JP2018511963A - Ofdmシステムにおけるpapr低減のためのツリー探索トーン予約 - Google Patents

Ofdmシステムにおけるpapr低減のためのツリー探索トーン予約 Download PDF

Info

Publication number
JP2018511963A
JP2018511963A JP2017541912A JP2017541912A JP2018511963A JP 2018511963 A JP2018511963 A JP 2018511963A JP 2017541912 A JP2017541912 A JP 2017541912A JP 2017541912 A JP2017541912 A JP 2017541912A JP 2018511963 A JP2018511963 A JP 2018511963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
tone
radius
papr
processor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017541912A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6559789B2 (ja
Inventor
トサト、フィリポ
スティグ トーステン サンデル、マグナス
スティグ トーステン サンデル、マグナス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Publication of JP2018511963A publication Critical patent/JP2018511963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6559789B2 publication Critical patent/JP6559789B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2614Peak power aspects
    • H04L27/2618Reduction thereof using auxiliary subcarriers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03178Arrangements involving sequence estimation techniques
    • H04L25/03203Trellis search techniques
    • H04L25/03242Methods involving sphere decoding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2626Arrangements specific to the transmitter only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • H04L1/0052Realisations of complexity reduction techniques, e.g. pipelining or use of look-up tables
    • H04L1/0053Realisations of complexity reduction techniques, e.g. pipelining or use of look-up tables specially adapted for power saving

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

送信される信号を取得または受信するための入力と、信号のPAPR低減バージョンを送信するための出力と、プロセッサと、プロセッサによって実行するためのコードを記憶するメモリとを備える、OFDM送信機。プロセッサは、コードを実行する場合に、以下TRと称されるトーン予約に基づくPAPR低減に使用するためのTRトーンの複数の可能な値を決定し、TRトーン当たりの平均電力が、データ送信に使用されるトーン当たりの平均電力を超えないという第1の制約と、TRトーンの選択された値がPAPRを低減するという第2の制約との下で、可能な値の一部または全部にわたってツリー探索を行うように構成される。【選択図】図2

