802/1802’)によって遂行されうる。1402において、第1のUEは、第2のUEから発見メッセージを受信し、発見メッセージは、第2のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む。ある態様では、第1のUEは、第1のグループIDと第1のグループキーIDとを有しえ、発見メッセージは、第2のグループIDと第2のグループキーIDとを含む。例えば、上記に論述されたように、第2のUE704は、発見メッセージを生成し、第1のUE702に発見メッセージを送りうる。例えば、上記に論述されたように、第2のUE704によって生成される発見メッセージは、一時IDを含みえ、ここで、一時IDのプレフィックスは、第2のUE704のグループIDとグループキーIDとを含み、一時IDのサフィックス部分は、第2のUE704自身のID、第2のUE704の階層情報、および第2のUE704の1ホップ近隣UEのIDと階層情報とを含みうる。1404において、第1のUEは、第1のグループIDと第1のグループキーIDとに基づいて発見メッセージを復号することを試みうる。例えば、上記に論述されたように、送信側UEと同じグループに属する各UEは、発見メッセージ中に含まれる告知済一時ID中の符号化された情報を復号するために使用される、グループを識別するIDとセキュリティキーとを有しうる。
[0093]1406において、第1のUEは、第1のグループIDと第2のグループIDとが同じであり、且つ第1のグループキーIDと第2のグループキーIDとが同じであるときに、復号された発見メッセージに基づいて1ホップ近隣UEを決定しうる。例えば、上記に論述されたように、モニタリングUEが一時ID610のプレフィックス部分620のグループIDおよびグループキーIDと同じグループIDおよび同じグループキーIDを有する場合、モニタリングUEは、UEによって生成された告知済一時ID670のプレフィックス部分680を復号することが可能になるであろう。ある態様では、発見メッセージは、プレフィックス部分とサフィックス部分とを含む一時IDを含み、プレフィックス部分は、第2のグループIDと第2のグループキーIDとを含み、サフィックス部分は、第2のUEの1ホップ近隣UEを示す少なくとも1つの識別子を含む。ある態様では、第1のグループIDは、第1のレイヤ2グループIDであり、第1のグループキーIDは、第1のPGK IDである。ある態様では、サフィックス部分はさらに、第2のUEのID、第2のUEの階層情報、および第2のUEの1ホップ近隣UEの階層情報を含む。例えば、上記に論述されたように、UEは、プレフィックス部分620とサフィックス部分630とを含む一時ID610を生成しうる。例えば、上記に論述されたように、プレフィックス部分620は、レイヤ2(L2)グループIDのようなグループIDとProSeグループキーID(PGK ID)のようなグループキーIDとを含みうる。サフィックス部分630は、UE自身のID(例えば、L2 ID)、UE自身の階層、UEの近隣UEのID(例えば、L2 ID)、およびUEの近隣UEの階層値を含む。ある態様では、プレフィックス部分とサフィックス部分とは、ハッシュ関数、第2のグループID、および第2のグループキーIDに基づいて符号化される。例えば、上記に論述されたように、UEは、UTCベースのカウンタ650に基づいて、プレフィックス部分620中のグループIDとグループキーIDとを符号化するために一方向性ハッシュ関数640を適用する。
[0094]1408において、第1のUEは、発見メッセージに基づいて第3のUEと通信することを決定し、第3のUEは、第2のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つである。例えば、上記に論述されたように、第2のUE704からの発見メッセージに基づいて、第1のUE702は、中継器として動作する第2のUE704を介してUEのうちの1つまたは複数(第3のUE706、第4のUE708…、(m−1)番目のUE)と通信することを決定しうる。1410において、第1のUEは、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを第2のUEに要求する。例えば、上記に論述されたように、通信するというそのような決定に際して、第1のUE702は、通信のために中継器として動作することを第2のUE704に要求しうる。1412において、第1のUEは、第2のUEを通じて第3のUEと通信する。例えば、上記に論述されたように、発見メッセージが第2のUE704と第2のUE704の近隣UEである第3のUE706とについての情報(例えば、ID、階層情報)を含む場合、第1のUE702は、第2のUE704を通じて第3のUE706と通信しうる。1414において、以下に説明されるように、追加の方法の特徴が遂行されうる。
[0095]図15Aは、図14のフローチャート1400から展開した、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1500である。方法は、第1のUE(例えば、UE464、装置1802/1802’)によって遂行されうる。1414において、方法の特徴は、図13のフローチャート1300から展開されうる。1502において、第1のUEは、発見メッセージ中に示された第2のUEと1ホップ近隣UEとの階層情報に基づいて、フロアアービトレータUEとして第2のUEと第2のUEの1ホップ近隣UEとのうちの1つを選択する。例えば、上記に論述されたように、UEは、フロアアービトレータとして送信側UEと送信側UEの近隣UEとのうちの1つを選択しうる。
[0096]1504において、第1のUEは、フロアアービトレータUEにフロア要求を送る。例えば、上記に論述されたように、UEは、他のUEとのグループ通信についての許可を取得するために、フロアアービトレータにフロア要求を送りうる。例えば、図12を参照すると、1212において、フロアを取得するために、UE−Aは、UE−Cにフロア要求を送り、それにより、UE−Cは、1214においてUE−Aからのフロア要求をUE−Dに中継するために中継機能を遂行しうる。1506において、第1のUEは、フロア要求に応答してフロアアービトレータUEからフロア応答を受信する。例えば、図12を参照すると、1216において、UE−Dは、UE−Cにフロア要求の受け入れを示すフロア応答を送ることによってフロア要求に応答し、それは後に、1218においてUE−Aにフロア応答を中継する。1508において、第1のUEは、フロア応答に基づいて第2のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つまたは複数と第2のUEと通信する。例えば、図12を参照すると、1226において、フロアを取得した後で、UE−Aは、フロアに基づいてグループメンバとのグループ通信(例えば、媒体)を遂行する。ある態様では、フロアアービトレータUEは、階層情報に基づいて発見メッセージ中に示された、第2のUEと1ホップ近隣UEとの中での最も高い階層値を有する。ある態様では、第3のUEがフロアアービトレータUEとして選択される場合、第2のUEは、第1のUEと第3のUEとの間でのフロア要求とフロア応答との通信のために中継器として動作する。例えば、図12を参照すると、1212において、フロアを取得するために、UE−Aは、UE−Cにフロア要求を送り、それにより、UE−Cは、1214においてUE−Aからのフロア要求をUE−Dに中継するために中継機能を遂行しうる。例えば、図12を参照すると、1216において、UE−Dは、UE−Cにフロア要求の受け入れを示すフロア応答を送ることによってフロア要求に応答し、それは後に、1218においてUE−Aにフロア応答を中継する。
