JP2018512773A - 近距離無線通信を使用した透析アクセサリの関連付け - Google Patents

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Abstract

方法は、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間にワイヤレス接続を確立する工程であり、第1の医療デバイスが、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、第2の医療デバイスに関係する接続情報を受信する工程と、第1の医療デバイスが、接続情報に基づいて第2の医療デバイスとのワイヤレス接続を確立する工程とを備える工程を備える。

Description

本発明は、透析システムのためのワイヤレス通信に関する。
腎機能障害または腎不全、および特に末期腎疾患は、水分およびミネラルを除去して有害な代謝産物を排出し、酸塩基平衡を維持して電解質およびミネラルの濃度を生理学的範囲内に制御する能力を体から失わせる。尿素、クレアチニン、および尿酸を含む有毒な尿毒症老廃代謝産物は、体の組織に蓄積する。腎臓の濾過機能が置換されない場合には、これによって、人の死がもたらされる恐れがある。
透析は、これらの老廃毒素および過剰な水分を除去することによって腎臓の機能を置換するために、一般に使用される。1つのタイプの透析処置である血液透析では、毒素は、血液透析機械により外部で患者の血液から濾過される。血液は、外部から供給される大量の透析溶液から半透膜によって分離されている透析器を通って患者から流れる。老廃物および毒素は、この半透膜を通して血液から透析溶液中へ透析され、この透析溶液は、その後、通常では廃棄される。
血液透析において使用される透析溶液または透析液は、通常では、塩化ナトリウムおよび他の電解質(塩化カルシウムまたは塩化カリウムなど)と、緩衝物質(重炭酸塩または酢酸塩など)と、生理学的pHを確立するための酸と、任意選択でグルコースまたは別の浸透圧剤とを含有する。
血液透析システムの正面斜視図。 ワイヤレス接続を確立するために使用される、デバイスの通信システムを示す概略図。 図2Aの通信システムのメモリ記憶素子上に格納されるデータを示す概略図。 ホスト・デバイスとアクセサリ・デバイスとの間のワイヤレス接続を示す概略図。 接続デバイスによって確立される図3Aのワイヤレス接続を示す概略図。 診療所内の血液透析システムおよびアクセサリのネットワークを示す図。 図4Aに示すネットワーク内の接続を示すブロック図。 デバイスおよびアクセサリが診療所内の様々な位置にある、図4A〜図4Bのネットワークを示す概略図。 第1の医療デバイスを第2の医療デバイスに接続するプロセスの一例を示す流れ図。 接続デバイスを使用して第1の医療デバイスを第2の医療デバイスに接続するプロセスの一例を示す流れ図。 接続デバイスを使用して第1の医療デバイスを第2の医療デバイスに接続するプロセスの一例を示す流れ図。 透析機械と透析機械アクセサリとの間にワイヤレス接続を確立する一例を示す流れ図。
1つの態様では、方法は、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間にワイヤレス接続を確立する工程を備える。ワイヤレス接続を確立する工程は、第1の医療デバイス
が、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、第2の医療デバイスに関係する接続情報を受信する工程を含む。ワイヤレス接続を確立する工程は、また、第1の医療デバイスが、接続情報に基づいて第2の医療デバイスとのワイヤレス接続を確立する工程も含む。
実施態様は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含む可能性がある。
いくつかの実施態様では、ワイヤレス接続は、短距離ワイヤレス技術プロトコル以外の通信プロトコルを使用して確立される。接続情報は、短距離ワイヤレス技術プロトコル以外の通信プロトコルによって使用される情報を指定する。
いくつかの実施態様では、この方法は、また、接続デバイスが、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、第2の医療デバイスに関係する接続情報を第2の医療デバイスから受信する工程も含む。この方法は、また、接続デバイスが、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、第2の医療デバイスに関係する接続情報を第1の医療デバイスに対して提供する工程も含む。
いくつかの実施態様では、接続デバイスは、ワンドである。
いくつかの実施態様では、接続デバイスは、スマートフォンである。
いくつかの実施態様では、この方法は、また、第2の医療デバイスが、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、第1の医療デバイスに関係する接続情報を受信する工程も含む。
いくつかの実施態様では、この方法は、また、第1の医療デバイスが、第2の医療デバイスとのワイヤレス接続を確立する要求を送る工程も含む。
いくつかの実施態様では、第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスは、第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスが短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して通信するのに十分に近くにあるような十分な距離に、互いに対して配置されている。
いくつかの実施態様では、第1の医療デバイスは、第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスが互いに対する物理的接触を生じた結果として、第2の医療デバイスから接続情報を受信する。
いくつかの実施態様では、第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスのうちの少なくとも一方は、物理的接触を検出するように構成されている加速度計を備える。
いくつかの実施態様では、短距離ワイヤレス技術プロトコルは、近距離無線通信(NFC)プロトコルである。第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスはそれぞれ、NFCを介して通信するように構成されているコンポーネントを備える。
いくつかの実施態様では、そのコンポーネントは、インダクタである。
いくつかの実施態様では、第2の医療デバイスに関係する接続情報は、ワイヤレス識別子を含む。
いくつかの実施態様では、ワイヤレス識別子は、デバイスに一意である。
いくつかの実施態様では、第1の医療デバイスは、第2の医療デバイスから電気的に隔離されている。
いくつかの実施態様では、第1の医療デバイスは、透析機械を含む。
いくつかの実施態様では、第2の医療デバイスは、透析機械と対話するように構成されているアクセサリを備える。
いくつかの実施態様では、第2の医療デバイスは、血圧カフを含む。
いくつかの実施態様では、ワイヤレス接続は、Bluetooth(登録商標)接続を含む。
別の態様では、方法は、透析機械と透析機械アクセサリとの間にワイヤレス接続を確立する工程を含む。ワイヤレス接続を確立する工程は、透析機械が、透析機械アクセサリに関連付けられているワイヤレス識別子を受信する工程を含む。ワイヤレス識別子は、第1のワイヤレス通信プロトコルに従って接続デバイスによって通信される。ワイヤレス識別子は、第1のワイヤレス通信プロトコル以外の第2のワイヤレス通信プロトコルに関連付けられている。ワイヤレス接続を確立する工程は、また、透析機械アクセサリに関連付けられているワイヤレス識別子を使用して、透析機械および透析機械アクセサリが、第2のワイヤレス通信プロトコルを使用してワイヤレス接続を確立する工程も含む。この方法は、第2のワイヤレス通信プロトコルを使用して透析機械と透析機械アクセサリとの間で医療データを通信する工程も含む。
別の態様では、システムは、医療デバイスを含む。この医療デバイスは、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して医療デバイス・アクセサリに関係するワイヤレス識別子を受信するように構成されている短距離ワイヤレス技術プロトコル・アンテナを含む。この医療デバイスは、また、医療デバイス・アクセサリに関係するワイヤレス識別子を使用して、短距離ワイヤレス技術プロトコル以外の通信プロトコルを介して医療デバイス・アクセサリとのワイヤレス接続を確立するように構成されているアンテナも含む。
実施態様は、以下の利点のうちの1つまたは複数を含み得る。
いくつかの実施態様では、記載される方法は、ユーザが透析機械アクセサリを透析機械と容易にペアリングすることを可能にすることができる。透析処置を提供する診療所は、通常はいくつかの透析機械を有し、そのそれぞれが、いくつかの透析機械アクセサリを有する。これらのデバイス、すなわち機械およびアクセサリは、これらのアクセサリがこれらの機械とワイヤレス通信することができるように、ワイヤレス・ネットワークに対して接続されることが可能である。アクセサリが特定の機械と通信するために、そのアクセサリは、ワイヤレス・ネットワークを使用してその機械と仮想的に関連付けられることが可能である。アクセサリと透析機械とを仮想的に関連付けるためにアクセサリで透析機械を叩く物理的な動きは、操作者が、関連付けられたデバイスの物理的識別を、物理的、視覚的、および触覚的な方法で、容易に選択することができることを保証することができる。これらの方法は、また、接続情報を透析機械およびアクセサリに対して手動で入力する必要を減少させることにより、仮想的な関連付けを行う効率も向上させる。接続情報は、上述の叩く動きを使用して、容易に送信されることが可能である。本明細書に記載される方法は、さらに、電気的な影響を受けやすいデータを電気線を通して通信する必要を解消することによって、デバイスを互いに電気的に隔離することができる。
本発明の1つまたは複数の実施形態の詳細は、添付の図面および以下の説明に記載される。本発明のその他の特徴、目的、および利点は、この説明および図面、ならびに特許請求の範囲から、明らかになるであろう。
様々な図面で、同じ参照符号は同じ要素を示している。
医療デバイス(例えば透析機械、透析機械コンポーネント、透析機械アクセサリなど)は、デバイス間の接続を通して他の医療デバイスとワイヤレスに通信するように構成され得る。本明細書で述べるデバイス間に確立される「接続」は、2つ以上のデバイスの間でデータが通信されることが可能であるようなデバイス間の電子通信を指している。この接続は、データがネットワーク内の2つのノード間で移動することを可能にする単方向接続または双方向接続であってもよい。本明細書の「ノード」は、ネットワーク接続(例えば仮想接続)のメンバであり、上述のデバイスなど、対応する物理デバイスを表している。
デバイス間の基本接続は、接続されたデバイスが他のデバイスの識別を決定することを可能にする。デバイス間の接続は、上述の基本接続より多数の付与された許可を有することがある。このような接続は、本明細書では、「関連付け」と呼ばれる。例えば、デバイス間の関連付けでは、第2のデバイスが第1のデバイスのための入力として働くことができるように、第1のデバイスは、第2のデバイスに入力許可を付与することができる。いくつかのシステムでは、操作者が、それらのデバイスの一方または両方に対して接続情報(例えば一意なワイヤレス識別子)を手動で入力することによって、ワイヤレス関連付けを手動で確立することができる。ただし、一般に長くて直観的ではない数字の羅列を含む接続情報の入力は、操作者によっては紛らわしく煩わしいこともある。