Description

本明細書に記載の実施形態は、一般に、OFDMシステムにおけるピーク対平均電力比(PAPR:peak−to−average power ratio)の低減に関する。
OFDMは、広帯域チャネルを並列の狭帯域チャネルのセットに変換することを可能にし、それによって等化、チャネル推定、リソース割り振りなどを大幅に簡素化するので、高データレートワイヤレス伝送において広く使用されている変調の一種である。移動度が低くパケットサイズが大きいワイヤレス伝送では、OFDMシンボルサイズを拡大することによってスペクトル効率が向上され得る。DVB−T2(デジタルビデオ放送−第2世代地上波)および超高精細TV(UHDTVまたはスーパーハイビジョン、SHV)では、OFDMシンボルサイズは215個のサブキャリアと同じ大きさであり得る。OFDMシンボルサイズが非常に大きいことの欠点の1つは、時間領域信号のピーク対平均電力比(PAPR)の増加である。PAPRが大きいと、電力増幅器(PA:power amplifier)における非線形性の問題および電力損失が発生し、その理由は、これをより低い効率で動作させるためである。
OFDMシステムにおける電力増幅器(PA)の性能は、時間領域信号におけるピークと平均電力との比(PAPR)、および送信信号の確率分布によって大きく影響を受ける。これらのパラメータは、OFDMシンボルサイズが最大32Kのサブキャリアまで拡張できるDVB−T2およびスーパーハイビジョン(SHV)などの既存および将来のデジタルTV放送システムのような多数のサブキャリアを有するOFDMシステムにおいていっそう重要である。
OFDMシステムにおけるPAPR低減のために、いくつかの異なる技法が開発されている。PAPR低減のための1つの戦略はトーン予約(TR:tone reservation)であり、それによってサブキャリアのセットは、データには使用されず、データ信号に直交するPAPR低減ダミー信号用に予約される。予約済みトーンを使用することにより、データ信号は影響を受けない。予約済みトーンの信号を計算するためにいくつかの技法が利用可能である。1つのアルゴリズムでは、予約されたサブキャリアによって利用可能にされたインパルス状のカーネルのセットを用いることによって、信号ピークが時間領域において反復的にキャンセルされる。他の技法、すなわち、アクティブセットを用いたTR(TR−AS、Krongold,B.、Jones,D.(2004年2月)、An Active−Set Approach for OFDM PAR Reduction via Tone Reservation、IEEE Transactions on Signal Processing、52(2)、495−509頁)は、各反復で同時に低減されるピークのセットに新たなピークを加えて、信号ピークを反復的にキャンセルすることによって動作する。
これらの技法の一部は優れた性能を実現するが、複雑性が増すほど見返りが小さくなる。したがって、PAPRは、最初の数回の反復後にプラトーに達する傾向があり、さらなる複雑性を許容することから、有意なさらなる低減は得られない。さらに、このプラトーが最適からどれほど離れているか、すなわち所与の数の予約済みトーンと、TR信号のトーン当たりの平均電力への制限とによって達成され得る最小の可能なPAPRとは何であるかが明らかではない。
以下では、図面を参照して実施形態が説明される。
トーン予約(TR)の原理を示す図。 球探索TRアルゴリズムのフローチャート。 K=2の実数値信号の場合のTR用の球探索空間の図示。 電力増幅器およびOFDM送信機用のアンテナを含むPAPR低減ユニットを示す図。 球探索TRとアクティブセットTRとのCCDF比較を示す図。 10-4のCCDFにおける球探索TRとアクティブセットTRとのPAPR比較を示す図。 球探索TRとアクティブセットTRとのPA効率の比較を示す図。
一実施形態によれば、OFDM信号のPAPRを低減するための、以下TRと称されるトーン予約方法が提供される。この方法は、使用されるTRトーンの複数の可能な値を決定することと、TRトーン当たりの平均電力が、データ送信に使用されるトーン当たりの平均電力を超えないという第1の制約と、TRトーンの選択された値がPAPRを低減するという第2の制約との下で、可能な値の一部または全部にわたってツリー探索を行うこととを備える。