[0097]1510において、第1のUEは、フロアアービトレータUEがもはや利用可能でないと決定しうる。1512において、第1のUEは、第2のUEと1ホップ近隣UEとの階層情報に基づいて、後続のフロアアービトレータUEとして第2のUEと第2のUEの1ホップ近隣UEとのうちの別のUEを選択しうる。例えば、上記に論述されたように、UE−Dが利用不可能になった場合、新しいフロアアービトレータが階層情報に基づいて(例えば、UE−Aによって)決定される。ある態様では、後続のフロアアービトレータとしての第2のUEと第2のUEの1ホップ近隣UEとのうちの別のUEは、フロア制御リストに基づいて後続のフロアアービトレータとして選択され、ここにおいて、フロア制御リストは、フロア制御プロシージャの状態を含む。例えば、上記に論述されたように、いくつかの他のUEは、フロアアービトレータが利用不可能になり(例えば、カバレッジを失うまたはドロップオフする)、新しいフロアアービトレータが割り当てられるべきであるケースでは、フロアアービトレータが有するフロア制御リストのコピーを有するために、このフロア制御リストを維持する。
[0098]図15Bは、図14のフローチャート1400から展開した、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1550である。方法は、第1のUE(例えば、UE464、装置1802/1802’)によって遂行されうる。1414において、方法の特徴は、図14のフローチャート1400から展開されうる。ある態様では、発見メッセージはさらに、第2のUEの2ホップ近隣UEを含む。例えば、上記に論述されたように、第2のUE704によって生成される発見メッセージ中の一時IDのサフィックス部分は加えて、第2のUE804の2ホップ近隣UE(第2のUEの近隣UEの近隣UE)のIDと階層情報とを含みうる。1552において、第1のUEは、発見メッセージに基づいて第4のUEと通信することを決定し、ここにおいて、第4のUEは、第2のUEの2ホップ近隣UEのうちの1つであり、第3のUEの1ホップ近隣UEである。1554において、第1のUEは、第1のUEと第4のUEとの間での通信のために中継器として動作することを第2のUEと第3のUEとに要求する。1556において、第1のUEは、第2のUEと第3のUEとを通じて第4のUEと通信する。例えば、上記に論述されたように、発見メッセージが第2のUE704、第3のUE706、および第4のUE708についての情報(例えば、ID、階層情報)を含みうる場合、第1のUE702は、第2のUE704からの発見メッセージに基づいて、736において第2のUE704と第3のUE706とを通じて第4のUE708と通信しうる。例えば、上記に論述されたように、第4のUE708と通信するという決定に際して、第1のUE702は、第4のUE708との通信のために中継器として動作することを第2のUE704と第3のUE706とに要求しうる。
[0099]図16は、本開示のある態様にしたがった、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1600である。方法は、UE(例えば、UE464、装置1802/1802’)によって遂行されうる。1602において、第1のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む発見メッセージを生成する。1604において、第1のUEは、第2のUEに発見メッセージを送信する。例えば、上記に論述されたように、第2のUE704は、発見メッセージを生成し、第1のUE702に発見メッセージを送りうる。
[00100]1606において、第1のUEは、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを求める要求を第2のUEから受信し、第3のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つである。例えば、上記に論述されたように、通信するというそのような決定に際して、第1のUE702は、通信のために中継器として動作することを第2のUE704に要求しうる。1608において、第1のUEは、要求に基づいて第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継機能を遂行する。例えば、上記に論述されたように、発見メッセージが第2のUE704と第2のUE704の近隣UEである第3のUE706とについての情報(例えば、ID、階層情報)を含む場合、第1のUE702は、第2のUE704を通じて第3のUE706と通信しうる。
[00101]ある態様では、第1のUEは、発見メッセージ中に含まれているグループIDとグループキーIDとにハッシュ関数を適用することによって発見メッセージを符号化することによって発見メッセージを生成し、ここで、グループIDとグループキーIDとは、第1のUEと同じグループ中にあるUEに知られている。例えば、上記に論述されたように、UEは、協定世界時(UTC)ベースのカウンタ650に基づいて、プレフィックス部分620中のグループIDとグループキーIDとを符号化するために一方向性ハッシュ関数640を適用する。そのような態様では、発見メッセージは、プレフィックス部分とサフィックス部分とを含む一時IDを含み、プレフィックス部分は、グループIDとグループキーIDとを含み、サフィックス部分は、第2のUEの1ホップ近隣UEを示す少なくとも1つの識別子を含む。そのような態様では、グループIDは、レイヤ2グループIDであり、グループキーIDは、PGK IDである。そのような態様では、サフィックス部分はさらに、第1のUEのID、第1のUEの階層情報、および第1のUEの1ホップ近隣UEの階層情報を含む。例えば、上記に論述されたように、UEは、プレフィックス部分620とサフィックス部分630とを含む一時ID610を生成しうる。例えば、上記に論述されたように、プレフィックス部分620は、レイヤ2(L2)グループIDのようなグループIDとProSeグループキーID(PGK ID)のようなグループキーIDとを含みうる。例えば、上記に論述されたように、サフィックス部分630は、UE自身のID(例えば、L2 ID)、UE自身の階層、UEの近隣UEのID(例えば、L2 ID)、およびUEの近隣UEの階層値を含む。