いくつかの例では、WiFiネットワークなどのワイヤレス・ネットワークの一部である2つ以上の医療デバイスが、近距離無線通信(NFC)またはBluetooth(登録商標)などの短距離ワイヤレス技術プロトコルを使用して互いに接続情報を共有することができる。例えば、それぞれがNFCトランシーバ(あるいは例えばBluetooth(登録商標)トランシーバ)とワイヤレス・トランシーバとを含む2つの医療デバイスが、それらのトランシーバを使用して互いに通信することができる。これらの医療デバイスは、いつ操作者がそれらの医療デバイスの間にワイヤレス接続を確立する意図を表すそれらの医療デバイスを用いたアクションを実行したかを決定することができるセンサ・システムおよび制御装置を備える。いくつかの実施態様では、複数の医療デバイスは、一緒に叩かれること、および/または、NFCトランシーバが互いの動作可能範囲内となるように、互いに対して近距離に配置されることが可能である。その後、それらの医療デバイスは、NFCプロトコルを通して、それらの一意なワイヤレス識別子を互いに共有することができる。それらの医療デバイスのうちの一方が他方の医療デバイスの接続情報を知れば、その2つの医療デバイスの間でワイヤレス関連付けが確立されることが可能である。
いくつかの例では、医療デバイスは、それらのデバイスを中央電源に対して接続する高電圧電力ケーブルを必要とする。これらの電力ケーブルは、それらの電圧が互いに干渉しないように遮蔽されることが可能である。ただし、物理的なデータ線では低電圧が利用されるので、電力ケーブルは、依然として物理的なデータ線によって搬送される信号と干渉する可能性がある。いくつかの例では、医療デバイスは、互いの間で情報を通信することができる。物理的なデータ線は、従来通りに使用されることが可能であるが、物理的なデータ線における通信信号の忠実度は、例えば電力ケーブルの高電圧によって容易に損なわれる可能性がある。したがって、物理的なデータ線を使用する医療デバイスは、互いに電気的に隔離されていない可能性がある。本明細書に記載するワイヤレス通信方法は、従来の物理的なデータ接続の必要を解消し、したがってデバイスどうしを互いに物理的に隔離する。
いくつかの例では、様々な医療デバイスの接続情報を他の医療デバイスと共有するために、NFCトランシーバを含む接続デバイスが使用されることが可能である。例えば、接続デバイスで第1の医療デバイスが叩かれ、かつ/または接続デバイスが第1の医療デバイスから十分な距離に配置されて、接続デバイスのNFCトランシーバが、第1の医療デバイスのNFCトランシーバと通信することができるようになり得る。接続デバイスは、NFCプロトコルを使用して、第1の医療デバイスの一意なワイヤレス識別子を受信することができる。その後、接続デバイスで第2の医療デバイスが叩かれ、かつ/または接続デバイスが第2の医療デバイスから十分な距離に配置されて、接続デバイスのNFCトランシーバは、第1の医療デバイスの一意なワイヤレス識別子を第2の医療デバイスに対して提供することができるようになり得る。その後、ワイヤレス識別子を使用して、これらの医療デバイスは、互いにワイヤレス接続を確立することができる。いくつかの実施態様では、接続デバイスは、各デバイスから一意なワイヤレス識別子を受信し、それらのワイヤレス識別子をワイヤレス・ネットワークに対して直接通信することができる。その後、
ワイヤレス・ネットワークによって、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間に接続が確立されることができる。いくつかの例では、接続デバイスは、ワンドまたはスマートフォンである。
図1は、他の医療デバイスとワイヤレスに通信するように構成された血液透析システム100を示す図である。血液透析システム100は、血液回路を部分的に形成する使い捨て式血液コンポーネント・セット104に対して接続された血液透析機械102を含む。操作者は、外部ワイヤレス・キーボード101を使用して、血液透析システム100の処置パラメータを管理および制御することができる。血液透析処置中に、操作者は、血液コンポーネント・セット104の動脈患者ライン106および静脈患者ライン108を患者に対して接続する。血液コンポーネント・セット104は、空気は通過させるが液体は通過させない自動封止ベント・アセンブリを含むエア・リリース・デバイス112を含む。その結果として、処置中に血液回路を通過する血液が空気を含有する場合には、エア・リリース・デバイス112が、その空気を大気に排出することになる。
血液コンポーネント・セット104は、血液透析機械102の前部に対して取り付けられたモジュール130に対して固定される。モジュール130は、血液回路を通して血液を循環させることができる血液ポンプ132を含む。モジュール130は、また、血液回路を通って流れる血液を監視することができる様々なその他の計器も含む。モジュール130はドアを備え、このドアは、図1に示すように閉じているときに、モジュール130の前面と協働して、血液コンポーネント・セット104を受けるようなサイズおよび形状とされた区画を形成する。このドアは、閉じた位置にあるときには、血液コンポーネント・セット104の特定の血液コンポーネントを、モジュール130の前面上に露出された対応する計器に対して押圧する。
操作者は、血液ポンプモジュール134を使用して、血液ポンプ132を操作する。血液ポンプモジュール134は、表示窓、始動/停止キー、アップキー、ダウンキー、レベル調整キー、および動脈圧ポートを含む。表示窓は、血液ポンプ動作中に血液流量設定を表示する。始動/停止キーは、血液ポンプ132を始動および停止する。アップキーおよびダウンキーは、血液ポンプ132の速度を増加および減少させる。レベル調整キーは、動脈ドリップチャンバ内の流体のレベルを上昇させる。
血液透析機械102は、さらに、透析器110と、様々なその他の透析液コンポーネントと、血液透析機械102に対して接続された透析液ラインとによって形成された透析液回路を含む。これらの透析液コンポーネントおよび透析液ラインの多くは、血液透析機械102の筐体103の内部にあり、したがって、図1では見えていない。処置中には、血液ポンプ132が、血液回路を通して血液を循環させ、透析液ポンプ(図示せず)が、透析液回路を通して透析液を循環させる。
透析液容器124は、透析液供給ライン126を介して血液透析機械102に対して接続される。ドレンライン128および限外濾過ライン129も、血液透析機械102から延びている。透析液供給ライン126、ドレンライン128、および限外濾過ライン129は、透析液回路の一部を形成する、血液透析機械102の筐体103の内部の様々な透析液コンポーネントおよび透析液ラインに対して流体接続される。血液透析中に、透析液供給ライン126は、透析液容器124から、血液透析機械102の内部に位置する透析液回路の部分に対して新鮮な透析液を運ぶ。上述のように、新鮮な透析液は、透析液回路を形成する、様々な透析液ラインと透析器110などの透析液コンポーネントとを通して循環される。後述するように、透析液が透析器110を通過するときに、透析液は、患者の血液から毒素を収集する。その結果得られる使用済み透析液は、透析液回路からドレンライン128を介してドレンまで運ばれる。処置中に限外濾過が実行されたときには、患
者から抜き出された使用済み透析液(後述)と過剰流体の組合せが、限外濾過ライン129を介してドレンまで運ばれる。
透析器110は、患者の血液のための濾過器として働く。透析液は、上述のように、血液と共に透析器110を通過する。透析器110内の半透性構造(例えば半透膜および/または半透性マイクロチューブ)が、透析器110を通過する血液と透析液とを分離する。この構成によって、透析液が患者の血液から毒素を収集することが可能になる。透析器110から出る濾過された血液は患者まで戻る。透析器110から出る透析液は、血液から取り除かれた毒素を含み、一般に「使用済み透析液」と呼ばれる。使用済み透析液は、透析器110からドレンまで送られる。
薬物ポンプ192も、血液透析機械102の前部から延びている。薬物ポンプ192は、血液コンポーネント・セット104のシリンジ178を保持するように構成された締め付け機構を含むシリンジ・ポンプである。薬物ポンプ192は、シリンジ178のプランジャをシリンジ178の軸に沿って移動させるように構成されたステッパ・モータも含む。ステッパ・モータのシャフトは、ステッパ・モータが第1の方向に動作したときにシャフトがプランジャをシリンジ内に押し込み、ステッパ・モータが第2の方向に動作したときにシャフトがプランジャをシリンジ178から引き出すように、プランジャに対して固定される。薬物ポンプ192は、したがって、使用中に液体薬物(例えばヘパリン)をシリンジ178から薬物送達ライン174を介して血液回路内へ注入する、または使用中に液体を血液回路からシリンジ178の中に薬物送達ライン174を介して抜き出すために使用されることが可能である。
血液透析機械102は、タッチ画面118と制御パネル120となどの入力デバイスを備えたユーザ・インタフェースを含む。タッチ画面118および制御パネル120は、操作者が、血液透析機械102に対して様々な異なる処置パラメータを入力し、またその他の形で血液透析機械102を制御することを可能にする。タッチ画面118は、血液透析システム100の操作者に対して情報を表示する。タッチ画面118は、また、キーボード101などの周辺デバイスまたはアクセサリ・デバイスが血液透析機械102に対して接続されているかどうかを示すこともできる。キーボード101は、透析機械102内の通信システム107と直接的または間接的に通信することによって血液透析機械102に対して接続するワイヤレス・キーボードである。処置中に、キーボード101およびその他の周辺デバイスは、処置パラメータおよび変数を制御、監視、および決定するために使用されることが可能である。
図2Aは、2つのデバイスの間にワイヤレス関連付けを確立するために使用され得る、デバイス200の通信システム201を示すブロック図である。デバイス200自体は、ワイヤレス関連付けによって接続されたデバイスのうちの1つとすることができる。このワイヤレス関連付けは、特に、例えばWPA、WPA2、またはWEPなどのワイヤレス・プロトコルを使用して形成され得る。あるいは、このデバイスは、2つの他のデバイスの間のワイヤレス関連付けの確立を容易にすることができる。デバイス200は、ホスト・デバイス(例えば血液透析機械102)であることも、周辺デバイス(例えば図1のワイヤレス・キーボード101)であることも、あるいは接続デバイス(その機能については、以下でさらに詳細に説明する)であることもある。
デバイス200の制御装置307は、通信システム201にアクセスしてこれを制御し、通信システム201は、ワイヤレス・トランシーバ303、NFCトランシーバ305、ユーザ・インタフェース308、およびメモリ記憶素子309を含む。ワイヤレス・トランシーバ303は、デバイス200をワイヤレス・ネットワーク(図示せず)に対して接続して、ワイヤレス接続を使用してデータを送信および受信するアンテナである。デバ
イス200のNFCトランシーバ305は、NFC接続を使用してデータを送信および受信するアンテナである。いくつかの例では、このアンテナは、2つのNFCトランシーバが互いの範囲内に配置されたときに、それらのトランシーバの間の距離に反比例する電磁力を生成する変圧器を形成するように、インダクタを形成するか、またはそうしたインダクタを含む。制御装置307は、通信システム201におけるデータの送信および受信を管理し、また、ワイヤレス・トランシーバおよび/またはNFCトランシーバ305から受け取るデータをメモリ記憶素子309に記憶する。制御装置307は、さらに、メモリ記憶素子309からデータを取り出して、ワイヤレス・トランシーバ303および/またはNFCトランシーバ305を使用して送信する。制御装置307は、メモリ記憶素子309に記憶されたサブルーチン(以下でさらに詳細に説明する)を実行する。ユーザ・インタフェース308は、通信関係情報を表示し、かつ/または操作者がデータを入力することを可能にする。例えば、ユーザ・インタフェース308は、デバイス200がワイヤレス関連付けを有する相手であるデバイス、および/またはデバイス200に入力許可を付与したデバイスを示すことができる。操作者は、さらに、ユーザ・インタフェース308を使用して、接続要求を受け入れる、または後述するサブルーチン330のデフォルト設定を設定することができる。この例では、デバイス200は、センサ・システム315を含む。デバイス200のセンサ・システム315は、例えば、このデバイスの動きに関係する情報を収集する加速度計を含む。