この方法は、第1の探索半径を決定して、データ信号を中心とし第1の探索半径を有する探索球について、球内のTRトーンの可能な値が、TRトーンの平均電力がデータ送信に使用されるトーンの平均電力を超えないようなものとなるようにすること、および/または、第2の探索半径を決定して、データ信号を中心とし第2の探索半径を有する探索球について、球内のTRトーンの可能な値が、選択可能な値がPAPRを低減するようなものとなるようにすることをさらに備えることができる。
この方法は、第1および第2の探索半径のうちの小さい方を探索半径として選択し、選択された半径をデータ信号のノルムだけ減少させることをさらに備えることができる。
この方法は、ツリー探索において、TRトーンの値を各探索ステップにおいて選択することをさらに備えることができる。探索ステップは、第1および第2の制約の下で探索範囲を選択し、以前に選択されたTRトーン値を考慮することと、探索範囲内の複数の可能な値の一部または全部にわたって探索を行うこととを備える。
この方法は、探索半径を縮小して、任意の以前に選択された値と併用された場合に第1の制約を満たす可能な値のみが、縮小された半径を有する球に入るようにすることによって、探索範囲の終点を決定することをさらに備えることができ、ここにおいて、縮小された探索半径がデータ信号を中心とする。
この方法は、所定数の探索ステップが実行された場合、または探索に対して事前に割り振られた許容時間が経過した場合に、探索を終了することをさらに備えることができる。
他の実施形態によれば、プロセッサによって実行するための命令を記憶する非一時的データキャリアであって、命令が、プロセッサによって実行された場合に、プロセッサに上述の方法のいずれかを実行させる、非一時的データキャリアが提供される。
他の実施形態によれば、OFDM送信機用のPAPR低減ユニットが提供される。PAPR低減ユニットは、送信される信号を取得または受信するための入力と、信号のPAPR低減バージョンを送信するための出力と、プロセッサと、プロセッサによって実行するためのコードを記憶するメモリとを備える。プロセッサは、コードを実行する場合に、以下TRと称されるトーン予約に基づくPAPR低減に使用するためのTRトーンの複数の可能な値を決定し、TRトーン当たりの平均電力が、データ送信に使用されるトーン当たりの平均電力を超えないという第1の制約と、TRトーンの選択された値がPAPRを低減するという第2の制約との下で、可能な値の一部または全部にわたってツリー探索を行うように構成される。
プロセッサは、第1の探索半径を決定して、データ信号を中心とし第1の探索半径を有する探索球について、球内のTRトーンの可能な値が、TRトーンの平均電力がデータ送信に使用されるトーンの平均電力を超えないようなものとなるようにし、および/または、第2の探索半径を決定して、データ信号を中心とし第2の探索半径を有する探索球について、球内のTRトーンの可能な値が、選択可能な値がPAPRを低減するようなものとなるようにするようにさらに構成され得る。
プロセッサは、第1および第2の探索半径のうちの小さい方を探索半径として選択し、選択された半径をデータ信号のノルムだけ減少させるようにさらに構成され得る。
プロセッサは、ツリー探索の各探索ステップにおいて、TRトーンの値を選択するようにさらに構成され得る。各探索ステップにおいて、プロセッサは、第1および第2の制約の下で探索範囲を選択し、以前に選択されたTRトーン値を考慮し、探索範囲内の複数の可能な値の一部または全部にわたって探索を行うように構成される。
コントローラは、探索半径を縮小して、任意の以前に選択された値と併用された場合に第1の制約を満たす可能な値のみが、縮小された半径を有する球に入るようにすることによって、探索範囲の終点を決定するようにさらに構成され得る。ここにおいて、縮小された探索半径はデータ信号を中心とする。
コントローラは、所定数の探索ステップが実行された場合、または探索に対して事前に割り振られた許容時間が経過した場合に、探索を終了するようにさらに構成され得る。
他の実施形態によれば、変換用のデータを受信するための入力と、データからOFDM信号を生成するように構成されるOFDM変調器と、上述のPAPR低減ユニットのいずれかとを備える、変換器が提供される。
他の実施形態によれば、上述の変換器と、PAPR低減ユニットから出力信号を受信するために接続される電力増幅器と、電力増幅器から増幅信号を受信するために接続される送信アンテナとを備えるOFDM送信機が提供される。OFDM送信機は、アクセスポイント、基地局、TV放送局またはウェアラブルデバイスであり得る。