[00102]ある態様では、第1のUEは、1ホップ近隣UEの階層または1ホップ近隣UEの信号強度のうちの少なくとも1つに基づいて、発見メッセージ中に示されることになる1ホップ近隣UEのうちの1つまたは複数を選択することと、1ホップ近隣UEのうちの選択された1つまたは複数についての情報を含む発見メッセージを生成することとを行うことによって発見メッセージを生成する。例えば、上記に論述されたように、UEは、ある特定の数の近隣UEと発見メッセージ中に含まれることになるそれらの階層情報とを選択しえ、ここで、その選択は、近隣UEの信号強度および/または近隣UEの階層番号に基づく。
[00103]1610において、以下に説明されるように、追加の方法の特徴が遂行されうる。
[00104]図17Aは、図16のフローチャート1600から展開した、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1700である。方法は、第1のUE(例えば、UE464、装置1802/1802’)によって遂行されうる。1610において、方法の特徴は、図16のフローチャート1600から展開されうる。1702において、第1のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEの第2のセットについての情報を含む第2の発見メッセージを生成し、ここにおいて、第1のUEの1ホップ近隣UEの第2のセットは、発見メッセージ中に示された第1のUEの1ホップ近隣UEの第1のセットとは異なる。1704において、第1のUEは、第2のUEに第2の発見メッセージを送信する。例えば、上記に論述されたように、UEは、異なる発見メッセージを送りえ、ここで、発見メッセージは、近隣UEの異なるセットについての情報とそれらの階層情報とを含む。例えば、上記に論述されたように、第1の発見メッセージは、近隣UEの第1のセットについての情報とそれらの階層情報とを含み、第2の発見メッセージは、近隣UEの第2のセットについての情報とそれらの階層情報とを含みえ、ここで、第1のセットと第2のセットとは、近隣UE全体をカバーする。
[00105]図17Bは、図16のフローチャート1600から展開した、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1750である。方法は、第1のUE(例えば、UE464、装置1802/1802’)によって遂行されうる。1610において、方法の特徴は、図16のフローチャート1600から展開されうる。1752において、第1のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含むグループ通信メッセージを生成し、ここにおいて、グループ通信メッセージは、発見メッセージとリンクされる。1754において、第1のUEは、第2のUEにグループ通信メッセージを送信する。例えば、上記に論述されたように、UEは、1つまたは複数の近隣UEを示すためのグループ通信メッセージを生成しえ、ここで、このグループ通信は、発見メッセージとは別個である。例えば、上記に論述されたように、発見メッセージは、いつ/またはどこに(どの周波数帯域で)グループ通信メッセージが送られるかを示す情報を含みえ、それにより、発見メッセージを受信するUEは、グループ通信メッセージを絶えずリッスンする必要がない。
[00106]図18は、例証的な装置1802中の異なる手段/コンポーネント間でのデータフローを例示する概念的なデータフロー図1800である。装置は、UE(第1のUE)でありうる。装置は、受信コンポーネント1804、送信コンポーネント1806、発見メッセージ管理コンポーネント1808、通信管理コンポーネント1810、およびフロア制御コンポーネント1812を含む。
[00107]第1のケースでは、第3のUE(例えば、第3のUE1860)は、第2のUE(例えば、第2のUE1850)の1ホップ近隣UEであると見なされ、第1のUE1802の2ホップ近隣UEであると見なされる。第1のケースでは、発見メッセージ管理コンポーネント1808は、1872および1874において、第2のUE1850から発見メッセージを受信コンポーネント1804を介して受信し、発見メッセージは、第2のUE1850の1ホップ近隣UEについての情報を含む。ある態様では、第1のUEは、第1のグループIDと第1のグループキーIDとを有しえ、発見メッセージは、第2のグループIDと第2のグループキーIDとを含む。発見メッセージ管理コンポーネント1808は、第1のグループIDと第1のグループキーIDとに基づいて発見メッセージを復号することを試みうる。発見管理コンポーネント1808は、第1のグループIDと第2のグループIDとが同じであり、且つ第1のグループキーIDと第2のグループキーIDとが同じであるときに、復号された発見メッセージに基づいて1ホップ近隣UEを決定しうる。ある態様では、発見メッセージは、プレフィックス部分とサフィックス部分とを含む一時IDを含み、プレフィックス部分は、第2のグループIDと第2のグループキーIDとを含み、サフィックス部分は、第2のUEの1ホップ近隣UEを示す少なくとも1つの識別子を含む。ある態様では、第1のグループIDは、第1のレイヤ2グループIDであり、第1のグループキーIDは、第1のPGK IDである。ある態様では、サフィックス部分はさらに、第2のUEのID、第2のUEの階層情報、および第2のUEの1ホップ近隣UEの階層情報を含む。ある態様では、プレフィックス部分とサフィックス部分とは、ハッシュ関数、第2のグループID、および第2のグループキーIDに基づいて符号化される。
[00108]通信管理コンポーネント1810は、発見メッセージに基づいて第3のUE1860と通信することを決定し、第3のUE1860は、第2のUE1850の1ホップ近隣UEのうちの1つである。通信管理コンポーネント1810は、1878および1880において、第1のUE1802と第3のUE1860との間での通信のために中継器として動作することを、送信コンポーネント1806を介して第2のUE1850に要求する。通信管理コンポーネント1810は、1878、1880、1872、および1882、ならびに1855において、受信コンポーネント1804と送信コンポーネント1806とを介して、第2のUE1850を通じて第3のUE1860と通信する。
[00109]ある態様では、発見メッセージはさらに、第2のUEの2ホップ近隣UEを含む。通信管理コンポーネント1810は、発見メッセージに基づいて第4のUE(図示せず)と通信することを決定し、ここで、第4のUEは、第2のUE1850の2ホップ近隣UEのうちの1つであり、第3のUE1860の1ホップ近隣UEである。通信管理コンポーネント1810は、第1のUE1802と第4のUEとの間での通信のために中継器として動作することを、送信コンポーネント1806を介して第2のUE1850と第3のUE1860とに要求する。通信管理コンポーネント1810は、第2のUEと第3のUE1860とを通じて第4のUEと通信する。