図2Bは、デバイス200の例示的なメモリ記憶素子309に記憶されるデータの例を概略的に示す図である。メモリ記憶素子309は、デバイス200を分類してデバイス200を一意に識別する接続情報321を記憶することができる。接続情報321は、識別子317およびラベル319を含む。識別子317は、例えばWiFiネットワークなどのワイヤレス・ネットワーク上のデバイスの一意な識別を表す。ラベル319は、そのデバイスのタイプまたはクラスを決定する。そのラベルは、HOST、PERIPHERAL、またはCONNECTORである可能性がある。後述するように、識別子317は、ワイヤレス・プロトコルを使用して接続されたデバイスを決定するために使用されることが可能であり、それらのラベルは、接続の特徴を決定するために使用されることが可能である。
メモリ記憶素子309は、さらに、ワイヤレス関連付け(例えば後述する図3A〜図3Bのワイヤレス関連付け310)を確立するために制御装置307によって実行される可能性があるサブルーチン330を含む。これらのサブルーチン330は、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311、発見サブルーチン312、ペアリング・サブルーチン313、および関連付けサブルーチン314を含む。
タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311は、ユーザが、やはりタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311を実行している第2のデバイスをデバイス200で叩くことによって、それらのデバイスどうしをペアリングし、関連付けることを可能にする。デバイス200のデフォルト設定は、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311がデフォルトで自動的に実行するように設定されている。この例では、制御装置307がタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311を実行しているときには、制御装置307は、デバイスの動きに関係する情報をセンサ・システム315から受信することができる。タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311は、制御装置307に、その動きがしきい値を超えるまで、その動きの情報を継続的に受信させることができる。その動きがしきい値を超えると、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311は、発見サブルーチン312およびペアリング・サブルーチン313を順次実行することができる。
発見サブルーチン312は、NFCトランシーバ305の機能をイネーブルにして、デ
バイス200がイネーブルとされたNFCトランシーバを有する他のデバイスと通信することができるようにする。特に、制御装置307は、発見サブルーチン312を実行して、NFCトランシーバ305を仮想的に発見可能な状態にして、付近の他のNFCトランシーバがデバイス200のNFCトランシーバ305を検出(または発見)することができるようにする。(発見可能な状態のNFCトランシーバを備えたデバイスは、本明細書では、「発見可能デバイス」とも呼ばれる。)発見可能デバイス200のNFCトランシーバ305は、例えばNFCサーバ・ソケットを作成することによって、他の発見可能デバイスがないかリッスンすることができる。発見ルーチン312は、上述のように、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311がトリガされた後で開始される。
ペアリング・サブルーチン313は、NFCトランシーバを使用して2つのデバイスを接続して、それらのデバイスが互いに接続情報を共有することができるようにすることができる。特に、発見サブルーチン312およびNFCトランシーバ305が第2のデバイスを発見した後で、制御装置は、ペアリング・サブルーチン313を実行して、NFCトランシーバ305を使用して第2のデバイスとペアリングすることができる。ペアリング・サブルーチン313によって選択される第2のデバイスは、例えば、デバイス200に対して最も近傍にある発見可能デバイスである。第2のデバイスとのペアリングを開始すると、NFCサーバ・ソケットは、第2のデバイスのNFCソケットを戻し、それによりNFC接続を形成してデバイス200を第2のデバイスとペアリングすることができる。このNFC接続を使用して、デバイス200は、第2のデバイスの識別子およびラベルを取り出し、記憶する。ペアリング・サブルーチンは、また、デバイス200に、NFC接続を使用してそれ自体の識別子317およびラベル319を第2のデバイスに対して送らせる。
関連付けサブルーチン314は、ワイヤレス関連付けを形成し、そのワイヤレス関連付けの特徴を決定する。ペアリング・サブルーチン313を完了した後で、デバイス200は、関連付けサブルーチン314を開始する。関連付けサブルーチンは、2つのデバイスの識別子317およびラベル319を使用して、それらの2つのデバイスの間にワイヤレス関連付けを形成する。それらの識別子は、そのワイヤレス関連付けが接続する2つのノードを決定し、それらのラベルは、それらのノードの間のワイヤレス関連付けのタイプを決定する。ペアリング・サブルーチン313から取り出された識別子は、2つのノードのうちの一方を決定するために使用される。
関連付けサブルーチン314が第2のノードを決定するために使用する識別子は、デバイス200のラベル319に応じて決まる。デバイス200がHOSTまたはPERIPHERALラベルを有する場合には、関連付けサブルーチン314は、第2のノードを定義するために、そのデバイス自体の識別子317を使用する。このとき形成されるワイヤレス関連付けのタイプは、第2のデバイスのラベルとデバイス200のラベルとに応じて決まる。このような実施態様の一例については、図3Aを参照して後述する。
デバイス200がCONNECTORラベルを有する場合には、デバイス200は、それ自体の識別子317を第2のノードとして使用しない。その代わりに、操作者は、デバイス200を(例えばタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311を介して)第3のデバイスとペアリングさせ、第2のノードのための識別子を取り出す。第2のデバイスのラベルと第3のデバイスのラベルとによって、それら2つのデバイスの間に形成されるワイヤレス関連付けのタイプが決定される。このような実施態様の一例については、図3Bを参照して後述する。
関連付けサブルーチンの入力についての上述の2つの条件の結果として、関連付けサブルーチン314は、PERIPHERALラベルまたはHOSTラベルを備えるデバイス
の間にワイヤレス関連付けを形成する。さらに、これらのデバイスの一方は、デバイス200であることがある。一方のデバイスがPERIPHERALデバイスであり、他方のデバイスがHOSTデバイスであるときには、これら2つのデバイスは、例えばHOSTデバイスが、HOSTデバイスのための入力デバイスとして働く許可をPERIPHERALデバイスに付与するように、関連付けを形成する。PERIPHERALデバイスは、こうして、HOSTデバイスの機能を制御することができ、かつ/またはデータをHOSTデバイスに対して送達することができる。2つのPERIPHERALデバイスまたは2つのHOSTデバイスが関連付けサブルーチン314を使用して接続されているときには、関連付けサブルーチン314は、操作者に対して、どのデバイスが入力デバイスとして働き、どのデバイスが入力受信デバイスとして働くかを示すように促すことがある。
使用法
図3A〜図3Bは、ホスト・デバイス201と周辺デバイス202との間に確立されたワイヤレス関連付け310の一例を示す図である。この例では、ホスト・デバイス201は、血液透析機械であり、周辺デバイス202は、キーボードである。図3Aを参照すると、ホスト・デバイス201と周辺デバイス202とが直接ペアリングされて、ワイヤレス関連付け310を形成している。図3Bを参照すると、接続デバイス203が、ホスト・デバイス201と周辺デバイス202との間にワイヤレス関連付け310を確立するのを助けている。ワイヤレス関連付け310は、周辺デバイス202が、周辺デバイス202を通して入力されたデータを通して処置パラメータを制御することを可能にすることができる。操作者は、ワイヤレス関連付け310を通してホスト・デバイス201に対して送られる処置命令を周辺デバイス202に対して入力することによって、ホスト・デバイス201上で設定された処置パラメータを修正することができる。
ワイヤレス関連付けは、以下の方法を使用して確立されることが可能である。(i)ホスト・デバイス201と周辺デバイス202とが互いに直接ペアリングして、ワイヤレス関連付けを形成する(図3Aに示す)か、あるいは(ii)接続デバイス203がホスト・デバイス201および周辺デバイス202のそれぞれと通信し、次いでホスト・デバイス201と周辺デバイス202との間にワイヤレス関連付け310が確立されるようにする(図3Bに示す)。これらの両方法については、以下で詳細に説明する。デバイス201、202、203は、図2A〜図2Bを参照して説明した通信システムを含む。図3Aを参照すると、HOSTラベル319aおよび一意な識別子317aを有するホスト・デバイス201と、PERIPHERALラベル319bおよび一意な識別子317bを有する周辺デバイス202とが直接ペアリングされて、ワイヤレス関連付け310を形成している。図3Bでは、CONNECTORラベル319cと一意な識別子317cとを有する接続デバイス203が、ホスト・デバイス201と周辺デバイス202との間にワイヤレス関連付け310を確立するのを助けている。接続デバイス203は、接続デバイスについて上述した特徴を含むワンドとすることができる。
図3Aは、ホスト・デバイス201を周辺デバイス202に関連付けしてワイヤレス関連付け310を形成する一例を示す図である。操作者は、NFC接続304を使用して、ホスト・デバイス201を周辺デバイス202と直接ペアリングする。
操作者は、周辺デバイス202をホスト・デバイス201の近傍内(例えばホスト・デバイス201のNFCトランシーバのNFC範囲内)に持ち込む。いくつかの実施態様では、周辺デバイス202で、ホスト・デバイス201が叩かれることがある。この叩くジェスチャは、周辺デバイス202のタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311をトリガする周辺デバイス202の特定の動きサインを生成することができる。この叩くジェスチャは、また、ホスト・デバイス201のタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチン311をトリガすることができるホスト・デバイス201の特定の動きサインも生成す
ることができる。その結果として、ホスト・デバイス201および周辺デバイス202は、それぞれの発見サブルーチン312を開始することができ、発見可能状態になることができる。
次いで、ペアリング・サブルーチン313が開始され、周辺デバイス202を、発見可能NFCトランシーバを備えたデバイスとペアリングさせることができる。複数のデバイスが発見可能状態であるときなど、いくつかの実施態様では、周辺デバイス202は、周辺デバイス202に対して最も近傍にあるデバイスとペアリングすることがある。デバイス201、202は、通常、操作者が周辺デバイス202でホスト・デバイス201を叩くときに、互いに物理的に近くにある。その結果として、周辺デバイス202は、ホスト・デバイス201とペアリングすることができる。
NFC接続304が確立されると、周辺デバイス202は、次いで、NFC接続304を通してホスト・デバイス201のHOSTラベル319aおよび識別子317aを取り出すことができる。周辺デバイス202は、また、NFC接続304を使用して、周辺デバイス202のPERIPHERALラベル319bおよび識別子317bをホスト・デバイス201に対して送ることもできる。