PAPR低減のためのトーン予約技法の原理が図1に示されている。OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアは、PAPR低減信号用に予約される。データは予約済みトーンでは送信されず、TR信号はデータサブキャリアに現れないので、データおよびTR信号は周波数が直交する。時間領域信号は、単に2つの信号の重ね合わせによって与えられる。復号器は、データ誤り率性能に影響を与えることなく、単にTR値を破棄することができる。しかしながら、予約済みトーンの電力は制約される必要があり、そうでなければ、送信電力の大部分が、実際のデータ信号を犠牲にして、TR信号に使用され得る。TR電力の制約は、1)予約済みトーンの最大振幅に対するもの、または、2)OFDMシンボル当たりの平均予約済みトーン電力に対するもののいずれかであり得る。
DVB−T2アルゴリズムとアクティブセットTRアルゴリズムの両方の背後にあるアイデアは、予約されたサブキャリアによって利用可能にされたインパルス状のカーネルのセットを用いて、時間領域の信号ピークを反復的にキャンセルすることである。基準時間領域カーネルは、TR位置において1の要素を有し他の場所で0の要素を有する信号の逆フーリエ変換に対応する。基準カーネルは、そのピークが、キャンセルされ位相および振幅が調整されるデータ信号ピークに対応するように、時間シフトされる。TR−ASはピークのセットを同時に低減するという利点を提供し、各反復時に新たなピークがそのセットに追加される。この方法は、予約済みトーンの電力に制約がない場合に、有限数のステップで最適解に収束することが示されている。しかしながら、TR信号電力に制限が課せられた場合は、最適解への収束はもはや保証されない。この制限は、データ信号を犠牲にしてTR信号にあまりに多くの電力を割り振ることを避けるために、実際には必要である。
ピークキャンセルの代わりに、実施形態の方法の背後にある原理は、予約済みトーンの可能な値の複素空間にわたるツリー状の探索である。探索空間は、予約済みトーンに割り当てられ得る複素値の全ての組み合わせで構成される。これはサイズが大きすぎるので、この空間の網羅的な探索は実現不可能であろう。結果的に、一実施形態は、これを制限する2つの戦略を適用する。
1)探索空間は格子(lattice)、すなわちガウス整数グリッドのデカルト積によって量子化される。パラメータτは格子点間の間隔を制御し、τ→0で整数グリッドが複素数体全体に収束する。
2)探索空間のサイズを縮小するために、時間領域信号の最大ノルムとTR信号の電力とに対する制約が用いられる。
球内の格子の候補点がテストされるときに、格子点によって表される値が使用された場合に生成されるはずのPAPRが決定される。一実施形態では、実行時間を制限するために停止規則が使用される。実行/探索時間は、具体的には、伝送チェーンに遅延を生じさせないように、PAPR低減ユニットが次の信号のTRトーンの計算に利用可能になるのに間に合うようにPAPR低減信号が生成されることを保証する時間期間に制限され得る。これは、ツリー探索を含むPAPR低減方法が、1ms未満で完了しなければならないことを意味し得る。停止基準が満たされるか、または全ての候補点が訪問されると、最小PAPRを提供する格子点が出力される。
N個のサブキャリアとオーバーサンプリング係数Lとを有するOFDMシステムが以下で検討される。NL×1のゼロパディングされた周波数領域データ信号をuで表し、サイズNLのIDFT行列をF-1で表し、i1、...、iKをK個のTRトーンの周波数位置とする。TR位置のuの成分はゼロであることに留意されたい。rを周波数領域のTR信号とし、j≠i1、...、iKについてrj=0である。オーバーサンプリングされた時間領域信号はx=F-1(u+r)によって与えられ、PAPRは、
と定義される。
平均送信電力が固定されているので、PAPRを最小化する問題は、式(1)の分子を最小化するrのK個の非ゼロ複素値を選択する問題となる。
ガウス整数グリッドのNL時間(NL−time)のデカルト積の要素を
で表し、r=−τλとし、ここでτは非負のスケーリング係数であり、これを膨張係数と呼ぶ。最小PAPRのためのTR信号を発見する問題は、以下のように定式化され得、
平均TR電力が平均データ電力を超えないという制約条件を受け、すなわち、
である。
式(3)の左辺は全てのTRトーンの電力を計算し、右辺はデータ信号の電力を計算する。両辺の比較を可能にするために、右側は、アクティブトーンの数で除算することによって正規化され、TRトーンの数Kが乗算される。TR位置の外側では、平行移動(translate)の成分τλはゼロである。したがって、式(2)の探索は、NL−Kの座標がゼロに設定されるので、K次元の格子