[00110]フロア制御コンポーネント1812は、1888において、発見メッセージ中に示された第2のUE1850と1ホップ近隣UEとの階層情報に基づいて、フロアアービトレータUEとして第2のUE1850と第2のUE1850の1ホップ近隣UEとのうちの1つを選択する。フロア制御コンポーネント1812は、1890、1878において、および1880または1884において、フロアアービトレータUEにフロア要求を、通信管理コンポーネント1810と送信コンポーネント1806とを介して送る。1806において、フロア制御コンポーネント1812は、1892において、および1872または1886において、フロア要求に応答してフロアアービトレータUEからフロア応答を受信コンポーネント1804を介して受信する。通信管理コンポーネント1810は、1890、1872、1886、1882、1878、1880、および1884において、受信コンポーネント1804と送信コンポーネント1806とを介して、フロア応答に基づいて第2のUE1850の1ホップ近隣UEのうちの1つまたは複数と第2のUE1850と通信する。ある態様では、フロアアービトレータUEは、階層情報に基づいて発見メッセージ中に示された、第2のUE1850と1ホップ近隣UEとの中での最も高い階層値を有する。ある態様では、第3のUE1860がフロアアービトレータUEとして選択される場合、第2のUE1850は、第1のUE1802と第3のUE1860との間でのフロア要求とフロア応答との通信のために中継器として動作する。
[00111]フロア制御コンポーネント1812は、1892において、受信コンポーネント1804を介して、フロアアービトレータUEがもはや利用可能でないと決定しうる。フロア制御コンポーネント1812は、1888において、第2のUE1850と1ホップ近隣UEとの階層情報に基づいて、後続のフロアアービトレータUEとして第2のUE1850と第2のUE1850の1ホップ近隣UEとのうちの別のUEを選択しうる。ある態様では、後続のフロアアービトレータとしての第2のUE1850と第2のUE1850の1ホップ近隣UEとのうちの別のUEは、フロア制御リストに基づいて後続のフロアアービトレータとして選択され、ここで、フロア制御リストは、フロア制御プロシージャの状態を含む。
[00112]第2のケースでは、第3のUE1860は、第1のUE1802の1ホップ近隣UEであると見なされ、第2のUE1850は、第1のUE1802の1ホップ近隣UEであると見なされる。第2のケースでは、発見メッセージ管理コンポーネント1808が、第1のUE1802の1ホップ近隣UEについての情報を含む発見メッセージを生成する。発見メッセージ管理コンポーネント1808は、1894において、通信管理コンポーネント1810に発見メッセージを転送しうる。通信管理コンポーネント1810は、1878および1880において、第2のUE1850に発見メッセージを送信コンポーネント1806を介して送信する。通信管理コンポーネント1810は、1872および1882において、第1のUE1802と第3のUE1860との間での通信のために中継器として動作することを求める要求を第2のUE1850から受信コンポーネント1804を介して受信し、第3のUE1860は、第1のUE1802の1ホップ近隣UEのうちの1つである。通信管理コンポーネント1810は、1872、1880、1886、1884、1882、および1878において、要求に基づいて、第1のUE1802と第3のUE1860との間での通信のために、受信コンポーネント1804と送信コンポーネント1806とを介して、中継機能を遂行する。
[00113]ある態様では、発見メッセージ管理コンポーネント1808は、発見メッセージ中に含まれているグループIDとグループキーIDとにハッシュ関数を適用することによって発見メッセージを符号化することによって発見メッセージを生成し、ここで、グループIDとグループキーIDとは、第1のUE1802と同じグループ中にあるUEに知られている。そのような態様では、発見メッセージは、プレフィックス部分とサフィックス部分とを含む一時IDを含み、プレフィックス部分は、グループIDとグループキーIDとを含み、サフィックス部分は、第2のUE1850の1ホップ近隣UEを示す少なくとも1つの識別子を含む。そのような態様では、グループIDは、レイヤ2グループIDであり、グループキーIDは、PGK IDである。そのような態様では、サフィックス部分はさらに、第1のUE1802のID、第1のUE1802の階層情報、および第1のUE1802の1ホップ近隣UEの階層情報を含む。
[00114]ある態様では、発見メッセージ管理コンポーネント1808は、1ホップ近隣UEの階層または1ホップ近隣UEの信号強度のうちの少なくとも1つに基づいて、発見メッセージ中に示されることになる1ホップ近隣UEのうちの1つまたは複数を選択することと、1ホップ近隣UEのうちの選択された1つまたは複数についての情報を含む発見メッセージを生成することとを行うことによって発見メッセージを生成する。
[00115]ある態様では、発見メッセージ管理コンポーネント1808は、第1のUE1802の1ホップ近隣UEの第2のセットについての情報を含む第2の発見メッセージを生成し、ここで、第1のUE1802の1ホップ近隣UEの第2のセットは、発見メッセージ中に示された第1のUE1802の1ホップ近隣UEの第1のセットとは異なる。発見メッセージ管理コンポーネント1808は、1894において、通信管理コンポーネント1810に第2の発見メッセージを転送しうる。通信管理コンポーネント1810は、1878および1880において、第2のUE1850に第2の発見メッセージを送信コンポーネント1806を介して送信する。
[00116]ある態様では、発見メッセージ管理コンポーネント1808は、第1のUE1802の1ホップ近隣UEについての情報を含むグループ通信メッセージを生成し、ここで、グループ通信メッセージは、発見メッセージとリンクされる。通信管理コンポーネント1810は、第2のUE1850にグループ通信メッセージを送信コンポーネント1806を介して送信する。
[00117]装置は、図14−17の前述のフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を遂行する追加のコンポーネントを含みうる。そのため、図14−17の前述のフローチャート中の各ブロックは、コンポーネントによって遂行され、装置は、それらのコンポーネントのうちの1つまたは複数を含みうる。コンポーネントは、記載されたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェアコンポーネントでありうるか、記載されたプロセス/アルゴリズムを遂行するように構成されたプロセッサによってインプリメントされうるか、プロセッサによるインプリメンテーションのためにコンピュータ可読媒体内に記憶されうるか、またはそれらの何らかの組み合わせでありうる。