ペアリング・サブルーチンが完了した後で、周辺デバイス202は、次いで、関連付けサブルーチン314を開始して、形成されたワイヤレス関連付けのタイプとワイヤレス関連付けによって接続されたノードとを決定する。いくつかの実施態様では、関連付けサブルーチン314は、周辺デバイス202に記憶された識別子317aを、そのワイヤレス関連付けの2つのノードのうちの第1のノードとして識別する。関連付けサブルーチン314は、さらに、識別子317b、すなわち周辺デバイス202の識別子を、そのワイヤレス関連付けの第2のノードとして識別することができる。識別子317bは、PERIPHERALラベル319bに関連付けられ、識別子317aは、HOSTラベル319aに関連付けられる。その結果として、関連付けサブルーチン314は、周辺デバイス202を、ホスト・デバイス201のための入力デバイスであると設定することができる。換言すれば、関連付けサブルーチン314は、ホスト・デバイス201に対して、周辺デバイス202に入力許可を付与し、それによりワイヤレス関連付け310を形成するように命令することができる。
図3Bは、接続デバイス203を使用してホスト・デバイス201を周辺デバイス202に関連付けてワイヤレス関連付け310を形成する一例を示す図である。接続デバイス203は、2つのデバイスの間にワイヤレス関連付けを確立するために使用されることが可能である。一般に、接続デバイス203は、HOSTラベルを備えたデバイス(例えばホスト・デバイス201)とPERIPHERALラベルを備えたデバイス(例えば周辺デバイス202)との間にワイヤレス関連付けを確立することができる。接続デバイス203は、操作者が接続デバイス203の接続(例えばNFC、USB、またはWiFi接続)と、接続デバイス203によって確立されるその後のワイヤレス関連付け(例えばワイヤレス関連付け310)とを管理するために使用する制御画面207(例えば図2Aのユーザ・インタフェース)を含む。
全体的な概要として、図3Bを参照して以下で説明する例では、操作者は、最初にホスト・デバイス201を接続デバイス203とペアリングして、NFC接続304aを形成する。その操作者は、次いで、周辺デバイス202を接続デバイス203とペアリングして、NFC接続304bを形成する。ラベル317a、317bおよび識別子319a、317bは、2つのペアリングを通して転送されて記憶され、接続デバイス203がホスト・デバイス201と周辺デバイス202との間にワイヤレス関連付け310を形成させるようにすることができる。これらのステップのそれぞれの詳細については、以下で詳細
に説明する。ワイヤレス関連付け310は、例えばワイヤレス・ネットワークの中央サーバによって、または接続デバイス203によって形成されることが可能である。
操作者は、接続デバイス203をホスト・デバイス201の近傍内(例えばホスト・デバイス201のNFCトランシーバのNFC範囲内)に持ち込み、接続デバイス203でホスト・デバイス201を叩くことによって、NFC接続304aを形成することができる。この叩く動きは、接続デバイス203とホスト・デバイス201とのタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンをトリガすることができ、それらを発見可能状態にすることができる。タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンは、さらに、接続デバイス203にペアリング・サブルーチンを開始させることができ、このペアリング・サブルーチンが、接続デバイス203に対して、発見可能なNFCトランシーバを備えた物理的に最も近いデバイスとペアリングするように命令することができる。操作者が接続デバイス203でホスト・デバイス201を叩いてタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンを起動させたので、デバイス201、203は、物理的にも互いに最も近い。その結果として、接続デバイス203は、ホスト・デバイス201とペアリングすることができる。その結果として、NFC接続304aは、接続デバイス203とホスト・デバイス201とをペアリングする。接続デバイス203は、次いで、NFC接続304aを使用して、ホスト・デバイス201のHOSTラベル319aおよび識別子317aを取り出すことができる。接続デバイス203は、また、NFC接続304aを使用して、CONNECTORラベル319cおよび識別子317cをホスト・デバイス201に対して送ることもできる。
ペアリング・サブルーチンが完了した後で、接続デバイス203は、関連付けサブルーチン314を開始することができる。接続デバイス203のラベル319cがCONNECTORであるので、関連付けサブルーチン314は、操作者に対して、その接続デバイスを別のデバイスとペアリングしてワイヤレス関連付けを完成させるように命令することができる。
操作者は、接続デバイス203を周辺デバイス202の近傍内(例えば周辺デバイス202のNFCトランシーバのNFC範囲内)に持ち込み、接続デバイス203で周辺デバイス202を叩くことによって、NFC接続304aを形成することができる。この叩く動きは、接続デバイス203と周辺デバイス202とのタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンをトリガすることができ、それらを発見可能状態にする。タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンは、さらに、接続デバイス203にペアリング・サブルーチンを開始させることができ、このペアリング・サブルーチンが、接続デバイス203に対して、発見可能なNFCトランシーバを備えた物理的に最も近いデバイスとペアリングするように命令することができる。操作者が接続デバイス203で周辺デバイス202を叩いてタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンを起動させたので、デバイス202、203は、物理的にも互いに最も近い。その結果として、接続デバイス203は、ホスト・デバイス201とペアリングする。その結果として、NFC接続304bは、接続デバイス203と周辺デバイス202とをペアリングする。接続デバイス203は、次いで、NFC接続304bを使用して、周辺デバイス202のPERIPHERALラベル319bおよび識別子317bを取り出すことができる。接続デバイス203は、また、NFC接続304bを使用して、CONNECTORラベル319cおよび識別子317cを周辺デバイス202に対して送ることもできる。
ペアリング・サブルーチンの2回目の反復が完了した後で、接続デバイス203は、関連付けサブルーチン314を開始して、ワイヤレス関連付けによって接続されたノードと、形成されたワイヤレス関連付けのタイプとを決定することができる。接続デバイス203のラベル319cがCONNECTORであるので、関連付けサブルーチン314は、
接続デバイス203に記憶された識別子317a、317bをワイヤレス関連付け310のノードとして識別することができる。識別子317bは、PERIPHERALラベル319bに関連付けられ、識別子317aは、HOSTラベル319aに関連付けられる。その結果として、関連付けサブルーチン314は、周辺デバイス202を、ホスト・デバイス201のための入力デバイスであると設定することができる。換言すれば、関連付けサブルーチン314は、ホスト・デバイス201が周辺デバイス202に入力許可を付与するように、ワイヤレス関連付け310を形成することができる。
引き続き図3Bを参照して、接続デバイス203は、上記では関連付けサブルーチン314を実施してホスト・デバイス201と周辺デバイス202との間にワイヤレス関連付け310を形成するものとして説明したが、いくつかの実施態様では、ホスト・デバイス201が関連付けサブルーチン314を実施することもできる。例えば、NFC接続を使用して、接続デバイス203は、ペアリング・サブルーチンを使用して周辺デバイス202の接続情報を取り出すことができる。接続デバイス203は、関連付けサブルーチン314に進まずに、再度ペアリング・サブルーチンを使用する。このペアリング・サブルーチンの2度目の反復中に、接続デバイス203は、周辺デバイス202の接続情報をホスト・デバイス201に対して送達して、ホスト・デバイス201が関連付けサブルーチン314を開始してホスト・デバイス201と周辺デバイス202との間にワイヤレス関連付けを形成することができるようにする。その結果として、接続デバイス203は、ワイヤレス関連付けを確立するためのサブルーチンを実行せず、代わりに、ホスト・デバイス201がワイヤレス関連付けを確立することができるように情報を送達する。他の実施態様では、ワイヤレス・ネットワークのサーバが関連付けサブルーチンを実施することもできる。
図4A〜図4Cは、例えば診療所に設置された血液透析機械およびアクセサリ・デバイスの例示的なネットワークを示す図である。このネットワークは、診療所中の様々な物理的位置に、いくつかの接続された機械およびアクセサリを含む。図4Aは、血液透析機械とアクセサリ・デバイスとを接続するワイヤレス・ネットワーク360を概略的に示す図である。図4Bは、それらのデバイス間のワイヤレス関連付けおよびNFC接続を概略的に示す図である。図4Cは、診療所中のデバイスの物理的位置を概略的に表す図である。
図4Aを参照すると、血液透析機械102a〜102c、スマートフォン352、接続デバイス203、キーボード101a〜101d、および血圧カフ350a〜350bを含む様々なデバイスが、ワイヤレス・ネットワーク360に接続されている。接続された各デバイスは、そのデバイスをワイヤレス・ネットワーク360上で他のデバイスから区別する識別子(例えば一意なインターネット・プロトコル・アドレス)を有する。接続された各デバイスは、さらに、診療所におけるその使用を反映するラベル(例えばHOST、PERIPHERAL、CONNECTOR)を有する。血液透析機械102a〜102cは、HOSTラベルを有し、接続デバイス203は、CONNECTORラベルを有し、キーボード101a〜101dおよび血圧カフ350a〜350bは、PERIPHERALラベルを有する。スマートフォン352は、PERIPHERALまたはCONNECTORのいずれかとしてラベルされる可能性がある。例えば、いくつかの場合には、スマートフォン352は、キーボード101a〜101dと同様の入力デバイスとして使用されることが可能であり、したがってPERIPHERALラベルを有する。他の場合には、スマートフォン352は、接続デバイス203と同様の接続デバイスとして使用されることが可能であり、したがってCONNECTORラベルを有する。図4A〜図4Cに表す例では、スマートフォン352は、PERIPHERALラベルを有している。これらのデバイスは、互いに基本ワイヤレス接続を有する。これらのデバイスは、したがって、ワイヤレス・ネットワーク360に接続された互いのデバイスの識別子およびラベルを決定することができる。
図4Bは、図4Aのデバイスの間の接続のノード図を示している。図4Bは、ネットワーク中の破線で表されるワイヤレス関連付け365a〜365i、および実線で表されるNFC接続370a〜370bを示している。ワイヤレス関連付け365a〜365iは、図4Aのワイヤレス・ネットワーク360を介した関連付けを表している。これらの関連付けまたは接続は、図2〜図3を参照して上述したNFCによって促進されるタップ・トゥ・アソシエイト方法を使用して形成されている。