に制限される。
図2は、球探索TR方法のフローチャートである。時間領域データ信号はF-1uによって与えられる。まず、2つの制約を適用することによって、初期探索半径が計算される。第1の制約は式(3)の平均TR電力制約であり、これは、
と書かれ得る。
第2の制約は、格子平行移動がPAPRを低下させなければならないという暗黙的な条件、すなわち、
から生じる。
探索空間をツリー状に探査するために、探索空間内の格子点が列挙される。この目的のために、式(5)の制約は、2ノルム制約に変換される。これは、F-1のようなユニタリ行列が、最大ノルムまたは∞ノルムを含む、p>2のpノルムに関して等長(isometries)ではないためである。式(5)によって定義されるハイパースクエアを含む最小の多次元球が、
となるような半径R0を有することが示され得る。
Kが格子の非ゼロ座標の数であることに留意されたい。TRトーンに費やされる電力の合計を最小化することが望ましい。低電力のTRトーンがより高い電力のTRトーンよりも早く探索されるようにするために、初期探索球はF-1uを中心とする。この探索球の半径は、min{R0,R1}によって与えられる。探索空間内の格子は、膨張されフーリエ変換された整数グリッド
によって与えられ、ここでΛはTR位置とNL−K個のゼロ座標とに対応するK個のガウス整数グリッドのデカルト積を表す。
の点とLの点との間に1対1のマッピングがあるので、実際の探索は整数格子において実施される。
図3は、K=2、N>Kの実数値信号の場合の球探索の概念を示す。内側の塗りつぶした円は式(4)の電力制約を表し、実線の四角形は式(5)の最大ノルム制約に対応する。外側の破線の円は、式(6)によって与えられる修正された最大ノルム制約を示し、網掛け領域で示された2つの円の共通部分が初期探索球である。×印は、式(7)によって定義される格子Lの点を示す。図3に示された四角形の境界線は、PAPRが変化しない点を含む。この理由で、この実施形態では、原点、すなわちゼロ座標点が、四角形の境界上に配置されている。
図2の第2の機能ブロックでは、各非ゼロ座標i1、...、iKについて半径R0およびR1内にある値の範囲を計算することによって、探索球内の格子の点が列挙される。(TRトーン)座標ikについて訪問される格子点の範囲が、以前に決定された(TRトーン)座標ik+1、...、iKによって得られる値の関数であることが示され得る。
座標が訪問される順序は、単純な並べ替えを適用することによって変更され得る。値の範囲が、
ここで、
によって与えられることが示され得る。
各間隔が探査される順序は、たとえば、元のPosht列挙に対応する自然な順序、すなわち、
またはSchnorr−Euchner順序、すなわちジグザグ状の0、+1、−1、+2、−2、...であり得る。
探索格子の許容点が訪問された場合、PAPRまたは結合されたデータ+TR信号がテストされ、新たなPAPRが以前に最小PAPRを生成した格子点のPAPRよりも低い場合、新たな格子点が最良の候補となる。この場合、C0の値が更新され、式(9)の探索間隔の上限が再計算され、これにより探索領域のサイズをさらに縮小することができる。これは、
と表され得る。
この演算は、格子点F-1λのフーリエ変換の計算を必要とする。λは整数の疎ベクトルであるので、計算が大幅に簡単化され得る。さらに、各座標について探査すべき整数値の範囲が小さいので、整数IFFTの実装はルックアップテーブルを用いて行われ得る。探索のツリー性のため、λベクトルのほとんどの値は多くのノードで同じであり、したがって、IFFT計算は、以前に計算された変換を用いてさらに簡単化され得る。
TRトーンが決定されると、既に決定されたTRトーンによって達成されるPAPRの低減を考慮してR0とR1の両方を再計算することによって、Rminが再計算され得る。このようにして、後続の探索のための探索半径がさらに縮小され得、それによって探索の急速な収束を支援する。一実施形態では、各決定されたTRトーンの後にRminが再計算されるが、有利である一方で、このようにRminを更新することは必須ではない。
このアルゴリズムは、停止規則が満たされた場合に、たとえば、計算時間の制限、または最大数の点が訪問された、および/または探索空間の探査が終了した場合に、停止する。この手順の出力は、パラメータτでスケーリングされた、最大のPAPR低減をもたらす、探索で発見された格子点によって与えられる。膨張係数τは、探索空間が複素数値をより近く近似するように十分に小さく選択され得る。しかしながら、シミュレーションは、1未満のτを選択することによって、見返りが小さくなることを示している。さらに、小さいτでは、リーフノードの数が大幅に増加し、制限された実行時間では、より少ない座標しか探査され得ない。したがって、実用的な実装では、τ=1の値は、性能と複雑性との間の良好な妥協であることが見出されている。したがって、一実施形態では、τ=1が用いられる。