[00118]図19は、処理システム1914を用いる装置1702’のためのハードウェアインプリメンテーションの例を例示する図1900である。処理システム1914は、概してバス1924によって表される、バスアーキテクチャを用いてインプリメントされうる。バス1924は、処理システム1914の特定のアプリケーションおよび全体的な設計制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス1924は、プロセッサ1904、コンポーネント1804、1806、1808、1810、1812、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1906によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアコンポーネントを含む様々な回路をともにリンクする。バス1924はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクしうるが、それらは、当該技術において良く知られており、したがって、これ以上は説明されない。
[00119]処理システム1914は、トランシーバ1910に結合されうる。トランシーバ1910は、1つまたは複数のアンテナ1920に結合される。トランシーバ1910は、送信媒体を通して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1910は、1つまたは複数のアンテナ1920から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1914、具体的には受信コンポーネント1804に提供する。加えて、トランシーバ1910は、処理システム1914、具体的には送信コンポーネント1806から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1920に適用されることになる信号を生成する。処理システム1914は、コンピュータ可読媒体/メモリ1906に結合されたプロセッサ1904を含む。プロセッサ1904は、コンピュータ可読媒体/メモリ1906上に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般の処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1904によって実行されたとき、処理システム1914に、任意の特定の装置に関して上記に説明された様々な機能を遂行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1906はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1904によって操作されるデータを記憶するために使用されうる。処理システム1914はさらに、コンポーネント1804、1806、1808、1810、1812のうちの少なくとも1つを含む。コンポーネントは、プロセッサ1904中で実行中であり、コンピュータ可読媒体/メモリ1906中に存在する/記憶されたソフトウェアコンポーネント、プロセッサ1904に結合された1つまたは複数のハードウェアコンポーネント、またはそれらの何らかの組み合わせでありうる。処理システム1914は、UE350のコンポーネントであり、メモリ360および/またはTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359のうちの少なくとも1つを含みうる。
[00120]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802’は、第2のUEから発見メッセージを受信するための手段と、発見メッセージは、第2のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含み、発見メッセージに基づいて第3のUEと通信することを決定するための手段と、第3のUEは、第2のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つであり、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを第2のUEに要求するための手段と、第2のUEを通じて第3のUEと通信するための手段とを含む。発見メッセージがさらに第2のUEの2ホップ近隣UEを含む場合、装置1802/1802’はさらに、発見メッセージに基づいて第4のUEと通信することを決定するための手段と、ここで、第4のUEは、第2のUEの2ホップ近隣UEのうちの1つであり、第3のUEの1ホップ近隣UEであり、第1のUEと第4のUEとの間での通信のために中継器として動作することを第2のUEと第3のUEとに要求するための手段と、第2のUEと第3のUEとを通じて第4のUEと通信するための手段とを含む。第1のUEが第1のグループIDと第1のグループキーIDとを有し、発見メッセージが第2のグループIDと第2のグループキーIDとを含む場合、装置1802/1802’はさらに、第1のグループIDと第1のグループキーIDとに基づいて発見メッセージを復号することを試みるための手段と、第1のグループIDと第2のグループIDとが同じであり、且つ第1のグループキーIDと第2のグループキーIDとが同じであるときに、復号された発見メッセージに基づいて1ホップ近隣UEを決定するための手段とを含む。装置1802/1802’はさらに、発見メッセージ中に示された第2のUEと1ホップ近隣UEとの階層情報に基づいて、フロアアービトレータUEとして第2のUEと第2のUEの1ホップ近隣UEとのうちの1つを選択するための手段と、フロアアービトレータUEにフロア要求を送るための手段と、フロア要求に応答してフロアアービトレータUEからフロア応答を受信するための手段と、フロア応答に基づいて第2のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つまたは複数と第2のUEと通信するための手段とを含む。装置1802/1802’はさらに、フロアアービトレータUEがもはや利用可能でないと決定するための手段と、第2のUEと1ホップ近隣UEとの階層情報に基づいて、後続のフロアアービトレータUEとして第2のUEと第2のUEの1ホップ近隣UEとのうちの別のUEを選択するための手段とを含む。