血液透析機械102aは、スマートフォン352、血圧カフ350a、およびキーボード101aとそれぞれワイヤレス関連付け365a〜365cを形成している。血液透析機械102aがHOSTラベルを有するので、スマートフォン352、カフ350a、およびキーボード101aは、血液透析機械102aのための入力デバイスとして働く。操作者が患者の血圧を検出するために使用することができる血圧カフ350aは、血圧測定値を血液透析機械102aに対して送達する。血液透析機械102aは、(例えばタッチ画面118上で)血圧測定値を操作者に対して表示することができ、あるいは血圧測定値がしきい値血圧を超えて低下または上昇した場合には警報を起動することができる。上述のように、操作者は、タッチ画面118および制御パネル120を使用して、血液透析機械102aの処置パラメータを変更することができる。操作者は、また、キーボード101aを使用して、血液透析機械102aの処置パラメータを制御することもできる。例えば、操作者がキーボード101aに対して数字をタイピングし、血液透析102aのタッチ画面が、キーボード101aのその入力を表示する。操作者は、キーボード101aを使用して、流量などのパラメータを変更する、または停止コマンドおよび始動コマンドを発行することができる。血液透析機械102は、また、スマートフォン352に対して入力許可を付与して、操作者がスマートフォン352を使用して血液透析機械102aに対してコマンドを発行することができるようにしている。
血圧カフ350aは、さらに、ワイヤレス関連付け365dを使用してキーボード101bに対して接続されている。血圧カフ350aおよびキーボード101bは両方ともPERIPHERALデバイスであるので、操作者は、(例えば上述のように接続デバイスを使用して)どのデバイスが他のデバイスのための入力デバイスとして働くかを選択する。この例では、操作者は、キーボード101bを、血圧カフ350aのための入力デバイスとして働くものとして選んでいる。その結果として、キーボード101bは、血圧カフ350aの動作を制御する。操作者は、キーボード101bを使用して、血圧カフ350aを始動または停止する、またはこの血圧カフに他の機能を実行する(例えば別のデバイスに対してデータを送る、10分ごとに定期的に圧力を感知するなど)ように命令することができる。
スマートフォン352は、血液透析機械102aとのワイヤレス関連付け365aに加えて、血液透析機械102bとのワイヤレス関連付け365eを有する。その結果として、スマートフォン352は、機械102a〜102bの両方のための入力デバイスとして働くことができる。操作者は、スマートフォン352を使用して、機械102a〜102bの両方を同時に制御することができる。例えば、(例えば地震あるいは攻撃または別の緊急の状況により)機械102a〜102bの両方が同時に停止される必要がある場合には、操作者は、機械102a〜102bの両方に関連付けられたスマートフォン352を使用して、両方の機械を停止することができる。スマートフォン352は、また、各機械102a〜102bを個別に制御するために使用されることも可能である。操作者は、ユーザ・インタフェース(例えばそのスマートフォンのタッチ画面)を使用して血液透析機械102aを制御することと、血液透析機械102aのタッチ画面118および制御パネル120を含み得るユーザ・インタフェースを使用して血液透析機械102bを制御することとの間で切り換えることができる。ユーザ・アプリケーションがスマートフォン35
2に対してロードされて、上述の機能を促進することも可能である。
血液透析機械102bは、血圧カフ350bとのワイヤレス関連付け365f(血圧カフ350aと血液透析機械102aとの間のワイヤレス関連付け365bと同様の機能を備える)、およびキーボード101cとのワイヤレス関連付け365gも有する。キーボード101cは、2つのワイヤレス関連付け、すなわちワイヤレス関連付け365gおよびワイヤレス関連付け365hを有する。キーボード101cは、血液透析機械102bおよび血圧カフ350bの両方のための入力デバイスとして働く。操作者は、いくつかの例では、キーボード101b上の切替キーを押下することによって、血液透析機械102bに対してコマンドを送達することと血圧カフ350bに対してコマンドを送達することとを切り替えることができる。
ワイヤレス関連付け365iは、血液透析機械102cを、血液透析機械102cのための入力デバイスとして働くキーボード101dに対して接続する。血液透析機械102cは、さらに、接続デバイス203とのNFC接続370bを形成している。接続デバイス203は、2つのNFC接続、すなわちスマートフォン352とのNFC接続370a、および血液透析機械102cとのNFC接続370bを形成するために使用されることが可能である。その結果として、接続デバイス203は、スマートフォン352と血液透析機械102cとの識別子およびラベルを有する。接続デバイス203は、スマートフォン352と血液透析機械102cとの間のワイヤレス関連付けを形成して、スマートフォン352がこの例示的な診療所内に位置する全ての血液透析機械102a〜102cとのワイヤレス関連付けを有することができるようにするように準備されることが可能である。
図4Cは、図4A〜図4Bに示す診療所内のデバイスの物理的位置を概略的に表す図である。ワイヤレス・ルータ382は、ワイヤレス有効範囲領域381を有する図4Aのワイヤレス・ネットワーク360を作成する。ワイヤレス有効範囲領域381は、ワイヤレス・ルータ382の位置を中心としてワイヤレス範囲の半径385を有する円で表される。ワイヤレス有効範囲領域381内のデバイスは、ワイヤレス範囲381内の他のデバイスとの基本ワイヤレス接続を形成することができる。
各デバイスは、NFCトランシーバを有し、したがって、NFC有効範囲領域を形成する。図4Cには、血液透析機械102aの周りのNFC有効範囲領域390が示されているが、残りのデバイスもNFC有効範囲領域を形成することを理解されたい。NFC有効範囲領域390は、血液透析機械102aの位置を中心としてNFC範囲の半径395を有する円で定義される。NFC有効範囲領域390内のデバイスは、一般に、血液透析機械102aのNFC送信機から、血液透析機械102aとのNFC接続を形成するのに十分に強い信号を検出することができる。図4Cに示すように、キーボード101aは、NFC有効範囲領域390の外部にある。いったん図4Bに戻ると、キーボード101aは、血液透析機械102aとのワイヤレス関連付け365cを形成しているので、キーボード101aがNFC有効範囲領域390の外部にあっても、キーボード101aは依然として血液透析機械102aを制御するために使用されることが可能である。いったんワイヤレス関連付け365cが形成されると、操作者は、キーボード101aを血液透析機械102aのNFC有効範囲領域390の外部に移動させてもよく、血液透析機械102aおよびキーボード101aが両方とも依然としてワイヤレス有効範囲領域381内にあるので、ワイヤレス関連付け365cは損なわれずに残ることになる。
血圧カフ350aおよびキーボード101bは両方ともNFC有効範囲領域390内にあり、したがって、両方とも血液透析機械102aとNFC接続を形成することができる。血圧カフ350aは、血液透析機械102aから距離Dに位置し、キーボード101
bは、キーボード101bから距離Dに位置する。NFC信号強度は、ソースからの距離の逆2乗に比例して減少する。距離Dは距離Dより大きいので、血圧カフ350aからのNFC信号は、キーボード101bからのNFC信号より強い。血液透析機械102aは、したがって、血圧カフ350aがキーボード101bより近いと決定することができる。その結果として、操作者が血圧カフ350aと血液透析機械102aとのタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンをトリガした場合に、血圧カフ350aは、血液透析機械102aとのワイヤレス関連付け(例えば図4Bのワイヤレス関連付け365b)を形成することができる。
一般に、操作者は、操作者が第2の医療デバイスを使用して例えば動作を制御すること、または第1の医療デバイスに対してデータを提供することができるように、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間の接続を確立する。第1の医療デバイスは、例えば、血液透析機械とすることができる。第2の医療デバイスは、例えば、ワイヤレス・キーボードとすることができる。第1の医療デバイス、第2の医療デバイス、および接続デバイスは、第1の通信プロトコル(例えばNFC)を使用して医療デバイスを互いに接続する第1のネットワークに接続するための第1のトランシーバを備える。第1の医療デバイス、第2の医療デバイス、および接続デバイスは、第2の通信プロトコル(例えばWPA、WPA2、WEPなど)を使用して医療デバイスを互いに接続する第2のネットワークに接続する第2のトランシーバをさらに備える。
図5は、第1の医療デバイスと第2の医療との間にワイヤレス接続を確立する流れ図500を示している。工程S510で、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、第2の医療デバイスに関係する接続情報が受信される。この接続情報は、第1の医療デバイスによって受信されることが可能である。いくつかの例では、短距離ワイヤレス技術プロトコルは、NFCプロトコルである。いくつかの例では、第1の医療デバイスは、血液透析機械であり、第2の医療デバイスは、その血液透析機械と対話するように構成されたワイヤレス・キーボードである。いくつかの例では、第1の医療デバイスは、最初に、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、その短距離ワイヤレス技術プロトコル以外の通信プロトコルを使用してワイヤレス接続を確立する要求を受信する。このワイヤレス接続は、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間のものであることがある。この接続情報は、上記の短距離ワイヤレス技術プロトコル以外の通信プロトコルによって使用される情報を指定することができる。この要求を受信する前に、第2の医療デバイスが短距離ワイヤレス技術プロトコルを使用して第1の医療デバイスを検出するように、第1の医療デバイスが発見可能状態にされることが可能である。第1の医療デバイスが短距離ワイヤレス技術プロトコルを使用して第2の医療デバイスを検出するように、第2の医療デバイスも、発見可能状態にされることが可能である。第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスは、図2Bを参照して上述したサブルーチンを含むことができる。その結果として、第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスは、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンをトリガすることによって、発見可能状態にされることができる。タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンをトリガすると、第2の医療デバイスは、ワイヤレス接続を確立する要求を第1の医療デバイスに対して送ることもできる。操作者が第1の通信プロトコルを使用して通信範囲内で一方または両方の医療デバイスを移動させることができるように、一方または両方の医療デバイスを移動可能とすることもできる。操作者は、第1の医療デバイスに対してその要求を受け入れるように命令し、次いで、第1の医療デバイスが、短距離ワイヤレス技術プロトコルを使用して第2の医療デバイスに関係する接続情報を受信する。第1の医療デバイスは、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、第1の医療デバイスに関係する接続情報を第2の医療デバイスに対して送ることもできる。各デバイスについての接続情報は、そのデバイスの識別子およびラベルを含み得る。第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間の接続情報の転送は、図2Bを参照して説明したペアリング・サブルーチンの一部として行うことができる。
工程S520で、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間にワイヤレス接続が確立される。いくつかの例では、第1の医療デバイスが、ワイヤレス接続を確立する。図2Bを参照して説明した関連付けサブルーチンに戻ると、第1の医療デバイスは、第1の医療デバイスの一意な識別子と第2の医療デバイスの一意な識別子とを、ワイヤレス・ネットワークのノードとして使用することができる。第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスのラベルは、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間に確立されるワイヤレス接続のタイプを決定することができる。上記の工程から、この通信プロトコルに関連付けられた接続情報は、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して送信され得ることを理解されたい。次いで、接続情報が使用されて、通信プロトコルを使用して永続的なワイヤレス接続を確立することができる。