図4は、PAPR低減ユニット110と、電力増幅器120と、送信アンテナ130とを備えるOFDM送信機100を示す。PAPR低減ユニット110は、内向きの矢印によって示されるように、信号入力140においてOFDM信号を受信し、信号のPAPR低減バージョンを信号出力150から電力増幅器120に送信する。電力増幅器120は、送信アンテナ130による送信のために、PAPR低減信号を増幅する。PAPR低減信号を電力増幅器120に供給することによって、元のOFDM信号が送信に使用された場合よりも効率的に電力増幅器120を動作させることが可能になる。
PAPR低減ユニット110は、プロセッサ160と不揮発性メモリ170とをさらに備える。メモリ170は、プロセッサ160によって実行される命令を記憶する。プロセッサ160は、実行のためにメモリ170からそれ自体の作業メモリに命令をロードするように構成される。命令は、プロセッサ160によって実行された場合に、図2および図3ならびに式(1)から式(12)を参照して上記で説明された方法が実施されるようなものである。
実施形態の球探索TR方法は、予約済みトーンを使用するPAPR低減のための最良の既存のアルゴリズムを凌ぐことが、数値シミュレーションによって示された。アルゴリズムはまた、パラメータτの十分に小さい値によって最適解に収束することも示されている。
球探索手法を評価するために、図2のアルゴリズムは、アクティブセット(AS)トーン予約戦略と比較された。両方の解決策において、平均データTR電力は、一般性を失うことなく、OFDMシンボルごとに1に制限される。TR電力に制限がない場合、TR−AS戦略は最適TR解に収束することが証明されているが、これは平均TR電力を制限する場合にはもはや当てはまらない。他方、球の探索戦略は、小さいτの制限で、すなわち、探索空間の格子による量子化が消滅する場合に最適解を与える。しかしながら、τの値を低減させる際の見返りが小さくなるので、τ=1で得られる結果は許容可能に最適に近い。
アルゴリズムは、サイズN=64であって、Nact=45個のアクティブサブキャリアとK=8個の予約済みトーンとを有するOFDMシステムについてテストされた。オーバーサンプリング比はL=8である。図5は、ツリー/球探索TRおよびTR−AS戦略の相補CDFを比較し、図6は、異なる複雑性に対する10-4のCCDFでの2つの方式のPAPR値を示す。大きい複雑性の制限内での2つの方式間のPARPの約1dBの差が図5から観察され得る。
上述の整数IFFT計算などのいくつかの最適化戦略を実装することによって、性能がさらに改善され得ることを考慮すれば、球探索アルゴリズムの複雑性を分析することは容易ではない。これを考慮して、図6および図7では、2つの曲線が異なるx軸に対してプロットされている。具体的には、TR−AS方式では、反復の回数が考慮され、一方、球探索では、アルゴリズムによって訪問されたリーフノードの数がカウントされる。図6から分かるように、所与のレベルのPAPR低減を達成する複雑性は、実施形態のツリー探索/球符号化器において、既知のTR−ASアルゴリズムと比較した場合にかなり低減される。
図7は、異なるレベルの複雑性において2つの方式によって達成される電力増幅器効率を比較している。前の結果と同様に、同じ2重のx軸プロットが使用されている。クラスB PAとDoherty PAの両方で、最高のPA効率が球探索アルゴリズムによって約100万の訪問リーフノードで達成される。実施形態のツリー/球探索方法は、事前設定された制限内の最適解に収束し、既存のTRアルゴリズム、すなわちTR−ASのベストを凌ぐことが示されている。
特定の実施形態が説明されたが、これらの実施形態は単なる例として提示されており、本発明の範囲を限定するものではない。実際には、本明細書に記載の新規のデバイスおよび方法は、種々の他の形態で具現化され得、さらに、本発明の精神から逸脱することなく、本明細書に記載されたデバイス、方法および製品の形態の様々な省略、置換および変更がなされ得る。添付の特許請求の範囲およびそれらの等価物は、本発明の範囲および精神に含まれるそのような形態または修正を包含するものとする。