[00121]別の構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802’は、第1のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む発見メッセージを生成するための手段と、第2のUEに発見メッセージを送信するための手段と、第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを求める要求を第2のUEから受信するための手段と、第3のUEは、第1のUEの1ホップ近隣UEのうちの1つであり、要求に基づいて第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継機能を遂行するための手段とを含む。装置1802/1802’はさらに、第1のUEの1ホップ近隣UEの第2のセットについての情報を含む第2の発見メッセージを生成するための手段と、ここで、第1のUEの1ホップ近隣UEの第2のセットは、発見メッセージ中に示された第1のUEの1ホップ近隣UEの第1のセットとは異なり、第2のUEに第2の発見メッセージを送信するための手段とを含む。装置1802/1802’はさらに、第1のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含むグループ通信メッセージを生成するための手段と、ここで、グループ通信メッセージは、発見メッセージとリンクされ、第2のUEにグループ通信メッセージを送信するための手段とを含む。
[00122]前述された手段は、前述された手段によって記載された機能を遂行するように構成された装置1802’の処理システム1914および/または装置1802の前述されたコンポーネントのうちの1つまたは複数でありうる。上記に説明されたように、処理システム1914は、TXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359を含みうる。そのため、一構成では、前述された手段は、前述された手段によって記載された機能を遂行するように構成されたTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359でありうる。
[00123]開示されたプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は例証的なアプローチの例示であるということが理解される。設計の選好に基づいて、プロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は再配列されうるということが理解される。さらに、いくつかのブロックは、組み合わされうるか、または省略されうる。添付の方法の請求項は、サンプルの順序で様々なブロックの要素を提示しており、提示された特定の順序または階層に限定されるようには意図されない。
[00124]先の説明は、いかなる当業者であっても、ここに説明された様々な態様を実施することを可能にするために提供される。これらの態様への様々な修正は、当業者にとって容易に明らかとなり、ここに定義された包括的な原理は、他の態様に適用されうる。このことから、特許請求の範囲は、ここに示された態様に限定されるように意図されてはいないが、特許請求の範囲の文言と一致する全範囲を付与されるべきであり、ここにおいて、単数形での要素への言及は、そうであると具体的に記載されない限り、「1つおよび1つのみ」を意味するようには意図されず、むしろ「1つまたは複数」を意味する。「例証的(exemplary)」という用語は、ここでは、「例、事例、または例示としての役割を果たすこと」を意味するように使用される。「例証的」であるとしてここに説明されたいずれの態様も、他の態様より好ましいまたは有利であるとして必ずしも解釈されるべきではない。そうでないと具体的に記載されない限り、「何らかの/いくつかの/いくらかの(some)」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」および「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」のような組み合わせは、A、B、および/またはCの任意の組み合わせを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含みうる。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」および「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」のような組み合わせは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、またはAとBとCでありえ、ここで、任意のそのような組み合わせは、A、B、またはCの1つまた複数のメンバを含みうる。当業者に知られているか、または後に知られることとなる、この開示全体を通じて説明された様々な態様の要素と構造的および機能的に同等な物は全て、参照によってここに明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるように意図される。その上、ここに開示されたものはいずれも、そのような開示が特許請求の範囲中に明示的に記載されているかどうかにかかわらず、公に献呈されるようには意図されていない。「モジュール」、「メカニズム」、「要素」、「デバイス」、等の用語は、「手段」という用語の代用ではないことがありうる。そのため、要素が「〜のための手段」というフレーズを使用して明確に記載されていない限り、どの請求項の要素もミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。

Claims (30)

  1. 第1のユーザ機器(UE)のワイヤレス通信の方法であって、
    第2のUEから発見メッセージを受信することと、前記発見メッセージは、前記第2のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む、
    前記発見メッセージに基づいて第3のUEと通信することを決定することと、前記第3のUEは、前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEのうちの1つである、
    前記第1のUEと前記第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを前記第2のUEに要求することと、
    前記第2のUEを通じて前記第3のUEと通信することと
    を備える、方法。
  2. 前記発見メッセージは、前記第2のUEの2ホップ近隣UEについての情報をさらに含み、前記方法は、
    前記発見メッセージに基づいて第4のUEと通信することを決定することと、ここにおいて、前記第4のUEは、前記第2のUEの前記2ホップ近隣UEのうちの1つであり、前記第3のUEの1ホップ近隣UEである、
    前記第1のUEと前記第4のUEとの間での通信のために中継器として動作することを前記第2のUEと前記第3のUEとに要求することと、
    前記第2のUEと前記第3のUEとを通じて前記第4のUEと通信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のUEは、第1のグループ識別子(ID)と第1のグループキーIDとを有し、前記発見メッセージは、第2のグループIDと第2のグループキーIDとを含み、前記方法は、
    前記第1のグループIDと前記第1のグループキーIDとに基づいて前記発見メッセージを復号することを試みることと、