図6A〜図6Bは、接続デバイスを使用した第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間の、上述したワイヤレス関連付けなどの接続の確立の流れ図600A〜600Bである。図6Aの流れ図600Aでは、接続デバイスが、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間のワイヤレス接続を確立する。
工程S610Aで、接続デバイスは、第1の通信プロトコルを介して、第1の医療デバイスに関係する接続情報を受信する。いくつかの例では、第1の通信プロトコルは、NFCプロトコルである。いくつかの例では、第1の医療デバイスは、血液透析機械であり、第2の医療デバイスは、血液透析機械と対話するように構成されたワイヤレス・キーボードであり、接続デバイスは、スマートフォンまたはワンドである。
工程S620Aで、接続デバイスは、第1の通信プロトコルを介して、第2の医療デバイスに関係する接続情報を受信する。操作者は、接続デバイス上で、第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスのそれぞれとのタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンをトリガすることができる。その結果として、接続デバイスは、ペアリング・サブルーチンを実行することができ、第1の医療デバイスおよび第2の医療デバイスの両方から接続情報を受信することができる。
工程S630Aで、接続デバイスは、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間に第2の通信プロトコルによる接続を確立する。接続デバイスは、関連付けサブルーチンを実施し、この関連付けサブルーチンは、工程S610Aおよび工程S620Aで受信された接続情報を使用して、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間に接続を確立し、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間に形成された接続のタイプを決定する。いくつかの例では、第2の通信プロトコルは、WEP、WPA、またはWPA2などのワイヤレス・プロトコルである。
図6Bの流れ図600Bは、接続デバイスを使用して第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間にワイヤレス接続を確立する代替の実施態様を示している。接続デバイスは、第1の医療デバイスの接続情報を提供して、例えば第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間にワイヤレス接続を確立する。
工程S610Bで、接続デバイスは、通信プロトコルを介して、第1の医療デバイスに関係する接続情報を受信する。接続デバイスは、ペアリング・サブルーチンの1度目の反復を実行することができ、この医療デバイスから接続情報を受信する。
工程S620Bで、接続デバイスは、該通信プロトコルを介して、該接続情報を提供する。接続デバイスは、この接続情報を第2の医療デバイスに対して提供して、ワイヤレス接続を確立することができる。接続デバイスは、また、ワイヤレス接続を形成した際に用
いたワイヤレス・ネットワークのサーバに対してこの接続情報を提供することもできる。接続デバイスは、ペアリング・サブルーチンの2度目の反復を実行することができ、以前に受信された接続情報を第2の医療デバイスに対して送る。第2の医療デバイスは、次いで、関連付けサブルーチンを実施して、第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間にワイヤレス接続を確立することができる。
図7は、透析機械と透析機械アクセサリとの間にワイヤレス接続を確立する流れ図700である。
工程S710で、透析機械アクセサリに関連付けられているワイヤレス識別子が受信される。いくつかの例では、透析機械が、そのワイヤレス識別子を受信する。そのワイヤレス識別子は、第1のワイヤレス通信プロトコルに従って接続デバイスによって通信されることが可能である。そのワイヤレス識別子は、第1のワイヤレス通信プロトコル以外の第2のワイヤレス通信プロトコルに関連付けられることが可能である。いくつかの例では、第1のワイヤレス通信プロトコルは、NFCプロトコルであり、第2のワイヤレス通信プロトコルは、WPA、WPA2、またはWEPである。
工程S720で、透析機械アクセサリに関連付けられているワイヤレス識別子を使用して、ワイヤレス接続が確立される。いくつかの例では、透析機械が、ワイヤレス接続を確立する。他の例では、透析機械アクセサリが、ワイヤレス接続を確立する。そのワイヤレス接続は、第2のワイヤレス通信プロトコルを使用して確立されることが可能である。
工程S730で、その透析機械アクセサリとの通信が可能となる。いくつかの例では、透析機械が透析機械アクセサリと通信し、いくつかの例では、透析機械アクセサリが透析機械と通信し、他の例では、透析機械と透析機械アクセサリとの間で2方向通信が行われる。医療データが、例えばワイヤレス接続を使用して、透析機械と透析機械アクセサリとの間で通信されることが可能である。
特定の実施態様について説明したが、他の実施態様も可能である。
デバイス200の例示的な通信システム201を示す図2Aのブロック図では、通信システム201はワイヤレス・トランシーバ303、NFCトランシーバ305、ユーザ・インタフェース308、メモリ記憶素子309、およびセンサ・システム315を含むものとして説明した。代替の実施態様では、このデバイスは、ワイヤレス・トランシーバ、NFCトランシーバ、ユーザ・インタフェース、メモリ記憶素子、およびセンサ・システムのうちの1つまたは複数を含まない。例えば、いくつかの実施態様では、このデバイスは、ユーザ・インタフェースを有さないが、依然として本願で説明するサブルーチンおよび方法と共に使用されることが可能である。他の例では、このデバイスは、ワイヤレス・トランシーバとNFCトランシーバとの両方は有さない。このデバイスは、ワイヤレス・トランシーバのみを含み、このワイヤレス・トランシーバを使用して、他のデバイスとペアリングし、他のデバイスとのワイヤレス関連付けを形成することができる。センサ・システムは、通信システム内の任意選択のシステムである。
図2Aはデバイス200が識別子およびラベルを有するものとして示しているが、いくつかの実施態様では、デバイスは識別子しか有していないこともある。そのような実施態様では、2つのデバイスの間に関連付けが形成されているときに、操作者は、いずれかのデバイスのユーザ・インタフェース上で、どのデバイスがホスト・デバイスとして働き、どのデバイスが周辺デバイスとして働くかを示すことができる。
図2Aのデバイス200の通信システム201は、本明細書ではデバイス(例えば血液透析機械、キーボード、接続デバイス、血圧カフなど)のための汎用的な通信システムとして説明したが、いくつかの実施態様では、デバイスの通信システムは、説明したサブシ
ステムおよびハードウェアのサブセットのみを含む。いくつかのデバイスは、説明したサブルーチンのサブセットのみを含むことができる。例えば、いくつかの実施態様では、HOSTラベルを備えたデバイスのみが、関連付けサブルーチンを有する。その結果として、接続情報は、HOSTラベルを備えたデバイスに対してのみ送達され、したがって、ホスト・デバイスが、デバイス間のワイヤレス関連付けを形成する。接続デバイスおよび周辺デバイスは、ホスト・デバイスに対して情報を送達するのを支援する。
デバイス200のラベル319は、HOST、PERIPHERAL、またはCONNECTORのうちの1つであるものとして説明したが、いくつかの実施態様では、デバイスをさらに分類するために、追加のラベルが使用されることが可能である。例えば、PERIPHERALラベルは、INPUT、OUTPUT、またはSENSORなど、PERIPHERALデバイスの詳細な機能を表すサブラベルを含むことができる。
周辺デバイス202は、ホスト・デバイス201のための入力デバイスとして働くものとして説明したが、他の実施態様では、周辺デバイスは、他の機能をも果たす。例えば、周辺デバイスは、血液透析機械によってトリガされる警報および警告を増幅する外部スピーカとすることができる。周辺デバイスは、そのような例では、出力デバイスである。周辺デバイスは、また、薬物バイアルまたは塩溶液容器などの処置アクセサリとすることもできる。例えば、塩溶液容器は、容器内の塩溶液の伝導度を監視するセンサを備えた可撓性バッグとすることができる。その容器は、その容器が伝導度センサ・データを血液透析機械に対して送信するように、血液透析機械とペアリングされることが可能である。周辺デバイスは、透析処置に関係する周辺デバイスの中でも特に、遠隔制御装置、ラップトップ、デスクトップ、聴診器、温度計、および生理食塩水容器を含み得る。
図2Bを参照して説明したタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンを参照すると、操作者が第1のデバイスで第2のデバイスを叩いたときに、両方のデバイスのタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンがトリガされて、ペアリングする要求が両方のデバイスに対して送られるようにすることができる。いくつかの実施態様では、ペアリングを開始するために、この要求が両方のデバイスで受け入れられる。他の実施態様では、ペアリングを開始するために、この要求は、それらのデバイスのうちの少なくとも一方で受け入れられる。
図2Bのペアリング・サブルーチン313を参照すると、操作者は、第2のデバイスを使用してデバイス200によって送られた要求を手動で受け入れるものとして説明されている。他の実施態様では、操作者は、デフォルトのペアリング・サブルーチン設定を、手動モードまたは自動モードに修正することができる。手動モードでは、上述のように、操作者は、第2のデバイスを手動で操作して、デバイスどうしをペアリングする要求を受け入れる。自動モードでは、操作者がデバイス200を操作するだけでNFC接続を形成するように、第2のデバイスは、NFC接続を形成する要求を自動的に受け入れることができる。この要求は、第1のデバイスと第2のデバイスとの間にNFC接続を確立する要求としても説明されている。この要求は、ワイヤレス関連付けを確立するプロセスを開始する要求を表すこともある。したがって、この要求を受け入れれば、NFC接続を形成する許可を両方のデバイスに対して付与し、ワイヤレス接続情報を互いに対して送信し、ワイヤレス関連付けを確立することになる。
ペアリング・サブルーチンを使用して送信され記憶される情報は、デバイスのラベルに関わらず同じであるものとして説明したが、いくつかの実施態様では、ペアリング・サブルーチンに関わるデバイスのうちの1つがCONNECTORラベルを有する場合には、CONNECTORラベルを備えたデバイスのみが、それがペアリングされる相手のデバイスの接続または識別情報を記憶する。CONNECTORラベルを有していないデバイ
スは、接続情報を使用しないので、このような実施態様は、デバイスに記憶される未使用のデータの量を減少させる。
タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンをトリガすると発見サブルーチンおよびペアリング・サブルーチンを開始することになると説明したが、いくつかの実施態様では、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンは、ペアリング・サブルーチンのみを開始する。操作者は、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンをトリガする前に、手動で発見サブルーチンを開始することがある。いくつかの実施態様では、サブルーチンは、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンを含まないこともある。操作者は、例えばデバイス上のユーザ・インタフェースを使用して、手動で発見サブルーチンおよびペアリング・サブルーチンをトリガすることができる。あるいは、発見サブルーチンは、デフォルトで自動的に実行していて、そのデバイスにペアリングする相手となる付近のデバイスを探索させることができる。そのような実施態様では、そのデバイスは、イネーブルとされたNFCトランシーバを備える付近のデバイスのスキャンを常に行っていることができる。
ペアリング・サブルーチンを参照すると、操作者が1つのデバイス上でペアリングする要求を受け入れるものとして説明しているが、いくつかの実施態様では、ペアリング・サブルーチンを開始するために、ペアリングする要求が両方のデバイス上で受け入れられる。
再度図3A〜図3Bを参照すると、いくつかの実施態様では、ペアリングは、ペアリング・サブルーチンの一部として自動的にデバイス間で起きるのではないことがある。むしろ、ペアリングする要求が、ペアリングを確立する前に最初に送られる。例えば、図3Aを参照して、ペアリング・サブルーチンは、周辺デバイス202に、ホスト・デバイス201とペアリングする要求を送らせることができる。操作者は、ホスト・デバイス201に対して、周辺デバイス202からのペアリング要求を受け入れるように命令して、NFC接続304が周辺デバイス202とホスト・デバイス201との間に確立されるように促す必要があることがある。操作者は、ホスト・デバイス201に対して、例えばホスト・デバイス201上または周辺デバイス202上のユーザ・インタフェースを使用してこの要求を受け入れるように命令することができる。
図3Bの例を参照すると、接続デバイス203は、キーボード101と血液透析機械102との間に形成するワイヤレス関連付け310のタイプをラベル319a、319cに基づいて決定するものとして説明しているが、いくつかの実施態様では、接続デバイスは、キーボードおよび血液透析機械から許可を受信して、各デバイスに対して識別子およびラベルを送達する。そのキーボードおよび/または血液透析機械は、次いで、それらの識別子にリンクされたデバイスを要求し、ワイヤレス関連付けのタイプをそれらのラベルに基づいて決定する。例えば、いくつかの実施態様では、接続デバイスは、ワイヤレス・トランシーバを有していないことがある。その結果として、第1のデバイスと第2のデバイスとの間でワイヤレス関連付けを開始するために、接続デバイスは、第1のデバイスから識別子を受信し、次いで、この識別子を第2のデバイスに送達する。次いで、第2のデバイスが、その識別子に関連付けられたデバイス(すなわち第1のデバイス)とのワイヤレス関連付けを形成するように要求する。
図3Bを参照すると、いくつかの実施態様では、接続デバイス203がユニバーサル・シリアル・バス(USB)ポートを通してデバイスと接続することができるように、接続デバイスは、USBコネクタをさらに含むことができる。
タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンは、センサ・システムによって感知された加速度を使用して、叩く動きが起こったかどうかを判定するものとして説明しているが、
いくつかの実施態様では、操作者がそのサブルーチンを物理的にトリガすることを可能にするセンサ・システムの他のセンサが使用されることも可能である。例えば、そのセンサは、操作者が2つのデバイスを関連付けるときに作動する押しボタンで置換されることも可能である。そのセンサは、また、圧力センサ、歪みセンサ、または操作者が手動で容易に生成することができる物理的現象に対して反応するその他のセンサで置換されることも可能である。いくつかの実施態様では、センサ・システムは、高周波数RFID(無線周波数識別)タグおよび対応するRFID検出器を含む。RFIDタグと検出器とを備えた2つのデバイスが互いに接近すると、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンがトリガされる。タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンは自動的に実行しているものとして説明したが、操作者は、操作者が手動でデバイスのタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンを開始するように、デフォルト設定を設定することができる。その結果として、操作者は、例えば、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンを意図せずにトリガすることなく、部屋中でデバイスを移動させることができる。いくつかの例では、第1のデバイスが、第2のデバイスに対する物理的接触を生じることによって、タップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンをトリガする。
図3AではNFC接続304が損なわれていないものとして示され、図3BではNFC接続304a〜304bが損なわれていないものとして示されているが、いくつかの実施態様では、デバイスは、ホスト・デバイスと周辺デバイスとの間にワイヤレス関連付けを形成した後でNFC接続を切断することができる。他の実施態様では、接続デバイスは、ユーザが接続デバイスに対して接続を中断するように命令するまで、NFC接続を維持する。
接続デバイス203は2つのデバイスの間に接続を確立するものとして説明したが、いくつかの実施態様では、接続デバイスは、2つを超えるデバイスと接続を確立するために使用されることも可能であることを理解されたい。例えば、接続デバイスは、3つのデバイスと接続し、この3つのデバイス全ての間に接続を確立することができる。接続デバイス203は、2つを超えるデバイスの間にワイヤレス関連付けを作成するために使用されることも可能である。例えば、操作者は、HOSTまたはPERIPHERALラベルを有する3つ以上の他のデバイスによって、接続デバイス203のタップ・トゥ・アソシエイト・サブルーチンをトリガすることができる。接続デバイス203は、したがって、3つ以上のデバイスから接続情報を受信する。操作者は、次いで、接続デバイス203に対して、この3つ以上のデバイスの間にワイヤレス関連付けを形成するように命令することができる。それらのラベルに基づいて、関連付けサブルーチンは、それらのワイヤレス関連付けを介して付与された許可を自動的に選択することができる。他の実施態様では、操作者は、接続デバイス203のユーザ・インタフェースを使用して、各ワイヤレス関連付けによって付与された許可を手動で選択することができる。
図4Aを参照すると、識別子はIPアドレスとして説明したが、いくつかの実施態様では、識別子は、デバイス名、通し番号、またはその他のワイヤレス・ネットワークを通して決定され得る識別情報とすることができる。図4A〜図4Cを参照すると、血液透析機械102a〜102cなどのHOSTデバイスは1つ、2つ、または3つのPERIPHERALデバイスとのワイヤレス関連付けを有するものとして説明したが、HOSTデバイスは、3つを超えるPERIPHERALデバイスとのワイヤレス関連付けを受け入れることもできることを理解されたい。さらに、PERIPHERALデバイスは、2つ以上のデバイスとのワイヤレス関連付けを有することができる。例えば、第1のPERIPHERALデバイスは、2つのHOSTデバイスのための入力デバイスとして働くことができる。第1のPERIPHERALデバイスは、2つの追加のPERIPHERALデバイスのための入力デバイスとして働くことができる。第2のPERIPHERALデバイスは、第1のPERIPHERALデバイスのための入力デバイスとして働くことがで
きる。
再び図4Bを参照すると、血圧カフ350aは、キーボード101bに対して接続されるものとして説明されている。いくつかの実施態様では、血圧カフおよびキーボードなどのPERIPHERALデバイスは、優先度ランクを有することができる。ワイヤレス関連付けが2つのPERIPHERALデバイスの間に形成されている場合には、より高い優先度ランクを備えたデバイスが他方のデバイスに対して許可を付与して、該他方のデバイスが入力として働くことができるようにする。2つのPERIPHERALデバイスが同じ優先度ランクを有する場合には、ユーザが、それらのデバイスのうちの一方のユーザ・インタフェースを介して、またはスマート・フォンなど別のデバイスのユーザ・インタフェース上で、それらのデバイスに対して命令を指示することができる。
本発明のいくつかの実施形態について説明した。しかしながら、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、様々な修正が加えられ得ることを理解されたい。したがって、他の実施形態も、後記の特許請求の範囲の範囲内である。
制御装置は1つのみ説明したが、別法として、複数の制御装置が使用されることもある。
本明細書に記載される主題および動作の実施態様は、デジタル電子回路、または本明細書に開示される構造およびそれらの構造的均等物などのコンピュータ・ソフトウェア、ファームウェア、もしくはハードウェア、あるいはそれらのうちの1つまたは複数の組合せで実施されることが可能である。本明細書に記載される主題の実施態様は、コンピュータ記憶媒体に符号化されて、データ処理装置によって実行される、またはデータ処理装置の動作を制御する、1つまたは複数のコンピュータ・プログラムとして、すなわちコンピュータ・プログラム命令の1つまたは複数のモジュールとして実施されることが可能である。別法として、またはこれに加えて、プログラム命令は、適当な受信機装置に対して送信されてデータ処理装置によって実行される情報を符号化するために生成される、例えば機械によって生成された電気信号、光信号、または電磁信号など、人工的に生成された伝搬信号上に符号化されることも可能である。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読記憶デバイス、コンピュータ可読記憶基板、ランダム・アクセス・メモリ・アレイもしくはデバイスまたはシリアル・アクセス・メモリ・アレイもしくはデバイス、あるいはそれらのうちの1つまたは複数についての組合せとすることができる、またはそれらに含まれることが可能である。さらに、コンピュータ記憶媒体は伝搬信号ではないが、コンピュータ記憶媒体は、人工的に生成された伝搬信号に符号化されたコンピュータ・プログラム命令のソースまたは宛先とすることができる。コンピュータ記憶媒体は、また、1つまたは複数の分離した物理的コンポーネントまたは媒体(例えば複数のCD、ディスク、またはその他の記憶デバイス)とすることもできる、またはそれらに含まれることも可能である。
本明細書に記載される動作は、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶デバイスに記憶されたデータ、あるいは他のソースから受信されたデータに対してデータ処理装置によって実行される動作として実施されることが可能である。
「データ処理装置」という用語は、例えばプログラマブル・プロセッサ、コンピュータ、システム・オン・チップ、あるいはそれらのうちの複数、またはそれらの組合せなど、データを処理するための全ての種類の装置、デバイス、および機械を包含する。この装置は、例えばFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)またはASIC(特定用途向け集積回路)などの特殊目的論理回路を含み得る。この装置は、ハードウェアに加えて、当該のコンピュータ・プログラムのための実行環境を作成するコード、例えばプロセッサ・ファームウェア、プロトコル・スタック、データベース管理システム、オペレーティング・システム、クロスプラットフォーム実行時環境、仮想機械、またはそれら
のうちの1つまたは複数についての組合せを構成するコードも含み得る。この装置および実行環境は、ウェブ・サービス、分散型コンピューティングおよびグリッド・コンピューティング・インフラストラクチャなど、様々な異なるコンピューティング・モデル・インフラストラクチャを実現することができる。
コンピュータ・プログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェア・アプリケーション、スクリプト、またはコードとしても知られる)は、コンパイラ型言語またはインタプリタ型言語、宣言型言語または手続き型言語など、任意の形態のプログラミング言語で書かれることが可能であり、独立プログラムとして、またはコンピューティング環境内での使用に適したモジュール、コンポーネント、サブルーチン、オブジェクト、もしくはその他のユニットとしてなど、任意の形態で配備されることが可能である。コンピュータ・プログラムは、ファイル・システム内のファイルに対応することもあるが、そうであることが必要であるわけではない。プログラムは、他のプログラムまたはデータ(例えば、マークアップ言語ドキュメントに記憶された1つまたは複数のスクリプト)を保持するファイルの一部分、当該のプログラムの専用の単一のファイル、あるいは複数の連携ファイル(例えば、コードの1つまたは複数のモジュール、サブプログラム、または部分を記憶する複数のファイル)に記憶されることが可能である。コンピュータ・プログラムは、1つのコンピュータ上で実行されるように配備されることも、あるいは1つのサイトに位置する、または複数のサイトに分散して通信ネットワークによって相互接続された複数のコンピュータ上で実行されるように配備されることも可能である。
本明細書に記載されるプロセスおよび論理の流れは、1つまたは複数のコンピュータ・プログラムを実行して、入力データに対して操作を行って出力を生成することによってアクションを実行する、1つまたは複数のプログラマブル・プロセッサによって実行されることが可能である。これらのプロセスおよび論理の流れは、また、例えばFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)またはASIC(特定用途向け集積回路)などの特殊目的論理回路によって実行されることも可能であり、装置は、そのような特殊目的論理回路によって実施されることも可能である。
コンピュータ・プログラムの実行に適したプロセッサは、例えば、汎用マイクロプロセッサおよび特殊目的マイクロプロセッサの両方、ならびに任意の種類のデジタル・コンピュータの任意の1つまたは複数のプロセッサを含む。一般に、プロセッサは、読み取り専用メモリまたはランダム・アクセス・メモリあるいはその両方から命令およびデータを受信することになる。コンピュータの基本要素は、命令に従ってアクションを実行するプロセッサ、ならびに命令およびデータを記憶する1つまたは複数のメモリ・デバイスである。一般に、コンピュータは、例えば磁気ディスク、光磁気ディスク、または光ディスクなど、データを記憶する1つまたは複数の大量記憶デバイスを含むか、そのような大量記憶デバイスからデータを受信する、もしくはそれらにデータを転送するように動作可能に結合されるか、またはその両方である。ただし、コンピュータは、このようなデバイスを有することが必要であるわけではない。さらに、コンピュータは、いくつか例を挙げれば、例えば携帯電話、携帯情報端末(PDA)、モバイル・オーディオまたはビデオ・プレイヤ、ゲーム・コンソール、全地球測位システム(GPS)受信機、または携帯型記憶デバイス(例えばユニバーサル・シリアル・バス(USB)フラッシュ・ドライブ)など、別のデバイスに埋め込まれることも可能である。コンピュータ・プログラム命令およびデータを記憶するのに適したデバイスは、例として、例えばEPROM、EEPROM、およびフラッシュ・メモリ・デバイスなどの半導体メモリ・デバイス、例えば内蔵ハード・ディスクまたは取外し可能ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROMおよびDVD−ROMディスクなど、全ての形態の不揮発性メモリ、媒体、およびメモリ・デバイスを含む。プロセッサおよびメモリは、特殊目的論理回路によって補足される、または特殊目的論理回路に組み込まれることが可能である。
ユーザとの対話に備えるために、本明細書に記載される主題の実施態様は、ユーザに対して情報を表示するための、例えばCRT(陰極線管)またはLCD(液晶表示)モニタなどの表示デバイス(例えば透析機械12の表示デバイス)、ならびにユーザがコンピュータに対して入力を提供することを可能にする、例えばマウスまたはトラックボールなどのキーボードもしくはキーパッドおよび/またはポインティング・デバイス上で実施されることが可能である。他の種類のデバイスが、ユーザとの対話に備えるために使用されることも可能である。例えば、ユーザに対して提供されるフィードバックは、例えば視覚的フィードバック、聴覚的フィードバック、または触覚的フィードバックなど、任意の形態の感覚的フィードバックとすることができ、ユーザからの入力は、音響、発話、または触覚的入力など、任意の形態で受信されることが可能である。
他の実施態様も、後記の特許請求の範囲の範囲内である。

Claims (21)

  1. 第1の医療デバイスと第2の医療デバイスとの間にワイヤレス接続を確立する工程を備える方法であって、前記工程は、
    前記第1の医療デバイスが、短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、前記第2の医療デバイスに関係する接続情報を受信する工程と、
    前記第1の医療デバイスが、前記接続情報に基づいて前記第2の医療デバイスとのワイヤレス接続を確立する工程と、を含む、方法。
  2. 前記ワイヤレス接続は、前記短距離ワイヤレス技術プロトコル以外の通信プロトコルを使用して確立され、前記接続情報は、前記短距離ワイヤレス技術プロトコル以外の前記通信プロトコルによって使用される情報を指定する、請求項1に記載の方法。
  3. 接続デバイスが、前記短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、前記第2の医療デバイスに関係する前記接続情報を前記第2の医療デバイスから受信する工程と、
    前記接続デバイスが、前記短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、前記第2の医療デバイスに関係する前記接続情報を前記第1の医療デバイスに対して提供する工程と、を備える、請求項1乃至2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記接続デバイスは、ワンドである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記接続デバイスは、スマートフォンである、請求項3に記載の方法。
  6. 前記第2の医療デバイスが、前記短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して、前記第1の医療デバイスに関係する接続情報を受信する工程、を備える、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1の医療デバイスが、前記第2の医療デバイスとのワイヤレス接続を確立する要求を送る工程、を備える、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1の医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスは、前記第1の医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスが前記短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して通信するのに十分に近くにあるような十分な距離に、互いに対して配置されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1の医療デバイスは、前記第1の医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスが互いに対する物理的接触を生じた結果として、前記第2の医療デバイスから前記接続情報を受信する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1の医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスのうちの少なくとも一方は、前記物理的接触を検出するように構成されている加速度計を備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記短距離ワイヤレス技術プロトコルは、近距離無線通信(NFC)プロトコルであり、前記第1の医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスはそれぞれ、NFCを介して通信するように構成されているコンポーネントを備える、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記コンポーネントは、インダクタである、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2の医療デバイスに関係する前記接続情報は、ワイヤレス識別子を含む、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ワイヤレス識別子は、前記デバイスに一意である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の医療デバイスは、前記第2の医療デバイスから電気的に隔離されている、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第1の医療デバイスは、透析機械を含む、請求項1乃至15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記第2の医療デバイスは、透析機械と対話するように構成されているアクセサリを備える、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記第2の医療デバイスは、血圧カフを含む、請求項1乃至17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記ワイヤレス接続は、Bluetooth(登録商標)接続を含む、請求項1乃至18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 透析機械と透析機械アクセサリとの間にワイヤレス接続を確立する工程であって、
    前記透析機械が、前記透析機械アクセサリに関連付けられているワイヤレス識別子を受信する工程であって、前記ワイヤレス識別子は、第1のワイヤレス通信プロトコルに従って接続デバイスによって通信され、前記ワイヤレス識別子は、前記第1のワイヤレス通信プロトコル以外の第2のワイヤレス通信プロトコルに関連付けられている工程と、
    前記透析機械アクセサリに関連付けられている前記ワイヤレス識別子を使用して、前記透析機械および前記透析機械アクセサリが、前記第2のワイヤレス通信プロトコルを使用してワイヤレス接続を確立する工程と、を含む、工程と、
    前記第2のワイヤレス通信プロトコルを使用して前記透析機械と前記透析機械アクセサリとの間で医療データを通信する工程と、を備える、方法。
  21. 医療デバイスを備えるシステムであって、
    前記医療デバイスは、
    短距離ワイヤレス技術プロトコルを介して医療デバイス・アクセサリに関係するワイヤレス識別子を受信するように構成されている短距離ワイヤレス技術プロトコル・アンテナと、
    前記医療デバイス・アクセサリに関係する前記ワイヤレス識別子を使用して、前記短距離ワイヤレス技術プロトコル以外の通信プロトコルを介して前記医療デバイス・アクセサリとのワイヤレス接続を確立するように構成されているアンテナと、を備える、システム。
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