Claims (15)

  1. OFDM信号のPAPRを低減するための、以下TRと称されるトーン予約方法であって、
    使用されるTRトーンの複数の可能な値を決定することと、
    TRトーン当たりの平均電力が、データ送信に使用されるトーン当たりの平均電力を超えないという第1の制約と、前記TRトーンの選択された値がPAPRを低減するという第2の制約との下で、前記可能な値の一部または全部にわたってツリー探索を行うことと
    を備える、トーン予約方法。
  2. 第1の探索半径を決定して、データ信号を中心とし前記第1の探索半径を有する探索球について、前記球内の前記TRトーンの前記可能な値が、前記TRトーンの前記平均電力がデータ送信に使用される前記トーンの前記平均電力を超えないようなものとなるようにすること、および/または、
    第2の探索半径を決定して、前記データ信号を中心とし前記第2の探索半径を有する探索球について、前記球内の前記TRトーンの前記可能な値が、選択可能な値がPAPRを低減するようなものとなるようにすること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1および第2の探索半径のうちの小さい方を探索半径として選択し、前記選択された半径を前記データ信号のノルムだけ減少させることをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ツリー探索において、TRトーンの値が各探索ステップにおいて選択され、探索ステップが、
    前記第1および第2の制約の下で探索範囲を選択し、以前に選択されたTRトーン値を考慮することと、
    前記探索範囲内の前記複数の可能な値の一部または全部にわたって探索を行うことと
    を備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記探索半径を縮小して、任意の以前に選択された値と併用された場合に前記第1の制約を満たす前記可能な値のみが、前記縮小された半径を有する球に入るようにすることによって、前記探索範囲の終点を決定することをさらに備え、ここにおいて、前記縮小された探索半径が前記データ信号を中心とする、請求項4に記載の方法。
  6. 所定数の探索ステップが実行された場合、または前記探索に対して事前に割り振られた許容時間が経過した場合に、前記探索を終了することをさらに備える、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. プロセッサによって実行するための命令を記憶する非一時的データキャリアであって、前記命令が、前記プロセッサによって実行された場合に、前記プロセッサに請求項1から6のいずれかに記載の方法を実行させる、非一時的データキャリア。
  8. OFDM送信機用のPAPR低減ユニットであって、前記PAPR低減ユニットが、送信される信号を取得または受信するための入力と、前記信号のPAPR低減バージョンを送信するための出力と、プロセッサと、前記プロセッサによって実行するためのコードを記憶するメモリとを備え、前記プロセッサが、前記コードを実行する場合に、
    以下TRと称されるトーン予約に基づくPAPR低減に使用するためのTRトーンの複数の可能な値を決定し、
    TRトーン当たりの平均電力が、データ送信に使用されるトーン当たりの平均電力を超えないという第1の制約と、前記TRトーンの選択された値がPAPRを低減するという第2の制約との下で、前記可能な値の一部または全部にわたってツリー探索を行う
    ように構成される、PAPR低減ユニット。
  9. 前記プロセッサが、
    第1の探索半径を決定して、データ信号を中心とし前記第1の探索半径を有する探索球について、前記球内の前記TRトーンの前記可能な値が、前記TRトーンの前記平均電力がデータ送信に使用される前記トーンの前記平均電力を超えないようなものとなるようにし、および/または、
    第2の探索半径を決定して、前記データ信号を中心とし前記第2の探索半径を有する探索球について、前記球内の前記TRトーンの前記可能な値が、選択可能な値がPAPRを低減するようなものとなるようにする
    ようにさらに構成される、請求項8に記載のPAPR低減ユニット。
  10. 前記プロセッサが、前記第1および第2の探索半径のうちの小さい方を探索半径として選択し、前記選択された半径を前記データ信号のノルムだけ減少させるようにさらに構成される、請求項9に記載のPAPR低減ユニット。
  11. 前記プロセッサが、前記ツリー探索の各探索ステップにおいて、TRトーンの値を選択するようにさらに構成され、前記プロセッサが、各探索ステップにおいて、
    前記第1および第2の制約の下で探索範囲を選択し、以前に選択されたTRトーン値を考慮し、
    前記探索範囲内の前記複数の可能な値の一部または全部にわたって探索を行う
    ようにさらに構成される、請求項10に記載のPAPR低減ユニット。
  12. コントローラが、前記探索半径を縮小して、任意の以前に選択された値と併用された場合に前記第1の制約を満たす可能な値のみが、前記縮小された半径を有する球に入るようにすることによって、前記探索範囲の終点を決定するようにさらに構成され、ここにおいて、前記縮小された探索半径が前記データ信号を中心とする、請求項11に記載のPAPR低減ユニット。
  13. 前記コントローラが、所定数の探索ステップが実行された場合、または前記探索に対して事前に割り振られた許容時間が経過した場合に、前記探索を終了するようにさらに構成される、請求項8から12のいずれかに記載のPAPR低減ユニット。
  14. 変換用のデータを受信するための入力と、前記データからOFDM信号を生成するように構成されるOFDM変調器と、請求項8から13のいずれかに記載のPAPR低減ユニットとを備える、変換器。
  15. 請求項14に記載の変換器と、前記PAPR低減ユニットから出力信号を受信するために接続される電力増幅器と、前記電力増幅器から増幅信号を受信するために接続される送信アンテナとを備えるOFDM送信機であって、アクセスポイント、基地局、TV放送局またはウェアラブルデバイスである、OFDM送信機。
JP2017541912A 2015-10-16 2015-10-16 Ofdmシステムにおけるpapr低減のためのツリー探索トーン予約 Expired - Fee Related JP6559789B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/GB2015/053089 WO2017064448A1 (en) 2015-10-16 2015-10-16 Tone reservation based on tree search for papr reduction in ofdm systems