    前記第1のグループIDと前記第2のグループIDとが同じであり、且つ前記第1のグループキーIDと前記第2のグループキーIDとが同じであるときに、前記復号された発見メッセージに基づいて前記1ホップ近隣UEを決定することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記発見メッセージは、プレフィックス部分とサフィックス部分とを含む一時識別子(ID)を含み、前記プレフィックス部分は、前記第2のグループIDと前記第2のグループキーIDとを含み、前記サフィックス部分は、前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEを示す少なくとも1つの識別子を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のグループIDは、第1のレイヤ2グループIDであり、前記第1のグループキーIDは、第1の近接サービスグループキーID(PGK ID)である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記サフィックス部分は、前記第2のUEのID、前記第2のUEの階層情報、および前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEの階層情報をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記プレフィックス部分と前記サフィックス部分とは、ハッシュ関数、前記第2のグループID、および前記第2のグループキーIDに基づいて符号化される、請求項4に記載の方法。
  8. 前記発見メッセージ中に示された前記第2のUEと前記1ホップ近隣UEとの階層情報に基づいて、フロアアービトレータUEとして前記第2のUEと前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEとのうちの1つを選択することと、
    前記フロアアービトレータUEにフロア要求を送ることと、
    前記フロア要求に応答して前記フロアアービトレータUEからフロア応答を受信することと、
    前記フロア応答に基づいて前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEのうちの1つまたは複数と前記第2のUEと通信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記フロアアービトレータUEは、前記階層情報に基づいて前記発見メッセージ中に示された、前記第2のUEと前記1ホップ近隣UEとの中での最も高い階層値を有する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第3のUEが前記フロアアービトレータUEとして選択される場合、前記第2のUEは、前記第1のUEと前記第3のUEとの間での前記フロア要求と前記フロア応答との通信のために中継器として動作する、請求項8に記載の方法。
  11. 前記フロアアービトレータUEがもはや利用可能でないと決定することと、
    前記第2のUEと1ホップ近隣UEとの前記階層情報に基づいて、後続のフロアアービトレータUEとして前記第2のUEと前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEとのうちの別のUEを選択することと
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  12. 後続のフロアアービトレータとしての前記第2のUEと前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEとのうちの前記別のUEは、フロア制御リストに基づいて前記後続のフロアアービトレータとして選択され、前記フロア制御リストは、フロア制御プロシージャの状態を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 第1のユーザ機器(UE)のためのワイヤレス通信の方法であって、
    前記第1のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む発見メッセージを生成することと、
    第2のUEに前記発見メッセージを送信することと、
    前記第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを求める要求を前記第2のUEから受信することと、前記第3のUEは、前記第1のUEの前記1ホップ近隣UEのうちの1つである、
    前記要求に基づいて前記第1のUEと前記第3のUEとの間での通信のために中継機能を遂行することと
    を備える、方法。
  14. 前記発見メッセージを前記生成することは、
    前記発見メッセージ中に含まれているグループ識別子(ID)とグループキーIDとにハッシュ関数を適用することによって前記発見メッセージを符号化すること
    を備え、前記グループIDと前記グループキーIDとは、前記第1のUEと同じグループ中にあるUEに知られている、請求項13に記載の方法。
  15. 前記発見メッセージは、プレフィックス部分とサフィックス部分とを含む一時識別子(ID)を含み、前記プレフィックス部分は、前記グループIDと前記グループキーIDとを含み、前記サフィックス部分は、前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEを示す少なくとも1つの識別子を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記グループIDは、レイヤ2グループIDであり、前記グループキーIDは、近接サービスグループキーID(PGK ID)である、請求項15に記載の方法。
  17. 前記サフィックス部分は、前記第1のUEのID、前記第1のUEの階層情報、および前記第1のUEの前記1ホップ近隣UEの階層情報をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記発見メッセージを前記生成することは、
    前記1ホップ近隣UEの階層または前記1ホップ近隣UEの信号強度のうちの少なくとも1つに基づいて、前記発見メッセージ中に示されることになる前記1ホップ近隣UEのうちの1つまたは複数を選択することと、
    前記1ホップ近隣UEのうちの前記選択された1つまたは複数についての情報を含む前記発見メッセージを生成することと
    を備える、請求項13に記載の方法。
  19. 前記第1のUEの1ホップ近隣UEの第2のセットについての情報を含む第2の発見メッセージを生成することと、ここにおいて、前記第1のUEの前記1ホップ近隣UEの前記第2のセットは、前記発見メッセージ中に示された前記第1のUEの前記1ホップ近隣UEの第1のセットとは異なる、
    前記第2のUEに前記第2の発見メッセージを送信することと
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  20. 前記第1のUEの前記1ホップ近隣UEについての情報を含むグループ通信メッセージを生成することと、ここにおいて、前記グループ通信メッセージは、前記発見メッセージとリンクされる、
    前記第2のUEに前記グループ通信メッセージを送信することと
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  21. ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置は、第1のユーザ機器(UE)であり、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、
    第2のUEから発見メッセージを受信することと、前記発見メッセージは、前記第2のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む、
    前記発見メッセージに基づいて第3のUEと通信することを決定することと、前記第3のUEは、前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEのうちの1つである、
    前記第1のUEと前記第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを前記第2のUEに要求することと、
    前記第2のUEを通じて前記第3のUEと通信することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    を備える、装置。
  22. 前記発見メッセージは、前記第2のUEの2ホップ近隣UEについての情報をさらに含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記発見メッセージに基づいて第4のUEと通信することを決定することと、ここにおいて、前記第4のUEは、前記第2のUEの前記2ホップ近隣UEのうちの1つであり、前記第3のUEの1ホップ近隣UEである、
    前記第1のUEと前記第4のUEとの間での通信のために中継器として動作することを前記第2のUEと前記第3のUEとに要求することと、
    前記第2のUEと前記第3のUEとを通じて前記第4のUEと通信することと
    を行うようにさらに構成される、請求項21に記載の装置。
  23. 前記第1のUEは、第1のグループ識別子(ID)と第1のグループキーIDとを有し、前記発見メッセージは、第2のグループIDと第2のグループキーIDとを含み、前記前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のグループIDと前記第1のグループキーIDとに基づいて前記発見メッセージを復号することを試みることと、
    前記第1のグループIDと前記第2のグループIDとが同じであり、且つ前記第1のグループキーIDと前記第2のグループキーIDとが同じであるときに、前記復号された発見メッセージに基づいて前記1ホップ近隣UEを決定することと
    を行うようにさらに構成される、請求項21に記載の装置。
  24. 前記発見メッセージは、プレフィックス部分とサフィックス部分とを含む一時識別子(ID)を含み、前記プレフィックス部分は、前記第2のグループIDと前記第2のグループキーIDとを含み、前記サフィックス部分は、前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEを示す少なくとも1つの識別子を含む、請求項23に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記発見メッセージ中に示された前記第2のUEと前記1ホップ近隣UEとの階層情報に基づいて、フロアアービトレータUEとして前記第2のUEと前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEとのうちの1つを選択することと、
    前記フロアアービトレータUEにフロア要求を送ることと、
    前記フロア要求に応答して前記フロアアービトレータUEからフロア応答を受信することと、
    前記フロア応答に基づいて前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEのうちの1つまたは複数と前記第2のUEと通信することと
    を行うようにさらに構成される、請求項21に記載の装置。
  26. 前記フロアアービトレータUEは、前記階層情報に基づいて前記発見メッセージ中に示された、前記第2のUEと前記1ホップ近隣UEとの中での最も高い階層値を有する、請求項25に記載の装置。
  27. 前記第3のUEが前記フロアアービトレータUEとして選択される場合、前記第2のUEは、前記第1のUEと前記第3のUEとの間での前記フロア要求と前記フロア応答との通信のために中継器として動作する、請求項25に記載の装置。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記フロアアービトレータUEがもはや利用可能でないと決定することと、
    前記第2のUEと1ホップ近隣UEとの前記階層情報に基づいて、後続のフロアアービトレータUEとして前記第2のUEと前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEとのうちの別のUEを選択することと
    を行うようにさらに構成される、請求項25に記載の装置。
  29. 後続のフロアアービトレータとしての前記第2のUEと前記第2のUEの前記1ホップ近隣UEとのうちの前記別のUEは、フロア制御リストに基づいて前記後続のフロアアービトレータとして選択され、前記フロア制御リストは、フロア制御プロシージャの状態を含む、請求項28に記載の装置。
  30. ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置は、第1のユーザ機器(UE)であり、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、
    前記第1のUEの1ホップ近隣UEについての情報を含む発見メッセージを生成することと、
    第2のUEに前記発見メッセージを送信することと、
    前記第1のUEと第3のUEとの間での通信のために中継器として動作することを求める要求を前記第2のUEから受信することと、前記第3のUEは、前記第1のUEの前記1ホップ近隣UEのうちの1つである、
    前記要求に基づいて前記第1のUEと前記第3のUEとの間での通信のために中継機能を遂行することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    を備える、装置。
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