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018511963A true JP2018511963A (ja) 2018-04-26
JP6559789B2 JP6559789B2 (ja) 2019-08-14

Family

ID=54345532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017541912A Expired - Fee Related JP6559789B2 (ja) 2015-10-16 2015-10-16 Ofdmシステムにおけるpapr低減のためのツリー探索トーン予約

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10122560B2 (ja)
JP (1) JP6559789B2 (ja)
WO (1) WO2017064448A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11770283B2 (en) * 2020-06-30 2023-09-26 Qualcomm Incorporated Selecting the location of peak reduction tones for reducing a peak-to-average power ratio of a wireless transmission
US11765011B2 (en) 2021-07-06 2023-09-19 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for transmitting and receiving data

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090323513A1 (en) * 2008-06-29 2009-12-31 Hujun Yin Weighted tone reservation for ofdm papr reduction
JP2012509645A (ja) * 2008-11-20 2012-04-19 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 多重キャリア変調受信機におけるチャネル推定及びピーク対平均電力比低減

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090323513A1 (en) * 2008-06-29 2009-12-31 Hujun Yin Weighted tone reservation for ofdm papr reduction
JP2012509645A (ja) * 2008-11-20 2012-04-19 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 多重キャリア変調受信機におけるチャネル推定及びピーク対平均電力比低減

Also Published As

Publication number Publication date
US20180034675A1 (en) 2018-02-01
WO2017064448A1 (en) 2017-04-20
JP6559789B2 (ja) 2019-08-14
US10122560B2 (en) 2018-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5161368B2 (ja) Ofdm信号のpaprを低減するための方法およびシステム
RU2729773C1 (ru) Способ и устройство кодирования полярным кодом, беспроводное устройство и машиночитаемый носитель
CN107210807B (zh) 低复杂度多址接入码检测方法、检测器和接收器
JP7208917B2 (ja) Ofdmおよびmimo-ofdmのための効率的なピーク対平均電力低減
US11606233B2 (en) Distributed radio system
JP6259918B2 (ja) マルチキャリアのピーク抑圧処理方法及び装置
GB2477986A (en) Method and apparatus for crest factor reduction
CN101262461A (zh) Ofdm调制装置
TWI410094B (zh) 傳送器及其方法
CN104753848A (zh) 一种用于光通信dco-ofdm系统低复杂度峰均比抑制方法
Janaaththanan et al. A gradient based algorithm for PAPR reduction of OFDM using tone reservation technique
JP6559789B2 (ja) Ofdmシステムにおけるpapr低減のためのツリー探索トーン予約
JP6202218B2 (ja) 信号伝送装置及びマルチキャリア通信システム
KR20190066435A (ko) 신호 왜곡 저감 장치 및 방법
CN104320371A (zh) 降低ofdma上行链路峰均功率比的系统及方法
US10320599B2 (en) Method of and apparatus for providing a multi-carrier modulated signal
KR102467153B1 (ko) Ofdma 기반 무선 전력 통신 네트워크를 위한 에너지 효율적인 자원 할당 방법 및 그 장치
Omidi et al. PAPR reduction in OFDM systems: Polynomial-based compressing and iterative expanding
CN102522957A (zh) 一种改善射频功率放大器预失真性能的方法
CN107800446B (zh) 通信中的信号处理方法和设备
García-Otero et al. PAPR reduction in SFBC MIMO MC-CDMA systems via user reservation
TWI449364B (zh) 一種用以降低一多載波分碼多重接取系統之峰均值功率比的方法
US11979198B2 (en) Method and system for enabling real-time adaptive radio frequency transmitter optimization
KR101415202B1 (ko) 보간 기법과 고속 푸리에 변환을 이용한 이산 푸리에변환을 위한 장치 및 방법
JP7109660B2 (ja) Dft-s-ofdmのためのシンボル組み込みスキーム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190717

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6559789

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees